JP2006133919A - 半導体装置及び電源監視回路 - Google Patents

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Seijitsu Soraoka
誠実 空岡
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Abstract

【課題】マイクロコンピュータを始めとする半導体装置において、電源ラインが断線した半導体装置自身による電源ライン断線時のエラー処理を実現する。
【解決手段】モニタ対象電源の電源ラインVDDにはプルダウン抵抗、接地ラインGNDにはプルアップ抵抗を接続する。プルダウン抵抗はGNDとは別の接地ラインで接地され、プルアップ抵抗、割り込み生成回路、CPUは、VDDとは別の電源ラインから電力を供給される。VDDが断線した場合、モニタレベルの電位はプルダウン抵抗によりローレベルに落ちる。その変化を割り込み生成回路によって検出し、CPUに対して割り込み信号を発生する。GNDが断線した場合、モニタレベルの電位はプルアップ抵抗によりハイレベルに上がる。その変化を割り込み生成回路によって検出し、CPUに対して割り込み信号を発生する。割り込み信号を受けたCPUは、モニタ対象電源の電源ライン断線発生を検出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は電源ライン断線検出機能を持つ半導体装置及び電源監視回路に関する。
現在、マイクロコンピュータ(以下マイコンと記載する)は、家電製品、電卓、ゲーム機、プリンタ、コピー機のほとんどに使用されている。自動車には多数のマイコンが組み込まれており、この他にも、商店やオフィス、工場の機械、あるいは電話、電気、水道、ガスなどの設備にもマイコンが使われている。
マイコンは、こうした機器の制御のために必要なコンピュータの機能を 1個のICに集積し、制御のためのプログラムも内蔵した専用のコンピュータである。具体的には、コンピュータの中枢部(最低限CPU部分)を一つの大規模集積回路(LSI)に集積したものであり、用途により入出力などの周辺回路や、メモリを内蔵するものもある。
マイコンを使用することによって、製品の機能や信頼性を上げたり、操作性を良くしたり、価格を下げたりすることなどができる。
我々の生活は、いろいろな面でマイコンによって支えられている。
ここで、マイコンに関連する従来技術を紹介する。特許文献1には、マイコンに接続する外部電源ラインの電気的なオープンを検出するための電源端子オープン回路を内蔵したマイコンが開示されている。
特開2002−259357号公報
マイコンは、製品仕様書に規定された電力が供給されて初めて正常に動作することが可能となる。そのため、マイコンが実装された基板からの剥離といった事由により電源ラインが断線した場合、当然正常に動作しない。マイコンはCPUを内蔵しており、信号ラインの断線についてはCPUによりエラーを判断し何らかのエラー処理を実行することが可能である。しかしながら、電源ラインの断線の場合は回路が正常に動作しないためエラー処理を行うことは不可能となる。
本発明の課題は、電源ライン断線時に、半導体装置自身により電源ライン断線の発生を検出できる電源監視回路と、それを含む半導体装置を提供することである。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。但し、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
監視対象ライン(1)(2)の電位レベル(10)(11)を監視する電源監視回路を有し、前記電源監視回路は、前記監視対象ラインの電位レベル(10)(11)に応答して割り込み信号を発生する割り込み生成回路(3)(4)と、前記割り込み信号(12)(13)を受けて異常検出割り込み信号を発生する電源監視制御部(5)とを具備し、前記割り込み生成回路(3)(4)及び前記電源監視制御部(5)は、前記監視対象ライン(1)(2)とは別に設けられている第1電源ライン(6)から電力が供給される半導体装置。
第1電源ライン(6)から電力を供給され、前記第1電源ライン(6)とは別に設けられている第1監視対象ライン(1)の電位レベル(10)の変化を検知すると第1割り込み信号(12)を発生する第1割り込み生成回路(3)と、前記第1電源ライン(6)から電力を供給され、接地されている第2監視対象ライン(2)の電位レベル(11)の変化を検知すると第2割り込み信号(13)を発生する第2割り込み生成回路(4)と、前記第1電源ライン(6)から電力を供給され、前記第1割り込み信号(12)が発生した時は前記第1割り込み信号(12)を受け取り、前記第2割り込み信号(13)が発生した時は第2割り込み信号(13)を受け取る制御部(5)とを具備する電源監視回路。
電源ラインが断線した場合、当然その電源で駆動されている回路は動作不能となるが、車載用途などフェイルセーフやフェイルソフトが求められる用途では、動作不具合の原因となる電源ラインの断線検出は有用な機能である。
電源ラインの断線検出機能があるならば、その電源で駆動されている回路を停止させエラーを使用者に知らせることや、停止させた回路が行っていた処理を他の回路に肩代わりさせるといった特定のエラー処理を行うことが可能となる。
