JP4614176B2 - ゴルフスイング練習器具 - Google Patents

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Description

本発明はゴルフスイングに必要な筋力強化と、グリップの握り方と手首の動きを習得するためのポータブル練習器具に関する。
一般的にゴルフスイングは、インパクト時のクラブヘッドフェースとボールの角度と、インパクト時のヘッドスピードで、安定性や飛距離が決定されると言われている。より真っ直ぐの方向と軌道で飛ばすためには、クラブヘッドフェースが飛球線に対して直角となるスクウェア方向でボールとインパクトさせ、飛距離を大きく出すためには、構えた時の肩からボールにかけて仮想の1枚の面とするスイングプレーンに沿った円軌道でクラブをスイングし柔軟な筋肉でヘッドスピードをより速くする必要がある。
ゴルフスイングは瞬時に行われる動作で、ゴルフクラブのヘッドの動きを理解し、インパクト直前のクラブヘッドの進行方向と角度を意識しつつ、より早くゴルフクラブを振り抜くという、複雑な作業を必要とする。
従来、クラブヘッドフェースの方向を意識してスイングの練習をするためにゴルフクラブのグリップエンドに取り付け、教示させる器具が知られている。(特許文献1参照)前記器具については、クラブヘッドの動きは腕、手首の動かし方と連動することに着目し、グリップに指標を付けたゴルフクラブでスイングすることで、クラブヘッドの動きを意識できる利点がある。
また、スイングプレーンを意識し、負荷をかけ筋力を鍛えるための大型装置も知られている。(特許文献2参照)前記装置では、実際に近いスイング軌道で、スイング強化を行える利点がある。
特開2006−255304号公報 特開2006−122074号公報
一般的にゴルフスイングの練習は、ゴルフクラブもしくはそれに類する器具を振る作業が必要であり、ゴルフというスポーツの性質上、練習を積み重ねなければ上達は難しく、毎日のようにスイングする必要がある。しかし、一般家庭ではスイングするための安全なスペースや大型装置を設置するスペースを確保できない理由から、家庭内での練習を敬遠している人が多い。そのため、練習不足となり、特に初心者のゴルファーは上達に多くの時間を要することが知られている。
ゴルフショットにおいて、安定して飛ばすことができても飛距離が出なければ、プレイヤーの取れる選択肢が少なくなり、あまりスコアが良いものとはならない。また、飛距離は出るが安定性に問題があれば、さらに悪い結果となる。つまり良い結果を望めば、ゴルフショットでは安定性と飛距離のどちらも要求される。
安定したインパクトをするためのグリップの握り方として、アドレス時にクラブヘッドフェースが飛球線に対して直角になるようにセットし、利き手と逆の手(以下、反利き手という。)の親指がグリップの真上にくるように置き、反利き手の親指の爪が上を向く状態のスクエアグリップが推奨される。反利き手の手首と肘を曲げずにスイング行うことで、前記アドレス時と同じ状態でインパクトしやすく、安定率を上げる効果が望める。また、ゴルフクラブは番手によって、クラブヘッドとシャフトの取付け角度であるライ角が違うため、ライ角に合わせた円軌道のスイングプレーンでスイングすることも安定率を高くする。
また、スイングにおいてグリップの握りに余計な力が入っていると、腕のスムーズな動きの邪魔となってしまう。より早いヘッドスピードでインパクトするためのグリップの握り方としては、例えば、反利き手の親指、中指、薬指、小指でグリップをしっかりと握り、利き手を含めるそれ以外の指はグリップに添えるだけにすることで、柔軟で早い手首の動きが期待できる。つまり、反利き手の手首、腕、肩の柔軟な動きを阻害しないよう必要最低限の力でグリップを握る方法が望ましい。
