JP2004096355A - メール送信サーバ、メール送信端末、メール送受信システム、およびメール送信方法 - Google Patents

メール送信サーバ、メール送信端末、メール送受信システム、およびメール送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メールに含まれる文字列を最適なコンテンツに変換して送信することのできるメール送信サーバを提供する。
【解決手段】メール送信サーバでは、受信したメールの文字列を分割し(S103)、各文字や単語について、文字アニメーションの候補を抽出する(S105)。次に、各文字や単語ごとの、文字アニメーションの候補のポイントを計算し(S107)、受信した文字列となるような各文字や単語の組合わせのパターンごとに文字アニメーションの候補のポイントを合計して(S109)、パターンごとの優先順位をつける。優先順位の高いパターンから順にファイルサイズや再生時間を計算し、それらが制約条件を満たした場合に(S111でYES)、アニメーションを合成して受信端末に送信する。
【選択図】    図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明はメール送信サーバ、メール送信端末、メール送受信システム、およびメール送信方法に関し、特に、メールに含まれる文字や単語を最適なコンテンツに変換して送信するメール送信サーバ、メール送信端末、メール送受信システム、およびメール送信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話等の端末装置でメールの送受信が行なわれている。このようなメールの送受信において、単に文字列の送受信を行なうだけでなく、絵文字などに変換して送受信される場合がある。
【0003】
例えば、特許文献1においては、受信した電子メールに含まれる単語を自動的に絵文字に変換して表示することのできる受信メール表示方法について開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−155014号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1に開示されているような従来の方法では、変換された後の電子メールのサイズが大きくなりすぎた場合、受信装置において出力ができなくなる場合があるという問題があった。
【0006】
また、上述の特許文献1に開示されているような従来の方法では、1つの単語に対応する絵文字は1つに限られており、同じ単語を含むメールを受信する度に同じ絵文字に変換されてしまうという問題もあった。
【0007】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであって、メールに含まれる文字列を最適なコンテンツに変換して送信することのできるメール送信サーバ、メール送信端末、メール送受信システム、およびメール送信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、メール送信サーバは、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索手段と、検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成手段と、生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与手段と、優先順位に応じて、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を、生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換手段と、コンテンツの変換を制約する制約手段とを備える。
【0009】
また、メール送信サーバは、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を分割する文字列分割手段をさらに備え、検索手段は、分割された文字列に対応するコンテンツを検索し、変換手段は、分割された文字列を、優先順位に応じて生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換することが望ましい。
【0010】
また、上述の優先順位付与手段は、検索されたコンテンツごとに優先順位を付与するコンテンツ優先順位付与手段をさらに備え、文字列のパターンに含まれるコンテンツごとに付与された優先順位に基づいて、文字列のパターンに優先順位を付与することが望ましい。
【0011】
また、上述の優先順位付与手段は、コンテンツの当該メール送信サーバにおける利用頻度と、メール送信端末でのメール送信履歴と、メールを受信するメール受信端末でのメール受信履歴と、コンテンツの製作者と、コンテンツの製作時からの時間経過と、コンテンツのサイズとの少なくとも1つに基づいて文字列のパターンに優先順位を付与することが望ましい。
【0012】
また、上述の制約手段は、コンテンツに変換された文字列を含むメールのデータサイズと、メールの再生時間との少なくとも一方に基づいてコンテンツの変換を制約することが望ましい。
【0013】
また、上述の制約手段は、メールを受信するメール受信端末の属性に基づいてコンテンツの変換を制約することが望ましい。
【0014】
さらに、上述のメール受信端末の属性は、受信可能なデータサイズと、再生可能な再生時間と、再生可能なコンテンツの数と、表示サイズとの少なくとも1つであることが望ましい。
【0015】
また、メール送信サーバは、メール受信端末の属性に基づいたコンテンツの変換の制約条件を、受信端末ごとに記憶する制約条件記憶手段とをさらに備えることが望ましい。
【0016】
また、メール送信サーバは、コンテンツに変換された文字列を含むメールを、メールを受信するメール受信端末に対して出力する出力手段をさらに備えることが望ましい。
【0017】
また、メール送信サーバは、メール送信端末からの指示を受付けて、メール受信端末に対するメールの出力を許可する出力許可手段をさらに備え、出力手段は、許可された場合にメールをメール受信端末に対して出力することが望ましい。
【0018】
