JP2006143374A - 給紙装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 土手分離(斜面分離)で、記録シート積載量に応じて給紙ローラ15と分離板19の距離が変化する給紙装置において、記録シート積載量に関係なく分離性能を向上させる。
【解決手段】 分離板19の表面粗さ、幅を給紙ローラ15と分離板19の距離に対応して変化させることでシートの積載量によらず重送や不送が起こらない安定した給紙ができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給紙装置及びこれを備えた画像形成装置に関し、特に分離斜面を用いてシートを分離するようにしたものに関する。
従来、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部にシートを給紙するための給紙装置を備えている。そしてこのような給紙装置としては、例えばシートを積載する給紙トレイの先端側に分離斜面を設けると共に、この分離斜面に送り出したシートを突き当てることにより、シートを一枚ずつ分離するようにした斜面分離方式のものがある(例えば、特許文献1参照。)。
図5は、このような斜面部材によりシートを分離する方式を用いた従来の給紙装置の概略構成を示すものである。図5において、215はシート給送手段である給紙ローラ、214は一端部に給紙ローラ215を回転自在に保持するとともにアーム軸214aにより回動自在に保持されている給紙アームである。
また、210はシートである記録紙Pを積載するシート積載手段である給紙カセット、219は給紙ローラ215の回転により送り出された記録紙Pに当接して記録紙Pを分離するための斜面部材である。この斜面部材219は、給紙カセット210のシート送り出し方向下流側端部に設けられている。
そして、給紙ローラ215によって送り出された最上位の記録紙P1は、斜面部材219により分離され、シート搬送通路Rを通過して不図示の画像記録部に搬送される。なお、このとき給紙ローラ215により送り出されたシートP1が斜面部材219に沿って上方に向きを変えながらシート搬送通路Rに進入して行く。
このような従来の給紙装置及びこれを備えた記録装置において、給紙カセット210は装置本体に着脱自在に装着される構成である。
また、シートが積載されるシート積載部と、シート積載部に積載されたシートをシート搬送方向の下流側に送り出すシート給送部と、シート積載部の下流側に配されシート給送部より送り出されたシートを分離するシート分離部と、シート積載部から送り出されたシートの搬送方向を転換して案内するシート方向転換経路と、を備える給紙装置がある。
シート給送部は、シート積載部のシートを送り出しながらシート分離部に押し当てて、シートを1枚ずつ分離してシート方向転換経路に送り込む。シート方向転換経路は、シートを例えばUターンに案内して画像記録部に案内する。
シートをUターン搬送するのは、シート積載部の上方に画像記録部を配設して、記録部の横方向の寸法を短くし、記録装置の設置面積を小さくして小スペース化に対応するためである。
特開2002−255404号公報
しかしながら、このような従来の給紙装置及びこれを備えた画像形成装置においては、シートの積載量によって給紙ローラとシートの接点と、斜面部材とシートの当接点の距離が変わってくることがある。図5のL1のように、シートの積載量が多いときは長くなり、図6のL2のように、シートの積載量が少ないときは短くなるのが一般的である。給紙ローラと斜面部材の距離が長くなると、シート先端部のこしが弱くなるためにシート間の捌き力が低下し、2枚目のシートも給送されてしまい重送が発生しやすくなる。また、積載量の多いときに重送が発生しないように、給紙ローラと斜面部材の距離を短く設定すると、積載量が少なくなったときにシートを給送できない不送が発生し易くなる。
そこで本発明では、シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前記シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とによりシートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、給紙時における前記シート給送手段とシートの接点と、前記分離斜面を構成する斜面部材とシートの当接点の距離が、シート積載量に応じて変化する給紙装置において、前記分離斜面を構成する斜面部材の表面粗さが、前記シート給送手段とシートの接点と、前記斜面部材とシートの当接点の距離に対応して、変化することを特徴とするものである。
