JP2006125959A - 被検体評価装置およびその製造方法 - Google Patents
被検体評価装置およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006125959A JP2006125959A JP2004313472A JP2004313472A JP2006125959A JP 2006125959 A JP2006125959 A JP 2006125959A JP 2004313472 A JP2004313472 A JP 2004313472A JP 2004313472 A JP2004313472 A JP 2004313472A JP 2006125959 A JP2006125959 A JP 2006125959A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- light
- flow path
- subject
- evaluation apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Abstract
【解決手段】 本被検体評価装置1は、被検体を含む液体を流すための流路3と、流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバー7を有する光照射装置と、流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバー8を有する受光装置とを備えており、この光ファイバーが、流路を構成する基材中に、流路に端面を有するようにして、固定して設けられる。
【選択図】図1
Description
また、別の構成として、溶液成分センサ(たとえば特許文献2参照。)のように、半導体基材上に形成した発光素子と別の基材上の受光素子を対面させて流路を形成した構成のデバイスも知られている。
からの励起光の確認用に使用することもできる。
図6は流路の側面に光ファイバーを埋め込んだ構成を示す。この例は、励起された蛍光を検出することによる被検体評価装置を示している。
図8は流路の側面に光ファイバーを埋め込んだ構成を示す。この例は、励起された蛍光を検出することによる被検体評価装置を示している。
図9は別の構成を示したもので、直線上にない光ファイバーの組み合わせを、光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーの組み合わせとして使用すれば、図8の構成に比べて励起用と検出用の光ファイバーの開口部分が広くなるので検出の効率が増加する。光ファイバーを4本とも使用してもよい。
図8は、光透過率の変化を検出することによる被検体評価装置としても使用できる。この場合には、相対している光ファイバーを光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーの組として使用する。集光効率を上げるためには受光用光ファイバーのコア径を光照射用光ファイバーのコア径より大きくすることが好ましい。これを実現するためには光ファイバー融着機によりコアの中心位置を合わせて、コア径の異なる二本の光ファイバーを接続し、V溝に光ファイバーを固定後、光ファイバーの接続部分を切断して流路を形成する方法が簡便である。
被検体を含む液体を流すための流路と、
当該流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバーを有する光照射装置と、
当該流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバーを有する受光装置とを備え、
当該光ファイバーが、当該流路を構成する基材中に、当該流路に端面を有するようにして、固定して設けられた
被検体評価装置。
前記流路中に、前記被検体と結合することができ、外部からの作用により被検体を離脱し得る担体を備えた、付記1に記載の被検体評価装置。
前記担体が前記被検体と結合するための被検体結合部を有する、付記2に記載の被検体評価装置。
前記被検体または前記被検体結合部が蛍光標識部を備えており、前記光照射用光ファイバーからの受光に際し、担体との間の距離が小さい場合にはクエンチングにより蛍光を発せず、大きくなると蛍光を発する効果を利用した、付記3に記載の被検体評価装置。
同一直線上に固定して設けられた光ファイバーの組を有する、付記1〜5のいずれかに記載の被検体評価装置。
前記光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーとが複数組設けられている、付記1〜5のいずれかに記載の被検体評価装置。
前記光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーとが前記液体の流れ方向に複数組設けられている、付記6に記載の被検体評価装置。
同一直線上に固定して設けられた光ファイバーの組を二組有し、そのいずれもが、前記流路の幅方向に沿って設けられている、付記1〜7のいずれかに記載の被検体評価装置。
同一直線上に固定して設けられた光ファイバーの組を二組有し、その二組に係る直線が互いに交差するようになした、付記1〜8のいずれかに記載の被検体評価装置。
平行して固定して設けられた光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーとを有する、付記1〜9のいずれかに記載の被検体評価装置。
前記受光装置における光信号の時間的変化を検出できる、付記1〜10のいずれかに記載の被検体評価装置。
前記光照射用光ファイバーのコア直径より受光用光ファイバーのコア直径の方が大きい、付記1〜11のいずれかに記載の被検体評価装置。
前記光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーとの先端を先球化した、または、前記光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーとの先端にロッドレンズを取り付けた、付記1〜12のいずれかに記載の被検体評価装置。
前記受光用光ファイバーに、光照射用光を吸収するためのフィルターを有する、付記1〜13のいずれかに記載の被検体評価装置。
被検体を含む液体を流すための流路と、
当該流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバーを有する光照射装置と、
当該流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバーを有する受光装置とを備え、
