JP2006140657A - 撮像モジュールおよびそれを備えた撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮像装置の内部スペースに対し効率的な配置を可能とする構成を備えた撮像モジュールを提供すること。
【解決手段】 被写体の像を取り込むCCDセンサ2と、CCDセンサ2から出力された撮像信号を処理する信号処理回路部およびCCDセンサ2を駆動する駆動回路部を有する周辺回路部とが収納された周辺回路収納体3とを備える撮像モジュール1において、CCDセンサ2と周辺回路部とを電気的に接続する接続体8を備え、この接続体8は可撓性を有する部材から構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、被写体の像を取り込む受光センサと、信号処理回路部や駆動回路部等の周辺回路部とを備える撮像モジュールおよびそれを備えた撮像装置に関するものである。
デジタルスチルカメラや内視鏡装置等の撮像装置には、従来から、CCD(Charge Coupled Device)を利用した撮像モジュールが用いられている。この種の撮像モジュールは、図11に示す撮像モジュール101のように、被写体の像を取り込む光学センサとしてのCCDセンサ102と、撮像信号の信号処理回路部やCCDセンサ102の駆動回路部等の周辺回路部が収納された周辺回路収納体103とを備えている(たとえば、非特許文献1参照)。
図11に示す撮像モジュール101では、CCDセンサ102は、CCDチップ104と、このCCDチップ104を両側から挟み込む2つのガラス基板105とが積層されて構成されている。また、CCDセンサ102は、CCDセンサ102を駆動する駆動信号の入力や、CCDセンサ102からの撮像信号の出力を行うための複数のセンサ側端子部を、撮像面102aとは反対面となる背面側に備えている。なお、CCDセンサ102の下側略半分には電荷蓄積部や電荷転送部等が配設されている。
周辺回路収納体103は、CCDセンサ102と周辺回路部との間で、CCDセンサ102を駆動する駆動信号の出力やCCDセンサ102からの撮像信号の入力を行うための複数の収納体側端子部をCCDセンサ102が配置される面側に備えている。そして、センサ側端子部と収納体側端子部とは、互いに対向した状態で直接接続されており、CCDセンサ102と周辺回路部とは一つのモジュールとして構成されている。
大郷尚彦、他3名、「携帯電話向けCCDカメラ用チップセット」、SANYO TECHNICAL REVIEW VOL.34 NO.1 JUN.2002、p.38−47
デジタルスチルカメラや内視鏡装置等の撮像装置では、年々、小型化の要請が高まってきている。この要請に応えるため、撮像装置内に配置される撮像モジュールも小型化が図られている。たとえば、上述した撮像モジュール101では、撮像面102aの大きさが1/7インチサイズあるいはこれより小さいサイズのCCDセンサ102が採用されている。
一方、周辺回路収納体103に収納された周辺回路部を小型化するためには、周辺回路部自体の小型化を図ったり、周辺回路部が有する駆動回路部や信号処理回路部等の設置間隔を狭くしたりする必要があり、CCDセンサ102と比較して周辺回路部の小型化は困難となっている。そのため、図11に示すように、従来の撮像モジュール101では、CCDセンサ102に比べ、周辺回路部が収納された周辺回路収納体103は大幅に大きなものとなっている。したがって、撮像モジュール101が用いられる撮像装置では、周辺回路収納体103の大きさを考慮して、撮像モジュール101の収納スペースを確保する必要がある。その結果、年々高まる撮像装置の小型化の要請に応えるためには、装置の内部スペースに収納される撮像モジュール101をいかに効率的に配置して、装置内部のデッドスペースをなくすかが重要となってくる。
しかしながら、撮像装置では、光学系の結像部にCCDセンサ102を配置する必要があり、必然的にCCDセンサ102の配置位置は決まってしまう。そのため、1つのユニットとして構成された撮像モジュール101の場合、周辺回路収納体103、すなわち、周辺回路部の大きさを考慮した収納スペースをCCDセンサ102の近傍位置に確保しなければならず、この周辺回路収納部の存在は、撮像装置内部のデッドスペースをなくす上で大きな支障となる。その結果、従来の撮像モジュール101を用いた場合には、撮像装置の小型化が困難となる。
そこで、本発明の課題は、撮像装置の内部スペースに対し効率的な配置を可能とする構成を備えた撮像モジュールおよびそれを備えた撮像装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明は、被写体の像を取り込む受光センサと、受光センサから出力された撮像信号を処理する信号処理回路部および受光センサを駆動する駆動回路部を有する周辺回路部とを備える撮像モジュールにおいて、受光センサと周辺回路部とを電気的に接続する接続体を備え、接続体の少なくとも一部は可撓性を有する部材から構成された可撓部であることを特徴とする。
