JP2006140875A - テレビ取り付け装置、テレビ取り付け装置を有するテレビ付きベッド - Google Patents

テレビ取り付け装置、テレビ取り付け装置を有するテレビ付きベッド Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、薄型テレビの昇降機構を単純化し、スムーズかつ容易な昇降動作を維持しつつ、昇降機構のコンパクト化、部品点数減少による低額化、故障率の低減を実現するテレビ昇降機構を提供することを課題としている。
【解決手段】上記課題を解決するため、本発明に係る薄型テレビ取り付け装置は、薄型テレビを保持する保持部と、前記保持部を介して薄型テレビを取り付け対象物上に設けた取り付け部材に取り付けるとともに、前記保持部を回動可能に支持する回転軸を有することを特徴とする。これにより、薄型テレビは、前記取り付け対象物の上端より上方に薄型テレビの画面部分が位置する視聴位置と、前記取り付け対象物の上端より下方に薄型テレビの画面部分が位置する収納位置の間を、前記回転軸を中心として回動することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は、LCDやPDP、SED等の薄型テレビを取り付け対象物に取り付けるためのテレビ取り付け装置、およびこれを用いたベッドに関する。
入院患者にとってテレビ観賞は長期間の入院生活の退屈をしのぐ貴重な手段である。そのため、入院患者の近傍に床頭台を設置し、その上にブラウン管テレビを載置することが一般的であった。
しかし、この床頭台は、医療行為の邪魔になるばかりでなく、特に複数人が同室に入院する環境では、床頭台上のテレビまで引き回された電源コードやビデオ配線が病室の美観を損ない、また、患者の転倒事故を引き起こす原因ともなっていた。
このような問題を回避するために、普及し始めた薄型テレビを利用して、昇降自在に取り付けられた薄型テレビがベッドのフットパネル内に収納される技術が公開された(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1では、モータ駆動やワイヤ駆動、エアシリンダによる鉛直方向への昇降式薄型ディスプレイ装置が開示されている
しかし、特許文献1に記載の昇降式薄型ディスプレイ装置のように、モータ駆動等の自動制御機構を用いて薄型テレビを垂直方向に昇降させた場合、フットパネル部分における機構が大掛かりなものとなってしまい、フットパネルの小型化が困難になる。病院、介護老人ホーム等施設では、複数人が同一の居室で生活することが一般的である。このような事情の下では、薄型テレビの昇降機構、これを組み込んだベッドのフットパネルはなるべく小さなものであることが望ましい。
また、複雑な構成は部品点数の増大を招き、このことが機器の高額化、故障の頻発につながる恐れがある。入院時、介護時の患者には他の娯楽が少なく、テレビ観賞への依存度が高い。従って、機器の低額化による施設への早期導入、故障の少ない機器による患者への不便低減への要求は大きい。
さらに、薄型テレビを上昇・下降移動させる場合、薄型テレビが上昇した視聴位置まで届くだけの配線を用意しておく必要があるが、薄型テレビが下降した収納位置にある場合、この配線が薄型テレビの上昇分だけ余ることになってしまい、この余った配線が薄型テレビの昇降機能に噛み込み、断線、故障の原因となることがあった。
特開2002−10174号公報
本発明は、薄型テレビの昇降機構を単純化し、スムーズかつ容易な昇降動作を維持しつつ、昇降機構のコンパクト化、部品点数減少による低額化、故障率の低減を実現するテレビ昇降機構を提供することを課題としている。
本願第一の発明は上記課題を解決するため、薄型テレビを保持する保持部と、前記保持部を介して薄型テレビを取り付け対象物上に設けた取り付け部材に取り付けるとともに、前記保持部を回動可能に支持する回転軸を有するテレビ取り付け装置を提供する。そして、薄型テレビは、前記取り付け対象物の上端より上方に薄型テレビの画面部分が位置する視聴位置と、前記取り付け対象物の上端より下方に薄型テレビの画面部分が位置する収納位置の間を、前記回転軸を中心として回動するよう構成されている。
