JP2006125632A - パック隙間調整可能クラッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】摩擦ディスクの厚さと鋼鉄ディスクの厚さにばらつきがある場合でも、製造工程においてクラッチパックのパック隙間が適切な値に調整されることを可能にする。
【解決手段】パック隙間調整機構を有する電磁クラッチであり、出力軸と、圧力板と、圧力板によって作動するクラッチパックを備えている。圧力板とクラッチパックとは出力軸にスプライン結合されている。クラッチパックにスプライン結合されたクラッチハウジングもあり、圧力板が力を受けた場合にクラッチパックから力を受け取る。圧力板はクラッチパックのパック隙間を画定し、パック隙間調整機構によってパック隙間が調整される。
【選択図】図1

Description

本発明は、様々な自動車用途において使用されるクラッチパック(clutch pack)のパック隙間(pack clearance)の調整に関する。
湿式クラッチ摩擦システムは、広く自動変速機及び伝達ケース(transfer case)の分野で使用されている。多くのクラッチでは、摩擦係合時にトルク伝達を提供するために、多くの鋼鉄ディスクに挟み込まれる複数の摩擦ディスクを用いる。この形式の構造は、ブレーキ用途にも使用されている。摩擦係合は、摩擦ディスクと鋼鉄ディスクとの間の摩擦係合を実行させるために、ハウジング内に配置されたピストンを介して成し遂げられる。ピストンは、係合位置(例えば、圧力がかけられている場合)と非係合位置(例えば、圧力が取り除かれ、戻しバネがピストンを元の位置へ戻した場合)との間で、ハウジングの空間内を線形に移動する。係合位置と非係合位置との間の移動量は、しばしばパック隙間或いは「ランニング」隙間(running clearance)と称される。
クラッチパックが係合されていない場合、隙間は鋼鉄ディスク要素に挟み込まれた摩擦ディスク要素との間に空間を与える。これは2つの要求を満たすものであり、第1は摩擦ディスク要素が鋼鉄ディスク要素から独立に回転できるようにすることであり、第2は変速機内の回転損失(spin loss)の低減のためである。個別の各要素の間に十分な隙間が無いと、回転損失が抵抗トルク(drag torque)を生じさせてしまう。このことは、変速機(又は伝達ケース)の効率を低下させ、燃料消費率にも影響を与える。パック隙間はまた、係合時間にも影響を与え、即ちピストンはパックが完全に係合されて完全なトルク伝達が生じる前にパック隙間の距離だけ移動しなければならない。大きなパック隙間は長い係合時間という結果を導き、それはまたクラッチが何処に使用されているかに依存して変速機或いは伝達ケースの性能に影響を与える。変速機及び伝達ケースが技術的に改善された場合に、相当に短い変速時間が求められる。
製造工程においてしばしば生じる1つの問題は、クラッチパック内で用いられる摩擦ディスクと鋼鉄ディスクに生じる厚みのばらつき(variation)である。これら両要素の厚みに関するこれらのばらつきは、クラッチパックが一旦組み立てられたときのランニング隙間のばらつきや、変速時間や回転損失特性に影響を与える原因となる。一般的に、パック隙間調整はシムの使用を通して成し遂げられる。シムはクラッチパック内の余剰隙間を吸収するので、力をかけるピストンはパックを係合するための調整された距離を移動する。
本発明は、摩擦ディスクの厚さと鋼鉄ディスクの厚さにばらつきがある場合でも、製造工程においてパック隙間が特定の値に調整されることを可能にする。本発明は調整可能パック隙間構造を有する電磁クラッチであり、出力軸と、圧力板と、圧力板によって作動するクラッチパックを備えている。圧力板とクラッチパックとは出力軸にスプライン結合(splined)されている。クラッチパックにスプライン結合されたクラッチハウジングもあり、圧力板が力を受けた場合にクラッチパックから力を受け取る。圧力板の軸方向移動がクラッチパックのパック隙間を画定し、パック隙間調整機構によってパック隙間が調整される。
パック隙間調整機構は、第1の実施形態において、前記出力軸の軸受によって支持されるネジ付面を有するベースカムを有する。ベースカムはネジ付板にねじ込まれている。ネジ付板の時計周り又は反時計回りの回転によって、ベースカムが出力軸に沿って軸方向に移動し、クラッチパックのパック隙間を変化させる。
