JP2006143242A - トレー状容器包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】固型ルウなどの収納物を使用状態に応じて必要部分だけを簡易、かつ、同時に開封することを可能にしたトレー状容器包装体を提供すること。
【解決手段】蓋材(20)には、斜め方向のフランジ部(13)を二分するように,一方の隅角(21)の隅角から離れた位置からもう一方の隅角(22)の先端縁まで切れ目線(a)が穿設され、一方の隅角(21)にはトレー状容器(10)のフランジ部(14)と未封緘状態のつまみ部(21)が形成され、もう一方の隅角(22)には、トレー状容器のフランジ部(14)と未封緘状態の第2つまみ部(22)が切れ目線(a)で二分されて形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、カレー、シチューなどの固型ルウ等の収納物を収納したトレー状容器包装体に関し、特には、収納物を少量ずつ使いたいというニーズに応えるトレー状容器包装体に関する。
従来、底壁とその周縁に立設された周壁と上部開口を備え、該周壁の上端縁より外方に水平方向に延出されたフランジ部を備えたポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂を主体とするトレー状容器に、カレー、シチュー等の固型ルウ等の収納物を収納して、上部開口を基材フィルム/イージーピールフィルム等の複合フィルムからなる蓋材で熱封緘したトレー状容器包装体が流通している。
しかし、このトレー状容器包装体は、全開封あるいは半開封のものが殆どであり、全部使い切らずに収納物の一部を保存しておく場合、あるいは使用量の調節をしたい場合に不都合を生じ易かった。
本発明は、固型ルウなどの収納物を収納したトレー状容器包装体に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、固型ルウなどの収納物の使用状態に応じて必要部分だけを簡易、かつ、同時に開封することを可能にしたトレー状容器包装体を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、方形の収納室を対角線で二分して斜め方向のフランジ部を共有する第1収納室と第2収納室に分割された1単位のトレー状容器と、該1単位のトレー状容器の上部開口を覆い、フランジ部と熱封緘される蓋材とからなり、前記1単位のトレー状容器の第1収納室と第2収納室に収納物を収納後、上部開口を前記蓋材で熱封緘したトレー状容器包装体において、前記蓋材には、斜め方向のフランジ部を二分するように、一方の隅角の隅角から離れた位置からもう一方の隅角の先端縁まで切れ目線が設けられ、前記一方の隅角には、トレー状容器のフランジ部と未封緘状態のつまみ部が形成され、前記もう一方の隅角には、トレー状容器のフランジ部と未封緘状態の第2つまみ部が、前記切れ目線で二分されて形成されていることを特徴とする、トレー状容器包装体である。
このように請求項1記載の発明によれば、蓋材には、斜め方向のフランジ部を二分するように、一方の隅角の隅角から離れた位置からもう一方の隅角の先端縁まで切れ目線が設けられ、前記一方の隅角には、トレー状容器のフランジ部と未封緘状態のつまみ部が形成され、前記もう一方の隅角には、トレー状容器のフランジ部と未封緘状態の第2つまみ部が切れ目線で二分されて形成されているので、蓋材の一方の隅角のつまみ部を持って斜め方向にフランジ部に沿って引き剥がすと、蓋材のつまみ部には切れ目線が設けられていないため、蓋材は第1収納室と第2収納室を同時に開封させることができる。
また、蓋材のもう一方の隅角の第2つまみ部を持って斜め方向のフランジ部に沿って引き剥がすと、第2つまみ部の中央には切れ目線が設けられており、第2つまみ部は二つに簡単に分かれ、必要に応じて、第1収納室部分のみを開封させることができるし、第2収納室部分のみを開封させることもできる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記蓋材の開封方向と切れ目線の方向を一致させたことを特徴とする、トレー状容器包装体である。
このように請求項2記載の発明によれば、蓋材の開封方向と切れ目線の方向を一致させたことにより、1単位の収納室を同時に開封することができる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記1単位のトレー状容器を切り離し可能に複数単位連続させたことを特徴とする、トレー状容器包装体である。
このように請求項3記載の発明によれば、1単位のトレー状容器を切り離し可能に複数単位連続させたので、比較的大容量の収納物に対しても対応できる。
このように本発明のトレー状容器包装体は、少量ずつ使いたいニーズに応えるもので、使用状態に応じて必要部分のみを簡易に、かつ、同時に開封することが可能になっている。
すなわち、2室に分かれたトレーを基本単位として、開封方向の変更によって、1室若しくは2室全てを同時に開封することが可能である。また、この単位を例えば2つ連続することにより、1室のみ、2室あるいは3室、若しくは全室を開封することが可能である。
本発明を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明のトレー状容器包装体は、例えば、図1〜図3に示すように、方形の収納室を対角線で二分して斜め方向のフランジ部(13)を共有する第1収納室(11)と第2収納室(12)に分割された1単位のトレー状容器(10)と、該1単位のトレー状容器の上部開口を覆い、フランジ部と熱封緘される蓋材(20)とからなり、前記1単位のトレー状容器の第1収納室(11)と第2収納室(12)に、例えば、固型ルウ等の収納物(30)を収納後、上部開口を前記蓋材で熱封緘したトレー状容器包装体(1)である。
