JP2006124387A - 新規なキノリン、テトラヒドロキナゾリン、及びピリミジン誘導体と、これらを使用することに関連した治療方法 - Google Patents

新規なキノリン、テトラヒドロキナゾリン、及びピリミジン誘導体と、これらを使用することに関連した治療方法 Download PDF

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Yoshiisa Sekiguchi
喜功 関口
Kosuke Shikanuma
幸祐 鹿沼
Katsunori Omodera
克紀 表寺
Takeshi Busujima
剛 毒島
Thuy-Anh Tran
− アン トラン テュイ
Sangdon Han
ハン サンドン
Martin Casper
キャスパー マーティン
Bryan A Kramer
エー、クレイマー ブライアン
Graeme Semple
サンプル グレアム
Ning Zou
ツォウ ニン
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Abstract

【課題】MCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤を提供する。
【解決手段】MCH受容体の拮抗薬として働く式(I)
Figure 2006124387

の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、記憶機能、睡眠覚醒、不安、うつ病、気分障害、発作、肥満、糖尿病、食欲及び摂食障害、心臓血管疾患、高血圧、異脂肪血症、心筋梗塞、過食症を含めた大食症、食欲不振症、躁うつ病、統合失調症、せん妄、痴呆、ストレス、認識障害、注意欠陥障害を含めた精神障害、薬物乱用障害、及びパーキンソン病、てんかんを含めた運動障害、並びに薬物依存など、MCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
【選択図】なし

Description

本発明は、MCH受容体の拮抗薬として働く化合物と、これらの化合物を薬剤組成物に使用することに関する。
環状ペプチドであるメラニン凝集ホルモン(MCH)は、オーファンGタンパク質共役受容体SLC−1の内因性リガンドとして同定された。例えば、Shimomura他のBiochem.Biophys.Res.Commun.261、622〜26(1999)を参照されたい。これらの研究では、MCHが神経伝達物質/神経調節物質として作用し、食習慣などの種々の行動反応を変化させることが示されている。例えばラットにMCHを注射すると、食物の摂取量が増すことが報告されている。報告によれば、MCHが欠損している遺伝子改変マウスでは体重の減少及び代謝の増加が見られることが示されている。Saito他のTEM、vol.11、299(2000)を参照されたい。したがってこれらの文献は、SCL−1発現細胞と相互に作用するMCH拮抗薬を発見することが、肥満症治療法の開発に有用であることを示している。例えば、Shimomura他のBiochem.Biophys.Res.Commun.261、622〜26(1999)を参照されたい。
Gタンパク質共役受容体(GPCR)は、共通の構造モチーフを共有する。これら受容体の全ては、22から24の疎水性アミノ酸から成る7つの配列を有し、それぞれが膜を貫通する7つのαヘリックスを形成する。第4及び第5の膜貫通ヘリックスは、比較的大きいループを形成するアミノ酸の鎖によって、膜の細胞の外側で接合している。主に親水性のアミノ酸からなる別のより大きいループは、膜の細胞の内側で、第5及び第6の膜貫通ヘリックスを接合する。受容体のカルボキシ末端は細胞内部に在り、アミノ末端は細胞外スペースに在る。第5及び第6のヘリックスを接合するループ、並びにカルボキシ末端は、Gタンパク質と相互作用すると考えられる。現在のところ、Gq、Gs、Gi、及びGoは、受容体と相互に作用することが可能なタンパク質であると確認されたGタンパク質である。
生理学的な条件下、GPCRは、2つの異なる状態又は立体構造、すなわち「不活性」状態と「活性」状態とが平衡な状態で、細胞膜内に存在する。不活性状態にある受容体は、細胞内情報伝達経路と結合して生物学的応答をもたらすことができない。受容体の立体構造を活性状態に変化させることにより、細胞内情報伝達経路への結合が可能になり、生物学的応答が得られる。
受容体は、内因性リガンド又は外因性作動薬リガンドによって、活性状態に安定化することができる。最近の一連の発見により活性化状態の立体構造を安定化させる、リガンド以外の機序が明らかとなったが、これは受容体のアミノ酸配列の変換のみに限定されるものではない。これらの手法は、受容体とのリガンドの結合の影響をシミュレートすることによって、活性状態の受容体を効果的に安定化する。そのようなリガンド非依存性の手法による安定化は、「構成的受容体活性化」と呼ばれる。これとは対照的に、拮抗薬は、作動薬と同じ部位で競合的に受容体に結合することができるが、活性形態の受容体によって引き起こされた細胞内応答を活性化せず、したがって作動薬による細胞内応答を阻害する。
ある特定の2−アミノキナゾリン誘導体は、NPY受容体のサブタイプY5に関連した障害及び疾患の治療に効果的であると言われている、NPY拮抗薬であることが報告されている。PCT特許出願97/20823を参照されたい。キナゾリン誘導体は、抗腫瘍活性を高めることによって有用であることもわかっている。PCT特許出願92/07844を参照されたい。また、MCH受容体に対する拮抗薬活性を有するキノリン誘導体も、これらの特許、すなわちWO03/070244、WO03/105850、WO03/45313、WO03/045920、及びWO04/04726で知られている。
ヒトの肥満に関して我々が持つ知識は、最近劇的に進歩している。以前なら、肥満は、魅惑的な食物がある環境下での不適切な摂食の反動と見られていた。肥満の動物モデル、ヒトと動物の両方での生化学的変化、心理社会的及び文化的な要因の複雑な相互作用であってヒトの肥満を受け入れ易くするものについての研究では、このヒトの疾患が多面的でありかつ生物系に深く根差していることを示している。したがって肥満には複数の原因があり、種々のタイプの肥満があることがほぼ確実である。MCHR1拮抗薬は、げっ歯類に対して強力かつ持続的な抗肥満作用があるだけではなく、驚くべき抗うつ及び抗不安作用も有する(Borowsky他、ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)、8,825〜830、2002)。MCHR1拮抗薬は、社会性行動や強制水泳試験、超音波発声など、げっ歯類モデルにおいて、抗うつ及び抗不安作用を示すことが報告されている。これらの発見は、MCHR1拮抗薬が、いくつかの原因を持つ肥満患者の治療に有用であることを示している。さらに、MCHR1拮抗薬は肥満症のみならず、うつ病および不安神経症患者の治療にも使用可能と思われる。これらの利点によりNPY自体が抗不安作用を有するため、不安惹起作用が予測されNPY受容体拮抗薬とは差別される。
また肥満は慢性疾患と見なされ、長期にわたり治療する可能性があることは、より注目すべき概念である。その意味で、MCHの欠乏によって食欲が低下し痩せることは、注目に値する(Shimada他、ネイチャー(Nature)、396、670〜674、1998)。これとは対照的に、NPY(Erickson他、ネイチャー(Nature)、381、415〜418、1996)並びにY1(Pedrazzini他、ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)、4、722〜726、1998)及びY5受容体(Marsh他、ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)、4、718〜721、1998)が欠損したマウスは、安定な体重を維持し、むしろ肥満になる。上記報告を考慮すると、MCHR1拮抗薬は、肥満患者の長期治療の点で、Y1又はY5受容体拮抗薬よりも魅力的である。
カロリー摂取とエネルギー消費のバランスがとれていないことによる肥満症は、実験動物及びヒトにおけるインスリン抵抗性及び糖尿病と深い関係がある。しかし、肥満−糖尿病症候群に関与する分子メカニズムは明らかではない。肥満症の発生の初期段階では、インスリンの分泌を増大させることによってインスリン抵抗性のバランスをとり、患者が高血糖症になるのを予防する(Le Stunff他、Diabetes 43、696〜702(1989))。しかし、数十年後にはβ細胞の機能が低下し、肥満人口の約20%が非インスリン依存型糖尿病を発症する(Pederson,P.Diab.Metab.Rev.5、505〜509(1989)及び(Brancati,F.L.他、Arch.Intern.Med.159、957〜963(1999))。現代社会ではその罹患率が高いとすると、肥満症はNIDDMの最も危険な要因になる(Hill,J.O.他、サイエンス(Science)280、1371〜1374(1998))。しかし、脂肪の蓄積に応答して患者の一部にインスリン分泌の変化が生じる要因は、依然としてわからない。
過体重又は肥満に分類されるかどうかは、一般に、体重(kg)を身長の2乗(m)で割ることによって計算された肥満指数(BMI)に基づいて決定される。したがってBMIの単位はkg/mであり、人生の10年ごとに最小死亡率に関連したBMI範囲を計算することが可能である。過体重は、25〜30kg/mの範囲内のBMIと定義され、肥満はBMIが30kg/mを超える場合である(以下の表参照)。この定義では、脂肪(脂肪組織)に対して筋肉である身体質量の割合を考慮していない点が問題である。これを明らかにするため、肥満症は、体脂肪含量に基づいて定義することもでき、男性と女性でそれぞれ25%と30%を超えると肥満症と定義される。
Figure 2006124387
BMIが高くなると、他の危険因子とは無関係に、様々な原因で死亡する危険性が高くなる。肥満に伴う最も一般的な疾患は、心臓血管疾患(特に高血圧症)、糖尿病(肥満症では糖尿病が発症し易くなる)、胆嚢疾患(特に癌)、及び生殖疾患である。調査では、緩やかな体重の減少であっても、冠状動脈性心疾患が発症する危険性を著しく低下させるのに見合うことが示された。
抗肥満薬として市場に出ている化合物には、Orlistat(XENICAL(商標))及びSibutramineが含まれる。Orlistat(リパーゼ阻害剤)は、脂肪の吸収を直接阻害し、下痢などの不愉快な(しかし比較的害のない)副作用を高い率で発生させる傾向がある。Sibtramine(混合5−HT/ノルアドレナリン再取込み阻害剤)は、一部の患者で血圧及び心拍数を上昇させる可能性がある。セロトニン遊離薬/再取込み阻害剤フェンフルラミン(Pondimin(商標))及びデキスフェンフルラミン(Redux(商標))は、長期間(6ヵ月を超える)にわたって摂食量及び体重を低下させることが報告されている。しかしどちらの製品も、その使用に付随して生じる心臓弁の異常に関し、予備的な証拠が報告された後に市場から撤回された。したがって、より安全な抗肥満薬の開発が求められている。
肥満症は、心臓血管疾患の発症の危険性も著しく増大させる。冠血流不全、アテローム疾患、及び心不全は、肥満症によって引き起こされる心臓血管合併症の最たるものである。全人口が理想的な体重である場合、冠血流不全の危険性は25%低下し、心不全及び脳血管発作の危険性は35%低下することが予測される。冠状疾患の発生率は、30%過体重の50才未満の被験者で2倍になる。糖尿病患者は、その寿命が30%短くなるという事実に直面している。45才を過ぎると、糖尿病に罹っている人は、糖尿病に罹っていない人よりも重篤な心疾患に罹る割合が約3倍になり、脳卒中に罹る人が最高で5倍になる。これらの発見は、NIDDM及び冠状動脈性心疾患に関する危険因子と、肥満予防に基づくこれらの状態の予防に基づいてこれらの状態を予防するための、一体化した手法の潜在的な価値との相互関係を強調している(Perry,I.J.他、BMJ 310、560〜564(1995))。
過体重の子供及び青年の数が増えている。全ての過体重の子供が必ず過体重の大人になるとは限らないが、子供時代に肥満になる率が高くなると、その現象は、成年期での肥満の発生率が高くなる形で反映され易い。現在の成人人口における肥満症罹患率が高く、また将来国民がさらに肥満になる可能性があるので、この疾患の健康の意味合いを再度検討する必要がある。肥満症の健康の意味合い(Health Implications of Obesity)、NIH Consens.Statement Online 1985 2月 11〜13;5(9):1〜7を参照されたい。
「臨床上の肥満」とは、除脂肪体重に対する過剰な体脂肪の尺度であり、理想体重よりも20%を超えて高い体重と定義される。最近の推定では、米国における成人2人のうち1人が臨床上肥満であり、過去10年間で25%を超えて増大した(Flegal M.D.他、22 Int.J.Obes.Relat.Metab.Disor.39(1998))。過体重状態と臨床上の肥満は共に、世界的に主要な健康上の問題であるが、その理由は、特に臨床上の肥満の場合、しばしば数多くの合併症、すなわち高血圧症及びII型糖尿病を伴い、これが冠状動脈疾患、脳卒中、糖尿病の後期合併症、及び早死にの原因になる可能性があるからである(例えば、Nishina P.M.他、43 Metab.554(1994)参照)。
肥満の根底にある病因的メカニズムは、さらに明らかにする必要があるが、そのようなメカニズムの正味の作用によって、エネルギーの摂取とエネルギーの消費とのバランスがくずれる。遺伝的要因と環境的要因は共に、肥満の病因に関与する可能性がある。これらには、過剰なカロリー摂取、身体活動の低下、代謝及び内分泌の異常が含まれる。
薬剤による過体重状態及び臨床上の肥満の治療は、状態そのものに関して重要であるだけではなく、例えば臨床上の肥満に伴うその他の疾患を予防することができる点、並びに過体重又は臨床上肥満であり体重を大幅に減らさなければならない人が「自己」に対して前向きな気持ちを高めることが可能になる点に関しても重要である。前述の考察から、そのような障害の治療の助けにある化合物は、研究及び臨床医学の両方に役立ちかつ進歩をもたらすことが明らかである。本発明は、これら並びにその他の重要な目標を対象とする。
本発明は、本明細書でMCHと呼ばれるGPCRに結合してその活性を調節する化合物と、その使用に注目する。本明細書で使用するMCHという用語には、ジーンバンク(GeneBank)受入れ番号NM_005297に見られるヒト配列、自然発生的な対立変種、哺乳動物の相同分子種、生物学的に活性な断片、及びそれらの組換え変異体が含まれる。
本発明の一態様は、式(I)で表されるある種の置換された複素環式の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物に関する:
Figure 2006124387

[式中、
Qは、
Figure 2006124387

であり、
は、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・炭素環式アリール、
・・ヘテロシクリル、及び
・・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ、
・カルボシクリルオキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・ニトロ、
・・シアノ、
・・アミノ、
・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、
・・・カルボキシ、
・・・オキソ、
・・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・・炭素環式アリールカルボニルアミノ、及び
・・・ハロゲンで置換された炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・ニトロ、
・・シアノ、
・・アミノ、
・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・置換ヘテロシクリル−エチリデンアミノオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・ニトロ、
・・シアノ、
・・アミノ、
・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−炭素環式アリールアミノ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・ニトロ、
・・シアノ、
・・アミノ、
・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・モノ−ヘテロシクリルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−ヘテロシクリルアミノ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・ニトロ、
・・シアノ、
・・アミノ、
・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・ジ−ヘテロシクリルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−ヘテロシクリルアミノ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・ニトロ、
・・シアノ、
・・アミノ、
・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、及び
・・・カルボキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルカルボニルアミノ:
・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・・炭素環式アリールカルボニルアミノ、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・ヘテロシクリルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ:
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・・炭素環式アリール、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・・ハロゲン、及び
・・・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールチオ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルフィニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・ヘテロシクリルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルチオ:
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルキル、
・C3〜6シクロアルキル、
・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・シアノ、
・・ニトロ、
・・アミノ、
・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、
・・・カルボキシ、
・・・カルバモイル、
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、
・・・ヘテロシクリル、
・・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
・・・・ハロゲン、
・・・・ニトロ、
・・・・C1〜5アルキル、
・・・・C1〜5アルコキシ、及び
・・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−炭素環式アリールアミノ:
・・・・ハロゲン、
・・・・ニトロ、
・・・・C1〜5アルキル、
・・・・C1〜5アルコキシ、及び
・・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・・ハロゲン、及び
・・・炭素環式アリール、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・C1〜5アルコキシカルボニル、
・・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・以下からなる群から選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル:
・・・ハロゲン、
・・・ニトロ、
・・・C1〜5アルキル、
・・・C1〜5アルコキシ、及び
・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・以下からなる群から選択された置換基で置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル:
・・・ハロゲン、
・・・ニトロ、
・・・C1〜5アルキル、
・・・C1〜5アルコキシ、及び
・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・メルカプト、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・C1〜5アルキルスルホニル、
・・C3〜6シクロアルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・シアノ、
・・ニトロ、
・・アミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、
・・・カルボキシ、及び
・・・カルバモイル、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜8アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜8アルケニル:
・ハロゲン、
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(iii)C2〜5アルキニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
(iv)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ヒドロキシ、
・・オキソ、及び
・・炭素環式アリール、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・炭素環式アリール、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(v)C3〜6シクロアルケニル、及び
1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルケニル、
(vi)カルボシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・ヒドロキシ、及び
・ニトロ、
(vii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜10アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・オキソ、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・モノ−C1〜5アルキルアミノ−N−オキシ、
・・ジ−C1〜5アルキルアミノ−N−オキシ、
・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・・カルボシクリルイミノ、
・・炭素環式アリールで置換されたカルボシクリルイミノ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・・C1〜5アルコキシで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・・C1〜5アルコキシで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・C1〜5アルコキシで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・C1〜5アルコキシで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・炭素環式アリール、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・・ハロゲン、
・・・C1〜5アルキル、及び
・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・ヘテロシクリル、及び
・・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、
・C2〜5アルケニル、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
・C1〜9アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜9アルコキシ:
・・ヒドロキシ、
・・ハロゲン、
・・カルボキシ、
・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
・・ヘテロシクリル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・・ハロゲン、
・・・ヘテロシクリル、及び
・・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・・・ハロゲン、
・・・・C1〜5アルキル、及び
・・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・シアノ、
・・ニトロ、
・・アミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、
・・・カルボキシ、及び
・・・カルバモイル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・シアノ、
・・ニトロ、
・・アミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、
・・・カルボキシ、及び
・・・カルバモイル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・(炭素環式アリール)S(O)O、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・炭素環式アリールアゾ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールチオ:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・シアノ、及び
・・C1〜5アルキル、
・アミノスルホニル、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ヘテロシクリルスルホニル、
・C3〜6シクロアルキル、
・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・C1〜7アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜7アルキル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、及び
(viii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・シアノ、
・ニトロ、
・アミノ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・オキソ、
・・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・・C1〜5アルコキシカルボニル、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・・ハロゲン、及び
・・・ニトロ、
・・ヘテロシクリル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・・ハロゲン、
・・・C1〜5アルキル、及び
・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・シアノ、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・アミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、
・・・カルボキシ、及び
・・・カルバモイル、
・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・C3〜6シクロアルキル、
・・C2〜5アルケニル、
・・C2〜5アルキニル、
・・カルボキシ、
・・C1〜5アルコキシカルボニル、
・・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・・モノ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニル、
・・ジ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニル、
・・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニルアミノ、
・・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニルアミノ、
・・モノ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニルアミノ、
・・ジ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニルアミノ、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・C1〜5アルキルスルフィニル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルスルフィニル、
・・C1〜5アルキルスルホニル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルスルホニル、
・ヘテロシクリルオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・ヒドロキシ、
・・カルボキシ、
・・カルバモイル、
・・シアノ、
・・アミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・ハロゲン、
・・・ヒドロキシ、
・・・カルボキシ、及び
・・・カルバモイル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルスルフィニル、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルフィニル、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・C1〜5アルコキシカルボニル;
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、−NHNH、−NHNHBoc、−N(R2a)(R2b)、モルホリノ、4−アセチル−ピペラジル、又は4−フェニル−ピペラジルからなる群から選択され、
2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル、C3〜6シクロアルキル、又はC1〜5アルキルであり:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・C1〜5アルコキシ、
・アミノ、
・−NHBoc,
・C3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・−SONH
・ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル、炭素環式アリール、炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、及び
・式(V)の基:
Figure 2006124387

