JP2006143776A - 感圧転写粘着テープ - Google Patents
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Abstract
【課題】 転写前には支持体が存在せず、転写後、粘着剤層中に含有されているマイクロカプセルが破壊して硬化反応を生じて芯を形成する感圧転写粘着テープの提供。
【解決手段】 基材上に粘着剤を含有する層を2層以上設けた感圧転写テープにおいて、該粘着剤を含有する層と層との少なくとも一つの層間に、互いに接触すると硬化反応を起こす2成分を、別々に内包しているマイクロカプセルが存在していることを特徴とする感圧転写粘着テープである。
【選択図】図1
【解決手段】 基材上に粘着剤を含有する層を2層以上設けた感圧転写テープにおいて、該粘着剤を含有する層と層との少なくとも一つの層間に、互いに接触すると硬化反応を起こす2成分を、別々に内包しているマイクロカプセルが存在していることを特徴とする感圧転写粘着テープである。
【選択図】図1
Description
本発明は、2層以上の粘着層を有する感圧転写粘着テープに関する。
感圧転写粘着テープには例えば特許文献1に示されているように、支持体上の粘着層を被着体に転写して接着を行う無支持体両面粘着テープと、特許文献2に示されているように、支持体上の両面に粘着層を有し、一方の粘着層によって貼着物に転写し、その上に被着体を重ねて接合する有支持体両面粘着テープとがある。後者の有支持体両面粘着テープの製造方法としては剥離処理を施してなる剥離紙上に粘着剤組成物を塗布して粘着層が仮着された粘着シートを2枚製造し、これらを基材シートの両側に貼着するのである。この有支持体両面粘着テープは支持体を有するため無支持体両面粘着テープに比して粘着保持力は大きいが、使用に際して刃物などの道具を使用して切断しなければならないのに対し無支持体両面粘着テープは単に引っ張ることによって粘着層を切断すればよい等一長一短がある。
特開2001‐271041号公報
特開平7−11211号公報
本発明は無支持体両面粘着テープのように刃物などの道具を使用すること無く切断でき、また、有支持体両面粘着テープと同程度の粘着力を有する感圧転写テープを提供する。
本願の請求項1の発明の要旨は基材上に粘着剤を含有する層を2層以上設けた感圧転写テープにおいて、該粘着剤を含有する層と層との少なくとも一つの層間に、互いに接触すると硬化反応を起こす2成分を、別々に内包しているマイクロカプセルが存在していることを特徴とする感圧転写粘着テープであり、また、請求項2の発明は、基材上に粘着剤を含有する層を2層以上設けた感圧転写テープにおいて、該粘着剤を含有する層と層との少なくとも一つの層間に、互いに接触すると硬化反応を起こす2成分のうち、一方を内包しているマイクロカプセルが存在し、もう一方はそのマイクロカプセル含有層と接する他の層に含有されていることを特徴とする感圧転写粘着テープである。そしてこれらの発明において使用するマイクロカプセルは10000kPa以下の圧力により破壊されることが好ましい。
本発明の粘着テープでは転写前には支持体が存在しないので粘着テープを切断するため刃物などの道具を必要とせずに切断できるので使い勝手が良く、また、転写後は粘着剤層中に含有されているマイクロカプセルが破壊して硬化反応を生じて支持体と同様な効果を発現し得る芯を形成するため接着強度が向上する等の効果を奏する。
本発明について詳細に説明する。本発明で粘着層として使用される粘着剤は、通常粘着テープの粘着層を構成する粘着組成物と異ならず、例えば、天然ゴム、合成ゴム等のゴム系粘着剤や、アクリル酸アルキルエステル、アクリル酸アルキルエーテルか、ビニルエーテル等々の重合体若しくは共重合体の単独又は二種以上の混合物を粘着剤主成分とするもの、架橋剤、粘着付与剤、可塑剤、老化防止剤、充填材、増粘剤、pH調製剤、消泡剤等の助剤を適宜配合して構成されている。
また接触すると硬化反応を起こす2成分としては一方を例えばビスフェノールAのジグリシジルエーテル系化合物やグリシジルエステル系化合物、グリシジルアミン系化合物や、環状脂肪族エポキシ化合物等からなるエポキシ合成樹脂、また例えばジイソシアナート化合物であるヘキサメチレンジイソシアナートや、2,4−トリレンジイソシアナート、メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)等からなるウレタン合成樹脂や尿素合成樹脂が挙げられ、他方これらの硬化剤、例えばエポキシ樹脂の場合には例えばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等の脂肪族ポリアミンや例えばジアミノジフェニルメタン等の芳香族ポリアミン、例えば無水フタル酸等の酸無水物、例えばノボラック型フェノール樹脂等のポリフェノールが、またウレタン合成樹脂の場合には1,4−ブタンジオールやエチレングリコール等のジオール化合物が、尿素合成樹脂の場合にはtrans−2,5−ジメチルピペラジン等のジアミン化合物が挙げられる。
その他接触すると硬化反応を起こす2成分からなる公知の合成樹脂を用いることができる。
そして、本発明においてはこれらの合成樹脂若しくは硬化剤のいずれか一方、若しくは両方をマイクロカプセル内に内包させる。マイクロカプセル内に内包させる手段としては公知の手段によって行う。
また接触すると硬化反応を起こす2成分としては一方を例えばビスフェノールAのジグリシジルエーテル系化合物やグリシジルエステル系化合物、グリシジルアミン系化合物や、環状脂肪族エポキシ化合物等からなるエポキシ合成樹脂、また例えばジイソシアナート化合物であるヘキサメチレンジイソシアナートや、2,4−トリレンジイソシアナート、メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)等からなるウレタン合成樹脂や尿素合成樹脂が挙げられ、他方これらの硬化剤、例えばエポキシ樹脂の場合には例えばジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン等の脂肪族ポリアミンや例えばジアミノジフェニルメタン等の芳香族ポリアミン、例えば無水フタル酸等の酸無水物、例えばノボラック型フェノール樹脂等のポリフェノールが、またウレタン合成樹脂の場合には1,4−ブタンジオールやエチレングリコール等のジオール化合物が、尿素合成樹脂の場合にはtrans−2,5−ジメチルピペラジン等のジアミン化合物が挙げられる。
その他接触すると硬化反応を起こす2成分からなる公知の合成樹脂を用いることができる。
そして、本発明においてはこれらの合成樹脂若しくは硬化剤のいずれか一方、若しくは両方をマイクロカプセル内に内包させる。マイクロカプセル内に内包させる手段としては公知の手段によって行う。
図1、図2は本発明にかかる感圧転写粘着テープの1例の断面図である。図1において剥離処理を施した基材1の上に感圧粘着層2を形成させ、さらにその上に感圧粘着層3を形成させ、一体化粘着層4が形成される。感圧粘着層2と感圧粘着層3の層間には、つまり一体化させた粘着層4の中心部には、硬化性合成樹脂を含有したマイクロカプセル5とこの合成樹脂の硬化剤を含有したマイクロカプセル6が集中的に分布している構造になっている。また感圧粘着層2と感圧粘着層3は同じ粘着剤組成であっても異なっていても良い。このような感圧転写粘着テープを使用するに際して、被着体7に粘着層3が接するように置き、次いで基材1を剥離し粘着層2の上に接着されるべき被着体8を載置して加圧することにより、一体化粘着層4の中心部分のカプセルが破壊して2成分が接触し、硬化した合成樹脂層9を形成する(図2参照)。
次に本発明の実施例を以て更に具体的に説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。
実施例1
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、2液型常温硬化形エポキシ樹脂接着剤「ハイスーパー30」(セメダイン(株)製)のエポキシ樹脂からなる主剤とポリアミンからなる硬化剤を用いた。まずコアセルベーション法を用いて、該主剤を内包するマイクロカプセルAと、該硬化剤を内包するマイクロカプセルBをそれぞれ得た。次ぎに剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Cを形成した。次ぎにこの感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。同様にして今度は感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルBを均一に適量振り落とし、感圧粘着層BCを得た。次に感圧粘着層ACと感圧粘着層BCとを振り落としたマイクロカプセルが存在する側同士を貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
実施例1
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、2液型常温硬化形エポキシ樹脂接着剤「ハイスーパー30」(セメダイン(株)製)のエポキシ樹脂からなる主剤とポリアミンからなる硬化剤を用いた。まずコアセルベーション法を用いて、該主剤を内包するマイクロカプセルAと、該硬化剤を内包するマイクロカプセルBをそれぞれ得た。次ぎに剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Cを形成した。次ぎにこの感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。同様にして今度は感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルBを均一に適量振り落とし、感圧粘着層BCを得た。次に感圧粘着層ACと感圧粘着層BCとを振り落としたマイクロカプセルが存在する側同士を貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
実施例2
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、2液型常温硬化形エポキシ樹脂接着剤「ハイスーパー30」(セメダイン(株)製)のエポキシ樹脂からなる主剤とポリアミンからなる硬化剤を用いた。まずコアセルベーション法を用いて、該主剤を内包するマイクロカプセルAを得た。次に剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Cを形成し、この次ぎにこの感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。つづいて該硬化剤をアクリル型粘着剤に適量加え、剥離処理した20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Dを形成した。次に感圧粘着層ACのふり落としたマイクロカプセルが在る側と感圧粘着層Dを貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、2液型常温硬化形エポキシ樹脂接着剤「ハイスーパー30」(セメダイン(株)製)のエポキシ樹脂からなる主剤とポリアミンからなる硬化剤を用いた。まずコアセルベーション法を用いて、該主剤を内包するマイクロカプセルAを得た。次に剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Cを形成し、この次ぎにこの感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。つづいて該硬化剤をアクリル型粘着剤に適量加え、剥離処理した20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Dを形成した。次に感圧粘着層ACのふり落としたマイクロカプセルが在る側と感圧粘着層Dを貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
実施例3
