JP2006148515A - 遅延回路及び発振回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の課題は、電流源の設定電流が小さい場合でも高精度な遅延時間を得ることができる遅延回路及び発振回路を提供することである。
【解決手段】 電流値が設定可能な電流源(I1)と、電流源によって充電されるコンデンサ(C1)と、コンデンサに蓄積されたの電荷を放電するスイッチング素子(M1〜M10)と、コンデンサの充電電圧と基準電圧とを比較するコンパレータ(CMP1)とを備え、スイッチング素子がオフしてコンデンサの充電を開始し、コンデンサの電圧が基準電圧に達するまでの時間を遅延時間として出力する遅延回路において、電流源の設定電流値が小さい場合は、スイッチング素子のリーク電流を少なくしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンデンサの充電時間を利用した遅延回路及び遅延回路を使用した発振回路に関する。
特許文献1には、駆動パルスの出力により読取センサを駆動させる画像読取装置において、遅延回路を通して駆動パルスを出力することで、駆動タイミングの調整を行う技術が開示されている。
図6に従来の遅延回路の例を示す。一般に遅延回路は電流値が設定可能な電流源(I1)、コンデンサ(C1)、基準電圧(Vref)、コンパレータ(CMP1)、コンデンサ(C1)の電荷放電用MOSFET(M1)、MOSFET(M1)のゲート電圧を制御するスイッチ(SW)で構成されている。
電流源(I1)はコンデンサ(C1)の一端に接続され、コンデンサ(C1)を充電する。コンデンサ(C1)の他端は電源(Vss)に接続されている。また、コンデンサ(C1)と電流源(I1)の交点はコンパレータ(CMP1)の非反転入力(+)に接続されている。コンパレータ(CMP1)の反転入力(-)には基準電圧(Vref)が接続されている。基準電圧(Vref)の他端は電源(Vss)に接続されている。コンデンサ(C1)の両端にはMOSFET(M1)のドレインとソースが接続されている。MOSFET(M1)のゲートには切り換えスイッチ(SW)の共通端子(C)が接続されている。切り換えスイッチ(SW)の一方の端子(A)は電源(Vdd)に、他方の端子(B)は電源(Vss)に接続されている。切り換えスイッチ(SW)が端子(A)側に有る場合は、MOSFET(M1)のゲート電圧がハイレベル(Vdd)となり、MOSFET(M1)はオンとなる。このため、コンデンサ(C1)の電荷はMOSFET(M1)により放電されコンパレータ(CMP1)の非反転入力端子(+)の電圧は基準電圧(Vref)より下がり、コンパレータ(CMP1)の出力はローレベルとなる。切り換えスイッチ(SW)が端子(A)側から端子(B)側に切り替わると、MOSFET(M1)のゲート電圧はローレベル(Vss)になり、MOSFET(M1)はオフとなる。このため、コンデンサ(C1)は電流源(I1)からの電流で充電され、コンデンサ(C1)の電圧は徐々に上昇する。
コンデンサ(C1)の電圧が基準電圧(Vref)を超えると、コンパレータ(CMP1)の出力はハイレベルに変化する。すなわち、切り換えスイッチ(SW)が端子(A)側から端子(B)側に切り替わってから、コンパレータ(CMP1)の出力が反転するまでの時間が遅延時間として利用される。MOSFET(M1)のゲート電圧の制御を切り換えスイッチで説明したが、通常は電気回路で発生する電気信号で行われる。
特開平9−23309号公報
しかしながら、近年回路の省電力化が進んできたため、電流源(I1)から出力される電流値の設定が1nA以下の微少電流も当たり前になってきている。このように電流源(I1)からの電流値が微少電流になると、従来技術の回路では以下のような課題が発生した。
コンデンサ(C1)の電荷放電用のMOSFET(M1)は、ゲート電圧をローレベルに保持していても、ドレイン−ソース間に僅かにリーク電流が流れる。MOSFETのリーク電流は、超微細加工に伴うショートチャネルに拠るものを除けば、一般的に、MOSFETのサイズが大きくなるほどリーク電流も多く流れる。そのため、電流源(I1)の電流値を非常に小さい値にすると、コンデンサ(C1)充電時におけるMOSFET(M1)のリーク電流が無視できなくなり、遅延時間が設計値に比べ長くなってしまうという問題が発生した。
