JP2006132867A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 湯沸し装置に吸着ヒートポンプを組み合わせて成る給湯装置であって、大気から回収した熱を一層効率的に利用でき、装置構成がより簡単な給湯装置を提供する。
【解決手段】 給湯装置は、燃焼式の湯沸し装置(1)に補助加熱用の吸着ヒートポンプ(2)を組み合わせて成る。吸着ヒートポンプ(2)は、吸着材により吸着質の吸着操作および脱着操作を繰り返す吸着器(21)、(22)と、これら吸着器で脱着された吸着質蒸気を液体の吸着質に凝縮する凝縮器(24)と、当該凝縮器で液化された吸着質を蒸発させ且つ発生した吸着質蒸気が吸着器(21)、(22)に吸着される蒸発器(23)と、大気の熱を取り込んで蒸発器(23)に供給する集熱手段とを備え、吸着操作を行う吸着器(21)、(22)及び凝縮器(24)は、湯沸し装置(1)の熱交換器(11)によって加熱されていない被加熱水を通水可能に構成される。
【選択図】 図1.a

Description

本発明は、給湯装置に関するものであり、詳しくは、燃焼式の湯沸し装置に補助加熱用の吸着ヒートポンプを組み合わせて構成され、吸着ヒートポンプにより大気の熱を回収し、湯沸し装置の燃焼エネルギーを低減する様にした給湯装置に関するものである。
住宅などにおける浴室や台所への給湯システム、あるいは、暖房機器への給湯システムとして、燃焼式の湯沸し装置に吸着ヒートポンプを組合わせることにより、大気の熱を温水の製造に有効利用する様にした給湯装置が提案されている。図6は、燃焼式の湯沸し装置に吸着ヒートポンプを組み合わせて構成された従来の給湯装置の概念を示すブロック図である。
吸着ヒートポンプ(92)は、吸着材により吸着質の吸着操作および脱着操作を繰り返す吸着器(92a)及び(92b)と、吸着器(92b)が脱着操作を行う際に脱着された吸着質蒸気を凝縮する凝縮器(94)と、吸着器(92a)が吸着操作を行う際に凝縮器(94)で液化された吸着質を蒸発させる蒸発器(93)とを備えている。斯かる吸着ヒートポンプ(92)は、室外熱交換器として設置した集熱器(98)と蒸発器(93)との間で熱媒体を循環させ、蒸発器(93)を集熱器(98)に対する放熱器として機能させることにより、集熱器(98)で熱媒体に回収した大気の熱を蒸発器(93)において吸着質に蒸発潜熱として移動させ、吸着を行う吸着器(92a)において吸着熱として取り出しすことが出来る。
そこで、図6に示す給湯装置は、水道水などの被加熱水を貯湯タンク(90)に一旦貯留すると共に、吸着ヒートポンプ(92)の吸着器(92a)から排出される吸着熱、凝縮器(94)から排出される凝縮熱によって貯湯タンク(90)の被加熱水を30℃程度まで加熱し、更に、浴室などで使用する際に湯沸し装置の熱交換器(91)を通してバーナーで加熱することにより、60℃程度の温水を供給可能になされている。すなわち、吸着ヒートポンプを組み合わせた給湯装置においては、吸着ヒートポンプ(92)を通じて回収した大気の熱を貯湯タンク(90)に蓄えるため、バーナーの稼働率を下げることが出来、省エネルギー化を図ることが出来る。
なお、上記の吸着ヒートポンプ(92)において、吸着ヒートポンプ(92)から排出される吸着熱および凝縮熱は、吸着器(92a)と貯湯タンク(90)とを巡回する熱媒体配管(95)、および、凝縮器(94)と貯湯タンク(90)とを巡回する熱媒体配管(96)にそれぞれ熱媒体を循環させることにより、貯湯タンク(90)に回収する様になされており、また、吸着器(92b)において脱着に必要な熱は、熱交換器(91)と吸着器(92b)とを巡回する熱媒体配管(97)に熱媒体を循環させることにより、バーナーの燃焼熱を供給する様になされている。
特開2001−141328号公報 特開2002−295925号公報
ところで、吸着ヒートポンプを組み合わせた給湯装置は、燃焼エネルギーの節約を企図したものであるが、上記の給湯装置においては、吸着熱および凝縮熱を回収する場合、熱媒体を介して貯湯タンクの被加熱水に回収するため、回収効率が低く、また、吸着器を加熱する場合、熱媒体を介してバーナーの燃焼熱を供給するため、熱損失が大きくなる。更に、給湯用の水の経路以外に、吸着熱および凝縮熱の回収および脱着熱の供給のための熱交換手段として、熱媒体配管や循環ポンプを設けなければならず、装置構成が複雑になると言う問題がある。
本発明は、上記の実情に鑑みなされたものであり、その目的は、燃焼式の湯沸し装置に吸着ヒートポンプを組み合わせて成る給湯装置であって、大気から回収した熱を一層効率的に利用でき、しかも、装置構成がより簡単な給湯装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の給湯装置は、被加熱水が供給され且つバーナーで加熱される熱交換器により温水を製造する燃焼式の湯沸し装置に対し、補助加熱用の吸着ヒートポンプを組み合わせて構成された給湯装置であって、前記吸着ヒートポンプは、吸着材により吸着質の吸着操作および脱着操作を繰り返す吸着器と、当該吸着器で脱着された吸着質蒸気を液体の吸着質に凝縮する凝縮器と、当該凝縮器で液化された吸着質を蒸発させ且つ発生した吸着質蒸気が前記吸着器に吸着される蒸発器と、大気の熱を取り込んで前記蒸発器に供給する集熱手段とを備え、吸着操作を行う前記吸着器および前記凝縮器は、前記湯沸し装置の熱交換器によって加熱されていない被加熱水を通水可能に構成されていることを特徴とする。
すなわち、本発明においては、吸着操作を行う吸着器および凝縮器に対し、給湯に使用する加熱されていない低温の被加熱水を直接通水することにより、吸着器および凝縮器を冷却すると共に、吸着器で発生した吸着熱および凝縮器で発生した凝縮熱を前記被加熱水に直接回収する様にした。しかも、吸着器およびに凝縮器に被加熱水を直接通水することにより、装置の簡素化を図る様にした。そして、本発明においては、吸着器を加熱する際の熱損失を一層低減するため、脱着操作を行う吸着器に対し、湯沸し装置の熱交換器で得られた温水を直接通水する様にした。
本発明の給湯装置によれば、加熱されていない被加熱水を吸着ヒートポンプの吸着器および凝縮器に直接通水するため、吸着熱および凝縮熱を利用して一層効率的に被加熱水を加熱でき、湯沸し装置における燃焼エネルギーをより低減することが出来る。そして、吸着器およびに凝縮器に被加熱水を直接通水することにより、吸着熱回収用および凝縮熱回収用の熱媒体を循環させる必要がないため、装置構成をより一層簡素化することが出来る。また、脱着操作を行う吸着器が熱交換器で得られた温水を通水可能に構成されていることにより、高温の温水で吸着器を直接加熱できるため、熱損失を一層低減できる。
