JP2006132498A - 内燃機関の流量算出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 圧力比(電制スロットルバルブの下流圧力/上流圧力)が1.0近傍の状態においてハンチングを抑制しつつ、吸気量の算出精度を高める。
【解決手段】 最大スロットル開口面積およびエンジン回転数Neに基づいて電制スロットルバルブを通過する気体の最大仮流速を演算し(S1〜S4)、この流速に基づいて最大圧力比Rmaxを算出する(S5)。一方、センサ出力による圧力比(P2/P1)を算出する(S6)。これらの圧力比を比較し、P2/P1≧Rmaxであれば、圧力比を流速に基づく最大圧力比Rmaxに設定する(S9)。この圧力比Rmaxに基づいて流量係数を算出し(S10)、流量係数とバルブ開口面積とを乗算して流量を算出する(S11)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、内燃機関の流量算出装置に関する。
自然界はΔt=0の連続系であるのでハンチングは起こらないが、内燃機関の吸気量の算出など離散系モデリングして計算する場合は、演算結果がハンチングすることがある。収束計算でハンチングし難くするには演算間隔(Δt)を極めて小さくすればよいが、その一方で演算負荷が高くなる。
また特許文献1には、エンジンの吸気量算出装置において、スロットルバルブを通過する吸気量を、スロットルバルブ開口面積とバルブ前後圧力比(スロットルバルブの下流圧力/上流圧力)に基づく流量係数とから算出することが記載されている。圧力比が1.0近傍で吸気量を離散計算する際には、圧力比の上限を0.98など一定値で制限することで、ハンチングに起因する吸気量の算出誤差を抑制する。
特開2003−254148号公報
しかしながら、特許文献1では圧力比の上限を一定値で制限していたので、エンジン始動時など圧力比が1.0近傍、すなわちスロットルバルブを通過する吸気量(流速)が少ない状態における吸気量算出精度が悪くなるという問題があった。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、圧力比が1.0近傍の状態においてハンチングを抑制しつつ、吸気量の算出精度を高めることを目的とする。
そのため本発明では、スロットルバルブ開口面積とバルブ前後圧力比に基づく流量係数とからバルブを通過する気体の体積流量を算出する装置であって、バルブ前後圧力比を理論的に取り得る最大圧力比に制限する。
本発明によれば、バルブ前後圧力比を最大圧力比に制限するため、ハンチングを抑制でき、吸気量の算出精度を高めることができるという効果がある。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態について説明する。
図1は、エンジン1の流量算出装置のシステム構成図である。
エンジン1の各気筒のシリンダ2及びピストン3により画成される燃焼室4には、点火プラグ5を囲むように、吸気バルブ6と排気バルブ7とを備えている。8は排気通路、9は吸気通路である。
吸気通路9には、上流側からエアクリーナ12および電制スロットルバルブ(バタフライバルブ)13が配設されており、電制スロットルバルブ13のバルブ開口面積に応じて空気を燃焼室4内に導入する。電制スロットルバルブ13は、エンジン制御装置(ECU)30の開度指令(デューティー比)に基づいてバルブ開口面積が決定される。
吸気通路9のコレクタ11の下流のマニホールドブランチ部には、燃料噴射弁10が配設されている。
また、ECU30には、スロットルバルブ開度センサ23、圧力センサ24、ブーストセンサ(圧力センサ)25、温度センサ26、及びクランク角センサ27からの信号が入力される。
スロットルバルブ開度センサ23は、電制スロットルバルブ13の開度に応じた信号を出力する。
圧力センサ24は、電制スロットルバルブ13より上流の吸気通路9に設けられ、圧力(上流圧力)に応じた信号を出力する。
