JP2006142450A - 把持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でありながら、硬度や曲率半径や表面の滑りやすさ等にかかわらず小物体を、操作性よく確実に安定して挟み持てる挟持具を提供する。
【解決手段】互いに対向する2体一対の挟持片23を閉じて、それらの両挟持片の端部の間に小物体を挟み持つ挟持具において、挟持操作時には操作者の各操作手指にそれぞれ接して用いられ、互いに対向する2体一対の操作把持片22と、その各操作把持片を各操作手指で挟持操作することによって接近して、挟持対象物体にそれぞれ接触する挟持片の挟持端部24とを備える構成とし、両挟持端部が挟持対象物体を挟持するにあたって接近したとき、両挟持端部は接することなく若干の間隙をおいて離隔する位置に達するように、各挟持端部が配置される。
【選択図】図9

Description

本発明は、ピンセットや毛抜きなど、互いに対向する2体一対の挟持片を閉じて、それらの両挟持片の端部の間に小物体を挟み持つ挟持具に関する。
従来のピンセットや毛抜きなど、小物体を挟んで持つための挟持具は、操作性が必ずしも芳しくなかった。
図1は、従来のピンセットの使用状態を示す側面説明図である。
ピンセット(10)は、基部(11)から、対向一対の操作把持片(12)(12)が2つに分岐してしている。各操作把持片(12)には、挟持片(13)が略一体的に連なって形成されている。
操作把持片(12)(12)は、挟持操作時には操作者の各操作手指にそれぞれ接して用いられ、互いに接近する方向へ押圧される。
その操作に伴って、挟持片(13)(13)同士も接近して、挟持片(13)の略先端に位置する挟持端部(14)(14)が互いに当接される。
ここで、従来のピンセット(10)は、対向する2体の各操作把持片(12)、挟持片(13)、挟持端部(14)が同一の形状で対称な位置に配置されていた。そのため、両挟持端部(14)(14)が挟持対象物体(1)に接したとき、その両者からの力によって挟持対象物体(1)が逃げてしまい、図示の例のように、挟持端部(14)(14)で着実に挟持できないことがあった。
挟持対象物体(1)がの硬度が高かったり、曲率半径が小さかったり、表面が滑りやすい場合、特にこの傾向が強かった。
図2は、従来の毛抜きの使用状態を示す正面説明図及び平面説明図である。
ピンセットと同様に、毛抜き(20)は、基部(21)から、対向一対の操作把持片(22)(22)が2つに分岐してしている。各操作把持片(22)には、挟持片(23)が略一体的に連なって形成されている。
操作把持片(22)(22)は、挟持操作時には操作者の各操作手指にそれぞれ接して用いられ、互いに接近する方向へ押圧される。
その操作に伴って、挟持片(23)(23)同士も接近して、挟持片(23)の略先端に屈曲して位置する挟持端部(24)(24)の端面(25)(25)が互いに当接される。
ここで、従来の毛抜き(20)は、対向する2体の各操作把持片(22)、挟持片(23)、挟持端部(24)、端面(25)が同一の形状で対称な位置に配置されていた。そのため、両挟持端部端面(25)(25)が挟持対象物体(1)に接したとき、その両者からの力によって挟持対象物体(1)が逃げてしまったり、図示の例のように、挟持対象物体(1)が側方へずれて挟持端部端面(25)(25)で着実に挟持できないことがあった。
ピンセット(10)と同様に、挟持対象物体(1)がの硬度が高かったり、曲率半径が小さかったり、表面が滑りやすい場合、特にこの傾向が強かった。
ピンセット類に関する従来技術には、特許文献1〜3などがあるが、小物体、特に、硬度が高かったり、曲率半径が小さかったり、表面が滑りやすい小物体を、十分操作性よく、確実に安定して挟み持つ挟持具は、従来にはなかった。
特開2000-210876 特開2000-185049 特開2004-267716
そこで、本発明は、硬度が高かったり、曲率半径が小さかったり、表面が滑りやすくても、小物体を、十分操作性よく、確実に安定して挟み持てる挟持具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の挟持具は次の構成を備える。
すなわち、互いに対向する2体一対の挟持片を閉じて、それらの両挟持片の端部の間に小物体を挟み持つ挟持具であって、挟持操作時には操作者の各操作手指にそれぞれ接して用いられ、互いに対向する2体一対の操作把持片と、その各操作把持片を各操作手指で挟持操作することによって接近して、挟持対象物体にそれぞれ接触する挟持片の挟持端部とを備える構成において、両挟持端部が挟持対象物体を挟持するにあたって接近したとき、両挟持端部は接することなく若干の間隙をおいて離隔する位置に達するように、各挟持端部が配置されることを特徴とする。
ここで、互いに相手側の挟持端部に対向する各挟持端部の内面に、挟持対象物への損傷を防止する丸みが設けてもよい。
また、基部から2つに分岐した対向一対の操作把持片に略一体的に連なって、挟持片が形成された形態の略ピンセット状で構成してもよい。
操作把持片と挟持片とが支点部を介して略一体的に連なり、その2体を支点部で交叉枢着する形態の略鋏状で構成してもよい。
本発明の挟持具によると、挟持端部が挟持対象物体を挟持するにあたって接近したとき、両挟持端部が接することなく若干の間隙をおいてずれて離隔する位置に達する。そのため、各挟持端部から挟持対象物体への力の両作用線の間に距離があり、その両作用線の間に挟持対象物体が位置するので、挟持対象物体がずれることなく、両挟持端部の間に着実に保持される。
以下に、図面を基に本発明の実施形態を説明する。
図3は、本発明による挟持具の使用状態を示す正面説明図であり、図4は、その先端部の平面説明図である。
本発明は、図1に示したピンセット状の挟持具や、図2に示した毛抜き状の挟持具にも適用できるが、本実施例では、鋏状の挟持具を示してある。
本実施例の略鋏状挟持具(30)は、従来公知の鋏と同様に、操作把持片(32)と挟持片(33)とが支点部(31)を介して略一体的に連なり、その2体が支点部(31)で交叉枢着される形態で構成されている。
しかし、図4に示したように、挟持片(33)の先端の挟持端部(34)の形状と、ふたつの挟持端部(34)の位置関係が異なる。
図5に示すように、従来公知の鋏の端部(36)の形状は、その内面(37)が鋭角に尖った直線の刃状であって、接触した対象物に損傷を与えるものであった。
それに対し、本発明による挟持具(30)の挟持端部(34)の内面(35)の形状は、丸みを帯びていて、接触する挟持対象物(1)に損傷を与えることを防止されている。
また、従来公知の鋏におけるふたつの端部(36)(36)の位置関係は、その両者が接近したときには、その間に位置する対象物を切るために、接するように配置されている。
それに対し、本発明による挟持具(30)におけるふたつの挟持端部(34)(34)の位置関係は、その両者が最接近したときにも接することなく、若干の間隙をとって配置されている。この間隙の大きさは、微小であっても、1cmほどあってもよく、挟持対象物(1)の大きさに応じて適宜変化させてもよい。
これによって、各挟持端部(34)(34)の内面(35)(35)から挟持対象物体(1)への力の両作用線の間に距離がありモーメントが発生して、その両作用線の間に挟持対象物体(1)が位置するので着実に保持される。
図6及び7は、本発明による挟持具(30)の使用形態を示す先端部の説明図である。
挟持対象物(1)が軟らかい場合は、図6に示すように、挟持対象物(1)が両挟持端部(34)(34)に押圧されて屈曲すると共に接触面積が増加するので、摩擦力が増加して保持が安定化する。
挟持対象物(1)が硬い場合は、図7に示すように、挟持対象物(1)からの抗力によって、両挟持端部(34)(34)が離れる方向に力を受けて安定化する。
図8は、別実施例の挟持具(30)の使用形態を示す先端部の説明図である。
この例では、挟持端部(34)の内面(35)が直線状であるが、挟持対象物に面する部位は鈍角の直線状なので、刃としては機能しない。
そのため、ふたつの挟持端部(34)(34)の内面(35)(35)の間に挟持対象物を損傷させることなく保持できる。
図9は、本発明による毛抜き状の挟持具(20)の使用状態を示す側面説明図である。
挟持具(20)は、基部(21)から、対向一対の操作把持片(22)(22)が2つに分岐してしている。各操作把持片(22)には、挟持片(23)が略一体的に連なって形成されている。
各挟持片(23)(23)の略先端に屈曲して位置する挟持端部(24)(24)が、上記例と同様に構成されている。
すなわち、ふたつの挟持端部(24)(24)の内面(26)(26)が互いにずれて接しない位置に配置され、丸みを帯びている。
なお、挟持端部(24)の内面(26)には、テーパーがつけてあるので、両操作把持片(22)(22)を接近させるほど、両内面(26)(26)の間隙が小さくなって、微小な挟持対象物を保持できるようになる。
本発明の挟持具によると、簡易な構成でありながら、硬度が高かったり、曲率半径が小さかったり、表面が滑りやすかったりする小物体であっても、十分操作性よく、確実に安定して挟み持つことができるので、その用途は広く産業上有用である。
従来のピンセットの使用状態を示す側面説明図 従来の毛抜きの使用状態を示す正面説明図及び平面説明図 本発明による鋏状挟持具の使用状態を示す正面説明図 同、先端部の平面説明図 従来の鋏の端部の形状を示す平面説明図 本発明による挟持具の使用形態を示す先端部の平面説明図 同、別実施例 同、別実施例 本発明による毛抜き状挟持具の使用状態を示す側面説明図
符号の説明

1 挟持対象物
10 ピンセット
11 基部
12 操作把持片
13 挟持片
14 挟持端部
20 毛抜き(状挟持具)
21 基部
22 操作把持片
23 挟持片
24 挟持端部
25 端面
26 内面
30 鋏状挟持具
31 支点部
32 操作把持片
33 挟持片
34 端部
35 内面
36 端部
37 内面

Claims (4)

  1. 互いに対向する2体一対の挟持片を閉じて、それらの両挟持片の端部の間に小物体を挟み持つ挟持具であって、
    挟持操作時には操作者の各操作手指にそれぞれ接して用いられ、互いに対向する2体一対の操作把持片と、
    その各操作把持片を各操作手指で挟持操作することによって接近して、挟持対象物体にそれぞれ接触する挟持片の挟持端部とを備える構成において、
    両挟持端部が挟持対象物体を挟持するにあたって接近したとき、両挟持端部は接することなく若干の間隙をおいて離隔する位置に達するように、各挟持端部が配置される
    ことを特徴とする挟持具。
  2. 互いに相手側の挟持端部に対向する各挟持端部の内面に、挟持対象物への損傷を防止する丸みが設けられている
    請求項1に記載の挟持具。
  3. 基部から2つに分岐した対向一対の操作把持片に略一体的に連なって、挟持片が形成された形態の略ピンセット状である
    請求項1または2に記載の挟持具。
  4. 操作把持片と挟持片とが支点部を介して略一体的に連なり、その2体を支点部で交叉枢着する形態の略鋏状である
    請求項1または2に記載の挟持具。
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