JP2006129542A - 車両の制駆動力制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車輪の駆動力を制御して、フラッタやハーシュネスの発生を抑制する。
【解決手段】 制駆動力制御装置は、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrをそれぞれ駆動する電動モータ11a〜11d、コントローラ22(制駆動力制御手段)、および前後加速度センサ21a,21b(前後加振力検出手段)を備える。コントローラ22は、検出された各前輪の前後加速度に応じて、車輪に付加すべき駆動力または制動力を計算する。車輪に発生した前方向の加振力に対しては、同加振力と同じ大きさの制動力を走行時の駆動力に付加し、車輪に発生した後方向の加振力に対しては、同加振力と同じ大きさの駆動力を走行時の駆動力に付加することにより、同加振力を低減してフラッタの発生が抑制される。前後加速度センサ21c,21dを設け、後輪の前後方向の加振力をそれぞれ低減することにより、各車輪毎のハーシュネスの発生も抑制可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車輪に対する制駆動力を変更制御する車両の制駆動力制御装置に関する。
従来から、例えば下記特許文献1に記載されているように、車輪にモータを組み込んで、同モータにより車輪を駆動するようにしたインホイールモータ型の車両は知られている。
特開2004−90699号公報
上記従来技術においては、モータを使用しないコンベンショナルな車両に比して、モータの質量分だけ車輪の質量が増加する。このため、車輪における周方向の質量アンバランスが大きくなり、特に操舵輪にモータが組み込まれている場合には、サスペンションおよびステアリング系が共振する現象すなわちフラッタが頻繁に発生して、その共振時の振幅も大きくなる。これにより、乗員に不快感を与えるという問題がある。また、操舵輪にモータが組み込まれていない車両であっても、車輪の制振性が低減することにより、路面の継ぎ目、亀裂、段差などの通過時に生ずる衝撃的な音や振動すなわちハーシュネスの程度が悪化する。したがって、この場合にも、乗員に不快感を与えるという問題がある。
本発明は、上記問題に対処するためになされたものであり、その目的は、車輪の駆動力を制御することにより、車輪の質量増加に伴うフラッタやハーシュネスの発生を抑制して乗員に与える不快感を低減可能な車両の制駆動力制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、車輪に発生した前後方向の加振力を検出する前後加振力検出手段と、前記検出された前後方向の加振力に応じて車輪の駆動力を変更して、同加振力を低減させる制駆動力制御手段とを備えたことにある。この場合、前記制駆動力制御手段は、例えば、前記検出された前後方向の加振力が車両前方への力であるとき、車輪に対して車両後方への力を発生させるように同車輪の駆動力を変更して車両前方への力による車輪の振れを抑制し、前記検出された前後方向の加振力が車両後方への力であるとき、車輪に対して車両前方への力を発生させるように同車輪の駆動力を変更して車両後方への力による車輪の振れを抑制するものであるとよい。また、前記前後加振力検出手段は、例えば、車輪に発生した前後方向の振動に基づいて前記加振力を検出するものであるとよい。
車輪に発生した前後方向の加振力に応じて、車輪の駆動力を変更すれば、同前後方向の加振力を低減する方向に力を作用させることができる。すなわち、車輪の質量アンバランス等により車輪に発生した前後方向の加振力に応じて、車輪に対して車両前方および後方へ力を作用させることにより、同前後方向の加振力による車両前方および後方への振れが抑制される。これにより、フラッタの発生を抑制して乗員に与える不快感を低減することができる。また、路面からの入力により車輪に発生した前後方向の加振力に応じて、車輪に対して車両前方および後方へ力を作用させることにより、同前後方向の加振力による車両前方および後方への振れが抑制される。これにより、ハーシュネスの発生を抑制して乗員に与える不快感を低減することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記前後加振力検出手段により検出された前輪の前後方向の加振力に基づいて後輪における前後方向の加振力発生時を推定する加振力発生時推定手段を設け、前記制駆動力制御手段は、前記推定された後輪の加振力発生時に後輪の駆動力を変更して、後輪に発生した前後方向の加振力を低減させるようにしたことにある。
