JP2006127087A - 情報端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザの意図しない動作の防止に寄与する情報端末装置を提供する。
【解決手段】 SVG処理部510の通信管理部512は、SVGコンテント600内のリンク定義部630の定義に従ってネットワーク接続を行う前に、ユーザにネットワークに接続するか否かの確認入力を求める画像(確認画像)を表示させる。ユーザがネットワーク接続を拒否した場合には、リンク定義部630で定義されたリンクは参照しない。一方、ユーザが、ネットワーク接続を許可した場合には、通信管理部512は、リンク定義部630で定義されたアドレスのデータを、当該アドレス中で指定されたHTTPサーバ10等に要求する。これに対する応答があると、通信状態表示部513は、通信状態通知部121からの通知に応じてデータの受信状態を表示する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ユーザの意図しない動作の防止に寄与する情報端末装置に関する。
ラスタ画像は画像をグリッド状に配置された画素で表現するが、拡大すると表示が荒くなってしまう問題がある。これに対し、ベクタ画像は、画像を線分で表現するため、拡大しても高精彩な画像を表示することができる。携帯電話端末で用いられる画像データは、従来はラスタ画像が多かったが、表示装置の高精細化に伴って、ベクタ画像も用いられるようになりつつある。
ベクタ画像のフォーマットとして、例えばXML(eXtensible Markup Language)で記述されたSVG(Scalable Vector Graphics:スケーラブル・ベクター・グラフィック)が知られている(例えば非特許文献1参照。)。
Ola Andersson、他64名、"Scalable Vector Graphics 1.1"、2003年1月14日、World Wide Web Consortium、[online]、[平成16年9月10日検索]、インターネット
しかしながら、SVGのブラウザはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)上のアプリケーションであるため、例えばSVGコンテント中で他のコンテントに対するリンク等を定義することができる。このようなSVGコンテントを、携帯電話端末でそのまま再生しようとすると、他のコンテントを要求する際に、ユーザの知らないうちに通信を行って、課金が発生してしまう可能性がある。
また、携帯電話端末は、MPUの処理能力,メモリ容量等が制限されるため、再生するSVGコンテントの条件を制限しないと、動作が不安定になって、ユーザの意図しない動作を実行する可能性がある。
本発明は、上述のような課題に鑑みてなされたものであり、ユーザの意図しない動作の防止に寄与することができる情報端末装置を提供することを目的とする。
上述の問題を解決するために、本発明の請求項1に係る情報端末装置は、ページ記述データ中の描画定義情報に従って描画処理を実行する描画手段と、ページ記述データ中のリンク定義情報に従ってネットワーク経由で接続された提供装置からのデータを要求するデータ要求手段と、要求に応じてユーザにネットワーク接続を行うか否かを確認する確認手段と、ユーザがネットワーク接続を選択した場合に、要求手段からの要求を提供装置に提供する提供手段とを備えることを特徴とする。
この情報端末装置では、確認手段が、データ要求手段からの要求に応じてユーザにネットワーク接続を行うか否かを確認し、ユーザがネットワーク接続を選択した場合に、提供手段が、要求手段からの要求を提供装置に提供する。
また、本発明の請求項2に係る情報端末装置は、請求項1の情報端末装置において、ページ記述データ中のリンク定義情報に従ってネットワーク経由で接続された提供装置からデータを取得し得るデータ取得手段と、ページ記述データと当該ページ記述データ中のリンク定義情報に従って取得される全てのデータのデータ容量の合計を検出するデータ容量監視手段と、データ容量監視手段によって検出されたデータ容量の合計が所定の閾値を超えた場合に、データ取得手段によるデータの取得を中止させる中止手段とを備えることを特徴とする。
この情報端末装置では、データ容量監視手段によって検出されたデータ容量の合計が所定の閾値を超えた場合に、中止手段が、データ取得手段によるデータの取得を中止させる。
また、本発明の請求項3に係る情報端末装置は、請求項1の情報端末装置において、ページ記述データ中のアンカー定義情報に応じて外部のアプリケーションを起動させるアンカー処理手段を備えることを特徴とする。この情報端末装置では、アンカー処理手段が、ページ記述データ中のアンカー定義情報に応じて外部のアプリケーションを起動させる。
また、本発明の請求項4に係る情報端末装置は、請求項1の情報端末装置において、提供手段が、リンク定義情報又は要求するデータに応じた識別情報を、提供手段に送信する要求に付加する付加手段を備えることを特徴とする。この情報端末装置では、付加手段が、リンク定義情報又は要求するデータに応じた識別情報を、提供手段に送信する要求に付加する。
また、本発明の請求項5に係る情報端末装置は、請求項1の情報端末装置において、ページ記述データ中のリンク定義情報に応じてアプリケーションを起動させるリンク処理手段を備えることを特徴とする。この情報端末装置では、リンク処理手段が、ページ記述データ中のリンク定義情報に応じてアプリケーションを起動させる。
本発明の請求項1に係る情報端末装置では、確認手段が、データ要求手段からの要求に応じてユーザにネットワーク接続を行うか否かを確認し、ユーザがネットワーク接続を選択した場合に、提供手段が、要求手段からの要求を提供装置に提供することにより、ユーザの選択があった場合にのみ、ネットワーク接続を行ってデータの取得を行うことができる。
これにより、ユーザの意図しないネットワーク接続を防止することができ、ユーザの意図しない動作の防止に寄与することができる。
本発明の請求項2に係る情報端末装置では、データ容量監視手段によって検出されたデータ容量の合計が所定の閾値を超えた場合に、中止手段が、データ取得手段によるデータの取得を中止させることにより、ページ記述データの表示において取得される全てのデータのデータ容量の合計に制限を設けることができる。
これにより、適切な空きメモリ容量の確保に寄与することができ、動作の安定化を通じて、ユーザの意図しない動作の防止に寄与することができる。
本発明の請求項3に係る情報端末装置では、アンカー処理手段が、ページ記述データ中のアンカー定義情報に応じて外部のアプリケーションを起動させることにより、ユーザの利便性の向上に寄与することができる。
本発明の請求項4に係る情報端末装置では、付加手段が、リンク定義情報又は要求するデータに応じた識別情報を、提供手段に送信する要求に付加することにより、提供装置が情報端末装置側の状態を知ることができ、適切な応答を返すことができる。これにより、情報端末装置においても適切な処理を実行して、ユーザの意図しない動作の防止に寄与することができる。
本発明の請求項5に係る情報端末装置では、リンク処理手段が、ページ記述データ中のリンク定義情報に応じてアプリケーションを起動させることにより、他のアプリケーションによる処理を利用したページ記述データの再生を行うことができる。
本発明は、例えば複数の移動体通信網に接続される情報端末装置間で通信を行い得る移動体通信システムに適用することができる。
(全体構成)
