JP2006135808A - 再生装置及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】映像を記憶する記憶部100、映像の再生を制御する再生制御部101、制御にしたがって映像を表示する再生部102、視聴者が等倍速再生や早送り再生等の方法を指定する再生方法指定部103、記憶された映像から特徴量を算出する特徴量算出部104、算出された特徴量からシーンの短縮再生方法を決定する短縮再生方法決定部105、決定された短縮再生方法に基づいて映像の再生中にシーンの短縮再生方法を視聴者に提示する短縮再生方法提示部106から構成され、これにより重要でないシーンを再生する際に、早送りやスキップ等の適切な再生方法を視聴者に推薦することにより、映像を確認しながら対話的に短縮視聴できる。
【選択図】 図1
Description
本発明の第1の実施形態による映像再生装置について、図1から図3に基づいて説明する。
図1は第1の実施形態による映像再生装置の構成図である。
図2は第1の実施形態による映像再生装置の処理の概要を説明するための図である。
図3は第1の実施形態による映像再生装置を用いて対話的に映像を短縮再生する手順をフローチャートで表したものである。
本発明は上記実施形態に限らず、その主旨を逸脱しない限り種々に変更することができる。
第1の実施形態の短縮再生は等倍速再生と4倍速再生であったがこれに限らない。例えば、再生の種類は2種類に限らず、等倍速再生、4倍速再生、10倍速再生のように3種類以上でもよい。あるいは、次のシーンまでスキップしたり、スローモーションで再生したり、4倍速再生がシーンの最後まで進むと自動的に等倍速再生するような複雑な再生方法でもよい。
第1の実施形態の短縮再生方法提示部106は、4倍速再生を「x4」、等倍速再生を「x1」の文字列で表したが、これに限らず短縮再生方法を視聴者に知覚させる提示方法であればなんでもよい。図4に短縮再生方法の提示方法の一例を示す。例えば、再生画面400と再生画面401は第1の実施形態の例を表す。
第1の実施形態の短縮再生方法提示部106は、短縮再生方法決定部105で決定したシーンに対応した短縮再生方法をそのシーンの再生中に提示したがこれに限らない。
第1の実施形態の短縮再生方法決定部105は、映像を再生する前に予めシーンと短縮再生方法を決定したが、映像を再生しながら映像を先読みして決定してもよい。長時間の映像の場合には映像の解析に時間がかかるが、解析が終了するまで待たずに映像再生を開始できる。
第1の実施形態の短縮再生方法決定部105は、1種類の固定した短縮再生方法を決定したが、粒度の異なる複数種の短縮再生方法を決定したり、視聴者の指示により特徴量の解析条件を変更して再決定したりしてもよい。
第1の実施形態ではグラフ200に示す音圧を破線で示すレベルの閾値で判断して再生タイミング図201のようにシーンを区切って短縮再生方法を決定したが、例えば映像の再生中に視聴者がリモコンに付加された閾値レベル変更ボタンを操作して閾値を下げて、グラフ600に示すように破線で示すレベルの閾値を下げて再生タイミング図601のように等倍速再生の時間が長くなるようにして決定してもよい。
複数の閾値を用いて再生タイミング図201と再生タイミング図601のような複数系列の短縮再生方法を決定しておいて、例えば映像の再生中に視聴者がリモコンに付加された系列変更ボタンを操作して、任意の系列の短縮再生方法を選択してもよい。
あるいは、スキップから戻る操作があると、戻ったシーンの区間のみ閾値を下げて再生してもよい。例えば、図200のグラフに示す閾値で図201に示す再生タイミングを生成して再生を行う場合、シーン214をスキップした後に視聴者が例えば得点が大量に追加されていることに気づいてスキップしたシーンに重要な映像が含まれていることに気づいて戻る指示を出した場合、図600のグラフに示すように閾値を下げてシーン214の区間の中で新たに等倍再生のシーン611を生成して、シーン611を再生する。そして、スキップすることなくシーン611を視聴できるようになる。
第1の実施形態の映像再生装置では、アナログの特徴量(音圧データ)を特徴量算出部104で予め読み取って算出し、短縮再生方法決定部105が算出された音圧を閾値処理してシーン毎に短縮再生方法を決定している。
第1の実施形態の特徴量算出部104は音圧を算出したが、映像の動きベクトル、カット、映像の色調、カメラワーク、音声のステレオモード、歓声の大きさ、打撃音などの特定音の大きさ、クローズドキャプション、等の短縮再生方法を決定するのに必要な特徴量であればなんでもよい。
第1の実施形態の特徴量算出部104は記憶部100に記憶された映像と音声を解析して特徴量を算出したが、特徴量が得られる手段であればなんでもよい。
第1の実施形態ではDVDによる再生専用装置として説明したが、映像を再生する機能を有するものならばなにに組み込んでもよい。例えば、HDDレコーダー、映像再生機能のついた携帯電話等に組み込んでもよい。
第1の実施形態の映像再生装置では映像から特徴量を算出したが、特徴量をインターネット等から受信して、第1の実施形態のように受信した特徴量から短縮再生方法を決定してもよい。この場合、特徴量算出部104は不要である。
第1の実施形態の映像再生装置では短縮再生方法を提示したが、特徴量算出部104で算出された特徴量をそのまま視聴者に提示してもよい。この場合、短縮再生方法決定部105は不要である。
第1の実施形態の映像再生装置では短縮再生方法を視聴者に提示するのみで短縮再生するかどうかは視聴者が操作したが、短縮再生方法を提示すると同時に自動的に短縮再生を行い、視聴者からは短縮再生をキャンセルするかどうかを指示してもよい。
本発明の第2の実施形態による映像再生装置について、図7から図9に基づいて説明する。
図7は第2の実施形態による映像再生装置の構成図である。
図9は映像再生装置を用いて対話的に映像を短縮再生する手順をフローチャートで表したものである。
第2の実施形態の短縮再生受信部107はインターネット上のサーバーから短縮再生方法を受信したが、短縮再生方法を受信できる手段であればなんでもよい。
第3の実施形態では音声のみを処理する。例えば、会議の内容をDVDやメモリに録音して短縮再生する場合に用いる。
第3の実施形態による音声再生装置の構成図は図1に示した第1の実施形態の構成図と略同一である。
処理手順も第1の実施形態と略同一であるので、異なることについてのみ以下に説明する。
101 再生制御部
102 再生部
103 再生方法指定部
104 特徴量算出部
105 短縮再生方法決定部
106 短縮再生方法提示部
Claims (22)
- 映像または音声を再生する再生装置において、
前記映像、音声または付加情報の少なくとも一つから時系列の特徴量を取得する特徴量取得手段と、
前記映像または音声の再生中の位置または次に再生する位置に関連させて前記算出された特徴量を視聴者に提示する特徴量提示手段と、
を具備する
ことを特徴とする再生装置。 - 映像または音声を再生する再生装置において、
前記映像、音声または付加情報の少なくとも一つから時系列の特徴量を取得する特徴量取得手段と、
前記算出された特徴量と所定の算出条件に基づいてシーンを決定し、前記各シーンの短縮再生方法を決定する短縮再生方法決定手段と、
前記映像または音声の再生中のシーンまたは次に再生するシーンに関連させて前記決定された短縮再生方法を視聴者に提示する短縮再生方法提示手段と、
を具備する
ことを特徴とする再生装置。 - 映像または音声を再生する再生装置において、
前記映像、音声においてシーンと前記各シーンの短縮再生方法を受信する短縮再生方法受信手段と、
前記映像または音声の再生中のシーンまたは次に再生するシーンに関連させて前記受信された短縮再生方法を視聴者に提示する短縮再生方法提示手段と、
を具備する
ことを特徴とする再生装置。 - 前記提示された短縮再生方法に基づいて前記視聴者が一の短縮再生方法を指示するための短縮再生方法指示手段と、
前記指示に基づいて前記映像または音声を短縮再生する再生手段と、
を具備する
ことを特徴とする請求項2または3記載の再生装置。 - 前記提示された一の短縮再生方法で映像または音声を自動的に再生すると共に、前記視聴者がその自動再生のキャンセルをキャンセル指示手段によって指示した場合には現在の再生方法を継続する再生手段を具備する
ことを特徴とする請求項2または3記載の再生装置。 - 前記短縮再生方法決定手段または前記短縮再生方法受信手段は、複数の短縮再生方法を決定または受信し、
前記短縮再生方法提示手段は、前記決定または受信された複数の短縮再生方法を提示し、
また、前記再生装置は、
前記提示された複数の殊再生方法の中から前記視聴者が選択手段によって選択した一の短縮再生方法に基づいて再生する再生手段を具備する
ことを特徴とする請求項2または3記載の再生装置。 - 前記短縮再生方法決定手段は、前記算出条件を変更する変更指示手段を有し、前記変更指示手段によって前記算出条件変更指示があった場合に、前記変更された算出条件で短縮再生方法を決定する
ことを特徴とする請求項2記載の再生装置。 - 前記特徴量取得手段は、前記取得した各シーン毎の特徴量を多値化し、
前記短縮再生方法決定手段は、前記変更された算出条件と前記多値化した特徴量に基づいて短縮再生方法を決定する
ことを特徴とする請求項7記載の再生装置。 - 前記短縮再生方法決定手段は、前記視聴者が前記映像または音声を時間的に遡って再生し直す場合に、前記遡った区間または前記遡った区間以降のすべての区間について、変更後の算出条件に基づいて前記短縮再生方法を再び決定し直す
ことを特徴とする請求項7記載の再生装置。 - 視聴者の短縮再生指示の履歴を記憶する履歴記憶手段を有し、
前記短縮再生方法決定手段は、前記視聴者が前記映像または音声を時間的に遡って再生し直す場合に、前記遡った区間または前記遡った区間以降のすべての区間について、前記記憶した履歴に基づいて前記算出条件を変更して短縮再生方法を再び決定し直す