本発明に係る給湯装置の実施形態を図面に基づいて説明する。図1.aは、本発明の第1の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図であり、図1.b及び図1.cは、第1の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。図2.aは、本発明の第2の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図であり、図2.b及び図2.cは、第2の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。図3.aは、本発明の第3の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図であり、図3.b及び図3.cは、第3の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。図4.aは、本発明の第4の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図であり、図4.b及び図4.cは、第4の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。また、図5.a及び図5.bは、吸着ヒートポンプの主な構成要素ならびに吸着質の流れを示すフロー図である。
本発明の給湯装置は、図1.a〜図4.cの各図に示す様に、被加熱水が供給され且つバーナー(12)によって加熱される熱交換器(11)により温水を製造する燃焼式の湯沸し装置(1)に対し、補助加熱用の吸着ヒートポンプ(2)を組み合わせて構成される。
湯沸し装置(1)としては、石油燃焼式のものでもよいが、通常はガス燃焼式のものが使用される。湯沸し装置(1)は、例えば図1.bに示す様に、吸気孔が設けられた凾体である本体ケーシング内に燃焼室(10)を設けて構成される。燃焼室(10)には、その上部にバーナー(12)が配置され、当該バーナーの下方に熱交換器(11)が配置される。バーナー(12)は、ガス供給管(14)を通じて都市ガスや液化石油ガス等の燃料ガスが供給され、且つ、前記ケーシング上部の給気ファン(13)から燃焼用空気が供給されることにより、火炎口を下方に向け、燃料ガスと燃焼用空気の混合ガスを燃焼する様になされている。
熱交換器(11)は、被加熱水にバーナー(12)の燃焼熱を与えて高温の温水を製造する加熱器であり、被加熱水が流れる伝熱管に多数のフィンを取り付けて構成される。具体的には、熱交換器(11)は、水平方向において折り返す様に蛇行させ且つ蛇行状態を上下に複数段重ねた形態の1本の伝熱管と、当該伝熱管が貫通する状態に伝熱管の周囲に多数配置され且つ伝熱管の伝熱面積を拡大する薄板状のフィンとから成る。
湯沸し装置(1)においては、バーナー(12)の熱をより有効に利用するため、熱交換器(11)は、バーナー(12)近傍に配置された主熱交換器(11a)と、当該主熱交換器に対してバーナー(12)と反対側に配置された副熱交換器(11b)とを備えている。すなわち、熱交換器(11)のバーナー(12)の直下に位置する部位が燃焼ガスの顕熱を主に回収する主熱交換器(11a)であり、主熱交換器(11a)の下方に位置する部位が燃焼ガスの潜熱を主に回収する副熱交換器(11b)である。
熱交換器(11)では、被加熱水との温度差を利用して熱交換効率を高めるため、最初に低温の被加熱水を副熱交換器(11b)に通水し、次いで主熱交換器(11a)に通水して更に加熱する様になされている。更に、熱交換器(11)の下流側の伝熱管(主熱交換器(11a)の上部の伝熱管)は、燃焼室(10)の壁面に伝わるバーナー(12)の熱を回収するため、燃焼室(10)の外周部に巻回されている。図中の符号(11c)は伝熱管の巻回部を示す。
燃焼室(10)の下部には、燃焼排ガスを屋外へ排出する排気管(15)が取り付けられる。また、燃焼室(10)の下部は、下方に向かうに断面積が縮小された漏斗状に形成され、燃焼室(10)内部で発生したドレンを当該燃焼室下端のドレン管(16)から排出可能に構成される。更に、排出されるドレンを中和処理するため、ドレン管(16)は、その下方に配置されたドレン中和装置(17)に接続される。ドレン中和装置(17)は、炭酸カルシウム粒子などを凾体に充填して成り、最終的に中和処理されたドレンが当該ドレン中和装置底部のドレン排出管(18)から排出される様になされている。上記の様な湯沸し装置(1)は公知であり、特開2004−170011号公報などに開示されている。
一方、吸着ヒートポンプは、周知の通り、吸着材の吸着・脱着現象に付随して起こる吸着質の相変化を利用して熱を汲み上げるシステムであり、補助動力を用いることなく、低質熱エネルギーを熱源として作動させ得るため、省エネルギー化が求められるコジェネレーションシステム等の各種のシステムに適用して冷熱または温熱を生成することが出来る。
本発明において、吸着ヒートポンプ(2)は、大気の熱によって被加熱水を加温する補助加熱用の吸着ヒートポンプであり、例えば図5.a及び図5.bに示す様に、吸着材により水などの吸着質の吸着操作および脱着操作を繰り返す吸着器(21)及び(22)と、これら吸着器で脱着された吸着質蒸気を液体の吸着質に凝縮する凝縮器(24)と、当該凝縮器で液化された吸着質を蒸発させ且つ発生した吸着質蒸気が吸着器(21)及び(22)に吸着される蒸発器(23)と、大気の熱を取り込んで蒸発器(23)に供給する集熱手段(3)とを備えている。
吸着ヒートポンプ(2)において、吸着器は1基でもよいが、連続運転をするために通常は2基以上設けられる。例えば2基設けられた吸着器(21)及び(22)は、各々、密閉容器に吸着材を充填して構成される。吸着材としては、吸着温度および脱着温度などの使用条件を考慮し、各種のシリカゲル、ゼオライト、活性炭、メソポーラスシリカ、吸水性高分子などが使用される。本発明においては、吸着器と蒸発器の温度で決定される相対蒸気圧が0.05〜0.25で吸着量が大きく、吸着器と蒸発器の温度で決定される相対蒸気圧が0.4〜1.00で吸着量が小さな吸着材が使用される。例えば、骨格構造にアルミニウムとリンを含むゼオライト(結晶性アルミノフォスフェート)は、比較的狭い温度域で吸着質を吸脱着でき且つ吸着量が大きいので本発明における吸着材として適している。
