JP2006138379A - 鉄道車両用円筒ころ軸受 - Google Patents

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Abstract


【課題】軸受寿命を低下させることなく円筒ころ軸受用もみ抜き保持器の強度を向上させる。
【解決手段】鉄道車両用円筒ころ軸受は、外周に軌道を有する内輪と、内周に軌道を有する外輪と、前記内輪の軌道と前記外輪の軌道との間に転動自在に介在させた複数の円筒ころと、前記円筒ころを円周方向で所定間隔に保持する保持器とを有し、前記保持器が、一対の側板42,44と、円周方向に配列され前記一対の側板42,44を連結する複数の柱46とからなり、隣り合う柱46間にポケット48を形成し、前記ポケット48の四隅に盗み部50を設けた、円筒ころ軸受用一体型もみ抜き保持器において、保持器の軸線に垂直な断面で見て、前記柱46の側面を円弧状とし、前記盗み部50を前記柱46の側面と平行とした。
【選択図】図2

Description

この発明は鉄道車両用円筒ころ軸受に関する。
鉄道車両では、台車に搭載された主電動機の回転力を、減速歯車装置を介して車軸に伝達するようになっている。そして、鉄道車両に用いられる主な軸受としては、車軸用、減速歯車装置用、主電動機用が挙げられる。鉄道車両車軸用軸受は、高速、高荷重の下で、長期間使用に耐えなければならない。軸受が破損したときには、人命にかかわる事故の原因ともなるため、長寿命と高信頼性が要求される重要な軸受である。車軸用としては、複列円すいころ軸受、複列円筒ころ軸受などが多く用いられている。また、減速歯車装置用には複列円すいころ軸受が用いられている(特開2004−162883号公報参照)。
円筒ころ軸受用もみ抜き保持器には一体型と分割型とがある。分割型のもみ抜き保持器は、二体型リベットタイプもみ抜き保持器とでも呼ぶべきもので、図12および図13に示すように、本体12と側板14とをリベット16で結合して構成されている(特開2001−12477号公報の段落番号0002および図14参照)。本体12は、円板状の側板部18と、側板部18から軸方向に突出した複数の柱部20とからなる。各柱部20は本体12の軸方向に貫通するリベット孔24を有する。側板14は本体12の側板部18と同様の円板状で、本体18のリベット孔24と同一間隔でリベット孔26が設けてある。そして、本体18の柱部20の先端に側板14を当て、本体18のリベット孔24と側板14のリベット孔26とにリベット16を挿入して端部をかしめることにより、本体12と側板14とを結合してある。柱部20は円周方向に等間隔に配置され、隣り合う柱部20間にポケット22が区画される。ポケット22を区画する壁面のうち軸方向に向かい合った一対の面のうちの一方を側板部18が形成し、他方を側板14が形成する。また、ポケット22を区画する壁面のうち周方向に向かい合った一対の面は柱20の側面によって形成される。
一体型もみ抜き保持器は、図14および図15に示すように、リング状素材に角穴を削成することにより、一対の側板32,34と複数の柱36とを形成し、隣り合った柱36間にポケット38が区画される(特開平11−218135号公報の図1、図2参照)。各ポケット38の四隅には盗み40が形成してある。図15から分かるように柱36の側面は断面が円弧形状である。なお、特開平11−218135号公報に示されているように、円筒ころを案内する面が円弧形状であっても盗みを形成しないものもある。これらの場合の加工方法は、前者の場合ドリル加工+エンドミル加工が基本であり、後者の場合は特開2001−191214号公報に示される加工方法によるものである。また、一体型保持器には実開平5−12753号公報に示されているポケットの側面が互いに平行に形成されたものもある。この場合の加工方法はポケット四隅に盗みが形成されていないことを考えるとブローチ加工によるものと考えられる。
特開2004−162883号公報 特開2001−12477号公報(段落番号0002、0031、図6、図8、図14) 特開平11−218135号公報(図1、図2、図4) 実開平5−12753号公報(段落番号0010)