これにより、単純な構成で薄型テレビの昇降・収納機構が実現できる。また、これをベッドに応用することで、ベッドのフットパネルのコンパクト化、部品点数減少による低額化、故障率の低減を実現することが可能となる。
この場合、前記回転軸を、薄型テレビが前記視聴位置にある場合に薄型テレビの画面部分より横方向で外側位置に設けることが可能である。
これにより、薄型テレビはこの回転軸を中心として前記視聴位置と前記収納位置の間を略90度回動するよう動作する。すなわち、収納状態では略90度傾斜した状態となり、視聴位置への引き出し動作角度が小さくなるので、視聴位置への引き出しが容易に行えるようになる。後述の配線ガイド部により、回転軸付近に配線をもって行った場合、回転角度が少ないことで配線のねじれが少なくなり、断線故障のリスクはさらに低減できる。
また、前記回転軸を、薄型テレビが前記視聴位置にある場合に薄型テレビの画面部分より下側で、かつ、横方向で内側位置に設けることも可能である。
これにより、薄型テレビはこの回転軸を中心として前記視聴位置と前記収納位置の間を略180度回動することになる。例えば、回転軸を画面下中央位置に設けることで薄型テレビ回動の回転半径を小さくすることが可能になる。
さらに、前記保持部は、薄型テレビが前記視聴位置にある場合に薄型テレビを視聴位置でロックさせるロック部と、薄型テレビが前記収納位置にある場合に薄型テレビを収納位置で固定するストッパ部を備える構成にしてもよいし、また、視聴位置において薄型テレビの画面を左右方向に角度調整可能な角度調整機構を備える構成にすることもできる。
ほかにも、薄型テレビの画面角度を起伏方向に角度調製可能なチルト機構を設けたり、薄型テレビ背面に把手を設けることもできる。
これにより、薄型テレビの収納位置からの引き出し、視聴位置への固定が容易になるとともに、薄型テレビの回転しすぎによる故障を防止することができる。
本願第2の発明は、以上の薄型テレビ取り付け装置にさらに、薄型テレビの電源コードおよび映像・音声の入出力コードをガイドする配線ガイド部を備えたことを特徴とする。
この配線ガイド部が、前記保持部上に設けられ、薄型テレビの電源コードおよび入出力コードを前記回転軸部分までガイドすることで、配線コードの薄型テレビ昇降移動に伴う上下移動を抑えることが可能となり、昇降機構との干渉による断線故障の可能性を減じることができる。
本願第3の発明は、以上の薄型テレビ取り付け装置をベッドのフットパネル部分に取り付けたものである。このように、ベッドのフットパネル部分に薄型テレビ取り付け装置を組み込むことで、ベッドサイドに床頭台やテレビ台のようなテレビ置きを用意しなくても、患者はテレビ放送を視聴することが可能になる。また、患者がテレビを視聴しないときは、ベッドのフットパネル内部又は外側にこれを収納しておくことができる。これにより、床頭台等によって邪魔されることなく診療を受けることができるようになる。さらに、薄型テレビの視聴位置と収納位置との移動を、回転軸を支点とした回動移動によって行うことが可能となるので、視聴位置への薄型テレビの引き出し動作の容易化、フットパネルの小型化、断線故障の低減を実現することが可能になる。
本発明によれば、薄型テレビの昇降機構を単純化し、これによるフットパネルのコンパクト化、部品点数減少による低額化、故障率の低減を実現することができる。
(実施の形態1)
図1は本願発明にかかる薄型テレビ取り付け装置を組み込んだテレビ付きベッドの全体構成を示した図であり、図2はこれを別角度(上方から見下ろす角度)から示した図である。
図3はベッドのフットパネル外側に本発明にかかるテレビ取り付け装置を取り付け、これを足元側から見た構成を示した図であり、(a)は薄型テレビの画面部分がベッドのフットパネルより上方にある視聴位置を示したもの、(b)は薄型テレビの画面部分がベッドのフットパネル上端より下方にある収納位置を示したものである。
図において、1はベッドであり、2はベッドフレームに取り付けられたフットパネル、3は薄型テレビ4をフットパネル2に取り付けるテレビ取り付け装置である。
図4は薄型テレビ取り付け装置3をフットパネル2に取り付けた場合の薄型テレビの移動状態を示した図であり、図5は薄型テレビ取り付け装置3を側面から見た図である。図4中、点線で描かれた薄型テレビ4は視聴状態にある薄型テレビ4を示したものである。
