JP2005317165A - 信号処理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 計算された盛り上がり度に関する情報をユーザに対して効果的に伝えるための信号処理装置及びその方法を提供する。
【解決手段】 録画再生装置1において、入力された映像・音声信号は、記録部121に記録される。盛り上がり度計算部122は、記録部121から映像・音声信号を取得して盛り上がり度を計算し、計算された盛り上がり度を記録部121に記録する。映像合成部123は、記録部121から映像・音声信号と盛り上がり度とを取得し、盛り上がり度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを例えば透過的に又は上書的に映像信号に合成して出力する。出力された映像・音声信号は、図示しない表示装置上に表示される。
【選択図】 図19


Description

本発明は、例えばテレビジョン放送により放送された番組の盛り上がりの程度をユーザに対して効果的に伝えるための信号処理装置及びその方法に関する。
テレビジョン放送された番組をDVD(Digital Versatile Disc)やHDD(Hard Disk Drive)のようなランダムアクセス可能な記録媒体に記録して再生する録画再生装置が近年急速に普及している。このような録画再生装置にはランダムアクセス性を利用した様々な機能が搭載されており、今までにない新しい機能が今後さらに追加されていくことが予想される。この新しい機能の1つとして、番組本編を要約して再生するダイジェスト再生機能が挙げられる。
ところで、番組本編のダイジェスト映像を作成するためには、ダイジェスト映像に採用するシーンと採用しないシーンとを区別する必要がある。この区別を自動的に行う方法は既に多数提案されている。例えば下記特許文献1では、放送された番組を前提するものではないものの、スポーツイベントにおいて観客が盛り上がった盛り上がり区間を音声解析により検出し、インデックスを生成・付与する技術が提案されている。このように、観客が盛り上がった音を検出するという方法は、スポーツの種別によらず汎用的に適用できるという利点や、試合進行上重要な個所が自動的に検出できるという利点がある。
特開2001−143451号公報
しかしながら、上述の特許文献1記載の技術を含む従来の技術では、盛り上がり区間を検出する方法は示されているものの、その使い方はインデックスの付与やダイジェスト映像の作成に留まっており、検出された情報が有効に活用されているとは言い難かった。その一方で、DVDやHDDのようなランダムアクセス可能な記録媒体に映像音声信号を記録して再生する録画再生装置の可能録画最大時間は増加の一途を辿っており、記録した映像コンテンツの内容を如何に効率よくユーザに伝えられるかが、録画再生装置の利便性を大きく左右する重要な要素となっている。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、計算された盛り上がりの程度(以下、「盛り上がり度」という。)に関する情報をユーザに対して効果的に伝えるための信号処理装置及びその方法を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る信号処理装置は、映像信号と該映像信号に対応する音声信号とを入力して所定の信号処理を施す信号処理装置であって、上記映像信号及び上記音声信号を入力する入力手段と、上記音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成するグラフ作成手段と、上記音声信号を出力する音声出力手段と、上記盛り上がり度グラフと上記映像信号との表示制御を行う表示制御手段とを備えるものである。
ここで、本発明に係る信号処理装置は、上記盛り上がり度グラフを上記映像信号と例えば透過的に又は上書的に合成する映像合成手段をさらに備えてもよく、この場合、上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフが合成された合成映像信号を表示装置の表示画面に表示させるよう制御する。
また、本発明に係る信号処理装置において、上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフと上記映像信号とを異なる表示領域に表示させるよう制御してもよい。この場合、上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフと縮小処理された上記映像信号とを表示装置の同一の表示画面の異なる表示領域に表示させるよう制御したり、上記盛り上がり度グラフを表示装置の第1の表示画面に表示させ、上記映像信号を該表示装置の第2の表示画面に表示させるよう制御したりすることができる。また、本発明に係る信号処理装置が表示手段をさらに備えている場合には、上記盛り上がり度グラフを上記表示手段に表示させると共に、上記映像信号を表示装置の表示画面に表示させるよう制御することもできる。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る信号処理装置は、映像信号と該映像信号に対応する音声信号とが記録された記録手段と、上記音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成するグラフ作成手段と、上記盛り上がり度グラフと上記映像信号の内容に関する情報、例えば映像信号のタイトルやサムネイル画像との表示制御を行う表示制御手段とを備える。
