JP2006125345A - 点火時期制御装置 - Google Patents

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裕二 宮野尾
Kiyoo Hirose
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Abstract

【課題】吸気バルブのリフト量が可変制御される場合であれ、点火時期設定についての自由度を高く維持しつつ、失火発生を的確に抑制することのできる点火時期制御装置を提供する。
【解決手段】この装置は、吸気バルブのリフト量を可変設定するリフト量可変機構を有する内燃機関に適用され、該内燃機関の運転状態に応じて点火時期を遅角制御する。点火時期の遅角制御に際して、失火回避にかかる点火時期の遅角限界ALを設定するとともに、リフト量可変機構によって変更されるリフト量に基づいて遅角限界ALを可変設定する(S100〜S104)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、吸気バルブのリフト量が可変設定される内燃機関に適用されてその点火時期を遅角制御する点火時期制御装置に関するものである。
内燃機関にあっては通常、ノッキング発生の抑制やドライバビリティの向上などを図るべく、その運転状態に応じて点火時期を遅角制御する点火時期制御が実行される。この点火時期制御では、点火時期を過度に遅角すると失火発生を招くことから、失火発生の可能性の高くなる範囲(失火範囲)まで遅角されることのないように点火時期が制御される。
また、内燃機関に採用されるシステムとしては近年、機関運転条件に応じて吸気バルブのリフト量を可変とするリフト量可変制御システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2001−263015号公報
ところで、リフト量可変制御システムの搭載された内燃機関にあって、吸気バルブのリフト量が変更されると、機関燃焼室内における混合気の燃焼状態が変化し、これに伴って上述した失火範囲も変化するようになる。そのため、場合によっては、失火発生が適正に抑制されなくなるおそれがある。
ここで、点火時期を十分に余裕をみた進角側の時期に制御することで、上記失火範囲の変化によることなく、失火発生を確実に回避することは可能になる。しかしながら、こうした制御態様の採用は、点火時期の設定可能範囲を不要に狭くし、その設定についての自由度を低下させることともなるために、あまり効率的な対処方法とは言い難い。
本発明は、そうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、吸気バルブのリフト量が可変制御される場合であれ、点火時期設定についての自由度を高く維持しつつ、失火発生を的確に抑制することのできる点火時期制御装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
先ず、請求項1に記載の発明は、吸気バルブのリフト量を変更するリフト量可変手段を有する内燃機関に適用され、該内燃機関の運転状態に応じて点火時期を遅角制御する点火時期制御装置において、前記遅角制御に際して、失火回避にかかる点火時期の遅角限界を設定するとともに、前記リフト量可変手段によって変更されるリフト量に基づいて前記遅角限界を可変設定することをその要旨とする。
上記構成によれば、失火回避にかかる点火時期の遅角限界を、リフト量可変手段によって変更される吸気バルブのリフト量に応じたかたちで、換言すれば、失火発生の可能性の高くなる点火時期の範囲(失火範囲)の変化に即したかたちで設定することができるようになる。したがって、点火時期設定についての自由度を高く維持しつつ、失火発生を的確に抑制することができるようになる。
ここで、吸入空気量一定の条件下では、吸気バルブのリフト量が小さく設定されているときほど、内燃機関における圧縮端温度及び圧縮端圧力(圧縮上死点での燃焼室内の圧力/温度)が高くなる。これは、リフト量の縮小により、吸気バルブ部分の吸気通路面積が縮小されて同部分における吸入空気の流速が上がり、それに伴う摩擦熱の増加によって吸入空気の温度が高くなるためである。そして、このように圧縮端温度及び圧縮端圧力が高くなることから、リフト量が小さく設定されているときほど、混合気が着火され易くなって失火が発生し難くなり、上記失火範囲が遅角側に広くなると云える。
この点、請求項2に記載の発明によるように、リフト量可変手段によってリフト量が小さく設定されているときほど前記遅角限界を遅角側の時期に設定することにより、同遅角限界として、そうした失火範囲の変化に即した適正な時期を設定することができるようになる。
以下、本発明にかかる点火時期制御装置を具体化した一実施の形態について説明する。
図1に、本実施の形態にかかる点火時期制御装置の概略構成を示す。
同図1に示すように、内燃機関10の吸気通路12には、スロットルバルブ14が設けられている。このスロットルバルブ14の開度制御により、吸気通路12を通じて燃焼室18内に吸入される空気の量が調節される。また、上記吸気通路12には燃料噴射弁20が設けられている。この燃料噴射弁20は吸気通路12内に燃料を噴射する。
内燃機関10の燃焼室18においては、吸入空気と噴射燃料とからなる混合気に対して点火プラグ22による点火が行われる。このときの点火プラグ22による点火時期の調節はイグナイタ22aによって行われる。この点火動作によって混合気が燃焼してピストン24が往復移動し、クランクシャフト26が回転する。そして、燃焼後の混合気は排気として燃焼室18から排気通路28に送り出される。
内燃機関10において、吸気通路12と燃焼室18との間は吸気バルブ30の開閉動作によって連通・遮断され、燃焼室18と排気通路28との間は排気バルブ32の開閉動作によって連通・遮断される。また、吸気バルブ30はクランクシャフト26の回転が伝達される吸気カムシャフト34の回転に伴って開閉動作し、排気バルブ32は同じくクランクシャフト26の回転が伝達される排気カムシャフト36の回転に伴い開閉動作する。
吸気カムシャフト34の吸気バルブ30との間にはリフト量可変手段としてのリフト量可変機構42が設けられている。このリフト量可変機構42は、吸気バルブ30のリフト量及び開弁期間(リフト作用角)を機関運転条件に応じて可変設定するものであり、電動モータ等のアクチュエータ44の駆動制御を通じて作動する。図2に示すように、このリフト量可変機構42の作動により、吸気バルブ30のリフト量及びリフト作用角は互いに同期して変化し、例えばリフト作用角が小さくなるほどリフト量も小さくなる。なお、本実施の形態では、リフト量可変機構42の作動を通じて、吸気バルブ30のリフト量及びリフト作用角が、例えば内燃機関10の暖機完了前よりも暖機完了後の方が小さくなるように設定される。
内燃機関10には、その運転状態を検出するための各種センサが設けられている。そうした各種センサとしては、例えばクランクシャフト26の回転角(クランク角)及び回転速度(機関回転速度)を検出するためのクランクセンサ52や、燃焼室18内に吸入される空気の量(吸入空気量GA)を検出するための空気量センサ54が設けられている。また、リフト量可変機構42によって設定されている吸気バルブ30のリフト量(正確には、リフト量可変機構42の作動量)を検出するための作動量センサ56や、ノッキング発生の有無を検出するためのノックセンサ58等も設けられている。
内燃機関10は、例えばマイクロコンピュータを有して構成される電子制御装置50を備えている。この電子制御装置50は、各種センサの検出信号を取り込むとともに各種の演算を行い、その演算結果に基づいて点火時期制御や、リフト量可変機構42の作動制御等といった機関制御を実行する。
上記点火時期制御は、以下のように実行される。
本実施の形態にかかる点火時期制御では、ノッキング発生状況に応じた点火時期の遅角制御(ノック制御)が実行される。このノック制御では、基本点火時期Abse及び点火時期の要求遅角量Aknkがそれぞれ求められ、式「Acal←Abse+Aknk」のように、基本点火時期Abseに要求遅角量Aknkを加算することによって要求点火時期Acalが算出される。
基本点火時期Abseは、ノッキング等による影響を考慮せずに機関出力が最大となるように設定された点火時期であり、機関回転速度や機関負荷等といった機関運転状態に基づいて算出される。
要求遅角量Aknkは、後述する最大遅角量Akmax、ノッキング学習量Agknk及びノッキング制御量Akcsに基づいて、式「Aknk←Akmax−Agknk+Akcs」から算出される。
最大遅角量Akmaxは、基本点火時期Abseについてこれをノッキングの発生が確実に抑制できる遅角側の時期に補正するための補正量であり、機関運転状態に基づき算出される。ノッキング学習量Agknkは、基本点火時期Abseから最大遅角量Akmaxだけ遅角させた時期をノッキングの発生状況に応じて進角補正するためのものであり、ノッキングが頻繁に発生する場合には徐々に小さい値に更新され、逆にノッキングの発生頻度が低い場合には徐々に大きい値に更新される。ノッキング制御量Akcsは、現在のノッキングの発生頻度に応じて点火時期を遅角側の時期に補正するためのものであり、ノッキングが発生していないときには所定量減算され、ノッキングが発生しているときには所定量加算される。
また、上述したノック制御の他にも、点火時期制御においては、例えばフューエルカット終了直後の燃料噴射再開に伴うショックを低減するための点火時期の遅角制御や加速ショックを低減するための点火時期の遅角制御など、各種の過渡制御が実行されている。
そして、ノック制御において設定される要求点火時期Acalと、過渡制御において設定される要求点火時期とが比較されるとともに、そのうちの最も遅角側の時期が選択され、その選択された要求点火時期が点火時期制御における最終的な制御目標値(最終点火時期Aop)として設定される。
更に、本実施の形態の点火時期制御では、最終点火時期Aopについての遅角限界ALを設定するとともに、同遅角限界ALよりも遅角側の時期になることのないように最終点火時期Aopを遅角ガードする制御(遅角ガード制御)を実行することにより、点火時期遅角に伴う失火発生が回避されるようになっている。
そして、このように設定された最終点火時期Aopに対応するクランク角において、イグナイタ22aが駆動されて点火プラグ22による点火が行われ、混合気が爆発・燃焼するようになる。
ところで、吸入空気量GA一定の条件下では、リフト量可変機構42の作動制御を通じて吸気バルブ30のリフト量が小さく設定されているときほど、内燃機関10における圧縮端温度及び圧縮端圧力(圧縮上死点での燃焼室18内の圧力/温度)が高くなる。これは、リフト量の縮小により、吸気バルブ30部分の吸気通路12の通路面積が縮小されて同部分における吸入空気の流速が上がり、それに伴う摩擦熱の増加によって燃焼室18内の吸入空気の温度が高くなるためである。そして、このように圧縮端温度及び圧縮端圧力が高くなることから、リフト量が小さく設定されているときほど、混合気が着火され易くなって失火が発生し難くなり、失火発生の可能性の高くなる点火時期の範囲(失火範囲)が遅角側に広くなると云える。
そこで、本実施の形態では、吸気バルブ30のリフト量(詳しくは、最大リフト量)が小さく設定されているほど、上記遅角限界ALを遅角側の時期に設定するようにしている。
以下、そうした遅角限界ALを設定する処理を含む上記遅角ガード制御にかかる処理の処理手順について説明する。
図3は、遅角ガード制御処理の具体的な処理手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される一連の処理は、所定周期毎の処理として、上記電子制御装置50により実行される。
この処理では先ず、機関回転速度及び機関負荷(本実施の形態では、吸入空気量GA)に基づいて図4に示すマップから上記遅角限界ALについての基本値ALbが算出される(ステップS100)。この基本値ALbとしては、リフト量可変機構42を通じて吸気バルブ30のリフト量が所定量(本実施の形態では最大量)に制御されている状況下において失火発生を回避することの可能な点火時期のうちの最も遅角側の時期が算出される。上記マップは、機関回転速度及び機関負荷により定まる機関運転状態と上記基本値ALbとの関係が実験などによって求められ、設定されている。
その後、吸気バルブ30のリフト量(正確には、最大リフト量)に基づいてリフト補正量Kvlが算出される(ステップS102)。図5に示すように、リフト補正量Kvlとしては、吸気バルブ30のリフト量が大きいほど小さい値が算出され、同リフト量が最大量に設定されているときには「0」が算出される。このリフト補正量Kvlは基本値ALbを吸気バルブ30のリフト量に応じて補正するための補正量であり、同リフト補正量Kvlが大きい値であるほど上記遅角限界ALが遅角側の時期になる。
そして、下式のように、上記基本値ALbにリフト補正量Kvlを加算することによって上記遅角限界ALが算出される(ステップS104)。

AL←ALb+Kvl

その後、上述した態様で算出されている最終点火時期Aopが読み込まれるとともに(ステップS106)、同最終点火時期Aopと上記遅角限界ALとが比較される(ステップS108)。
そして、最終点火時期Aopが遅角限界ALよりも遅角側の時期である場合には(ステップS108:YES)、最終点火時期Aopとして遅角限界ALが設定される(ステップS110)。
一方、最終点火時期Aopが遅角限界ALと等しい場合、或いは最終点火時期Aopが遅角限界ALよりも進角側の時期である場合には(ステップS108:NO)、最終点火時期Aopは変更されない。
このように、遅角限界ALをもとに最終点火時期Aopを遅角ガードする処理が実行された後、本処理は一旦終了される。
以下、このように遅角限界ALを設定することによる作用について、図6を参照しつつ説明する。
なお、図6は機関回転速度及び機関負荷一定の条件下における遅角限界ALの設定態様の一例を示している。また同図にあって、実線には上記遅角限界ALの一例を示し、一点鎖線にはその比較例として、吸気バルブ30のリフト量に拘わらず一定の時期が設定される従来の装置における限界遅角を示している。
同図に示すように、上記遅角限界AL(実線)が、リフト量可変機構42によって変更されるリフト量に応じたかたちで、換言すれば、リフト量が小さく設定されているときほど遅角側に広くなる上記失火範囲に即したかたちで設定されるようになる。これにより、内燃機関10における失火発生を的確に抑制することができるようになる。
しかも、遅角限界(一点鎖線)として一定の値が設定される従来の装置と比べて、同図中に斜線で示す分だけ点火時期の設定可能範囲を広くすることができ、点火時期設定の自由度を高くすることもできる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下に記載する効果が得られるようになる。
(1)点火時期設定の自由度を高く維持しつつ、失火発生を的確に抑制することができるようになる。
(2)リフト量可変機構42を通じて吸気バルブ30のリフト量が小さく設定されているときほど遅角限界ALを遅角側の時期に設定したために、同遅角限界ALとして、リフト量の可変制御による上記失火範囲の変化に即した適正な時期を設定することができるようになる。
なお、上記各実施の形態は、以下のように変更して実施してもよい。
・リフト補正量Kvlを算出するための算出パラメータとして、吸気バルブ30のリフト量に加えて機関回転速度や機関負荷を用いるようにしてもよい。ここで、リフト量が小さく設定されているほど内燃機関10における圧縮端温度及び圧縮端圧力が高くなることは前述したが、更にそうした圧縮端温度及び圧縮端圧力の上昇量は吸入空気量GAが多いほど大きくなる。これは、吸入空気量GAの多いときほど、前述した吸気バルブ30部分における吸入空気の流速の上昇量や、それに伴う摩擦熱の増加量が大きくなるためである。したがって、吸気バルブ30のリフト量の縮小に伴う前記失火範囲への影響は、吸入空気量GAが多いときほど大きくなると云える。この点、上記構成によれば、そうした失火範囲への影響の相違に応じたかたちでリフト補正量Kvlを設定することができるようになり、遅角限界ALとしてより適正な時期を設定することができるようになる。
・上記実施の形態では、先ず機関回転速度及び機関負荷に基づいて基本値ALbを算出し、リフト量可変機構42を通じて変更されるリフト量に基づき同基本値ALbを補正することにより遅角限界ALを設定するようにした。これに限らず、遅角限界ALを、例えばマップ演算等を通じて、機関回転速度や吸入空気量といった機関運転状態及び上記リフト量に基づいて直接算出することも可能である。要は、遅角限界ALを上記リフト量に応じて可変設定することができるのであれば、遅角限界ALの算出方法は任意に変更可能である。
本発明にかかる点火時期制御装置を具体化した一実施の形態の概略構成図。 リフト量可変機構の作動に基づく吸気バルブのリフト量の変化態様を示すグラフ。 遅角ガード制御処理の具体的な処理手順を示すフローチャート。 基本値の算出に用いるマップのマップ構造を示す略図。 吸気バルブのリフト量とリフト補正量との関係を示すグラフ。 遅角限界の設定態様の一例を示すグラフ。
符号の説明
10…内燃機関、12…吸気通路、14…スロットルバルブ、18…燃焼室、20…燃料噴射弁、22…点火プラグ、22a…イグナイタ、24…ピストン、26…クランクシャフト、28…排気通路、30…吸気バルブ、32…排気バルブ、34…吸気カムシャフト、36…排気カムシャフト、42…リフト量可変機構、44…アクチュエータ、50…電子制御装置、52…クランクセンサ、54…空気量センサ、56…作動量センサ、58…ノックセンサ。

Claims (2)

  1. 吸気バルブのリフト量を変更するリフト量可変手段を有する内燃機関に適用され、該内燃機関の運転状態に応じて点火時期を遅角制御する点火時期制御装置において、
    前記遅角制御に際して、失火回避にかかる点火時期の遅角限界を設定するとともに、前記リフト量可変手段によって変更されるリフト量に基づいて前記遅角限界を可変設定する
    ことを備えることを特徴とする点火時期制御装置。
  2. 請求項1に記載の点火時期制御装置において、
    前記遅角限界は、前記リフト量可変手段によってリフト量が小さく設定されているときほど遅角側の時期に設定される
    ことを特徴とする点火時期制御装置。
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