本発明では、撮像モジュールを構成する受光センサと周辺回路部とを電気的に接続する接続体を備え、この接続体の少なくとも一部が可撓性部材から構成された可撓部となっている。そのため、光学系の結像部に光学センサを配置した場合であっても、接続体の可撓部を撓ませることで、周辺回路部の配置位置は比較的自由に決めることができる。したがって、撮像モジュールが用いられる撮像装置の内部スペースに対し、撮像モジュールの効率的な配置が可能となり、撮像装置の小型化を図ることができる。
本発明において、受光センサと周辺回路部との間に、受光センサから出力された撮像信号を増幅する中継回路部を備え、可撓部の少なくとも一部は、中継回路部が形成されたフレキシブル基板から構成されていることが好ましい。受光センサと周辺回路部との間に、受光センサからの撮像信号を増幅する中継回路部を備えている場合には、周辺回路部と受光センサとが接続体で接続され、周辺回路部と受光センサとの距離が長くなっても、受光センサから出力された撮像信号の減衰を防止することができる。また、中継回路部を設けても、この中継回路部は、剛性を有する基板に形成されるのではなく、可撓部を構成するフレキシブル基板に形成されているため、フレキシブル基板を撓ませることができる。そのため、中継回路部の配置位置を比較的自由に決めることができ、その結果、撮像モジュールを撮像装置の内部スペースに対し効率的に配置することができる。
本発明において、接続体の受光センサとの接続部はフレキシブル基板から構成され、受光センサは、接続体に電気的に接続される複数のセンサ側端子部を備え、接続体は、センサ側端子部に接続される複数の接続体側端子部を接続部に備え、複数のセンサ側端子部と複数の接続体側端子部とが対向した状態で直接接続されていることが好ましい。このように構成すると、センサ側端子部と接続体側端子部とを対向させた状態で当接させて半田付けを行うことができ、複数の端子部を一度に接続することができる。そのため、受光センサと接続体との接続作業を簡略化することができ、作業コストを低減することができる。
本発明において、接続体は、接続部に連接された複数の連接部を備え、連接部がフレキシブル基板から構成されていることが好ましい。このように連接部がフレキシブル基板から構成されていると、接続部と連接部とをフレキシブル基板で一体に形成することができる。また、接続部には複数の連接部が連接されているため、接続部と一体で形成された連接部が1つである場合と比較して、各連接部での配線密度を低くすることができる。そのため、各連接部を、周辺回路部あるいは他の接続体の構成要素と電気的に接続する作業、たとえば、半田付け作業が容易となり、作業効率を上げることができる。また、複数の連接部を設けても、連接部が可撓性を有するフレキシブル基板から構成されており、連接部の配置位置を比較的自由に決めることができるため、撮像モジュールを撮像装置の内部スペースに対し効率的に配置することができる。
本発明において、複数の連接部のそれぞれには、特定の信号のみを送る信号線が配設されていることが好ましい。ここで、本明細書において「特定の信号のみ」とは、たとえば、入力信号と出力信号、あるいは、アナログ信号とデジタル信号というように、所定の基準で信号を分類した場合のある分類に属する信号のみをいうものとし、たとえば、複数の連接部のうち一の連接部には入力信号のみを送る信号線が配設され、他の連接部には出力信号のみを送る信号線が配設されていることが好ましい。このように構成すると、各信号線間で生じる干渉、すなわちクロストークノイズを低減することができる。
また、本発明では、上記の撮像モジュールを、受光センサに被写体の像を結像させる光学系を備える撮像装置に用いることができる。この撮像装置では、撮像モジュールをその内部スペースに効率的に配置することができ、その結果、装置を小型化することができる。
以上のように、本発明にかかる撮像モジュールは、撮像装置の内部スペースに対し効率的な配置が可能となる。また、本発明にかかる撮像装置では、撮像モジュールをその内部スペースに効率的に配置して、装置の小型化を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
[実施の形態1]
(撮像モジュールの構成)
図1は、本発明の各実施の形態にかかる受光センサとしてのCCDセンサ2を示し、(A)は撮像面2a側から見た斜視図、(B)は上面図、(C)は背面図である。図2は、本発明の各実施の形態にかかる周辺回路部を収納する周辺回路収納体3を正面側から見た斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1にかかる撮像モジュール1を示す斜視図である。
