JP2006142417A - 円板カッターユニット - Google Patents

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JP2006142417A JP2004333472A JP2004333472A JP2006142417A JP 2006142417 A JP2006142417 A JP 2006142417A JP 2004333472 A JP2004333472 A JP 2004333472A JP 2004333472 A JP2004333472 A JP 2004333472A JP 2006142417 A JP2006142417 A JP 2006142417A
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Kazuhiro Hyakki
和廣 百鬼
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Abstract

【課題】円板カッターの台金の内周部両側に補強用のフランジを一体的に取り付け、この状態で再研磨ができるようにすることにより、安価で切削精度の高い円板カッターユニットを得る。
【解決手段】円板状の台金(3)の外周に多数の刃(4)を有し、かつ該台金(3)の軸心部に嵌合孔(3c)を有する円板カッター(2)を設け、前記台金(3)の内周部の両側に補強用のフランジ(5)を当接させるとともに、各フランジ(5)を接近方向にボルト締めして前記円板カッター(2)を一体的に挟持固定する。この場合、上記フランジ(5)と台金(3)との重なり部に位置決めピン(6)を軸方向に挿通し、また、上記フランジ(5)に主軸(10)側の回り止めピン(15)が嵌合する回り止め孔(8)を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリント基板等の薄板材を切断する円板カッターに関し、特に、円板カッターの内周部両側に別体の補強用フランジを一体的に設けた円板カッターユニットに関するものである。
一般に、プリント基板等の薄板材を切断する円板カッターは、その台金が薄くて直径が大きいため、これの平面精度を確保することが至難となる。また、台金には振動や騒音を防止するために外周部に各種のスリットが形成され、横方向からの荷重に対して歪み量が部位毎に異なることとなる。従来は、このような円板カッターの切断精度を高くするために、主軸に一対のフランジを嵌合させるとともに、軸方向内方のフランジを主軸に固定した受け金に当接させ、各フランジを、主軸に嵌合させた円板カッターの台金内周部の両側に当て、主軸の軸端部に螺合させたナットを締め付けて外側のフランジを軸方向内方に移動させることにより、各フランジで円板カッターの内周部を挟持するとともに、該円板カッターを主軸に固定するようにしていた。
上記従来のものは、加工終了後に円板カッターを主軸から取り外すと、台金に残留している歪みが開放され、この歪みによって刃部が変位することになる。この状態で刃を再研磨すると、各刃が不均一な状態で研磨され、再度主軸に取り付けた際に切断精度が狂うことになる。また、上記円板カッターを他の機種に取り付けると、フランジが機種毎に異なるため、刃の位置が変位して切断精度が狂うことになる。これを防止するために、切断に要する台金の外周部を除き、台金の内周部を厚肉にする手段があるが、これは非常に高価なものとなる。
特開2002−292519号公報。
本発明は、円板カッターの台金の内周部両側に、これとは別体の補強用のフランジを一体的に取り付け、この状態で切断機あるいは研削機に取り付けできるようにすることにより、大径かつ薄い円板カッターでありながら、高精度の切断が行なえる新規な円板カッターユニットを得ることを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る発明は、円板状の台金の外周に多数の刃を有し、かつ該台金の軸心部に嵌合孔を有する円板カッターを設け、前記台金の内周部の両側に補強用のフランジを当接させるとともに、各フランジを接近方向にボルト締めして前記円板カッターを一体的に挟持固定し、この状態で切断機の主軸及び研削機の軸に取り付け、取り外しできるようにしたものである。
請求項2に係る発明は、前記フランジと台金との重なり部に位置決めピンを軸方向に挿通したものである。
請求項3に係る発明は、前記フランジに、これが取り付けられる主軸側の回り止めピンに軸方向から嵌合する回り止め孔を設けたものである。
請求項1に係る発明は、円板カッターと台金内周部を挟持(補強)するフランジとを、回転方向の位相も含めて常時一体化したので、研磨された円板カッターの刃部の精度をそのまま維持した状態で切断機に容易に取り付けることができる。また、円板カッターの刃を研磨あるいは再研磨する際に、台金の内周部がフランジによって挟持(補強)されているので、上記刃4が研磨時に横方向に偏倚しなくなり、各刃4を高精度に研磨することができる。
請求項2に係る発明は、位置決めピンによってフランジと台金とが高精度に同軸に位置決めされることになる。
請求項3に係る発明は、フランジの回り止め孔を主軸側の回り止めピンに嵌合させることにより、フランジを主軸に強固に締め付けることなく主軸との相対回転を防止することができ、円板カッターユニットの主軸への取付け、取り外し作業が容易に行なえることになる。
以下本発明の実施例を図面に基いて説明する。図面において、図1は本発明による円板カッターユニットの主軸への取付け状態を示す断面図、図2は本発明による円板カッターユニットの正面図、図3は図2のIII-III線による要部断面図、図4は図2のIV-IV線による要部断面図である。
