JP2006139423A - 文字入力判定装置及びプログラム、並びにその装置またはプログラムを搭載した携帯電話 - Google Patents

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Abstract

【課題】 主として現在普及している携帯電話をそのまま利用して学習者が語学等の対話形式で効率的に学習でき、単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができるようにする。
【解決手段】 一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部20と、前記入力部20からローマ字入力された日本語を予め設定された所定語句と比較して両者の一致の有無を判定する判定部30と、前記判定部30の判定結果を出力する出力部50を具備し、前記判定は、前記日本語のローマ字又はかな文字入力された最初の日本語のかな一文字に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて行う。
【選択図】 図9

Description

本発明は、表示画面を見ながらキーによる入力操作を最小限に抑えることによって、語学の学習等を効率的に対話形式で行うための文字入力判定装置及びその装置を搭載した携帯電話に関する。
従来、英単語や熟語を暗記する場合、英和辞典や暗記専用の単語集等を用いて暗唱する方法が一般的に行われている。しかし、これらの英和辞典や単語集は、1ページに単語や熟語が多数掲載されており、その多さに学習者が覚える意欲を失う傾向がある。
近年、半導体技術の進歩により、メモリの大容量化が可能となり、専用の電子辞書や電子手帳に辞書カードを挿入することによってハンディな電子辞書や電子手帳として用いることのできる装置(機器)が実用化している。このような電子辞書等は、液晶表示画面に1語または1文が次々と表示され、学習内容が少ないような錯覚を学習者に与え、負担を感じさせないようにすることができる。また、画面の切り替えとキー操作の楽しみが加わり、ゲーム感覚で操作しながら学習を進めることができ、飽きさせないように工夫されている。
しかし、かかる装置は、記憶したいと思っている単語や熟語のスペルを1字1句正確にキーによって押下し、正しい単語や熟語と交互に照らし合わせてその正誤を判断しなければならなかった。したがって、キーの操作に気を使わざるを得ず、しかも操作時間がかかることによって暗記に対する集中力が散漫になるばかりでなく、正しい単語や熟語との対比にも注意を払う必要があるため、思ったほど暗記力を促進する効果は果たされていないのが実状であった。また、これら電子辞書等は、機能面からしても利用範囲が限定されている。
そこで、現在、ビジネスマンのみならず、特に学生等の若者間の必携品として普及しており、コンパクトで情報収集、伝達等の諸機能を具備する携帯電話にこのような電子辞書や電子手帳と同様な機能をも組み入れようとする技術開発が萌芽し始めている。
例えば、キー数が少ない場合でも、文字入力時にキーを押す回数を少なくできて入力操作を簡単にできるキー入力装置に関する技術が提唱されている(特許文献1参照)。この技術は、特定のキーに母音を割り当て、他のキーに、使用頻度を考慮して他の英文字を割当てるようにして、操作性を向上させようとすることに特徴を有する。
また、キーの数を増加させることなく、文字の割り当て方が従来と同様、または規則性があって覚えやすく、入力時のキーを押す回数を少なくできるキー入力装置の技術もある(特許文献2参照)。この技術は、1つのキーを押下すると割当てられた文字が一括表示され、次にキーを押下するとそのキーに割当てられた数字に対応する1文字が選択されて表示されることを特徴とし、キー入力装置をそのまま携帯電話や電子手帳等に装備することができる利点がある。
さらに本出願人が出願をした学習装置に係る発明において、テスト手段における正解の判定を、解答語句の先頭の1文字から数文字が入力されたことをもって開始することを特徴とする学習装置に係る発明を開示している(特許文献3参照)。
この技術は、パソコンを利用することによってテスト、学習、練習のいずれもがディスプレィを用いて出題され、その解答は入力端末を介して行われる。したがって、この技術によれば、辞書や書物を相手に学習するのとは異なり、家庭教師を相手に学習するのと同等以上の学習効率を高めることができ、しかも楽しみながら努力目標を達成できるという特徴を有する。
特開平11−134096号公報 特開2001−356872号公報 特開平9−101737号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術によれば、他のキーに使用頻度を考慮して割当てられた母音以外の他の英文字は、携帯電話等のキーに対応する英文字群とは配列が異なるものであって、まずこの配列を覚えなければならないという手間と煩雑さの問題がある。次に、特許文献2に記載された技術によれば、所定キーを2段階(回)押下しなければならないという使用条件がある上、文字等の入力時のキーを押す回数の低減率は従来例に比較し、5〜39%、すなわち用語ないし文章の入力によって大きなバラツキがあり、平均低減率20%と推定される押下回数の低減は使用条件等を考慮すると必ずしも相応の作用効果を発揮し得るものとは思われない。しかもこれら特許文献1、2に記載の技術は、専ら単にキーを押す回数を減らすことのみを課題としているにとどまっている点で共通している。このため、その機能を実際に利用ないし応用して学習機能等の技術分野にまで展開しようとする着眼と課題解決にまでは至っていない。また、特許文献3に記載された技術によれば、1つの数字キーを連続して押下するごとに、対応する英字群の候補がサイクリックに変わって入力されるが、特定の英字を入力するには文字によっては2〜4回押下しなければならない、という問題があった。また、この技術は、専らパソコンに利用するものであった。
したがって本発明は、これら特許文献1〜3に記載された従来技術の有する課題を解決し、主として現在普及している携帯電話を利用して学習者が語学等の対話形式で効率的に学習でき、単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができる文字入力判定装置及びその装置を搭載した携帯電話または上記文字入力判定を携帯電話に実行させるプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る文字入力判定装置は、一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部と、前記入力部からローマ字入力される日本語を予め設定された所定語句と比較して両者の一致の有無を判定する判定部と、前記判定部の判定結果を出力する出力部を具備し、前記判定は、前記日本語のローマ字入力される最初の日本語のかな一文字に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて行うことを特徴とする。これによって、最初の日本語のかな一文字のローマ字に該当する前記数字キーの1回の押下によって入力しようとする単語、熟語、人名、地名等の語句を完全な形(フル文字形式)で入力したものとみなして、正解の語句との正誤判定が可能となるから、この場合においても単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができる。ここで所定語句とは、例えば英語を学習する場合、英単語(名詞、動詞、形容詞等)、英熟語、英文、発音記号等の学習問題をいう。