分割型もみ抜き保持器の場合、保持器の軸線方向にドリルを移動させるドリル加工によってポケット22が形成される。したがって、ポケット22を区画する壁面のうち、円周方向で向かい合う一対の面を形成する柱20の側面は横断面(保持器の軸線に垂直な断面)が円弧状である(図13)。この柱20の側面と、ポケット22を区画する壁面のうち軸方向で向かい合う一対の面を形成する側板部18の内側面とのつなぎ部の曲率半径ρ(図12(B))は、使用される円筒ころと干渉しないように、円筒ころの面取りの曲率半径よりも小さくする必要がある。たとえばNU320の円筒ころ軸受に使用される円筒ころφ28×28の面取りの曲率半径は、JIS規格によればmin0.7mmであるため、柱20の側面と側板14の内側面とのつなぎ部の曲率半径ρは0.7mm未満にしなければならない。なお、NUタイプは内径側からころを挿入するタイプで、Nタイプは外径側から挿入するタイプである。
この場合、保持器の柱20の強度については、柱20の側面と側板14の内側面とのつなぎ部に発生する応力集中の指標としての応力集中係数(α)が一般的に採用される。周知のとおり、αは次式で求めることができる。
Figure 2006138379
ここに、bは柱の幅の1/2、Bは柱の中心からポケットの中心までの距離、ρは曲率半径を表す。
上記NU320の転動体案内保持器は、ころ数を14と仮定すると、2B=35.05、2b=7.05となり、つなぎ部を最大の形状とした場合、ρ=0.7mmを採用すると、α=2.20となる。なお、これはころPCD上での計算値である。
また、一体型もみ抜き保持器では、ポケット38の四隅に外径側からドリル加工を行なって盗み40を形成している。この盗み40は、ドリル加工によるものであることから、保持器中心に向かうポケット中心線に平行なストレート孔の形態をとる。盗み40は、円弧状の柱36の側面を越えて柱36側に切り込む必要がある。この場合、柱36の強度は幅が最も狭い部分すなわち、盗み40の底を通る断面(図15)で決定されるため、上述の分割型もみ抜き保持器における柱の幅寸法と比較して断面積が小さく、強度的に劣る。
このように、従来の一体型もみ抜き保持器(盗みがストレート孔の形態をとるもの)では、柱36の根元断面積が小さいため柱強度が低下する。従来の一体型保持器(柱側面が円弧形状で、かつ、盗みを形成しない特開2001−191214号公報に示す加工方法によるもの)では、柱36の側面の断面形状がストレート(実開平5−12753号公報に示されるもの)の場合に比べて柱36の断面積が大きいため柱強度は向上するが、柱36の側面の加工時間が長時間に及ぶ。しかも、ポケット38を区画する壁面のうち軸方向で向かい合う面(サイド面)の加工において、エンドミルによる盗み部40の仕上げ面とそれ以外の成形バイトによるスロッティング面とのつなぎ部は必ずしも一致せず、大なり小なり段差が生じる。ポケットのサイド面はころの端面とすべり接触するため、この面に段差があると、ころ端面から潤滑油を掻き取り、潤滑不良による軸受寿命低下の原因となる。
この発明の鉄道車両用円筒ころ軸受は、外周に軌道を有する内輪2と、内周に軌道を有する外輪4と、前記内輪2の軌道と前記外輪4の軌道との間に転動自在に介在させた複数の円筒ころ6と、前記円筒ころ6を円周方向で所定間隔に保持する保持器8とを有し、
前記保持器が、一対の側板42,44と、円周方向に配列され前記一対の側板42,44を連結する複数の柱46とからなり、隣り合う柱46間にポケット48を形成し、前記ポケット48の四隅に盗み部50を設けた、一体型もみ抜き保持器であって、保持器の軸線に垂直な断面において、前記柱46の側面が円弧状で、前記盗み部50が前記柱46の側面と平行であることを特徴とするものである。
柱46の強度を確保するためには、柱46の根元の断面積アップおよび応力集中の緩和が重要となる。保持器の軸線に垂直な断面(図2(B)、図15)において、盗み部50を柱46の側面と平行にすることにより(図2(B))、従来(図15)のように盗み40をポケット中心線と平行に形成するのに比べて、柱46の根元の断面積がアップする。すなわち、従来(図15)の盗み40は柱の厚さ方向で断面積が一定でなく、柱の内周面および外周面で最も大きくなっている。これに対して、本発明による保持器の場合、盗み部50は柱46の側面と平行であるため、柱の厚さ方向のどの断面においても同じ大きさである。したがって、柱の根元の断面積を減少させる度合いが最小限に抑えられる。しかも、柱46の根元に食い込む盗み部50の面積が小さいことから、従来に比べて応力集中が緩和される。
