JP2006132565A - 気体圧制御弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】気体圧制御弁において、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることである。
【解決手段】気体圧制御弁のスプール14はランド部20,22,24,26を有し、スリーブ16は供給口30、排気口32,34、負荷口36,38を備える。スプール14が−X方向に移動駆動されると、負荷口36の開口のうち、広い開口82の部分はランド部22に覆われているが、狭い開口84はランド部22に覆われず、供給口30からの1次側気体圧は狭い開口84を通って負荷に供給される。また負荷口38の開口のうち、狭い開口88の部分はランド部24に覆われているが、広い開口86はランド部24に覆われていず、負荷側からの気体は広い開口86を通って排気口34に流れる。開口の狭い部分と広い部分の具体的寸法を調整することで、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにできる。
【選択図】図4

Description

本発明は、気体圧制御弁に係り、複数のランド部を有するスプールと、スプールを軸方向移動可能に支持するスリーブとを備え、スリーブに対するスプールの軸方向移動駆動により負荷圧を制御するものであって、互いに異なる負荷圧を有する気体を負荷に供給する気体圧制御弁に関する。
流体圧回路や流体供給回路において管路の圧力制御や流量調整を行うために、移送弁あるいはサーボ弁等と呼ばれるフィードバック機構を内蔵した制御弁装置が用いられる。例えば、特許文献1には、トルクモータでスプールを駆動する油圧回路の流量等を制御するサーボ弁が開示され、特許文献2にはフォースモータでスプールを駆動する流体回路の流量等を制御するパイロットバルブが開示される。これらにおいて、スプールは複数のランド部を有し、そのスプールは軸方向移動可能にスリーブにより支持され、スリーブには圧力流体の供給口と、排出口と、圧力等が制御された流体を負荷に出力する負荷口が設けられ、スリーブに対するスプールの軸方向移動駆動により、スプールのランド部と負荷口等の位置関係を変化させて負荷に出力する流体の圧力や流量を制御している。
例えば、負荷口の軸方向の開口長さとほぼ同じ長さで、スプールの中央ランド部を設定し、そのランド部の一方側に供給口から圧力流体を供給し、他方側を排出口側に接続する構成をとる。この構成の場合では、中立位置ではスプールの中央ランド部がちょうど負荷口をふさぐが、スプールを僅かに排出口側に移動すると、中央ランド部と供給口との間の位置関係が変わり、供給口側と負荷口が連通し、圧力気体が負荷口に流れ込む。これによりスプールはさらに排出口側に移動しようとするが、実際にはサーボ弁にはスプールを中立位置に戻す付勢力が与えられ、あるいは位置検出等のフィードバックが行われるので、スプールは逆に供給口側に戻される。スプールが供給口側に戻されると、中央ランド部と排出口との間の位置関係が変わり、排出口側と負荷口が連通し、負荷側の流体は大気に排出される。そこで再び付勢力又はフィードバックによりスプールは供給口側に戻される。
このように、スプールのランド部と負荷口等との位置関係と、スプールの付勢力又は運動検出のフィードバックにより、スプールは中立位置を中心に微妙に移動させることで、負荷に出力する流体の圧力や流量を制御することができる。
特開昭42−12880号公報 特公昭39−4958号公報
スプールとスリーブとを用いる気体圧制御弁において、供給口、排気口、負荷口がそれぞれ1つずつのものは3ウエイ等と呼ばれる。この3ウエイ気体圧制御弁から供給される気体圧を用いてピストン・シリンダ型のアクチュエータ等を駆動することができる。また、ピストンの両側の気体室に、異なる気体圧を有する気体を供給し、その気体圧の差でピストンを駆動するタイプのアクチュエータがあるが、この場合には、相互に異なる気体圧を有する気体の供給が必要なので、気体圧制御弁では、ランド部等の数を増やし、1つの供給口、2つの排気口、2つの負荷口を設ける。このタイプの気体圧制御弁は5ウエイ等と呼ばれる。
