JP2006132361A - 圧縮機、圧縮機の組立方法 - Google Patents

圧縮機、圧縮機の組立方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006132361A
JP2006132361A JP2004319983A JP2004319983A JP2006132361A JP 2006132361 A JP2006132361 A JP 2006132361A JP 2004319983 A JP2004319983 A JP 2004319983A JP 2004319983 A JP2004319983 A JP 2004319983A JP 2006132361 A JP2006132361 A JP 2006132361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
bearing
muffler
peripheral wall
compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004319983A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006132361A5 (ja
JP4333559B2 (ja
Inventor
Taro Kato
太郎 加藤
Yoshinori Shirafuji
好範 白藤
Masashi Miyougahara
将史 茗ヶ原
Mamoru Chiyonobu
守 千代延
Tomohiro Shirahata
智博 白畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2004319983A priority Critical patent/JP4333559B2/ja
Publication of JP2006132361A publication Critical patent/JP2006132361A/ja
Publication of JP2006132361A5 publication Critical patent/JP2006132361A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4333559B2 publication Critical patent/JP4333559B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

【課題】 軸受とマフラとの当接部をシールするパッキンを、容易に装着でき、また、パッキンが装着されないままマフラを取付けることがないように防止可能で、品質がよく安価に組立できる圧縮機を得ることを目的としている。
【解決手段】 マフラ12と、軸受8の軸受部8aとマフラ12との当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキン13と、パッキン13を装着する軸受部8aの端部に設けられパッキン13の外周13aを囲む周囲壁8dと、を備え、周囲壁8dの一部に周囲壁8d内に装着されたパッキン13の外周13aの一部が側方から覗く切欠き8eを形成した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、圧縮機に係り、特に吐出ポートを有する軸受とマフラとの当接部のシールに関するものである。
従来の圧縮機では、下部枠体(下部軸受)の軸受部端面にマフラ体(マフラ)を直接圧接して下部枠体とマフラ体の当接部をシールするため、下部枠体とローラーとのクリアランスが狭くなり異常音等の弊害を招くものがあり、その対策として軸受部の端面部分の外周にゴム製のOリングを嵌め込み、マフラ体の内面をOリングに圧接してシールしたものがあった。(例えば、特許文献1参照)
また、下部軸受のボス部(軸受部)の下端面に薄板パッキン勘合用環状溝を有して、下部軸受の下端とマフラーとのシール部にパッキンを介装したものがあった。(例えば、特許文献2参照)
また、パッキンとして断面U字状の有底円筒のパッキンを軸受部に被せたものがあった。(例えば、特許文献3参照)
実開昭60−81293号全文公報(第2−5頁、第2−3図) 実開昭60−125386号全文公報(第6−7頁、第2−3図) 実開昭56−92768号全文公報(第3頁、第2図)
従来の圧縮機では、軸受部の外側にゴム製のOリング(パッキン)を嵌め込むものは、Oリングが外れないようにOリングの内周を狭くすると嵌め込み難く、内周を広くするとマフラを下部軸受に取付ける前に外れやすく圧縮機を組立製造する際に自動化が難しいという課題があった。また、Oリングが外側に広がり易い構成のため、Oリングが広がってシールが不十分になる可能性があり、かつ、シールを確実に行うためにはOリングの軸受部とマフラとで挟む部分をある程度広く形成する必要があり、軸受部を太く形成する必要が生じ、軸受が高価になるという課題があった。
また、従来の圧縮機でパッキン勘合用環状溝を有したものは、溝のためにパッキンの外周と内周の両側に注意し、パッキンの位置を正確にして嵌め込まなければならず、パッキンを嵌め込む際に位置と押し込む荷重を正確にコントロールする必要が有り、同様に圧縮機を組立製造する際に自動化を進めることが難しいという課題があった。また、溝を形成する複雑な加工が必要で有り、かつ、軸受部の径方向にパッキンの幅に加えて溝両側のスペースが必要なため、軸受部を太く形成する必要が有り、軸受が高価になるという課題があった。また、溝の外周側でパッキンが見えにくいため、マフラを取り付ける時にパッキンの装着の有無を確認し難いという課題があった。