本形態の撮像モジュール1は、デジタルスチルカメラや内視鏡装置等の撮像装置に用いられる撮像モジュールであり、図3に示すように、被写体の像を取り込む受光センサとしてのCCDセンサ2と、CCDセンサ2から出力された撮像信号を処理する信号処理回路部(図示省略)とCCDセンサ2を駆動する駆動回路部(図示省略)等の周辺回路部とが収納された周辺回路収納体3とを備えている。また、撮像モジュール1は、CCDセンサ2と周辺回路収納体3に収納された周辺回路部とを電気的に接続する接続体8を備えている。なお、撮像モジュール1を構成するCCDセンサ2は、撮像装置の内部では、撮像装置の光学系の結像部に配置されることになる。
CCDセンサ2は、図1に示すように、CCDチップ4と、このCCDチップ4を両側から挟み込む2つのガラス基板5とが積層されて構成され、これらのCCDチップ4とガラス基板5との積層方向の厚みが薄くなった扁平な直方体形状に形成されている。
CCDセンサ2では、CCDチップ4とガラス基板5との積層方向を向く面の一方側(正面側)が、CCDセンサ2の撮像面2aとなっている。また、図1(B)、(C)に示すように、CCDセンサ2は、撮像面2a側と反対側になる背面側に、CCDセンサ2を駆動する駆動信号の入力や、CCDセンサ2からの撮像信号の出力等を行うための複数のセンサ側端子部6を備えている。本形態では、図1(C)に示すように、12個のセンサ側端子部6が、縦4行、横3列で、CCDセンサ2の背面側に略均等に配置されている。なお、CCDセンサ2の下側略半分には電荷蓄積部や電荷転送部等が配設されている。
周辺回路収納体3は、図2に示すように、扁平な直方体形状に形成されており、周辺回路収納体3を構成する2つの扁平面のうち、一方の扁平面3aに、CCDセンサ2を駆動する駆動信号の出力やCCDセンサ2からの撮像信号の入力等を行うための複数の収納体側端子部7を備えている。この収納体側端子部7を介して、接続体8と周辺回路部とが電気的に接続されている。本形態では、図2に示すように、12個の収納体側端子部7が、縦4行、横3列で、周辺回路収納体3の一方の扁平面3aの図示上側略半分に略均等に配置されている。
接続体8は、可撓性を有する部材から構成されている。すなわち、接続体8は、外力によって自由に撓ませる(曲げる)ことができる部材から構成されており、本形態では、接続体8の全体が可撓部となっている。より具体的には、本形態における接続体8は、図3に示すように、複数の被覆付きリード線9と、この被覆付きリード線9のまわりを細い外部導線(図示省略)や金属箔(図示省略)等で包むシールド部10とを備えたシールド線である。本形態では、接続体8は、12個のセンサ側端子部6と12個の収納体側端子部7とを電気的に接続するため、12本の被覆付きリード線9を備えている。なお、図3では便宜上、6本の被覆付きリード線9のみを図示している。また、図3では便宜上、12個の収納体側端子部7のうち一部(9個)についてのみ符号を付している。
接続体8(シールド線)では、内部の被覆付きリード線9に、CCDセンサ2を駆動する駆動信号やCCDセンサ2からの撮像信号等が流れるようになっており、シールド部10はグランド(図示省略)に接続されている。そのため、シールド部10の働きで外部の電磁的・静電気的なノイズが内部の被覆付きリード線9には入り込まなくなっている。また、被覆付きリード線9からのノイズの輻射も低減されるようになっている。
図3に示すように、12本の被覆付きリード線9のそれぞれは、その両端の被覆が取り除かれた状態で、一端がセンサ側端子部6に、他端が収納体側端子部7に半田付け等によって接続されている。なお、周辺回路収納体3にグランド端子部を設けて、このグランド端子部に接続体8の外部導線等を半田付け等によって接続するようにしても良い。
(実施の形態1の主な効果)
以上説明したように、本形態の撮像モジュール1は、CCDセンサ2と周辺回路収納体3に収納された周辺回路部とを電気的に接続する接続体8を備え、接続体8は可撓性部材から構成されている。そのため、撮像装置の光学系の結像部にCCDセンサ2を配置した場合であっても、周辺回路部が収納された周辺回路収納体3の配置位置は、接続体8を撓ませることで比較的自由に決めることができる。すなわち、周辺回路部の配置位置は、比較的自由に決めることができる。したがって、撮像モジュール1が用いられる撮像装置の内部では、撮像モジュール1の効率的な配置が可能となり、撮像装置の小型化を図ることができる。
特に、本形態では、接続体8としてシールド線を用いていることから、周辺回路部とCCDセンサ2とが接続体8で接続され、周辺回路部とCCDセンサ2との距離が長くなっても、撮像モジュール1はノイズの影響を受けにくく、装置の誤動作を防止することができる。
[実施の形態2]
(撮像モジュールの構成)
図4は、本発明の実施の形態2にかかる撮像モジュール11を示す斜視図である。
本形態にかかる撮像モジュール11と実施の形態1にかかる撮像モジュール1とは、接続体の構成のみが相違し、その他の構成は共通する。したがって、本形態の説明では、実施の形態1の構成と共通する構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