路面の継ぎ目、亀裂、段差などについては、前輪のみならず後輪も通過する。したがって、前輪が路面の継ぎ目等を通過したことを検出することにより、後輪における同路面の継ぎ目等の通過時を推定することができる。これにより、後輪における路面の継ぎ目等の通過時に合わせて、後輪の駆動力を変更制御することができ、後輪におけるハーシュネスの発生を的確に抑制することが可能である。
a.第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明すると、図1は、車両の全体を示す概略平面図である。
車両の左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrは、電動モータ11a〜11dをそれぞれ備えている。電動モータ11a〜11d(インホイールモータ)は、図示しないホイールに組み込まれており、各電動モータ11a〜11dの回転軸がそれぞれハブ12a〜12dに一体的に組み付けられている。電動モータ11a〜11dは、減速機を内蔵しており、それらの回転により左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrをそれぞれ独立に駆動する。
電動モータ11a〜11dは、ナックルとしての役割も果たしており、ロアアーム13a〜13dを介して車体BDにそれぞれ接続されている。ロアアーム13a〜13dは、各内側端にて車体BDに略車両前後方向の軸線回りにそれぞれ回動可能に組み付けられるとともに、各外側端にて電動モータ11a〜11dを略車両上下方向の軸線回りにそれぞれ回動可能に組み付けている。
また、左右前輪Wfl,Wfr側に位置する電動モータ11a,11bは、ナックルアーム14a,14bを介してタイロッド15a,15bの各外側端にそれぞれ連結されている。タイロッド15a,15bは、各内側端にてラックバー16の両端にそれぞれ連結されている。ラックバー16は、ステアリングギヤボックス17内にて図示しないステアリングシャフトと一体化したピニオンに噛み合っている。
次に、電動モータ11a〜11dの制駆動力を制御する電気制御装置について説明する。この電気制御装置は、前後加速度センサ21a,21bを備えている。前後加速度センサ21a,21bは、電動モータ11a,11bにそれぞれ組み付けられていて、左右前輪Wfl,Wfrの絶対空間に対する前後方向の前後加速度Gx1,Gx2をそれぞれ検出する。この前後加速度Gx1,Gx2は、前方向が正で表されるとともに、後方向が負で表される。前後加速度センサ21a,21bは、前後加振力検出手段としての役割を果たす。これら前後加速度センサ21a,21bは、コントローラ22に接続されている。
コントローラ22は、CPU、ROM、RAMなどを主要構成部品とするマイクロコンピュータにより構成されている。このコントローラ22は、図2のフラッタ抑制制御プログラムを実行することにより、電動モータ11a〜11dの作動を制御する。このコントローラ22には、前後加速度センサ21a,21bに加えて、アクセルセンサ23、ブレーキセンサ24および駆動回路25〜28もそれぞれ接続されている。アクセルセンサ23は、アクセルペダルの踏み込み量を検出して、同踏み込み量を表す検出信号を出力する。ブレーキセンサ24は、ブレーキペダルの踏み込み量を検出して、同踏み込み量を表す検出信号を出力する。
駆動回路25〜28には、バッテリ29から電力が供給されるようになっていて、電動モータ11a〜11dに流れる電流を検出する電流センサ25a〜28aがそれぞれ接続されている。駆動回路25〜28は、コントローラ22の指示により、電流センサ25a〜28aとの協働により電動モータ11a〜11dを制御して左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrを制駆動する。この場合、コントローラ22は、左右前輪Wfl,Wfrに前後方向の加振力が発生していないときは、アクセルセンサ23またはブレーキセンサ24からの踏み込み量を表す検出信号に応じて、駆動回路25〜28を介して電動モータ11a〜11dの回転を制御して、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrを同じ駆動力または制動力で制駆動するようになっている。なお、電流センサ25a〜28aに代えて、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrに対する制駆動トルクを検出するトルクセンサを設けてもよい。