インパクトに必要な腕の筋力として、以下、右利きの場合について説明する。手首の動きを阻害しないようにグリップを握る握力、左腕の手首と肘を曲げずに支える力、左の手首を反時計回りに回転させる回外の力、左腕を外側に開く外転の力が必要であると考えられる。例えば、左腕の外転の力が強く、回外の力が弱かった場合は、クラブフェースがスクウェア方向になる前にインパクトするため、ゴルフボールは打ち出し予定方向より右に行くもしくは右に曲がることが多くなる。逆に左腕の外転の力が弱く、回外の力が強かった場合は、クラブフェースがスクウェア方向を過ぎた状態でインパクトするため、ゴルフボールは打ち出し予定方向の左に行くもしくは左に曲がることが多くなる。要するにゴルフボールを安定して飛ばすためには、反利き手の腕の外転する運動と回外する運動の二種類の運動を同時に行うことが必要となる。
前述の筋肉は、通常使いにくく、器具なしのウェイトトレーニングでは鍛えることが困難であり、特にゴルフ初心者の反利き手は、外転運動と回外運動に慣れていないため、スイングの習得まで多くの時間を必要とする。また、ゴルフクラブは番手によって、ライ角が違いスイングプレーンの軌道が変わってくる。そのため、それぞれのライ角を意識してスイングする必要があることも複雑にしている要因である。
本発明では、簡便に持ち運びでき使用場所を選ばなく、初心者にも安全に使用ができる、ゴルフスイング練習器具の提供を目的とする。
本発明は、フレーム部、グリップ部、抵抗負荷部、滑り止め部、を含み、前記フレーム部は、前記グリップ部を支持し、前記グリップ部は、前記グリップ部の軸線について軸回りに回転角度が制限される回動し、かつ前記グリップ部の軸線略垂直な軸回りに滑動し、前記抵抗負荷部は、前記グリップ部の軸線略垂直な軸回りの滑動に抵抗負荷を与え、前記滑り止め部は、前記フレーム部に接続され、外部壁面と接触し摩擦抵抗により前記フレーム部を固定し、前記グリップ部の軸線略垂直な軸回りの滑動は、外部壁面に対して略垂直な略平面内の動きであることを特徴としたポータブルゴルフスイング練習器具である。
なお、本発明において、”軸線”とは、略円筒もしくは略円柱状立体の両端略円の略中心点を結ぶ仮想線をいう。また、”外部壁面”とは、壁などを含む、不動物体をいう。
使用者は略円筒もしくは略円柱形状のグリップ部を握り、フレーム部に接続された滑り止め部を壁などの外部壁面に点、線もしくは面で接触させ、フレーム部を固定し、前記抵抗負荷部による負荷が伝わったグリップ部の軸線略垂直な軸回りの滑動運動を行う。なお、グリップ部がグリップ部の軸線について軸回りに回動することで、運動中に使用者の手首が巻き込まれず、手首が曲がること防ぐ。
また、ゴルフスイングにおける平面の円軌道を教示するために、本発明の練習器具は請求項2に記載のように、前期グリップ部の軸線略垂直な軸回りの滑動は平面の円運動であることを特徴とする。
自由に持ち運びできるポータブル練習器具であり、使用者がフレーム部の水平角度を任意に調整できる。それにより、フレーム部に支持されたグリップ部の軸上略垂直の動きも使用者の任意の角度での動きとなる。これにより、フレーム部に支持されたグリップ部は水平角度自在で平面の円軌道を再現できる。つまり、前記円軌道はスイングプレーンに相当し、前記水平角度はライ角に相当する。また、フレーム部の水平角度の標準を示すために、グリップ部の軸線軸回りの回動には、回転角度の制限がある。
さらに、ゴルフクラブを握るための正しい例として、スクウェアグリップと必要最低限で握る方法を教示するために、本発明の練習器具は請求項3に記載のように、前記グリップ部に、反利き手の親指の接触場所を示し、グリップの握りを安定させるための凸部と、力を入れる必要のない指の接触を妨げるための凹部を備えることを特徴とする。
スクウェアグリップを教示するために、グリップ部に、反利き手の親指の接触場所を示し、グリップの握りを安定させるための、凸部を備える。また、必要最低限の力でグリップを握る方法を教示するために、力を入れる必要のない指の接触を妨げるための凹部を備える。
一方、さらに複雑な運動をするために、本発明の練習器具は請求項4に記載のように、前記フレーム部の一部にアタッチメントを接続するための凹部を備える。
前述の追加器具は複数種類提供でき、例として、ひとつは、フレーム部の凹部に対応する凸形状の吸盤アタッチメント取付凸部と、吸盤アタッチメント取付凸部に接続された吸盤状の付属吸盤部を備える。この追加器具をフレーム部の凹部に接続することで、フレーム部と壁などの外部壁面との接触を固定する。
