JP2006139005A - 導光装置、照明装置及びプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 光源手段30から出射した照明光を被照明領域に導光する導光装置20であって、第1の入射端面21aと、該第1の入射端面21aよりも面積の大きい第1の出射端面21bと、第1の入射端面21aから入射した照明光を内面で反射させながら第1の出射端面21bまで導く第1の反射面21cとを有する第1の導光ロッド21を備え、第1の出射端面21bの周囲部分のうち少なくとも一部領域には照明光を反射する反射面23が設けられていることを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
上述したLEDは、従来のランプ光源に比べ、遥かに長寿命であり、応答が速く、演色性にも優れていることから利用価値の非常に高い次世代光源として注目されている。昨今は赤色、緑色、青色のみならず白色LEDの高輝度化も目を見張るものがあり、従来の白色照明を置き換えることができるまでに実用化が進んでいる。
本発明の導光装置は、光源手段から出射した照明光を被照明領域に導光する導光装置であって、第1の入射端面と、該第1の入射端面よりも面積の大きい第1の出射端面と、前記第1の入射端面から入射した照明光を内面で反射させながら前記第1の出射端面まで導く第1の反射面とを有する第1の導光ロッドを備え、前記第1の出射端面の周囲部分のうち少なくとも一部領域には前記照明光を反射する反射面が設けられていることを特徴とする。
この発明に係る導光装置においては、第1の出射端面に向かい、反射面で反射した照明光は、再び第1の入射端面に向かうことになる。そして、反射面で反射した照明光のうち一部は、第1の入射端面から透過し、残りの照明光は、第1の入射端面に対して全反射条件を満たすため、再び反射され第1の出射端面側に導かれることになる。したがって、照明光を無駄にする分が少なくなり、照明光の利用効率を向上させることが可能になる。
この発明に係るプロジェクタにおいては、反射面で囲まれた第1の出射端面領域から直接射出する照明光及び高効率反射面により反射し再び第1の出射端面に向かった照明光のどちらも無駄にすることなく、空間変調手段に照明することが可能となる。
本発明に係る導光装置によれば、第1の出射端面の面積を大きくし、さらに、第1の出射端面に反射面を設けることにより、照明光の光線角を所望の角度に抑え、且つ光量損失を極力低く抑えることが可能となる。したがって、この導光装置を備えた照明装置を用いることにより、光線角度が小さく、かつ、照明ムラの少ない照明光を得ることが可能となる。さらには、照明装置の小型化を図ることが可能となる。
また、本発明に係るプロジェクタによれば、上述した明るさ(十分な輝度)及び演色性が優れた高効率な照明光を利用できるので、鮮明な画像を投影することが可能になる。
本実施形態に係るプロジェクタ1は、図1に示すように、入力される画像情報に応じた画像を観察者が観察可能なように投影するものであって、図1に示すように、導光装置20を有する照明装置2と、入力される画像情報に応じて変調されるDMD(Digital Micromirror Device)(空間変調手段)3と、照明装置2から射出された照明光を導いて、DMD3を照明する照明光学手段4と、該照明光学手段4で照明され、DMD3で変調された画像をスクリーン5上に投影する投影レンズ(投影光学手段)6とを備えている。
なお、図3(a)は正面図、図3(b)は(a)のX矢視図、図3(c)は(a)の丸で囲った部分の拡大図である。
また、このテーパーロッド21及び導光ロッド22は、石英ガラス等からなる中密なロッドである。
このグラフより、第1の入射端面21aにおいて、屈折した入射光線の最大角imaxのものは、それよりも小さい角度rで出射可能である。また、入射角iが臨界角i0を超え最大角imax以下(領域B:繰り返し反射により第1の出射端面21bから抜け出る入射光線の角度範囲)の入射光線は、テーパーロッド21の第1の入射端面21aと第1の出射端面21bとを往復し、最終的に第1の出射端面21bから出射可能な光線である。さらに、入射角iが臨界角i0以下(領域A:戻り光が抜け出てしまう入射光線の角度範囲)の入射光線は、上記図3で示した直接第1の出射端面21bから抜けられる光線以外は第1の出射端面21bから出射不可能な光線であり、光損失となる光線である。従って、光線入出射角分布のうち、入射角iが臨界角i0以下に分布する光線群は損出光となる光線を含んでいることになる。
すなわち、テーパーロッド21において、α<θ<βなので、β<ioの条件を満たすとき、最も効果的に入射光線を第1の出射端面21bより射出させることができる。
なお、レンズ部33は半球状に限らず矩形状であっても構わない。この場合、集光素子34の凹部34aの形状を矩形状のレンズ部33と嵌合可能に形成すれば良い。
このTIRプリズム44は、空気層を間に挟んだ2つのプリズムからなり、反射ミラー43で反射された照明光を、全反射により上記DMD3に入射させる機能を有している。
はじめに、β<ioを満たすように、反射面23の形状及び導光テーパーロッド21の媒質を設定する。その後、照明デバイス30を駆動させ、各LED31からプリズム35及び第1,第2のダイクロイックミラー36,37に照明光が射出される。プリズム35及び第1,第2のダイクロイックミラー36,37で反射及び透過した照明光は、第2の入射端面22aより導光ロッド22の内部に入射し、第2の反射面22cで反射を繰り返し第2の出射端面22bに向かう。第2の出射端面22bに向かった照明光は、第1の入射端面21aよりテーパーロッド21の内部に入射し、第1の反射面21cで反射を繰り返し第1の出射端面21bに向かう。
また、導光ロッド22に代えて、図7に示すような、第2の導光ロッド50であっても良い。この第2の導光ロッド50は、第1の入射端面21aに接する第2の出射端面50bと、第2の出射端面50bよりも面積の大きい第2の入射端面50aと、第2の入射端面50aから入射した照明光を内面で反射させながら第2の出射端面50bまで導く第2の反射面50cとを備えている。また、第2の導光ロッド50は、透明体(例えば、石英ガラス)から構成されており、第2の導光ロッド50の屈折率が、テーパーロッド21を構成する透明体の屈折率より小さい媒質からなっている。