請求項2の発明は、請求項1の鉄道車両用円筒ころ軸受において、前記盗み部50の形状が、前記柱46の側面と鈍角θ1をなす斜面を介して接続した第一ストレート部52と、側板42,44の内壁面(サイド面)と鈍角θ2をなす斜面を介して接続した第二ストレート部54と、前記第一ストレート部52および前記第二ストレート部54と接する円弧部56とからなることを特徴とするものである。θ1,θ2は共に135°以上とする。盗み部50と柱の側面および側板の内壁面(サイド面)とを斜面を介して接続することにより、当該接続部に極端な段差ができて油膜を掻き取るなどの不具合を回避することができる。また、サイド面と盗み部とのつなぎにおいても、成形バイトにある角度を持たすことにより、確実に盗み形状をサイド面より外側に形成することが可能となり、外観品質においても優れたポケットとなる。
請求項3の発明は、請求項2の鉄道車両用円筒ころ軸受において、前記盗み部50の前記円弧部56の曲率半径Rを円筒ころ58の面取りの曲率半径rよりも大きく、分割型保持器での応力集中係数より低い値に設定したことを特徴とする。例えばa1,a2(図2、図3)それぞれ0.1mm以上の段差をつけるものとし、ここに形成できる曲率半径Rは0.7mm〜1.54mmの範囲とする。この場合の応力集中係数αは上記の式より求めると2.17〜1.55となり、分割型保持器より有利となる。
この発明によれば、一体型もみ抜き保持器におけるポケットの四隅の盗み部を断面円弧状の柱の側面と平行な形状とすることにより、柱根元における断面積を極端に減少させることなく、応力集中を緩和することが可能になる。したがって、軸受寿命を低下させることなく保持器強度を向上させることができる。通常、保持器柱の幅を確保するためにはころ径を小さくするか、ころ数を減らすかする必要がある。しかし、それでは軸受寿命の低下につながる。本発明によれば、盗み部を小さくすることができた結果、ころ径を小さくしたりころ数を減らしたりすることなく、保持器柱の強度アップが実現した。しかも、一体型であるため鋲切れの心配がなく、信頼性が向上する。また、一体型であるため、組立に際してはころを保持器に挿入するだけでよく、軸受の組立性も向上する。
以下、図面に従って本発明の実施の形態を説明する。
図1に示すように、円筒ころ軸受は、外周に軌道を有する内輪2と、内周に軌道を有する外輪4と、内輪2の軌道と外輪4の軌道との間に介在させた複数の円筒ころ6と、円筒ころ6を円周方向で所定間隔に保持する保持器8とを主要な構成要素としている。図1は、内輪がつば無しで外輪が両つば付きのいわゆるNUタイプの、単列の円筒ころ軸受を例示したものである。ここでは保持器8として一体型もみ抜き保持器を採用している。
図2および図3に示すように、円筒ころ軸受用一体型もみ抜き保持器は、一対の側板42,44と、円周方向に配列され前記一対の側板42,44を連結する複数の柱46とからなり、隣り合う柱46間にポケット48が形成してある。各ポケット48の四隅に盗み部50が設けてある。柱46の側面は、保持器の軸線に垂直な断面(図2(B))において円弧状で、盗み部50は柱46の側面と平行に延在している。
図4に盗み部50の詳細を示す。同図は図3の中央に現れているポケット48の左上隅の盗み部50を拡大したものである。なお、二点鎖線は円筒ころ58を表している。図示するように、盗み部50の輪郭は、柱46の側面と鈍角をなす斜面で接続した第一ストレート部52と、側板42の内壁面(サイド面)と鈍角をなす斜面で接続した第二ストレート部54と、第一および第二ストレート部52,54をつなぐ円弧部56とで構成されている。第一ストレート部52は、柱46の側面から円周方向にa1だけ反ポケット側にオフセットしている。第二ストレート部54は、側板42の内壁面から軸方向にa2だけ反ポケット側にオフセットしている。第二ストレート部54が斜面部を介して側板42の内壁面つまりサイド面とつながっているため、成形バイトにある角度を持たすことによって、確実に盗み部50をサイド面より外側(反ポケット側)に形成することが可能となる。第一および第二ストレート部52,54は円弧部56に対して接線をなす。寸法a1,a2およびRの許容範囲としては、応力集中係数が分割型もみ抜き保持器よりも低く、円筒ころ58の面取り部と干渉しない範囲とする。具体的には、円弧部56の曲率半径Rは、面取りの曲率半径rの最小値(たとえばφ28ころでmin0.7mm)よりも大きくする。