本発明に係る信号処理装置及びその方法によれば、映像信号と該映像信号に対応する音声信号とのうち、該音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成し、この盛り上がり度グラフと映像信号と合成して表示させ、又は異なる表示領域に表示させることにより、映像信号とそれに伴う音声信号を視聴するユーザは、映像信号の全体に亘る盛り上がり位置を容易に把握することができる。この結果、ユーザは、盛り上がっている部分だけを視聴したり、その前後を視聴したりと自在に再生位置をコントロールすることが可能となり、従来の視聴スタイルにはない新しい視聴スタイルを楽しむことが可能となる。
また、本発明に係る信号処理装置及びその方法によれば、映像信号と該映像信号に対応する音声信号とのうち、該音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成し、この盛り上がり度グラフと映像信号の内容に関する情報とを例えば表示装置の表示画面に表示させているため、例えば映像信号のタイトルと対応する盛り上がり度グラフとを表示させた場合には、再生するコンテンツを選択する際の判断材料の1つとすることができる。また、映像信号のサムネイル画像と対応する盛り上がり度グラフとを表示させた場合には、サムネイル画像によって映像信号の内容を把握できるのみならず、映像信号中におけるサムネイル画像の位置付けを容易に想像することができるようになる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態で説明する録画再生装置は、放送された番組の盛り上がり度を計算又は入力し、番組を視聴するユーザ(視聴者)に対して、番組再生画像に加えてその盛り上がり度の時間推移を視認可能とするものである。以下では先ず、番組の盛り上がり度の時間推移をユーザに対して視認可能とするユーザインターフェースについて説明し、次いで、そのようなユーザインターフェースを実現するための録画再生装置の構成及び動作について説明する。
図1は、放送されたサッカーの試合を従来の録画再生装置にて録画し、再生した場合の表示画面を示しており、サッカーの試合の1シーンが番組再生画像10として表示画面上に表示されている。放送されたサッカーの試合が表示画面上に表示される場合、従来このような表示形式となることが一般的である。
これに対して本実施の形態の録画再生装置では、以下に説明するような表示形式により、番組再生画像に加えてその番組の盛り上がり度の時間推移を示す情報をユーザに対して視認可能とする。
図2(A)は、図1の番組再生画像に盛り上がり度の時間推移を示すグラフ(以下、「盛り上がり度グラフ」という。)を合成した表示形式例であり、番組再生画像10の下部に盛り上がり度グラフ11が透過的に合成されている。図2(A)に示す盛り上がり度グラフ11において、横軸は試合開始(番組開始)時点から試合終了(番組終了)時点までの時間を示し、縦軸は各時点における盛り上がり度の高低を示す。このように、試合(番組)中の盛り上がり度の時間推移を番組再生画像10と合成して表示することにより、ユーザは試合全体に亘る盛り上がり位置を容易に把握することができる。この結果、ユーザは盛り上がっている部分だけを視聴したり、その前後を視聴したりと自在に再生位置をコントロールすることが可能となり、従来の視聴スタイルにはない新しい視聴スタイルを楽しむことが可能となる。
なお、図2(A)では、盛り上がり度グラフ11を番組再生画像10に透過的に合成するものとしたが、図2(B)に示すように、盛り上がり度グラフ11を番組再生画像10に上書き的に合成しても構わない。これにより、盛り上がり度グラフ11が合成されている部分の画像が煩雑になることが回避され、より容易に盛り上がり度グラフ11を確認できるという利点がある。
但し、図2(A),(B)の例では、番組再生画像10に盛り上がり度グラフ11を重ねて合成しているため、盛り上がり度グラフ11が合成された部分に相当する番組再生画像10が部分的に見えなくなるという欠点がある。そこで、図3に示すように、表示画面12内に番組再生画像10を縮小表示し、空いた部分に盛り上がり度グラフ11を表示しても構わない。これにより、番組再生画像10を隠すことなく、盛り上がり度グラフ11を表示することが可能となる。
ここで、図2,図3の例では、盛り上がり度グラフ11の縦軸及び横軸の尺度が示されていない。そこで、図4(A)に示すように、横軸に対応する時間を表示させたり、図4(B)に示すように、縦軸に対応する盛り上がり度を表示させたりすることができる。このように、盛り上がり度グラフ11の各軸の尺度を表示することにより、グラフの意味が鮮明になり、ユーザに対して視認性を高める効果がある。なお、図示していないが、盛り上がり度グラフ11の縦軸と横軸との両方に尺度を表示しても同様な効果が得られる。