図4に示すように、薄型テレビ取り付け装置3は、薄型テレビ4を背面から保持する保持部6を備えている。この保持部6は、本実施例では保持板7と保持棒8からなり、保持棒8の一方側端部はフットパネル2の外側面上に固定される取り付け金具9に、回転軸5を介して回転可能に取り付けられている。
10は保持部6の回動を規制する規制レールであり、15は薄型テレビ4の背面上方位置で画面上方の一辺に沿って取り付けられた把手部である。
図6は保持部6および規制レール10の構成を説明した図である。
図6において、(a)は薄型テレビ4が視聴位置にある状態、(b)は薄型テレビ4が収納位置にある状態を示したものである。
図6に示すように、規制レール10は保持棒8上の係止軸16においてその一方端を回動可能に固定されている。また、規制レール10には、中抜き状態のスリット13が設けられており、スリット13の一方端には切欠き部を有するロック12、他方端はストッパ14となっている。また、取り付け金具9上には、指示部6の回動を規制する回動規制軸11が設けられており、この回動規制軸11は規制レール10のスリット13に嵌合、スリット13にガイドされてスリット13のロック12とストッパ14の間をスライド移動することで保持部6の回動を規制する。
また、回動規制軸11はロック12の切欠き部と係合することで薄型テレビ4を視聴位置(すなわち図6(a)の状態)に保持し、ストッパ14で衝止されることで薄型テレビ4を収納位置(すなわち図6(b)の状態)に保持する。ここで、規制レール10は図6中Bの方向に付勢されており、回動規制軸11が、薄型テレビ4の視聴位置への回動に伴ってスリット13内をストッパ14からロック12方向にガイドされ、回動規制軸11がロック12の位置に来た時点で規制レール10の付勢によりロック12の切欠き部に回動規制軸11が係合されるようになっている。
回動規制軸11とロック12の切欠き部との係合を解除するには、規制レール10を付勢に反する方向(図6中、矢印Bの反対方向)に押し込み、回動規制軸11をロック12からストッパ14の方向にガイドさせればよい。
ストッパ14は特に切欠き部を有する構造とはしていないが、これは薄型テレビ4がその自重によって回転軸5を中心として図6中矢印Aの方向に回動し、これに伴って回動した規制レール10のストッパ14と回動規制軸11とが当接状態で保持されることで薄型テレビ4が収納位置に固定されるためである。もっとも、この場合もストッパ14に切欠き部を設け、規制レール10の付勢を利用してストッパ14の切欠き部と回動規制軸11が係合する構成にしてもよい。
なお、規制レール10の図中Bの方向への付勢は、保持棒8と規制レール10を回動可能に固定する係止軸16内に組み込まれた巻きばねや板ばね等を用いて行うことができる。
以上、本実施の形態1における本発明の構成を説明したが、以下では、その動作について図面を用いて説明する。
まず、図3(b)の収納位置にある薄型テレビ4は、把手部15を掴んで引き上げることで図3(a)の視聴位置まで上昇する。この際、薄型テレビ4の上昇に伴って、背面に設けた保持部6も上昇し、これに取り付けた規制レール10も図4中の矢印の逆方向に回転する。
規制レール10の回転に伴って、規制レール10に設けたスリット13の間を回動規制軸11がスライド移動し、薄型テレビ4が視聴位置まで上昇した時点で規制レール10の図6中Bの方向への付勢によって回動規制軸11とロック12の切欠きが係合、薄型テレビ4は視聴位置に固定される。
反対に、図3(a)の視聴位置にある薄型テレビ4を収納位置に収納するには、まず、規制レール10を付勢に反する方向(図6中、矢印Bの反対方向)に押し込むことで回動規制軸11とロック12の切欠き部との係合を解除し、回動規制軸11をロック12からストッパ14の方向にスライド移動させる。
回動規制軸11がスリット13により、ロック12からストッパ14の方向にガイドされるのに伴って、薄型テレビ4は回転軸5を中心として図6中矢印Aの方向に回動してベッド1のフットパネル2に収納される。このとき、薄型テレビ4は自重により回転軸5を支点として図6中矢印Aの方向に重力がかかった状態となっており、レール13のストッパ部14が回動規制軸11と当接することで薄型テレビ4は収納位置に保持される。