本発明の一実施例に係る移動体通信システムは、例えば図1に示すように、テキスト,画像,音声等のデータ(Webコンテント)を提供するHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)サーバ10と、SVG(Scalable Vector Graphics)コンテントを提供するSVGサーバ20と、Flashコンテントを提供するFlashサーバ30と、メッセージの送受信を行うメールサーバ40と、これらのサーバ等が接続されているインターネット等のネットワーク50と、例えばW−CDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式の移動体通信ネットワークからなる移動体通信網60と、例えばPDC(Personal Digital cellular)方式の移動体通信ネットワークからなる移動体通信網70と、移動体通信網60経由で通話,通信等のサービスを利用し得る携帯電話端末装置(情報端末装置)80とを備えている。
HTTPサーバ10,SVGサーバ20,Flashサーバ30及びメールサーバ40は、例えばMPU(Micro Processing Unit),メモリ,HDD(Hard Disk Drive)等の補助記憶装置,入出力装置,ネットワークインターフェース,キーボード,ディスプレイ等の入出力装置等を有するパーソナルコンピュータ(PC),ワークステーション(WS)等の情報処理装置からなり、HDD等に保持されているオペレーティングシステム(OS)及び制御プログラムを実行することにより、同図中に示す機能ブロックとして機能する。
HTTPサーバ10は、テキスト,画像,音声等のデータを携帯電話端末装置80あるいは携帯電話端末装置73等に提供する。テキスト(文字列)のWebコンテントは、例えばHTML(Hyper Text Markup Language)形式,MML(Mobile Markup Language)形式等のページ記述データあるいはテキスト形式等で提供する。これらのWebコンテント中で、SVGサーバ20が提供するSVGコンテント,Flashサーバ30が提供するFlashコンテントに対するリンク等を定義することができるようになっている。また、壁紙,写真,動画等の画像のデータは、例えばJPEG,PNG等の形式で提供する。また、着信メロディ,着信音等の音声データは、例えばSMD,MID,MP3等の形式で提供する。HTTPサーバ10は、これらのデータを保持するデータ保持部11と、携帯電話端末装置80等からの要求に応じてデータを提供するファイル提供部12とを備えている。
SVGサーバ20は、例えばSVGコンテントを保持するデータ保持部21と、携帯電話端末装置80等からの要求に応じてSVGコンテントを提供するファイル提供部22とを備えている。また、Flashサーバ30は、例えばFlashコンテントを保持するデータ保持部31と、携帯電話端末装置80等からの要求に応じてFlashコンテントを提供するファイル提供部32とを備えている。なお、SVGサーバ20,Flashサーバ30を独立の装置として設けず、HTTPサーバ10にSVGコンテント,Flashコンテントを格納しておき、ファイル提供部12が携帯電話端末装置80等からの要求に応じてSVGコンテント,Flashコンテントを提供するように構成してもよい。
メールサーバ40は、例えば携帯電話端末装置80からのメッセージの送信にSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用い、携帯電話端末装置80宛のメッセージの提供にIMAP4(Internet Message Access Protocol version 4)等を用いて携帯電話端末装置80に対するメールサービスを提供している。
移動体通信網60は、例えば無線アクセス系としてW−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式,コアネットワーク系としてGPRS(General Packet Radio Service)方式を採用したデジタル無線通信網等からなり、ショートメッセージサービスを提供するショートメッセージサービスセンタ(SMSC:Short Message Service Center)61と、コアネットワーク(CN)を構成するMSC(Mobile Switching Circuit)62,GGSN(Gateway GPRS Support Node)63,SGSN(Serving GPRS Support Node)64と、無線アクセスネットワークを構成するRNC(Radio Network Controller)65,基地局装置(NB:NodeB)66a,66b,…,66nとを備えている。
また、移動体通信網70は、ネットワーク50に接続されたGGSN71と、このGGSN71に接続されたSGSN72と、いわゆる2.5世代(2.5G)と呼ばれるパケット通信機能を備えた携帯電話端末装置(MS:Mobile Station)73との間で無線通信を行う基地局装置(BS:Base Station)74a,74b,…と、これらのBS74a,74b,…の制御を行う基地局制御装置(BSC:Base Station Controller)75と、MSC76と、MSC62と接続されたGMSC(Gate MSC)77とを備えている。
携帯電話端末装置80,73は、他の携帯電話端末装置あるいは固定電話端末装置との間で通話を行う通話機能の他に、電子メールの送受信を行うメール通信機能(電子メールクライアント)と、HTTPサーバ10,SVGサーバ20,Flashサーバ30等が提供するデータ(コンテント)を利用するブラウザ機能(ブラウザ)とを備えている。さらに、携帯電話端末装置80,73はネットワーク50経由で接続される図示しない他のHTTPサーバが提供するデータも利用可能になっている。
(携帯電話端末装置80構成)
携帯電話端末装置80は、高周波信号の処理を行う高周波(RF:Radio Frequency)部81と、MPU82と、メモリ83と、ユーザからの指示等を入力する操作キー84と、ユーザに対する表示を行う表示部85と、この表示部85による表示を制御する表示制御部86と、画像を撮像するカメラ87と、音声通信の処理を行う通話処理部88とを備えている。通話処理部88は、音声信号の符号化/復号化を行う音声CODEC88aと、MIC88bと、スピーカ88cとを備えている。
MPU82は、例えばメモリ83に保持されている制御プログラムを実行することにより、移動体通信網60を介した通信の制御を行う通信制御部100と、メールサーバ10,SMSC61が提供する電子メールサービスを利用する電子メールクライアント200と、HTTPサーバ30が提供するデータ,電子メールのメッセージ等を表示するブラウザ300と、Java(登録商標)等のスクリプト言語によって記述された処理を実行するJava(登録商標)実行環境400と、SVGコンテント,Flashコンテントの再生を行う再生処理部500等としても機能する。
また、メモリ83内には、設定情報を保持する設定保持部83aと、メッセージ,テキスト,画像,音声等のデータを保持するデータ保持部83bとが設けられている。データ保持部83bには、SVGコンテントを保持するSVGデータ保持部83baと、Flashコンテントを保持するFlashデータ保持部83bbとが設けられている。
(ソフトウェア構造)
このように構成された携帯電話端末装置80のMPU82が実行するソフトウェアは、例えば図2に概念的に示すように、階層構造を有している。最下層のハードウェアの管理を行うOS(ネイティブ環境)上で、通信制御部100の処理が実行されている。この通信制御部100上で、電子メールクライアント200,ブラウザ300,Java(登録商標)実行環境400,再生処理部500等のアプリケーションが実行されている。再生処理部500は、SVGコンテントを再生するSVG処理部510と、Flashコンテントを再生するFlash処理部520とを備えている。これらのアプリケーション200,300,400,510,520は通信制御部100を介して通信処理を実行するようになっている。