5ウエイの気体圧制御弁では、スプールが駆動機構により軸方向に移動駆動されると、2つの負荷口には、一方の気体圧が高くなれば他方の気体圧が低くなる関係の下で、相互に異なる気体圧が生成される。これらがピストンの両側の気体室にそれぞれ供給されることで、その気体圧の差に応じてピストンが駆動されることになる。例えば、5ウエイの気体圧制御弁のスプールを駆動機構により正弦波駆動すると、負荷であるアクチュエータのピストンもほぼ正弦波に近い移動を行う。例えば、正弦波よりややだれた波形の移動を行う。
アクチュエータの移動制御の精度がある程度のものであるときはこれでも問題が少なかったが、高精度の位置決め等が要求されると、このスプール移動とピストン移動の乖離がより大きな問題となる。
この乖離の原因の1つは、2つの負荷口における気体圧の関係が正確に対応付けて変化していないことにある。すなわち、一方の気体圧が高くなればその高くなった分に正確に対応して他方の気体圧が低くならない。その理由は、2つの負荷口の開口条件を同じとして、2つの負荷口における流体抵抗が異なることにあると考えられる。すなわち、2つの負荷口のうち、一方側は供給口からの高圧気体を負荷側に供給するのに対し、他方側は、負荷側の高圧気体を一気に排気口に戻す機能を有し、気体の流れる状態がかなり相違し、気体の圧縮性等を考えると、後者の方が前者に比べ、流体抵抗がより大きいものと考えられる。ちなみに、非圧縮性の油を用いる油圧制御弁の場合は、このような問題は生じない。
本発明の目的は、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることを可能とする気体圧制御弁を提供することである。
本発明に係る気体圧制御弁は、間隔をおいて軸方向に配列された少なくとも4つのランド部と、隣接するランド部を接続するステム部とを含むスプールと、スプールを軸方向移動可能に支持する内壁を有し、スプールと協働してスプールの隣り合うランド部の間の空間を内壁で囲むことで少なくとも第1圧力室と第2圧力室と第3圧力室を形成するスリーブであって、第2圧力室に対し1次側気体圧を有する気体を供給する供給口と、第2圧力室の両側に配置する第1圧力室及び第3圧力室から気体を排気する排気口と、第1圧力室又は第2圧力室から一方側の2次側気体圧を有する気体を取り出す第1負荷口と、第3圧力室又は第2圧力室から他方側の2次側気体圧を有する気体を取り出して出力する第2負荷口とを含むスリーブと、スプールを軸方向に直線駆動する駆動機構と、を備え、駆動機構の駆動に応じ、第1圧力室及び第2圧力室と第3圧力室とがスリーブの供給口及び排気口及び第1負荷口及び第2負荷口に対し相対的に移動することにより、負荷に供給される一方側及び他方側の2次側気体圧を制御する気体圧制御弁において、第1負荷口の開口は、スプールの軸方向に沿って、第2圧力室側の開口が第1圧力室側の開口より小さい非対称の形状を有し、第2負荷口の開口は、スプールの軸方向に沿って、第2圧力室側の開口が第3圧力室側の開口より小さい非対称の形状を有することを特徴とする。
また、本発明に係る気体圧制御弁は、互いに異なる気体圧を有する気体を負荷に供給するために第1及び第2の制御圧生成部を有する気体圧制御弁であって、第1制御圧生成部と第2制御圧生成部はそれぞれ、間隔をおいて軸方向に配列された少なくとも3つのランド部と、隣接するランド部を接続するステム部とを含むスプールと、スプールを軸方向移動可能に支持する内壁を有し、スプールと協働してスプールの隣り合うランド部の間の空間を内壁で囲むことで少なくとも第1圧力室と第2圧力室を形成するスリーブであって、第1圧力室に対し1次側気体圧を有する気体を供給する供給口と、第2圧力室から気体を排気する排気口と、第1圧力室又は第2圧力室から2次側気体圧を有する気体を取り出す負荷口と、を含むスリーブと、を含み、第1制御圧生成部のスプールと第2制御圧生成部のスプールとは、駆動機構により同期してそれぞれ軸方向に直線駆動され、第1制御圧生成部の負荷口の開口及び第2制御圧生成部の負荷口の開口は、それぞれ、スプールの軸方向に沿って、その第2圧力室側の開口がその第1圧力室側の開口より小さい非対称の形状を有することを特徴とする。