次に、上記のように構成した第1実施形態の動作を説明する。コントローラ22は、所定の短時間毎に図2のフラッタ抑制制御プログラムを繰り返し実行している。このプログラムの実行はステップS10にて開始され、ステップS11にて、前後加速度Gx1,Gx2を表す検出値をそれぞれ入力した後、ステップS12以降の処理を実行する。
ステップS12においては、前後加速度Gx1,Gx2をそれぞれバンドパスフィルタ処理することにより、フラッタの発生周波数帯域である10数Hz程度の前後加速度Gx1,Gx2を導出する。次に、ステップS13において、前記導出したフラッタの発生周波数帯域の前後加速度Gx1,Gx2の絶対値が所定の閾値以上であるか否かをそれぞれ判定する。
ここで、フラッタについて、図4にて右前輪Wfrを代表して説明しておく。右前輪Wfrにおける周方向の質量アンバランスや、タイヤの不均一性すなわちアンユニフォミティなどの理由によって、右前輪Wfrの回転角速度が所定の値を超えたとき、右前輪Wfrに前後方向の加振力Fが発生することがある。この前後方向の加振力Fによって、ナックルを兼ねた電動モータ11bは、図中KPで示すキングピンの軸線回りに極く微小の回転角で回転振動するようになる。この電動モータ11bの回転振動に起因して、ナックルアーム14b、タイロッド15b、ラックバー16、ステアリングギヤボックス17、ステアリングシャフトおよびステアリングホイールが共振するようになる。このようにサスペンションおよびステアリング系が共振する現象がフラッタであり、ステアリングホイールを操作する運転者に不快感を与えるものである。
図2に戻って、現在、車両が比較的低速で走行している場合について説明すると、この場合には左右前輪Wfl,Wfrのいずれにも前後方向の加振力が発生していないので、ステップS13にて「No」と判定して、ステップS14の処理を実行する。
ステップS14においては、アクセルセンサ23またはブレーキセンサ24からの検出信号に応じて、コントローラ22は駆動回路25〜28との協働により電動モータ11a〜11dの回転を制御し、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrを回転駆動する。ステップS14の処理後、ステップS17にてこのフラッタ抑制制御プログラムの実行を一旦終了する。
次に、車両が80km/h〜120km/h程度の高速で走行していて、左右前輪Wfl,Wfrのうちの少なくともいずれか一方にフラッタを生じさせる前後方向の加振力が発生している場合について説明する。この場合、コントローラ22は、ステップS13にて「Yes」すなわち前後方向の加振力に応じて前後加速度Gx1,Gx2のうちの少なくとも一方の絶対値が所定の閾値以上であると判定して、ステップS15以降の処理を実行する。
ステップS15においては、コントローラ22のROM内に設けられている制駆動力テーブルを参照して、前後加速度Gx1,Gx2に応じて変化する制駆動力ΔFを計算する。この制駆動力テーブルは、図3に示すように、前後加速度Gx1,Gx2の増加に従って非線形減少する左右前輪Wfl,Wfrにおける制駆動力ΔFを記憶している。ここで、前後加速度Gx1,Gx2と前後方向の加振力とは予め対応付けられていて、制駆動力ΔFは、前後方向の加振力と大きさが同じであり、かつ発生した前後方向の加振力と逆向きの力となるように設定されている。この制駆動力ΔFは、正により前輪に対して車両前方へ駆動力ΔFを付加することを表し、負により前輪に対して車両後方へ制動力ΔFを付加することを表す。
ステップS16においては、走行時の駆動力に前記制駆動力ΔFを付加したトータル駆動力に応じて、電動モータ11a,11bをそれぞれ駆動制御する。具体的には、右前輪Wfrが前後方向の加振力により加振されて、右前輪Wfrに正の前後加速度Gx1が発生しているときは、前後加速度Gx1に応じて、右前輪Wfrに対する走行時の駆動力に制動力ΔFが付加され、右前輪Wfrに負の前後加速度Gx1が発生しているときは、前後加速度Gx1に応じて、右前輪Wfrに対する走行時の駆動力に駆動力ΔFが付加される(図3および図4参照)。また、左前輪Wflについても、右前輪Wfrの場合と同様、前後加速度Gx2の大きさおよびその発生方向に応じて、左前輪Wflに対する走行時の駆動力にそれぞれ制動力ΔFまたは駆動力ΔFが付加される。