保持器の製造工程は概略次のとおりである。リング旋削→窓荒加工(角穴を削成する)→四隅加工(角穴の四隅を小径エンドミルにて突っつく)→サイド加工(ポケットの壁面のうち軸方向に向かい合った面をエンドミルで仕上げる)→ポケット仕上げ加工(ポケットの壁面のうち周方向に向かい合った面すなわち柱の側面を成形エンドミルにて仕上げる)→右柱四隅盗み加工(成形バイトにて右柱側の上下をスロッティングする)→左柱四隅盗み加工(成形バイトにて左柱側の上下をスロッティングする)。
次に、盗み部50を含むポケットの具体的な削成方法を説明する。図4に示すように、ワーク101は筒状に形成されており、その周側部には、両側面がワーク101の径方向に沿う円弧状凹面102aを有する略真四角の角穴102が円周方向に等間隔に複数形成されている。具体的に述べると、図6はポケットを挟んで向かい合った一対の面の断面形状を示し、各面は、ワーク101の外側に位置する外側面取り102bと、それにワーク101の内径側に向かって連続してなる前記円弧状凹面102aと、その円弧状凹面102aの内側端部にさらに連続する内側面取り部102cとを有する。
角穴削成装置は、図7〜図9に示すように、X−Y軸テーブル112と、回転割り出し台113と、バイトホルダ114と、Y軸駆動系116と、X軸駆動系117と、NCテーブル機構と、制御盤121とを備えている。
X−Y軸テーブル112はベッド111上に取り付けられ、そのX−Y軸テーブル112の上に回転割り出し台113が回転可能に取り付けられ、その回転割り出し台113の上にバイトホルダ114を介して切削工具であるバイト115が装着してある。ここでは四本のバイト115が図示してある。すなわち、角穴102の左側面を切削加工するためのものと、右側面を切削加工するための左側面用のものと対称な位置形態で配置されたものと、面取り用のものと、予備のものとである。これらのバイト115は、図7に示すように、回転割り出し台113上に90度の間隔をもって配置され、しかも、X−Y軸テーブル112で半径方向に移動可能に構成されている。X−Y軸テーブル112はY軸駆動系116によりベッド111上でY軸方向に移動し、また、X軸駆動系117によりX軸方向に移動する。このようにして、回転割り出し台113を介してバイト115が同一平面上でX軸方向およびY軸方向に移動する。バイト115の移動方向の前方にはバイト刃先の移動量を検出する刃先検出器115aが設定してある。また、ベッド111の前部にはZ軸サドル118が取り付けられ、そのZ軸サドル118の上にZ軸駆動系119が設けてある。
NCテーブル機構は、バイト115がY軸方向に移動する前方位置に設けられ、ワーク101を搭載するNCテーブル124と、これをその軸周りにB方向に回転駆動するためのNC駆動系123とからなっている(図9参照)。さらに、ベッド111の側部にはNCプログラムに必要なデータなどを入力するための操作盤122を有する制御盤121が設置してある。操作盤122を通じて必要なデータ入力を行うことにより、Y軸駆動系116、X軸駆動系117、Z軸駆動系119、NC駆動系123、バイト115をそれぞれ制御動作するよう構成されている。X軸駆動系117は、図7および図8には詳細に図示していないが、図9に示すように、位置制御・駆動部117aと、これによって駆動されるX軸用サーボモータ117bと、X軸用サーボモータ117bの回転角を検出し、位置制御・駆動部117aにフィードバックするロータリエンコーダ117cとを具えて構成されている。なお、図9において、Y軸駆動系116、Z軸駆動系119、NCテーブル124の駆動系123についてもX軸駆動系117に準じた構成であるので、ここではその説明を省略する。また、NCテーブルの駆動系123は回転方向の駆動系としてB軸123bと表している。
制御盤121は、バイト115によるワーク101の角穴の削成時、バイト115の切れ刃と、角穴102において形成すべき両側の円弧状凹面102aとでなすすくい角を一定にした状態で、バイト115の移動量およびワーク101の回転角を制御することにより、円弧状凹面102aを削成し得るようにしている。すなわち、制御盤121は、バイト115による加工時、NCテーブル124にセットされたワーク101に対し、図10に位置(a)にて示すように、形成しようとする円弧状凹面102aの外側端部とバイト115の刃先とのなすすくい角がθとなるようにバイト115の角度を合わせ、その角度を一定に保った状態のままで同図に位置(b)および(c)に示すように、バイト115をさらに前進移動させるようにしている。そのとき、バイト115の前進移動に同期させてワーク101を、NCテーブル124の中心Oを中心として次第に回転させることにより、ワーク101の周側部に径方向に沿って、かつ、ワークの外周側から内周側に至る円弧状凹面102aを切削加工できるようにしている。この場合、角穴102の一側面の円弧状凹面102aが形成されると、その円弧状凹面102aと対向する面側の円弧状凹面102aも、対称位置に配置されたバイト115により同様にして削成することにより角穴102が形成され、したがって、バイト115はワーク101の角穴102の両側に対し、図11に矢印で示すような軌跡で移動する。なお、図11では、バイト115とワーク101との相対的な角度変位は省略してある。ここでは、ワーク101の角穴102において円弧状凹面102aの外側端部および内側端部にそれぞれ連続して外側面取り102b、内側102cが設けられる必要があるので、それら外側面取り102b、内側面取り102cも同様にして面取り用バイト(符示せず)によって削成されるようにもしている。
そのため、制御盤121は、ワーク101の加工時、面取り用バイトとワーク101の形成すべき角穴102の外側面取り102b、内側面取り102cとがなすすくい角θを一定とした状態で、面取り用バイトを移動制御するとともに、その移動量に同期させてワーク101の回転角度を制御する傾斜面削成部121aと、バイト115と形成すべき角穴102の円弧状凹面102aとがなすすくい角θを一定とした状態で、バイト115を移動制御するとともに、その移動量に同期させてワーク101の回転角度を制御する円弧削成部121bとを有し、それら傾斜面削成部121aおよび円弧部121bからの指令に従いX軸駆動系117、Y軸駆動系116、NCテーブル124の駆動系123をそれぞれ制御することにより、角穴の両側に外側面取り102b、円弧状凹面102a、内側面取り102cをそれぞれ切削加工し、形成できるようにしている。
したがって、この角穴削成装置は、円弧状凹面用および面取り用のバイトをバイトホルダ114を介してそれぞれ装着した回転割り出し台113によりバイトをX軸方向に移動させるX軸駆動系117と、ワーク101を搭載したNCテーブル124と、そのNCテーブル124によりワーク101を回転させる駆動系122と、これら回転割り出し台113、Y軸駆動系116、X軸駆動系117、NCテーブル124の駆動系120をそれぞれ制御する制御盤121とを備えて構成されている。なお、図9において、符号121cはシフト量決定部である。
次に、上述のように構成された角穴削成装置の動作について説明する。角穴削成装置には、NCテーブル124上にワーク101がセットされ、また、バイトホルダ114には加工に必要なバイト115がそれぞれ装着され、さらに、ワーク101の加工すべき部位に対しその部位を加工するためのバイト115が位置決めされているものとする。そして、角穴削成装置がワーク101において側面に面取り102bおよび102c、円弧状凹面102aを有する角穴102を切削加工するためにオンされ、Y軸駆動系116、X軸駆動系117がそれぞれ駆動されるとともに、NCテーブル124のNC駆動系123も駆動される。すると、まず、面取りバイト(符示せず)がスロッター加工動作をし、それに伴いワーク101も回転動作して面取り102bが削成される。その際、面取りバイトの刃先とワーク101の形成すべき角穴102の外側面取り102bとのなすすくい角を一定とした状態で面取り用バイト115が移動制御されるとともに、その移動量に同期してNCテーブル124の回転角度が制御されることにより、外側面取り102bが削成される。
