JP2006139501A - 携帯情報端末、メッセージ選択方法および辞書生成方法 - Google Patents

携帯情報端末、メッセージ選択方法および辞書生成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 同じ意味を有するメッセージを複数の辞書で記憶することなく、少ないデータ量でメッセージを記憶する辞書を備える携帯情報端末を実現することを目的とする。また、辞書を外部から携帯情報端末へ入力し、辞書を携帯情報端末内で新たに生成することを目的とする。
【解決手段】 メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書と、メッセージ番号に対応して標準辞書が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書とを記憶する記憶装置と、標準辞書と特別辞書とを表示モードにもとづいて選択して、メッセージを検索して出力するメッセージ選択部とを備えることとした。
【選択図】 図1

Description

電子メールなどの文章を作成する際に用いる単語や文節や文章であるメッセージを記憶する辞書を備える携帯情報端末と、携帯情報端末でのメッセージの選択方法と、携帯情報端末で従来から備える辞書を用いて新たな辞書を生成する辞書生成方法に関する。
従来、表示モードに従い、メッセージを複数種類の言い回しで表示することが可能な携帯情報端末として、例えば、特許文献1に示すものがあった。
特許文献1に記載の携帯情報端末(無線端末)は、内蔵するメモリに複数の言語で記載した同一の意味を有するメッセージを記憶しておき、キーボードから言語を選択する指示を入力することにより、表示器に選択した言語でメッセージを表示する機器である。
実開平6−34343号公報
しかしながら、特許文献1に記載の携帯情報端末(無線装置)は、複数の言語で同一の意味を有するメッセージを表示するために、それぞれの言語で記載したメッセージを記憶している辞書を言語の数だけメモリに記憶している。つまり、同じ意味を有するメッセージを複数の言語の辞書で記憶していることとなり、記憶するデータ量が非常に多くなっていた。
そこで、この発明は、同じ意味を有するメッセージを複数の辞書で記憶することなく、少ないデータ量でメッセージを記憶する辞書を備える携帯情報端末を実現することを目的とする。また、辞書を外部から携帯情報端末へ入力し、辞書を携帯情報端末内で新たに生成することを目的とする。
メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書と、メッセージ番号に対応して標準辞書が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書とを記憶する記憶装置と、標準辞書と特別辞書とを表示モードにもとづいて選択して、メッセージを検索して出力するメッセージ選択部とを備えることとした。
本発明によれば、標準辞書とは別に、標準辞書が記憶していないメッセージを記憶する特別辞書を用意することにより、特別辞書は標準辞書が記憶するメッセージと同じメッセージを重複して記憶する必要がなく、データ量の少ない辞書を実現することができる。
実施の形態1.
実施の形態1では、携帯情報端末が、標準的に利用するメッセージを記憶している標準辞書と、標準辞書が記憶しておらず特別な場合に利用するメッセージを記憶している特別辞書とを備えており、表示モードの設定に応じて、特別辞書から選択したメッセージを表示するが、特別辞書に該当するメッセージがない場合には、標準辞書から選択したメッセージを表示する実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1における携帯情報端末20の構成を示す図である。
携帯情報端末20は、入力操作装置1と表示装置2とアンテナ3と外部機器インタフェース4と演算処理装置5と記憶装置11とから構成される。
入力操作装置1は、テンキーなどの入力インタフェースから構成されており、ユーザーの入力を演算処理装置5へと提供する役割を担う。表示装置2は、液晶画面などで構成されており、携帯情報端末20の情報をユーザーへ表示する。アンテナ3は、外部への電波の送信と外部からの電波の受信を行う。外部機器インタフェース4は、外部の機器との間でデータの入出力を行う。演算処理装置5は、携帯情報端末20でのデータの処理と管理、動作の命令を行う。
携帯情報端末20の記憶装置11は、メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書12と、メッセージ番号に対応して標準辞書12が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書12が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書A15と特別辞書B16とを記憶する。