当該光ファイバーが、当該流路を構成する基材中に、当該流路に端面を有するようにして、固定して設けられた
被検体評価装置の製造方法であって、
当該基材に光ファイバーを設置するための光ファイバー導通孔を当該流路が形成される基材部分を貫通して設けた後に当該流路を設ける
被検体評価装置の製造方法。
前記光ファイバーを、前記流路が形成される基材部分を貫通して、光ファイバー導通孔内に挿入した後に、前記流路を設ける、付記15に記載の被検体評価装置の製造方法。
被検体を含む液体を流すための流路と、
当該流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバーを有する光照射装置と、
当該流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバーを有する受光装置とを備え、
当該光ファイバーが、当該流路を構成する基材中に、当該流路に端面を有するようにして、固定して設けられた
被検体評価装置の製造方法であって、
当該基材に当該流路を設けた後に、光ファイバーを設置するための光ファイバー導通孔を設ける
被検体評価装置の製造方法。
被検体を含む液体を流すための流路と、
当該流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバーを有する光照射装置と、
当該流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバーを有する受光装置とを備え、
当該光ファイバーが、当該流路を構成する基材中に、当該流路に端面を有するようにして、固定して設けられた
被検体評価装置の製造方法であって、
当該基材に光ファイバーを設置するための光ファイバー導通溝と当該流路とを設け、当該光ファイバーを設置した後に蓋を取り付ける、被検体評価装置の製造方法。
前記光ファイバー導通溝を前記流路が形成される基材部分を貫通して設けた後に前記流路を設ける、付記18に記載の被検体評価装置の製造方法。
前記光ファイバーを前記流路が形成される基材部分を貫通して前記光ファイバー導通溝内に設置した後に前記流路を設ける、付記18または19に記載の被検体評価装置の製造方法。
2 被検体
3 流路
4 電極(担体)
5 蛍光標識部
6 被検体結合部
7 光照射用光ファイバー
8 受光用光ファイバー
9 照射領域
10 受光領域
11 蛍光が観察される領域
21 サファイア基材
22 流路中に設けられた電極
23 電源
81 光ファイバー
82 溝
101,102,103
光照射用光ファイバー
104,105,106
受光用光ファイバー
121 フィルター
131 基材
132 光ファイバー導通孔
142 光ファイバー導通溝
143 蓋
151 板状基材
Claims (9)
- 被検体を含む液体を流すための流路と、
当該流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバーを有する光照射装置と、
当該流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバーを有する受光装置とを備え、
当該光ファイバーが、当該流路を構成する基材中に、当該流路に端面を有するようにして、固定して設けられた
被検体評価装置。 - 前記流路中に、前記被検体と結合することができ、外部からの作用により被検体を離脱し得る担体を備えた、請求項1に記載の被検体評価装置。
- 前記担体が前記被検体と結合するための被検体結合部を有する、請求項2に記載の被検体評価装置。
- 前記被検体または前記被検体結合部が蛍光標識部を備えており、前記光照射用光ファイバーからの受光に際し、担体との間の距離が小さい場合にはクエンチングにより蛍光を発せず、大きくなると蛍光を発する効果を利用した、請求項3に記載の被検体評価装置。
- 同一直線上に固定して設けられた光ファイバーの組を有する、請求項1〜4のいずれかに記載の被検体評価装置。
- 前記光照射用光ファイバーと受光用光ファイバーとが複数組設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載の被検体評価装置。
- 被検体を含む液体を流すための流路と、
当該流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバーを有する光照射装置と、
当該流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバーを有する受光装置とを備え、
当該光ファイバーが、当該流路を構成する基材中に、当該流路に端面を有するようにして、固定して設けられた
被検体評価装置の製造方法であって、
当該基材に光ファイバーを設置するための光ファイバー導通孔を当該流路が形成される基材部分を貫通して設けた後に当該流路を設ける
被検体評価装置の製造方法。 - 被検体を含む液体を流すための流路と、
当該流路中にある被検体に照射するための光を導光するための光照射用光ファイバーを有する光照射装置と、
当該流路中にある被検体の発光または液体の透過光を受光するための受光用光ファイバーを有する受光装置とを備え、
当該光ファイバーが、当該流路を構成する基材中に、当該流路に端面を有するようにして、固定して設けられた
被検体評価装置の製造方法であって、
当該基材に光ファイバーを設置するための光ファイバー導通溝と流路とを設け、当該光ファイバーを設置した後に蓋を取り付ける、被検体評価装置の製造方法。 - 前記光ファイバーを前記流路が形成される基材部分を貫通して前記光ファイバー導通溝内に設置した後に前記流路を設ける、請求項8に記載の被検体評価装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004313472A JP2006125959A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 被検体評価装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004313472A JP2006125959A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 被検体評価装置およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006125959A true JP2006125959A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36720850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004313472A Pending JP2006125959A (ja) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | 被検体評価装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006125959A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019536047A (ja) * | 2016-11-30 | 2019-12-12 | ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ | 光学フローセル |
