JP4730253B2 - 動画再生装置及び動画再生方法 - Google Patents

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Description

本発明は、動画データを再生する動画再生装置に関する。
近年、デジタルテレビ放送による動画データの多チャンネル放送化やネットワークの広帯域化により、多くの動画データを取得あるいは視聴可能となった。また、動画圧縮伸張技術の向上や、それを実現するハードウェア/ソフトウェアの低価格化、及び蓄積メディアの大容量化ならびにその低価格化により、多くの動画データの保存を手軽に行えるようになり、視聴可能な動画データが増加しつつある。
しかしながら、多忙な人にとっては、それら全ての動画データを視聴する時間は無く、結果として視聴可能な動画データが氾濫するといった状況になってきている。そこで、動画データにおける重要なシーンだけを視聴することにより、短時間で内容を理解する仕組みや、本当に視聴したい動画データを探し出せるようにすることが重要となる。このような状況に鑑み、例えば特許文献1では、動画データにおける重要なシーンを表示可能な技術が紹介されている。
特開2003−153139号公報
しかしながら、上記特許文献1では、動画データの内容を短時間で把握するための技術が提案されているが、動画データにおけるストーリー性を失わないように重要シーンをユーザに提示するといった着想及び構成は一切開示されていない。
本発明は、この課題を解決するものであり、動画データの内容のストーリー性を失わずに重要シーンを再生可能な動画再生装置を提供する。
上述の課題を解決すべく、例えば、動画データの台詞が喋られているような重要シーンだけを再生可能となるように、動画データに字幕情報が付加されているシーンを連続して再生するように当該動画データを再構成する。
これにより、ドラマ等で単なる風景を描写したシーンや単に役者等が動いているだけのシーンをカットでき、ドラマのストーリー性に大きな影響を与える台詞を役者等が発しているシーンが連続して再生されるため、ユーザはドラマのストーリー性を失わずに短縮して視聴でき使い勝手がよい。これは、多忙な現代人にとっては非常にメリットが大きい。
また、ユーザが希望する動画データの視聴時間を入力し、前記入力した視聴時間が前記重要シーンのデータに記述されている重要シーンの総和時間よりも小さい場合に、各重要シーンの長さを短くすることで、最終的に再生する再生シーンを決定し、視聴時間内に再生シーンの時間の総和が収まるようにする。また、逆に、ユーザが入力した視聴時間が前記重要シーンデータに記述されている重要シーンの総和時間よりも大きい場合に、各重要シーンの長さを長くすることで、最終的に再生する再生シーンを決定し、該視聴時間に再生シーンの時間の総和が近くなるようにする。
これにより、ユーザは、ドラマのストーリー性に失わずに視聴できるとともにユーザが所望する視聴時間に合致するように再生シーンを調整できるため更に使い勝手が向上する。
本発明によれば、動画データの再生を効率的に行うことができる動画再生装置及び動画再生方法を提供することができる。
以下、本発明にかかる実施例について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施例に係る動画再生装置のハードウェア構成の一例である。ここでは、動画再生装置として、主にPC(Personal Computer)を想定して説明するが、これに限定するものではない。動画データを再生できるものであれば、レコーダ、TV、携帯電話等であってもよい。例えば、デジタル放送を記録可能なTVやレコーダにおいては、後述する構成の他に、トランスポートストリーム(TS)を分離するためのデマルチプレクサやその分離されたデータを復号するためのデコーダなどを備えるようにすればよい。
また、動画データの具体例としては、HDD(Hard Disk Drive)などに記録された映像、地上波として放送される地上波テレビ番組の映像、あるいは、インターネットを経由して配信される映像などが考えられるが、動画データであれば形式に拘らない。
図1に示す通り、本実施例に係る動画再生装置は、動画データ入力装置100と、中央処理装置101と、入力装置102と、表示装置103と、音声出力装置104と、記憶装置105と、二次記憶装置106を有して構成される。そして、各装置は、バス107によって接続され、各装置間で、相互にデータの送受信が可能なように構成されている。
動画データ入力装置100は、動画データを入力する。本動画データ入力装置100は、例えば後述する記憶装置105あるいは二次記憶装置106に記憶されている動画データを読み込む装置としたり、テレビ放送等を受信する場合には、テレビのチューナユニットとして構成する。チューナユニットには、例えば、放送信号を復調する復調部と放送信号のチャンネルを選局する選局部などが含まれる。