上記構成は、1つの供給口、2つの排気口、2つの負荷口を有するいわゆる5ウエイ気体圧制御弁である。そして、例えばスプールが第1圧力室側に移動すると、第2圧力室が第1負荷口に連通し、第3圧力室が第2負荷口に連通するので、第1負荷口から高圧気体が負荷に供給され、負荷からの高圧気体は第2負荷口から大気に排気される。同様に、スプールが第3圧力室側に移動すると、第2圧力室が第2負荷口に連通し、第1圧力室が第1負荷口に連通するので、第2負荷口から高圧気体が負荷に供給され、負荷からの高圧気体は第1負荷口から大気に排気される。
第1負荷口及び第2負荷口における開口は軸方向に沿って非対称とし第2圧力室側の開口を小さくしたので、開口の位置及び開口を通る気体の流れは次のようになる。すなわち、スプールが第1圧力室側に移動するときは、ランド部が第1負荷口をふさいでいる状態から第1圧力室側に移動し、第1負荷口において第2圧力室側の開口の小さい部分が開き、負荷側と連通する。つまり、供給口からの高圧気体は、開口の小さい部分を通って負荷に供給される。そのとき、第2負荷口では、ランド部が第2負荷口をふさいでいる状態から第1圧力室側に移動し、第3圧力室側の開口の大きい部分が開き、負荷側と連通する。
つまり、負荷からの高圧気体は、開口の大きい部分を通って大気に排気される。したがって、供給口からの高圧気体を流すのは開口の小さい部分を通し、負荷からの気体を大気に排気するのは開口の大きい部分を通す。スプールが第3圧力室側に移動するときも同じである。これにより、2つの負荷口の開口条件が同じのときに2つの負荷口における流体抵抗が異なることを打ち消して、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることができる。
また、1つの供給口、1つの排気口、1つの負荷口を有するスプール及びスリーブを2つ用い、2つのスプールは同期して駆動し、それぞれの負荷口の開口は軸方向に沿って非対称とし、第2圧力室側の開口を小さくしたので、1つのスプールで5ウエイ気体制御弁を構成するのに比べ、配置の自由度が増える。
上記のように、本発明に係る気体制御弁によれば、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることができる。
以下に図面を用いて、本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。図1は、図示されていない負荷、例えば微小移動機構のアクチュエータに、精密に調整された2つの異なる気体圧Pa,Pbを供給できる気体圧制御弁10の詳細な構成図である。気体圧制御弁10は、気密構造の筐体12の中に、スプール14とスリーブ16と、スプール14を軸方向に移動駆動するリニアモータ50と、スプール14の軸方向の位置情報を検出する差動変圧器方式の変位センサ60等を備える。
気体圧制御弁10の動作は、制御部80により制御される。制御部80には、変位センサ60の検出信号が入力され、これらに基づき、リニアモータ50へ駆動信号が出力される。かかる制御部80は、適当なアナログ電子回路又はディジタル電子回路や、コンピュータ等のデータ処理装置で構成することができる。制御部80は、気体圧制御弁10の一部として構成してもよく、また独立して構成してもよく、あるいは気体圧制御弁10の出力圧力が供給される負荷、例えば微小移動機構のアクチュエータ等における制御部の一部として構成することもできる。
筐体12は、内部に気体圧制御弁10の各構成要素を収納し、スリーブ16の供給口30、排気口32,34、負荷口36,38のそれぞれ接続されて外部に開口する各気体ポートを除いて気密であるケース体で、数個のブロックを組み立てて得ることができる。図1の例では、スリーブ16の外周を固定保持するブロックを中心に、リニアモータ50と変位センサ60を組み込みやすいように、全体として3つのブロックに分けられている。かかる筐体12は、適当な金属ブロックを加工し、適当な気密シーリングを用いながら気密に組み立て、適当な固定手段で固定して得ることができる。材質は、気密性、堅牢性等を満たせば金属以外のものを一部用いることができるが、少なくともリニアモータ50のヨークを構成する部分は、磁性体であることを要する。