ことを特徴とする請求項2記載の再生装置。 - 前記特徴量取得手段は、前記特徴量を前記再生中のシーンまたは次に再生するシーンから算出する
ことを特徴とする請求項1または2記載の再生装置。 - 前記特徴量取得手段は、前記特徴量を外部から受信する
ことを特徴とする請求項1または2記載の再生装置。 - 前記短縮再生方法は、前記映像または音声の等倍速再生方法、前記映像または音声をスキップして再生する方法、早送り再生方法、早送り再生してシーン末尾が来ると自動的に等倍速再生に戻る方法のうち少なくとも一つである
ことを特徴とする請求項2から12のうち少なくとも一項に記載の再生装置。 - 前記特徴量提示手段または前記短縮再生方法提示手段は、
図形、グラフ、文字列のうち少なくとも一つを前記再生装置の表示手段の画面上、前記画面外の小画面、前記再生装置のリモコン上の小画面のうち少なくとも一つに前記特徴量または前記短縮再生方法を提示するか、
前記画面外のランプ、前記リモコン上のランプの少なくとも一つの点灯状態を変化させて前記特徴量または前記短縮再生方法を提示するか、
または、前記再生装置の音出力手段から音または音声の少なくとも一つを再生して前記特徴量または前記短縮再生方法を提示する
ことを特徴とする請求項1から12のうち少なくとも一項に記載の再生装置。 - 前記短縮再生方法提示手段は、
前記シーン再生中の全時間、前記シーンの先頭から一定時間、前記シーン再生前の一定時間、前記提示と前記シーンの再生状態が食い違う全時間、前記提示と前記シーンの再生状態が食い違い始めてから一定時間のうち少なくとも一つ以上の組み合わせの時間に短縮再生方法を提示する
ことを特徴とする請求項2から12のうち少なくとも一項に記載の再生装置。 - 前記短縮再生方法指示手段は、
前記短縮再生方法提示手段による提示と一対一に対応する指示手段を具備するか、
または、前記短縮再生方法提示手段は等倍速かそうでないかのみの選択肢を提示して、この提示された選択肢を選択する提示手段を具備する
ことを特徴とする請求項4記載の再生装置。 - 映像または音声を再生する再生方法において、
前記映像、音声または付加情報の少なくとも一つから時系列の特徴量を取得する特徴量取得ステップと、
前記映像または音声の再生中の位置または次に再生する位置に関連させて前記算出された特徴量を視聴者に提示する特徴量提示ステップと、
を具備する
ことを特徴とする再生方法。 - 映像または音声を再生する再生方法において、
前記映像、音声または付加情報の少なくとも一つから時系列の特徴量を取得する特徴量取得ステップと、
前記算出された特徴量と所定の算出条件に基づいてシーンを決定し、前記各シーンの短縮再生方法を決定する短縮再生方法決定ステップと、
前記映像または音声の再生中のシーンまたは次に再生するシーンに関連させて前記決定された短縮再生方法を視聴者に提示する短縮再生方法提示ステップと、
を具備する
ことを特徴とする再生方法。 - 映像または音声を再生する再生方法において、
前記映像、音声においてシーンと前記各シーンの短縮再生を行う短縮再生方法を受信する短縮再生方法受信ステップと、
前記映像または音声の再生中のシーンまたは次に再生するシーンに関連させて前記受信された短縮再生方法を視聴者に提示する短縮再生方法提示ステップと、
を具備する
ことを特徴とする再生方法。 - 映像または音声を再生する再生方法をコンピュータによって実現するプログラムにおいて、
前記映像、音声または付加情報の少なくとも一つから時系列の特徴量を取得する特徴量取得機能と、
前記映像または音声の再生中の位置または次に再生する位置に関連させて前記算出された特徴量を視聴者に提示する特徴量提示機能と、
を実現する
ことを特徴とする再生方法のプログラム。 - 映像または音声を再生する再生方法をコンピュータによって実現するプログラムにおいて、
前記映像、音声または付加情報の少なくとも一つから時系列の特徴量を取得する特徴量取得機能と、
前記算出された特徴量と所定の算出条件に基づいてシーンを決定し、前記各シーンの短縮再生方法を決定する短縮再生方法決定機能と、
前記映像または音声の再生中のシーンまたは次に再生するシーンに関連させて前記決定された短縮再生方法を視聴者に提示する短縮再生方法提示機能と、
を実現する
ことを特徴とする再生方法のプログラム。 - 映像または音声を再生する再生方法をコンピュータによって実現するプログラムにおいて、
前記映像、音声においてシーンと前記各シーン毎の短縮再生を行う短縮再生方法を受信する短縮再生方法受信機能と、
前記映像または音声の再生中のシーンまたは次に再生するシーンに関連させて前記受信された短縮再生方法を視聴者に提示する短縮再生方法提示機能と、
を実現する
ことを特徴とする再生方法のプログラム。
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