JP2006136950A - 複合工作機械の工具交換装置 - Google Patents

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新一 武内
Shuhei Oshima
修平 大島
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Abstract

【課題】
工具交換を主軸台の背後上方空間の非加工エリアで行なうことにより、安全で確実な交換を図る。
【解決手段】
主軸台に対してZ軸方向に移動して遠近する工具主軸台に回転可能に設けられる工具主軸に取り付けた工具を主軸台と工具マガジンとの間を往復する工具移送装置によって工具マガジンに貯蔵している工具と交換する複合工作機械の工具交換装置において、主軸台の背後上方空間に工具主軸台側の加工エリアと仕切る開閉可能なシャッターで覆われた窓を有するスプラシッシュガードを設け、工具主軸台を主軸台側に寄せて工具主軸を窓から背後上方空間に突入させ、この背後上方空間内で工具交換を行なうことを特徴とする複合工作機械の工具交換装置。
【選択図】
図2

Description

本発明は、複合工作機械の工具交換装置に関するものである。
回転するワークに対して固定された工具(バイト)を作用させて旋削加工を行なう機能と、固定又は回転するワークに対して回転する工具(ツール)を作用させて切削加工を行なう機能とを併せ持つ複合工作機械が存在する(特許文献1)。これにおいて、切削加工は、回転機能を有する工具主軸によっているが、工具主軸に取り付けられる工具は、少なくとも工具交換ができるようになって多種の加工が可能になっている。したがって、工具マガジンが必要となり、工具マガジンに貯蔵された工具と回転主軸に取り付けられる工具を工具交換装置によって自動的に交換している。
この場合、工具マガジンを何処に装備し、また、何処で工具交換するかが問題となる。先の特許文献1では、工具マガシン及び交換アームを有する交換装置を工具主軸台に付設し、工具主軸台と共に移動するようにしている。これによると、工具交換ステーションと工具主軸との位置が固定化され、工具交換装置の構造が簡単になるとともに、工具主軸台の任意の位置で工具交換ができるようになるが、工具主軸台に大きな慣性を有する工具マガジンを付設しているため、工具主軸台の移動に大きな力を要する他、位置制御も難しくなる。
また、加工エリア内で工具交換するため、交換場所に切粉や切削油が堆積したりすることもあり、円滑な作動が損なわれることがある。これを避けるために交換場所を開閉可能なシャッター等で覆っているものもあるが、これによると、移動体である工具マガジンにシャッターの開閉構造を施工しなければならず、構造が複雑になる。
このため、主軸台の背後に開閉可能なシャッターを装備してこのシャッターの後方に工具マガジンと工具交換装置を配置しているものがある(特許文献2)。そして、工具交換の際には、刃物台(タレット)を主軸台に接近させるとともに、シャッターを開いて工具交換装置を突出させて工具交換するようにしている。しかし、この場合も、工具交換場所は加工エリアであることには変わらない。また、タレットには固定工具を取り付けているから、その向きも主軸台側(Z軸方向)に向いているものもあれば、X軸方向に向いているものもあり、工具交換アームの構造が複雑になる。さらに、工具マガジンを主軸台の背後に設けているため、スペース的な制約もあって容量を大きくできないといったこともある。
特開平11−138374号公報 特開平04−152042号公報
本発明は、このような課題を解決するものであり、工具主軸に取り付けた工具を交換するに際し、工具交換場所を主軸台の背後上方の非加工エリアに固定することで、安全で確実な工具交換を可能にしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、主軸台に対してZ軸方向に移動して遠近する工具主軸台に回転可能に設けられる工具主軸に取り付けた工具を主軸台と工具マガジンとの間を往復する工具移送装置によって工具マガジンに貯蔵している工具と交換する複合工作機械の工具交換装置において、主軸台の背後上方空間に工具主軸台側の加工エリアと仕切る開閉可能なシャッターで覆われた窓を有するスプラシッシュガードを設け、工具主軸台を主軸台側に寄せて工具主軸を窓から背後上方空間に突入させ、この背後上方空間内で工具交換を行なうことを特徴とする複合工作機械の工具交換装置を提供したものである。
加えて、本発明は、上記工具交換装置において、請求項2に記載した、工具主軸台が、工具主軸をZ軸方向に向けて背後上方空間に突入する手段、請求項3に記載した、工具マガジンを主軸台を外れた左方に設けたを提供する。
請求項1の手段によると、工具交換は、非加工エリアである背後上方空間で行なわれるから、加工の邪魔にならないし、この背後上方空間は、スプラッシュガードで仕切られているから、切粉や切削油が飛散して来るのを防止し、安全で安定した工具交換が可能になる。さらに、交換する工具は、工具移送装置で工具マガジンから背後上方空間の所定の交換ポジションに移送されて来るものであるから、交換前に工具を待機させておくことができ、迅速な工具交換ができる。
請求項2の手段によると、工具主軸の後方投影面積は小さくて足りるから、スプラッシュガードに形成される窓は小さいものでよい。また、請求項3の手段によると、工具マガジンは主軸台と干渉する位置を避けて設置できるから、大きな容量のものにできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明が適用される一例としての工作機械の各要素のレイアウト図であるが、この工作機械は複合旋盤を主体としたもので、スラントタイプのベッド1の左端に第1主軸台2が据えられ、右端に第2主軸台3が据えられるデュアルヘッドタイプのものである。また、両主軸台2、3の手前側にタレット型の刃物台4が設けられている。一方、ベッド1の背後に水平な第2ベッド5が設けられており、これに工具主軸台6が載せられている。なお、説明において、位置や方向を指称しているが、これは、作業者が立つベッド1の手前を基準にしている。
以上の各要素はNCで制御され、第1主軸台2は、ベッド1に固定されて主軸の回転制御がC1軸制御としてなされる。第2主軸台3は、ベッド1上を左右に移動できるようになっており、その制御がA軸制御であり、主軸の回転制御がC2軸制御である。刃物台4は、左右及び前後に移動できるようになっており、前者がZ1軸制御、後者がX2軸制御となっている。工具主軸台6は、第2ベッド5に載せられて左右に移動するキャリッジ7に背後側が高い傾斜摺動面を前面に有するコラム8に摺動可能に設けられている。したがって、キャリッジ7の左右移動はZ1軸制御、コラム8の前後移動はY軸制御、工具主軸台6の上下移動はX1軸制御ということになる。
工具主軸台6は、ヘッド9を有しており、ヘッド9には工具主軸10が回転可能に収納されている。そして、このヘッド9は、コラム8の傾斜摺動面に直角な軸を中心に回動できるようになっており、この回動がB軸制御ということになる。この点で、この工作機械は、9軸制御ということになる(工具主軸10の回転制御も加えると10軸制御ということになる)。
工具主軸10に取り付けられる工具は、工具交換装置によって工具交換できるようになっている。図2は工具交換装置の正面図、図3は平面図、図4は左側面図であるが、この工具交換装置は、工具マガジン11と工具移送装置12とで構成される。工具マガジン11は、第1主軸台2を交わしたベッド1の左方に設けられており、フレーム13に左右に水平なドラム軸14を軸架してドラム軸14にドラムマガジン15を取り付けたもので構成されている。ドラムマガジン15の円周には、工具ポット16が等分に配されており、この工具ポット16に工具17が保持されている。ドラム軸14は、割出しモータ18で割出し回転できるようになっており、交換しようとする工具17を所定の割出しポジションAに割り出す。
本例のドラムマガジン15は、工具ポット16が30個設けられるものであり、この数の工具が貯蔵できるようになっている。また、ドラムマガジン15は、ドラム軸14に2個並列して設けられており、都合60本の工具が貯蔵できるようになっている。なお、ドラムマガジン15の取付数は任意に調整できるようになっており、必要に応じてその数を調整する。一方、フレーム13は、ベッド1の左端に位置決めして結合できるようになっており、さらに、本例のフレーム13にはキャスター18が設けられていて工具マガジン11ごと移動して交換ができるようになっている。
工具移送装置12は、工具マガジン11と第1主軸台2の背後上方空間19との間に亘って架設されるレール20と、レール20に沿って移動する交換アーム21とからなる。これにおいて、背後上方空間19の右端には、第1主軸台2の主軸22付近から背後に向かって右方空間を仕切る切削油飛散防止のスプラッシュガード23が設けられており、スプラッシュガード23を堺にして左方が背後上方空間19となる非加工エリア、右方が加工エリアに仕切られる。また、スプラッシュガード23には窓24が設けられており、この窓24は、シリンダ25によって開閉されるシャッター26で覆われている。
