JP2006148459A - データ記録システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、データ記録システムに関し、ノードと記録装置との間の多重通信線の通信量を増やすことなく、記録装置に記録されるデータの詳細化を図ることを目的とする。
【解決手段】 複数のノード10からそれぞれ予め定められた周期で多重通信線12に対して送出されるデータをサンプリングして記録装置14に記録するデータ記録システムにおいて、通常時よりも詳細なデータの記録が要求される際、多重通信線12に接続された外部の診断装置等から各ノード10に対して指令を発行することにより、一以上の所定ノード10から他の一以上の所定ノード10へ、多重通信線12に対してデータを送出する権利の一部又は全部を譲渡させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データ記録システムに係り、特に、複数のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出されるデータをサンプリングして記録装置に記録するうえで好適なデータ記録システムに関する。
従来より、車両事故後の故障診断のために、車内LANを介して接続された複数の制御装置から出力されるデータを記録装置に記録するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムにおいては、車両の走行が開始されると、以後、定期的に、エンジン制御装置やABS制御装置,ドア制御装置などの複数の制御装置から車内LANに対して記録装置宛てのデータが出力されて、記録装置がそれらの出力データを記録する。この記録装置に記録されたデータは、例えば車両事故時の車両挙動や運転者の操作状況を解析するのに用いられる。
特開2002−330149号公報
ところで、複数の制御装置及び記録装置が単一の車内LANを介して接続される上記のシステムにおいては、車内LANを介した制御装置間や制御装置と記録装置との間における単位時間当たりの通信容量に制約がある。また、記録装置が車内LANに流れたデータを受信できる単位時間当たりの記憶受付量にも制約がある。このため、上記の如く複数の制御装置から車内LANを介した記録装置へのデータ出力が予め定められた周期で定期的に行われる構成では、各制御装置からの出力頻度の総数には上限ができ、更に、記録装置に単位時間当たりに有効に記録できるデータのサンプリング数にも上限ができる。
従って、かかる点を考慮すると、車両の故障診断を行ううえでは、各制御装置が自己の保有する全データ種類のうち代表的な種類のデータを記録装置に記録すべきデータとして車内LANへ出力せざるを得ない事態、或いは、データの出力間隔をある程度大きくせざるを得ない事態が生じ得る。しかし、かかる構成では、車両故障部位を絞り込む程度の簡易な故障診断は可能であっても、更に故障部位を特定したりその故障の原因を解析する等の故障診断を行うことは、記録装置に記録されるデータ種類の不足やデータの記録間隔の粗さに起因して困難となるおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、制御装置であると記録装置との間の多重通信線の通信量を増やすことなく、記録装置に記録されるデータの詳細化を図ることが可能なデータ記録システムを提供することを目的とする。
上記の目的は、請求項1に記載する如く、複数のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、所定の場合に、一以上の所定ノードから他の一以上の所定ノードへ、多重通信線に対してデータを送出する権利の一部又は全部を譲渡させるデータ記録システムにより達成される。
本発明において、所定の場合には、一以上の所定ノードの有する多重通信線に対してデータを送出する権利の一部又は全部が、他の一以上の所定ノードへ譲渡される。従って、データ送出権利を譲渡するノードの保有するデータが多重通信線に対して送出される頻度はその譲渡分だけ少なくなる一方で、データ送出権利を譲り受けるノードの保有するデータが多重通信線に対して送出される頻度はその譲受分だけ多くなる。この場合には、多重通信線に流れるデータ通信量の総量が増えることはなく、単位時間当たりに記録装置に記録されるデータの総量が変わることはないが、権利を譲り受けるノードの保有する特定のデータが詳細に記録装置に記録されることとなる。
また、上記の目的は、請求項2に記載する如く、一以上のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、所定の場合に、多重通信線に対して送出されるすべてのデータのうちの所定データ間で、多重通信線に対してデータを送出する権利の一部又は全部を譲渡させるデータ記録システムにより達成される。
本発明において、所定の場合には、一以上のノードから多重通信線に対して送出されるすべてのデータのうちの所定データ間で、多重通信線へのデータ送出権利の一部又は全部が譲渡される。従って、データ送出権利が譲渡されるデータが多重通信線に対して送出される頻度はその譲渡分だけ少なくなる一方で、データ送出権利を譲り受ける他のデータが多重通信線に対して送出される頻度はその譲受分だけ多くなる。この場合には、多重通信線に流れるデータ通信量の総量が増えることはなく、単位時間当たりに記録装置に記録されるデータの総量が変わることはないが、権利を譲り受けるデータが詳細に記録装置に記録されることとなる。
これらの場合、請求項3に記載する如く、請求項1又は2記載のデータ記録システムにおいて、前記権利の譲渡は、関連するノードに対する外部装置又は前記記録装置からの指令に基づいて行われることとすればよい。
更に、上記の目的は、請求項4に記載する如く、複数のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、所定の場合に、一以上の所定ノードの多重通信線へのデータ送出周期を低周期化させ、かつ、他の一以上の所定ノードの多重通信線へのデータ送出周期を高周期化させるデータ記録システムにより達成される。
本発明において、所定の場合には、一以上の所定ノードの多重通信線へのデータ送出周期が低周期化され、かつ、他の一以上の所定ノードの多重通信線へのデータ送出周期を高周期化される。従って、一以上の所定ノードの有するデータが多重通信線に対して送出される頻度はその分少なくなる一方で、他の一以上の所定ノードの有するデータが多重通信線に対して送出される頻度はその分大きくなる。この場合には、多重通信線に流れるデータ通信量の総量が増えることはなく、データ送出周期が低周期化されるノードの保有する特定のデータが詳細に記録装置に記録されることとなる。
また、上記の目的は、請求項5に記載する如く、一以上のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、所定の場合に、多重通信線に対して送出されるすべてのデータのうちの所定データのデータ送出周期を低周期化させ、かつ、他の所定データのデータ送出周期を高周期化させるデータ記録システムにより達成される。
本発明において、所定の場合には、多重通信線に対して送出されるすべてのデータのうちの所定データのデータ送出周期が低周期化され、かつ、そのすべてのデータのうちの他の所定データのデータ送出周期が高周期化される。従って、あるデータが多重通信線に対して送出される頻度はその分少なくなる一方で、他のデータが多重通信線に対して送出される頻度はその分大きくなる。この場合には、多重通信線に流れるデータ通信量の総量が増えることはなく、データ送出周期が低周期化されるデータが詳細に記録装置に記録されることとなる。
これらの場合、請求項6に記載する如く、請求項4又は5記載のデータ記録システムにおいて、前記データ送出周期の低周期化および高周期化は、関連するノードに対する外部装置又は前記記録装置からの指令に基づいて行われることとすればよい。
請求項1乃至6記載の発明によれば、ノードと記録装置との間の多重通信線の通信量を増やすことなく、記録装置に記録されるデータの詳細化を図ることができる。
図1は、本発明の一実施例であるシステムの構成図を示す。本実施例のシステムは、自動車の各種制御装置に設けられるコンピュータを主体に構成された電子制御ユニットであるECUやインテリジェントなセンサなどの複数のノード10と、これら複数のノード10を接続した多重通信線12と、更にこの多重通信線12に接続された記録装置14と、を備えている。このシステムは、複数のノード10間でデータの共有化を図ると共に、車両の故障診断を行ううえで各ノード10の有するデータを記録装置14に収集するためのシステムである。
多重通信線12は、CAN(Controller Area Network)等のシングル線又はツイストペア線からなる共有バスであり、各ノード10から送出されるデータを所定の通信プロトコルに従って時分割多重で伝送(多重通信)することを可能としている。各ノード10から送出されたデータは、多重通信線12を介して他のノード10又は記録装置14へ送信される。
ノード10は、例えば、ステアリング舵角に応じた信号を出力する舵角センサ、車両の重心軸周りに生ずるヨーレートに応じた信号を出力するヨーレートセンサ、スロットル開度やアクセル開度,エンジン水温等に基づいてエンジン制御を行うエンジンECU、車輪速やヨーレート,ステアリング舵角等に基づいて車両の旋回挙動を安定化させるVSC(Vehicle Stability Control)−ECU、シフト操作位置等に基づいて車両のシフトポジションを制御するトランスミッションECU、ブレーキ踏力やステアリング舵角等に基づいて車両の制動力を制御するブレーキECU、ステアリング舵角等に基づいて操舵アシスト力を制御するパワーステアリングECU、エアコン操作スイッチや車内温等に基づいて車内のエアコンディションを制御するオートエアコンECU等である。
各ノード10はそれぞれ、コントローラを内蔵するマイクロコンピュータ(マイコン)と、このマイコンに接続する通信モジュールと、を有している。マイコンは、接続する多重通信線12の通信プロトコルに従ってコントローラを制御して、自ノード10から出力すべき出力データを多重通信線12を介して他のノード10へ送信すべくデジタル化し、また、他のノード10から多重通信線12を介して受信した入力データをデコードして自身での制御を実行する。また、通信モジュールは、コントローラにより制御され、他ノード10に自ノード10のデータを送信すると共に、他ノード10から自ノード10に送信されたデータを受信する。ノード10はそれぞれ、自ノード10に接続するセンサやスイッチの状態に基づいて或いは更に他ノード10から送信されるデータに基づいて自ノードにおける制御を行う。
すべてのノード10のうち特定のノード10は、他の特定のノード10との間で必要なデータを定期的(例えば50msごと)に送受信する。例えば、VSC−ECUとブレーキECUとエンジンECUとの間では、ブレーキECUで検出される車輪速の情報が共有されており、或いは、VSC−ECUで決定された旋回挙動を安定させるための駆動トルクや制動力の制御指令値が共有されている。また、エンジンECUとオートエアコンECUとの間では、エンジンECUで検出されるエンジン水温の情報が共有されている。これらの制御データは、検出したノード10からそのデータを共有するノード10へ送信されて、その送信先のノードにおける制御に利用される。
記録装置14もまた、コントローラを内蔵するマイコンと、マイコンに接続する通信モジュールと、を有している。記録装置14は、多重通信線12の通信プロトコルに従ってコントローラを制御して、各ノード10から多重通信線12へ自記録装置14宛てに送信されたデータを通信モジュールで受信し、そのデータを記録する。具体的には、記録装置14は、ノード10から送信されてきたデータを一時保管データテーブルに一時的に保管すると共に、一時保管データテーブルに保管されているデータをハードディスクなどの定常用記録媒体に定期的に格納する。各ノード10は、車両故障を診断するのに必要な記録装置14に記録すべきデータを多重通信線12を介して記録装置14へ送信する。
各ノード10が多重通信線12へ送信するデータは、予め所定の構成を有するデータフレームにより構成されている。このデータフレームは、例えば、送信するデータの始まりを示すスタートオブフレーム(SOF)と、その送信データの種類すなわち他の種類のデータと区別するための識別情報(データ送信の優先順位をも示す)を示すフレームIDと、当該送信データの長さを示すデータ長コード(DLC)と、送信データ自体の内容(例えば、車輪速の情報や駆動トルクの制御指令値等)を示すフィールドと、伝送エラーをチェックするためのCRCフィールドと、正常に受信が完了したことを確認するためのフィールドと、データの終わりを示すエンドオブフレーム(EOF)と、から構成されている。
尚、本実施例のネットワークシステム10は、各ノード10が多重通信線12を介して他のノード10へ送信すべきデータを時分割多重で送信することが可能なシステムである。すなわち、各ノード10は、多重通信線12に他のデータが流れていない状態ではデータ送信を開始することができる一方、他の1以上のノード10から同時にデータ送信が開始されたときは送信優先順位に従ってデータ送信を行い、他のノード10からのデータ送信が行われているときは一定時間待機した後にデータ送信を行う。
また、以下では適宜、本実施例のシステムが多重通信線12に接続する3つのノード10を有する場合について説明し、それらのノード10をそれぞれECU−A、ECU−B、及びECU−Cとする。
例えば図1に示す如く、本実施例において、ECU−Aは、記録装置14に主に記録すべきデータを一種類(例えば車速)だけ有しており、そのデータには、フレームID=“100”が割り当てられている。また、ECU−Bは、記録装置14に主に記録すべきデータを1種類(例えばエンジン回転数)だけ有しており、そのデータには、フレームID=“101”が割り当てられている。更に、ECU−Cは、記録装置14に主に記録すべきデータを一種類(例えばヨーレート)だけ有しており、そのデータには、フレームID=“102”が割り当てられている。ECU−A、ECU−B、及びECU−Cはそれぞれ、予め独自に定められている定期の間隔で、記録装置14に記録すべきデータを、そのデータの種類に対して割り当てられているフレームIDのデータフレームにセットし、そのデータフレームを多重通信線12へ送出する。
次に、本実施例のシステムにおいて、ノード10から多重通信線12へ送出される記録装置14に記録すべきデータを記録装置14に記録する手法について説明する。
例えば、ECU−Aは、記録装置14に記録すべきデータを多重通信線12へ送出すべきタイミングに至ると、そのデータの種類に対して予め割り当てられたフレームIDを“100”とするデータフレームにそのデータをセットしたうえで、そのデータフレームを多重通信線12へ送出する。多重通信線12にかかるデータフレームが送出されると、記録装置14は、そのデータフレームに含まれるフレームIDを読み取り、そのフレームIDに基づいて自記録装置14宛てのデータが含まれると判断してそのデータを受信する。そして、記録装置14は、予め記録すべき全フレームIDのデータをそのフレームIDごとに仕分けて一時保管している一時保管データテーブル内で、当該フレームID“100”のデータを更新(上書き)して保管する。尚、この際、一時保管データテーブル内の他のフレームIDのデータは、更新されずにそのまま維持される。
また、記録装置14は、上記した一時保管データテーブル内のデータ更新とは別に、その一時保管データテーブル内の全フレームIDのデータを一括して定期的(例えば1秒ごと)にコピーして、纏めて定常用記録媒体に格納する。この際、一時保管データテーブル内の全フレームIDのデータが全く更新されていなくても、定期的なコピー及び格納は実施される。尚、定常用記録媒体には、過去所定期間内に一時保管データテーブルからコピーされて格納されたすべてのデータが、その記録時刻又は記録順がわかるように格納される。
また、例えば、多重通信線12に送出されたデータの順序が、ECU−AによるフレームID“100”のデータ(データ内容:A1)、ECU−BによるフレームID“101”のデータ(データ内容:B1)、ECU−AによるフレームID“100”のデータ(データ内容:A2)、及びECU−CによるフレームID“102”のデータ(データ内容:C1)の順であると、その順に記録装置14がデータを受信する。
この場合、記録装置14は、ECU−A〜ECU−Cからのデータを受信するごとに、一時保管データテーブル内で、当該フレームのデータを更新(上書き)して保管する。例えば、ECU−AによるフレームID“100”のデータ(データ内容:A1)を受信すると、一時保管データテーブルのフレームID“100”のデータを“A1”へ更新し、その後、フレームID“100”のデータ(データ内容:A2)を受信すると、そのデータを“A1”から“A2”へ更新する。また、ECU−BによるフレームID“101”のデータ(データ内容:B1)を受信すると、一時保管データテーブルのフレームID“101”のデータを“B1”へ更新する。
また、記録装置14は、一時保管データテーブル内に保管されているフレームID“100”のデータを“A1”へ更新した後に、定常用記録媒体へのデータコピーを行うべきタイミングに至ると、その一時保管データテーブル内の全フレームIDのデータを一括してコピーして定常用記録媒体に格納する。また、その後、一時保管データテーブル内のフレームID“101”のデータを“B1”へ更新した後に、定常用記録媒体へのデータコピーを行うべきタイミングに至ると、一時保管データテーブル内の全フレームIDのデータを一括してコピーして定常用記録媒体に格納する。一方、その格納後、ノード10からのデータを受信せず一時保管データテーブル内のデータ更新を一切行っていないときにも、定常用記録媒体へのデータコピーを行うべきタイミングに至ると、その時点での一時保管データテーブル内の全フレームIDのデータを一括してコピーして定常用記録媒体に格納する。以後、同様にして定期的に一時保管データテーブル内の全フレームIDのデータを一括してコピーして定常用記録媒体に連続的に格納する。
上記の如く記録装置14の定常用記録媒体に記憶され収集されたデータは、例えば車両事故後に車両故障の診断を行う際、事故時の車両挙動や操作状況を解析するのに用いられる。例えば定常用記録媒体に記憶された時刻から事故の日時が特定され、車速やヨーレートから事故時の車両状況が特定される。
このように、本実施例のシステムによれば、多重通信線12を介して複数のノード10及び記録装置14を接続させたネットワークにおいて、ノード10の有する複数種類のデータがそれぞれ、そのデータ種類ごとに割り当てられている固有のフレームIDを付加されて、ノード10から記録装置14宛てに多重通信線12へ送出され、記録装置14にフレームIDごとに仕分けされて記録される。尚、この記録されたデータは、同時期における複数種類のデータを纏めたものである。このため、本実施例によれば、記録装置14に記録された各種のデータを利用して、車両事故後等に車両故障の診断や運転者の操作状況の解析を行うことが可能となる。
また、上記した構成においては、記録装置14にデータを記録するのに、データを送信する各ノード10は、そのデータをデータ種類ごとのフレームIDを有するデータフレームにセットして多重通信線12へ送出するだけでよく、また、記録装置14は、自己宛てに送られてきたデータをフレームIDごとに仕分けするだけでよく、その送信元のノード10を把握する必要はない。この点、本実施例によれば、記録装置14に複数種類のデータを記録するのに記録装置14と各ノード10との間で独自のルールを設ける必要はなく、共通のルールに従うこととなるので、ノード10や記録装置14の開発コストや負担を抑制でき、汎用的でかつ簡素なデータ記録システムを構築することが可能となっている。
ところで、本実施例の如く一以上のノード10と記録装置14とが多重通信線12を介して接続されるシステムは、その多重通信線12における単位時間当たりの通信容量に制約を伴うと共に、記録装置14が多重通信線12に流れたデータを受信できる単位時間当たりの記憶受付量にも制約を伴う。一方、上記の如く、本実施例において、記録装置14に記録すべきデータを保有する各ノード10はそれぞれ、予め独自に定められている周期間隔で、そのデータと固有のフレームIDとを含むデータフレームを多重通信線12へ送出する。このため、各ノード10が多重通信線12へデータを送出する頻度の総数には上限ができ、また、それに伴い記録装置14に単位時間当たりに有効に記録できるデータのサンプリング数にも上限ができる。
従って、かかる点を考慮すると一般的に、車両の故障診断を行ううえでは、各ノード10が自己の保有する全データ種類のうち代表的な種類のデータを記録装置14に記録すべきデータとして多重通信線12へ送出せざるを得ない事態、或いは、各ノード10の多重通信線12への送出間隔をある程度大きくせざるを得ない事態が生じ得る。しかし、かかる構成では、多数の車両部位からその故障部位を絞り込む程度の簡易な故障診断を行うことは可能であっても、その故障部位を詳細に特定したりその故障原因を解析する等の故障診断を行うことは、記録装置14に記録されるデータ種類の不足やデータの記録間隔の荒さに起因して困難となるおそれがある。
そこで、本実施例のシステムにおいては、多重通信線12の通信量を増やすことなく、記録装置14に記録されるデータの詳細化を図ることとしている。以下、図2及び図3を参照して、本実施例の特徴部について説明する。図2は、本実施例のシステムにおいてノード10が多重通信線12へデータを送出する頻度を変更する手法の一例を説明するための図を示す。また、図3は、本実施例のシステムにおいてノード10が多重通信線12へデータを送出する頻度を変更する手法の一例を説明するための図を示す。
本実施例のシステムにおいて、各ノードはそれぞれ、通常、予め独自に定められている周期間隔で、そのデータと固有のフレームIDとを含むデータフレームを多重通信線12へ送出する。例えば、図2(A)及び図3(A)に示す如く、ECU−AはフレームIDが“100”であるデータフレームを、ECU−BはフレームIDが“101”であるデータフレームを、また、ECU−CはフレームIDが“102”であるデータフレームを、それぞれ予め定められている周期間隔で多重通信線12へ送出する。
かかる状況下、車両に故障が生じたことが検知されると、ECU−A〜ECU−C及び必要に応じて記録装置14に対してその故障に応じたデータの詳細化を求める指令が発行される(図2(B)及び図3(B))。この指令は、ECU−A〜ECU−Cのうちの特定のECUの多重通信線12へのデータ送出を通常時よりも優先させるためのものであって、他の一部又は全部のECUが多重通信線12へデータを送出する権利の一部又は全部をその特定のECUへ譲渡させるためのものである。また、この指令の発行は、ECU−A〜ECU−Cとは別に多重通信線12に接続されたノード10や記録装置14或いは新たに多重通信線12に接続された外部の診断装置により行われる。
更に、上記した指令の内容は、特定のECUのデータ送出を優先させる手法として、(1)保有する全データ種類のうちの代表的な種類だけでなく更に別の新たな種類のデータを記録装置14に記録すべきデータとして送出させるものと、(2)その代表的な種類のデータの送出を高頻度に行う、すなわち、他の一部又は全部のECUのデータ送出周期を長くしかつその分だけ特定のECUのデータ送出周期を短くするものと、に分類される。
例えば図2(C)に示す如く、ECU−Aの保有するデータ種類のうち記録装置14に記録すべきデータの種類として新たにフレームID“110”及び“120”が追加されることによりECU−Aのデータ送出が優先されるべき指令が発行されるときには、その指令は、通常時に記録装置14に記録すべきデータを保有するすべてのECU−A〜ECU−C宛てに一括して行われる。そして、ECU−B及びECU−Cはそれぞれ、多重通信線12に流れたその指令を受信すると、以後、自己の保有するフレームID“101”又は“102”のデータフレームの送出が不要になったとして、そのデータフレームの多重通信線12への送出を停止する。一方、ECU−Aは、多重通信線12に流れたその指令を受信すると、自己の保有するフレームID“100”のデータフレームと共にフレームID“110”及び“120”のデータフレームの送出が新たに必要になったとして、それらデータフレームの多重通信線12への送出を実行する。
この際、フレームID“110”及び“120”のデータフレームの送出周期は、ECU−B及びECU−CによるフレームID“101”又は“102”のデータフレームの送出周期と同一であればよく、更には、フレームID“110”のデータフレームとフレームID“120”のデータフレームとを合算したECU−Aの多重通信線12への送出頻度は、ECU−BによるフレームID“101”のデータフレームとECU−CによるフレームID“102”のデータフレームとを合算したECU−BとECU−Cとの多重通信線12への送出頻度と同一であればよい。
かかる構成によれば、ECU−Bの有するフレームID“101”のデータフレームを多重通信線12へ送出する権利、及び、ECU−Cの有するフレームID“102”のデータフレームを多重通信線12へ送出する権利が、ECU−Aに対して、フレームID“110”及び“120”のデータフレームを多重通信線12へ送出する権利として譲渡されることで、ECU−Bによる多重通信線12へのデータ送出頻度及びECU−Cによる多重通信線12へのデータ送出頻度は共にゼロになる一方で、ECU−Aによる多重通信線12へのフレームID“110”及び“120”を含めたデータ送出頻度はその分だけ増大する。
記録装置14は、多重通信線12に流れる自記録装置14宛てのデータを受信するごとに、一時保管データテーブル内の当該フレームIDのデータのみを更新する。また、定期的にその一時保管データテーブル内の全フレームIDのデータを一括してコピーして、纏めて定常用記録媒体に格納する。上記の如くECU−Aによる多重通信線12へのデータ送出頻度が新たなデータ種類の増加により増える場合にも、記録装置14は、通常時と同様に、データ受信ごとに一時保管データテーブル内のデータ更新を行い、また、通常時と同一の周期間隔でその一時保管データテーブル内のデータ(データ内容:受信の古い順にA1,D1,E1)をコピーして定常用記録媒体に格納する。