また、ネットワーク経由で動画データを入力する場合には、本動画データ入力装置100をLANカード等のネットワークカードとすることが出来る。
マイクロプロセッサを主体に構成されており、例えば、記憶手段や二次記憶手段に格納されているプログラムを実行したり、上述した各装置に対して各種の指示信号の出力を行う。
入力装置102は、例えば、リモコン、あるいはキーボードや、マウス等のポインティングデバイスによって実現され、利用者が後述するハイライト再生における再生シーン決定パラメタを入力可能とする。
表示装置103は、例えばディスプレイアダプタと液晶パネルやプロジェクタ等によって実現され、再生画像や後述する再生シーン決定パラメタの入力をGUI経由で実施する場合には、このGUIを表示する。なお、本GUIの一例については後で詳述する。
音声出力装置104は、例えばサウンドカードとスピーカ等によって実現され、音声データを出力する。
記憶装置105は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)やリードオンリーメモリ(ROM)等によって実現され、中央制御装置101によって処理されるデータ等を格納する。
二次記憶装置106は、例えばハードディスクやDVDあるいはCDとそれらのドライブ、あるいはフラッシュメモリ等の不揮発性メモリにより構成され、中央処理装置101によって実行されるプログラムや本動画再生装置において処理されるデータ、あるいは再生対象の動画データや重要シーンのデータ等を格納する。なお、本二次記憶装置106は、必ずしも必要ではない。
図2は、本実施例に係る動画再生装置の機能ブロック図である。これらの機能ブロックの一部あるいは全部は、図2で示したハードウェアに加えて、ハードウェアとして実現されてもよいが、中央処理装置101によって実行されるソフトウェアプログラムとして実現されてもよい。なお、以下では、一例として、これらの機能ブロックの全てが中央処理装置101によって実行されるソフトウェアプログラムであるものとして説明する。
図2に示す通り、動画再生装置は、解析動画データ入力部201と、特徴生成部202と、特徴データ保持部213と、特徴データ入力部214と、重要シーン生成部203と、重要シーンデータ保持部210と、重要シーンデータ入力部211と、再生動画データ入力部212と、再生シーン決定部204と、再生シーン決定パラメタ入力部205と、再生部206と、表示部208と、音声出力部215を有して構成される。
ただし、他の装置ですでに作成済みの重要シーンデータを使用するなど、重要シーンデータを本動画再生装置で生成しない場合には、必ずしも解析動画データ入力部201と、特徴生成部202と、特徴データ保持部213と、特徴データ入力部214と、重要シーン生成部203と、重要シーンデータ保持部210は必要ない。
また、他の装置ですでに作成済みの特徴データを使用するなど、特徴データを本動画再生装置で生成しない場合には、必ずしも解析動画データ入力部201と、特徴生成部202と、特徴データ保持部213は必要ない。
さて、図2において、解析動画データ入力部201は、後述する特徴データ及び重要シーンデータの生成対象の動画データを動画データ入力装置100から入力する。
特徴生成部202は、解析動画データ入力部201において入力した動画データに付随する字幕情報の表示時刻を取得し、この表示時刻のテーブル(特徴データと呼ぶ)を生成する。
これは、例えば、デジタルテレビ放送では、音声のES(Elementary Stream)や映像のESと同様に字幕のESが送られてきているので、この字幕のESを取得、デコードする。デコード結果には、字幕として表示される文字列とそれが表示される時刻の情報が含まれているので、図3に示すように時刻の情報をテーブルに書き込むことによって実現できる。また、映画コンテンツ等のようにコンテンツ画面の上下又は左右に字幕スペースがあるコンテンツなどにおいては、その字幕スペースにおいて従来の文字認識、パターン認識の技術を用いて文字情報を抽出するようにしてもよい。
図3は、特徴データのデータ構造の一例である。図3において、301は、同時あるいは一度に表示される文字列の番号であり、311ないし313は、それぞれ一度に表示される字幕情報を示している。また、302は、その字幕の文字列が表示される時刻、303は、その時刻に表示される文字列を示している。ただし、表示される文字列303は、本実施例では必ずしも必要ない。
図2の説明に戻り、特徴データ保持部213は、特徴生成部202において生成した特徴データを保持する。これは、例えば特徴生成部202において生成した特徴データを記憶装置105あるいは二次記憶装置106に格納することによって実現できる。
特徴データ入力部214は、特徴データ保持部213において保持された特徴データ、あるいは他の装置などによって既に生成されている特徴データを入力する。これは、例えば記憶装置105あるいは二次記憶装置106に格納されている特徴データを読み出すことによって実現できる。