また、従来の圧縮機で断面U字状の有底円筒のパッキンを軸受部に被せるものは、パッキンが大きく複雑な形状で高価になるとともに、パッキンを軸受部に被せる作業が大変で、同様に圧縮機を組立製造する際に自動化が難しいという課題があった。また、パッキンがマフラ内に圧縮されて吹き出される流速の比較的に早い冷媒に露出する部分が広く、パッキンの品質に影響を及ぼす可能性があるという課題もあった。
また、これら従来の圧縮機ではパッキンが装着されていないままマフラが取り付けられてしまい不具合を生じる場合が有るという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、軸受とマフラとの当接部をシールするパッキンを、圧縮機を組み立てる際に容易に装着でき、また、パッキンが装着されないままマフラを取付けることがないように防止可能で、自動化の進んだ組立製造ラインにても容易に品質がよく安価に組立できる圧縮機を得ることを目的としている。
また、軸受を安価にできる圧縮機を得ることを目的としている。
この発明に係わる圧縮機は、潤滑油が貯留される密閉容器内に設けられ電動要素により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記電動要素により回転するクランクシャフトを軸支する軸受部とシリンダの端面を閉塞する端板部とを有する軸受と、冷媒ガスの吐出ポートを設けた前記軸受の前記端板部に被せてマフラ室を形成するマフラと、前記軸受の前記軸受部と前記マフラとの当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキンと、前記パッキンを装着する前記軸受部の端部に設けられ前記パッキンの外周を囲む周囲壁と、を備え、前記周囲壁の一部に前記周囲壁内に装着された前記パッキンの外周の一部が側方から覗く切欠きを形成したものである。
また、この発明に係わる圧縮機の組立方法は、潤滑油が貯留される密閉容器内に設けられ電動要素により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記電動要素により回転するクランクシャフトを軸支する軸受部とシリンダの端面を閉塞する端板部とを有する軸受と、冷媒ガスの吐出ポートを設けた前記軸受の前記端板部に被せてマフラ室を形成するマフラと、前記軸受の前記軸受部と前記マフラとの当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキンと、を備えた圧縮機の組立方法であって、前記軸受に前記パッキンが装着されていることを検出してから前記マフラを前記軸受に被せて固定するようにしたものである。
この発明に係わる圧縮機は、潤滑油が貯留される密閉容器内に設けられ電動要素により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記電動要素により回転するクランクシャフトを軸支する軸受部とシリンダの端面を閉塞する端板部とを有する軸受と、冷媒ガスの吐出ポートを設けた前記軸受の前記端板部に被せてマフラ室を形成するマフラと、前記軸受の前記軸受部と前記マフラとの当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキンと、前記パッキンを装着する前記軸受部の端部に設けられ前記パッキンの外周を囲む周囲壁と、を備え、前記周囲壁の一部に前記周囲壁内に装着された前記パッキンの外周の一部が側方から覗く切欠きを形成したので、パッキンを容易に装着でき、また、パッキンが装着されないままマフラを取付けることがないように防止可能で、品質がよく安価な圧縮機を得られる効果がある。
また、この発明に係わる圧縮機の組立方法は、潤滑油が貯留される密閉容器内に設けられ電動要素により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記電動要素により回転するクランクシャフトを軸支する軸受部とシリンダの端面を閉塞する端板部とを有する軸受と、冷媒ガスの吐出ポートを設けた前記軸受の前記端板部に被せてマフラ室を形成するマフラと、前記軸受の前記軸受部と前記マフラとの当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキンと、を備えた圧縮機の組立方法であって、前記軸受に前記パッキンが装着されていることを検出してから前記マフラを前記軸受に被せて固定するようにしたので、パッキンが装着されないままマフラを取付けることがないように防止可能で、品質がよく安価に圧縮機を組立できる効果がある。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機の縦断面図、図2はこの発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機のマフラ室部分の構成を説明する要部縦断面図、図3はこの発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機の下部軸受で(a)は縦断面図,(b)は下面図である。図4はこの発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機のマフラと下部軸受けの当接部をシールするパッキンの斜視図である。図において、密閉容器1内に電動要素2と圧縮要素3が固定されており、密閉容器1下部には圧縮要素3を潤滑する為の潤滑油である冷凍機油4が封入されている。
