JP2006135059A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】CMPにおけるドレッシングに要する時間を相対的に短くすることのできる技術を提供する。
【解決手段】研磨パッドPDの表面を研削するドレッサの研削面の周辺部に複数個のペレットPE1を装着し、ペレットPE1の第2部分PE1bの研磨パッドの表面と接触する面をダイヤモンド粒子Cが付着した円または楕円の曲率体(半球体)形状として、平坦部を形成しないことにより、ペレットPE1の第2部分PE1bのほぼ全表面をほぼ均一に研磨パッドPDに接触させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置の製造技術に関し、特に、半導体ウエハ上に堆積された絶縁膜または金属膜などの表面の凹凸を平坦に加工する化学的機械的研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法を用いた半導体装置の製造に適用して有効な技術に関するものである。
CMP装置は、上側に半導体ウエハを保持しながら回転と加圧とを与えるポリシングヘッド部およびその駆動機構、それに対向する形式で下側に研磨パッドが貼り付けされるプラテン(定盤)およびその駆動機構があって、その他、研磨パッドのドレッシング機構、半導体ウエハまたはチャック面などの洗浄機構、スラリー(研磨砥粒溶液)供給機構などで構成される。
例えば特開2002−154048号公報(特許文献1)には、研磨テーブルの研磨面をドレッシングする長尺の矩形状に形成されたドレッサを有し、ドレッサのドレッシング面を研磨面に接触する平坦面と、平坦面から研磨面とは離間する方向に傾斜したテーパ面または平坦面から研磨面とは離間する方向に延びる曲面に形成したドレッシング装置が記載されている。
また、特開平11−48122号公報(特許文献2)には、ダイヤモンド粒子が埋め込まれた第1のドレッサで研磨パッドの表面を研削して平坦度を出した後、半導体ウエハ上の被研磨膜の表面を研磨すると同時に、供給ノズルから研磨砥粒溶液を供給しながら円筒状のブラシによって構成される第2のドレッサで研磨パッドの表面の芝目を立たせて、元の荒い芝目を復元する技術が記載されている。
また、特開平11−300600号公報(特許文献3)には、平盤状のベース部材の外周部を所定幅で盛り上げ、その盛り上げ部の表面に研磨グリッドを略均一に分布させて固着した研磨面の断面形状を凸形の円弧状曲面に形成した研磨盤用研磨ドレッサが開示されている。
また、特開2001−38637号公報(特許文献4)には、金属めっき相中に超砥粒が分散配置された砥粒層が台金に装着されてなる電着砥石において、縦断面視で砥粒層の頂部に平坦部が形成されていると共に側面に鋭角の傾斜角をなす第一傾斜面が設けられた電着砥石が開示されている。
特開2002−154048号公報 特開平11−48122号公報 特開平11−300600号公報 特開2001−38637号公報
CMPに要求される基本的性能の1つである被研磨膜の研磨速度の安定性は、研磨砥粒の材質、加圧力または摺動速度などの研磨条件に加えて、研磨パッドの表面状態に強く依存する。被研磨膜の研磨速度の安定性は研磨パッドの表面の粗さの変化と強い相関関係があり、半導体ウエハの処理枚数が増加するに従い研磨速度は低下する。
この現象は、研磨パッドの表面に供給されたスラリーが半導体ウエハの摺動により半導体ウエハの外周端で掃き出されてしまうため、研磨の進行に伴い研磨パッドの表面の微細な気泡部に保持される研磨砥粒の量が減少し、この気泡部に反応生成物、例えば研磨パッドの削れ破片またはスラリーの固形物などが溜まる、いわゆる目詰まりが生じて研磨速度が低下するものと考えられる。
そこで、研磨中における研磨パッドの表面状態の経時変化を防ぎ、被研磨膜の研磨速度を一定に保つため、例えば被研磨膜を研磨する加圧ヘッドとは別に、ドレッサ(円盤形治具)を研磨作業後または研磨作業中に研磨パッド上に摺動させて、目詰まりが生じた研磨パッドの表面を削り除去し、初期状態と同等の状態に回復させるドレッシング(コンディショニングまたはシーズニング)を行っている。ドレッサの研削面の周辺部には、ダイヤモンド粒子を接着または電着などにより付着したペレット(台座)が複数個装着されており、このドレッサによるドレッシング効果が低下した場合は、装着されていた全てのペレットが未使用のペレットと交換される。
しかしながら、上記ドレッシングについては、以下に説明する種々の技術的課題が存在する。
ドレッシングでは、ドレッサの荷重と研磨パッドの弾性との関係から研磨パッドが僅かに沈むことが予測される。このため、ペレットの研削面の外周部には傾斜または曲率がつけられている。
ところが、ドレッシング効果が低下して使用済みとなったペレットを観察したところ、研削面の平坦部に付着したダイヤモンド粒子と比べて研削面の外周部に付着したダイヤモンド粒子が著しく摩耗していることが確認され、研磨パッドは、主にペレットの研削面の外周部に付着したダイヤモンド粒子によって研削されていることが明らかとなった。これは、ドレッサと研磨パッドとが相対的に回転しているため、研磨パッドの一部が盛り上がり、ペレットの研削面の外周部に研削面の平坦部よりも強い負荷が掛かったためと考えられる。このようなダイヤモンド粒子の摩耗度合の偏りは、研磨パッドの研削に使用するペレットの面積が実質的に小さくなっていることを示唆しており、ドレッシングに要する時間を相対的に長くする、またはペレットの寿命を相対的に短くするなどの問題の発生原因となっている。
本発明の目的は、CMPにおけるドレッシングに要する時間を相対的に短くすることのできる技術を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、CMPにおいて使用されるドレッサの交換回数を相対的に少なくすることのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体ウエハ上に形成された被研磨膜の表面を化学的機械的に研磨する工程を含み、研磨パッドの表面を研削するドレッサの研削面の周辺部に複数個のペレットが装着され、ペレットの研削面をダイヤモンド粒子が付着した平坦部が形成されない形状とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
研磨パッドの研削に使用するペレットの面積を実質的に大きくすることにより、CMPにおけるドレッシングに要する時間を相対的に短くすることができる。また、ペレットの寿命を相対的に長くできることから、ドレッサの交換回数を相対的に少なくすることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
また、本実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。さらに、本実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、本実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
また、本実施の形態を説明するための全図において同一機能を有するものは同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、本実施の形態において、ウエハと言うときは、Si単結晶ウエハを主とするが、それのみではなく、SOIウエハ,集積回路をその上に形成するための絶縁膜基板等を指すものとする。その形も円形またはほぼ円形のみでなく、正方形、長方形等も含むものとする。また、本実施の形態においては、電界効果トランジスタを代表するMIS・FET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)をMISと略し、pチャネル型のMIS・FETをpMISと略し、nチャネル型のMIS・FETをnMISと略す。
本発明の実施の形態であるCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)デバイスの製造方法の一例について、図1〜図13を用いて工程順に説明する。
まず、図1(a)に示すように、比抵抗が10Ωcm程度の単結晶シリコンからなる半導体基板(円形の薄い板状に加工した半導体ウエハ)1を用意する。続いて半導体基板1を850℃程度で熱処理して、その主面に膜厚10nm程度の薄いパッド酸化膜を形成する。続いてこのパッド酸化膜上に膜厚120nm程度の窒化シリコン膜をCVD(Chemical Vapor Deposition)法により堆積した後、フォトレジスト膜をマスクにしたドライエッチングにより素子分離領域の窒化シリコン膜とパッド酸化膜とを除去する。パッド酸化膜は、後の工程で素子分離溝の内部に埋め込まれる酸化シリコン膜をデンシファイ(焼き締め)するときなどに半導体基板1に加わるストレスを緩和する目的で形成される。また、窒化シリコン膜は酸化されにくい性質を持つので、その下部(活性領域)の半導体基板1表面の酸化を防止するマスクとして利用される。
次いで、窒化シリコン膜をマスクにしたドライエッチングにより素子分離領域の半導体基板1に深さ350nm程度の分離溝4aを形成した後、エッチングにより分離溝4aの内壁に生じたダメージ層を除去するために、半導体基板1を1000℃程度で熱処理して分離溝4aの内壁に膜厚10nm程度の薄い酸化シリコン膜2を形成する。続いてCVD法により半導体基板1上に酸化シリコン膜4bを堆積する。
次に、図1(b)に示すように、この酸化シリコン膜4bの膜質を改善するために、半導体基板1を熱処理して酸化シリコン膜4bをデンシファイする。その後、窒化シリコン膜をストッパに用いたCMP法にてその酸化シリコン膜4bを研磨して分離溝4aの内部に残すことにより、表面が平坦化された素子分離部を形成する。
ここで、上記素子分離部を形成する際のCMP処理について説明する。酸化シリコン膜4bの研磨時においては、例えば図2に示すCMP装置Mを用いる。このCMP装置Mは、モータM1の駆動力によって回転運動を行うプラテンPLT上に研磨パッドPDが載置される。キャリアCRYは、半導体ウエハ(半導体基板1)の主面を研磨パッドPDに向けて保持し、モータM2の駆動力によって回転運動を行う。このような状況下において、研磨パッドPDの表面にスラリーSLRを供給しつつ、プラテンPLTの回転運動およびキャリアCRYの回転運動によって、窒化シリコン膜を研磨終点として分離溝4aの外部の酸化シリコン膜4bを化学的および機械的に研磨する。
酸化シリコン膜4bの研磨時には、研磨材として主にシリカ系スラリーを用いる。また、研磨パッドPDは、独立気泡が形成されたポリウレタン発泡体からなる。研磨パッドPDの表面には、例えば微細孔または溝を形成してもよく、これにより、研磨パッドPD上に滴下されたスラリーSLRの広がりを滑らかにすることができる。
研磨パッドPDの表面は、ドレッサを用いてドレッシングされる。図3に、ドレッサDの下面図を示す。ドレッサDは円盤形の治具であり、研磨パッドPDを切削する面の周辺部には、例えば20個から40個程度のペレットPEが装着されている。直径が6インチの半導体ウエハに対しては、例えば24個のペレットPEが装着された直径が40cm程度のドレッサDが用いられる。
図4は、ドレッサDに装着した第1形状を有する第1ペレットの説明図を示す。(a)は第1ペレットの側面図、(b)は第1ペレットの下面図、(c)は研磨パッドDの形状を含めた第1ペレットの要部断面図である。
ペレットPE1は2つの形状に分けられて、例えば厚さが6mm程度、直径が20mm程度の円盤形状を有する第1部分PE1aに、円の曲率体(半球体)形状を有する第2部分PE1bが重なった構造を成している。この第2部分PE1bの第1部分PE1aと接しない表面(以下、単に表面という)には平坦部が形成されていない。また、第2部分PE1bの表面にはダイヤモンド粒子C(図4(a)および(b)では省略)が付着しており、第2部分PE1bのほぼ全表面が研磨パッドPDに接触して研磨パッドPDを切削する面となる。
図5に、本発明者らによって検討された平坦部を有するペレットの説明図を示す。(a)は研削面の外周部に傾斜をつけたペレットの側面図、(b)は研削面の外周部に曲率をつけたペレットの側面図、(c)は研磨パッドPDの形状を含めたペレットの要部断面図である。
ペレットPE0は、研磨パッドPDの表面を切削する面が平坦な円盤形状を有しており、ペレットPE0の若干の沈み込みを考慮して、ペレットPE0の研削面の外周部には傾斜または曲率をつけている。ところが、前述したように、このペレットPE0を用いると、ドレッサDと研磨パッドPDとが相対的に回転しているため、研磨パッドPDの表面の一部が盛り上がり、ペレットPE0の研削面の外周部に研削面の平坦部よりも強い負荷が掛かかって、外周部のダイヤモンド粒子Cの摩耗が著しくなる。
しかしながら、図4に示したペレットPE1を装着したドレッサDを用いると、ドレッシングの際に、ペレットPE0で生じる研磨パッドPDの表面の盛り上がりを抑制することができる。これにより、第2部分PE1bのほぼ全表面をほぼ均一に研磨パッドPDに接触させることができる。例えばペレットPE0におけるダイヤモンド粒子Cの摩耗は、定量的に20%から50%程度であるが、ペレットPE1におけるダイヤモンド粒子Cの摩耗は、定量的に50%から80%程度となった。
その結果、ペレットPE1を用いた場合、ペレットPE0を用いた場合よりもドレッシングに要する時間を短縮することができる。また、ペレットPE1はペレットPE0と比べて寿命を長くできることから、ペレットPE1の交換頻度をペレットPE0の交換頻度よりも少なくすることができる。例えばペレットPE1の交換までにCMP処理される半導体ウエハの枚数を、ペレットPE0の交換までにCMP処理される半導体ウエハの枚数の約1.5倍程度まで増やすことができる。さらに、ペレットPE1の交換頻度をペレットPE0の交換頻度よりも少なくできるので、ペレットPE1を用いた場合は、ペレットPE0を用いた場合よりもCMP装置Mの稼働率の向上を図ることができる。
次に、ドレッサDに装着した第1ペレットPE1とは互いに異なる形状を有するペレットを図6から図8に示す。
図6は、第2形状を有する第2ペレットの拡大断面図である。(a)は第2ペレットの側面図、(b)は第2ペレットの下面図であり、研削面に付着するダイヤモンド粒子Cは省略する。
ペレットPE2は2つの形状に分けられて、例えば厚さが6mm程度、直径が20mm程度の円盤形状を有する第1部分PE2aに、楕円の曲率体(半球体)形状を有する第2部分PE2bが重なった構造を成している。この第2部分PE2bの第1部分PE2aと接しない表面(以下、単に表面という)には、前記ペレットPE1の第2部分PE1bと同様に、平坦部が形成されておらず、第2部分PE2bのほぼ全表面で研磨パッドPDを切削することができる。
図7は、第3形状を有する第3ペレットの拡大断面図である。(a)は第3ペレットの側面図、(b)は第3ペレットの下面図であり、研削面に付着するダイヤモンド粒子は省略する。
ペレットPE3は2つの形状に分けられて、例えば厚さが6mm程度、直径が20mm程度の円盤形状を有する第1部分PE3aに、上記ペレットPE1の第2部分PE1bまたは上記ペレットPE2の第2部分PE2bの稜線に沿った状態で、凸部を複数段(ここでは3段)重ねた多段凸部形状を有する第2部分PE3bが重なった構造を成している。この第2部分PE3bの第1部分PE3aと接しない表面(以下、単に表面という)には平坦部が形成されておらず、第2部分PE3bのほぼ全表面で研磨パッドPDを切削することができる。
図8は、第4形状を有する第4ペレットの拡大断面図である。(a)は第4ペレットの側面図、(b)は第4ペレットの下面図、(c)は第4ペレットの上斜面図であり、研削面に付着するダイヤモンド粒子Cは省略する。
ペレットPE4は2つの形状に分けられて、例えば厚さが6mm程度、直径が20mm程度の円盤形状を有する第1部分PE4aに、上記ペレットPE1の第2部分PE1bまたは上記ペレットPE2の第2部分PE2bの稜線に沿った状態で、尾根と谷間とを複数方向(ここでは4方向)に繰り返した星型形状を有する第2部分PE4bが重なった構造を成している。この第2部分PE4bの第1部分PE4aと接しない表面(以下、単に表面という)には平坦部が形成されておらず、第2部分PE4bのほぼ全表面で研磨パッドPDを切削することができる。
これらペレットPE2,PE3およびPE4もペレットPE1と同様に、第2部分PE2b,PE3bおよびPE4bのほぼ全表面をほぼ均一に研磨パッドPDに接触させることができることから、ペレットPE1と同様の効果を得ることができる。
図9は、図2に示したCMP装置Mのうち、キャリアCRYを拡大して示した図である。キャリアCRYは、半導体ウエハを保持するウエハチャックCHK、半導体ウエハが研磨中に外れることを防ぐリテーナリングRNGおよびこれらの部位を保持し半導体ウエハに研磨圧力を加える研磨ハウジングHOSなどから構成されている。
上記酸化シリコン膜4bの形成後、例えば希釈アンモニア水、純水およびDHF(希フッ酸)溶液を用いた洗浄により、半導体基板1の表面に付着した研磨砥粒および汚染を除去する。
次に、図10(a)に示すように、熱リン酸を用いたウェットエッチングにより半導体基板1の活性領域上に残った窒化シリコン膜を除去した後、半導体基板1のnMISを形成する領域にホウ素(B)をイオン注入してp型ウェル5を形成する。続いて半導体基板1のpMISを形成する領域にリン(P)をイオン注入してn型ウェル6を形成する。
