JP2006135525A - インターホンシステム及びその通話方法 - Google Patents

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敦 熊谷
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Abstract

【課題】子機を介し来訪者と通話を行なう親機であって、留守モードでは転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうにあたり、該来訪者に呼び出し中であることを確実に知らしめると共に、防犯上で安全なインターホンシステム及びその通話方法を提供する。
【解決手段】留守モードでは転送を行ない転送先と子機1との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムにおいて、子機1からの呼び出しに対して親機2より呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生するメッセージ信号発生回路22と、メッセージ発生動作を留守モードでない場合の呼び出中と、留守モードにおける転送先への転送完了までの間の転送中とで同一内容により制御する主制御部21と、親機2と転送先とが接続されて転送先から子機1へ通話信号を伝送する際に、応対者の音声と背景雑音を分離し音声信号だけを子機1に送出する音声信号分離処理回路27とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステム及びその通話方法に関する。
従来、インターホン装置として下記の特許文献1で示すものが提案されている。これは撮影手段により撮影した映像を表示手段に表示するインターホン装置であって、インターホン装置本体が、前記撮影手段により撮影された映像信号を記録する映像記憶手段と、インターネットに接続しIPアドレスを取得するとともにIPアドレスを添付した電子メールを作成して予め設定されている通信端末に電子メールを送信するメール送信手段と、前記IPアドレスにより前記インターネットを介して前記映像記憶手段内の映像をアクセス可能にするアクセス手段と、前記映像記憶手段内の映像のアクセスを検知したときに予め登録されている通信端末と同一または異なる通信端末を発呼して前記インターホン装置本体に設けられた通話手段との間の通話を可能にする通信手段を備えている。この通信手段は、前記映像記憶手段内の映像のアクセスを検知して発呼した前記通信端末からの応答があったときに予め準備されている音声メッセージを送出するメッセージ送出手段と、前記端末装置からの特定の応答信号を確認して前記インターホン装置本体に設けられた通話手段との間の通話を可能にする通話選択手段を備えている。
具体的には以下のようになっている。室内親機の制御部には、不在時に訪れた来客人を玄関子機のカメラで撮影された映像記憶させる映像記憶部を設けている。そして、制御部は、玄関子機からの呼び出し信号および来客人の映像を受け取ってインターネット・サービス・プロバイダ(以下、単にI・S・Pともいう)にダイヤルアップ接続することにより、取得したIPアドレスでインターネットを介してアクセスし映像記憶部内の来客人映像を閲覧可能にすると共に、そのIPアドレスを添付した電子メールを携帯電話に送信する。制御部は、IPアドレスによる携帯電話からのアクセスの検知に応じて、映像記憶部内の来客人の映像データをその携帯電話に転送する。同時に、来客による呼び出しである旨と共にドアホン通話をする場合の説明の音声メッセージを送出するようになっている。
また、例えば従来技術として下記の特許文献2で示ものが提案されている。このホームセキュリティシステムは、玄関先の来訪者との間で音声及び映像による応対を行なうためのマイク、スピーカ及びカメラを備えた屋外インターホン手段と、該屋外インターホン手段と接続され屋内で前記来訪者と音声及び映像による応対を行なう為のマイク、スピーカ及びモニター表示部を備えた屋内インターホン手段と、屋内に設けられ且つインターネットに接続されたサーバと、該インターネットに接続された携帯電話網を介して前記サーバに接続されるプラウザ機能付携帯電話とを備えたものである。前記サーバは、前記カメラからの画像をWebコンテンツ化するWebサーバ機能部と、前記カメラからの画像を動画又は静止画フォーマットに変換する画像処理部と、屋外インターホンマイクからの音声を電話転送しかつ携帯電話からの音声をインターホンスピーカへ転送すると共に、来訪者が発する語句に応じた音声メッセージを適宜選択して屋外インターホンスピーカに出力する音声処理部と、特定状況下においてメールを送信するメールサーバ機能部と、屋内又は屋外に設置されている複数の防犯機器、照明機器及び家電機器と接続され、屋外のプラウザ機能付携帯電話から前記携帯電話網及び前記インターネットを介して前記防犯機器前記照明機器及び前記家電機器を制御する外部I/F処理部とを備えている。
カメラ付屋外インターホンで撮影した映像は、画像処理部により画像処理されインターネット及び携帯電話網を経てプラウザ機能付携帯電話に送られる。外出先で送られてきた画像により来訪者を確認し、携帯電話の方から対応のメッセージを返送するようにしている。
特開2002―300295号公報(段落〔0011〕、段落〔0015〕、段落〔0034〕) 特開2004−194111号公報(段落〔0021〕、段落〔0033〕〜段落〔0035〕)
上記特許文献1におけるインターホン装置で示すように、玄関子機で得られた情報を携帯電話に転送するが、この転送によって留守であることが判明されたくない場合がある。これは不審者に対して不在であることを知らしめることは、防犯上で好ましくないからである。