このように、テレビ取り付け装置を実施の形態1の構成とすることで、単純な構成で薄型テレビの昇降・収納機構が実現できる。また、これをベッドのフットパネル外側に取り付けたことで、大げさでないコンパクトなテレビ付きベッドを実現し、また、部品点数減少によるテレビ取り付け装置およびベッドセットの低額化、故障率の低減を実現することができる。さらに、本実施の形態のようなロック、ストッパを備えたスリットにより薄型テレビの回動動作を規制することで、薄型テレビの視聴位置へのロック、収納位置での固定を簡単に実現することが可能となる。
以上、図を用いて本発明の実施の一形態を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものでははない。例えば、以下のような別形態での本発明の実施も可能である。
例えば、詳細は図示しないが、薄型テレビの画面位置を左右方向に角度調整できるな角度調整機構を備える構成にしてもよいし、薄型テレビの画面角度を起伏方向に角度調整可能なチルト機構を備える構成にしてもよい。構成としては薄型テレビ4と保持部6の間に一般的に用いられるチルト機構を設けたり、回転軸を設けたりすることでこれらの機能を実現することが可能である。
これにより、薄型テレビ4を視聴位置にロックしたあとの任意の画面角度調整が可能となり、より使いやすい薄型テレビを提供することが可能となる。
この場合、テレビ画面の左右方向および起伏方向への角度を回動時の通常位置、すなわちベッドのフットパネルと略平行となる角度、に戻してから収納位置への回動を行うことが望ましい。場合によっては薄型テレビが視聴位置にある場合のみ左右方向および起伏方向への角度調整が可能となる構成にしてもよい。例えば角度調整機構に左右または上下方向に延びるストッパを設け、角度調整機構がフットパネル上辺から下に位置するときはこのストッパとフットパネルが衝突するため、テレビ画面角度を通常位置から変更できないように構成することができる。また、視聴位置でテレビ画面角度を通常位置から変更した場合はこのストッパがフットパネル上辺に衝突するために収納位置に回動移動できないように構成することもできる。
このような構成にすることで、薄型テレビの角度調整における行き過ぎを防止、回動における薄型テレビとフットパネルの衝突による薄型テレビ故障を防止したり、スムーズな回動移動を確保することが可能になる。
また、本実施の形態では、ベッドのフットパネル外側面に薄型テレビ取り付け装置が取り付けられている場合を例示して説明したが、薄型テレビ取り付け装置はベッドのフットパネル内部に取り付けたり、箱状体で薄型テレビ取り付け装置を覆う構成にすることも可能である。
いずれの場合も上方面に薄型テレビの視聴位置への回動を確保するためのスリットが必要となるが、そのほかの構成は上記のものと同様である。
これにより、薄型テレビ取り付け装置の機構を外部から見えないようにでき、外観上の美観を確保することが可能となる。また、回動機構(例えばスリット13)に服や布団が絡まって薄型テレビの回動動作が妨害されることを防止できる。
さらに、本実施の形態1では、把手部15を薄型テレビ4の背面上方位置で画面上方の一辺に沿って取り付ける構成としたが、把手部の位置、形状はこれに限定されるものでははない。例えば、図7に示すように、把手部を薄型テレビ背面のうち、収納位置において上方となる辺の端に沿って設けることも可能である。これにより、収納位置からの薄型テレビの引き出しを容易にすることが可能となる。
また、本実施の形態1では、薄型テレビ4の下方に保持部6がある場合を例示して説明したが、これに限るものではない。例えば、図8(a)に示すように、保持部6が薄型テレビ4を横方向から固定し、保持部6の下方端に設けた回転軸5を中心に保持部6及び薄型テレビ4が回転することで、薄型テレビ4が収納位置に来たときは保持部6が薄型テレビ4の上方に来るよう構成することも可能である。この場合、把手部15を保持部6に設けることで薄型テレビ4の引き出し、収納動作を楽に行うことが可能となる。
また、図8(b)に示すように、保持部6が薄型テレビ4を下方向から固定し、保持部6の回転軸5を保持部6の中央部分に設けることも可能である。この場合、回転軸5から薄型テレビ4の上辺側四隅までの距離を小さく納めることが可能となる。
