JP2006129922A - 脱出用保護具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自力でシュータなどの非常脱出器具から自力で脱出できない者を安全に脱出させることができる脱出用保護具を提供すること。
【解決手段】 被保護者200が寝た状態で下方に配置される人体保持部材110と、前記人体保持材の下半身側に設けられ被保護者の下半身を挿入可能な開口部121を備え、被保護者の下半身を包み込む下半身保護部材120と、前記下半身保護部材の長手方向に沿って下半身保護部材の開口に到るまで略直線線状に設けられ下半身保護部材を2分するジッパー等の線ファスナ部130と、前記人体保持部材110に設けられ、被保護者を人体保持部に固定するゴムなどの弾性材から形成された固定部材140と、上半身覆い部150を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、脱出用保護具に関する。
非常時に船舶や航空機から脱出するに際して、滑り台状のシュータが用いられる。このシュータは船舶、航空機等の搭乗個所から海面、地面に脱出する斜面を備える。
避難者はシュータには移動し、自重でシュータの斜面に沿って滑り降り、シュータ下端まで脱出する。
しかしながら、避難者が病人、老齢者、障害者である場合には、自力でシュータまで移動することができない場合がある。また、シュータまで移動したとしても、待避者が滑り降りる際に自力で姿勢を維持できない場合や、意識がない状態の場合には、シュータを安全に降下できない。
そこで本発明は、自力でシュータなどの非常脱出器具から自力で脱出できない者を安全に脱出させることができる脱出用保護具を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、布材で構成され被保護者が寝た状態で下方に配置される人体保持部材と、前記人体保持材の下半身側に設けられ被保護者の下半身を挿入可能な開口部を備え、被保護者の下半身を包み込む下半身保護部材と、前記下半身保護部材の長手方向に沿って下半身保護部材の開口に到るまで略直線線状に設けられ下半身保護部材を2分する線ファスナ部と、前記人体保持部に設けられ、被保護者を人体保持部に固定する固定部材とを備えたことを特徴とする脱出用保護具である。
請求項2の発明は、請求項1の脱出用保護具において、人体保持部材の上半身側には、被保護者の頭部、上半身を覆い被せることができる上半身覆い部を備えて構成されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2の脱出用保護具において、人体保持部、下半身保護部材及び上半身覆い部は帆布で形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの脱出用保護具において、人体保持部材は、少なくとも下側表面に滑り抵抗が少ない合成繊維部を備えることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの脱出用保護具において、前記人体保持部材には、人体保持部材の被保護者の上半身を覆った状態で係着可能なベルト部材を備えていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし4のいずれか脱出用保護具において、前記固定部材は、弾性体で構成されたことと特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1ないし5の出用保護具において、周囲に把持用の環部を設けたことを特徴とする
本発明によれば、人体保持部材に被保護者を寝かせ、ファスナ部で分割した下半身保護部材内に下半身を入れてファスナ部を閉め、固定部材で被保護者を人体保持部に固定するので自力でシュータなどの非常脱出器具から自力で脱出できない被保護者を脱出用保護具に収納して安全に脱出させることができる。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明の実施の形態に係る脱出用保護具の構成を示す平面図、図2は図1に示す脱出用保護具の構成を示す平面図、図3は図1に示す脱出用保護具の使用状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は一部省略側面図、図4は図1に示す脱出用保護具の他の使用状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は一部省略側面図である。
本発明に係る脱出用保護具100は帆布などの布で構成され、図1ないし図4に示すように、被保護者200が寝た状態で下方に配置される人体保持部材110と、前記人体保持材の下半身側に設けられ被保護者の下半身を挿入可能な開口部121を備え、被保護者の下半身を包み込む下半身保護部材120と、前記下半身保護部材の長手方向に沿って下半身保護部材の開口に到るまで略直線線状に設けられ下半身保護部材を2分するジッパー等の線ファスナ部130と、前記人体保持部材110に設けられ、被保護者を人体保持部に固定するゴムなどの弾性材から形成された固定部材140とを備える。固定部材140は面ファスナ141でその固定寸法を調整することができる。この固定部材140は被保護者200の腋下部を脱出用保護具100に固定するものであり、シュータ移動時やシュータからの脱出時に被保護者200の脚が被保護者200の自重で折れ曲がるのを防止することができる。被保護者200の脚が折れ曲がるとシュータ内で被保護者200が引っ掛かり脱出が困難になる。本固定部材140により、係る自体を防止している。
本例では脱出用保護具100の人体保持部材110の上半身側には、被保護者200の頭部210、上半身220を覆い被せることができる上半身覆い部150を備えて構成されている。上半身覆い部150は、人体保持部材110と上半身覆い部150との周囲に設けられたドットファスナ151で取付取り外しが可能である。また、図3に示すように、被保護者200の頭部210の下部に配置する事や、図4に示すように被保護者200の頭部210を覆うように配置することができる。
また、本例の人体保持部材110は、少なくともシュータ等と接触する下側表面111に滑り抵抗が少ない、ポリイミド繊維、フッ素樹脂繊維等の合成繊維部を貼付しておくことができる。
また、前記人体保持部材110には、下半身保護部材で被保護者の上半身を覆った状態で被保護者を人体保持部材に固定する2本のベルト部材161,162を備えており、これらのベルト部材161,162はバックル163,164で寸法調整をすることができる。本ベルト部材161,162により、保護者200を脱出用保護具100と一体になるよう固定するものであり、上記固定部材140と共にシュータ移動時やシュータからの脱出時に被保護者200の脚が被保護者200の自重で折れ曲がるのを防止することができる。
さらに、本例では脱出用保護具100には、その周囲に把持用の環部171,172,173,174,175,176を設けている。この環部171,172,173,174,175,176は、図2に示すように、延長形成して人体保持部材110に渡しかけ縫合させた環状帯部材181、182、183の端部で形成している。
また、環部171,172,173,174,175,176には面ファスナを設け、不使用時に人体保持部材110または下半身保護部材120に貼り付けておくことができる。
なお、上記脱出用保護具が適用される脱出器具は滑り台式のもののほか、ジグザグ式、スパイラル式の脱出器具にてきようできる。また、脱出器具は船舶、航空機、建物その他どのようなものに配置されてもよい。
本発明の実施の形態に係る脱出用保護具の構成を示す平面図である。 図1に示す脱出用保護具の構成を示す平面図である。 図1に示す脱出用保護具の使用状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は一部省略側面図である。 図1に示す脱出用保護具の他の使用状態を示す図であり、(a)は正面図、(b)は一部省略側面図である。
符号の説明
100 脱出用保護具
110 人体保持部材
111 下側表面
120 下半身保護部材
121 開口部
130 線ファスナ部
140 固定部材
141 面ファスナ
150 上半身覆い部
151 ドットファスナ
161,162 ベルト部材
163,164 バックル
171,172,173,174,175,176 環部
181、182、183 帯部材
200 被保護者
210 頭部
220 上半身

Claims (7)

  1. 布材で構成され被保護者が寝た状態で下方に配置される人体保持部材と、前記人体保持材の下半身側に設けられ被保護者の下半身を挿入可能な開口部を備え、被保護者の下半身を包み込む下半身保護部材と、前記下半身保護部材の長手方向に沿って下半身保護部材の開口に到るまで略直線線状に設けられ下半身保護部材を2分する線ファスナ部と、前記人体保持部に設けられ、被保護者を人体保持部に固定する固定部材とを備えたことを特徴とする脱出用保護具
  2. 人体保持部材の上半身側には、被保護者の頭部、上半身を覆い被せることができる上半身覆い部を備えて構成されてたことを特徴とする請求項1の脱出用保護具。
  3. 人体保持部、下半身保護部材及び上半身覆い部は帆布で形成されていることを特徴とする請求項1または2の脱出用保護具。
  4. 人体保持部材は、少なくとも下側表面に滑り抵抗が少ない合成繊維部を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかの脱出用保護具。
  5. 前記人体保持部材には、下半身保護部材で被保護者の上半身を覆った状態で被保護者を人体保持部材に固定するベルト部材を備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの脱出用保護具
  6. 前記固定部材は、弾性体で構成されたことと特徴とする請求項1ないし5の脱出用保護具。
  7. 周囲に把持用の環部を設けたことを特徴とする請求項1ないし5の脱出用保護具。
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