US11280722B2 (en) | 2018-05-29 | 2022-03-22 | Cytiva Sweden Ab | Optical flow cell |
-
2004
- 2004-10-28 JP JP2004313472A patent/JP2006125959A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019536047A (ja) * | 2016-11-30 | 2019-12-12 | ジーイー・ヘルスケア・バイオサイエンス・アクチボラグ | 光学フローセル |
JP7066709B2 (ja) | 2016-11-30 | 2022-05-13 | サイティバ・スウェーデン・アクチボラグ | 光学フローセル |
JP2022097578A (ja) * | 2016-11-30 | 2022-06-30 | サイティバ・スウェーデン・アクチボラグ | 光学フローセル |
JP7483786B2 (ja) | 2016-11-30 | 2024-05-15 | サイティバ・スウェーデン・アクチボラグ | 光学フローセル |
US11280722B2 (en) | 2018-05-29 | 2022-03-22 | Cytiva Sweden Ab | Optical flow cell |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3523640B1 (en) | Devices for sample analysis | |
CN109863396B (zh) | 用于样品分析的装置和方法 | |
JP7079092B2 (ja) | サンプル分析のためのデバイスおよび方法 | |
CN105004596B (zh) | 用于整合的样品制备、反应和检测的器械和方法 | |
Farshchi et al. | Microfluidic biosensing of circulating tumor cells (CTCs): Recent progress and challenges in efficient diagnosis of cancer | |
JP2018518655A5 (ja) | ||
CN107666962A (zh) | 用于样品分析的装置和方法 | |
CN102387863A (zh) | 生物检验被分析物的一次性微流体测试盒 | |
JP5295149B2 (ja) | 生体物質分析方法並びにそれに用いられる生体物質分析セル、チップおよび装置 | |
WO2017004463A1 (en) | Devices and methods for sample analysis | |
CA2468674A1 (en) | Microfluidic device and surface decoration process for solid phase affinity binding assays | |
CN103502795A (zh) | 选择性功能化的纳米流体生物传感器中的生物分子的快速定量及其方法 | |
JP2010531456A (ja) | 流体における検体を検出するためのモジュール及び該モジュールを有するチップ | |
JP5155800B2 (ja) | 反応方法及び反応装置 | |
KR101066598B1 (ko) | 미세 유체 칩에서의 다중 검출 방법 | |
US20060018797A1 (en) | Microfluidic separation of particles from fluid | |
JP3991034B2 (ja) | 検出方法 | |
JP2006125959A (ja) | 被検体評価装置およびその製造方法 | |
JP4130391B2 (ja) | 被検体評価装置、被検体評価方法および被検体評価装置の製造方法 | |
JP5169496B2 (ja) | 被検体の流速決定方法、ならびにその方法を用いた被検体評価方法および被検体評価装置の設計方法 | |
US20240044770A1 (en) | Biosensor using particle motion | |
JP2008268194A (ja) | 分析方法 | |
JP5029674B2 (ja) | 被検体定量デバイスおよび被検体定量方法 | |
JP2006098169A (ja) | 被検体定量デバイスおよび被検体定量方法 | |
US20090081799A1 (en) | Analyte evaluation device and analyte evaluation method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20060222 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20080131 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20080212 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080410 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081014 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20090623 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |