JP2000020653A - 無線カード処理装置 - Google Patents

無線カード処理装置

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JP2000020653A
JP2000020653A JP10199518A JP19951898A JP2000020653A JP 2000020653 A JP2000020653 A JP 2000020653A JP 10199518 A JP10199518 A JP 10199518A JP 19951898 A JP19951898 A JP 19951898A JP 2000020653 A JP2000020653 A JP 2000020653A
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card
wireless
wireless card
storage means
holding
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JP10199518A
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English (en)
Inventor
Yuji Tsuchimoto
祐二 土元
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】カード単体およびカードケース体の取り忘れが
生じにくいカード処理装置およびカード処理装置を提供
する。 【解決手段】この発明の無線カード処理装置は、カバー
6とカード挿入口7とにより形成された無線カードCを
収納可能なカード収納部5において、無線カードの一部
を露出可能に形成された切り欠き部6aを有する。切り
欠き部の大きさは、カード保持部の突き当て部7aに、
JIS(日本工業規格)X6301に規定されるクレジ
ットカードサイズのカードが接触するまで挿入された無
線カードを露出可能な大きさに定義されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交通機関で利用
される料金収受装置や自動改札装置および百貨店や小売
店等の販売業およびホテル等における代金または料金の
支払あるいは金融機関等での入金および払い出し等もし
くは鍵のかけられた建物および室内へ入室およびその場
所からの退出後のロック等に利用される無線カードを処
理する無線カード処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、交通機関で利用される定期乗車券
や一定料金を先払いしたカード(プリペイドカード)、
百貨店や小売店等の販売業およびホテル等における代金
の支払に利用されるクレジットカードおよび電子マネー
カード(代金先払いカード)、金融機関等での入金およ
び払い出し等に利用されるキャッシュカード、もしくは
特定の建物および室内への立ち入りの許可あるいは退出
の管理に利用される認証カード等に、無線カードが広く
利用されている。
【0003】無線カード処理装置は、無線カードにデー
タを送信するとともに、無線カードからデータを受けと
るためのアンテナ部分を有する。
【0004】無線カードは、利用者により無線カード処
理装置のアンテナ部分に接触され、またはアンテナ部分
の近傍に近接される(さし向けられる)ことにより、カ
ード処理装置との間でデータの送受信が可能となり、無
線カード処理装置による所定の処理、例えば個人の認証
等に利用される、なお、無線カードは、アンテナ部分あ
るいは通信用の電気回路を保護するあるいはカードケー
スから無線カードを取り出す手間をなくすことによる操
作性の向上が目的で、ほとんどの場合、カードケース体
に収納された状態で利用される。また、クレジットカー
ド(電子マネーカード)やキャッシュカード等のよう
に、カードに記憶されているデータの照合のために多く
のデータを送受信する必要のあるカードにおいては、カ
ードを、無線カード処理装置の特定の位置(主としてア
ンテナ部分)に、所定時間、接触させる方法が利用され
ている(この場合、カード自体は、カードケース体に収
納されたままでもよい)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、今
日、無線カード処理装置と無線カードの間で送受信され
るデータが増大していることから、無線カードの利用者
が、無線カード処理装置のアンテナ部分にカードを接触
させ、あるいはアンテナ部分の近傍にカードを近接させ
る(かざす)ことにより、無線カード処理装置とカード
との間でデータを送受信する方法では、読取エラーや通
信エラーが生じ易い問題がある。このため、カード処理
装置にカードケース体を接触させたり、カードケース体
からカードを取り出してカード処理装置の特定部分にセ
ットすることが要求される場合が多くなっている。
【0006】しかしながら、カードケース体からカード
を取り出したり、カードケース体をカード処理装置のア
ンテナ部分に接触させる方法では、使用者がカードある
いはまたはカードケース体をカード処理装置から取り忘
れたり、第三者によりカードが持ち去られる虞がある。
なお、カード処理装置の型式によっては、カード単体で
のカード処理装置の特定部分へのセットが必要であり、
カードケース体には、カード単体の出し入れが容易であ
ることも要求されている。
【0007】この発明の目的は、カード単体およびカー
ドケース体の取り忘れが生じにくいカード処理装置およ
びカード処理装置に適したカードケース体を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、無線カードが挿入される
挿入口を有し、無線カード等を収納可能な収納手段と、
この収納手段に挿入された無線カードを、前記収納手段
内の所定に位置に位置させるカード位置規制手段と、こ
のカード位置規制手段により前記収納手段内の所定の位
置に位置された無線カードの少なくとも一部を前記収納
手段内から露出可能とするために、前記収納手段の前記
カード位置規制手段からの長さが無線カードの長辺方向
の長さよりも少なくなるよう、前記収納手段に形成され
た開口部と、前記収納手段に挿入された無線カードとの
間で所定の信号を送受信する送受信用アンテナと、を具
備したことを特徴としたカード処理装置を提供するもの
である。
【0009】また、この発明は、85.72mm〜8
5.47mm×54.03mm〜53.92mmで厚さ
が0.80mmないし0.68mmに規定されている無
線カードが挿入可能に形成された挿入口を有し、上記無
線カードの自由落下を可能とし、上記無線カードが落下
される方向と平行な方向に、54.03mmより広く形
成されたガイド部が設けられた収納手段と、この収納手
段から排出されて自由落下した無線カードを保持するカ
ード保持部と、前記収納手段に、前記収納手段の上記挿
入口から挿入された無線カードを一時的に前記収納手段
の所定位置に停止させるカード保留手段と、このカード
保留手段を、前記カードを一時的に前記収納手段の所定
位置に停止させる第1の位置から前記カード保持部に前
記カード保持部に自由落下可能とする第2の位置のいづ
れかに切り替える切替手段と、前記収納手段の所定位置
に設けられ、前記収納手段に、前記収納手段の上記挿入
口から挿入されて前記カード保留手段に停止されている
無線カードの少なくとも一部を露出する開口部と、前記
収納手段の前記カード保留手段に停止されている無線カ
ードとの間でデータを送受信する送受信用アンテナと、
前記カード保留手段に無線カードが保留されていること
を検知する検知手段と、前記カード保留手段に保留され
ている無線カードとの間でデータを送受信するとともに
データの送受信が終了した時点で前記切替手段を付勢し
て、前記カード保留手段に停止されている無線カードを
前記カード保持部に自由落下させる制御手段と、を具備
したことを特徴とするカード処理装置を提供するもので
ある。
【0010】さらに、この発明は、85.72mm〜8
5.47mm×54.03mm〜53.92mmで厚さ
が0.80mmないし0.68mmに規定されている無
線カードが挿入可能に形成された挿入口を有し、上記無
線カードの自由落下を可能とし、上記無線カードが落下
される方向と平行な方向に、54.03mmより広く形
成されたガイド部が設けられた収納手段と、この収納手
段に、前記収納手段の上記挿入口から挿入された無線カ
ードを一時的に前記収納手段の所定位置に停止させるカ
ード保留手段と、このカード保留手段に対して、85.