本発明の他の局面に従うと、メール送信端末は、作成したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索手段と、検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成手段と、生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与手段と、優先順位に応じて、作成したメールに含まれる文字列を、生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換手段と、コンテンツの変換を制約する制約手段と、コンテンツに変換された文字列を含むメールをメール受信端末に対して出力する出力手段とを備える。
【0019】
また、メール送信端末は、作成したメールに含まれる文字列を分割する文字列分割手段をさらに備え、検索手段は、分割された文字列に対応するコンテンツを検索し、変換手段は、分割された文字列を、優先順位に応じて生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換することが望ましい。
【0020】
また、メール送信端末は、メール受信端末に対するコンテンツの送信履歴を記憶する送信履歴記憶手段をさらに備え、優先順位付与手段は、記憶された受信端末に対するコンテンツの送信履歴に基づいて、文字列のパターンに優先順位を付与することが望ましい。
【0021】
また、上述の制約手段は、コンテンツに変換された文字列を含むメールのデータサイズと、メールの再生時間との少なくとも一方に基づいてコンテンツの変換を制約することが望ましい。
【0022】
また、上述の制約手段は、メール受信端末の属性に基づいてコンテンツの変換を制約することが望ましい。
【0023】
本発明のさらに他の局面に従うと、メール送受信システムは、メール送信サーバとメール送信端末とを含むメール送受信システムであって、メール送信サーバは、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索手段と、検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成手段と、生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与手段と、優先順位に応じて、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を、生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換手段と、コンテンツの変換を制約する制約手段と、コンテンツに変換された文字列を含むメールを、メールを受信するメール受信端末に対して出力する出力手段とを備え、メール送信端末は、メール送信サーバに対して、コンテンツに変換された文字列を含むメールの出力を許可する許可手段を備え、メール送信サーバは、メール送信端末から許可された場合に、出力手段においてメールを前記メール受信端末に対して出力する。
【0024】
本発明のさらに他の局面に従うと、メール送信方法は、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索ステップと、検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成ステップと、生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与ステップと、優先順位に応じて、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を、生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換ステップと、コンテンツの変換を制約する制約ステップとを備える。
【0025】
また、メール送信方法は、メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を分割する文字列分割ステップをさらに備え、検索ステップは、分割された文字列に対応するコンテンツを検索し、変換ステップは、分割された文字列を、優先順位に応じて生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換することが望ましい。
【0026】
また、上述の優先順位付与ステップは、検索されたコンテンツごとに優先順位を付与するコンテンツ優先順位付与ステップをさらに備え、文字列のパターンに含まれるコンテンツごとに付与された優先順位に基づいて、文字列のパターンに優先順位を付与することが望ましい。
【0027】
また、上述の優先順位付与ステップは、コンテンツの当該メール送信サーバにおける利用頻度と、メール送信端末でのメール送信履歴と、メールを受信するメール受信端末でのメール受信履歴と、コンテンツの製作者と、コンテンツの製作時からの時間経過と、コンテンツのサイズとの少なくとも1つに基づいて文字列のパターンに優先順位を付与することが望ましい。
【0028】
また、上述の制約ステップは、コンテンツに変換された文字列を含むメールのデータサイズと、メールの再生時間との少なくとも一方に基づいてコンテンツの変換を制約することが望ましい。
【0029】
また、上述の制約ステップは、メールを受信するメール受信端末の属性に基づいてコンテンツの変換を制約することが望ましい。
【0030】
さらに、上述のメール受信端末の属性は、受信可能なデータサイズと、再生可能な再生時間と、再生可能なコンテンツの数と、表示サイズとの少なくとも1つであることが望ましい。
【0031】
また、メール送信方法は、コンテンツに変換された文字列を含むメールを、メールを受信するメール受信端末に対して出力する出力ステップをさらに備えることが望ましい。
【0032】
また、メール送信方法は、メール送信端末からの指示を受付けて、メール受信端末に対するメールの出力を許可する出力許可ステップをさらに備え、出力ステップは、許可された場合にメールをメール受信端末に対して出力することが望ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0034】