この場合、前記判定は、前記日本語のローマ字入力される先頭のローマ字に該当する前記数字キーの1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うことがができる。したがって、日本語のローマ字入力された先頭のローマ字に該当する前記数字キーのみを1回押下するだけで直ちに所定語句との比較ができるから、単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができる。
また、前記判定は、前記日本語の最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うこともできる。これによって、数字キーの押下数は増えるが、より慎重に所定語句との比較が可能となる。また、従来技術に比べ、単位時間内における正誤判定量を多くすることができる。ここで、この判定は、「二文字以上に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下」を含むため、最も数字キーの押下数が多いのは、学習問題に対する解答に係るすべての変換したローマ字に該当する数字キーを各1回押下する場合である。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る文字入力判定装置は、一つの数字キーに複数のかな文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部と、前記入力部からかな文字入力される日本語を予め設定された所定語句と比較して両者の一致の有無を判定する判定部と、前記判定部の判定結果を出力する出力部を具備し、前記判定は、前記日本語のかな文字入力される最初のかな一文字に該当する前記数字キーの1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うことを特徴とする。これによって、最初の日本語のかな一文字に該当する前記数字キーの1回の押下によって入力しようとする単語、熟語、人名、地名等の語句を完全な形(フル文字形式)で入力したものとみなして、正解の語句との正誤判定が可能となるから、この場合においても単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができる。ここで所定語句とは、例えば歴史を学習する場合、地名、人物名等の学習問題をいう。
また、前記判定は、前記日本語のかな文字入力される最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のかな文字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うこともできる。これによって、数字キーの押下数は増えるが、より慎重に所定語句との比較が可能となる。
また、前記所定語句は、日本語又は英語等の外国語の語句であることが好ましい。これによって、例えば所定語句が人名等の漢字、英単語や英熟語、英会話のセンテンスやフレーズ等広範な語学の学習に対応することができる。
また、前記所定語句は、文章内の一部を埋める空白部分の語句であることが好ましい。いわゆる穴埋め問題は、学習者にとって推理力を働かせるに格好の学習手段のひとつで
あって、学習者に勉強、暗記という強制観念とは別の一種のパズルを楽しむような心理を与えることができる。したがって、単語の記憶力の強化はもとより、その単語の実践的な使い方を理解することができる。
また、前記数字キーと割当てられた前記複数のアルファベット文字が、次の関係にあることが好ましい。
数字キー2:ABC
数字キー3:DEF
数字キー4:GHI
数字キー5:JKL
数字キー6:MNO
数字キー7:PQRS
数字キー8:TUV
数字キー9:WXYZ
このアルファベット文字の割当ておよび配列の順序は現在の携帯電話の主流を占めるダイヤルキーの配列に準拠したものであるから、携帯電話のダイヤルキー操作を行うことができる者であれば、違和感なく受け入れられて容易に入力操作を行うことができる。
また、前記数字キーと割当てられた前記複数のかな文字が、次の関係にあることが好ましい。
数字キー1:あ行のかな文字
数字キー2:か行のかな文字
数字キー3:さ行のかな文字
数字キー4:た行のかな文字
数字キー5:な行のかな文字
数字キー6:は行のかな文字
数字キー7:ま行のかな文字
数字キー8:や行のかな文字
数字キー9:ら行のかな文字
数字キー0:わんを
このかな文字の割当ておよび配列の順序は現在の携帯電話の主流を占めるダイヤルキーの配列に準拠したものであるから、携帯電話のダイヤルキー操作を行うことができる者であれば、違和感なく受け入れられて容易に入力操作を行うことができる。
本発明に係る携帯電話は、前記のいずれかに記載の文字入力判定装置又はプログラムを搭載することを特徴とする。この文字入力判定装置は容易に携帯電話に装備することができるから、携帯電話の一般的な使用勝手のほかに新たに学習機能を付加することができる。
この場合、前記出力部は、前記所定語句を音声によって出力する音声合成機能を具備することが好ましい。例えば、所定語句が英文の場合、視覚によるディスプレィに表示された文章と聴覚によるその単語のイントネーションや会話の聞き取りを併用することができるから、より実践的な形で学習することができる。
また、前記出力部は、前記音声を電話の着信音に連動して停止させる音声自動停止機能を具備することが好ましい。外部からかかってくる電話には、緊急を要する内容のものもあるため、着信音が鳴ったときには直ちに学習を一時停止させることが必要な場合があるからである。
また、前記出力部は、前記所定語句を含む所定の表示を所定時間表示した後その表示を消去することが好ましい。語学学習においては単位時間における反復練習が欠かせない。
したがって、所定語句である問題の表示時間や解答時間等を予め短時間に設定することは集中力または記憶力増進のために有効である。また、副次的に携帯電話におけるバッテリー消耗を軽減することもできる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、ローマ字入力される最初の日本語のかな一文字に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下により入力される数字またはローマ字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップとを携帯電話に実行させることを特徴とする。これによって、最初の日本語のかな一文字のローマ字に該当する前記数字キーの1回の押下によって入力しようとする単語、熟語、人名、地名等の語句を完全な形(フル文字形式)で入力したものとみなして、正解の語句との正誤判定が可能となるから、この場合においても単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語のローマ字入力される先頭のローマ字に該当する前記数字キーの1回の押下により入力される数字またはローマ字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップとを携帯電話に実行させることを特徴とする。したがって、日本語のローマ字入力された先頭のローマ字に該当する前記数字キーのみを1回押下するだけで直ちに所定語句との比較ができるから、単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語の最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下により入力される数字またはローマ字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップとを携帯電話に実行させることを特徴とする。