JP2006137611A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、トレイに用紙を大量に排出できないという課題を解決しようとするものである。
【解決手段】この発明は、用紙を下側排紙トレイ11に排出する際に下側排紙トレイ11上の用紙が満杯になったことを満杯検出手段SN9が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を下側排紙トレイ11に排出する際に下側排紙トレイ11が下限位置に来たことを下限位置検出手段SN7が検出するまで下側排紙トレイ11に用紙を排出する第2のモードとを持つものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置及び/又は後処
理装置を有する用紙処理装置に関する。
リコーSR10(商品名)などで知られる後処理装置は、画像形成装置から受け取った用紙を排出する排紙トレイが1つのトレイであり、このトレイ上に用紙を積載している(特許文献1参照)。特許文献2には、後処理装置全体を排紙部のエンドフェンスとして構成し、複数のトレイを装備し、トレイが排紙部を跨って移動するようにし、1つの排紙部から複数のトレイへの排紙を可能としたものが記載されている。
特許文献3には、上下方向に昇降可能に設けられた2つの排紙トレイと、この2つの排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、排紙トレイのシート積載量を検知するトレイ上限位置検知センサと、排紙トレイが下限位置に来たことを検知するトレイ下限位置検知センサとを有する後処理装置が記載されている。
特許文献4には、上下方向に昇降可能に設けられた複数の排紙トレイと、この複数の排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、排紙トレイの積載用紙が最大積載量になったことを検知するセンサとを有する後処理装置が記載されている。特許文献5には、排紙トレイの満杯を検知する満杯検知手段を備えた画像形成装置が記載されている。
特許文献6には、ビンに収納された用紙の高さが所定の高さになったことを検知するセンサを有する後処理装置が記載されている。特許文献7には、ビン上の用紙のオーバーフローを検知するオーバーフローセンサを有する画像形成装置が記載されている。
特開平8−26579号公報 特開平9−48559号公報 特開平8−169627号公報 特開平10−305961号公報 特許第2809654号公報 特開平9−208120号公報 特開平9−295748号公報
リコーSR10(商品名)などで知られる後処理装置は、画像形成装置から受け取った用紙を排出する排紙トレイが1つのトレイであるので、排紙トレイに排出された用紙のグループ(自分のものと他人のもの)の区別がつかないという問題があった。画像形成装置が複写機能のみならずネットワークプリンタ、ファクシミリを有するものに拡張複合化されると、この問題が着目されるようになってきている。
例えば、この問題は、大量排紙部に加えてプルーフトレイを併設することで解消することが可能である。しかし、大量排紙部に加えてプルーフトレイを併設した場合には、仕分けモード、綴じモード等が制限されてしまい、プルーフトレイへの用紙出力時には高付加価値の恩恵を享受できないという問題が残ってしまう。
この問題に対しては、上記特許文献2記載のものでは、後処理装置全体を排紙部のエンドフェンスとして構成し、複数のトレイを装備し、トレイが排紙部を跨って移動するようにし、1つの排紙部から複数のトレイへの排紙を可能としている。しかし、この特許文献2記載のものでは、各トレイが独立して移動できないので、トレイに用紙を大量に排出できないという不具合がある。
請求項1〜4に係る発明は、排紙トレイへ用紙を大量に排出することができる用紙処理装置を提供することを目的とする。
請求項5に係る発明は、モード切替が容易で操作性が良い用紙処理装置を提供することを目的とする。
請求項6に係る発明は、排紙トレイに連続してより多くの用紙を積載することが可能となる用紙処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つものである。
請求項2に係る発明は、画像形成装置から排出された画像形成後の用紙を受ける後処理装置からなる用紙処理装置において、前記画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置
に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つものである。
請求項3に係る発明は、用紙に画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置から排出された画像形成後の用紙を受ける後処理装置とを有する用紙処理装置において、前記画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つものである。
請求項4に係る発明は、用紙に画像を形成して画像形成後の用紙を排出する画像形成装置からなる用紙処理装置において、前記画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つものである。
請求項5に係る発明は、請求項2又は3記載の用紙処理装置において、前記第1のモードと前記第2のモードの切替を前記画像形成装置から指示できるようにしたものである。