そして、左右前輪Wfl,Wfrのうちの少なくとも一方が前後方向に加振されて回転振動を繰り返していれば、上記ステップS15およびステップS16の処理がそれぞれ繰り返し実行され、前後加速度Gx1,Gx2の大きさおよびその発生方向に応じて、左右前輪Wfl,Wfr毎に制動力ΔFまたは駆動力ΔFがそれぞれ付加されることになる。
上記第1実施形態によれば、左右前輪Wfl,Wfrに発生した前後方向の加振力をそれぞれ前後加速度Gx1,Gx2に基づいて検出し、これら前後加速度Gx1,Gx2に応じて車両前方および後方へ力を作用させることにより、左右前輪Wfl,Wfrに発生した前後方向の加振力による車両前方および後方への振れが抑制される。これにより、フラッタの発生が抑制されて運転者に与える不快感が低減される。
なお、上記第1実施形態においては、左右前輪Wfl,Wfrに発生した前後方向の加振力を前後加速度センサ21a,21bにより出力された前後加速度Gx1,Gx2に基づいてそれぞれ検出した。しかし、これに限らず、前後加速度センサ21a,21bに加えてまたは代えて、車輪速センサを用いて左右前輪Wfl,Wfrの前後方向の加振力をそれぞれ検出してもよい。また、油圧式パワーステアリング装置を採用している場合には、前後加速度センサ21a,21bに加えてまたは代えて、油圧センサを用いて左右前輪Wfl,Wfrの前後方向の加振力を検出してもよく、電動式パワーステアリング装置を採用している場合には、前後加速度センサ21a,21bに加えてまたは代えて、トルクセンサを用いて左右前輪Wfl,Wfrの前後方向の加振力を検出してもよい。
この場合、車輪速センサは、電動モータ11a,11bにそれぞれ組み付けられていて、通常は同モータ11a,11bの回転を検出する。左右前輪Wfl,Wfrに前後方向の加振力が発生したときは、同モータ11a,11bの回転を表す信号波形に周期的な振幅の変動が生ずる。したがって、この振幅の変動量と前後方向の加振力とを予め対応付けておき、上記第1実施形態に係る図3の制駆動力テーブルと同様の制駆動力テーブルを用いて、制駆動力ΔFを、前後方向の加振力と同じ大きさに設定するとともに、発生した前後方向の加振力と逆向きの力となるように設定することにより、上記第1実施形態と同様に、フラッタの発生が抑制される。
また、油圧センサは、油圧式パワーステアリング装置を構成するパワーシリンダに組み付けられていて、通常は同パワーシリンダ内の油圧を検出する。左右前輪Wfl,Wfrに前後方向の加振力が発生したときは、前記パワーシリンダ内の油圧を表す信号波形に周期的な振幅の変動が生ずる。したがって、この振幅の変動量と前後方向の加振力とを予め対応付けておき、上記第1実施形態に係る図3の制駆動力テーブルと同様の制駆動力テーブルを用いて、制駆動力ΔFを、前後方向の加振力と同じ大きさに設定するとともに、発生した前後方向の加振力と逆向きの力となるように設定することにより、上記第1実施形態およびその変形例と同様に、フラッタの発生が抑制される。
トルクセンサは、電動式パワーステアリング装置を構成するステアリングシャフトに組み付けられていて、通常はステアリングシャフトに作用する操舵トルクを検出する。左右前輪Wfl,Wfrに前後方向の加振力が発生したときは、ステアリング系の共振により操舵トルクを表す信号波形に周期的な振幅の変動が生ずる。したがって、この振幅の変動量と前後方向の加振力とを予め対応付けておき、上記第1実施形態に係る図3の制駆動力テーブルと同様の制駆動力テーブルを用いて、制駆動力ΔFを、前後方向の加振力と同じ大きさに設定するとともに、発生した前後方向の加振力と逆向きの力となるように設定することにより、上記第1実施形態および各種変形例と同様に、フラッタの発生が抑制される。
b.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について説明する。この第2実施形態に係る車両の制駆動力制御装置は、前輪側の前後加速度センサ21a,21bに加えて、図1に破線で示すように、後輪側にも前後加速度センサ21c,21dを備えている。前後加速度センサ21c,21dは、電動モータ11c,11dにそれぞれ組み付けられていて、左右後輪Wrl,Wrrの絶対空間に対する前後方向の前後加速度Gx3,Gx4をそれぞれ検出する。この前後加速度Gx3,Gx4は、前方向が正で表されるとともに、後方向が負で表される。前後加速度センサ21a〜21bは、前後加振力検出手段としての役割を果たす。また、この第2実施形態に係るコントローラ22は、上記図2のフラッタ抑制制御プログラムに代えて、図5のハーシュネス抑制制御プログラムを記憶していて同プログラムを所定の短時間毎に繰り返し実行する。他の部分に関しては、上記第1実施形態と同じである。