これによって、数字キーの押下数は増えるが、より慎重に所定語句との比較が可能となる。また、従来技術に比べ、単位時間内における正誤判定量を多くすることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、一つの数字キーに複数のかな文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語のかな文字入力された最初のかな一文字に該当する前記数字キーの1回の押下により入力される数字またはかな文字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップとを携帯電話に実行させることを特徴とする。これによって、最初のかな一文字に該当する前記数字キーの1回の押下によって入力しようとする単語、熟語、人名、地名等の語句を完全な形(フル文字形式)で入力したものとみなして、正解の語句との正誤判定が可能となるから、この場合においても単位時間内における正誤判定量を著しく多くすることができる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係るプログラムは、一つの数字キーに複数のかな文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語のかな文字入力された最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のかな文字に該当する前記数字キーの各1回の押下により入力される数字またはかな文字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップとを携帯電話に実行させることを特徴とする。これによって、数字キーの押下数は増えるが、より慎重に所定語句との比較が可能となる。
前記比較するステップまたは一致の有無を判定するステップは、携帯電話から外部サーバにアクセスして外部サーバに行わせるステップであってもよい。これによって、通信ネットワークを介して本発明に係るプログラムを実行させることが可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る学習サービスシステムは、学習者の携帯電話等の情報機器と学習サービス提供者の運用する外部サーバとを通信ネットワークを介して接続し提供される学習サービスシステムであって、前記学習者を特定し学習サービスの提供が可能か否かを前記外部サーバで判断する判断手段と、前記特定された学習者の学習レベルをデータベースにより判断する学習レベル判断手段と、前記学習レベルに応じた所定の学習問題を前記外部サーバから前記通信ネットワークを介して前記学習者の前記情報機器へ提供する提供手段とを有することを特徴とする。これによって、学習サービス提供者の運用する外部サーバへ通信ネットワークを介してアクセスし学習サービスシステムを利用することができる。
本発明に係る文字入力判定装置及びその装置を搭載した携帯電話によれば、入力すべき数字キーの押下を極めて省力化したために、単位時間内における学習内容の正誤判定量を多くすることができ、学習者の勉学に対する集中度や学習意欲を飛躍的に増大させることができる。また、携帯電話のダイヤルキーのローマ字又はかな文字の割当ておよび配列に対応させて数字キーの割当ておよび配列をさせたので、現在普及が著しい携帯電話に本発明に係るシステムを搭載させることによって語学等を対話形式で効率的に学習できる。このため携帯電話を飛躍的に多機能化することができる。また、操作が簡単であるから、語学力をこれから身につけようとする初学者層や本格的に短期間でマスターしようとする者まで幅広い層に利用できる。
次に、本発明の実施をするための最良の形態を、英→和(例えば英単語の意味)の学習を例に添付図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る文字入力判定装置を搭載した携帯電話10の正面概要図、図2は、入力部20のうちのメイン入力部20Aの詳細図、図3は、文字入力判定装置のシステム構成のブロック図である。図1ないし図3に示すように、携帯電話10は、入力部20、判定部30、記憶部40、出力部50、中央処理部(CPU)60で構成されており、出力部50には表示画面510やスピーカー520、入力部20にはマイク240も含まれる。
スピーカー520及びマイク240は、通常の通話に使用されるほか、スピーカー520は学習者の選択によってローマ字入力されたローマ字を音声によって出力する。出力部50は、入力部20より入力されたローマ字を表示するとともに、所定の表示方法によって対話形式の学習に不可欠な問題の出題内容や解答が視覚的に、かつ学習者にパズルまたはクイズを解くステージを与えるように工夫されて表示する。
入力部20は、一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーからなるメイン入力部20Aと、位置の移動指定を行うカーソルキー220や、入力モードの変更、機能の選択、かな文字変換等の機能を有するキーから構成されている。
次に、図2に示すようにこれらの入力部20のキーのうち、メイン入力部20Aの一つの数字キーに対するアルファベット文字またはかな文字は、以下のように、所定の数字キーに所定の複数のアルファベット文字または所定の複数のかな文字が対応して割当てられており、数字キーの表面に表示されている。
すなわち、201の数字キー1にはあ行のかな文字が、202の数字キー2にはABCの3文字又はか行のかな文字が、203の数字キー3にはDEFの3文字又はさ行のかな文字が、204の数字キー4にはGHIの3文字又はた行のかな文字が、205の数字キー5にはJKLの3文字又はな行のかな文字が、206の数字キー6にはMNOの3文字又はは行のかな文字が、207の数字キー7にはPQRSの4文字又はま行のかな文字が、208の数字キー8にはTUVの3文字又はや行のかな文字が、209の数字キー9にはWXYZの4文字又はら行のかな文字、および210の数字キー0には「わんを」または「わんをヲ」のかな文字がそれぞれ割当てられ、順序もこれに従う。また、これ以外の入力部20のキーについては、カーソルキー220のほか入力モードの変更、機能の選択、かな文字変換等の機能を絵や記号によって表示されている。
このように201〜210の数字キー1〜9、0に対し割当てられたアルファベット26文字のローマ文字及びかな文字の配列は、現在市場に流通する携帯電話10のダイヤルキーにおける配列と同一である。したがって、携帯電話10を利用している者であれば、何ら抵抗もなく本発明に係る文字入力判定装置の入力操作ができるようになっている。
図3に示すように、文字入力判定装置のシステム構成のブロック図において、判定部30は、入力部20からローマ字又はかな文字入力を行った日本語入力と出題された所定語句(ここでは英単語)との一致の有無を判定する。記憶部40は、中央処理部60を介して入力部20からローマ字又はかな文字入力された日本語入力や所定語句(英単語)を記憶する。また、文字入力判定装置を実行するためのソフトも格納する。出力部50は、ローマ字入力に係る日本語及び/または前記所定語句を所定の表示方法によってディスプレィに表示する。また、中央処理部60は、記憶部40、入力部20、判定部30等の間にデータに対する高速演算処理や命令によるデータの取り出し、実行の制御等を行う。