ブーストセンサ25は、電制スロットルバルブ13より下流のコレクタ11に設けられ、コレクタ11内の圧力(下流圧力)に応じた信号を出力する。
温度センサ26は、コレクタ11に設けられ、吸気温度に応じた信号を出力する。
クランク角センサ27は、エンジン1に設けられ、エンジン1のクランク角に応じた信号を出力する。このクランク角センサ27の信号によりエンジン回転数を検出可能である。
ECU30は、各種制御を行う。例えば、デューティー制御による電制スロットルバルブ13の開度制御、燃料噴射時期および噴射量の制御、点火時期制御などを行う。
図2は、圧力比(電制スロットルバルブ13の下流圧力/上流圧力)と流量係数(流量若しくは流速に比例する値)との関係について示したものである。
電制スロットルバルブ13の前後圧力比が1.0、すなわち吸気が流れていない状態においては流量係数(圧力比に関する値)が0となり、流速が0となることを示している。一方、エンジン1が空気を吸い込む際には、電制スロットルバルブ13の下流側の圧力が上流側の圧力に対して低下するため、圧力比が低下する。圧力比が臨界になるまで低下すると流量係数が所定値に収束することとなる(流速=音速となる)。
電制スロットルバルブ13を通過する空気の流量(体積流量)は、次式により、電制スロットルバルブ13の開口面積と流量係数とを乗じて算出する。
流量=バルブ開口面積×流量係数
しかしながら、図2に示すように、圧力比が1.0近傍では、流量係数(流速)の変化が大きくなり、流量の誤差が大きくなってしまう原因となりかねない。これは、演算間隔Δt(ここではΔt=10ms)に対し、流速の変化によるコレクタ11内の圧力変化が大きくなり過ぎるためである。演算間隔Δtを十分に細かい離散系で算出しないと流量係数の変化が大きすぎて、図3に示すようにハンチングを起こしてしまう。
図3の(イ)は経過時間とコレクタ11内の圧力(下流圧力)P2とを示し、(ロ)は経過時間と流量係数(流速)を示している。図3では、前後圧力比に何ら制限を掛けず、演算間隔Δtが十分に細かい離散系で計算しないため、ハンチングを起こしてしまう。
ここで、電制スロットルバルブ13の下流圧力(コレクタ圧力[kPa])P2は、理想気体の状態方程式を変形して次式によって表される。
2・VC=n・R・T
ΔP2=Δn・R・T2/VC
2−P2(n-1)=(nin−nout)R・T2/VC
2=P2(n-1)+(nin−nout)Δt・R・T2/VC
この式は、現在のコレクタ圧力P2は、前回値P2(n-1)に、演算時間Δtに対する変化量を加えたものであることを示している。なお、T2はコレクタ11内の温度(下流温度[K])、Rはガス定数、VCはコレクタ11の容積[m3]、Δtは演算間隔[sec]、ninはコレクタ11に入る空気の質量[kg/s]、noutはコレクタ11から出る空気の質量[kg/s]である。
この式は、各部の状態量(コレクタ11内の圧力P2)を収束計算により求めているので、図2のように圧力比が1.0近傍、すなわちバルブ開度が全開付近でエンジン始動時に演算間隔Δtが大きいほどハンチングし易くなる。
また特許文献1のように、圧力比の上限値を0.98にした場合、図4(ロ)に示す通りハンチングは抑制されるが、圧力比が0.98以上の場合においても0.98における流量係数(一定値)に制限するため、後述する図8(ロ)に示すように、実際の値が切り捨てられてしまい圧力比0.98〜1.00の範囲での流量の誤差が大きくなってしまう。
そこで本発明では、0.98〜1.00の範囲であっても、電制スロットルバルブ13の前後圧力比を理論的に取り得る最大圧力比に制限することにより、ハンチングを防止しつつ、流量の算出精度を確保することとしている。
図5は、本発明の処理を示すフローチャートである。なお、この処理は、電制スロットルバルブ13を通過する流量が少ない場合(流速が低い場合)に行う。