第2の実施形態におけるパック隙間調整機構は、2つの要素からなる圧力板を有し、その第1要素は一連の調整ストッパを有し、第2要素はこれらの調整ストッパを受け入れる一連の対応凹部を有する。第1要素を第2要素に対してずらす(間欠送りする)と、2つの要素の間に変位が生じ、パック隙間を調整する。
第3の実施形態におけるパック隙間調整機構は、第1側に螺旋傾斜面を有するカム板と、カム板の螺旋傾斜面に接触する螺旋傾斜面を有する圧力板を備えている。カム板は出力軸上でずらすことができ、そして螺旋傾斜面が前記圧力板を、パック隙間を増大もしくは減少させるように動かす。
本発明の更なる応用領域は、以下に記載した詳細な説明から明らかとなるであろう。詳細な説明及び特定の具体例は、本発明の望ましい実施形態を示しながら、単に例示の目的のためだけであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない、と理解するべきである。
本発明は、以下の詳細な説明と添付図面からより完全に理解されるようになるであろう。
望ましい実施形態についての以下の説明は本質的に単に例示であり、本発明及びその応用もしくは使用を限定する意図のものではない。
図1,3及び4は、自動車の動力伝達経路の伝達ケース(transfer case)に組み込まれたボールランプ組立体(ball ramp assembly)と、圧力板14と、クラッチパック16を有する電磁クラッチ即ちクラッチ組立体10を示している。図1〜4aに示す発明の実施形態は、クラッチが使用される他の領域にも組み込むことができることは想像される。例えば、この発明は車軸差動装置(axle differential)と共に、手動及び自動変速機の両方で使用することができる。また、組み立て中に隙間をずらさなければならない他の領域においても、本発明を使用することは可能である。例えば、自動車のブレーキシステムにおいて、ディスクブレーキのピストンに対して移動の程度を設定する必要がある。ここに説明される調整可能カムは、そのような用途に使用できる。
クラッチパック16は、交互に挟み込まれる、ハブ22にスプライン結合された摩擦ディスク20と、ハウジング24にスプライン結合された鋼鉄ディスク18を備えている。クラッチパックが係合されていない場合、鋼鉄ディスク18と摩擦ディスク20は、相互に独立に回転できる。図1に示すように、クラッチパック16に力をかける圧力板14は、カム板30の表面29に当接する表面31を備えている。クラッチハウジング24は、鋼鉄ディスク18にスプライン結合され、またスプロケット42に連結される。スプロケット42はチェーン44によって周囲が部分的に囲まれている。チェーン44はまた、車輪に動力を供給する他のスプロケット(図示略)に巻きついている。
ボールランプ組立体12は、カム板30と、ボール32と、ベースカム34と電磁石38とを備えている。カム板30は一次出力軸36にスプライン結合され、ベースカム34は出力軸36にはスプライン結合されていないが、むしろ独立に回転する。カム板30とベースカム34の両方は、ボール32を保持するカム面40を有している。正常な動作において、クラッチパック16を係合するために、電磁石38は励起され、カム板30とベースカム34との間の相対移動が生じる。これが生じた場合、ボール32はカム板30とベースカム34のカム40のランプを転がり上がる。このことは、ベースカム34とカム板30を分離させる原因となる。カム板30がベースカム34から押し離された場合、クラッチパック16に力を掛けるために圧力板14に力を掛ける。一旦クラッチパックに力が掛かったら、一次出力軸36、ボールランプ12、そしてクラッチパック16及びハウジング24、スプロケット42、そして最後にチェーン44を介してトルクが伝達される。チェーンは他の出力軸(図示略)に連結された他のスプロケットに連結される。
作動中に、圧力板14はその非係合位置から完全作動位置へ移動する。圧力板14が移動するその距離は、パック隙間もしくは「ランニング」隙間として知られている。パック隙間は、クラッチパック16が係合されていない場合に、挟み込まれた鋼鉄ディスク18と摩擦ディスク20との間に適切な空間を存在させるために必要である。この空間は、回転損失を低減もしくは無くし、摩擦ディスク20の早まった磨耗を防ぐために必要である。