さらに、第2の導光ロッド50の第2の入射端面50a側には、照明デバイス30が当接されて、複数個(図示例では、2個)設けられている。これにより、照明デバイス30から照射された照明光を効率良く第1の入射端面21aから入射させることが可能となっている。
さらには、導光パイプが中空であるため、反射面で反射し、第1の入射端面21aに戻る戻り光は、テーパーロッド21の媒質bから空気層に向かうため、第1の入射端面21aに対する全反射条件を満たしやすくすることができる。したがって、第1の入射端面21aにおいて、全反射した照明光は第1の反射面21cで反射を繰り返し、再び第1の出射端面21bに向かうため、無駄にする分が少なくなり、照明光の利用効率を向上させることが可能になる。
なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係るプロジェクタ1と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
本実施形態に係るプロジェクタにおいて、第1実施形態と異なる点は、第2実施形態では、照明装置2に、照明デバイス71から出射した照明光を第1の入射端面に入射させるように配置された導光手段(光源手段)70が設けられている点である。
また、折り曲げプリズム74は、透明体(例えば、石英ガラス)から構成されており、折り曲げプリズム74の屈折率が、テーパーロッド21を構成する透明体の屈折率より小さい媒質からなっている。
まず、回転導光ユニット72を駆動させ、回転軸Dを中心として回転させる。これにより、それぞれの照明デバイス71より照明され逆テーパーロッド73の内周面で反射を繰り返し、回転導光ユニット72に入射した照明光は、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の順に回転導光ユニット72により合成され90°折り曲げられて折り曲げプリズム74の入射端面74aに入射する。そして、折り曲げプリズム74により照明光はさらに90°折り曲げられ、出射端面74bから射出し、テーパーロッド21の第1の入射端面21aから入射する。
2 照明装置
3 DMD(空間変調手段)
6 投影レンズ(投影光学手段)
21 テーパーロッド(第1の導光ロッド)
21a 第1の入射端面(テーパーロッド)
21b 第1の出射端面(テーパーロッド)
21c 第1の反射面(テーパーロッド)
22 導光ロッド(第2の導光ロッド)
23 反射面
30 照明デバイス(光源手段)
50 導光ロッド
50a 第2の入射端面(第2の導光ロッド)
50b 第2の出射端面(第2の導光ロッド)
50c 第2の反射面(第2の導光ロッド)
60 導光パイプ
60a 入射側開口部(導光パイプ)
60b 出射側開口部(導光パイプ)
60c 第3の反射面(導光パイプ)
Claims (7)
- 光源手段から出射した照明光を被照明領域に導光する導光装置であって、
第1の入射端面と、
該第1の入射端面よりも面積の大きい第1の出射端面と、
前記第1の入射端面から入射した照明光を内面で反射させながら前記第1の出射端面まで導く第1の反射面とを有する第1の導光ロッドを備え、
前記第1の出射端面の周囲部分のうち少なくとも一部領域には前記照明光を反射する反射面が設けられていることを特徴とする導光装置。 - 前記反射面で反射した照明光のうち少なくとも一部は、前記第1の入射端面に対する全反射条件を満たすことを特徴とする請求項1に記載の導光装置。
- 前記光源手段と前記第1の入射端面との間に第2の導光ロッドを備え、
該第2の導光ロッドは、
前記第1の入射端面に接する第2の出射端面と、
該第2の出射端面よりも面積の大きい第2の入射端面と、
該第2の入射端面から入射した照明光を内面で反射させながら前記第2の出射端面まで導く第2の反射面とを備え、
前記第1の導光ロッドを構成する透明体の屈折率よりも前記第2の導光ロッドを構成する透明体の屈折率の方が小さいことを特徴とする請求項1に記載の導光装置。 - 前記光源手段と前記第1の入射端面との間に導光パイプを有し、
前記導光パイプは、
前記第1の入射端面に接する出射側開口部と、
該出射側開口部よりも大きな開口部である入射側開口部と、
該入射側開口部から入射した照明光を内面で反射させながら前記出射側開口部まで導く第3の反射面とを備えることを特徴とする請求項1に記載の導光装置。 - 請求項1に記載の導光装置を用いた照明装置であって、
射出したそれぞれの照明光が前記第1の入射端面に入射するように配置された複数の光源手段を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項5に記載の照明装置を用いたプロジェクタであって、
前記第1の出射端面を出射した照明光で照明される空間変調手段と、
該空間変調手段で変調された照明光を投影する投影光学手段とを有することを特徴とするプロジェクタ。 - 前記空間変調手段の変調面の縦横比が、前記反射面で囲まれた第1の出射端面領域の縦横比と同じであることを特徴とする請求項6記載のプロジェクタ。
Priority Applications (1)
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JP2004327681A JP2006139005A (ja) | 2004-11-11 | 2004-11-11 | 導光装置、照明装置及びプロジェクタ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008151944A (ja) * | 2006-12-15 | 2008-07-03 | Sanyo Electric Co Ltd | 照明装置及び投写型映像表示装置 |
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2004
- 2004-11-11 JP JP2004327681A patent/JP2006139005A/ja active Pending
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