ステップ1(図では「S1」と示す。以下同様)では、エンジン回転数Ne、電制スロットルバルブ13の上流圧力P1および下流圧力P2を算出する。上流圧力P1は、圧力センサ24の出力信号に基づいて算出する。なお、上流圧力は大気圧相当の一定値としてもよい。また下流圧力P2は、ブーストセンサ25の出力信号に基づいて算出する。
ステップ2では、電制スロットルバルブ13の最大開口面積を求める。最大開口面積は、スロットルバルブ開度および開口面積との関係を示すテーブルを参照して、スロットルバルブ開度が80degの時の値を用いる。これにより圧力比1.0近傍における開口面積を算出する。
ステップ3では、体積効率ηを求める。体積効率ηは、図6に示すように、回転数Neと効率ηとの関係を示すテーブルを参照して求める。このテーブルは、回転数Neが所定値まで高くなれば効率ηが上がり、それよりも回転数Neが高くなった場合には効率ηが下がる傾向にある。
ステップ4では、次式に示すように、体積効率η、排気量V[m3]、エンジン回転数Ne[rpm]、および電制スロットルバルブ13の最大開口面積Ath[m2]を用いて最大仮流速[m/s]を演算する。
最大仮流速=η×V×Ne/(Ath×120)
ステップ5では、ステップ4にて算出した最大仮流速に基づいて電制スロットルバルブ13の最大圧力比(平衡値)Rmaxを求める。最大圧力比Rmaxは、図7に示すように、流速(最大仮流速)と圧力比とのテーブルを参照することで求める。このテーブルは、流速と圧力比との関数になっており、流速が速い時には圧力比が低く、流速が遅いときには圧力比が高くなる傾向にある。
このテーブルにより算出される最大圧力比Rmaxは、電制スロットルバルブ13の開度が略全開で流速が低い状態における平衡値となる。これにより、電制スロットルバルブ13の前後圧力比(下流圧力/上流圧力)が理論的に取り得る最大圧力比Rmaxが算出される。
ステップ6では、ブーストセンサ25により算出した下流圧力P2から圧力センサ24により算出した上流圧力P1を除算して、センサ出力による圧力比(P2/P1)を算出する。
ステップ7では、ステップ6にて算出したセンサ出力による圧力比(P2/P1)が、ステップ5にて算出した流速による最大圧力比Rmax未満(P2/P1<Rmax)であるか否かを判定する。P2/P1<Rmaxであると判断されればステップ8へ進み、圧力比をP2/P1に設定する。
一方、ステップ7でP2/P1≧Rmaxであると判断されればステップ9へ進み、圧力比をRmaxに設定する。これにより電制スロットルバルブ13の前後圧力比を理論的に取り得る最大圧力比Rmaxに制限する。
ステップ10では、前述の図2に示す流量係数算出テーブルに、ステップ8またはステップ9にて算出した圧力比を割り当てて流量係数を算出する。
ステップ11では、前述の式(流量=開口面積×流量係数)により電制スロットルバルブ13を通過する気体の流量を算出する。
図8は、電制スロットルバルブ13が略全開状態において前後圧力比に制限を掛けた状態を示す図である。(イ)は、横軸に経過時間(ms)、縦軸にコレクタ11内の圧力(下流圧力)P2を示している。(ロ)は、横軸に経過時間(ms)、縦軸に流量係数を示している。
ここでは、コレクタ11内の圧力P2の上限値を電制スロットルバルブ13が略全開状態(80deg)での圧力比の平衡値Rmaxとすることで、前述の図3の場合と同じ演算間隔Δt(10ms)でもハンチングを防止することができる。本発明では、圧力比0.98以上でもハンチングすることなく実際の流量係数が算出されている。
次に、本発明の吸気系モデルについて図9を用いて説明する。
吸気系モデルは、スロットルモデル31、ポンプ(エンジン)モデル32、コレクタモデル33、およびシリンダモデル34から大別構成されている。
スロットルモデル31は、電制スロットルバルブ13の開度(有効開口面積)、電制スロットルバルブ13の上流圧力(大気圧)P1、および電制スロットルバルブ13の下流圧力(コレクタ11内の圧力)P2が入力される。電制スロットルバルブ13の前後圧力比(P2/P1)を算出し、これを前述の最大圧力比Rmaxと比較(P2/P1<Rmax)して、条件を満たす方の圧力比(P2/P1またはRmax)に基づいて流量係数を算出する。そして、前述の流量を算出する式(流量=開口面積×流量係数)により、電制スロットルバルブ13を通過する気体の流量を算出する(図5参照)。