以下、この第2実施形態の動作を説明する。コントローラ22は、所定の短時間毎に図5のハーシュネス抑制制御プログラムを繰り返し実行している。このプログラムは、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrr毎にそれぞれ独立して実行されている。
このハーシュネス抑制制御プログラムの実行はステップS20にて開始され、ステップS21にて、前後加速度センサ21a〜21bから前後加速度Gxi(i=1〜4)を表す検出値をそれぞれ入力した後、ステップS22以降の処理を実行する。
ステップS22においては、前後加速度Gxi(i=1〜4)をそれぞれハイパスフィルタ処理することにより、ハーシュネスの発生周波数帯域である100Hz程度の前後加速度Gxi(i=1〜4)を導出する。次に、ステップS23において、前記導出したハーシュネスの発生周波数帯域における前後加速度Gxi(i=1〜4)の絶対値が所定の閾値以上であるか否かをそれぞれ判定する。現在、車両が凹凸のない平らな路面を直進走行している場合について説明すると、この場合には左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrのいずれについても前後方向の加振力が発生していないので、ステップS23にてそれぞれ「No」と判定して、ステップS24の処理を実行する。
ステップS24においては、上記第1実施形態に係るステップS14の処理と同様、アクセルセンサ23またはブレーキセンサ24からの検出信号に応じて、コントローラ22は駆動回路25〜28との協働により電動モータ11a〜11dの回転を制御し、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrを回転駆動する。ステップS24の処理後、ステップS27にてこのハーシュネス抑制制御プログラムの実行を一旦終了する。
次に、車両が、例えば所定間隔で配置された突起のある路面を走行していて、左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrにてハーシュネスを生じさせる前後方向の加振力が発生している場合について説明する。この場合、コントローラ22は、ステップS23にてそれぞれ「Yes」すなわち前後方向の加振力に応じて前後加速度Gxi(i=1〜4)の絶対値が所定の閾値以上であるとそれぞれ判定して、ステップS25以降の処理を実行する。
ステップS25においては、コントローラ22のROM内に設けられている制駆動力テーブルを参照して、前後加速度Gxi(i=1〜4)に応じて変化する制駆動力ΔFを計算する。この制駆動力テーブルは、上記第1実施形態に係る図3の制駆動力テーブルと同様、前後加速度Gxi(i=1〜4)の増加に従って非線形減少する左右前後輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrにおける制駆動力ΔFを記憶している。ここで、前後加速度Gxi(i=1〜4)と前後方向の加振力とは予め対応付けられていて、制駆動力ΔFは、前後方向の加振力と大きさが同じであり、かつ発生した前後方向の加振力と逆向きの力となるように設定されている。この制駆動力ΔFは、正により前輪に対して車両前方へ駆動力ΔFを付加することを表し、負により前輪に対して車両後方へ制動力ΔFを付加することを表す。
ステップS26においては、走行時の駆動力に前記制駆動力ΔFを付加したトータル駆動力に応じて、電動モータ11a〜11dをそれぞれ駆動制御する。具体的には、左前輪Wflが、路面の突起に乗り上げたことにより、後方向の加振力により加振されて、左前輪Wflに負の前後加速度Gx1が発生したときは、前後加速度Gx1に応じて、左前輪Wflに対する走行時の駆動力に駆動力ΔFが付加される(図6参照)。右前輪Wfr、左右後輪Wrl,Wrrについても、左前輪Wflの場合と同様、それぞれ前後加速度Gx2〜Gx4に応じて、走行時の駆動力に駆動力ΔFが付加される。
左前輪Wflが路面の突起に乗り上げたときは、図7(A)に示すように、左前輪Wflは突起から後向きの加振力Frを受ける。したがって、この場合に、左前輪Wflに加振力Frと同じ大きさの前向きの力Ftが発生するように、左前輪Wflに対して駆動力ΔFを付加することにより、左前輪Wflにおける突起乗り上げ時の後向きの加振力が低減するため、左前輪Wflにおけるハーシュネスの発生が抑制されることになる。右前輪Wfr、左右後輪Wrl,Wrrについても、左前輪Wflの場合と同様、駆動力ΔFを付加することにより、それぞれ突起乗り上げ時の後向きの加振力が低減されて、ハーシュネスの発生がそれぞれ抑制される。
