JP2006130289A - 打撃モニタリングシステム - Google Patents

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公明 柿崎
Kazuya Shiraiwa
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Abstract

【課題】打撃部材による打撃特性を、誤動作することなく確実且つ高精度に計測する。
【解決手段】赤外線センサPS0、PS1がゴルフクラブヘッド12の通過を検知してマイクロフォンSSがゴルフボール14の打撃音を検知したことを条件として、CCDカメラC0、C1、C2によってゴルフボール14の画像を所定のタイミングで撮像し、その画像の位置データから、ボール速度、打ち出し角度、打ち出し方向、バックスピン、サイドスピン等の打球特性を算出し、その結果をディスプレイ22に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、打撃部材によるボールの速度、打ち出し角度、打ち出し方向、回転方向、回転量、打撃スピード等の打撃特性を誤動作することなく高精度に算出することのできる打撃モニタリングシステムに関する。
従来より、例えば、ゴルフクラブにより打撃されたゴルフボールの画像をカメラで撮像し、その画像に基づき、ゴルフボールの速度、打ち出し角度、打ち出し方向、回転方向、回転量等の打球特性を計測する装置が開発されている。計測された打球特性は、例えば、打撃フォームの改善、ゴルフボールやゴルフクラブの特性の解析等に利用することができる。また、計測された打球特性を用いて弾道方程式を解くことにより、ゴルフボールの飛距離や飛行軌跡をシミュレーションすることも可能である。
このような計測装置として、特許文献1に開示された装置では、ゴルフボールの打撃音を音響センサで検知し、その検知タイミングに基づいて2台のカメラのシャッタを制御してゴルフボールの画像を撮像し、その画像を解析して打球特性を算出している。
また、特許文献2に開示された装置では、打撃直前のクラブヘッドの通過を光検知センサで検知し、その検知タイミングに基づいて2台のカメラのシャッタを制御してゴルフボールの画像を撮像している。なお、特許文献2では、3台目のカメラにより上部からゴルフボールを撮像し、その画像から左右の打ち出し角度を算出する。
特許文献3に開示された装置では、打撃直前のクラブヘッドの通過を、所定距離離間して配設した第1光検知センサ及び第2光検知センサにより検知し、第1光検知センサがクラブヘッドを検知してから第2光検知センサがクラブヘッドを検知するまでの時間が、設定されたしきい値よりも小さい場合にのみ、カメラによる打撃後のゴルフボールを撮像するようにしている。これにより、打撃前のワッグル動作を誤検出することなく、打撃後のゴルフボールの所望の画像を撮像可能としている。
特許第2950450号公報 特許第3187748号公報 特開2003−786号公報
しかしながら、特許文献1の装置では、例えば、当該装置をゴルフ練習場等で使用する場合、音響センサが他のプレイヤーによる打撃音に反応してしまい、誤動作してしまうおそれがある。
また、特許文献2の装置の場合、打撃前のワッグル動作を検出し、カメラを誤作動させてしまうおそれがある。
これに対して、特許文献3の装置では、ワッグル動作によるカメラの誤作動を回避することが可能であるが、ワッグル動作と打撃動作とを峻別するためのしきい値の設定が困難であり、打撃動作を必ずしも良好に検出できる保証が得られるとは限らない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、打撃部材による打撃特性を、誤動作することなく確実且つ高精度に計測することのできる打撃モニタリングシステムを提供することを目的とする。