ひとつは、フレーム部の凹部に対応する凸形状のバネアタッチメント取付凸部と、バネアタッチメント取付凸部に接続された張力を有する付属張力部を備える。この追加器具をフレーム部の凹部に接続することで、フレーム部と壁などの外部壁面からの反発を増強する。
本発明の練習器具は、
フレーム部、グリップ部、吸盤アタッチメント取付凸部、およびバネアタッチメント取付凸部は、例えばプラスチックや金属などといった耐衝撃性に優れた素材を用いることが望ましい。また、グリップ部は、握りやすくするため、例えばスポンジやゴムなどでコーティングすることが望ましい。
抵抗負荷部および付属張力部はバネやゴムなどの張力が発生するものが望ましい。バネについては長期の利用に耐えうるように金属、プラスチックなどを利用することが望ましい。また、油圧式や空圧式もしくは電動で負荷を発生させても構わない。
滑り止め部は、摩擦抵抗の高いゴムなどの素材が望ましい。
付属吸盤部は、ゴムや塩化ビニルなどの形状変化できる素材が望ましい。
このような素材で構成された本発明の練習器具は耐久性に優れ、大小さまざまな張力の抵抗負荷部を提供することで、使用者は体力に合わせて選択できる。また、簡便に持ち運びができる練習器具のため、大型装置に比べ生産性が高い。
上記のように構成された本発明のゴルフスイング練習器具によれば、簡便に持ち運びできることで使用機会が増え効果的に運動ができる。
また、グリップの平面の円運動により、ゴルフスイングのインパクト前後の複雑な動きを再現でき、備わっている抵抗負荷部からの負荷抵抗と壁などの外部壁面からの反発抵抗といった二種類の負荷がかかり、腕や肩を中心とした筋力トレーニングを行い、普段動かすことの少ない運動を繰り返し行うことができる。なお、起立状態での使用の場合は負荷に耐えるため足腰を含めた全身の運動となる。また、座りながらの状態でも運動が可能である。複雑なインパクト前後の動きを手元で繰り返しなぞることができ、効果的で家庭内でも安全にトレーニングできる。
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術範囲に属する限り種々の形態をとりうる。
なお、本発明において、後述の”固定接続”は、固定手段として、接着剤による接着、ネジを使用した接続、金属部材による溶接や圧着などで、両者間が完全に固定される方法をいう。
図1(A)〜(D)に示すように、本実施例における練習器具の概観は、使用者が片手で保持するグリップ21と、グリップ21を支持するフレーム31が備わる。
フレーム31は中空で略環状部分のフレーム環状部31aと、フレーム環状部31aの接線上で接点より片側に張り出し、前記環状部と垂直な略平面円状のフレーム平面部31bが一体となり構成される。ここで、フレーム平面部31bは必ずしも円状だけでなく、多角形状でも構わない。なお、本実施例において、”接線”と”接点”は、略環状の中心を通る線と略環状に沿って垂直で、略環状の円周上を通る仮想線を接線といい、略環状の中心を通る線と接線が交わる略環状の円周上の仮想点を接点という。
フレーム平面部31bには、フレーム環状部31aを備えてる面で、前記環状部分の接線上で前記環状部から離れた位置に、略平面先端部32の指標を設けている。
また、フレーム平面部31bは、フレーム環状部31aを備えている面と逆の面(以下、フレーム平面部背面という。)にフレーム平面部31bの円に沿った輪状の滑り止め33が固定接続されている。ここで、滑り止め33は必ずしも輪状だけでなく、フレーム平面部31b背面側の外淵の少なくとも一部に沿う形状であれば構わなく、摩擦抵抗が強くなる形状が望ましい。
フレーム平面部31b背面の円中央に六角柱凹み形状のアタッチメント取付凹部34を有する。ここで、アタッチメント取付凹部34はフレーム平面部31b背面側であれば必ずしも円中央である必要はない。また、凹み形状であれば必ずしも六角柱である必要はなく、円柱やその他多角形柱状の凹み形状でも構わない。