図4は、記憶部40に格納される所定語句である学習用管理テーブルの例図であって、(A)は、英→和の単語学習用管理テーブル、(B)は、日本歴史用管理テーブルである。図4(A)に示すように、英単語は、20〜30単語を1ブロックとしてテーブル化されており、学習する際にブロック単位でマスターできるように配慮されている。ブロック内の各英単語は、コード番号411によって特定(アドレス化)され、単語欄412には英単語、意味欄413には学習者が解答する英単語の意味、最初のかな文字欄414には最初の日本語かな文字、ローマ字列欄415にはかな文字をローマ字入力する場合のローマ字列、該当数字キー欄416には前記ローマ字列のスペルに各々対応する押下すべき数字キーが記されている。入力されるローマ字列と、予め管理テーブル410に設定されコード番号によって特定される所定語句とが比較され、前記比較結果に基づき両者の一致の有無を判定する。
ここでローマ字列欄415とこれに対応する該当数字キー欄416の関係について現在の一般的な携帯電話10と比較しながら説明する。携帯電話10においてローマ字を数字キーによって入力しようとする場合、携帯電話10におけるダイヤルキーである数字キーとアルファベット26文字のローマ字の割り当て並びにその配列は上記したとおりであるが、表示しようとするローマ字と該当する数字キーの押下回数は表1のとおりである。
例えば、英単語appleの意味(解答)である「りんご」をローマ字変換して入力する場合、「RINGO」の各ローマ字を入力するには、「R」についてはダイヤルキーである数字キー「7」を3回、「I」については数字キー「4」を3回、「N」については数字キー「6」を2回、「G」については数字キー「6」を1回、「O」については数字キー「6」を3回、したがって計12回押下しなければならないことになる。
ところが、英→和の単語学習用管理テーブル410に基づくシステムによれば、数字キー「7」と「4」を各1回押下することにより、英単語appleの意味である「りんご」を学習者が解答したとして正解と判断できるようにシステム化されているのである。
今までの方式で数字キーを「7、4、6、4、6」の順で各1回づつ計5回押下した場合は、「PGMGM」なるローマ字列が表示部に表示されることになる。しかし、本文字入力判定装置では、例えば、次の方法によって「RINGO」とすることができる。すなわち、appleの正解である和訳のかな文字は「りんご」であるが、「りんご」という日本語は、幼年期に自然に憶えることができる単語である。そのような日本語を解答としてもとめる場合、すべてのかな文字に対応するローマ字をさらに数字キーによって特定するのは極めて非効率的である。また、appleを一度「りんご」と記憶すると、すでに観念的に頭に入っている「りんご」と容易に結びつきやすい。
以上のような考えに基づいて、appleの和訳であるかな文字「りんご」の「り」のローマ字「R」、「I」に対応するの数字キー「7」、「4」の入力があれば、その後のローマ字を数字キーで入力するまでもなく、すべてのローマ字変換がされたものとみなして正誤判断させるようにするのである。つまり「R」の該当する数字キーは「7」、「I」の該当する数字キーは「4」であって、この数字キー「7」には「PQRS」の4つのローマ字が割当てられ、「4」には「GHI」の3つのローマ字が割当てられている。そこで「PQRS」、「GHI」を各々1つの集合とした上、各ローマ字をOR回路で構成させることにより、「R」の数字キー「7」の入力および「I」の数字キー「4」の入力があれば、「りんご」の「R」に対しては数字キー「7」で「R」が選択されたものとみなし、「I」に対しては数字キー「4」で「I」が選択されたものとみなし、他のローマ字は正解の数字キーが押下されるものと仮定して判断させるようにするのである。したがって、従来技術のように使用頻度を考慮して数字キーにローマ字群を頻度の高いものから順次配列させ、打鍵キーの数を減らそうという考え方や、まず、最初のキー「7」の押下によって「PQRS」を表示させ、次のキーの押下によって「R」を特定して表示させるという考え方とは根本的に異なるものである。
また、本発明における以上の考えは、簡単な上記例のようなappleと「りんご」の関係にのみ適用されるものではない。図4(B)に示すように、日本歴史用管理テーブル420は、歴史上の人物が誰であるかを解答させる問題に対する解答テーブルである。テーブルの構成は管理テーブル410と同様であって、コード番号421によって解答列が特定(アドレス化)され、人名欄422には正解となる徳川家康、最初のかな文字欄423には「とくがわ」の「と」、ローマ字列欄424にはローマ字入力する場合のスペルのローマ字列「T」、「O」、これに対応する該当数字キー欄425には前記ローマ字列のスペルに対応する押下すべき数字キー「8」、「6」が記される。この場合、たしかに前記appleと「りんご」の関係のように単純ではない。徳川家康という漢字の人名を知らなければそもそも解答が出せないからである。
しかし、歴史を学習する者の多くの知能(知識)レベルは、徳川家康という人名を聞いた覚えがあり、このようなレベルの学習者においては、問題の流れ等から、「と」といえば「とくがわいえやす」と想起しやすい。そこで、上記例(appleと「りんご」)と同様の考え方により、ローマ字列「T」、「O」の数字キー「8」、「6」の入力があれば、その後のローマ字を数字キーで入力するまでもなく、すべてのローマ字変換されたものとみなして正誤判断させるようにするのである。つまり、簡単に常用語として日常生活でよく使う日本語のみならずある程度語句としてはレベルの高いものにおいても適用することが可能である。
なお、例えば、入力されるかな文字が、あ行あるいは「ん」の場合はローマ字列は一文字であり、例えば、入力されるかな文字が、「きゃ」等の場合はローマ字列は「KYA」等となって三文字となる。ここで、上記のように、解答すべきローマ字列に該当する数字キーを入力した後に、上記のようにすべてのローマ字が入力されたものとみなされるように、所定の数字キーを入力した後にエンターキーまたは選択あるいは決定機能を有するみなしキーによりローマ字入力の区切りを所定のキー操作で行い、ローマ字列に該当する数字キーが入力されたものとすることができる。
しかし、ローマ字入力する場合にこのような最初のかな文字に対応するローマ字列を入力するまでもなく、さらに入力を簡略化することもできる。図5は、記憶部40に格納される所定語句である学習用管理テーブルの例図であって、(A)は、英→和の単語学習用管理テーブル、(B)は、日本歴史用管理テーブルである。
図5(A)に示すように、英単語は、20〜30単語を1ブロックとしてテーブル化されており、学習する際にブロック単位でマスターできるように配慮されている。ブロック内の各英単語は、コード番号431によって特定(アドレス化)され、単語欄432には英単語、意味欄433には学習者が解答する英単語の意味、ローマ字欄434には前記意味を変換したローマ字のスペル、先頭のローマ字欄435には変換したローマ字のスペルの最初のローマ字、これに対応する該当数字キー欄436には前記先頭のローマ字のスペルに対応する押下すべき数字キーが記されている。入力されるローマ字と、予め管理テーブル430に設定されコード番号によって特定される所定語句とが比較され、前記比較結果に基づき両者の一致の有無を判定する。