請求項6に係る発明は、請求項2、3、4又は5記載の用紙処理装置において、前記第2のモードの場合、最初に前記上側排紙トレイ上の用紙が満杯になるまで前記上側排紙トレイに用紙を排出させてから用紙排出先を前記上側排紙トレイから前記下側排紙トレイに切り替えて続けて用紙を前記下側排紙トレイに排出させる手段を備えたものである。
以上のように請求項1に係る発明によれば、上記構成により、下側排紙トレイの移動可能な限られたスペースを全て有効に活用して下側排紙トレイへの用紙積載を行うことが可能であり、装置の小スペース化が実現可能である。また、用紙を一度に大量に排紙することが可能であり、用紙出力の途中で排紙トレイから用紙を取り除く煩わしさをなくすことが可能である。
請求項2に係る発明によれば、上記構成により、下側排紙トレイの移動可能な限られたスペースを全て有効に活用して下側排紙トレイへの用紙積載を行うことが可能であり、装置の小スペース化が実現可能である。また、用紙を一度に大量に排紙することが可能であり、用紙出力の途中で排紙トレイから用紙を取り除く煩わしさをなくすことが可能である。
請求項3に係る発明によれば、上記構成により、下側排紙トレイの移動可能な限られたスペースを全て有効に活用して下側排紙トレイへの用紙積載を行うことが可能であり、装置の小スペース化が実現可能である。また、用紙を一度に大量に排紙することが可能であり、用紙出力の途中で排紙トレイから用紙を取り除く煩わしさをなくすことが可能である。
請求項4に係る発明によれば、上記構成により、下側排紙トレイの移動可能な限られたスペースを全て有効に活用して下側排紙トレイへの用紙積載を行うことが可能であり、装置の小スペース化が実現可能である。また、用紙を一度に大量に排紙することが可能であり、用紙出力の途中で排紙トレイから用紙を取り除く煩わしさをなくすことが可能である。
請求項5に係る発明によれば、上記構成により、第1のモードと第2のモードの切替操作が簡単になる。また、第1のモードと第2のモードとを切り替えて使用でき、用紙を出力する人の希望に、より合った後処理装置の提供が可能になる。
請求項6に係る発明によれば、上記構成により、請求項1、2に係る発明よりもさらに上側排紙トレイの用紙積載量分だけ多く、続けて用紙の出力が可能となり、より小スペース化を図ることができる。
図1は本発明の一実施例を示す。この実施例は、請求項1、2、5、6に係る発明の一実施例であり、後処理装置からなる用紙処理装置の例である。画像形成装置としての複写機との用紙受け渡しを行う部位Jの近傍には入口センサSN1、入口ローラ1が備えられている。複写機から排出された画像形成後の用紙は用紙受け渡し部位Jを介して入口ローラ1により受け取られ、入口センサSN1がその用紙を検知する。
入口ローラ1により受け取られた用紙は処理モードに応じて処理される。クリアモードの場合には、入口ローラ1により受け取られた用紙は、搬送経路切替手段としての分岐爪2により排紙ローラ3側へ送り込まれて搬送ローラ4により搬送され、排紙ローラ3により本装置の上面に形成されたプルーフトレイPへ排出される。排紙センサSN2は、排紙ローラ3の手前付近に設置され、排紙ローラ3によりプルーフトレイPへ排出される用紙を検知する。
分岐爪2はソレノイド5(図2参照)に連動するように構成され、ソレノイド5がオン状態になると、分岐爪2が上側に回動して用紙搬送経路を水平方向に切り替える。ソレノイド5がオフ状態になると、分岐爪2が下側へ回動して用紙搬送経路を排紙ローラ3側へ切り替える。分岐爪2より用紙搬送方向下流側には搬送経路切替手段としての分岐爪6が設置され、この分岐爪6はソレノイド7(図2参照)に連動するように構成される。ソレノイド7がオン状態になると、分岐爪6が上側に回動して用紙搬送経路を鉛直下方向に切り替える。ソレノイド7がオフ状態になると、分岐爪6が下側へ回動して用紙搬送経路を水平方向へ切り替える。
通常の非綴じモードの場合には、入口ローラ1により受け取られた用紙は、分岐爪2、6により搬送経路が水平方向に切り替えられて搬送ローラ8により搬送され、排紙ローラ9により排紙トレイ10、11のいずれか一方へ排出される。排紙センサSN4は、排紙ローラ9の手前付近に設置され、排紙ローラ9により排出される用紙を検知する。
綴じモードの場合には、入口ローラ1により受け取られた用紙は、分岐爪2、6を経て搬送ローラ12により搬送され、排紙ローラ13により用紙綴じ手段としてのステイプルユニット14に送り込まれて用紙毎に叩きコロ15で縦方向(搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス16にて横方向(幅方向)の整合が行われてジョブの切れ目(用紙束の最終紙と次の用紙束の先頭紙との間)でステイプル信号によりステイプラSにより綴じられるとともに必要に応じてパンチャーで穿孔されて用紙束となる。
この綴じ処理が行われた用紙束は、直ちに放出爪17が付いた放出ベルト18により排紙ローラ9へ送られ、排紙ローラ9により排紙トレイ10、11のいずれか一方へ排出される。叩きコロ15は、支点15aを中心に回動し、ジョガーフェンス16内に送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス19に突き当てる。このとき、排紙ローラ13にはブラシローラ13aがあり、この
ブラシローラ13aにより用紙後端の逆流が防止される。また、排紙センサSN3は排紙ローラ13によりステイプルユニット14へ送り込まれる用紙を検知し、センサSN8は放出爪17を検知する。また、叩きコロ15は反時計回りに回転している。