また、例えば図3(C)に示す如く、ECU−Aの保有するフレームID“100”のデータフレームの送出が高周期化されることによりECU−Aのデータ送出が優先されるべき指令が発行されるときには、その指令は、通常時に記録装置14に記録すべきデータを保有するすべてのECU−A〜ECU−C及び記録装置14宛てに一括して行われる。そして、ECU−B及びECU−Cはそれぞれ、多重通信線12に流れたその指令を受信すると、以後、自己の保有するフレームID“101”又は“102”のデータフレームの送出が不要になったとして、そのデータフレームの多重通信線12への送出を停止する。一方、ECU−Aは、多重通信線12に流れたその指令を受信すると、自己の保有するフレームID“100”のデータフレームの送出周期を短くして多重通信線12への送出を実行する。
この際、ECU−AによるフレームID“100”のデータフレームの送出頻度は、ECU−AによるフレームID“100”のデータフレームとECU−BによるフレームID“101”のデータフレームとECU−CによるフレームID“102”のデータフレームとを合算したECU−A〜ECU−Cの多重通信線12への送出頻度と同一であればよい。
かかる構成によれば、ECU−Bの有するフレームID“101”のデータフレームを多重通信線12へ送出する権利、及び、ECU−Cの有するフレームID“102”のデータフレームを多重通信線12へ送出する権利が、ECU−Aに対して、フレームID“100”のデータフレームを多重通信線12へ送出する権利として譲渡されることで、ECU−Bによる多重通信線12への送出頻度及びECU−Cによる多重通信線12へのデータ送出頻度は共にゼロになる一方で、ECU−Aによる多重通信線12へのフレームID“100”のデータ送出頻度はその分だけ増大する。
上記の如くECU−Aによる多重通信線12へのデータ送出頻度が高周期化により増える場合には、記録装置14は、そのデータ受信ごとに一時保管データテーブル内のデータ更新を行うと共に、多重通信線12に接続された外部装置等の発行した指令を受信した後において通常時よりも高周期の間隔(図3に示す例では“1/3”倍)でその一時保管データテーブル内のデータ(データ内容:受信の古い順にA1,A2,A3)をコピーして定常用記録媒体に格納する。
このように、本実施例のシステムにおいては、多重通信線12に接続する外部装置等からの指令に従って、記録装置14に記録すべきデータを保有するノード10間でデータフレームの多重通信線12への送出権利を譲渡させることで、通常時と比較して特定のノード10による多重通信線12へのデータ送出を優先させることができる。
この場合には、送出権利を譲り受けるノード10の保有する、通常時は記録装置14に記録されないデータが新たに記録装置14に記録すべきデータとして取り扱われて記録装置14に記録され、或いは、通常時に記録装置14に記録されるデータが高周期間隔で記録装置14に記録される。このため、車両の故障診断を行ううえで、通常時に比して詳細なデータが記録装置14に記録されることとなる。また、このように特定のノード10による多重通信線12へのデータ送出が優先されても、この優先には他のノード10による多重通信線12へのデータ送出の規制を伴うので、多重通信線12に流れるデータの通信量総量が増えることはない。
従って、本実施例のシステムによれば、複数のノード10と記録装置14との間における多重通信線12の通信量総量を増やすことなく、記録装置14に記録すべきデータ種類の追加やデータサンプリングの高頻度化により記録装置14に記録されるデータの詳細化を図ることができ、これにより、車両故障診断をより正確にかつ詳細に行うことが可能となっている。
尚、上記の実施例においては、複数のノード10(ECU−A、ECU−B、及びECU−C)から送信される多種類のデータを、記録装置14に記録すべきデータとしているが、多種類のデータを多重通信線12へ送信するノード10を唯一つ設けたうえで、その多種類のデータを記録装置14に記録すべきデータとする構成に適用することも可能である。かかる構成においても、ノード10と記録装置14との間における多重通信線12の通信量総量を増やすことなく、記録装置14に記録すべきデータ種類の追加やデータサンプリングの高頻度化により記録装置14に記録されるデータの詳細化を図ることが可能となる。
また、上記の実施例においては、各ノード10からそれぞれ予め定められた周期間隔で多重通信線12へデータを送出する通常状態で、車両故障が検知されると、その故障に応じたデータの詳細化を求める指令を発行することで、特定のノード10の多重通信線12へのデータ送出を通常時よりも優先させることとするが、その故障原因を具体的に特定するのに、一のノード10のみについてデータ送出を優先させ或いはデータ送出を停止させるものに限らず、一ノード10ずつ順番にデータ送出を優先させ或いはデータ送出を停止させることとしてもよい。