図1に示すパック隙間調整機構11は、ネジ付板35にねじ込まれた内部ネジ面を有するベースカム34を有している。ネジ付板35は一次出力軸36にはスプライン結合されておらず、代わりに一次出力軸36から独立に回転するように、軸受39に当接している。パック隙間はスパナレンチ41を用いて調整される。ネジ付板35を回転させるためにスパナレンチ41が使用された場合、ベースカム34は軸方向に移動し、どちらの方向にネジ付板35が回転させられたかに依存して、圧力板14に近接するか更に離れるかのどちらかである。ベースカム34はまた、ネジ付板35を回転させながらベースカム34を適所に保持するためのずらし具(indexing tool)を受け入れる凹部37を有している。ベースカム34を移動させると、ボールランプ組立体12全体が圧力板14と共に軸方向に移動させる原因となる。圧力板14を軸方向に移動させると、パック隙間が変化する。この実施形態は、一旦クラッチパック16とボールランプ組立体12が組み立てられても、パック隙間の調整が可能であり、全体システムの交差を計る(spans)ことを可能にしている。
図2〜3に示すパック隙間調整機構13は、2つの別個の要素からなる圧力板14を有し、その第1要素15は一連の第1調整ストッパA,B,C,D,Eを備え、これらは第1要素15の内周部の回りに繰り返し並んでいる。各調整ストッパはお互いに対して異なる長さであり、ストッパは最も短いAで始まり最も長いEまで徐々に長くなって行く。一連の第1調整ストッパA,B,C,D,Eは、それぞれ第2要素17の対応する凹部A’,B’,C’,D’,E’に当接する。対応する凹部A’,B’,C’,D’,E’はまた、第2要素17の外周部の回りに列状に繰り返され、第1要素15の各調整ストッパを受け入れるのに適して異なる深さである。第1要素15はクラッチパック16に当接し、第2要素17はカム板20に当接する。第2要素17が組み立て中に第1要素15に対してずらされた(indexed)場合、第1調整要素A,B,C,D,Eは、対応する凹部A’,B’,C’,D’,E’とずれたようになる。要素の他の要素に対してずらす(間欠送りする)と、第2要素17に対する第1要素15の軸方向位置が変化し、こうしてクラッチパック16のパック隙間が変化する。パック隙間の変化量は、第1要素15と第2要素17とが相互にどの程度ずらされたかに依存するが、これは調整ストッパの様々な深さのためである。この実施形態において、ベースカム34は1つの構成要素であり、圧力板14及びカム板30は図1に示すものとそれぞれ同じ面29,31を有している。
パック隙間調整機構19の第3の実施形態が図4及び図4aに示されており、ここでクラッチパック16に力を掛ける圧力板14はカム板30の螺旋面26に係合する螺旋面28を有している。
パック隙間は、ボールランプ12が製造工程中に組み立てられ、一次出力軸36のカム板30をずらすことで調整される。カム板30の螺旋面28は、圧力板14の螺旋面26に係合する。カム板30がずらされた場合、カム板30の螺旋面28もずらされる。このことで、クラッチパック16と共に、カム板30に対して圧力板14の位置を変化させる。カム板30は、圧力板14がクラッチパック16に近接し又は離間移動するようにずらされ、パック隙間を増大もしくは減少させる。カム板30をずらすことは、パック隙間の累積的変化を生じさせ、この隙間の累積的変化は一次出力軸36のスプラインの数に依存する。多数のスプラインはカム板が小さな累積量でずらされることを可能にし、さらに有限のパック隙間範囲の可能性を実現する。パック隙間を調整できる能力を持つことは、摩擦ディスク20と鋼鉄ディスク18の製造において生じる厚さのばらつきの補償を可能にする。
本発明の説明は本質的に単に例示であり、従って、本発明の範囲を逸脱しない変更は本発明の範囲に含まれる。そのような変更は、本発明の精神及び範囲からはなれるものと考えるべきではない。
本発明の第1の望ましい実施形態の断面図であって、ベースカムが軸にスプライン結合されていないネジ付きリングにねじ込まれ、隙間がスパナレンチで調整される(dialed)。 本発明の第2の実施形態の断面図であって、圧力板が2つの要素を備え、それぞれは様々な深さの凹部を有し、ずらした場合にパック隙間を調整する。 本発明の第2の実施形態に係る圧力板の拡大した斜視図である。 本発明の第3の実施形態の断面図であって、パック隙間を調整するために出力軸上でカム板がずらされている。 圧力板のカム面の斜視図である。