また、記憶装置11は、携帯情報端末20の現在の表示形態を規定する表示モード17と、携帯情報端末20の現在の状態を規定する現在状態19とを記憶している。
標準辞書12は、複数のメッセージから構成されるメッセージ群14と、辞書の種類を表示する辞書ラベル21とから構成される。また、特別辞書A15は、複数のメッセージから構成されるメッセージ群25と辞書ラベル23とから構成される。特別辞書B16も、複数のメッセージから構成されるメッセージ群26と辞書ラベル27とから構成される。表示モード17は、標準辞書12と特別辞書A15と特別辞書B16の種類を記憶するモード選択候補18と、現在選択している辞書を記憶する現在モード22とから構成される。
演算処理装置5は、モード設定部7と関連付け部8とメッセージ選択部9と状態遷移/表示部10とから構成される。
モード設定部7は、記憶装置11に記憶されている表示モード17のモード選択候補18を表示装置2に表示し、ユーザーは入力操作装置1により選択候補を入力し、入力されたモードを現在モード22として設定する機能を提供する。
関連付け部8は、特別辞書に関連付けられている辞書ラベルを表示モード17のモード選択候補18に追加する。
メッセージ選択部9は、標準辞書12と特別辞書A15と特別辞書B16とから使用する辞書を表示モードにもとづいて選択して、メッセージを検索する。
状態遷移/表示部10は、入力操作装置1などから入力された場合に、現在状態19を次の状態に遷移させると共に、メッセージ選択部9によって選択されたメッセージを表示装置2に表示する。
図2は、携帯情報端末20の記憶装置11が記憶している標準辞書12と特別辞書A15と特別辞書B16の内部構造を示す図である。
辞書には「辞書ラベル」が付与されている。図2に示す標準辞書の場合、辞書ラベルは「標準」となっており、特別辞書A15の場合、辞書ラベルは「子供」、特別辞書B16の場合、辞書ラベルは「猫」となっている。
標準辞書と特別辞書には、メッセージ番号毎にメッセージが設定されている。標準辞書と特別辞書において、同一のメッセージ番号には、同一の意味を有するメッセージが記載されている。辞書ラベルに記載された対象に、同一の意味を有するメッセージが存在しない場合には、辞書にNULLが記載される。
例えば、図2において、標準辞書のメッセージ1には、「メールを作成」と記載されており、特別辞書A15には、「メールを作成」と同一の意味を持つ子供の言葉として「メールを作る」が記載されている。しかし、特別辞書B16には、同一の意味を持つ猫の言葉が存在しないことから、NULLが記載されている。
次に、実施の形態1における携帯情報端末の動作を説明する。図3は、実施の形態1における携帯情報端末がメッセージを選択する動作を示すフローチャートである。
メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書12と、メッセージ番号に対応して標準辞書12が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書12が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書A15と特別辞書B16とを記憶する記憶装置11を備える携帯情報端末20のメッセージ選択方法は、元となるメッセージを入力し、表現モードを設定し、元となるメッセージにもとづいてメッセージ番号を決定し、記憶装置11が記憶している特別辞書の中から設定した表現モードにもとづいて特別辞書を選択し、選択した特別辞書がメッセージ番号で特定されるメッセージを記憶している場合、選択した特別辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択して出力し、選択した特別辞書がメッセージ番号で特定されるメッセージを記憶していない場合、標準辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択して出力する。
携帯情報端末20がメッセージを選択する動作をさらに具体的に説明する。
演算処理装置5の入力操作装置1は、ユーザーからの入力を受信し、演算処理装置5へ送る(ステップS101)。演算処理装置5の状態遷移/表示部10が、ユーザーからの入力を解析し、現在状態19の内容を確認した上で(ステップS102)、次の状態へ遷移する(ステップS103)。次に、演算処理装置5は、表示モード17の現在モード22を確認し、表示装置2に表示すべき次のメッセージ番号を決定する(ステップS104)。
以降の動作は図2に示す例を用いて説明する。第1の例では、現在モード22を『子供』とし、メッセージ番号をメッセージ3であるとする。
演算処理装置5のメッセージ選択部9は、現在モード22は『子供』であるので、辞書ラベルが『子供』である特別辞書A15を選択する(ステップS105)。メッセージ選択部9は、特別辞書A15からメッセージ番号にメッセージ3を用いて検索し、そこにメッセージが記憶されているか否かを確認する(ステップS106)。図2に示す特別辞書A15のメッセージ3の位置には「おわりますか?」が記憶されていることから(ステップS106のYesの場合)、このメッセージを引用し、状態遷移/表示部10へ送る(ステップS107)。状態遷移/表示部10はメッセージを受け取り、表示装置2に「おわりますか?」と表示する(ステップS109)。