また、シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前記シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とによりシートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、給紙時における前記シート給送手段とシートの接点と、前記分離斜面を構成する斜面部材とシートの当接点の距離が、シート積載量に応じて変化する給紙装置において、前記分離斜面を構成する斜面部材の幅が、前記シート給送手段とシートの接点と、前記斜面部材とシートの当接点の距離に対応して、変化することを特徴とするものである。
本発明ではシート給送手段と斜面部材の距離に対応して、斜面部材の表面粗さや幅を変えることにより、シートの積載量にかかわらず重送や不送が起こらず安定した給紙ができる給紙装置、及びこれを備えた画像形成装置を提供できる。
図3は本発明の実施の形態に係る給紙装置を備えた記録装置の一例であるインクジェットプリンタの斜視図である。
同図において、1はインクジェットプリンタ、1Aはプリンタ本体(以下、本体という)、3Aは画像記録部である。画像記録部3Aは、記録ヘッド3と、記録ヘッド3を搭載するためのキャリア2とを備えている。
記録ヘッド3は、シートPに対向した面の副走査方向に不図示の複数のノズル列を持ち、ノズル列ごとに異なる色のインクを吐出するよう構成される。記録ヘッド3には各色のノズル列に対してインクタンク4より供給チューブ5を介してインクが供給される。また、キャリア2は、本体1Aのフレーム6に両端部が固定され、互いに平行に配置されたガイドシャフト7とガイドレール8に沿って摺動可能に支持されている。
そして、このキャリア2を往復移動させながら記録ヘッド3よりシートPに向けてインクを吐出することにより、シート上に画像が記録される。なお、このキャリア2は不図示のベルト駆動装置とモータとにより往復移動される。
図4はインクジェットプリンタ1の概略構成を示す断面図である。図4において、1Bは給紙装置である。給紙装置1Bは、本体1Aに着脱自在に装着されたシート積載手段である給紙カセット10と、給紙カセット10に積載されたシートPを送り出すシート給送手段である給紙ローラ15と、を備えている。
ここで、給紙カセット10は、シート送り出し方向下流側端部に給紙ローラ15の回転により送り出されたシートPに当接してシートPを分離するための斜面部材である分離板19を設けている。
また、給紙ローラ15は、給紙カセット10の上方に設けられ、給紙ローラ15よりも上流側に位置している支点14aにより回動自在に支持されている支持部材であるアーム14に回転自在に、かつ給紙カセット10に積載されたシートPに接離可能に保持されている。
そして、画像記録の際には、給紙ローラ15の自重とアーム14の下方への回動により、給紙ローラ15は給紙カセット10に積載されたシートPの最上部のシートP1に当接する。そして、給紙ローラ15は、不図示の駆動源からギア列等の伝達装置により回転する。
また、図4において、9は搬送ローラ、24はUターンローラ、23はUターンローラ24に対向する位置に設けられたローラガイドである。給紙ローラ15の回転により送り出されたシートP1は、このUターンローラ24とローラガイド23との間に形成されたシート搬送通路Rを通過して搬送ローラ9に向けて搬送される。
次に、このような構成のインクジェットプリンタ1の画像記録動作について説明する。
まず給紙ローラ15の自重とアーム14の下方への回動により、給紙ローラ15が給紙カセット10に積載されたシートPの最上位のシートP1に当接する。そして、この状態で給紙ローラ15が回転すると、シートPが送り出される。そして、分離板19により最上位のシートP1のみ分離され(斜面分離)、分離板19に当接しながらローラガイド23まで搬送される。
最上位のシートP1は、シート搬送通路Rに進入し、Uターンローラ24の回転により搬送ローラ9とピンチローラ12とのニップ部に導かれる。シートP1は、搬送ローラ9及びピンチローラ12に挟まれた状態で記録ヘッド3と対向する記録位置に設けられたプラテン25まで搬送される。
次に、このようにプラテン25に搬送されたシートP1に対し、キャリア2に搭載された記録ヘッド3による記録動作が開始される。記録ヘッド3による1走査分の記録が終了すると、一旦記録動作を中断し、プラテン21上に位置するシートP1を搬送ローラ9にて所定量だけ搬送する。そして、再びキャリア2をガイドシャフト7に沿って移動させながら次の1走査分の記録を行う。このようにしてプラテン25上で順次記録ヘッド3による記録が行われた後、シートは排紙ローラ11aと排紙拍車11bによりカセットカバー13上に排紙される。
