JP2006143113A - 運転補助装置の取付装置 - Google Patents

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廣宣 小山
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Abstract

【課題】 グリップ付き操作アームにより操作されるブレーキ制御機構およびアクセル制御機構を収容してなる運転補助装置の本体を、車体に容易に取り付けることができるようにする。
【解決手段】 グリップ2付き操作アーム3により操作されるブレーキ制御機構およびアクセル制御機構を有する運転補助装置の本体1と一体化され、一端が運転席スライドレール固定用のクロスメンバの一端側に連結された水平配置の第1の板状リンク11と、一端がクロスメンバの他端側に連結され、他端が第1の板状リンク11の他端側に本体角度調整機構12を介して連結された第2の板状リンク13とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、グリップ付き操作アームにより操作されるブレーキ制御機構およびアクセル制御機構を収容してなる運転補助装置の本体を、車体に取り付けるための装置に関する。
従来より、下肢の不自由な身体障害者が自動車を運転する際に、アクセルペダルとブレーキペダルを、グリップ付き操作アームを介して片手で容易に操作できるようにした運転補助装置は知られている(例えば特許文献1)。
特開2002−67729号公報
しかしながら、従来の運転補助装置は、これを車体に取り付けるにあたって、車体を大幅に加工する必要があり、このような運転補助装置を搭載した車は非常に高価なものとなっていた。
本発明の技術的課題は、グリップ付き操作アームにより操作されるブレーキ制御機構およびアクセル制御機構を収容してなる運転補助装置の本体を、車体に容易に取り付けることができるようにすることにある。
本発明に係る運転補助装置の取付装置は、グリップ付き操作アームにより操作されるブレーキ制御機構およびアクセル制御機構を有する運転補助装置の本体と一体化され、一端が運転席スライドレール固定用のクロスメンバの一端側に連結された水平配置の第1の板状リンクと、一端がクロスメンバの他端側に連結され、他端が第1の板状リンクの他端側に本体角度調整機構を介して連結された第2の板状リンクと、を備えたものである。
また、本体角度調整機構を、第1の板状リンクに形成されたばか穴から挿入されて第2の板状リンク側に形成されたねじ穴に螺合するボルト及びこのボルトに外嵌して第1の板状リンクと第2の板状リンク側との間に隙間を発生させる筒状スペーサからなる支点機能発生手段と、両端に右ねじと左ねじを持ち、前記ボルトとは第1の板状リンク幅方向にずれた位置に配置されて、第1の板状リンクと第2の板状リンク側にそれぞれ形成した右ねじと左ねじからなる雌ねじに螺合する調整ねじと、から構成したものである。
また、第1の板状リンク及び第2の板状リンクを、それぞれ車体軸線方向に沿う単一のねじによりクロスメンバに連結したものである。
また、少なくとも第2の板状リンクは、第1の補助ブラケットを介してクロスメンバに連結し、第1の補助ブラケットには、第2の板状リンクとの連結部に、車体軸線方向に直交する方向の長穴を形成したものである。
また、第1の板状リンクと第2の板状リンクとの連結部に、第1の板状リンクの向きを規定する第2の補助ブラケットを介在設置し、第2の補助ブラケットと第1の板状リンクとの間に本体角度調整機構を配置したものである。
本発明に係る運転補助装置の取付装置においては、運転補助装置の本体と一体化された第1の板状リンクと第2の板状リンクと運転席スライドレール固定用のクロスメンバとがトラス状に連結されるので、運転補助装置本体のベースとしての構造的強度を十分に確保することができる。このため、取付にあたって車体側に補強加工する必要がなく、運転補助装置本体を容易に取り付けることができる。さらに、第1の板状リンクと第2の板状リンクとは、本体角度調整機構を介して連結されているので、取付後に本体角度すなわちグリップ付き操作アームの延出方向の角度を調整することができる。このため、製作誤差などにより、取付後に本体に傾斜が発生したとしても、この傾斜を本体角度調整機構によって矯正することができ、各部品の精度を高めなくても本体の位置出しを容易に行うことができる。このため、設計的自由度が拡大し、かつ組立作業性が向上する。
