JP2007050683A - 筆記用具並びに箸の持ち方補助具 - Google Patents

Abstract

【課題】 初習得者が、ペン・鉛筆・筆などの各種筆記具や、スプーン・箸などの被把持棒の持ち方を習得する際に、掌や手全体の形状や、加える力の欠け具合が解りにくく、また指導しにくかった。
【解決手段】 持ち方補助具を、掌や手全体でにぎり込む形で被把持棒に装着して使用する。
【選択図】図１

Description

この発明は、筆記具や箸の持ち方の習得を助ける補助具の形状に関する。

従来の補助具の形状は、図２に示すように、被把持棒本体に装着して指先や指を整えて持ちうるものが一般的である。

しかしながら、以上の技術によれば、指先や指に力や意識がいきやすく、掌や手全体に加える力のかけ具合が初習得者にとっては解りにくかった。
そこで、この発明は、掌、手全体で、ペン・鉛筆・筆などの各種筆記具や、スプーン・箸などの被把持棒を持ち操作することの感覚がより解りやすくなることを課題とする。

以上の課題を解決するために、この発明は、手に握りこみやすい形状であり、そのことで指および指先がより動きやすくなることを特徴とする持ち方補助具である。また、それに供する材料は、木材・陶器・プラスチックなどが望ましい。

この発明によれば、持ち方補助具を掌や手全体で握ることで、指先や指が開放されるので、操作状態が自在となり、利用者には被把持棒がより扱いやすくなる。

この発明の一実施形態を、図１に示す。
持ち方補助具の本体１は木材・陶器・プラスチックなどであり、この本体１には被把持棒に装着するためのヒモ２が一体的に付けられている。

「実施形態の効果」
この実施形態によれば、球状などで手に握りこみやすく、ペン・鉛筆・筆などの各種筆記具や、スプーン・箸などの被把持棒を一緒に持った時の掌や手の形状を理解しやすい。と同時に指先に自由度が生まれて、指本来の働きが生まれる。

「他の実施形態」
図１の実施形態では、本体１に脱着の可能なヒモ２が一体的に付けられているが、他の実施形態では、被把持棒と掌や手全体との位置関係が明確になる形が確保出来たときには、ヒモ２は取り外すこともできる。

この発明の一実施形態を示す斜視図である。 従来技術を示す斜視図である。

符号の説明

１ 持ち方補助具本体 ２ ヒモ

Claims (2)

1. 掌に握りこむことを特徴する、持ち方を矯正する補助具。
2. 補助具は手に握りこみやすい形状を特徴として、ペン・鉛筆・筆などの各種筆記具や、スプーン・箸などの被把持棒の持ち方を効率よく習得出来ることを特徴とする請求項１記載の補助具。

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