この対策のため、MOSFET(M1)のサイズを小さくすると、電流ドライブ能力が小さくなり、コンデンサ(C1)を放電する時間が長く掛かるようになる。このように放電時間が長い遅延回路を発振回路などに応用すると、コンデンサ(C1)の放電時間が余分に加わり周波数が設計値より大幅に低くなってしまうという問題も生じる。
本発明は、電流源の設定電流が小さい場合でも高精度な遅延時間を得ることができる遅延回路及び発振回路を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、電流値が設定可能な電流源と、電流源によって充電されるコンデンサと、コンデンサに蓄積されたの電荷を放電するスイッチング素子と、コンデンサの充電電圧と基準電圧とを比較するコンパレータとを備え、スイッチング素子がオフしてコンデンサの充電を開始し、コンデンサの電圧が基準電圧に達するまでの時間を遅延時間として出力する遅延回路において、電流源の設定電流値が小さい場合は、スイッチング素子のリーク電流を少なくすることを特徴とする。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、スイッチング素子は複数のMOSFETと、それぞれのMOSFETに直列接続されたヒューズとからなり、電流源の設定電流が小さい場合には、ヒューズの切断数を増やしてコンデンサの電荷放電に使用するMOSFETの素子数又はMOSFETのチップ面積の和を少なくしていることを特徴とする。
請求項3に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、スイッチング素子は複数のMOSFETと、MOSFETに直列接続されたヒューズとからなり、複数のMOSFETの少なくとも一つのMOSFETはヒューズに接続せずに、直接コンデンサに並列接続しており、電流源の設定電流が小さい場合には、ヒューズの切断数を増やしてコンデンサの電荷放電に使用するMOSFETの素子数又はMOSFETのチップ面積の和を少なくしていることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、電流源は、一定の電流値を出力する基準電流源と、複数のMOSFETを有するカレントミラー回路とを備え、カレントミラー回路内のMOSFETの数を調整して出力する電流源の電流値を変更することを特徴とする。
請求項5に記載された発明は、請求項2に記載の発明において、電流源から出力される電流値とスイッチング素子のリーク電流値との比を比較しており、リーク電流値と電流源の電流値との比が予め設定された値を超えた場合は、MOSFETに直列に接続されたヒューズを切断してリーク電流値を小さくすることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の遅延回路と、遅延回路からの出力信号でトリガーされるパルス発生回路とを備え、パルス発生回路の出力信号によってスイッチング素子のON/OFF制御を行っていることを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項6に記載の発明において、パルス発生回路から出力される出力パルス幅は、遅延回路から出力される遅延時間と略比例してあり、電流源の電流値に応じてパルス発生回路の出力パルス幅を変更していることを特徴とする。
請求項8に記載された発明は、請求項6又は7に記載の発明において、パルス発生回路はコンデンサと、コンデンサを充電する電流源とを備え、コンデンサに充電する時間によって出力パルス幅を決定しており、パルス発生回路の電流源の電流値と遅延回路の電流源からの電流値とが比例することを特徴とする。
本発明によれば、電流源の設定電流が極めて小さい電流に設定されても、コンデンサの放電用スイッチング素子のリーク電流を小さくすることで、リーク電流によるコンデンサの充電時間に及ぼす影響を小さくでき、高精度な遅延時間を維持することができる。
遅延回路を発振回路に応用した場合にも、発振回路内で用いるパルス発生回路の単安定時間を遅延回路の遅延時間に比例するようにしたので、発振回路を高周波から低周波までどのように設定しても、最適な周波数精度が維持できる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1に示すように、本実施形態に係る遅延回路10は電流値が設定可能な電流源(I1)、コンデンサ(C1)、基準電圧(Vref)、コンパレータ(CMP1)、コンデンサ(C1)の電荷放電用MOSFET(スイッチング素子)(M1)、MOSFET(M1)のゲート電圧を制御するスイッチ(SW)で構成されている。
コンデンサ(C1)の電荷放電用MOSFETは複数備えており、電荷放電用MOSFET(M1)とMOSFET(M2)とMOSFET(M3)とを並列に配置し、MOSFET(M2)及びMOSFET(M3)のゲートをMOSFET(M1)のゲートと共通接続している。さらに、MOSFET(M2)にはトリミング用ヒューズ(F1)が、MOSFET(M3)にはトリミング用ヒューズ(F2)が、それぞれのドレインと電流源(I1)の間に接続されている。すなわち、トリミング用ヒューズを切断することで、コンデンサ(C1)の電荷放電用MOSFETの個数が調整できるようになっている。
次に、本実施の形態に係る遅延回路の動作について図2を参照に説明する。尚、図2中、実線はリークが多い場合の波形、破線はリークが少ない場合の波形を示している。遅延時間を短くする場合は、電流源(I1)の設定電流は大きくする。この場合は、電荷放電用MOSFET(M1〜M3)のリーク電流が大きくても、図2のAに示すように、充電時間には余り影響を及ぼさない。それよりもコンデンサ(C1)の電荷を放電する時間が短い方が優先するので、ヒューズ(F1)、(F2)は共に切断しないで、3個のMOSFET(M1〜M3)でコンデンサ(C1)の電荷を放電するようにしている。
遅延時間を長くする場合は、電流源(I1)の設定電流を小さくする。この場合は、MOSFET(M1〜M3)のリーク電流が、設定電流に比べ無視できない値であると、図2のBで示すようにリークが多い場合のコンデンサ(C1)の充電時間は設計値に比べ長くなってしまう。この場合、MOSFET(M3)に直列に接続されているトリミング用ヒューズ(F2)を切断する。すると、MOSFET(M3)のリーク電流の影響が無くなり、図2の破線で示す遅延時間1のように遅延時間が設計値に近づき、遅延時間の精度の改善が図れる。MOSFET(M3)のリーク電流の改善だけではまだ足りない場合は、MOSFET(M2)に直列に接続されているトリミング用ヒューズ(F1)も切断して、さらにリーク電流を減らすことで、遅延時間の精度の改善を図る。
なお、リーク電流を減らすためにMOSFET(M3)又はMOSFET(M2)を遅延回路10から切り離した結果、図2中Cに示すように、コンデンサ(C1)の放電時間が長くかかるようになるが、遅延時間自体が長くなっているので、放電時間が多少長くなっても影響は少ない。
次に図1に示す遅延回路1に用いる電流源(I1)について説明する。図3に示すように、電流源(I1)は基準電流源(I0)とMOSFET(M4)からMOSFET(M7)で構成されるカレントミラー回路20で構成されている。MOSFET(M4)から(M7)のゲートは全て共通接続され、MOSFET(M4)のドレインに接続されている。
MOSFET(M6)のドレインにはトリミング用ヒューズ(F3)、MOSFET(M7)のドレインにはトリミング用ヒューズ(F4)がそれぞれ接続されており、トリミング用ヒューズ(F3、F4)の他端はMOSFET(M5)のドレインに接続されており、MOSFET(M5〜M7)のドレイン電流の和が電流源(I1)の出力電流となる。すなわち、電流源(I1)の電流値は、基準電流源(I0)の電流値にカレントミラー回路20の比率を乗じた電流である。
カレントミラー回路20の右側はトリミング用ヒューズを切断することによって、カレントミラー回路20を構成しており、MOSFETの数を調整して、カレントミラー比を変えることができる。すなわち、電流源(I1)の電流値はトリミング用ヒューズを切断することで設定可能である。