吸着器(21)は、吸着すべき吸着質蒸気を導入する流路(27a)と、脱着した吸着質蒸気を排出する流路(28a)と、当該吸着器の内部に配置された熱交換器としての熱媒体循環路(図示省略)に高温または低温の熱媒体(被加熱水または温水)を供給する熱媒体流路(B1)と、前記の熱媒体循環路に流れた高温または低温の熱媒体を熱媒体供給側の系に戻す熱媒体流路(B2)とを備えている。同様に、吸着器(22)は、吸着質蒸気を導入する流路(27b)と、吸着質蒸気を排出する流路(28b)と、当該吸着器内部の熱媒体循環路に熱媒体(被加熱水または温水)を供給する熱媒体流路(C1)と、前記の熱媒体循環路に流れた熱媒体を熱媒体供給側の系に戻す熱媒体流路(C2)とを備えている。
凝縮器(24)は、低温の熱媒体が流れる蛇管状の熱交換器を密閉容器の内部に配置して成り、容器内に吸着質蒸気を導入する流路(28)と、容器内で凝縮した液体の吸着質を蒸発器(23)に供給する凝縮液流路(29)と、容器内の前記の熱交換器に低温の熱媒体(被加熱水)を供給する熱媒体流路(A1)と、前記の熱交換器に流れた熱媒体を熱媒体供給側の系に戻す熱媒体流路(A2)を備えている。そして、上記の流路(28)には、吸着器(21)の流路(28a)及び吸着器(22)の流路(28b)が切替弁(26)を介して接続される。
蒸発器(23)は、後述する集熱手段(3)の液状熱媒体が流れる蛇管状の熱交換器ならびに当該熱交換器に液体の吸着質をシャワーリングする散布ノズルを密閉容器の内部に配置して構成される。斯かる蒸発器(23)においては、散布ノズルに凝縮器(24)から伸長された上記の流路(29)が接続され、上記の熱交換器に集熱手段(3)の液状熱媒体の流路(33)及び(34)が接続される。そして、生成した吸着質蒸気を吸着器(21)又は(22)に供給するための流路(27)が設けられ、流路(27)は、吸着器(21)の流路(27a)及び吸着器(22)の流路(27b)に切替弁(25)を介して接続される。
集熱手段(3)は、大気の熱を取り込み且つ蒸発器(23)に供給する熱移動手段であり、大気の熱を回収する集熱器(31)、エチレングリコール水溶液、プロピレングリコール水溶液、塩化カルシウム水溶液などの不凍液あるいは水などの液状熱媒体を集熱器(31)と蒸発器(23)との間で循環させる流路(33)及び(34)、並びに、送液用のポンプ(32)から構成される。集熱器(31)は、不凍液などの上記の液状熱媒体に大気の熱を回収するラジエータ構造の熱交換器であり、蛇管状の熱媒体循環路に多数のフィンを付設して構成される。すなわち、集熱手段(3)は、集熱器(31)で大気の熱を液状媒体に回収し、蒸発器(23)において液状媒体の熱を吸着質に放出する機能を有する。
上記の吸着ヒートポンプ(2)は、吸着器(21)と吸着器(22)とで吸着操作と脱着操作とを交互に切り替えることにより、集熱手段(3)を通じて連続的に大気の熱を回収することが出来る。具体的には、図5.aに示す様に、集熱手段(3)において液状熱媒体を循環させると共に、例えば、切替弁(25)の切替により流路(27)と流路(27a)を接続し、且つ、熱媒体流路(B1)及び(B2)を通じて吸着器(21)に低温の熱媒体(被加熱水)を通水することにより、吸着器(21)を冷却して吸着質の吸着操作を行う。これにより、集熱器(31)において液状熱媒体に大気の熱を回収すると共に、蒸発器(23)において吸着器(21)へ吸着される吸着質に液状熱媒体の熱を蒸発潜熱として回収する。その結果、吸着器(21)において、熱媒体流路(B1)及び(B2)を流れる熱媒体(被加熱水)に吸着熱として大気の熱を回収できる。
一方、吸着器(21)で吸着操作を行う間、切替弁(26)の切替により流路(28b)と流路(28)を接続し、且つ、熱媒体流路(C1)及び(C2)を通じて吸着器(22)に高温の熱媒体(温水)を通水することにより吸着器(22)を加熱して吸着質の脱着操作を行う。これにより、吸着器(22)において脱着された吸着質蒸気を凝縮器(24)に供給する。また、凝縮器(24)においては、熱媒体流路(A1)及び(A2)を通じて熱交換器に低温の熱媒体(被加熱水)を通水することにより、吸着質蒸気を凝縮し且つ吸着質蒸気の熱を凝縮熱として熱媒体(被加熱水)に回収し、そして、得られた液体の吸着質を凝縮液流路(29)によって蒸発器(23)に戻す。
次いで、吸着器(21)において吸着質の吸着量が飽和状態に近づいた場合、図5.bに示す様に、切替弁(25)及び(26)を切り替えることにより、吸着器(21)において脱着操作を行い、吸着器(22)において吸着操作を行う。すなわち、切替弁(25)の切替により流路(27)と流路(27b)を接続し、且つ、熱媒体流路(C1)及び(C2)を通じて吸着器(22)に低温の熱媒体(被加熱水)を通水することにより、吸着器(22)を冷却して吸着質の吸着操作を行う。これにより、集熱器(31)において液状熱媒体に回収した大気の熱を蒸発器(23)から吸着器(22)へ吸着される吸着質に蒸発潜熱として回収でき、吸着器(22)において、熱媒体流路(C1)及び(C2)を流れる熱媒体(被加熱水)に吸着熱として回収できる。
また、吸着器(22)で吸着操作を行う間、切替弁(26)の切替により流路(28a)と流路(28)を接続し、且つ、熱媒体流路(B1)及び(B2)を通じて吸着器(21)に高温の熱媒体(温水)を循環させることにより、吸着器(21)を加熱して吸着質の脱着操作を行う。これにより、吸着器(21)において脱着された吸着質蒸気を凝縮器(24)に供給する。そして、凝縮器(24)においては、熱媒体流路(A1)及び(A2)を通じて熱交換器に低温の熱媒体(被加熱水)を通水することにより、吸着質蒸気を凝縮して蒸発器(23)に戻し且つ吸着質蒸気の熱を凝縮熱として熱媒体(被加熱水)に回収する。
上記の様に、吸着ヒートポンプ(2)は、吸着器(21)と吸着器(22)とで吸着操作と脱着操作とを交互に行うことにより、集熱手段(3)により回収した大気の熱で被加熱水へ連続的に加熱することが出来る。すなわち、集熱手段(3)によって大気の熱を回収すると共に、吸着操作における吸着器(21)及び(22)の冷却を通じ、熱媒体流路(B1)及び(B2)、(C1)及び(C2)を流れる熱媒体(被加熱水)に大気の熱を取り込むことが出来る。