また、本体角度調整機構を、第1の板状リンクと第2の板状リンク側との間に介在してこれらの間に所定の隙間を発生させるスペーサと、両端に右ねじと左ねじを持ち、スペーサとは第1の板状リンク幅方向にずれた位置に配置されて、第1の板状リンクと第2の板状リンク側にそれぞれ形成した右ねじと左ねじからなる雌ねじに螺合する調整ねじと、から構成したので、調整ねじにより第1の板状リンクをその幅方向の面内で無理なく角度調整することができる。
また、第1の板状リンク及び第2の板状リンクを、それぞれ車体軸線方向に沿う単一のねじによりクロスメンバに連結したので、これら単一のねじを中心に第1の板状リンク及び第2の板状リンクをそれぞれ回動させることができる。このため、これら単一のねじによる連結部分で、製作誤差をある程度吸収することができる。
また、少なくとも第2の板状リンクは、第1の補助ブラケットを介してクロスメンバに連結し、第1の補助ブラケットには、第2の板状リンクとの連結部に、車体軸線方向に直交する方向の長穴を形成することで、前記単一のねじを中心に第1の補助ブラケットを回動させることによる製作誤差吸収効果に加え、第2の板状リンクとの連結部も長穴部分でスライド調整可能となり、三次元的な製作誤差を無理なく吸収することができる。
また、第1の板状リンクと第2の板状リンクとの連結部に、第1の板状リンクの向きを規定する第2の補助ブラケットを介在設置し、第2の補助ブラケットと第1の板状リンクとの間に本体角度調整機構を配置したので、ダッシュボードやコンソールボックスの形状などによって運転補助装置の操作範囲に制限が加えられるような車体構造であっても、第2の補助ブラケットを使用することで、運転補助装置の設置位置をその本来の操作範囲に制限が加えられない位置へ変更することができる。
実施の形態1.
図1乃至図3はいずれも本発明の実施の形態1に係る運転補助装置の取付装置を示すもので、図1はその全体構成を示す斜視図、図2はそのクロスメンバへの取付状態を示す平面図、図3はそのクロスメンバへの取付状態を示す側面図である。
まず、本実施形態の運転補助装置の取付装置の説明の前に、運転補助装置について概略的に説明する。運転補助装置は、グリップ2付き操作アーム3により操作されるブレーキ制御機構およびアクセル制御機構(何れも図示せず)を有する本体1から構成され、ブレーキ及びアクセルが作動しない中立状態においては、本体1すなわち操作アーム3はほぼ垂直状態(図1乃至図3)にあり、ブレーキ用ワイヤ4を介して接続されたブレーキペダル(図示せず)やアクセル用ワイヤ5を介して接続されたアクセルペダル(図示せず)は、それぞれ自由状態(非作動位置)に置かれるようになっている。そして、操作アーム3を前記中立位置から前方に倒せば、ブレーキ制御機構が働いてブレーキ用ワイヤ4によりブレーキペダルが作動され、操作アーム3を手前に引けばアクセル用ワイヤ5によりアクセルペダルが作動されるようになっている。なお、グリップ2には、ブレーキペダルやアクセルペダルの作動状態を保持するための操作ボタン6が設けられているとともに、グリップ2の近傍に、ウインカー、ライト、ワイパー等を操作する各種のスイッチ7が設けられている。
運転補助装置の取付装置は、本体1と一体化され、一端が運転席スライドレール8,8固定用のクロスメンバ9の一端側に連結された水平配置の第1の板状リンク11と、一端がクロスメンバ9の他端側に連結され、他端が第1の板状リンク11の他端側に本体角度調整機構12を介して連結された第2の板状リンク13とを備えてなり、第1の板状リンク11の一部が本体1のベースプレートとして構成されている。
これを更に詳述すると、本体角度調整機構12は、第1の板状リンク11に形成されたばか穴から挿入されて第2の板状リンク13側に形成されたねじ穴(図示せず)に螺合するボルト14及びこのボルト14に外嵌して第1の板状リンク11と第2の板状リンク13側との間に所定の隙間、すなわち後述の調整ねじ(市販品)を設置するに必要な隙間を確保するための筒状スペーサ15と、両端に右ねじと左ねじを持ち、ボルト14とは第1の板状リンク11の幅方向にずれた位置に配置されて、第1の板状リンク11と第2の板状リンク13にそれぞれ形成した右ねじと左ねじからなる雌ねじに螺合する調整ねじ16とから構成されている。
また、第1の板状リンク11とクロスメンバ9との間には、幅広の補助ブラケット(以下、これを第1リンク側ブラケットという)17を介在させ、第1リンク側ブラケット17の右辺寄りに一対のボルト18,18により第1の板状リンク11を連結し、これによって車種によって存在する図示しないコンソールボックス等との干渉を防止できるようにしている。さらに、第1リンク側ブラケット17を車体軸線方向に沿う単一のねじ19によりクロスメンバ9に連結し、単一のねじ19を中心に第1の板状リンク11を回動させることができるようにして、この単一のねじ19による連結部分で、製作誤差をある程度吸収することができるようにしている。
