JP2006132835A - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
【課 題】 冷媒熱交換器と温水熱交換器とが前後に重なって配置されているとともに、この熱交換器の後側に上下に送風機が配置されている空気調和装置において、大きな送風量を得る。
【解決手段】 空気調和装置は、冷媒が流れる冷媒熱交換器(21)と、温水が流れる温水熱交換器(22)とが前後に重ねられて配置され、この熱交換器の下流側である後側に送風機(26,27)が上下に配置されている。そして、温水熱交換器が、上部熱交換部(46)と下部熱交換部(47)とを具備し、この上部熱交換部と下部熱交換部とが上下に離れて配置され、上部熱交換部と下部熱交換部との間に、温水配管(43)が配管されていない風抜部(48)が形成されている。
【選択図】 図1
Description
さらに、熱交換器の前側には、エアーフィルタ(17)および空気清浄フィルタ(18)が配置され、空気清浄フィルタの少なくとも一部は、正面から見て、風抜部と重なっていることがある。
さらに、熱交換器の前側には、エアーフィルタおよび空気清浄フィルタが配置され、空気清浄フィルタの少なくとも一部が、正面から見て、風抜部と重なっている場合には、空気の流れの妨げとなる空気清浄フィルタは、風量の少ない中央部に位置しており、空気調和装置の風量を極力大きくすることができる。
一方、冷房時には、冷媒熱交換器21の冷媒配管33には冷たい冷媒が流れ、通過する空気を冷却する。この冷却された空気が上側吹出口7および下側吹出口8から吹き出して室内を冷却し、冷房が行われる。
(1)温水熱交換器22の熱交換フィン42は、必ずしも風抜部48の部分には設ける必要はない。ただし、熱交換フィン42を上部熱交換部46、風抜部48および下部熱交換部47にわたって連続的に設けると、風抜部48においても熱交換を効率よく行うことができる。
(3)エアーフィルタは埃を濾過することができれば、その材質や構造などは適宜選択可能である。また、空気清浄フィルタは一般的には少なくとも防臭機能を具備しているが、防臭機能、マイナスイオン発生機能、殺菌機能や滅菌機能などの内の少なくとも1個の機能を具備していれば良い。
(4)冷媒熱交換器21には、冷房時および暖房時に冷媒が流れるが、少なくとも冷房時に冷媒が流れればよく、暖房時には必ずしも流れる必要はない。
(5)風抜部の高さは、上部熱交換部の高さと略同じかまたは大きいが、特許請求の範囲に限定されていない限り、風抜部の高さを上部熱交換部の高さよりも小さくすることができる。ただし、大きな風量を確保するためには、風抜部の高さを、上部熱交換部の高さと略同じかまたは大きくすることが好ましい。
(6)冷媒熱交換器に流れる冷媒の種類は、適宜選択可能である。
(7)上下に設けられる送風機は、クロスフローファンであることが好ましいが、他の形式の送風機であることも可能である。
(8)冷媒熱交換器と温水熱交換器とは前後に重なっていれば、温水熱交換器が前側(上流側)であることも可能である。ただし、温水熱交換器は冷媒熱交換器の後側(下流側)であることが好ましい。
(9)温水源からの温水は、下部熱交換部47、上部熱交換部46の順に流れているが、温水の流れる順序は適宜変更可能であり、上部熱交換部46、下部熱交換部47の順に流れることも可能である。
h2 上部熱交換部の高さ
h3 下部熱交換部の高さ
17 エアーフィルタ
18 空気清浄フィルタ
21 冷媒熱交換器
22 温水熱交換器
26 クロスフローファン(送風機)
27 クロスフローファン(送風機)
42 温水熱交換器の熱交換フィン
43 温水配管
46 上部熱交換部
47 下部熱交換部
48 風抜部
Claims (5)
- 冷媒が流れる冷媒熱交換器と、温水が流れる温水熱交換器とが前後に重ねられて配置され、この熱交換器の下流側である後側に送風機が上下に配置されている空気調和装置において、
前記温水熱交換器が、上部熱交換部と下部熱交換部とを具備し、
この上部熱交換部と下部熱交換部とが上下に離れて配置され、上部熱交換部と下部熱交換部との間に、温水配管が配管されていない風抜部が形成されていることを特徴とする空気調和装置。 - 前記風抜部の高さは、前記上部熱交換部の高さと略同じかまたは大きいことを特徴とする請求項1記載の空気調和装置。
- 前記熱交換器の前側には、エアーフィルタおよび空気清浄フィルタが配置され、
前記空気清浄フィルタの少なくとも一部は、正面から見て、前記風抜部と重なっていることを特徴とする請求項1または2記載の空気調和装置。 - 前記エアーフィルタは前記熱交換器の前面を略全面にわたって覆っており、
前記空気清浄フィルタは、その上端がエアーフィルタの上端よりも低く、かつ、その下端がエアーフィルタの下端よりも高くなるように配置され、正面から見て、前記風抜部と略重なっていることを特徴とする請求項3記載の空気調和装置。 - 前記温水熱交換器は、管板間に複数枚設けられた熱交換フィンと、この熱交換フィンを貫通して配置される温水配管とを具備しており、
前記熱交換フィンは、上部熱交換部、風抜部および下部熱交換部にわたって上下方向に一体的に形成されていることを特徴とする請求項1,2,3または4記載の空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004321531A JP2006132835A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 空気調和装置 |
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JP2004321531A JP2006132835A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 空気調和装置 |
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JP2006132835A true JP2006132835A (ja) | 2006-05-25 |
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JP2004321531A Pending JP2006132835A (ja) | 2004-11-05 | 2004-11-05 | 空気調和装置 |
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JP (1) | JP2006132835A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63233223A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JPH03117845A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-20 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和機の送風制御方式 |
JPH09178305A (ja) * | 1995-12-22 | 1997-07-11 | Sanyo Electric Co Ltd | 熱交換器のセンサ取付具 |
JPH09196441A (ja) * | 1996-01-24 | 1997-07-31 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
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2004
- 2004-11-05 JP JP2004321531A patent/JP2006132835A/ja active Pending
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