JP2006146164A - 表示装置 - Google Patents

表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006146164A
JP2006146164A JP2005262520A JP2005262520A JP2006146164A JP 2006146164 A JP2006146164 A JP 2006146164A JP 2005262520 A JP2005262520 A JP 2005262520A JP 2005262520 A JP2005262520 A JP 2005262520A JP 2006146164 A JP2006146164 A JP 2006146164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
unit
orientation
display device
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005262520A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Yoshimoto
卓己 吉本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP2005262520A priority Critical patent/JP2006146164A/ja
Priority to EP05799365A priority patent/EP1804233A4/en
Priority to PCT/JP2005/019741 priority patent/WO2006043721A1/ja
Priority to KR1020077007809A priority patent/KR100986660B1/ko
Priority to US11/663,302 priority patent/US20090058845A1/en
Publication of JP2006146164A publication Critical patent/JP2006146164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】 複数の視方向に対する個別の表示画像を同一画面上に表示可能な表示装置において、見る方向によっては異なる複数の画像が同時に見えるという不具合を簡単に解消することができるようにする。
【解決手段】 複数の視方向に対する個別の表示画像を同一画面上に表示可能な表示部(7)と、表示部の向きに関する向き情報を取得する情報取得部(200)と、情報取得部が取得した前記向き情報に基づいて表示部の向きを変更する表示方向変更部(254、21)を有することを特徴とする表示装置(20)。
【選択図】 図11

Description

本発明は、単一の画面で複数の利用者各々に対して独立した異なる情報を実質的に同時に提供することのできるマルチビュー表示装置に関するものである。
特許文献1〜特許文献3は、1台の液晶ディスプレイ(LCD)で2画面を同時に表示することができ、例えば、運転席と助手席とからそれぞれ異なる画面を見ることができる表示装置を開示している。また特許文献4及び特許文献5は、2種類の映像を、同時に、同一画面に表示することができる2画面表示装置を開示している。さらに、特許文献6及び7は、立体イメージを表示するために、視野方向を制限するためにバリアについて開示している。
車載用表示装置として従来の表示装置を利用する場合、運転中においては、ナビゲーション画面を表示させ、運転の妨げとなるようなテレビ等の表示画像画面は表示させないようにして利用されていた。一方、かかるマルチビュー表示装置を車載用表示装置として利用すれば、運転中においても助手席及び後部座席に座っている人はテレビ画像を見ることが可能となる。
しかしながら、マルチビュー表示装置の場合、図10に示されるように、表示部(ディスプレイ)のほぼ中央の位置においては、ナビゲーション画面及びテレビ画面による両方の表示画像が見えるという不都合がある。このことは、後部座席の中央に座る人に不快感を与えることとなる。
特開平6−186526号公報 特開2000−137443号公報 特開2004−206089号公報 特開平11−331876号公報 特開平9−46622号公報 特開平10−123461号公報 特開平11−84131号公報
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の視方向に対する個別の表示画像を同一画面上に表示可能な表示装置であって、見る方向によっては異なる複数の画像が同時に見えるという不具合を簡単に解消することができるものを提供することにある。
上記課題を達成するために、本発明に係る表示装置は、複数の視方向に対する個別の表示画像を同一画面上に表示可能な表示部と、表示部の向きに関する向き情報を取得する情報取得部と、情報取得部が取得した前記向き情報に基づいて表示部の向きを変更する表示方向変更部を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示部を観察する観察者の位置を検出するためのセンサを更に有し、情報取得部は前センサからの位置情報を向き情報として取得することが好ましい。例えは、表示装置が搭載される車両の座席に着座センサを設け、着座センサからの信号に基づいてどの座席に乗員がいるかを判断し、乗員の配置に応じて最適な傾きになるように表示部の向きを変更できるように構成した。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示部の観察者の位置に応じて設定されるべき向き情報を予め記憶した記憶部を更に有し、情報取得部は記憶部を利用して位置情報から向き情報を取得することが好ましい。記憶部に、予め、例えば、乗員の配置と表示部の向き情報とを関連付けたテーブルを構成し、テーブルを利用して最適な向き情報を得ることができるように構成した。
さらに、本発明に係る表示装置では、情報取得部は、表示部に、表示部の向きの変更に係る表示を行うことが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、情報取得部は、表示部に、表示部の観察者の位置に係る表示を行うことが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示装置が搭載される車両に関する車両情報を取得するためのインタフェース部を更に有し、情報取得部はインタフェース部からの車両情報を向き情報として取得することが好ましい。インタフェース部としては、車載LANへの接続のためのLANユニット、インターネットを介して外部サーバへアクセスするための通信ユニット等を用いることができる。
さらに、本発明に係る表示装置では、車両情報に応じて設定されるべき向き情報を予め記憶した記憶部を更に有し、情報取得部は、記憶部を利用して、車両情報から向き情報を取得することが好ましい。記憶部に、予め、例えば、車両情報と表示部の向き情報とを関連付けたテーブルを構成し、テーブルを利用して最適な向き情報を得ることができるように構成した。
