JP2006146365A - カード決済端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 電子的決済が可能なカードデータのスキミングを未然に防止する。
【解決手段】 カードに記憶されたカードデータを読み取って決済処理を実行し、用紙経路に沿って用紙を搬送する過程で決済情報を前記用紙に印字するカード決済端末1において、決済情報が印字されたロール紙Rを可動刃42が用紙経路19を横切る過程で切断するカッタ装置41をハウジング本体部2aに有し、このハウジング本体部2aに開閉自在に設けられた開閉部2bに当接部40aを有し、用紙経路19を横切った状態の可動刃42に開閉部2bの開き動作に伴い当接部40aが当接して開閉部2bの開き動作を規制する構成とし、ロック手段により可動刃42を用紙経路19を横切った状態にすることで開閉部2bをハウジング本体部2aにロックするようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、カード決済端末に関する。
今日、現金の代わりに各種のカードによる電子的決済が広く利用されている。各種のカードとしては、例えば、クレジットカード、デビットカード決済に用いられるキャッシュカード等が電子的決済に用いられる。
電子的決済は、カード決済端末を使用して実行される。カード決済端末は、決算処理に際して、各種のカードのカードデータを読み取ったり、暗証番号の入力を受け付けたりする。一例として、クレジットカードでの決済処理に際して、カード決済端末は、カードデータとしてクレジットカード番号を読み取ることで決済処理を実行する。別の一例として、デビットカード決済に用いられるキャッシュカードでの決済に際して、カード決済端末は、カードデータとして銀行の口座番号を読み取り、暗証番号の入力を受付けることで決済処理を実行する。決済処理に際して、カード決済端末は、読み取った各種カードのカードデータや入力された暗証番号に基づいて問合せ情報を作成し、通信回線を介してその問合せ情報を決済機関の決済機関コンピュータに送信し、信用照会を行う。そして、決済機関コンピュータから問合せに対する承認応答を受信すると、決済処理を実行する。
特開2001−256566公報
電子的決済の普及に伴い、カードに記憶されたカードデータが盗用される被害が問題となっている。
カードデータの不正取得は、カードデータに記録されている情報を不正に読み出して複製するスキミングにより実行される。スキミングは、スキマーと呼ばれる装置によって容易に実行可能である。スキマーは、一例として、カード決済端末に不正に装着されて使用される。この際、不正行為実行者は、人目に触れない状態でカード決済端末のハウジングを開け、ハウジング内部にスキマーを取り付け、再びハウジングを閉じる。カード決済端末にスキマーが取り付けられると、カード決済端末が使用される毎に、カードデータがスキマーに蓄積されていく。スキマーに蓄積されたカードデータは、各種カードと同一規格の新品カードである生カードをスキャンすることで、この生カードに写し取ることが可能となる。したがって、他人のカードデータを写し取った生カードを不正に使用することで、不正な電子決済が可能になってしまう。
このような問題を解決するために、ハウジングの開閉を検知するスイッチをカード決済端末に取り付け、このスイッチによりハウジングが開けられたことを検出した場合に、その旨を報知するカード決済端末が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に記載されたカード決済端末では、もしもスイッチの位置が不正行為実行者に知られてしまった場合には、スイッチが動作しないよう手を加えてからハウジングを開けられることが予想される。この場合には、不正行為実行者は、誰にも知られることなくハウジング内部にスキマーを組み込むことが可能となってしまう。
本発明の目的は、電子的決済が可能なカードデータのスキミングを未然に防止することである。
本発明は、カードに記憶されたカードデータを読み取って決済処理を実行し、用紙経路に沿って用紙を搬送する過程で決済情報を前記用紙に印字するカード決済端末において、ハウジング本体部とこのハウジング本体部に開閉自在に設けられた開閉部と有し、前記開閉部が開けられることにより内部が露出するハウジングと、前記ハウジング本体部と前記開閉部との何れか一方に設けられた可動刃を有し、駆動源により駆動された前記可動刃が前記用紙経路を横切る過程で印字後の前記用紙を切断するカッタ装置と、前記ハウジング本体部と前記開閉部とのうち前記可動刃がない方に設けられ、前記用紙経路を横切った状態の前記可動刃に前記開閉部の開き動作に伴い当接する位置に設けられ、前記可動刃に当接した状態で前記開閉部の開き動作を規制する当接部と、前記駆動部を駆動制御して前記可動刃を前記用紙経路を横切った状態にすることで前記開閉部を前記ハウジング本体部にロックするロック手段と、前記開閉部の前記ハウジング本体部へのロックを解除する解除手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電子的決済が可能なカードデータのスキミングを未然に防止することができる。