通信制御部100は、TCP/IPプロトコルによる通信の管理を行うTCP/IP接続部110と、TCP/IPプロトコル上でHTTPに従った通信の管理を行うHTTP管理部120と、IMAP・SMTPに従った通信の管理を行うIMAP・SMTP管理部130と、通話処理部88によるダイアルの管理等を行うダイアル処理部140とを有している。また、HTTP管理部120は、再生処理部500にHTTPによる通信状態を通知する通信状態通知部121と、各アプリケーション300,510,520からのコンテント要求に応じてHTTPリクエストにユーザエージェント名を付加するUAヘッダ(User Agent Header)付加部122と、HTTPレスポンス中のContent−Typeに応じて各アプリケーション300,510,520に対する応答を振り分けるルーティング処理部123と、各アプリケーション300,400,510,520の動作を監視するアプリケーション監視部124を有している。
(SVGコンテント詳細)
また、SVGコンテントは、例えば図3に示すように、ベクタ画像の描画等の処理が定義されている描画定義部610と、ダイアル処理の記述(ダイアラアンカー),メッセージ作成の記述(メーラアンカー)等が定義されているアンカー定義部620と、参照ファイル等のリンクが定義されているリンク定義部630と、ユーザの指示入力に応じた処理が定義されている操作定義部640とを有している。また、SVGデータ保持部83baには、複数のSVGコンテント600,601,602を保持し得るようになっている。この図3に示す例では、SVGコンテント600のリンク定義部630により、SVGコンテント601がリンクされ、さらに、このSVGコンテント601からSVGコンテント602がリンクされている状態を示している。
なお、上述の各定義部610〜640は、全てのSVGコンテントにおいて定義されているとは限らない。例えば外部のファイルを参照しないSVGコンテント(例えばSVGコンテント602)においてはリンク定義部630が存在しない。
(SVG処理部510詳細)
また、上述のSVG処理部510は、描画定義部610の定義に従って描画等の処理を行い表示画像を構成する表示構成部511と、リンク定義部630の定義に従ってコンテントの要求等の通信処理を実行する通信管理部512と、通信制御部100の通信状態通知部121からの通知に従って通信状態の表示を行う通信状態表示部513と、アンカー定義部620の定義に従ってダイアル処理部140,電子メールクライアント200の制御を行うアンカー確認部514と、動作状態に従って表示構成部511による処理を制御する属性管理部515と、属性管理部515からの指示に従って動作の制限を行う動作制限部516とを有している。
SVGコンテント600には、例えば図4に示すように、所定のファイル名(例えば“test.svg”)が付されている。具体的には、このSVGコンテント600では、例えば描画定義部610において長方形(rect),楕円(ellipse),線(line)等の描画が定義されており、リンク定義部630において<a>タグで外部のURL(“http://www.w3.org”)に対するリンクが規定されている。
(動作概要)
このようなSVGコンテント600は、例えば図5に示すように、HTTPサーバ10が提供するHTML文書(Webコンテント)中で定義されているリンク情報(OBJECT DATA...)に従ってブラウザ300がSVGサーバ20から取得する。HTML文書及び取得したSVGコンテント600は、メモリ83内のSVGデータ保持部83baに保存できるようになっている。
また、SVGコンテントの表示は、例えば図6に示すように、ブラウザ300の表示領域(ウィンドウ)中に画像85aとして表示(インライン再生)することができる。この状態では、SVGコンテント600は描画定義部610による描画後の画像として表示され、アンカー定義部620,リンク定義部630で定義されているリンク,アンカー等は無視される。このようなインライン再生の他に、SVGコンテント600は、例えば図7に示すように、SVG処理部510によって独自のウィンドウに表示(インタラクティブ再生)することもできるようになっている。上述のインライン再生の場合には、HTTPサーバ10等から取得したHTML文書あるいはデータ保持部83bに保持されているHTML文書に応じてブラウザ300がSVG処理部510を呼び出してSVGコンテントを表示させる。一方、インタラクティブ再生の場合には、SVG処理部510が、SVGサーバ20から直接取得したSVGコンテント600あるいはSVGデータ保持部83baに保持されているSVGコンテント600を表示させる。
(通信確認)
上述のように、SVGコンテント600には、リンク定義部630あるいはアンカー定義部620により、通信が必要となる処理が定義されている場合があるが、これをそのまま実行してしまうと、ユーザが知らないうちに、通信による課金が発生してしまう問題がある。SVGデータ保持部83baに格納されているSVGコンテントを再生する場合には、ユーザはネットワークに接続することを意図していないため、特に問題である。また、メモリ83に格納されているHTML文書で、SVGデータ保持部83baに格納されているSVGコンテントを画像として参照しているHTML文書を表示する場合も同様の問題がある。このため、この携帯電話端末装置80では、通信を行う前にユーザに通信を行うか否かの確認を行うようになっている。
上述の図4に示すSVGコンテント600では、リンク定義部630に対応する長方形(rect)部分にリンクが定義されている。このSVGコンテント600を図7に示すようにインタラクティブ再生している場合では、ユーザが操作キー84を操作すると、例えば図8に示すように、長方形部分がハイライト表示(画像85ba)された状態になる。この状態で、ユーザが「選択」を指示する(図9中のS1)と、通信管理部512は、例えば図10に示すように、ユーザにネットワークに接続するか否かの確認入力を求める画像(確認画像)を表示させる。
このように、この携帯電話端末装置80では、SVGコンテント600中でリンク等のネットワーク接続を必要とする処理が定義されていた場合に、接続を行う前に、ユーザに確認入力を求める画像を表示させることにより、ユーザが知らないうちに通信が行われて課金されてしまうことを防止することができる。これにより、ユーザの意図しない動作の防止に寄与することができる。
確認画像に応じて、ユーザがネットワーク接続を拒否した場合には、リンク定義部630で定義されたリンクは参照せず、リンク定義部630で定義されたアドレスのデータは取得しない。一方、ユーザが、ネットワーク接続を許可した場合には、通信管理部512は、リンク定義部630で定義されたアドレスのデータを、当該アドレス中で指定されたサーバ装置に要求する。具体的には、通信管理部512は、まず、HTTP管理部120に通信を要求し(図9中のS2)、HTTP管理部120がTCP/IP接続部110にセッションの確立を要求し(S3)、セッションが確立した後に、HTTPサーバ10にHTTPリクエストを送信してリンク先のコンテント(例えばHTML文書)を要求する。この際、例えば<a>タグによって定義されたリンクである場合には、UAヘッダ付加部122はHTTPリクエストのユーザエージェント名をブラウザ300であることを示す“Browser”とし、<image>タグによって定義されたリンクである場合にはSVG処理部510であることを示す“SVG”とする。