しかしながら、上記特許文献1の従来技術にあっては、転送先の携帯電話からの応対が玄関子機において来訪者により留守であることとして判明できる。これは、転送先からの応対者の音声中に自動車、電車等の走行している音、店内の雑音等の背景雑音が混入していることにより、転送先からの通話であることの判断材料になってしまう。
一方、転送には所定の時間を必要とするので、訪問者に対し暫く待ってもらうため転送中のメッセージを発送するがことが考えられるが、このことは防犯上不適切である。そこで、転送中に限らず呼び出し中において無音状態とすることも考えられるが、無音状態であると来訪者が直ちに帰ってしまったり、かえって不審に思われてしまったりして不適切である。
また、特許文献2におけるホームセキュリティシステムにおいては、来訪者の画像や音声の情報から不審者であると判断された場合に、セキュリティシステムを作動させるようにしている。この場合においても来訪者にとっては不在であることを察知することができるので、セキュリティシステムを作動させたとしても、不在となる日時等を相手に察知されるおそれがある
そこで、本発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機でって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステム及びその通話方法において、従来技術の問題点を解決したものを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1に係る発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムにおいて、
前記子機からの呼び出しに対して前記親機より呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生するメッセージ信号発生手段と、
前記メッセージ信号発生手段によるメッセージ発生動作を前記留守モードでない場合の呼び出中であるときと、該留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中に同一内容により行なうように制御する制御手段(例えば、主制御部21)と、
前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する音声信号分離処理手段とを備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項2に係る発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムにおいて、
前記子機からの呼び出しに対して前記親機より呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生するメッセージ信号発生手段と、
前記メッセージ信号発生手段によるメッセージ発生動作を前記留守モードでない場合の呼び出中であるときと、該留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中に同一内容により行なうように制御する制御手段(例えば、主制御部21)とを備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項3に係る発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムにおいて、
前記留守モードであるときに前記子機からの呼び出しに基づいて転送された後、前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する音声信号分離処理手段を備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項4に係る発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムの通話方法において、
前記子機からの呼び出しに基づいて留守モードであるか否かを判別し、留守モードでない場合に応対者を呼び出し、留守モードでは所定の転送先に転送する段階(例えば、ステップS2、ステップS3及びステップS6からなる段階)と、
前記留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中であるときに、留守モードでない場合の呼び出中であるときと同一の呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生する段階(例えば、ステップS3)と、
前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する段階(例えば、ステップS5)とを備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項5に係る発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムの通話方法において、
前記子機からの呼び出しに基づいて留守モードであるか否かを判別し、留守モードでない場合に応対者を呼び出し、留守モードでは所定の転送先に転送する段階(例えば、ステップS2、ステップS3及びステップS6からなる段階)と、
前記留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中であるときに、留守モードでない場合の呼び出中であるときと同一の呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生する段階(例えば、ステップS3)とを備えていることを特徴とする。
また、本願の請求項6に係る発明は、来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムの通話方法において、
前記子機からの呼び出しに基づいて留守モードであるか否かを判別し、留守モードでない場合に応対者を呼び出し、留守モードでは所定の転送先に転送する段階(例えば、ステップS2、ステップS3及びステップS6からなる段階)と、
前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する段階(例えば、ステップS5)とを備えていることを特徴とする。
本発明は上述のような構成をとることにより請求項1のインターホンシステムは以下のような効果を奏する。前記子機からの前記来訪者による呼び出しに際し、前記メッセージ信号発生手段による呼び出し中である旨のメッセージ信号が前記制御手段によって留守でない場合と留守であって転送時における場合とで同一内容で発生するように制御する。従って、前記メッセージ信号発生手段が呼び出中のメッセージを前記子機に送出するので、前記来訪者は応対者が出てくるまで待つようになる。そして、前記留守モードにおける転送完了までの待機が転送によるものと前記来訪者に認識されないので、前記来訪者に留守であることを知らしめず防犯上安全である。
しかも、転送完了後には、音声信号分離処理手段が転送先の応対者の音声のみを背景雑音より分離して前記親機から前記子機に送出するので、前記来訪者が転送先からの応答であることを認識できず、該来訪者に留守であることを知らしめず防犯上の安全を更に向上させる。
また、請求項2に係るインターホンシステムに係る発明においては、前記子機からの来訪者による呼び出しに際し、前記メッセージ信号発生手段による呼び出し中である旨のメッセージ信号が前記制御手段によって留守でない場合と留守であって転送時における場合とで同一内容で発生するように制御する。従って、前記メッセージ信号発生手段が呼び出中のメッセージを前記子機に送出するので、前記来訪者は応対者が出てくるまで待つようになる。そして、前記留守モードにおける転送完了までの待機が転送によるものと該来訪者に認識されないので、該来訪者に留守であることを知らしめず防犯上安全である。
また、請求項3に係るインターホンシステムに係る発明は、転送完了後に音声信号分離処理手段が転送先の応対者の音声のみを背景雑音より分離して前記親機から前記子機に送出するので、前記来訪者が転送先からの応答であることを認識できず、該来訪者に留守であることを知らしめず防犯上安全である。
また、請求項4に係るインターホンシステムの通話方法に係る発明においては、前記留守モードにおける転送中と該留守モードでない場合における呼び出し中に、同一のメッセージ信号を用いて子機から前記来訪者に対しメッセージを発生するようにしたので、該来訪者は応対者が出てくるまで待つようになる。そして、前記留守モードにおける転送完了までの待機が転送によるものと前記来訪者に認識されないので、該来訪者に留守であることを知らしめず防犯上安全である。
しかも、転送完了後には、転送先の前記応対者の音声が前記背景雑音を排除して前記子機に送出されるので、前記来訪者が転送先からの応答であることを認識できず、該来訪者に留守であることを知らしめず防犯上の安全を更に向上させる。
また、請求項5に係るインターホンシステムの通話方法に係る発明においては、前記留守モードにおける転送中と該留守モードでない場合における呼び出し中に、同一のメッセージ信号を用いて前記子機から前記来訪者に対しメッセージを発生するようにしたので、該来訪者は応対者が出てくるまで待つようになる。そして、前記留守モードにおける転送完了までの待機が転送によるものと該来訪者に認識されないので、該来訪者に留守であることを知らしめず防犯上安全である。
また、請求項6に係るインターホンシステムの通話方法に係る発明においては、転送完了後に転送先の前記応対者の音声が前記背景雑音を排除して前記子機に送出されるので、前記来訪者が転送先からの応答であることを認識できず、該来訪者に留守であることを知らしめず防犯上安全である。
本発明を実施するための最良の形態としては、以下に説明する実施例である。
本発明の実施例を図1、図2によって説明する。図1は本発明の実施例におけるインターホンシステムのブロック図、図2は本発明の実施例におけるインターホンシステムの動作を示すフローチャートである。
インターホンシステムは、図1で示すように、玄関の外側に設置され来訪者との間で応対するための子機1と、子機1に接続して屋内に設置された親機2と、親機2にモデム3を介して接続された電話回線4と、電話回線4に接続された固定電話機5とネットワーク6を介し接続された携帯電話機7からなる。即ち、固定電話機5、携帯電話機7は親機2の転送先として設けられている。
子機1はスピーカ、マイクロホン、呼び出し用操作ボタンを有し、来訪者が呼び出し用操作ボタンを操作し親機2に対して呼び出しを行なうようになっている。一方、親機2は、CPU、ROM、RAM等からなる主制御部21と、呼び出し中のメッセージ信号を発生するメッセージ信号発生回路22と、送受話器を備えた送受話部23を有する。主制御部21は子機1からの呼び出があると送受話部23による応対者に対しての呼び出し動作を行なうように制御する。同時に、主制御部21は屋内にいる応対者が送受話部23でもって子機1により来訪者との通話を行なうことができるまでは、メッセージ信号発生回路22から子機1に呼び出し中である旨のメッセージを送出するようになっている。