Claims (18)

  1. 調整可能なパック隙間構造11,13,23を有する電磁クラッチ10であって、
    出力軸36と、
    圧力板14と、
    前記圧力板14と係合できる第1側のクラッチパック16であって、前記圧力板14とクラッチパック16とは前記出力軸36にスプライン結合されているクラッチパック16と、
    前記クラッチパック16にスプライン結合され、第2側で前記クラッチパック16と係合できるクラッチハウジング24であって、前記圧力板14が前記クラッチパック16のパック隙間を画定するクラッチハウジング24と、
    パック隙間調整機構11,13,19であって、前記パック隙間は前記電磁クラッチ10の製造工程中に前記圧力板14の前記クラッチパック16に対する位置を調整することによって調整されるパック隙間調整機構を備えていることを特徴とする電磁クラッチ。
  2. 前記電磁クラッチ10は、
    前記出力軸36の軸受によって支持されるネジ付板35と係合するネジ付内面を有するベースカム34を更に備え、
    前記ネジ付板35の時計周り又は反時計回りの回転によって、前記ベースカム34が前記出力軸36に沿って軸方向に移動し、前記クラッチパック16のパック隙間を変化させる請求項1に記載の電磁クラッチ。
  3. 前記電磁クラッチ10は、
    前記圧力板14が、一連の調整ストッパA,B,C,D,Eが形成されている第1要素15を更に有し、
    前記圧力板14が、前記調整ストッパA,B,C,D,Eを受け入れるための一連の対応凹部A’,B’,C’,D’,E’が形成されている第2要素17を更に有し、前記第1要素15を前記第2要素15に対してずらした場合に、前記第1要素15と第2要素17との間に変位が生じ、前記パック隙間を調整することを特徴とする請求項1に記載の電磁クラッチ。
  4. 前記電磁クラッチ10は、
    第1側に螺旋傾斜面26を有するカム板30と、
    前記カム板30の螺旋傾斜面26に接触する螺旋傾斜面28を有する圧力板14を備え、前記カム板30は前記出力軸36上でずらすことができ、そして螺旋傾斜面26が前記圧力板14を前記パック隙間を増大もしくは減少させるように動かすことを特徴とする請求項1に記載の電磁クラッチ。
  5. 可変パック隙間の電磁クラッチ10であって、
    出力軸36と、
    圧力板14を有する、前記出力軸36に配置されたクラッチパック16と、
    ベースカム34とカム板30とを有し、前記出力軸36と作動可能に関連するボールランプ組立体12であって、前記ベースカムは1またはそれ以上のカム面40を第1側に有し、前記カム板30は1又はそれ以上のカム面40を第1側に有し、前記第2側は前期圧力板14に当接するボールランプ組立体12と、
    前記ベースカム34とカム板30のカム面40によって適所に保持される1またはそれ以上のボールを備え、前記ベースカム34とカム板30がお互いの相対移動によって前記出力軸36に沿って離れるように軸方向に移動し、これによって前記圧力板14に圧力を掛け、前記クラッチパック16を係合し、前記クラッチパック16のパック隙間は製造工程中に前記電磁クラッチ10に組み込まれたパック隙間調整機構11,12,23によって調整されることを特徴とする電磁クラッチ。
  6. 前記電磁クラッチ10において、
    前記ベースカム24はネジ付内面を更に有し、
    前記ネジ付板35は前記出力軸36の軸受39によって指示され、
    前記ベースカム34は前記ネジ付板35にねじ込まれ、前記ネジ付板35の回転によって前記ベースカム34は前記出力軸36に沿って軸方向に移動し、これにより前記クラッチパック16のパック隙間を増大させ或いは減少させることを特徴とする請求項5に記載の電磁クラッチ。
  7. 電磁クラッチ10であって、
    一組の調整ストッパA,B,C,D,Eを有する圧力板14の第1要素と、
    前記調整ストッパA,B,C,D,Eを受け入れるための一組の対応凹部A’,B’,C’,D’,E’を有する前記圧力板14の第2要素17とを更に備え、前記第1要素15を前記第2要素17に対してずらすことで、前記第1要素15と第2要素17との間に軸方向変位を生じさせ、前記パック隙間を調整することを特徴とする請求項5に記載の電磁クラッチ。