この要求に応じてHTTPサーバ10は、まず、要求されたコンテントの形式(Content-Type等),容量等の属性をHTTP管理部120に通知する(S4)。この通知(HTTPレスポンス)は、HTTP管理部120のルーティング処理部123によって、HTTPレスポンス内のContent-Typeに応じて宛先となるアプリケーション300,400,510,520に振り分けられる。例えばContent-Typeが“text/html”であればHTTPレスポンスはブラウザ300に供給され、“image/svg”であればHTTPレスポンスはSVG処理部510に供給され、“application/x-shockwave-flash”であればHTTPレスポンスはFlash処理部520に供給され、“text/vnd.sun.j2me.app-descriptor”であればHTTPレスポンスはJava(登録商標)実行環境400に供給される。
この後、コンテントが対象となるアプリケーション(Content−Typeが“text/html”であればブラウザ300)に供給される。この間、HTTP管理部120の通信状態通知部121は、コンテントの受信状況を通信管理部512に通知する(S5)。これに応じて、通信管理部512は、通信状態表示部513に指示して、例えば図11に示すように、コンテントの受信状況を示す画像85c(プログレスバー)を表示させる。これにより、ユーザはコンテントの受信状況を知ることができる。
あるいは、プログレスバーを表示させる代わりに、例えば図12に示すように、通信中であることを示すアイコン(画像85d)を表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザはコンテントの受信中であることを知ることができる。
(容量制限)
SVGコンテント中では、例えば図13及び図14に示すように、外部の画像データ等を参照してインライン表示(画像85bb,85bc)することができるようになっている。しかしながら、携帯電話端末装置80では、メモリ容量の制限から、1コンテント当りのデータ容量の上限を設けている。
SVGコンテントにおいて、インライン表示されるデータ(リンクデータ)が多くなると、1つのコンテント(SVGコンテントと参照される全てのリンクデータ)全体としてのデータ容量が非情に大きくなってしまう場合がある。このような場合でも、個々のデータ毎に上限を設けるだけでは、SVGコンテント及びリンクデータの各々がデータ容量の上限を超えていない状態であると、SVG処理部510が全てのリンクデータを取得してしまう。この結果、空きメモリ容量が少なくなって動作が不安定になる可能性がある。
このため、この携帯電話端末装置80では、SVGコンテント600と当該SVGコンテント600内でリンクされているデータ全体の容量制限(閾値)を設けている。例えば図15に示すように、ブラウザ300がSVGコンテント600を要求し(S11)、これに応じて通信管理部512がまず、HTTP管理部120に通信を要求し(S12)、HTTP管理部120がTCP/IP接続部110にセッションの確立を要求し(S13)、セッション確立後に、SVGサーバ20からSVGコンテントが供給される(S14)。SVG処理部510は、SVGコンテント内のリンク定義部630の定義に応じてインライン表示するデータ(例えば図14中で<image>タグで定義された“test1.gif”及び“test2.gif”)をHTTPサーバ10に要求する(S15)。この際、UAヘッダ付加部122がHTTPリクエストのユーザエージェント名として付加する情報は、SVG処理部510であることを示す“SVG”である。これに応じてHTTPサーバ10から供給されるHTTPレスポンス中のContent-Typeに応じて、当該レスポンスに対応するSVGコンテントがSVG処理部510に提供されると(S16)、SVG処理部510は、SVGコンテント中にこれらのリンクデータをインライン表示させる。
上述のSVGコンテント及びリンクデータの取得時(S14〜S16)において、HTTP管理部120の通信状態通知部121は、SVGコンテント及びリンクデータの合計がデータ容量の上限を超えたか否かを監視している。そして、この合計がデータ容量の上限を超えると、通信状態通知部121は、通信管理部512にその旨を通知する(S17)。この通知があると、通信管理部512は、HTTP管理部120にセッションを切断させ、以降のリンクデータの取得を中止する。また、通信管理部512は通信状態表示部513に指示して、例えば図16に示すように、データ容量が上限を超えた旨を示す画像を表示させる。これにより、ユーザにデータ容量の上限を超えたことを知らせることができる。
このように、データ容量の上限を超えた場合に、それまでに取得したSVGコンテント,リンクデータによる画像を表示させる。あるいは、それまでに取得したSVGコンテント及びリンクデータを破棄するようにしてもよい。さらに、これらの動作を図16中のボタンの指示に応じて切り替えたり、設定応じて自動的に切り替えるようにしてもよい。
以上、SVGコンテント及びリンクデータ全体の容量制限を行う場合について説明したが、これらを取得する制限時間を設けてもよい。この場合通信状態通知部121は、SVGコンテントを取得してからの時間をカウントしておき、制限時間内に全てのリンクデータの取得が終了しない場合には、セッションを切断し、リンクデータの取得を終了させる。
(アンカー)
また、SVGコンテント600の中では、所定の電話番号にダイアルさせるダイアラアンカー(例えば図17)あるいは所定のアドレスに電子メールのメッセージを送信させるメーラアンカー(例えば図20)等のアンカーを定義しておくことができるようになっている。例えば図17に示すSVGコンテント600を再生する際には、アンカー定義部620に対応する上述の図8中の長方形(画像85ba)を選択した際に、例えば図18に示すように、電話番号の表示(画像85e)を行って、ユーザにダイアルするか否かの確認を行った後に、ダイアルを行うようになっている。
具体的には、例えば図19に示すように、SVGコンテント600の再生中(通信中も含む)に、アンカー定義部620で定義されたダイアラアンカーが指示されると(S21)、アンカー確認部514は、上述の図18に示す確認画像を表示させる。ユーザが「ダイアル」を指示すると、アンカー確認部514は、他の通信中であれば、通信管理部512に通信の中断を要求する(S22)。通信が一旦中断されると、アンカー確認部514は、ダイアル処理部140を介して通話処理部88に発呼を要求し、アンカー定義部620で定義された電話番号に接続されると、通話処理を実行する。通話が終了すると、通話処理部88はダイアル処理部140を介して通信管理部512に通話が終了したことを通知し(S24)、通信管理部512はこれに応じて通信を再開する。これにより、この携帯電話端末装置80では、SVG処理部510によるSVGコンテント600の再生等による通信中であっても、通信を一旦終了してダイアラアンカーに応じた通話処理を実行させることができる。
ダイアル処理部140は、通常の通話処理においても、上述の確認画面と同様に、ダイアル先の電話番号を表示させ、ユーザの確認入力があった後にダイアルを行うようになっている。このため、上述のような手順で、ダイアラアンカーの処理を行うことにより、ユーザに対して統一感のあるユーザインターフェースを提供することができる。従って、操作の理解を容易にし、操作性の向上に寄与することができる。
また、メーラアンカーは、例えば図20に示すように、アンカー定義部620で定義されている。SVGコンテント600の再生中にメーラアンカーが指示されると、アンカー確認部514に、当該メーラアンカー中で定義された送信先アドレスを電子メールクライアント200に通知し、メッセージの作成を指示する。これに応じて、電子メールクライアント200は、例えば図21に示すように、メールの編集画面を表示させる。ユーザが適宜メッセージの内容を入力し、送信を指示すると、電子メールクライアント200は、IMAP・SMTP管理部130を介してメッセージを送信する。