図1の遅延回路10に図3の電流源を組み合わせた場合、MOSFET(M1〜M3)の素子サイズの比率とMOSFET(M5〜M7)の素子サイズの比率を同じに設定し、図3に示す電流源のトリミングを行わない場合は、図1の遅延回路10のトリミングも行わないようにする。また、図3に示す電流源のヒューズ(F4)を切断した場合は図1に示す遅延回路10のヒューズ(F2)を切断し、図3に示す電流源のヒューズ(F3)を切断した場合は、図1に示す遅延回路10のヒューズ(F1)を切断する。さらに、図3に示す電流源のヒューズ(F4、F3)を切断した場合は、図1に示す遅延回路10のヒューズ(F2、F1)を切断する。このように、電流源から出力される電流値とスイッチング素子の数を一定の比になるようにすることで、常に最適な遅延時間とリーク電流の関係を維持することができる。上記のように、図1の放電用MOSFETと、図3に示す電流源のカレントミラー回路20の右側の回路構成を同じにすることで電流源に比例したリーク電流を設定可能となる。
次に遅延回路10を発振回路40に応用した場合の実施例を説明する。図4で示す発振回路40は、図1で示した遅延回路10のコンパレータ(CMP1)の出力に単安定マルチバイブレータ回路(パルス発生回路)30を接続したものである。単安定マルチバイブレータ回路30の出力はコンデンサ(C1)放電用MOSFET(M1)から(M3)のゲートに接続されている。単安定マルチバイブレータ回路30にはタイミング時間を発生させるための電流源(I2)とコンデンサ(C2)が接続されている。
コンパレータ(CMP1)の出力がハイレベルになると、単安定マルチバイブレータ回路30はトリガーされ、ハイレベルを出力する。すると放電用MOSFET(M1〜M3)はオンとなり、コンデンサ(C1)の電荷を放電する。するとコンパレータ(CMP)の出力はローレベルに戻るが、単安定マルチバイブレータ回路30の出力は電流源(I2)の電流値とコンデンサ(C2)の容量で決まるのでハイレベルを維持する。
単安定マルチバイブレータ回路30から出力されるパルス幅は、コンデンサ(C1)の電荷を完全に放電するまでの時間を確保する必要があるが、電流源(I1)の電流値が最も小さい状態に合わせた場合は、電流源(I1)の電流値が大きい場合に比べて長すぎて適当でない。そのため、電流源(I1)の電流値に合わせて単安定マルチバイブレータ回路30の出力幅を変化させることが望ましい。
すなわち、電流源(I1)の電流値が大きい場合は、単安定マルチバイブレータ回路30の出力パルス幅を短くし、電流源(I1)の電流値が小さい場合は、単安定マルチバイブレータ回路30の出力パルス幅を長くする。そうすることで、遅延時間に対し適切な放電時間を確保でき、周波数精度のよい発振回路を得ることができる。
図5は単安定マルチバイブレータ回路30に使用する電流源(I2)と遅延回路10の電流源(I1)の実施例を示している。基準電流源(I0)から右側の回路構成は図3に示す回路図と同じである。左側の回路には、右側の回路と対象にMOSFET(M8)から(M10)が接続されている。MOSFET(M9)と(M10)のドレインにはトリミング用ヒューズ(F5)と(F6)が接続され他端はMOSFET(M8)のドレインに接続されている。
MOSFET(M4)とMOSFET(M8〜M10)はカレントミラー回路20を構成している。MOSFET(M8)のドレイン電流が電流源(I2)の出力電流となる。MOSFET(M5)とMOSFET(M8)、MOSFET(M6)とMOSFET(M9)、MOSFET(M7)とMOSFET(M10)の素子サイズはそれぞれ同じ比率になっており、右側回路のトリミング用ヒューズ(F3、F4)と左側回路のトリミング用ヒューズ(F5、F6)のトリミング状態を同じにすることで、遅延回路10の電流源(I1)と単安定マルチバイブレータ回路の電流源(I2)の電流値の比を同じにする。
このように、単安定マルチバイブレータ回路30の電流源(I2)の電流値と遅延回路10の電流源(I1)の電流値とが比例するようにしてあるので、遅延回路10の電流源(I1)の電流値が大きくなった場合には単安定マルチバイブレータ回路30の電流源(I2)の電流値が連動して大きくなり、遅延回路10の電流源の電流値が小さくなった場合には単安定マルチバイブレータ回路の電流源の電流値が連動して小さくなるので、高周波から低周波に至るまで、周波数の精度が良くなる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