図1,図2に示すように、このロータリ式圧縮機の圧縮要素3はシリンダ5と、回転軸に平行に軸心が偏心した偏心軸を有して電動要素2により回転するクランクシャフト6と、このクランクシャフト6の回転軸を支持する軸受部7aと前記シリンダ5の端面を閉塞する端板部7bを有する軸受である上部軸受7と、同じく軸受部8aと端板部8bを有する軸受である下部軸受8を備えている。また、クランクシャフト6の偏心軸に回転自在に嵌挿されクランクシャフト6の回転によりシリンダ5内を公転運動するローリングピストン9と、ローリングピストン9の外径に一端が当接したままシリンダ5に設けられた溝内(図示せず)を往復運動する板状のベーン10とを備えている。
下部軸受8の端板部8bには吐出ポート8cが穿設され、下部軸受8に吐出マフラ空間であるマフラ室11を形成するようにマフラ12が被せられ、マフラ12と下部軸受8の軸受部8a端部との間にはマフラ12と下部軸受8との当接部をシールする緩衝用のパッキン13が挟着された構成となっている。
このパッキン13は、図4の斜視図に示すように弾性部材で薄板のリング形状に形成したもので、例えば耐熱性繊維と無機質充填材および耐油性合成ゴムコンパウンドを混合して、厚紙状に加熱・圧縮成形した素材をドーナツ状に打ち抜いて形成し、樹脂製の弾性体で耐冷媒性を有するものを用いている。
また、パッキン13を装着する下部軸受8の軸受部8a端部にはパッキン13の外周13aを囲むように凸形状の周囲壁8dが形成されており、パッキン13は周囲壁8dの内側に設置されるように構成している。また、この例ではパッキン13の直径を周囲壁8dの内径と同程度か0.1mm〜0.2mm程度小さくなる寸法にしてパッキン13を周囲壁8d内に装着しやすいようにしている。
次いで、周囲壁8d部分の構成を詳細に説明する。図3に示すように周囲壁8dの一部には図3(a)のL寸法に示すように切欠き8eが形成され、パッキン13を周囲壁8d内に装着した際、この切欠き8eからパッキン13の外周13aの一部が覗いて見えるようにしている。なお、この実施の形態では切欠き8eを外周壁8dの対向する2ヶ所に形成し、パッキン13が無い時には一方の切欠き8eから他方の切欠き8eを透過して見ることができるように形成している。また、この実施の形態では、パッキン13を外周壁8dがバランスよくガイドするように切欠き8eを軸受部8aの径のほぼ直径線上に配置している。
次に動作について説明する。本実施の形態1の密閉型電動圧縮機は、下部軸受8の端板部8bに吐出マフラ空間であるマフラ室11を形成するようにマフラ12を被せ、マフラ12と下部軸受8の軸受部8a端部との間に緩衝用のパッキン13を挟着させた構成であるため、マフラ12が軸受部8a端部を押圧する力が緩和されて、軸受8の端板部8bがシリンダ5側へ変形する変形量が抑制される。
また、パッキン13は、下部軸受8の軸受部8a端部に設けられた、全周に対向した2箇所の切欠き8eを有する凸形状の周囲壁8dの内側に設置された構成となっている為、圧縮機の自動化された組立製造ラインにおいて、周囲壁8dにより、マフラ12を下部軸受8に取付ける際、組立て製造時の振動等によってパッキン13が遠心方向へ装着位置ズレを生じることを防止でき、また、稀にマフラ12を取り付ける際にパッキン13が位置ズレを起こしていたり装着されていない場合があったとしても、パッキン13が正規に装着されているかどうかを切欠き8eを介して覗くパッキン13の外周13aにより、マフラ12を取り付けるまで側方からパッキン13を見て確認することが可能で、また、センシング等の自動的に検出できる手段でも容易に検出することが可能で、パッキン13の位置ズレや付け忘れを防止して、圧縮機を安定した品質でかつ、安価な大量生産を可能にできる。
次に自動化が図られた組立製造ラインによる圧縮要素3の組立て手順について図5〜図6により説明する。図5はこの発明の実施の形態1を示す圧縮機の組立製造ラインにて圧縮要素部分を組立てる工程のフロー図、図6はこの発明の実施の形態1を示す図5の工程フローにおいてパッキンとマフラの取付けを説明する組立説明図である。圧縮要素3部分の組立手順の一例は図5に示すように、STEP101でシリンダ5と上部軸受7の調心組立を行い、STEP102でクランクシャフト6を挿入し、STEP103にてローリングピストン9をクランクシャフト6へ嵌挿する。次いでSTEP104にてベーン10をシリンダ5の溝へ挿入し、STEP105で下部軸受8をシリンダ5へ回転組立し、STEP106で薄板リング形状のパッキン13を軸受部8aの周囲壁8d内に装着する。そしてパッキン13が外れていないかSTEP107でパッキン13が装着されていることを検出し、その上からSTEP108でマフラ12を下部軸受8に被せるように組立てている。
このように圧縮要素3部分の組立ては、図6に示すように、下部軸受8が上側に向くよう倒立させた姿勢に保持し、パッキン13とマフラ12を上方から組付けできるようにすることで容易に組立てでき、パッキン13とマフラ12を組立機械(図示せず)にて自動的に装着することも可能で、自動組立てを容易にすることもできる。
この際、パッキン13が正しく下部軸受8の軸受部8a端部所定の位置に設置されたか否かを人間の目視に頼って判定しても良いが、その場合、作業者の人件費が発生するばかりか時間も掛かるとともに判定ミスが起こる場合もあり、図5における工程STEP106からSTEP108の間が組立て製造ラインにおいて最も時間の掛かる工程(いわゆるネック工程)となる可能性も有り、圧縮機の生産性が低下する。従ってパッキン13が正しく設置されたか否かを製造ラインの設備によって自動判定することが、工程の自動化を進め、生産性を向上させる為に望まれる技術である。なお、STEP107でパッキン13が装着されていることを検出できない場合は、例えば製造ラインを自動的にストップさせて警報等のアラームを発生させ、メンテナンスが行えるようにすればよい。
