JP2006129600A - ファンモータ - Google Patents

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卓洋 岩崎
Kazuyuki Izumi
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Abstract

【課題】 モータ内部の通風量の増大とファンボスの小型化との両立を図る。
【解決手段】 円筒形状のファンボス2内には、径方向で互いに対向するロータマグネット10とステータ13とが収納されている。ロータマグネットには溝形状の径方向通気路11が形成されており、ファンボスには外周側開口11bの軸方向位置にファンボス穴4が形成されている。モータの駆動によりロータマグネットおよびファンブレード3を回転させて、ファンボスの外側に空気流れFを形成する。径方向通気路内の空気は遠心力と外周部で発生する負圧とにより外周側へ空気流れが励起され、通風量が増加する。この増加した空気流れは、軸方向において径方向通気路と同じ位置のファンボス穴よりファンブレードの負圧側にあるファンボス外側面へ積極的に排出される。径方向通気路を形成するための余分なスペースは不要である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ファンモータに関する。
従来より、自動車のエンジン冷却などに使用されるファンモータは、エンジンからの輻射熱にさらされるエンジンルーム内に配置されることから、ファンモータ自体の冷却構造に配慮が払われている。たとえば、送風羽根の回転に伴いファンモータのケースの前後に設けたそれぞれの通気口より空気を吸引および空気を吐出することにより、ケース内部に空気を流通させてファンモータの内部の部材を効率よく冷却するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、この従来技術では、モータケースを覆うように配置されるとともに、送風羽根を支持してモータにより回転する筒状のファンボスをモータケースの前部を覆うように配置し、モータケースに対向するファンボス内側底面に冷却羽根を設けることにより、ファンボスの回転によって冷却羽根が後方に負圧を生じさせてモータケースに設けた通気口より空気を吸引し、モータ内部に空気を流通させている。
実公平7−47971号公報
しかし、上記従来技術では、モータ内部の通風量を増加させるためにファンボス内側底面に冷却羽根を設けているので、ファンボス内側底面には冷却羽根を収容するための空間を設けなければならず、そのためファンボスが大型化するという問題があった。
本発明は、上記点に鑑み、モータ内部の通風量の増大とファンボスの小型化との両立を図ることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、ステータ(13)と、外部からの電気エネルギに応じてステータの平面(13a)に対してエアギャップ(12)を隔てて回転軸(5)周りに回転するロータ(9、10)と、ロータの回転軸に軸方向が一致するように固定されてロータと一体的に回転する円筒部材であって、円筒部材の内側に前記ロータおよびステータを収納するファンボス(2)と、ファンボスの円筒外側面(2b)に一体的に設けられ、ロータの回転に応じて回転軸方向に空気流れ(F)を形成するファンブレード(3)と、を備えるファンモータであって、ロータの回転軸周りには回転中心側空間(24)が設けられ、ロータの外周側にはファンボスの内面(2c)との間に外周側空間(23)が設けられているとともに、ロータには、エアギャップを介してステータに対向するロータ面(10a)に平行に、一方を回転中心側空間に、他方を外周側空間にそれぞれ開口し、回転中心側空間と外周側空間とを連通する径方向通気路(11)が形成され、ファンボスには、外周側空間とファンボス外側とを連通する通気口(4)が設けられ、ステータの回転中心側には、回転中心側空間と空気流れにおけるファンブレードの正圧側とを連通する回転軸方向の連通路(17)が設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、モータの回転、すなわち静止したステータに対してロータが回転軸周りに回転すると、ロータ面に平行となるようロータに形成されている径方向通気路内の空気は、ロータ回転による遠心力により外周側空間へ押し出される。ファンボス内の外周側空間とファンボスの外側とを連通する通気口より、ファンボス内の外周側空間からファンボス外側へ空気流れが形成される。
ステータの回転中心側には、軸方向に連通路が設けられ、この連通路によりロータの回転中心側の空間とファンボスの外側のファンブレードの正圧側とが連通される。これにより、ファンボスの外側に連通した回転中心側空間から径方向溝内へ空気が供給されるので、ロータの回転中、径方向通気路内を回転中心側から外周側へと空気流れが定常的に形成される。
したがって、ロータの回転により、モータケース内部すなわちファンボス内部の通風量が増大するとともに、この通風量の増大をロータに径方向通気路を形成することにより行っているので、ファンボス内部に余分な空間を設ける必要がなく、ファンボスの小型化を実現できる。
この径方向通気路は、請求項2に記載のように、ロータ面上に開口が形成された開断面形状の溝であっても、あるいは請求項3に記載のように、閉断面形状の通気路であってもいずれでもよい。
なお、通気口は、請求項4に記載のように、空気流れにおけるファンブレードの負圧側の部位に設けるようにすれば、この通気口を介してファンボス内の外周側空間からファンボス外への空気流れを励起されやすくすることができる。
また、請求項5に記載のように、径方向通気路の回転軸方向における開口範囲を、通気口のファンボスの円筒側面における回転軸方向の開口範囲内に設定すれば、溝から外周側へ押し出された空気は、遠心力方向にある通気口より、比較的小さな通風抵抗によりスムーズにファンボス外へ排出される。
なお、ロータは、請求項6に記載のように、複数の磁石を回転軸周りに隣接して配置し、径方向通気路が隣り合う磁石の境界に沿って形成することができる。
また、径方向通気路の外周部開口は、請求項7に記載のように、回転中心部の開口に対する径方向位置または、径方向位置よりも回転方向の後方側位置のいずれかに形成することができる。
特に、径方向通気路の外周部開口位置を、回転中心部の開口に対する径方向位置よりも回転方向の後方側にずらすことにより、外周部開口における負圧の大きさが増加し、径方向通気路内の通風量を増すことができる。
さらに、請求項8に記載のように、ステータのロータとは反対側(13b)には、外周部がファンボスの内面との間で周方向間隙を形成するヒートシンク部材(19)が設けられており、ヒートシンク部材とステータとの間には面状の空気通路(21)が形成されているとともに、ヒートシンク部材より面状空気通路内をステータ側に突出するように複数の突起(20)が設けられ、面状空気通路は、外周部において周方向間隙に連通するとともに、回転中心部においてステータの軸方向連通路に連通するように構成することができる。これにより、ロータの回転によってロータの溝が形成する空気流れにより、正圧側の外部より面状空気通路内にあるヒートシンク部材の突起に空気を導入することができ、ヒートシンク部材を効率的に冷却することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1(a)、(b)は、本実施形態のファンモータ1におけるファンボス2およびファンブレード3の上面図および断面図である。図2は、ファンボス2内部の断面図であり、図3は、ファンブレード3を除くファンボス2の断面斜視図である。また、図4はロータマグネット10の斜視図である。
本実施形態のファンボス2は円筒形状をなし、円筒内にはモータの構成部品を収納するとともに、円筒外側面2bには、ファンボス2の回転によって円筒軸方向の空気流れFを形成するファンブレード3が一体的に形成されている。本実施形態では、ファンブレード3は5枚翼としている。ファンブレード3の翼先端側は保持リング3aによって形状が保持されている。なお、図1におけるファンブレード3の断面は、翼幅中心線(図1中、一点鎖線で示す)に沿ったものとして示している。
ファンブレード3の回転により、ファンブレード3の上流側は負圧状態となり、下流側は正圧状態となって、図中下方に空気流れFが形成される。ファンボス2の円筒外側面2bの負圧側部位には、ファンボス2の内外を連通する通気口としてのファンボス穴4が設けられている。
このファンボス穴4は、空気流れF方向(モータ回転軸方向)において、後述するロータマグネット10の径方向通気路としての径方向溝11の開口部位置(開口範囲)を含む位置(範囲)に開口している。また、ファンボス2の外側面2bにおいて、ファンボス穴4をファンブレード3の周方向の各中間位置に5つ設けている。
これにより、ロータマグネット10の回転に応じて径方向通気路11より外周方向に吐出される空気は、径方向通気路11の開口範囲と同じ回転軸方向位置にあるファンボス穴4よりファンボス2の外へ、低損失で効率的に排出可能である。
なお、ファンボス穴4はファンボス2の底面2aまで開口しているが、この開口は、主としてファンボス2の成型時、型抜きを容易にするために設けている。
本実施形態では、ファンボス2の内側に収納されているモータとして、円板状の永久磁石回転子(ロータ)が固定子(ステータ)側の電機子巻線と対向して回転する、いわゆるアキシャルギャップ・固定ヨーク形モータを採用している。
ファンボス2の円筒底面部2aは、ロータディスク9にねじ等により固定されている。ロータディスク9の円板状部には直交方向にシャフト5が一体的に形成されている。シャフト5は軸受け6を介して円筒状のホルダ7に回転自在に支持されている。これにより、ファンボス2およびロータディスク9は一体的にホルダ7内を同一の回転軸であるシャフト5周りに回転可能となっている。
ロータディスク9には、円環状のロータマグネット10が、その中心をシャフト5の軸心に一致するよう固着されている。ロータマグネット10は、図4に示すように8極のマグネット板100を円周方向に並べたもので、後述するステータ13との間にエアギャップ12を形成するロータ面10a上に、隣接するマグネット板100の間の境界110に沿って径方向に、ロータ面10aに開口した溝11が、径方向通気路として形成されている。
すなわち、本実施形態においては、この径方向通気路11は、開断面を備える溝形状であり、回転中心側空間24に開口する回転中心部側開口11aから外周側空間23に開口する外周側開口11bに向けて放射状に8本設けられている。なお、溝11の断面形状は、半円形状としているが、これ以外にも矩形、三角形などいずれの形状でもよい。
ステータ13は、ホルダ7に固着された円板状部材であり、円周方向に6つの電機子巻線(図示せず)を備えている。ステータ13のエアギャップ側の面13aは、エアギャップ12を隔ててロータマグネット10と対向して磁気回路を形成している。
また、ステータ13の回転中心部には、ホルダ7の周囲に回転軸方向の連通路17が複数設けられている。この軸方向連通路17は、ステータ13のエアギャップ側の面13aとその反対側に設けられている円環状空洞18とを連通している。なお、ステータ13の外周側とファンボス2の内側面2cとの間の円環状空隙の径方向距離は、連通路17における通風抵抗よりも大きい通風抵抗となるよう、その大きさが設定されている。
ステータ13のロータマグネット10とは反対側の面13bには、円板状のヒートシンク部材19が複数の突起20を介して接するようにホルダ7に固着して設けられている。すなわち、ヒートシンク部材19とステータ13との間には面状の空気通路21が設けられ、この面状空気通路21内をヒートシンク部材19からステータ13の面13bに接触する複数の突起20を突出させている。
したがって、面状空気通路21内を流通する空気が突起20と熱交換することにより、ヒートシンク部材19および突起20と接しているステータ13を空冷することができる。なお、ヒートシンク部材19の底部(図2紙面下方)には、ヒートシンク部材19により冷却可能に、モータの回路部22が納められている。
ヒートシンク部材19の外周側とファンボス2の内側面2cとの間には円環状の周方向間隙25が設けられている。この周方向間隙25は、ファンモータ1の空気流れFの下流側、すなわち正圧側に開口しており、ファンモータ1のケースの正圧側通気口に相当する。
次に、本実施形態において、ファンボス2の回転によってファンボス2内外に形成される空気流れについて説明する。
ファンモータ1に外部より電気エネルギが与えられて、ステータ13とロータマグネット10との間に形成される電磁力によりロータ(ロータマグネット10、ロータディスク9)が回転することにより、ファンブレード3に空気流れFを発生させる。
この空気流れFは、ファンボス2の円筒側面において回転軸方向に形成される。このとき、ファンブレード3の風上側は負圧状態(負圧側)となっており、さらに、ファンボス穴4においてはファンボス2の回転速度(周速)に応じた大きさの径方向の圧力差(外側で負圧状態)が生じている。これらの圧力差によって、ファンボス2内の外周側空間23よりファンボス穴4を介してファンボス2外へ空気が押し出され空気流れが生ずる。
一方、ロータマグネット10の回転により、径方向溝11内の空気には遠心力および回転中心側開口11aに対する外周側開口11bでの負圧が作用して、回転中心側開口11aから外周側開口11bへの空気流れが励起される。
すなわち、このロータマグネット10に形成された径方向溝11は空気を径方向外側へ圧送するポンプの役目を果たしている。しかも、溝形状であるので、余分な空間を設ける必要がなく、さらに、ロータマグネット10の回転に対する空気抵抗を小さくすることができる。また、溝11が隣接するマグネット板100の境界110に沿って形成されるので、各マグネット板100の製作が容易である。
ロータマグネット10の回転中心側開口11aが開口する回転中心側空間24は、圧力が低くなるため、この回転中心側空間24に連通するステータ13の軸方向連通路17を介してさらに上流側の円環状空洞18、面状空気通路21および周方向間隙25より空気を吸い上げることとなる。
特に、周方向間隙25は正圧側通気口として、空気流れFの風下側にあって正圧状態にあるファンモータ2の外より、空気が押し込まれる。
以上のようにして、ロータマグネット10に形成された径方向通気路である径方向溝11の回転によりファンボス2内の通風量が増大され、この増大された空気の流れが、図2中矢印Aで示される方向に、ファンボス2の内外にわたって形成されるので、ファンボス2内においては、ヒートシンク部材19の突起20回りに空気が流れてヒートシンク部材19を効率的に冷却することができる。したがって、ヒートシンク部材19での熱伝導により、モータの必要部位を冷却することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、ロータマグネット10に設けられた径方向通気路11は、回転中心から放射状に伸び、かつ、ロータ面10a上に開口した開断面、すなわち溝形状とした例を示したが、これに限らない。
たとえば、図5のロータマグネット10の平面視図の例のように形成してもよい。すなわち、溝11の外周側開口11bの周方向における位置を、回転中心側開口11aの径方向位置よりも回転方向Rの後方位置となるように配置してもよい。これにより、外周側開口11bにおける空気流れの周速をより高めることができ、径方向溝11内の空気流速を増して送風量を増加させることができる。
あるいは、図6に示すように、ロータマグネット10の平面視において、径方向通気路11は、回転方向Rの後方に曲げられた曲線形状であってもよい。このように、径方向通気路11は、ロータ面11a内において、回転中心側空間24から外周側空間23へ連通するものならば、厳密に半径方向に一致させる必要はない。
