JP2006138794A - 機器固定台 - Google Patents

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Abstract

【課題】
固定面よりも一段下がった基準ラインの部分においても機器固定用のビスを支障なく螺入して、固定台に対する機器の固定状態を安定化させることである。
【解決手段】
前面に電力量計(電気機器)Kが固定される固定面3を備えた合成樹脂製の機器固定台T1 であって、前記固定面3には、電力量計Kを固定するビス10が強制的に螺入される固定孔H1 が縦横に連続して多数並設され、前記固定孔の多数の縦列及び横列のうち特定の一列上に並んだ複数の固定孔H0 は、他の列の固定面3よりも下がった段差部5,6内に形成され、前記固定面3に形成された一又は複数の段差部5,6は、前記固定面3に電力量計Kを位置決め等して固定する際の基準ラインLV0 ,LH0 として機能するように構成する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、前面に電気機器が固定される固定面を備えた合成樹脂製の機器固定台に関するものである。
上記した機器固定台の一つとして、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載のものは、多数の固定孔が縦横一列状となって全面に形成された構成である。機器固定台上に所定の機器を固定する際には、固定台に対する位置決めを行った後に、機器側に設けられたビス挿通孔に最も近い固定台側の固定孔を選択して、前記ビス挿通孔に挿通されたビスを固定台の固定孔に強制的に螺入している。しかし、特許文献1に記載の機器固定台は、その前面に機器を固定するのに先立って行う位置決めの基準とする「基準ライン」がなかった。このため、固定台に対して機器が僅かにゆがんで固定されてしまう恐れがあった。
そこで、固定台の前面に、固定孔が形成されている面よりも一段下がった位置に縦横の段差溝(凹条)を形成し、この段差溝を「基準ライン」としているものも知られている。この「基準ライン」としては、固定台の縦横のそれぞれの中央の2本は少なくとも存在し、この縦横中央の2本に加えて、その上下又は左右に所定間隔をおいて更に複数本形成されているものもある。
一方、前記固定台に固定される種々の電気機器においては、その縦横の中心線上において固定するものが固定安定性及びビスの螺入性の面からして多い。このため、上記段差溝で形成された「基準ライン」を有する固定台に、縦横の中心線上に固定位置を有する電気機器を固定する場合には、ビスは、固定台の「基準ライン」となっている段差溝内に螺入される結果となる。しかし、前記段差溝の底面は平面状となっていて、固定孔が形成されていない。このため、固定台の段差溝の部分にビスを螺入するのが難しく、ビスの螺入位置が段差溝の長手方向にずれてビスが傾斜した姿勢で螺入されることにより、固定強度が低下したり、或いは無理にビスを螺入せざるを得ないために、固定台自体がわん曲されたり、部分破損されてしまうこともあった。
特許第2620747号公報
本発明は、固定面よりも一段下がった基準ラインの部分においても機器固定用のビスを支障なく螺入して、固定台に対する機器の固定状態を安定化させることを課題としている。
上記の課題を解決するために請求項1の発明は、前面に電気機器が固定される固定面を備えた合成樹脂製の機器固定台であって、前記固定面には、前記機器を固定するビスが強制的に螺入される固定孔が縦横に連続して多数並設され、前記固定孔の多数の縦列及び横列のうち特定の一列上に並んだ複数の固定孔は、他の列の固定面よりも下がった段差部内に形成され、前記固定面に形成された一又は複数の段差部は、前記固定面に機器を位置決め等して固定する際の基準ラインとして機能していることを特徴としている。
請求項1の発明は、固定面に形成された一又は複数の段差部は、固定台の前面よりも一段下がっていて、固定面に機器を位置決め等して固定する際の「基準ライン」としての機能を有しているのに加えて、「基準ライン」となっている段差部の底面には、裏面に貫通する固定孔が形成されている。このため、前記「基準ライン」により固定台に対する機器の位置決め等を行った後に、機器の固定板に形成されているビス挿通孔と固定台の縦横多数の固定孔との関係において、「基準ライン」となっている段差部の部分にビスを螺入する場合であっても、段差部に形成されている固定孔にビスを強制的に螺入すればよい。よって、請求項1の発明によれば、「基準ライン」の部分においても、固定台に対して機器を安定して固定できる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記段差部は、前記固定面の縦横のそれぞれの中央位置に形成されて中心ラインとして機能していることを特徴としている。