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態のカード決済端末は、クレジットカード、デビットカードとして使用されるキャッシュカード等の現金の代わりとして機能するカードでの決済に際して使用されるものである。
図1は本実施の形態のカード決済端末1を概略的に示す外観斜視図である。図1に示すように、本実施の形態のカード決済端末1のハウジング2の上面3には、カード決済端末1の手前側(操作者側)から奥側に向って、各種のキーが集合するキーボード4、LCD(Liquid Crystal Display)を備えた薄型扁平形状であって取引内容や操作案内等を表示する表示器5が順に設けられている。また、キーボード4と表示器5との間のハウジング2の上面3には、ハウジング2に内蔵されるプリンタ6(図2参照)によって印字される決済伝票を発行する発行口7が形成されている。
ハウジング2の右端部には、磁気カードをスキャン操作するためのスリット状のカード読取溝8をハウジング2の上面3側に備えた磁気カードリーダ部9が設けられている。カード読取溝8は、キーボード4及び表示器5の右側に隣接して配置され、クレジットカードの磁気ストライプ側を挿入させて手前側(操作者側)に引き抜くことができる形状に形成されている。磁気カードリーダ部9には、カード読取溝8内をスキャン操作された磁気カードの磁気ストライプに記憶された情報の読み取りを行なうための磁気カードリーダ9a(図5参照)が内蔵されている。磁気カードの磁気ストライプに記憶されるカードデータとしては、クレジットカードの場合には、そのカードの固有情報であるクレジットカード番号、キャッシュカードの場合にはそのカードの固有情報である口座番号等がある。
図2はカード決済端末1を概略的に示す縦断側面図である。図2に示すように、ハウジング2の内部には、用紙であるロール紙Rを収納する投げ込み式のロール紙収納部10と、このロール紙収納部10に収納されたロール紙Rを引き出して印字して切断するプリンタメカユニット11とを有するプリンタ6とが設けられている。ここで、ロール紙Rは、長尺紙をロール状に巻回したものである。また、ロール紙収納部10は、表示器5の直下に配置され、プリンタメカユニット11は、ロール紙収納部10の手前側であってキーボード4の直下に配置されている。
図3は開閉部2bが開いた状態のカード決済端末1を概略的に示す縦断側面図である。ハウジング2は、図2及び図3に示すように、キーボード4、プリンタ6を支持しているハウジング本体部2aと、表示器5を支持している開閉部2bとから構成されている。開閉部2bは、ハウジング本体部2aの奥側に設けられた支点であるヒンジの軸15を中心としてハウジング本体部2aに対して回動での開閉が自在に設けられている。この開閉部2bが開くことによりハウジング2の内部が露出する。また、後述するように、プリンタ6の一部は、開閉部2bに取り付けられている。
次に、プリンタ6について説明する。プリンタ6には、ロール紙収納部10を始点としてプリンタメカユニット11を経由して発行口7へ到る用紙経路19が形成されている。用紙経路19は、用紙ガイド40等によって形成されている。発行口7は、ハウジング本体部2aと開閉部2bとの間に形成される。
ロール紙収納部10は、ロール紙Rを着脱自在に収納保持する上面開口の半円筒形状に形成されている。本実施の形態のロール紙収納部10は、ロール紙Rをそのロール下側からプリンタ6側に用紙先端部を引き出せることができるような状態で収納するものである。なお、上述した開閉部2bの下面側は、ロール紙収納部10の上面を覆うように形成されており、つまり、開閉部2bは、ロール紙収納部10の蓋として機能するものとなっている。そして、ロール紙収納部10にロール紙Rを収納する際には、軸15を中心として開閉部2bを上方に向けて回動させることにより、ロール紙収納部10が手前側(操作者側)に対して露出する。
プリンタメカユニット11は、ハウジング本体部2a側に配置されたサーマルヘッド17と、開閉部2bの先端部に取り付けられたプラテン18とを有している。そして、開閉部2bが閉じられた状態において、プラテン18が用紙経路19を介してサーマルヘッド17に圧接する構造である。これらのサーマルヘッド17とプラテン18とによって印字部が構成されている。