72mmより長く規定された間隔では位置され、前記収
納手段から排出されて自由落下した無線カードを保持す
るカード保持部と、前記カード保留手段を、前記カード
を一時的に前記収納手段の所定位置に停止させる第1の
位置から前記カード保持部に前記カード保持部に自由落
下可能とする第2の位置のいづれかに切り替える切替手
段と、前記収納手段の所定位置に設けられ、前記収納手
段に、前記収納手段の上記挿入口から挿入されて前記カ
ード保留手段に停止されている無線カードの少なくとも
一部を露出する開口部と、前記収納手段の前記カード保
留手段に停止されている無線カードとの間でデータを送
受信する送受信用アンテナと、前記カード保留手段に無
線カードが保留されていることを検知する検知手段と、
前記カード保留手段に保留されている無線カードとの間
でデータを送受信するとともにデータの送受信が終了し
た時点で前記切替手段を付勢して、前記カード保留手段
に停止されている無線カードを前記カード保持部に自由
落下させる制御手段と、を具備したことを特徴とするカ
ード処理装置を提供するものである。
【0011】またさらに、この発明は、85.72mm
〜85.47mm×54.03mm〜53.92mmで
厚さが0.80mmないし0.68mmに規定されてい
る無線カードが挿入可能に形成された挿入口を含み、上
記無線カードが自由落下を可能としながら上記無線カー
ドが自由落下される方向と直交する方向に開放可能に形
成された扉部材を有し、上記無線カードが落下される方
向と平行な方向に、54.03mmより広く形成された
ガイド部が設けられた収納手段と、この収納手段から排
出されて自由落下した無線カードを保持するカード保持
部と、前記収納手段に、前記収納手段の上記挿入口から
挿入された無線カードを一時的に前記収納手段の所定位
置に停止させるカード保留手段と、このカード保留手段
を、前記カードを一時的に前記収納手段の所定位置に停
止させる第1の位置から前記カード保持部に前記カード
保持部に自由落下可能とする第2の位置のいづれかに切
り替える切替手段と、前記収納手段の前記カード保留手
段に停止されている無線カードとの間でデータを送受信
する送受信用アンテナと、前記カード保留手段に無線カ
ードが保留されていることを検知する検知手段と、前記
カード保留手段に保留されている無線カードとの間でデ
ータを送受信するとともにデータの送受信が終了した時
点で前記切替手段を付勢して、前記カード保留手段に停
止されている無線カードを前記カード保持部に自由落下
させる制御手段と、を具備したことを特徴とするカード
処理装置を提供するものである。
【0012】さらにまた、この発明は、85.72mm
〜85.47mm×54.03mm〜53.92mmで
厚さが0.80mmないし0.68mmに規定されてい
る無線カードが挿入可能に形成された挿入口を含み、上
記無線カードが自由落下を可能としながら上記無線カー
ドが自由落下される方向と直交する方向に開放可能に形
成された扉部材を有し、上記無線カードが落下される方
向と平行な方向に、54.03mmより広く形成された
ガイド部が設けられた収納手段と、この収納手段に、前
記収納手段の上記挿入口から挿入された無線カードを一
時的に前記収納手段の所定位置に停止させるカード保留
手段と、このカード保留手段に対して、85.72mm
より長く規定された間隔では位置され、前記収納手段か
ら排出されて自由落下した無線カードを保持するカード
保持部と、前記カード保留手段を、前記カードを一時的
に前記収納手段の所定位置に停止させる第1の位置から
前記カード保持部に前記カード保持部に自由落下可能と
する第2の位置のいづれかに切り替える切替手段と、前
記収納手段の前記カード保留手段に停止されている無線
カードとの間でデータを送受信する送受信用アンテナ
と、前記カード保留手段に無線カードが保留されている
ことを検知する検知手段と、前記カード保留手段に保留
されている無線カードとの間でデータを送受信するとと
もにデータの送受信が終了した時点で前記切替手段を付
勢して、前記カード保留手段に停止されている無線カー
ドを前記カード保持部に自由落下させる制御手段と、を
具備したことを特徴とするカード処理装置を提供するも
のである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1ないし図3は、この発明の第1の実施
の形態であって、無線カード単体を取り扱う無線カード
処理装置を示す概略図である。なお、図1は、概略断面
図、図2は、概略平面図、図3は、図1を矢印A方向か
らみた概略側面図である。
【0015】無線カード処理装置1は、外装ハウジング
2に囲まれた制御部3と、制御部3に電気的に接続され
たアンテナ4と、アンテナ4に対して所定間隔で設けら
れたカード収納部5を有する。なお、制御部3は、図示
しない外部制御機構、例えばホストコンピュータあるい
は鍵解除装置等に接続されている。
【0016】カード収納部5は、ハウジング2に対して
概ね平行かつ所定の間隔で配置されたカバー6を含み、
カバー6とハウジング2との間の空間であって、無線カ
ードCが挿入可能に形成されたカード挿入口7と、カー
ド挿入口7に無線カードCが収容された状態で少なくと
もカードCの一部をカード収納部5から露出可能とする