また、第2の板状リンク13とクロスメンバ9との間にも、第1の補助ブラケット(以下、これを第2リンク側ブラケットという)21を介在させ、第2リンク側ブラケット21に単一のボルト22により第2の板状リンク13を連結するとともに、第2リンク側ブラケット21を車体軸線方向に沿う単一のねじ23によりクロスメンバ9に連結し、単一のねじ23を中心に第2の板状リンク13を回動させることができるようにして、単一のねじ23による連結部分で、製作誤差をある程度吸収することができるようにしている。さらに、第2リンク側ブラケット21には、第2の板状リンク13とのボルト22による連結部に、車体軸線方向に直交する方向の長穴24を形成して、前記第2リンク側ブラケット21すなわち第2の板状リンク13を回動させることによる製作誤差吸収効果に加え、長穴24部分で第2の板状リンク13の連結部をスライド調整可能に構成して、三次元的な製作誤差を無理なく吸収することができるようにしている。
次に、以上のように構成される本実施形態の運転補助装置の取付装置を用いて運転補助装置を車体に搭載する際の手順について説明する。まず、第1の板状リンク11と第1リンク側ブラケット17とをボルト18,18により連結し、本締めして一体化する。次いで、第2の板状リンク13と第2リンク側ブラケット21とを単一のボルト22により仮止めしてから、第1の板状リンク11と第2の板状リンク13の他端側相互を本体角度調整機構12により連結する。すなわち、調整ねじ16両端の右ねじと左ねじを第1の板状リンク11と第2の板状リンク13に形成してある右ねじと左ねじからなる雌ねじに螺合させて仮止めするとともに、第1の板状リンク11に形成されたばか穴と第2の板状リンク13側に形成されたねじ穴との間に筒状スペーサ15を配置して位置合わせを行った後、ばか穴からボルト14を挿通し、ねじ穴に螺合させて仮止めする。次いで、第1リンク側ブラケット17を単一のねじ19により、また第2リンク側ブラケット21を単一のねじ23により、それぞれクロスメンバ9の両端側のねじ穴に仮止めする。その後、第1の板状リンク11が水平となるように、つまり本体1が垂直となるように第1の板状リンク11の角度を調整ねじ16で調整しつつ、ねじ19とボルト14を本締めして第1リンク側ブラケット17をクロスメンバ9に固定する。次いで、第2の板状リンク13から第1の板状リンク11に対して捩り力が発生しないように、第2リンク側ブラケット21を回動させることで、第2の板状リンク13の姿勢を第1の板状リンク11に追従させ、ボルト22とねじ23を本締めして第2リンク側ブラケット21をクロスメンバ9に固定する。その後、本体1が垂直の姿勢を保っているかをチェックし、図2でみて左右方向(第1の板状リンク11の幅方向)で傾きが発生していたら、調整ねじ16で矯正し、ロック用ナット25(図1)で固定する。
このように本実施形態の運転補助装置の取付装置においては、運転補助装置の本体1と一体化された第1の板状リンク11と第2の板状リンク13と運転席スライドレール8,8固定用のクロスメンバ9とがトラス状に連結されるので、本体1のベースとしての構造的強度が高く、取付にあたって車体側に補強加工の必要がなく、本体1を容易に取り付けることができる。さらに、第1の板状リンク11と第2の板状リンク13とは、本体角度調整機構12を介して連結されているので、取付後に本体角度すなわちグリップ2付き操作アーム3の延出方向の角度を調整することができる。このため、製作誤差などにより、取付後に本体1に左右方向の傾斜が発生したとしても、この傾斜を本体角度調整機構12によって矯正することができ、各部品の精度を高めなくても本体1の位置出しを容易に行うことができる。このため、設計的自由度が拡大し、かつ組立作業性が向上する。
また、本体角度調整機構12を、第1の板状リンク11と第2の板状リンク13との間に介在してこれらの間に所定の隙間を発生させるボルト14及び筒状スペーサ15と、両端に右ねじと左ねじを持ち、ボルト14及び筒状スペーサ15とは第1の板状リンク幅方向にずれた位置に配置されて、第1の板状リンク11と第2の板状リンク13にそれぞれ形成した右ねじと左ねじからなる雌ねじに螺合する調整ねじ16とから構成しているので、調整ねじ16により第1の板状リンク11をその幅方向の面内で無理なく角度調整することができる。