下限位置検出手段としての下限(退避)位置センサSN7は下側の排紙トレイ11が所定の下限位置に来たことを検出し、上限位置検出手段としての上限位置センサSN5は上側の排紙トレイ10が所定の上限位置に来たことを検出する。満杯検出手段としての満杯位置センサSN9は下側の排紙トレイ11上の用紙が満杯になって排紙トレイ11が上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する。紙面位置センサSN6は、排紙ローラ9の下側近傍に設置され、排紙トレイ10、11及びその積載用紙を検出する。この紙面位置センサSN6は、下側の排紙トレイ11が上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段を兼ねる。
本実施例の処理モード及び排紙トレイ10、11の設定は、画像形成装置の操作部や画像形成装置に接続されたコンピュータなどからなされる。このとき、排紙先がプルーフトレイPであるにもかかわらず綴じモードが選択された場合には、排紙先が優先され、各モードの設定が解除される。
排紙トレイ10、11は、上下方向に昇降可能に設けられ、それぞれ独立に上下昇降駆動源により上下方向へ昇降される。この上下昇降駆動源について説明すると、図4、図6及び図7に示すように、排紙トレイ10は一対の側板20a、20bに掛け渡されたベース38に取り付けられ、一対の側板20a、20bにはガイドコロ21が図示しない短軸を介して回転自在に取り付けられる。このガイドコロ21は、断面がコの字形の一対のガイドレール22a、22bの内側に沿って上下方向に移動可能に構成され、側板20a、20bとベース38により挟み込まれることではずれ防止がなされている。
一方、駆動軸23と従動軸24にはタイミングプーリ25を介してタイミングベルト26が適当なテンションを持ってかけられる。このタイミングベルト26の一部は側板20a、20bの一部が固定され、排紙トレイ10を含むユニットがタイミングベルト26に吊り下げられる。従って、駆動軸23が上下昇降駆動源としての駆動ユニットにより排紙トレイ11と独立して駆動されることで排紙トレイ10が昇降する。
排紙トレイ11は一対の側板27a、27bに掛け渡されたベース28に取り付けられ、一対の側板27a、27bにはガイドコロ29が図示しない短軸を介して回転自在に取り付けられる。このガイドコロ29は、断面がコの字形の一対のガイドレール22a、22bの内側に沿って上下方向に移動可能に構成され、側板27a、27bとベース28により挟み込まれることではずれ防止がなされている。
一方、駆動軸30と従動軸31にはタイミングプーリ32を介してタイミングベルト33が適当なテンションを持ってかけられる。このタイミングベルト33の一部は側板27a、27bの一部が固定され、排紙トレイ11を含むユニットがタイコングベルト33に吊り下げられる。従って、駆動軸30が図3に示すような上下昇降駆動源としての駆動ユニット34により排紙トレイ10と独立して駆動されることで排紙トレイ11が昇降する。
駆動ユニット34においては、上下モータ35で発生した動力がウォームギヤ36を含む伝達機構を介して駆動軸30に伝達されて駆動軸30が回転駆動される。伝達機構の途中にウォームギヤ36が介在しているため、排紙トレイ11を所定位置で保持することができる。駆動軸23を回転駆動する駆動ユニットは上記駆動ユニット34と同様な、上下モータ37(図2参照)を含む駆動ユニットにより構成されている。
図5〜図7に示すように、排紙トレイ10がエンドフェンス10aを有する排紙トレイであるとともに、ガイドレール22a、22bが屈曲している部分を有することで、排紙ローラ9とエンドフェンス10aの衝突が防止される。しかも、タイミングベルト26は、排紙トレイ10が傾いた場合も、図6、図7に示すようにタイミングプーリ25によって適当なテンションを保持できるようになる。
各排紙トレイ10、11のホームポジション(電源投入時の位置)としては、図8(a)に示すように、排紙トレイ10のホームポジションはエンドフェンス10aの先端が上限位置センサSN5により検出された位置とし、排紙トレイ11のホームポジションは排紙トレイ11の下側が満杯位置センサNS9により検出された位置とする。電源投入時には、まず、下限位置センサSN7のオン/オ
フをチェックして下限位置センサSN7が排紙トレイ11を検出していない状態であれば排紙トレイ11が下限位置センサSN7より上方にいると判断して排紙トレイ11を下降させ、満杯位置センサSN9が排紙トレイ11の下側を検出した時点で排紙トレイ11を停止させる。
排紙トレイ11が満杯位置センサSN9と下限位置センサSN7との間の中間位置にいる場合には、排紙トレイ11の下降時に下限位置センサSN7が排紙センサ11を検出してから排紙トレイ11を上昇させ、満杯位置センサSN9が排紙トレイ11の下側を検出した時点で排紙トレイ11を停止させる。次に、上限位置センサSN5のオン/オフ状態をチェックして上限位置センサSN5が排紙
センサ10を検出していない状態であれば、排紙トレイ10を上昇させ、上限位置センサSN5によりエンドフェンス10aの先端が検出されたら排紙トレイ10を停止させる。なお、排紙トレイ10、11は同時に移動を開始してもよいも
のとする。
図8(b)(c)は排紙トレイ10、11へ用紙39を排出する際の各排紙トレイ10、11の位置をそれぞれ示す。図9(a)は図8(b)に示すように排紙トレイ11へ用紙39を排出してその用紙39の量が多くなり排紙トレイ11上の用紙39が満杯になった時の状態(紙面位置センサSN6が排紙トレイ11上の用紙39の上面を検出し、満杯位置センサSN9が排紙トレイ11の下側を検出している状態)を示す。
図9(b)は排紙トレイ11上の用紙39が満杯の状態で用紙排出先を排紙トレイ11から排紙トレイ10へ切り替えた状態を示す。この状態では、排紙トレイ10を排紙口に移動したときに、排紙トレイ11は用紙39が満杯になった時の位置よりもさらに下側の位置(下限位置センサSN7が排紙センサ11の下側を検出する位置)へ退避させる必要がある。つまり、排紙トレイ11上の用紙3
9が満杯になったことを検出する満杯位置センサSN9は、図9(a)に示すように排紙トレイ11が下限位置(退避位置)にきたことを検出する下限位置センサSN7から排紙トレイ10のエンドフェンス10aの高さL1以上の高さL3だけ上方に配置することが必要である。
なお、センサSN5、SN6、SN7、SN9は、図10に示すようにエンドフェンス40上で排紙トレイ10、11に排出された用紙の中央付近を検出するように配置される。センサSN5、SN6、SN7、SN9は、本装置の固定部材41に固定されている取り付け部材42に取りつけられたマイクロスイッチからなり、排紙トレイ10、11及びその積載用紙によりオン/オフされる。
ところで、用紙を下側の排紙トレイ11に排出する場合には、排紙トレイ11に用紙を積載した状態でも上側の排紙トレイ10を排紙口まで下降できるように満杯位置センサSN9を設けているが、その為に下側の排紙トレイ11に積載できる最大用紙積載量は排紙口から排紙トレイ11の下限位置までのスペースに相当する量にはならなくなってしまう。
そこで、本実施例では、下側の排紙トレイ11上の用紙を取り除くまで上側の排紙トレイ10を下降させないモード(大量積載モード1)を追加することで、一時的に下側の排紙トレイ11へ現状よりもさらに大量に用紙を排出することが可能となっている。また、この大量積載モード1と通常の用紙積載モードとを切り替えるための切替信号を、画像形成装置側から用紙を出力する際に画像形成装置側から後処理装置側へ送ることによってモードの切替が容易になるようにしている。なお、後処理装置でディップスイッチ等によりモードを切り替える場合にはディップスイッチ等の切替作業が必要であり、画像形成装置側で集中してモードを設定する場合に比べて操作性が悪くなる。
大量積載モード1が選択された場合には、まず、図11に示すように、上側の排紙トレイ10を上限位置センサSN5で検出される上限位置まで上昇させ、排紙トレイ11を排紙口へ移動して用紙の出力をスタートさせる。用紙の出力は下限位置センサSN7が排紙トレイ11を検出するまで停止しないようにする。
大量積載モード1が解除された場合には、排紙トレイ11上の用紙が取り除かれて排紙トレイ11を上昇させた際に、満杯位置センサSN9が排紙トレイ11の下側を検出しなくなる位置まで排紙トレイ11が上昇した時に排紙トレイ10への用紙排出を許可するようにする。大量積載モード1と通常の用紙積載モードとの切替は用紙を出力する前に画像形成装置側からその切替の情報をもらうことで行う。
また、本実施例では、選択されたときに、まず上側の排紙トレイ10上の用紙が満杯になるまで用紙の排出を行い、排紙先を上側の排紙トレイ10から下側の排紙トレイ11へ自動的に切り替えて続けて下側の排紙トレイ11が下限位置に達するまで用紙を排出するモード(大量積載モード2)を追加することで、排紙トレイに連続して最大限の用紙の積載が可能になるようにしている。
大量積載モード2が選択された場合には、排紙トレイ11はまず下限位置センサSN7で検出される位置まで下降させ、排紙トレイ10は紙面位置センサSN6がエンドフェンス10aの先端を検出する位置(紙面位置センサSN6がオフする位置)まで下降させ、用紙を排紙トレイ10に排出してその用紙排出中に排紙トレイ10上の用紙が紙面位置センサSN6がオンするまで用紙を出力する。
次に、用紙の出力を一旦停止させて排紙トレイ10をその積載用紙が上限位置センサSN5で検出される位置まで上昇させ、排紙トレイ11を排紙口へ移動させて用紙の出力をスタートさせる。用紙の出力は下限位置センサSN7が排紙トレイ11を検出するまで停止しないようにする(図12参照)。大量積載モード2が解除された場合には、排紙トレイ11上の用紙が取り除かれて排紙トレイ11を上昇させたときに、排紙トレイ11の下側が満杯位置センサSN9で検出されなくなる位置まで排紙トレイ11が上昇したときに排紙トレイ10への用紙排出を許可するようにする。
図2は本実施例の電装系を示す。本実施例の後処理装置70においては、制御手段としてのマイクロコンピュータはCPU43、I/Oインターフェース44等からなり、CPU43は画像形成装置45における操作部及び後処理装置70の各スイッチ及び各センサ(センサSN1〜SN9を含む)46からの信号がバッファ47、I/Oインターフェース44を介して入力される。
CPU43は、入力信号に基づいて、ステイプルモータ48、放出モータ49、ステイプル移動モータ50、ジョガーモータ51、上下モータ35、37、シフトモータ52、搬送モータ53、排紙モータ54、ソレノイド5、7、55をドライバ58〜69を介して制御する。ここに、ステイプルモータ48はステイプラSを駆動するモータであり、放出モータ49は放出ベルト18を駆動するモ
ータである。ステイプル移動モータ50はステイプラSを移動させるモータであり、ジョガーモータ51はジョガーフェンス16を駆動するモータである。
シフトモータ52は排紙トレイ10、11を前後方向に移動させて用紙の仕分けを行うためのモータであり、搬送モータ53は搬送ローラ4、8、12を駆動するモータである。排紙モータ54は排紙ローラ9、13を駆動するモータであり、ソレノイド55は叩きコロ15を駆動するモータである。CPU43は、搬送モータ53からのパルス信号をカウントし、そのカウント値に応じてソレノイド55を制御する。