ここで、Bocは、カルバミン酸tert−ブチルエステルであり、Gは、C1〜5アルキル又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルであり:
・炭素環式アリール、
・ハロゲン化炭素環式アリール、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール;
又はQが式(II)であり、Yが単結合若しくは−CH−であるとき、Rは、メチルアミノ若しくはジメチルアミノであり;
各Tは、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C2〜5アルケニル、C2〜5アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、炭素環式アリール、ヘテロシクリル、及び−N(R2a)(R2b)からなる群から独立に選択され;
pは、0、1、2、3、4、又は5であり;
Lは、式(VI)から(XXI)からなる群から選択され:
Figure 2006124387

式中、R及びRは、独立に水素又はC1〜5アルキルであり;A及びBは、独立に単結合、−CH−、又は−(CH−であり;
並びに
Yは、
(i)Lが式(VI)から(XIII)からなる群から選択されるとき、−C(O)NR−、−C(S)NR−、−C(O)O−、−S(O)−、−C(O)−、−C(S)−、単結合、若しくは−CH−;又は
(ii)Lが式(XIV)から(XXI)からなる群から選択されるとき、−C(O)NR−、−C(S)NR−、−C(O)O−、若しくは−OC(O)−を表わし、
ここで、Rは水素若しくはC1〜5アルキルであり、又はYが−C(O)NR−であるとき、R及びRはそれらが結合している窒素と一緒になってヘテロシクリル基を形成し;
炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、アントラニル、フェナントリル、又はビフェニルであり;
カルボシクリルは、10,11−ジヒドロ−5−オキソ−ジベンゾ[a,d]シクロヘプチル、1−オキソ−インダニル、7,7−ジメチル−2−オキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、9H−フルオレニル、9−オキソ−フルオレニル、アセナフチル、アントラキノニル、C−フルオレン−9−イリデン、インダニル、インデニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフチル、又はビシクロ[2.2.1]ヘプテニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,3−ジオキソ−イソインドリル、1,3−ジオキソラニル、1H−インドリル、1H−ピロロ[2,3−c]ピリジル、1H−ピロリル、1−オキソ−3H−イソベンゾフラニル、2,2’,5’,2’’−テルチオフェニル、2,2’−ビチオフェニル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、2−オキソ−ピロリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、4H−ベンゾピラニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−3,4−ジヒドロ−フタラジニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9,10,10−トリオキソ−チオキサンテニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、シンノリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、モルホリニル、オキサゾリル、オキソラニル、ピペラジル、ピペリジル、ピリジル、ピラゾロ[5,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジル、ピロリジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリジル、チアゾリル、チエニル、チオラニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、テトラヒドロ−チエニル、又はベンゾフラニルであり;及び
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである]。
本発明の一態様は、薬剤として許容可能な担体と合わせて本明細書に記載される少なくとも1つの化合物を含んだ薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、記憶機能の向上、睡眠覚醒、不安、うつ病、気分障害、発作、肥満、糖尿病、食欲及び摂食障害、心臓血管疾患、高血圧、異脂肪血症、心筋梗塞、過食症を含めた大食症、食欲不振症、躁うつ病、統合失調症、せん妄、痴呆、ストレスを含めた精神障害、認識障害、注意欠陥障害、薬物乱用障害、パーキンソン病及びてんかんを含めた運動障害、及び薬物依存を予防し又は治療する方法に関し、前記状態に罹患した個体に対して本明細書に記載される治療上有効な量の化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、摂食障害、肥満、又は肥満に関係する障害を予防し又は治療する方法に関し、その状態に罹患した個体に対して本明細書に記載される治療上有効な量の化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、不安症、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんを予防し又は治療する方法に関し、その状態に罹患した個体に対して本明細書に記載される治療上有効な量の化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、治療によって人体又は動物体を治療する方法に用いられる、本明細書に記載される本発明の化合物、又はその薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、治療によって人体又は動物体の摂食障害、肥満、又は肥満に関係する障害を予防し又は治療する方法に用いられる、本明細書に記載する本発明の化合物、又はその薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、治療によって人体又は動物体の不安症、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんを予防し又は治療する方法に用いられる、本明細書に記載する本発明の化合物、又はその薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、摂食障害、肥満、又は肥満に関係する障害の予防又は治療に用いられる薬物を製造するための、本明細書に記載される本発明の化合物に関する。
本発明の一態様は、不安症、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんの予防又は治療に使用される薬物を製造するための、本明細書に記載される本発明の化合物に関する。
本発明の一態様は、個体の摂食量を低下させる方法に関し、その個体に、治療上有効な量の本明細書に記載する化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、個体を満腹にさせる方法に関し、前記個体に、治療上有効な量の本明細書に記載する化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、個体の体重増加を制御し又は低下させる方法に関し、前記個体に、治療上有効な量の本明細書に記載する化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、個体のMCH受容体を調節する方法に関し、受容体を、本明細書に記載する化合物に接触させることを含む。いくつかの実施形態では、その化合物は拮抗薬である。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節は、摂食障害、肥満、又は肥満に関係する障害を予防し又は治療することを目的とする。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節により、個体の摂食量を低下させる。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節により、個体を満腹にさせる。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節により、個体の体重増加を制御し又は低下させる。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節は、不安症、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんの予防又は治療を目的とする。
いくつかの実施形態で、個体は哺乳動物である。
いくつかの実施形態で、哺乳動物はヒトである。
いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約18.5から約45である。いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約25から約45である。いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約30から約45である。いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約35から約45である。
本発明の一態様は、本明細書に記載する化合物と、薬剤として許容可能な担体とを混合することを含む、薬剤組成物の生成方法に関する。
本願は、2003年3月31日出願の米国仮特許出願第60/458,530号;2003年8月19日出願の同第60/495,911号;2003年10月9日出願の同第60/510,186号;2003年12月16日出願の同第60/530,360号の優先権を主張するものであり、これら全てに関し、その全体を参照により本明細書に援用する。
本発明の一態様は、式(I)で表される、ある特定の置換複素環式化合物、
Figure 2006124387

又はその薬剤として許容可能な塩、水和物、又は溶媒和化合物に関し、ただしQ、L、Y、及びRは、本明細書で既に述べたものかつ以下に述べるものと同様である。
明確にするために個別の実施形態に即して記述している本発明のある特定の特徴は、組み合わせて単一の実施形態においても提供できることが理解される。逆に、簡略のため単一の実施形態に即して記述している本発明の様々な特徴は、個々に又は適当なより小さい組合せに分けて提供することもできる。
本発明のいくつかの実施形態で、Rは、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、−NHNH、−NHNHBoc、−N(R2a)(R2b)、モルホリノ、4−アセチル−ピペラジル、又は4−フェニル−ピペラジルからなる群から選択され、
ここで、R2aは水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル、C3〜6シクロアルキル、又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・C1〜5アルコキシ、
・アミノ、
・−NHBoc、
・C3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・−SONH
・ヘテロシクリル、並びに
3〜6シクロアルキル、炭素環式アリール、以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、及び
・式(V)の基
Figure 2006124387

ここでBocはカルバミン酸tert−ブチルエステルであり、Gは、C1〜5アルキル、又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・炭素環式アリール、
・ハロゲン化炭素環式アリール、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール。
本発明のいくつかの実施形態で、Rは−N(R2a)(R2b)であり、ここでR2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル、C3〜6シクロアルキル、又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・C1〜5アルコキシ、
・アミノ、
・−NHBoc、
・C3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・−SONH
・ヘテロシクリル並びに
3〜6シクロアルキル、炭素環式アリール、以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、及び
・式(V)の基
Figure 2006124387

ここでBocはカルバミン酸tert−ブチルエステルであり、Gは、C1〜5アルキル、又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル
・炭素環式アリール、
・ハロゲン化炭素環式アリール、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール。
本発明のいくつかの実施形態で、Rは−N(R2a)(R2b)であり、ただしR2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル、又はC3〜6シクロアルキルである。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・ハロゲン、
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・ニトロで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C2〜5アルケニル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜7アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(iii)C2〜5アルキニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
(iv)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリール、
(v)カルボシクリル、
(vi)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・C1〜10アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・オキソ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
・C1〜7アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルコキシ:
・・ハロゲン、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・炭素環式アリールアゾ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールチオ、
・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
・アミノスルホニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ヘテロシクリルスルホニル、
・C3〜6シクロアルキル、
・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
(vii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・アミノ、
・ヒドロキシ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9H−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、アダマンチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インダニル、インデニル、又はメンチルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チエニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[2,1,3]チアジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、モルホリニル、オキサゾリル、フェナントロ[9,10−d]オキサゾリル、ピペリジル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、テトラヒドロフリル、チアゾリル、又はチエニルであり;
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Qは、式(II)であり;
は、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・ハロゲン、
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C2〜5アルケニル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜7アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(iii)C2〜5アルキニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
(iv)C3〜6シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリール、
(v)カルボシクリル、
(vi)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
・炭素環式アリール、
(vii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
Yが単結合又は−CH−であるとき、Rはメチルアミノ又はジメチルアミノであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インデニル、又はメンチルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜7アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルキル:
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、及び
・・炭素環式アリール、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、及び
・・炭素環式アリール、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、及び
・・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、
・炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル、及び
・ハロゲンで置換されたヘテロシクリル、
(ii)C2〜7アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
・炭素環式アリール、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
(iii)C2〜5アルキニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
(iv)C3〜6シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
(v)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、及び
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
(vi)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ヒドロキシ、及び
・・炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
Lは、式(VII)であり;
Yは、単結合又は−CH−であり;
は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合又は−CH−であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、及び
・C2〜5アルケニルオキシ、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、及び
・C1〜5アルコキシカルボニル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、アゼチジニル、又はベンゾ[1,3]ジオキソリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]エチル}(フェニル)アミノ]プロパンニトリル;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)エチル]アミノ}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[1−(ジフェニルメチル)アゼチジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
−[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[2−(アリルオキシ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−シクロヘキシル]−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン;
−{4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン;
−メチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン;
cis−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−N’−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;及び
cis−N−(3,5−ジクロロベンジル)−N’−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・ヒドロキシ、
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・・ハロゲン、及び
・・・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・ニトロ、
(iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・オキソ、及び
・・炭素環式アリール、及び
・炭素環式アリール、
(iv)カルボシクリル、
(v)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・オキソ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
・炭素環式アリール、
(vi)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・ヒドロキシ、
・アミノ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、水素、ハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、カルバモイル、アミノ、メチルアミノ、又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・C3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・ニトロ、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・カルバモイル、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリールオキシ、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・アミノ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリール、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・ニトロで置換された炭素環式アリール、及び
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、ピリジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
及び
・ヘテロシクリル、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
(iii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・炭素環式アリール、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・ニトロで置換された炭素環式アリール、及び
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、ピリジル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
(2E)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−チオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−チオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−ヨードフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
(2E)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2,4,6−トリクロロフェノキシ)アセトアミド;
3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェニルキノリン−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メシチル−2−オキソアセトアミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシベンズアミド;
3−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−ニトロベンズアミド;
3−シアノ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジフルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシブタンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシプロパンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−ヨードベンズアミド;
3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−2,4−ジフルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,5−ジメチル−3−フラミド;
3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−4−フルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
2,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]チオフェン−3−カルボキサミド;
2,6−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
(2E)−3−(2−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アクリルアミド;
5−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]チオフェン−2−カルボキサミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フラミド;
5−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]チオフェン−2−カルボキサミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ヨード−2−フラミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2−ヨードフェニル)アセトアミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2−フェノキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−メトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,5−ジメトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−メトキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
5−(4−クロロ−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−ニトロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−ブロモ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
3−シアノ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
2,2−ジフェニル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2,2−ジフェニル−アセトアミド;
2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
3−ヒドロキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−アミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
3−ヒドロキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2−アミノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2,3−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2,6−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル;
3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
6−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
6−ジメチルアミノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
3−ヒドロキシメチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド;