メッセージの送信が終了すると、電子メールクライアント200はその旨をアンカー確認部514に通知する。これに応じて、SVG処理部510は、SVGコンテント600の再生を再開する。これにより、この携帯電話端末装置80では、SVGコンテント600の再生中であっても、メーラアンカーに応じたメッセージの送信を行うことができる。
以上、ダイアラアンカーとメーラアンカーを例に説明したが、音楽データ,画像データ等を再生するメディアプレイヤーを起動するプレイヤーアンカー等のアンカー場合であっても、SVGコンテント600の再生を一旦中止して、アンカーで指定された処理を実行させることができる。
(多重起動の制限)
SVGコンテントでは、例えば図22に示すように、他のSVGコンテントを定義して、インライン再生を行うことができるようになっている。PC等の汎用の情報処理装置では、マルチプロセッシングにより、SVGコンテントを多重的に再生させることができるが、携帯電話端末装置では、MPUの処理能力等の制約により、複数のSVGコンテントを多重的に再生することは困難である。
このため、この携帯電話端末装置80では、上述のインライン再生の場合には、SVGコンテント中で定義されている他のSVGコンテントの再生は行わず、インタラクティブ再生の場合には、例えば図23に示すように、SVGコンテント中で定義されているSVGコンテントを1つまで再生し得るようにしている。具体的には、属性管理部515は再生しようとするSVGコンテントの動作状態に応じた属性状態を動作制限部516に提供する。動作制限部516は、この属性状態に応じて、下位の再生状態のSVGコンテント中のリンク定義部630(xlink:href属性)を無効にする。
上述の図3に示す例では、SVGコンテント600のリンク定義部630により、SVGコンテント601がリンクされ、さらに、このSVGコンテント601からSVGコンテント602がリンクされている。この状態でSVGコンテント600をインタラクティブ再生しようとすると、属性管理部515は、まず、例えば図24に示すように、SVGコンテント600(例えば“test1.svg”)の属性情報を調べる(S31)。最初にSVGコンテント600の動作を開始した状態では、SVGコンテント600が一番上位の再生状態であるため、属性管理部515はその旨を動作制限部516に通知する(S32)。動作制限部516は、この通知に応じて、SVGコンテント600内にインライン再生の定義がある場合に、この定義に従った表示を行う状態とする。
この後、表示構成部511は、SVGコンテント600内の描画定義部610に従って描画処理を実行する。SVGコンテント600内にSVGコンテント601(例えば“test2.svg”)をインライン再生する定義があると、表示構成部511は、これに応じてSVGコンテント601を要求する(S33)。この際、UAヘッダ付加部122がHTTPリクエストのユーザエージェント名として付加する情報は、SVG処理部510であることを示す“SVG”である。
動作制限部516は、この要求に応じてSVGサーバ20にSVGコンテント601を要求する(S34)。これに応じてSVGサーバ20から供給されるHTTPレスポンス中のContent-Typeに応じて、当該レスポンスに対応するSVGコンテントがSVGコンテント601が表示構成部511に供給されると(S35)、属性管理部515は、SVGコンテント601の属性情報を調べる(S36)。このSVGコンテント601は、SVGコンテント600中のインライン再生の定義に従って呼び出された下位の再生状態であるため、属性管理部515はその旨を動作制限部516に通知する(S37)。これにより、SVGコンテント601中にインライン再生の定義があっても実行されない状態となる。
この後、表示構成部511は、SVGコンテント601内の描画定義部610に従って描画処理を実行する。SVGコンテント601内にSVGコンテント602(例えば“test3.svg”)をインライン再生する定義があると、表示構成部511は、これに応じてSVGコンテント602を要求する(S38)。しかしながら、動作制限部516はこの要求を無視し、SVGコンテント602の要求はSVGサーバ20には提供されない。
以上の処理により、この携帯電話端末装置80では、SVGコンテントが連鎖的に再生される回数を制限することができる。SVGコンテントが連鎖的に再生され得る構成とすると、ネイティブ環境(OS)側が、現在アクティブなSVGコンテントがいずれかであることを把握できずに、処理要求に対する応答をいずれのコンテントに返すか解らずに、動作が不安定となる可能性がある。このため、SVGコンテントが連鎖的に再生される回数を制限することにより、動作の安定化に寄与することができる。
なお、動作制限部516が無効にする処理は、上述のリンク定義部630(xlink:href属性)に限られず、HTML文書,画像等に対するリンク等も適用することができる。これらの処理についてもSVGコンテントの再生状態に応じて動作の制限を加えることにより、ブラウザ300,電子メールクライアント200等の他のアプリケーションの連鎖的な起動をも防止することができる。
(インライン再生の制限)
また、SVGコンテント600内にインライン再生されるSVGコンテント601については、画像として表示するだけで、操作定義部640で定義されている操作入力は無効としている。例えば上述の図23中のSVGコンテント600(画像85b)とSVGコンテント601(画像85x)では、操作定義部640において、いずれも操作入力「OK?」が定義されているが、インライン再生されるSVGコンテント601の操作入力は無効とされる。この結果、最も上位の再生状態であるSVGコンテント600中で定義された操作入力のみが有効とされる。
また、例えば図25に示すように、HTML文書等のWebコンテント中にインライン再生されているSVGコンテント中で操作入力「OK?」が定義されていても、この操作入力は無効とされる。この結果、最も上位の再生状態であるWebコンテント中で定義された操作入力のみが有効とされる。
このような動作を実現するために、例えば図26に示すように、ブラウザ300は上述の属性管理部515と連携する属性管理部310を備えている。この属性管理部310は、Webコンテント800内のリンク定義部810の定義に従ってインライン再生されるSVGコンテント600についてはその旨を属性管理部515に通知する。属性管理部515は、この通知に応じて動作制限部516に属性情報を通知し、動作制限部516はこの属性情報に従って、下位の再生状態であるSVGコンテント内の操作入力(例えば上述の図4中のリンク定義部630等)の処理を無効にする。
例えば上述の図5に示すWebコンテント800の再生中に、リンク定義部810にSVGコンテント600のインライン再生の定義(OBJECT DATA...)があると、例えば図27に示すように、ブラウザ300は、SVG処理部510にSVGコンテント600の表示画像のデータを要求する(S41)。この際、属性管理部310は、属性管理部515にブラウザ300からの要求で起動された旨を通知する(S42)。SVGコンテント600は、Webコンテント800中のインライン再生の定義に従って呼び出された下位の再生状態であるため、属性管理部515はその旨を動作制限部516に通知する(S43)。これにより、SVGコンテント600中に操作定義部640があっても操作入力が無効とされる状態となる。
この後、SVGサーバ20からSVGコンテント600が提供されると(S44)、SVG処理部510はSVGコンテント600を再生するが、操作定義部640を無効として表示画像を生成してブラウザ300に提供する(S45)。ブラウザ300は、Webコンテント800内に操作入力の処理が定義されていれば、この定義に従って操作入力を有効とする。