また、親機2は、操作部24と、転送制御回路25と、送受信回路26とを有している。送受話回路26はモデム3を介して電話回線4に接続されている。主制御部21は操作部23により留守モードの設定がなされるようになっている。留守モード中に呼び出しがあったときには、主制御部21は転送制御回路25が所定の固定電話機5又は携帯電話機7を呼び出して転送を実行するようになっている。そして、この転送が完了するまでの間は、主制御部21がメッセージ信号発生回路22から子機1に呼び出し中の旨のメッセージ信号を送出するようになっている。また、送受信回路26には固定電話機5及び携帯電話7から受信された通話信号を音声と背景雑音とに分離し音声信号のみを送出する音声信号分離処理回路27が設けられている。固定電話機5又は携帯電話機7の呼び出し完了後は、子機1から送られた通話信号が送受信回路26、モデム3等を介して所定の固定電話機5又は携帯電話機7に送信される。一方、転送先の固定電話機5又は携帯電話機7から送られた通話信号はモデム3等を介して送受信回路26に供給されるが、音声信号分離処理回路27で通話信号から背景雑音が除去されて応対者の声の信号が子機1に送信されるようになっている。この音声信号分離処理回路27は、声の信号と背景雑音の信号との周波数分布の相違に着目したフイルターを用いた構成や、声の信号の特質に基づく抽出をデジタル処理の回路を用いた構成等からなる。
次に、本発明の実施例におけるインターホンシステムにおける動作と通話方法について図2のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1で示すように来訪者は子機1により呼び出し用操作ボタンを操作して呼び出しを行なう。この呼び出しによって、親機2はステップS2で示すように主制御部21において留守モードに設定されているか否かが判別される。この判別により留守モードであると判別されると、ステップS3で示すように、転送制御回路25が予め設定した転送先へ転送動作を開始する。同時に、メッセージ信号発生回路22が作動して呼び出し中メッセージ信号を発生させて子機1へと送信する。所定の時間経過後には、ステップS4で示すように所定の固定電話機5又は携帯電話機7に対する転送が完了する。この転送の完了によって、ステップS5で示すように転送先との通話が可能となり、来訪者の通話信号が子機1、親機2などを介して固定電話機5又は携帯電話機7に伝送される。転送先の応対者からの通話信号は音声信号分離処理回路27において背景雑音が除去され応対者の音声信号のみが分離されて子機1へと伝送される。一方、ステップS2において留守モードでないと判別された場合は、ステップS6で示すように送受話部23が応対者に対する呼び出し動作を行なう。同時に、メッセージ信号発生回路22が作動して呼び出し中メッセージ信号を発生させて子機1へと送信する。この呼び出しが完了すると、ステップS7で示すように来訪者と応対者との間での通話が可能となる。
上述した実施例によれば、親機2において操作部24により留守モードと転送先の電話機の設定を行なっておけば、子機1からの来訪者による呼び出しに際し、留守モードであるか否かの判別がなされる。留守モードであれば転送動作が開始される。この転送動作は転送制御回路25によってなされるが、同時に、メッセージ信号発生回路22が作動して留守モードでない場合と同一の呼び出し中メッセージ信号を発生させて子機1へと送信する。留守モードでないと判別された場合は、送受話部23が応対者に対する呼び出し動作を行なうと同時に、メッセージ信号発生回路22が作動して呼び出し中メッセージ信号を発生させて子機1へと送信する。従って、メッセージ信号発生回路22が呼び出中のメッセージを発生し子機1に送出するので、来訪者は応対者が出てくるまで待つようになる。そして、留守モードにおける転送完了までの待機が転送によるものと来訪者に認識されないので、来訪者に留守であることを知らしめない。
また、転送完了後に音声信号分離送回路27が転送先の応対者の音声のみを背景雑音から分離し、親機2から子機1に対して背景雑音のない応対者の音声を送出するので、来訪者が転送先からの応答であることを認識できず、来訪者に留守であることを知らしめない。即ち、来訪者はあたかも在宅中の応対者と通話を行なっているように認識する。
尚、上述した本発明の実施例にあっては、子機1を玄関に設置し、親機2を屋内に設置した住宅に適用した場合であるが、これに限定されることなく、例えば通用ゲートの外側に子機1を設置し内側に親機2を設置した通用ゲート用のインターホンシステムに適用することもできる。
尚また、上述した本発明の実施例においては、メッセージ信号発生回路22から発生する呼び出し中のメッセージ信号は音声信号であるが、これに限定されることなく文字データを生成し子機1に文字表示用ディスプレイを設け、この文字表示用ディスプレイでもって呼び出し中のメッセージを文字で表示するようにしてもよい。
尚また、上述した本発明の実施例においては、メッセージ信号発生回路22を親機2にも受けたが、メッセージ信号を発生する回路を子機1に設け、主制御部21から制御信号によって発生動作を制御するようにしてもよい。
尚また、上述した本発明の実施例においては、子機1から親機2に伝送する信号は音声についてであったが、子機1にカメラを設け、親機2の送受話回路23に画像データ用ディスプレイを設けて子機1で得た来訪者の画像データを親機2で再生すると共に、携帯電話機7等にも画像データを転送してそのディスプレイで再生し、画像情報を通話信号と併用するようにしてもよい。