なお、図3において、11はヘッド回復手段である。ヘッド回復手段11は、キャリア2が移動範囲の一端付近に設けられたホームポジションに移動した際、記録ヘッド3と対向する位置に設けられている。そして、このヘッド回復手段11を待機中、記録動作前後、もしくは1行毎の記録の合間に作動させ、記録ヘッド3に対してキャッピング、吸引、ワイピング等の動作を行わせることにより、記録ヘッド3の目詰まり等を防止して記録ヘッド3の性能を保持している。
また、図1は分離板19近傍の拡大図である。本実施例では、分離板19は給紙カセット10に取り付けられているが、本体1Aに取り付けられていても良い。シ−トの分離性能は、給紙ローラ15とシートP1の接点と、シートP1が分離板19に当接する点との距離Lと、シートP1が当接している分離板19との摩擦力により変化し、給紙ローラと分離板の距離Lが長くなると、シート先端部のこしが弱くなるためにシート間の捌き力が低下し分離性能は悪くなる。また、シートと分離板の摩擦力が滑らかなほど悪くなる。
図5、6で示すように、シート積載量が少ないときは、給紙ローラ15と分離板19の距離Lは短くなり、多いときは長くなるので、分離板19の表面粗さはそれに対応してシート積載量が少ないときには滑らかに、積載量が多いときには粗くなっている。このようにすることによって、重送が発生しやすい積載量の多いときは、分離板19の表面粗さを粗くすることによって、シートP1との摩擦力を増やし2枚目のシートを分離板で塞き止め、重送の発生を防ぐことができる。
(実施例2)
次に本発明の第2の実施例を図2を用いて説明する。
図2は第1の実施例の分離板の形状のみを変えたものである。分離板19bはシート積載量が少ないときには幅が狭く、積載量が多いときには広くなっている。分離板の幅が広くなれば、シートP1との接触面積が増えるために、摩擦力が増える。
従って、本実施例では、重送が発生しやすい積載量の多いときは、分離板19bの幅を広くすることによって、シートP1との摩擦力を増やし2枚目のシートを分離板で塞き止め、重送の発生を防ぐことができる。
本発明の第1の実施例の斜面部材を説明する図である。 本発明の第2の実施例の斜面部材を説明する図である。 本発明の第1の実施例の傾斜部材を備えた記録装置であるインクジェットプリンタの斜視図である。 上記インクジェットプリンタの概略構成を示す断面図である。 従来の給紙装置の概略構成を示す断面図である。 従来の給紙装置でシートの積載量が少ない時を示す図である。
符号の説明
P シート
1 インクジェットプリンタ
1A プリンタ本体
1B 給紙装置
2 キャリア
3 記録ヘッド
3A 画像記録部
10 給紙カセット
14 アーム
15 給紙ローラ
19 分離板
25 プラテン

Claims (5)

  1. シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前記シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とによりシートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、給紙時における前記シート給送手段とシートの接点と、前記分離斜面を構成する斜面部材とシートの当接点の距離が、シート積載量に応じて変化する給紙装置において、
    前記斜面部材の表面粗さが、前記シート給送手段とシートの接点と、前記斜面部材とシートの当接点の距離に対応して変化することを特徴とする給紙装置。
  2. 前記斜面部材の表面粗さは、前記シート給送手段とシートの接点と、前記斜面部材とシートの当接点の距離が長くなるほど、粗くなることを特徴とする請求項1記載の給紙装置。
  3. シート収納手段に収納されたシートを送り出すシート給送手段と、前記シート給送手段によって送り出されたシートを1枚ずつ分離する分離斜面とによりシートを1枚ずつ分離して給送する給紙装置で、給紙時における前記シート給送手段とシートの接点と、前記分離斜面を構成する斜面部材とシートの当接点の距離が、シート積載量に応じて変化する給紙装置において、
    前記斜面部材の幅が、前記シート給送手段とシートの接点と、前記斜面部材とシートの当接点の距離に対応して変化することを特徴とする給紙装置。
  4. 前記斜面部材の幅は、前記シート給送手段とシートの接点と、前記斜面部材とシートの当接点の距離が長くなるほど、広くなることを特徴とする請求項3記載の給紙装置。
  5. 画像形成部と、前記画像形成部にシートを給送する給紙装置を備えた画像形成装置において、
    前記給紙装置は前記請求項1乃至4のいずれか1項に記載の給紙装置であることを特徴とする画像形成装置。
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