JP2006148770A - 画像処理装置 - Google Patents

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JP2006148770A JP2004338957A JP2004338957A JP2006148770A JP 2006148770 A JP2006148770 A JP 2006148770A JP 2004338957 A JP2004338957 A JP 2004338957A JP 2004338957 A JP2004338957 A JP 2004338957A JP 2006148770 A JP2006148770 A JP 2006148770A
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Atsuko Kido
敦子 紀戸
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Abstract

【課題】 1回で読取ることのできないサイズの原稿の複写における合成処理の処理効率を向上する画像処理装置を提供する。
【解決手段】 原稿を構成する複数の部分画像を読取って得られた複数の部分画像データを合成する画像処理装置において、部分画像データの配置と読取り順序とを予め関連づけて記憶した配置記憶手段と、前記複数の部分画像を読取る読取手段と、前記読取手段にて得られた複数の部分画像データと、読取り順序とを関連づけて記憶する部分画像データ記憶手段と、前記部分画像データ記憶手段に記憶された読取り順序と、前記配置記憶手段に記憶された読取り順序とに基づいて、前記複数の部分画像データの配置を決定して合成する合成手段とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に1回で読取ることのできないサイズの原稿を、複数の部分画像に分割して読取り、読取った画像データを合成する画像処理装置に関する。
従来より、1回で読取ることのできないサイズの原稿を、複数の部分画像に分割して読取り、読取った複数の部分画像データを接合して合成する画像処理装置が提案されている。
これは、原稿の各部分画像における余白部の位置が特定できる点と、接合されるべき辺の付近の画像が、隣接する部分画像間で相互に類似しているという点とを利用して、複数の部分画像データを接合して合成するという技術である(特許文献1参照)。
特開平09−121277号公報
しかしながら、上述した従来技術においては、原稿の各部分画像における余白部の位置の特定は、画像密度の算出、比較処理を必要とし、合成処理が複雑であり、処理効率が悪い。
また、通常、これらの画像処理装置には、読取りの基点が1ヶ所しかないため、原稿の複数の部分画像を合成する場合、原稿を原稿台の読取り面に載置する載置方向によって、合成画像は原稿と異なってくるので、載置方向に思考を凝らせなければならず、載置操作が面倒である。
そこで、本発明は、1回で読取ることのできないサイズの原稿の複写における合成処理の処理効率を向上すると共に、原稿の載置操作の利便性を改善した画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、原稿を構成する複数の部分画像を読取って得られた複数の部分画像データを合成する画像処理装置を前提としている。
本発明は、部分画像データの配置と読取り順序とを予め関連づけて記憶した配置記憶手段と、前記複数の部分画像を読取る読取手段と、前記読取手段にて得られた複数の部分画像データと、読取り順序とを関連づけて記憶する部分画像データ記憶手段と、前記部分画像データ記憶手段に記憶された読取り順序と、前記配置記憶手段に記憶された読取り順序とに基づいて、前記複数の部分画像データの配置を決定して合成する合成手段とを備えた構成としている。
このようにすれば、1回で読取ることのできない原稿を複数の部分画像に分割して読取り、読取った部分画像データを読取り順序に関連づけた配置で合成するので、合成処理が簡易化され、処理効率を向上することができる。
また、前記部分画像のサイズを取得するサイズ取得手段と、原稿台の読取り面における読取りの基点を複数ヶ所分、それぞれ読取り順序と予め関連づけて記憶する基点記憶手段を備え、前記読取り手段は、読取り順序に対応する基点を前記基点記憶手段より取得し、当該基点より前記部分画像のサイズに対応する前記原稿台の読取り面の領域を読取る構成としてもよい。