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態におけるメール送受信システムの構成を示す図である。図1を参照して、本実施の形態におけるメール送受信システムは、メールの送信を行なう送信者Aの保有する送信端末20aと、メールを受信する受信者Bの保有する受信端末20bと、送信端末20aから送信されたメールをネットワークを介して受信端末20bに送信するサーバ10とを含む。なお、以降において、送信端末20aと受信端末20bとを代表させて、単に端末20と言う。
【0035】
本実施の形態において、端末20は、メール送受信機能を備える一般的な携帯電話であるものとするが、携帯電話に限定されず、パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistants)等、他のメール送受信機能を備える端末であっても構わない。なお、第1の実施の形態においてはその構成は一般的な構成であるため、ここでの詳細な説明は行なわない。また、ネットワークは、電話回線等の電気通信回線を介した通信や、LAN(Local Area Network)等の専用回線を介した通信や、無線通信等のいずれのネットワークも含むものとする。
【0036】
次に、図2に、第1の実施の形態のサーバ10の構成の具体例をブロック図で示す。図2を参照して、本実施の形態におけるサーバ10は、CPU(Central Processing Unit)等から構成され、サーバ10全体を制御する制御部100と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等から構成され、制御部100で実行するプログラム等を格納し、また、制御部100でプログラムを実行する際の作業領域ともなる記憶部113と、ネットワークを介して通信を行なう送受信部101とを含む。
【0037】
また、サーバ10は、各端末20の利用状況を記憶する利用状況記憶部102と、各利用者の送受信履歴を記憶する利用者送受信履歴記憶部103と、各種文字アニメーションの情報を記憶する文字アニメーション記憶部106と、各端末20の制約条件を記憶する制約条件記憶部109と、サーバ10で行なうアルゴリズムを記憶するアルゴリズム記憶部112とを含む。これらの記憶部は、記憶部113に含まれていても構わない。
【0038】
なお、サーバ10は、一般的なパーソナルコンピュータ等から構成されるサーバであって、上述の図2に示される構成に限定されるものではない。
【0039】
さらに、サーバ10は、制御部100でプログラムが実行される際の各機能を実行する、文字列分割部104と、検索部105と、ファイルサイズ計算部107と、再生時間計算部108と、アニメーション合成部110と、アルゴリズム選択部111とを含む。
【0040】
このようなサーバ10において、送信端末20aからメールを受信すると、次のような処理が実行される。図3のフローチャートを用いて、サーバ10における処理を説明する。なお、図3のフローチャートに示される処理は、サーバ10の制御部100が記憶部113に記憶されるプログラムを読出して実行することで実現される。
【0041】
図3を参照して、始めに、送受信部101において、送信端末20aから文字列を含むメールを受信すると(S101でYES)、文字列分割部104において受信した文字列を分割する(S103)。ここでの文字列の分割方法は、一般的な文字列から文字や単語を分割する手法を用いるものであって、限定されない。
【0042】
次に、ステップS103で分割された各文字や単語について、検索部105が文字アニメーション記憶部106を検索し、文字アニメーションの候補を抽出する(S105)。
【0043】
次に、アルゴリズム選択部111がアルゴリズム記憶部112に記憶されているアルゴリズムの中から選択して設定したアルゴリズムに従って、各文字や単語ごとの、文字アニメーションの候補のポイントを計算する(S107)。
【0044】
次に、ステップS101で受信した文字列となるような各文字や単語の組合わせのパターン(以下、文字列パターンと言う)ごとに、ステップS107で計算した文字アニメーションの候補のポイントを合計する(S109)。
【0045】
次に、ステップS109で計算されたポイントの高い文字アニメーションの候補からなる文字列パターンから順に、ファイルサイズ計算部107においてファイルサイズを計算し、再生時間計算部108において再生時間を計算し、それらが制約条件記憶部109に記憶されている制約条件を満たすか否かを確認する(S111)。
【0046】
そして、制約条件を満たすまでポイントの高い文字列パターンから順にステップS111の確認を行ない(S115)、制約条件を満たす文字列パターンについて、アニメーション合成部110において、ステップS105で検索された文字アニメーションの候補に基づいて当該文字列のアニメーションを合成する(S113)。
【0047】
以上でサーバ10における処理が終了し、その後、文字アニメーションに変換された文字列のメールを、受信端末20bに送信する。
【0048】
次に、上述のサーバ10における処理について、具体例を挙げながら説明を行なう。ここでは具体的に、送信者Aが送信端末20aを用いて受信端末20bを保有する受信者Bに対して、「今日は熱で休みます。」という文字列からなるメールを送った場合について述べる。
【0049】
図4に、文字アニメーション記憶部106に記憶される文字アニメーションの情報の具体例を示す。図4を参照して、文字アニメーション記憶部106に記憶される文字アニメーションの情報は、文字ごとに対応した文字アニメーションの情報であって、アニメーションデータと、当該アニメーションデータのサイズと、再生時間との情報を含む。
【0050】
上述のステップS105では、検索部105が図4に示されるような文字アニメーション記憶部106を検索し、ステップS103で文字列「今日は熱で休みます。」から分割された文字または単語である「今日」、「熱」、および「休」について各々文字アニメーションの候補としてアニメーションデータ1,アニメーションデータ2と、アニメーションデータ3,アニメーションデータ4と、アニメーションデータ5,アニメーションデータ6とを抽出する。
【0051】