尚また、上述した本発明の実施例においては、メッセージ信号発生回路22、転送制御回路25、送受話回路26等は夫々独立な回路構成としたが、例えば集積回路に一体にして組みこむようにする等その構成は種々変更できる。
図1は本発明の実施例におけるインターホンステムのブロック図である。 図2は本発明の実施例におけるインターホンシステムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 子機
2 親機
3 モデム
4 電話回線
5 固定電話機
6 ネットワーク
7 携帯電話機
21 主制御部
22 メッセージ信号発生回路
23 送受話部
24 操作部
25 転送制御回路
26 送受信回路
27 音声信号分離処理回路

Claims (6)

  1. 来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムにおいて、
    前記子機からの呼び出しに対して前記親機より呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生するメッセージ信号発生手段と、
    前記メッセージ信号発生手段によるメッセージ発生動作を前記留守モードでない場合の呼び出し中であるときと、該留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中に同一内容により行なうように制御する制御手段と、
    前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する音声信号分離処理手段とを備えていることを特徴とするインターホンシステム。
  2. 来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムにおいて、
    前記子機からの呼び出しに対して前記親機より呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生するメッセージ信号発生手段と、
    前記メッセージ信号発生手段によるメッセージ発生動作を前記留守モードでない場合の呼び出し中であるときと、該留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中に同一内容により行なうように制御する制御手段とを備えていることを特徴とするインターホンシステム。
  3. 来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムにおいて、
    前記留守モードにあるときに前記子機からの呼び出しに基づいて転送された後に、前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する音声信号分離処理手段を備えていることを特徴とするインターホンシステム。
  4. 来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムの通話方法において、
    前記子機からの呼び出しに基づいて留守モードであるか否かを判別し、留守モードでない場合に応対者を呼び出し、留守モードでは所定の転送先に転送する段階と、
    前記留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中であるときに、留守モードでない場合の呼び出し中であるときと同一の呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生する段階と、
    前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する段階とを備えていることを特徴とするインターホンシステムの通話方法。
  5. 来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムの通話方法において、
    前記子機からの呼び出しに基づいて留守モードであるか否かを判別し、留守モードでない場合に応対者を呼び出し、留守モードでは所定の転送先に転送する段階と、
    前記留守モードにおける前記転送先への転送完了までの間の転送中であるときに、留守モードでない場合の呼び出し中であるときと同一の呼び出し中である旨のメッセージ信号を発生する段階とを備えていることを特徴とするインターホンシステムの通話方法。
  6. 来訪者との間で応対する子機を介し該来訪者との通話を行なう親機であって、留守モードにあっては所定の転送先に転送を行ない該転送先と該子機との間で通話信号の伝送を行なうインターホンシステムの通話方法において、
    前記子機からの呼び出しに基づいて留守モードであるか否かを判別し、留守モードでない場合に応対者を呼び出し、留守モードでは所定の転送先に転送する段階と、
    前記親機と前記転送先とが接続され、該転送先と前記子機との間で前記通話信号の伝送の際に、該転送先の応対者の音声と背景雑音を分離し、音声信号だけを該子機に送出する段階とを備えていることを特徴とするインターホンシステムの通話方法。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011135221A (ja) * 2009-12-22 2011-07-07 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステム
CN108566530A (zh) * 2017-12-29 2018-09-21 北京九方广维科技有限公司 基于蓝牙的双用视频对讲系统及其对讲方法

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