第2の例では、現在モード22を『猫』とし、メッセージ番号をメッセージ4であるとする。
演算処理装置5のメッセージ選択部9は、現在モード22が『猫』であるので、辞書ラベルが『猫』である特別辞書B16を選択する(ステップS105)。メッセージ選択部9は、特別辞書B16からメッセージ番号にメッセージ4を用いて検索し、そこにメッセージが記憶されているか否かを確認する(ステップS106)。図2に示す特別辞書Bのメッセージ4の箇所にはNULLと記載されており、つまり、メッセージは記憶されていないことを示すことから(ステップS106のNoの場合)、この場合には標準辞書12を選択し、標準辞書12のメッセージ4の位置にある「カメラ」を引用し、状態遷移/表示部10へ送る(ステップS108)。状態遷移/表示部10はメッセージを受け取り、表示装置2に「カメラ」と表示する(ステップS109)。
以上、標準辞書と特別辞書とを備える携帯情報端末が、表示モードの設定に応じて、特別辞書から選択したメッセージを表示するが、特別辞書に該当するメッセージがない場合には、標準辞書から選択したメッセージを表示する実施の形態について説明した。
次に、実施の形態1の効果について説明する。
実施の形態1によれば、記憶装置に標準辞書と特別辞書を用意することにより、対象に応じて辞書を使い分け、辞書が記憶しているメッセージを表示することができる。
また、標準辞書とは別に、特別の場合にのみ用いるメッセージを記憶する特別辞書を用意することにより、特別辞書は標準辞書が記憶するメッセージと同じメッセージを重複して記憶する必要がなく、データ量の少ない辞書を実現することができる。
実施の形態1によれば、携帯情報端末の表示モードに応じて特別辞書を選択し、入力したメッセージと同じ意味を有するメッセージが選択した特別辞書に存在する場合には、そのメッセージを特別辞書から読み出して表示し、存在しない場合には、標準辞書から入力したメッセージと同じ意味を有するメッセージを読み出して表示することができる。
実施の形態1によれば、特別辞書は、標準辞書が記憶していないメッセージを記憶していることから、メッセージを重複して複数の辞書で保持することがなくなる。その結果、特別辞書を必要最小限のデータ容量で実現できる。
実施の形態2.
実施の形態2では、携帯情報端末の記憶装置に特別辞書が記憶されておらず、そのため、必要な特別辞書を携帯情報端末の外部から入力して利用する実施の形態について説明する。
図4は、実施の形態2における携帯情報端末の構成を示す図である。
実施の形態2における携帯情報端末20は、実施の形態1における構成に加えて、さらに、記憶装置11へ特別辞書を入力する辞書入力部6を演算処理装置5に備える。他の構成は、実施の形態1における構成と同じである。
辞書入力部6は、アンテナ3を介して外部から新たな特別辞書をダウンロードし、記憶装置11に記憶する。また、辞書入力部6は、外部機器インタフェース4を介して外部機器から特別辞書をダウンロードし、記憶装置11に記憶する。
次に、携帯情報端末20が外部から特別辞書をダウンロードする動作を図5のフローチャートを用いて説明する。
図6に示す表示装置2に表示される表示モードの選択画面30は、携帯情報端末20の記憶装置11に標準辞書12しか記憶されていないことを示している。この場合、表示モードの選択画面30には、『標準』のみが表示される。
このような状態の時に特別辞書を利用してメッセージを作成する必要が生じた場合、携帯情報端末20の辞書入力部6は、アンテナ3もしくは外部機器インタフェース4を介して、外部から特別辞書をダウンロードする(ステップS201)。
辞書入力部6は、ダウンロードした特別辞書を記憶装置11に転送し、特別辞書A15として記憶する(ステップS202)。次に、関連付け部8は、特別辞書A15の辞書ラベル23『子供』をモード選択候補18に追加する。
以上の動作を行った後、モード選択候補18に追加された辞書ラベル『子供』は、図6に示す表示モードの選択画面31により選択可能となる。ユーザーが入力操作装置1から表示モードの選択画面31の『子供』を選択することにより、モード設定部7は、特別辞書A15の辞書ラベルを現在モード22に設定する(ステップS203)。これにより、携帯情報端末20で特別辞書A15を使用することが可能となる。
次に、実施の形態2の効果について説明する。
実施の形態2によれば、外部から特別辞書をダウンロードすることにより、携帯情報端末へ新たな辞書を追加して使用することが可能となる。
実施の形態2によれば、標準辞書が記憶していないメッセージを記憶している特別辞書のみを外部からダウンロードすることにより、小容量のデータ転送によって特別辞書を追加することができる。
実施の形態3.