図2に示すように、グリップ21は略中心より片端が円筒状であるグリップ円筒部21aと、略中心より片端が円筒を一部取り除いた扇柱で略へら状のグリップへら部21bが一体となり構成される。グリップ21はグリップへら部21b側の先端かつ扇柱形状の外面中央には突起状のグリップ突起22を有する。なお、本実施例でのグリップ21の中心はグリップへら部21bで構成されている。
グリップ21の円筒部の筒内側には、略棒状でグリップ21より長いグリップ軸41が備えられる。そのため、グリップ21はグリップ軸41の軸線上に回動し、図1(B)で示す回転運動(A1)ができる。グリップ軸41には略中心より片端が棒状に沿った、凸状であるグリップ軸凸部42を有する。グリップ21にグリップ軸41を通した際、グリップへら部21b側にグリップ軸凸部42が備わるよう構成される。なお、”回動”とは順逆方向の円運動のことをいう。
グリップ軸41の外側には、略円筒状のフレーム軸51が備わる。フレーム軸51には、円筒面外側に円筒軸線に平行で円筒に沿った凸状のフレーム軸凸部52を有する。グリップ軸41は、グリップ軸凸部42がフレーム軸51の円筒底面と平行で、グリップ軸凸部42を有さない片端がフレーム軸凸部52を向く位置で、フレーム軸51の円筒内側中央に両端を固定接続される。そのため、グリップへら部21bとグリップ軸凸部42のかみ合わせにより、グリップ21の回転運動(A1)の回転角度が制限される構成となる。
なお、グリップ21とグリップ軸41は、グリップ21がグリップ21の軸線について軸回りに回動可能であれば、形状は問わず、使用者が両手もしくは片手で握りやすい形が望ましい。
図1(A)一点鎖線X1−X2の断面図である図3(A)(図面下側がX1)に示すように、フレーム軸51は、フレーム軸凸部52がフレーム平面部31b背面側を向き、かつ固定接続されたグリップ軸凸部42がフレーム平面部先端32の逆側を向くように、フレーム環状部31aの中空内に設けられる。図1(B)一点鎖線Y1−Y2のフレーム環状部31aの断面図である図3(B)(図面左側がY1)に示すように、フレーム環状部31aは略環状の内円側は円筒形状で、円筒中央の円に沿ったグリップ軸41の直径より大きい隙間を備える構成となる。つまり、フレーム軸51の円筒内側中央に固定接続されたグリップ軸41は、フレーム環状部31aの内円円状の隙間を通り、フレーム環状部31aの内円中心を通る。
そのため、フレーム軸51はフレーム環状部31aの中空内内円に支持され、フレーム軸51に固定接続されたグリップ軸41と、グリップ軸41に支持されたグリップ21と合わせて滑動する。本発明での”滑動”は、フレーム31形状に従うグリップ21のスライドもしくは遥動などをいい、滑らかな動作が望ましい。本実施例では、グリップ21の滑動は、グリップ21がグリップ21の軸線上に垂直でフレーム軸51の円筒軸線上に回動し、図1(B)で示す回転運動(A2)を行う構成となる。
グリップ軸41は回転運動(A2)中も、フレーム環状部31aの隙間と同軌道で回転するため、フレーム軸51の回転運動(A2)を妨げない。
図3(A)で示すように、フレーム環状部31aの中空内の外円側には、フレーム軸51の円筒部分と接触せず、フレーム軸凸部52と接触できる凸状のフレーム中空内凸部35を備える。そのため、フレーム軸凸部52とフレーム中空内凸部35のかみ合わせにより、回転運動(A2)の回転角度に制限がかかる。
フレーム軸凸部52の凸側面のフレーム平面部先端32を向く側と、フレーム中空内凸部35の凸側面の片側に、張力を有する引きバネの抵抗負荷部61の両端が固定接続され、抵抗負荷部61は回転運動(A2)に順回転の回転抵抗負荷をかける。
本実施例では、抵抗負荷部61の負荷がかかっていない状態で、グリップ21のグリップ突起22を有する側が、フレーム環状部31a内でフレーム平面部31bから離れた位置で、フレーム平面部31b背面の略平面に対して約120°傾斜した構成となる。
また、図1(A)一点鎖線X1−X2の断面図で最も負荷がかかった状態の図4(図面下側がX1)に示すように、最も負荷がかかった状態では、グリップ21のグリップ突起22を有する側が、フレーム平面部先端32側を通り約210°回転運動(A2)し、フレーム平面部31b背面の略平面に対して略垂直で停止する。