上記課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、複数の視方向に対する個別の表示画像を同一画面上に表示可能な表示部と、表示部が設置される車両に対して左右非対称となるように、表示部の向きを設定する表示方向設定部を有することを特徴とする。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示方向設定部は、表示部が設置される車両に応じて、複数の視方向に対する個別の表示画像が、車両の乗員に対して同時に視認されないように、表示部の向きを設定することが好ましい。クロストーク領域に乗員が存在しないように、表示部の向きを設定したものである。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示方向設定部は、複数の視方向に対する個別の表示画像の内の運転席側表示画像が視認可能な乗員が、複数の視方向に対する個別の表示画像の内の助手席側表示画像が視認可能な乗員より多くなるように、表示部の向きを設定することが好ましい。運転手側表示画像を視認できる領域を多くするように、表示部の向きを設定したものである。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示方向設定部は、複数の視方向に対する個別の表示画像の内の助手席側表示画像が視認可能な乗員が、複数の視方向に対する個別の表示画像の内の運転席側表示画像が視認可能な乗員より多くなるように、表示部の向きを設定することが好ましい。助手側表示画像を視認できる領域を多くするように、表示部の向きを設定したものである。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示部の向きに関する向き情報を取得する情報取得部を更に有し、表示方向設定部は、情報取得部が取得した向き情報に基づいて、表示部の向きを変更することが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示方向設定部は、表示部を有する表示装置が、表示装置が搭載される車両に対して所定の向きを持つように取り付ける取付け部材を含むことが好ましい。表示装置本体を車両に対して傾けて取り付けることによって、表示部が所定を所定の向きに設定するように構成した。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示方向設定部は、表示部が、表示装置に対して所定の向きを持って設定されるように取り付ける取付け部材を含むことが好ましい。表示部を表示装置に対して傾けて取り付けることによって、表示部が所定を所定の向きに設定するように構成した。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示部は、表示画像を表示するための液晶表示パネルを含み、表示方向設定部は、液晶表示パネルが、表示部に対して所定の向きを持って設定されるように取り付ける取付け部材を含むことが好ましい。液晶表示パネルを表示部に対して傾けて取り付けることによって、実質的に表示部が所定を所定の向きに設定するように構成した。
上記課題を達成するために、本発明に係る表示装置は、表示部を備え、複数の方向から該方向ごとに異なる表示画像が観察可能な表示装置であって、予め設定された前記表示部の向きに関する情報を記憶する記憶手段と、前記表示部の向きを変更するパネル方向変更手段と、前記表示装置が使用されるときに、前記記憶手段に記憶された該情報に基づいて前記表示部の向きを設定する制御手段と、を具備することを特徴とする。
さらに、本発明に係る表示装置では、観察者の位置を検知するセンサを更に具備し、制御手段は、センサの出力に基づいて表示部の向きを観察者の位置に応じた向きに設定することが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、記憶手段は、観察者の位置に応じて設定されるべき表示部の向きを予め記憶し、制御手段は、センサの出力と、記憶手段に記憶された観察者の位置に応じて設定されるべき表示部の向きとに基づいて、パネル方向変更手段を制御することが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、制御手段は、表示部の向きを変更するときに、表示部上の表示画面に、表示部の向きに関する情報を表示することが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、制御手段は、駆動手段を制御して表示部の向きを変更するときに、表示部上の表示画面に観察者位置に関する情報を表示することが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、記憶手段には、複数の観察者位置の組合せに応じて設定されるべき前記表示部の向きが記憶されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る表示装置では、表示装置は車載用であり、センサは座席に配置され乗員の着座状態を検知することが好ましい。
本発明に係る表示装置は、表示部の向きの調整を可能にすることで前述の問題を全て解消する。すなわち、見る方向によっては異なる複数の画像が同時に見えるという不具合が、簡単な調整により解消され、さらに、その調整が自動化される。本発明は、特に車載用として利用される表示装置として利便性に優れたものを提供する。
以下、本発明の実施の形態を図面にしたがって説明する。但し、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ物である。
図1は、本発明に係わる表示装置の概念図である。図中、1は第1の画像ソース、2は第2の画像ソース、3は第1の画像ソースからの第1の画像データ、4は第2の画像ソースからの第2の画像データ、5は表示制御部、6は表示データ、7は表示部(例えば液晶パネル等)、8は第1の画像ソース1に基づく第1の表示画像、9は第2の画像ソース2に基づく第2の表示画像、10は表示部7に対して左側に位置する観察者(利用者)、11は表示部7に対して右側に位置する観察者(利用者)である。
図1の概念図は、表示部7に対する観察者10、11の相対的位置に応じて、換言すれば表示部7に対する視野角に応じて、観察者10は第1の表示画像8を、観察者11は第2の表示画像9を実質的に同時に見ることができ、しかも各々の表示画像8、9は表示部7の表示面全体に渡ってみることができることを概念的に示している。図1において、第1の画像ソース1は例えばDVDプレーヤの映画画像やテレビ受信機の受信画像等、第2の画像ソース2は例えばカーナビゲーション装置の地図やルート案内画像等であり、それぞれの第1の画像データ3及び第2の画像データ4は表示制御部5に供給され、それらを表示部7で実質的に同時に表示できるように処理される。
表示制御部5から表示データ6を供給される表示部7は、後述する視差バリアを備えた液晶パネル等で構成される。表示部7の横方向の総画素の半数が第1の画像ソース1に基づく第1の表示画像8の表示に、残りの半数の画素が第2の画像ソース2に基づく第2の表示画像9の表示に使用される。表示部7に対して左側に位置する観察者10には、第1の表示画像8に対応する画素のみが見え、第2の表示画像9は表示部7の表面に形成されている視差バリアによって遮られて実質的に見えない。一方、表示部7に対して右側に位置する観察者11には、第2の表示画像9に対応する画素のみが見え、第1の表示画像8は視差バリアにより遮られて実質的に見えない。