現在、チップセット上での半導体装置の電源ラインが基板から剥離した場合は、その半導体装置の誤動作によって初めて検出される。その場合、異常検出とフェイルセーフのためには半導体装置外部に回路が必要であり、セットの部品点数の増加につながる。
現在の半導体装置は、電源ラインが基板から剥離した場合の動作は不定であり、半導体装置自身でエラー処理を行うことはできない。
本発明によって、これまで不可能であった電源ラインが断線した半導体装置自身による電源ライン断線発生の検出、及びエラー処理を実現することが可能となる。
本発明は、マイクロコンピュータ(以下マイコンと記載する)を始めとする半導体装置のうち、電源断線検出機能を持つ半導体装置及び該半導体装置に使用される電源監視回路に関する。ここではマイコンを例に説明する。
以下に本発明の第1実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1に、本発明における電源監視回路の基本構成を示す。
本基本構成を電源モニタブロックと称す。
電源モニタブロックは、監視対象ラインVDD1、監視対象ラインGND2、割り込み生成回路3、割り込み生成回路4、CPU5、電源ラインVDD6、接地ラインGND7を備えている。
監視対象ラインVDD1はモニタ対象電源から電源電位が供給される電源線であり、割り込み生成回路3と接続されている。監視対象ラインGND2は接地された接地線であり、割り込み生成回路4と接続されている。割り込み生成回路3は割り込み信号を発生する回路であり、CPU5と接続されている。割り込み生成回路4は割り込み信号を発生する回路であり、CPU5と接続されている。CPU5はプログラムや処理を実行する制御装置である。電源ラインVDD6はモニタ対象電源とは別電源から電力供給される電源線であり、CPU5に接続されている。接地ラインGND7は接地された接地線であり、CPU5に接続されている。なお、必要があれば、監視対象ライン及び電源ラインには端子を含めても良い。
CPU5と接地ラインGND7との間にはノードN1があり、ノードN1と割り込み生成回路3は接続されている。CPU5と電源ラインVDD6との間にはノードN2があり、ノードN2と割り込み生成回路3は接続されている。ノードN1と割り込み生成回路3との間にはノードN3がある。ノードN2と割り込み生成回路3との間にはノードN4がある。監視対象ラインVDD1と割り込み生成回路3との間にはノードN5があり、ノードN3とノードN5は接続されている。監視対象ラインGND2と割り込み生成回路3との間にはノードN6があり、ノードN4とノードN6は接続されている。ノードN3とノードN5の間にはノードN7があり、ノードN7と割り込み生成回路4は接続されている。ノードN4とノードN6の間にはノードN8があり、ノードN8と割り込み生成回路4は接続されている。ノードN5とノードN7の間にはPULLダウン抵抗8がある。ノードN6とノードN8の間にはPULLアップ抵抗9がある。
上記の構成により、監視対象ラインVDD1と接地ラインGND7の間にはPULLダウン抵抗8が設けられ、監視対象ラインGND2と電源ラインVDD6の間にはPULLアップ抵抗9が設けられている形となる。また、割り込み生成回路3、割り込み生成回路4、CPU5、及びPULLアップ抵抗9は、モニタ対象電源とは別に設けられている電源ラインVDD6から電力供給される。なお、場合によっては、監視対象ラインVDD1と電源ラインVDD6を同じ電源につなぐことも可能である。但し、この場合も、監視対象ラインVDD1と電源ラインVDD6は別の電源線である。
電源モニタブロックの信号のタイミングチャートは図2に示す。
図2は、監視対象ラインVDD1が剥離した場合、図1のPULLダウン抵抗8によりモニタレベル10がローレベル(「L」)に落ちる状況と、監視対象ラインGND2が剥離した場合、図1のPULLアップ抵抗9によりモニタレベル11がハイレベル(「H」)に上がる例を示したものである。
電源モニタブロックの信号のタイミングチャートについて以下に詳述する。
監視対象ラインVDD1が断線した場合、図2の(a)に示すモニタレベル10の電位は図1のPULLダウン抵抗8によりローレベル(「L」)に落ちる。その変化を割り込み生成回路3によって検出し、CPU5に対して図2の(b)に示す割り込み信号12を発生する。
監視対象ラインGND2が断線した場合、図2の(c)に示すモニタレベル11の電位は図1のPULLアップ抵抗9によりハイレベル(「H」)に上がる。その変化を割り込み生成回路4によって検出し、CPU5に対して図2の(d)に示す割り込み信号13を発生する。
割り込み信号を受けたCPU5は、電源断線時用のプログラム又はCPU5自体が備えるハードウェア機能により、エラー処理を実行する。ここでいうエラー処理とは、例えば異常検出割り込み信号の発生である。
上記の処理により、従来問題であった電源ラインの断線を検出しエラー処理を実行することが可能となる。
図3、図4、図5、図6を用いて、電源が正常に接続された状態から動作中に電源が断線した場合に検出可能な例を示す。ここで、割り込み生成回路3の回路例を図3に、そのタイミングチャートを図4に示す。また、割り込み生成回路4の回路例を図5に、そのタイミングチャートを図6に示す。
図3は割り込み生成回路3の回路構成例1を示す。
ノードN5とCPU5の間に設けられた割り込み生成回路3は、遅延回路31、インバータ32、ANDゲート33を備える。
遅延回路31とインバータ32は並列に設けられており、いずれもノードN5と接続され、ノードN5の電位レベルを示す信号であるモニタレベル10を入力される。遅延回路31の出力側がANDゲート33の入力側の一方に接続され、インバータ32の出力側がANDゲート33の入力側の他方に接続されている。遅延回路31の出力信号を信号S1とし、インバータ32の出力信号を信号S2とする。ANDゲート33の出力信号を割り込み信号12とする。割り込み信号12はCPU5に送信される。
図4を参照し、図3の割り込み生成回路3の回路構成例1における信号のタイミングチャートについて以下に詳述する。
監視対象ラインVDD1が正常に接続された状態では、図4の(a)に示すようにモニタレベル10はハイレベル(「H」)であり、図4の(b)に示すように遅延回路31に入力されたものはそのままハイレベル(「H」)の信号S1として出力され、図4の(c)に示すようにインバータ32に入力されたものはローレベル(「L」)の信号S2として出力される。ANDゲート33にはハイレベル(「H」)の信号S1とローレベル(「L」)の信号S2が入力されるため、図4の(d)に示すようにANDゲート33から出力される割り込み信号12はローレベル(「L」)であり、これは割り込み信号12がない状態である。
監視対象ラインVDD1が断線すると、図4の(a)に示すようにモニタレベル10は図1のPULLダウン抵抗8によりローレベル(「L」)となり、図4の(b)に示すように遅延回路31に入力されたものは、遅延回路31が入力信号を遅らせて出力する遅延時間の間、ハイレベル(「H」)の信号S1として出力され、遅延時間の経過後、ローレベル(「L」)の信号S1として出力される。一方、図4の(c)に示すようにインバータ32に入力されたものは即座にハイレベル(「H」)の信号S2として出力される。すなわち、遅延時間の間、ANDゲート33にはハイレベル(「H」)の信号S1とハイレベル(「H」)の信号S2が入力されるため、図4の(d)に示すようにANDゲート33から出力される割り込み信号12はハイレベル(「H」)となり、割り込み信号12が発生する。そして、遅延時間の経過後、ANDゲート33にはローレベル(「L」)の信号S1とハイレベル(「H」)の信号S2が入力されることになるため、図4の(d)に示すようにANDゲート33から出力される割り込み信号12はローレベル(「L」)となり、再び割り込み信号12がない状態となる。
図5は割り込み生成回路4の回路構成例1を示す。
ノードN6とCPU5の間に設けられた割り込み生成回路4は、遅延回路34、インバータ35、ANDゲート36を備える。
遅延回路34はノードN6の電位レベルを示す信号であるモニタレベル11を入力される。遅延回路34の出力信号はインバータ35に入力され、インバータ35の出力信号がANDゲート36の入力側の一方に接続される。ここで、インバータ35の出力信号を信号S3とする。また、ANDゲート36の入力側の他方にはモニタレベル11がそのまま信号S4として入力される。ANDゲート33からは割り込み信号13が出力される。割り込み信号13はCPU5に送信される。
図6を参照し、図5の割り込み生成回路4の回路構成例1における信号のタイミングチャートについて以下に詳述する。
監視対象ラインGND2が正常に接続された状態では、ノードN6は接地された状態になっているため、図6の(a)に示すようにモニタレベル11はローレベル(「L」)であり、遅延回路34に入力されたモニタレベル11はそのままローレベル(「L」)の信号として出力され、遅延回路34の出力信号はインバータ35に入力され、図6の(b)に示すようにインバータ35はハイレベル(「H」)の信号S3を出力する。図6の(c)に示すように信号4はモニタレベル11と同じくローレベル(「L」)である。ANDゲート36にはハイレベル(「H」)の信号S3とローレベル(「L」)の信号S4が入力されるため、図6の(d)に示すようにANDゲート36から出力される割り込み信号13はローレベル(「L」)であり、これは割り込み信号13がない状態である。
監視対象ラインGND2が断線すると、図6の(a)に示すようにモニタレベル11の電位は図1のPULLアップ抵抗9によりハイレベル(「H」)に上がるが、遅延回路34に入力されたものは、遅延回路34が入力信号を遅らせて出力する遅延時間の間、ローレベル(「L」)の信号として出力され、遅延回路34の出力信号はインバータ35に入力され、図6の(b)に示すようにインバータ35の出力する信号S3はハイレベル(「H」)となる。遅延時間の経過後、遅延回路34に入力されたものはハイレベル(「H」)の信号として出力され、遅延回路34の出力信号はインバータ35に入力され、図6の(b)に示すようにインバータ35の出力する信号S3はローレベル(「L」)となる。また、モニタレベル11がハイレベル(「H」)となったとき、図6の(c)に示すように信号S4は即座にハイレベル(「H」)となる。すなわち、遅延時間の間、ANDゲート36にはハイレベル(「H」)の信号S3とハイレベル(「H」)の信号S4が入力されるため、ANDゲート36から出力される割り込み信号13はハイレベル(「H」)となり、割り込み信号13が発生する。そして、遅延時間の経過後、ANDゲート36にはローレベル(「L」)の信号S3とハイレベル(「H」)の信号S4が入力されることになるため、図6の(d)に示すようにANDゲート36から出力される割り込み信号13はローレベル(「L」)となり、再び割り込み信号13がない状態となる。
電源が断線した状態で電源が入った場合には、割り込み信号12、13を発生することができないが動作中の異常だけ検出できれば良い場合は有効である。
図7、図8、図9、図10を用いて、モニタ対象電源が断線した状態でマイコンに電源が投入されて動作を開始した場合でも割り込み信号12、13を発生させることができる回路構成例を示す。ここで、割り込み生成回路3の回路例を図7に、そのタイミングチャートを図8に示す。また、割り込み生成回路4の回路例を図9に、そのタイミングチャートを図10に示す。
図7は割り込み生成回路3の回路構成例2を示す。
ノードN5とCPU5の間に設けられた割り込み生成回路3は、インバータ41、ANDゲート42、フリップフロップ回路43、インバータ44を備える。
インバータ41にはノードN5の電位レベルを示す信号であるモニタレベル10が入力される。インバータ41の出力信号はANDゲート42の入力側の一方に入力される。ANDゲート42の出力信号はフリップフロップ回路43に入力される。また、フリップフロップ回路43には、クロック入力C1及びリセット入力R1が入力される。フリップフロップ回路43からは割り込み信号12が出力される。インバータ44には割り込み信号12が入力され、インバータ44の出力信号がANDゲート42の入力側の他方に入力される。また、割り込み信号12はCPU5に送信される。
図8を参照し、図7の割り込み生成回路3の回路構成例2における信号のタイミングチャートについて以下に詳述する。
監視対象ラインVDD1が正常に接続された状態では、図8の(b)に示すようにモニタレベル10はハイレベル(「H」)であり、インバータ41に入力されたものはローレベル(「L」)の信号として出力され、ANDゲート42に入力される。ANDゲート42の他方の入力信号は、フリップフロップ回路43の出力信号が入力されたインバータ44の出力信号である。フリップフロップ回路43の出力信号はローレベル(「L」)であるため、インバータ44の出力信号はハイレベル(「H」)である。このとき、ANDゲート42は、インバータ41のローレベル(「L」)の出力信号とインバータ44のハイレベル(「H」)の出力信号が入力されるため、ローレベル(「L」)の信号を出力する。フリップフロップ回路43にはローレベル(「L」)の信号が入力されるため、図8の(c)に示すように割り込み信号12はローレベル(「L」)であり、これは割り込み信号12がない状態である。
監視対象ラインVDD1が断線すると、図8の(b)に示すようにモニタレベル10はローレベル(「L」)となり、インバータ41に入力されたものはハイレベル(「H」)の信号として出力され、ANDゲート42に入力される。ANDゲート42の他方の入力信号は、フリップフロップ回路43の出力信号が入力されたインバータ44の出力信号である。
フリップフロップ回路43の出力信号はローレベル(「L」)であるため、インバータ44の出力信号はハイレベル(「H」)である。このとき、ANDゲート42は、インバータ41のハイレベル(「H」)の出力信号とインバータ44のハイレベル(「H」)の出力信号が入力されるため、ハイレベル(「H」)の信号を出力する。フリップフロップ回路43にはハイレベル(「H」)の信号が入力されるため、図8の(a)に示すクロック入力C1のクロックパルスの立ち上がりエッジに応じて、図8の(c)に示すように割り込み信号12はハイレベル(「H」)となり、割り込み信号12が発生する。
図8の(b)に示すようにフリップフロップ回路43の出力信号である割り込み信号12がハイレベル(「H」)となると、インバータ44の出力信号はローレベル(「L」)となる。ANDゲート42は、インバータ41のハイレベル(「H」)の出力信号とインバータ44のローレベル(「L」)の出力信号が入力されるため、ローレベル(「L」)の信号を出力する。フリップフロップ回路43にはローレベル(「L」)の信号が入力されるため、図8の(a)に示すクロック入力C1のクロックパルスの立ち上がりエッジに応じて、図8の(c)に示すように割り込み信号12はローレベル(「L」)となる。電源が断線している間、上記の動作を繰り返す。
なお、リセット入力R1は、フリップフロップ回路43及びその出力信号である割り込み信号12を初期化するために使用することが可能である。
図9は割り込み生成回路4の回路構成例2を示す。
ノードN6とCPU5の間に設けられた割り込み生成回路4は、ANDゲート45、フリップフロップ回路46、インバータ47を備える。
ANDゲート45の入力側の一方にはノードN5の電位レベルを示す信号であるモニタレベル11が入力される。ANDゲート45の出力信号はフリップフロップ回路46に入力される。また、フリップフロップ回路46には、クロック入力C2及びリセット入力R2が入力される。フリップフロップ回路46からは割り込み信号13が出力される。インバータ47には割り込み信号13が入力され、インバータ47の出力信号がANDゲート45の入力側の他方に入力される。また、割り込み信号13はCPU5に送信される。
図10を参照し、図9の割り込み生成回路4の回路構成例2における信号のタイミングチャートについて以下に詳述する。
監視対象ラインGND2が正常に接続された状態では、ノードN6は接地された状態になっているため、図10の(b)に示すようにモニタレベル11はローレベル(「L」)であり、ANDゲート45にそのまま入力される。ANDゲート45の他方の入力信号は、フリップフロップ回路46の出力信号が入力されたインバータ47の出力信号である。フリップフロップ回路46の出力信号はローレベル(「L」)であるため、インバータ47の出力信号はハイレベル(「H」)である。このとき、ANDゲート45は、モニタレベル11のローレベル(「L」)の信号とインバータ47のハイレベル(「H」)の出力信号が入力されるため、ローレベル(「L」)の信号を出力する。フリップフロップ回路46にはローレベル(「L」)の信号が入力されるため、図10の(c)に示すように割り込み信号13はローレベル(「L」)であり、これは割り込み信号13がない状態である。
監視対象ラインGND2が断線すると、図10の(b)に示すようにモニタレベル11の電位は図1のPULLアップ抵抗9によりハイレベル(「H」)に上がり、ANDゲート45にそのまま入力される。ANDゲート45の他方の入力信号は、フリップフロップ回路46の出力信号が入力されたインバータ47の出力信号である。
フリップフロップ回路46の出力信号はローレベル(「L」)であるため、インバータ47の出力信号はハイレベル(「H」)である。このとき、ANDゲート45は、モニタレベル11のハイレベル(「H」)の信号とインバータ47のハイレベル(「H」)の出力信号が入力されるため、ハイレベル(「H」)の信号を出力する。フリップフロップ回路46にはハイレベル(「H」)の信号が入力されるため、図10の(a)に示すクロック入力C2のクロックパルスの立ち上がりエッジに応じて、図10の(c)に示すように割り込み信号13はハイレベル(「H」)となり、割り込み信号13が発生する。
図10の(c)に示すようにフリップフロップ回路46の出力信号である割り込み信号13がハイレベル(「H」)となると、インバータ47の出力信号はローレベル(「L」)となる。ANDゲート45は、図10の(b)に示すようにモニタレベル11のハイレベル(「H」)の信号と、インバータ47のローレベル(「L」)の出力信号が入力されるため、ローレベル(「L」)の信号を出力する。フリップフロップ回路46にはローレベル(「L」)の信号が入力されるため、図10の(a)に示すクロック入力C2のクロックパルスの立ち上がりエッジに応じて、図10の(c)に示すように割り込み信号13はローレベル(「L」)となる。監視対象ラインGND2の信号線が断線している間、上記の動作を繰り返す。
なお、リセット入力R2は、フリップフロップ回路46及びその出力信号である割り込み信号13を初期化するために使用することが可能である。
以下に、前述の電源モニタブロックを利用した回路構成の例について説明する。
図11は、AD(Analog−to−Digital)内蔵マイコンの回路構成図である。AD内蔵マイコンは、AD入力ライン51、ADコンバータ52、CPU53、電源ラインAVDD54、接地ラインAGND55、電源モニタブロック56、VDD57、GND58を備える。
AD入力ライン51はアナログ信号(我々が普段の生活で目や耳にする「光」、「音」の情報)が入力される監視対象ラインである。AD入力ライン51はADコンバータ52に接続されている。ADコンバータ52はアナログ信号をデジタル信号に変換する装置である。これによりアナログ信号をデジタル信号に変換するAD変換を行うことができる。ADコンバータ52はCPU53に接続されている。CPU53は各装置の制御やデータの計算・加工を行う中枢部分である。電源ラインAVDD54は電源に接続されたAD用電源ラインであり、ADコンバータ52に接続されている。接地ラインAGND55は接地されたAD用電源ラインであり、ADコンバータ52に接続されている。電源モニタブロック56は図1に示す電源モニタブロックであり、CPU53に接続されている。また、電源モニタブロック56は電源ラインAVDD54と接地ラインAGND55を監視している。VDD57は電源に接続された電源ラインであり、CPU53と電源モニタブロック56に接続されている。GND58は接地された電源ラインであり、CPU53と電源モニタブロック56に接続されている。
AD入力ライン51から電圧が印加されADコンバータ52がAD変換を行い、AD変換結果D1であるデジタルデータをCPU53がADコンバータ52から取り込む。ADコンバータ52は、AD用電源ラインである電源ラインAVDD54と接地ラインAGND55からの電源供給によって動作し、AD変換を行っている。電源モニタブロック56はAD用電源ラインである電源ラインAVDD54と接地ラインAGND55を監視している。もしAD用電源ラインに断線が発生した場合は、電源モニタブロック56がCPU53に対して異常検出割り込み信号S5を発生する。電源モニタブロック56より割り込み信号を受けたCPU53は、あらかじめプログラムされた割り込みルーチンを呼び出すことにより、電源断線時のエラー処理を実現する。ここでいうエラー処理とは、例えばフェイルセーフ若しくはファイルソフトのための処理を行うことである。
なお、ここでいうAD変換は、音声や映像などのような連続的で無限に細分可能な信号(アナログ信号)を、ビット列のように離散的な信号(デジタル信号)に変換することである。時間方向と振幅方向の成分を持つアナログ信号を、ある時点での値を取り出す「標本化」と、振幅を数値化する「量子化」という操作によってデジタル信号に変換する。逆に、DA変換は、デジタル信号をアナログ信号に変換することである。
AD内蔵マイコンにおいて、電源ラインAVDD54や接地ラインAGND55が基板から剥離した場合、AD変換結果が異常値となるが、前記AD変換結果を読み込んだだけでは、接地ラインAGND55の剥離を判定することはできない。異常値であるとわかったとしても、AD入力ライン51へ入力されている電圧が異常である可能性もある。
エラー処理を行うためには、異常の内容を知る必要がある。例えば、AD入力ライン51へ入力されている電圧が異常であるならばAD入力ライン51の入力元のデバイスに対して正常に動作させるための処理を行うことが考えられる。一方、マイコンのAD用電源ラインである接地ラインAGND55の剥離である場合AD変換不能の状態になっているため、AD変換回路を使うことができない。エラー処理の方法は入力元デバイスの異常とは異なる。このように、接地ラインAGND55の剥離検出を行うことによってより詳細なエラー処理を行うことができる。ここでいうエラー処理とは、例えば、フェイルセーフ若しくはファイルソフトのための処理を行うこと、又は、エラーを示す信号を送信することである。但し、実際にはこれらの例に限定されるものではない。
本発明の第2実施形態について説明する。
複数の電源を持つマイコンの場合、相互に監視し合う構成が考えられる。
例えば、各電源用に電源モニタブロックを持つことで相互に監視することが可能である。異常を示した電源を発見した場合には、その回路は使わず正常に機能している回路のみを使用し処理を継続する。
上記回路の構成例を図12に示す。
本実施形態の回路は、電源ラインVDD61a、電源ラインVDD61b、電源ラインVDD61c、接地ラインGND62a、接地ラインGND62b、接地ラインGND62c、インターバルタイマ63、インターバルタイマ64、電源モニタブロック65、電源モニタブロック66、CPU67を備える。
電源ラインVDD61a、接地ラインGND62aは電源に接続された電源ラインであり、インターバルタイマ63に接続されている。電源ラインVDD61b、接地ラインGND62bは電源に接続された電源ラインであり、インターバルタイマ64に接続されている。電源ラインVDD61c、接地ラインGND62cは電源に接続された電源ラインであり、電源モニタブロック65、電源モニタブロック66、CPU67に接続されている。インターバルタイマ63、インターバルタイマ64はタイマの一種であり、一定間隔でカウント動作を行う計時装置である。電源モニタブロック65は図1に示す電源モニタブロックであり、電源ラインVDD61a、接地ラインGND62aを監視している。電源モニタブロック66は図1に示す電源モニタブロックであり、電源ラインVDD61b、接地ラインGND62bを監視している。CPU67は各装置の制御やデータの計算・加工を行う中枢部分である。インターバルタイマ63、インターバルタイマ64、電源モニタブロック65、電源モニタブロック66はCPU67に接続されている。
マイコン内部に複数のインターバルタイマ63、64を持つ場合、各タイマの電源ラインを分けておく。インターバルタイマ63、64はカウント動作としてタイマ割り込み信号S6をCPU67に対して発生する。
図12の例では、電源ラインVDD61a、接地ラインGND62aと電源ラインVDD61b、接地ラインGND62bを相互に監視できるように電源モニタブロック65と66を接続する。電源ラインVDD61aか接地ラインGND62aの断線を電源モニタブロック65が検出した場合には、異常検出割り込み信号S7をCPU67に対して発生する。割り込みを受けたCPU67はインターバルタイマ63の使用を中止し、インターバルタイマ64を使用するように動作を切り替える。
同様に、電源ラインVDD61bか接地ラインGND62bの断線を電源モニタブロック66が検出した場合には、異常検出割り込み信号S8をCPU67に対して発生する。割り込みを受けたCPU67はインターバルタイマ64の使用を中止し、インターバルタイマ63を使用するように動作を切り替える。
このように、電源の異常を発見した場合には、異常を示した電源を使用しているタイマは使わず、正常な電源に接続されているタイマを使用することで正常な処理を継続することができる。なお、タイマは一例であり、タイマ以外のどのような周辺回路に対しても同様な使い方が可能である。
複数のRAM(Random Access Memory)を搭載している場合には、各RAMの電源を分けておくことにより同様の処理を行うことができる。RAMは、半導体素子を利用した記憶装置である。コンピュータのメインメモリ(主記憶装置)に利用される。メインメモリのことをRAMと呼ぶこともある。RAMはデータの読み書きを電気的に行うため、動作が高速で、CPU(中央処理装置)から直接アクセスできる。
本発明の第3実施形態について説明する。
第3実施形態の回路の構成例を図13に示す。
本実施形態の回路は、電源ラインVDD71、接地ラインGND72、サブCPU73、電源モニタブロック74、CPU75、電源モニタブロック76、電源ラインVDD77、接地ラインGND78を備える。
電源ラインVDD71は電源に接続された電源ラインであり、サブCPU73、電源モニタブロック74に接続されている。接地ラインGND72は接地された電源ラインであり、サブCPU73、電源モニタブロック74に接続されている。サブCPU73は各装置の制御やデータの計算・加工を行う中枢部分であり、電源モニタブロック74に接続されている。電源モニタブロック74は図1に示す電源モニタブロックであり、電源ラインVDD77、接地ラインGND78を監視している。CPU75は各装置の制御やデータの計算・加工を行う中枢部分であり、電源モニタブロック76、電源ラインVDD77、接地ラインGND78に接続されている。電源モニタブロック76は図1に示す電源モニタブロックであり、電源ラインVDD77、接地ラインGND78に接続されている。また、電源モニタブロック76は電源ラインVDD71、接地ラインGND72を監視している。電源ラインVDD77は電源に接続された電源ラインである。接地ラインGND78は接地された電源ラインである。
これまでの例では、CPUと電源モニタブロックを駆動する電源が断線した場合には対応できなかった。図13の例ではその欠点を解消するため、エラー処理用のサブCPU73を内蔵しCPU75用電源電源ラインVDD77、接地ラインGND78に異常が発見された場合には、サブCPU73によりエラー処理を実行する。ここでいうエラー処理とは、例えばフェイルセーフ若しくはファイルソフトのための処理を行うこと、又は、エラーを示す信号を送信することである。但し、実際にはこれらの例に限定されるものではない。本実施形態により、マイコンのどの電源ラインが断線しても対応することが可能となる。
本発明の第4実施形態について説明する。
マイコンでは、スタンバイ時の電流の低減が必要とされているが、電源にPULLダウン抵抗やPULLアップ抵抗を接続する場合、リーク電流が問題になる可能性がある。
その解決策としては、スタンバイモードに入った場合にはPULLアップ抵抗やPULLダウン抵抗をカットできる構成にすることで解決できる。
以上により、モニタ対象電源の電位レベルの変化を検知すると割り込みを発生する回路を内蔵し、また割り込み生成回路とエラー処理を実行するCPUが動作するための電源が、モニタ対象の電源と分離していることでモニタ対象の電源ラインの断線を検出した際、割り込みを発生しフェイルセーフ若しくはフェイルソフトのための処理を、一部の電源が断線した半導体装置自身で行うことが可能な1チップ構成の半導体装置及び電源監視回路を提供することことが可能となる。
図1は、本発明の電源監視回路の基本構成を示す図である。 図2は、図1の回路の動作タイミングチャートを示す図である。 図3は、図1内の割り込み生成回路3の回路構成例1を示す図である。 図4は、割り込み生成回路3の回路構成例1上の信号の状態を示す図である。 図5は、図1内の割り込み生成回路4の回路構成例1を示す図である。 図6は、割り込み生成回路4の回路構成例1上の信号の状態を示す図である。 図7は、図1内の割り込み生成回路3の回路構成例2を示す図である。 図8は、割り込み生成回路3の回路構成例2上の信号の状態を示す図である。 図9は、図1内の割り込み生成回路4の回路構成例2を示す図である。 図10は、割り込み生成回路4の回路構成例2上の信号の状態を示す図である。 図11は、電源監視回路を利用したマイコンの1チップ回路構成例1を示す図である。 図12は、電源監視回路を利用したマイコンの1チップ回路構成例2を示す図である。 図13は、電源監視回路を利用したマイコンの1チップ回路構成例3を示す図である。
符号の説明
1… 監視対象ラインVDD
2… 監視対象ラインGND
3… 割り込み生成回路
4… 割り込み生成回路
5… CPU
6… 電源ラインVDD
7… 接地ラインGND
8… PULLダウン抵抗
9… PULLアップ抵抗
10… モニタレベル
11… モニタレベル
12… 割り込み信号
13… 割り込み信号
31… 遅延回路
32… インバータ
33… ANDゲート
34… 遅延回路
35… インバータ
36… ANDゲート
41… インバータ
42… ANDゲート
43… フリップフロップ回路
44… インバータ
45… ANDゲート
46… フリップフロップ回路
47… インバータ
51… AD入力ライン
52… ADコンバータ
53… CPU
54… 電源ラインAVDD
55… 接地ラインAGND
56… 電源モニタブロック
57… 電源ラインVDD
58… 接地ラインGND
61a… 電源ラインVDD
61b… 電源ラインVDD
61c… 電源ラインVDD
62a… 接地ラインGND
62b… 接地ラインGND
62c… 接地ラインGND
63… インターバルタイマ
64… インターバルタイマ
65… 電源モニタブロック
66… 電源モニタブロック
67… CPU
71… 電源ラインVDD
72… 接地ラインGND
73… サブCPU
74… 電源モニタブロック
75… CPU
76… 電源モニタブロック
77… 電源ラインVDD
78… 接地ラインGND

Claims (12)

  1. 監視対象ラインの電位レベルを監視する電源監視回路を有し、
    前記電源監視回路は、
    前記監視対象ラインの電位レベルに応答して割り込み信号を発生する割り込み生成回路と、
    前記割り込み信号を受けて異常検出割り込み信号を発生する電源監視制御部と
    を具備し、
    前記割り込み生成回路及び前記電源監視制御部は、前記監視対象ラインとは別に設けられている第1電源ラインから電力が供給される
    半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記監視対象ラインは監視対象電源から電源電位が供給され、
    前記電源監視回路は、接地されている第1接地ラインと前記監視対象ラインとの間に設けられている抵抗素子を具備する