CPU43は画像形成装置45の制御部と信号のやり取りをシリアルに行い、中継装置71は画像形成装置45と上記パンチャーとの信号のやり取りを中継する。この場合、パンチャーにおけるパンチセンサ72からの信号がバッファ73を介して画像形成装置45の制御部へ出力され、画像形成装置45の制御部がパンチャーのパンチモータ74、ソレノイド75をドライバ76、77を介して制御する。
画像形成装置45は周知の作像部や操作部などを有するものである。その作像部は、像担持体としての感光体上に作像手段で画像(トナー像)を形成して給紙装置からの用紙へ感光体上の画像を転写手段により転写し、その用紙上の画像を定着装置により定着してから該画像形成済みの用紙を後処理装置70へ排出する。画像形成装置45の制御部は、画像形成装置45の操作部や後処理装置70からの信号(情報)に基づいて上記作像部を制御して上述のような作像動作を行わせる。
図13はCPU43の処理フローを示す。CPU43は、電源がオンすると、ステップS1でイニシャル動作をスタートして通常の用紙積載モードを行い、即ち、ステップS2で下限位置センサ(下限センサとも言う)SN7からの入力信号をチェックして下限位置センサSN7がオンしたか否かを判断し、下限位置センサSN7がオンしていればステップS19で上下モータ35を制御して排紙トレイ11を上昇させる。
次に、CPU43は、ステップS20で満杯位置センサ(退避センサとも言う)SN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオンしたか否かを判断し、満杯位置センサSN9がオンすればステップS21で満杯位置センサSN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオフしたか否かを判断する。CPU43は、満杯位置センサSN9がオフすれば、ステップS22で上下モータ35を停止させて排紙トレイ11を停止させることにより、排紙トレイ11をその下側が満杯位置センサSN9で検出される位置で停止させ、ステップS9へ進む。
また、CPU43は、ステップS2で下限位置センサSN7がオフしていればステップS3で上下モータ35を制御して排紙トレイ11の下降を開始させ、ステップS4で満杯位置センサSN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオンしたか否かを判断する。CPU43は、満杯位置センサSN9がオンすればステップS5で上下モータ35を停止させて排紙トレイ11を停止させた後に、ステップS6で上下モータ35を制御して排紙トレイ11の上昇を開始させる。
次に、CPU43は、ステップS7で満杯位置センサSN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオフしたか否かを判断し、満杯位置センサSN9がオフすればステップS8で上下モータ35を停止させて排紙トレイ11を停止させることにより、排紙トレイ11をその下側が満杯位置センサSN9で検出される位置で停止させ、ステップS9へ進む。
また、CPU43は、ステップS4で満杯位置センサSN9がオンしていなければステップS13で下限位置センサSN7からの入力信号をチェックして下限位置センサSN7がオンしたか否かを判断し、下限位置センサSN7がオンしていなければステップS4に戻る。CPU43は、下限位置センサSN7がオンすればステップS14で上下モータ35を停止させて排紙トレイ11を停止させ、ステップS15で上下モータ35を制御して排紙トレイ11を上昇させる。
次に、CPU43は、ステップS16で満杯位置センサSN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオンしたか否かを判断し、満杯位置センサSN9がオンすればステップS17で満杯位置センサSN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオフしたか否かを判断する。CPU43は、満杯位置センサSN9がオフすれば、ステップS18で上下モータ35を停止させて排紙トレイ11を停止させることにより、排紙トレイ11をその下側が満杯位置センサSN9で検出される位置で停止させ、ステップS9へ進む。
CPU43は、ステップS9では、上限位置センサ(退避位置センサとも言う)SN5からの入力信号をチェックして上限位置センサSN5がオンしているか否かを判断し、上限位置センサSN5がオンしていなければステップS10で上下モータ37を制御して排紙トレイ10を上昇させる。そして、CPU43は、ステップS11で上限位置センサSN5からの入力信号をチェックして上限位置センサSN5がオンしたか否かを判断し、上限位置センサSN5がオンすれば上下モータ37を停止させて排紙トレイ10を停止させる。
図14はCPU43の他の処理フローを示す。
CPU43は、ステップS31で排紙トレイへ用紙を積載する用紙積載モードが大量積載モード1に設定されているか否かを判断し、用紙積載モードが大量積載モード1に設定されていればステップS32で上限位置センサSN5からの入力信号をチェックして上限位置センサSN5がオンしているか否かを判断する。CPU43は、上限位置センサSN5がオンしていればステップS36に飛び、上限位置センサSN5がオンしていなければステップS33で上下モータ37を制御して排紙トレイ10を上昇させる。
そして、CPU43は、ステップS34で上限位置センサSN5からの入力信号をチェックして上限位置センサSN5がオンしたか否かを判断し、上限位置センサSN5がオンすればステップS35で上下モータ37を停止させて排紙トレイ10を停止させ、ステップS36に進む。CPU43は、ステップS36では上下モータ35を制御して排紙トレイ11の上昇を開始させ、ステップS37で紙面位置センサ(紙面検知センサとも言う)SN6がオンしたか否かを判断する。