一方、左前輪Wflが、路面の突起を乗り越えたことにより、前方向の加振力により加振されて、左前輪Wflに正の前後加速度Gx1が発生したときは、前後加速度Gx1に応じて、左前輪Wflに対する走行時の駆動力に制動力ΔFが付加される(図6参照)。右前輪Wfr、左右後輪Wrl,Wrrについても、左前輪Wflの場合と同様、それぞればね下加速度Gx2〜Gx4に応じて、走行時の駆動力に制動力ΔFが付加される。
左前輪Wflが路面の突起を乗り越えたときは、図7(B)に示すように、左前輪Wflは突起から前向きの加振力Frを受ける。したがって、この場合に、左前輪Wflに加振力Frと同じ大きさの後向きの力Ftが発生するように、左前輪Wflに対して制動力ΔFを付加することにより、左前輪Wflにおける突起乗り越え時の前向きの加振力が低減するため、左前輪Wflにおけるハーシュネスの発生が抑制されることになる。右前輪Wfr、左右後輪Wrl,Wrrについても、左前輪Wflの場合と同様、制動力ΔFを付加することにより、それぞれ突起乗り越え時の前向きの加振力が低減されて、ハーシュネスの発生がそれぞれ抑制される。
上記第2実施形態によれば、ハーシュネスの発生を抑制するために、例えば、サスペンションにおける前後方向のコンプライアンス(ブッシュの弾性変形による撓み易さ)を大きくしなくて済む。これにより、サスペンション系における剛性が確保されるため、操舵時における操舵力および制動時における制動力の応答性が悪化することがなく、また前後方向力によるコンプライアンスステア(ブッシュの弾性変形による見かけ上ステアリングホイールを操作したのと同じ状態)が過大にならないという効果も得られる。
なお、上記第2実施形態においては、各車輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrに発生した前後方向の加振力を前後加速度センサ21a〜21dにより出力された前後加速度Gxi(i=1〜4)に基づいてそれぞれ検出した。しかし、これに限らず、前後加速度センサ21a〜21dに加えてまたは代えて、上記第1実施形態に係る変形例と同様、車輪速センサを用いて各車輪Wfl,Wfr,Wrl,Wrrに発生した前後方向の加振力をそれぞれ検出してもよい。
c.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について説明する。この第3実施形態に係る車両の制駆動力制御装置は、上記第1実施形態で説明した前輪側の前後加速度センサ21a,21bを備えるとともに、図1に破線で示すように、車速センサ32を備えている。車速センサ32は、車速Vを検出して出力する。また、この第3実施形態に係るコントローラ22は、上記第1実施形態に係る図2のフラッタ抑制制御プログラムに代えて、図8の前輪ハーシュネス抑制制御プログラムおよび図9の後輪ハーシュネス抑制制御プログラムを記憶していて、これらプログラムを所定の短時間毎に繰り返し実行する。他の他の部分に関しては、上記第1実施形態と同じである。
以下、この第3実施形態の動作を説明する。コントローラ22は、所定の短時間毎に図8の前輪ハーシュネス抑制制御プログラムおよび図9の後輪ハーシュネス抑制制御プログラムを繰り返し実行している。図8の前輪ハーシュネス抑制制御プログラムは左右前輪Wfl,Wfr毎にそれぞれ独立して実行され、図9の後輪ハーシュネス抑制制御プログラムは左右後輪Wrl,Wrr毎にそれぞれ独立して実行されている。
この前輪ハーシュネス抑制制御プログラムはステップS30にて開始され、上記第2実施形態のステップS21〜ステップS26の処理と同様なステップS31〜ステップS36の処理により、左右前輪Wfl,Wfrにおける電動モータ11a,11bをそれぞれ駆動制御する。ただし、この前輪ハーシュネス抑制制御プログラムにおいては、上記第2実施形態のステップS21〜ステップS26の処理に加えて、ステップS34の処理後にモータ制駆動フラグMFGを“0”に設定するステップS37の処理と、ステップS36の処理後にモータ制駆動フラグMFGを“1”に設定するステップS38の処理とを実行するようになっている。