実施の形態2にかかる撮像モジュール11は、実施の形態1と同様に、デジタルスチルカメラや内視鏡装置等の撮像装置に用いられる撮像モジュールである。この撮像モジュール11は、図4に示すように、CCDセンサ2と、周辺回路収納体3と、CCDセンサ2と周辺回路収納体3に収納された周辺回路部とを電気的に接続する接続体18とを備えている。
接続体18も接続体8と同様に、可撓性を有する部材から構成されており、接続体18の全体が可撓部となっている。より具体的には、本形態における接続体18は、12個のセンサ側端子部6に接続される12本の被覆付きリード線12と、12個の収納体側端子部7に接続される被覆付きリード線13と、被覆付きリード線12と被覆付きリード線13との間に配設された扁平なフレキシブル基板14とから構成されている。なお、図4では便宜上、6本の被覆付きリード線12のみ、および、6本の被覆付きリード線13のみを図示している。
フレキシブル基板14上には、CCDセンサ2から出力される撮像信号を増幅するドライブ回路を備える中継回路部15が形成されている。ドライブ回路は、周辺回路収納体3に収納された周辺回路部とCCDセンサ2との間に電気的に配置されている。
図4に示すように、フレキシブル基板14の2つの扁平面(図4における表面14aおよび裏面14b)は、長方形状に形成されている。また、フレキシブル基板14には、12本の被覆付きリード線12が接続される12個のランド(図示省略)を有するランド部14cと、12本の被覆付きリード線13が接続される12個のランドを有するランド部14dとが設けられている。ランド部14cは、表面14aの一方の短辺側端に配置され、ランド部14dは、表面14aの他方の短辺側端に配置されている。
また、図4に示すように、12本の被覆付きリード線12のそれぞれは、その両端の被覆が取り除かれた状態で、一端がセンサ側端子部6に、他端がフレキシブル基板14のランド部14cに半田付け等によって接続されている。一方、12本の被覆付きリード線13のそれぞれは、その両端の被覆が取り除かれた状態で、一端が収納体側端子部7に、他端がフレキシブル基板14のランド部14dに半田付け等によって接続されている。
なお、12本の被覆付きリード線12に代えて実施の形態1で示すシールド線を用いても良い。また、12本の被覆付きリード線13に代えて実施の形態1で示すシールド線を用いても良い。さらには接続部18全体を実施の形態1のようなシールド部10で覆うようにしても良い。
(実施の形態2の主な効果)
以上説明したように、本形態の撮像モジュール11では、CCDセンサ2と周辺回路部との間に、CCDセンサ2からの撮像信号を増幅するドライブ回路を有する中継回路部15が設けられている。そのため、周辺回路部とCCDセンサ2とが接続体18で接続され、周辺回路部とCCDセンサ2との距離が長くなっても、CCDセンサ2から出力された撮像信号の減衰を防止することができる。
また、中継回路部15は可撓性を有するフレキシブル基板14上に形成されているため、フレキシブル基板14を撓ませて、中継回路部15の配置位置を比較的自由に決めることができる。そのため、中継回路部15を設けても、実施の形態1と同様に、周辺回路部が収納された周辺回路収納体3および接続体18の配置位置は、接続体18を撓ませることで、比較的自由に決めることができる。したがって、撮像モジュール11を効率的に撮像装置に内部に配置することができ、その結果、撮像装置の小型化を図ることができる。
[実施の形態3]
(撮像モジュールの構成)
図5は、本発明の実施の形態3にかかる撮像モジュール21を示す斜視図である。
実施の形態3にかかる撮像モジュール21と上述した各形態にかかる撮像モジュール1、11とは、接続体の構成のみが相違し、その他の構成は共通する。したがって、本形態の説明では、撮像モジュール1、11の構成と共通する構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
本形態における撮像モジュール21は、上述した各形態と同様に、デジタルスチルカメラや内視鏡装置等の撮像装置に用いられる撮像モジュールである。この撮像モジュール21は、図5に示すように、CCDセンサ2と、周辺回路収納体3と、CCDセンサ2と周辺回路収納体3に収納された周辺回路部とを電気的に接続する接続体28とを備えている。
接続体28も接続体8、18と同様に、可撓性を有する部材から構成されており、接続体28の全体が可撓部となっている。より具体的には、本形態における接続体28は、12個のセンサ側端子部6に接続される扁平なフレキシブル基板22と、12個の収納体側端子部7に接続されるシールド線23とから構成されている。シールド線23は、図5に示すように、12本の被覆付きリード線24と、この被覆付きリード線24のまわりを細い外部導線(図示省略)等で包むシールド部25とを備えている。なお、図5では便宜上、6本の被覆付きリード線24のみを図示している。