次に、このパッキン13の装着の有無を自動的に検出する手段を詳細に説明する。図7はこの発明の実施の形態1を示す圧縮機の組立製造ラインによるパッキンの装着の自動検出を説明する要部平面図であり、搬送台15に保持された下部軸受8の周囲壁8d内にパッキン13が装着され、マフラ12の取付けを待っている状態の上方からみた平面を示している。そして、パッキン13の装着を検出する検出手段14にはこの実施の形態1では光電管を用いており、対向する切欠き8eの直線上の設備に光電管の発光部14aと受光部14bとをそれぞれ相対して設け、周囲壁8dの切欠き8eを介して覗くパッキン13の外周13aの有無を検出(センシング)することで、マフラ12を取付ける前にパッキン13が正しく周囲壁8d内に装着されていることを検出するようにしている。
次に、この光電管(検出手段)14によるパッキン13の検出動作を図8により説明する。図8はこの発明の実施の形態1の圧縮機の組立て時にパッキン装着の有無を検出する動作を説明する下部軸受けの側面図で(a)はパッキンが装着されていない場合の側面図,(b)はパッキンが装着されている場合の側面図を示している。図8で切欠き8e部の一点鎖線の円形は光電管14の受光部14bの受光領域のイメージを、また、一点鎖線の円形の斜線部は受光領域に対する発光部14a(光源)の投影領域のイメージを示している。また、一点鎖線による仮想線の四角形状は光電管14の発光部14aと受光部14bの配置をあらわしている。図8(a)のパッキン13が無い場合と図8(b)のパッキン13が有る場合とでは、下部軸受8の周囲壁8bに対向する2箇所の切欠き8eを有するため、切欠き8eを隔てた発光部14aの投影領域がパッキン13の装着の有無で大きく変化し、受光部14bの受光量が大きく変化する。この受光量の変化を電流値等に変換して検出部14cで検出することで、パッキン13が正しく所定の周囲壁8b内の位置に設置されている否かを自動的に判定することが可能となる。また、光電管14の検出感度を上げればパッキン13の設置の有無だけでなく、パッキン13の位置ずれも受光量の変化から検出可能である。
このようにして、確実にパッキン13が軸受部8aの端部に装着していることを検出してからマフラ13を取付けるので、パッキン13が位置ズレを起こしていたり装着されないままマフラ13を下部軸受8に取付けることがないようにできる訳けである。もし、パッキン13が位置ズレを起こしていたり装着されないままマフラ13を下部軸受8に取付けた場合、圧縮機の運転時に軸受部8a端部とマフラ12とのシールが不完全になり、シール部分から冷媒ガスが吹き出されて、マフラ12の給油穴12a等からクランクシャフト6へ供給される潤滑油4の供給が阻害されたり、密閉容器1内の潤滑油4を巻き上げて密閉容器1から冷凍サイクル(図示せず)に流出する潤滑油4が多くなって冷凍能力を低減させたり圧縮要素3への潤滑油4不足をまねくなど多くの品質上の不具合を生じる。このため、パッキン13が確実に装着されるようにできるこの実施の例は圧縮機の品質を向上できる効果が大きいわけである。
また、本実施の形態では、周囲壁8dの高さはパッキン13の厚さより低く設定している為、マフラ12が周囲壁8dに当接することなく、必ずパッキン13と接しシールできるようになっている。また、この例ではマフラ12のパッキン13に当接させる部分も凸状12bにしてパッキン13を確実に押さえることができるようにしている。
このように、本実施の形態では、マフラ12と下部軸受8の軸受部8a端部との間には緩衝用のパッキン13が挟着された構成としたため、マフラ室11のシール性を十分確保しつつ、マフラ12と軸受部8a端部との押圧が緩和される為、下部軸受8の端板部8bがシリンダ5側へ変形する変形量が抑制される。従って、ローリングピストン9と上・下軸受8,9の端板部7b,8bとの隙間を必要最小限に設定できる為、隙間からの冷媒漏洩ロスを低減した高効率の圧縮機を得ることが出来る。その効果は、R410A冷媒やCO2冷媒などのいわゆる高圧冷媒を使用する冷凍サイクル用の圧縮機において特に顕著な効果が得られる。
また、パッキン13は、下部軸受8の軸受部8a端部に設けられた、全周に対向した2箇所の切欠き8eを有する壁状の凸部である周囲壁8dの内側に設置された構成にしている為、自動化された圧縮機の組立製造ラインにおいて、製造時の振動等によるパッキン13の遠心方向へのズレを抑制し、かつ光電管14によるセンシングにてパッキン13が正規に装着されているか否かを自動的に容易に検出(センシング)でき、安定した品質での大量生産が可能となる。
また、軸受部8aへのパッキン13の装着が、周囲壁8dの内側に装着するだけなので、従来のようにパッキンの内周側にも壁がありパッキンの装着が行い難く、かつ、その壁の厚さ分パッキンを広く形成できないものに比べ、パッキン13の軸受部8a端部への装着が行い易く、さらに軸受部8aの径をパッキン13のために必要以上に太くしなくてもパッキン13を十分な必要広さに形成でき、マフラ12と軸受部8aのシールを確実にできるものが得られる。また、金属部品を形成する方法として、成形時に成形材料の流動性の必要性が比較的に少ない簡単な形状の成形に用いられ、型に入れた鉄紛類を熱で溶かして成形し、安価に金属部品が得られる燒結金属という成形方法が有るが、この実施の形態では、軸受部8aの端部が周囲壁8dを形成する簡単な構造で有り、その周囲壁8dの面積も切欠き8eによりさらに狭い面積でよいため、周囲壁8dを機械加工ではなく焼結金属による成形方法でも成形でき、この、燒結金属の成形方法で下部軸受8を形成することで安価に下部軸受8を得ることができる。