図1、図2において、1はプリント基板切断用の円板カッターユニットであり、円板カッター2とフランジ5とを一体に有する。円板カッター2は、外径が約305mm、肉厚が約2mmとなる台金3の外周に多数の鋸歯形の刃台3aを形成し、該刃台3aの回転側の面に超硬チップ製の刃4を固着する。また、上記台金の外周部に振動及び騒音を防止するための蛇行状のスリット3bを形成し、軸心部に直径約50mmの嵌合孔3cを形成する。
上記フランジ5は、図2、図3に示すように、左右一対からなり、外径が約170mm、厚さが外周から内周に向かって次第に肉厚となるコーン形とし、軸心部に約50mmの軸孔5aを形成する。なお、上記円板カッター2及びフランジ5の各部の寸法は、被切断物の種類、切断機の仕様等によって適宜設定する。
上記各フランジ5,5は、以下の如くして円板カッター2に取り付ける。即ち、台金3の内周部の両側にフランジ5,5を対面させて当接させ、各フランジ5,5及び台金3の重なり部に形成した円周方向2個の位置決め孔(符号省略)に位置決めピン6を挿通(図4)し、上記三者を同軸に位置決めする。次いで、上記各フランジ5,5及び台金3の重なり部に形成した円周方向6個のボルト孔(符号省略)にボルト7を挿通(図1、図3)し、そのネジ部にナットを螺合させて上記三者を締め付けて一体化し、これにより図2〜図4に示すような円板カッターユニット1を形成する。また、上記各フランジ5,5及び台金3の重なり部に円周方向2個の回り止め孔8を形成(図3)する。なお、上記各位置決めピン6、ボルト7、回り止め孔8は、図2に示すように、同心円状に所定の間隔をおいて形成する。
上記の如くして一体化した円板カッターユニット1は、図1に示すようにして切断機の主軸10に取り付ける。図1において、10は主軸であり、ベアリング11を介して機台12に回転自在に支持し、モーター(図示省略)によって回転されるようになっている。該主軸10の軸端部に取付けハブ13を嵌合させ、該取付けハブ13をキー14により主軸10に相対回転不能に係合させる。この取付けハブ13は内方(左部)に大径の受けフランジ13aを、外方(右部)に円筒軸13bを一体に有し、受けフランジ13aに2個の回り止めピン15を軸方向外方(右方)に突出させて圧入固定する。
そして、上記取付けハブ13の円筒軸13bに前述した円板カッターユニット1を嵌合させてその左面を受けフランジ13aに当接させるとともに、その回り止め孔8を取付けハブ13側の回り止めピン15に嵌合させる。次いで円板状の押さえ金16を上記円板カッターユニット1の外面側のフランジ5に当接させ、外側から締結ボルト17を挿通してそのネジ部を主軸10に螺合させる。これにより、上記円板カッターユニット1を押さえ金16を介して受けフランジ13aに圧接して主軸10側に固定する。なお、上記取付けハブ13と主軸10とは一体物で形成するようにしてもよい。
上記実施例によれば、円板カッター2の台金3内周部を補強用のフランジ5によって挟持し、これらを回転方向の位相も含めて常時一体化したので、この状態で切断機の主軸10、あるいは研削機の軸に取り付け、取り外しすることができる。これにより、研削(研磨)された円板カッター2の刃部の精度をそのまま維持した状態で該円板カッター2を切断機に容易に取り付けることができる。また、研削機によって円板カッター2の刃4を研磨あるいは再研磨する際に、該刃4は砥石の加工圧によって台金3の面に対して横方向の負荷を受けることになるが、台金3の内周部をフランジ5によって挟持(補強)しているので、上記刃4が研磨時に横方向に偏倚しなくなり、各刃4を高精度に研磨することができる。
また、フランジ5と台金3とは位置決めピン6によって同軸に位置決めされてボルト締めされるので、両者の一体化が容易にかつ高精度に一体化させることができる。また、フランジ5に回り止め孔8を設けたので、該回り止め孔8を主軸10側の回り止めピン15に嵌合させることにより、フランジ5を主軸10に強固に締め付けることなく主軸10との相対回転を防止することができ、円板カッターユニット1の主軸10への取付け、取り外し作業が容易に行なえることになる。
円板カッターユニットの主軸への取付け状態を示す断面図である。 本発明による円板カッターユニットの正面図である。 図2のIII-III線による要部断面図である。 図2のIV-IV線による要部断面図である。
符号の説明
1 円板カッターユニット
2 カッターユニット
3 台金
3a 刃台
3b スリット
3c 嵌合孔
4 刃(チップ)
5 フランジ
5a 軸孔
6 位置決めピン
7 ボルト
8 回り止め孔
10 主軸
11 ベアリング
12 機台
13 取り付けハブ
13a 受けフランジ
13b 円筒軸
14 キー
15 回り止めピン
16 押さえ金
17 締結ボルト

Claims (3)

  1. 円板状の台金(3)の外周に多数の刃(4)を有し、かつ該台金(3)の軸心部に嵌合孔(3c)を有する円板カッター(2)を設け、前記台金(3)の内周部の両側に補強用のフランジ(5)を当接させるとともに、各フランジ(5)を接近方向にボルト締めして前記円板カッター(2)を一体的に挟持固定し、この状態で切断機の主軸及び研削機の軸に取り付け、取り外しできるようにしたことを特徴とする円板カッターユニット。
  2. フランジ(5)と台金(3)との重なり部に位置決めピン(6)を軸方向に挿通したことを特徴とする請求項1記載の円板カッターユニット。
  3. フランジ(5)に、これが取り付けられる主軸(10)側の回り止めピン(15)に軸方向から嵌合する回り止め孔(8)を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の円板カッターユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106078845A (zh) * 2016-07-02 2016-11-09 上海和鹰机电科技股份有限公司 一种用于裁剪高强度面料的裁刀刀具

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