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)をジイソシアナート化合物として、エチレングリコールをジオール化合物として用いた。まずコアセルベーション法を用いて、該メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)を内包するマイクロカプセルAと、該エチレングリコールを内包するマイクロカプセルBをそれぞれ得た。次に剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Cを形成した。次ぎにこの感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。同様にして今度は感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルBを均一に適量振り落とし、感圧粘着層BCを得た。次ぎに感圧粘着層ACと感圧粘着層BCとを振り落としたマイクロカプセルが存在する側同士を貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)をジイソシアナート化合物として、エチレングリコールをジオール化合物として用いた。まずコアセルベーション法を用いて、該メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)を内包するマイクロカプセルAと、該エチレングリコールを内包するマイクロカプセルBをそれぞれ得た。次に剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μm感圧粘着層Cを形成した。次ぎにこの感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。同様にして今度は感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルBを均一に適量振り落とし、感圧粘着層BCを得た。次ぎに感圧粘着層ACと感圧粘着層BCとを振り落としたマイクロカプセルが存在する側同士を貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
実施例4
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)をジイソシアナート化合物として、trans−2,5−ジメチルピペラジンをジアミン化合物として用いた。
まずコアセルベーション法を用いて、該主剤を内包するマイクロカプセルAと、次ぎに剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μmの感圧粘着層Cを形成し、この感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。続いて該trans−2,5−ジメチルピペラジンをアクリル型粘着剤に適量加え、剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μmの感圧粘着層Dを形成した。次ぎに感圧粘着層ACの振り落としたマイクロカプセルが在る側と感圧粘着層Dを貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
互いに接触すると硬化反応を起こす2成分として、メチレンビス(4−フェニルイソシアナート)をジイソシアナート化合物として、trans−2,5−ジメチルピペラジンをジアミン化合物として用いた。
まずコアセルベーション法を用いて、該主剤を内包するマイクロカプセルAと、次ぎに剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μmの感圧粘着層Cを形成し、この感圧粘着層Cの表面にマイクロカプセルAを均一に適量振り落とし、感圧粘着層ACを得た。続いて該trans−2,5−ジメチルピペラジンをアクリル型粘着剤に適量加え、剥離処理した厚さ20μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上にアクリル型粘着剤を塗工し、厚さ20μmの感圧粘着層Dを形成した。次ぎに感圧粘着層ACの振り落としたマイクロカプセルが在る側と感圧粘着層Dを貼り合わせ一体化させ、粘着層の厚み方向からみてその中心部にマイクロカプセルが在る感圧転写粘着テープを得た。
比較例
主剤ならびに硬化剤内包マイクロカプセルを存在させなかった以外は実施例1と同様にして感圧転写粘着テープを得た。
主剤ならびに硬化剤内包マイクロカプセルを存在させなかった以外は実施例1と同様にして感圧転写粘着テープを得た。
保持力試験での比較
得られた実施例1、実施例2、実施例3、実施例4ならびに比較例の粘着テープを 幅20mm×20mmに裁断し、23℃・65RH雰囲気下で、幅50mm×50mm、厚さ2mmのSUS304板の2枚の間の中央部にサンドイッチ状に貼り付け、質量2kgのローラーを1往復させ圧着した後、24時間後に剪断方向に200gの荷重を掛け、24時間後に落下していたか、していなかったのか確認した。
得られた実施例1、実施例2、実施例3、実施例4ならびに比較例の粘着テープを 幅20mm×20mmに裁断し、23℃・65RH雰囲気下で、幅50mm×50mm、厚さ2mmのSUS304板の2枚の間の中央部にサンドイッチ状に貼り付け、質量2kgのローラーを1往復させ圧着した後、24時間後に剪断方向に200gの荷重を掛け、24時間後に落下していたか、していなかったのか確認した。
1 基材 2 粘着剤 3 粘着剤 4 一体化粘着層
5 マイクロカプセル(硬化性合成樹脂内包) 6マイクロカプセル(硬化剤内包) 7 被着体 8被着体 9 硬化した合成樹脂
5 マイクロカプセル(硬化性合成樹脂内包) 6マイクロカプセル(硬化剤内包) 7 被着体 8被着体 9 硬化した合成樹脂
Claims (3)
- 基材上に粘着剤を含有する層を2層以上設けた感圧転写テープにおいて、該粘着剤を含有する層と層との少なくとも一つの層間に、互いに接触すると硬化反応を起こす2成分を、別々に内包しているマイクロカプセルが存在していることを特徴とする感圧転写粘着テープ。
- 基材上に粘着剤を含有する層を2層以上設けた感圧転写テープにおいて、該粘着剤を含有する層と層との少なくとも一つの層間に、互いに接触すると硬化反応を起こす2成分のうち、一方を内包しているマイクロカプセルが存在し、もう一方はそのマイクロカプセル含有層と接する他の層に含有されていることを特徴とする感圧転写粘着テープ。
- 該マイクロカプセルが10000kPa以下の圧力により破壊される請求項1または請求項2記載の感圧転写粘着テープ。
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JP2004332039A JP2006143776A (ja) | 2004-11-16 | 2004-11-16 | 感圧転写粘着テープ |
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2004
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