重要シーン生成部203は、重要シーンデータ入力/生成手段に相当し、特徴データ入力部214で入力した特徴データに基づいて、重要シーンを抽出する。これは、例えば、特徴データから図4に示すように字幕が表示されるシーンあるいは字幕が密集して表示される一連のシーンを重要シーンとして決定し、図5に示す重要シーンデータを生成することによって実現できる。
図4は、重要シーン抽出方法の一例を示す図である。図4において、920は特徴データから得られる字幕表示のタイムチャートであり、901ないし910は、字幕が表示されているタイミングを示している。また、922は、重要シーン生成部203において決定した重要シーンのタイムチャートであり、911ないし913は、重要シーン生成部203において決定した重要シーンを示している。図4に示すとおり、この例では、重要シーン生成部203は、字幕が密集して表示されるシーンから、重要シーン#1として、20秒目から80秒目までを、重要シーン#2として、100秒目から130秒目までを、そして、重要シーン#3として、145秒目から170秒目までを決定したことを示しており、重要シーン生成部203は、これに基づいて、図5に示す重要シーンデータを生成する。
図5は、重要シーンデータのデータ構造の一例である。図5において、501は、重要シーンの番号であり、504ないし506は、それぞれ重要シーンを示している。また、502は、その重要シーンの開始位置、503は、その重要シーンの終了位置である。なお、開始位置と終了位置は、それぞれ開始時間と終了時間とすればよい。
図2の説明に戻り、重要シーンデータ保持部210は、重要シーン生成部203において生成した重要シーンデータを保持する。これは、例えば重要シーン生成部203において生成した重要シーンデータを記憶装置105あるいは二次記憶装置106に格納することによって実現できる。ただし、重要シーン生成部203において生成した重要シーンデータが後述する再生シーン決定部204に直接読み込まれる場合には、本重要シーンデータ保持部210は必ずしも必要はない。
重要シーンデータ入力部211は、重要シーンデータ入力/生成手段に相当し、重要シーンデータ保持部210において保持された重要シーンデータ、あるいは他の装置などによって既に生成されている重要シーンデータを入力する。これは、例えば記憶装置105あるいは二次記憶装置106に格納されている重要シーンデータを読み出すことによって実現できる。ただし、重要シーン生成部203において生成した重要シーンデータが後述する再生シーン決定部204に直接読み込まれる場合には、本重要シーンデータ入力部211は必ずしも必要はない。
再生シーン決定パラメタ入力部205は、再生シーン決定パラメタ入力手段に相当し、入力装置102を介して、再生シーンを決定する際のパラメタを入力する。このパラメタとしては、例えば、対象コンテンツを視聴するのにユーザがかけることができる時間(所望視聴時間と呼ぶ)がある。これは、例えば図6に示す操作パネルから、ユーザが指定できる。
図6は、本実施例に係る動画再生装置のGUIの一例である。図6において、401は再生操作パネル、402は再生ボタン、403は所望視聴時間指定つまみ、404は所望視聴時間指定ボタン群、405は所望視聴時間指定ONボタン、406は所望視聴時間指定OFFボタン、407は再生モードインジケータである。
本再生操作パネルにおいて、例えば、利用者は再生ボタン402を押下して、動画データを選択することにより、動画データの再生を開始することができる。なお、動画データの選択については、図示はしないが、再生ボタンが押下されると、動画データを選択するメニューが現れるようにすればよい。
また、所望視聴時間指定ONボタン405を押下することにより、重要シーンの再生を開始することができる。一方、所望視聴時間指定OFFボタン406を押下することにより、通常再生に変更する。
なお、所望視聴時間指定ONボタン405と所望視聴時間指定OFFボタン406は二者択一となっており、所望視聴時間指定ONボタン405を押下した場合には重要シーンの再生となり、所望視聴時間指定OFFボタン406を押下した場合には通常再生となる。このとき、再生モードインジケータ407は、押下されたボタンの方に点灯されるようにするとよい。また、利用者は所望視聴時間指定つまみ403によって、重要シーンの再生における動画データの視聴時間を指定できる。
なお、本所望視聴時間指定つまみ403は、つまみを操作することにより設定する所望視聴時間が変わるようにし、設定された所望視聴時間がつまみの周辺等に表示されるように構成するとよい。図6では、一例として、設定された視聴時間がつまみの下に表示されるように構成している。