このように、この例によれば、潤滑油4が貯留される密閉容器1内に設けられ電動要素2により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素3と、電動要素2により回転するクランクシャフト6を軸支する軸受部7a,8aとシリンダ5の端面を閉塞する端板部7b,8bとを有する軸受7,8と、冷媒ガスの吐出ポート8cを設けた軸受8の端板部8bに被せてマフラ室11を形成するマフラ12と、軸受8の軸受部8aとマフラ12との当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキン13と、パッキン13を装着する軸受部8aの端部に設けられパッキン13の外周13aを囲む周囲壁8dと、を備え、周囲壁8dの一部に周囲壁8d内に装着されたパッキン13の外周13aの一部が側方から覗く切欠き8eを形成したので、軸受8とマフラ12との当接部をシールするパッキン13を、圧縮機を組み立てる際に容易に装着でき、また、パッキン13が装着されないままマフラ12を取付けることがないように防止可能で、自動化の進んだ組立製造ラインにても容易に品質がよく安価に組立できる圧縮機を得ることができる効果が有る。また、軸受部8aの形状を簡単にして安価な成形方法で軸受8を得られる効果も有る。また、さらに軸受部8aの径をパッキン13のために必要以上に太くしなくてもパッキン13を十分な必要広さに形成でき、安価に軸受8を得られる効果がある。
また、切欠き8eを周囲壁8dの対向する少なくとも2箇所に設けたので、バランスよく周囲壁8dでパッキン13を収納できるとともにパッキン13の検出を容易にできる効果がある。また、マフラ12を装着する軸受8を焼結金属にて形成したので、安価に軸受けを得られる。
また、潤滑油4が貯留される密閉容器1内に設けられ電動要素2により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素3と、電動要素2により回転するクランクシャフト6を軸支する軸受部7a,8aとシリンダ5の端面を閉塞する端板部7b,8bとを有する軸受7,8と、冷媒ガスの吐出ポート8cを設けた軸受8の端板部8bに被せてマフラ室11を形成するマフラ12と、軸受8の軸受部8aとマフラ12との当接部をシールする弾性部材で薄板のリング形状に形成したパッキン13と、を備えた圧縮機の組立方法であって、軸受8にパッキン13が装着されていることを検出してからマフラ12を軸受8に被せて固定するようにしたので、パッキン13が装着されないままマフラ12を取付けることがないように防止可能で、自動化された組立製造ラインにても容易に品質がよく安価に圧縮機を組立できる効果がある。
また、パッキン13を装着する軸受部8aの端部に形成されパッキン13の外周13aを囲む周囲壁8dを備えるとともに、周囲壁8dの一部に周囲壁8d内に装着されたパッキン13の外周13aの一部が側方から覗く切欠き8eを形成し、軸受8の周囲壁8d内にパッキン13が装着されていることを切欠き8eを介して側方から検出するようにしたので、圧縮要素3部分を組み立てる際に軸受8にパッキン13を容易に装着でき、また、パッキン13が装着されないままマフラ12を取付けることがないように防止するパッキンの装着の検出が容易で、自動化された組立製造ラインにても容易に品質がよく安価に組立できる圧縮機を得ることができる効果が有る。また、軸受部8aの形状を簡単にして安価な成形方法で軸受8を得られる効果も有る。また、さらに軸受部8aの径をパッキン13のために必要以上に太くしなくてもパッキン13を十分な必要広さに形成でき、安価に軸受8を得られる効果がある。
また、切欠8eを周囲壁8dの対向する少なくとも2箇所に形成し、一方の切欠き8eから他方の切欠き8eに光を通してパッキン13が装着されていることを検出するので、安価に自動的に検出できるものが得られる効果がある。
なお、上記の例では、下部軸受8のみにマフラ12を設けたものを示したが、上部軸受7でも同様にマフラを有する構造であれば、同様に上部軸受7に切欠きを備えた周囲壁を形成してパッキンを装着し、上部軸受7とマフラとの当接部をシールするようにしてもよく、同様の効果が得られる。なお、図1のように上部軸受7は潤滑油4の油面より上部に位置する為、マフラ室へのシールの必要性は潤滑油4に浸かる下部軸受8にマフラ室11を設ける場合に比べ、気密性があまり要求されないため、緩衝用のパッキン13が必要なほど軸受部7a端部とマフラとを緊密に当接させずとも密閉型電動圧縮機として十分な運転特性を発揮できるケースもある。
また、上記の例ではシリンダ5が一段で圧縮する圧縮機を示したが、中間仕切り板を挟んで複数のシリンダを積層してなる多気筒のロータリ式圧縮機などにおいても、同様に緩衝用パッキン13を介して下部軸受8の軸受部8a端部とマフラ12が当接するようにしてもよく、同様の効果を奏する。
図9は本発明の実施の形態1による他の例を示す図3に相当する密閉型電動圧縮機の下部軸受で(a)は縦断面図,(b)は下面図、図10は本発明の実施の形態1による他の例を示す図8に相当する組立て時にパッキン装着の有無を検出する動作を説明する下部軸受けの側面図で(a)はパッキンが装着されていない場合の側面図,(b)はパッキンが装着されている場合の側面図を示している。なお、上記の例と同一又は相当部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、記載以外の構造と動作及び効果は上記の例と同じである。図9,図10において、この例では図9(b)のL1寸法に示すように壁状の凸部である周囲壁8dに設ける切欠き8eを、対向する2箇所ではなく1箇所に設けている。このようにしても図10に示すように図10(a)のパッキン13が無い場合と、図10(b)の有る場合で、光電管14の受光量の変化を検出してパッキン13の装着の有無を自動的に検出することができ、このように切欠き8eが1箇所であっても、光電管14による検出(センシング)に必要十分な大きさであれば、上記の例と同様な効果を得られる。