本例の交換アーム21は、本体部27と、本体部27に対して伸長可能で、かつ旋回できるほぼ真っ直ぐ向いたグリッパ28aと、これより90°下に向いたグリッパ28bとからなるもので、真っ直ぐ向いたグリッパ28aでドラムマガジン15の工具17を抜き出して90°上に向いた状態に旋回する。そして、この状態で、交換アーム21は、背後上方空間19まで移動してそこで待機している。なお、交換アーム21の移動は、装備した油圧モータ29等を駆動してレール20を走行する。
工具交換の指令が発せられると、工具主軸台6は、第1主軸台2側に寄せられる。このときの工具主軸10の姿勢は、特に限定されるものではないが、ヘッド9をB軸制御によって回動させて工具主軸10が左右に水平、すなわち、Z軸方向に向けられるのが、窓24を小さくできて好ましい。この状態で工具主軸台6が第1主軸台2側に移動して来ると、工具主軸10に取り付けられた工具30が窓24を通って(このとき、シャッター26は開いている)背後上方空間19に突入して来る。そこで、交換アーム21は、既に移送されて来ている工具17と工具主軸10の工具30とを交換する。この交換は、旋回して真っ直ぐ向いた空のグリッパ28bで工具主軸9の工具30を抜き出して上に向いているグリッパ28aを90°下に回して把持している工具17を工具主軸9に取り付ける。
以上が終了すると、再度加工が始まるが、このとき、工具移送装置12は、交換した工具30を工具マガジン11に運び、ドラムマガジン15から次に使用する工具17を抜き出して背後上方空間19まで運んで待機している。以上の操作をより簡単で確実にするため、ドラムマガジン15の工具ポット16の交換ポジション(割出しポジション)Aと、突入姿勢における工具主軸10の軸芯Bとは同芯に設定されている。なお、グリッパ28a、28bによる工具17、31の把持や解放は、従来公知のスプリング式によればよいし、工具主軸10等には、これも従来公知のクランプ機構が設けられている。
複合工作機械の各要素のレイアウト図である。 工具交換装置の正面図である。 工具交換装置の平面図である。 工具交換装置の左側面図である。
符号の説明
1 ベッド
2 第1主軸台
3 第2主軸台
4 刃物台
5 第2ベッド
6 工具主軸台
7 キャリッジ
8 コラム
9 ヘッド
10 工具主軸
11 工具マガジン
12 工具移送装置
13 フレーム
14 ドラム軸
15 マガジンドラム
16 工具ポット
17 工具
18 キャスター
19 背後上方空間
20 レール
21 交換アーム
22 主軸
23 スプラッシュガード
24 窓
25 シリンダ
26 シャッター
27 本体部
28a グリッパ
28b グリッパ
29 油圧モータ
30 工具

Claims (3)

  1. 主軸台に対してZ軸方向に移動して遠近する工具主軸台に回転可能に設けられる工具主軸に取り付けた工具を主軸台と工具マガジンとの間を往復する工具移送装置によって工具マガジンに貯蔵している工具と交換する複合工作機械の工具交換装置において、主軸台の背後上方空間に工具主軸台側の加工エリアと仕切る開閉可能なシャッターで覆われた窓を有するスプラシッシュガードを設け、工具主軸台を主軸台側に寄せて工具主軸を窓から背後上方空間に突入させ、この背後上方空間内で工具交換を行なうことを特徴とする複合工作機械の工具交換装置。
  2. 工具主軸台が、工具主軸をZ軸方向の主軸台側に向けて背後上方空間に突入する請求項1の複合工作機械の工具交換装置。
  3. 工具マガジンを主軸台を外れた左方に設けた請求項1又は2の複合工作機械の工具交換装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001030522A1 (fr) * 1999-10-28 2001-05-03 Nakamura-Tome Precision Industry Co., Ltd. Tour combine a commande numerique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001030522A1 (fr) * 1999-10-28 2001-05-03 Nakamura-Tome Precision Industry Co., Ltd. Tour combine a commande numerique

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