このようにすれば、読取り順序に関連付けた読取りの基点が複数ヶ所あるので、原稿の載置操作の利便性を改善できる。
また、前記基点を示唆する示唆手段を備えた構成としてもよい。このようにすれば、ユーザが読取りの基点を容易に察知できるので、読取りにおける原稿の載置操作の利便性がさらに向上する。なお、原稿台の読取り面の全領域を表す画像をディスプレイに表示し、前記読取りの基点に対応する位置近傍の所定領域の表示色を、他の領域の表示色と区別できるように表示して示唆する構成としてもよいし、前記読取りの基点に対応する位置の近傍に配設された発光体を発光させて示唆する構成としてもよい。
また、前記複数の部分画像データの回転編集、配置編集を行う編集手段を備えた構成としてもよい。このようにすれば、例えば、読取り順序を誤ったとしても、後から編集できるので、ユーザの意図するように合成することができる。
1回で読取ることのできない原稿を複数の部分画像に分割して読取り、読取った部分画像データを読取り順序に関連づけた配置で合成するので、合成処理が簡易化され、処理効率を向上することができる。さらに、読取り順序に関連付けた読取りの基点が複数ヶ所あるので、原稿の載置操作の利便性を改善できる。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって詳細に説明する。
図1は本願発明の実施の形態における画像処理装置の概略ブロック図であり、図2は本願発明の実施の形態における画像処理装置の動作を示すフロー図である。
以下では、ユーザは、面積において、原稿台の読取り面よりも大きく、当該原稿台の読取り面の4倍以下の不定形の原稿を複写する場合について説明する。
ユーザはまず出力する用紙サイズを、出力サイズ設定手段1より、例えばA4と設定し(S1)、次に分割モード設定手段2により、例えば4分割モードを設定する(S2)。
上記のように4分割モードが設定されると、読取手段3は、設定された分割値「4」を、当該読取手段3に内蔵されたカウンタの読取り順序を表すカウンタ値の上限値として設定すると共に、カウンタ値を「1」にする。
次にユーザが原稿を4つ折りにして、当該4つ折りの状態で原稿台の読取り面20の任意の位置にセットしてスタートキーを押下すると、サイズ取得手段4はスキャンを実行し、4つに等分割して得られる部分画像のサイズを取得する(S3)。
サイズ取得手段4は取得した部分画像のサイズを4倍することで、原稿サイズを算出し、当該算出した原稿サイズと上記出力サイズ設定手段1より設定した出力サイズに基づいて、縮小倍率を算出する(S4)。
上記縮小倍率の算出が終了すると、その旨を受けて読取手段3は、カウンタ値「1」を表す信号を示唆手段5に入力し、当該示唆手段5はその信号に基づいて、基点記憶手段6から示唆する読取りの基点を取得する。
ここで、上記読取りの基点となる位置は、図3(a)に示す、原稿台の読取り面20の上角αと下角βである。なお、基点の位置は原稿台の読取り面の任意の位置としてよい。
上記基点記憶手段6は、カウンタ値に関連づけた4ヶ所分の読取りの基点を、図4に示すような基点テーブル6aに予め記憶している。
上記示唆手段5は、上記基点記憶手段6から上記カウンタ値「1」に対応する1番目の読取りの基点αを取得すると、当該1番目の読取りの基点αを示唆する(S5)。
上記示唆は、図3(b)に示すように、原稿台の読取り面20の全領域を表す画像をディスプレイに表示し、上記読取りの基点αに対応する位置近傍の所定領域の表示色を、他の領域の表示色と区別できるように表示して行われる。
なお、上記示唆は、予めカウンタ値に関連づけた4ヶ所分の読取りの基点に対応する位置の近傍に配設された発光体を発光させて行われる構成としてもよい。
次に、ユーザは4つ折りの状態の原稿を広げて、図5(a)〜(d)に示す手順で読取りを行う。なお、図(a)〜(d)は原稿の載置状態を上方から見た模式図である。
図5(a)に示すように、部分画像Aを上記示唆された1番目の読取りの基点αに位置合わせして載置し、スタートキーを押下して1番目の読取りを実行すると、読取手段3は当該部分画像Aを、サイズ取得手段4で算出した縮小倍率で読取る(S6)。