なお、後述する様に、熱媒体流路(A1)、(A2)、(B1)、(B2)、(C1)及び(C2)に流れる熱媒体は、低温の被加熱水または高温の温水であり、図5.a及び図5.bにおける熱媒体流路(A1)、(A2)、(B1)、(B2)、(C1)及び(C2)は、各々、後述の図1.b、図1.cにおける流路(504)、(505)、(502)、(503)、(507)、(508)に相当し、図2.b、図2.cにおける流路(610)、(602)、(603)、(604)、(607)、(608)に相当し、図3.b、図3.cにおける流路(702)、(703)、(705)、(706)、(708)、(709)に相当し、そして、図4.b、図4.cにおける流路(802)、(803)、(805)、(806)、(809)、(810)に相当する。
本発明の給湯装置は、図1.a、図2.a、図3.a及び図4.aに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着操作を行う吸着器(21)及び(22)並びに凝縮器(24)は、湯沸し装置(1)の熱交換器(11)によって加熱されていない低温の被加熱水を通水可能に構成されていることを特徴とする。すなわち、本発明においては、最も温度の低い被加熱水を吸着器(21)及び(22)と凝縮器(24)に冷却用熱媒体として直接循環させることにより、上記の集熱手段(3)の集熱器(31)で回収される大気の熱を被加熱水の加熱用としてより効率的に活用することが出来る。
また、本発明の好ましい態様においては、吸着ヒートポンプ(2)の脱着操作を行う吸着器(21)及び(22)は、湯沸し装置(1)の熱交換器(11)で得られた温水を通水可能に構成される。すなわち、本発明においては、湯沸し装置(1)で得られた温水を吸着器(21)及び(22)に加熱用熱媒体として直接循環させることにより、吸着器(21)及び(22)において脱着操作を行うにあたり、熱損失を一層低減することが出来る。
本発明の給湯装置としては、被加熱水および温水の流路構成の違いにより、4つの態様を例示することが出来る。以下、本発明に係る第1〜4の態様について、更に具体的に説明する。なお、図1.b、図2.b、図3.b及び図4.bに示す様に、各態様の給湯装置は、被加熱水導入用の流路(41)を通じて水道水などの被加熱水を導入し、湯沸し装置(1)で加熱された高温の温水を貯湯タンク(4)に一旦貯留し、そして、必要に応じて温水供給用の流路(44)を通じて浴室のカラン等へ温水を供給する様に構成される。そして、被加熱水の入口である流路(41)には、装置内に導入する被加熱水の流量を調節し、且つ、バイパス流路(43)を通じて温水供給用の流路(44)に被加熱水の一部を流して温水の温度を調節するため、被加熱水制御ユニット(42)が付設される。
第1の態様に係る給湯装置は、図1.aに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着操作を行う吸着器(21)、吸着操作を行う吸着器(22)及び凝縮器(24)を順次に通過した被加熱水が湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給され、そして、熱交換器(11)で得られた温水が脱着操作を行う吸着器(21)、脱着操作を行う(22)に供給される様になされている。
具体的には、第1の態様に係る給湯装置は、図1.bに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)で吸着操作を行い、吸着器(22)で脱着操作を行う際、切替弁(V11)〜(V14)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された10〜25℃程度の低温の被加熱水が流路(501)、切替弁(V11)及び流路(502)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)に供給され、次いで、吸着器(21)から凝縮器(24)へ流路(503)、切替弁(V12)及び流路(504)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(21)及び凝縮器(24)に順次に通水することにより、吸着器(21)の吸着熱および凝縮器(24)の凝縮熱で被加熱水を予備加熱し、被加熱水を19〜34℃程度まで昇温する様になされている。そして、凝縮器(24)を通過した被加熱水が流路(505)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。
熱交換器(11)においては、前述の通り、バーナー(12)を使用した加熱により、19〜34℃程度の被加熱水を87〜100℃程度の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(506)、切替弁(V13)及び流路(507)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(22)に供給され、次いで、吸着器(22)から貯湯タンク(4)へ流路(508)、切替弁(V14)及び流路(509)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(22)に高温の温水を循環させることにより、吸着器(22)を加熱し、吸着器(22)において脱着を行う様になされている。上記の様に、熱交換器(11)で得られた温水を吸着器(22)に循環させることにより、最終的に、貯湯タンク(4)に82〜97℃程度の温水を貯留することが出来る。
一方、吸着ヒートポンプ(2)の運転を切り替え、吸着器(21)で脱着操作を行い、吸着器(22)で吸着操作を行う際は、図1.cに示す様に、切替弁(V11)〜(V14)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された被加熱水が流路(501)、切替弁(V11)、流路(510)及び(507)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(22)に供給され、次いで、吸着器(22)から凝縮器(24)へ流路(508)、切替弁(V14)、流路(511)及び(504)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(22)及び凝縮器(24)に順次に通水することにより、吸着器(22)の吸着熱および凝縮器(24)の凝縮熱で被加熱水を予備加熱する様になされている。そして、凝縮器(24)を通過した被加熱水が上記と同様に流路(505)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。