このことで、ステップS101で受信した文字列「今日は熱で休みます。」は、図5に示されるように、「今日」、「は」、「熱」、「で」、「休」、および「みます。」に分割され、「今日」、「熱」、および「休」についてアニメーションデータが検出される。
【0052】
次に、図6に、アルゴリズム記憶部112に記憶されるアルゴリズムの具体例を示す。アルゴリズム記憶部112には、上述のステップS107で実行される各文字アニメーションの候補ごとのポイントを計算するためのアルゴリズムが格納されている。具体的には、図6を参照して、アルゴリズムAとアルゴリズムBとが格納されており、どちらも、当該アニメーションデータの受信回数と、利用状況とに基づいたポイントの計算方法のアルゴリズムである。
【0053】
上述のステップS107では、アルゴリズム選択部111がアルゴリズム記憶部112に記憶されるアルゴリズムを1つ選択し、その計算方法に基づいて各文字アニメーションの候補についてポイントを計算する。ここでは、仮に、図6に示されるアルゴリズムAが設定されたものとしてさらに説明する。
【0054】
次に、図7に、利用者送受信履歴記憶部103に記憶されるユーザごとの送受信履歴の具体例を示す。図7を参照して、利用者送受信履歴記憶部103に記憶される送受信履歴は、アニメーションデータごとに、当該ユーザが送信した回数と受信した回数との履歴である。
【0055】
また、図8に利用状況記憶部102に記憶されるアニメーションデータごとの利用状況の具体例を示す。図8を参照して、利用状況記憶部102に記憶される利用状況は、アニメーションデータごとに、当該サーバ10の全ての利用者が利用した回数の履歴である。
【0056】
上述のステップS107では、図7に示される送受信履歴と、図8に示される利用状況とに基づいて、ステップS105で抽出された各文字アニメーションの候補ごとにポイントを計算する。
【0057】
アルゴリズムAが設定された場合には、まず、図7に示される送受信履歴のうち、当該メールの受信者Bの受信回数の情報に基づいて、各文字アニメーションの候補ごとにポイントを計算する。具体的には、アニメーションデータ1について、受信回数「5」に基づいてポイント「0」が計算される。アニメーションデータ2についても同様に、受信回数「5」に基づいてポイント「0」が計算される。アニメーションデータ3について、受信回数「0」に基づいてポイント「300」が計算される。アニメーションデータ4について、受信回数「1」に基づいてポイント「200」が計算される。アニメーションデータ5について、受信回数「9」に基づいてポイント「0」が計算される。アニメーションデータ6について、受信回数「10」に基づいてポイント「−100」が計算される。
【0058】
次に、図8に示される利用状況に基づいて、各文字アニメーションの候補ごとにポイントを計算する。具体的には、アニメーションデータ1について、総利用回数「150」に基づいてポイント「400」が計算される。アニメーションデータ2について、総利用回数「5」に基づいてポイント「−100」が計算される。アニメーションデータ3について、総利用回数「300」に基づいてポイント「400」が計算される。アニメーションデータ4について、総利用回数「250」に基づいてポイント「400」が計算される。アニメーションデータ5について、総利用回数「75」に基づいてポイント「200」が計算される。アニメーションデータ6について、総利用回数「15」に基づいてポイント「0」が計算される。
【0059】
さらに、これらの受信回数に基づくポイントと利用状況に基づくポイントとを用いて、各アニメーションデータごとのポイントを計算する。このようにステップS107で計算される各アニメーションデータごとのポイントの具体例を図9に示す。
【0060】
このように、各アニメーションデータに対してポイントを計算すると、上述のステップS109では、ステップS101で受信した文字列となるように、ステップS105で抽出されたアニメーションの候補「今日」、「熱」、および「休」であるアニメーションデータ1〜6を組合わせ、文字列パターンを生成する。そして、生成された各文字列パターンについて、各アニメーションデータごとのポイントを合計する。
【0061】
図10に、優先順位の高い順に示される文字列パターンの具体例を示す。
このように、サーバ10においてアルゴリズムAによるポイントの計算方法を行なうことで、総利用数の高いアニメーションデータ、すなわち人気の高いアニメーションデータであって、受信者があまり使用しておらず目新しいアニメーションデータに高いポイントが計算される。すなわち、サーバ10で上述の処理を行なうことで、そのようなアニメーションデータに高い優先度が付与される。そして、そのようなアニメーションデータを組合わせて文字列パターンを生成することで、人気が高くかつ受信者にとって目新しいアニメーションデータを含む文字列パターンほど高い優先順位が設定される。
【0062】
なお、上述の具体例では、送受信履歴と利用状況とに基づいてポイントを計算し文字列パターンに優先順位を設定する方法を示したが、その他のパラメータに基づいて優先順位を設定することもできる。例えば、送信者Aの送信履歴や、アニメーションデータの作者や、アニメーションデータの新しさや、アニメーションデータのファイルサイズ等に基づいて優先順位を設定することもできる。また、総利用数の低いアニメーションデータに高いポイントが計算されるなど、逆の基準でポイントが計算されてもよい。
【0063】
上述のステップS111では、ファイルサイズ計算部107および再生時間計算部108において、図10に示される文字列パターンの優先順位の高い文字列パターンから順に、当該文字アニメーションを含むメールのファイルサイズと再生時間とを計算する。ここでは、図4に示される文字アニメーションの情報より、各アニメーションデータごとに当該アニメーションデータのサイズと再生時間との情報を読出して、各文字列パターンごとに計算する。
【0064】
そして、制約条件記憶部109から図11に具体例が示される制約条件を読出し、優先順位の高い文字列パターンから順に比較する。ここで優先順位が5である文字列パターンが初めて制約条件を満たしたとすると、上述のステップS113で、アニメーション合成部110において図12に示されるような文字アニメーションが合成される。
【0065】