これにより、この携帯電話端末装置80では、上位の再生状態にあるコンテントの操作入力のみを有効とし、下位の再生状態にあるコンテントの操作入力を無効にすることができる。PC等の汎用の情報処理装置では、下位の再生状態にあるコンテントの操作入力を有効にしてもマウス等のポインティングデバイスで個々のコンテント内の操作入力を選択することができる。これに対し、携帯電話端末装置80では操作キー84の制約から、個々のコンテント内の操作入力を選択することが困難である。このため、上述のように、上位の再生状態にあるコンテントの操作入力のみを有効とすることにより、ユーザの操作性の向上に寄与することができる。
(Flash処理部520詳細)
ところで、この携帯電話端末装置80では、SVGコンテント600の他に、Flashコンテントも再生することができるようになっている。上述のFlash処理部520は、例えば図28に示すように、描画定義部720の定義に従って表示画像を構成する表示構成部521と、通信処理定義部740の定義に従ってする通信管理部522と、通信制御部100の通信状態通知部121からの通知に従って通信状態の表示を行う通信状態表示部523と、アンカー定義部730の定義に従ってダイアル処理部140,電子メールクライアント200の制御を行うアンカー確認部524と、動作状態に従って表示構成部521による処理を制御する属性管理部525と、属性管理部525からの指示に従って動作の制限を行う動作制限部526とを有している。
また、Flashコンテント700は、コンテント全体の進行の定義を含む進行定義部710と、描画処理の定義を含む描画定義部720と、上述のダイアルアンカー,メーラアンカー等の定義を含むアンカー定義部730と、外部コンテントに対するリンク等の定義を含む通信処理定義部740とを有している。これらの進行定義部710〜通信処理定義部740は、Action Scriptと呼ばれる言語で記述されたスクリプトで構成されている。
このようなFlashコンテント700は、例えば図29に示すように、HTTPサーバ10が提供するHTML文書中で定義されているリンク情報(OBJECT DATA...)に従ってブラウザ300がFlashサーバ30から取得する。HTML文書及び取得したFlashコンテント700は、メモリ83内のFlashデータ保持部83bbに保存できるようになっている。
Flashコンテント700の表示は、例えば図30に示すように、ブラウザ300によるウィンドウ中に画像85fとして表示(インライン再生)することができる。この状態では、Flashコンテント700は描画定義部720による描画後の画像として表示され、アンカー定義部730,通信処理定義部740で定義されているリンク,アンカー等は無視される。このようなインライン再生の他に、Flashコンテント700は、例えば図31に示すように、Flash処理部520によって独自のウィンドウ85gに表示(インタラクティブ再生)することもできるようになっている。インライン再生の場合には、通信制御部100が提供するHTML文書あるいはデータ保持部83bに保持したHTML文書に応じてブラウザ300がFlash処理部520を呼び出してFlashコンテントを表示させる。一方、インタラクティブ再生の場合には、Flash処理部520が、Flashサーバ30からFlashコンテント700を直接取得したり、Flashデータ保持部83bbに保持されているFlashコンテント700を表示させる。
(通信確認)
図31中のボタンの画像85ga等には、例えば通信処理定義部740の定義を関連付けることができる。しかしながら、ユーザの知らないうちに通信による課金が発生してしまうことを防止するために、この携帯電話端末装置80では、通信を行う前にユーザに通信を行うか否かの確認を行うようになっている。
具体的には、画像等に対応付けられている通信処理定義部740の定義の一部を無効にしている。例えば通信処理定義部740中にgetURLコマンド(指定されたURLのコンテントをブラウザ300等で表示させる命令)が存在する場合には、図32に示すように、無条件で当該コマンドを実行する場合には当該コマンドを無効とし、図33に示すように、一定の条件(on(Press):当該ボタンの画像がユーザから指示された場合)を満たす場合に限り当該コマンドを有効にする。
さらに、ボタン等が選択されて、getURLコマンドが実行されると、通信管理部522は、例えば上述の図10に示すように、ユーザにネットワークに接続するか否かの確認入力を求める画像(確認画像)を表示させる。
確認画像に応じて、ユーザがネットワーク接続を拒否した場合には、通信処理定義部740に対応する外部リンクは参照しない。一方、ユーザが、ネットワーク接続を許可した場合には、通信管理部522は、通信処理定義部740で定義されたアドレスのコンテントを、当該アドレス中で指定されたサーバ装置に要求する。これに応じてコンテントが提供されると通信状態表示部523は、例えば上述の図11に示すように、コンテントの受信状況を示す画像85c(プログレスバー)を表示させる。これにより、ユーザはコンテントの受信状況を知ることができる。
あるいは、プログレスバーを表示させる代わりに、例えば上述の図12に示すように、通信中であることを示すアイコン(画像85d)を表示させるようにしてもよい。これにより、ユーザはコンテントの受信中であることを知ることができる。
従って、この携帯電話端末装置80では、ユーザがネットワーク接続を許可しない限り、Flash処理部520が画像85ga等に関連付けられたコンテントを取得することはない。これにより、ユーザの指示なしに通信を行うことを防止することができ、ユーザの意図しない動作の防止に寄与することができる。
(アンカー)
また、Flashコンテント700中においても、上述のSVGコンテントの場合と同様に、ボタンの画像等に、ダイアル操作等の動作を関連付けることができる。ダイアラアンカーの場合には、アンカー確認部524は、上述の図18と同様の確認画像を表示させ。これに応じて、ユーザが「ダイアル」を選択すると、アプリケーション監視部124は、Flash処理部520にコンテントの再生の中止を指示し、ダイアル処理部140に発呼等の通話処理を実行させる。通話が終了すると、アプリケーション監視部124は、Flash処理部520にコンテントの再生を再開させる。あるいは、ユーザが「ダイアル」を選択した際に、アプリケーション監視部124が、Flash処理部520にコンテントの再生を終了させるようにしてもよい。
これにより、この携帯電話端末装置80では、Flash処理部520によるFlashコンテント700の再生中であっても、ダイアラアンカーに応じた通話処理を実行させることができる。
(インライン再生の制限)
ところで、上述の図30に示すように、Flashコンテント700をインライン再生する場合、PC等の汎用の情報処理装置では、下位の再生状態にあるコンテント(インライン再生されているFlashコンテント700)の操作入力を有効にしてもマウス等のポインティングデバイスで個々のコンテント内の操作入力を選択することができる。これに対し、携帯電話端末装置80では操作キー84の制約から、個々のコンテント内の操作入力を選択することが困難である。このため、この携帯電話端末装置80では、インライン再生されているFlashコンテント700の操作入力を無効にしている。具体的には、Flashコンテント700の進行定義部710,アンカー定義部730,通信処理定義部740等の定義中のpress,Keypress等の一部のコマンドを無効にする。
これにより、上位の再生状態にあるコンテント(例えばブラウザ300で実行されているWebコンテント)の操作入力のみを有効とすることにより、上位の再生状態にあるコンテント(例えばWebコンテント)と下位の再生状態にあるFlashコンテントの操作入力が競合してユーザが意図しない動作が実行される事を防止することができる。また、操作入力が無効とされるだけで、インライン再生自体は可能であるため、Flashコンテントを再生自体は可能であるため、ユーザの利便性の向上に寄与することができる。
(UAヘッダ付加部122動作詳細)
ところで、SVGコンテント中では、上述のリンク定義部630において、<a>タグでWebコンテント等の外部のファイルに対するリンクを定義することができる。例えば上述の図4に示す例では、リンク定義部630において<a>タグでURL“http://www.w3.org”に対するリンクが定義されている。このような<a>タグで定義されたリンク先に対応するコンテントを要求する際には、通常は、SVG処理部510の通信管理部512がHTTPのコネクションを設定した後、SVG処理部510のユーザエージェント名(User Agent Header)を付したHTTPリクエストをHTTPサーバに送信する。このため、HTTP管理部120は、HTTPサーバからの応答をSVG処理部510に返すのが一般的な動作である。
また、Flashコンテント中では、上述の通信処理定義部740において、getURL()コマンドで他のコンテントに対するリンクを定義することができる。このようなgetURL()コマンドで定義されたリンク先に対応するコンテントは、その種類に応じたアプリケーションで再生すべきであるが、このようなコンテントを要求するHTTPリクエストはFlash処理部520のものであるため、このHTTPリクエストに対する応答は、Flash処理部520に返されるのが一般的である。
しかしながら、HTTPサーバからの応答がWebコンテントである場合には、HTTPリクエストを送信したSVG処理部510,Flash処理部520が受信してしまうと、正常な再生動作ができなくなる可能性がある。一方、リンク先のコンテントがWebコンテントではなく、SVG処理部510,Flash処理部520等の他のアプリケーションで表示するコンテントである場合もあるが、このような場合は、ブラウザ300が受信しても、対応するアプリケーションにコンテントの表示を指示することができる。
ところで、SVGコンテントにおける<a>タグあるいはFlashコンテントにおけるgetURL()コマンドによるリンク先はWebコンテントである場合が多く、それ以外のSVGコンテントにおける<image>タグあるいはFlashコンテントにおけるloadMovie(),loadVriables()等のコマンドによるリンク先は、当該コンテントを再生しているアプリケーションで再生できるコンテントである場合が多い。
このため、この携帯電話端末装置80では、SVG処理部510がリンク定義部630において<a>タグで定義されているリンク先のコンテントを要求する際に、UAヘッダ付加部122がHTTPリクエスト中のユーザエージェント名をブラウザ300に対応したもの(例えば“Browser”)とする。また、この携帯電話端末装置80では、Flash処理部520が、通信処理定義部740においてgetURL()コマンドで定義されているリンク先のコンテントを要求する際にも、UAヘッダ付加部122がHTTPリクエスト中のユーザエージェント名をブラウザ300に対応したものとしている。
以下、SVGコンテントからWebコンテントを要求する際の動作を例に説明する。例えば図34に示すように、SVG処理部510の通信管理部512が、リンク定義部630において<a>タグで定義されたURL“http://www.w3.org”に対応するコンテントを要求する際(S51)には、UAヘッダ付加部122は、ユーザエージェント名をブラウザ300のものとしてHTTPリクエストを生成し、HTTPサーバ10宛に送信する(S52)。このHTTPリクエストは、具体的には、例えば“GET http://www.w3.org HTTP/1.1 3G V-90xVF … Browser …”となる。ここで、HTTP拡張ヘッダ中の“V-90xVF”は携帯電話端末装置の機種名を示す文字であり、“3G”は携帯電話端末装置の世代を示す文字である。また、拡張ヘッダ中の“Browser”は、当該HTTPリクエストの送信元がブラウザ300であることを示す文字である。この部分は、送信元がSVG処理部510であれば“SVG”とされ、送信元がFlash処理部520であれば“Flash”とされていた部分である。
HTTPサーバ10は、このようなHTTPリクエスト中のユーザエージェント名に応じて応答(HTTPレスポンス)を送信する(S53)。例えばブラウザ300からのHTTPリクエスト(ユーザエージェント名“Browser”)に対する応答は、Webコンテントである。このWebコンテントに対応するHTTPレスポンス中のContent-Typeは“text/html”である。このようなHTTPレスポンスを受信すると、ルーティング処理部123は、HTTPレスポンス中のContent-Typeに応じて当該レスポンスのデータを提供するアプリケーションを選択する。この場合では、Content-Type“text/html”に対応するブラウザ300に提供される(S54)。ブラウザ300は、提供されたWebコンテントを表示する。
また、SVGコンテントのリンク定義部630において、<image>タグで定義されているリンク先のコンテントを要求する際には、UAヘッダ付加部122は、ユーザエージェント名をSVG処理部510であることを示す“SVG”としてHTTPリクエストを送信する。これに対するHTTPレスポンス中のContent-Typeは、例えば“image/svg”である。このようなHTTPレスポンスを受信すると、ルーティング処理部123は、当該レスポンス中のデータをSVG処理部510に提供する。SVG処理部510は、提供されたSVGコンテントを再生する。
これにより、この携帯電話端末装置80では、リンク定義部630あるいは通信処理定義部740で定義されているリンク先のコンテントを、リンクの定義(SVGにおけるタグあるいはFlashにおけるコマンド)に応じて、適切なアプリケーション300,510,520に提供することができる。従って、アプリケーションの混乱を防止してユーザの意図しない動作を防止することができる。
また、この携帯電話端末装置80では、HTTPリクエストに、適切なユーザエージェント名を付加しているため、コンテントを提供するサーバ側が、送信先のアプリケーションを認識することができ、コンテントの要求元のアプリケーション宛に応じた適切な応答を返すことができる。これにより、適切な応答が適切なアプリケーションに返されることになり、ユーザの意図しない動作の防止に寄与することができる。
(アプリケーション監視部124動作詳細)
ところで、SVG処理部510は、上述の図2に示すように、HTTP上で実行されるアプリケーションであるため、SVGコンテントを、他のアプリケーション300,400で実行されるコンテントと相互に連携させながら動作させることができるようになっている。例えばWebコンテントの再生中にSVGコンテントをインラインで表示させたり、SVGコンテントの再生中にネットワークと通信を実行し、そのレスポンスにより新たにブラウザ300を起動するという動作を実行することができる。
PC等の汎用の情報処理装置では、複数のアプリケーションを同時に実行させることができるが、携帯電話端末装置では、MPUの処理性能,メモリ容量の制限等により、複数のアプリケーションを同時に実行させるのが困難である。このため、SVGコンテント中のネットワークに対する要求に対するレスポンスが、他のアプリケーションの動作を要求する場合には携帯電話端末装置側が応答できない場合がある。
このため、この携帯電話端末装置80では、アプリケーション監視部124が、各アプリケーション300,400,510の動作状態を監視し、これらのうちのいずれのアプリケーションが起動しているかを監視している。さらに、アプリケーション監視部124は、アプリケーション間の推移を監視し、他のアプリケーションに推移した際に、前のアプリケーションの動作を中断又は停止させる。これにより、推移先のアプリケーションを実行することができるようになる。
