JP3237353U - 強力小型磁石等の鋏状取り外し器具(リムーバー) - Google Patents

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Abstract

【課題】強い付着力と小ささゆえに金属面から直接指で取り外しづらい小型強力磁石等を、容易に、安全に取り外すことができる取り外し器具を提供する。【解決手段】金属面に強力に付着したコイン型又は小型円柱型ネオジム磁石等の取り外し時に使用する鋏状の器具であって、一方の先端1に磁石を確実に挟み込むための「溝・くぼみ」を、もう一方の先端2に「受け(くぼみを含む)」を設けることで、指先でつまみづらいサイズの磁石を確実につかむ機能を有する。また、各々の先端外側に半円状の丸みを備える加工を施し、当該半円状の丸みの一方を金属面に沿うように器具を動かすことで、少ない力で磁石を取り外す機能をも併せ持つ。【選択図】図2

Description

本考案は、人の指で直接行うには容易でないサイズの強力小型磁石等の取り外しについて、これを容易に行う長さ約16cm程度の鋏状の取り外し器具に関するものである。
本考案に係る器具で取り外す磁石は、直径15mm程度以下で厚さ2mm程度以下のコイン型磁石、直径8mm程度以下で高さ8mm程度以下の円柱型磁石(以下、これらを強力小型磁石等という。)など、指で直接つまめない又はつまみづらいサイズの磁石を想定している。
市中の100円均一ショップなどで販売されているネオジム磁石等の強力磁石のうち小型のもの(強力小型磁石等)は、企業や病院等においては(鉄製等)掲示板への掲出物掲示、(鉄製)キャビネットなどへの紙面掲出などに使用されているほか、一般家庭においても磁石のつく金属面のある冷蔵庫などにメモを張り付ける場合など、広く一般に利用されている。
しかしながら、これらの強力小型磁石等は、その付着力の強さと小ささゆえに指でつまんでの取り外しは容易でない。
強力小型磁石等は、その強い付着力と小ささゆえに、直接指で取り外しづらい又はつまめない(つまみづらい)との現状が認められ、無理に爪でつまもうとすると爪を傷つけたり、爪が反って痛みを生ずるような事態も生ずる。
また、金属面の端(切れ目、又は平面の際)まで強力小型磁石自体をスライドさせて取り外そうとすると、金属面を傷つける可能性も認められる。
そこで、強力小型磁石等の使い勝手を更に良くするよう、上述の取り外しに係る不便(欠点)を解消するため、強力小型磁石等を確実に掴んで取り外す機能を有する「鋏状の取り外し器具(リムーバー)」(以下、リムーバーという。)を製作しようとするものである。
本考案は、鋏状のリムーバーを製作し、当該器具を用いて金属面に強力に付いている磁石を、当該リムーバーを用いて強く挟み込んで(又はつまみこんで)外そうとするものである。
具体的には、リムーバーの主要2部品の先端を加工して、強力小型磁石等を強く挟み込んだのち、主要2部品の一方の部品の先端「受け」部分外側に手当てした丸みを利用し、あたかも磁石を金属面から剥がし取るように外すことが可能となり、上述した課題の解決を図っている。
ついで、リムーバー本体内に磁石の付く金属板を取り付け、取り外した磁石を当該金属板に張り付けて保持することで、磁石の落下、ひいては紛失リスクの軽減をも図っているのである。
不特定多数が見る掲示板への掲出物については、掲示板運営者以外が掲示物に触れたり、掲示を変更出来ないことが、運営者にとっては極めて重要である。
強力小型磁石等は、その小ささと強力な密着力のため容易に取り外しができず、掲示の変更が容易でないことが、掲示板運営者にとって有用なポイントである。
そこで本考案は、強力小型磁石等の強い付着力による効用を引き続き生かしながら、掲示板運営者が行う掲示の変更や掲示物の取り外しの際に生ずる不便を解消するとともに、磁石サイズが小型であるがゆえに発生しやすいと見込まれる紛失等のリスクに対し、これを軽減する策を講じたものである。
また、一般家庭においても冷蔵庫等の金属面に張り付く強力小型磁石等を容易に、かつ安全に取り外すことを可能とする考案でもある。
上述のように、本考案に係るリムーバーを用いて強力小型磁石等を取り外すことで、指先、爪を傷つけることなく、掲示物の掲出や張替え・除去(撤去)等作業を、極めて効率的に行うことが可能となる。従前の不便・不都合を解消した生活に役立つ考案である。
本考案の一実施例を示す上面図である。 本考案の一実施例を示す正面図である。 本考案の主要2部品のうち、一方の先端「溝・くぼみ」部分の拡大図である。 本考案の主要2部品のうち、もう一方の先端「受け(くぼみを含む)」部分と装着した金属板の拡大図である。 本考案の主要部品を磁石の付く素材を用いて形成した場合に、「受け」付近に金属板を備えない場合の拡大図である。
本考案のリムーバーは、主要2部品を「要」で留めた鋏状の器具とする。(鋏状器具の要(支点)は、カシメ(潰し)式を想定している。)
具体的には、要で留めたリムーバーの主要2部品のうちの一方の先端に「溝」を設け、これによって取り外し対象のコイン型磁石を後述の「受け」に押し込みながら、受けとともに強く磁石を挟み込む手立てを講ずることとする。さらに円柱形磁石をつまみ込むため、後述「受け」部分のくぼみに対応する「くぼみ」を設けることとする。
主要2部品のもう一方の先端に強力小型磁石等を受ける部分(以下、「受け」という。)を設ける。この受け部分には、コイン型磁石を確実に受け、強く挟み込むよう段差を設けるとともに、円柱形磁石を確実に受けるため中央部分に「くぼみ」を設けることとする。
これらの「溝」と「受け」で強く挟んだコイン型磁石、又は「くぼみ」同士で強くつまみ込んだ円柱型磁石を、「受け」の外側に手当てした丸みに沿ってリムーバーで半円(扇型)を描くように動かすことで、磁石を金属面から剥がすように外すことが可能となる。(なお、取り外し対象の磁石の位置によっては、それを強く挟んだ後、先端を「溝・くぼみ」として加工した部分の外側に手当した丸みに沿って、同様に動かすことで磁石を付着面から剥がすように取り外すことが可能である。)
ついで、リムーバー本体の素材を、磁石の付かないステンレス等適宜素材を用いて形成した場合には、受け部分近くに「磁石の付く小型の金属製の板(図2及び図4)(以下、金属板という。)」を装着することで、つまむ力を弱めた際、リムーバーで取りはずした強力小型磁石等は、自身の強力な付着力ゆえに自ら当該金属板に張り付きリムーバー内に保持され、外した強力小型磁石等の落下防止並びに紛失リスクの軽減に役立つこととなる。
また、リムーバー本体の素材を、磁石の付くステンレス等適宜素材を採用した場合には、取り外した磁石が直ちにリムーバー本体に張り付くこととなり(上述の金属板は不要で図5のとおり)、これまた磁石の落下・紛失等のリスク軽減に役立っている。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図1及び図2に記載した1はステンレス等適宜素材で形成された主要2部品のうちのひとつで、先端を「溝・くぼみ」に加工したものである。2はステンレス等適宜素材で形成された主要2部品のもう一方で、先端を「受け(くぼみを含む)」に加工したものである。3はプラスチック等適宜素材で形成された鋏状器具の持ち手、4は主要2部品と同様の素材で形成され、それらを一体化する(鋏の)要、5は主要2部品が磁石の付かないステンレス等適宜素材にて形成された場合で、取り外した磁石を受け取る(張り付けて保持する)磁石の付く素材で形成された金属板である。
図1及び図2は、それぞれ実施例の上面図、正面図である。図3は主要2部品のうちのひとつで、先端を「溝・くぼみ」に加工した部分の拡大図である。図4はもうひとつの主要部品の先端「受け(くぼみを含む)」の拡大図であり、併せて主要2部品を磁石の付かない適宜素材で形成した場合の「取り外した磁石」をリムーバー内に保持する「金属板」を備えた図である。図5は主要2部品を磁石の付くステンレス等適宜素材で形成した際の「金属板が不要となる」場合の拡大図である。
強力小型磁石等の下端に図4の「受け」をあて、当該磁石上端に図3「溝・くぼみ」をあてて、平型磁石は挟んで強く掴み、小型円柱磁石はくぼみで強くつまみ、その状態を維持しながら「受け」外側の丸みに沿ってリムーバーで半円(扇型)を描くよう動かし、あたかも金属面から剥がすかのような動作で強力小型磁石等を取り外すものとする(既述のとおり、磁石の位置により「溝・くぼみ」に加工した主要部品の外側に手当した丸みに沿ってリムーバーを動かして、強力小型磁石等を取り外すこともできる。)。
なお、以上の説明において、リムーバーの外観上の寸法や大きさについて記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。設計上のサイズ変更は当然に行われる。
なお、以上の説明において、参考として強力小型磁石等の寸法を記載しているが、それらは人の指で容易につまもうとしてもつまめない(つまみづらい)と思料される程度の強力小型磁石を例示したものであり、厳密なサイズや磁石自体の付着力を示したものではない。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や「溝・くぼみ」部分、「受け」部分の深さや形状を変更し、適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本考案は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 先端を「溝・くぼみ」に加工したリムーバーの主要2部品のひとつ
2 先端を「受け(くぼみを含む)」に加工したリムーバーの主要2部品のうちのもうひとつ
3 持ち手
4 (鋏状器具の)要
5 磁石保持用の金属板

Claims (3)

  1. 金属面(鉄製等掲示板、事務所用キャビネット、冷蔵庫ほか)に強力に付着したコイン型(又は小型円柱型)ネオジム磁石等の取り外し時に使用する器具で、主要2部品の一方の先端に磁石を確実に挟み込むための「溝・くぼみ」を、もう一方の主要部品の先端に「受け(くぼみを含む)」を設けることで、指先で取り外しづらいサイズの磁石を、確実につかみ、容易に取り外す機能を有することを特徴とする「鋏状の取り外し器具(リムーバー)」。
  2. 「鋏状の取り外し器具(リムーバー)」の「受け」部分及び「溝・くぼみ」部分の外側に半円(又は半楕円)状の加工を行い、当該部分に沿って器具を動かすことで、強力小型磁石等の取り外しが、金属面から磁石を剥がすように容易に行えることを特徴とする。
  3. 「鋏状の取り外し器具(リムーバー)」の主要部品の素材を、磁石の付かないステンレス素材等を用いた場合には、「受け」部分近くに、磁石の付く素材を用いた金属板(図4のとおり、以下「金属板」という。)を手当てすることで、当該リムーバーで取りはずした磁石をつかむ(つまむ)力を弱めた際に、磁石は自身の強力な付着力ゆえに自らこの金属板に張り付いてリムーバー内に保持されることとなり、落下や紛失等のリスク軽減を図っていることを特徴とする。
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