図5に示すように、フレキシブル基板22の2つの扁平面(図5における表面22aおよび裏面22b)は、長尺の長方形状に形成されている。このフレキシブル基板22の一端側(図示右端側)の表面22aには、12本の被覆付きリード線24が接続される12個のランド(図示省略)を有するランド部22cが設けられている。また、フレキシブル基板22の他端側(図示左端側)の裏面22bには、12個のセンサ側端子部6に接続される12個の接続体側端子部26が設けられている。裏面22bの長辺方向を縦方向、短辺方向を横方向とした場合、接続体側端子部26は、フレキシブル基板22の他端から縦4行、横3列で、裏面22bに配置されている。フレキシブル基板22の裏面22bの、12個の接続体側端子部26が配置された部分が、CCDセンサ2との接続部22dとなっている。
また、図5に示すように、12本の被覆付きリード線24のそれぞれは、その両端の被覆が取り除かれた状態で、一端が収納体側端子部7に、他端がフレキシブル基板22のランド部22cに半田付け等によって接続されている。一方、センサ側端子部6と接続体側端子部26とは、互いに対向した状態で半田付け等によって直接接続されている。すなわち、CCDセンサ2の背面とフレキシブル基板22の接続部22dとが対向し、センサ側端子部6と接続体側端子部26とが当接した状態で、センサ側端子部6と接続体側端子部26とは直接接続されている。
センサ側端子部6と接続体側端子部26との接続はたとえば、以下にように行われる。すなわち、12個のセンサ側端子部6のそれぞれには、予め、半田が固着されている。その状態で、センサ側端子部6と接続体側端子部26とを当接させ、この当接した部分に熱を加えることでセンサ側端子部6と接続体側端子部26との接続が行われる。なお、センサ側端子部6と接続体側端子部26との接続においては、12個の接続体側端子部26のそれぞれに、予め半田を固着しても良いし、12個のセンサ端子側端子部6のそれぞれおよび、12個の接続体側端子部26のそれぞれに、半田を固着しても良い。
なお、実施の形態2のように、フレキシブル基板22の一部に、中継回路部15を形成しても良いし、また、フレキシブル基板22をシールド部で覆うようにしても良い。
(実施の形態3の主な効果)
以上説明したように、本形態の撮像モジュール21では、センサ側端子部6と接続体側端子部26とは、互いに対向した状態で半田付け等によって直接接続されている。すなわち、CCDセンサ2の背面とフレキシブル基板22の接続部22dとが対向し、センサ側端子部6と接続体側端子部26とが当接した状態で、センサ側端子部6と接続体側端子部26とは直接接続されている。そのため、12個のセンサ側端子部6のそれぞれに、または/および、12個の接続体側端子部26のそれぞれに、予め、半田を固着し、センサ側端子部6と接続体側端子部26とを当接させた状態で、この当接した部分に熱を加えれば、複数の端子部を一度に接続することができる。そのため、CCDセンサ2と接続体28との接続作業を簡略化することができ、作業コストを低減することができる。
また、本形態の撮像モジュール21では、上述した各形態と同様に、撮像装置の内部で、撮像モジュール21の効率的な配置が可能となり、撮像装置の小型化を図ることができる。
(実施の形態3の変形例1)
図6は、本発明の実施の形態3にかかる撮像モジュール21の変形例である撮像モジュール31を示す斜視図である。
図6に示すように、CCDセンサ2と周辺回路収納体3に収納された周辺回路とを電気的に接続する接続体38を扁平な長尺状のフレキシブル基板のみによって構成しても良い。この変形例1では、接続体(フレキシブル基板)38の一端側(図示右端側)の表面38aには、12個の収納体側端子部7が接続される接続体側端子部35(一部図示省略)が設けられている。表面38aの長辺方向を縦方向、短辺方向を横方向とした場合、接続体側端子部35は、接続体38の一端から縦4行、横3列で、表面38aに配置されている。接続体38の表面38aの、12個の接続体側端子部35が配置された部分が、周辺回路収納体3との接続部38cとなっている。
また、接続体38の他端側(図示左端側)の裏面38bには、実施の形態3と同様に、12個のセンサ側端子部6に接続される12個の接続体側端子部36が設けられており、接続体38の裏面38bの、12個の接続体側端子部36が配置された部分が、CCDセンサ2との接続部38dとなっている。
このように構成された変形例1にかかる撮像モジュール31では、上述した撮像モジュール21の効果に加え、12個の収納体側端子部7のそれぞれに、または/および、12個の接続体側端子部35のそれぞれに、予め、半田を固着し、収納体側端子部7と接続体側端子部35とを当接させた状態で、その当接部分に熱を加えれば、複数の端子部を一度に接続することができるため、周辺回路収納体3と接続体38との接続作業も簡略化することができる。また、この撮像モジュール31では、撮像モジュール21のような12本の被覆付きリード線24とフレキシブル基板22との接続作業も不要となる。その結果、作業コストを低減することができる。
(実施の形態3の変形例2)
図7は、本発明の実施の形態3にかかる撮像モジュール21の変形例である撮像モジュール41を用いたデジタルスチルカメラ45を模式的に示す側面図である。
図7に示すように、CCDセンサ2と周辺回路収納体3に収納された周辺回路部とを電気的に接続する接続体48を扁平な長尺状のフレキシブル基板のみによって構成するとともに、接続体48の一方の扁平面の両端側に、接続体側端子部48a、48bが設けられた接続部をそれぞれ形成しても良い。この場合にも、上記の変形例1にかかる撮像モジュール31と同様の効果を得ることができる。
また、図7に示すように、この撮像モジュール41は、CCDセンサ2に被写体(図示省略)の像を結像させる光学系としてのレンズ群46と、筐体47とを備えたデジタルスチルカメラ45に用いることができる。このデジタルスチルカメラ45では、図11に示すような、センサ側端子部と収納体側端子部とが対向した状態で直接接続された従来の撮像モジュール101を用いたデジタルスチルカメラと比較して、装置の薄型化が可能となる。
[実施の形態4]
(撮像モジュールの構成)
図8は、本発明の実施の形態4にかかる撮像モジュール51を用いた内視鏡装置65を模式的に示す斜視図である。図9は、図8に示す撮像モジュール51のCCDセンサ2およびフレキシブル基板52を示す斜視図である。図10は、図9に示すフレキシブル基板52を展開して正面から示す展開図である。
本形態にかかる撮像モジュール51と上述した各形態にかかる撮像モジュール1、11等とは、接続体の構成のみが相違し、その他の構成は共通する。したがって、本形態の説明では、上述した各形態の構成と共通する構成については同一の符号を付してその説明を省略または簡略化する。
本形態における撮像モジュール51は、上述した各形態と同様に、デジタルスチルカメラや内視鏡装置等の撮像装置に用いられる撮像モジュールであり、本形態では特に、内視鏡装置65に用いられている。この撮像モジュール51は、図8に示すように、CCDセンサ2と、周辺回路収納体3と、CCDセンサ2と周辺回路収納体3に収納される周辺回路部とを電気的に接続する接続体58とを備えている。
接続体58も接続体8等と同様に、可撓性を有する部材から構成されており、接続体58の全体が可撓部となっている。より具体的には、本形態における接続体58は、12個のセンサ側端子部6に接続される扁平なフレキシブル基板52と、12個の収納体側端子部7に接続されるシールド線53とから構成されている。シールド線53は、図8に示すように12本の被覆付きリード線54と、この被覆付きリード線54のまわりを細い外部導線(図示省略)等で包むシールド部55とを備えている。なお、図8では便宜上、6本の被覆付きリード線54のみを図示している。
フレキシブル基板52は、図9、図10に示すように、12個のセンサ側端子部6に接続される12個の接続体側端子部56を有する接続部52dと、接続部52dから90度ピッチでそれぞれが四方に伸びるようにして接続部52dに連接された4つの連接部52eとから構成されている。より具体的には、フレキシブル基板52は、図10に示すように、展開した状態で正面から見ると、略長方形状の接続部52dを中心に有しており、この接続部52dの4つの各辺に、これらの各辺と略同一の幅を持つ長尺の長方形状をなす4つの連接部52eが連接されている。すなわち、フレキシブル基板52は、全体として、展開状態で略十字形状に形成されている。そして、撮像モジュール51では、図9等に示すように、このフレキシブル基板52は、接続部52dの4辺を折り目として、4つの連接部52eが同一方向へ略90度折り曲げられた状態で用いられている。
接続体側端子部56は、図10の上下方向を縦方向、左右方向を横方向としたした場合、図9、図10に示すように、縦4行、横3列で接続部52dに配置されている。なお、図10では、便宜上、3個の接続体側端子部56についてのみを符号を付している。
図10に示すように、4つの連接部52eの先端部(接続部52dが接続されていない側の端部)のそれぞれには、被覆付きリード線54が接続されるランド部52fが設けられている。より具体的には、12本の被覆付きリード線54が接続されるランド52gが、4つのランド部52fにそれぞれ3個ずつ設けられている。
各連接部52eには、図10に示すように、各連接部52eに設けられた3つのランド52gと接続体側端子56とを結ぶ3本の信号線52hが配設されている。各連接部52eに配設された信号線52hは、特定の信号のみを送るようになっている。たとえば、4つの連接部52eのうち、2つの連接部52eにそれぞれ配設された3本の信号線52hは、CCDセンサ2への入力信号のみを送るようになっており、他の2つの連接部52eにそれぞれ配設された3本の信号線52hは、CCDセンサ2から出力信号のみを送るようになっている。あるいは、4つの連接部52eのうち、2つの連接部52eにそれぞれ配設された3本の信号線52hは、アナログ信号のみを送るようになっており、他の2つの連接部52eにそれぞれ配設された3本の信号線52hは、デジタル信号のみを送るようになっている。これらの場合、同系の信号を扱う連接部52eは、図10において、接続部52dを挟んで、一直線状となる配置とするのが好ましいが、同系の信号を扱う連接部52eは、隣接する配置としても良い。