カバー6に設けられた切り欠き部6aと、カード挿入口
7に挿入されたカードCの一部が切り欠き部6aから露
出するように、カードCが(挿入口7内に)挿入される
量(奥行き深さ)を、所定の大きさに設定する突き当て
部7aが形成されている。なお、突き当て部7aの所定
の位置には、切り欠き部6aと同様にカード挿入口7に
収容されたカードCの少なくとも一部をカード収納部5
から露出可能とする第2の切り欠き部6bが形成されて
いる。
【0017】カード収納部5は、例えば85.72mm
〜85.47mm×54.03mm〜53.92mmで
厚さが0.80mmないし0.68mmに規定されてい
る無線カード(日本工業規格(JISX6301)に準
拠)を収容可能な大きさおよび深さが与えられ、カード
処理動作中に、無線カードCが不所望に収納部5から脱
落したり、収納部5からはみ出した無線カードCが誤っ
て折り曲げられたりことを防止できる。なお、切り欠き
部6aは、カード収納部5にいづれかのサイズのカード
がセットされた状態で、同カードの少なくとも一部を露
出可能とする大きさに定義されている。また、カードc
は、第2の切り欠き部6aから、カードCが補助的に押
し出されることで、より容易にカード収納部5から取り
出し可能となる。
【0018】図1ないし図3に示した無線カード処理装
置1においては、カード収納部5のカード保持部6に無
線カードCが挿入されることで、アンテナ4を通じて制
御部3から無線カードCに、電源用電力が供給される。
これにより、無線カードCは、予め定義されているプロ
トコルに従って、アンテナ4を通じて制御部3に所定の
応答信号を出力する。以下、制御部3と無線カードCと
の間で、所定のデータが送受信され、その結果に応じ
て、例えば図示しない鍵解除装置が動作される。なお、
無線カードCは、切り欠き部6aから露出されているの
で、利用者が取り忘れることが防止される。また、切り
欠き部6aによりカードCに(利用者が)手を触れるこ
とができるので、カードCは、容易に取り出し可能であ
る。このとき、第2の切り欠き部6bによりカードCを
僅かに押し出すことで、カードCを、より容易に取り出
すことができる。
【0019】図4ないし図6は、図1ないし図3に示し
た第1の実施の形態の別の例であって、無線カードを収
納可能なカードケース体に収納された状態の無線カード
およびカード単体の双方を取り扱う無線カード処理装置
を示す概略図である。なお、図4は、概略断面図、図5
は、概略平面図、図6は、図4を矢印B方向からみた概
略側面図である。なお、図1ないし図3に示した構成に
類似した構成には同一の符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0020】無線カード処理装置11は、ハウジング1
2内に設けられた制御部3と、アンテナ14とカード収
納部15を有する。なお、アンテナ14は、長手方向に
は、カード収納部15が収納可能な(制御部3が処理可
能な)無線カードCの長手方向の長さの2倍以上に、幅
方向には、無線カードCの長手方向長さ以上に、形成さ
れている。
【0021】カード収納部15は、ハウジング12に対
して概ね平行かつ所定の間隔で配置されたカバー16を
含み、カバー16のハウジング12との間の空間であっ
て、無線カードCが挿入可能に形成されたカード挿入口
17と、カード挿入口17にカードCが収容された状態
で少なくともカードCの一部をカード収納部15から露
出可能とする切り欠き部16aと、カード挿入口17に
挿入されたカードCのが一部が切り欠き部16aから露
出するように、カードCが(挿入口17内に)挿入され
る量(奥行き深さ)を所定の大きさに設定する突き当て
部17aが形成されている。なお、突き当て部17aの
所定の位置には、第2の切り欠き部16bが形成されて
いる。
【0022】カード収納部15は、例えば85.72m
m〜85.47mm×54.03mm〜53.92mm
で厚さが0.80mmないし0.68mmに規定されて
いる無線カード(日本工業規格(JISX6301)に
準拠)を収容可能な大きさおよび深さを有し、カード処
理動作中に、無線カードCが不所望に収納部15から脱
落したり、収納部15からはみ出した無線カードCが誤
って折り曲げられたりことを防止できる。なお、カバー
16の切り欠き部16aは、カード収納部15にカード
Cが、単体で、あるいはカードケース体Sに収納された
ままの状態のいづれかの状態でセットされた場合であっ
ても、カードCまたはカードケース体Sの少なくとも一
部を露出可能とする大きさに定義されている。また、切
り欠き部16aは、カードCが、図5に矢印CまたはD
で示されるいづれの向きにセットされた場合であって
も、カードCの少なくとも一部を露出可能である。
【0023】図4ないし図6に示した無線カード処理装
置11においては、カード収納部15のカード挿入口1
7に無線カードCが挿入されることで、アンテナ14を
通じて制御部3から無線カードCに電源用電力が供給さ
れる。これにより、カードCは、予め定義されているプ
ロトコルに従って、アンテナ14を通じて制御部3に所
定の応答信号を出力する。以下、制御部3とカードCと
の間で、所定のデータが送受信され、その結果に応じ
て、例えば図示しない鍵解除装置が動作される。なお、
カードCがケース体Sに収容されたままの状態でカード
挿入口17に挿入された場合であっても、同様に、所定
のデータが送受信されることはいうまでもない。
【0024】また、無線カードCおよびケース体Sは、
切り欠き部16aから露出されているので利用者が取り
忘れることが防止される。また、切り欠き部16aによ
りカードC(またはケース体S)に(利用者が)手を触
れることができるので、カードC(またはケース体S)
は、容易に取り出し可能である。このとき、第2の切り
欠き部16bによりカードC(またはケース体S)を僅
かに押し出すことで、カードC(またはケース体S)
を、より容易に取り出すことができる。
【0025】図7は、図4ないし図6に示したカードケ
ース体に収容されたままのカードCに対する処理が可能
なカード処理装置に適したカードケース体の例を示す概
略図である。
【0026】図7に示されるように、一般のカードケー
ス体Sは、一般的な財布型のカードケース体である。
【0027】カードケース体Sは、紙幣(図示しない)
を折り曲げることなく収納する紙幣収納部21とJIS
(日本工業規格)X6301に規定されるクレジットカ
ードサイズのカードを収納するカード収納部22とから
なる。なお、この例に示すカードケース体Sは、紙幣収
納部21とカード収納部22が相互に独立して設けら
れ、紙幣収納部21とカード収納部22との間の境界部
から2つ折り可能に形成されている。
【0028】紙幣の短辺方向に関しては、カード短辺長
さより紙幣短辺長さが長いため、紙幣端辺長さ以上に、
紙幣の長辺方向に関しては、2枚のカードを、それぞれ
のカードの短辺が隣り合う状態に収納可能であって、紙
幣長辺長さよりカード2枚分の長さが長いため、カード
2枚分の長手方向の長さよりも長く規定された全長を有
する。
【0029】図8は、図7に示したカードケース体Sの
別の例を示すもので、カードケース体Sは、図示しない
紙幣を、紙幣の長手方向の中央付近で2つ折りに折り曲
げた状態で収納する紙幣収納部31と紙幣収納部31に
重なり合うように設けられて、JISX6301に規定
されるクレジットカードサイズのカードを収納するカー
ド収納部32からなる。紙幣の短辺方向に関しては、紙
幣の短辺方向長さよりカード長辺方向長さが長いため、
カードの長辺長さ以上の長さに、紙幣の長辺方向に関し
ては、カード短辺長さより紙幣長辺の1/2長さが長い
ため、紙幣の長さ方向の1/2以上の長さに規定された
全長を有する。
【0030】ここで、無線カードCのサイズは、JIS
X6301に準じている、もしくはそれ以下、あるいは
それより大きいとしても上記カードケース体Sの紙幣収
納部に収まるサイズであるとし、図4ないし図6に示し
たカードケース体Sに収容されたままのカードCに対す
る処理が可能なカード処理装置のカード収納部15の大
きさ(幅方向の長さ)は、図8に示したカード収納部の
配列から、少なくとも紙幣長辺長さ1/2(この紙幣の
長辺長さ1/2は、カード長辺より若干短いため、カー
ドの挿入方向を限定しないためには、カード長辺方向長
さ以上とするのが好ましい)以上に、また、カード収納
部15の深さ(長辺方向の長さ)は、図7に示したカー
ド収納部の配列から、カードCの長辺方向長さの2倍以
上に、それぞれ定義される。
【0031】図9および図10は、この発明の第2の実
施の形態であって、無線カード単体を取り扱う無線カー
ド処理装置を示す概略図である。なお、図9は、概略正
面図、図10は、図9を矢印E方向からみた概略断面図
である。
【0032】無線カード処理装置41は、ハウジング4
2に囲まれた制御部3と、制御部3に電気的に接続され
たアンテナ44と、アンテナ44に対して所定間隔で設
けられたカード収納部45を有する。なお、制御部3
は、以下に説明するカード保持部および図示しない外部
装置、例えばホストコンピュータあるいは鍵解除装置等
に接続されている。
【0033】カード収納部45は、ハウジング42に対
して概ね平行且つ所定の間隔で配置されたカバー46
と、カバー46とハウジング42との間に設けられ、カ
ード収納部45に挿入されたカードCをカード収納部4
5内に一時的に保留したり、ハウジング42の受け台4
2aに落下させるカード保持板47を有し、カード収納
部45に挿入されたカードCを制御部3が認識してカー
ドCの情報を読み取り、読みとった情報に対応する所定
の処理を実行するあいだじゅう、カードCを保持する。
【0034】カバー46には、カード収納部45に挿入
されたカードCがカード保持板47により保持されてい
る状態で、少なくともカードCの一部をカード収納部4
5から露出可能とする切り欠き部46aが形成されてい
る。また、切り欠き部46aの大きさは、カード収納部
45にカードCが挿入される側から遠い方向のカード保
持板47の端部を、カード収納部45内をカードCが自
由落下可能な方向すなわちアンテナ44が延出される方
向と直交する方向に折り曲げて形成したカード保持部4
7aとカバー46のカードCが挿入される側の端部との
間の距離を最適な大きさに設定することで定義される。
なお、カード保持部47aとハウジング42の受け台4
2aとの間の間隔は、例えば85.72mm〜85.4
7mm×54.03mm〜53.92mmで厚さが0.
80mmないし0.68mmに規定されている無線カー
ド(日本工業規格(JISX6301)に準拠)を、利
用者により目視可能な間隔に形成される。
【0035】カード保持板47は、カード保持端47a
よりもカード収納部45にカードCが挿入される側に設
けられた支点穴47bを有し、ハウジング42に設けら
れた回動支点42bと支点穴47bを回動中心として回
動可能であって、カードCをカード収納部45内に保留
する第1の位置とカードCをハウジング42の受け台4
2aに落下させる第2の位置のいづれかの位置に切り替
えられる。なお、支点穴47bの周囲の所定の位置に設
けられる接続点47cには、制御部3の制御により駆動
される駆動手段である例えばソレノイド48の可動部
(プランジャー)48aに接続された連結板48bから
の直線運動すなわち推進力が提供される。これにより、
カード保持板47のカード保持部47aが、上述した2
つの位置のいづれかに切り替えられる。また、カード保
持板47のカード保持部47aを、第2の位置から第1
の位置に確実に戻すために、例えば弦巻ばね等に代表さ
れる復帰手段48cが付加されてもよい。
【0036】カード収納部45の所定の位置には、さら
にカード保持板47の保持部47aにカードCが存在す
るか否かを検知するカード検知手段49が設けられてい
る。カード検知手段49は、例えば非接触型のフォトセ
ンサであって、カード収納部45に無線カードCが挿入
されたことを検知して、カードCに、(アンテナ44を
経由して)制御部3から電源用電力を供給させる。カー
ドCは、制御部3から供給された電源用電力により付勢
され、予め定義されているプロトコルに従って、アンテ
ナ44を通じて、制御部3に所定の応答信号を出力す
る。続いて、制御部3とカードCとの間で、所定のデー
タが送受信され、その結果に応じて例えば図示しない鍵
解除装置が動作される。このとき、制御部3の制御によ
り、ソレノイド48の図示しないコイルに所定の駆動電
流が供給され、カード保持板47の保持部47aが第1
の位置から第2の位置に切り替えられる。従って、カー
ドCは、カード収納部45を通過して、ハウジング42
の受け台42aに自由落下される。なお、制御部3は、
カード検知手段49により、カードCが収納部45に存
在しないことが報知された時点で、カードCのための電
源用電力の出力を停止するとともに、ソレノイド48へ
の通電を遮断する。これにより、カード保持板47の保
持部47aが第1の位置に戻される。また、カードCと
カード処理装置41との間でデータがやり取りされてい
る間は、カードCは、カード処理装置内に格納され、処
理が終了した時点で利用者から目視可能に放出されるこ
とから、第三者によりカードCが持ち去られる虞が低減
されるとともに、カードCの取り忘れが防止され、セキ
ュリティが向上される。
【0037】図11および図12は、図9および図10
に示した第2の実施の形態の別の例であって、無線カー
ドを収納可能なカードケース体に収納された状態の無線
カードおよびカード単体の双方を取り扱う無線カード処
理装置を示す概略図である。なお、図11は、概略正面
図、図12は、図11を矢印F方向からみた概略断面図
である。また、図9および図10に示した実施の形態お
よび上述した他の例と同様に、既に説明した構成に類似
した構成には同一の符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0038】図11および図12に示す無線カード処理
装置51は、図9と図10に示した無線カード処理装置
に準じた構成を有する。なお、主たる相違点は、ハウジ
ング52、アンテナ54およびカバー56からなるカー
ド収容部55の大きさおよびカバー56とハウジング5
2との間のすき間が、カード単体に加えて図7と図8に
示したような無線カードを収納可能なカードケース体に
収納された状態の無線カードを収容可能に形成されてい
ることである。
【0039】詳細には、カード収納部55は、JISX
6301に準じている、もしくはそれ以下、あるいはそ
れより大きいとしても上記カードケース体Sの紙幣収納
部に収まるサイズであるカードとし、図4ないし図6に
示したカードケース体Sに収容されたままのカードCに
対する処理が可能なカード処理装置のカード収納部15
の大きさ(幅方向の長さ)は、図8に示したカード収納
部の配列から、少なくとも紙幣長辺長さ1/2(この紙
幣の長辺長さ1/2は、カード長辺より若干短いため、
カードの挿入方向を限定しないためには、カード長辺方
向長さ以上とするのが好ましい)以上に、また、カード
収納部15の深さ(長辺方向の長さ)は、図7に示した
カード収納部の配列から、カードCの長辺方向長さの2
倍以上に、それぞれ定義される大きさおよび深さを有
し、さらに、図7と図8を用いて既に説明した大きさが
与えられたカードケース体Sの厚さDを許容可能に、規
定されている。これにより、カード処理動作中に、無線
カードCが不所望に収納部55から脱落したり、収納部
55からはみ出した無線カードCが誤って折り曲げられ
たりことを防止できる。なお、カバー56の切り欠き部
56aは、カード収納部55に、カードCが、単体で、
あるいはカードケース体Sに収納されたままの状態のい
づれかの状態でセットされた場合であっても、カードC
またはカードケース体Sの少なくとも一部を露出可能と
する大きさに定義されている。また、切り欠き部56a
は、カードCが、図11に矢印CまたはDで示されるい
づれの向きにセットされた場合であっても、カードCの
少なくとも一部を露出可能である。なお、カード保持部
47aとハウジング52の受け台52aとの間の間隔
は、図7に示したカードケース体Sのカード長辺方向長
さの2倍以上の長さで、利用者により目視可能な間隔に
形成される。また、動作については、図9と図10に示
した例と実質的に同一であるから、詳細な説明を省略す
る。
【0040】このように、上述した構成によれば、カー
ドCをカードケース体Sに収納したままの状態で、カー
ドCとカード処理装置51との間でデータがやり取りさ
れている間は、ケース体S(およびカードC)は、カー
ド処理装置51内に格納され、処理が終了した時点で利
用者から目視可能に放出されることから、第三者により
ケース体S(およびカードC)が持ち去られる虞が低減
されるのみならず、ケース体S(およびカードC)の取
り忘れが防止され、セキュリティが向上される。
【0041】図13ないし図15は、この発明の第3の
実施の形態であって、無線カード単体を取り扱う無線カ
ード処理装置を示す概略図である。なお、図13は、概
略正面図、図14は、図13を矢印G方向からみた概略
断面図、および図15は、図13を矢印Z方向から見た
状態で、以下に説明する扉の回動支点を拡大した概略図
である。また、図9および図10に示した例と同一の構
成には同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
【0042】無線カード処理装置61は、ハウジング6
2に囲まれた制御部3と、制御部3に電気的に接続され
たアンテナ44と、アンテナ44に対して所定間隔で設
けられたカード収納部65を有する。なお、制御部3
は、以下に説明するカード保持部および図示しない外部
装置、例えばホストコンピュータあるいは鍵解除装置等
に接続されている。
【0043】カード収納部65は、ハウジング62に対
して概ね平行且つ所定の間隔で配置され、さらに支点6
6aを回動支点としてハウジング62から矢印H方向に
開放可能に形成された扉66と、扉66とハウジング6
2との間に設けられ、カード収納部65に挿入されたカ
ードCをカード収納部65内に一時的に保留したり、ハ
ウジング62の受け台62aに落下させるカード保持板
47を有し、カード収納部65に挿入されたカードCを
制御部3が認識してカードCの情報を読み取り、読みと
った情報に対応する所定の処理を実行するあいだじゅ
う、カードCを保持する。
【0044】扉66は、カード収納部65に挿入された
カードCがカード保持板47により保持されている状態
から、矢印H方向に開放可能であるから、カード収納部
65に挿入されたカードCを、任意の時点で取り出すこ
とができる。なお、カード保持板47は、図9および図
10を用いて既に説明したように、支点穴47bを有
し、ハウジング62に設けられた回動支点62bと支点
穴47bを回動中心として回動可能であって、カードC
をカード収納部45内に保留する第1の位置とカードC
をハウジング62の受け台62aに落下させる第2の位
置のいづれかの位置に切り替えられる。なお、扉66が
開放されない場合には、制御部3とカードCとの間のデ
ータの送受信が終了した時点で、制御部3の制御により
ソレノイド48の図示しないコイルに所定の駆動電流が
供給され、カード保持板47の保持部47aが第1の位
置から第2の位置に切り替えられる。従って、カードC
は、カード収納部65を通過して、ハウジング62の受
け台62aに自由落下される。なお、制御部3は、カー
ド検知手段49により、カードCが収納部65に存在し
ないことが報知された時点で、カードCのための電源用
電力の出力を停止するとともに、ソレノイド48への通
電を遮断する。これにより、カード保持板47の保持部
47aが第1の位置に戻される。
【0045】図16ないし図18は、図13ないし図1
5に示した第3の実施の形態の別の例であって、無線カ
ードを収納可能なカードケース体に収納された状態の無
線カードおよびカード単体の双方を取り扱う無線カード
処理装置を示す概略図である。なお、図16は、概略正
面図、図17は、図16を矢印I方向からみた概略断面
図および図18は、図16を矢印Y方向から見た状態
で、扉の回動支点を拡大した概略図である。また、図1
3ないし図15に示した例と同様に、既に説明した構成
に類似した構成には同一の符号を付して詳細な説明を省
略する。
【0046】図16ないし図18から明らかなように、
無線カード処理装置71は、図13ないし図15に示し
た無線カード処理装置に準じた構成を有する。なお、主
たる相違点は、ハウジング72、アンテナ74および扉
76からなるカード収容部75の大きさおよび扉76と
ハウジング72との間のすき間が、カード単体に加えて
図7と図8に示したような無線カードを収納可能なカー
ドケース体に収納された状態の無線カードを収容可能に
形成されていることである。
【0047】詳細には、カード収納部75は、JISX
6301に準じている、もしくはそれ以下、あるいはそ
れより大きいとしても上記カードケース体Sの紙幣収納
部に収まるサイズであるとし、図4ないし図6に示した
カードケース体Sに収容されたままのカードCに対する
処理が可能なカード処理装置のカード収納部15の大き
さ(幅方向の長さ)は、図8に示したカード収納部の配
列から、少なくとも紙幣長辺長さ1/2(この紙幣の長
辺長さ1/2は、カード長辺より若干短いため、カード
の挿入方向を限定しないためには、カード長辺方向長さ
以上とするのが好ましい)以上に、また、カード収納部
15の深さ(長辺方向の長さ)は、図7に示したカード
収納部の配列から、カードCの長辺方向長さの2倍以上
に、それぞれ定義される大きさおよび深さを有し、さら
に、図7と図8を用いて既に説明した大きさが与えられ
たカードケース体Sの厚さDを許容できる間隔に規定さ
れている。これにより、カード処理動作中に、無線カー
ドCが不所望に収納部75から脱落したり、収納部75
からはみ出した無線カードCが誤って折り曲げられたり
ことを防止できる。なお、扉76は、ハウジング72に
対して矢印J方向に開放可能であるから、カード収納部
75に挿入されたカードCまたはカードケース体Sを、
任意の時点で取り出すことができる。なお、動作につい
ては、図9と図10に示した例と実質的に同一であるか
ら、詳細な説明を省略する。
【0048】
【発明の効果】上述のように、この発明によれば、無線
カードを、無線カード処理装置の無線カードの取り忘れ
が生じにくい構造の所定の収納部に収納した状態で、カ
ードとの間でデータを送受信する可能であるから、通信
エラーが低減されるとともに、カードの取り忘れあるい
は第三者によりカードが持ち去られることが防止でき
る。
【0049】また、この発明の無線カード処理装置によ
れば、無線カードを、カードを保護するケース体に収納
したままの状態で、カードとの間でデータの送受信が可
能であり、ケース体から無線カードを取り出すために要
求される時間が低減される。このことは、データの処理
に際して、カード単体をケース体から取り出す作業を必
要としないことから、カードの紛失や取り忘れの頻度も
低減される。
【0050】さらに、この発明の無線カード処理装置
は、無線カード単体で、あるいは無線カードを保護する
ケース体に無線カードを収納したままの状態で、無線カ
ードとの間でデータの送受信が可能であり、しかも、デ
ータの送受信が終了した後に、カード単体およびケース
体を所定位置に排出可能であるから、カード単体または
ケース体の取り忘れが生じにくく、セキュリティが向上
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態である無線カード処理装置を
示す概略断面図。
【図2】第1の実施の形態である無線カード処理装置を
示す概略平面図。
【図3】第1の実施の形態である無線カード処理装置を
図2の矢印A方向から見た状態を示す概略図。
【図4】第1の実施の形態の別の例である無線カード処
理装置を示す概略断面図。
【図5】第1の実施の形態の別の例である無線カード処
理装置を示す概略平面図。
【図6】第1の実施の形態の別の例である無線カード処
理装置を図5の矢印B方向から見た状態を示す概略図。
【図7】この発明の実施の形態である無線カード処理装
置に利用可能なカードケース体の一例を示す概略図。
【図8】この発明の実施の形態である無線カード処理装
置に利用可能なカードケース体の一例を示す概略図。
【図9】第2の実施の形態である無線カード処理装置を
示す概略正面図。
【図10】第2の実施の形態である無線カード処理装置
を図9の矢印E方向から見た状態を示す概略断面図。
【図11】第2の実施の形態の別の例である無線カード
処理装置を示す概略正面図。
【図12】第2の実施の形態の別の例である無線カード
処理装置を図11の矢印F方向から見た状態を示す概略
断面図。
【図13】第3の実施の形態である無線カード処理装置
を示す概略正面図。
【図14】第3の実施の形態である無線カード処理装置
を図13の矢印G方向から見た状態を示す概略断面図。
【図15】第3の実施の形態である無線カード処理装置
を図13の矢印Zの方向から見た状態を示す部分拡大
図。
【図16】第3の実施の形態の別の例である無線カード
処理装置を示す概略正面図。
【図17】第3の実施の形態の別の例である無線カード
処理装置を図16の矢印I方向から見た状態を示す概略
断面図。
【図18】第3の実施の形態の別の例である無線カード
処理装置を図16の矢印Y方向から見た状態を示す部分
拡大図。
【符号の説明】
1,11,41,51,61,71・・・無線カード処
理装置、 2,12,42,52,62,72・・・ハウジング、 3・・・制御部、 4,14,44,54・・・アンテナ、 5,15,45,55,65,75・・・カード収納
部、 6,16,46,56,66,76・・・カバー、 7,17,47,67・・・カード保持板、 48・・・ソレノイド、 49・・・カード検知手段、 66,76・・・扉。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線カードが挿入される挿入口を有し、無
    線カード等を収納可能な収納手段と、 この収納手段に挿入された無線カードを、前記収納手段
    内の所定に位置に位置させるカード位置規制手段と、 このカード位置規制手段により前記収納手段内の所定の
    位置に位置された無線カードの少なくとも一部を前記収
    納手段内から露出可能とするために、前記収納手段の前
    記カード位置規制手段からの長さが無線カードの長辺方
    向の長さよりも少なくなるよう、前記収納手段に形成さ
    れた開口部と、 前記収納手段に挿入された無線カードとの間で所定の信
    号を送受信する送受信用アンテナと、を具備したことを
    特徴としたカード処理装置。
  2. 【請求項2】前記収納手段の前記カード位置規制手段側
    の端部と前記開口部の前記カード位置規制手段側の端部
    との間の距離は、85.72mm〜85.47mm×5
    4.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mmな
    いし0.68mmに規定されている無線カードの長辺方
    向長さより短いことを特徴とする請求項1記載の無線カ
    ード処理装置。
  3. 【請求項3】前記開口部の前記カード位置規制手段側の
    端部との間の距離は、85.72mm〜85.47mm
    ×54.03mm〜53.92mmで厚さが0.80m
    mないし0.68mmに規定されている無線カードの短
    辺方向長さより短いことを特徴とする請求項1記載の無
    線カード処理装置。
  4. 【請求項4】前記開口部の前記カード位置規制手段側の
    端部との間の距離は、85.72mm〜85.47mm
    ×54.03mm〜53.92mmで厚さが0.80m
    mないし0.68mmに規定されている無線カードの短
    辺方向長さより短いことを特徴とする請求項2記載の無
    線カード処理装置。
  5. 【請求項5】前記収納手段の前記カード位置規制手段側
    の端部と前記開口部の前記カード位置規制手段側の端部
    との間の距離は、85.72mm〜85.47mm×5
    4.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mmな
    いし0.68mmに規定されている無線カードの長辺方
    向長さより短いことを特徴とする請求項3記載の無線カ
    ード処理装置。
  6. 【請求項6】前記開口部は、85.72mm〜85.4
    7mm×54.03mm〜53.92mmで厚さが0.
    80mmないし0.68mmに規定されている無線カー
    ドの短辺または長辺のいづれか一方が前記カード位置規
    制手段に接している状態で、無線カードの少なくとも一
    部を前記収納手段から露出可能であることを特徴とする
    請求項1記載の無線カード処理装置。
  7. 【請求項7】前記収納手段の前記カード位置規制手段側
    の端部と前記開口部の前記カード位置規制手段側の端部
    との間の距離は、85.72mm〜85.47mm×5
    4.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mmな
    いし0.68mmに規定されている無線カード2枚を、
    短辺を近接させた状態で収納したケース体の短辺方向長
    さより短いことを特徴とする請求項1記載の無線カード
    処理装置。
  8. 【請求項8】前記開口部の前記カード位置規制手段側の
    端部との間の距離は、85.72mm〜85.47mm
    ×54.03mm〜53.92mmで厚さが0.80m
    mないし0.68mmに規定されている無線カードの長
    辺をケース体の短辺に沿わせて挿入した方向の長さより
    短いことを特徴とする請求項1記載の無線カード処理装
    置。
  9. 【請求項9】前記開口部の前記カード位置規制手段側の
    端部との間の距離は、85.72mm〜85.47mm
    ×54.03mm〜53.92mmで厚さが0.80m
    mないし0.68mmに規定されている無線カードの長
    辺をケース体の短辺に沿わせて挿入した方向の長さより
    短いことを特徴とする請求項7記載の無線カード処理装
    置。
  10. 【請求項10】前記収納手段の前記カード位置規制手段
    側の端部と前記開口部の前記カード位置規制手段側の端
    部との間の距離は、85.72mm〜85.47mm×
    54.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mm
    ないし0.68mmに規定されている無線カード2枚
    を、短辺を近接させた状態で収納したケース体の短辺方
    向長さより短いことを特徴とする請求項9記載の無線カ
    ード処理装置。
  11. 【請求項11】85.72mm〜85.47mm×5
    4.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mmな
    いし0.68mmに規定されている無線カードが挿入可
    能に形成された挿入口を有し、上記無線カードの自由落
    下を可能とし、上記無線カードが落下される方向と平行
    な方向に、54.03mmより広く形成されたガイド部
    が設けられた収納手段と、 この収納手段から排出されて自由落下した無線カードを
    保持するカード保持部と、 前記収納手段に、前記収納手段の上記挿入口から挿入さ
    れた無線カードを一時的に前記収納手段の所定位置に停
    止させるカード保留手段と、 このカード保留手段を、前記カードを一時的に前記収納
    手段の所定位置に停止させる第1の位置から前記カード
    保持部に前記カード保持部に自由落下可能とする第2の
    位置のいづれかに切り替える切替手段と、 前記収納手段の所定位置に設けられ、前記収納手段に、
    前記収納手段の上記挿入口から挿入されて前記カード保
    留手段に停止されている無線カードの少なくとも一部を
    露出する開口部と、 前記収納手段の前記カード保留手段に停止されている無
    線カードとの間でデータを送受信する送受信用アンテナ
    と、 前記カード保留手段に無線カードが保留されていること
    を検知する検知手段と、 前記カード保留手段に保留されている無線カードとの間
    でデータを送受信するとともにデータの送受信が終了し
    た時点で前記切替手段を付勢して、前記カード保留手段
    に停止されている無線カードを前記カード保持部に自由
    落下させる制御手段と、を具備したことを特徴とするカ
    ード処理装置。
  12. 【請求項12】前記カード保留手段および前記収納手段
    は、前記無線カードを収容した状態のケース体を保留お
    よび収納可能であることを特徴とする請求項11記載の
    カード処理装置。
  13. 【請求項13】85.72mm〜85.47mm×5
    4.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mmな
    いし0.68mmに規定されている無線カードが挿入可
    能に形成された挿入口を有し、上記無線カードの自由落
    下を可能とし、上記無線カードが落下される方向と平行
    な方向に、54.03mmより広く形成されたガイド部
    が設けられた収納手段と、 この収納手段に、前記収納手段の上記挿入口から挿入さ
    れた無線カードを一時的に前記収納手段の所定位置に停
    止させるカード保留手段と、 このカード保留手段に対して、85.72mmより長く
    規定された間隔では位置され、前記収納手段から排出さ
    れて自由落下した無線カードを保持するカード保持部
    と、 前記カード保留手段を、前記カードを一時的に前記収納
    手段の所定位置に停止させる第1の位置から前記カード
    保持部に前記カード保持部に自由落下可能とする第2の
    位置のいづれかに切り替える切替手段と、 前記収納手段の所定位置に設けられ、前記収納手段に、
    前記収納手段の上記挿入口から挿入されて前記カード保
    留手段に停止されている無線カードの少なくとも一部を
    露出する開口部と、 前記収納手段の前記カード保留手段に停止されている無
    線カードとの間でデータを送受信する送受信用アンテナ
    と、 前記カード保留手段に無線カードが保留されていること
    を検知する検知手段と、 前記カード保留手段に保留されている無線カードとの間
    でデータを送受信するとともにデータの送受信が終了し
    た時点で前記切替手段を付勢して、前記カード保留手段
    に停止されている無線カードを前記カード保持部に自由
    落下させる制御手段と、を具備したことを特徴とするカ
    ード処理装置。
  14. 【請求項14】前記カード保留手段および前記収納手段
    は、前記無線カードを収容した状態のケース体を保留お
    よび収納可能であることを特徴とする請求項13記載の
    カード処理装置。
  15. 【請求項15】85.72mm〜85.47mm×5
    4.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mmな
    いし0.68mmに規定されている無線カードが挿入可
    能に形成された挿入口を含み、上記無線カードが自由落
    下を可能としながら上記無線カードが自由落下される方
    向と直交する方向に開放可能に形成された扉部材を有
    し、上記無線カードが落下される方向と平行な方向に、
    54.03mmより広く形成されたガイド部が設けられ
    た収納手段と、 この収納手段から排出されて自由落下した無線カードを
    保持するカード保持部と、 前記収納手段に、前記収納手段の上記挿入口から挿入さ
    れた無線カードを一時的に前記収納手段の所定位置に停
    止させるカード保留手段と、 このカード保留手段を、前記カードを一時的に前記収納
    手段の所定位置に停止させる第1の位置から前記カード
    保持部に前記カード保持部に自由落下可能とする第2の
    位置のいづれかに切り替える切替手段と、 前記収納手段の前記カード保留手段に停止されている無
    線カードとの間でデータを送受信する送受信用アンテナ
    と、 前記カード保留手段に無線カードが保留されていること
    を検知する検知手段と、 前記カード保留手段に保留されている無線カードとの間
    でデータを送受信するとともにデータの送受信が終了し
    た時点で前記切替手段を付勢して、前記カード保留手段
    に停止されている無線カードを前記カード保持部に自由
    落下させる制御手段と、を具備したことを特徴とするカ
    ード処理装置。
  16. 【請求項16】前記カード保留手段および前記収納手段
    は、前記無線カードを収容した状態のケース体を保留お
    よび収納可能であることを特徴とする請求項15記載の
    カード処理装置。
  17. 【請求項17】85.72mm〜85.47mm×5
    4.03mm〜53.92mmで厚さが0.80mmな
    いし0.68mmに規定されている無線カードが挿入可
    能に形成された挿入口を含み、上記無線カードが自由落
    下を可能としながら上記無線カードが自由落下される方
    向と直交する方向に開放可能に形成された扉部材を有
    し、上記無線カードが落下される方向と平行な方向に、
    54.03mmより広く形成されたガイド部が設けられ
    た収納手段と、 この収納手段に、前記収納手段の上記挿入口から挿入さ
    れた無線カードを一時的に前記収納手段の所定位置に停
    止させるカード保留手段と、 このカード保留手段に対して、85.72mmより長く
    規定された間隔では位置され、前記収納手段から排出さ
    れて自由落下した無線カードを保持するカード保持部
    と、 前記カード保留手段を、前記カードを一時的に前記収納
    手段の所定位置に停止させる第1の位置から前記カード
    保持部に前記カード保持部に自由落下可能とする第2の
    位置のいづれかに切り替える切替手段と、 前記収納手段の前記カード保留手段に停止されている無
    線カードとの間でデータを送受信する送受信用アンテナ
    と、 前記カード保留手段に無線カードが保留されていること
    を検知する検知手段と、 前記カード保留手段に保留されている無線カードとの間
    でデータを送受信するとともにデータの送受信が終了し
    た時点で前記切替手段を付勢して、前記カード保留手段
    に停止されている無線カードを前記カード保持部に自由
    落下させる制御手段と、を具備したことを特徴とするカ
    ード処理装置。
  18. 【請求項18】前記カード保留手段および前記収納手段
    は、前記無線カードを収容した状態のケース体を保留お
    よび収納可能であることを特徴とする請求項17記載の
    カード処理装置。
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