次いで、外側面取り102bが形成された後、バイトホルダ114上で面取り用のバイトに代わり円弧状凹面102aを形成するためのバイト115が所定位置に位置決めされることにより、円弧状凹面102aの削成が始まる。この場合、バイト115の刃先と形成すべき角穴102の円弧状凹面102aとのなすすくい角θを一定とした状態でバイト115が移動制御されるとともに、その移動量に同期してNCテーブル124の回転角度が制御されることにより、角穴102の円弧状凹面102aがワーク101の外周側から次第に内周側に画成され、かくして内周側に円弧状凹面102aが連続して画成されることにより円弧状凹面102aが削成される。円弧状凹面102aの削成後、再びバイトホルダ114上の面取り用バイトが位置決めされ、かつ、上記と同様にしてそれぞれの駆動系が駆動されることにより、円弧状凹面102aの内周側に内側面取り102cが削成され、角穴102の一方の側面の加工が終了する。その後、上述と同様にして駆動されることにより両側面に外側面取り102b、円弧状凹面102a、内側面取り102cを有する角穴102の削成が終了する。
このように、バイト115の刃先と形成すべき角穴102の円弧状凹面102aとのなすすくい角θを一定とした状態でバイト115が移動制御されるとともに、その移動量に同期してNCテーブル124の回転角度が制御されることにより、円弧状凹面102aを削成できる。
図2および図3に示した保持器における盗み部も、図4に示す盗み部の輪郭を備えた成形バイトを、上述の円弧状凹面102aの切成の場合と同様に移動させることによって削成することができる。具体的には、制御盤121が、ワーク101の加工時、成形用バイトとワーク101の形成すべき盗み部とがなすすくい角を一定とした状態で、成形用バイトを移動制御するとともに、その移動量に同期させてワーク101の回転角度を制御する傾斜面削成部121aと、バイトと形成すべき盗み部とがなすすくい角θを一定とした状態で、バイトを移動制御するとともに、その移動量に同期させてワーク101の回転角度を制御する円弧削成部121bとを有し、それら傾斜面削成部121aおよび円弧削成部121bからの指令に従いX軸駆動系117、Y軸駆動系116、NCテーブル機構をそれぞれ制御することにより、角穴102の四隅に盗み部をそれぞれ削成することができる。
なお、本発明の円筒ころ軸受用一体型もみ抜き保持器は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
円筒ころ軸受の断面図である。 Aは保持器の縦断面図、Bは保持器の横断面図である。 図2(A)の平面図である。 図3の主要部拡大図である。 削成方法を説明するためのワークの斜視図である。 図5のワークの主要部断面図である。 削成装置の平面図である。 削成装置の側面図である。 制御盤と駆動系との関係を示すブロック線図である。 円弧状凹面を削成する原理を示す線図である。 円弧状凹面および面取りを削成する原理を説明する線図であって、Aは断面図、Bは下面図である。 Aは従来の分割型もみ抜き保持器の縦断面図、Bは図12(A)の保持器の平面図である。 図12(A)のXII矢視図である。 Aは従来の一体型もみ抜き保持器の縦断面図、Bは図14(A)の保持器の平面図である。 図14(A)のXIV矢視図である。
符号の説明
2 内輪
4 外輪
6 円筒ころ
8 保持器
42,44 側板
46 柱
48 ポケット
50 盗み部
52 第一ストレート部
54 第二ストレート部
56 円弧部
58 円筒ころ

Claims (3)

  1. 外周に軌道を有する内輪と、内周に軌道を有する外輪と、前記内輪の軌道と前記外輪の軌道との間に転動自在に介在させた複数の円筒ころと、前記円筒ころを円周方向で所定間隔に保持する保持器とを有し、
    前記保持器が、一対の側板と、円周方向に配列され前記一対の側板を連結する複数の柱とからなり、隣り合う柱間にポケットを形成し、前記ポケットの四隅に盗み部を設けた、一体型もみ抜き保持器であって、保持器の軸線に垂直な断面において、前記柱の側面が円弧状で、前記盗み部が前記柱の側面と平行である、ことを特徴とする鉄道車両用円筒ころ軸受。
  2. 前記盗み部の形状が、前記柱の側面と鈍角をなす斜面を介して接続した第一ストレート部と、側板の内壁面と鈍角をなす斜面を介して接続した第二ストレート部と、前記第一ストレート部および前記第二ストレート部と接する円弧部とからなることを特徴とする請求項1の鉄道車両用円筒ころ軸受。
  3. 前記盗み部の前記円弧部の曲率半径を、円筒ころの面取りの曲率半径よりも大きく、分割型保持器での応力集中係数より低い値に設定したことを特徴とする請求項2の鉄道車両用円筒ころ軸受。
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