JP2006135127A - 配線の形成方法、配線プラグの形成方法、強誘電体メモリの製造方法、及び強誘電体メモリ - Google Patents

配線の形成方法、配線プラグの形成方法、強誘電体メモリの製造方法、及び強誘電体メモリ Download PDF

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Abstract

【課題】 水素による素子の特性劣化と、配線や配線プラグの酸化をともに抑制できる配線及び配線プラグの形成方法と、優れたデバイス特性を有する強誘電体メモリ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 強誘電体キャパシタCの上部電極10と配線16とを接続するための局所配線12を、下層側から順にIrOX 膜12AとIr膜12Bとを形成する。また、局所配線12と上部配線16とを接続する配線プラグP2の下地膜14を、下層側から順にIrOX 膜14AとIr膜14Bとを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配線の形成方法、配線プラグの形成方法、強誘電体メモリの製造方法、及び強誘電体メモリに関する。
強誘電体の分極特性を利用した強誘電体メモリ(FeRAM:ferroelectrics random access memory)は、低消費電力で高速動作が可能であることから、近年需要が高まってきている。
このような強誘電体メモリとしては、Pt (プラチナ)等からなる下部電極及び上部電極間に、PZT(PbZr1-x Tix 3 )やSBT(SrBi2 Ta2 9 )等の強誘電体が積層されてなる強誘電体キャパシタと、この強誘電体キャパシタへの書き込みや読み出しを行うトランジスタと、を備えたものが知られている。また、強誘電体は、水素が侵入すると還元されて、その分極特性が変動することも知られている。
しかしながら、強誘電体メモリの製造工程においては、層間絶縁膜を形成するためのシリコン酸化膜や、配線及び配線プラグを形成するための金属膜を成膜する工程等、水素雰囲気下で行われる工程が多い。このため、強誘電体への水素の侵入を抑制するための様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、強誘電体キャパシタを構成する下部電極の下面に、チタンアルミニウムナイトライド(TiAlN)膜等の水素バリア膜を形成したり、強誘電体キャパシタの露出面を、オゾン(O3 )及びTEOS(tetra ethoxy Silane)からなる段差緩和膜を介して、酸化アルミニウム(Al2 3 ) 等の水素バリア膜で被覆することで、強誘電体への水素の侵入を防止することが提案されている。
特開2003−68987号公報
ところで、強誘電体は、上述したような水素の侵入によるダメージに加えて、強誘電体キャパシタ形成後の配線や配線プラグの形成工程でのエッチングによるダメージによって、特性劣化が起こることが知られている。このため、水素やエッチングにより劣化した強誘電体の特性を回復させるために、強誘電体キャパシタを形成した後の基板に対して、酸素雰囲気下での熱処理を繰り返し行うことが一般的である。
しかしながら、上述した特許文献1に記載の強誘電体メモリにおいては、配線や配線プラグの酸化防止に対する考慮がなされていないため、酸素雰囲気下での熱処理を繰り返し行うと、配線や配線プラグが酸化して抵抗値が変動し、所望のデバイス特性が得られなくなることが想定される。
すなわち、上述した特許文献1に記載の強誘電体メモリにおいては、強誘電体の水素による特性劣化と、配線や配線プラグの酸化をともに抑制するという点でさらなる改善の余地がある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、水素による素子の特性劣化と、配線や配線プラグの酸化をともに抑制できる配線及び配線プラグの形成方法を提供することを課題としている。また、本発明は、優れたデバイス特性を有する強誘電体メモリ及びその製造方法を提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明に係る配線の形成方法は、所定の素子が形成された基板上に、前記素子の露出面を覆うように絶縁膜を形成する工程と、前記素子上の前記絶縁膜に、前記素子の一部上面が露出するように開口面を形成する工程と、前記開口面が形成された前記基板上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線形成膜を形成する工程と、前記配線形成膜を所定形状にパターニングして、前記素子の上面に接続される配線を形成する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る配線の形成方法によれば、配線を、水素バリア性及び酸素バリア性をともに備えたイリジウム酸化膜等の導電性金属酸化膜とイリジウム膜等の金属膜とで形成したことにより、この配線が接続された素子の水素や酸素に起因する品質劣化と、配線の酸化に起因するデバイス特性劣化をともに防止できる。ここで、導電性金属酸化膜は、素子と金属膜との密着性を向上させるための機能も有する。
本発明に係る配線の形成方法は、前記素子が強誘電体キャパシタである場合に好適に用いることができる。
本発明に係る第1の配線プラグの形成方法は、基板上に形成された所定の素子と接続される配線を形成する工程と、前記配線が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、前記配線上の前記層間絶縁膜に、前記配線の一部が露出するように開口部を形成する工程と、前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記配線に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第2の配線プラグの形成方法は、所定の素子が形成された基板上に、前記素子の露出面を覆うように絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、前記素子上の前記層間絶縁膜及び前記絶縁膜に、前記素子の上面が露出するように開口部を形成する工程と、前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記素子の上面に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第1及び第2の配線プラグの形成方法によれば、配線プラグ下地(シードレイヤー)を、水素バリア性及び酸素バリア性をともに備えたイリジウム酸化膜等の導電性金属酸化膜とイリジウム膜等の金属膜とで形成したことにより、この配線プラグが接続された素子の水素や酸素に起因する品質劣化と、配線プラグの酸化に起因するデバイス特性をともに防止できる。ここで、導電性金属酸化膜は、配線プラグが埋め込まれる開口部と金属膜との密着性を向上させるための機能も有する。
特に、素子の直上に配線プラグを形成する場合には、素子の上面が露出するように絶縁膜及び層間絶縁膜を除去した後に配線プラグ下地形成膜及び配線プラグ形成膜を成膜するため、素子が、成膜時の水素ダメージや配線プラグ形成時のエッチングダメージを受け易い。しかしながら、本発明に係る第2の配線プラグの形成方法を適用すれば、配線プラグ形成時における素子への水素ダメージ及びエッチングダメージを抑制できるため、素子の品質劣化を効果的に防止できる。
本発明に係る第1及び第2の配線プラグの形成方法は、前記素子が強誘電体キャパシタである場合に好適に用いることができる。
本発明に係る第1の強誘電体メモリの製造方法は、基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタを形成する工程と、前記強誘電体キャパシタが形成された前記基板上に、前記強誘電体キャパシタの露出面を覆うように水素バリア膜を形成する工程と、前記上部電極上の前記水素バリア膜に、前記上部電極が露出するように開口面を形成する工程と、前記開口面が形成された前記基板上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線形成膜を形成する工程と、前記配線形成膜を所定形状にパターニングして、前記開口面に露出した前記上部電極に接続される配線を形成する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第2の強誘電体メモリの製造方法は、基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタを形成する工程と、前記強誘電体キャパシタが形成された前記基板上に、前記強誘電体キャパシタの露出面を覆うように水素バリア膜を形成する工程と、前記水素バリア膜が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、前記上部電極上の前記層間絶縁膜及び前記水素バリア膜に、前記上部電極が露出するように開口部を形成する工程と、前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記上部電極に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第3の強誘電体メモリの製造方法は、基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタを形成する工程と、前記強誘電体キャパシタが形成された前記基板上に、前記強誘電体キャパシタの露出面を覆うように水素バリア膜を形成する工程と、前記上部電極上の前記水素バリア膜に、前記上部電極が露出するように開口面を形成する工程と、前記開口面が形成された前記基板上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線形成膜を形成する工程と、前記配線形成膜を所定形状にパターニングして、前記上部電極に接続される配線を形成する工程と、前記配線が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、前記配線上の前記層間絶縁膜に、前記配線の一部が露出するように開口部を形成する工程と、前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記配線に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る第1〜第3の強誘電体メモリの製造方法によれば、配線及び配線プラグ下地のうち少なくとも一つを、水素バリア性及び酸素バリア性をともに備えたイリジウム酸化膜等の導電性金属酸化膜とイリジウム膜等の金属膜で形成したことにより、強誘電体キャパシタ形成後の水素雰囲気下で行われる工程における強誘電体への水素の侵入を効果的に抑制できる。また、強誘電体の分極特性を改善させるために基板に対して行われる酸素雰囲気下での熱処理における配線や配線プラグの酸化を効果的に防止できる。
また、強誘電体キャパシタの露出面を覆った水素バリア膜上に直接配線を形成したことにより、強誘電体キャパシタは水素バリア性及び酸素バリア性をともに備えた配線と水素バリア膜との両方で覆われるため、強誘電体への水素の侵入を効果的に防止できる。
ここで、本発明に係る第1〜第3の強誘電体メモリの製造方法において、前記強誘電体キャパシタを形成する工程は、前記基板上に、下部層間絶縁膜を形成する工程と、前記下部層間絶縁膜上に、下部絶縁膜を形成する工程と、前記下部層間絶縁膜及び前記下部絶縁膜に、前記基板の一部上面と接続される開口部を形成する工程と、前記開口部が形成された前記下部絶縁膜上に、前記開口部が埋め込まれるように下部配線プラグ形成膜を形成する工程と、前記開口部内のみに前記下部配線プラグ形成膜が残るように、前記下部配線プラグ形成膜を所定形状にエッチングして、前記基板の一部上面と接続される下部配線プラグを形成する工程と、前記下部配線プラグが形成された前記基板上に、W(タングステン)プラグ酸化防止膜を形成する工程と、前記Wプラグ酸化防止膜上に、下部電極形成膜、強誘電体形成膜、及び上部電極形成膜をこの順で形成する工程と、前記上部電極形成膜、前記強誘電体形成膜、前記下部電極形成膜、及び前記Wプラグ酸化防止膜を所定形状にエッチングして、前記下部配線プラグ上に、前記Wプラグ酸化防止膜を介して、前記下部電極、前記強誘電体、及び前記上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタ構造を形成する工程と、を備えるようにしてもよい。
また、下部配線プラグの上面が覆われるように、Wプラグ酸化防止膜を介して強誘電体キャパシタを形成したことにより、酸素雰囲気下で行われる強誘電体結晶化工程における下部配線プラグの酸化を防止できる。
さらに、Wプラグ酸化防止膜を下部絶縁膜を介して下部層間絶縁膜上に形成したことにより、例えば下部絶縁膜を酸化アルミニウム膜とし、Wプラグ酸化防止膜をチタンアルミニウムナイトライド膜とし、下部層間絶縁膜をシリコン酸化膜とした場合であっても、Wプラグ酸化防止膜と下部層間絶縁膜とが熱処理時に反応して水素を発生させることを防止できる。
本発明に係る第1〜第3の強誘電体メモリの製造方法においては、前記水素バリア膜として、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により第1の水素バリア膜を形成した後に、スパッタリング法により第2の水素バリア膜を形成することが好ましい。
これによれば、CVD法により、第1の水素バリア膜を強誘電体キャパシタの露出面に密着して形成することができるとともに、スパッタリング法により、第2の水素バリア膜を短時間で効率よく所望厚みに形成することができる。よって、強誘電体への水素の侵入を効果的に抑制できる水素バリア膜を効率よく形成できる。
本発明に係る第1の強誘電体メモリは、基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタと、水素バリア膜と、局所配線と、層間絶縁膜と、配線と、がこの順で形成され、前記水素バリア膜は前記強誘電体キャパシタの露出面を覆い、前記局所配線と前記上部電極とは前記水素バリア膜に形成された開口面を介して接続され、前記配線と前記局所配線とは前記層間絶縁膜に形成された配線プラグを介して接続された強誘電体メモリにおいて、前記局所配線と、前記配線プラグの下地とのうち少なくとも一つは、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、がこの順で形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る第2の強誘電体メモリは、基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタと、水素バリア膜と、層間絶縁膜と、配線と、がこの順で形成され、前記水素バリア膜は前記強誘電体キャパシタの露出面を覆い、前記配線と前記上部電極とは前記層間絶縁膜及び前記水素バリア膜に形成された配線プラグを介して接続された強誘電体メモリにおいて、前記配線プラグの下地は、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、がこの順で形成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る第1及び第2の強誘電体メモリによれば、配線と、配線プラグの下地とのうち少なくとも一つを、水素バリア性及び酸素バリア性をともに備えたイリジウム酸化膜等の導電性金属酸化膜とイリジウム膜等の金属膜で形成したことにより、その製造工程中において、水素による強誘電体の特性劣化や、配線や配線プラグの酸化による抵抗値の変動を抑制できるため、優れたデバイス特性を確保できる。
また、強誘電体キャパシタの露出面を覆う水素バリア膜上に配線又は局所配線を直接形成したことにより、強誘電体キャパシタが水素バリア性及び酸素バリア性を備えた配線又は局所配線と水素バリア膜との両方で覆われるため、水素による強誘電体の特性劣化を効果的に抑制できる。
ここで、本発明に係る第1及び第2の強誘電体メモリにおいて、前記強誘電体キャパシタは、前記基板上に積層された下部層間絶縁膜と下部絶縁膜とを介して形成され、前記強誘電体キャパシタの前記下部電極と前記基板とは、前記下部絶縁膜及び前記下部層間絶縁膜に形成された下部配線プラグを介して接続されているとともに、前記下部配線プラグと前記下部電極との間には、Wプラグ酸化防止膜が形成されていることが好ましい。このとき、前記下部絶縁膜は酸化アルミニウム膜であり、前記Wプラグ酸化防止膜はチタンアルミニウムナイトライド膜であることが好ましい。
これによれば、強誘電体キャパシタを、下部絶縁膜上にWプラグ酸化防止膜を介して形成したことにより、下部電極側から強誘電体への水素の侵入が効果的に防止されるため、より優れたデバイス特性を確保できる。
また、下部配線プラグの上面が覆われるように、Wプラグ酸化防止膜を介して強誘電体キャパシタを形成したことにより、酸素雰囲気下で行われる強誘電体結晶化工程における下部配線プラグの酸化が防止されるため、より優れたデバイス特性を確保できる。
なお、本発明において導電性金属酸化膜は、その上層の金属膜と同じ金属の酸化膜であってもよいし、異なる金属の酸化膜であってもよい。また、本発明において配線、局所配線、及び配線プラグ下地は、少なくとも最下層が導電性金属酸化膜で最上層が金属膜となっていれば、必ずしも2層構造になっている必要はない。例えば、導電性金属酸化膜がその上層の金属膜の酸化膜である場合には、まず、最下層に導電性金属酸化膜を所定の厚みで成膜した後、最上層に向かって徐々に酸素含有率を減らしながら成膜することで、最終的に最上層が金属膜になるように形成してもよい。
さらに、本発明における層間絶縁膜や下部層間絶縁膜としては、例えば、BPSG(boron phosphorous silicate glass)、NSG(non dope silicate glass)、及びPTEOS(plasma tetra ethyl ortho silicate)等のシリコン酸化膜が挙げられる。 さらに、本発明における絶縁膜、下部絶縁膜、及び水素バリア膜としては、上述した酸化アルミニウム膜の他に、例えば、酸化チタン膜や酸化タンタル膜が挙げられる。
さらに、本発明におけるWプラグ酸化防止膜としては、上述したチタンアルミニウムナイトライド膜の他に、例えば、酸化ストロンチウム−ルテニウム膜や酸化ルテニウム膜が挙げられる。
本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明に係る強誘電体メモリの一構成例を示す断面図である。図2は、図1に示す強誘電体メモリの配線状態を示す平面図である。
この強誘電体メモリは、図1に示すように、シリコン基板(基板)1上に形成されたMOSトランジスタTと強誘電体キャパシタC(素子)とから構成された1T1C型メモリセルである。この強誘電体メモリは、MOSトランジスタTのオン/オフにより、強誘電体キャパシタCへの書き込みや読み出しが行われるように構成されている。
MOSトランジスタTは、シリコン基板1上に形成されたゲート電極1Aと、このゲート電極1Aを挟むようにシリコン基板1内に形成されたソース領域1B及びドレイン領域Cと、から構成されている。
強誘電体キャパシタCは、MOSトランジスタTを覆うようにシリコン基板1の上方全面に形成されたBPSGからなる第1の層間絶縁膜(下部層間絶縁膜)2上に、Al 23 (酸化アルミニウム)からなる下部絶縁膜3を介して形成されている。この強誘電体キャパシタCの露出面(上面及び側面)は、Al2 3 膜からなる第1の水素バリア膜11AとAl2 3 膜からなる第2の水素バリア膜11Bとで形成された水素バリア膜(絶縁膜)11で覆われている。
また、強誘電体キャパシタCは、Ir膜7AとIrOx 膜7Bとからなる第1の下部電極7、Ptからなる第2の下部電極8、PZTからなる強誘電体9、及び上部電極10がこの順に積層された構造となっている。
図1及び図2に示すように、下部電極8は、第1の層間絶縁膜2に形成された第1の配線プラグ(下部配線プラグ)P1を介して、MOSトランジスタTのドレイン領域1Cと接続されている。
この第1の配線プラグP1と第1の下部電極7との間には、TiAlN(チタンアルミニウムナイトライド)からなるWプラグ酸化防止膜6が形成されている。なお、第1の配線プラグP1は、第1の層間絶縁膜2に開口されたコンタクトホールH1内に、下層側から順にTi (チタン)膜4AとTiN (チタンナイトライド)膜4Bとからなる第1の配線プラグ下地4を介して、W(タングステン)からなる第1の配線プラグ形成膜5が埋め込まれて形成されている。
また、上部電極10は、水素バリア膜11に形成された開口面H2を介して、下層側から順にIrOX 膜(イリジウム酸化膜)からなる導電性金属酸化膜12Aと、Ir膜(イリジウム膜)からなる金属膜12Bとで形成された局所配線12に接続されている。
さらに、局所配線12は、BPSGからなる第2の層間絶縁層13に埋め込まれた第2の配線プラグP2を介して、下層側から順にTi膜16AとTiN膜16BとAl−Cu合金膜16CとTiN膜16Dの4層からなる配線16と接続されている。
なお、第2の配線プラグP2は、第2の層間絶縁膜13に開口されたビアホール (開口部)H3内に、下層側から順にIrOX 膜からなる導電性金属酸化膜14Aと、Ir膜からなる金属膜14Bとで形成された第2の配線プラグ下地14を介して、Wからなる第2の配線プラグ形成膜15が埋め込まれて形成されている。
さらに、この配線16が形成された第2の層間絶縁膜13の上方には、図示しない所定の多層配線が形成され、その最上層には図示しない窒化膜からなるパッシベーション膜が形成されている。
次に、上記構成の強誘電体メモリの製造工程について、図3及び図4を参照しながら説明する。図3及び図4は、図1に示す強誘電体キャパシタの製造工程の一例を示す断面図である。
まず、MOSトランジスタTが形成されたシリコン基板1上に、公知のCVD法を用いて、MOSトランジスタTが覆われるように、BPSGからなる第1の層間絶縁膜2を少なくとも1μm以上の厚みに成膜する。
次に、第1の層間絶縁膜2の上面を、公知のCMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用いて平坦化する。
次に、平坦化された第1の層間絶縁膜2上に、公知のCVD法を用いて、Al2 3 からなる下部絶縁膜3を少なくとも1000Åの厚みに成膜する。
次に、下部絶縁膜3及び第1の層間絶縁膜2に、公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて、MOSトランジスタTと、後の工程で形成する強誘電体キャパシタCとを接続するためのコンタクトホールH1を形成する。図3(a)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、コンタクトホールH1が形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知のスパッタリング法を用いて、第1の配線プラグ下地形成膜として、約150ÅのTi膜4Aと約1000ÅのTiN膜4Bとをこの順で成膜する。続いて、第1の配線プラグ下地形成膜のTiN膜4B上に、公知のCVD法を用いて、Wからなる第1の配線プラグ形成膜5を少なくともコンタクトホールH1が埋まるまで成膜する。
次に、第1の配線プラグ下地形成膜4A,4B及び第1の配線プラグ形成膜5を、公知のCMP法を用いて、下部絶縁膜3とコンタクトホールH1の上から除去する。これにより、コンタクトホールH1内のみに、Ti膜4AとTiN膜4Bとからなる第1の配線プラグ下地4を介して、Wからなる第1の配線プラグ形成膜5が埋め込まれた第1の配線プラグP1を形成する。
次に、第1の配線プラグP1が形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知のスパッタリング法を用いて、TiAlNからなるWプラグ酸化防止膜6を約1000Åと、Ir膜7AとIrOx膜7Bとがこの順で積層されてなる第1の下部電極形成膜70を約1500Åと、Ptからなる第2の下部電極形成膜80を約1000Åと、PZTからなる強誘電体形成膜90を約1500Åと、Ptからなる上部電極形成膜100を約1000Åと、をこの順で成膜する。そして、上部電極形成膜100まで成膜されたシリコン基板1に対して、強誘電体形成膜90を結晶化させるためのランプアニール処理(処理温度:500〜700℃、処理時間:5分、処理雰囲気:酸素雰囲気)を施す。図3(c)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、上部電極形成膜100、強誘電体形成膜90、第2の下部電極形成膜80、第1の下部電極形成膜70、及びWプラグ酸化防止膜6に対して、レジストパターンを用いた公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を施し、第1の配線プラグP1上に、Wプラグ酸化防止膜6と、第1の下部電極7、第2の下部電極8、強誘電体9、及び上部電極10からなる強誘電体キャパシタCと、を形成する。このとき、強誘電体キャパシタCの下方に位置する第1の配線プラグP1の上面は、完全にWプラグ酸化防止膜6で覆われるようにエッチングを行う。
そして、強誘電体キャパシタCを形成した後のシリコン基板1に対して、さらに強誘電体9を結晶化させるためのランプアニール処理を上述と同様の条件で施す。図3(d)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、強誘電体キャパシタCが形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知のCVD法を用いて、Al2 3 膜からなる第1の水素バリア膜11Aを500Å程度以上成膜した後、続けて、公知のスパッタリング法を用いて、Al2 3 膜からなる第2の水素バリア膜11Bを1000Å程度以上成膜する。
これにより、第1の水素バリア膜11Aと第2の水素バリア膜11Bとからなる水素バリア膜11で、強誘電体キャパシタCの露出面(上面及び側面)は覆われる。
次に、水素バリア膜11に、公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて、強誘電体キャパシタCの上部電極10の上面を露出させて、強誘電体キャパシタCの上部電極10と、後の工程で形成する局所配線12とを接続するための開口面H2を形成する。図4(a)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、上部電極10上に開口面H2が形成されたシリコン基板1の上方全面に、公知の連続スパッタリング法を用いて、局所配線形成膜として、約500ÅのIrOX 膜からなる導電性金属酸化膜12Aと、約1000ÅのIrからなる金属膜12Bとを順に成膜する。図4(b)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、局所配線形成膜12A,12Bを、公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて、図2に示すように所定形状にパターニングして、局所配線12を形成する。そして、局所配線形成膜12A、12Bの成膜時の水素ダメージや、局所配線12の形成時のエッチングダメージにより劣化した強誘電体9の特性を回復させるために、局所配線12が形成された後のシリコン基板1に対して、酸素雰囲気下で熱処理(処理温度:500〜700℃、処理時間:60分)を施す。
次に、局所配線12が形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知のCVDを用いて、局所配線12が覆われるように、PTEOSからなる第2の層間絶縁層13を少なくとも1μm以上の厚みに成膜する。
次に、第2の層間絶縁層13の上面を、公知のCMP法を用いて平坦化する。
次に、平坦化された第2の層間絶縁層13に、公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて、強誘電体キャパシタCの上面以外に形成された局所配線12の一部上面を露出させて、局所配線12と、後の工程で形成する配線16とを接続するためのビアホールH3を形成する。
そして、第2の層間絶縁層13の成膜時の水素ダメージにより劣化した強誘電体9の特性を回復させるために、ビアホールH3が形成された後のシリコン基板1に対して、酸素雰囲気下で熱処理(処理温度:500〜700℃、処理時間:60分)を施す。
次に、ビアホールH3が形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知の連続スパッタリング法を用いて、第2の配線プラグ下地膜として、下層側から順に約500ÅのIrOX 膜からなる導電性金属酸化膜14Aと、約500ÅのIr膜からなる金属膜14Bとを順に成膜する。続いて、公知のCVD法を用いて、Wからなる第2の配線プラグ形成膜15を少なくともビアホールH3が埋まるまで成膜する。図4(c)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、第2の配線プラグ形成膜15及び第2の配線プラグ下地形成膜14A,14Bを、公知のCMP法を用いて、第2の層間絶縁膜13とビアホールH3の上から除去する。これにより、ビアホールH3内のみに、IrOX 膜からなる導電性金属酸化膜14AとIr膜からなる金属膜14Bとからなる第2の配線プラグ下地14を介して、Wからなる第2の配線プラグ形成膜15が埋め込まれた第2の配線プラグP2を形成する。
次に、第2の配線プラグP2が形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知のスパッタリング法を用いて、配線形成膜として、約150ÅのTi膜16Aと、約1000ÅのTiN膜16Bと、約5000ÅのAl−Cu合金膜16Cと、約600ÅのTiN膜16Dとをこの順で成膜する。図4(d)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、配線形成膜16A〜16Dを、公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて所定形状にパターニングして、配線16を形成する。図1は、ここまでの工程を示す図である。
その後、この配線16が形成された第2の層間絶縁膜13の上方に、図示しない所定の多層配線を形成した後、最上層に図示しない窒化膜からなるパッシベーション膜を成膜して、強誘電体メモリを完成させる。
本実施形態の強誘電体メモリの製造方法によれば、強誘電体キャパシタ形成工程よりも後工程で形成される局所配線12及び第2の配線プラグ下地14を、いずれも水素バリア性及び酸素バリア性を有するIrOX からなる導電性金属酸化膜12A,14Aと、Irからなる金属膜12B,14Bとで形成したことにより、水素雰囲気下で行われる局所配線形成膜12A,12B、第2の層間絶縁膜13、及び配線プラグ形成膜15を成膜する際の水素ダメージと、酸素雰囲気下で行われる熱処理による酸素ダメージをともに防止できる。
また、強誘電体キャパシタCの露出面に、密着性の高いCVD法による第1の水素バリア膜11Aを形成した後に、処理効率が高く且つ水素の発生しないスパッタリング法による第2の水素バリア膜11Bを形成したことにより、強誘電体9への水素の侵入を効果的に防止できる。
さらに、強誘電体キャパシタCの露出面を覆った水素バリア膜11上に局所配線12を直接形成したことにより、強誘電体キャパシタCが水素バリア性及び酸素バリア性を備えた局所配線12と水素バリア膜11とで覆われるため、強誘電体9への水素の侵入を効果的に防止できる。
さらに、MOSトランジスタTと接続された第1の配線プラグP1と強誘電体キャパシタCの下部電極8との間に、第1の配線プラグP1の上面を覆うようにTiAlNからなるWプラグ酸化防止膜6を形成したことにより、第1の下部電極7及び第2の下部電極8側から強誘電体9への水素の侵入を効果的に防止できるとともに、第1の配線プラグP1の酸化を効果的に防止できる。
さらに、Wプラグ酸化防止膜6と第1の層間絶縁膜2との間にはAl2 3 からなる下部絶縁膜3を形成したことにより、酸素雰囲気下での熱処理時にWプラグ酸化防止膜6と第1の層間絶縁膜2とが反応して水素を発生させることを防止できる。
すなわち、本実施形態の強誘電体メモリによれば、局所配線12及び第2の配線プラグ下地14がいずれも、水素バリア性及び酸素バリア性をともに備えた導電性金属酸化膜12A,14Aと金属膜12B,14Bとで形成されているため、その製造工程中において、水素による強誘電体9の特性劣化や、局所配線12や第2の配線プラグP2の酸化が抑制されて、優れたデバイス特性を確保できる。
<第2実施形態>
図5は、本発明に係る強誘電体メモリの他の構成例を示す断面図である。図6は、図5に示す強誘電体メモリの配線状態を示す平面図である。なお、図5及び図6において、図1及び図2に示した第1実施形態と同様の構成部分については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
この強誘電体メモリは、図5及び図6に示すように、第1実施形態で示した局所配線12を形成せず、強誘電体キャパシタCの上面に直接第2の配線プラグP2を形成し、この第2の配線プラグP2を介して、強誘電体キャパシタCの上部電極10と配線16とが接続されるように構成されている。
次に、上記構成の強誘電体メモリの製造工程について、図7を参照しながら説明する。図7は、図5に示す強誘電体キャパシタの製造工程の一例を示す断面図である。
まず、上述した第1実施形態と同様の手順で、強誘電体キャパシタCの露出面をAl2 3 からなる第1の水素バリア膜11AとAl2 3 からなる第2の水素バリア膜11Bとがこの順に形成されてなる水素バリア膜11で覆った後に、さらに公知のCVD法を用いて、PTEOSからなる第2の層間絶縁膜13を形成する。
次に、第2の層間絶縁膜13及び水素バリア膜11に、公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて、強誘電体キャパシタCの上部電極10の上面を露出させて、強誘電体キャパシタCの上部電極10と、後の工程で形成する配線16とを接続するためのビアホール(開口部)H4を形成する。図7(a)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、ビアホールH4が形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知の連続スパッタリング法を用いて、第2の配線プラグ下地形成膜として、約500ÅのIrOX 膜からなる導電性金属酸化膜14Aと、約500ÅのIr膜からなる金属膜14Bとをこの順で成膜する。続いて、公知のCVD法を用いて、Wからなる第2の配線プラグ形成膜15を少なくともビアホールH4が埋まるまで成膜する。図7(b)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、第2の配線プラグ形成膜15及び第2の配線プラグ下地形成膜14A,14Bを、公知のCMP法を用いて、第2の層間絶縁膜13とビアホールH4の上から除去する。これにより、ビアホールH4内のみに、IrOX 膜からなる導電性金属酸化膜14AとIr膜からなる金属膜14Bとからなる第2の配線プラグ下地14を介して、Wからなる第2の配線プラグ形成膜15が埋め込まれた第2の配線プラグP2を形成する。
次に、第2の配線プラグP2が形成された後のシリコン基板1の上方全面に、公知のスパッタリング法を用いて、上述した第1実施形態と同様の4層からなる配線形成膜16A〜16Dを成膜する。図7(c)は、ここまでの工程を示す図である。
次に、配線形成膜16A〜16Dを、公知のフォトリソグラフィ技術及びドライエッチング技術を用いて所定形状にパターニングして、配線16を形成する。図5は、ここまでの工程を示す図である。
その後、上述した第1実施形態と同様の工程を経て、最上層に図示しない窒化膜からなるパッシベーション膜を成膜して、強誘電体メモリを完成させる。
本実施形態の強誘電体メモリの製造方法によれば、第2の配線プラグ下地14として、水素バリア性及び酸素バリア性を有するIrOX からなる導電性金属酸化膜14AとIrからなる金属膜14Bとをこの順で形成したことにより、水素雰囲気下で行われる第2の配線プラグ形成膜15の成膜時による水素ダメージや、第2の配線プラグP2の形成時のエッチングダメージによる強誘電体9の特性劣化を効果的に防止できる。
これにより、本実施形態の強誘電体メモリは、強誘電体キャパシタCの直上に第2の配線プラグP2を形成しているにも係わらず、優れたデバイス特性が得られる。
本発明に係る強誘電体メモリの一構成例を示す断面図。 図1に示す強誘電体メモリの配線状態を示す平面図。 図1に示す強誘電体キャパシタの製造工程の一例を示す断面図。 図1に示す強誘電体キャパシタの製造工程の一例を示す断面図。 本発明に係る強誘電体キャパシタの他の構成例を示す断面図。 図5に示す強誘電体メモリの配線状態を示す平面図。 図5に示す強誘電体キャパシタの製造工程の一例を示す断面図。
符号の説明
1…シリコン基板(基板)、2…第1の層間絶縁膜(下部層間絶縁膜)、3…下部絶縁膜、4…第1の配線プラグ下地形成膜、5…第1の配線プラグ形成膜、6…Wプラグ酸化防止膜、7…第1の下部電極、8…第2の下部電極、9…強誘電体、10…上部電極、11…水素バリア膜、11A…第1の水素バリア膜、11B…第2の水素バリア膜、12…局所配線(配線)、12A…導電性金属酸化膜、12B…金属膜、13…第2の層間絶縁膜(層間絶縁膜)、14…第2の配線プラグ下地(配線プラグ下地)、14A…導電性金属酸化膜、14B…金属膜、15…第2の配線プラグ形成膜、16…配線、C…強誘電体キャパシタ、T…MOSトランジスタ。

Claims (14)

  1. 所定の素子が形成された基板上に、前記素子の露出面を覆うように絶縁膜を形成する工
    程と、
    前記素子上の前記絶縁膜に、前記素子の一部上面が露出するように開口面を形成する工程と、
    前記開口面が形成された前記基板上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線形成膜を形成する工程と、
    前記配線形成膜を所定形状にパターニングして、前記素子の上面に接続される配線を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする配線の形成方法。
  2. 前記素子が、強誘電体キャパシタであることを特徴とする請求項1に記載の配線の形成方法。
  3. 基板上に形成された所定の素子と接続される配線を形成する工程と、
    前記配線が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記配線上の前記層間絶縁膜に、前記配線の一部が露出するように開口部を形成する工程と、
    前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、
    前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、
    前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記配線に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、
    を備えることを特徴とする配線プラグの形成方法。
  4. 所定の素子が形成された基板上に、前記素子の露出面を覆うように絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記素子上の前記層間絶縁膜及び前記絶縁膜に、前記素子の上面が露出するように開口部を形成する工程と、
    前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、
    前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、
    前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記素子の上面に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、
    を備えることを特徴とする配線プラグの形成方法。
  5. 前記素子が、強誘電体キャパシタであることを特徴とする請求項3又は4に記載の配線プラグの形成方法。
  6. 基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタを形成する工程と、
    前記強誘電体キャパシタが形成された前記基板上に、前記強誘電体キャパシタの露出面を覆うように水素バリア膜を形成する工程と、
    前記上部電極上の前記水素バリア膜に、前記上部電極が露出するように開口面を形成する工程と、
    前記開口面が形成された前記基板上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線形成膜を形成する工程と、
    前記配線形成膜を所定形状にパターニングして、前記開口面に露出した前記上部電極に接続される配線を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする強誘電体メモリの製造方法。
  7. 基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタを形成する工程と、
    前記強誘電体キャパシタが形成された前記基板上に、前記強誘電体キャパシタの露出面を覆うように水素バリア膜を形成する工程と、
    前記水素バリア膜が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記上部電極上の前記層間絶縁膜及び前記水素バリア膜に、前記上部電極が露出するように開口部を形成する工程と、
    前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、
    前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、