次いで、半導体基板1を熱処理することによって、p型ウェル5およびn型ウェル6の表面にゲート絶縁膜7を形成した後、ゲート絶縁膜7の上部にゲート電極8を形成する。ゲート電極8は、例えばリンをドープした低抵抗多結晶シリコン膜、窒化タングステン(WN)膜、およびタングステン(W)膜をこの順で積層した3層の導電性膜によって構成する。
次いで、p型ウェル5にリンまたはヒ素(As)をイオン注入することよってn型半導体領域(ソース、ドレイン)9を形成し、n型ウェル6にホウ素をイオン注入することによってp型半導体領域(ソース、ドレイン)10を形成する。ここまでの工程によって、p型ウェル5にnMISQnが形成され、n型ウェル6にpMISQpが形成される。続いてnMISQnおよびpMISQpの上部に酸化シリコンからなる層間絶縁膜11を形成する。
次に、図10(b)に示すように、CMP法により層間絶縁膜11の表面を研磨して、その表面を平坦に加工する。研磨時においては、前記図2に示したCMP装置Mが用いられ、前記ペレットPE1,PE2,PE3またはPE4を装着したドレッサDで研磨パッドPDの表面は研削される。
次に、図11(a)に示すように、フォトレジスト膜をマスクにして層間絶縁膜11をドライエッチングすることにより、n型半導体領域(ソース、ドレイン)9およびp型半導体領域(ソース、ドレイン)10の上部にコンタクトホール12を形成する。続いてコンタクトホール12内を含む半導体基板1上に、スパッタリング法により、例えば膜厚10nm程度のチタン(Ti)膜および膜厚10nm程度の窒化チタン(TiN)膜を順次堆積してバリア導体膜13aを形成した後、さらにCVD法により、例えば膜厚500nm程度のタングステン膜13bを堆積し、コンタクトホール12を埋め込む。
次に、図11(b)に示すように、コンタクトホール12以外の層間絶縁膜11上のバリア導体膜13aおよびタングステン膜13bを、例えばCMP法により除去し、プラグ13を形成する。研磨時においては、前記図2に示したCMP装置Mを用い、層間絶縁膜11を研磨終点としてコンタクトホール12の外部のバリア導体膜13aおよびタングステン膜13bを研磨する。CMP装置Mに備わる研磨パッドPDの表面は、前記ペレットPE1,PE2,PE3またはPE4を装着したドレッサDで研削される。
次に、図12(a)に示すように、半導体基板1上に、例えばCVD法により窒化シリコン膜を堆積することにより、エッチングストッパ膜14を形成する。エッチングストッパ膜14は、その上層の絶縁膜に配線形成用の溝や孔を形成する際に、その掘り過ぎにより下層に損傷を与えたり、加工寸法精度が劣化したりすることを回避するためのものである。本実施の形態では、このエッチングストッパ膜14として窒化シリコン膜を用いることを例示するが、窒化シリコン膜の代わりにプラズマCVD法により堆積した炭化シリコン(SiC)膜または炭化シリコン膜の成分中に窒素(N)を所定量含む炭窒化シリコン(SiCN)膜を用いてもよい。
次いで、例えばエッチングストッパ膜14の表面にCVD法により酸化シリコン膜を堆積し、膜厚200nm程度の層間絶縁膜15を堆積する。続いてフォトレジスト膜をマスクにしてエッチングストッパ膜14および層間絶縁膜15をドライエッチングすることにより埋め込み配線形成用の配線溝16を形成する。続いて配線溝16の底部に露出したプラグ13の表面の反応層を除去するために、アルゴン(Ar)雰囲気中にてスパッタエッチングによる半導体基板1の表面処理を行う。
次いで、半導体基板1の全面に、バリア導体膜17Aとなる、例えば窒化タンタル(TaN)膜を反応性スパッタリングにより堆積する。この窒化タンタル膜の堆積は、この後の工程において堆積する銅(Cu)膜の密着性の向上および銅の拡散防止のために行うもので、その膜厚は約30nmとすることを例示できる。なお本実施の形態においては、バリア導体膜17Aとして窒化タンタル膜を例示するが、タンタル(Ta)等の金属膜、窒化タンタルとタンタルとの積層膜、窒化チタン膜あるいは金属膜と窒化チタン膜との積層膜等であってもよい。
次いで、バリア導体膜17Aが堆積された半導体基板1の全面に、シード膜となる、例えば銅膜または銅合金膜をイオン化スパッタリング法またはCVD法によって堆積する。続いてシード膜が堆積された半導体基板1の全面に、配線溝16を埋め込むように銅膜を堆積し、この銅膜と上記したシード膜とを合わせて導電性膜17Bとする。この配線溝16を埋め込む銅膜は、例えば電解めっき法にて形成し、めっき液としては、例えば硫酸(HSO)に10%の硫酸銅(CuSO)および銅膜のカバレージ向上用の添加剤を加えたものを用いる。なお本実施の形態においては、配線溝16を埋め込む銅膜の堆積に電解めっき法を用いる場合を例示しているが、無電解めっき法を用いてもよい。続いてアニール処理によって銅膜の歪みを緩和させることにより、良質な銅膜を得ることができる。
次に、図12(b)に示すように、層間絶縁膜15上の余分なバリア導体膜17Aおよび導電性膜17Bを除去し、配線溝16内にバリア導体膜17Aおよび導電性膜17Bを残すことにより、埋め込み配線17を形成する。バリア導体膜17Aおよび導電性膜17Bの除去は、CMP法を用いた研磨により行う。この時、配線溝16以外の領域のバリア導体膜17Aを完全に除去するために、オーバー研磨を施す必要がある。また、バリア導体膜17Aの研磨速度は、導電性膜17Bの研磨速度に比べて遅いことから、このオーバー研磨処理時に相対的に幅が広い配線溝16では、埋め込まれる導電性膜17Bが選択的に研磨されて中央部に窪みが生ずる場合がある。研磨時においては、前記図2に示したCMP装置Mを用い、層間絶縁膜15を研磨終点として配線溝16の外部のバリア導体膜17Aおよび導電性膜17Bを研磨する。CMP装置Mに備わる研磨パッドPDの表面は、前記ペレットPE1,PE2,PE3またはPE4を装着したドレッサDで研削される。
次に、図13(a)に示すように、埋め込み配線17および層間絶縁膜15上に窒化シリコン膜を堆積してエッチングストッパ膜18を形成する。この窒化シリコン膜の堆積には、例えばプラズマCVD法を用いることができ、その膜厚は約50nmとする。前記エッチングストッパ膜14と同様に、エッチングストッパ膜18として炭化シリコン膜または炭窒化シリコン膜を用いてもよい。エッチングストッパ膜18は、後の工程において、エッチングを行う際のエッチングストッパ層として機能させることができる。また、エッチングストッパ膜18は、埋め込み配線17の導電性膜17Bをなす銅の拡散を抑制する機能も有する。
次いで、エッチングストッパ膜18の表面に、膜厚200nm程度の絶縁膜19を堆積する。この絶縁膜19として、フッ素を添加したCVD酸化膜などの低誘電率膜(SiOF膜)を例示することができる。続いてCMP法により絶縁膜19の表面を研磨して、その表面を平坦に加工する。研磨時においては、前記図2に示したCMP装置Mが用いられ、前記ペレットPE1,PE2,PE3またはPE4を装着したドレッサDで研磨パッドPDの表面は研削される。
次いで、絶縁膜19の表面に、例えばプラズマCVD法にて窒化シリコン膜を堆積し、膜厚25nm程度のエッチングストッパ膜20を形成する。前記エッチングストッパ膜14、18と同様に、エッチングストッパ膜20として炭化シリコン膜または炭窒化シリコン膜を用いてもよい。このエッチングストッパ膜20は、後の工程においてエッチングストッパ膜20上に絶縁膜を形成し、その絶縁膜に配線形成用の溝部や孔を形成する際に、その掘り過ぎにより下層に損傷を与えたり加工寸法精度が劣化したりすることを回避するためのものである。
次いで、エッチングストッパ膜20の表面に、例えばCVD法にて酸化シリコン膜を堆積し、膜厚225nm程度の絶縁膜21を形成する。前記絶縁膜19と同様に、この絶縁膜21をフッ素を添加したCVD酸化膜などの低誘電率膜としてもよい。それにより、本実施の形態の半導体装置の配線の総合的な誘電率を下げることが可能であり、配線遅延を改善することができる。なお図示は省略するが、絶縁膜21の形成後、絶縁膜21の表面に、例えばプラズマCVD法にて窒化シリコン膜を堆積することにより、前記エッチングストッパ膜14、18、20と同様のエッチングストッパ膜を形成する。
次いで、配線である埋め込み配線17と、後の工程にて形成する上層配線である埋め込み配線とを接続するためのコンタクトホールを形成する。なおこのコンタクトホールは、図13(a)を示した紙面では表示されない領域で形成されているものとする。また、このコンタクトホールは、絶縁膜21上に埋め込み配線17と接続するためのコンタクトホールパターンと同一形状のフォトレジスト膜を形成し、それをマスクとして絶縁膜21、エッチングストッパ膜20、絶縁膜19およびエッチングストッパ膜18を順次ドライエッチングすることによって形成することができる。続いてフォトレジスト膜を除去し、絶縁膜21上に配線溝パターンと同一形状のフォトレジスト膜を形成し、それをマスクとして絶縁膜21およびエッチングストッパ膜20を順次ドライエッチングすることによって、幅が0.25μm〜50μm程度の配線溝22を形成する。
次いで、バリア導体膜17Aを堆積した工程と同様の工程により、膜厚50nm程度のバリア導体膜23Aを堆積する。このバリア導体膜23Aとしては、例えばタンタル(Ta)膜を用いることができる。なお本実施の形態においてはバリア導体膜23Aとしてタンタル膜を例示するが、窒化タンタル膜、窒化チタン膜あるいはタンタル膜等の金属膜と窒化膜との積層膜等であってもよい。また、バリア導体膜23Aが窒化チタン膜の場合、この後の工程である銅膜の堆積直前に窒化チタン膜の表面をスパッタエッチングすることも可能である。
次いで、バリア導体膜23Aが堆積された半導体基板1の全面に、シード膜となる、例えば銅膜または銅合金膜を長距離スパッタリング法またはCVD法によって堆積する。続いてシード膜が堆積された半導体基板1の全面に、例えば銅膜からなる膜厚750nm程度の導電性膜を上記コンタクトホールおよび配線溝22を埋め込むように堆積し、この導電性膜と上記したシード膜とを合わせて導電性膜23Bとする。このコンタクトホールおよび配線溝22を埋め込む導電性膜は、例えば電解めっき法にて形成することができる。続いてアニール処理によってその導電性膜23Bの歪みを除去し安定化させる。
次に、図13(b)に示すように、CMP法を用いた研磨によって絶縁膜21上の余分なバリア導体膜23Aおよび導電性膜23Bを除去し、上記コンタクトホールおよび配線溝22内にバリア導体膜23Aおよび導電性膜23Bを残すことで、埋め込み配線23を形成する。
上記埋め込み配線23の形成後、例えば図13を用いて説明した工程と同様の工程を繰り返すことにより、埋め込み配線23の上部にさらに多層に配線を形成し、さらにパッシベーション膜で半導体基板1の全面を覆うことにより、CMOSデバイスが略完成する。
なお、本実施の形態では、本発明をCMOSデバイスの製造過程であるCMP工程に適用した場合について説明したが、被研磨材の材質に限定されることなく、いかなる半導体装置の製造過程であるCMP工程にも適用可能である。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態では、CMP用の研磨パッドのドレッシングに用いるドレッサに適用した場合について説明したが、シリコン結晶研磨用パッドまたは光学レンズ研磨用パッドのドレッシングに用いるドレッサなどにも適用することが可能である。
本発明は、半導体ウエハ上に堆積された絶縁膜または金属膜などの表面の凹凸を平坦に加工するCMP工程を有する半導体装置の製造方法に適用することができる。
(a),(b)は本発明の一実施の形態である半導体装置の製造方法を説明する半導体基板の要部断面図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造に用いるCMP装置の側面図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造に用いるCMP装置のうち、ドレッサを拡大した下面図である。 図3に示したドレッサに装着される第1ペレットの説明図であり、(a)は側面図、(b)は下面図、(c)は要部断面図である。 本発明者らによって検討されたドレッサに装着されるペレットの説明図であり、(a)は傾斜をつけたペレットの側面図、(b)は曲率をつけたペレットの側面図、(c)は曲率をつけたペレットの要部断面図である。 図3に示したドレッサに装着される第2ペレットの説明図であり、(a)は側面図、(b)は下面図である。 図3に示したドレッサに装着される第3ペレットの説明図であり、(a)は側面図、(b)は下面図である。 図3に示したドレッサに装着される第4ペレットの説明図であり、(a)は側面図、(b)は下面図、(c)は上斜面図である。 本発明の一実施の形態である半導体装置の製造に用いるCMP装置のうち、キャリアを拡大した側面図である。 (a),(b)は図1に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 (a),(b)は図10に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 (a),(b)は図11に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。 (a),(b)は図12に続く半導体装置の製造工程中の半導体基板の要部断面図である。
符号の説明
1 半導体基板
2 酸化シリコン膜
4a 分離溝
4b 酸化シリコン膜
5 p型ウェル
6 n型ウェル
7 ゲート絶縁膜
8 ゲート電極
9 n型半導体領域(ソース、ドレイン)
10 p型半導体領域(ソース、ドレイン)
11 層間絶縁膜
12 コンタクトホール
13 プラグ
13a バリア導体膜
13b タングステン膜
14 エッチングストッパ膜
15 層間絶縁膜
16 配線溝
17 埋め込み配線
17A バリア導体膜
17B 導電性膜
18 エッチングストッパ膜
19 絶縁膜
20 エッチングストッパ膜
21 絶縁膜
22 配線溝(溝部)
23 埋め込み配線
23A バリア導体膜
23B 導体膜
C ダイヤモンド粒子
CHK ウエハチャック
CRY キャリア
D ドレッサ
HOS 研磨ハウジング
M CMP装置
M1 モータ
M2 モータ
PD 研磨パッド
PE,PE0,PE1,PE2,PE3,PE4 ペレット
PE1a,PE2a,PE3a,PE4a 第1部分
PE1b,PE2b,PE3b,PE4b 第2部分
PLT プラテン
RNG リテーナリング
SLR スラリー

Claims (5)

  1. 以下の工程を含む半導体装置の製造方法:
    (a)半導体ウエハ上に第1膜を形成する工程;
    (b)研磨パッドを用いて前記第1膜の表面を化学的機械的に研磨する工程;
    (c)ドレッサを用いて前記研磨パッドの表面を研削する工程、
    ここで、前記ドレッサの研削面に複数個のペレットが装着されており、前記ペレットは、以下を有する:
    (i)前記研磨パッドの表面と接触する第1面;
    (ii)前記第1面に付着したダイヤモンド粒子、
    さらに、前記ペレットの前記第1面に平坦部が形成されていない。
  2. 以下の工程を含む半導体装置の製造方法:
    (a)半導体ウエハ上に第1膜を形成する工程;
    (b)研磨パッドを用いて前記第1膜の表面を化学的機械的に研磨する工程;
    (c)ドレッサを用いて前記研磨パッドの表面を研削する工程、
    ここで、前記ドレッサの研削面に複数個のペレットが装着されており、前記ペレットは、以下を有する:
    (i)前記研磨パッドの表面と接触する第1面;
    (ii)前記第1面に付着したダイヤモンド粒子、
    さらに、前記ペレットの前記第1面の形状は円の曲率体である。
  3. 以下の工程を含む半導体装置の製造方法:
    (a)半導体ウエハ上に第1膜を形成する工程;
    (b)研磨パッドを用いて前記第1膜の表面を化学的機械的に研磨する工程;
    (c)ドレッサを用いて前記研磨パッドの表面を研削する工程、
    ここで、前記ドレッサの研削面に複数個のペレットが装着されており、前記ペレットは、以下を有する:
    (i)前記研磨パッドの表面と接触する第1面;
    (ii)前記第1面に付着したダイヤモンド粒子、
    さらに、前記ペレットの前記第1面の形状は楕円の曲率体である。
  4. 以下の工程を含む半導体装置の製造方法:
    (a)半導体ウエハ上に第1膜を形成する工程;
    (b)研磨パッドを用いて前記第1膜の表面を化学的機械的に研磨する工程;
    (c)ドレッサを用いて前記研磨パッドの表面を研削する工程、
    ここで、前記ドレッサの研削面に複数個のペレットが装着されており、前記ペレットは、以下を有する:
    (i)前記研磨パッドの表面と接触する第1面;
    (ii)前記第1面に付着したダイヤモンド粒子、
    さらに、前記ペレットの前記第1面は、円または楕円の曲率体の稜線に沿った状態で、複数段の凸部を重ねた形状を成している。
  5. 以下の工程を含む半導体装置の製造方法:
    (a)半導体ウエハ上に第1膜を形成する工程;
    (b)研磨パッドを用いて前記第1膜の表面を化学的機械的に研磨する工程;
    (c)ドレッサを用いて前記研磨パッドの表面を研削する工程、
    ここで、前記ドレッサの研削面に複数個のペレットが装着されており、前記ペレットは、以下を有する:
    (i)前記研磨パッドの表面と接触する第1面;
    (ii)前記第1面に付着したダイヤモンド粒子、
    さらに、前記ペレットの前記第1面は、円または楕円の曲率体の稜線に沿った状態で、尾根と谷間とを複数方向に繰り返した形状を成している。
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