CPU43は、紙面位置センサSN6がオンしなければステップS36に戻り、紙面位置センサSN6がオンすればステップS38で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら上下モータ35を制御して排紙トレイ11を紙面位置センサSN6がオフするまで上昇させてから停止させる。次に、CPU43は、ステップS39で画像形成装置45へ用紙の出力を開始してもらう情報を送ることで画像形成装置45から用紙の出力を開始させ、ステップS40で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしたか否かをチェックする。
CPU43は、紙面位置センサSN6がオンしていなければステップS39に戻り、紙面位置センサSN6がオンすればステップS41で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら上下モータ35を制御して排紙トレイ11を紙面位置センサSN6がオフするまで下降させてから停止させる。次に、CPU43は、ステップS42で下限位置センサ(下限センサとも言う)SN7からの入力信号をチェックして下限位置センサSN7がオンしたか否かをチェックし、下限位置センサSN7がオンしていなければステップS39に戻る。
CPU43は、下限位置センサSN7がオンすればステップS43で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら画像形成装置45に対して紙面位置センサSN6がオンするまで用紙を出力させてから用紙の出力を停止してもらう情報を送ることで、画像形成装置45に紙面位置センサSN6がオンするまで用紙を出力させる。次に、CPU43は、ステップS44で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしたか否かを判断し、紙面位置センサSN6がオンすれば処理を終了してユーザに排紙トレイ11上の用紙を取り除いてもらう。
また、CPU43は、大量積載モード1が解除された場合にはステップS31からステップS45に進んで紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしているか否かを判断し、紙面位置センサSN6がオンしていなければ排紙トレイ11上の用紙が取り除かれたものと判断してステップS46で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら上下モータ35を制御して排紙トレイ11を紙面位置センサSN6がオンするまで上昇させる。
次に、CPU43は、ステップ47で満杯位置センサ(満杯検知センサとも言う)SN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオンしたか否かを判断して満杯位置センサSN9がオンしていなければステップS45に戻り、満杯位置センサSN9がオンすればステップS48で画像形成装置45の制御部に対して排紙トレイ11への用紙排出を許可する情報を送る。
図15は画像形成装置45の制御部の動作フローを示す。画像形成装置45の制御部は、電源がオンされると、ステップS51でイニシャル動作を開始し、ステップS52、S53で画像形成装置(本体とも言う)45の操作部における各種キーによる入力(大量積載モード1、大量積載モード2、通常の用紙積載モードのいずれかの用紙積載モード、クリアモード、綴じモード、通常の非綴じモードのいずれかの処理モードなどを設定する信号の入力を含む)を受け付け、用紙積載モード(単に積載モードとも言う)の設定(用紙積載モードを設定する信号の入力)が終了すれば、ステップS54で後処理装置70からの情報などをチェックして用紙出力の準備が整ったか否かを判断する。画像形成装置45の制御部は、用紙出力の準備が整えばステップS55で後処理装置(後処理機とも言う)70のCPU43へ操作部で設定された用紙積載モードや処理モードなどを通知する。
図16はCPU43の別の処理フローを示す。
CPU43は、ステップS61で大量積載モード2が設定されているか否かを判断し、大量積載モード2が設定されていればステップS62で上下モータ35を制御して排紙トレイ11を下降させ、ステップS63で下限位置センサSN7からの入力信号をチェックして下限位置センサSN7がオンしたか否かを判断する。CPU43は、下限位置センサSN7がオンしていなければステップS62に戻り、下限位置センサSN7がオンすればステップS64で上下モータ35を停止させて排紙トレイ11を停止させる。
次に、CPU43は、ステップS65で上下モータ37を制御して排紙トレイ10の下降を開始させ、ステップS66で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしたか否かを判断する。CPU43は、紙面位置センサSN6がオンすれば、ステップS67で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオフした(排紙トレイ10のエンドフェンス10aの先端を検出した)か否かを判断する。