このモータ制駆動制御フラグMFGは、“1”により左右前輪Wfl,Wfrの駆動力に制駆動力ΔFを付加したトータル駆動力に応じて電動モータ11a,11bをそれぞれ駆動制御している状態を表し、“0”によりアクセルセンサ23またはブレーキセンサ24の検出信号に応じて電動モータ11a,11bをそれぞれ駆動制御している状態を表す。このモータ制駆動フラグMFGは、左右前輪Wfl,Wfrにハーシュネスを生じさせる前後方向の加振力が発生していない場合には、ステップS37の処理によりそれぞれ“0”に設定されている。
左右前輪Wfl,Wfrにおいては、上記第2実施形態に係る図5のハーシュネス抑制制御における処理と同様な処理を実行するので説明を省略し、ここでは図9の後輪ハーシュネス抑制制御プログラムの処理について説明する。この後輪ハーシュネス抑制制御プログラムはステップS40にて開始され、ステップS41にて、車速センサ32から車速Vを表す検出値を入力した後、ステップS42以降の処理を実行する。
ステップS42においては、タイマフラグTFGが“1”であるか否かを判定する。このタイマフラグTFGは、“1”によりコントローラ22に内蔵のタイマが計時動作している状態を表し、“0”により同タイマが計時動作していない状態を表す。このタイマフラグTFGは、左右前輪Wfl,Wfrにて図8のステップS36の処理が実行されておらず、左右後輪Wrl,Wrrにてハーシュネスを生じさせる前後方向の加振力が発生するおそれのない初期状態には、“0”に設定されている。
最初に、左右前輪Wfl,Wfrにハーシュネスが発生しておらず、左右後輪Wrl,Wrrにてハーシュネスを生じさせる前後方向の加振力が発生するおそれのない場合について説明する。この場合にはステップS42およびステップS43にて共に「No」と判定して、ステップS44の処理を実行する。ステップS44においては、上記第2実施形態に係る図5のステップS24の処理と同様に、アクセルセンサ23等の検出信号に応じて電動モータ11c,11dをそれぞれ駆動制御する。ステップS44の処理後、ステップS51にてこの後輪ハーシュネス抑制制御プログラムの実行を一旦終了する。
次に、車両が、例えば路面の継ぎ目等を通過して左右前輪Wfl,Wfrにハーシュネスが発生した場合について説明する。この場合には、未だタイマフラグTFGが“0”に維持された状態にあるので、ステップS41の処理後、ステップS42にて「No」と判定して、ステップS43に進む。
左右前輪Wfl,Wfrにハーシュネスが発生した場合には、図8の前輪ハーシュネス抑制制御プログラムにおけるステップS36の処理により、制駆動力ΔFを付加したトータル駆動力に応じて電動モータ11a,11bが駆動制御され、ステップS38の処理によりモータフラグMTFが“1”に設定されている。したがって、この場合にはステップS43にて「Yes」と判定して、ステップS45以降の処理を実行する。
ステップS45においては、車両のホイールベースLを車速Vで除算して、左右後輪Wrl,Wrrが前記継ぎ目等を通過する予測通過時間Tを計算する。ステップS46においては、タイマに計時動作を開始させる。ステップS47においては、タイマフラグTFGを“1”に設定する。そして、ステップS48においては、前記タイマによる時間計測値に基づいて、前記ステップS46による計時開始から前記予測通過時間Tが経過したか否かを判定する。予測通過時間Tが経過していなければ、ステップS48にて「No」と判定して、ステップS51にてこの後輪ハーシュネス抑制制御プログラムの実行を一旦終了する。
一方、前記タイマによる計時開始から予測通過時間Tが経過すると、ステップS42およびステップS48にて共に「Yes」と判定して、ステップS49に進む。ステップS49においては、上記図8のステップS36の処理と同様に、走行時の左右後輪Wrl,Wrrの駆動力に、左右前輪Wfl,Wfrに付加した制駆動力ΔFと同じ制御パターンの制駆動力ΔFを付加したトータル駆動力に応じて、電動モータ11c,11dを駆動制御する。これにより、左右後輪Wrl,Wrrによる継ぎ目等の通過時に合わせて、左右後輪Wrl,Wrrの駆動力が変更制御されるので、左右後輪Wrl,Wrrにおけるハーシュネスの発生が的確に抑制される。ステップS49の処理後、ステップS50にてタイマフラグTFGを“0”に設定した後、ステップS51にてこの後輪ハーシュネス抑制制御プログラムの実行を終了する。
なお、上記第3実施形態においては、左右前輪Wfl,Wfrにてほぼ同時にハーシュネスが発生し、左右後輪Wrl,Wrrにおいてもほぼ同時にハーシュネスが発生する場合について説明したが、車両の左または右輪のみにてハーシュネスが発生する場合にも適用可能である。この場合には、例えば、車両の左右輪毎にモータ制駆動フラグを別々に設け、左前輪Wrlにおける電動モータ11aの制駆動制御により左輪側のモータ制駆動フラグが“1”に設定されたときに、左後輪Wrrの電動モータ11cを制駆動制御し、右前輪Wfrにおける電動モータ11bの制駆動制御により右輪側のモータ制駆動フラグが“1”に設定されたときに、右後輪Wrrの電動モータ11dを制駆動制御すればよい。
また、左右前輪Wfl,Wfrに付加した制駆動力ΔFと同じ制御パターンの制駆動力ΔFを左右後輪Wrl,Wrrに付加する場合に限らず、例えば、各車輪にかかる重量配分、車速の変化などを考慮して、左右前輪Wfl,Wfrに付加する制駆動力ΔFと、左右後輪Wrl,Wrrに付加する制駆動力ΔFとをそれぞれ異なる値に設定してもよい。
以上、本発明の第1〜第3実施形態、およびそれらの変形例について説明したが、本発明の実施にあたっては、上記実施形態等に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記第1〜第3実施形態、およびそれらの変形例では、コントローラ22が、フラッタ抑制制御プログラムとハーシュネス抑制制御プログラムとをそれぞれ独立して記憶している制駆動力制御装置について説明した。しかし、コントローラ22が、フラッタ抑制制御プログラムおよびハーシュネス抑制制御プログラムを共に記憶していて、車輪に発生した前後方向の加振力に応じて、フラッタ抑制制御プログラムを実行し、またはハーシュネス抑制制御プログラムを実行するようにしてもよい。
本発明の第1〜第3実施形態、およびそれらの変形例に係る制駆動力制御装置を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態に係り、図1のコントローラにより実行されるフラッタ抑制制御プログラムのフローチャートである。 前後加速度に対する制駆動力の変化特性を示すグラフである。 右前輪を代表して示したフラッタを説明するための概略図である。 本発明の第2実施形態に係り、図1のコントローラにより実行されるハーシュネス抑制制御プログラムのフローチャートである。 前後加速度に対する制駆動力の変化特性を示すグラフである。 (A)は、突起乗り上げ時における制駆動力制御を説明するための概略図であり、(B)は、突起乗り越え時における制駆動力制御を説明するための概略図である。 本発明の第3実施形態に係り、図1のコントローラにより実行される前輪ハーシュネス抑制制御プログラムのフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係り、図1のコントローラにより実行される後輪ハーシュネス抑制制御プログラムのフローチャートである。
符号の説明
BD…車体、Wfl…左前輪、Wfr…右前輪、Wrl…左後輪、Wrr…右後輪、11a〜11d…電動モータ、21a〜21d…前後加速度センサ、22…コントローラ、25〜28…駆動回路、32…車速センサ

Claims (4)

  1. 車輪に発生した前後方向の加振力を検出する前後加振力検出手段と、
    前記検出された前後方向の加振力に応じて車輪の駆動力を変更して、同加振力を低減させる制駆動力制御手段とを備えたことを特徴とする車両の制駆動力制御装置。
  2. 請求項1に記載した車両の制駆動力制御装置において、
    前記制駆動力制御手段は、前記検出された前後方向の加振力が車両前方への力であるとき、車輪に対して車両後方への力を発生させるように同車輪の駆動力を変更して車両前方への力による車輪の振れを抑制し、前記検出された前後方向の加振力が車両後方への力であるとき、車輪に対して車両前方への力を発生させるように同車輪の駆動力を変更して車両後方への力による車輪の振れを抑制するものである車両の制駆動力制御装置。
  3. 請求項1または2に記載した車両の制駆動力制御装置において、
    前記前後加振力検出手段は、車輪に発生した前後方向の振動に基づいて前記加振力を検出するものである車両の制駆動力制御装置。
  4. 請求項1ないし3のうちのいずれか一つに記載した車両の制駆動力制御装置において、さらに
    前記前後加振力検出手段により検出された前輪の前後方向の加振力に基づいて後輪における前後方向の加振力発生時を推定する加振力発生時推定手段を設け、
    前記制駆動力制御手段は、前記推定された後輪の加振力発生時に後輪の駆動力を変更して、後輪に発生した前後方向の加振力を低減させるものである車両の制駆動力制御装置。
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