本発明の打撃モニタリングシステムでは、通過検知センサが打撃部材の通過を検知した後、所定時間内に打撃音検知センサがボールの打撃音を検知したことを条件として、カメラによりボールの画像を撮像し、その画像を解析するとともに、打撃部材が通過検知センサを通過する時刻及び打撃音の検知時刻を解析することにより、ボールの速度、打ち出し角度、打ち出し方向、回転方向、回転量、打撃部材による打撃スピード等の打撃特性を計測する。
この場合、通過検知センサとしては、照明手段からの照明光の打撃部材による反射光を受光して検知する反射光検知センサ、及び/又は、照明光の少なくとも一部が打撃部材により遮光された状態を検知する遮光状態検知センサを用いることができる。
また、打撃部材の通過域に所定距離離間して第1センサ及び第2センサからなる通過検知センサを配設し、第1センサ及び第2センサが打撃部材の通過を検知した各時刻と、第1センサ及び第2センサ間の所定距離とから、打撃部材の打撃スピードを算出することができる。
また、第1反射光検知センサ及び第2反射光センサが打撃部材の通過を検知した時間間隔と、第1遮光状態検知センサ及び第2遮光状態検知センサが打撃部材の通過を検知した時間間隔とから、例えば、打撃部材の打撃時における旋回状態を打撃特性として算出することができる。
さらに、ボールを撮像するカメラは、ボールの略飛行方向に所定距離離間して配設され、前記ボールの画像を同一方向から撮像する第1カメラ及び第2カメラと、前記第1カメラ及び前記第2カメラと異なる方向から前記ボールの画像を撮像する第3カメラとからなり、第1カメラ、第2カメラ及び第3カメラにより撮像されたボールの画像位置から、ボール速度、ボール打ち出し角度及びボール打ち出し方向を算出することができる。
さらにまた、ボールの回転方向及び回転量は、第1カメラ及び第2カメラにより撮像されたボールのマークの位置変位から算出することができる。
本発明の打撃モニタリングシステムでは、打撃部材の通過後、所定時間内に打撃音を検知することを条件としてボールの画像を撮像しているため、ワッグル動作や他のボールの打撃音を誤検出することなくボールの所望の画像を撮像し、打撃部材によるボールの速度、打ち出し角度、打ち出し方向、回転方向、回転量、打撃スピード等の打撃特性を高精度に算出することができる。
図1は、本実施形態の打撃モニタリングシステム10の全体構成を示す。
打撃モニタリングシステム10は、ゴルフクラブヘッド12(打撃部材)により打撃されたゴルフボール14の打球特性、ゴルフクラブヘッド12のヘッドスピード、ヘッド返り状態、スイングタイム等の打撃特性を計測してその計測データを表示し、あるいは、計測データに基づいてゴルフボール14の弾道計算を行い、ゴルフボール14の飛距離データや飛行軌跡を表示する。なお、打球特性とは、ゴルフボール14の速度、打ち出し角度、打ち出し方向、回転方向や回転量のスピン特性等である。
打撃モニタリングシステム10は、ゴルフクラブヘッド12の動作状態や打撃音を検出するとともに、ゴルフボール14の画像を撮像する測定器16と、ケーブル15によって測定器16に接続され、ゴルフクラブヘッド12の通過を検知する検知部17と、測定器16から転送される測定データに基づき、打球特性、ヘッドスピード、飛距離データ、飛行軌跡等の打撃特性を演算する演算装置18とから構成される。
演算装置18は、ノートパソコンに代表される軽量で可搬性に富むパーソナルコンピュータにより構成することができ、測定器16にLANケーブル20を介してネットワーク接続される。従って、1台の演算装置18に対して複数台の測定器16を接続することも可能である。演算装置18には、演算結果を表示するディスプレイ22が接続される。
測定器16は、打撃直前のゴルフクラブヘッド12の通過を検知する赤外線センサPS0、PS1(反射光検知センサ)と、ゴルフクラブヘッド12によるゴルフボール14の打撃音を検知するマイクロフォンSS(打撃音検知センサ)と、打撃後の所定のタイミングでゴルフボール14の画像を撮像する3台のCCDカメラC0、C1、C2(第1カメラ、第2カメラ、第3カメラ)とを備える。