また、第1リンク側ブラケット17及び第2リンク側ブラケット21を、それぞれ車体軸線方向に沿う単一のねじ19,23によりクロスメンバ9に連結したので、これら単一のねじ19,23を中心に第1リンク側ブラケット17及び第2リンク側ブラケット21、すなわち第1の板状リンク11及び第2の板状リンク13をそれぞれ回動させることができる。このため、これら単一のねじ19,23による連結部分で、製作誤差をある程度吸収することができる。
また、第2リンク側ブラケット21には、第2の板状リンク13との連結部に、車体軸線方向に直交する方向の長穴24を形成しているので、前記単一のねじ23を中心に第2リンク側ブラケット21を回動させることによる製作誤差吸収効果に加え、第2の板状リンク13との連結部も長穴24部分でスライド調整可能となり、三次元的な製作誤差を無理なく吸収することができる。なお、ここでは長穴24を第2リンク側ブラケット21にのみ形成し、第2リンク側ブラケット21と第2の板状リンク13との連結を単一のボルト22により行うようにしたものを例に挙げて説明したが、第1リンク側ブラケット17と第1の板状リンク11との連結部も第2リンク側ブラケット21側と同様の構成を採用することができ。その場合には、三次元的な製作誤差を一層無理なく吸収することができる。
実施の形態2.
図4乃至図3はいずれも本発明の実施の形態2に係る運転補助装置の取付装置を示すもので、図4はその全体構成を示す斜視図、図5はそのクロスメンバへの取付状態を示す平面図、図6はそのクロスメンバへの取付状態を示す側面図、図7はそのグリップ付き操作アームを含む本体部の正面図、図8はその背面図であり、各図中、前述の実施の形態1のものと同一機能部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施形態の運転補助装置の取付装置は、第1の板状リンク11Aを側面側からみてクランク状に形成して、その運転補助装置の本体1のベースプレートとなる部位の位置を高くするとともに、第1の板状リンク11Aと第2の板状リンク13との連結部に、第1の板状リンク11Aの向きを規定する第2の補助ブラケット(以下、これをリンク間ブラケットという)30を介在設置し、リンク間ブラケット30と第1の板状リンク11Aとの間に本体角度調整機構12を配置したものである。
これを更に詳述すると、リンク間ブラケット30は、高さ出し部31と横張出部32とから形成され、高さ出し部31が、一対のボルト33,33により第2の板状リンク13に連結固定されているとともに、横張出部32に、第1の板状リンク11Aの幅方向に位置をずらせて、本体角度調整機構12のボルト14と調整ねじ16がそれぞれ螺合するねじ穴(図示せず)が形成されている。
また、第1リンク側ブラケット17Aは、前述の実施の形態1のものと比較して幅狭に形成され、第1リンク側ブラケット17Aの幅方向中央部に一対のボルト18,18によって第1の板状リンク11Aを連結固定している。それ以外の構成は全て前述の実施の形態1のものと同一である。
次に、本実施形態装置を車体に搭載する際の手順について説明する。まず、第1の板状リンク11Aと第1リンク側ブラケット17Aとをボルト18,18により連結し、本締めして一体化する。次いで、第2の板状リンク13とリンク間ブラケット30とをボルト33,33によりにより連結し、本締めして一体化する。次いで、第2の板状リンク13と第2リンク側ブラケット21とを単一のボルト22により仮止めしてから、第1の板状リンク11Aと第2の板状リンク13他端側のリンク間ブラケット30相互を本体角度調整機構12により連結する。すなわち、調整ねじ16両端の右ねじと左ねじを第1の板状リンク11Aとリンク間ブラケット30に形成してある右ねじと左ねじからなる雌ねじに螺合させて仮止めするとともに、第1の板状リンク11Aに形成されたばか穴とリンク間ブラケット30に形成されたねじ穴との間に筒状スペーサ15を配置して位置合わせを行った後、ばか穴からボルト14を挿通し、ねじ穴に螺合させて仮止めする。次いで、第1リンク側ブラケット17Aを単一のねじ19(図1、図2参照)により、また第2リンク側ブラケット21を単一のねじ23(図1、図2参照)により、それぞれクロスメンバ9の両端側のねじ穴に仮止めする。その後、第1の板状リンク11Aが水平となるように、つまり本体1が垂直となるように第1の板状リンク11の角度を調整ねじ16で調整しつつ、ねじ19とボルト14を本締めして第1リンク側ブラケット17をクロスメンバ9に固定する。次いで、第2の板状リンク13から第1の板状リンク11Aに対して捩り力が発生しないように、第2リンク側ブラケット21を回動させることで、第2の板状リンク13の姿勢を第1の板状リンク11Aに追従させ、ボルト22とねじ23を本締めして第2リンク側ブラケット21をクロスメンバ9に固定する。その後、本体1が垂直の姿勢を保っているかをチェックし、図7及び図8のように左右方向(第1の板状リンク11Aの幅方向)で傾きが発生していたら、調整ねじ16で矯正し、ロック用ナット25(図4、図7)で固定する。