    前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記上部電極に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、
    を備えることを特徴とする強誘電体メモリの製造方法。
  8. 基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタを形成する工程と、
    前記強誘電体キャパシタが形成された前記基板上に、前記強誘電体キャパシタの露出面を覆うように水素バリア膜を形成する工程と、
    前記上部電極上の前記水素バリア膜に、前記上部電極が露出するように開口面を形成する工程と、
    前記開口面が形成された前記基板上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線形成膜を形成する工程と、
    前記配線形成膜を所定形状にパターニングして、前記上部電極に接続される配線を形成する工程と、
    前記配線が形成された前記基板上に、層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記配線上の前記層間絶縁膜に、前記配線の一部が露出するように開口部を形成する工程と、
    前記開口部が形成された前記層間絶縁膜上に、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、をこの順で成膜して配線プラグ下地形成膜を形成する工程と、
    前記配線プラグ下地形成膜上に、前記開口部が埋め込まれるように配線プラグ形成膜を形成する工程と、
    前記開口部内のみに前記配線プラグ形成膜と前記配線プラグ下地形成膜とが残るように、前記配線プラグ形成膜及び前記配線プラグ下地形成膜を所定形状にエッチングして、前記配線に接続される配線プラグを配線プラグ下地を介して形成する工程と、
    を備えることを特徴とする強誘電体メモリの製造方法。
  9. 前記強誘電体キャパシタを形成する工程は、
    前記基板上に、下部層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記下部層間絶縁膜上に、下部絶縁膜を形成する工程と、
    前記下部層間絶縁膜及び前記下部絶縁膜に、前記基板の一部上面と接続される開口部を形成する工程と、
    前記開口部が形成された前記下部絶縁膜上に、前記開口部が埋め込まれるように下部配線プラグ形成膜を形成する工程と、
    前記開口部内のみに前記下部配線プラグ形成膜が残るように、前記下部配線プラグ形成膜を所定形状にエッチングして、前記基板の一部上面と接続される下部配線プラグを形成する工程と、
    前記下部配線プラグが形成された前記基板上に、Wプラグ酸化防止膜を形成する工程と、
    前記Wプラグ酸化防止膜上に、下部電極形成膜、強誘電体形成膜、及び上部電極形成膜をこの順で形成する工程と、
    前記上部電極形成膜、前記強誘電体形成膜、前記下部電極形成膜、及び前記Wプラグ酸化防止膜を所定形状にエッチングして、前記下部配線プラグ上に、前記Wプラグ酸化防止膜を介して、前記下部電極、前記強誘電体、及び前記上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタ構造を形成する工程と、
    を備えることを特徴とする請求項6から8のいずれか一項に記載の強誘電体メモリの製造方法。
  10. 前記水素バリア膜として、CVD法により第1の水素バリア膜を形成した後に、スパッタリング法により第2の水素バリア膜を形成することを特徴とする請求項6から9のいずれか一項に記載の強誘電体メモリの製造方法。
  11. 基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタと、水素バリア膜と、局所配線と、層間絶縁膜と、配線と、がこの順で形成され、前記水素バリア膜は前記強誘電体キャパシタの露出面を覆い、前記局所配線と前記上部電極とは前記水素バリア膜に形成された開口面を介して接続され、前記配線と前記局所配線とは前記層間絶縁膜に形成された配線プラグを介して接続された強誘電体メモリにおいて、
    前記局所配線と、前記配線プラグの下地とのうち少なくとも一つは、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、がこの順で形成されていることを特徴とする強誘電体メモリ。
  12. 基板上に、下部電極、強誘電体、及び上部電極がこの順で積層されてなる強誘電体キャパシタと、水素バリア膜と、層間絶縁膜と、配線と、がこの順で形成され、前記水素バリア膜は前記強誘電体キャパシタの露出面を覆い、前記配線と前記上部電極とは前記層間絶縁膜及び前記水素バリア膜に形成された配線プラグを介して接続された強誘電体メモリにおいて、
    前記配線プラグの下地は、イリジウム酸化膜,ルテニウム酸化膜,ストロンチウム−ルテニウム酸化膜,インジウム−スズ酸化膜,ランタン−スズーコバルト酸化膜から選択される少なくとも一つの導電性金属酸化膜と、イリジウム膜,ルテニウム膜,ストロンチウムールテニウム膜,インジウム−スズ膜,ランタンースズーコバルト膜から選択される少なくとも一つの金属膜と、がこの順で形成されていることを特徴とする強誘電体メモリ。
  13. 前記強誘電体キャパシタは、前記基板上に積層された下部層間絶縁膜と下部絶縁膜とを介して形成され、前記強誘電体キャパシタの前記下部電極と前記基板とは、前記下部絶縁膜及び前記下部層間絶縁膜に形成された下部配線プラグを介して接続されているとともに、
    前記下部配線プラグと前記下部電極との間には、Wプラグ酸化防止膜が形成されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の強誘電体メモリ。
  14. 前記下部絶縁膜は酸化アルミニウム膜であり、前記Wプラグ酸化防止膜はチタンアルミニウムナイトライド膜であることを特徴とする請求項13に記載の強誘電体メモリ。
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