図11は本発明の実施の形態1による別の例を示す図2相当する密閉型電動圧縮機のマフラ室部分の構成を説明する要部縦断面図である。なお、上記の例と同一又は相当部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。また、記載以外の構造と動作及び効果は上記の例と同じである。図11のように、下部軸受8の軸受部8aの端部に設けた周囲壁8dの内径側に、先端に行くに従って広がるテーパ8fを形成してもよい、これにより、パッキン13は周囲壁8dの内側に設置される際、軸受8の中心から多少ズレてセットされてもテーパ8fに沿って滑り中心へ移動する為、さらにパッキン13が装着しやすくなり、さらに自動化された製造組立ラインにおいても装着しやすく、より品質が安定して組立ができるという効果を奏する。
また、周囲壁8dの内壁がテーパ8fで傾斜させているため、内周壁8dの体積が更に少なくなり、かつテーパ8fの傾斜により焼結金属で成型する場合も焼結金属が充填されやすく、燒結金属による成形性が高まる為、周囲壁8dを機械加工ではなく焼結金属による成形でそのまま作成することがさらに容易に可能になり、焼結金属で軸受8を形成することで圧縮機の部品(下部軸受8)加工コストの低減を図ることができる。
また、上記の例ではパッキン13の装着の有無を検出する検出手段として光電管14により切欠き8eに光を通過させて検出する安価で容易なものを示したが、切欠き8eから見えるパッキン13を画像で撮り、その画像データの変化によりパッキン13の有無を検出するものや、電波を切欠き8eに通過させたり切欠き8eからのパッキン13の外周13aによる反射を検出してパッキン13の有無を検出するようにしてもよい。
また、上記の例では上下に電動要素2と圧縮要素3を配置した縦置き式のロータリー圧縮機の例を示したが横置き式のロータリー圧縮機であってもよい。
このようにして、上記の実施の形態によれば、潤滑油4が貯留される密閉容器1内に設けられ電動要素2により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素3と、電動要素2により回転するクランクシャフト6を軸支する軸受部7a,8aとシリンダ5の端面を閉塞する端板部7b,8bとを有する軸受7,8と、冷媒ガスの吐出ポート8cを設けた軸受aの端板部8bに被せてマフラ室11を形成するマフラ12と、軸受8の軸受部8bとマフラ12との当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキン13と、パッキン13を装着する軸受部8aの端部に設けられパッキン13の外周13aを囲む周囲壁8dと、を備え、周囲壁8dの一部に周囲壁8d内に装着されたパッキン13の外周13aの一部が側方から覗く切欠き8eを形成したので、パッキン13を容易に装着でき、また、パッキン13が装着されないままマフラ12を取付けることがないように防止可能で、品質がよく安価な圧縮機を得られる効果がある。
また、切欠き8eを周囲壁8dの対向する少なくとも2箇所に設けたので、バランスよく周囲壁8dでパッキン13を収納できるとともにパッキン13の検出を容易にできる効果がある。
また、周囲壁8dの内周側に、先端に行くに従って広がるように傾斜したテーパ8fを形成したので、さらにパッキン13を装着しやすいものが得られる効果がある。
また、マフラ12を装着する軸受8を焼結金属にて形成したので、安価に軸受8を得られる効果がある。
また、潤滑油4が貯留される密閉容器1内に設けられ電動要素2により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素3と、電動要素2により回転するクランクシャフト6を軸支する軸受部7a,8aとシリンダ5の端面を閉塞する端板部7b,8bとを有する軸受7,8と、冷媒ガスの吐出ポート8cを設けた軸受8の端板部8bに被せてマフラ室11を形成するマフラ12と、軸受8の軸受部8aとマフラ12との当接部をシールする弾性部材で薄板のリング形状に形成したパッキン13と、を備えた圧縮機の組立方法であって、軸受8にパッキン13が装着されていることを検出してからマフラ12を軸受8に被せて固定するようにしたので、パッキン13が装着されないままマフラ12を取付けることがないように防止可能で、品質がよく安価に圧縮機を組立できる効果がある。
また、パッキン13を装着する軸受部8aの端部に形成されパッキン13の外周13aを囲む周囲壁8dを備えるとともに、周囲壁8dの一部に周囲壁8d内に装着されたパッキン13の外周13aの一部が側方から覗く切欠き8eを形成し、軸受8の周囲壁8d内にパッキン13が装着されていることを切欠き8eを介して側方から検出するようにしたので、圧縮要素3部分を組み立てる際に軸受8にパッキン13を容易に装着でき、また、パッキン13が装着されないままマフラ12を取付けることがないように防止するパッキン13の装着の検出が容易で、自動化された組立製造ラインにても容易に品質がよく安価に組立できる圧縮機を得ることができる効果が有る。
また、切欠8eを周囲壁8dの対向する少なくとも2箇所に形成し、一方の切欠き8eから他方の切欠き8eに光もしくは電波を通してパッキン13が装着されていることを検出するので、安価に自動的に検出できるものが得られる効果がある。