また、プリンタメカユニット11には、サーマルヘッド17と発行口7との間でロール紙Rを全切断又は部分切断する押し切り型のカッタ装置41が備えられている。カッタ装置41は、ハウジング本体部2aに設けられている。カッタ装置41は、用紙経路19に対してスライド移動での進退が自在に設けられた可動刃42を有している。詳しくは、可動刃42は、ホームポジションと最大押出し位置との間でスライド自在に設けられている。ここで、図2及び図3には可動刃42がホームポジションに位置した状態のカード決済端末1が示されており、図4には可動刃42が用紙経路19を横切り最大押出し位置に押出された状態のカード決済端末1が示されている。ホームポジションは、可動刃42が用紙経路19から退いた位置であり可動刃42全体がハウジング本体部2aの内部に位置する位置である。最大押出し位置は、可動刃42が最も押出された位置であって、可動刃42の先端部が用紙経路19を通過して開閉部2bの内部に位置する位置である。ここで、カッタ装置41に対向する用紙ガイド40には、スリットSが設けられており、可動刃42が最大押出し位置へ移動するときには、可動刃42は、そのスリットSに挿入される。
このカッタ装置41には、可動刃42を駆動力伝達系を介して駆動する駆動源であるカッタモータが設けられている。そして、切断動作においては、カッタモータが可動刃42を駆動して、可動刃42をホームポジションから最大押出し位置まで押出す。これにより、可動刃42が用紙経路19を横切り用紙経路19中に位置するロール紙Rを切断する。そして、切断後、カッタモータが可動刃42を最大押出し位置からホームポジションに戻す。また、カッタ装置41によるロール紙Rの切断時には、カッタ装置41に対向する用紙ガイド40が用紙押さえとして機能する。このような可動刃42は、刃先がロール紙Rに対して水平となる水平刃、刃先がロール紙Rに対して角度を持った斜め刃であってもよいが、斜め刃であって刃先がV字状に形成されたV字刃が好適である。
ここで、押出されて用紙経路19を横切った状態の可動刃42は、カッタ装置41に対向する用紙ガイド40のうち可動刃42の下側に位置する用紙ガイド40aの開閉部2bの開き動作に伴う回動軌跡上に位置する。即ち、用紙ガイド40aは、開閉部2bの開き動作に伴い、用紙経路19を横切った状態の可動刃42に当接する。ここで、この用紙ガイド40aが当接部として機能する。この構造では、可動刃42が押出されて用紙経路19を横切った状態においては、開閉部2bを開こうとして、開閉部2bを上方へ回動させると、用紙ガイド40aが可動刃42と当接して、開閉部2bの開き動作が規制される。即ち、開閉部2bがハウジング本体部2aにロックされる。この状態では、ハウジング2の内部は露出しない。ここで、カッタ装置41及び用紙ガイド40aによって、開閉部2bをハウジング本体部2aにロックするロック機構43が構成されている。
このプリンタ6において、ロール紙Rをセットする際には、まず、開閉部を開く。これによりロール紙収納部10と用紙経路19とが開放される。この状態でロール紙収納部10にロール紙Rを収納する。そして、サーマルヘッド17とプラテン18との間を経由させて発行口7までロール紙Rの先端を引き出す。次に、開閉部2bを閉じる。これによりカード決済端末1へのロール紙Rのセットが完了する。そして、プラテン18が図示しない駆動部によって回転駆動されることによって、プラテン18とサーマルヘッド17とにより挟持されたロール紙Rが用紙経路19に沿って搬送され、この搬送過程において、サーマルヘッド17によってロール紙Rに対する印字動作が実行され、印字後のロール紙Rが所定の位置でカッタ装置41によって切断され、切断されたロール紙Rが決済伝票として発行口7から発行される。
次に、カード決済端末1が備える各部の電気的接続について図5を参照して説明する。図5に示すように、カード決済端末1はマイクロコンピュータ(以下、マイコンともいう)20を備えており、このマイコン20が各部を駆動制御する。マイコン20は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)21にバスライン22を介して、コンピュータプログラム等の固定的データを予め記憶するROM(Read Only Memory)23と各種データを書き換え自在に記憶するワークエリア等として機能するRAM(Random Access Memory)24と、日付や時刻を計時するタイマ25とが接続されて構成されている。RAM24には、カード決済端末1が使用される店舗の業務開始時刻と業務終了時刻とが記憶されており、このRAM24は、図示しないバッテリによってバックアップされている。次に、このマイコン20によって駆動制御されるカード決済端末1の各部を説明する。
キーボード4は、置数キーや実行キーなどのキーを有し、キーボード4用のコントローラ26を介してバスライン22に接続され、操作されたキーに応じた信号をコントローラ26の動作によってマイコン20に入力する。
表示器5は、表示器5用のコントローラ27を介してバスライン22に接続され、マイコン20からの表示データがコントローラ27に入力されると、コントローラ27に駆動されて所定事項を表示する。
磁気カードリーダ9aは、磁気カードリーダ9a用のコントローラ28を介してバスライン22に接続され、磁気カードの磁気ストライプに記憶された情報を読み取り、読み取った情報をコントローラ28の動作によってマイコン20に入力する。
プリンタメカユニット11は、プリンタメカユニット11用のコントローラ29を介してバスライン22に接続され、マイコン20からの印字データがコントローラ29に入力されると、コントローラ29に駆動されてロール紙Rに所定事項を印字し、そのロール紙Rを所定位置で切断して発行する。
また、マイコン20には、電波の送受信を行うためのアンテナを有し外部機器との情報通信を無線で行う無線通信モジュール30と、外部機器にケーブルを介して接続され外部機器との情報通信を有線で行うための通信インターフェース31とが、バスライン22を介して接続されている。なお、インターフェースは図中ではI/Fと記載している。これらの無線通信モジュール30や通信インターフェース31は、通信回線である公衆回線網、CAFIS(Credit And Finance Information Switching System)等の中継センターを介して、クレジット会社や銀行等が備える決済機関コンピュータに接続され、決済機関コンピュータとの間で情報通信を行う。
次に、CPU21がコンピュータプログラムに従って実行する各種の処理を説明する。まず、決済処理を図6に示すフローチャートに基づいて説明する。この決済処理は取引の決済の際に行なわれる処理であり、決済操作である操作者によるキーボード4の操作によって取引金額情報の入力があり(ステップS1のY)、続けて、キーボード4の操作によって支払方法(クレジット支払い、デビット支払い)の入力があり(ステップS2のY)、さらに、決済操作である操作者によるカード読取溝8でのスキャン操作によって磁気カードリーダ9aが磁気カードの磁気ストライプから読み取ったカードデータ(クレジットカード番号や口座番号)の入力があったなら(ステップS3のY)、入力されたカードデータを決済情報として獲得し照会情報を作成する(ステップS4)。この照会情報の作成は、入力された取引金額とカードデータとに基づいて作成される。なお、支払方法がデビット支払いの場合には、キーボード4、カード決済端末1に接続される図示しないピンパッドなどにより入力されたキャッシュカードの暗証番号も照会情報に含ませる。
そして、決済操作である操作者によるキーボード4の実行キーの操作がされたなら(ステップS5のY)、作成した照会情報を各種金融機関が備える決済機関コンピュータへ送信し(ステップS6)、決済機関コンピュータからの照会結果情報の受信に待機する(ステップS7のN)。ここまでの決済操作により、オペレータが行うカード決済端末1に対する決済操作は完了する。
決済機関コンピュータでは、送信された照会情報に対して信用チェックや金額承認等の信用照会処理を行った後に、その照会結果情報をカード決済端末1に送信する。このとき、デビット決済のときには、決済承認の場合には該当する口座の残高から決済金額を差し引く。
カード決済端末1では、決済機関コンピュータからの照会結果情報を受信したならば(ステップS7のY)、この照会結果情報に従って、プリンタメカユニット11を駆動制御して決済情報をロール紙Rに印字させ、可動刃42を押出して所定の位置でそのロール紙Rを切断して、決済情報が印字されたロール紙Rを決済伝票として発行口7から発行させる決済伝票発行処理を実行する(ステップS8)。
次に、スキミングを防止するための開閉部ロック処理を図7に示すフローチャートに基づいて説明する。RAM24に設定されている業務終了時刻になった場合、即ち業務時間外になった場合には(ステップS11のY)、カッタモータを駆動制御して、可動刃42を最大押出し位置まで押出して用紙経路19を横切った状態とし、この状態で可動刃42の駆動を停止する(ステップS12:ロック手段)。これにより、開閉部2bがハウジング本体部2aにロックされる。この状態で電源が切られても、可動刃42はこの状態を維持する。
また、例えば、業務開始の際に操作者による電源スイッチの操作により電源がONされた場合、このときの時刻がRAM24に記憶されている業務開始時刻と業務終了時刻の間の時間帯、即ち、業務時間内である場合や、電源ON状態において業務開始時間となった場合には(ステップS11のN)、可動刃42をホームポジションに位置させて、可動刃42の押出し状態を解除することで、開閉部2bのハウジング本体部2aに対するロックを解除し、決済処理を実行可能な状態とする(ステップS13:解除手段)。このように、本実施の形態では、規定の時間帯として業務終了後から業務開始までの間の時間帯には、可動刃42が用紙経路19を横切った状態に維持され、開閉部2bがハウジング本体部2aにロックされる。