なお、上述の具体例では、文字アニメーションを含むメールのファイルサイズと再生時間とに基づいて文字アニメーションの合成を制約する方法を示したが、その他のパラメータで制約することもできる。例えば、メールに含まれる文字アニメーションデータの個数や、表示サイズ等に基づいて文字アニメーションの合成を制約することもできる。
【0066】
なお、サーバ10が、さらに端末20の種類情報を記憶する端末種類記憶部114を備え、図13に示す構成である場合、サーバ10は、端末種類記憶部114に図14に示されるような端末20の機種ごとの、メールの受信や再生についての制約条件を記憶することができる。さらに、サーバ10は、端末種類記憶部114に図15に示されるような端末20とその保有者との対応を記憶することができる。
【0067】
このとき、上述のステップS111では、端末種類記憶部114から図15に示される受信端末とその保有者との対応を読出して、受信者Bの保有する受信端末が受信端末20bであることを確認し、さらに、図14に示される端末20ごとの制約条件から受信端末20bの制約条件を読出すことができる。そして、ステップS111で、優先順位の高い文字列パターンから順に当該受信端末20bに応じた制約条件と比較する。
【0068】
第1の実施の形態のサーバ10が上述の処理を行なうことで、サーバ10が受信したメールの文字列を文字アニメーションに変換する際、サーバ10に蓄積されたデータを用いて複数の文字アニメーションの中から優先順位の高い文字アニメーションに変換することができる。
【0069】
また、この優先順位は、文字アニメーションの利用頻度や受信者の受信履歴等に基づいて設定されるため、利用者に人気の高い文字アニメーションや、利用者にとって目新しい文字アニメーションを受信することができる。また、同じ文字であって、受信の度に異なる文字アニメーションを受信することができる。このため、利用者のメールの楽しみを拡大させ、利用者同士のコミュニケーションを促進させることができる。
【0070】
また、サーバ10では、受信端末20bで再生できるためのファイルサイズや再生時間等の条件を用いてアニメーションの合成を制約するため、優先順位の高い文字アニメーションであって制約条件を満たす文字アニメーションに変換することができる。このため、受信端末20bが携帯電話等であって送受信できるデータサイズに限りがある場合であっても、最適な文字アニメーションの変換を実現することができる。
【0071】
さらに、サーバ10では受信端末20ごとの制約条件を記憶し、受信端末20ごとの制約条件に応じてアニメーションの合成を制約することもできる。このため、受信端末20ごとに最適な文字アニメーションの変換を実現することができる。
【0072】
[変形例]
さらに上述の第1の実施の形態において、文字アニメーションを含むメールを送信する際に、送信者Aが当該メールの確認を行なうこともできる。この場合について変形例として述べる。
【0073】
図16に変形例における送信端末20aの構成の具体例をブロック図で示す。図16を参照して、変形例において送信端末20aは、CPU等から構成され、送信端末20a全体を制御する制御部200と、ROMやRAM等から構成され、制御部200で実行するプログラム等を格納し、また、制御部200でプログラムを実行する際の作業領域ともなる記憶部202と、通信を行なう送受信部201とを含む。
【0074】
さらに、送信端末20aは、ディスプレイ等から構成され、サーバ10で合成されたアニメーションを表示するアニメーション表示部213と、ボタン等から構成され、可否等の情報の入力を行なう可否入力部214とを含む。
【0075】
このような送信端末20aを含む変形例におけるメール送受信システムにおいて、サーバ10は、図17に示す処理を行なう。
【0076】
図17を参照して、変形例のおいてサーバ10は、図3のステップS101〜S115の処理の後、さらにステップS117〜S121の処理を行なう。すなわち、ステップS113で、アニメーション合成部110において優先順位が高くかつ制約条件を満たす文字アニメーションの合成を行なうと、送受信部101よりネットワークを介して送信端末20aへ、文字アニメーションを含むメールを送信する(S117)。
【0077】
そして、送信端末20aより送信者Aの満足が得られた旨の情報を受信した場合にのみ(S119でYES)、当該メールを受信端末20bに送信する(S121)。
【0078】
送信端末20aより送信者Aの満足が得られなかった旨の情報を受信した場合には(S119でNO)、次に優先順位の高い文字列パターンに対してステップS111の確認を行ない、同様に、送信者Aの確認を行なう。
【0079】
変形例において上述の処理が実行されることで、メール送受信システムにおいて、図18に示すような流れで情報のやり取りが行なわれる。すなわち、図18を参照して、始めに、送信端末20aから文字列を含むメールがサーバ10に対して送信され、サーバ10から送信端末20aに対して、制約条件を満たし優先順位が最も高い文字アニメーションの第1候補が送信される。
【0080】
送信端末20aでは、サーバ10から送信された文字アニメーションの第1候補をアニメーション表示部213上で再生し、送信者Aからその文字アニメーションでよいか否かの入力を可否入力部214より受付ける。そして、送信端末20aから「否」の回答がサーバ10に送信されると、サーバ10から送信端末20に対して、文字アニメーションの第2候補が送信される。
【0081】
このような文字アニメーションの候補とその回答とのやり取りが送信端末20aとサーバ10との間で繰返され、文字アニメーションの第n候補に対して送信端末20aから「可」の回答を得て初めて、サーバ10から受信端末20bに対して第n候補の文字アニメーションを含むメールが送信される。
【0082】
このように、変形例において、サーバ10が送信者Aからの可否を受付けて受信端末20bに対して合成した文字アニメーションを含むメールを送信することで、送信者Aが好まない文字アニメーションを含むメールが受信者Bに対して送信されることがない。また、意図しない受信者Bに対して文字アニメーションを含むメールが送信されることがない。
【0083】
[第2の実施の形態]
