JP2006141748A - ゴルフ練習用具 - Google Patents

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JP2006141748A
JP2006141748A JP2004336932A JP2004336932A JP2006141748A JP 2006141748 A JP2006141748 A JP 2006141748A JP 2004336932 A JP2004336932 A JP 2004336932A JP 2004336932 A JP2004336932 A JP 2004336932A JP 2006141748 A JP2006141748 A JP 2006141748A
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grip
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Seiji Hashimoto
誠二 橋本
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FUKUYAMA GOLF KK
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Abstract

【課題】 アドレスの際に身体とグリップの位置を把握でき、またパッティングのストロークの形を習得させるためのゴルフ練習用具を提供することを目的とする。
【解決手段】 実施形態に係るゴルフ練習用具1は、ゴルファーの首に掛けられるリング状のロープ2と、このロープ2のリングの径を調整する調整部3と、前記ロープ2に取付けられたゴルフボール状の錘4と、この錘4とクラブGのグリップG1とを連結する連結部5としての凸部50とを備えている。
ゴルフ練習用具1はゴルファーがその首に吊り下げて使用するものであり、使い勝手がよく、またアドレスの際に身体とグリップの位置を把握でき、さらにパッティングの形を習得させるためのゴルフ練習用具を提供することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アドレス時における身体とグリップの位置を矯正すること、パッティング等のストローク時における形を矯正すること等を目的とするゴルフ練習用具に関する。
ゴルフ練習用具として、従来から種々の用具が提案されている。例えば、ゴルファーに正しいスイングを習得させるためのゴルフスイング練習用補助具に関するものがある(特許文献1)。
また、ゴルフのスイング練習時に頭の揺れや体の横移動を自分で確認するためのゴルフスイング練習具に関するものがある(特許文献2)。
特開平7−194754 実公平7−51079
しかし、これらの練習具においては、バックスイングからフォロースルーに至る一連のスイングを訓練し、ドライバーショット等のスイングを習得させるためのもので、アドレスの際の身体とグリップの位置が正しいことを前提にしており、身体とグリップの位置の矯正を目的とするものではなかった。また、パッティング等のストロークの形を習得させるためのものではなかった。
また、上記練習具においては使い勝手が良くなく、ゴルファー特有の精神的圧迫によるストローク時におけるストロークの障害(通称 イップス)を克服することは難しく思われる。
この主な障害は、例えばパットやアプローチ等の微妙な感性が必要な時、手が動かなくなりストロークのきっかけ(はじまり)が掴めなかったり、バックスイングはひけるがダウンスイングで止まったり、急にストロークのリズムが早くなったりする動作として現れる。
そこで、本願発明では、アドレスの際に身体とグリップの位置を把握でき、パッティングやアプローチ等のストローク時における形を矯正でき、また上記イップスを忘れることができるようなリズムに乗ったストロークの練習、さらに安定したストロークの修得を可能とするゴルフ練習用具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明はリング状のロープと、このロープのリングの口径を調整する調整部と、前記ロープに取付けられた錘と、この錘とパターのグリップとを連結する連結部を備えること特徴とするゴルフ練習用具(請求項1に記載の発明)とした。
上記発明において、前記連結部は、前記錘に取付けられた凸部からなることを特徴とするゴルフ練習用具(請求項2に記載の発明)とした。