また、図2〜図4の例では、盛り上がり度グラフ11中に現在の再生位置が示されていないため、現在の再生位置が盛り上がり度グラフ11内でどの位置に相当するかが分かり難いという問題がある。そこで、図5(A)に示すように、現在表示している番組再生画像10の再生位置に相当する盛り上がり度グラフ11内の位置にバー20を表示することができる。このバー20の位置は、番組再生画像10の再生位置に合わせて図5(B)のように時々刻々と更新される。図5(B)は、図5(A)の再生位置に相当するバー20が時間経過に伴って現在の再生位置に相当するバー21に更新された様子を示したものである。このように、盛り上がり度グラフ11中に現在の再生位置を示すバーを表示することで、ユーザは現在の再生位置を容易に確認することが可能となる。
なお、再生位置の表示方法が図5のようなバーを用いた例に限定されないことは勿論である。例えば、図6のようにキャラクタ30を盛り上がり度グラフ11に沿って移動させる表示方法であってもよく、図7のように盛り上がり度グラフ11の外にインジケータ40を表示してもよい。要するに、盛り上がり度グラフ11のどの部分が現在の再生位置に対応しているかが分かればよい。
また、スキップ再生やダイジェスト再生を行う場合には、図8に示すように、盛り上がり度が所定の閾値よりも高い部分を他の部分と区別して表示することも可能である。例えば、ユーザが図示しないリモートコントローラ等によりスキップ再生を指定する場合、スキップを1回指定する毎に一定時間間隔だけ番組をスキップする方法も考えられるが、現在の再生位置より後ろにあり、且つ盛り上がり度が高い最初の位置にスキップする方が便利である。図8の表示例では、盛り上がり度が高い区間として区間50〜53が盛り上がり度グラフ11内に示されている。例えば、現在の再生位置がバー22に対応する位置である場合、ユーザがスキップを指定するとバー23に対応する位置にスキップして再生することになる。また、ユーザが図示しないリモートコントローラ等によりダイジェスト再生を指定する場合、盛り上がり度が高い区間50〜53のみを連続的に再生することになる。
以上の図2〜図8の例では、番組の総時間に相当する盛り上がり度グラフ11を表示するものとしたが、必ずしも全てを表示する必要はなく、図9(A)に示すように、現在の再生位置付近に対応する区間についてのみ盛り上がり度グラフ11を表示するようにしても構わない。図9(A)の例は、バー24で示される番組開始後20分程度の位置を現在再生している様子を示しており、対応する盛り上がり度グラフ11は現在の再生位置の前後10分程度までが表示されている。番組の再生が進むに従って盛り上がり度グラフ11は更新され、約10分経過すると図9(B)のようになる。図9(B)の例は、バー25で示される番組開始後30分程度の位置を現在再生している様子を示している。
また、図2〜図9の例では、連続的な線によって盛り上がり度グラフ11を表現するものとしたが、これに限定されるものではない。すなわち、図10(A)のような上述した形式の表示の他、例えば図10(B)のような棒グラフによる表示、図10(C)のようなブロックによる表示、或いは図10(D)のようなキャラクタによる表示が可能である。さらに、図10(E)のような色の濃淡による表示も可能である。図示しないが、色の濃淡ではなく、例えば盛り上がり度が低い区間を青、盛り上がり度が高い区間を赤とするなど、色そのものを変えてもよい。また、図10(F)のようにキャラクタの違いによる表示も可能である。図10(F)の例では、盛り上がり度が低い区間では不満顔、盛り上がり度が高い区間では笑顔のキャラクタに対応させている。このように、盛り上がり度グラフ11は、ユーザが盛り上がり度の度合いを確認することが容易な形式であればよく、ここに例示した形式に限定されるものではない。
ところで、例えばテレビジョン放送された番組を録画した場合、番組の途中でコマーシャルメッセージ(以下、単に「コマーシャル」という。)が入る場合が多い。このように、番組中に番組本編以外の映像区間が挿入されている場合には、図11に示すように、その区間を盛り上がり度グラフ11内で区別して表示することで、ユーザの視認性を向上させることができる。図11では、盛り上がり度グラフ11内に区間60〜62が示されており、これらの区間がコマーシャル等の番組本編以外の映像区間に対応する。なお、このような番組本編以外の映像区間の位置を盛り上がり度グラフ11内に表示する場合、何らかの方法でその区間情報を得る必要があるが、これは例えばディジタル放送におけるタグ情報やインターネット等のネットワークを介して区間情報を得ることが可能である。また、挿入された区間がコマーシャルである場合には、例えば特開2002−16873号公報に記載された方法によりコマーシャル区間を検出することが可能である。
また、番組本編に意味的な区切りがある場合には、それを盛り上がり度グラフ11に反映させることができる。例えば、図12は野球の試合における盛り上がり度グラフ11を示したものであり、区間70〜77は、例えば1回表、1回裏、・・・、4回裏にそれぞれ対応する。このように、まとまりを持った単位を盛り上がり度グラフ11に一緒に表示することにより、どの区間でどれだけ盛り上がったか等が容易に分かり、ユーザの視認性をさらに向上させることができる。なお、図11の場合と同様に、このような番組本編に対応する意味的な区切りの位置を盛り上がり度グラフ11内に表示する場合、何らかの方法でその区切り情報を得る必要があるが、例えばディジタル放送におけるタグ情報やインターネット等のネットワークを介して情報を得ることが考えられる。