本実施例の場合、appleの和訳であるかな文字「りんご」の「り」の先頭のローマ字「R」の数字キー「7」の入力があれば、その後のローマ字を数字キーで入力するまでもなく、すべてのローマ字変換がされたものとみなして正誤判断させるようにするのである。つまり「R」の該当する数字キーは「7」であって、この数字キー「7」には「PQRS」の4つのローマ字が割当てられている。そこで「PQRS」を1つの集合とした上、各ローマ字をOR回路で構成させることにより、「R」の数字キー「7」の入力があれば、「りんご」の「R」に対しては数字キー「7」の「R」が選択されたものとみなし、他のローマ字は正解の数字キーが押下されるものと仮定して判断させるようにするのである。したがって、従来技術のように使用頻度を考慮して数字キーにローマ字群を頻度の高いものから順次配列させ、打鍵キーの数を減らそうという考え方や、まず、最初のキー「7」の押下によって「PQRS」を表示させ、次のキーの押下によって「R」を特定して表示させるという考え方とは根本的に異なるものである。
また、本発明における以上の考えは、簡単な上記例のようなappleと「りんご」の関係にのみ適用されるものではない。図5(B)に示すように、日本歴史用管理テーブル440は、歴史上の人物が誰であるかを解答させる問題に対する解答テーブルである。テーブルの構成は管理テーブル430と同様であって、コード番号441によって解答列が特定(アドレス化)され、人名欄442には正解となる徳川家康、最初のかな文字欄443には「とくがわ」の「と」、先頭のローマ字欄444には変換したローマ字のスペルの最初のローマ字「T」、これに対応する該当数字キー欄445には前記先頭のローマ字のスペルに対応する押下すべき数字キー8が記される。この場合、たしかに前記appleと「りんご」の関係のように単純ではない。徳川家康という漢字の人名を知らなければそもそも解答が出せないからである。
しかし、歴史を学習する者の多くの知能(知識)レベルは、徳川家康という人名を聞いた覚えがあり、このようなレベルの学習者においては、問題の流れ等から、「と」といえば「とくがわいえやす」と想起しやすい。そこで、上記例(appleと「りんご」)と同様の考え方により、先頭のローマ字「T」の数字キー「8」入力があれば、その後のローマ字を数字キーで入力するまでもなく、すべてのローマ字変換されたものとみなして正誤判断させるようにするのである。つまり、簡単に常用語として日常生活でよく使う日本語のみならずある程度語句としてはレベルの高いものにおいても適用することが可能である。
ところで、このような先頭のローマ字のスペルに対応する該当数字キーを押下することのみによって、正解の語句と比較判断させることに学習者が不安を懐くような場合も有り得る。学習内容によっては、もう少し押下数を増やすことによって、解答に確信が持てるようにしたい場合等があるからである。そこで、押下数を増やした判定方法として、解答となる日本語のローマ字入力された日本語の最初の日本語の一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行う判定方法もある。この判定方法を使用すれば、学習者が、暗記した一字一句が正解と一致するかどうかを確認する場合に役立つ。特に、和→英の場合に効果的である。
図6は、このような英→和の単語学習用管理テーブル450の例図である。単語学習用管理テーブル450は、ブロック内の各英単語が、コード番号451によって特定(アドレス化)され、単語欄452には英単語、意味欄453には学習者が解答する英単語の意味、ローマ字欄454には前記意味を変換したローマ字のスペル、これに対応する該当数字キー欄455には前記ローマ字のスペルに対応する押下すべき数字キーの配列が記されている。この方法によって数字キーをそれぞれ1回づつ押下し、配列が7、4、6、4、6となれば正解とするものである。また、「最初の日本語の一文字」が前記したような日本史の問題に対し、解答「徳川家康」について、最初の「TOKU」に該当する8、6、5、8を解答することによって正解とするものであってもよい。場合によっては、解答「徳川家康」について、そのイニシャル「IT」の各該当キーの入力によって判定しても良い。もとよりこの場合には、解答管理テーブルにそれが正解である旨のプログラムが設定されているものとする。したがって、本判定方法によれば、上記の例のように全てのスペルのみならず、氏または名(歴史問題)のように種々レベルの解答に対応させることができる。
上記の説明では、ローマ字入力またはローマ字変換の配列に対応させてその実施の形態について説明したが、本発明は、和文(日本語かな文字)で入力する場合にも、同様の考え方により適用できる。
例えば、徳川家康と日本語のかな入力モードで入力する場合、図2に示されたメイン入力部の配列によれば、数字キー「4」を5回押下するところが本発明では、数字キー「4」を1回押下すれば徳川家康の「と」が入力されたと判断し、対応する管理テーブルとの比較から正解とすることができる。また、先頭の一文字の判定だけではなく、二文字以上で判定したり、略称や通称等で入力した場合でも、対応する管理テーブルとの比較から正解とすることもできる。
図7は、表示画面510のディスプレィに表示される学習の種別を選択するためのメニューが列記されている学習選択画面510Aである。学習者は、まずこの学習選択画面510Aから学習しようとする対象を選択しなければならない。所定の機能キーを押下し、いずれかのメニューの頭の□にカーソルキー220を移動させてシフトさせることにより、選択された出題画面がディスプレィに表示されるようになっている。
図8は、表示画面510のディスプレィに表示される出題画面510Bの例示である。出題画面510Bは、学習欄511、問題欄513、解答欄514、正解欄516、解
説欄517、注欄518、クラス欄512及び数字キー押下数欄515からなる。学習欄511は、どのような種類(英単語、英熟語、漢字、人名等)の学習を行うかの種別した表題が自動的に表示される欄である。クラス欄512は、どのような管理テーブルを使用して解答するのか、いずれかの解答方法を選択するものである。例えば、管理テーブル410を使用する場合は数字キー「1」、管理テーブル430を使用する場合は数字キー「2」を押下して入力する。問題欄513には、最初の問題である英単語(apple)が自動的に表示される。解答欄514は、学習者が出題された問題の意味を入力する欄である。
正解欄516は、解答が不正解の場合に自動的に正解の意味が日本語で表示される欄である。正解の意味は、1つの場合もあるが、いろいろな意味を有する英単語の場合には通常2以上表示される。解答が正解の場合には、解答欄514の左の□内に所定の正解マークが表示されるようになっている。解答欄514の右側には数字キー押下数が問題欄513の英単語の表示と同時に表示される。学習者に押下すべき数字キーの回数を教えることによって無駄な押下をさせないように注意を喚起させるためである。この数字キー押下数の表示は和→英の学習の場合に特に有効である。単語のスペル数を予め予告するヒントの役割を果たすからである。解説欄517には、英単語(apple)を用いた短文例(An apple is in the cage.)における使用例や問題が英語の動詞の場合に、その名詞、形容詞等が表示される。注欄518は、次に説明する例のように、判定が不正解であった場合に学習者がこれを正解に覆したいような場合の処理等、特別な場合に使用される。
ところで、このような入力方法では、出題した単語に対して解答欄に設定されている意味とが一致しない場合がある。つまり、学習者が辞書や教科書等の書物で覚えた場合、正解欄に示された意味のどれにも該当せず、不正解の判定がなされる恐れがある。このような状況は、授業における教師等の人による判定はファジーであるために融通がきき、正解とみなされる機会が多い。そこでこのような状況を作り出すために、本発明では、学習者が、この程度なら正解にしてもよいのでは、と考えるとき、判定結果を否定し、所定の操作を行うことによって逆の判定結果を下せるようにしてある。