熱交換器(11)においては、上記と同様に、バーナー(12)を使用した加熱により、被加熱水を高温の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(506)、切替弁(V13)、流路(512)及び(502)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)に供給され、次いで、吸着器(21)から貯湯タンク(4)へ流路(503)、切替弁(V12)、流路(513)及び(509)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(21)に高温の温水を循環させることにより、吸着器(21)を加熱し、吸着器(21)の脱着を行う様になされている。
上記の第1の態様に係る給湯装置においては、吸着操作を行う吸着器(21)、(22)及び凝縮器(24)に対し、加熱前の低温の被加熱水を直接循環させることにより、吸着器(21)、(22)及び凝縮器(24)を冷却すると共に、吸着器(21)、(22)で発生する吸着熱および凝縮器(24)で発生する凝縮熱を前記の被加熱水に直接回収するため、吸着熱および凝縮熱を利用して一層効率的に被加熱水を加熱でき、湯沸し装置(1)の燃焼エネルギーをより低減することが出来る。
第2の態様に係る給湯装置は、図2.aに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の凝縮器(24)、及び、吸着操作を行う吸着器(21)、吸着操作を行う吸着器(22)を順次に通過した被加熱水が湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給され、そして、熱交換器(11)で得られた温水が脱着操作を行う吸着器(22)、脱着操作を行う(21)に供給される様になされている。第2の態様は、凝縮器(24)、吸着器(21)、(22)に対する被加熱水の通水順序が第1の態様と異なる。
具体的には、第2の態様に係る給湯装置は、図2.bに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)で吸着操作を行い、吸着器(22)で脱着操作を行う際、切替弁(V15)〜(V18)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された10〜25℃程度の低温の被加熱水が流路(601)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の凝縮器(24)に供給され、次いで、凝縮器(24)から吸着器(21)へ流路(602)、切替弁(V15)及び流路(603)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、凝縮器(24)及び吸着器(21)に順次に通水することにより、凝縮器(24)の凝縮熱および吸着器(21)の吸着熱で被加熱水を予備加熱し、被加熱水を19〜34℃程度まで昇温する様になされている。そして、吸着器(21)を循環した被加熱水が流路(604)、切替弁(V16)及び流路(605)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。
熱交換器(11)においては、前述の態様と同様に、バーナー(12)を使用した加熱により、19〜34℃程度の被加熱水を87〜100℃程度の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(606)、切替弁(V17)及び流路(607)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(22)に供給され、次いで、吸着器(22)から貯湯タンク(4)へ流路(608)、切替弁(V18)及び流路(609)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(22)に高温の温水を循環させることにより、吸着器(22)を加熱し、吸着器(22)において脱着を行う様になされている。上記の様に、熱交換器(11)で得られた温水を吸着器(22)に循環させることにより、最終的に、貯湯タンク(4)に82〜97℃程度の温水を貯留することが出来る。
一方、吸着ヒートポンプ(2)の運転を切り替え、吸着器(21)で脱着操作を行い、吸着器(22)で吸着操作を行う際は、図2.cに示す様に、切替弁(V15)〜(V18)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された被加熱水が流路(601)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の凝縮器(24)に供給され、次いで、凝縮器(24)から吸着器(22)へ流路(602)、切替弁(V15)、流路(610)及び(607)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、凝縮器(24)及び吸着器(22)に順次に通水することにより、凝縮器(24)の凝縮熱および吸着器(22)の吸着熱で被加熱水を予備加熱する様になされている。そして、吸着器(22)を通過した被加熱水が流路(608)、切替弁(V18)、流路(611)及び(605)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。
熱交換器(11)においては、上記と同様に、バーナー(12)を使用した加熱により、被加熱水を高温の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(606)、切替弁(V17)、流路(612)及び(603)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)に供給され、次いで、吸着器(21)から貯湯タンク(4)へ流路(604)、切替弁(V16)、流路(613)及び(609)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(21)に高温の温水を循環させることにより、吸着器(21)を加熱し、吸着器(21)において脱着を行う様になされている。
上記の第2の態様に係る給湯装置においては、凝縮器(24)及び吸着操作を行う吸着器(21)、(22)に対し、加熱前の低温の被加熱水を直接循環させることにより、凝縮器(24)及び吸着器(21)、(22)を冷却すると共に、凝縮器(24)で発生する凝縮熱および吸着器(21)、(22)で発生する吸着熱を前記の被加熱水に直接回収するため、凝縮熱および吸着熱を利用して一層効率的に被加熱水を加熱でき、湯沸し装置(1)の燃焼エネルギーをより低減することが出来る。
第3の態様に係る給湯装置は、図3.aに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着操作を行う吸着器(21)、吸着操作を行う吸着器(22)及び凝縮器(24)を各別に通過した被加熱水が湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様になされ、そして、熱交換器(11)で得られた温水が脱着操作を行う吸着器(22)、脱着操作を行う吸着器(21)に供給される様になされている。第3の態様は、吸着器(21)、(22)と凝縮器(24)とに被加熱水を並列的に通水する点が第1及び第2の態様と異なる。
具体的には、第3の態様に係る給湯装置は、図3.bに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)で吸着操作を行い、吸着器(22)で脱着操作を行う際、流量調整弁(V19)及び(V20)、切替弁(V21)〜(V24)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された10〜25℃程度の低温の被加熱水が流路(701)、流量調整弁(V19)及び流路(702)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の凝縮器(24)に供給され、同時に、流路(701)を流れる被加熱水の一部が流量調整弁(V20)、流路(704)、切替弁(V21)及び流路(705)を通じて吸着器(21)に供給される様に流路構成される。
流量調整弁(V19)及び(V20)は、凝縮器(24)の凝縮熱と吸着器(21)の吸着熱の各熱量に応じて、流路(701)の被加熱水を流路(702)と流路(704)に分配する様に予め調節される。すなわち、第3の態様においては、凝縮器(24)及び吸着器(21)に同時に通水することにより、凝縮器(24)の凝縮熱で被加熱水の一部を予備加熱して22〜37℃程度まで昇温し、また、吸着器(21)の吸着熱で被加熱水の一部を予備加熱して17〜32℃程度まで昇温する様になされている。そして、凝縮器(24)を流れた被加熱水が流路(703)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給され、且つ、吸着器(21)を流れた被加熱水が流路(706)、切替弁(V22)、流路(703)の分岐路、流路(703)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。
熱交換器(11)においては、前述の態様と同様に、バーナー(12)を使用した加熱により、19〜34℃程度の被加熱水を87〜100℃程度の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(707)、切替弁(V23)及び流路(708)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(22)に供給され、次いで、吸着器(22)から貯湯タンク(4)へ流路(709)、切替弁(V24)及び流路(710)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(22)に高温の温水を通水することにより、吸着器(22)を加熱し、吸着器(22)において脱着を行う様になされている。上記の様に、熱交換器(11)で得られた温水を吸着器(22)に循環させることにより、最終的に、貯湯タンク(4)に82〜97℃程度の温水を貯留することが出来る。
一方、吸着ヒートポンプ(2)の運転を切り替え、吸着器(21)で脱着操作を行い、吸着器(22)で吸着操作を行う際は、図3.cに示す様に、流量調整弁(V19)及び(V20)、切替弁(V21)〜(V24)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された被加熱水が流路(701)、流量調整弁(V19)及び流路(702)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の凝縮器(24)に供給され、同時に、流路(701)を流れる被加熱水の一部が流量調整弁(V20)、流路(704)、切替弁(V21)、流路(711)及び(708)を通じて吸着器(22)に供給される様に流路構成される。すなわち、凝縮器(24)及び吸着器(22)に同時に通水することにより、凝縮器(24)の凝縮熱および吸着器(22)の吸着熱で被加熱水を予備加熱する様になされている。そして、凝縮器(24)を流れた被加熱水が上記と同様に流路(703)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給され、且つ、吸着器(22)を流れた被加熱水が流路(709)、切替弁(V24)、流路(712)及び(703)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。
熱交換器(11)においては、上記と同様に、バーナー(12)を使用した加熱により、被加熱水を高温の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(707)、切替弁(V23)、流路(713)及び(705)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)に供給され、次いで、吸着器(21)から貯湯タンク(4)へ流路(706)、切替弁(V22)、流路(714)及び(710)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(21)に高温の温水を循環させることにより、吸着器(21)を加熱し、吸着器(21))において脱着を行う様になされている。