スプール14はスリーブ16に軸方向移動可能に支持され、スプール14は、軸方向に間隔を置いて配列された4つのランド部20,22,24,26と、隣接するランド部を接続するステム部28とを含む。スプール14はリニアモータ50によって、図1に示すX方向、すなわち軸方向に移動駆動される。
スリーブ16には、1次側気体圧Psが供給される供給口30と、大気P0に開放される排気口32,34と、図示されていない負荷に気体圧Pa,Pbを出力する負荷口36,38とが設けられる。
スプール14とスリーブ16の組み合わせは、一般的なもので、スリーブの内径は軸方向に一様で、スプールの各ランド部の外径も、スリーブの内径よりやや小さめであるが同じである。そして、スプール14とスリーブ16との組み合わせで、−X方向から+X方向の順に、第1圧力室40、第2圧力室42、第3圧力室44が形成される。
すなわち、スプール14の中央側に配置される2つのランド部22,24は、その幅がスリーブ16の2つの負荷口36,38のX方向の開口幅とほぼ等しくあるいはやや長めに設定され、中立状態では、2つのランド部22,24は2つの負荷口36,38をふさぐように向かい合っている。そして、この2つのランド部22,24と、スリーブ16の内壁と、ステム部とに囲まれる空間が第2圧力室42で、第2圧力室42に供給口30が接続される。また、最も左側のランド部20と中央側で左寄りのランド部22とスリーブ16の内径とステム部に囲まれる空間が第1圧力室40で、第1圧力室40には排気口32が接続される。同様に、最も右側のランド部26と中央側で右寄りのランド部24とスリーブ16の内径とステム部に囲まれる空間が第3圧力室44で、第3圧力室44には排気口34が接続される。
したがって、中央側で左寄りのランド部22は、スリーブ16の内径と協働して、第1圧力室40と、第2圧力室42との間を仕切る機能を有し、中央側で右寄りのランド部24は、スリーブ16の内径と協働して、第3圧力室44と、第2圧力室42との間を仕切る機能を有する。これにより、スプール14が中立状態から図1に示す−X方向に移動駆動されると、中央側で左寄りのランド部22は負荷口36の+X方向側を開け、供給口30から1次側気体圧Psが負荷口36へ流れ込む。このとき、中央側で右寄りのランド部24は負荷口38の+X方向側を開け、負荷側と排気口34とが連通する。逆に、スプール14が中立状態から図1に示す+X方向に移動駆動されると、中央側で右寄りのランド部24は負荷口38の−X方向側を開け、供給口30から1次側気体圧Psが負荷口38へ流れ込む。このとき、中央側で左寄りのランド部22は負荷口36の−X方向側を開け、負荷側と排気口32とが連通する。そして、制御部80による適当なフィードバックにより、負荷口36,38に出力される2次側気体圧Pa,Pbが所望の値に調整されることになる。負荷口36,38の開口の形状と、気体の流れとの関係については、後に詳述する。
スリーブ16の供給口30、排気口32,34、負荷口36,38は、それぞれ筐体12の供給ポート、排気ポート、負荷ポートに開口し、筐体12の供給ポートには図示されていない気体供給源が接続され、排気ポートは大気に開放され、負荷ポートには微小移動機構のアクチュエータ等の負荷が接続される。
かかるスプール14とスリーブ16は、金属材料を精密に加工して得ることができる。特に、スプール14のランド部20,22,24,26と、スリーブ16の内径は、お互いに摺動するので、滑らかに精度よく仕上げることが必要である。寸法例をあげると、スプール14において、各ランド部20,22,24,26の直径を10mm、ステム部28の直径を5mmとし、スリーブ16の内径はランド部20,22,24,26の直径より約7μm程度大きめにすることが好ましい。