図8に示すように、12本の被覆付きリード線54のそれぞれは、その両端の被覆が取り除かれた状態で、一端が収納体側端子部7に、他端がフレキシブル基板52のランド部52fに半田付け等によって接続されている。一方、センサ側端子部6と接続体側端子部56とは、互いに対向した状態で半田付け等によって直接接続されている。このセンサ側端子部6と接続体側端子部56との接続はたとえば、上述した実施の形態3におけるセンサ側端子部6と接続体側端子部26との接続と同様に行われる。
以上のように構成された撮像モジュール51は、図8に示すように、内視鏡先端部66と内視鏡本体部67とを備えた内視鏡装置65に用いることができる。
内視鏡先端部66は、CCDセンサ2に被写体の像を結像させる光学系としてのレンズ群67と、CCDセンサ2と、接続体58の一部とを筒状の枠体内部に備えている。また、内視鏡本体部67は、被写体の映像を表示するモニタ68と、操作スイッチ69とを筐体の表面に備えるとともに、筐体内部に周辺回路収納体3と、接続体58の一部とを備えている。また、内視鏡装置65では、図8に示すように、内視鏡先端部66と内視鏡本体部67とは接続体58で接続された状態となっており、内視鏡先端部66と内視鏡本体部67との間には、シールド線53のシールド部55が配置されている。内視鏡先端部66と内視鏡本体部67との間にシールド部55を配置することで、内視鏡装置65に生じるノイズの低減を図っている。
なお、本形態のように、撮像モジュール51を内視鏡装置65に用いる場合には、内視鏡先端部66と内視鏡本体部67とを接続する接続体58が長くなり、周辺回路収納体3に収納される周辺回路部とCCDセンサ2との距離が長くなるため、実施の形態2のようにフレキシブル基板52上に中継回路部15を形成することが好ましい。
(実施の形態4の主な効果)
以上説明したように、本形態の撮像モジュール51では、接続部52dには4つの連接部52eが連接されているため、連接部52eが1つである場合と比較して、各連接部52eでの配線密度を低くすることができる。すなわち、ランド部52fでは3つのランド52gのピッチを大きくとることができる。そのため、各連接部52eと、シールド線53とを電気的に接続する作業、すなわち、半田付け作業等が容易となり、作業効率を上げることができる。また、4つの連接部52eを設けても、連接部52eは可撓性を有するため、連接部52eの配置位置を比較的自由に決めることができる。
本形態では、各連接部52eには、特定の信号のみを送る3本の信号線52hが配設されている。すなわち、1つの連接部52eでは、3本の信号線が特定の信号のみを送るようになっている。そのため、信号線52h間で生じる干渉、すなわちクロストークノイズを低減することができる。
また、本形態の内視鏡装置65では、撮像モジュール51をその内部スペースに効率的に配置することができる。そのため、装置を小型化することができる。
さらに、本形態においても上述した実施の形態3と同様の効果を得ることができる。
[他の実施の形態]
上述した各形態は、本発明の好適な形態の一例ではあるが、これに限定されるものではなく本発明の要旨を変更しない範囲において種々変形可能である。たとえば、上述した各形態では、接続体8、18、28、38、48、58はいずれも全体が可撓性を有する可撓部となっていたが、接続体の一部が可撓部となっていても良い。この場合であっても、可撓部を撓ませることで、周辺回路収納体3の配置位置を比較的自由に決めることができ、その結果、撮像装置の内部で、撮像モジュールの効率的な配置が可能となる。
また、上述した各形態においては、周辺回路部が周辺回路収納体3内に収納されている構成を示したが、周辺回路部は必ずしも周辺回路収納体3に収納される必要はない。つまり、周辺回路部が設けられた基板に形成されたランド部に半田付け等により接続体8を接続し、この基板を周辺回路収納体3内に収納することなく、たとえば、内視鏡本体部67内やデジタルスチルカメラ45の筺体47内といったような撮像装置の筺体内に直接収納するようにしてもよい。この場合であっても、CCDセンサ2と比較して小型化が困難な周辺回路部を、撮像装置の内部スペースに対して効率的に配置することができる。
また、実施の形態4において、接続部52dに連接された連接部52eは4つであったが、連接部52eの数は4つには限定されず、連接部52eが2つ以上設けられていれば、上述した効果を得ることができる。さらに、各連接部52eに配設された3本の信号線52hは特定の信号のみを送るようになっていたが、必ずしも特定の信号のみを送るように構成する必要はない。
さらに、実施の形態1、3、4では、被覆付きリード線9、24、54をシールド部10、25、55で包むように構成したが、被覆付きリード線を、必ずしもシールド部で包む必要はなく、被覆付きリード線をそのまま用いても良いし、樹脂製の収縮チューブ等で束ねられた被覆付きリード線を用いても良い。
さらにまた、実施の形態3において、接続部38dのみをフレキシブル基板で構成するようにしても良い。