上記の第3の態様に係る給湯装置においても、凝縮器(24)及び吸着操作を行う吸着器(21)、(22)に対し、加熱前の低温の被加熱水を直接循環させることにより、凝縮器(24)で発生する凝縮熱および吸着器(21)、(22)で発生する吸着熱を前記の被加熱水に直接回収するため、凝縮熱および吸着熱を利用して一層効率的に被加熱水を加熱でき、湯沸し装置(1)の燃焼エネルギーをより低減することが出来る。
第4の態様に係る給湯装置は、図4.aに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着操作を行う吸着器(21)、吸着操作を行う吸着器(22)及び凝縮器(24)を各別に通過した被加熱水と、湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に直接被加熱水を供給して得られた温水とを混合する様になされ、そして、熱交換器(11)で得られた混合前の温水が脱着操作を行う吸着器(22)、脱着操作を行う吸着器(21)に供給される様になされている。第4の態様は、吸着熱や凝縮熱で加熱していない低温の被加熱水を直接熱交換器(11)に供給する点が第1〜第3の態様と異なる。
具体的には、第4の態様に係る給湯装置は、図4.bに示す様に、吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)で吸着操作を行い、吸着器(22)で脱着操作を行う際、流量調整弁(V25)、切替弁(V26)、流量調整弁(V27)、切替弁(V28)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された10〜25℃程度の低温の被加熱水が流路(801)、流量調整弁(V25)及び流路(802)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の凝縮器(24)に供給され、同時に、流路(801)を流れる被加熱水の一部が流路(801)から分岐する流路(804)、切替弁(V26)、流路(805)を通じて吸着器(21)に供給される様に流路構成される。
すなわち、第4の態様においては、凝縮器(24)及び吸着器(21)に被加熱水を同時に通水することにより、凝縮器(24)の凝縮熱で被加熱水の一部を加熱して当該被加熱水を14〜29℃程度まで昇温し、また、吸着器(21)の吸着熱で被加熱水の一部を加熱して当該被加熱水を16〜31℃程度まで昇温する様になされている。そして、凝縮器(24)で加熱された被加熱水が流路(803)を通じて貯湯タンク(4)に供給され、他方、吸着器(21)を流れて加熱された被加熱水が流路(806)及び(803)を通じて貯湯タンク(4)に供給され様に流路構成される。
また、第4の態様においては、凝縮器(24)の凝縮熱および吸着器(21)の吸着熱で被加熱水を加熱する間、同時に、流路(801)を流れる被加熱水の一部が流路(807)、流量調整弁(V27)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。熱交換器(11)においては、前述の態様と同様に、バーナー(12)を使用した加熱により、10〜25℃程度の被加熱水を80〜95℃程度の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(808)、切替弁(V28)及び流路(809)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(22)に供給され、次いで、吸着器(22)から貯湯タンク(4)へ流路(810)及び(803)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(22)に高温の温水を循環させることにより、吸着器(22)を加熱し、吸着器(22)において脱着を行う様になされている。
上記の様に、凝縮器(24)に通水した被加熱水と、吸着操作を行う吸着器(21)に通水した被加熱水と、熱交換器(11)で製造され且つ脱着操作を行う吸着器(22)に通水した温水とを混合することにより、貯湯タンク(4)に35〜50℃程度の温水を貯留することが出来る。なお、流量調整弁(V25)及び(V27)は、凝縮器(24)の凝縮熱と吸着器(21)の吸着熱の各熱量、ならびに、温水の製造量に応じて、被加熱水が流路(802)、(804)及び(807)に分配される様に予め調節される。
一方、吸着ヒートポンプ(2)の運転を切り替え、吸着器(21)で脱着操作を行い、吸着器(22)で吸着操作を行う際は、図4.cに示す様に、流量調整弁(V25)、切替弁(V26)、流量調整弁(V27)、切替弁(V28)の制御により、被加熱水導入用の流路(41)から導入された低温の被加熱水が流路(801)、流量調整弁(V25)及び流路(802)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の凝縮器(24)に供給され、同時に、流路(801)を流れる被加熱水の一部が流路(801)から分岐する流路(804)、切替弁(V26)、流路(811)及び(809)を通じて吸着器(22)に供給される様に流路構成される。
すなわち、第4の態様においては、凝縮器(24)及び吸着器(22)に同時に通水することにより、凝縮器(24)の凝縮熱で被加熱水の一部を加熱し、また、吸着器(21)の吸着熱で被加熱水の一部を加熱する様になされている。そして、凝縮器(24)で加熱された被加熱水が上記と同様に流路(803)を通じて貯湯タンク(4)に供給され、他方、吸着器(22)を流れて加熱された被加熱水が流路(810)及び(803)を通じて貯湯タンク(4)に供給され様に流路構成される。
また、第4の態様においては、凝縮器(24)の凝縮熱および吸着器(22)の吸着熱で被加熱水を加熱する間、同時に、流路(801)を流れる被加熱水の一部が上記と同様に流路(807)、流量調整弁(V27)を通じて湯沸し装置(1)の熱交換器(11)に供給される様に流路構成される。熱交換器(11)においては、バーナー(12)を使用した加熱により、被加熱水を高温の温水に変換する様になされている。そして、熱交換器(11)で製造された温水が流路(808)、切替弁(V28)、流路(812)及び(805)を通じて吸着ヒートポンプ(2)の吸着器(21)に供給され、次いで、吸着器(21)から貯湯タンク(4)へ流路(806)及び(803)を通じて供給される様に流路構成される。すなわち、吸着器(21)に高温の温水を循環させることにより、吸着器(21)を加熱し、吸着器(21)において脱着を行う様になされている。