以上の図2〜図12の例では、番組再生画像10を表示する表示画面12に盛り上がり度グラフ11を表示するものとして説明したが、表示画面12とは異なる表示部に盛り上がり度グラフ11を表示することも可能である。
例えば図13は、録画再生装置80によって再生された番組再生画像10を表示装置90の表示画面91に表示すると共に、再生番組に対応する盛り上がり度グラフ11を録画再生装置80の表示部81に表示する例を示したものである。このような構成により、ユーザは、盛り上がり度グラフ11が合成されていない本来の番組再生画像10を鑑賞することができ、同時に録画再生装置80の表示部81に表示された盛り上がり度グラフ11を確認することができる。
また、図14は、図示しない録画再生装置によって再生された番組再生画像10を表示装置90の表示画面91に表示すると共に、再生番組に対応する盛り上がり度グラフ11を表示装置90の第2の表示部92に表示する例を示したものである。このような構成により、ユーザは、盛り上がり度グラフ11が合成されていない本来の番組再生画像10を鑑賞することができ、同時に表示装置90の第2の表示部92に表示された盛り上がり度グラフ11を確認することができる。
これまでの例は、ある番組を再生する際に盛り上がり度グラフ11を表示することでユーザに対して従来にない視聴スタイルを提供するものであったが、以下の図15,図16に示すように、番組を再生する前に盛り上がり度グラフ11を表示するようにしても構わない。
図15は、再生する番組を選択する際に盛り上がり度グラフ11を利用する例を示したものである。録画再生装置内に複数の番組が録画されている場合、ユーザはどの番組を再生するかを選択する必要があるが、従来の録画再生装置では番組のタイトルなどの代表画像とその番組の説明がテキストで表示されるケースが多かった。これに対して図15では、番組選択の際に、タイトル100とそのタイトル100に対応する盛り上がり度グラフ11とを同時に表示画面12に表示している。なお、タイトル100は、画像であってもテキストであってもよく、盛り上がり度グラフ11以外にその番組の説明などの情報をさらに表示するようにしても構わない。つまり、番組のタイトル100を確認する情報と盛り上がり度グラフ11とが同時に表示されていればよい。このように表示することにより、ユーザはどの番組がどのように盛り上がったか等を容易に確認することができ、見たい番組を選ぶ際の判断材料の1つとして利用することができる。
図16は、番組のサムネイル画像と共に盛り上がり度グラフ11を表示する例を示したものである。従来のサムネイル画像は画像が並んでいるだけというケースが多く、盛り上がったシーンなのか盛り上がらなかったシーンなのかが容易に想像できないという問題があった。これに対して図16では、サムネイル画像110と盛り上がり度グラフ11とを同時に表示することにより、番組全体の中での各シーンの位置付けを容易に想像することができるようになる。
さらに、番組のサムネイル画像と共に盛り上がり度グラフ11を表示する際には、図17に示すように、番組内におけるサムネイル画像110の位置と盛り上がり度グラフ11の位置との対応関係を例えばバー26等により明示することが好ましい。この際、一定時間間隔でサムネイル画像を表示するだけでなく、例えば盛り上がり度も考慮してサムネイル画像を選定することにより、番組の大まかな内容を一目で把握するというサムネイルの本来の目的をより高いレベルで達成することが可能となる。また、録画番組等の映像コンテンツをユーザ自身が手動でダイジェストなど編集する場合においても、場面を選ぶ際の基準として大いに役に立つ。なお、盛り上がり度を考慮してサムネイル画像を自動選定する方法としては、例えば一定時間間隔内において最も盛り上がり度が高い位置の画像を選定する方法や、時間間隔に関係なく盛り上がり度が高い位置の画像を選定する方法、或いはそれらの組み合わせ等が挙げられる。
一例として、一定時間間隔内において最も盛り上がり度が高い位置の画像をサムネイル画像として選定する場合の処理の流れを図18のフローチャートに示す。なお、このフローチャートでは1つの番組を一定時間間隔でn個の時間区間に分割し、各時間区間をインデックスi(i=0,1,・・・,n−1)で示すものとする。
先ずステップS1においてiに0を代入し、ステップS2においてiがn未満であるか否かを判別する。ステップS2においてiがn未満である場合(Yes)にはステップS3に進み、iで示される時間区間の中で最も盛り上がり度が高い時刻i_maxを求め、時刻テーブルTm(i)に代入する。そしてステップS4においてiをインクリメントし、ステップS2へ戻る。一方、ステップS2においてiがn以上である場合(No)にはステップS5に進む。ステップS5において、時刻テーブルTm(i)に該当する時刻の画像を表示する。そしてステップS6において、時刻テーブルTm(i)に該当する盛り上がり度グラフ11内の位置に図17のバー26のような印を表示する。
以上説明したようなユーザインターフェースを実現する録画再生装置のうち、番組再生画像に盛り上がり度グラフを合成する録画再生装置の概略構成の一例を図19に示す。図19に示す録画再生装置120において、入力された映像・音声信号は、記録部121に記録される。
盛り上がり度計算部122は、記録部121から映像・音声信号を取得して後述のように盛り上がり度を計算し、計算された盛り上がり度を記録部121に記録する。
映像合成部123は、記録部121から映像・音声信号と盛り上がり度とを取得し、盛り上がり度グラフを映像信号に合成して出力する。出力された映像・音声信号は、図示しない表示装置上に表示される。
ここで、盛り上がり度計算部122は、例えば以下のようにして盛り上がり度を計算することができる。
先ず、盛り上がり度計算部122は、記録部121から取得した所定時間区間(例えば1分間)毎の音声信号について2乗平均や絶対値の平均を計算することで短時間振幅A(t)を計算する。なお、帯域通過フィルタを用いて予め不要な周波数成分を除去し、歓声等の振幅を検出するために必要十分な帯域に絞ってから短時間振幅A(t)を計算するようにしても構わない。
次に、盛り上がり度計算部122は、時間区間毎の音声信号から音質に関する音質特徴量Xを抽出し、盛り上がり時に特有の音質を定量化する。具体的には、時間区間毎の音声信号を短時間フーリエ変換やLPC(Linear Predictive Coding)法などを用いてパワースペクトラム係数S,・・・,SM−1に変換する。なお、Mはスペクトラムの次数を示す。そして、以下の式(1)に従ってスペクトラム係数S,・・・,SM−1の荷重和を計算し、音質特徴量Xを得る。
Figure 2005317165
この式(1)においてWは荷重係数を示し、θは所定のバイアス値を示す。荷重係数W及びバイアス値θの決定には種々の統計的判別法を利用することができる。例えば、予め多数のシーンの盛り上がり程度を主観的に評価し、スペクトラム係数と望ましい特徴量値(例えば0.0〜1.0)とを組にした学習サンプルを用意して重回帰分析により直線近似される荷重を求め、荷重係数W及びバイアス値θを決定することができる。また、パーセプトロン等のニューラルネットワークの技法を用いてもよく、ベイズ判別法やベクトル量子化等の判別法を用いてもよい。
なお、パワースペクトラム係数に代えて、対数スペクトラム係数の逆フーリエ変換であるケプストラム係数や、スペクトラム係数の固有ベクトルによる変換であるカルーネン−レーベ(Karhunen-Loeve;KL)変換を用いてもよい。これらはスペクトラムの概形を集約する変換であるため、それぞれ低次の項のみを用いて荷重和を計算して音質特徴量Xとすればよい。
続いて、盛り上がり度計算部122は、短時間振幅A(t)と音質特徴量Xとに基づいて、各時間区間における盛り上がり度を定量化する。具体的には、短時間振幅A(t)と音質特徴量Xとを用いて、各時間区間の区間長y、短時間振幅A(t)の最大値y、短時間振幅A(t)の平均値y、音質特徴量Xが所定の閾値を超える長さy、音質特徴量Xの最大値y、音質特徴量Xの平均値yを計算し、その時間区間の特徴ベクトルとする。なお、音質特徴量Xが所定の閾値を超える長さyの代わりに、音質特徴量Xが所定の閾値を超える長さの時間区間長に対する割合を特徴量として用いても構わない。そして、以下の式(2)に従って各時間区間の盛り上がり度を示す値zを計算する。
Figure 2005317165
この式(2)においてuは荷重係数を示し、uは所定のバイアス値を示す。荷重係数u及びバイアス値uの決定には種々の統計的判別法を利用することができる。例えば、予め多数のシーンの盛り上がり度を主観的に評価し、特徴ベクトルと望ましい値(例えば0.0〜1.0)とを組にした学習サンプルを用意して重回帰分析により直線近似される荷重を求め、荷重係数u及びバイアス値uを決定することができる。また、パーセプトロン等のニューラルネットワークの技法を用いてもよく、ベイズ判別法やベクトル量子化等の判別法を用いてもよい。
盛り上がり度計算部122は、このようにして盛り上がり度を計算し、計算された盛り上がり度を記録部121に記録する。
以上説明した録画再生装置120の録画時の処理の流れを図20のフローチャートに示す。先ずステップS10において、放送信号などの外部入力から映像・音声信号を取得し、ステップS11において、取得した映像・音声信号を記録部121に記録する。次にステップS12において、記録部121に記録された映像・音声信号を盛り上がり度計算部122が取得する。続いてステップS13において、取得した映像・音声信号から盛り上がり度を計算し、ステップS14において、計算結果を記録部121に記録する。以上により、記録部121内には、映像・音声信号とその盛り上がり度とが記録されることになる。
続いて録画再生装置120の再生時の処理の流れを図21のフローチャートに示す。先ずステップS20において、映像合成部123が記録部121に記録されている映像・音声信号と盛り上がり度とを取得する。次にステップS21において、取得した盛り上がり度に従って盛り上がり度グラフを作成し、同じく取得された映像信号に盛り上がり度グラフを合成する。そしてステップS22において、合成された映像信号を音声信号と共に出力する。