上記発明に係るゴルフ練習用具は、ゴルファーがその首に吊り下げて使用するものであり、特許文献1や特許文献2のゴルフ練習用具のように使い勝手の煩雑さがないばかりではなく、アドレスの際に身体とグリップの位置を把握でき、またパッティングのストロークの形を習得させるためのゴルフ練習用具を提供することができる。
さらに、上記発明に係るゴルフ練習用具は、ゴルファーの首から錘が垂れ下がり、その首にかかる重さやロープ(紐)の張りを感じることで安定したストロークに精神を集中させ、精神的圧迫を忘れさせるまで、柱時計の分銅のように、リズムの良いストロークを促し、イップスを克服することができ、スムーズなストロークを可能にする。
本発明に係るゴルフ練習用具の実施形態を図面に基いて説明する。
図1はゴルフ練習用具の姿図、図2(A)(B)は同ゴルフ練習用具の使用例図、図3は同ゴルフ練習用具に連結されるゴルフクラブの斜視図、図4(A)〜(C)及び図5(A)〜(D)は同ゴルフ練習用具の使用例図である。
なお、これらの各図において同一の構成は同一の符号を付して重複した説明を省略する。
実施形態に係るゴルフ練習用具1は、ゴルファーの首に掛けられるリング状のロープ2と、このロープ2のリングの口径を調整する調整部3と、前記ロープ2に取付けられたゴルフボール状の錘4と、この錘4とクラブGのグリップG1とを連結する連結部5としての凸部50とを備えている。
通常、ゴルファーがスタンスをとってクラブGを地面に付けたときのアドレスでは、クラブGのグリップG1は、ゴルファーの上体が前傾した状態で腕は肩から自然に垂れ下がった位置が最適な位置関係とされている。
しかし、初心者にとっては、クラブGのグリップG1の最適な位置(以下、最適位置)が判らずに、前傾姿勢のとりすぎか、その逆に上体の起こしすぎになってしまう場合がある。
この最適位置は、上体が前傾したゴルファーの首から垂れ下がった錘4の位置に等しい。
従って、前記ロープ2はこの錘4をゴルファーの首から垂れ下がらせるもので、使い勝手のよさからリング状になっている。
なお、この錘4をゴルファーの首から垂れ下がらせるものであれば、ロープ2に限定されることはなく、またリング状に限定されるものでもない。
例えば、ゴルファーの首に掛けるフック状のものでもよいし、ゴルファーの首を挟持する鋏状のものでもよい。
前記ロープ2の材質はどのようなものでもよく、伸縮性があるものであれば尚良い。
これは後述のようにパター等の練習をする際の動作にクリアランスが必要になるからである。
前記調整部3として、たとえば前記ロープ2の断面形状が略円形のものであれば、リング状の上り及び下りのロープ2をその断面形状に略等しい孔を設けて、摩擦力でロープを保持できるものを用いる。その他、ロープ2を圧着する機構のものでもよい。
前記錘4として、この実施形態ではゴルフボール状のものを用いているが、この程度の重量、即ち、錘の位置が風等の力により変位し難く、またゴルファーに錘の位置を認識させることができる重量感のあるものであれば、どのようなものでもよい。
ゴルフボール以外のものとして、これと同程度の重量の金属球又は球状以外のもの、例えば三角錘、四角錘状等でもよいし、金属以外の材質でもよい。
この錘4とロープ2との取付けは、たとえば錘4に固定したフックにロープ2を固着すればよい。
前記連結部5として、この実施形態では、前記錘4にゴルフ用ティ状のものを取付けている。この構成の詳細は後述する。
次に、上記のように構成されたゴルフ練習用具1の使用方法を、図面に基いて説明する。
まず、図2(A)(B)に基き、ゴルフ練習用具1を用いて、ゴルファー自身のアドレスの最適位置を確認する方法について説明する。
予め、見当をつけてゴルフ練習用具1の錘4の位置とゴルファー自身のグリップの位置の高さを一致させるように、前記調整部3によりリングの口径を調整し首に掛ける。
その後、上体を前傾させると、前記錘4が上体から離れて真下に垂れ下がり始め、ゴルファーがアドレスの姿勢に至った時点で、その錘4の位置が前記グリップG1の位置となる。よって、この位置にクラブGのグリップG1を持ってくればよい。
次に前記連結部5の構成をより詳細に説明すると共に、このゴルフ練習用具をパッティング等の練習に使用する場合の使用例を説明する。
前記連結部5としてのゴルフ用ティ状のものは、通常、クラブGのグリップG1のトップ部分に設けられている空気抜き用の穴G2に差込むようにしたもので、前記錘4に固着されたものでもよいし、着脱自在に構成してもよい。
このゴルフ用ティ状のものに代えて、錘4に取付けられた紐状のものでよく、この場合には前記グリップG1の周囲、たとえばトップ部分の溝G3に結んでよい。