上記のように、回転運動(A2)の回転角度に制限をかけるために、抵抗負荷部61の長さを考慮してフレーム中空内凸部35が設けられる。抵抗負荷部61が固定されていないフレーム中空内凸部35の凸側面の片側は、フレーム平面部31b背面の略平面に対して略垂直でかつ離れた位置に備わり、抵抗負荷部61が固定されているフレーム中空内凸部35の凸側面の片側は、抵抗負荷部61が固定されていないフレーム中空内凸部35の凸側面の片側からフレーム環状部31aの中空内の外円に沿って約65°フレーム平面部先端32側の位置に備わっている。
なお、フレーム31は、フレーム環状部31aの中空内にフレーム軸51と抵抗負荷部61を封入し、図1(A)一点鎖線X1−X2の断面で固定接続される。
本発明において、フレーム環状部31aとフレーム軸51は、グリップ21とグリップ軸41の滑動を支持できれば、環状や円筒状である必要はない。また、抵抗負荷部61は引きバネである必要はなく、フレーム31と、フレーム軸51の形状にあわせ、押しバネ、ねじりバネ、ゴム、もしくは、油圧式、空圧式、電動式などで負荷を与える構成でも構わない。
前述のアタッチメント取付凹部34に取り付けるためのアタッチメントとして、
図5に示す、アタッチメント取付凹部34の六角柱凹みに接続できる六角柱状の吸盤アタッチメント取付凸部71と、吸盤アタッチメント取付凸部71の角柱底面に固定接続された吸盤状のアタッチメント吸盤72を有する吸盤アタッチメント。
図6に示す、アタッチメント取付凹部34の六角柱凹みに接続できる六角柱状のバネアタッチメント取付凸部81と、バネアタッチメント取付凸部81の角柱底面に固定接続された円盤状のバネアタッチメント取付台82を有し、バネアタッチメント取付台82略中心かつバネアタッチメント取付凸部81の逆面に張力を有する押しバネのアタッチメントバネ83の片端が接続される。また、アタッチメントバネ83の逆端には、円盤状のアタッチメント滑り止め84が接続されるバネアタッチメント。以上2種類をアタッチメントの例とする。
本実施例の好ましい使用方法として、以下に右利きの人について示す。但し、左利きの場合は練習器具の側面を逆側にし、左右反対の動作で同様の効果が得られる。
使用者はグリップ円筒部21aを左手の中指、薬指、小指で握りかつ、グリップ突起22が左手の親指の内側に沿うように握る。左手の人差し指はグリップ21に触れないよう力を入れない。手首、肘は曲げず、腕を下方から前方に少し傾ける。そして、左手甲を前方向にしフレーム平面部31bが体の左側に位置させる。回転運動(A1)の回転角制限により、図7に示すように、フレーム平面部先端32が前方水平より下に傾き停止する。
傾いたフレーム31の側面を正面から見た斜視図である図8(A)に示すように、壁などの外部壁面91を体の前方左側にして立ち、運動を開始する。フレーム平面部31bに接続された滑り止め33のフレーム平面部先端32側を外部壁面91に接触させる。フレーム平面部先端32が水平より下に傾いているため、親指の爪が上に向き、手首の甲が前方を向く。ゴルフスイングにおける、ダウンスイング途中でゴルフクラブが地面と平行になる状態に相当する。
一連の運動は、グリップ21を反時計回りに回転運動(A2)させる。回転運動(A2)は抵抗負荷部61により時計回りに順回転の負荷がかかる。回転運動(A2)中は、グリップ21が回転運動(A1)するため、運動中は手首がグリップ21に巻き込まれることなく親指の爪の部分を常に上に向けることができる。
使用者は回転運動(A2)中に、壁などの外部壁面91との接触を安定させるために腕を外側に開くことができる。
図8(B)に示すように、運動途中では、フレーム平面部31bに接続された滑り止め33が外部壁面91に接面し、グリップ21が外部壁面91と平行で水平より下に傾いている。このポジションが、ゴルフでのインパクトポジションに相当する。
図8(C)に示す、回転運動(A2)の回転角制限いっぱいまで回転させた図である。この一連の運動により、抵抗負荷部61による回転の負荷で左腕の回外の筋力と、外部壁面91からの反発抵抗で左腕の外転の筋力および、親指を上側に向けるために手首と肘を曲げずに支える筋力の強化ができる。また、立ち状態での運動では外部壁面91からの反発抵抗に耐えるため、足腰にも負荷がかかり、全身の筋力を強化する。