例えば、英単語「green」を「みどり」ではなく、「しろうと(素人)」とか「しょがくしゃ(初学者)」と解答した場合、正解欄516には使用頻度の少ない「しろうと(素人)」等の意味の表示がなく「みどり」のみが表示されていたとする。 しかし、学習者は、たまたま英会話で「I am green in english conversation.」の用法を知っており「しろうと(素人)」と解答したような場合である。この場合、正解欄516の頭の□内をクリックする。すると注欄518に「正解を変更しますか」のメッセージが表示され。学習者が再度正解欄516の頭の□内をクリックすると、解答欄514の左の□内に所定の正解マークが表示される。これによって学習者は、単に正解欄516の表示に拘束されず自由度の与えられた語学学習を行うことができる。
さて、以上のように構成される本発明について、学習処理を例にその詳細を図9〜10のフローチャートを参照して説明する。図9は、学習処理の基本フローチャートである。まず、所定のキーを押下して所定の学習選択画面510Aをディスプレィに表示させ(ステップ600)、学習しようとするメニューにカーソルキー220を移動させてクリックする(ステップ601)。クリックされないとクリック命令を繰り返し、クリックすると選択した出題画面510Bがディスプレィに表示される(ステップ602)。
クラス欄512の空白の書き込みに所定の数字キーが入力されたか否かを判断する(ステップ603)。入力がないと判断を繰り返し、入力があると問題欄513に学習するブロックの最初の問題が表示される(ステップ604)。同時に数字キー押下数欄515の右側に入力すべき数字キーの押下数が表示される(ステップ605)。
解答欄514に解答が入力されたか否かを判断する(ステップ606)。入力されなかった場合には所定時間経過したかが判断され(ステップ613)、経過した場合には不正解とみなされた判定がされる(ステップ614)。そしてステップ611と進む。一方所定時間内に入力があると入力された解答と正解とが比較される(ステップ607)。
解答が正解であると判定された場合(ステップ608)は、解答欄514の先頭の□内に正解である旨の所定の記号が表示される(ステップ609)。
次に学習を継続するか否かが判断される(ステップ611)。継続しない場合には終了時の状態を記憶し(ステップ612)、終了する。継続するとの入力があった場合は、問題欄513に次の英単語が表示され、ステップ604に戻る。
一方、解答が不正解と判断された場合には、正解欄516に正解が表示され(ステップ615)、あわせて解説欄517に使用例等が表示される(ステップ616)。不正解の判断に解答は正解である旨の異議を主張する場合には正解欄516の頭の□内をクリックする(ステップ617)ことによって、正解とみなされる。一方、異議がない場合には、この不正解の問題を反復学習するか否かが判断される(ステップ611)。
反復学習する旨の入力があったときは、解答欄の不正解の解答がリセットされ(ステップ619)、再びステップ606に戻る。
この基本フローチャートは、英→和や漢字の読み方等解答が日本語となる場合にはそのまま適用されるが、和→英、特に英単語のようにスペリングを数回反復暗記を行うことによって正確に記憶をしたい場合がある。そこでこのような場合、「習熟度判断」というステップを図9の基本フローチャートに組み入れることが適切である。
図10は、基本フローチャートに習熟度判断ステップを組み入れた箇所を中心として基本フローチャートの一部を表示した部分フローチャートである。
この部分フローチャートにおいて、正解に達した問題が所定回数連続して正解したものであるか否かの習熟度(例えば3回連続してスペルが正解であった場合には、習熟したとするように、あらかじめ設定されたしきい値による。)が判断される(ステップ610)。習熟度に達したと判定されたときは、正解に達した問題はそのブロックから除くようにフラグが付される(ステップ620)。そしてステップ604に戻る。一方、まだしきい値に達していないと判定されたときは、学習を継続するか否かが判断される(ステップ611)。継続をする場合は、ステップ606に戻る。一方継続しない場合には、ステップ612に進む。このようなステップを踏むことによって、学習者は同一問題を反復学習することができ、正確な語句の暗記を行うことができる。
なお、この部分フローチャートのステップを経由するか否かの判断は、ステップ601で選択した学習種別の決定と同時に決定されるようになっている。
以上本発明は、主として携帯電話をそのまま利用して学習者が語学等の対話形式で効率的に学習できるよう、単位時間内における正誤判定量を多くすることができる文字入力判定装置及びプログラム並びにその装置またはプログラムを搭載した携帯電話を提供せんとするものである。
上記の実施例は、携帯電話に本文字入力判定装置を搭載することを想定して説明したものであるが、これに限定されるものではなく、もとよりパソコンあるいはPDA等の携帯情報機器にソフトをインストールして学習するようにしてもよい。また、携帯電話自体で上記の処理を行うのではなく、携帯電話から外部サーバにアクセスしてサーバに本発明の処理を行わせて、サーバで処理された結果を携帯電話が利用するようにしてもよい。
図11は、携帯電話からインターネットを介して、サービス提供者の運用する外部サーバ71にアクセスして本発明の処理を行わせる場合の概略図である。外部サーバ71は、携帯電話11からインターネット70を介して処理命令を受け、図示しない中央処理部(CPU)、判定部、記憶部等の処理装置を有するが、この処理装置は外部サーバ71の内部に有しても外部に有していてもかまわない。この外部サーバ71は、判定プログラムデータベース72、学習者データベース73、問題データベース74、管理テーブルデータベース75等に有線または無線でアクセス可能になっている。
判定プログラムデータベース72は、本発明に係る所定の問題に対して正解かどうかの判定を実行するプログラムを格納するデータベースであって、上記説明した種々の判定方法を記述した各々のプログラムあるいはそれらを統合して一つにまとめたプログラムが格納されている。
学習者データベース73は、学習者の特定およびその学習レベル等の学習者情報を格納するデータベースであって、学習者の特定のためにサービス提供者が付与した学習者IDが格納され、また、学習レベルの判断のためにその学習者が既に実施した学習問題の正誤に基づいて判断された学習レベルが学習種別ごとに格納され、この学習レベルは学習者が学習しその正誤に基づいて学習レベルが判断されるごとに更新される。
問題データベース74は、英単語、英熟語、漢字または人名等の学習種別ごとの問題を格納するデータベースである。この問題データベース74に格納されている学習種別ごとの各問題は、あらかじめ設定された学習レベル毎に分割されており、学習者の学習レベルに応じて学習することができるようになっている。これは、学習者が短い時間で効率よく、かつ、飽きずに学習することができるようにするためである。管理テーブルデータベース75は、図4〜6に示したような学習種別ごと、判定する文字種類(かな文字、アルファベット等)ごと、または判定する文字数ごとに作成された管理テーブルを格納するデータベースである。
ここで、問題に対する学習者の解答が携帯電話11からインターネット70を介して外部サーバ71へ送信されると、外部サーバ71は、判定プログラムデータベース72から記憶部へ本発明に係る判定プログラムを読込み、あるいは既に保存されている本発明に係る判定プログラムを起動すると共に、管理テーブルデータベース75へアクセスして問題に対する学習者の解答が正しいかを中央処理部(CPU)の判定部で判定する。この結果は、外部サーバ71からインターネット70を介して学習者の携帯電話11へ送信される。