以上のGUIにおいては、再生シーン決定パラメタ入力部205は、所望視聴時間指定ONボタン405が押下された状態で、所望視聴時間指定つまみ403が操作された場合、あるいは所望視聴時間指定ONボタン405が押下されたタイミングで、所望視聴時間指定つまみ403によって指定されている所望視聴時間を取得する。
なお、所望視聴時間指定ONボタン405が押下されて、重要シーンの再生を開始する際には、重要シーンのみをすべて再生する場合の時間をデフォルトで表示すると共に設定されるように構成しても良い。
この場合、再生シーン決定パラメタ入力部205は、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計を算出して表示するとともに、再生シーン決定パラメタ入力部205が、この重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計を所望視聴時間として取得するように構成すればよい。
図2の説明に戻り、再生シーン決定部204は、再生シーン決定手段に相当し、再生シーン決定パラメタ入力部205で入力したパラメタ及び、重要シーン生成部203で生成あるいは重要シーンデータ入力部211入力した重要シーンデータを元に再生シーンを決定し、再生シーンデータを生成する。
これは、例えば、再生シーン決定パラメタ入力部205で入力した所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計と等しければ、すべての重要シーンを再生シーンとして決定し、再生シーン決定パラメタ入力部205で入力した所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計よりも小さい場合には、合計が所望視聴時間に収まるように各重要シーンの長さを短くして、再生シーンとして決定する。また、再生シーン決定パラメタ入力部205で入力した所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計よりも大きい場合には、合計が所望視聴時間に近づくように各重要シーンの長さを長くして、再生シーンとして決定する。
具体的には、重要シーンデータが図5の通りであり、所望視聴時間が115秒ならば、所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計と等しいので、図7(a)に示すように、すべての重要シーンを再生シーンとして決定し、図8(a)に示す再生シーンデータを生成する。
また、重要シーンデータが図5の通りであり、所望視聴時間が96秒ならば、所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計よりも小さいので、図7(b)に示すように、合計が所望視聴時間に収まるように各重要シーンの長さを短くして、再生シーンとして決定し、図8(b)に示す再生シーンデータを生成する。このとき各シーンを短くする方法としては、例えば、シーンの長さの比率に応じて、短くさせればよい。
一方、重要シーンデータが図5の通りであり、所望視聴時間が134秒ならば、所望視聴時間が重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計よりも大きいので、図7(c)に示すように、再生シーン決定部204が合計が所望視聴時間に近づくように各重要シーンの長さを長くして、再生シーンとして決定し、図8(c)に示す再生シーンデータを生成する。
図7は、再生シーンの決定方法の一例である。図7(a)は、再生シーン決定パラメタ入力部205で入力した所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計と等しい場合、図7(b)は、再生シーン決定パラメタ入力部205で入力した所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計よりも小さい場合、そして、(c)は、再生シーン決定パラメタ入力部205で入力した所望視聴時間が、重要シーンデータのすべてのシーンの再生時間の合計よりも大きい場合の再生シーンの決定例を示している。
特に、図7(a)においては、722が、再生シーン決定部204において決定した再生シーンのタイムチャートであり、711ないし713が再生シーンを示している。なお、図7(a)で決定した再生シーンは、図4及び図5で示した重要シーンと同じであることがわかる。同様に、図7(b)及び図7(c)においては、722’および722‘’が、それぞれ再生シーン決定部204において決定した再生シーンのタイムチャートであり、711’ないし713’および711‘’ないし713‘’がそれぞれ再生シーンを示している。なお、図7(b)および図7(c)で決定した再生シーンは、図4及び図5で示した重要シーンに対して、(b)では短くなっており、(c)では長くなっていることがわかる。
図8は、再生シーンデータのデータ構造の一例である。また、図7で示した再生シーン決定方法の説明に対応した再生シーンデータを示している。図8において、601、601‘および601’‘は、再生シーンの番号であり、604ないし606、604’ないし606‘、および604’‘ないし606’‘は、それぞれ再生シーンを示している。また、602、602’、および602‘’は、その再生シーンの開始位置、603、603‘、および603’‘は、その重要シーンの終了位置である。
なお、開始位置と終了位置は、それぞれ開始時間と終了時間とすればよい。特に、図8において、(a)は、図7(a)に対応する再生シーンであり、(b)および(c)は、それぞれ図7(b)および図7(c)に対応する再生シーンデータを示している。
図2の説明に戻り、再生動画データ入力部212は、動画データ入力手段に相当し、再生対象の動画データを動画データ入力装置100から入力する。
再生部206は、再生手段に相当し、再生シーン決定部204で決定した再生シーンの動画データを再生動画データ入力部212により入力し、再生画像及び再生音声を生成して表示部208および音声出力部215に出力することによって、再生シーンを再生する。これは、具体的には、例えば、図9に示す処理により実現できる。
図9は、再生部206の処理内容を説明するフローチャートである。
図9に示すとおり、再生部206は、まず、動画データにおける現在の再生位置を取得し(ステップ1101)、この現在の再生位置を元に、次の再生シーンの開始位置及び終了位置を取得する(ステップ1102)。これは、再生シーン決定部204で決定した再生シーンのうち、現在の再生位置よりも後で、かつ現在の再生位置に最も近い再生シーンの開始位置及び終了位置を取得することによって実現できる。
次に、ステップ1102で取得した次の再生シーンの開始位置へジャンプし(ステップ1103)、当該再生シーンの再生を行う(ステップ1104)。
これは、再生シーンにおける再生画像を表示部208を介して表示装置103への表示すること、及び再生シーンにおける再生音声を音声出力部部215を介して音声出力装置104への出力することにより実施される。
なお、同再生シーンの再生中、定期的に再生が終了したか否かを判断し(ステップ1105)、再生が終了した場合には動画データの再生を終了する。ここで、再生シーン決定部204で決定した再生シーンをすべて再生し終わった場合あるいは利用者から再生の終了が指示された場合に再生の終了と判断し、それ以外は再生シーンの再生を継続する。さらに、同再生シーンの再生中、定期的に現在の再生位置を取得し(ステップ1106)、当該再生シーンの終了位置に到達したか否かを判断する(ステップ1107)。
これは、ステップ1102で取得した再生シーンの終了位置とステップ1106で取得した現在の再生位置とを比較することで判断できる。さて、本ステップ1107における判断の結果、当該再生シーンの終了位置に到達していないと判断した場合には、ステップ1104乃至ステップ1107を繰り返し、当該再生シーンの再生を継続する。
一方、ステップ1107における判断の結果、当該再生シーンの終了位置に到達したと判断した場合には、ステップ1101乃至ステップ1107を繰り返すことにより、再生シーン決定部244で決定した再生シーンを順次再生し、再生シーン決定部244で決定したすべての再生シーンを再生し終わると、ステップ1105でそれを認識し、再生を終了する。これにより、各再生シーンにジャンプしつつ再生シーン決定部204で決定した再生シーンを順次再生可能となる。
さて、既に説明したとおり、図2において、表示部208は、表示手段に相当し、再生部206において生成された再生画像を表示装置103に表示する。また、音声出力部215は、再生部206において生成された再生音声を音声出力装置104に出力する。
以上により、短時間再生において、動画データの台詞が喋られているシーンを再生可能となるので、ストーリー性を失わずに短時間でコンテンツの内容を再生可能となる。
本発明の実施例に係る動画再生装置の機能ブロックをソフトウェアで実現する場合のハードウェア構成図の一例である。 本発明の実施例に係る動画再生装置の機能ブロック図の一例である。 本発明の実施例に係る特徴データのデータ構造の一例である。 本発明の実施例に係る重要シーン抽出方法の一例を示す図である。 本発明の実施例に係る重要シーンデータのデータ構造の一例である。 本発明の実施例に係る動画再生装置のGUIの一例である。 本発明の実施例に係る再生シーンの決定方法の一例である。 本発明の実施例に係る再生シーンデータのデータ構造の一例である。また、図7で示した再生シーン決定方法の説明に対応した再生シーンデータを示す。 本発明の実施例に係る再生部206の処理内容を説明するフローチャートである。
符号の説明