以上説明したように、本実施の形態においては、開閉部2bをロック機構43によってハウジング本体部2aにロックすることにより、開閉部2bが物理的に開かなくなるので、カード決済端末1の内部へのスキマーの設置を防止することができ、よって、電子的決済が可能なカードデータのスキミング(盗用)を未然に防止することができる。また、このとき、ロック機構43は、プリンタ6に使用されているカッタ装置41及び用紙ガイド40aによって構成されているので、ロック機構43のためだけに特段の構成部品を設ける必要がない。つまり、本実施の形態によれば、カード決済端末1の大型化の防止、コスト増の防止を図りつつロック機構43を設けることができる。
また、このようにロック機構43によって開閉部2bがハウジング本体部2aにロックされるので、カード決済端末1の内部にスキマーを設けるためには、ハウジング2を破壊しなければならないが、この場合には、ハウジング2が破壊されたことにより、スキマーが設置されたことを容易に発見することができ、電子的決済が可能なカードデータのスキミングを未然に防止することができる。
また、本実施の形態においては、ロック手段は、規定の時間帯である業務時間以外の間は、開閉部2bをハウジング本体部2aにロックすることにより、業務時間帯での開閉部2bを開けてのロール紙Rの交換作業を可能としながら、スキマーが設置される可能性が高い時間帯である業務時間外には、カード決済端末1の内部へのスキマーの設置を防止することができる。
次に、開閉部ロック処理の別の実施の形態を説明する。各決済処理において、決済伝票を発行する際に、カッタモータを駆動制御して可動刃42を押出してロール紙Rを切断した後、可動刃42を用紙経路19を横切った状態で停止させて、開閉部2bをハウジング本体部2aにロックする(ロック手段)。そして、次の決済処理が開始されるのに伴い、カッタモータを駆動制御して可動刃42をホームポジションに戻して印字動作を実行可能とする(解除手段)。この場合には、業務時間帯においても、カード決済端末1へのスキマーの設置を防止できる。この場合には、開閉部2bのロックを解除する手段を設けることにより、ロール紙Rの交換が可能となる。
なお、本実施の形態では、カードとして磁気カードを例に説明したが、カードとしてはICカードであってもよく、この場合には、ICカードリーダをカード決済端末1に設ければよい。
本発明の一実施の形態のカード決済端末を概略的に示す外観斜視図である。 その縦断側面図である。 開閉部が開いた状態のカード決済端末を概略的に示す縦断側面図である。 可動刃が最大押出し位置に押出された状態のカード決済端末を概略的に示す縦断側面図である。 カード決済端末が備える各部の電気的接続を示すブロック図である。 決済処理の流れを示すフローチャートである。 開閉部ロック処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…カード決済端末、2…ハウジング、2a…ハウジング本体部、2b…開閉部、19…用紙経路、40a…当接部、41…カッタ装置、42…可動刃、R…用紙

Claims (2)

  1. カードに記憶されたカードデータを読み取って決済処理を実行し、用紙経路に沿って用紙を搬送する過程で決済情報を前記用紙に印字するカード決済端末において、
    ハウジング本体部とこのハウジング本体部に開閉自在に設けられた開閉部と有し、前記開閉部が開けられることにより内部が露出するハウジングと、
    前記ハウジング本体部と前記開閉部との何れか一方に設けられた可動刃を有し、駆動源により駆動された前記可動刃が前記用紙経路を横切る過程で印字後の前記用紙を切断するカッタ装置と、
    前記ハウジング本体部と前記開閉部とのうち前記可動刃がない方に設けられ、前記用紙経路を横切った状態の前記可動刃に前記開閉部の開き動作に伴い当接する位置に設けられ、前記可動刃に当接した状態で前記開閉部の開き動作を規制する当接部と、
    前記駆動部を駆動制御して前記可動刃を前記用紙経路を横切った状態にすることで前記開閉部を前記ハウジング本体部にロックするロック手段と、
    前記開閉部の前記ハウジング本体部へのロックを解除する解除手段と、
    を備えることを特徴とするカード決済端末。
  2. 前記ロック手段は、規定の時間帯中、前記開閉部を前記ハウジング本体部にロックすることを特徴とする請求項1記載のカード決済端末。
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