また、実施の形態3では、変形例2にかかる撮像モジュール41をデジタルスチルカメラ45に用いた例を説明したが、他の実施の形態にかかる撮像モジュール1、11、21、31、51をデジタルスチルカメラに用いることもできる。同様に、実施の形態4では、撮像モジュール51を内視鏡装置65に用いた例を説明したが、他の実施の形態にかかる撮像モジュール1、11、21、31、41を内視鏡装置に用いることもできる。さらには、本発明の撮像モジュールは、望遠鏡、顕微鏡等の他の撮像装置にも用いることができる。
さらに、上述した各形態では、撮像モジュールとしてCCDセンサ2を利用した撮像モジュール1、11、21、31、41、51を示したが、本発明の構成は、CMOS型のセンサを利用した撮像モジュールや他の受光センサ利用した撮像モジュールにも適用することができる。
本発明の各実施の形態にかかる受光センサとしてのCCDセンサを示し、(A)は撮像面側から見た斜視図、(B)は上面図、(C)は背面図である。 本発明の各実施の形態にかかる周辺回路部を収納する周辺回路収納体を正面側から見た斜視図である。 本発明の実施の形態1にかかる撮像モジュールを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2にかかる撮像モジュールを示す斜視図である。 本発明の実施の形態3にかかる撮像モジュールを示す斜視図である。 本発明の実施の形態3にかかる撮像モジュールの変形例1を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3にかかる撮像モジュールの変形例2を用いたデジタルスチルカメラを模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態4にかかる撮像モジュールを用いた内視鏡装置を模式的に示す斜視図である。 図8に示す撮像モジュールのCCDセンサおよびフレキシブル基板を示す斜視図である。 図9に示すフレキシブル基板を展開して正面から示す展開図である。 従来技術にかかる撮像モジュールを示す斜視図である。
符号の説明
1、11、21、31、41、51 撮像モジュール
2 CCDセンサ
3 周辺回路収納体
6 センサ側端子部
8、18、28、58 接続体
14、22、52 フレキシブル基板
15 中継回路部
22d、38d、52d 接続部
26、36、56 接続体側端子部
38、48 接続体(フレキシブル基板)
45 デジタルカメラ(撮像装置)
46 レンズ群(光学系)
52e 連接部
52h 信号線
65 内視鏡装置(撮像装置)
67 レンズ群(光学系)

Claims (6)

  1. 被写体の像を取り込む受光センサと、該受光センサから出力された撮像信号を処理する信号処理回路部および上記受光センサを駆動する駆動回路部を有する周辺回路部とを備える撮像モジュールにおいて、
    上記受光センサと上記周辺回路部とを電気的に接続する接続体を備え、該接続体の少なくとも一部は可撓性を有する部材から構成された可撓部であることを特徴とする撮像モジュール。
  2. 前記受光センサと前記周辺回路部との間に、前記受光センサから出力された撮像信号を増幅する中継回路部を備え、
    前記可撓部の少なくとも一部は、上記中継回路部が形成されたフレキシブル基板から構成されていることを特徴とする請求項1記載の撮像モジュール。
  3. 前記接続体の前記受光センサとの接続部はフレキシブル基板から構成され、
    前記受光センサは、前記接続体に電気的に接続される複数のセンサ側端子部を備え、前記接続体は、上記センサ側端子部に接続される複数の接続体側端子部を上記接続部に備え、上記複数のセンサ側端子部と上記複数の接続体側端子部とが対向した状態で直接接続されていることを特徴とする請求項1または2記載の撮像モジュール。
  4. 前記接続体は、前記接続部に連接された複数の連接部を備え、該連接部がフレキシブル基板から構成されていることを特徴とする請求項3記載の撮像モジュール。
  5. 前記複数の連接部のそれぞれには、特定の信号のみを送る信号線が配設されていることを特徴とする請求項4記載の撮像モジュール。
  6. 請求項1から5いずれかに記載の撮像モジュールと、前記受光センサに前記被写体の像を結像させる光学系とを備えることを特徴とする撮像装置。
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JP2008109378A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光学デバイスモジュールとその製造方法および光学デバイスユニットとその製造方法
JP2009177276A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Canon Inc 撮像装置

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