この発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機の縦断面図である。 この発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機のマフラ室部分の構成を説明する要部縦断面図である。 この発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機の下部軸受で(a)は縦断面図,(b)は下面図である。 この発明の実施の形態1における密閉型電動圧縮機の下部軸受とマフラとの当接部をシールするパッキンの斜視図である。 この発明の実施の形態1を示す圧縮機の組立製造ラインにて圧縮要素部分を組立てる工程のフロー図である。 この発明の実施の形態1を示す図5の工程フローにおいてパッキンとマフラの取付けを説明する組立説明図である。 この発明の実施の形態1を示す圧縮機の組立製造ラインによるパッキンの装着自動検出を説明する要部平面図である。 この発明の実施の形態1の組立て時にパッキン装着の有無を検出する動作を説明する下部軸受けの側面図で(a)はパッキンが装着されていない場合の側面図,(b)はパッキンが装着されている場合の側面図を示している。 この発明の実施の形態1による他の例を示す図3に相当する密閉型電動圧縮機の下部軸受で(a)は縦断面図,(b)は下面図である。 この発明の実施の形態1による他の例を示す図8に相当する組立て時にパッキン装着の有無を検出する動作を説明する下部軸受けの側面図で(a)はパッキンが装着されていない場合の側面図,(b)パッキンが装着されている場合の側面図を示している。 この発明の実施の形態1による別の例を示す図2相当する密閉型電動圧縮機のマフラ室部分の構成を説明する要部縦断面図である。
符号の説明
1 密閉容器、2 電動要素、3 圧縮要素、4 潤滑油(冷凍機油)、5 シリンダ、6 クランクシャフト、7 上部軸受、7a 軸受部、7b 端板部、8 下部軸受(軸受)、8a 軸受部、8b 端板部、8c 吐出ポート、8d 周囲壁、8e 切欠き、8f テーパ、9 ローリングピストン、10 ベーン、11 マフラ室、12 マフラ、12a 給油穴、12b 凸状、13 パッキン、13a 外周、14 検出手段(光電管)、14a 発光部、14b 受光部、14c 検出部、15 搬送台。

Claims (7)

  1. 潤滑油が貯留される密閉容器内に設けられ電動要素により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記電動要素により回転するクランクシャフトを軸支する軸受部とシリンダの端面を閉塞する端板部とを有する軸受と、冷媒ガスの吐出ポートを設けた前記軸受の前記端板部に被せてマフラ室を形成するマフラと、前記軸受の前記軸受部と前記マフラとの当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキンと、前記パッキンを装着する前記軸受部の端部に設けられ前記パッキンの外周を囲む周囲壁と、を備え、前記周囲壁の一部に前記周囲壁内に装着された前記パッキンの外周の一部が側方から覗く切欠きを形成したことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記切欠きを前記周囲壁の対向する少なくとも2箇所に形成したことを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記周囲壁の内周側に、先端に行くに従って広がるように傾斜したテーパを形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の圧縮機。
  4. 前記マフラを装着する前記軸受を焼結金属にて形成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の圧縮機。
  5. 潤滑油が貯留される密閉容器内に設けられ電動要素により駆動されて冷媒を圧縮する圧縮要素と、前記電動要素により回転するクランクシャフトを軸支する軸受部とシリンダの端面を閉塞する端板部とを有する軸受と、冷媒ガスの吐出ポートを設けた前記軸受の前記端板部に被せてマフラ室を形成するマフラと、前記軸受の前記軸受部と前記マフラとの当接部をシールする弾性部材でリング形状に形成したパッキンと、を備えた圧縮機の組立方法であって、前記軸受に前記パッキンが装着されていることを検出してから前記マフラを前記軸受に被せて固定することを特徴とする圧縮機の組立方法。
  6. 前記パッキンを装着する前記軸受部の端部に形成され前記パッキンの外周を囲む周囲壁を備えるとともに、前記周囲壁の一部に前記周囲壁内に装着された前記パッキンの外周の一部が側方から覗く切欠きを形成し、前記軸受の前記周囲壁内に前記パッキンが装着されていることを前記切欠きを介して側方から検出することを特徴とする請求項5に記載の圧縮機の組立方法。
  7. 前記切欠きを前記周囲壁の対向する少なくとも2箇所に形成し、一方の前記切欠きから他方の前記切欠きに光もしくは電波を通して前記パッキンが装着されていることを検出することを特徴とする請求項6に記載の圧縮機の組立方法。