固定台に固定される種々の電気機器は方形状のものが多く、しかもその底板部の周面には、固定時の位置決めの便宜を考慮して縦横の中心位置が表示されているものが多い。このため、請求項2の発明によれば、「基準ライン」である段差部は、固定面の縦横のそれぞれの中央位置に形成されて中心ラインとして機能するために、この中心ラインと機器の縦横の各目印とを合致させることにより、固定台に対する機器の位置決めを容易かつ確実に行える。しかも、機器の底板部に形成されたビス挿通孔は、機器の縦横それぞれの中心線上に形成されていることが多いので、固定台に対するビス螺入の点においても利点を有する。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、同一の段差部には、連続した複数の固定孔が一群となった固定孔群と、固定孔が形成されていない部分とが設けられていることを特徴としている。
固定台の用途が、例えばサイズの異なる複数種類の専用の電気機器に使用される場合等においては、固定台において使用される固定孔の位置はほぼ限られている。そこで、請求項3の発明によれば、上記のような場合において、段差部には、その全長に亘って固定孔を連続して形成する必要はなく、必要とされる部分のみに固定孔群を形成して、同一の段差部内に固定孔群と、固定孔が形成されていない部分とを設けることにより、機器の固定の用途に対して目的を達成し得る。
本発明によれば、基準ラインとして機能する段差部にビスを強制螺入する固定孔が形成されているために、基準ラインである段差部の部分においても、他の大部分を占める固定面と全く同様にしてビスを安定して螺入できて、固定台に対する機器の固定位置の制約がなくなる。
以下、複数の実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る機器固定台T1 の斜視図であり、図2は、同じく正面図であり、図3は、一対の固定バンド22を介して支柱21に固定した機器固定台T1 に電力量計Kが固定された状態の斜視図であり、図4ないし図6は、それぞれ図3のX1 −X1 線、X2 −X2 線及びX3 −X3 線の各断面図である。図1ないし図6において、機器固定台T1 は、方形厚板状をなしていて、その前面の固定面に電力量計、ブレーカ、スイッチ等の種々の電気機器を固定するためのものであって、全体が一体の合成樹脂で成形されている。機器固定台T1 は、本体部1の外周縁にフランジ部2が裏面側に突出して全周に亘って形成され、フランジ部2の前面の固定面3から起算した長さは、本体部1の厚さのほぼ1.5倍となっている。本体部1の前面の固定面3には、電気機器を固定するビス10を強制的に螺入する多数の固定孔H1 が縦横に列状に連続して多数並設されている。多数の固定孔H1 は、本体部1の厚さ方向の中央部の薄板部4を介して表裏両面に連続した状態で形成され、本体部1の表裏両面から薄板部4に向けていずれも内径が僅かに小さくなるようなテーパー状に形成されている。縦横列状となった固定孔H1 のピッチ(P)は、縦横いずれも同一である(図2参照)。実施例の場合には、テーパー状の固定孔H1 の開口側の内径が3mmに対して、固定孔H1 のピッチ(P)は、3.5mmとなっている。
本体部1の前面の固定面3には、縦横のそれぞれの中央位置に他の部分よりも一段低くなった中央段差部5,6が形成され、各中央段差部5,6は、それぞれ縦中央基準ラインLV0 及び横中央基準ラインLH0 として機能している。縦中央段差部5の左右両側、及び横中央段差部6の上下両側には、所定間隔をおいてそれぞれ一般段差部7が形成されている。縦横の各一般段差部7は、縦基準ラインLV1 及び横基準ラインLH1 として機能している。従って、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 及び縦横の基準ラインLV1 ,LH1 は、それぞれ碁盤目状となって互いに交差していて、これらを構成する各段差部5,6,7においても、他の大部分を占める固定面3に形成された固定孔H1 と同様の多数の固定孔H0 が連続して形成されている。固定孔H0 同士のピッチ、及び固定孔H0 と隣接する固定孔H1 とのピッチは、いずれも固定孔H1 の縦横のピッチ(P)と同一である(図2参照)。また、各段差部5,6,7の幅は、固定孔H0 ,H1 の開口側の内径とほぼ同一の3mmであり、その深さは、ほぼ1mmであって、各段差部5,6,7は、他の固定面3と明白に識別できるため「基準ライン」としての機能を果たし得る。なお、図5ないし図7において、12は、機器固定台T1 の裏面側において方形状のフランジ部2によって形成された凹部を示す。