このように、本実施形態の運転補助装置の取付装置においては、第1の板状リンク11Aと第2の板状リンク13との連結部に、第1の板状リンク11Aの向きを規定するリンク間ブラケット30を介在設置し、リンク間ブラケット30と第1の板状リンク11Aとの間に本体角度調整機構12を配置しているので、ダッシュボードやコンソールボックスの形状などによって運転補助装置の操作アーム3の操作範囲に制限が加えられるような車体構造であっても、リンク間ブラケット30を使用することで、運転補助装置の設置位置をその本来の操作範囲に制限が加えられない位置へ変更することができる。
本発明の実施の形態1に係る運転補助装置の取付装置の全体構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る運転補助装置の取付装置のクロスメンバへの取付状態を示す平面図である。 実施の形態1に係る運転補助装置の取付装置のクロスメンバへの取付状態を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る運転補助装置の取付装置の全体構成を示す斜視図である。 実施の形態2に係る運転補助装置の取付装置のクロスメンバへの取付状態を示す平面図である。 実施の形態2に係る運転補助装置の取付装置のクロスメンバへの取付状態を示す側面図である。 実施の形態2に係る運転補助装置の取付装置のグリップ付き操作アームを含む本体部の正面図である。 実施の形態2に係る運転補助装置の取付装置のグリップ付き操作アームを含む本体部の背面図である。
符号の説明
1 本体
2 グリップ
3 操作アーム
8 運転席スライドレール
9 クロスメンバ
11,11A 第1の板状リンク
12 本体角度調整機構
13 第2の板状リンク
14 ボルト
15 筒状スペーサ
16 調整ねじ
19,23 単一のねじ
21 第2リンク側ブラケット(第1の補助ブラケット)
24 長穴
30 リンク間ブラケット(第2の補助ブラケット)

Claims (5)

  1. グリップ付き操作アームにより操作されるブレーキ制御機構およびアクセル制御機構を有する運転補助装置の本体を車体に取り付けるための装置であって、
    前記本体と一体化され、一端が運転席スライドレール固定用のクロスメンバの一端側に連結された水平配置の第1の板状リンクと、
    一端が前記クロスメンバの他端側に連結され、他端が前記第1の板状リンクの他端側に本体角度調整機構を介して連結された第2の板状リンクと、
    を備えたことを特徴とする運転補助装置の取付装置。
  2. 本体角度調整機構を、
    第1の板状リンクと第2の板状リンク側との間に介在してこれらの間に所定の隙間を発生させるスペーサと、
    両端に右ねじと左ねじを持ち、前記スペーサとは第1の板状リンク幅方向にずれた位置に配置されて、前記第1の板状リンクと前記第2の板状リンク側にそれぞれ形成した右ねじと左ねじからなる雌ねじに螺合する調整ねじと、
    から構成したことを特徴とする請求項1記載の運転補助装置の取付装置。
  3. 第1の板状リンク及び第2の板状リンクを、それぞれ車体軸線方向に沿う単一のねじによりクロスメンバに連結したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の運転補助装置の取付装置。
  4. 少なくとも第2の板状リンクは、第1の補助ブラケットを介してクロスメンバに連結し、前記第1の補助ブラケットには、その第2の板状リンクとの連結部に、車体軸線方向に直交する方向の長穴を形成したことを特徴とする請求項3記載の運転補助装置の取付装置。
  5. 第1の板状リンクと第2の板状リンクとの連結部に、第1の板状リンクの向きを規定する第2の補助ブラケットを介在設置し、該第2の補助ブラケットと前記第1の板状リンクとの間に本体角度調整機構を配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の運転補助装置の取付装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104859445A (zh) * 2014-02-20 2015-08-26 冯晓初 一种用于手动挡汽车起步与上坡机械式油门踏板辅助装置

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