蓋材(20)には、斜め方向のフランジ部を二分するように、一方の隅角の隅角から離れた位置からもう一方の隅角の先端縁まで切れ目線(a)が設けられている。
切れ目線(a)の形状は、ミシン目状、鎖線状、点線状、あるいは連続したハーフカット線等任意で良い。
そして、一方の隅角(21)には、トレー状容器のフランジ部(14)と未封緘状態のつまみ部(21)が形成されている。また、もう一方の隅角(22)には、トレー状容器のフランジ部(14)と未封緘状態の、例えば、先端がW字状に形成された第2つまみ部(22)が切れ目線(a)で二分されて形成されている。
トレー状容器(10)は、一般的にはガスバリア性の高いエチレン−ビニルアルコール共重合体を含む多層シートから真空成形法により形成される。
また、蓋材(20)は、トレー状容器(10)と熱封緘性があり、かつ、イージーピール性を有するプラスチックフィルムが好ましく、トレー状容器(10)の材質にも限定されるが、ポリエチレンテレフタレートフィルムにイージーピールシーラントフィルムを貼り合わせた多層フィルム等が好ましく使用できる。必要に応じて印刷層(図示せず)を設けることができる。
蓋材のもう一方の隅角(22)に設けられた、例えば、先端がW字状に形成された第2つまみ部(22)の先端部分を連続した切断線(b)により二分しておくと第1収納室(
11)と第2収納室(12)を別々に開封する際に、第1収納室側と第2収納室側に綺麗に分離する(図3参照)。
このようにして作製したトレー状容器(10)の第1収納室(11)と第2収納室(12)に上部開口から別々に、例えば、固型ルウ等の収納物(30)を収納後、斜め方向のフランジ部(13)の略中央に切れ目線(a)が位置するように蓋材(20)を載せて、トレー状容器(10)のフランジ部(13、14)と蓋材(20)を熱封緘し、本発明のトレー状容器包装体(1)とする。
図3に示すように、一方の隅角(21)からつまみ部(21)を持って、切れ目線(a)の方向に引っ張ると、つまみ部(21)に切れ目線(a)は形成されていないため、第1収納室(11)と第2収納室(12)の開口は同時に露出して、第1収納室と第2収納室の同時開封が可能になる。
また、もう一方の隅角(22)に設けられた、例えば、先端がW字状に形成された第2つまみ部(22)の手前側の先端を持って、切れ目線(a)の方向に引っ張ると、第2つまみ部の手前側とそれに連続する第1収納室(11)を覆っている蓋材のみが剥がれて第1収納室(11)のみが開封される。第2収納室(12)側の蓋材は、切れ目線(a)によって切断され、第2収納室(12)が開封されることはない。
逆に、もう一方の隅角(22)に設けられた、例えば、W字状に形成された第2つまみ部(22)の奥側の先端を持って、切れ目線(a)の方向に引っ張ると、第2つまみ部の奥側とそれに連続する第2収納室(12)を覆っている蓋材のみが剥がれて第2収納室(12)のみが開封される。第1収納室(11)側の蓋材は、切れ目線(a)によって切断され、第1収納室(11)が開封されることはない。
すなわち、開封方向を変えることで、1室若しくは2室全てを同時に開封することが可能になる。
また、図3は、1単位のトレー状容器を2つ連続して設けたトレー状容器包装体で、この場合には1単位毎に切り離しが可能な切断可能線(c)を介して連続させると使い勝手が良い。
図4(a)、(b)は、本発明のトレー状容器包装体の使用状況の一例を示すもので、2単位の収納室を連続して設けた包装体を、例えば、外装箱(40)に収納して商品化している。使用時に、外装箱(40)のジッパー(41)を開封して包装体(1)を取り出し使用する。そこで、例えば、半分の一単位が未使用で残った場合には、図4(b)に示すように、残った包装体(1)を半分の外装箱(40)に収納しておき、再使用時に取り出しで使用することができる。
本発明のトレー状容器包装体に使用する蓋材の一実施例を示す、平面説明図である。 本発明のトレー状容器包装体に使用するトレー状容器の一実施例を示す、(a)は平面説明図であり、(b)は(a)のA−A’線断面説明図である。 本発明のトレー状容器包装体の一実施例を示す、斜視説明図である(矢印はつまみ部を引っ張る方向を示している)。 (a)、(b)は本発明のトレー状容器包装体の使用状態の一実施例を示す、説明図である。
符号の説明
1‥‥トレー状容器包装体
10‥‥トレー状容器
11‥‥第1収納室
12‥‥第2収納室
13‥‥斜め方向のフランジ部
14‥‥フランジ部
20‥‥蓋材
21‥‥一方の隅角、つまみ部
22‥‥もう一方の隅角、第2つまみ部
30‥‥収納物
40‥‥外装箱
41‥‥ジッパー
a‥‥切れ目線
b‥‥連続した切断線
c‥‥切断可能線

Claims (3)

  1. 方形の収納室を対角線で二分して斜め方向のフランジ部を共有する第1収納室と第2収納室に分割された1単位のトレー状容器と、該1単位のトレー状容器の上部開口を覆い、フランジ部と熱封緘される蓋材とからなり、
    前記1単位のトレー状容器の第1収納室と第2収納室に収納物を収納後、上部開口を前記蓋材で熱封緘したトレー状容器包装体において、
    前記蓋材には、斜め方向のフランジ部を二分するように、一方の隅角の隅角から離れた位置からもう一方の隅角の先端縁まで切れ目線が設けられ、
    前記一方の隅角には、トレー状容器のフランジ部と未封緘状態のつまみ部が形成され、前記もう一方の隅角には、トレー状容器のフランジ部と未封緘状態の第2つまみ部が、前記切れ目線で二分されて形成されていることを特徴とする、トレー状容器包装体。
  2. 前記蓋材の開封方向と切れ目線の方向を一致させたことを特徴とする、請求項1記載のトレー状容器包装体。
  3. 前記1単位のトレー状容器を切り離し可能に複数単位連続させたことを特徴とする、請求項1又は2記載のトレー状容器包装体。
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