  8. 電磁クラッチ10であって、
    螺旋傾斜面26を有する前記カム板30と、
    前記カム板30の螺旋傾斜面26に接触する螺旋傾斜面28を有する圧力板14とを更に備え、前記出力軸36のカム板30をずらすことによって、前記圧力板14が前記出力軸36に沿って軸方向に移動し、前記カム板30と圧力板14との間に変位を生じさせ、前記パック隙間を調整することを特徴とする請求項5に記載の電磁クラッチ。
  9. パック隙間が調整可能なクラッチ組立体10であって、
    出力軸に取り付けられたクラッチパック16と、
    前記クラッチパック16に力を掛ける圧力板14と、
    第1側に1又はそれ以上のカム面40を有し第2側で前記圧力板14に接触する、前記出力軸36にスプライン結合されたカム板30と、
    前記カム板30の前記カム面40と相補的な第1側の1又はそれ以上のカム面40を有する、前記出力軸36上で自由に回転できるベースカム34であって、前記カム面40の第1側は前記クラッチ組立体10が係合された場合に前記カム板30の1又はそれ以上のカム面40に動作可能に係合できるベースカム34と、
    前記パック隙間を調整するために前記クラッチ組立体10に組み込まれるパック隙間調整機構11,13,23とを備え、前記カム板30に対する前記ベースカム34の相対回転は、前記カム板30と前記圧力板14の軸方向変位を生じさせ、前記クラッチパックに力を加えることを特徴とするクラッチ組立体。
  10. 請求項9に記載のクラッチ組立体10であって、前記パック隙間調整機構11は、前記出力軸36に取り付けられた軸受39に当接するネジ付板35と、前記ネジ付板35にねじ込まれるネジ付内面を有するベースカム34とからなることを特徴とするクラッチ組立体。
  11. 請求項10に記載のクラッチ組立体10であって、前記ネジ付板上のベースカム34を回転させることによって前記ベースカム34を軸方向に移動させることで、前記クラッチパック16のパック隙間を調整することを特徴とするクラッチ組立体。
  12. 請求項9に記載のクラッチ組立体10であって、前記パック隙間調整機構13は、第1要素15の内面を囲む一連の調整ストッパA,B,C,D,Eを有する第1要素と、第2要素17の内面を囲む一連の凹部A’,B’,C’,D’,E’を有する第2要素17を有する圧力板14からなることを特徴とするクラッチ組立体。
  13. 請求項12のクラッチ組立体10であって、前記第2要素17の一連の凹部A’,B’,C’,D’,E’は、第1要素15の調整ストッパA,B,C,D,Eを受け入れるために用いられることを特徴とするクラッチ組立体。
  14. 請求項12のクラッチ組立体10であって、前記第1要素15を前記第2要素17に対してずらすことで、前記第1要素15は前記第2要素17に対して前記出力軸に沿って移動し、前記パック隙間を調整することを特徴とするクラッチ組立体。
  15. 請求項9のクラッチ組立体10であって、前記パック隙間調整機構は、前記圧力板14の対応螺旋傾斜面26に接触する螺旋傾斜面26を有するカム板30を備えることを特徴とするクラッチ組立体。
  16. 請求項15のクラッチ組立体10であって、前記カム板30を前記出力軸36上でずらした場合に、前記圧力板14の螺旋傾斜面28と前記カム板30の螺旋傾斜面26は、前記出力軸36に沿って軸方向に沿って前記圧力板14を移動させ、前記パック隙間を調整することを特徴とするクラッチ組立体。
  17. 請求項9のクラッチ組立体10であって、前記ベースカム34は、前記カム板30の前記1又は2以上のカム面40と、前記ベースカム34の1又はそれ以上の前記カム面40によって適所に保持された一連のボール32によって前記カム板30に動作可能に係合できることを特徴とするクラッチ組立体。
  18. 請求項17のクラッチ組立体10であって、前記一連のボールは、前記ベースカム34と前記カ無板30との相対回転が生じた場合に、前記ベースカム34の1又はそれ以上のカム面40と、前記カム板30の1又はそれ以上のカム面40とに沿って回転することを特徴とするクラッチ組立体。
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