なお、上述の説明では、外部入力から映像・音声信号のみを取得して記録部121に記録するものとしたが、映像・音声信号以外の付加情報も同時に取得するようにしても構わない。この付加情報とは、ディジタル放送のタグ情報やインターネット等のネットワークを介して得られる情報であり、コマーシャル等の番組本編以外の映像区間の区間情報や番組内の意味的な区切りなどが含まれる。この場合、映像・音声信号及び付加情報は、記録部121に記録される。盛り上がり度計算部122は、記録部121から映像・音声信号及び付加情報を取得して盛り上がり度を計算し、計算された盛り上がり度を記録部121に記録する。そして、映像合成部123は、記録部121から映像・音声信号、付加情報及び盛り上がり度を取得し、付加情報が考慮された盛り上がり度グラフを映像信号に合成して出力する。これにより、表示画面には、番組再生画像とは別に図11、図12に示したような盛り上がり度グラフが表示されることになる。
ここで、図19に示した録画再生装置120では、該装置内で盛り上がり度を計算するものとして説明したが、他の装置で計算された盛り上がり度を入力するようにしても構わない。この場合における録画再生装置の概略構成の一例を図22に示す。図22に示す録画再生装置130において、入力された映像・音声信号、付加情報及び盛り上がり度は、記録部131に記録される。
映像合成部132は、記録部131から映像・音声信号、付加情報及び盛り上がり度を取得し、付加情報が考慮された盛り上がり度グラフを映像信号に合成して出力する。出力された映像・音声信号は、図示しない表示装置上に表示される。
この録画再生装置130の録画時の処理の流れを図23のフローチャートに示す。先ずステップS30において、放送信号などの外部入力から映像・音声信号を取得し、且つ、ディジタル放送のタグ情報やインターネット等のネットワークを介して番組に関する付加情報及び盛り上がり度を取得する。次にステップS31において、取得した映像・音声信号、付加情報及び盛り上がり度を記録部131に記録する。以上により、記録部131内には、映像・音声信号、付加情報及び盛り上がり度が記録されることになる。
続いて録画再生装置130の再生時の処理の流れを図24のフローチャートに示す。先ずステップS40において、映像合成部132が記録部131に記録されている映像・音声信号、付加情報及び盛り上がり度を取得する。次にステップS41において、取得した付加情報及び盛り上がり度に従って盛り上がり度グラフを作成し、同じく取得された映像信号に盛り上がり度グラフを合成する。そしてステップS42において、合成された映像信号を音声信号と共に出力する。
以上、図面を参照しながら、本発明を適用した具体的な実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態では、放送された番組についての番組再生画像とは別に盛り上がり度グラフを表示するものとして説明したが、入力される映像コンテンツは放送された番組に限るものではなく、例えばユーザ自身がビデオカメラで撮影した映像コンテンツや、映画・ビデオ・DVDなどの商用コンテンツであっても構わない。また、映像コンテンツのジャンルはスポーツに限らない。また、必ずしも記録媒体上に録画されたものでなくても構わない。
表示画面上に表示される番組再生画像の一例を示す図である。 番組再生画像に盛り上がり度グラフが合成されている例を示す図である。 表示画面内に番組再生画像が縮小表示され、空いた部分に盛り上がり度グラフを表示されている例を示す図である。 盛り上がり度グラフの縦軸及び横軸の尺度を表示している例を示す図である。 現在の再生位置に対応する盛り上がり度グラフ上の位置をバーを表示する例を示す図である。 現在の再生位置に対応する盛り上がり度グラフ上の位置をキャラクタを表示する例を示す図である。 現在の再生位置に対応する盛り上がり度グラフ上の位置をインジケータを表示する例を示す図である。 盛り上がり度グラフ中で盛り上がり度が高い区間をそれ以外の区間と区別して表示する例を示す図である。 番組の一部分についての盛り上がり度グラフを表示する例を示す図である。 盛り上がり度グラフの表示形式例を示す図である。 盛り上がり度グラフ中で番組本編の区間とそれ以外の区間とを区別して表示する例を示す図である。 番組本編の意味的な区切りを盛り上がり度グラフに反映させた例を示す図である。 録画再生装置の表示部に盛り上がり度グラフを表示する例を示す図である。 表示装置の第2の表示部に盛り上がり度グラフを表示する例を示す図である。 番組のタイトルと共に盛り上がり度グラフを表示する例を示す図である。 番組のサムネイル画像と共に盛り上がり度グラフを表示する例を示す図である。 サムネイル画像の位置に対応する盛り上がり度グラフ上の位置をバーで表示する例を示す図である。 サムネイル画像の選定方法の一例を説明するフローチャートである。 録画再生装置の概略構成の一例を示す図である。 同録画再生装置の録画時における処理の流れを説明するフローチャートである。 同録画再生装置の再生時における処理の流れを説明するフローチャートである。 録画再生装置の概略構成の他の例を示す図である。 同録画再生装置の録画時における処理の流れを説明するフローチャートである。 同録画再生装置の再生時における処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