係る構成により、単一の画面で左右の利用者に異なる情報やコンテンツを提供することができる。もちろん、第1、第2の画像ソースが同じであれば、従来通り左右の利用者が同じ画像を見ることもできる。
図2は、本発明に係るマルチビュー表示装置の車両への搭載例を示す斜視図である。図中、12は助手席、13は運転席、14はウインドシールド、15は操作部、16はスピーカである。
図1のマルチビュー表示装置の表示部7は、例えば図2に示すように、運転席13と助手席12とのほぼ中央のダッシュボード部分に配置される。マルチビュー表示装置に対する各種操作は、表示部7の表面に一体的に形成したタッチパネル(図示せず)や操作部15又は、赤外線又は無線リモートコントローラ(図示せず)の操作によって行われる。車両の各ドアにはスピーカ16が配置され、表示画像に連動した音声や警告音等が出力される。
運転席13に図1の観察者11が、助手席12には観察者10が座る。表示部7に対する第1視方向(運転席側)から見ることができる画像は例えばカーナビゲーション装置の地図等の画像であり、実質的に同時に第2視方向(助手席側)から見ることができる画像は例えばテレビ受信画像やDVDムービー画像である。従って、運転席13の運転者がカーナビゲーションによる運転支援を受けるのと同時に助手席12の同乗者はテレビやDVDを楽しむことができる。しかもそれぞれの画像は例えば7インチの画面全体を使用して表示されるため、従来のマルチウインドウ表示のように画面サイズが小さくなることもない。つまり、運転者、同乗者にとっては、あたかも各々に独立した専用のディスプレイがあるかの如く、それぞれに最適な情報やコンテンツが提供されるのである。
図3は、表示部7の断面構造の概略図である。図中、100は液晶パネル、101はバックライト、102は液晶パネルのバックライト側に設置された偏光板、103は液晶パネルの発光方向側の前面に配置された偏光板、104はTFT(Thin Film Transistor)基板、105は液晶層、106はカラーフィルタ基板、107はガラス基板、108は視差バリアである。液晶パネル100は、TFT基板104とそれに対向して配置されるカラーフィルタ基板106の間に液晶層105を挟持した一対の基板と、その発光方向側の前面に配置された視差バリア108とガラス基板107とを、2枚の偏光板102及び103の間に挟んだ構成となっており、バックライト101からやや離隔して配設される。また、液晶パネル100は、RGB色(三原色)で構成される画素を有する。
液晶パネル100の各画素は、左側(助手席側)表示用と、右側(運転席側)表示用に分けられて表示制御される。そして、左側(助手席側)表示用画素は、視差バリア108により右側(運転席側)への表示は遮断され、左側(助手席側)からは見えるようになっている。また、右側(運転席側)表示用画素は、視差バリア108により左側(助手席側)への表示が遮断され、右側(運転席側)からは見えるようになっている。これによって、例えば運転者11と同乗者10に異なった表示を提供することが可能となる。つまり、運転者11にはナビゲーションの地図情報9を与え、同時に同乗者10にはDVDの映画等8を見せることが可能となる。なお、視差バリア108、前記液晶パネルの各画素の構成を変更すれば、3方向等、複数方向に異なった画像を表示する構成も可能である。また、視差バリア自体を電気的に駆動可能な液晶シャッタ等で構成して視野角を可変するようにしてもよい。
図4は、表示パネルを正面から見た構造の概略図であり、図3は図4中のA−A′断面である。図中、109は左側(助手席側)表示用の画素、110は右側(運転席側)表示用の画素である。図3及び図4は、例えば横方向に800画素、縦方向に480画素並べられた液晶パネル100の一部を表す。左側(助手席側)表示用の画素109と右側(運転席側)表示用の画素110は縦方向にグループ化され、交互に並んでいる。視差バリア108は、横方向にある間隔で配置され、縦方向には一様である。これによって、左側から表示パネルを見ると、視差バリア108が右側用画素110を覆い隠して、左側用画素109が見える。また同様に右側から見ると、視差バリア108が左側用画素109を覆い隠して、右側用画素110が見える。さらに正面付近では、左側用画素109と右側用画素110の両方が見えるため、左側表示画像と右側表示画像とが実質的に重なって見える。ここで、図4中の交互に並んだ左側用画素109及び右側用画素110は、図3のようにRGB色を有しているが、各グループ縦方向内は、R列、G列、B列のように単色で構成されていてもよいし、RGBが複数混じった列として構成されていてもよい。
図5はTFT基板104の概略を示す回路図である。111は表示パネル駆動部、112は走査線駆動回路、113はデータ線駆動回路、114はTFT素子、115〜118はデータ線、119〜121は走査線、122は画素電極、123はサブピクセルである。図5に示すように、サブピクセル123は各データ線115〜118及び各走査線119〜121によって囲まれた領域を一単位とし、複数形成される。各サブピクセルには、液晶層105に電圧を印加する画素電極122とそれをスイッチング制御するTFT素子114が形成されている。表示パネル駆動部111は走査線駆動回路112及びデータ線駆動回路113の駆動タイミングを制御する。走査線駆動回路112はTFT素子114の選択走査を行い、またデータ線駆動回路113は画素電極122への印加電圧を制御する。
前記複数のサブピクセルは、第1の画像データと第2の画像データの合成データもしくは、第1と第2の個々の画像データに基づいて、例えばデータ線115と117に第1の画素データ(左側画像表示用)を、またデータ線116と118に第2の画素データ(右側画像表示用)を送信することよって、第1の画像を表示する第1の画像データ群と第2の画像を表示する第2の画像データ群が形成される。
図6は、本発明に係わる表示装置の概略を示すブロック図であり、いわゆるオーディオ・ビジュアル・ナビゲーション(Audio Visual Navigation)複合機への適用例である。図中、124はタッチパネル、200は制御部、201はCD/MD再生部、202はラジオ受信部、203はTV受信部、204はDVD再生、205はHD(Hard Disk)再生部、206はナビゲーション部、207は分配回路、208は第1の画像調整回路、209は第2の画像調整回路、210は音声調整回路、211は画像出力部、212はVICS情報受信部、213はGPS情報受信部、214はセレクタ、215は操作部、216はリモコン送受信部、217はリモコン、218はメモリ、219は外部音声/映像入力部、220はカメラ、221は明るさ検知手段、222は乗員検知手段、223はリア表示部、224はETC車載器、225は通信ユニットである。
表示部7は、タッチパネル124、液晶パネル100及びバックライト101から構成される。表示部7の液晶パネル100は、これまでに述べてきたように、第1視方向として運転席側から見られる画像と、第2視方向として助手席側から見られる画像とを、実質的に同時に表示することが可能となっている。尚、表示部7には、液晶パネル以外のフラットパネルディスレイ、例えば有機ELディスプレイパネル、プラズマディスプレイパネル、冷陰極フラットパネルディスプレイ等を用いることもできる。
制御部200は、各種ソース(CD/MD再生部201、ラジオ受信部202、TV受信部203、DVD再生部204、HD再生部205及びナビゲーション部206)からの画像や音声は、制御部200からの指示に基づき左用に指定された画像ソースを208に、右用に指定されたソースを209に分配させる分配回路207を介して、画像であれば第1の画像調整回路208及び第2の画像調整回路209に、音声であれば音声調整回路210にそれぞれ分配される。そして、第1及び第2の画像調整回路208、209では、輝度や色調、コントラストなどが調整され、調整された各画像を画像出力部211にて、表示部7に表示させる。また音声調整回路210では各スピーカへの分配や音量、音声が調整され、調整された音声が、スピーカ16から出力される。
図7は画像出力部211の概略を示すブロック図である。図中、226は第1の書込回路、227は第2の書込回路、228はVRAM(Video RAM)である。
画像出力部211は、例えば図7に示すように、第1の書込回路226と第2の書込回路227とVRAM(Video RAM)228と表示パネル駆動部111とを備えている。例えば、第1の書込回路226は、調整された画像データのうち208から出力される画像の奇数列に対応する画像データ(即ち、図1の第1の表示画像8用の画像データ)を、第2の書込回路227は209から出力される偶数列に対応する画像データ(即ち、図1の第2の表示画像9用の画像データ)をもとにし、それぞれVRAM228における該当する領域に書き込む。また表示パネル駆動部111は液晶パネル100を駆動する回路であり、VRAM228に保持されている画像データ(第1の画像データと第2の画像データの合成データ)に基づいて、液晶表示パネル100の対応する画素を駆動する。尚、VRAM228には第1の画像データと第2の画像データの合成されたマルチビュー表示用の画像に対応するように画像データの書き込みが行われているので、駆動回路は1つでよく、その動作も通常の液晶表示装置の駆動回路の動作と同じである。また別の構成として、第1の画像データと第2の画像データを合成せずに、それぞれの画像データに基づいて、液晶表示パネルの対応する画素を駆動する第1の表示パネル駆動回路及び第2の表示パネル駆動回路を用いることも考えられる。
ここで、図6で示した各種ソースの一例について説明をすると、HD再生部205を選択した場合、ハードディスク(HD)に記憶されたMP3ファイル等の音楽データやJPEGファイル等の画像データ、ナビゲーション用の地図データ等が読み出され、音楽データを選択するためのメニュー表示や画像データを表示部7に表示させることができる。
ナビゲーション部206は、ナビゲーションの為に利用される地図情報を記憶した地図情報記憶部を備え、VICS情報受信部212、GPS情報受信部213から情報を入手し、ナビゲーション動作の為の画像を作成し、表示させることができる。またTV受信部203は、アンテナからセレクタ214を介して、アナログTV放送波及びデジタルTV放送波を受信する。
図8は制御部200の概略を示すブロック図である。図中、229はインターフェース、230はCPU、231は記憶部、232はデータ記憶部である。
制御部200は分配回路207並びに各種ソースを制御し、選択された2つのソースもしくは1つのソースについて表示を行わせる。また制御部200は、これら各種ソースをコントロールするための操作メニュー表示を表示部7に表示させることも行っている。ここで、図8で示すように、制御部200はマイクロプロセッサなどで構成され、インターフェース229を介して、表示装置内の各部や各回路を統括的に制御しているCPU230を備えている。このCPU230には、表示装置の動作に必要な各種のプログラムを保持するROMからなるプログラム記憶部231と、各種のデータを保持するRAMからなるデータ記憶部232とが設けられている。なお、ROMやRAM等は、CPUに内蔵されたものでも、外部に設けたものでも使用することが可能である。又、ROMはフラッシュメモリの様に電気的に書き換え可能な不揮発性メモリでもよい。
ユーザは、上記各種ソースのコントロールを、表示部7の表面に取り付けられているタッチパネル124や表示部7の周囲に設けられたスイッチ、もしくは音声認識等の入力操作や選択操作を操作部215によって行うことができる。またリモコン送受信部216を介して、リモコン217により入力もしくは選択操作をしてもよい。制御部200は、このタッチパネル124や操作部215の操作に従って、各種ソースを含めた制御を行っている。また、制御部200は、図2のように車両内に複数備え付けられたスピーカ16の各音量等を、音声調整回路210を用いて制御することができるように構成されている。また制御部200は、メモリ218に画質設定情報やプログラム、車両情報等の各種設定情報を記憶させることも行っている。
図9はメモリ218の概略を示すブロック図である。図中、233は第1の画面RAM、234は第2の画面RAM234、235は画質設定情報記憶手段、236は対環境調整値保持手段である。
メモリ218は、例えば図9に示すように、使用者が設定した第1の画像および第2の画像の画質の調整値がそれぞれ書き込み可能な第1の画面RAM233および第2の画面RAM234を有する。また、第1の画像及び第2の画像の画質を調整する場合に、読み出すことができるプリセット値として各画質調整用に予め複数段階の画質調整値が記憶されている画質設定情報記憶手段235も有する。さらに車外の明るさ変化等の周囲環境変化に応じた画質を調整するために、周囲環境に対する第1の映像及び第2の映像の画質の調整値を保持する対環境調整値保持手段236を有している。ここで画質設定情報記憶手段235及び対環境調整値保持手段236は、フラッシュメモリなどの電気的書き換え可能不揮発性メモリ又はバッテリバックアップされた揮発性メモリにより構成される。
外部音声/画像入力部219に接続された、例えば後方監視用のカメラ220からの画像を表示部7に表示するようにしてもよい。なお、後方監視用カメラ220以外に、ビデオカメラ及びゲーム機等を外部音声/画像入力部219に接続してもよい。
制御部200は、明るさ検知手段221(例えば、車両のライトスイッチや光センサ)や乗員検知手段222(例えば、運転席や助手席に設けられる感圧センサ)により検知された情報を元に、音声の定位位置等の設定を変更させることが可能である。
223は車両の後席用に設けられたリア表示部であり、画像出力部211を介して、表示部7に表示される画像と同じもの、もしくは運転席用の画像か助手席用の画像の一方が表示可能である。
制御部200は、ETC車載器250からの料金表示等を表示させることを行っている。また制御部200は、携帯電話などと無線接続するための通信ユニット225を制御し、これに関する表示がされるようにしてもよい。
図11は、本発明に係る表示装置の一実施形態としてのマルチビュー表示装置の構成の一部を抜粋したブロック図である。以下本発明に係る表示装置を車載用のマルチビュー表示装置を例にして説明するが、本発明に係る表示装置は、ホーム用の表示装置等にも適用することが可能である。
表示装置本体20は、所定のプログラムを実行する制御部200と、プログラム、データ等を格納するメモリ218と、制御部200からの指令を受けて表示部7への制御信号を作成する画像出力部211と、表示部7の左右方向の向きを変更する駆動手段としてのモータ21と、制御部200から指令を受けてモータ21への制御信号を作成するモータ制御回路254等を備える。
また、制御部200は、ユーザによって操作される、リモコン等の外部スイッチ250からの信号を入力する。さらに、制御部200は、車両の各座席に対応して設けられた複数の着座センサ252からの信号を入力することができるように構成されている。
図12は、本発明に係る表示装置の他の実施形態としてのマルチビュー表示装置の構成の一部を抜粋したブロック図である。図12においては、図11の場合に示すように、外部スイッチ250又は着座センサ252からの信号を入力するのではなく、制御部200は、LANユニット258を介して車体19内に配置された車載LAN260、及び通信ユニット225を介してインターネットと接続されている。
図12に示す例では、制御部200は、車載LAN260を介して、車載LAN260と接続されている、例えば車両制御ECU262、パワートレインECU264及びエアバックECU266から、マルチビュー表示装置20が搭載された車両情報(例えば、05年式:車名○○○)を取得することができるように構成されている。また、制御部200は、通信ユニット225を利用して、インターネットを介して、外部のカーディーラ等のサーバに接続しマルチビュー表示装置20が搭載された車両情報を取得することができるように構成されている。なお、LANユニット258及び通信ユニット225は両方有していても、一方のみ有しているだけでも良い。
図13は、表示部7が駆動用モータ21によって回転駆動される構成を説明するための図であって、表示装置を上から見たときのものである。同図に示されるように、モータ21の回転運動が二つの駆動軸22A及び22Bの直線運動に変換される。そして、一方の駆動軸が前方(後方)へ移動するとともに他方の駆動軸が後方(前方)へ移動することにより、表示部7が回動する。
図14は、車両内の座席に対して表示部の向きを変化させる様子を示す図である。前述のように表示部7の向きが可変とされているマルチビュー表示装置を車両に搭載すれば、車両内の座席に対して、表示部7の向きを、例えば、図14(A)に示される状態から図14(B)に示される状態へと変化させることが可能となる。
図14(B)に示される状態では、表示部7の向きと車両内の着座状態との関係が、例えば、図15(A)に示されるものとなる。図15(A)に示されるように、後部座席の中央に座っている人の位置から表示部7を見るときにも、一方の表示画像のみが見えるよう表示部7の向きが調整されている。すなわち、後部座席の中央に座るユーザに両方の表示画像が見えてしまうという不都合が解消される。さらに、助手席側表示画像を視聴することができる領域が増えるので、移動量の多い、助手席乗車者が、容易にクロストーク領域(両方の表示画像が視認可能な領域)に入ってしまうことを防止することが可能となる。
なお、図15(B)は、表示部7の向きを図15(A)の向きと逆向きに調整したものである。図示されるように、図15(B)の場合には、後部座席の中央に座っている人の位置から表示部7を見るときに、図15(A)の場合に見える表示画像とは逆の他の表示画像のみが見えるよう表示部7の向きが調整されている。すなわち、この場合においても、後部座席の中央に座るユーザに両方の表示画像が見えてしまうという不都合が解消される。さらに、運転席側表示画像を視聴することができる領域が増え、運転席側から助手席側表示画像を視聴することが非常に困難となるので、走行規制対象の表示画像(例えば、助手席側に表示されるDVD映像)が運転席側から容易に視認可能となることを防止することが可能となる。
そして、本実施形態におけるマルチビュー表示装置は、表示部7の向きの調整を、手動変更モードと自動変更モードとをサポートすることによって実現する。すなわち、手動変更モードにおいては、ユーザがリモコン217等の外部スイッチ250を操作し、その信号を受けて、制御部200がモータ21を制御する。表示部の適切な向きは、車種、シート位置等によって異なるところ、手動変更モードによれば、ユーザによる微調整が可能となる。
ここで、制御部200は、ユーザの操作によって設定された表示部7の向きに関する情報をメモリ218に記憶させるとともに、表示装置の使用が停止され再び開始されるときに、メモリ218に記憶されている情報に基づいて表示部7の向きを設定する処理を行う。すなわち、表示装置によっては、表示装置の未使用時に表示部7が正常位置(左にも右にも向いていない位置)に戻されて収納される場合がある。そのような場合において表示装置を再び使用するときには、表示部7の向きを再設定する必要があるが、その再設定が自動的に行われる。
次に、自動変更モードによる表示部7の向きの調整について説明する。図16は、複数の着座センサ252が座席の下に配置された状態を示す図である。これらの着座センサ252は、人が座っているか否かを感知して、その信号を装置本体10内の制御部200に送る。こうして、制御部200は、車両内の着座状態を検出することができる。
そして、表示装置が自動変更モードに設定されている場合、制御部200は、検出された着座状態に応じてモータ21を制御する。かくして、着座状態により表示部7の向きが自動的に最適な向きに変更されるため、ユーザが向きを設定する手間を省略することが可能となる。
具体的には、着座状態に応じて設定されるべき表示部7の向きが予めテーブル化されてメモリ218に格納されている。そこで、制御部200は、検出された着座状態に適合する表示部7の向きを、メモリ218を参照することにより決定し、モータ21を制御する。なお、メモリ218内のテーブルは、ユーザによって適宜、変更され得る。また、このテーブルは、車種、シート位置その他のパラメータをも含めて表示部の向きを定義するものとして構成することも可能である。
さらに、本実施形態においては、制御部200は、モータ21を制御して表示部7の向きを変更するときに、表示部7上の表示画面に、表示部の向きに関する情報を表示する。図17は、表示部の向きを変更するときの画面表示の例を示す図である。この例では、表示部の向きに関する情報が、「画面角度 +10」として表示されている。
なお、「設定 1」との表示は、着座状態別に設けられた設定内容の番号を表している。また、「自動変更 ON」との表示は、現在、自動変更モードでの調整が行われていることを表している。このように、表示部の向きの設定値が表示されるため、手動変更モードの場合にあっては、助手席又は後部座席の人が設定者に最もよい設定値を知らせることが可能となる。
さらに、本実施形態においては、制御部200は、モータ21を制御して表示部7の向きを変更するときに、表示部7上の表示画面に着座状態を表示する処理をも行う。図17に示される表示画面の例では、「運転席 助手席 後部座席(左)」と表示され、これらの席に人が座っていることがわかる。このように、着座状態が表示されるため、手動変更モードの場合にあっては、向きを設定する者が着座状態を視認することができ、その調整が容易化する。
次に、他の自動変更モードによる表示部7の向きの調整について説明する。図12に示す、外部スイッチ250及び着座センサ252が無い場合であっても、制御部200は、LANユニット258又は通信ユニット225を介して、マルチビュー表示装置が搭載されている車両の車両情報を取得して、取得された車両情報に基づいて表示部7の向きを調整することができる。その場合、メモリ218内には、車両情報と適切な表示部7の角度情報を対応させたテーブルが記憶されていることが好ましい。制御部200は、取得した車両情報を用いて、適切な表示部7の角度情報(助手席側に15度)を抽出し、抽出された角度情報に合わせてモータ21を制御させて表示部7の向きを調整することができる。車両に応じて、マルチビュー表示装置が取り付けられる位置、運転席、助手席、後部座席等の配置が決定されるため、最適な表示部7の向きを車両に応じて決定することが可能である。なお、前述したように、ユーザの好みによる微調整が必要な場合も多いことから、車両情報による表示部7の向きの調整を、初期設定時(新車納入時等)のみ行い、その後は、図11に示す例にしたがって、調整を行うように構成しても良い。