CPU43は、紙面位置センサSN6がオフすればステップS68で上下モータ37を停止させて排紙トレイ10を停止させ、ステップS69で画像形成装置45へ用紙の出力を開始してもらう情報を送ることで画像形成装置45から用紙の出力を開始させる。次に、CPU43は、ステップS70で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンした(排紙トレイ10が満杯になった)か否かを判断し、紙面位置センサSN6がオンすればステップS72で画像形成装置45に対して用紙の出力を停止してもらう情報を送ることで、画像形成装置45に用紙の出力を停止させる。
次に、CPU43は、ステップS73で上下モータ37を制御して排紙トレイ10を上昇させ、ステップS74で上限位置センサSN5からの入力信号をチェックして上限位置センサSN5がオンしたか否かを判断し、上限位置センサSN5がオンすればステップS75で上下モータ37を停止させて排紙トレイ10を停止させる。次に、CPU43は、ステップS76で上下モータ37を制御して排紙トレイ10を上昇させ、ステップS77で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしたかい名かを判断する。
CPU43は、紙面位置センサSN6がオンしていなければステップS76に戻り、紙面位置センサSN6がオンすればステップS78で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら上下モータ35を制御して排紙トレイ11を紙面位置センサSN6がオフするまで下降させてから停止させる。次に、CPU43は、ステップS79で画像形成装置45へ用紙の出力を開始してもらう情報を送ることで画像形成装置45から用紙の出力を開始させ、ステップS80で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしたか否かを判断する。
CPU43は、紙面位置センサSN6がオンしていなければステップS79に戻り、紙面位置センサSN6がオンすればステップS81で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら上下モータ35を制御して排紙トレイ11を紙面位置センサSN6がオフするまで下降させてから停止させる。次に、CPU43は、ステップS82で下限位置センサSN7からの入力信号をチェックして下限位置センサSN7がオンしたか否かを判断し、下限位置センサSN7がオンしていなければステップS79に戻る。
また、CPU43は、下限位置センサSN7がオンすればステップS83で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら画像形成装置45に対して紙面位置センサSN6がオンするまで用紙を出力させてから用紙の出力を停止してもらう情報を送ることで、画像形成装置45に紙面位置センサSN6がオンする(排紙トレイ11上の用紙が満杯になる)まで用紙を出力させてから用紙の出力を停止させる。次に、CPU43は、ステップS84で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしたか否かを判断し、紙面位置センサSN6がオンすれば処理を終了してユーザに排紙トレイ11上の用紙を取り除いてもらう。
また、CPU43は、大量積載モード2が解除された場合にはステップS61からステップS85に進んで紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックして紙面位置センサSN6がオンしているか否かを判断し、紙面位置センサSN6がオンしていなれば排紙トレイ11上の用紙が取り除かれたものと判断してステップS86で紙面位置センサSN6からの入力信号をチェックしながら上下モータ35を制御して排紙トレイ11を紙面位置センサSN6がオンするまで上昇させる。
次に、CPU43は、ステップ87で満杯位置センサSN9からの入力信号をチェックして満杯位置センサSN9がオンしたか否かを判断して満杯位置センサSN9がオンしていなければステップS85に戻り、満杯位置センサSN9がオンすればステップS88で画像形成装置45の制御部に対して排紙トレイ10への用紙排出を許可する情報を送る。
このように、この実施例によれば、画像形成装置45から排出された画像形成後の用紙を受ける後処理装置70からなる用紙処理装置において、前記画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ10及び下側排紙トレイ11を含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ10及び前記下側排紙トレイ11をそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源としての駆動ユニット34と、前記下側排紙トレイ11が所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段としての下限位置センサSN7と、前記下側排紙トレイ11が所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段としての紙面位置センサSN6と、前記下側排紙トレイ11上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段としての満杯位置センサSN9とを備え、用紙を前記下側排紙トレイ11に排出する際に前記下側排紙トレイ11上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段SN9が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモード(通常の用紙積載モード)と、用紙を前記下側排紙トレイ11に排出する際に前記下側排紙トレイ11が下限位置に来たことを前記下限位置検出手段SN7が検出するまで前記下側排紙トレ