3−クロロ−5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,4,5−トリフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
ピリジン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
4−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
5−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−6−トリフルオロメチル−ニコチンアミド;
3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド;
2−フェノキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ニコチンアミド;
4−メチル−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
3,4,5−トリメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
2,6−ジメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミド;
N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
5−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;及び
5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−ニトロベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシブタンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシプロパンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,5−ジメチル−3−フラミド;
3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−4−フルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ヨード−2−フラミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2−フェノキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−メトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,5−ジメトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−メトキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−ニトロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−ブロモ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
3−シアノ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
2,2−ジフェニル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
3−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2,2−ジフェニル−アセトアミド;
2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−アミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
3−ヒドロキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
2,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル;
3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
6−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
3−クロロ−5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
3,4,5−トリフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
5−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
4−メチル−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−アセトアミド;
3,4,5−トリメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−アセトアミド;
2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−シクロヘキシル}アセトアミド;
2,6−ジメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミド;
N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−4−(トリフルオロメトキシ)−ベンズアミド;
5−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;及び
5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ
からなる群から選択され;
Lは、式(XV)であり;
Yは、−C(O)NR−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、又はブロモである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル
からなる群から選択され;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、又はブロモである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルであり;pは、0であり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合であり;Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
cis−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−{(1S)−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1S)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;及び
cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
cis−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1S)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;及び
cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C2〜5アルケニル、
(ii)C3〜6シクロアルキル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、及び
・炭素環式アリール、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリール;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)NR−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、又はイソキサゾリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、水素、メチル、メチルアミノ、又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり;Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、及び
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・C1〜5アルコキシ、
(iii)ヘテロシクリル、
1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、並びに
炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、イソキサゾリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(2−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ウレア;
N−(2−クロロベンジル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3−メチル−5−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−1−ナフチルウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[1−(1−ナフチル)エチル]ウレア;
N−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボニル}フェニルアラニン酸メチル;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ウレア;
N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−メシチルウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メチル−3−ニトロフェニル)ウレア;
N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2−tert−ブチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,3−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア;及び
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)カルボシクリル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・炭素環式アリール、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、及び
・炭素環式アリール;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(S)NR−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルであり;
ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、イソキサゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり;Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
(ii)ヘテロシクリル、並びに
1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、及び
1〜5アルコキシカルボニルで置換されたヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、チエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チオウレア;
N−[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルチオウレア;
N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;及び
3−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボノチオイル}アミノ)−4−メチルチオフェン−2−カルボン酸メチル;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・カルボシクリル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)C2〜5アルケニル、
(iii)カルボシクリル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・C1〜5アルコキシ;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)O−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、9H−フルオレニル又はメンチルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Qは、式(III)であり;
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・ハロゲン、
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C2〜5アルケニル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜7アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(iii)C2〜5アルキニル、
(iv)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリール、
(v)カルボシクリル、
(vi)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜10アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
・C1〜7アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルコキシ:
・・ハロゲン、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・カルボキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・炭素環式アリールアゾ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールチオ、
・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
・アミノスルホニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ヘテロシクリルスルホニル、
・C3〜6シクロアルキル、
・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
(vii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9H−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、アダマンチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インダニル、インデニル、又はメンチルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チエニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[2,1,3]チアジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、モルホリニル、オキサゾリル、フェナントロ[9,10−d]オキサゾリル、ピペリジル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、テトラヒドロフリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜7アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルキル:
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、及び
・・炭素環式アリール、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、及び
・・炭素環式アリール、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、及び
・・・炭素環式アリール、
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル、
(ii)C2〜7アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
・炭素環式アリール、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
(iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、及び
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
(v)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ヒドロキシ、及び
・・炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
Lは、式(VII)であり;
Yは、単結合又は−CH−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・炭素環式アリール、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、又はピラゾリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、及び
・炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・C1〜5アルコキシ、及び
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、及び
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、アゼチジニル、又はピラゾリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
−{cis−4−[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(2−エトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(1H−インドール−3−イルメチル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(2,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−ブロモ−2−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]メチル}−6−メトキシフェノール;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−2,6−ジメトキシフェノール;
−{cis−4−[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−{cis−4−[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−{cis−4−[(3,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−{cis−4−[(ペンタメチルベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
4−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−2,6−ジメチルフェノール;
3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−6,8−ジメチル−4H−クロメン−4−オン;
4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
−[cis−4−({[3−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−[4−(ペンタメチルフェニルメチル−アミノ)−シクロヘキシル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}(3−メチルフェニル)アミノ]プロパンニトリル;
3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}(フェニル)アミノ]プロパンニトリル;
N−{(1S)−1−ベンジル−2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
−(cis−4−{[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[1−(ジフェニルメチル)アゼチジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(1H−インドール−3−イルメチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
−[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(3,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]−メチル}シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2,6−ジメチルフェノール;
3−クロロ−4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)フェノール;
−[cis−4−({[4−(ジエチルアミノ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−エトキシフェノール;
−{cis−4−[({[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]メチル}アミノ)メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
2−ブロモ−4−クロロ−6−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)フェノール;
−(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−メチルフェノール;
−(cis−4−{[(4−メトキシ−2,5−ジメチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−フルオロ−6−メトキシフェノール;
,N−ジメチル−N−[cis−4−({[(1−フェニル−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[({[1−(4−クロロフェニル)−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−アミノ)メチル]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;及び
−メチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
−(cis−4−{[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
−[cis−4−({[3−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}(フェニル)アミノ]プロパンニトリル;
N−{(1S)−1−ベンジル−2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
−[cis−4−({[1−(ジフェニルメチル)アゼチジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
−(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−[cis−4−({[(1−フェニル−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[({[1−(4−クロロフェニル)−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−アミノ)メチル]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;及び
,N−ジメチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・・ハロゲン、及び
・・・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・ニトロ、
(iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・オキソ、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
(iv)カルボシクリル、
(v)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・炭素環式アリール、
・ヘテロシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
(vi)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rはメチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・炭素環式アリール、及び
・ニトロで置換された炭素環式アリール、
(iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
(iv)カルボシクリル、
(v)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、及び
・・炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、及び
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
(vi)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
カルボシクリルは、1−オキソ−インダニル又はインデニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2−オキソ−ベンゾピラニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・炭素環式アリール、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、及び
・・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、及び
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
(iii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・ヘテロシクリルで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリール、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・ニトロで置換された炭素環式アリール;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
カルボシクリルは、インデニルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2−オキソ−ベンゾピラニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピリジル、キノキサリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ヘキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
(2R)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェニルシクロプロパンカルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
2−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−3−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
1−ベンジル−3−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソ−1−フェニルエチルアセテート;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
2−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,3−ジフェニルプロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−ヨードフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−オキソインダン−1−カルボキサミド;
2−ベンジル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−(4−メチル−2−ニトロフェニル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
3−アセチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[(4−メチルピリミジン−2−イル)チオ]アセトアミド;
5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)アセトアミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
,N−ジベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)リシンアミド;
3−(ジメチルアミノ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−(4−フルオロフェニル)−4−オキソブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−フルオロビフェニル−4−イル)プロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[4−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)フェニル]プロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−2−[({[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(3−フェニルプロプ−2−イノイル)アミノ]ベンズアミド;