10 番組再生画像、11 盛り上がり度グラフ、12 表示画面、20,21,・・・,26 バー、30 キャラクタ、40 インジケータ、80 録画再生装置、81 表示部、90 表示装置、91 表示画面、92 第2の表示部、100 タイトル、110 サムネイル画像、120 録画再生装置、121 記録部、122 盛り上がり度計算部、123 映像合成部、130 録画再生装置、131 記録部、132 映像合成部

Claims (36)

  1. 映像信号と該映像信号に対応する音声信号とを入力して所定の信号処理を施す信号処理装置であって、
    上記映像信号及び上記音声信号を入力する入力手段と、
    上記音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成するグラフ作成手段と、
    上記音声信号を出力する音声出力手段と、
    上記盛り上がり度グラフと上記映像信号との表示制御を行う表示制御手段と
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
  2. 上記盛り上がり度グラフを上記映像信号と合成する映像合成手段をさらに備え、
    上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフが合成された合成映像信号を表示装置の表示画面に表示させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  3. 上記映像合成手段は、上記盛り上がり度グラフを上記映像信号に対して透過的又は上書的に合成することを特徴とする請求項2記載の信号処理装置。
  4. 上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフと上記映像信号とを異なる表示領域に表示させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  5. 上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフと縮小処理された上記映像信号とを表示装置の同一の表示画面の異なる表示領域に表示させるよう制御することを特徴とする請求項4記載の信号処理装置。
  6. 上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフを表示装置の第1の表示画面に表示させ、上記映像信号を該表示装置の第2の表示画面に表示させるよう制御することを特徴とする請求項4記載の信号処理装置。
  7. 表示手段をさらに備え、
    上記表示制御手段は、上記盛り上がり度グラフを上記表示手段に表示させると共に、上記映像信号を表示装置の表示画面に表示させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項4記載の信号処理装置。
  8. 上記表示制御手段は、上記映像信号の再生位置に対応する位置情報を上記盛り上がり度グラフに表示させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  9. 上記表示制御手段は、上記映像信号の再生位置近傍の盛り上がり度グラフを表示させるよう制御することを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  10. 上記映像信号及び上記音声信号は、放送された番組に関する映像信号及び音声信号であることを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  11. 上記映像信号に番組本編以外の挿入区間が存在する場合、上記グラフ作成手段は、番組本編区間と挿入区間とを識別可能に上記盛り上がり度グラフを作成することを特徴とする請求項10記載の信号処理装置。
  12. 上記映像信号が意味的に区切られた複数の区間からなる場合、上記グラフ作成手段は、各区間を識別可能に上記盛り上がり度グラフを作成することを特徴とする請求項10記載の信号処理装置。
  13. 上記音声信号の盛り上がりの程度を計算する盛り上がり度計算手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  14. 上記映像信号及び上記音声信号と共に、該音声信号の盛り上がりの程度に関する情報を入力することを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
  15. 映像信号と該映像信号に対応する音声信号とが記録された記録手段と、
    上記音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成するグラフ作成手段と、
    上記盛り上がり度グラフと上記映像信号の内容に関する情報との表示制御を行う表示制御手段と