次に、図19に、第2の実施の形態におけるメール送受信システムの構成を示す図である。図19を参照して、本実施の形態におけるメール送受信システムは、直接メールの送受信を行なう送信者Aの保有する送信端末20aおよび受信者Bの保有する受信端末20bと、送信端末20aと必要に応じて情報の送受信を行なうサーバ10とを含む。なお、本実施の形態においても、端末20はメール送受信機能を備える一般的な携帯電話であるものとする。また、本実施の形態において、サーバ10は、一般的なコンピュータ等によって構築されるサーバであって、その構成についてはここでは限定されない。
【0084】
次に、図20に、第2の実施の形態の送信端末20aの構成の具体例をブロック図で示す。図20を参照して、本実施の形態における送信端末20aは、第1の実施の形態の変形例における送信端末20aと同様に、制御部200と、記憶部202と送受信部201とを含む。
【0085】
また、送信端末20aは、第1の実施の形態におけるサーバ10と同様に、当該送信端末20aの送信履歴を記憶する利用者送信履歴記憶部203と、文字アニメーション記憶部206と、制約条件を記憶する制約条件記憶部209と、アルゴリズム記憶部212とを含む。これらの記憶部は、記憶部202に含まれていても構わない。
【0086】
なお、送信端末20aは、ここでは一般的な携帯電話であるものとし、上述の図20に示される構成に限定されるものではない。また、送信端末20aが携帯電話以外の端末装置である場合であっても同様である。
【0087】
さらに、送信端末20aは、第1の実施の形態におけるサーバ10と同様に、文字列分割部204と、検索部205と、ファイルサイズ計算部207と、再生時間計算部208と、アニメーション合成部210と、アルゴリズム選択部211とを含む。
【0088】
このような送信端末20aにおいては、利用者送信履歴記憶部203に、図21に示すような送信履歴を記憶する。図21を参照して、利用者送信履歴記憶部203に記憶される送信履歴は、送信相手の情報と、送信したメールに含まれるアニメーションデータの情報と、そのアニメーションデータごとの送信回数の情報とを含む。
【0089】
そして、このような送信端末20aにおいては、上述の第1の実施の形態においてサーバ10が実行した処理と同様の処理が実行され、送信するメールに含まれる文字列が文字アニメーションに変換される。
【0090】
具体的には、送信端末20aの制御部200が記憶部202に記憶されるプログラムを読出して実行することで、図3に示される処理と同様の処理が実行される。
【0091】
なお、本実施の形態においては、ステップS107において、上述の利用者送信履歴記憶部203に記憶される送信履歴に基づいてアニメーションデータごとにポイントが計算される。
【0092】
第2の実施の形態における送信端末20aにおいて、上述のような第1の実施の形態のサーバ10とほぼ同じ処理が実行されることでも、同様に、送信端末20aに蓄積されたデータを用いて複数の文字アニメーションの中から優先順位の高い文字アニメーションに変換することができる。
【0093】
また、受信端末20bが携帯電話等であって送受信できるデータサイズに限りがある場合であっても、同様に、最適な文字アニメーションの変換を実現することができる。
【0094】
さらに、本実施の形態における送信端末20aが、第1の実施の形態におけるサーバ10と同様に端末20ごとの制約条件を記憶する場合には、受信端末である端末20ごとの制約条件に応じてアニメーションの合成を制約することもできる。このため、受信端末である端末20ごとに最適な文字アニメーションの変換を実現することができる。
【0095】
また、本実施の形態においても、アニメーションデータの作者や、アニメーションデータの新しさや、アニメーションデータのファイルサイズ等に基づいて優先順位を設定することができる。さらに、送信端末20aが、サーバ10に受信者Bの受信履歴やアニメーションデータの利用状況等を問合せる場合には、それらの情報に基づいて優先順位を設定することもできる。
【0096】
なお、以上の第1の実施の形態および第2の実施の形態において、メール送受信システムでメールに含まれる文字列を文字アニメーションに変換して送信する場合について述べたが、文字列に含まれる単語や文字は文字アニメーションのみに変換されるとは限定されない。すなわち、本発明のメール送受信システムにおいては、メールに含まれる文字列を文字アニメーションを含む様々なコンテンツに変換することが可能である。例えば、画像や、音楽等のコンテンツに変換することもできる。これらのコンテンツに変換される場合であっても、上述の同様の処理が実行される。
【0097】
さらに、第1の実施の形態においてサーバ10が行なうメール送信方法や、第2の実施の形態において送信端末20aが行なうメール送信方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc−ROM)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0098】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0099】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるメール送受信システムの構成を示す図である。
【図2】第1の実施の形態のサーバ10の構成の具体例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態のサーバ10での処理を示すフローチャートである。
【図4】文字アニメーション記憶部106に記憶される文字アニメーションの情報の具体例を示す図である。
【図5】ステップS101で受信した文字列「今日は熱で休みます。」が分割され、「今日」、「熱」、および「休」についてアニメーションデータが検出される流れを示す図である。
【図6】アルゴリズム記憶部112に記憶されるアルゴリズムの具体例を示す図である。
【図7】利用者送受信履歴記憶部103に記憶されるユーザごとの送受信履歴の具体例を示す図である。
【図8】利用状況記憶部102に記憶されるアニメーションデータごとの利用状況の具体例を示す図である。
【図9】ステップS107で計算される各アニメーションデータごとのポイントの具体例を示す図である。
【図10】優先順位の高い順に示される文字列パターンの具体例を示す図である。
【図11】制約条件記憶部109に記憶される制約条件の具体例を示す図である。
【図12】アニメーション合成部110において合成される文字アニメーションの具体例を示す図である。
【図13】第1の実施の形態のサーバ10の構成の具体例を示すブロック図である。
【図14】端末種類記憶部114に記憶される端末20ごとの制約条件の具体例を示す図である。
【図15】端末種類記憶部114に記憶される端末20とその保有者との対応の具体例を示す図である。
【図16】変形例における送信端末20aの構成の具体例を示すブロック図である。
【図17】変形例のサーバ10での処理を示すフローチャートである。
【図18】変形例のメール送受信システムにおける情報のやり取りの流れを示す図である。
【図19】第2の実施の形態におけるメール送受信システムの構成を示す図である。
【図20】第2の実施の形態の送信端末20aの構成の具体例を示すブロック図である。
【図21】利用者送信履歴記憶部203に記憶される送信履歴の具体例を示す図である。
【符号の説明】
10 サーバ、20 端末、20a 送信端末、20b 受信端末、100 サーバの制御部、101 サーバの送受信部、102 利用状況記憶部、103利用者送受信履歴記憶部、104 サーバの文字列分割部、105 サーバの検索部、106 サーバの文字アニメーション記憶部、107 サーバのファイルサイズ計算部、108 サーバの再生時間計算部、109 サーバの制約条件記憶部、110 サーバのアニメーション合成部、111 サーバアルゴリズム選択部、112 サーバのアルゴリズム記憶部、113 サーバの記憶部、114 端末種類記憶部、200 送信端末の制御部、201 送信端末の送受信部、202 送信端末の記憶部、203 利用者送信履歴記憶部、204 送信端末の文字列分割部、205 送信端末の検索部、206 送信端末の文字アニメーション記憶部、207 送信端末のファイルサイズ計算部、208 送信端末の再生時間計算部、209 送信端末の制約条件記憶部、210 送信端末のアニメーション合成部、211 送信端末のアルゴリズム選択部、212 送信端末のアルゴリズム記憶部、213 送信端末のアニメーション表示部、214 送信端末の可否入力部、A 送信者、B 受信者。

Claims (25)

  1. メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索手段と、
    前記検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成手段と、
    前記生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与手段と、前記優先順位に応じて、前記メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を、前記生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換手段と、
    前記コンテンツの変換を制約する制約手段とを備える、メール送信サーバ。
  2. 前記メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を分割する文字列分割手段をさらに備え、
    前記検索手段は、前記分割された文字列に対応するコンテンツを検索し、
    前記変換手段は、前記分割された文字列を、前記優先順位に応じて前記生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する、請求項1に記載のメール送信サーバ。
  3. 前記優先順位付与手段は、前記検索されたコンテンツごとに優先順位を付与するコンテンツ優先順位付与手段をさらに備え、
    前記文字列のパターンに含まれるコンテンツごとに付与された優先順位に基づいて、前記文字列のパターンに優先順位を付与する、請求項1または2に記載のメール送信サーバ。
  4. 前記優先順位付与手段は、前記コンテンツの当該メール送信サーバにおける利用頻度と、前記メール送信端末でのメール送信履歴と、前記メールを受信するメール受信端末でのメール受信履歴と、前記コンテンツの製作者と、前記コンテンツの製作時からの時間経過と、前記コンテンツのサイズとの少なくとも1つに基づいて前記文字列のパターンに優先順位を付与する、請求項1〜3のいずれかに記載のメール送信サーバ。
  5. 前記制約手段は、前記コンテンツに変換された文字列を含むメールのデータサイズと、前記メールの再生時間との少なくとも一方に基づいて前記コンテンツの変換を制約する、請求項1〜4のいずれかに記載のメール送信サーバ。
  6. 前記制約手段は、前記メールを受信するメール受信端末の属性に基づいて前記コンテンツの変換を制約する、請求項1〜5のいずれかに記載のメール送信サーバ。
  7. 前記メール受信端末の属性は、受信可能なデータサイズと、再生可能な再生時間と、再生可能なコンテンツの数と、表示サイズとの少なくとも1つである、請求項6に記載のメール送信サーバ。
  8. 前記メール受信端末の属性に基づいた前記コンテンツの変換の制約条件を、受信端末ごとに記憶する制約条件記憶手段とをさらに備える、請求項6または7に記載のメール送信サーバ。
  9. 前記コンテンツに変換された文字列を含むメールを、前記メールを受信するメール受信端末に対して出力する出力手段をさらに備える、請求項1〜8のいずかに記載のメール送信サーバ。
  10. 前記メール送信端末からの指示を受付けて、前記メール受信端末に対する前記メールの出力を許可する出力許可手段をさらに備え、
    前記出力手段は、前記許可された場合に前記メールを前記メール受信端末に対して出力する、請求項9に記載のメール送信サーバ。
  11. 作成したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索手段と、
    前記検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成手段と、