なお、携帯電話11からインターネット70を介して外部サーバ71へアクセスし、判定プログラムデータベース72から再びインターネット70を介して本発明に係るプログラムを当該携帯電話11に保存し、このプログラムに基づいて本発明を実施することもできる。さらに、本発明に係るプログラムは当該携帯電話11に保存された本発明に係るプログラムを使用して判定処理を行うが、問題に対する解答を管理する管理テーブルは、携帯電話11からインターネット70を介して外部サーバ71へアクセスし、管理テーブルデータベース75を参照することもできる。この場合、更新された最新の管理テーブルデータベース75に基づいて判定を行うことができる。
図12は、本発明を適用する学習サービスシステムの一例についてのフローチャートである。本発明を適用した学習サービスシステムを利用して学習する場合の例を説明する。学習を開始する学習者は、まず、情報機器により学習サービス提供者の運用する外部サーバ71へ通信ネットワークを介してアクセスし接続する。以下において、代表的な例として、情報機器を携帯電話10とし、外部サーバ71への通信ネットワークを介してのアクセス手段をインターネット70として説明する。
学習者は、携帯電話10を使用してインターネット70を介して学習サービス提供者の運用する外部サーバ71へアクセスする(ステップ800)。外部サーバ71へアクセスすると、学習者を特定し学習サービスの提供が可能か否かの判断をする学習者ID判定を行う。(ステップ801)。外部サーバ71は、学習者データベース73に格納し登録されている学習者IDを参照し、外部サーバ71へアクセスしてきた学習者の適格を判断する。ここで、学習者IDによる適格判断は、学習者が携帯電話10を使用して入力した学習者ID番号によってもよいが、学習者が使用する携帯電話10の番号等により学習者データベース73に格納されたデータの基に自動的に外部サーバ71側で認証するようにしてもよい。
適格判断により、学習可能となった場合は、学習種別を選択するためのメニューが携帯電話10に表示され、学習者は、希望の学習種別を選択する(ステップ802)。外部サーバ71は学習者データベース73を参照して選択された学習種別の学習レベルを判断し(ステップ803)、これに基づいて問題データベース74から所定の学習問題を学習者の携帯電話10へ送信する(ステップ804)。学習者は、判定プログラムデータベース72からダウンロードした本発明に係る判定プログラムあるいは外部サーバ71側にある本発明に係る判定プログラムにより、前記学習レベルに応じた学習問題を学習する(ステップ805)。
解答の正誤判断は、管理テーブルデータベース75からダウンロードしたこの学習問題に対応した管理テーブルに基づいて行われるが、インターネット70を介して外部サーバ71側にある管理テーブルを参照して行うこともできる(ステップ806)。解答の正誤判断により判断された学習レベルは学習者データベース73に格納され学習者データとして蓄積される。上記の学習レベルの判断は、配信された学習問題が終了した時に行われるが、問題の途中に判断してもよい。学習者の便宜を図り、より短い時間で学習効率を上げるためである。以上のフローにより、選択した学習種別の学習レベルに応じた学習が終了する。
以上の説明において、本文字入力判定装置およびプログラムまたはそれらを搭載した携帯電話並びに学習サービスシステムの利用分野は学習のみに限定されるものではなく、要はキーボードを有する装置であれば組み込みが可能であって、文字入力の省力化を図ることができる。そしてこのような本発明には、従来技術では奏し得ない以下に列挙するような作用効果を有する。すなわち、
(1)入力は極めて少ないキーの押下回数で済むこと。本発明の最大の特色であるこの機能の発揮によって、入力操作時間が極めて短縮化され、直ちに解答の正誤判定がなされるため、学習機能として使用する場合には、学習者にとって単位時間内に最大限の学習成果をあげることができる。
(2)現在の携帯電話に本文字入力判定装置を容易に搭載させることができること。これによって携帯電話の機能、用途が飛躍的に拡大し得る。
(3)入力の要となるキーのローマ字配列が携帯電話のダイヤルキーにおけるローマ字変換の配列に対応させたこと。したがって、携帯電話の操作ができる者であれば、何ら違和感を懐くこともなく直ちに本発明に係る学習機能を利用することができる。
(4)不正解と判定された解答であっても、学習者が自ら正解として正解に変更することができる自由があること。したがって、カード式や電子辞書等による学習とは異なり、あたかも教師と直接マンツーマンで学習できる雰囲気を学習者に与えることができる。
(5)メールの送受信の簡素化にもつながる可能性が大きいこと。携帯電話のデファクトスタンダードとして、本発明に係るソフトや装置が標準搭載されるようになると、キー操作が極端に簡略化し得ることになる。
(6)パソコン等の携帯電話以外の情報関連機器への利用や応用が広がること。情報産業のみならず教育産業等広範な産業分野に利用されることが期待される。
本発明に係る文字入力判定装置を搭載した携帯電話の正面概要図。 メイン入力部の数字キーとローマ字の割当て及び配列の関係を示す図。 本発明に係る文字入力判定装置のシステムのブロック図。 学習用管理テーブルの例図であって、(A)は、英→和の単語学習用管理テーブル。(B)は、日本歴史用管理テーブル。 他の実施例の学習用管理テーブルの例図であって、(A)は、英→和の単語学習用管理テーブル。(B)は、日本史用管理テーブル。 他の実施例の英→和の単語学習用管理テーブルの例図。 学習選択画面の例図。 出題画面の例図。 学習処理のフローチャート。 図9のフローチャートに習熟度判断ステップを組み入れた部分フローチャート。 携帯電話からインターネットを介して、サービス提供者の運用する外部サーバ71にアクセスして本発明の処理を行わせる場合の概略図。 本発明を適用する学習サービスシステムの一例についてのフローチャート。
符号の説明

10 携帯電話
20 入力部
20A メイン入力部
201〜210 数字キー(ダイヤルキー)
30 判定部

40 記憶部
410、430、450 英→和の単語学習用管理テーブル
420、440 日本歴史用管理テーブル
50 出力部
510 表示画面
510A 学習選択画面
510B 出題画面
60 中央処理部(CPU)
70 インターネット
71 外部サーバ
72 判定プログラムデータベース
73 学習者データベース
74 問題データベース
75 管理テーブルデータベース

Claims (21)

  1. 一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部と、前記入力部からローマ字入力される日本語を予め設定された所定語句と比較して両者の一致の有無を判定する判定部と、前記判定部の判定結果を出力する出力部を具備し、前記判定は、前記日本語のローマ字入力される最初の日本語のかな一文字に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うことを特徴とする文字入力判定装置。
  2. 前記判定は、前記日本語のローマ字入力される先頭のローマ字に該当する前記数字キーの1回の押下に基づいて行うことを特徴とする請求項1記載の文字入力判定装置。
  3. 前記判定は、前記日本語の最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うことを特徴とする請求項1記載の文字入力判定装置。