実施の形態3では、携帯情報端末の記憶装置が記憶する2つの特別辞書を用いて、新たな特別辞書を生成する実施の形態について説明する。
図7は、実施の形態2における携帯情報端末の構成を示す図である。
実施の形態3における携帯情報端末20の構成は、実施の形態1における構成に加えて、2つ以上の特別辞書を記憶装置に記憶しており、さらに、記憶装置が記憶する特別辞書の中から2つ以上の特別辞書を選択し、選択した特別辞書を用いて新たな特別辞書を生成する辞書生成部24を備える。他の構成は、実施の形態1における構成と同じである。
辞書生成部24は、記憶装置11が記憶する特別辞書の中から2つ以上の特別辞書を選択し、選択した特別辞書を用いて新たな特別辞書を生成する。
次に、実施の形態3における携帯情報端末20で特別辞書を生成する動作を図8に示すフローチャートを用いて説明する。以下の説明では、例として、特別辞書A15と特別辞書B16とから特別辞書A←Bを生成する動作を説明する。
新たな特別辞書の生成方法の特徴は、以下のようなものである。
携帯情報端末20の辞書生成部24は、選択した2つ以上の特別辞書の中から基礎となる特別辞書と他の特別辞書とを決定し、基礎となる特別辞書が記憶するメッセージと、他の特別辞書が記憶するメッセージから基礎となる特別辞書が記憶するメッセージと同じ意味を示すメッセージを除いたメッセージとを用いて新たな特別辞書を生成する。
また、携帯情報端末の辞書生成部24が生成した新たな特別辞書は、メッセージに代えて、生成に用いた特別辞書がメッセージを記憶している位置を示すポインタを記憶する。
この特徴を踏まえた特別辞書の生成方法は、以下のようになる。
メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書と、メッセージ番号に対応して標準辞書が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書とを記憶する記憶装置11を備える携帯情報端末20の新たな特別辞書の辞書生成方法は、記憶装置11が記憶している特別辞書の中から2つ以上の特別辞書を選択し、選択した特別辞書の中から基礎となる特別辞書と他の特別辞書とを決定し、基礎となる特別辞書が、メッセージ番号で特定されるメッセージを記憶している場合、基礎となる辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択し、選択したメッセージを基礎となる辞書が記憶している位置を示すポインタを新たな特別辞書に記憶し、基礎となる辞書が、メッセージ番号で特定されるメッセージを記憶していない場合、他の辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択し、選択したメッセージを他の辞書が記憶している位置を示すポインタを新たな特別辞書に記憶する。
携帯情報端末20が特別辞書を生成する具体的な動作を説明する。
記憶装置11が記憶している特別辞書の中から、特別辞書A15と特別辞書B16を選択する(ステップS301)。選択した特別辞書のうち特別辞書B16を基本となる特別辞書とし、特別辞書A15を他の特別辞書とする(ステップS302)。
携帯情報端末20の演算処理装置5は、まず、基本となる特別辞書である特別辞書B16からメッセージ番号がメッセージ1で検索を行い(ステップS303)、特別辞書Bのメッセージ1の位置にメッセージが存在するか否かを確認する(ステップS304)。
特別辞書Bのメッセージ1の位置にメッセージが存在する場合(ステップS304でYesの場合)、特別辞書B16のメッセージ1を選択し、その位置を示すポインタである「ポインタB1」を特別辞書A←Bのメッセージ1の位置に書き込む(ステップS305)。
特別辞書Bのメッセージ1の位置にメッセージが存在しない場合(ステップS304でNoの場合)、特別辞書A15のメッセージ1を選択し、その位置を示すポインタである「ポインタA1」を特別辞書A←Bのメッセージ1の位置に書き込む(ステップS306)。
メッセージ番号が最終番号のnであるか否かの確認を行い(ステップS307)、メッセージ番号が最終番号のnである場合(ステップS307のYesの場合)、処理を終了する。メッセージ番号が最終番号のnではない場合、メッセージ番号を1だけ増加し(ステップS308)、ステップS304へ戻る。
以上の動作の具体例を図9に示す特別辞書A15と特別辞書B16の内部構成と、メッセージとメッセージを記憶している位置を示すポインタとの関係を示す図7を参照して説明する。
図9に示す特別辞書B16のメッセージ番号がメッセージ1に注目すると、特別辞書B16のメッセージ1にはNULLと記載されていてメッセージは存在しない(ステップS304のNoの場合)。そこで、他の特別辞書である特別辞書A15のメッセージ番号がメッセージ1に注目すると、『メールをつくる』と記載されていることから、特別辞書A15のメッセージ1『メールをつくる』が記載されている位置を示すポインタである「ポインタA1」を図10より得て特別辞書A←Bのメッセージ1の位置に書き込む(ステップS306)。続いて、メッセージ番号が最終番号であるnであるか否かを判断し(ステップS307)、メッセージ1は最終番号nではないので(ステップS307のNoの場合)、メッセージ番号を1だけ増加して2とし(ステップS308)、ステップS304へ戻る。
次に、図9に示す特別辞書B16のメッセージ番号がメッセージ2に注目すると、特別辞書B16のメッセージ2には『しにゃい』と記載されていてメッセージが存在する(ステップS304のYesの場合)。そこで、特別辞書B16のメッセージ2『しにゃい』が記載されている位置を示すポインタである「ポインタB2」を図10より得て特別辞書A←Bのメッセージ2の位置に書き込む(ステップS305)。続いて、メッセージ番号が最終番号であるnであるか否かを判断し(ステップS307)、メッセージ2は最終番号nではないので(ステップS307のNoの場合)、メッセージ番号を1だけ増加して3とし(ステップS308)、ステップS304へ戻る。
次に、図9に示す特別辞書B16のメッセージ番号がメッセージ3に注目すると、特別辞書B16のメッセージ3には『終了するにょ?』と記載されておりメッセージが存在する(ステップS304のYesの場合)。この場合、特別辞書A15のメッセージ3にも『おわりますか?』と記載されておりメッセージが存在するが、基本辞書である特別辞書B16に記載されているメッセージが優先的に利用されることから、特別辞書Bのメッセージ3『終了するにょ?』が記載されている位置を示すポインタである「ポインタB3」を図10より得て特別辞書A←Bのメッセージ3の位置に書き込む(ステップS305)。続いて、メッセージ番号が最終番号であるnであるか否かを判断し(ステップS307)、メッセージ3は最終番号nではないので(ステップS307のNoの場合)、メッセージ番号を1だけ増加して4とし(ステップS308)、ステップS304へ戻る。
次に、図9に示す特別辞書B16のメッセージ番号がメッセージ4に注目すると、特別辞書B16のメッセージ4には『NULL』と記載されていてメッセージは存在しない(ステップS304のNoの場合)。そこで、他の特別辞書である特別辞書A15のメッセージ番号がメッセージ1に注目すると、そこにも『NULL』と記載されていてメッセージは存在せず、結果的に特別辞書A15と特別辞書B16と共にメッセージは存在しないので、特別辞書Aのメッセージ4『NULL』が記載されている位置を示すポインタである「ポインタA4」を図10より得て特別辞書A←Bのメッセージ4の位置に書き込む(ステップS306)。続いて、メッセージ番号が最終番号であるnであるか否かを判断し(ステップS307)、メッセージ4は最終番号nではないので(ステップS307のNoの場合)、メッセージ番号を1だけ増加して5とし(ステップS308)、ステップS304へ戻る。
同様に上記処理を繰り返し行い、メッセージnに達したところで処理を終了させる。以上、携帯情報端末の記憶装置が記憶する2つの特別辞書を用いて、新たな特別辞書を生成する実施の形態について説明した。
次に、実施の形態3の効果について説明する。
実施の形態3によれば、外部から特別辞書をダウンロードすることなく、従来、特定の対象のために用いている複数の特別辞書を用いて、他の対象のために用いる新たな特別辞書を生成することができる。
実施の形態3によれば、基礎となる特別辞書に記載されているメッセージと同一とみなされるメッセージを除いたメッセージを他の特別辞書から選択することにより、それぞれの特別辞書が備えるメッセージを重複することなく、他の対象のために用いる新たな特別辞書を生成することができる。
実施の形態3によれば、新たに生成した特別辞書は選択したメッセージ自体に代えて、生成に用いた特別辞書に記載されているメッセージの記載位置であるポインタを記憶するようにしたので、メッセージを格納するよりも小容量のデータで新たな特別辞書を作成するができる。
実施の形態3によれば、2つの特別辞書を用いて、新たな特別辞書を生成する方法をプログラムを記述することにより、コンピュータを用いて携帯情報端末を実現することができる。
以上、実施の形態1から実施の形態3までにおいて述べた携帯情報端末は、コンピュータにより実現することができる。図11は、携帯情報端末をコンピュータにより実現した場合のハードウェア構成を示す図である。
図11において携帯情報端末は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)911を備えている。CPU911は、バス912を介してROM(Read Only Memory)913、RAM(Random Access Memory)914、通信ボード915、表示装置901、キーボード(K/B)902と接続されている。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。
通信ボード915は、通信回線を介して外部の機器と接続することができる。
例えば、通信ボード915は、LANやインターネット、ISDN等のWAN(Wide Area Network)で通信することができる。
前記した実施の形態1から実施の形態2までの説明において説明した動作は、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。或いは、ソフトウェアのみ、或いは、ハードウェアのみ、或いは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実施されても構わない。
携帯情報端末は、標準モード設定時のメッセージ群を記憶する標準辞書一つと、特別モード設定時のメッセージ群を記憶する特別辞書複数個が前記記憶装置に記憶可能であり、特別辞書は標準辞書の差分データとして定義可能なため、小容量のデータで特別辞書を実現できる。
携帯情報端末は、辞書入力部により外部から特別辞書を転送するため、小容量のデータ転送によって特別辞書の追加が可能となる。
携帯情報端末は、特別辞書と、左記とは異なる特別辞書とを組合せることにより、新しい特別辞書を作成可能とする機能を有し、作成された特別辞書の各メッセージは、組合わせ前の特別辞書内の各メッセージへのポインタとして実現されているため、小容量のデータで新たな特別辞書を作成する。
実施の形態1における携帯情報端末の構成を示す図である。 実施の形態1における携帯情報端末の記憶装置が記憶している標準辞書と特別辞書の内部構造を示す図である。 実施の形態1における携帯情報端末がメッセージを選択する動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における携帯情報端末の構成を示す図である。 実施の形態2における携帯情報端末が外部から特別辞書をダウンロードする動作を示すフローチャートである。 実施の形態2における携帯情報端末の表示モードの選択画面である。 実施の形態3における携帯情報端末の構成を示す図である。 実施の形態3における携帯情報端末20で特別辞書を生成する動作を説明するフローチャートである。 実施の形態3における特別辞書A15と特別辞書B16の内部構成を示す図である。 実施の形態3におけるメッセージとメッセージを記憶している位置を示すポインタとの関係を示す図である。 携帯情報端末をコンピュータにより実現した場合のハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
1 入力操作装置、2 表示装置、3 アンテナ、4 外部機器インタフェース、5 演算処理装置、6 辞書入力部、7 モード設定部、8 関連付け部、9 メッセージ選択部、10 状態遷移/表示部、11 記憶装置、12 標準辞書、13 メッセージ、14 メッセージ群、15 特別辞書A、16 特別辞書B、17 表示モード、18 モード選択候補、19 現在状態、20 携帯情報端末、21 辞書ラベル、22 現在モード、23 辞書ラベル、24 辞書生成部、901 表示装置、902 キーボード、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード。

Claims (7)

  1. メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書と、メッセージ番号に対応して標準辞書が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書とを記憶する記憶装置と、
    標準辞書と特別辞書とを表示モードにもとづいて選択して、メッセージを検索して出力するメッセージ選択部と
    を備えることを特徴とする携帯情報端末。
  2. 前記携帯情報端末は、さらに、
    前記記憶装置へ特別辞書を入力する辞書入力部を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 前記携帯情報端末は、2つ以上の特別辞書を記憶装置に記憶しており、さらに、
    前記記憶装置が記憶する特別辞書の中から2つ以上の特別辞書を選択し、選択した特別辞書を用いて新たな特別辞書を生成する辞書生成部を備えること
    を特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  4. 前記辞書生成部は、
    選択した2つ以上の特別辞書の中から基礎となる特別辞書と他の特別辞書とを決定し、
    基礎となる特別辞書が記憶するメッセージと、他の特別辞書が記憶するメッセージから基礎となる特別辞書が記憶するメッセージと同じ意味を示すメッセージを除いたメッセージとを用いて前記新たな特別辞書を生成すること
    を特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
  5. 前記辞書生成部が生成した新たな特別辞書は、
    メッセージに代えて、生成に用いた特別辞書がメッセージを記憶している位置を示すポインタを記憶すること
    を特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
  6. メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書と、メッセージ番号に対応して標準辞書が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書とを記憶する記憶装置を備える携帯情報端末のメッセージ選択方法において、
    元となるメッセージを入力し、
    表現モードを設定し、
    元となるメッセージにもとづいてメッセージ番号を決定し、
    記憶装置が記憶している特別辞書の中から設定した表現モードにもとづいて特別辞書を選択し、
    選択した特別辞書がメッセージ番号で特定されるメッセージを記憶している場合、
    選択した特別辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択して出力し、
    選択した特別辞書がメッセージ番号で特定されるメッセージを記憶していない場合、
    標準辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択して出力する
    ことを特徴とするメッセージ選択方法。
  7. メッセージ番号に対応してメッセージを記憶する標準辞書と、メッセージ番号に対応して標準辞書が記憶しているメッセージと同じ意味を示すメッセージであって、標準辞書が記憶しているメッセージとは異なるメッセージを記憶する特別辞書とを記憶する記憶装置を備える携帯情報端末の新たな特別辞書の辞書生成方法において、
    記憶装置が記憶している特別辞書の中から2つ以上の特別辞書を選択し、
    選択した特別辞書の中から基礎となる特別辞書と他の特別辞書とを決定し、
    基礎となる特別辞書が、メッセージ番号で特定されるメッセージを記憶している場合、
    基礎となる辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択し、
    選択したメッセージを基礎となる辞書が記憶している位置を示すポインタを新たな特別辞書に記憶し、
    基礎となる辞書が、メッセージ番号で特定されるメッセージを記憶していない場合、
    他の辞書からメッセージ番号で特定されるメッセージを選択し、
    選択したメッセージを他の辞書が記憶している位置を示すポインタを新たな特別辞書に記憶する
    ことを特徴とする辞書生成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010011213A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Canon Inc 画像表示システム、画像表示装置及びその制御方法、画像処理装置及びその制御方法

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