前述した、フレーム平面部先端32の水平の傾きは使用者によって任意に決めることができ、使用者の目的に合った円軌道で一連の運動を行う。例えば、フレーム平面部先端32を水平より下に60°程度傾けた場合の円軌道は、ライ角60°のゴルフクラブでのスイングプレーンに相当する。
別の実施例として、アタッチメントを付属した練習方法を示す。
フレーム31のアタッチメント取付凹部34に任意のアタッチメントを取り付け、前述の運動を行う。
アタッチメント取付凹部34に対する凸部の吸盤アタッチメント取付凸部71を取り付けた場合、フレーム平面部31bの外側にアタッチメント吸盤72が位置し、滑らかな外部壁面91と練習器具を固定する役割をする。この効果で、練習器具の傾きを任意に固定し、一連の運動を行うことで回外の筋力を中心に筋力強化の効果を与える。
また、アタッチメント取付凹部34に対する凸部のバネアタッチメント取付凸部81を取り付けた場合、アタッチメント滑り止め84がフレーム平面部31bの外側に平行に位置し、アタッチメント滑り止め84と外部壁面91を接触させ、練習器具と外部壁面91間の反発抵抗を増やす。この効果で、外部壁面91からの抵抗負荷を増やし、一連の運動を行うことで外転の力の筋力強化の効果を与える。
本発明のゴルフスイング練習器具の一実施形態の平面図(A)前面平面図(B)側面平面図(C)背面平面図(D)正面平面図 同 練習器具のグリップ、グリップ軸、フレーム軸の分解斜視図 同 練習器具の断面図(A)X1−X2面(B)Y1−Y2面 同 練習器具に最大に抵抗負荷がかかった状態の断面図 X1−X2面 同 練習器具に付属する吸盤アタッチメント(A)側面平面図(B)正面平面図 同 練習器具に付属するバネアタッチメント(A)側面平面図(B)正面平面図 同 練習器具の運動開始状態の斜視図 同 練習器具の一連の運動状態を示す図(A)運動開始状態の斜視図(B)運動途中の斜視図(C)運動最終で最大に抵抗負荷がかかった状態の斜視図
符号の説明
21 グリップ
21a グリップ円筒部
21b グリップへら部
22 グリップ突起
31 フレーム
31a フレーム環状部
31b フレーム平面部
32 フレーム平面部先端
33 滑り止め
34 アタッチメント取付凹部
35 フレーム中空内凸部
41 グリップ軸
42 グリップ軸凸部
51 フレーム軸
52 フレーム軸凸部
61 抵抗負荷部
71 吸盤アタッチメント取付凸部
72 アタッチメント吸盤
81 バネアタッチメント取付凸部
82 バネアタッチメント取付台
83 アタッチメントバネ
84 アタッチメント滑り止め
91 外部壁面

Claims (4)

  1. フレーム部、グリップ部、抵抗負荷部、滑り止め部、を含み、
    前記フレーム部は、前記グリップ部を支持し、
    前記グリップ部は、前記グリップ部の軸線について軸回りに回転角度が制限される回動し、かつ前記グリップ部の軸線略垂直な軸回りに滑動し、
    前記抵抗負荷部は、前記グリップ部の軸線略垂直な軸回りの滑動に抵抗負荷を与え、
    前記滑り止め部は、前記フレーム部に接続され、外部壁面と接触し摩擦抵抗により前記フレーム部を固定し、
    前記グリップ部の軸線略垂直な軸回りの滑動は、外部壁面に対して略垂直な略平面内の動きであることを特徴としたポータブルゴルフスイング練習器具。
  2. 前期グリップ部の軸線略垂直な軸回りの滑動は平面の円運動であることを特徴とした請求項1に記載のポータブルゴルフスイング練習器具。
  3. 前記グリップ部に、反利き手の親指の接触場所を示し、グリップの握りを安定させるための凸部と、力を入れる必要のない指の接触を妨げるための凹部を備えることを特徴とした請求項1に記載のポータブルゴルフスイング練習器具。
  4. 前記フレーム部の一部にアタッチメントを接続する為の凹部を備える請求項1から3のいずれか1項に記載のポータブルゴルフスイング練習器具。
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