各赤外線センサPS0、PS1には、例えば、100kHz〜10MHzの高周波で発振する赤外線をゴルフクラブヘッド12に照射する赤外線光源LED0、LED1(照明手段)が併設される。赤外線センサPS0、PS1及び赤外線光源LED0、LED1は、ゴルフクラブヘッド12とゴルフボール14とを結ぶゴルフクラブヘッド12の通過域であるX軸の方向に距離W1だけ離間して配設されており、赤外線光源LED0、LED1から出力され、ゴルフクラブヘッド12により反射された赤外線をスリット24、26(図2参照)を介して受光する。なお、ゴルフクラブヘッド12のトゥ側には、図3に示すように、赤外線を効率的に反射させるための白色シール28が貼着されている。
また、検知部17は、ゴルフクラブヘッド12の通過域を挟んで、赤外線光源LED0、LED1に対向配置される赤外線センサPS00、PS11(遮光状態検知センサ)を有する。赤外線センサPS00、PS11は、X軸の方向に距離W1だけ離間して配設されており、赤外線光源LED0、LED1から出力された赤外線をスリット68、70を介して受光する。
各CCDカメラC0、C1、C2は、ゴルフボール14の所定の撮像タイミングで発光するフラッシュF0、F1、F2を有する。CCDカメラC0及びC1は、光軸が平行でX軸の方向に距離W2だけ離間して配設される。また、CCDカメラC2は、マイクロフォンSSとCCDカメラC0との間に配設され、光軸がCCDカメラC1の光軸及びX軸に交差するように配設される。なお、ゴルフボール14には、図3に示すように、CCDカメラC0、C1によって撮像される┻字状のマークMが形成されている。
測定器16を構成する赤外線センサPS0、PS1、赤外線光源LED0、LED1、マイクロフォンSS、CCDカメラC0、C1、C2は、制御基板30とともに筐体32に収納される。筐体32は、赤外線センサPS0、赤外線光源LED0に対応する部位、赤外線センサPS1、赤外線光源LED1に対応する部位、及び、CCDカメラC0、C1、C2に対応する部位に、それぞれ開口部34、36及び38が形成される。これらの開口部34、36及び38は、測定時以外、図示しないシャッタによって閉塞される。また、図1では、説明の都合上、筐体32の上部を開口させた状態としているが、内部への塵埃等の侵入を防止するため、上部は閉塞状態となっている。測定器16は、筐体32内に構成部材を収納した状態で持ち運び、あるいは、設置することができる。
図2は、測定器16、検知部17及び演算装置18の回路構成ブロックを示す。
測定器16は、赤外線光源LED0、LED1を駆動して高周波の赤外線を出力させるLED発振回路40と、赤外線センサPS0、PS1、PS00、PS11及びマイクロフォンSSにより検出したセンサ信号を増幅するセンサアンプ42と、CCDカメラC0、C1、C2を制御するカメラ制御回路44と、フラッシュF0、F1、F2を制御するフラッシュ制御回路46と、CCDカメラC0、C1、C2によって撮像したゴルフボール14の画像データを記憶する画像メモリ48と、LED発振回路40、センサアンプ42、カメラ制御回路44及びフラッシュ制御回路46を制御する信号処理回路50と、演算装置18との間で信号の授受を行う通信インタフェース52とを備える。
演算装置18は、測定器16との間で信号の授受を行う通信インタフェース54と、測定器16から転送されたデータに基づき、ゴルフボール14の打球特性、ゴルフクラブヘッド12のヘッドスピード等の打撃特性、弾道計算等の演算を行う演算処理回路56(打撃特性算出手段、打撃スピード算出手段)と、演算結果を表示するディスプレイ22とを備える。
本実施形態の打撃モニタリングシステム10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、その動作について、図4〜図8に従って説明する。
先ず、打撃モニタリングシステム10を構成する測定器16、検知部17及び演算装置18を図1に示す状態に設定する。この場合、ゴルフボール14は、開口部36と38との間であって、開口部36、38の前方に配置するとともに、マークMが測定器16側となるように調整する。
次いで、打撃モニタリングシステム10の電源を投入してシステムを初期化した後、計測を開始する(ステップS1)。この場合、赤外線光源LED0、LED1は、LED発振回路40により駆動され、高周波の赤外線を出力する。
そこで、打撃モニタリングシステム10のゴルファーがスイングを開始し、ゴルフクラブヘッド12が赤外線センサPS0、PS00間を通過する際、赤外線光源LED0から出力された赤外線の少なくとも一部がゴルフクラブヘッド12により遮光されると、赤外線センサPS00に対する赤外線の入射光量が低下する。また、ゴルフクラブヘッド12の白色シール28(図3参照)によって赤外線が反射されると、反射された赤外線がスリット24を介して赤外線センサPS0に入射する。従って、赤外線センサPS00は、赤外線の入射光量の低下を検知し、赤外線センサPS0は、反射された赤外線を検知し、センサアンプ42がこれらの検知信号(センサ信号)を増幅して信号処理回路50に送信する(ステップS2)。なお、図7に示すタイミングチャートでは、ゴルフクラブヘッド12の通過による赤外線の光量低下状態又は反射状態を表す検知信号をオン状態の信号として示している。
続いて、ゴルフクラブヘッド12が赤外線センサPS1、PS11間を通過する際、赤外線光源LED1から出力され赤外線の少なくとも一部がゴルフクラブヘッド12により遮光されると、赤外線センサPS11に対する赤外線の入射光量が低下する。また、ゴルフクラブヘッド12の白色シール28によって赤外線が反射されると、反射された赤外線がスリット26を介して赤外線センサPS1に入射する。従って、赤外線センサPS11は、赤外線の光量低下を検知し、赤外線センサPS1は、反射された赤外線を検知し、センサアンプ42がこれらの検知信号(センサ信号)を増幅して信号処理回路50に送信する(ステップS2)。
なお、赤外線光源LED0、LED1から出力される赤外線は、高周波で発振しているため、センサアンプ42は、外光中に含まれる赤外線と、赤外線光源LED0、LED1からの赤外線とを確実に峻別することができる。
次いで、ゴルフクラブヘッド12がゴルフボール14を打撃すると、その打撃によって発生した打撃音がマイクロフォンSSによって受信される。センサアンプ42は、マイクロフォンSSが受信した打撃音に係る検知信号(センサ信号)を増幅して信号処理回路50に送信する(ステップS2)。
そこで、信号処理回路50は、例えば、赤外線センサPS0、PS1からの検知信号を基準とすると、赤外線センサPS0がゴルフクラブヘッド12の通過を検知した時刻TS0と、赤外線センサPS1がゴルフクラブヘッド12の通過を検知した時刻TS1と、マイクロフォンSSがゴルフボール14の打撃音を検知した時刻TSSとを比較し、以下の条件A(a1〜a3)が成立するか否かを判定する(ステップS3)。
<条件A>
a1:TS0<TS1<TSS
a2:1ms≦TS1−TS0≦200ms
a3:TSS−TS1<100ms
すなわち、ゴルファーは、ゴルフボール14の打撃に先立ち、例えば、時刻T0、T1間での赤外線センサPS0、PS1からの検知信号に示すように、ゴルフボール14の直前において、ゴルフクラブヘッド12を前後に移動させるワッグル動作を行う場合がある。このワッグル動作では、ゴルフクラブヘッド12がゴルフボール14を打撃していないため、マイクロフォンSSにより打撃音が検知されず、時刻TSSが初期値0のままであるか、他のゴルファーによる打撃音をマイクロフォンSSが検知したとしても、赤外線センサPS1がゴルフクラブヘッド12を検知した直後に打撃音を検知することは殆どなく、さらには、ワッグル動作では、通常のスイング時に比較して、ゴルフクラブヘッド12が赤外線センサPS0、PS1の前方をゆっくりと往復する。従って、条件a1〜a3のいずれかが成立せず、これから、ワッグル動作であると判定することができる。
一方、ゴルフクラブヘッド12が赤外線センサPS0、PS1間を所定の時間以内で通過した後(条件a2)、マイクロフォンSSが打撃音を検知し(条件a1)、しかも、打撃音の検知までの時間が所定の時間以内である場合(条件a3)、当該打撃音が計測の対象となるゴルファーによるものであると判定することができる。なお、これらの条件判定は、赤外線センサPS00、PS11からの検知信号に基づいて行うこともできる。
そこで、条件Aが成立した場合、信号処理回路50は、マイクロフォンSSが時刻TSSに打撃音を検知してから所定時間経過した時刻TC0において(ステップS4a)、フラッシュ制御回路46を制御し、フラッシュF0を駆動してゴルフボール14に照明光を照射するとともに(ステップS5a)、カメラ制御回路44を制御し、CCDカメラC0を駆動してゴルフボール14の画像を撮像する(ステップS6a)。そして、CCDカメラC0のシャッタを所定時間開放させた後(ステップS7a)、フラッシュF0及びCCDカメラC0をオフ状態とし(ステップS8a)、撮像した画像データを画像メモリ48に取り込む(ステップS9a)。
また、信号処理回路50は、マイクロフォンSSが時刻TSSに打撃音を検知してから所定時間経過した時刻TC1(TC0<TC1)において(ステップS4b)、フラッシュ制御回路46を制御し、フラッシュF1を駆動してゴルフボール14に照明光を照射するとともに(ステップS5b)、カメラ制御回路44を制御し、CCDカメラC1を駆動してゴルフボール14の画像を撮像する(ステップS6b)。そして、CCDカメラC1のシャッタを所定時間開放させた後(ステップS7b)、フラッシュF1及びCCDカメラC1をオフ状態とし(ステップS8b)、撮像した画像データを画像メモリ48に取り込む(ステップS9b)。
同様にして、信号処理回路50は、マイクロフォンSSが時刻TSSに打撃音を検知してから所定時間経過した時刻TC1において(ステップS4c)、フラッシュ制御回路46を制御し、フラッシュF2を駆動してゴルフボール14に照明光を照射するとともに(ステップS5c)、カメラ制御回路44を制御し、CCDカメラC2を駆動してゴルフボール14の画像を撮像する(ステップS6c)。そして、CCDカメラC2のシャッタを所定時間開放させた後(ステップS7c)、フラッシュF2及びCCDカメラC2をオフ状態とし(ステップS8c)、撮像した画像データを画像メモリ48に取り込む(ステップS9c)。
以上のようにして、CCDカメラC0、C1、C2によりゴルフボール14の画像を撮像した後、測定器16は、通信インタフェース52を介して画像データを演算装置18に転送するとともに、CCDカメラC0、C1、C2が各画像を撮像した時刻TC0、TC1、赤外線センサPS0、PS1、PS00、PS11が赤外線の反射又は赤外線の光量低下を検知した時刻TS0、TS1、TS00、TS11、及び、マイクロフォンSSが打撃音を検知した時刻TSSを演算装置18に転送する(ステップS10)。
演算装置18の演算処理回路56は、測定器16からデータを受信すると(ステップS21)、そのデータを用いて、スイングタイムSTを計算する(ステップS22)。
スイングタイムSTとは、ゴルファーがゴルフクラブをバックスイングしてから打球に至る時間であり、例えば、ワッグル動作が終了して赤外線センサPS0から最後の検知信号が出力された時刻T1から、ゴルフボール14が打撃されて打撃音が検知される時刻TSSまでの時間として計算することができる。スイングタイムSTは、ゴルファーによってほぼ一定であり、自己の通常時のスイングタイムを把握しておき、計算されたスイングタイムと比較することにより、スイングの状態や体調等の確認が可能となる。
次に、ゴルフクラブヘッド12のヘッドスピードHSを計算する(ステップS23)。
ヘッドスピードHSは、赤外線センサPS00がゴルフクラブヘッド12を検知した時刻TS00と、赤外線センサPS11がゴルフクラブヘッド12を検知した時刻TS11と、赤外線センサPS00、PS11間の距離W1とを用いて、
HS=W1/(TS11−TS00)
として算出することができる。
次に、ゴルフクラブヘッド12のヘッド返り状態を計算する(ステップS24)。
ヘッド返りとは、図8の円弧状矢印に示すように、ゴルフボール14を打球する直前において、ゴルフクラブヘッド12がシャフトを略中心として旋回する動作をいい、この旋回の程度は、個々のゴルファーにより異なっている。
ヘッド返り状態は、ゴルフクラブヘッド12のヒール側のスピードとトゥ側のスピードとを用いて計算することができる。ヒール側のスピードは、赤外線センサPS00、PS11による検出信号から求めたヘッドスピードHSとすることができる。また、トゥ側のスピードは、赤外線センサPS0、PS1による検出信号から求めたトゥ側のスピードHS′とすることができる。従って、ヘッド返り状態は、ヘッドスピードHSとトゥ側のスピードHS′とから算出することができる。このようにして算出したヘッド返り状態からゴルファーのスイングタイプを確認することが可能となる。
次いで、CCDカメラC0、C1、C2により撮像されたゴルフボール14の中心位置の座標を算出する(ステップS25)。
ゴルフボール14のボール速度BV、打ち出し角度θ及び打ち出し方向φは、CCDカメラC0、C1、C2により撮像されたゴルフボール14の中心位置の座標を用いて計算される(ステップS26)。
ボール速度BVは、CCDカメラC0、C1により撮像されたゴルフボール14の中心位置の座標から、図9に示すように、CCDカメラC0、C1間でのゴルフボール14の移動距離WVを算出し、各画像データを取得した時刻TC0、TC1を用いて、
BV=WV/(TC1−TC0)
として算出することができる。
打ち出し角度θは、CCDカメラC0、C1により撮像されたゴルフボール14の高さの差Hを算出し、CCDカメラC1、C2間でのゴルフボール14の移動距離WVを用いて、
θ=sin-1(WV/H)
として算出することができる。
打ち出し方向φは、図10及び図11に示すように、CCDカメラC1、C2により撮像されたゴルフボール14の中心位置のX方向(図6参照)の座標をC1X、C2X、CCDカメラC1、C2の中心位置のX方向の座標をPX1、PX2、X方向に対するCCDカメラC1、C2間の距離をW3、CCDカメラC2のX方向に対する取り付け角度をγとすると、
φ=tan-1((PX2−((PX1−C1X)・sinγ)+C2X)
/(W3・sinγ))
として算出することができる。
さらに、CCDカメラC0により撮像したゴルフボール14のマークMの位置と、CCDカメラC1により撮像したゴルフボール14のマークMの位置とを画像処理によって求め、これらの画像間でのマークMの位置変位を計算する(ステップS27)。
ゴルフボール14のサイドスピン量SPs及びバックスピン量SPbは、マークMの位置変位から計算される(ステップS28)。
図12及び図13は、ゴルフボール14がサイドスピンしている場合におけるマークMの位置変位を示す。この場合、CCDカメラC0によって撮像されたマークMの位置と、CCDカメラC1によって撮像されたマークMの位置との変位量β(図14)を計算する。マークMの回転量β′は、CCDカメラC0又はC1からゴルフボール14までの距離をLとして
β′=tan-1(β/L)
と近似することができる。
図15及び図16は、ゴルフボール14がバックスピンしている場合におけるマークMの位置変位を示す。この場合、CCDカメラC0によって撮像されたマークMに対して、CCDカメラC1によって撮像されたマークMの回転量α(図17)を計算する。
これらの回転量β′及びαから、ゴルフボール14のサイドスピン量SPsは、各画像データを取得した時刻TC0、TC1を用いて、
SPs=(β′/360゜)/(TC1−TC0)
=(tan-1(β/L)/360゜)/(TC1−TC0)
として算出することができる。同様に、バックスピン量SPbは、
SPb=(α/360゜)/(TC1−TC0)
として算出することができる(ステップS28)。
以上のようにして算出されたボール速度BV、打ち出し角度θ、打ちだし方向φ、サイドスピン量SPs、バックスピン量SPbを用いて、弾道方程式を解くことにより、ゴルフボール14の飛行軌跡及び飛距離を算出する(ステップS29)。
演算装置18では、例えば、図17に示すように、算出されたゴルフボール14の打球特性、飛距離、ゴルフクラブヘッド12の打撃特性等のデータをディスプレイ22に表示し、また、正面模擬画像60、側面模擬画像62、平面模擬画像64に対してゴルフボール14の飛行軌跡を重畳させて表示させる(ステップS30)。
ゴルファーは、ディスプレイ22に表示されたデータを参考として、自己の打球や打撃フォームの解析を行うことができるとともに、自己に適したゴルフクラブの選択等に利用することができる。
なお、上記の説明では、3台のCCDカメラC0、C1、C2によりゴルフボール14の画像を撮像しているが、例えば、CCDカメラC0及びC1を1台のカメラに置き換え、時刻TC0及びTC1においてゴルフボール14を撮像して各画像データを撮像するようにしてもよい。
また、ゴルフボール14のスピン特性を計測するためのマークMは、画像認識が可能であれば、必ずしも┻字状のマークMである必要はなく、ゴルフボール14に通常印刷されている他のマークを利用することができる。
さらに、演算装置18に対して複数台の測定器16を接続し、各測定器16によって計測して得られたゴルフボール14の飛行軌跡等をディスプレイ22に重畳して表示することも可能である。この場合、複数のプレイヤーによるプレイを楽しむことが可能となる。
なお、本実施形態の打撃モニタリングシステム10では、パターを含む全てのゴルフクラブを用いたゴルフボール14の打球特性を計測することができる。パターの場合、ウッド等に比較して打撃音が小さくなるが、マイクロフォンSSの感度が高くなるように切り替えることで対応することができる。
本実施形態の打撃モニタリングシステムの全体構成図である。 打撃モニタリングシステムを構成する測定器及び演算装置の回路構成ブロック図である。 本実施形態の打撃モニタリングシステムに適用されるゴルフクラブヘッド及びゴルフボールの説明図である。 打撃モニタリングシステムを構成する測定器における処理フローチャートである。 打撃モニタリングシステムを構成する演算装置における処理フローチャートである。 打撃モニタリングシステムを構成する測定器の各構成要素の配置と計測時刻との関係説明図である。 打撃モニタリングシステムを構成する測定器の各構成要素による計測タイミングの説明図である。 ゴルフクラブヘッドの打球直前におけるヘッド返り状態の説明図である。 ボール速度及び打ち出し角度を算出するために第1カメラ及び第2カメラにより撮像されたゴルフボールの説明図である。 打ち出し方向を算出するために第2カメラにより撮像されたゴルフボールの説明図である。 打ち出し方向を算出するために第3カメラにより撮像されたゴルフボールの説明図である。 サイドスピンを算出するために第1カメラにより撮像されたゴルフボールの説明図である。 サイドスピンを算出するために第2カメラにより撮像されたゴルフボールの説明図である。 ゴルフボールに形成されたマークのサイドスピンによる変位説明である。 バックスピンを算出するために第1カメラにより撮像されたゴルフボールの説明図である。 バックスピンを算出するために第2カメラにより撮像されたゴルフボールの説明図である。 ゴルフボールに形成されたマークのバックスピンによる変位説明である。 打撃モニタリングシステムによって得られた各データに基づく結果表示画面の説明図である。
符号の説明
10…打撃モニタリングシステム 12…ゴルフクラブヘッド
14…ゴルフボール 16…測定器
17…検知部 18…演算装置
22…ディスプレイ 40…LED発振回路
42…センサアンプ 44…カメラ制御回路
46…フラッシュ制御回路 48…画像メモリ
50…信号処理回路 56…演算処理回路
C0、C1、C2…CCDカメラ F0、F1、F2…フラッシュ
M…マーク
PS0、PS1、PS00、PS11…赤外線センサ
LED0、LED1…赤外線光源 SS…マイクロフォン

Claims (8)

  1. ボールを打撃する打撃部材の通過を検知する通過検知センサと、
    前記打撃部材による前記ボールの打撃によって生じる打撃音を検知する打撃音検知センサと、
    前記通過検知センサが前記打撃部材の通過を検知した後、所定時間内に前記打撃音検知センサが前記打撃音を検知したことを条件として前記ボールの画像を撮像するカメラと、
    前記通過検知センサ、前記打撃音検知センサ及び前記カメラにより撮像された前記ボールの画像に基づき、前記打撃部材による打撃特性を算出する打撃特性算出手段と、
    を備えることを特徴とする打撃モニタリングシステム。
  2. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記打撃部材の通過域に照明光を照射する照明手段を備え、
    前記通過検知センサは、前記打撃部材により反射された前記照明光を検知する反射光検知センサであることを特徴とする打撃モニタリングシステム。
  3. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記打撃部材の通過域に照明光を照射する照明手段を備え、
    前記通過検知センサは、前記打撃部材により前記照明光の少なくとも一部が遮光された状態を検知する遮光状態検知センサであることを特徴とする打撃モニタリングシステム。
  4. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記打撃部材の通過域に照明光を照射する照明手段を備え、
    前記通過検知センサは、前記打撃部材により反射された前記照明光を検知する反射光検知センサと、前記打撃部材により前記照明光の少なくとも一部が遮光された状態を検知する遮光状態検知センサとからなることを特徴とする打撃モニタリングシステム。
  5. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記通過検知センサは、前記打撃部材の通過域に所定距離離間して配設される第1センサ及び第2センサからなり、
    前記第1センサ及び前記第2センサが前記打撃部材の通過を検知した各時刻と、前記所定距離とから、前記打撃部材の打撃スピードを算出する打撃スピード算出手段を備えることを特徴とする打撃モニタリングシステム。
  6. 請求項4記載のシステムにおいて、
    前記反射光検知センサは、前記打撃部材の通過域に所定距離離間して配設され、前記打撃部材により反射された前記照明光を検知する第1反射光検知センサ及び第2反射光検知センサからなり、前記遮光状態検知センサは、前記打撃部材の通過域に所定距離離間して配設され、前記打撃部材により前記照明光の少なくとも一部が遮光された状態を検知する第1遮光状態検知センサ及び第2遮光状態検知センサからなり、
    前記打撃特性算出手段は、前記第1反射光センサ及び前記第2反射光センサが前記打撃部材の通過を検知した時間間隔と、前記第1遮光状態検知センサ及び前記第2遮光状態検知センサが前記打撃部材の通過を検知した時間間隔とから、前記打撃部材の打撃特性を算出することを特徴とする打撃モニタリングシステム。
  7. 請求項1記載のシステムにおいて、
    前記カメラは、前記ボールの略飛行方向に所定距離離間して配設され、前記ボールの画像を同一方向から撮像する第1カメラ及び第2カメラと、前記第1カメラ及び前記第2カメラと異なる方向から前記ボールの画像を撮像する第3カメラとからなり、
    前記打撃特性算出手段は、前記第1カメラ、前記第2カメラ及び前記第3カメラにより撮像された前記ボールの画像位置から、ボール速度、ボール打ち出し角度及びボール打ち出し方向を算出することを特徴とする打撃モニタリングシステム。
  8. 請求項7記載のシステムにおいて、
    前記ボールの回転方向及び回転量を検知するためのマークが前記ボールの表面に形成され、
    前記打撃特性算出手段は、前記第1カメラ及び前記第2カメラにより撮像された前記マークの位置変位から、前記ボールの回転方向及び回転量を算出することを特徴とする打撃モニタリングシステム。
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