上記1番目の読取りが終了すると、上記読取手段3は、読取った部分画像データをカウンタ値「1」と共に部分画像データ記憶手段7に転送し、当該転送された部分画像データは、図6に示すように、部分画像テーブル7aに、カウンタ値「1」と関連づけて記憶される(S7)。
さらに、上記読取手段3は、上記部分画像データ記憶手段7へ転送すると共に、カウンタ値をインクリメントして「2」にする。
上記のようにインクリメントして得られたカウンタ値「2」を表す信号は、上記示唆手段5に入力され、当該示唆手段5は2番目の読取りの基点βを示唆し、図5(b)に示すように、ユーザが部分画像Bを当該示唆された2番目の読取りの基点βに位置合わせして載置し、スタートキーを押下して2番目の読取りを実行すると、読取手段3は当該部分画像Bを、サイズ取得手段4で算出した縮小倍率で読取る。
上記2番目の読取りが終了すると、上記読取手段3は、読取った部分画像データをカウンタ値「2」と共に部分画像データ記憶手段7に転送し、当該転送された部分画像データはカウンタ値「2」と関連づけて記憶される。
さらに、上記読取手段3は、上記部分画像データ記憶手段7へ転送すると共に、カウンタ値をインクリメントして「3」にする。
上記のようにインクリメントして得られたカウンタ値「3」を表す信号は、上記示唆手段5に入力され、3番目の読取りの基点βを示唆し、ユーザが原稿を180°回転させて、図5(c)に示すように、部分画像Cを当該示唆された3番目の読取りの基点βに位置合わせして載置し、スタートキーを押下して3番目の読取りを実行すると、読取手段3は当該部分画像Cを、サイズ取得手段4で算出した縮小倍率で読取る。
上記3番目の読取りが終了すると、上記読取手段3は、読取った部分画像データをカウンタ値「3」と共に部分画像データ記憶手段7に転送し、当該転送された部分画像データはカウンタ値「3」と関連づけて記憶される。
さらに、上記読取手段3は、上記部分画像データ記憶手段7へ転送すると共に、カウンタ値をインクリメントして「4」にする。
上記のようにインクリメントして得られたカウンタ値「4」を表す信号は、上記示唆手段5に入力され、4番目の読取りの基点αを示唆し、ユーザが図5(d)に示すように、部分画像Dを当該示唆された4番目の読取りの基点αに位置合わせして載置し、スタートキーを押下して4番目の読取りを実行すると、読取手段3は当該部分画像Dを、サイズ取得手段4で算出した縮小倍率で読取る。
上記4番目の読取りが終了すると、上記読取手段3は、読取った部分画像データをカウンタ値「4」と共に部分画像データ記憶手段7に転送し、当該転送された部分画像データはカウンタ値「4」と関連づけて記憶される。
さらに、上記読取手段3は、上記部分画像データ記憶手段7へ転送すると共に、カウンタ値の上限値「4」に達しているカウンタをリセットし、カウンタ値を「0」とする(S8)。
上記カウンタ値「0」を表す信号は、合成手段8に入力され、当該合成手段8はカウンタ値「0」を読取りの終了と認識して、読取手段3で読取った部分画像A、B、C、Dに対応する4つの部分画像データを合成する。
上記合成手段8は、図7(a)に示すような部分画像データの配置を、図7(b)に示すように、カウンタ値と関連づけて配置テーブル9aに予め記憶する配置記憶手段9を参照する。
上記配置記憶手段9の参照結果に基づいて、部分画像データ記憶手段7に記憶された4つ部分画像データの配置を、カウンタ値に対応するように決定して合成する(S9)。なお、このとき、部分画像C、Dに対応する部分画像データを180°回転させて合成する。
上記合成手段8は、合成して得られた合成画像データの表す合成画像をディスプレイにプレビュー表示し(S10)、ユーザは表示された合成画像を確認して、編集しないのであればそのまま出力手段10により出力する(S11→S12)。
また、表示された合成画像を確認して、例えば、読取り順序を誤った等の理由により、ユーザの意図する合成画像でない場合は、編集手段11により、4つの部分画像データの回転編集、配置編集を行い、出力手段10により出力する(S11→S13)。
このようにすれば、1回で読取ることのできない原稿を複数の部分画像に分割して読取り、読取った部分画像データを読取り順序に関連づけた配置で合成するので、合成処理が簡易化され、処理効率を向上することができる。
また、読取り順序に関連付けた読取りの基点が複数ヶ所あるので、原稿の載置操作の利便性を改善できる。
また、読取りの基点を示唆する示唆手段を備えた構成としたので、ユーザが読取りの基点を容易に察知でき、読取りにおける原稿の載置操作の利便性がさらに向上する。
また、編集手段を備えた構成としたので、例えば、読取り順序を誤ったとしても、後から編集できるので、ユーザの意図するように合成することができる。
なお、上記実施の形態では、不定形サイズの原稿を複写する場合、サイズ取得手段6は、不定形サイズの部分画像のサイズをスキャンして取得し、原稿サイズを算出する場合について説明したが、ユーザの手入力により、原稿サイズを取得する構成としてもよい。なお、定形サイズの原稿を複写する場合は、ユーザが選択した定形サイズを原稿サイズとして取得すればよい。
上記実施の形態で説明した構成は、単に具体例を示すものであり、本願発明の技術的範囲を制限するものではない。本願の効果を奏する範囲において、任意の構成を採用することが可能である。
1回で読取ることのできない原稿を複数の部分画像に分割して読取り、読取った部分画像データを読取り順序に関連づけた配置で合成するので、合成処理が簡易化され、処理効率を向上する画像処理装置の提供が可能となり、有用である。さらに、読取り順序に関連付けた読取りの基点が複数ヶ所あるので、原稿の載置操作の利便性を改善できる画像処理装置の提供が可能となり、有用である。
本発明の実施の形態における画像処理装置の概略ブロック図である。 本発明の実施の形態における画像処理装置の動作を示すフロー図である。 読取りの基点を示す模式図である。 基点テーブルを示す図である。 原稿の載置状態を上方から見た模式図である。 部分画像テーブルを示す図である。 部分画像データの配置と配置テーブルを示す図である。
符号の説明
3 読取手段
4 示唆手段
5 基点記憶手段
6 サイズ取得手段
7 部分画像データ記憶手段
8 合成手段
9 配置記憶手段
11 編集手段

Claims (6)

  1. 原稿を構成する複数の部分画像を読取って得られた複数の部分画像データを合成する画像処理装置において、
    部分画像データの配置と読取り順序とを予め関連づけて記憶した配置記憶手段と、
    前記複数の部分画像を読取る読取手段と、
    前記読取手段にて得られた複数の部分画像データと、読取り順序とを関連づけて記憶する部分画像データ記憶手段と、
    前記部分画像データ記憶手段に記憶された読取り順序と、前記配置記憶手段に記憶された読取り順序とに基づいて、前記複数の部分画像データの配置を決定して合成する合成手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記部分画像のサイズを取得するサイズ取得手段と、
    原稿台の読取り面における読取りの基点を複数ヶ所分、それぞれ読取り順序と予め関連づけて記憶する基点記憶手段を備え、
    前記読取り手段は、読取り順序に対応する読取りの基点を前記基点記憶手段より取得し、当該読取りの基点より前記部分画像のサイズに対応する前記原稿台の読取り面の領域を読取る請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記読取りの基点を示唆する示唆手段を備えた請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記示唆手段は、原稿台の読取り面の全領域を表す画像をディスプレイに表示し、前記読取りの基点に対応する位置近傍の所定領域の表示色を、他の領域の表示色と区別できるように表示して示唆する請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記示唆手段は、前記読取りの基点に対応する位置の近傍に配設された発光体を発光させて示唆する請求項3記載の画像処理装置。
  6. 前記複数の部分画像データの回転編集、配置編集を行う編集手段を備えた請求項1、2、3、4又は5記載の画像処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007139024A1 (ja) 2006-05-29 2007-12-06 The Nisshin Oillio Group, Ltd. 脂質代謝改善用組成物

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