ポンプモデル32は、エンジン1の吸気をポンプ作用と考え、エンジン回転数Neに基づいて体積吸気量を算出する。
コレクタモデル33は、スロットル通過気体流量、上流圧力P1、吸気温度、エンジン回転数Ne、および体積吸気量に基づいてコレクタ圧力(密度)P2を算出する。なお、スロットルバルブ下流圧力P2は、スロットルバルブ上流圧力P1と最大圧力比Rmaxとにより算出し(P2=P1×Rmax)、時間の経過と共に変化するコレクタ11内の圧力P2を順次更新するようにしてもよい。この場合には、コレクタ11内の圧力(下流圧力)P2が収束値に制限されることとなる。
シリンダモデル34は、コレクタ密度および体積吸気量に基づいてシリンダ吸気量を算出する。
なお、この吸気系モデルにおいて、コレクタモデル33は、電制スロットルバルブ13の下流圧力P2をスロットル通過気体流量、大気圧、吸気温度、エンジン回転数Ne、および体積吸気量に基づいて算出することについて説明したが、前述のブーストセンサ25により算出した下流圧力P2を用いてもよい。この場合、スロットルモデル31は、圧力比を算出して前述の式(流量=開口面積×流量係数)により電制スロットルバルブ13を通過する気体の流量を算出する。
なお、過給機(ターボ)を用いた場合においても、上流圧力を過給された圧力とすることで前述と同様にバルブを通過する気体の体積流量を、ハンチングを防止しつつ精度良く算出してもよい。
なお、本発明は、筒内直接噴射式の内燃機関においても同様に適用可能である。
本実施形態によれば、スロットルバルブ開口面積とバルブ前後圧力比に基づく流量係数とからバルブ13を通過する気体の体積流量を算出する装置であって、バルブ前後圧力比を理論的に取り得る最大圧力比Rmaxに制限する。このため、ハンチングを抑制でき、吸気量が低い場合においても電制スロットルバルブ13を通過する気体の流量の算出精度を高めることができる。
また本実施形態によれば、最大圧力比Rmaxは、スロットルバルブ開度が略全開状態(例えば、電制スロットルバルブ13の開度が80deg)での圧力比の平衡値である(ステップ5)。このため、最大圧力比Rmaxが上限値をとる時の条件を適切に設定できる。
また本実施形態によれば、最大圧力比Rmaxは、スロットルバルブ開度が略全開状態時における流速と、流速および圧力比の関数とによって求める(ステップ5)。このため、流速および圧力比を考慮して最大圧力比Rmaxを求めることができる。
また本実施形態によれば、流速は、スロットルバルブ開口面積とエンジン回転数とに基づいて算出する(ステップ2〜ステップ4)。このため、電制スロットルバルブ13を通過する気体の流速を精度良く算出することができる。
また本実施形態によれば、バルブ前後圧力比は、スロットルバルブ13の下流圧力P2を上流圧力P1で除算したもの(下流圧力P2/上流圧力P1)である。このため、エンジン1の吸気作用によるスロットルバルブ13の上流と下流の圧力を考慮できる。前後圧力比(P2/P1)は、前述のように、圧力センサ24,25の出力により算出するか、またはコレクタモデル33によりコレクタ11内の圧力P2を算出し、この圧力P2をスロットルモデル31に入力して算出する。
また本実施形態によれば、スロットルバルブ13の上流圧力P1は、大気圧相当値を用いる(ステップ1、ステップ8)。このため、最大圧力比を簡素に算出できる。
また本実施形態によれば、スロットルバルブ13の上流圧力は、過給された圧力である。このため、ディーゼルエンジンにおいても適用可能となる。
また本実施形態によれば、スロットルバルブ13の下流圧力P2は、コレクタモデル33により算出する。このため、ブーストセンサ25を用いない場合においても下流圧力P2を算出できる。またコレクタ11に他の配管(例えば、EGR配管、パージ配管等)が設けられている場合においても、これらの影響を考慮できる。