4−(4−tert−ブチルフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(7−エチル−1H−インドール−3−イル)−4−オキソブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メチル−1−(3−モルホリン−4−イルプロピル)−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−(4−ニトロフェニル)ブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(3−フェノキシフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−フェノキシフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
−ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジプロピルグルタミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フェノキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(エチルチオ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
(2S)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フルオロビフェニル−4−イル)プロパンアミド;
2−[(4−クロロベンジル)チオ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−{(1E)−5−フルオロ−2−メチル−1−[4−(メチルスルフィニル)ベンジリデン]−1H−インデン−3−イル}アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[4−(2−チエニルカルボニル)フェニル]プロパンアミド;
3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メチル−1,5−ジフェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−{2−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)チオ]エチル}−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェニルキノリン−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メトキシ−2−フェニルアセトアミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシベンズアミド;
3−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(エチルチオ)ニコチンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−3−フラミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
2,6−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
2−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−6−フルオロベンズアミド;
2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;及び
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェニル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソ−1−フェニルエチルアセテート;
3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
3−アセチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)アセトアミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−2−[({[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(3−フェニルプロプ−2−イノイル)アミノ]ベンズアミド;
4−(4−tert−ブチルフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(7−エチル−1H−インドール−3−イル)−4−オキソブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メチル−1−(3−モルホリン−4−イルプロピル)−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−(4−ニトロフェニル)ブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
−ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジプロピルグルタミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フェノキシベンズアミド;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−{(1E)−5−フルオロ−2−メチル−1−[4−(メチルスルフィニル)ベンジリデン]−1H−インデン−3−イル}アセトアミド;
3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(エチルチオ)ニコチンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−3−フラミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;及び
2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルチオ、及び
・ヘテロシクリル、
(ii)C3〜6シクロアルキル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
(iii)カルボシクリル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、及び
・・炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜7アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、及び
・炭素環式アリール、
(v)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、及び
・炭素環式アリール;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)NR−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、インダニル、アダマンチル、又は9H−フルオレニル;
ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、ピペリジル、ピリジル、又はチエニルであり;
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり:Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、及び
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、及び
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
(iii)ヘテロシクリル、並びに
1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、並びに
炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、イソキサゾリルであり;
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−メシチルウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(2−クロロベンジル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エチルフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(3−メチル−5−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−1−ナフチルウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−[1−(1−ナフチル)エチル]ウレア;
N−(2,4−ジブロモフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(2,4−ジクロロベンジル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エトキシフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−フルオロベンジル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ウレア;
N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロベンジル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)ウレア;
N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(5−メチル−3−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
N−(2,3−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−メチルフェニル)ウレア;
N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,5−トリクロロフェニル)ウレア;
N−(2,5−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,6−ジメチルフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}カルボニル)ロイシン酸エチル;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−メシチルウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2−tert−ブチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,3−ジメチル−6−ニトロフェニル)ウレア;
N−(2,6−ジブロモ−4−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,6−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;及び
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、
(ii)C2〜5アルキニル、
(iii)C2〜5アルケニル、
(iv)C3〜12シクロアルキル、
(v)カルボシクリル、
(vi)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜10アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
・・ハロゲン、及び
・・オキソ、
・カルボキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールアゾ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールアゾ:
・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールチオ、
・アミノスルホニル、
・ヘテロシクリルスルホニル、
・C3〜6シクロアルキル、
・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
・炭素環式アリール、及び
・ヘテロシクリル、
(vii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリールオキシ、
・炭素環式アリール、及び
・ヘテロシクリル;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(S)NR−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、インダニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、又はアダマンチルであり;
ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チエニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]チアジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリニル、オキサゾリル、フェナントロ[9,10−d]オキサゾリル、ピペリジル、ピラゾリル、ピリジル、テトラヒドロフリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり:Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・ジ−C1〜5アルキルアミノ;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チオウレア;
N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)チオウレア;
N−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−ヨードフェニル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−メシチルチオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4−ジメチルフェニル)チオウレア;
N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)チオウレア;
N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エトキシフェニル)チオウレア;
N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;及び
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,2−ジフェニルエチル)チオウレア;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・カルボシクリル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)C2〜5アルケニル、
(iii)カルボシクリル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・C1〜5アルコキシ;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)O−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、9H−フルオレニル又はメンチルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Qは、式(IV)であり;pは、0であり;
は、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・ハロゲン、
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・ニトロで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C2〜5アルケニル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜7アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(iii)C2〜5アルキニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
(iv)C3〜6シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリール、
(v)カルボシクリル、
(vi)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・炭素環式アリール、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
(vii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インデニル、又はメンチルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜7アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルキル:
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、及び
・・炭素環式アリール、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
・・シアノ、及び
・・炭素環式アリール、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)C2〜7アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
・炭素環式アリール、及び
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
(iii)C2〜5アルキニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、及び
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
(v)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
Lは、式(VII)であり;
Yは、単結合又は−CH−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C2〜5アルケニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・C2〜5アルケニルオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
(iii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、9H−カルバゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ピラゾリル、又はピリジルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C2〜5アルケニル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C2〜5アルケニルオキシ、
(iii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・炭素環式アリール、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、及び
・ハロゲン化C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、1H−インドリル、9H−カルバゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、又はピラゾリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
−(cis−4−{[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[5−(4−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
−(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(2−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
−[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,3,4−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(3,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2,6−ジメチルフェノール;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[4−(ジエチルアミノ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(4−イソプロポキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2−エトキシフェノール;
−{cis−4−[({[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]メチル}アミノ)メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,4−ジメトキシ−3−メチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[2−(アリルオキシ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−[cis−4−({[(1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}−メチル)シクロヘキシル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3−ブロモ−4,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(4−メトキシ−3−メチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2−ブロモ−4,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(4−メトキシ−2,5−ジメチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
3−[[4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]アミノ}メチル)フェニル](メチル)アミノ]プロパンニトリル;
−{cis−4−[({4−[(4−ブロモベンジル)オキシ]ベンジル}アミノ)メチル]シクロヘキシル}−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;及び
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
−[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(2−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
−[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,3,4−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2,6−ジメチルフェノール;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(5−ブロモ−2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,4−ジメトキシ−3−メチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[2−(アリルオキシ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−(cis−4−{[(3−ブロモ−4,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;及び
−{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルカルボニルオキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
・・炭素環式アリール、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・・ハロゲン、及び
・・・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールチオ、
・ヘテロシクリルチオ、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
・ニトロで置換されたヘテロシクリルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・C3〜6シクロアルケニル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・ニトロ、
(iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・オキソ、及び
・・炭素環式アリール、及び
・炭素環式アリール、
(iv)カルボシクリル、
(v)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、
・・炭素環式アリールオキシ、
・・炭素環式アリール、及び
・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・アミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
・C1〜5アルキルチオ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
・炭素環式アリール、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリール、
(vi)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C2〜5アルケニルチオ、
・炭素環式アリールチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、水素、トリフルオロメチル、メトキシ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、エチルメチルアミノ、又はヒドロキシルエチルメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C3〜6シクロアルキル、
・カルボシクリル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・C2〜5アルケニル、及び
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・・・炭素環式アリール、及び
・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・・オキソ、
・・・炭素環式アリール、及び
・・・ヘテロシクリル、
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・ニトロ、
(iii)カルボシクリル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・ハロゲン、
・・オキソ、及び
・・炭素環式アリール、
・C1〜5アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
(v)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリール、
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
・・ヘテロシクリル、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルキル、
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2H−ベンゾピラニル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・オキソ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ジ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ヒドロキシ、
・・C1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリル、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・・C1〜5アルキル、
・・炭素環式アリール、及び
・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(ii)C2〜5アルケニル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
・炭素環式アリール、
・ニトロで置換された炭素環式アリール、
(iii)カルボシクリル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
(v)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・・C1〜5アルキルチオ、
・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、及び
・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールオキシ、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
・炭素環式アリール、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
・ニトロで置換された炭素環式アリール、及び
・ヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、1−オキソ−インダニルであり;
ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イソキサゾリル、ピリジル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