イ11に用紙を排出する第2のモード(大量積載モード1)とを持つので、この第2のモードの追加により下側排紙トレイの移動可能な限られたスペースを全て有効に活用して下側排紙トレイへの用紙積載を行うことが可能であり、装置の小スペース化が実現可能である。また、用紙を一度に大量に排紙することが可能であり、用紙出力の途中で排紙トレイから用紙を取り除く煩わしさをなくすことが可能である。
また、この実施例によれば、前記第1のモードと前記第2のモードの切替を前記画像形成装置45から指示できるようにしたので、第1のモードと第2のモードの切替操作が簡単になる。また、第1のモードと第2のモードとを切り替えて使用でき、用紙を出力する人の希望に、より合った後処理装置の提供が可能になる。
また、この実施例によれば、前記第2のモードの場合、最初に前記上側排紙トレイ10上の用紙が満杯になるまで前記上側排紙トレイ10に用紙を排出させてから用紙排出先を前記上側排紙トレイ10から前記下側排紙トレイ11に切り替えて続けて用紙を前記下側排紙トレイ11に排出させる(大量積載モード2を行う)制御手段を備えたので、請求項1、2に係る発明よりもさらに上側排紙トレイの用紙積載量分だけ多く、続けて用紙の出力が可能となり、より小スペース化を図ることができる。
本発明の他の実施例は、請求項3に係る発明の一実施例であって、上記実施例の後処理装置70と画像形成装置45とを組み合わせて用紙処理装置としたものであり、上記実施例と同様な効果が得られる。
本発明の別の実施例は、請求項4に係る発明の一実施例であって、上記実施例の後処理装置70において画像形成装置70からの用紙を通常の非綴じモードで排紙トレイ10、11へ排出する部分を画像形成装置70に組み込んだものであり、上記実施例と同様な効果が得られる。
本発明の一実施例を示す断面図である。 同実施例の電装系を示すブロック図である。 同実施例の一部を示す斜視図である。 同実施例の一部を示す側面図である。 同実施例の排紙トレイの各態位を示す正面図である。 同実施例の一部の一態位を示す正面図である。 同実施例の一部の他の態位を示す正面図である。 同実施例の各態位を示す正面図である。 同実施例の他の各態位を示す正面図である。 同実施例のセンサを説明するための図である。 同実施例の他の態位を示す正面図である。 同実施例の他の態位を示す正面図である。 同実施例におけるCPUの処理フローを示すフローチャートである。 同実施例におけるCPUの他の処理フローを示すフローチャートである。 同実施例が接続される画像形成装置の制御部の動作フローを示すフローチャートである。 同実施例におけるCPUの他の処理フローを示すフローチャートである。
符号の説明
10、11 排紙トレイ
34 駆動ユニット
43 CPU
45 画像形成装置
SN7 下限位置センサ
SN6 紙面位置センサ
SN9 満杯位置センサ

Claims (6)

  1. 画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 画像形成装置から排出された画像形成後の用紙を受ける後処理装置からなる用紙処理装置において、前記画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つことを特徴とする用紙処理装置。
  3. 用紙に画像を形成する画像形成装置と、この画像形成装置から排出された画像形成後の用紙を受ける後処理装置とを有する用紙処理装置において、前記画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つことを特徴とする用紙処理装置。
  4. 用紙に画像を形成して画像形成後の用紙を排出する画像形成装置からなる用紙処理装置において、前記画像形成後の用紙が排出され上下方向に昇降可能に設けられた上側排紙トレイ及び下側排紙トレイを含む複数の排紙トレイと、前記上側排紙トレイ及び前記下側排紙トレイをそれぞれ独立に上下方向へ昇降させる上下昇降駆動源と、前記下側排紙トレイが所定の下限位置に来たことを検出する下限位置検出手段と、前記下側排紙トレイが所定の上限位置に来たことを検出する上限位置検出手段と、前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になって上記下限位置と前記上限位置の間の所定位置に来たことを検出する満杯検出手段とを備え、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイ上の用紙が満杯になったことを前記満杯検出手段が検出した時に用紙の出力を停止する第1のモードと、用紙を前記下側排紙トレイに排出する際に前記下側排紙トレイが下限位置に来たことを前記下限位置検出手段が検出するまで前記下側排紙トレイに用紙を排出する第2のモードとを持つことを特徴とする用紙処理装置。
  5. 請求項2又は3記載の用紙処理装置において、前記第1のモードと前記第2のモードの切替を前記画像形成装置から指示できるようにしたことを特徴とする用紙処理装置。
  6. 請求項2、3、4又は5記載の用紙処理装置において、前記第2のモードの場合、最初に前記上側排紙トレイ上の用紙が満杯になるまで前記上側排紙トレイに用紙を排出させてから用紙排出先を前記上側排紙トレイから前記下側排紙トレイに切り替えて続けて用紙を前記下側排紙トレイに排出させる手段を備えたことを特徴とする用紙処理装置。
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