    前記生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与手段と、前記優先順位に応じて、前記作成したメールに含まれる文字列を、前記生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換手段と、
    前記コンテンツの変換を制約する制約手段と、
    前記コンテンツに変換された文字列を含むメールをメール受信端末に対して出力する出力手段とを備える、メール送信端末。
  12. 前記作成したメールに含まれる文字列を分割する文字列分割手段をさらに備え、
    前記検索手段は、前記分割された文字列に対応するコンテンツを検索し、
    前記変換手段は、前記分割された文字列を、前記優先順位に応じて前記生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する、請求項11に記載のメール送信端末。
  13. メール受信端末に対するコンテンツの送信履歴を記憶する送信履歴記憶手段をさらに備え、
    前記優先順位付与手段は、前記記憶された前記受信端末に対するコンテンツの送信履歴に基づいて、前記文字列のパターンに優先順位を付与する、請求項111または12に記載のメール送信端末。
  14. 前記制約手段は、前記コンテンツに変換された文字列を含むメールのデータサイズと、前記メールの再生時間との少なくとも一方に基づいて前記コンテンツの変換を制約する、請求項11〜13のいずれかに記載のメール送信端末。
  15. 前記制約手段は、前記メール受信端末の属性に基づいて前記コンテンツの変換を制約する、請求項11〜14のいずれかに記載のメール送信端末。
  16. メール送信サーバとメール送信端末とを含むメール送受信システムであって、
    前記メール送信サーバは、
    前記メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索手段と、
    前記検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成手段と、前記生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与手段と、
    前記優先順位に応じて、前記メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を、前記生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換手段と、
    前記コンテンツの変換を制約する制約手段と、
    前記コンテンツに変換された文字列を含むメールを、前記メールを受信するメール受信端末に対して出力する出力手段とを備え、
    前記メール送信端末は、前記メール送信サーバに対して、前記コンテンツに変換された文字列を含むメールの出力を許可する許可手段を備え、
    前記メール送信サーバは、前記メール送信端末から許可された場合に、前記出力手段において前記メールを前記メール受信端末に対して出力する、メール送受信システム。
  17. メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列に対応するコンテンツを検索する検索ステップと、
    前記検索されたコンテンツを含む文字列のパターンを生成する生成ステップと、
    前記生成された文字列のパターンに優先順位を付与する優先順位付与ステップと、
    前記優先順位に応じて、前記メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を、前記生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する変換ステップと、
    前記コンテンツの変換を制約する制約ステップとを備える、メール送信方法。
  18. 前記メール送信端末より取得したメールに含まれる文字列を分割する文字列分割ステップをさらに備え、
    前記検索ステップは、前記分割された文字列に対応するコンテンツを検索し、前記変換ステップは、前記分割された文字列を、前記優先順位に応じて前記生成された文字列のパターンに含まれるコンテンツに変換する、請求項17に記載のメール送信方法。
  19. 前記優先順位付与ステップは、前記検索されたコンテンツごとに優先順位を付与するコンテンツ優先順位付与ステップをさらに備え、
    前記文字列のパターンに含まれるコンテンツごとに付与された優先順位に基づいて、前記文字列のパターンに優先順位を付与する、請求項17または18に記載のメール送信方法。
  20. 前記優先順位付与ステップは、前記コンテンツの当該メール送信サーバにおける利用頻度と、前記メール送信端末でのメール送信履歴と、前記メールを受信するメール受信端末でのメール受信履歴と、前記コンテンツの製作者と、前記コンテンツの製作時からの時間経過と、前記コンテンツのサイズとの少なくとも1つに基づいて前記文字列のパターンに優先順位を付与する、請求項17〜19のいずれかに記載のメール送信方法。
  21. 前記制約ステップは、前記コンテンツに変換された文字列を含むメールのデータサイズと、前記メールの再生時間との少なくとも一方に基づいて前記コンテンツの変換を制約する、請求項17〜20のいずれかに記載のメール送信方法。
  22. 前記制約ステップは、前記メールを受信するメール受信端末の属性に基づいて前記コンテンツの変換を制約する、請求項17〜21のいずれかに記載のメール送信方法。
  23. 前記メール受信端末の属性は、受信可能なデータサイズと、再生可能な再生時間と、再生可能なコンテンツの数と、表示サイズとの少なくとも1つである、請求項22に記載のメール送信方法。
  24. 前記コンテンツに変換された文字列を含むメールを、前記メールを受信するメール受信端末に対して出力する出力ステップをさらに備える、請求項17〜23のいずかに記載のメール送信方法。
  25. 前記メール送信端末からの指示を受付けて、前記メール受信端末に対する前記メールの出力を許可する出力許可ステップをさらに備え、
    前記出力ステップは、前記許可された場合に前記メールを前記メール受信端末に対して出力する、請求項24に記載のメール送信方法。
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