100・・・動画データ入力装置、101・・・中央処理装置、102・・・入力装置、103・・・表示装置、104・・・音声出力装置、105・・・記憶装置、106・・・二次記憶装置、107・・・バス、201・・・動画解析動画データ入力部、202・・・特徴生成部、203・・・重要シーン生成部、204・・・再生シーン決定部、205・・・再生シーン決定パラメタ入力部、206・・・再生部、208・・・表示部、210・・・重要シーンデータ保持部、211・・・重要シーンデータ入力部、212・・・再生動画データ入力部、213・・・特徴データ保持部、214・・・特徴データ入力部、215・・・音声出力部

Claims (8)

  1. 動画データを再生可能な動画再生装置であって、
    動画データを入力する動画データ入力手段と、
    該動画データにおいて台詞が喋られたシーンのデータを入力あるいは生成するシーンデータ入力/生成手段と、
    再生するシーンを決定する際のパラメタを入力する再生シーン決定パラメタ入力手段と、
    前記シーンデータ入力/生成手段により入力された前記シーンのデータ及び前記再生シーン決定パラメタ入力手段により入力された前記パラメタを用いて再生シーンを決定する再生シーン決定手段と、
    前記再生シーン決定手段により決定された再生シーンを出力する出力手段と、を有し、
    前記シーンデータ入力/生成手段は、前記動画データ入力手段により入力された動画データの字幕情報が表示されるシーンを判別し、該判別されたシーンのデータを該動画データから抽出し、
    前記再生シーン決定パラメタ入力手段は、動画データの視聴時間に関するデータを入力し、
    前記再生シーン決定手段は、前記入力された視聴時間が前記シーンデータの総和時間よりも小さい場合に前記シーンデータ入力/生成手段により入力/生成されたシーンの長さを短くし、前記入力された視聴時間が前記シーンデータの総和時間よりも大きい場合に前記シーンデータ入力/生成手段により入力/生成されたシーンの長さを長くすることを特徴とする動画再生装置。
  2. 請求項1記載の動画再生装置であって、
    前記再生シーン決定手段は、前記視聴時間に関するデータに基づいて前記視聴時間内に再生シーンの時間の総和が収まるように再生するシーンを決定することを特徴とする動画再生装置。
  3. 請求項2記載の動画再生装置であって、
    前記再生シーン決定手段は、前記視聴時間に関するデータに基づいて前記視聴時間に合致するように再生シーンを決定することを特徴とする動画再生装置。
  4. 動画データを再生可能な動画再生方法であって、
    動画データを入力し、
    前記入力された動画データの字幕情報が表示されるシーンを判別し、
    該判別されたシーンのシーンデータを該動画データから抽出し、
    再生するシーンを決定する際のパラメタとして、動画データの視聴時間に関するデータを入力し、
    前記入力された視聴時間が前記シーンデータの総和時間よりも小さい場合に各シーンの長さを短くし、前記入力された視聴時間が前記シーンデータの総和時間よりも大きい場合に各シーンの長さを長くするように、前記シーンデータ及び前記パラメタに基づいて再生シーンを決定し、
    前記決定された再生シーンを出力することを特徴とする動画再生方法。
  5. 請求項4記載の動画再生方法であって、
    前記視聴時間に関するデータに基づいて前記視聴時間内に再生シーンの時間の総和が収まるように再生シーンを決定することを特徴とする動画再生方法。
  6. 請求項4記載の動画再生方法であって、
    前記視聴時間に関するデータに基づいて前記視聴時間に合致するように再生シーンを決定することを特徴とする動画再生方法。
  7. 字幕データを含む動画データを入力する入力部と、
    前記動画データ入力部により入力された動画データを表示するディスプレイと、
    前記入力部と前記ディスプレイとを制御するプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、前記動画データ入力部からの動画データの視聴時間を設定し、前記入力された動画データの中で前記字幕データを含むシーンを抽出し、前記視聴時間に基づいて前記字幕データを含むシーンの長さを調整し、
    前記ディスプレイは前記再構成された動画データを表示することを特徴とする動画再生装置。
  8. 請求項7記載の動画再生装置において、
    前記視聴時間に関するデータを入力する視聴時間入力部を備え、
    前記視聴時間に関するデータにより決定される視聴時間が前記字幕データを含むシーンの長さより大きい場合は前記字幕データを含むシーンを前記視聴時間に合わせるように長くし、前記視聴時間に関するデータにより決定される視聴時間が前記字幕データを含むシーンの長さより小さい場合は前記字幕データを含むシーンを前記視聴時間に合わせるよう短くすることを特徴とする動画再生装置。
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