    半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記監視対象ラインは接地され、
    前記電源監視回路は、前記第1電源ラインと前記監視対象ラインとの間に設けられている抵抗素子を具備する
    半導体装置。
  4. 請求項1又は2に記載の半導体装置において、
    前記割り込み生成回路は、
    前記監視対象ラインに接続された遅延回路と、
    前記監視対象ラインに接続されたインバータと、
    前記遅延回路及び前記インバータの出力信号を入力され、前記割り込み信号を出力するANDゲートと
    を具備する
    半導体装置。
  5. 請求項1又は3に記載の半導体装置において、
    前記割り込み生成回路は、
    前記監視対象ラインに接続された遅延回路と、
    前記遅延回路の出力信号を入力されるインバータと、
    前記インバータの出力信号と前記監視対象ラインの前記電位レベルを示す信号を入力され、前記割り込み信号を出力するANDゲートと
    を具備する
    半導体装置。
  6. 請求項1又は2に記載の半導体装置において、
    前記割り込み生成回路は、
    前記監視対象ラインに接続され、第1インバータ信号を出力する第1インバータと、
    前記第1インバータ信号を入力され、ANDゲート信号を出力するANDゲートと、
    前記ANDゲート信号及びクロック信号を入力され、前記割り込み信号を出力するフリップフロップ回路と、
    前記割り込み信号を入力され、第2インバータ信号を出力して前記ANDゲートに入力する第2インバータと
    を具備する
    半導体装置。
  7. 請求項1又は3に記載の半導体装置において、
    前記割り込み生成回路は、
    前記監視対象ラインに接続され、ANDゲート信号を出力するANDゲートと、
    前記ANDゲート信号及びクロック信号を入力され、前記割り込み信号を出力するフリップフロップ回路と、
    前記割り込み信号を入力され、第3インバータ信号を出力して前記ANDゲートに入力する第3インバータと
    を具備する
    半導体装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    第2電源ラインから電力を供給され、AD入力ラインから入力された信号をAD変換するAD変換器と、
    前記第2電源ラインとは別に設けられている第3電源ラインから電力が供給され、前記AD変換器が出力したAD変換結果を取得するAD用制御部と、
    前記第3電源ラインから電力が供給され、前記第2電源ラインを監視し、前記AD用制御部に対して前記異常検出割り込み信号を発生する前記電源監視回路であるAD用電源監視回路と
    を具備する
    半導体装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    第4電源ラインから電力が供給される第1周辺回路と、
    第5電源ラインから電力が供給される第2周辺回路と、
    第6電源ラインから電力が供給され、前記第4電源ラインの電位レベルを監視する前記電源監視回路である第1電源監視回路と、
    前記第6電源ラインから電力が供給され、前記第5電源ラインの電位レベルを監視する前記電源監視回路である第2電源監視回路と、
    前記第6電源ラインから電力が供給され、前記第1周辺回路及び前記第2周辺回路に接続され、前記第1電源監視回路及び前記第2電源監視回路のうち少なくとも一方から前記異常検出割り込み信号を受け取る第1制御部と
    を具備する
    半導体装置。
  10. 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の半導体装置において、
    第7電源ラインから電力が供給され、第8電源ラインを監視する前記電源監視回路である第3電源監視回路と、
    前記第8電源ラインから電力が供給され、前記第7電源ラインを監視する前記電源監視回路である第4電源監視回路と、
    前記第7電源ラインから電力が供給され、前記第3電源監視回路から異常検出信号を受ける第2制御部と、
    前記第8電源ラインから電力が供給され、前記第4電源監視回路から前記異常検出割り込み信号を受け取る第3制御部と
    を具備する
    半導体装置。
  11. 第1電源ラインから電力を供給され、前記第1電源ラインとは別に設けられている第1監視対象ラインの電位レベルの変化を検知すると第1割り込み信号を発生する第1割り込み生成回路と、
    前記第1電源ラインから電力を供給され、接地されている第2監視対象ラインの電位レベルの変化を検知すると第2割り込み信号を発生する第2割り込み生成回路と、
    前記第1電源ラインから電力を供給され、前記第1割り込み信号が発生した時は前記第1割り込み信号を受け取り、前記第2割り込み信号が発生した時は第2割り込み信号を受け取る制御部と
    を具備する
    電源監視回路。
  12. 請求項11に記載の電源監視回路において、
    接地されている第1接地ラインと前記第1監視対象ラインとの間に設けられている第1抵抗素子と、
    前記第1電源ラインと前記第2監視対象ラインとの間に設けられている第2抵抗素子と
    を具備する
    電源監視回路。
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