1−ベンジル−3−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1−ナフチル)アセトアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−キノキサリン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ペンタフルオロフェノキシ)アセトアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−[(ジプロピルアミノ)スルホニル]ベンズアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
2−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
3−tert−ブチル−1−(2,4−ジクロロベンジル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
6−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2H−クロメンe−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(4−メチル−2−ニトロフェニル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
1−ベンジル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−インドール−3−カルボキサミド;
3−アセチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
2−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
,N−ジベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)リシンアミド;
3−(ジメチルアミノ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(5−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−4−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
4−(4−ブロモフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソブタンアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[(3−フェニルプロプ−2−イノイル)アミノ]ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1−(3−モルホリン−4−イルプロピル)−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(4−ニトロフェニル)ブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
−ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N,N−ジプロピルグルタミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェノキシベンズアミド;
3−ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(エチルチオ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[(1R)−1−(1−ナフチル)エチル]フタルアミド;
(2S)−2−(3−ベンゾイルフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパンアミド;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{(1E)−5−フルオロ−2−メチル−1−[4−(メチルスルフィニル)ベンジリデン]−1H−インデン−3−イル}アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2−チエニルカルボニル)フェニル]プロパンアミド;
3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1,5−ジフェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−{2−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)チオ]エチル}−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェニルキノリン−4−カルボキサミド;
2−[4−(4−クロロフェニル)−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−イル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(イソプロピルスルホニル)−5−(メチルチオ)チオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨード−4−(イソプロピルスルホニル)−5−(メチルチオ)チオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−4−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メシチル−2−オキソアセトアミド;
3,5−ジ−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−ヒドロキシベンズアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−フェニルアクリルアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−ニトロベンズアミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,2−ジフェニルアセトアミド;
2,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−5−フルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシブタンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェニルブタンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(3−メトキシフェニル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
2−(2−ブロモフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(1−ナフチル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−9−オキソ−9H−フルオレン−4−カルボキサミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
(2E)−3−(2−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アクリルアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,3−ジフェニルプロパンアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ヨード−2−フラミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−オキソインダン−1−カルボキサミド;
2−ベンジル−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−9H−キサンテン−9−カルボキサミド;
2−(1−ベンゾチエン−3−イル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
C−[cis−(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
5−ブロモ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3−メトキシ−フェノキシ)−アセトアミド;及び
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−キノキサリン−2−カルボキサミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−[(ジプロピルアミノ)スルホニル]ベンズアミド;
2−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
2−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(エチルチオ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1,5−ジフェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
1−{2−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)チオ]エチル}−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
2−[4−(4−クロロフェニル)−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−イル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
3,5−ジ−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−ヒドロキシベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェニルブタンアミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(1−ナフチル)アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
(2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−オキソインダン−1−カルボキサミド;
2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセトアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−9H−キサンテン−9−カルボキサミド;
2−(1−ベンゾチエン−3−イル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
C−[cis−(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3−メトキシ−フェノキシ)−アセトアミド;及び
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・C2〜5アルケニル、
(ii)C3〜6シクロアルキル、
炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルコキシ、
・C3〜6シクロアルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・C1〜5アルキルチオ、及び
・炭素環式アリール、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・炭素環式アリール;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)NR−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、又はイソキサゾリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり:Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
(ii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、及び
・C3〜6シクロアルコキシ、
(iii)ヘテロシクリル、並びに
1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、並びに
炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、イソキサゾリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[1−(1−ナフチル)エチル]ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ウレア;
N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(2,6−ジブロモ−4−イソプロピルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,6−ジメチルフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−メシチルウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メチル−3−ニトロフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−プロピルフェニル)ウレア;
N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2−tert−ブチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(3−メチル−5−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
N−(3,5−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,3−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,3−ジメチル−6−ニトロフェニル)ウレア;
N−(2,6−ジブロモ−4−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(2,6−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)ウレア;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メチル−6−ニトロフェニル)ウレア;
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
N−(3,5−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;及び
N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜5アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)カルボシクリル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・C1〜5アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・炭素環式アリール、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシカルボニル、及び
・炭素環式アリール;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(S)NR−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルであり;
ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、イソキサゾリル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり;Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・C1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
・ジ−C1〜5アルキルアミノからなる群から選択され、
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(4−シアノフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオウレア;
N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チオウレア;
N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)チオウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルチオウレア;
N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;及び
N−(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜8アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
・カルボシクリル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)C2〜5アルケニル、
(iii)カルボシクリル、
(iv)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・C1〜5アルコキシ;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)O−であり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
カルボシクリルは、9H−フルオレニル又はメンチルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Qは、式(IV)であり;pは、1又は2であり;
は、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・ヒドロキシ、
・オキソ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルフィニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、及び
・ヘテロシクリル、
(ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・炭素環式アリール、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜10アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
・・ハロゲン、及び
・・ヒドロキシ、
・C1〜9アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜9アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール、
・カルボキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C1〜5アルキルスルフィニル、
・C1〜5アルキルスルホニル、
・炭素環式アリール、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・アミノ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・ヘテロシクリルスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルスルホニル、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C1〜5アルキルスルフィニル、
・炭素環式アリールスルフィニル、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
は、アミノ、C1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル又はC3〜6シクロアルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・オキソ、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
(ii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・炭素環式アリールスルフィニル、及び
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
Lは、式(VII)であり;
Yは、単結合又は−CH−であり;
は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、ピラジニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、又はブロモである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・炭素環式アリールスルフィニル、及び
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、ピラジニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ又はブロモである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・炭素環式アリールスルフィニル、及び
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル
からなる群から選択され:
は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、ピラジニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
−{cis−4−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(3−ブロモベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
−{cis−4−[(3,4−ジフルオロベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミン;及び
−[cis−4−({6−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]ピラジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
−[cis−4−({6−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]ピラジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミン、
又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・ヒドロキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルフィニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
(ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・炭素環式アリール、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜10アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
・・ハロゲン、及び
・・ヒドロキシ、
・C1〜9アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜9アルコキシ、
・カルボキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、
・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
・C1〜5アルキルスルホニル、及び
・炭素環式アリール、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・アミノ、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・ヘテロシクリルスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルスルホニル、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・C1〜5アルキルスルフィニル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)−であり;
は、アミノ、C1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル又はC3〜6シクロアルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・ヒドロキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルフィニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・炭素環式アリール、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜10アルキル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
・・ハロゲン、及び
・・ヒドロキシ、
・C1〜9アルコキシ、
・ハロゲンで置換されたC1〜9アルコキシ、
・カルボキシ、
・C1〜5アルコキシカルボニル、及び
・C1〜5アルキルスルホニル、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
・ヘテロシクリルスルホニル、
・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルスルホニル、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
・C1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールスルホニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
は、C1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・ヒドロキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・ヘテロシクリルオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・モノ−炭素環式アリールアミノ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・C1〜5アルキル、
・炭素環式アリールスルフィニル、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・炭素環式アリール、及び
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・C1〜5アルコキシ、
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・シアノ、
・ニトロ、
・C1〜10アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
・C1〜9アルコキシ、及び
・ハロゲンで置換されたC1〜9アルコキシ、
(iv)ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・ハロゲン、
・C1〜5アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・C1〜5アルコキシ、
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
・・C1〜5アルコキシ、
・C1〜5アルキルチオ、
・炭素環式アリールスルホニル、
・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルホニル、
は、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3−メチルベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4,5−トリメトキシベンズアミド;
N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(4−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(2−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−ヨードフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−エチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−[cis−4−({4−[エチル(メチル)アミノ]−5−メチルピリミジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(2−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−(3−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]アセトアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
2−(2,3−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド;
2−[(2−クロロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−[(3−ブロモフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
1−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,3,4−トリフルオロベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
2−[(3,4−ジクロロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(イソプロピルチオ)ニコチンアミド;
2−(tert−ブチルチオ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−3−カルボキサミド;
2−(3,5−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,6−ジメトキシニコチンアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルチオフェン−2−カルボキサミド
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−エトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−エチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]ベンズアミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパンアミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メトキシフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
−(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)グリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メトキシフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
trans−2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−[(4−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−[(3−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−[(4−ブロモフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ}アセトアミド;
2−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−[(3−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
3,4−ジクロロ−N−{cis−4−[(4−メトキシ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(5−メチル−4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド;及び
2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4,5−トリメトキシベンズアミド;
N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(4−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(2−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−ヨードフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−[cis−4−({4−[エチル(メチル)アミノ]−5−メチルピリミジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
2−(2−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
2−(3−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]アセトアミド;
2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
2−(2,3−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド;
2−[(2−クロロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
2−[(3−ブロモフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジフルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,3,4−トリフルオロベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(イソプロピルチオ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,6−ジメトキシニコチンアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルチオフェン−2−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−エチルベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパンアミド
2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メトキシフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
−(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)グリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
trans−2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
trans−2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
2−[(4−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ}アセトアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(5−メチル−4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド;及び
2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
(ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC3〜12シクロアルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜10アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
・C1〜9アルコキシ、及び
・C1〜5アルキルチオ、
(iv)ヘテロシクリル、
Lは、式(XV)であり;
Yは、−C(O)NR−であり;
は、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・ニトロ、
・・C1〜5アルキル、
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
・・C1〜5アルコキシ、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
(ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
炭素環式アリールで置換されたC3〜12シクロアルキル、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜10アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、及び
・C1〜9アルコキシ;
は、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合であり;Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−ヨードベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(4−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(4−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,5−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,3−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[2−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−フェニルエチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メチルフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−ニトロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−ニトロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−フルオロフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3−クロロフェニル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S,2R)−2−フェニルシクロプロピル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−ベンジル−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(4−フルオロベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−{(1S)−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1R)−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;及び
cis−N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−ヨードベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(4−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(4−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,5−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,3−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(2,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[2−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メチルフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−ニトロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3−クロロフェニル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S,2R)−2−フェニルシクロプロピル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−(3,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−[(1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
cis−N−{(1S)−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;及び
cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)C1〜16アルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
・炭素環式アリール、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・・ハロゲン、
・・C1〜5アルキル、及び
・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
(ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
・炭素環式アリール、及び
・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
(iii)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜10アルキル、
・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
・C1〜9アルコキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜9アルコキシ:
・・ハロゲン、及び
・・炭素環式アリール;
Lは、式(VII)であり;
Yは、−C(O)NR−であり;
は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、pは、1又は2であり;各Tは、独立にC1〜5アルキルであり;Rは、水素であり;Rは、水素又はC1〜5アルキルであり;A及びBは、いずれも単結合であり;Rは、水素である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(3−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−(3,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(4−メチルフェニル)ウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−メトキシフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3−メトキシフェニル)ウレア;
N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(4−ブロモフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−メチルフェニル)ウレア;
N−ベンジル−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−フェニルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;及び
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は式(I)を有し、その化合物は、
N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(3−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−(3,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(4−メチルフェニル)ウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
N−(4−ブロモフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−メチルフェニル)ウレア;
N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
N−(2,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−フェニルウレア;
N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;及び
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
からなる群から選択され、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、ヘテロシクリル、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
・炭素環式アリールオキシ、
・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
・・ハロゲン、及び
・・C1〜5アルコキシ、からなる群から選択され、
Lは、式(X)又は(XI)であり;
Yは、−C(O)−であり;
は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
ヘテロシクリルは、ピリジルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;Aは、単結合であり;Bは、−CH−である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、以下からなる群から選択され:
(i)炭素環式アリール、並びに
以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
・ハロゲン、
・C1〜10アルキル、及び
・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
(ii)ヘテロシクリル;
Lは、式(VII)であり;及び
Yは、−S(O)−であり;
は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
ヘテロシクリルは、フリルであり;並びに
ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合である化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、
4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド、
又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明のいくつかの実施形態では、Rは、水素、−CO Bu、又は−COBn(Bnは、ベンジル基である)から選択され;
は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され;
2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル、C3〜6シクロアルキル、又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルであり:
・ハロゲン、
・ヒドロキシ、
・カルボキシ、
・カルバモイル、
・C1〜5アルコキシ、
・アミノ、及び
・C3〜6シクロアルキル;
あるいは、Qが式(II)であるとき、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;
各Tは、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C2〜5アルケニル、C2〜5アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、炭素環式アリール、ヘテロシクリル、及び−N(R2a)(R2b)からなる群から独立に選択され;
pは、0、1、2、3、4、又は5であり;
Lは、式(VII)、(X)、(XI)、(XV)、(XVIII)、又は(XIX)からなる群から選択され、ここで、R及びRは、独立に水素又はC1〜5アルキルであり;A及びBは、独立に単結合又は−CH−であり;並びに
Yは、単結合である
化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物である。
本発明の一態様は、薬剤として許容される担体と組み合わせた本明細書に記載の少なくとも一種の化合物を含む薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、記憶機能、睡眠覚醒、不安、うつ病、気分障害、発作、肥満、糖尿病、食欲及び摂食障害、心臓血管疾患、高血圧、異脂肪血症、心筋梗塞、過食症を含めた大食症、食欲不振症、躁うつ病、統合失調症、せん妄、痴呆、ストレス、認識障害、注意欠陥障害を含めた精神障害、薬物乱用障害、及びパーキンソン病、てんかんを含めた運動障害、並びに薬物依存を改善する予防又は治療方法であって、前記状態を患う個体に治療有効量の本明細書に記載の化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む方法に関する。
本発明の一態様は、摂食障害、肥満、又は肥満関連障害を予防又は治療する方法であって、前記状態を患う個体に治療有効量の本明細書に記載の化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む方法に関する。
本発明の一態様は、不安、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんを予防又は治療する方法であって、前記状態を患う個体に治療有効量の本明細書に記載の化合物又は薬剤組成物を投与することを含む方法に関する。
本発明の一態様は、ヒト又は動物の体を療法により治療する方法で使用するための、本明細書に記載の化合物又はその薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、ヒト又は動物の体の摂食障害、肥満、又は肥満関連障害を療法により予防又は治療する方法で使用するための、本明細書に記載の化合物又はその薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、ヒト又は動物の体の不安、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんを療法により予防又は治療する方法で使用するための、本明細書に記載の化合物又はその薬剤組成物に関する。
本発明の一態様は、摂食障害、肥満、又は肥満関連障害の予防又は治療で使用する医薬品を製造するための、本明細書に記載の化合物に関する。
本発明の一態様は、不安、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんの予防又は治療で使用する医薬品を製造するための、本明細書に記載の化合物に関する。
本発明の一態様は、個体の摂食量を低下させるための方法に関し、その個体に、治療上有効な量の本明細書に記載する化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、個体を満腹にさせる方法に関し、前記個体に、治療上有効な量の本明細書に記載する化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、個体の体重増加を制御し又は低下させる方法に関し、前記個体に、治療上有効な量の本明細書に記載する化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一態様は、個体のMCH受容体を調節する方法に関し、受容体を、本明細書に記載する化合物に接触させることを含む。いくつかの実施形態では、その化合物は拮抗薬である。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節は、摂食障害、肥満、又は肥満に関係する障害を予防し又は治療することを目的とする。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節により、個体の摂食量を低下させる。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節により、個体を満腹にさせる。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節により、個体の体重増加を制御し又は低下させる。いくつかの実施形態では、MCH受容体の調節は、不安症、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんの予防又は治療を目的とする。
いくつかの実施形態で、個体は哺乳動物である。
いくつかの実施形態で、哺乳動物はヒトである。
いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約18.5から約45である。いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約25から約45である。いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約30から約45である。いくつかの実施形態で、ヒトの肥満指数は約35から約45である。
本発明の一態様は、本明細書に記載の化合物と薬剤として許容される担体を混合することを含む薬剤組成物の製造方法に関する。
本発明の一態様は、そのような治療を必要とする哺乳動物の、記憶機能の向上、睡眠覚醒、不安、うつ病、気分障害、発作、肥満、糖尿病、食欲及び摂食障害、心臓血管疾患、高血圧、異脂肪血症、心筋梗塞、過食症を含めた大食症、食欲不振症、躁うつ病、精神分裂病、せん妄、痴呆、ストレスを含めた精神障害、認識障害、注意欠陥障害、薬物乱用障害、パーキンソン病及びてんかんを含めた運動障害、及び薬物依存を予防し又は治療する方法に関し、その哺乳動物に対して治療上有効な量の本明細書に記載される化合物又はその薬剤組成物を投与することを含む。
本発明の一実施形態は、MCH受容体に選択的に結合する本発明の任意の化合物を含み、そのような選択的結合は、1つ又は複数の他のGPCR、好ましくはNPYに対してKi値で実証され、任意の特定のMCH受容体、好ましくはMCHR1のKi値よりも少なくとも10倍大きいKi値によって実証されることが好ましい。
本明細書で使用する「アルキル」という用語は、直鎖及び分岐鎖を含めた炭化水素化合物を示すものとし、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、tert−ペンチル、n−ヘキシルなどが含まれるがこれらに限定されない。
「アルコキシ」という用語は、式−O−アルキルの置換基を示すものとする。
本明細書の様々な箇所で、本発明の化合物の置換基は、群として開示される。具体的には本発明は、そのような群に含まれる要素のそれぞれ、及びそのような要素の個々のサブコンビネーションの全てを含むものとする。
Gタンパク質共役受容体(GPCR)は、細胞表面受容体の主要な群であり、これと数多くの神経伝達物質とが相互に作用して、その効果を伝達する。GPCRは、7回膜貫通型ドメインを有することが予測され、アデニリルシクラーゼの刺激などの細胞内の生化学的な変化を伴うGタンパク質結合受容体活性化を介して、エフェクターに伝達する。環状ペプチドであるメラニン凝集ホルモン(MCH)は、オーファンGタンパク質共役型受容体SLC−1の内因性リガンドとして同定された。例えば、Shimomura他のBiochem.Biophys.Res.Commun.261、622〜26(1999)を参照されたい。種々の研究より、MCHが神経伝達物質/調節物質/レギュレーターとして作用し、種々の行動反応を変化させることが示されている。
哺乳動物のMCH(19アミノ酸)は、ラット、マウス、及びヒトの間で十分に保存され、100%のアミノ酸の同一性を示すが、その生理学的役割は不明な点が多い。MCHは、食餌、水分平衡、エネルギー代謝、覚醒/注意状態、記憶及び認知機能、及び精神疾患を含めた様々なプロセスに関与することが報告されている。その概説に関しては、1.Baker、Int.Rev.Cytol.126:1〜47(1991);2.Baker、TEM 5:120〜126(1994);3.Nahon、Critical Rev.in Neurobiol 221:221〜262(1994);4.Knigge他、ペプチド(Peptides)18(7):1095〜1097(1996)を参照されたい。食餌又は体重調節におけるMCHの役割は、Qu他のネイチャー(Nature)380:243〜247(1996)で裏付けられており、MCHは、ob/+マウスに比べてob/obマウスの視床下部で過剰発現すること、並びに絶食によって、肥満マウスと正常マウスの両方で、絶食中にMCH mRNAがさらに増加することが実証されている。Rossi他の内分泌学(Endocrinology)138:351〜355(1997)で報告されるように、MCHを正常マウスの側脳室に注入すると、摂食を促進する。またMHCは、α−MSHの行動作用を機能的に拮抗することも報告されており、Miller他のペプチド(Peptides)14:1〜10(1993);Gonzalez他のペプチド(Peptides)17:171〜177(1996);及びSanchez他のペプチド(Peptides)18:3933〜396(1997)を参照されたい。さらに、ストレスによってPOMC mRNAレベルが増加し、それと同時にMCH前駆体プレプロMCH(ppMCH)mRNAレベルが低下することが示されている;Presse他、内分泌学(Endocrinology)131:1241〜1250(1992)。したがってMCHは、ストレスに対する反応、並びに食餌及び性的活動を統合する神経ペプチドとしての役割をすることができる;Baker、Int.Rev.Cytol.126:1〜47(1991);Knigge他、ペプチド(Peptides)17:1063〜1073(1996)。
MCHペプチドの局在化及び生物学的活性から、MCH受容体活性の調節が種々の治療に対して有用であると示唆される。MCHは、視床下部外側野すなわち口渇及び空腹に関与する脳の領域に発現する:Grillon他、神経ペプチド(Neuropeptides)31:131〜136(1997);最近、強力な食欲促進剤であるオレキシンA及びBは、視床下部外側野MCHに非常に類似した局在をすることが示されている;Sakurai他、細胞(Cell)92:573〜585(1998)。この脳領域のMCH mRNAレベルは、24時間の絶食を行ったラットで増大する;Herve及びFellmann、神経ペプチド(Neuropeptides)31:237〜242(1997);インスリンを注射した後、MCH mRNAレベルの著しい増大と同時に、MCH免疫反応性周核体及び線維の量及び染色強度に著しい増大が観察された;Bahjaoui−Bouhaddi他、神経ペプチド(Neuropeptides)24:251〜258(1994)。MCHがラットの食餌を刺激することと一致して;Rossi他、内分泌学(Endocrinology)138:351〜355(1997);MCH mRNAレベルは肥満モデルのob/obマウスの視床下部でアップレギュレートされ:Qu他、ネイチャー(Nature)380:243〜247(1996);レプチンで処理したラットの視床下部では低下し、したがって摂食量及び体重増加も低下することが観察された;Sahu、内分泌学(Endocrinology)139:795〜798(1998)。MCHは、摂食量及びHPA(視床下部下垂体/副腎系)内でのホルモン分泌に対するメラノコルチン系の機能的拮抗薬として働くと考えられる;Ludwig他、Am.J.Physiol.Endocrinol.Metab.274:E627〜E633(1998)。これらのデータをまとめると、エネルギーバランスの調節及びストレスへの応答において内因性MCHの役割が示唆されMCH受容体に作用する特異的な化合物の開発の肥満症及びストレス関連疾患の治療への使用に対する、根拠が示されている。
したがってMCH受容体拮抗薬は、肥満症又は肥満に関連した障害の予防又は治療に望ましい。肥満に関連した障害とは、直接的又は間接的に肥満に伴う障害であり、例えばII型糖尿病、X症候群、糖代謝異常、異脂肪血症、高血圧、冠状動脈性心疾患及びその他の心臓血管障害であってアテローム性動脈硬化症を含めたもの、肥満症に伴うインスリン抵抗性、及び乾癬、また糖尿病の合併症及びその他の疾患であって、例えば多嚢胞卵巣症候群(PCOS)や、糖尿病性腎障害、腎炎、糸球体硬化症、ネフローゼ症候群、高血圧性腎硬化症、末期腎臓疾患、及びミクロアルブミン尿症を含めたある特定の腎臓疾患、並びにある特定の摂食障害が含まれる。
今日まで研究されてきた種では、MCH細胞群のニューロンの大部分が、視床下部外側野及び視床腹側部の領域の比較的定常的な位置を占めるが、その領域は、ニューロンが存在していわゆる「錐体外路」運動回路のうちいくつかの一部になり得る場所である。これらは、視床及び大脳皮質と、視床下部領域と、視床下核、黒質、及び中脳中心への線維結合を含む実質的な線条及び淡蒼球遠心性経路を含む;Bittencourt他、J.Comp.Neurol.319:218〜245(1992)。これらの位置では、適切な及び協働した運動活性を伴う視床下部内臓活性を発現させるための調節機構が、MCH細胞群によって得られる可能性がある。錐体外回路系関与することが知られているパーキンソン病やハンチントン舞踏病などの運動障害で、このMCH系が関与していることを考慮することは、臨床上何らかの価値がある。
ヒト遺伝連鎖の研究によれば、染色体12に真性のhMCH遺伝子座が位置付けられ(12q23〜24)、染色体5に変種hMCH遺伝子座が位置付けられている(5q12〜13)(Pedeutour他、1994)。遺伝子座12q23〜24は、常染色体優性小脳運動失調II型(SCA2)が位置付けられた遺伝子座に一致する;Auburger他、Cytogenet.Cell.Genet.61:252〜256(1992);Twells他、Cytogenet.Cell.Genet.61:262〜265(1992)。この疾患には、オリーブ橋小脳萎縮症を含めた神経変性疾患が含まれる。さらに、ダリエー病に関する遺伝子が遺伝子座12q23〜24に位置付けられている;Craddock他、Hum.Mol.Genet.2:1941〜1943(1993)。ダリエー病は、一部の家系での角化細胞の接着異常及び精神病を特徴とする。ラット及びヒトの脳のMCH神経系の機能的かつ神経解剖学的パターンに鑑み、MCH遺伝子は、SCA2又はダリエー病に対する良好な候補になることができる。興味深いことに、社会的影響が大きい疾患は、この遺伝子座に位置付けられる。事実、慢性又は急性の脊髄筋肉萎縮症の原因となる遺伝子は、遺伝連鎖分析を使用して染色体5q12〜13に割り当てられる;Melki他、ネイチャー(Nature)(London)344:767〜768(1990);Westbrook他、Cytogenet.Cell.Genet.61:225〜231(1992)。さらに、独立した一連の証拠は、精神分裂病の主要な遺伝子座が染色体5q11.2〜13.3に割り当てられていることを裏付けている;Sherrington他、ネイチャー(Nature)(London)336:164〜167(1988);Bassett他、Lancet 1:799〜801(1988);Gilliam他、Genomics、5:940〜944(1989)。上記研究では、MCHは、神経変性疾患及び感情障害においてある役割を演じることができることが示される。
MCHに関係した化合物の別の治療上の適用例は、他の生物系で観察されるMCHの影響によって提示される。例えばMCHは、オス及びメスのラットの性機能を調節することができる。成体ラットの精巣の生殖細胞内にはMCH転写物及びMCHペプチドが見られるが、これは、MCHが、幹細胞の再生及び/又は初期精母細胞の分化に寄与し得ることを示している;Hervieu他、減数生物学(Biology of Reduction)54:1161〜1172(1996)。内側視索前領域(MPOA)又は腹内側核(VMN)にMCHを直接注射すると、メスのラットの性行動が刺激された;Gonzalez他、ペプチド(Peptides)17;171〜177(1996)。エストラジオールで初回刺激を受けた卵巣切除ラットでは、MCHによって黄体化ホルモン(LH)の放出が刺激され、一方、抗MCH抗血清はLH放出を阻止した;Gonzalez他、神経内分泌学(Neuroendocrinology)66:254〜262(1997)。MCH細胞体の大部分を含有する不確帯は、以前から、排卵前期LHサージの調節部位であることが確認されている;MacKenzie他、神経内分泌学(Neuroendocrinology)39:289〜295(1984)。MCHは、ACTH及びオキシトシンを含めた下垂体ホルモンの放出に影響を及ぼすことが報告されている。MCH類似体は、てんかんの治療にも役立てることができる。PTZ発作モデルでは、発作が誘発される前にMCHを注射することによって、ラットとモルモットの両方で発作が予防されたが、これは、MCH含有ニューロンが、PTZ誘発型の発作の根本をなす神経回路に寄与し得ることを示している;Knigge及びWagner、ペプチド(Peptides)18:1095〜1097(1997)。MCHは、認知機能の行動相関に影響を及ぼすことも観察された。MCH処置によって、ラットにおける受動的回避応答の焼失が早くなり;McBride他、ペプチド(Peptides)15:757〜759(1994);MCH受容体拮抗薬が記憶の保存及び/又は保持に有益になり得る可能性が高くなる。痛みの調節又は認知におけるMCHの可能な役割は、MCH陽性線維による中脳水道周囲灰白質(PAG)の稠密な神経支配によって支えられる。最後に、MCHは、流体摂取量の調節に寄与することができる。覚醒時のヒツジにMCHの脳室内注入を行うと、血漿体積の増加に応答して、利尿、ナトリウム利尿、及びカリウム利尿に変化が生じた;Parkes,J.、神経内分泌学(Neuroendocrinol)8:57〜63(1996)。脳の流体調節領域にはMCHが存在することが報告される解剖学的データと合わせ、この結果は、MCHが、哺乳動物の流体ホメオスタシスの中心的制御に関与する重要なペプチドになり得ることを示している。
最近の引用例では、驚くべきことに、MCHR1拮抗薬を抗うつ薬及び/又は抗不安薬として使用できることが実証されている。MCHR1拮抗薬は、社会性行動や強制水泳試験、超音波発声など、げっ歯類モデルにおいて、抗うつ及び抗不安作用を示すことが報告されている。したがってMCHR1拮抗薬は、うつ病及び/又は不安症の患者を単独で治療するのに有用と考えられる。また、MCHR1拮抗薬は、うつ病及び/又は不安症及び肥満症に罹っている被験体の治療にも有用と考えられる。
本発明は、哺乳動物のMCH1受容体の活性を低下させることによって、患者(被験者)の異常を治療する方法を提供し、この方法は、患者or被験者に対し、その異常を治療するのに有効な量の哺乳動物MCH1受容体拮抗薬である化合物を投与することを含む。別の実施形態で、その異常とは、ステロイド又は下垂体ホルモン障害の調節、エピネフリン放出障害、不安障害、胃腸疾患、心臓血管疾患、電解質平衡障害、高血圧、糖尿病、呼吸器障害、喘息、性機能障害、免疫障害、内分泌障害、筋骨格障害、神経内分泌障害、認知障害、記憶障害、知覚変調及び伝達障害、運動強調性障害、知覚統合障害、運動統合障害、ドーパミン作動性機能障害、知覚伝達障害、嗅覚障害、交感神経支配障害、感情障害、ストレス関連疾患、流体バランス障害、発作性疾患、痛み、精神病的行動、モルヒネ耐性、アヘン中毒、又は偏頭痛である。
本発明の組成物は、単位剤形で都合よく投与することができ、また例えばレミントンの薬剤科学(Remington’s Pharmaceutical Sciences)(Mack Pub.Co.、Easton、PA、1980)に記載されるように、薬剤の分野で周知の方法のいずれかによって調製することができる。
本発明の化合物は、薬剤中の唯一の活性剤として使用することができ、又は化合物の治療上の効果を促進させるその他の活性成分と組み合わせて使用することができる。
本発明の化合物又はその溶媒和化合物又は生理的に機能的な誘導体は、薬剤組成物中の活性成分として、特にMCH受容体拮抗薬として使用することができる。「活性成分」という用語は、「薬剤組成物」という意味合いで定義され、主要な薬剤としての利益をもたらす薬剤組成物の成分を意味するものであって、一般に薬剤としての利益をもたらさないと認識される「不活性成分」に対するものである。「薬剤組成物」という用語は、少なくとも1つの活性成分及び少なくとも1つの活性成分ではない成分(例えば充填剤や染料、徐放性メカニズムなどであるがこれらに限定されない)含む組成物を意味し、哺乳類(例えばヒトであるがこれに限定されない)で、特定の効果的な結果をもたらすための使用に適している。
少なくとも1つの担体又は賦形剤(例えば薬剤担体又は賦形剤)と合わせて、本発明の少なくとも1つの化合物及び/又はその許容可能な塩又は溶媒和化合物(例えば薬剤として許容可能な塩又は溶媒和化合物)を活性成分として含む、薬剤組成物を含むがこれに限定されない薬剤組成物を、MCH受容体拮抗薬が必要とされる臨床状態を治療するのに使用することができる。本発明の少なくとも1つの化合物は、単位剤形において、固体又は液体の形で担体と組み合わせることができる。薬剤担体は、組成物中のその他の成分と相溶性があり、個々のレシピエントに許容されなければならない。その他の生理学的に活性な成分が、組成物中の他の成分と相溶性がある場合には、望むならそのような成分を本発明の薬剤組成物に組み込むことができる。配合物は、任意の適切な方法によって調製することができ、典型的な場合には、活性化合物を液体又は細粒状の固体担体と、あるいはその両方と、求められる割合で均一に混合し、次いで必要な場合には得られた混合物を所望の形状に形成することによって、調製することができる。
結合剤や充填剤、許容可能な湿潤剤、成形潤滑剤、崩壊剤など従来の賦形剤を、経口投与向けの錠剤及びカプセルに使用することができる。経口投与向けの液体製剤は、溶液、エマルジョン、水性又は油性懸濁液、及びシロップの形にすることができる。あるいは経口製剤は、使用前に水又はその他の適切な溶剤でもどすことができる乾燥粉末の形にすることができる。液体製剤には、懸濁剤や乳化剤、非水性溶剤(食用油を含む)、保存剤、香料、着色剤などの追加の添加剤を添加することができる。非経口剤形は、本発明の化合物を適切な液体溶剤に溶解し、適切なバイアル又はアンプルに充填し封入する前にその溶液をろ過滅菌することによって調製できる。これらは、剤形を調製する分野で周知の数多くの適切な方法の2、3の例にすぎない。
MCH受容体拮抗薬を薬剤組成物の活性成分として使用する場合、それはヒトだけに使用することを意図するのではなく、ヒト以外のその他の哺乳類にも使用されることを留意されたい。実際、動物の健康管理の領域における最近の進歩によれば、家畜(例えばネコやイヌ)の肥満症の治療にMCH受容体拮抗薬を使用すること、さらに疾患又は障害が明らかではないその他の家畜(例えばウシやニワトリ、魚などの食用動物)へのMCH受容体拮抗薬の使用を考慮することが求められている。当業者なら、そのような環境ではそのような化合物が有用であることを容易に理解するであろう。
本発明の化合物の薬剤として許容可能な塩は、遊離酸又は遊離塩基の形のこれら化合物と適切な塩基又は酸とを、水中で、有機溶媒中で、又は2種の混合物中で反応させることによって調製でき、一般にはエーテルや酢酸エチル、エタノール、イソプロパノール、ジオキサン、又はアセトニトリルなどの非水性媒体が好ましい。例えば化合物(I)が酸性官能基を有する場合は、アルカリ金属塩(例えばナトリウム塩やカリウム塩など)、アルカリ土類金属塩(例えばカルシウム塩やマグネシウム塩、バリウム塩など)、アンモニウム塩などの無機塩を形成することができる。化合物(I)が塩基性官能基を有する場合は、無機塩(例えば塩酸塩や硫酸塩、リン酸塩、集荷水素酸塩など)、又は有機塩(例えば酢酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、コハク酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩など)を形成することができる。
(その他の概要)
本発明の別の目的は、ヒトを含めた組織サンプル中のMCHを局在化させ定量するため、また放射標識化合物の阻害結合によってMCHリガンドを特定するため、放射線画像形成だけではなく生体内と生体外の両方でのアッセイにも使用される、式(Ia)の放射標識化合物に関する。本発明の別の目的は、そのような放射標識化合物を含む、新規なMCHアッセイを開発することである。
本発明の化合物に組み込むことができる適切な放射性核種には、H(Tとも書かれる)、11C、14C、18F、125I、82Br、123I、124I、125I、131I、75Br、76Br、15O、13N、35S、及び77Brが含まれるがこれらに限定されない。瞬時に放射標識される化合物に組み込まれる放射性核種は、その放射標識した化合物の特定の適用例に応じて異なる。したがってin vitro MCH標識及び競合アッセイでは、H、14C、125I、131I、35S、又は82Brを組み込んだ化合物が一般に最も有用になる。放射線画像形成の適用例では、11C、18F、125I、123I、124I、131I、75Br、76Br、又は77Brが一般に最も有用になる。
「放射標識」又は「標識化合物」は、少なくとも1つの放射性核種を組み込んだ式(Ia)の化合物であることが理解され、いくつかの実施形態では、放射性核種は、H、14C、125I、35S、及び82Brからなる群から選択され、いくつかの実施形態では、放射性核種はH又は14Cである。さらに、本発明の化合物中に表される全ての原子は、そのような原子の最も一般的に生ずる同位元素、あるいはより希少な放射性同位元素又は非放射性同位元素でよいことを理解すべきである。
本発明の化合物に適用可能なものを含めた有機化合物に放射性同位元素を組み込むための合成方法は、当技術分野で周知であり、放射能レベルのトリチウムを標的分子に組み込むことを含み、以下の手順を含むものである。A.トリチウムガスによる触媒還元−この手順は、通常、比放射能が非常に高い生成物をもたらし、ハロゲン化又は不飽和前駆体を必要とする。B.ホウ化水素ナトリウム[H]による還元−この手順はいくらか安価であり、例えばアルデヒドやケトン、ラクトン、エステルなどの還元性官能基を含有する前駆体を必要とする。C.水素化アルミニウムリチウム[H]による還元−この手順は、ほとんど理論的な比放射能を持つ生成物を提供する。これは、例えばアルデヒドやケトン、ラクトン、エステルなどの還元性官能基を含有する前駆体も必要とする。D.トリチウムガス曝露標識−この手順は、適切な触媒の存在下、交換性プロトンを含有する前駆体をトリチウムガスに曝露することを含む。E.ヨウ化メチル[H]を使用したN−メチル化−この手順は、通常、比放射能の高いヨウ化メチル(H)で適切な前駆体を処理することによって、O−メチル又はN−メチル(H)生成物を調製するのに使用する。この方法によれば、一般に比放射能が高くなり、例えば約80〜87Ci/mmolになる。
放射能レベルの125Iを標的分子に組み込むための合成方法は、以下の手順を含む。A.ザントマイヤー及び同様の反応−この手順は、アリール又はヘテロアリールアミンを、テトラフルオロホウ酸塩などのジアゾニウム塩に変換し、その後、Na125Iを使用して125I標識化合物に変換する。代表的な手順は、Zhu,D.−G.及びその協力者によりJ.Org.Chem.2002、67、943〜948に報告されている。B.フェノールのオルト125Iヨウ素化−この手順では、Collier,T.L.及びその協力者によりJ.Labelled Compd Radiopharm.1999、42、S264〜S266に報告されているように、フェノールのオルト位での125Iの組込みが可能になる。C.125Iとのアリール及びヘテロアリール臭化物交換−この方法は、一般に2段階のプロセスである。第1のステップでは、例えばPd触媒反応[すなわちPd(PhP)]を使用して、あるいはアリール又はヘテロアリールリチウムを介して、トリアルキルスズハロゲン化物又はヘキサアルキルスズの存在下[例えば(CHSnSn(CH]、アリール又はヘテロアリール臭化物を対応するトリアルキルスズ中間体に変換する。代表的な手順は、Bas,M.−D.及びその協力者によってJ.Labelled Compd Radiopharm.2001、44、S280〜282に報告されている。
放射標識した式(I)のMCH化合物をスクリーニングアッセイに使用して、化合物を識別/評価することができる。一般に、新たに合成され又は識別された化合物(すなわち試験化合物)は、「式(Ia)の放射標識化合物」とMCH受容体との結合を低減させる能力について評価することができる。したがって、MCH受容体との結合のため「式(Ia)の放射標識化合物」と競合できる試験化合物の能力は、その結合親和性に直接相関する。
本発明の標識化合物は、MCH受容体に結合する。一実施形態では、標識化合物のIC50が約500μM未満であり、別の実施形態では、標識化合物のIC50が約100μM未満であり、さらに別の実施形態では、標識化合物のIC50が約10μM未満であり、さらに別の実施形態では、標識化合物のIC50が約1μM未満であり、さらに別の実施形態では、標識化合物のIC50が約0.1μM未満である。
式(I)の化合物の調製−概略的な合成方法
本発明の新規な置換キノリン、テトラヒドロキナゾリン、及びピリミジンは、その全てが当業者に知られている様々な合成操作に従って容易に調製することができる。本発明の化合物の調製に好ましい方法は、スキーム1〜24に記載されているものを含むが、これらに限定されない。
新規な置換キノリンの共通中間体(F)は、スキーム1に示すように調製することができる。市販の2,4−ジヒドロキシキノリン(A)であってT及びpが上記定義したものである(A)を、塩基と共に又は塩基なしでハロゲン化剤により2,4−ジハロ−キノリン(B)に変換する(Xは、クロロ、ブロモ、ヨードなどのハロゲンである)。ハロゲン化剤には、オキシ塩化リン(POCl)、オキシ臭化リン(POBr)、又は五塩化リン(PCl)が含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなど)又は芳香族アミン(好ましくはN,N−ジメチルアニリンなど)が含まれる。反応温度は約100℃〜200℃にわたり、好ましくは約140℃〜180℃である。
2,4−ジハロ−キノリン(B)の4位のハロゲンは、不活性溶媒中、塩基と共に又は塩基なしで一級アミン又は二級アミン(HNR2a2b、ただしR2a及びR2bは上記定義したものと同様)によって選択的に置換され、その結果、対応する4置換アミノ付加物(C)が得られる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約0℃〜200℃にわたり、好ましくは約10℃〜150℃である。
次に、これを不活性溶媒中で塩基と共に又は塩基なしでモノ保護ジアミン(D)により置換して、2,4−二置換アミノキノリン(E)を得るが、R、R、A、及びBは上記定義した通りであり、Pは保護基である。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約50℃〜200℃にわたり、好ましくは約80℃〜150℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
広く様々な合成変換に適した代表的な保護基が、Greene及びWutsの有機合成における保護基(Protective Groups in Organic Synthesis)第2版、John Wiley&Sons、New York、1991に開示されており、その開示の全体を参照により本明細書に援用する。保護基を外すことによって、新規な置換キノリンの共通中間体(F)が得られる。
Figure 2006124387
共通中間体(F)から本発明の新規な置換キノリン(G〜K)への変換を、スキーム2にまとめる。
アミン(F)を、塩基と共に又は塩基なしで不活性溶媒中でカルボン酸(RCOH)及び脱水縮合剤と反応させ、それによって本発明の新規なアミド(G)を得る。脱水縮合剤には、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC・HCl)、ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBroP)、O−(7−アザベンゾトリアゾル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−シクロヘキシル−3−メチルポリスチレン−カルボジイミドが含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンやトリエチルアミンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、ニトリル溶媒(好ましくはアセトニトリルなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。必要な場合は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)、HOBT−6−カルボキサアミドメチルポリスチレン、又は1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAT)を反応剤として使用することができる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
あるいは本発明の新規なアミド(G)は、不活性溶媒中、酸塩化物(RCOCl)及び塩基を使用したアミド化反応によって得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、ポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、アミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエン又はピリジンなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
本発明の新規なアミド(G)を、不活性溶媒中で還元剤と反応させて、本発明の新規なアミン(H)を得る。還元剤には、アルカリ金属アルミニウム水素化物(好ましくは水素化アルミニウムリチウム)、アルカリ金属ホウ水素化物(好ましくは水素化ホウ素リチウム)、アルカリ金属トリアルコキシアルミニウム水素化物(好ましくは水素化トリ−tert−ブトキシアルミニウムリチウム)、ジアルキルアルミニウム水素化物(好ましくは水素化ジ−イソブチルアルミニウム)、ボラン、ジアルキルボラン(好ましくジ−イソアミルボラン)、アルカリ金属トリアルキルホウ素水素化物(好ましくは水素化トリエチルホウ素リチウム)が含まれる。不活性溶媒には、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。反応温度は約−78℃〜200℃にわたり、好ましくは約50℃〜120℃である。
あるいは、酸と共に又は酸なしで不活性溶媒中でアルデヒド(RCHO)と還元剤を使用した還元的アミノ化反応により、本発明の新規なアミン(H)を得ることができる。還元剤には、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム、又はボラン−ピリジン錯体が含まれ、好ましくはトリアセトキシホウ水素化ナトリウム又はシアノホウ水素化ナトリウムである。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール又はエタノールなど)、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。酸には、無機酸(好ましくは塩酸又は硫酸)又は有機酸(好ましくは酢酸)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
本発明の新規なウレア(I)は、塩基と共に又は塩基なしで不活性溶媒中でイソシアネート(RNCO)を使用したウレア反応により、得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
アミン(F)を、塩基と共に又は塩基なしで不活性溶媒中でイソチオシアネート(RNCS)と反応させて、本発明の新規なチオウレア(J)を得る。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
本発明の新規なウレタン(K)は、塩基と共に又は塩基なしで不活性溶媒中でROCOXを使用したウレタン反応により得ることができ、上式でXは、クロロ、ブロモ、ヨードなどのハロゲンである。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、又はポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
Figure 2006124387
式(N)の化合物は、スキーム3に示すように調製することができる。WO 01/72710に記載されている方法によって、[4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ−メチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(L)を合成する。Boc基の脱保護が酸によって行われ、その結果アミン(M)が得られる。アミンと、スキーム1で合成したキノリン核(C)とのカップリングにより、2,4−二置換アミノキノリンが得られる。Z基の脱保護が水素還元によって行われ、式(N)の化合物が得られる。
Figure 2006124387
式(P)の化合物は、スキーム4に示すように調製することができる。市販のcis−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸のジカルボン酸を、クルチウス転位によってジベンジルカルバメートに変換する。Z基の脱保護が水素還元によって行われ、その結果ジアミンが得られる。ジアミンのモノ保護は、Synthetic communications、20、2559〜2564(1990)に記載されている方法によって実現することができ、その結果、化合物(O)が得られる。アミンと、スキーム1で合成したキノリン核(C)とのカップリングによって、2,4−二置換アミノキノリンが得られる。Boc基の脱保護を酸によって行い、その結果、アミン(P)が得られる。
Figure 2006124387
新規な置換テトラヒドロキナゾリンの共通中間体(V)は、スキーム5に示すように調製することができる。市販の2−シクロヘキサノンカルボン酸エチル(Q)であって、ただしT及びpが上記定義したものである(Q)を、EP0604920に記載されている方法に従って、2,4−ジヒドロキシテトラヒドロキナゾリン(R)に変換する。2,4−ジヒドロキシテトラヒドロキナゾリン(R)を、塩基と共に又は塩基なしで、ハロゲン化剤によって2,4−ジハロ−テトラヒドロキナゾリン(S)に変換する(ただしXは、クロロ、ブロモ、又はヨードなどのハロゲンである)。ハロゲン化剤には、オキシ塩化リン(POCl)、オキシ臭化リン(POBr)、又は五塩化リン(PCl)が含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなど)又は芳香族アミン(好ましくはN,N−ジメチルアニリンなど)が含まれる。反応温度は約100℃〜200℃にわたり、好ましくは約140℃〜180℃である。
2,4−ジハロ−テトラヒドロキナゾリン(S)の4位のハロゲンは、不活性溶媒中、塩基と共に又は塩基なしで、一級又は二級アミン(HNR2a2b、ただしR2a及びR2bは上記定義したものと同様)によって選択的に置換され、その結果、対応する4置換アミノ付加物(T)が得られる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約0℃〜200℃にわたり、好ましくは約10℃〜150℃である。
次に、これを不活性溶媒中で塩基と共に又は塩基なしで、モノ保護ジアミン(D)により置換して、2,4−二置換アミノテトラヒドロキナゾリン(U)を得るが、R、R、A、及びBは上記定義した通りであり、Pは保護基である。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約50℃〜200℃にわたり、好ましくは約80℃〜150℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
保護基を外すことによって、新規な置換テトラヒドロキナゾリンの共通中間体(V)が得られる。
Figure 2006124387
共通中間体(V)から本発明の新規な置換テトラヒドロキナゾリン(W−A’)への変換を、スキーム6にまとめる。
アミン(V)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でカルボン酸(RCOH)及び脱水縮合剤と反応させ、それによって本発明の新規なアミド(W)を得る。脱水縮合剤には、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC・HCl)、ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBroP)、O−(7−アザベンゾトリアゾル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−シクロヘキシル−3−メチルポリスチレン−カルボジイミドが含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン又はトリエチルアミンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、ニトリル溶媒(好ましくはアセトニトリルなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。必要な場合は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)、HOBT−6−カルボキサアミドメチルポリスチレン、又は1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAT)を反応剤として使用することができる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
あるいは本発明の新規なアミド(W)は、不活性溶媒中、酸塩化物(RCOCl)及び塩基を使用したアミド化反応によって得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、ポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、アミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエン又はピリジンなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
本発明の新規なアミド(W)を、不活性溶媒中で還元剤と反応させて、本発明の新規なアミン(X)を得る。還元剤には、アルカリ金属アルミニウム水素化物(好ましくは水素化アルミニウムリチウム)、アルカリ金属ホウ水素化物(好ましくは水素化ホウ素リチウム)、アルカリ金属トリアルコキシアルミニウム水素化物(好ましくは水素化トリ−tert−ブトキシアルミニウムリチウム)、ジアルキルアルミニウム水素化物(好ましくは水素化ジ−イソブチルアルミニウム)、ボラン、ジアルキルボラン(好ましくはジ−イソアミルボラン)、アルカリ金属トリアルキルホウ素水素化物(好ましくは水素化トリエチルホウ素リチウム)が含まれる。不活性溶媒には、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。反応温度は約−78℃〜200℃にわたり、好ましくは約50℃〜120℃である。
あるいは、酸と共に又は酸なしで、不活性溶媒中でアルデヒド(RCHO)と還元剤を使用した還元的アミノ化反応により、本発明の新規なアミン(X)を得ることができる。還元剤には、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム、又はボラン−ピリジン錯体が含まれ、好ましくはトリアセトキシホウ水素化ナトリウム又はシアノホウ水素化ナトリウムである。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール又はエタノールなど)、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。酸には、無機酸(好ましくは塩酸又は硫酸)又は有機酸(好ましくは酢酸)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
本発明の新規なウレア(Y)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソシアネート(RNCO)を使用したウレア反応により、得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
アミン(V)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソチオシアネート(RNCS)と反応させることにより、本発明の新規なチオウレア(Z)を得る。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
本発明の新規なウレタン(A’)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でROCOXを使用したウレタン反応により得ることができ、上式でXは、クロロ、ブロモ、ヨードなどのハロゲンである。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、又はポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