上記の様に、凝縮器(24)に通水した被加熱水と、吸着操作を行う吸着器(22)に通水した被加熱水と、熱交換器(11)で製造され且つ脱着操作を行う吸着器(21)に通水した温水とを混合することにより、貯湯タンク(4)に上記と同様の高温の温水を貯留することが出来る。
上記の第4の態様に係る給湯装置においても、凝縮器(24)及び吸着操作を行う吸着器(21)、(22)に対し、低温の被加熱水を直接循環させることにより、凝縮器(24)で発生する凝縮熱および吸着器(21)、(22)で発生する吸着熱を前記の被加熱水に直接回収するため、凝縮熱および吸着熱を利用して一層効率的に被加熱水を加熱でき、湯沸し装置(1)の燃焼エネルギーをより低減することが出来る。
本発明の給湯装置によれば、吸着ヒートポンプ(2)の吸着操作を行う吸着器(21)、(22)及び凝縮器(24)に対し、加熱されていない低温の被加熱水を直接通水し、吸着器(21)、(22)で発生した吸着熱および凝縮器(24)で発生した凝縮熱を被加熱水に直接回収するため、吸着熱および凝縮熱を利用して一層効率的に被加熱水を加熱でき、その結果、湯沸し装置(1)のバーナー(12)の燃焼エネルギーをより低減することが出来る。そして、上記の様に、吸着器(21)及び凝縮器(24)に被加熱水を直接通水することにより、吸着熱回収用および凝縮熱回収用の熱媒体を別途に循環させる必要がなく、熱交換手段として熱媒体配管や循環ポンプを設ける必要がないため、装置構成をより一層簡素化することが出来る。しかも、吸着ヒートポンプ(2)の脱着操作を行う吸着器(22)、(21)に対し、湯沸し装置(1)の熱交換器(11)で得られた温水を通水可能に構成されていることにより、高温の温水で吸着器(22)、(21)を直接加熱できるため、熱損失を一層低減できる。
本発明の第1の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図である。 第1の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 第1の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 本発明の第2の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図である。 第2の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 第2の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 本発明の第3の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図である。 第3の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 第3の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 本発明の第4の態様に係る給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図である。 第4の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 第4の態様に係る給湯装置の流路構成および吸脱着操作の際の被加熱水と温水の流れを示すフロー図である。 吸着ヒートポンプの主な構成要素とその配置ならびに吸着質の流れを示すフロー図である。 吸着ヒートポンプの主な構成要素とその配置ならびに吸着質の流れを示すフロー図である。 燃焼式の湯沸し装置に吸着ヒートポンプを組み合わせた従来の給湯装置の主な構成要素とその配置を示すブロック図である。
符号の説明
1 :湯沸し装置
10 :燃焼室
11 :熱交換器
11a:主熱交換器
11b:副熱交換器
11c:巻回部
12 :バーナー
13 :給気ファン
14 :ガス供給管
15 :排気管
17 :ドレン中和装置
18 :ドレン排出管
2 :吸着ヒートポンプ
21 :吸着器
22 :吸着器
23 :蒸発器
24 :凝縮器
3 :集熱手段
31 :集熱器
32 :ポンプ
4 :貯湯タンク
41 :被加熱水導入用の流路
42 :被加熱水制御ユニット
43 :バイパス流路
44 :温水供給用の流路

Claims (7)

  1. 被加熱水が供給され且つバーナーで加熱される熱交換器により温水を製造する燃焼式の湯沸し装置に対し、補助加熱用の吸着ヒートポンプを組み合わせて構成された給湯装置であって、
    前記吸着ヒートポンプは、吸着材により吸着質の吸着操作および脱着操作を繰り返す吸着器と、当該吸着器で脱着された吸着質蒸気を液体の吸着質に凝縮する凝縮器と、当該凝縮器で液化された吸着質を蒸発させ且つ発生した吸着質蒸気が前記吸着器に吸着される蒸発器と、大気の熱を取り込んで前記蒸発器に供給する集熱手段とを備え、
    吸着操作を行う前記吸着器および前記凝縮器は、前記湯沸し装置の熱交換器によって加熱されていない被加熱水を通水可能に構成されていることを特徴とする給湯装置。
  2. 脱着操作を行う吸着器は、湯沸し装置の熱交換器で得られた温水を通水可能に構成されている請求項1に記載の給湯装置。
  3. 湯沸し装置の熱交換器が、バーナー近傍に配置された主熱交換器と、当該主熱交換器に対して前記バーナーと反対側に配置された副熱交換器とを備えている請求項1又は2に記載の給湯装置。
  4. 吸着操作を行う吸着器および凝縮器を順次に通過した被加熱水が湯沸し装置の熱交換器に供給される様になされている請求項1〜3の何れかに記載の給湯装置。
  5. 凝縮器および吸着操作を行う吸着器を順次に通過した被加熱水が湯沸し装置の熱交換器に供給される様になされている請求項1〜3の何れかに記載の給湯装置。
  6. 吸着操作を行う吸着器および凝縮器を各別に通過した被加熱水が湯沸し装置の熱交換器に供給される様になされている請求項1〜3の何れかに記載の給湯装置。
  7. 吸着操作を行う吸着器および凝縮器を各別に通過した被加熱水と、湯沸し装置の熱交換器に直接被加熱水を供給して得られた温水とを混合する様になされている請求項1〜3の何れかに記載の給湯装置。
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