また本実施形態によれば、スロットルバルブの下流圧力P2は、スロットルバルブ上流圧力P1と最大圧力比Rmaxとにより算出する(図9のコレクタモデル33)。このため、時間の経過と共に変化するコレクタ11内の圧力P2を順次更新することができる。
また本実施形態によれば、スロットルモデル31とポンプモデル32とコレクタモデル33とによって各部の状態量(電制スロットルバルブ13を通過する吸気量、コレクタ圧力、体積吸気量)を算出するモデルを構成し、これらの算出値に基づいてシリンダ2に吸入される吸気量を算出する。このため、モデルによりシリンダ吸入空気量を算出することができる。
流量算出装置のシステム構成図 流量係数算出テーブル ハンチング状態を示す図 圧力比の上限値を0.98にした場合を示す図 本発明の処理を示すフローチャート 体積効率算出テーブル 圧力比算出テーブル 本発明の圧力比制限を行った場合を示す図 吸気系モデルを示すブロック図
符号の説明
1 エンジン
2 シリンダ
5 点火プラグ
9 吸気通路
10 燃料噴射弁
11 コレクタ
13 電制スロットルバルブ
23 スロットルバルブ開度センサ
24 圧力センサ
25 ブーストセンサ
26 温度センサ
27 クランク角センサ
30 ECU
31 スロットルモデル
32 ポンプモデル
33 コレクタモデル
34 シリンダモデル

Claims (10)

  1. スロットルバルブ開口面積とバルブ前後圧力比に基づく流量係数とからバルブを通過する気体の体積流量を算出する装置であって、
    前記バルブ前後圧力比を理論的に取り得る最大圧力比に制限することを特徴とする内燃機関の流量算出装置。
  2. 前記最大圧力比は、スロットルバルブ開度が略全開状態での圧力比の平衡値であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の流量算出装置。
  3. 前記最大圧力比は、前記スロットルバルブ開度が略全開状態時における流速と、流速および圧力比の関数とによって求めることを特徴とする請求項1または請求項2記載の内燃機関の流量算出装置。
  4. 前記流速は、前記スロットルバルブ開口面積とエンジン回転数とに基づいて算出することを特徴とする請求項3記載の内燃機関の流量算出装置。
  5. 前記バルブ前後圧力比は、スロットルバルブの下流圧力を上流圧力で除算したものであることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の内燃機関の流量算出装置。
  6. 前記スロットルバルブの上流圧力は、大気圧相当値を用いることを特徴とする請求項5記載の内燃機関の流量算出装置。
  7. 前記スロットルバルブの上流圧力は、過給された圧力であることを特徴とする請求項5記載の内燃機関の流量算出装置。
  8. 前記スロットルバルブの下流圧力は、コレクタモデルにより算出することを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか1つに記載の内燃機関の流量算出装置。
  9. 前記スロットルバルブの下流圧力は、前記スロットルバルブ上流圧力と前記最大圧力比とにより制限することを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか1つに記載の内燃機関の流量算出装置。
  10. スロットルモデルとポンプモデルとコレクタモデルとによって各部の状態量を算出するモデルを構成し、これらの算出値に基づいてシリンダに吸入される吸気量を算出することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1つに記載の内燃機関の流量算出装置。
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