リニアモータ50は、スプール14を軸方向に移動駆動する駆動機構で、スプール14の軸方向の一方側における先端部に固定して取り付けられる。図1の例では、スプール14の最も左側のランド部20に近い先端部に取り付けられる。リニアモータ50は、軸方向、すなわち図1のX方向に沿って配置される固定子磁気ギャップと、その固定子磁気ギャップの中を軸方向に移動する可動子を含む直線駆動装置で、スプール14を軸方向に移動駆動する機能を有する。具体的には、磁性体である筐体12の一部に、X方向を軸方向とする円環状のギャップが設けられ、そのギャップの一方側に磁石52が取り付けられる。このことで、ギャップが、軸方向に配置された固定子磁気ギャップとなる。可動子は、この固定子磁気ギャップの中を軸方向に移動できる円環状の部分を有する移動体54と、移動体54の円環状の部分に軸方向に配列されたコイル56を含んで構成される。
磁石52は、固定子磁気ギャップを形成し、コイル56に鎖交する磁束を発生するためのものである。磁石52は、上記の円環状ギャップに合わせ、円環状としてもよく、また必要なトルクを得る程度に、円管状ギャップの一部に設けてもよい。かかる磁石としては、高性能の永久磁石を用いることができる。筐体12に磁石52を取り付けるには、適当な接着材を用いてもよく、あるいは、磁性体と磁石の吸引力のみで保持することもできる。
移動体54は、固定子磁気ギャップと協働して駆動力を発生するコイル56を搭載し、またスプール14が取り付けられる部品である。移動体54は、概略お椀形の形状のもので、お椀形の円環状側面にコイル56が円周方向に沿って巻きつけられる。お椀形の底にあたる部分は、スプール14との接続部である。かかる移動体54は、適当な強度を有する樹脂を用い、一体成形で得ることができる。また、必要なトルクを得られるならば、移動体54を完全な円環状とせずに、円環状の一部の形状として、そこにコイル56を巻回してもよい。
コイル56は、絶縁被服導線を移動体54の円環状側面に円周状に複数回巻回されたもので、導線の抵抗、巻数等は、固定子磁気ギャップの特性設定とともに、リニアモータ50の速度や応答性性能の面から設定される。また、コイル56の引き出し線58は、移動体54の円環状側面に沿って適当に這わされた後、たわみを十分に持った自由端となって、空中を経由して接続端子70に接続される。このたわみや、導線のしなやかさは、移動体54の高速移動や応答性等に影響が少ないように選ぶことが好ましい。
変位センサ60は、スプール14の軸方向の他方側における先端部に取り付けられ、スプール14の軸方向の変位を差動変圧器方式により検出する機能を有する。ここでは、スプール14の他方側の先端部をさらに延ばし、その先に軟磁性体プローブ62を取り付け、これと協働するトランス巻線64を筐体12側に設ける。軟磁性体プローブ62は、スプール14と一体として軸方向に移動し、トランス巻線64の空洞部への挿入長さに応じた信号がトランス巻線64から出力される。トランス巻線64の各端子は、接続端子72を介して制御部80に接続されるので、必要な動作条件は制御部80から供給され、軟磁性体プローブ62の軸方向変位に応じた信号は制御部80に出力される。
なお、変位センサ60に代えて、サーチコイル型の速度検出センサ、光学式の位置検出センサ等を用いてもよい。また、位置検出及び速度検出をともに行い、制御部80にフィードバックしてもよく、さらに加速度のフィードバックを行うこととしてもよい。このように、スプール14の運動情報を検出して制御部80に供給することで、制御部80において、変位、速度、加速度等のフィードバック制御を行うことができ、精密な気体圧Pa,Pbの制御が可能になる。
このような構成の気体圧制御弁10において、制御部80よりリニアモータ50に駆動信号が与えられると、それに応じてリニアモータ50の移動体54が軸方向に移動駆動され、移動体54と接続されるスプール14がスリーブ16に対して相対的に軸方向に移動する。これにより、スプール14のランド部22,24と2つの負荷口36,38との相対位置が変化し、その変化量に応じ、負荷口36,38の一方には供給口30からの1次側供給圧Psが調整された2次側気体圧が出力され、他方は負荷からの気体圧を調整して排気口に接続する。このようにして調整された2つの気体圧によって、気体アクチュエータ等の負荷が駆動される。
次に、負荷口36,38の開口の形状と、そこにおける気体の流れの様子について説明する。図2は、スプール14とスリーブ16の部分の断面図である。図1と同様の要素については同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図3(a)は、スリーブ16の正面図、すなわち外観図で、負荷口36,38が見えるように図2の構成を軸周りに90度回転させたものである。なお、図3(b)は、参考のために示すもので、従来用いられているスリーブ17の正面図で、従来型の負荷口37,39の形状が示されている。
これからわかるように、負荷口36,38は、軸方向に沿って非対称の形状を有している。具体的には、負荷口36は、+X方向側の開口84が−X方向側の開口82よりも小さくしてあり、負荷口38は、−X方向側の開口88が+X方向側の開口86よりも小さくしてある。この形状の共通点は、供給口30に向かう方向の開口84,88の方が、排気口32,34に向かう方向の開口82,86より小さいということである。圧力室との関係で言えば、第2圧力室42に向かう方向の開口84,88が、第1圧力室40又は第3圧力室44に向かう方向の開口82,86より小さいということである。
かかる開口形状の作用について図4を用いて説明する。図4(a)は、スプール14が中立状態から−X方向に移動駆動された状態を示す図である。このとき、上記のように、中央側で左寄りのランド部22は負荷口36の+X方向側を開ける。この様子を示すため、ランド部22が負荷口36から見える部分を斜線で示した。すなわち、負荷口36の開口のうち、広い開口82の部分は依然としてランド部22に覆われているが、狭い開口84はランド部22に覆われていない。したがって、供給口30からの1次側気体圧Psは調整された気体圧Paとして、この狭い開口84を通って流れ、負荷に供給される。またこのとき、中央側で右寄りのランド部24は負荷口38の+X方向側を開ける。すなわち、負荷口38の開口のうち、狭い開口88の部分は依然としてランド部24に覆われているが、広い開口86はランド部24に覆われていない。したがって、負荷側からの気体は気体圧Pbとして、この広い開口86を通って排気口34に流れる。
図4(b)は、スプール14が中立状態から+X方向に移動駆動された状態を示す図である。このとき、上記のように、中央側で右寄りのランド部24は負荷口38の−X方向側を開ける。すなわち、負荷口38の開口のうち、広い開口86の部分は依然としてランド部24に覆われているが、狭い開口88はランド部24に覆われていない。したがって、供給口30からの1次側気体圧Psは、調整された気体圧Pbとして、この狭い開口88を通って流れ、負荷に供給される。またこのとき、中央側で左寄りのランド部22は負荷口36の−X方向側を開ける。すなわち、負荷口36の開口のうち、狭い開口84の部分は依然としてランド部22に覆われているが、広い開口82はランド部22に覆われていない。したがって、負荷側からの気体は気体圧Paとして、この広い開口82を通って排気口34に流れる。
このようにして、スプール14の移動駆動の方向にかかわらず、供給口からの高圧気体を流すのは開口の小さい部分を通し、負荷からの気体を大気に排気するのは開口の大きい部分を通すことができる。開口の狭い部分と広い部分の具体的寸法を調整することで、2つの負荷口の開口条件が同じのときに2つの負荷口における流体抵抗が異なってくることを打ち消して、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることができる。
図5は、非対称開口の効果を定性的に説明する図である。図5(a)は、横軸に時間t、縦軸にスプール14の軸方向変位Xを取って示す図で、この例では、正弦波移動駆動が行われ、スプール14の軸方向変位90は正弦波形を描いている。図5(b)の実線は、2つの非対称開口形状を有する負荷口36,38を用いて駆動されるアクチュエータの軸方向変位92を示す図で、横軸の時間tは、原点を図5(a)と合わせ、縦軸は倍率を調整して図5(a)に相当するものにしてある。このとき、スプール14の軸方向変位90は流量の関数であるのに対し、アクチュエータの軸方向変位92は流量の積分の関数であるので、時間軸を共通として、後者は前者より位相が90度以上遅れる。図5(c)は、図3(b)のように従来型の矩形開口形状を有する負荷口37,39を用いて駆動されるアクチュエータの軸方向変位94を示す図で、横軸の時間tは、原点を図5(a)と合わせ、縦軸は倍率を調整して図5(a)に相当するものにしてある。なお、比較しやすいように、図5(b)において、変位94を破線で重ねて示した。
これらからわかるように、従来型の矩形開口形状を有する負荷口37,39を用いて駆動されるアクチュエータの軸方向変位94は、正弦波形状からずれて、ややだれた変位波形となり、正確な位置決めが行われない。これに対し、非対称開口形状を有する負荷口36,38を用いて駆動されるアクチュエータの軸方向変位92は、正弦波形に近く、変位波形94よりかなり改善されて、正確な位置決め制御が行われている。
上記のように、負荷口の開口形状を、供給口側の方に向かう部分を狭く、排気口側の方に向かう部分を広くして、軸方向に非対称とすることで、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることができる。
上記においては、いわゆる5ウエイの気体制御弁を説明したが、3ウエイのスプールとスリーブの組み合わせを1つの制御圧生成部とし、これを2つ用い、スプールを同期して駆動し、それぞれの負荷口からの制御圧を負荷に供給する構成において、それぞれの負荷口の開口形状を軸方向に非対称としてもよい。この場合にも、供給口側の方に向かう部分を狭く、排気口側の方に向かう部分を広くすることで、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることができる。
図6は、そのような構成の気体圧制御弁11を示す図で、図6(a)は、スプールとスリーブの部分を断面図で示し、図6(b)は、2つの負荷口が見えるようにスリーブを軸方向に回転してその外観図を示すものである。図1から図4と共通の要素には同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。気体圧制御弁11は、2つの制御圧生成部96,98を有し、各制御圧生成部96,98は、同じ構成からなっている。すなわち、いずれも、3つのランド部20,22,26を有するスプール14と、スプール14を案内するスリーブ16を備える。そして、ランド部20とランド部22とスリーブ16の内壁とステム部とで供給口30に接続される圧力室を形成し、ランド部22とランド部26とスリーブ16の内壁とステム部とで排気口32に接続される圧力室を形成する。一方の制御圧生成部96の中央のランド部22は、負荷口36と向かい合う。すなわち、中立状態において、負荷口36をふさいでいる。同様に、他方の制御圧生成部98の中央のランド部22は、負荷口38と向かい合い、中立状態において、負荷口38をふさいでいる。
そして、各制御圧生成部96,98のスプール14は、駆動装置51により、同期して移動駆動され、あたかも5ウエイの気体圧制御弁と同様な動作をするように制御される。例えば、一方側の制御圧生成部96の負荷口36がより高い気体圧を出力するとき、他方側の制御圧生成部98の負荷口38がこれに対応してより低い気体圧を出力する。
2つの負荷口36,38の開口形状は、図3(a)で説明したものと同様で、軸方向に沿って非対称の形状で、具体的には、供給口30に向かう方向の開口84,88の方が、排気口32に向かう方向の開口82,86より狭い。開口の狭い部分と広い部分の具体的寸法を調整することで、2つの負荷口の開口条件が同じのときに2つの負荷口における流体抵抗が異なってくることを打ち消して、2つの負荷口における流体抵抗を略同じにすることができる。
本発明に係る気体圧制御弁は、以下の気体アクチュエータに供給する気体圧を制御するのに用いることができる。すなわち、微小移動機構用の気体アクチュエータ、粗動及び微小移動可能な機構の気体アクチュエータ、アクティブ除振用の気体アクチュエータ、精密位置決め装置の気体アクチュエータ、容器内の精密な圧力制御等に、精密に制御された気体圧を供給するのに用いることができる。
本発明に係る実施の形態における気体圧制御弁の構成図である。 本発明に係る実施の形態の気体圧制御弁におけるスプールとスリーブの断面図である。 本発明に係る実施の形態の気体圧制御弁における負荷口の形状を従来例と比較して示す図である。 本発明に係る実施の形態における負荷口の非対称開口形状の作用を説明する図である。 本発明に係る実施の形態における負荷口の非対称開口形状の効果を定性的に説明する図である。 他の実施の形態における気体圧制御弁を示す図である。
符号の説明
10,11 気体圧制御弁、12 筐体、14 スプール、16,17 スリーブ、20,22,24,26 ランド部、28 ステム部、30 供給口、32,34 排気口、36,37,38,39 負荷口、40,42,44 圧力室、50 リニアモータ、51 駆動装置、52 磁石、54 移動体、56 コイル、58 引き出し線、60 変位センサ、62 軟磁性体プローブ、64 トランス巻線、70,72 接続端子、80 制御部、82,84,86,88 開口、90,92,94 軸方向変位、96,98 制御圧生成部。

Claims (2)

  1. 間隔をおいて軸方向に配列された少なくとも4つのランド部と、隣接するランド部を接続するステム部とを含むスプールと、
    スプールを軸方向移動可能に支持する内壁を有し、スプールと協働してスプールの隣り合うランド部の間の空間を内壁で囲むことで少なくとも第1圧力室と第2圧力室と第3圧力室を形成するスリーブであって、第2圧力室に対し1次側気体圧を有する気体を供給する供給口と、第2圧力室の両側に配置する第1圧力室及び第3圧力室から気体を排気する排気口と、第1圧力室又は第2圧力室から一方側の2次側気体圧を有する気体を取り出す第1負荷口と、第3圧力室又は第2圧力室から他方側の2次側気体圧を有する気体を取り出して出力する第2負荷口とを含むスリーブと、
    スプールを軸方向に直線駆動する駆動機構と、
    を備え、駆動機構の駆動に応じ、第1圧力室及び第2圧力室と第3圧力室とがスリーブの供給口及び排気口及び第1負荷口及び第2負荷口に対し相対的に移動することにより、負荷に供給される一方側及び他方側の2次側気体圧を制御する気体圧制御弁において、
    第1負荷口の開口は、スプールの軸方向に沿って、第2圧力室側の開口が第1圧力室側の開口より小さい非対称の形状を有し、
    第2負荷口の開口は、スプールの軸方向に沿って、第2圧力室側の開口が第3圧力室側の開口より小さい非対称の形状を有することを特徴とする気体圧制御弁。
  2. 互いに異なる気体圧を有する気体を負荷に供給するために第1及び第2の制御圧生成部を有する気体圧制御弁であって、
    第1制御圧生成部と第2制御圧生成部はそれぞれ、
    間隔をおいて軸方向に配列された少なくとも3つのランド部と、隣接するランド部を接続するステム部とを含むスプールと、
    スプールを軸方向移動可能に支持する内壁を有し、スプールと協働してスプールの隣り合うランド部の間の空間を内壁で囲むことで少なくとも第1圧力室と第2圧力室を形成するスリーブであって、第1圧力室に対し1次側気体圧を有する気体を供給する供給口と、第2圧力室から気体を排気する排気口と、第1圧力室又は第2圧力室から2次側気体圧を有する気体を取り出す負荷口と、を含むスリーブと、
    を含み、
    第1制御圧生成部のスプールと第2制御圧生成部のスプールとは、駆動機構により同期してそれぞれ軸方向に直線駆動され、
    第1制御圧生成部の負荷口の開口及び第2制御圧生成部の負荷口の開口は、それぞれ、スプールの軸方向に沿って、その第2圧力室側の開口がその第1圧力室側の開口より小さい非対称の形状を有することを特徴とする気体圧制御弁。

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