本実施例の機器固定台T1 は、図3に示されるように、支柱21に固定バンド22を用いて固定して使用される場合と、図7に示されるように、ウォールボックスBの背面板部43等の平面部にビス44により固定して使用される場合とがある。このため、本体部1には、縦中央基準ラインLV0 の上下端に連続して、固定面3よりも一段低い横長の長方形状をしたバンド密着面8が形成され、該バンド密着面8の横方向の両端部には、裏面に貫通するバンド挿通孔9が形成されている。なお、本体部1のバンド密着面8にも、平面部に固定して使用する場合に対応して、多数の固定孔H1 が形成されている。また、本体部1の各コーナー部には、機器固定台T1 を平面部に固定して使用する場合に対応して、段差状のビス挿通孔11が形成されている。
図3ないし図6において、電力量計Kは、方形状の固定板部31を備えた本体部32と、該本体部32の全体を覆う透明カバー33とで構成される。電力量計Kの固定板部31の周面の横及び縦の各中央部には、中央位置を示す表示部34,35がそれぞれ形成され、固定板部31の周縁部における縦横の各中心位置には、機器固定台T1 に対して電力量計Kを固定するビスを挿通するための計4個のビス挿通孔36がそれぞれ形成されている。従って、各表示部34,35と各ビス挿通孔36との縦方向又は横方向に沿った位置は同一であって、いずれもそれらの方向の中央である。なお、図6において、37は、透明カバー33の内側面に形成された被係合爪(図示せず)と係合して、本体部32に対して透明カバー33を着脱可能に取付けるために、固定板部31に形成された左右一対の係合爪を示す。
そして、機器固定台T1 の中央部に前記電力量計Kを固定するには、その本体部32の固定板部31の周面に形成された計4個の各表示部34,35を、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 に合致させることにより、機器固定台T1 に対する電力量計Kの位置決めを行った状態で、固定面3に電力量計Kの固定板部31を密着させる。この状態では、固定板部31に形成された計4個の各ビス挿通孔36は、それぞれ縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 上に位置している。このため、上記のように位置決めを行った状態において、電力量計Kの固定板部31に形成された各ビス挿通孔36にビス10を挿通して、そのまま強制的に螺入させると、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 を形成している各中央段差部5,6には、いずれも全長に亘って固定孔H0 が形成されているために、前記ビス10は、機器固定台T1 の固定面3に形成された他の固定孔H1 と全く同様にして、固定孔H0 に案内されながらスムーズに螺入される(図4及び図5参照)。このように、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 を形成する各中央段差部5,6にも固定孔H0 が形成されているため、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 上においても、固定面3と全く同様にして、機器固定台T1 をわん曲、破損等させることなく、ビス10の螺入が可能となる。これにより、電力量計Kの縦横の各辺が機器固定台T1 の縦横の各辺と互いに平行となった正しい固定配置姿勢でもって、機器固定台T1 に電力量計Kが固定される。なお、機器固定台T1 に本体部32をビス10を介して固定した後に、本体部32の固定板部31に対してに透明カバー33を係合固定させて、該透明カバー33により本体部32を覆う。
また、上記した電気機器の固定例は、機器固定台T1 の中央部に縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 を利用して、位置決めを行うと共に、各中央基準ラインLV0 ,LH0 上に形成された固定孔H0 を利用して、電力量計Kを機器固定台T1 に固定するためのビス10を螺入する構成であって、電気機器には、縦横の各中央部に配置のための表示部が設けられていて、かつ縦横の中央部に機器固定台T1 に対して電気機器を固定するビスの挿通孔が形成されているものが多い。しかし、一つの機器固定台T1 に対してブレーカ、コンセント等の複数の機器を固定したり、或いは同一機器であっても、サイズの異なるものを複数固定する必要がある場合には、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 以外の縦横の基準ラインLV1 ,LH1 を使用して、機器固定台T1 に対する電気機器の位置決めを行い、縦横の基準ラインLV1 ,LH1 上にビス螺入位置が位置している場合でも、該基準ラインLV1 ,LH1 上においてビス10の強制螺入をスムーズに行える。勿論、電気機器のビス螺入位置が固定面3上である場合には、該固定面3に形成された固定孔H1 を使用して、ビス10の強制螺入を行う。ここで、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 上の固定孔H0 にビス10を強制螺入させた場合でも、各中央基準ラインLV0 ,LH0 を形成している各中央段差部5,6の深さは、ほぼ0.6mmであって浅いので、ビス10の螺入強度の低下は殆どない。
また、上記固定例では、機器固定台T1 に固定される電気機器が方形状であって、その縦横の中央部にそれぞれ表示部34,35が形成され、各表示部34,35を機器固定台T1 の縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 に合致させて位置決めを行う構成であるが、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 及び各基準ラインLV1 ,LH1 に対して電気機器の縦辺及び横辺を沿わせることにより、機器固定台T1 に対して電気機器の位置決めを行う場合もある。この場合には、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 上に形成された固定孔H0 が使用される頻度は、上記した場合に比較して少ないと思われる。
また、図7は、ウォールボックスBの背面板部43に前記機器固定台T1 を固定した状態の斜視図である。ウォールボックスBは、屋外に設置されて、その内部にコンセント、ブレーカ、電力量計等の種々の電気機器を収容するためのものであって、箱状をしたボックス本体41と、該ボックス本体41にヒンジ連結されて、その開口を閉塞するための蓋体42とで構成される。機器固定台T1 は、その各コーナー部に貫通されたビス挿通孔11にビス44を挿通して、ウォールボックスBの背面板部43に強制螺入して固定されている。このように、ウォールボックスBの背面板部43に機器固定台T1 を固定した場合においても、上記した支柱21に固定して使用する場合と全く同様にして、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 、及び縦横の各基準ラインLV1 ,LH1 の計6本の「基準ライン」を使用して、固定面3に固定する電気機器の位置決めを行うと共に、「基準ライン」上の固定孔H0 にビスを強制螺入することにより、電気機器を安定して固定できる。
図8(イ),(ロ)は、それぞれ縦横の中央基準ラインLV0 ,LH0 のみを有する機器固定台T2 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。固定対象が特定の電気機器である場合には、ビスの螺入位置は定められているので、機器固定台T2 のように、縦横の2本の中央基準ラインLV0 ,LH0 のみを有しているものであっても、特定の電気機器の固定という目的を達成できる。
図9(イ),(ロ)は、それぞれ縦横の中央基準ラインLV0 ,LH0'''のみを有する機器固定台T3 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。この機器固定台T3 は、「中央ライン」として機能する2本の「基準ライン」を有しているが、縦中央基準ラインLV0 にのみ固定孔H0 が連続して形成されていて、横中央基準ラインLH0'''は段差部となっていて「基準ライン」としての機能は果たすが、ビス螺入用の固定孔は形成されていない。この機器固定台T3 は、電気機器のビス固定位置の関係で、縦横の2本の「中央ライン」は必要であるが、ビス固定は、縦中央基準ラインLV0 及び固定面3で行って、横中央基準ラインLH0'''では行わない場合に対処したものである。
図10(イ),(ロ)は、それぞれ固定孔群GH0 と固定孔H0 が形成されていない部分とを備えた縦横の中央基準ラインLV0 ’,LH0 ’のみを有する機器固定台T4 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。機器固定台T4 は、前記機器固定台T2 において、縦横の中央基準ラインLV0 ,LH0 において中央部で十字状に交差する部分の固定孔H0 を欠落させて、段差部のみにした構成である。固定される電気機器がサイズの多少異なる複数種類の専用品である場合には、ビス螺入によって固定される位置はほぼ限られている。このため、機器固定台T4 において使用される縦横の中央基準ラインLV0 ’,LH0 ’上の固定孔H0 に関しても、中央部の十字状の部分を除いた部分に限って形成しておけば足りる。この結果、縦横の中央基準ラインLV0 ’,LH0 ’上には、複数の固定孔H0 が連続して固定孔群GH0 と、固定孔H0 が設けられていない部分とが形成されて、機器の固定の用途に対して目的を達成し得る。
図11(イ),(ロ)は、それぞれ縦横の非連続の中央基準ラインLV0 ”,LH0 ”のみを有する機器固定台T5 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。この機器固定台T5 は、前記機器固定台T4 において縦横の中央基準ラインLV0 ’,LH0 ’における固定孔H0 が形成されていない部分を固定面3と同一高さにして、固定孔H1 を形成することにより、縦横の各中央基準ラインLV0 ”,LH0 ”が非連続となったものである。機器固定台T5 の中央部においては、電気機器のビス螺入固定部が存在することが少ない場合に対応させたものである。
図12は、4つの固定面部F1 が島状に配置された機器固定台T5 の正面図である。即ち、機器固定台T5 には、縦長の長方形状をした4つの固定面部F1 が縦横両方向に所定間隔をおいていずれも二列に配置された形態であって、各固定面部F1 には、段差部に固定孔H0 が形成された縦中央基準ラインLV0 と、段差部に固定孔が形成されていない横中央基準ラインLH0 ”とが縦横の中央位置で交差した状態で形成されている。各固定面部F1 において、固定面3には固定孔H1 が縦横に列状となって形成されている。このため、4つの固定面部F1 の配置位置に対応する大きさの一つの電気機器を、縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 ”により位置決めを行って固定したり、或いは各固定面部F1 にそれぞれ個別の電気機器を固定することも可能である。
また、図13(イ),(ロ),(ハ)は、それぞれ機器固定台T5 において、異なる形態の固定面部F2 〜F4 のみの正面図である。図12(イ)は、十字状に交差する2本の段差部のいずれにも固定孔H0 が形成された縦横の各中央基準ラインLV0 ,LH0 を備えた固定面部F2 であり、同(ロ)は、縦中央基準ラインLV0 のみを備えた固定面部F3 である。更に、同(ハ)は、1本の縦中央基準ラインLV0 と2本の横基準ラインLH1 との計3本の基準ラインを備えた固定面部F4 である。
本発明に係る機器固定台T1 の斜視図である。 同じく正面図である。 一対の固定バンド22を介して支柱21に固定した機器固定台T1 に電力量計Kが固定された状態の斜視図である。 図3のX1 −X1 線断面図である。 図3のX2 −X2 線断面図である。 図3のX3 −X3 線断面図である。 背面板部43に機器固定台T1 が固定されたウォールボックスBの斜視図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ縦横の中央基準ラインLV0 ,LH0 のみを有する機器固定台T2 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ縦横の中央基準ラインLV0 ,LH0'''のみを有する機器固定台T3 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ固定孔群GH0 と固定孔H0 が形成されていない部分とを備えた縦横の中央基準ラインLV0 ’,LH0 ’のみを有する機器固定台T4 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ縦横の非連続の中央基準ラインLV0 ”,LH0 ”のみを有する機器固定台T5 の正面図、及び中央部の部分拡大斜視図である。 4つの固定面部F1 が島状に配置された機器固定台T5 の正面図である。 (イ),(ロ),(ハ)は、それぞれ機器固定台T5 において、異なる形態の固定面部F2 〜F4 のみの正面図である。
符号の説明
GH0 :固定孔群
0 :段差部内に形成された固定孔
1 :固定面に形成された固定孔
K:電力量計(電気機器)
LH0,LH0', LH0", LH0''':横中央基準ライン
LH1 :横基準ライン
LV0,LV0', LV0":縦中央基準ライン
LV1 :縦基準ライン
1 〜T6 :機器固定台
3:固定面
5,6:中央段差部
7:一般段差部
10:ビス

Claims (3)

  1. 前面に電気機器が固定される固定面を備えた合成樹脂製の機器固定台であって、
    前記固定面には、前記機器を固定するビスが強制的に螺入される固定孔が縦横に連続して多数並設され、
    前記固定孔の多数の縦列及び横列のうち特定の一列上に並んだ複数の固定孔は、他の列の固定面よりも下がった段差部内に形成され、前記固定面に形成された一又は複数の段差部は、前記固定面に機器を位置決め等して固定する際の基準ラインとして機能していることを特徴とする機器固定台。
  2. 前記段差部は、前記固定面の縦横のそれぞれの中央位置に形成されて中心ラインとして機能していることを特徴とする請求項1に記載の機器固定台。
  3. 同一の段差部には、連続した複数の固定孔が一群となった固定孔群と、固定孔が形成されていない部分とが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の機器固定台。
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