具体的には、例えばアプリケーション監視部124は、SVG処理部510,Java(登録商標)実行環境400の動作をブラウザ300の管理下とし、SVG処理部510からブラウザ300が起動された場合とSVG処理部510からJava(登録商標)実行環境400が起動された場合に、SVG処理部510の動作を中断又は停止とする。あるいは、他のアプリケーションからSVG処理部510に推移する場合にSVG処理部510を起動する。
これにより、この携帯電話端末装置80では、SVG処理部510,Flash処理部520と、これらのアプリケーション510,520と連携する他のアプリケーション300,400の相乗動作によってアプリケーションの暴走を防止することができる。従って、適切なアプリケーションの実行環境を維持することができる。これにより、ユーザの意図しない動作を防止することができる。
(変形例)
上述の説明では、HTTPサーバ10とは別に、コンテントを提供するSVGサーバ20,Flashサーバ30を設けた構成としていたが、HTTPサーバ30にSVGコンテント,Flashコンテントを格納しておき、HTTPサーバ30がこれらのコンテントのデータを提供する構成とすることもできる。
以上、携帯電話端末装置に本発明を適用した例について説明したが、本発明の適用対象はこれに限られるものではなく、例えばPDA等の携帯端末機器,パーソナルコンピュータ等にも本発明を適用することができる。特に、PDA等の携帯端末機器では、携帯電話端末装置と同様に、MPUの処理能力,メモリ容量が制限されているため、本発明を適用することによって、携帯電話端末装置と同様の作用効果を奏することができる。
本発明の実施例1に係る移動体通信システムの構成例を示すブロック図である。 前記移動体通信システムを構成する携帯電話端末装置のソフトウェアの構成例を示すブロック図である。 前記携帯電話端末装置で表示するSVGコンテント及びSVG処理部の構成例を示す図である。 前記SVGコンテントの具体的な例を示す図である。 前記SVGコンテントに対するリンクが記述されたWebコンテントの例を示す図である。 前記SVGコンテントに応じて携帯電話端末装置の表示部に表示される画像の例を示す図である。 前記SVGコンテントに応じて表示部に表示される画像の例を示す図である。ャートである。 前記SVGコンテントに応じて表示部に表示される画像の例を示す図である。 前記携帯電話端末装置における通信確認処理の例を示すシーケンス図である。 前記表示部に表示される確認画像の例を示す図である。 前記表示部に表示される通信状態を示す画像の例を示す図である。 前記通信状態を示す画像の他の例を示す図である。 前記SVGコンテントに応じて携帯電話端末装置の表示部に表示される画像の例を示す図である。 前記SVGコンテントの例を示す図である。 前記携帯電話端末装置におけるコンテントの容量制限処理の例を示すシーケンス図である。 前記携帯電話端末装置の表示部に表示される警告画像の例を示す図である。 前記SVGコンテントの例を示す図である。 前記携帯電話端末装置で実行されるダイアル処理部によって表示されるダイアル確認画像の例を示す図である。 前記携帯電話端末装置におけるダイアルアンカーの処理の例を示すシーケンス図である。 前記SVGコンテントの例を示す図である。 前記携帯電話端末装置で実行される電子メールクライアントによる編集画面の例を示す図である。 前記SVGコンテントの例を示す図である。 前記SVGコンテントに応じて前記表示部に表示される画像の例を示す図である。 前記携帯電話端末装置における多重起動の制限処理の例を示すシーケンス図である。 インライン再生されたSVGコンテントの例を示す図である。 前記携帯電話端末装置で実行されるブラウザ等の構成例を示すブロック図である。 前記携帯電話端末装置におけるインライン再生の制限処理の例を示すシーケンス図である。 前記携帯電話端末装置を構成するFlash処理部の構成例を示す図である。 Flashコンテントに対するリンクが記述されたWebコンテントの例を示す図である。 前記インライン再生されたFlashコンテントの例を示す図である。 前記インタラクティブ再生されたFlashコンテントの例を示す図である。 前記Flash処理部の動作制限部によって無効とされるコマンドの例を示す図である。 前記動作制限部によって有効とされるコマンドの例を示す図である。 前記携帯電話端末装置におけるコンテントの再生処理の例を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 HTTPサーバ,20 SVGサーバ、30 Flashサーバ、40 メールサーバ、50 ネットワーク、60 移動体通信網、70 移動体通信網、73,80 携帯電話端末装置、83b データ保持部、86 表示制御部、200 電子メールクライアント、300 ブラウザ、400 Java(登録商標)実行環境、500 再生処理部、510 SVG処理部、520 Flash処理部

Claims (8)

  1. ページ記述データ中の描画定義情報に従って描画処理を実行する描画手段と、
    前記ページ記述データ中のリンク定義情報に従ってネットワーク経由で接続された提供装置からのデータを要求するデータ要求手段と、
    該要求に応じてユーザにネットワーク接続を行うか否かを確認する確認手段と、
    ユーザがネットワーク接続を選択した場合に、前記要求手段からの要求を前記提供装置に送信する提供手段と
    を備えることを特徴とする情報端末装置。
  2. 前記ページ記述データ中のリンク定義情報に従ってネットワーク経由で接続された提供装置からデータを取得するデータ取得手段と、
    前記ページ記述データと当該ページ記述データ中のリンク定義情報に従って取得される全ての前記データのデータ容量の合計を検出するデータ容量監視手段と、
    該データ容量監視手段によって検出された前記データ容量の合計が所定の閾値を超えた場合に、前記データ取得手段による前記データの取得を中止させる中止手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  3. 前記ページ記述データ中のアンカー定義情報に応じて外部のアプリケーションを起動させるアンカー処理手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  4. 前記提供手段は、前記リンク定義情報又は前記要求するデータに応じた識別情報を、前記提供手段に送信する要求に付加する付加手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  5. 前記ページ記述データ中のリンク定義情報に応じてアプリケーションを起動させるリンク処理手段を備えることを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  6. 一のページ記述データの再生中に前記リンク処理手段によってアプリケーションを起動する回数を制限させる回数制限手段を備えることを特徴とする請求項5記載の情報端末装置。
  7. 前記起動されたアプリケーションによる表示の表示態様に応じて、当該アプリケーションにおける操作入力を制限する操作制限手段を備えることを特徴とする請求項5記載の情報端末装置。
  8. 相互に連携可能な前記アプリケーション間の推移に応じて推移前のアプリケーションの動作状態を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項5記載の情報端末装置。
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