JP2006139077A - 定着装置の温度制御方法 - Google Patents

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健二 野澤
Minoru Kiyono
稔 清野
Kazuo Suno
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Abstract

【課題】
用紙に過大な熱量を与えずに、安定した用紙搬送を実現し、且つ定着不良の障害を防止する。
【解決手段】
内部に加熱用のヒーターを有する加熱ローラと、前記加熱ローラと所定の圧力で接している加圧ローラと、前記加熱ローラ表面の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱ローラ表面の温度を制御する温度制御手段と、を有し、前記加熱ローラと前記加圧ローラの間を狭圧搬送されて未定着画像を転写材に定着する定着装置において、前記加熱用のヒーター給電開始時の前記加熱ローラ表面の検知温度が、所定の温度以下の場合には規定温度に到達後にその温度を保持しつつ前記加熱ローラと前記加圧ローラが一定時間圧接回転した後、印刷待機状態にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子写真装置の未定着画像を加熱定着する定着装置の温度制御方法に関するものである。
定着装置の概略構成を図2に示す。図2に示すように電子写真印刷装置の定着装置は、用紙上のトナー像を加熱するための加熱ローラ1と加熱ローラ1と常時圧接しており用紙上のトナー像を加圧し用紙を搬送するための加圧ローラ3、加熱ローラ1を駆動するためのモーター4、加熱ローラ1に熱を与えるためのヒーター2、加熱ローラ1の表面温度を検知するためのサーミスタ5、ヒーターの点灯、消灯、モーター4の回転・停止を制御するためのマイコン6、マイコン6の指示によりヒーター2に給電する電源7により構成されている。
次に定着装置の制御方法について説明する。図3は従来の加熱ローラ表面温度と、加圧ローラ内部温度、温度制御、モーター駆動制御のタイムチャートを示したものである。図3に示す加熱ローラ1の表面温度の縦軸は、サーミスタ5の出力電圧をマイコン6により温度換算したものである。横軸は経過時間を示す。ヒーター2は、図3のタイムチャートに示すヒーターON信号が“1”のとき点灯し、“0”のとき消灯する。
電源7を投入すると、加熱ローラ1の表面温度が規定温度になるまでの間、マイコン6はサーミスタ5の出力電圧を読み込み、電源7へヒーターON信号を出力することにより、ヒーター2に給電する。加熱ローラ1の表面温度が印刷可能な規定温度に達すると、電子写真方式印刷装置は印刷待機状態となる。印刷待機中及び印刷実行中は、加熱ローラ1の表面温度が規定温度より低くなった場合は、ヒーター2を点灯し、加熱ローラ1の表面温度が規定温度より高くなった場合はヒーター2を消灯する。加熱ローラ1と加圧ローラ3は常時圧接しており、印刷待機中はT時間停止、T時間回転を繰り返す。上位装置から印刷起動信号が送られてくると、モーター4により加熱ローラ1と加圧ローラ3が回転を始める。
また、印刷開始時の加熱ローラ温度制御においては、加熱ローラの表面温度を一定期間上昇させることで、用紙に過大な熱量を与えずに用紙を搬送するため、安定した用紙走行で、定着不良の障害を防ぐことが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−307969号公報(第4頁、図1)
しかしながら、加熱ローラ表面の温度が印刷可能な規定温度に到達すれば、加熱ローラに圧接している加圧ローラの表面温度に依存せずに印刷待機状態に移行するが、印刷待機状態への移行直後に連続印刷を行うと、加圧ローラは蓄熱されていないため表面温度のアンダーシュートが大きくなり用紙に加えられるべき熱が加圧ローラに奪われ、定着特性が悪化するという問題が発生した。
上記問題は、加熱ローラの規定温度を上昇させることにより解決が可能であるが、加熱ローラの表面温度を上昇させた場合、用紙に過大な熱を与えるため、用紙が収縮して用紙しわが発生したり、用紙の変形によりジャム等の障害を発生してしまうという課題があった。
本発明は、内部に加熱用のヒーターを有する加熱ローラと、前記加熱ローラと所定の圧力で接している加圧ローラと、前記加熱ローラ表面の温度を検知する温度検知手段と、前記加熱ローラ表面の温度を制御する温度制御手段と、を有し、前記加熱ローラと前記加圧ローラの間を狭圧搬送されて未定着画像を転写材に定着する定着装置において、前記加熱用のヒーター給電開始時の前記加熱ローラ表面の検知温度が、所定の温度以下の場合には規定温度に到達後にその温度を保持しつつ前記加熱ローラと前記加圧ローラが一定時間圧接回転した後、印刷待機状態となることを特徴とする。
本発明によれば、用紙に過大な熱量を与えずに、安定した用紙搬送を実現でき、且つ定着不良の障害を防止することができる。
ヒーター給電開始時の加熱ローラ表面温度が低い場合は、加熱ローラの表面温度を保ちつつ加熱ローラと加圧ローラを一定時間圧接回転させることにより、低温状態から立ち上げた場合の連続印刷においても安定した定着特性を実現した。
本発明に基づく定着装置の制御方法の実施例について、以下図面を用いて説明する。図1は本発明における加熱ローラ表面温度と、加圧ローラ内部温度、温度制御、モーター駆動制御のタイムチャートを示したものである。
図1に示す加熱ローラ1の表面温度の縦軸は、サーミスタ5の出力電圧をマイコン6により温度換算したものである。横軸は経過時間を示す。ヒーター2は、図1のタイムチャートに示すヒーターON信号が“1”のとき点灯し、“0”のとき消灯する。
電源を投入しヒーター2へ給電開始後、従来技術と同様に加熱ローラ1表面の温度が規定温度Aに達するようにヒーター2が点灯する。ヒーター2へ給電開始時の加熱ローラ1の表面温度がB以上の場合には、従来と同様に規定温度Aに達した後、加熱ローラ1表面の温度が規定温度Aを保つように点灯、消灯を繰り返し、加熱ローラ1と加圧ローラ3はT時間停止、T時間回転を繰り返す。ヒーター2へ給電開始時の加熱ローラ1の表面温度がB未満の場合には、規定温度Aに達した後、T時間規定温度Aを保ちつつ加熱ローラ1と加圧ローラ3はT時間回転した後、T時間停止、T時間回転を繰り返す。本実施例では、Tを85sec、Tを60sec、Tを6secとした。
用紙しわが発生しやすい転写材、及び定着特性が良くないカラートナーを使用する電子写真印刷装置に有効である。
本発明による定着装置の加熱ローラ温度勾配図、加圧ローラ温度勾配図及び制御タイムチャートである。 定着装置の概略構成図である。 従来技術の定着装置の過熱ローラ温度勾配図、加圧ローラ温度勾配図及び制御タイムチャートである。
符号の説明
1は加熱ローラ、2はヒーター、3は加圧ローラ、4はモーター、5はサーミスタ、6はマイコン、7は電源である。

Claims (1)

  1. 内部に加熱用のヒーターを有する加熱ローラと、
    前記加熱ローラと所定の圧力で接している加圧ローラと、
    前記加熱ローラ表面の温度を検知する温度検知手段と、
    前記加熱ローラ表面の温度を制御する温度制御手段と、を有し、前記加熱ローラと前記加圧ローラの間を狭圧搬送されて未定着画像を転写材に定着する定着装置において、
    前記加熱用のヒーター給電開始時の前記加熱ローラ表面の検知温度が、所定の温度以下の場合には規定温度に到達後にその温度を保持しつつ前記加熱ローラと前記加圧ローラが一定時間圧接回転した後、印刷待機状態となることを特徴とする定着装置の温度制御方法。
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