    を備えることを特徴とする信号処理装置。
  16. 上記映像信号の内容に関する情報は、該映像信号のタイトルであることを特徴とする請求項15記載の信号処理装置。
  17. 上記映像信号の内容に関する情報は、該映像信号のサムネイル画像であることを特徴とする請求項15記載の信号処理装置。
  18. 上記表示制御手段は、上記映像信号中における上記サムネイル画像の位置に対応する位置情報を上記盛り上がり度グラフに表示させるよう制御することを特徴とする請求項17記載の信号処理装置。
  19. 映像信号と該映像信号に対応する音声信号とを入力して所定の信号処理を施す信号処理装置の信号処理方法であって、
    上記映像信号及び上記音声信号を入力する入力工程と、
    上記音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成するグラフ作成工程と、
    上記音声信号を出力する音声出力工程と、
    上記盛り上がり度グラフと上記映像信号との表示制御を行う表示制御工程と
    を有することを特徴とする信号処理方法。
  20. 上記盛り上がり度グラフを上記映像信号と合成する映像合成工程をさらに有し、
    上記表示制御工程では、上記盛り上がり度グラフが合成された合成映像信号を表示装置の表示画面に表示させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  21. 上記映像合成工程では、上記盛り上がり度グラフを上記映像信号に対して透過的又は上書的に合成することを特徴とする請求項20記載の信号処理方法。
  22. 上記表示制御工程では、上記盛り上がり度グラフと上記映像信号とを異なる表示領域に表示させるよう制御することを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  23. 上記表示制御工程では、上記盛り上がり度グラフと縮小処理された上記映像信号とを表示装置の同一の表示画面の異なる表示領域に表示させるよう制御することを特徴とする請求項22記載の信号処理方法。
  24. 上記表示制御工程では、上記盛り上がり度グラフを表示装置の第1の表示画面に表示させ、上記映像信号を該表示装置の第2の表示画面に表示させるよう制御することを特徴とする請求項22記載の信号処理方法。
  25. 上記信号処理装置は、表示手段を備え、
    上記表示制御工程では、上記盛り上がり度グラフを上記表示手段に表示させると共に、上記映像信号を表示装置の表示画面に表示させるよう制御する
    ことを特徴とする請求項22記載の信号処理方法。
  26. 上記表示制御工程では、上記映像信号の再生位置に対応する位置情報を上記盛り上がり度グラフに表示させるよう制御することを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  27. 上記表示制御工程では、上記映像信号の再生位置近傍の盛り上がり度グラフを表示させるよう制御することを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  28. 上記映像信号及び上記音声信号は、放送された番組に関する映像信号及び音声信号であることを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  29. 上記映像信号に番組本編以外の挿入区間が存在する場合、上記グラフ作成工程では、番組本編区間と挿入区間とを識別可能に上記盛り上がり度グラフを作成することを特徴とする請求項28記載の信号処理方法。
  30. 上記映像信号が意味的に区切られた複数の区間からなる場合、上記グラフ作成工程では、各区間を識別可能に上記盛り上がり度グラフを作成することを特徴とする請求項28記載の信号処理方法。
  31. 上記音声信号の盛り上がりの程度を計算する盛り上がり度計算工程をさらに有することを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  32. 上記入力工程では、上記映像信号及び上記音声信号と共に、該音声信号の盛り上がりの程度に関する情報を入力することを特徴とする請求項19記載の信号処理方法。
  33. 記録手段に記録された映像信号と該映像信号に対応する音声信号とのうち、該音声信号の盛り上がりの程度の時間推移を示す盛り上がり度グラフを作成するグラフ作成工程と、
    上記盛り上がり度グラフと上記映像信号の内容に関する情報との表示制御を行う表示制御工程と
    を有することを特徴とする信号処理方法。
  34. 上記映像信号の内容に関する情報は、該映像信号のタイトルであることを特徴とする請求項33記載の信号処理方法。
  35. 上記映像信号の内容に関する情報は、該映像信号のサムネイル画像であることを特徴とする請求項33記載の信号処理方法。
  36. 上記表示制御工程では、上記映像信号中における上記サムネイル画像の位置に対応する位置情報を上記盛り上がり度グラフに表示させるよう制御することを特徴とする請求項35記載の信号処理方法。
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