このように、本発明に係る薄型テレビ取り付け装置は、回転軸5を薄型テレビ4が視聴位置にある場合に薄型テレビ4の画面部分より横方向で外側位置に設け、この回転軸5を中心として薄型テレビ4を視聴位置と前記収納位置の間で略90度回動するように構成することができる。また、回転軸5を薄型テレビが視聴位置にある場合に薄型テレビ4の画面部分より下側で、かつ、横方向で内側位置に設け、この回転軸5を中心として薄型テレビ4を前記視聴位置と前記収納位置の間で略180度回動するように構成することも可能である。
(実施の形態2)
図9は本発明の実施の形態2におけるテレビ取り付け装置を示した図である。
図9において20は配線ガイド金具であり、配線部21からの配線25(入出力端子や電源端子など)を回転軸5部分までガイドしている。この図では回転軸5は配線25の裏側に隠れているが、支持棒8と取り付け金具9が回動可能に取り付けられた軸部分が回転軸5となっている。
図9では、この配線25はフットパネル2の上方端に設けた外部出力端子22を介して電源コンセントや外部のビデオ機器等に配線25が引き回されるようになっている。
図9におけるそのほかの要素は、実施の形態1の場合と同様であるため、詳細は省略する。
このように、配線25を配線ガイド金具20により薄型テレビ4の配線部21から外部出力端子22を介して電源コンセントや外部のビデオ機器等に引き回すことで、配線25を回転軸5部分を経由させることが可能になる。薄型テレビの回転動作において回転軸5は回動の中心点であり、もっとも動きが小さい部分であるから、配線25をこの回転軸5を経由させることで薄型テレビ4の昇降動作に伴う配線25の余剰が発生することを防止できる。すなわち、回転軸5上にガイドされた配線25は、薄型テレビ4の回動に伴って屈曲状態から伸張状態へと変化することになるが、この回転軸5から薄型テレビ4の配線部21までの距離に変化が生じるわけではないので、配線25を余分に長く取っておく必要がなくなる。
そして、配線25のうち、回転軸5上にある部分にはフレキシブルチューブなど、配線25の屈曲伸張動作を確保できる素材を用いることができる。
このように、余剰配線を生じさせない構造とすることにより、余剰配線が薄型テレビ取り付け装置3の回動機構に噛み込み、断線、故障の原因となるのを防止することができる。
なお、ここでは回転軸5の真上を配線25が通るように構成した例を用いて説明したが、回転軸5の周辺であれば、真上の位置に限られるものでははない。配線は例えば配線部21に設けたピン端子などから引かれるが、ピン端子が有する樹脂体や配線のゴム体などは一定の範囲で伸縮可能なものであるから、この伸縮を見こして回転軸の少し上や少し下に配線25をガイドするようにしてもよい。
本実施の形態2における薄型テレビ取り付け装置の動作および他の実施形態については、実施の形態1に記載したものと同様である。
本発明にかかる薄型テレビ取り付け装置は、LCDやPDP、SED等の薄型テレビを取り付け対象物に取り付けるとともに薄型テレビの昇降動作を実現させるものであって、その構造を単純化し、もって薄型テレビ取り付け装置をコンパクト化、低額化、故障率低減させるものとして有用である。
本発明の実施の形態1におけるテレビ付きベッドの全体構成を示した図 本発明の実施の形態1におけるテレビ付きベッドの全体構成を示した図 本発明の実施の形態1における薄型テレビ取り付け装置の動作を示した図 本発明の実施の形態1における薄型テレビ取り付け装置の構成を示した図 本発明の実施の形態1における薄型テレビ取り付け装置の構成を示した図 本発明の実施の形態1における薄型テレビ取り付け装置の構成を示した図 本発明の実施の形態1における薄型テレビ取り付け装置の別構成を示した図 本発明の実施の形態1における薄型テレビ取り付け装置の別構成を示した図 本発明の実施の形態2における薄型テレビ取り付け装置の構成を示した図
符号の説明
1 ベッド
2 フットパネル
3 テレビ取り付け装置
4 薄型テレビ4
5 回転軸
6 保持部
7 保持板
8 保持棒
9 金具
10 規制レール
11 回動規制軸
12 ロック
13 スリット
14 ストッパ
15 把手部
16 係止軸
20 配線ガイド金具
21 配線部
22 外部出力端子
25 配線

Claims (13)

  1. 薄型テレビを保持する保持部と、前記保持部を介して薄型テレビを取り付け対象物上に設けた取り付け部材に取り付けるとともに、前記保持部を回動可能に支持する回転軸を有するテレビ取り付け装置であって、
    薄型テレビは、前記取り付け対象物の上端より上方に薄型テレビの画面部分が位置する視聴位置と、前記取り付け対象物の上端より下方に薄型テレビの画面部分が位置する収納位置の間を、前記回転軸を中心として回動することを特徴とするテレビ取り付け装置。
  2. 前記回転軸は、薄型テレビが前記視聴位置にある場合に薄型テレビの画面部分より横方向で外側位置に設けられており、
    薄型テレビはこの回転軸を中心として前記視聴位置と前記収納位置の間を略90度回動することを特徴とする請求項1に記載のテレビ取り付け装置。
  3. 前記回転軸は、薄型テレビが前記視聴位置にある場合に薄型テレビの画面部分より下側で、かつ、横方向で内側位置に設けられており、
    薄型テレビはこの回転軸を中心として前記視聴位置と前記収納位置の間を略180度回動することを特徴とする請求項1に記載のテレビ取り付け装置。
  4. 前記保持部は、薄型テレビが前記視聴位置にある場合に薄型テレビを視聴位置でロックさせるロック部と、薄型テレビが前記収納位置にある場合に薄型テレビを収納位置で固定するストッパ部を備えていることを特徴とする請求項1に記載のテレビ取り付け装置。
  5. 前記取り付け部材は、保持部の回動を規制する回動規制部を有しており、
    この回動規制部は、前記保持部が備えるストッパ部と係合することにより薄型テレビを収納位置に固定し、また、前記保持部が備えるロック部と係合することにより薄型テレビを視聴位置にロックすることを特徴とする請求項1に記載のテレビ取り付け装置。
  6. 前記保持部は、薄型テレビが視聴位置まで回動した際に前記回動規制部と前記ロック部が係合するよう弾性材により付勢されていることを特徴とする請求項5に記載のテレビ取り付け装置。
  7. さらに、視聴位置において薄型テレビの画面を左右方向に角度調整可能な角度調整機構を備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のテレビ取り付け装置。
  8. さらに、薄型テレビの画面角度を起伏方向に角度調製可能なチルト機構を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のテレビ取り付け装置。
  9. さらに、薄型テレビ背面に把手を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のテレビ取り付け装置。
  10. 前記把手は、薄型テレビ背面のうち、収納位置において上方となる辺の端に沿って設けられていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のテレビ取り付け装置。
  11. さらに、薄型テレビの電源コードおよび映像・音声の入出力コードをガイドする配線ガイド部を備えたテレビ取り付け装置であって、
    この配線ガイド部は、前記保持部上に設けられて、薄型テレビの電源コードおよび入出力コードを前記回転軸部分までガイドすることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のテレビ取り付け装置。
  12. 前記取り付け対象物はベッドのフットパネルであって、
    このフットパネルの外側面に前記テレビ取り付け装置が取り付けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のテレビ付きベッド。
  13. 前記取り付け対象物はベッドのフットパネルであって、
    このフットパネルは内部に前記テレビ取り付け装置を収納可能なスペースを有するとともに、このフットパネルの内側面に前記テレビ取り付け装置が取り付け部材を介して取り付けられていることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載のテレビ付きベッド。




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