さらに、径方向通気路11は、上記実施形態では開断面、すなわちロータ面10a上に開口を備える溝形状のものを示したが、これに限らない。すなわち、図7のロータマグネット10の側面視図に示すように、ロータ面10a上には開口を設けず、ロータマグネット10内のマグネット板100の境界110に沿って閉断面の径方向通気路11を埋め込むように形成してもよい。このようにすれば、ロータマグネット10の回転時に、空気抵抗は増加せず、しかも上記実施形態と同様、径方向通気路11内の空気は外周側へ吐出されてファンボス2内に励起される通風量を増加させることができる。
(a)は、本実施形態のファンモータにおけるファンボスおよびファンブレードの上面図であり、(b)は(a)の部分断面図である。 ファンボス内部の断面図である。 ファンボスの断面斜視図である。 ロータマグネットの斜視図である。 他の実施形態のロータマグネットを示す正面視図である。 他の実施形態のロータマグネットを示す正面視図である。 他の実施形態のロータマグネットを示す側面視図である。
符号の説明
1…ファンモータ、2…ファンボス、3…ファンブレード、4…ファンボス穴、
10…ロータマグネット、11…径方向通気路(溝)、11a…回転中心側開口、
11b…外周側開口、12…エアギャップ、13…ステータ、17…軸方向連通口、
19…ヒートシンク部材、20…突起、21…面状空気通路、23…外周側空間、
24…回転中心側空間、25…周方向間隙、100…マグネット板。

Claims (8)

  1. ステータ(13)と、
    外部からの電気エネルギに応じて前記ステータの平面(13a)に対してエアギャップ(12)を隔てて回転軸(5)周りに回転するロータ(9、10)と、
    前記ロータの回転軸に軸方向が一致するように固定されて前記ロータと一体的に回転する円筒部材であって、前記円筒部材の内側に前記ロータおよびステータを収納するファンボス(2)と、
    前記ファンボスの円筒外側面(2b)に一体的に設けられ、前記ロータの回転に応じて前記回転軸方向に空気流れ(F)を形成するファンブレード(3)と、を備えるファンモータであって、
    前記ロータの前記回転軸周りには回転中心側空間(24)が設けられ、前記ロータの外周側には前記ファンボスの内面(2c)との間に外周側空間(23)が設けられているとともに、前記ロータには、前記エアギャップを介して前記ステータに対向するロータ面(10a)に平行に、一方を前記回転中心側空間に、他方を前記外周側空間にそれぞれ開口し、前記回転中心側空間と外周側空間とを連通する径方向通気路(11)が形成され、
    前記ファンボスには、前記外周側空間と前記ファンボス外側とを連通する通気口(4)が設けられ、
    前記ステータの回転中心側には、前記回転中心側空間と前記空気流れにおける前記ファンブレードの正圧側とを連通する前記回転軸方向の連通路(17)が設けられている
    ことを特徴とするファンモータ。
  2. 前記径方向通気路は、前記ロータ面上に開口が形成された開断面形状の溝であることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
  3. 前記径方向通気路は、閉断面形状を備えていることを特徴とする請求項1に記載のファンモータ。
  4. 前記通気口は、前記空気流れにおける前記ファンブレードの負圧側の部位に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のファンモータ。
  5. 前記径方向通気路の前記回転軸方向における開口範囲が、前記通気口の前記ファンボスの円筒側面における前記回転軸方向の開口範囲内にあることを特徴とする請求項4に記載のファンモータ。
  6. 前記ロータは、複数の磁石が前記回転軸周りに隣接して配置されるとともに、前記径方向通気路が前記隣り合う磁石の境界に沿って形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のファンモータ。
  7. 前記径方向通気路の前記外周部開口は、前記回転中心部の開口に対する径方向位置または、前記径方向位置よりも前記回転方向の後方側位置のいずれかに形成されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のファンモータ。
  8. 前記ステータの前記ロータとは反対側(13b)には、外周部が前記ファンボスの内面との間で前記周方向間隙を形成するヒートシンク部材(19)が設けられており、
    前記ヒートシンク部材と前記ステータとの間には面状の空気通路(21)が形成されているとともに、前記ヒートシンク部材より前記面状空気通路内を前記ステータ側に突出するように複数の突起(20)が設けられ、
    前記面状空気通路は、前記外周部において前記周方向間隙に連通するとともに、前記回転中心部において前記ステータの軸方向連通路に連通している
    ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1つに記載のファンモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009011460A1 (ja) * 2007-07-19 2009-01-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 回転電機

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