上記の実施形態では、表示部7の向きをモータ21を利用して可変して調整できるように構成した。しかしながら、可変して調整を行う必要性等が少ない場合等には、例えば、車両に応じて、表示部7の傾きを左右非対称になるよう固定して調整してしまっても良い。以下に、表示部7の傾きを左右非対称になるように固定して調整する3つの例について説明する。
図18は、表示装置本体20を左右非対称に車両に取り付ける例を示した図である。図18(A)は、表示装置本体20を車両19に対して、左右対称に取り付けた例を示し、図18(B)は、表示装置本体20を車両19に対して左右非対称に取り付けた例を示している。図18(B)に示すように、くさび型に形成された取付け具32を介して表示装置本体20を車両19に取り付けネジ33によって固定することによって、図に示すように、表示部7は、運転席側に所定の角度をもって傾くように取り付けることができる。また、取り付け具32を左右逆にすることによって、表示部7を助手席側に所定の角度をもって傾くように構成することも可能である。さらに、取り付け部32のくさびの角度を変更することによって、表示部7が傾く角度を変更することもできる。その場合、取り付け部32自体のくさびの角度を調整できるようにしても良いし、角度の異なった複数の取り付け具32を予め用意するようにしても良い。
図19は、液晶表示パネル7のみを左右非対称に枠体40に取り付ける例を示した図である。図19では、表示装置本体20自体は、ほぼ左右対称に車両19に取り付け、枠体40と液晶表示パネル7との関係のみを調整するように構成した。図19(A)は枠体40が下降していない状態を示し、図19(B)は枠体40がスライドして下降した状態を示し、図19(C)は図19(B)のAA´断面図を示している。
図19に示すように、枠体40は液晶表示パネル7を保持し、表示装置本体20に対して下降及び上昇動作を行うことができるように構成されている。枠体40の下降及び上昇動作は、枠体40に取り付けられた擦動部材42がスリット41内を移動することによって行われる。また、図19(C)に示すように、液晶表示パネル7は、緩衝材43によって所定の角度を持って枠体40に取り付けられているため、図19(A)に示す状態となった場合に、所定の角度を持って傾いて取り付けられることとなる(矢印44は、ユーザによって表示部7が視聴される方向を示している)。図19の場合には、運転席側に所定の角度をもって傾くように取付けられている。なお、緩衝材43を図19(C)とは左右逆の位置に設けることによって、助手席側に液晶表示パネル7を傾けさせることもできる。さらに、緩衝材の厚さや取付け位置等を調整することによって、液晶表示パネル7が傾く角度を調整することも可能である。
図20は、液晶表示パネル7及び枠体40のみを左右非対称にスリット枠45に取り付ける例を示した図である。図20では、表示装置本体20自体は、ほぼ左右対称に車両19に取り付け、液晶表示パネル7及び枠体40とスリット枠45との関係のみを調整するように構成した。図20(A)は枠体40が下降していない状態を示し、図20(B)は枠体40がスライドして下降した状態を示し、図20(C)は図20(A)のBB´断面図を示している。
図20に示すように、枠体40は液晶表示パネル7を保持し、表示装置本体20に対して下降及び上昇動作を行うことができるように構成されている。枠体40の下降及び上昇動作は、スライドレバー46が枠体40を支持しながら、枠体40に取り付けられた擦動部材42がスリット41内を移動することによって行われる。また、図20(C)に示すように、液晶表示パネル7及び枠体40は、所定の角度を持って、擦動部材42及びスリット41を介してスリット枠45に取り付けられる。このため、表示装置本体20が表示可能な状態となった場合に、液晶表示パネル7は、所定の角度を持って傾いて取り付けられることとなる(矢印48は、ユーザによって表示部7が視聴される方向を示している)。即ち、実質的に、液晶表示パネル7は、所定の角度を有して傾くこととなる。
図20の場合には、運転席側に所定の角度をもって傾くように取付けられているが、スリット41の位置を図20(C)とは左右逆の位置に設けることによって、助手席側に液晶表示パネル7を傾けさせることもできる。さらに、スリット41の位置や擦動部材42の長さ等を調整することによって、液晶表示パネル7が傾く角度を調整することも可能である。
本発明に係る表示装置の概念図である。 表示装置の搭載例を示す斜視図である。 表示部の断面構造の概略図である。 表示パネルを正面から見た構造の概略図である。 TFT基板の概略を示す回路図である。 本発明に係る表示装置の概略を示すブロック図である。 画像出力部211の概略を示すブロック図である。 制御部200の概略を示すブロック図である。 メモリ218の概略を示すブロック図である。 マルチビュー表示装置を車載用表示装置として利用する場合の問題点を説明するための図である。 本発明に係る表示装置の一実施形態としてのマルチビュー表示装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る表示装置の一実施形態としてのマルチビュー表示装置の他の構成を示すブロック図である。 表示部が駆動用モータによって回転駆動される構成を説明するための図である。 車両内の座席に対して表示部の向きを変化させる様子を示す図である。 表示部の向きと車両内の着座状態との関係を例示する図である。 複数の着座センサが座席の下に配置された状態を示す図である。 表示部の向きを変更するときの画面表示の例を示す図である。 表示装置本体を左右非対称に車両に対して取り付ける例を示した図である。 液晶表示パネルを左右非対称に枠体に対して取り付ける例を示した図である。 液晶表示パネル及び枠体を左右非対称にスライド枠に対して取り付ける例を示した図である。
符号の説明
1 第1の画像ソース
2 第2の画像ソース
3 第1の画像データ
4 第2の画像データ
5 表示制御部
6 表示データ
7 表示部
8 第1の表示画像
9 第2の表示画像
10、11 観察者
12 助手席
13 運転席
14 ウインドシールド
15 操作部
16 スピーカ
18 リアシート
19 車両
20 表示装置本体
21 モータ
22A,22B 駆動軸
40 枠体
100 液晶パネル
101 バックライト
102、103 偏光板
104 TFT基板
105 液晶層
106 カラーフィルタ基板
107 ガラス基板
108 視差バリア
109 左側(助手席側)表示用の画素
110 右側(運転席側)表示用の画素
111 表示パネル駆動部
112 走査線駆動回路
113 データ線駆動回路
114 TFT素子
115〜118 データ線
119〜121 走査線
122 画素電極
123 サブピクセル
124 タッチパネル
200 制御部
201 CD/MD再生部
202 ラジオ受信部
203 TV受信部
204 DVD再生部
205 HD再生部
206 ナビゲーション部
207 分配回路
208 第1の画像調整回路
209 第2の画像調整回路
210 音声調整回路
211 画像出力部
212 VICS情報受信部
213 GPS情報受信部
214 セレクタ
215 操作部
216 リモコン送受信部
217 リモコン
218 メモリ
219 外部音声/映像入力部
220 カメラ
221 明るさ検知手段
222 乗員検知手段
223 リア表示部
224 ETC車載器
225 通信ユニット
226 第1の書込回路
227 第2の書込回路
228 VRAM
229 インターフェース
230 CPU
231 記憶部
232 データ記憶部
233 第1の画面RAM
234 第2の画面RAM234
235 画質設定情報記憶手段
236 対環境調整値保持手段
250 外部スイッチ
252 着座センサ

Claims (15)

  1. 複数の視方向に対する個別の表示画像を同一画面上に表示可能な表示部と、
    前記表示部の向きに関する向き情報を取得する情報取得部と、
    前記情報取得部が取得した前記向き情報に基づいて、前記表示部の向きを変更する表示方向変更部と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記表示部を観察する観察者の位置を検出するためのセンサを更に有し、
    前記情報取得部は前記センサからの位置情報を前記向き情報として取得する、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示部の観察者の位置に応じて設定されるべき前記向き情報を予め記憶した記憶部を更に有し、
    前記情報取得部は、前記記憶部を利用して、前記位置情報から前記向き情報を取得する、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記情報取得部は、前記表示部に、前記表示部の向きの変更に係る表示を行う、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記情報取得部は、前記表示部に、前記表示部の観察者の位置に係る表示を行う、請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記表示装置が搭載される車両に関する車両情報を取得するためのインタフェース部を更に有し、
    前記情報取得部は前記インタフェース部からの車両情報を前記向き情報として取得する、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記車両情報に応じて設定されるべき前記向き情報を予め記憶した記憶部を更に有し、
    前記情報取得部は、前記記憶部を利用して、前記車両情報から前記向き情報を取得する、請求項6に記載の表示装置。
  8. 複数の視方向に対する個別の表示画像を同一画面上に表示可能な表示部と、
    前記表示部が設置される車両に対して左右非対称となるように、前記表示部の向きを設定する表示方向設定部と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  9. 前記表示方向設定部は、前記表示部が設置される車両に応じて、前記複数の視方向に対する個別の表示画像が、前記車両の乗員に対して同時に視認されないように、前記表示部の向きを設定する請求項8に記載の表示装置。
  10. 前記表示方向設定部は、前記複数の視方向に対する個別の表示画像の内の運転席側表示画像が視認可能な乗員が、前記複数の視方向に対する個別の表示画像の内の助手席側表示画像が視認可能な乗員より多くなるように、前記表示部の向きを設定する請求項8に記載の表示装置。
  11. 前記表示方向設定部は、前記複数の視方向に対する個別の表示画像の内の助手席側表示画像が視認可能な乗員が、前記複数の視方向に対する個別の表示画像の内の運転席側表示画像が視認可能な乗員より多くなるように、前記表示部の向きを設定する請求項8に記載の表示装置。
  12. 前記表示部の向きに関する向き情報を取得する情報取得部を更に有し、
    前記表示方向設定部は、前記情報取得部が取得した前記向き情報に基づいて、前記表示部の向きを変更する、請求項8〜11の何れか一項に記載の表示装置。
  13. 前記表示方向設定部は、前記表示部を有する前記表示装置が、前記表示装置が搭載される車両に対して所定の向きを持つように取り付ける取付け部材を含む、請求項8〜11の何れか一項に記載の表示装置。
  14. 前記表示方向設定部は、前記表示部が、前記表示装置に対して所定の向きを持って設定されるように取り付ける取付け部材を含む、請求項8〜11の何れか一項に記載の表示装置。
  15. 前記表示部は、前記表示画像を表示するための液晶表示パネルを含み、
    前記表示方向設定部は、前記液晶表示パネルが、前記表示部に対して所定の向きを持って設定されるように取り付ける取付け部材を含む、請求項8〜11の何れか一項に記載の表示装置。
JP2005262520A 2004-10-20 2005-09-09 表示装置 Pending JP2006146164A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005262520A JP2006146164A (ja) 2004-10-20 2005-09-09 表示装置
EP05799365A EP1804233A4 (en) 2004-10-20 2005-10-20 DISPLAY DEVICE
PCT/JP2005/019741 WO2006043721A1 (ja) 2004-10-20 2005-10-20 表示装置
KR1020077007809A KR100986660B1 (ko) 2004-10-20 2005-10-20 표시 장치
US11/663,302 US20090058845A1 (en) 2004-10-20 2005-10-20 Display device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004305587 2004-10-20
JP2005262520A JP2006146164A (ja) 2004-10-20 2005-09-09 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006146164A true JP2006146164A (ja) 2006-06-08

Family

ID=36625872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005262520A Pending JP2006146164A (ja) 2004-10-20 2005-09-09 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006146164A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007032132A1 (ja) * 2005-09-16 2007-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置
KR101391479B1 (ko) 2006-09-06 2014-05-07 재팬 디스프레이 웨스트 인코포레이트 전기 광학 장치 및 전자기기

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424791A (ja) * 1990-05-15 1992-01-28 Sharp Corp 計算機言語処理システム
JPH08136909A (ja) * 1994-09-02 1996-05-31 Sharp Corp 画像表示装置
JP2000036927A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Sanyo Electric Co Ltd 複数映像表示装置
JP2001030849A (ja) * 1999-07-19 2001-02-06 Alpine Electronics Inc 車載用モニター作動装置
JP2003252127A (ja) * 2001-12-28 2003-09-10 Pioneer Electronic Corp 駆動制御装置および駆動制御方法
EP1352784A2 (de) * 2002-04-04 2003-10-15 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur Sichteinschränkung des Fahrers auf Anzeigeeinrichtungen
JP2003337382A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Olympus Optical Co Ltd 映像表示スクリーン
JP2004149024A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Sony Corp 車載用画像表示装置
JP2005078076A (ja) * 2003-08-30 2005-03-24 Sharp Corp マルチプルビュー方向ディスプレイ
WO2005027089A1 (ja) * 2003-09-11 2005-03-24 Sharp Kabushiki Kaisha 携帯型表示装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0424791A (ja) * 1990-05-15 1992-01-28 Sharp Corp 計算機言語処理システム
JPH08136909A (ja) * 1994-09-02 1996-05-31 Sharp Corp 画像表示装置
JP2000036927A (ja) * 1998-07-17 2000-02-02 Sanyo Electric Co Ltd 複数映像表示装置
JP2001030849A (ja) * 1999-07-19 2001-02-06 Alpine Electronics Inc 車載用モニター作動装置
JP2003252127A (ja) * 2001-12-28 2003-09-10 Pioneer Electronic Corp 駆動制御装置および駆動制御方法
EP1352784A2 (de) * 2002-04-04 2003-10-15 Volkswagen Aktiengesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur Sichteinschränkung des Fahrers auf Anzeigeeinrichtungen
JP2003337382A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Olympus Optical Co Ltd 映像表示スクリーン
JP2004149024A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Sony Corp 車載用画像表示装置
JP2005078076A (ja) * 2003-08-30 2005-03-24 Sharp Corp マルチプルビュー方向ディスプレイ
WO2005027089A1 (ja) * 2003-09-11 2005-03-24 Sharp Kabushiki Kaisha 携帯型表示装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007032132A1 (ja) * 2005-09-16 2007-03-22 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置
JPWO2007032132A1 (ja) * 2005-09-16 2009-03-19 シャープ株式会社 表示装置
JP4641035B2 (ja) * 2005-09-16 2011-03-02 シャープ株式会社 表示装置
KR101391479B1 (ko) 2006-09-06 2014-05-07 재팬 디스프레이 웨스트 인코포레이트 전기 광학 장치 및 전자기기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100986660B1 (ko) 표시 장치
JP4255032B2 (ja) 表示装置及び表示方法
JP4215782B2 (ja) 表示装置、および表示装置の音声調整方法
US8045736B2 (en) Sound field reproduction system
KR100869673B1 (ko) 표시제어장치 및 표시장치
KR100896030B1 (ko) 차량 탑재용 표시 장치
EP1808845A1 (en) Display control device and display device
JP2006184859A (ja) 表示制御装置、及び表示装置
EP1816638A1 (en) Image interpolation device and display device
JP2006195415A (ja) 表示装置及び表示方法
JP5201989B2 (ja) 表示装置及び表示装置の取付方法
JP2006184860A (ja) マルチビュー表示装置
JP2007072137A (ja) 表示装置及び表示方法
JP2007041490A (ja) 表示装置、表示装置の画質調整方法、および画質調整装置
JP2006154754A (ja) 表示制御装置、及び、表示装置
JP4781059B2 (ja) 表示装置及び出力制御装置
JP2007253807A (ja) ディスプレイ自動角度調節装置
JP2006190245A (ja) 表示装置、表示装置の操作入力画像カスタマイズ方法、及び表示装置の操作入力画像設定方法
JP2008102084A (ja) 表示装置及び目的地設定方法
JP2007034247A (ja) 表示装置
JP2006146164A (ja) 表示装置
JP2006259761A (ja) 車両用表示装置および表示方法
JP4023815B2 (ja) 表示装置
JP4963166B2 (ja) 表示装置
JP2007058020A (ja) 表示装置、表示方法、及び表示制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080909

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120110