このゴルフ練習用具1をパッティングの練習に使用する場合には、首に掛けたゴルフ練習用具1の連結部5をパターGのグリップG1のトップ部分の前記穴G2に差込み、ゴルファー自身の実際のスタイル(五角形型(図4参照)か、三角形型(図5参照)か)に合わせて、前記調整部4によりロープ2の口径を調整する。
その調整の程度は、ゴルファー自身の実際のスタイルでロープ2の張りを自分自身で感じる程度のものでよい。
この状態で、ストローク中、常時そのロープ2の張りをゴルファー自身が感じつつ、ストロークの練習を行えばよい。
以上のようなゴルフ練習用具1によれば、パッティングにおいてグリップG1と体の位置は一定に保たれてボールを打つことが出来、正確なストロークが可能となる。
即ち、図4(A)〜(C)に示したように、パッティングの動作をする場合、両肩、両肘、グリップ部分が形作る五角形または三角形の形を保ちながら、パターGと両下腕がつくる角度を変えることなく、スムーズにリズムよくストロークすることを可能にする。
その結果、ゴルフスイングにおける身体とグリップ位置を一定に保つことの練習を合理的に行うことができる。
また、パッティングのアドレス時に、ゴルファーのグリップG1と体の位置関係を確認することができる。
このゴルフ練習用具1はアプローチショットの練習にも使用することができる。
即ち、首に掛けたゴルフ練習用具1の連結部5をクラブGのグリップG1に紐等で取付け、アプローチショットのスタイル(三角形型(図5参照))に合わせて、前記調整部4によりロープ2の口径を調整する。
その調整の程度は、上述のようにゴルファー自身の実際のスタイルでロープ2の張りを自分自身で感じる程度のものでよい。
この状態で、図5(A)〜(D)に図示したように、ストローク中、常時そのロープ2の張りをゴルファー自身が感じつつ、ストロークの練習を行えばよい。
その他の構成、練習方法、効果等は上記記載と同一である。
さらに前記ゴルフ練習用具1は、図6のように通常のショットの練習にも使用することができる。
即ち、上記アプローチショットの場合と同様に三角形型のスタイルにするため、前記調整部4によりロープ2の口径を調整する。この状態でスイングすることにより、クラブヘッドが最大限に大きな円弧を描くことで、ゴルファーは体と手の感覚を実感することができ、上記効果と同様な効果を得ることができる。
以上、詳述したように、上記発明に係るゴルフ練習用具1は、ゴルファーがその首に吊り下げて使用するものであり使い勝手がよい。またアドレスの際に身体とグリップの位置を把握できる。またパッティング等のストロークやショットの形を習得させるためのゴルフ練習用具を提供することができる。
また、上記発明に係るゴルフ練習用具1は、ゴルファーが首の付け根を軸として頭を回転させることができるので、ベッドアップの防止に有効である。
さらに、上記発明に係るゴルフ練習用具1によれば、ゴルファーの首から錘が垂れ下がり、その首にかかる重さやロープ(紐)の張りを感じることで安定したストロークに精神を集中させ、リズムの良いストロークを促し、イップスを克服するための練習用具となっている。
実施形態に係るゴルフ練習用具の姿図、 (A)及び(B)同ゴルフ練習用具の使用例図、 同ゴルフ練習用具の連結部の取付例図、 (A)〜(C)同ゴルフ練習用具の使用例図、 (A)〜(D)同ゴルフ練習用具の使用例図、 (A)〜(C)同ゴルフ練習用具の使用例図。
符号の説明
1 ゴルフ練習用具 2 ロープ
3 調整部 4 錘
G クラブ G1 グリップ
5 連結部

Claims (2)

  1. リング状のロープと、
    このロープのリングの口径を調整する調整部と、
    前記ロープに取付けられた錘と、
    この錘とゴルフクラブのグリップとを連結する連結部を備えたこと特徴とするゴルフ練習用具。
  2. 前記連結部は、前記錘に取付けられた凸部からなることを特徴とする請求項1に記載のゴルフ練習用具。
JP2004336932A 2004-11-22 2004-11-22 ゴルフ練習用具 Pending JP2006141748A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2483441A (en) * 2010-09-07 2012-03-14 Simon James Wood Putting aid
JP2021533861A (ja) * 2018-08-08 2021-12-09 アーノルズ イノベーションズ プロプライエタリー リミテッド スイングトレーナー

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