JP2004319983A 2004-11-04 2004-11-04 圧縮機、圧縮機の組立方法 Expired - Fee Related JP4333559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004319983A JP4333559B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 圧縮機、圧縮機の組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004319983A JP4333559B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 圧縮機、圧縮機の組立方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006132361A true JP2006132361A (ja) 2006-05-25
JP2006132361A5 JP2006132361A5 (ja) 2006-12-07
JP4333559B2 JP4333559B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=36726147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004319983A Expired - Fee Related JP4333559B2 (ja) 2004-11-04 2004-11-04 圧縮機、圧縮機の組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4333559B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209950A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Electric Corp 回転式圧縮機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102115190B1 (ko) 2018-11-21 2020-05-26 엘지전자 주식회사 로터리 압축기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013209950A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Mitsubishi Electric Corp 回転式圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4333559B2 (ja) 2009-09-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101550933B (zh) 涡旋压缩机
US7591638B2 (en) Structure for fixing motor stator of reciprocating compressor
US8899947B2 (en) Compressor
CN104350280A (zh) 具有形成于马达和外壳之间的回油通道的压缩机
JP2006226273A (ja) 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置
KR20120076140A (ko) 밀폐형 압축기 및 그의 제조방법
EP2894337B1 (en) Rotary compressor and method of manufacturing the same
JP4333559B2 (ja) 圧縮機、圧縮機の組立方法
JP5840060B2 (ja) 回転式圧縮機
JP2005194956A (ja) 圧縮機
CN102477990A (zh) 一种转子式压缩机的吸气结构
US20080159887A1 (en) Housing of a Refrigerant Compressor
KR100858773B1 (ko) 압축기의 머플러 설치 구조
CN105195895A (zh) 电动旋转式压缩机的调心组装方法
CN101769254A (zh) 旋转压缩机
CN105090030A (zh) 电动回转式压缩机
EP3462024B1 (en) Reciprocating type compressor
CN102953996B (zh) 一种具有压缩泵体支撑件的压缩机
US9546657B2 (en) Compressor having a lower frame and a method of manufacturing the same
KR100557374B1 (ko) 밀폐형 압축기 및 그 제조 방법
JPH05180175A (ja) スクロール圧縮機
KR20010107308A (ko) 스크롤형 압축기의 압력분리판 지지구조
JP2005264741A (ja) 圧縮機
JP5838307B2 (ja) 密閉型回転圧縮機
CN101725524A (zh) 涡旋式压缩机的密封装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061025

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090312

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090602

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4333559

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120703

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130703

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees