JP2009119219A - スライド式鑷子 - Google Patents
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Abstract
【課題】 現在、鑷子の機能としては指先ではつかめない、細かいものや、不潔で危険なものを挟むことだけである。そのために挟んだ対象物を回転する作業ができず、衛生面から直接触れられない細かい作業が求められる医療現場では、手指の代替機能とならない不都合さがあった。
【解決手段】 鑷子の把持部分の片側のばね部を含む胴(1)を固定面としてもう1枚把持部となる胴(2)をスライド可能となるように設ける。鑷子の把持部分がスライドし、作動部(3)に挟んだものが指で前後にコヨリを撚るように回転するスライド式鑷子を開発してこの課題を解決した。
【選択図】図1
【解決手段】 鑷子の把持部分の片側のばね部を含む胴(1)を固定面としてもう1枚把持部となる胴(2)をスライド可能となるように設ける。鑷子の把持部分がスライドし、作動部(3)に挟んだものが指で前後にコヨリを撚るように回転するスライド式鑷子を開発してこの課題を解決した。
【選択図】図1
Description
この発明は、鑷子(ピンセット)の把持部分が前後にスライドすることによって、つまんでいるものが前後に回転(rotate and invert)する、鑷子(ピンセット)に関するものである。
標準型(従来型)の鑷子(ピンセット)は、てこの応用によって、対象物をつまむ、あるいは挟んで持つ機能にとどまる。
標準型(従来型)の鑷子(ピンセット)は以下のような欠点がある。
(イ)従来型は、つまみにくく細かく小さいものや、手で直接触ると危険なもの不潔なものを、挟む機能だけを持つ
(ロ)つまんだもの(挟んだもの)を人の指の動きのように回転させたりコヨリ様の動作をさせることができない。
本発明は以上のような欠点を改良したものである。
(イ)従来型は、つまみにくく細かく小さいものや、手で直接触ると危険なもの不潔なものを、挟む機能だけを持つ
(ロ)つまんだもの(挟んだもの)を人の指の動きのように回転させたりコヨリ様の動作をさせることができない。
本発明は以上のような欠点を改良したものである。
鑷子の把持部分の片側のばね部を含む胴(1)を固定面としてもう1枚把持部となる胴(2)をスライド可能となるように二重構造として、スライドの可動域を制限するストッパー(4)を設ける。鑷子の胴部に設けた把持部をスライドさせることにより、作動部(3)で把持した対象物が回転する。本発明は以上の構成よりなるスライド式鑷子である。
鑷子の把持部分がスライドするので、ちょうど拇指と示指をすり合わせる動きが鑷子によって再現する。それによって挟んだものを前後にコヨリを撚るように回転させることができる。
以下発明を実施するための最良の形態について図を用いて説明をする。
図5は対象物を挟む前の形状である。
図6は対象物を挟み拇指を動かしプラスとマイナス方向にスライドさせた図である。
図7で鑷子の動きに伴う対象物の回転の様子を示した。
これら一連の動きは、例えば医療における気管切開部からの痰の吸引では、気管切開部から気管内チューブを鑷子によって挿入し、その後陰圧にてチューブを引き抜き、痰を吸引する。その際に、本発明の鑷子によってチューブを図6,7のように回転させ効果的な痰の吸引を施す手技に有効である。
1 鑷子の胴の把持部(固定面)
2 鑷子の胴の把持部(スライド操作部)
3 鑷子のスライド作動部
4 鑷子のばね部へのスライドストッパー部
2 鑷子の胴の把持部(スライド操作部)
3 鑷子のスライド作動部
4 鑷子のばね部へのスライドストッパー部
Claims (2)
- 鑷子の把持部分の片側のばね部を含む胴(1)を固定面としてもう1枚把持部となる胴(2)をスライド可能となるように二重構造とする。
- 鑷子のばね部を含む片側胴(2)にスライドの可動域を制限するためにストッパー(4)を設ける。
鑷子の胴部に設けた把持部をスライドさせることにより、作動部(3)で把持した対象物が回転する。
本発明は以上の構成よりなるスライド式鑷子である。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007322589A JP2009119219A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | スライド式鑷子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007322589A JP2009119219A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | スライド式鑷子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009119219A true JP2009119219A (ja) | 2009-06-04 |
Family
ID=40812029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007322589A Pending JP2009119219A (ja) | 2007-11-16 | 2007-11-16 | スライド式鑷子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009119219A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105030301A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-11-11 | 洛阳理工学院 | 一种可自动去除纱布的医用组织镊 |
WO2018062361A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 有限会社ハヌマット | 孤発性大腸癌発症可能性の判定方法 |
CN113456155A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-10-01 | 南昌大学第一附属医院 | 一种新型可视化的支气管封堵器 |
-
2007
- 2007-11-16 JP JP2007322589A patent/JP2009119219A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018062361A1 (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-05 | 有限会社ハヌマット | 孤発性大腸癌発症可能性の判定方法 |
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