図1のMOSFET(M1〜M3)の素子サイズや特性は必ずしも同じである必要は無く、例えば、素子サイズをM3>M2>M1のようにし、その比を100:10:1のようにすることで、電流源(I1)の電流設定範囲を広くすることができる。また、MOSFETの数も3個に限ることなく、任意の数のMOSFETを使用することができる。
さらに、図3ではMOSFET(M1)のドレインと電流源(I1)の間にトリミング用ヒューズが入っていないが、ヒューズを追加することも可能であり、この場合はMOSFETの素子サイズの変更と組み合わせることで、より適切なMOSFETの選択すなわちリーク電流の選択が可能になる。なお、ヒューズを設けないMOSFETを用意する場合は、最もリークの小さいMOSFETにするのが望ましい。
本実施形態に係る遅延回路図である。 本実施形態に係る遅延回路の動作説明図である。 本実施形態に係る遅延回路の電流源を示す回路図である。 遅延回路を発振回路に応用した場合を示す回路図である。 単安定マルチバイブレータ回路に使用している電流源と遅延回路の電流源を示す回路図である。 従来例に係る回路図である。
符号の説明
10 遅延回路
20 カレントミラー回路
30 単安定マルチバイブレータ回路(パルス発生回路)
40 発振回路
I1 電流源
C1 コンデンサ
CMP1 コンパレータ
SW スイッチ
M1〜M10 MOSFET(スイッチング素子)
F1、F2 トリミング用ヒューズ

Claims (8)

  1. 電流値が設定可能な電流源と、電流源によって充電されるコンデンサと、コンデンサに蓄積されたの電荷を放電するスイッチング素子と、コンデンサの充電電圧と基準電圧とを比較するコンパレータとを備え、スイッチング素子がオフしてコンデンサの充電を開始し、コンデンサの電圧が基準電圧に達するまでの時間を遅延時間として出力する遅延回路において、電流源の設定電流値が小さい場合は、スイッチング素子のリーク電流を少なくすることを特徴とする遅延回路。
  2. スイッチング素子は複数のMOSFETと、それぞれのMOSFETに直列接続されたヒューズとからなり、電流源の設定電流が小さい場合には、ヒューズの切断数を増やしてコンデンサの電荷放電に使用するMOSFETの素子数又はMOSFETのチップ面積の和を少なくしていることを特徴とする請求項1に記載の遅延回路。
  3. スイッチング素子は複数のMOSFETと、MOSFETに直列接続されたヒューズとからなり、複数のMOSFETの少なくとも一つのMOSFETはヒューズに接続せずに、直接コンデンサに並列接続しており、電流源の設定電流が小さい場合には、ヒューズの切断数を増やしてコンデンサの電荷放電に使用するMOSFETの素子数又はMOSFETのチップ面積の和を少なくしていることを特徴とする請求項1に記載の遅延回路。
  4. 電流源は、一定の電流値を出力する基準電流源と、複数のMOSFETを有するカレントミラー回路とを備え、カレントミラー回路内のMOSFETの数を調整して出力する電流源の電流値を変更することを特徴とする請求項1に記載の遅延回路。
  5. 電流源から出力される電流値とスイッチング素子のリーク電流値との比を比較しており、リーク電流値と電流源の電流値との比が予め設定された値を超えた場合は、MOSFETに直列に接続されたヒューズを切断してリーク電流値を小さくすることを特徴とする請求項2に記載の遅延回路。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の遅延回路と、遅延回路からの出力信号でトリガーされるパルス発生回路とを備え、パルス発生回路の出力信号によってスイッチング素子のON/OFF制御を行っていることを特徴とする発振回路。
  7. パルス発生回路から出力される出力パルス幅は、遅延回路から出力される遅延時間と略比例してあり、電流源の電流値に応じてパルス発生回路の出力パルス幅を変更していることを特徴とする請求項6に記載の発振回路。
  8. パルス発生回路はコンデンサと、コンデンサを充電する電流源とを備え、コンデンサに充電する時間によって出力パルス幅を決定しており、パルス発生回路の電流源の電流値と遅延回路の電流源からの電流値とが比例することを特徴とする請求項6又は7に記載の発振回路。
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