  4. 一つの数字キーに複数のかな文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部と、前記入力部からかな文字入力される日本語を予め設定された所定語句と比較して両者の一致の有無を判定する判定部と、前記判定部の判定結果を出力する出力部を具備し、前記判定は、前記日本語のかな文字入力される最初のかな一文字に該当する前記数字キーの1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うことを特徴とする文字入力判定装置。
  5. 前記判定は、前記日本語のかな文字入力される最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のかな文字に該当する前記数字キーの各1回の押下に基づいて前記所定語句と比較して行うことを特徴とする請求項4記載の文字入力判定装置。
  6. 前記所定語句は、日本語又は英語等の外国語の語句であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の文字入力判定装置。
  7. 前記所定語句は、文章内の一部を埋める空白部分の語句であることを特徴とする請求項6記載の文字入力判定装置。
  8. 前記数字キーと割当てられた前記複数のアルファベット文字が、次の関係にあることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の文字入力判定装置。
    数字キー2:ABC
    数字キー3:DEF
    数字キー4:GHI
    数字キー5:JKL
    数字キー6:MNO
    数字キー7:PQRS
    数字キー8:TUV
    数字キー9:WXYZ
  9. 前記数字キーと割当てられた前記複数のかな文字が、次の関係にあることを特徴とする請求項4または5に記載の文字入力判定装置。
    数字キー1:あ行のかな文字
    数字キー2:か行のかな文字
    数字キー3:さ行のかな文字
    数字キー4:た行のかな文字
    数字キー5:な行のかな文字
    数字キー6:は行のかな文字
    数字キー7:ま行のかな文字
    数字キー8:や行のかな文字
    数字キー9:ら行のかな文字
    数字キー0:わんを
  10. 請求項1ないし9のいずれかに記載の文字入力判定装置を搭載することを特徴とする携帯電話。
  11. 前記出力部は、前記所定語句を音声によって出力する音声合成機能を具備したことを特徴とする請求項10記載の携帯電話。
  12. 前記出力部は、前記音声を電話の着信音に連動して停止させる音声自動停止機能を具備したことを特徴とする請求項11記載の携帯電話。
  13. 前記出力部は、前記所定語句を含む所定の表示を所定時間表示した後その表示を消去することを特徴とする請求項10記載の携帯電話。
  14. 一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、ローマ字入力される最初の日本語のかな一文字に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下により入力される数字またはローマ字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップと、を携帯電話に実行させるためのプログラム。
  15. 一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語のローマ字入力される先頭のローマ字に該当する前記数字キーの1回の押下により入力される数字またはローマ字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップと、を携帯電話に実行させるためのプログラム。
  16. 一つの数字キーに複数のアルファベット文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語の最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のローマ字に該当する前記数字キーの各1回の押下により入力される数字またはローマ字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップと、を携帯電話に実行させるためのプログラム。
  17. 一つの数字キーに複数のかな文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語のかな文字入力された最初のかな一文字に該当する前記数字キーの1回の押下により入力される数字またはかな文字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップと、を携帯電話に実行させるためのプログラム。
  18. 一つの数字キーに複数のかな文字が割当てられた複数の数字キーを含む入力部により入力され、日本語のかな文字入力された最初のかな一文字又は前記一文字を含む連続する二文字以上に係る複数のかな文字に該当する前記数字キーの各1回の押下により入力される数字またはかな文字と、予め管理テーブルに設定されコード番号によって特定される所定語句とを比較するステップと、前記ステップの比較結果に基づき両者の一致の有無を判定するステップと、前記判定するステップの判定結果を出力するステップと、を携帯電話に実行させるためのプログラム。
  19. 前記比較するステップまたは一致の有無を判定するステップは、携帯電話から外部サーバにアクセスして外部サーバに行わせるステップであることを特徴とする請求項14ないし18のいずれかに記載のプログラム。
  20. 学習者の携帯電話等の情報機器と学習サービス提供者の運用する外部サーバとを通信ネットワークを介して接続し提供される学習サービスシステムであって、
    前記学習者を特定し学習サービスの提供が可能か否かを前記外部サーバで判断する判断手段と、前記特定された学習者の学習レベルをデータベースにより判断する学習レベル判断手段と、前期学習レベルに応じた所定の学習問題を前記外部サーバから前記通信ネットワークを介して前記学習者の前記情報機器へ提供する提供手段とを有することを特徴とする学習サービスシステム。
  21. 前記判定は、前記入力部からローマ字または日本語かな文字が入力された後に、みなしキーが入力されることにより開始されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の文字入力判定装置。

























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JP2009015130A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Highware Co Ltd ディクテーションサーバ、及びディクテーション端末
JP2010231100A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Reshipuro:Kk 英文学習装置、英文学習プログラム、英文テキストデータ、外国語文学習装置等、記録媒体、およびサーバ装置
JP2013077075A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Furyu Kk 画像表示システム、学習システム、画像表示方法、および制御プログラム

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