また、上記の実施例においては、車両故障が生じた際にその故障原因を特定するために、各ノード10等へデータの詳細化を求める指令を発行して、特定のノード10のデータ送出を優先させかつ他のノード10のデータ送出を停止させることとしているが、特定のノード10のデータ送出を優先させかつ他のノード10のデータ送出を停止させる理由はこれに限定されるものではなく、ノード10に故障が生じていることが検知された場合に、各ノード10等へ指令を発行して、故障ノード10のデータ送出を停止させかつその分だけ他の正常なノード10のデータ送出頻度を増やすものであってもよい。
また、上記の実施例においては、各ノード10等へデータの詳細化を求める指令を発行して、ノード10から他のノード10へ多重通信線12に対してデータを送出する権利の全部を譲渡させ、特定のノード10のデータ送出頻度を増やしかつ他のノード10のデータ送出を停止させることとしているが、他のノード10のデータ送出については停止させることに限らず、ノード10から他のノード10へ多重通信線12に対してデータを送出する権利の一部を譲渡させ、その送出周期を長くしそのデータ送出頻度を減らすと共にその分だけ特定のノード10のデータ送出頻度を増やすこととすればよい。かかる構成においても、送出権利の譲渡前後で多重通信線12に流れるデータ通信量の総量が変化しないため、上記の実施例と同様の効果を得ることが可能となる。
更に、上記の実施例においては、ネットワークシステム10を、自動車の有する各種の電子制御ユニットを多重通信線14を介して接続させたものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、自動車以外に搭載されて、電子制御装置を多重通信線を介して接続させたものであってもよい。
本発明の一実施例であるシステムの構成図である。 本実施例のシステムにおいてノードが多重通信線へデータを送出する頻度を変更する手法の一例を説明するための図である。 本実施例のシステムにおいてノードが多重通信線へデータを送出する頻度を変更する手法の一例を説明するための図である。
符号の説明
10 ノード
12 多重通信線
14 記録装置

Claims (6)

  1. 複数のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、
    所定の場合に、一以上の所定ノードから他の一以上の所定ノードへ、多重通信線に対してデータを送出する権利の一部又は全部を譲渡させることを特徴とするデータ記録システム。
  2. 一以上のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、
    所定の場合に、多重通信線に対して送出されるすべてのデータのうちの所定データ間で、多重通信線に対してデータを送出する権利の一部又は全部を譲渡させることを特徴とするデータ記録システム。
  3. 前記権利の譲渡は、関連するノードに対する外部装置又は前記記録装置からの指令に基づいて行われることを特徴とする請求項1又は2記載のデータ記録システム。
  4. 複数のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、
    所定の場合に、一以上の所定ノードの多重通信線へのデータ送出周期を低周期化させ、かつ、他の一以上の所定ノードの多重通信線へのデータ送出周期を高周期化させることを特徴とするデータ記録システム。
  5. 一以上のノードからそれぞれ予め定められた周期で多重通信線に対して送出される複数のデータをサンプリングして記録装置に記録するデータ記録システムであって、
    所定の場合に、多重通信線に対して送出されるすべてのデータのうちの所定データのデータ送出周期を低周期化させ、かつ、他の所定データのデータ送出周期を高周期化させることを特徴とするデータ記録システム。
  6. 前記データ送出周期の低周期化および高周期化は、関連するノードに対する外部装置又は前記記録装置からの指令に基づいて行われることを特徴とする請求項4又は5記載のデータ記録システム。
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