Figure 2006124387
式(B’)の化合物は、スキーム7に示すように調製することができる。スキーム3で合成したアミン(M)と、スキーム5で合成したテトラヒドロキナゾリン核(T)とのカップリングによって、2,4−二置換アミノテトラヒドロキナゾリンが得られる。Z基の脱保護を水素還元によって行い、式(B’)の化合物を得る。
Figure 2006124387
式(C’)の化合物は、スキーム8に示すように調製することができる。スキーム4で合成したアミン(O)と、スキーム5で合成したテトラヒドロキナゾリン核(T)とのカップリングによって、2,4−二置換アミノテトラヒドロキナゾリンが得られる。Boc基の脱保護を酸によって行い、アミン(C’)を得る。
Figure 2006124387
新規な置換ピリミジンの共通中間体(H’)は、スキーム9に示すように調製することができる。市販の置換ウラシル(D’)であってT及びpが上記定義したものである(D’)を、塩基と共に又は塩基なしで、ハロゲン化剤により置換2,4−ジハロ−ピリミジン(E’)に変換する(Xは、クロロ、ブロモ、又はヨードなどのハロゲンである)。ハロゲン化剤には、オキシ塩化リン(POCl)、オキシ臭化リン(POBr)、又は五塩化リン(PCl)が含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなど)又は芳香族アミン(好ましくはN,N−ジメチルアニリンなど)が含まれる。反応温度は約100℃〜200℃にわたり、好ましくは約140℃〜180℃である。
置換2,4−ジハロ−ピリミジン(E’)の4位のハロゲンは、不活性溶媒中、塩基と共に又は塩基なしで、一級又は二級アミン(HNR2a2b、ただしR2a及びR2bは上記定義したものと同様)によって選択的に置換され、その結果、対応する4置換アミノ付加物(F’)が得られる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約0℃〜200℃にわたり、好ましくは約10℃〜150℃である。
次に、これを不活性溶媒中で塩基と共に又は塩基なしで、モノ保護ジアミン(D)により置換して、2,4−二置換アミノピリミジン(G’)を得るが、R、R、A、及びBは上記定義した通りであり、Pは保護基である。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約50℃〜200℃にわたり、好ましくは約80℃〜150℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
保護基を外すことによって、新規な置換ピリミジンの共通中間体(H’)が得られる。
Figure 2006124387
共通中間体(H’)から、本発明の新規な置換ピリミジン(I’〜M’)への変換を、スキーム10にまとめる。
アミン(H’)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でカルボン酸(RCOH)及び脱水縮合剤と反応させ、それによって本発明の新規なアミド(I’)を得る。脱水縮合剤には、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC・HCl)、ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBroP)、O−(7−アザベンゾトリアゾル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−シクロヘキシル−3−メチルポリスチレン−カルボジイミドが含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン又はトリエチルアミンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、ニトリル溶媒(好ましくはアセトニトリルなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。必要な場合は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)、HOBT−6−カルボキサアミドメチルポリスチレン、又は1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAT)を反応剤として使用することができる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
あるいは本発明の新規なアミド(I’)は、不活性溶媒中、酸塩化物(RCOCl)及び塩基を使用したアミド化反応によって得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、ポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、アミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエン又はピリジンなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
本発明の新規なアミド(I’)を、不活性溶媒中で還元剤と反応させて、本発明の新規なアミン(J’)を得る。還元剤には、アルカリ金属アルミニウム水素化物(好ましくは水素化アルミニウムリチウム)、アルカリ金属ホウ水素化物(好ましくは水素化ホウ素リチウム)、アルカリ金属トリアルコキシアルミニウム水素化物(好ましくは水素化トリ−tert−ブトキシアルミニウムリチウム)、ジアルキルアルミニウム水素化物(好ましくは水素化ジ−イソブチルアルミニウム)、ボラン、ジアルキルボラン(好ましくはジ−イソアミルボラン)、アルカリ金属トリアルキルホウ素水素化物(好ましくは水素化トリエチルホウ素リチウム)が含まれる。不活性溶媒には、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。反応温度は約−78℃〜200℃にわたり、好ましくは約50℃〜120℃である。
あるいは、酸と共に又は酸なしで、不活性溶媒中でアルデヒド(RCHO)と還元剤を使用した還元的アミノ化反応により、本発明の新規なアミン(J’)を得ることができる。還元剤には、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム、又はボラン−ピリジン錯体が含まれ、好ましくはトリアセトキシホウ水素化ナトリウム又はシアノホウ水素化ナトリウムである。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール又はエタノールなど)、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。酸には、無機酸(好ましくは塩酸又は硫酸)又は有機酸(好ましくは酢酸)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
本発明の新規なウレア(K’)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソシアネート(RNCO)を使用したウレア反応により、得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
アミン(H’)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソチオシアネート(RNCS)と反応させることにより、本発明の新規なチオウレア(L’)を得る。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
本発明の新規なウレタン(M’)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でROCOClを使用したウレタン反応により得ることができ、上式でXは、クロロ、ブロモ、ヨードなどのハロゲンである。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、又はポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
Figure 2006124387
式(N’)の化合物は、スキーム11に示すように調製することができる。スキーム3で合成したアミン(M)と、スキーム9で合成したピリミジン核(F’)とのカップリングにより、2,4−二置換アミノピリミジンが得られる。Z基の脱保護を水素還元により行うことによって、式(N’)の化合物が得られる。
Figure 2006124387
式(O’)の化合物は、スキーム12で示すように調製することができる。スキーム4で合成したアミン(O)と、スキーム9で合成したピリミジン核(F’)とのカップリングにより、2,4−二置換アミノピリミジンが得られる。Boc基の脱保護を酸により行って、アミン(O’)を得る。
Figure 2006124387
新規な置換キノリンの共通中間体(S’)は、スキーム13に示すように調製することができる。市販の置換2−ヒドロキシ−キノリン(P’)であってR、T及びpが上記定義したものである(P’)を、塩基と共に又は塩基なしで、ハロゲン化剤により2−ハロ−キノリン(Q’)に変換する(Xは、クロロ、ブロモ、又はヨードなどのハロゲンである)。ハロゲン化剤には、オキシ塩化リン(POCl)、オキシ臭化リン(POBr)、又は五塩化リン(PCl)が含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなど)又は芳香族アミン(好ましくはN,N−ジメチルアニリンなど)が含まれる。反応温度は約100℃〜200℃にわたり、好ましくは約140℃〜180℃である。
ハロゲン化物(Q’)を、不活性溶媒中で塩基と共に又は塩基なしで、モノ保護ジアミン(D)により置換して、2−置換アミノキノリン(R’)を得るが、R、R、A、及びBは上記定義した通りであり、Pは保護基である。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約50℃〜200℃にわたり、好ましくは約80℃〜150℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
保護基を外すことによって、新規な置換キノリンの共通中間体(S’)が得られる。
Figure 2006124387
共通中間体(S’)から、本発明の新規な置換キノリン(T’〜X’)への変換を、スキーム14に示す。
アミン(S’)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でカルボン酸(RCOH)及び脱水縮合剤と反応させ、それによって本発明の新規なアミド(T’)を得る。脱水縮合剤には、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC・HCl)、ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBroP)、O−(7−アザベンゾトリアゾル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−シクロヘキシル−3−メチルポリスチレン−カルボジイミドが含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン又はトリエチルアミンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、ニトリル溶媒(好ましくはアセトニトリルなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。必要な場合は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)、HOBT−6−カルボキサアミドメチルポリスチレン、又は1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAT)を反応剤として使用することができる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
あるいは本発明の新規なアミド(T’)は、不活性溶媒中、酸塩化物(RCOCl)及び塩基を使用したアミド化反応によって得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、ポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、アミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエン又はピリジンなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
本発明の新規なアミド(T’)を、不活性溶媒中で還元剤と反応させて、本発明の新規なアミン(U’)を得る。還元剤には、アルカリ金属アルミニウム水素化物(好ましくは水素化アルミニウムリチウム)、アルカリ金属ホウ水素化物(好ましくは水素化ホウ素リチウム)、アルカリ金属トリアルコキシアルミニウム水素化物(好ましくは水素化トリ−tert−ブトキシアルミニウムリチウム)、ジアルキルアルミニウム水素化物(好ましくは水素化ジ−イソブチルアルミニウム)、ボラン、ジアルキルボラン(好ましくはジ−イソアミルボラン)、アルカリ金属トリアルキルホウ素水素化物(好ましくは水素化トリエチルホウ素リチウム)が含まれる。不活性溶媒には、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。反応温度は約−78℃〜200℃にわたり、好ましくは約50℃〜120℃である。
あるいは、酸と共に又は酸なしで、不活性溶媒中でアルデヒド(RCHO)と還元剤を使用した還元的アミノ化反応により、本発明の新規なアミン(U’)を得ることができる。還元剤には、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム、又はボラン−ピリジン錯体が含まれ、好ましくはトリアセトキシホウ水素化ナトリウム又はシアノホウ水素化ナトリウムである。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール又はエタノールなど)、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。酸には、無機酸(好ましくは塩酸又は硫酸)又は有機酸(好ましくは酢酸)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
本発明の新規なウレア(V’)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソシアネート(RNCO)を使用したウレア反応により、得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
アミン(S’)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソチオシアネート(RNCS)と反応させることにより、本発明の新規なチオウレア(W’)を得る。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
本発明の新規なウレタン(X’)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でROCOClを使用したウレタン反応により得ることができ、上式でXは、クロロ、ブロモ、ヨードなどのハロゲンである。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、又はポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
Figure 2006124387
式(Y’)の化合物は、スキーム15に示すように調製することができる。スキーム3で合成したアミン(M)とスキーム13で合成したキノリン核(Q’)とのカップリングにより、2−置換アミノキノリンが得られる。Z基の脱保護を水素還元により行うことによって、式(Y’)の化合物が得られる。
Figure 2006124387
式(Z’)の化合物は、スキーム16に示すように調製することができる。スキーム4で合成したアミン(O)とスキーム13で合成したキノリン核(Q’)とのカップリングにより、2−置換アミノキノリンが得られる。Boc基の脱保護を酸で行うことによって、アミン(Z’)が得られる。
Figure 2006124387
新規な置換ピリミジンの共通中間体(D”)は、スキーム17に示すように調製することができる。市販の置換2−ヒドロキシ−ピリミジン(A”)であってR、T及びpが上記定義したものである(A”)を、塩基と共に又は塩基なしで、ハロゲン化剤により2−ハロ−ピリミジン(B”)に変換する(Xは、クロロ、ブロモ、又はヨードなどのハロゲンである)。ハロゲン化剤には、オキシ塩化リン(POCl)、オキシ臭化リン(POBr)、又は五塩化リン(PCl)が含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミンなど)又は芳香族アミン(好ましくはN,N−ジメチルアニリンなど)が含まれる。反応温度は約100℃〜200℃にわたり、好ましくは約140℃〜180℃である。
ハロゲン化物(B”)を、不活性溶媒中で塩基と共に又は塩基なしで、モノ保護ジアミン(D)により置換して、2−置換アミノピリミジン(C”)を得るが、R、R、A、及びBは上記定義した通りであり、Pは保護基である。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約50℃〜200℃にわたり、好ましくは約80℃〜150℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
保護基の脱保護により、新規な置換ピリミジンの共通中間体(D”)が得られる。
Figure 2006124387
共通中間体(D”)から、本発明の新規な置換ピリミジン(E”〜I”)への変換を、スキーム18にまとめる。
アミン(D”)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でカルボン酸(RCOH)及び脱水縮合剤と反応させ、それによって本発明の新規なアミド(E”)を得る。脱水縮合剤には、ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(EDC・HCl)、ブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスニウムヘキサフルオロホスフェート(PyBroP)、O−(7−アザベンゾトリアゾル−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HATU)、又は1−シクロヘキシル−3−メチルポリスチレン−カルボジイミドが含まれる。塩基には、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン又はトリエチルアミンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、ニトリル溶媒(好ましくはアセトニトリルなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。必要な場合は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBT)、HOBT−6−カルボキサアミドメチルポリスチレン、又は1−ヒドロキシ−7−アザベンゾトリアゾール(HOAT)を反応剤として使用することができる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
あるいは本発明の新規なアミド(E”)は、不活性溶媒中、酸塩化物(RCOCl)及び塩基を使用したアミド化反応によって得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、ポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、アミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエン又はピリジンなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜50℃にわたり、好ましくは約0℃〜40℃である。
本発明の新規なアミド(E”)を、不活性溶媒中で還元剤と反応させて、本発明の新規なアミン(F”)を得る。還元剤には、アルカリ金属アルミニウム水素化物(好ましくは水素化アルミニウムリチウム)、アルカリ金属ホウ水素化物(好ましくは水素化ホウ素リチウム)、アルカリ金属トリアルコキシアルミニウム水素化物(好ましくは水素化トリ−tert−ブトキシアルミニウムリチウム)、ジアルキルアルミニウム水素化物(好ましくは水素化ジ−イソブチルアルミニウム)、ボラン、ジアルキルボラン(好ましくはジ−イソアミルボラン)、アルカリ金属トリアルキルホウ素水素化物(好ましくは水素化トリエチルホウ素リチウム)が含まれる。不活性溶媒には、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。反応温度は約−78℃〜200℃にわたり、好ましくは約50℃〜120℃である。
あるいは、酸と共に又は酸なしで、不活性溶媒中でアルデヒド(RCHO)と還元剤を使用した還元的アミノ化反応により、本発明の新規なアミン(F”)を得ることができる。還元剤には、トリアセトキシホウ水素化ナトリウム、シアノホウ水素化ナトリウム、ホウ水素化ナトリウム、又はボラン−ピリジン錯体が含まれ、好ましくはトリアセトキシホウ水素化ナトリウム又はシアノホウ水素化ナトリウムである。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール又はエタノールなど)、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、又は芳香族溶媒(好ましくはトルエンなど)が含まれる。酸には、無機酸(好ましくは塩酸又は硫酸)又は有機酸(好ましくは酢酸)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
本発明の新規なウレア(G”)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソシアネート(RNCO)を使用したウレア反応により、得ることができる。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
アミン(D”)を、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でイソチオシアネート(RNCS)と反応させることにより、本発明の新規なチオウレア(H”)を得る。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン又はイミダゾールなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
本発明の新規なウレタン(I”)は、塩基と共に又は塩基なしで、不活性溶媒中でROCOClを使用したウレタン反応により得ることができ、上式でXは、クロロ、ブロモ、ヨードなどのハロゲンである。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属炭酸水素塩(好ましくは炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムなど)、アルカリ水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムなど)、三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)、又は芳香族アミン(好ましくはピリジン、イミダゾール、又はポリ−(4−ビニルピリジン)など)が含まれる。不活性溶媒には、低級ハロカーボン溶媒(好ましくはジクロロメタン、ジクロロエタン、又はクロロホルムなど)、エーテル溶媒(好ましくはテトラヒドロフラン又はジオキサン)、芳香族溶媒(好ましくはベンゼン又はトルエンなど)、又は極性溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又はジメチルスルホキシドなど)が含まれる。反応温度は約−20℃〜120℃にわたり、好ましくは約0℃〜100℃である。
Figure 2006124387
式(J”)の化合物は、スキーム19に示すように調製することができる。スキーム3で合成したアミン(M)とスキーム17で合成したピリミジン核(B”)とのカップリングにより、2−置換アミノピリミジンが得られる。Z基の脱保護を水素還元により行うことによって、式(J”)の化合物が得られる。
Figure 2006124387
式(K”)の化合物は、スキーム20に示すように調製することができる。スキーム4で合成したアミン(O)とスキーム17で合成したピリミジン核(B”)とのカップリングにより、2−置換アミノピリミジンが得られる。Boc基の脱保護を酸で行うことによって、アミン(K”)が得られる。
Figure 2006124387
あるいは、本発明の新規なキノリン(M”)、新規なテトラヒドロキナゾリン(N”)、新規なピリミジン(O”)、新規なキノリン(P”)、新規なピリミジン(Q”)は、スキーム21に示すように、スキーム1で合成したキノリン核(C)、スキーム5で合成したテトラヒドロキナゾリン核(T)、スキーム9で合成したピリミジン核(F’)、スキーム13で合成したキノリン核(Q’)、及びスキーム17で合成したピリミジン核(B”)から直接合成する。このカップリングは、不活性溶媒中で塩基と共に又は塩基なしで行う。塩基には、アルカリ金属炭酸塩(好ましくは炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムなど)、アルカリ金属水酸化物(好ましくは水酸化ナトリウムなど)、又は三級アミン(好ましくはN,N−ジイソプロピルエチルアミン、トリエチルアミン、又はN−メチルモルホリンなど)が含まれる。不活性溶媒には、低級アルキルアルコール溶媒(好ましくはメタノール、エタノール、2−プロパノール、又はブタノールなど)、又はアミド溶媒(好ましくはN,N−ジメチルホルムアミド又は1−メチル−ピロリジン−2−オンなど)が含まれる。反応温度は約50℃〜200℃にわたり、好ましくは約80℃〜180℃である。この反応は、マイクロ波条件下で行うこともできる。
Figure 2006124387
例えば式(T”)の化合物は、スキーム22に示すように調製することができる。スキーム4で合成したアミン(O)に対し、アルデヒド(RCHO)による還元的アミノ化を行う。Boc基の脱保護を酸で行うことによって、アミンが得られる。このアミンと、スキーム9で合成したピリミジン核(F’)とのカップリングにより、本発明の新規なピリミジン(T”)が得られる。
Figure 2006124387
式(W”)の化合物は、スキーム23に示すように調製することができる。スキーム4で合成したアミン(O)に対し、カルボン酸(RCOH)又は酸塩化物(RCOCl)によるアミド化を行う。Boc基の脱保護を酸で行うことによって、アミンが得られる。このアミンと、スキーム13で合成したキノリン核(Q’)とのカップリングにより、本発明の新規なキノリン(W”)が得られる。
Figure 2006124387
式(Z”)の化合物は、スキーム24に示すように調製することができる。スキーム4で合成したアミン(O)に対し、カルボン酸(RCOH)又は酸塩化物(RCOCl)によるアミド化を行う。Boc基の脱保護を酸で行うことによって、アミンが得られる。このアミンと、スキーム17で合成したピリミジン核(B”)とのカップリングにより、本発明の新規なピリミジン(Z”)が得られる。
Figure 2006124387
本発明の化合物が、光学異性体、立体異性体、位置異性体、回転異性体を含有する場合、その単一の物質及び混合物は、本発明の化合物として含まれる。例えば式VIのように、化学式に立体化学性を示す表示がない場合は、全ての立体異性体、光学異性体、及びこれらの混合物がその式の範囲内に包含されると見なす。したがって式VIIは、シクロヘキシル環上の2つのアミノ基がcis関係にあることを具体的に示しており、したがってこの式も、式VIに完全に包含される。
開示した発明のその他の使用は、とりわけこの特許文献の総説に基づいて、当業者に明らかにされよう。
以下の実施例は、本発明を例示するためのものであり、いかなる方法によってもそれで全てであることを意味するものではない。
(実施例)
本発明の化合物及びその合成は、以下の実施例によってさらに例示される。以下の実施例は、本発明をさらに明確にするために示すが、本発明をこれら実施例の詳細に限定するものではない。以下の実施例で述べる「周囲温度」とは、0℃から40℃の間に含まれる温度を示すことを意味する。以下の化合物は、Beilstein Auto Nom Version 4.0、CS Chem Draw Ultra Version 6.0、CS Chem Draw Ultra Version 6.0.2、CS Chem Draw Ultra Version 7.0.1、又はACD Name Version 7.0によって命名される。
本明細書、特にスキーム及び実施例で使用する略語は、以下の通りである。
H NMR:プロトン核磁気共鳴
AcOH:酢酸
APCI:大気圧化学イオン化
(Boc)O:ジ−tert−ブチルジカーボネート
BuLi:ブチルリチウム
BuOH:ブタノール
Cbz:ベンジルオキシカルボニル
CDCl:重水素化クロロホルム
CHCl:ジクロロメタン
CHCl:クロロホルム
CI:化学イオン化
mCPBA:m−クロロ過安息香酸
DMA:N,N−ジメチルアセトアミド
DCM:ジクロロメタン
DIEA:ジイソプロピルエチルアミン
DMSO:ジメチルスルホキシド
Dppf:ビス−(ジフェニルホスフィノ)フェロセン
EI:電子衝撃イオン化
ESI:エレクトロスプレーイオン化
EtO:ジエチルエーテル
EtOAc:酢酸エチル
EtOH:エタノール
FAB:高速原子衝撃
HATU:O−(7−アザベンゾトリアゾル−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム−ヘキサフルオロホスフェート
SO:硫酸
HCl:塩化水素
IPA:イソプロパノール
CO:炭酸カリウム
MeNH:ジメチルアミン
MeNH:メチルアミン
MeOH:メタノール
MgSO:硫酸マグネシウム
MsOH:メタンスルホン酸
NaBH(OAc):トリアセトキシホウ水素化ナトリウム
NaBHCN:シアノホウ水素化ナトリウム
NaBH:ホウ水素化ナトリウム
NaHCO:炭酸水素ナトリウム
Pd/C:パラジウムカーボン
POCl:塩化ホスホリル
PVP:ポリ(4−ビニルピリジン)
SOCl:塩化チオニル
TBME:tert−ブチルメチルエーテル
TFA:トリフルオロ酢酸
THF:テトラヒドロフラン
ZCl:塩化ベンジルオキシカルボニル
s:一重項
d:二重項
t:三重項
q:四重項
dd:二重二重項
dt:二重三重項
ddd:二重二重二重項
brs:ブロードな一重項
m:多重項
J:結合定数
Hz:ヘルツ
(実施例1)
−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:2,4−ジクロロ−キノリンの合成
キノリン−2,4−ジオール(150g、931mmol)を含むPOCl(975mL、10.4mol)懸濁液を還流下で6時間攪拌し反応混合物を濃縮した。残渣をCHCl(500mL)で希釈し溶液を氷水に注いだ。水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、薄茶色固体として2,4−ジクロロ−キノリン(177g、96%)が得られた。
EI MS m/e 197, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.50 (s, 1 H), 7.65 (ddd, J = 8.3, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 7.79 (ddd, J = 8.5, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 8.00-8.06 (m, 1 H), 8.16-8.21 (m, 1 H).
ステップB:(2−クロロ−キノリン−4−イル)−メチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−キノリン(29.8g、150mmol)を含むTHF(300mL)溶液に40%MeNH水溶液(58.4g、752mmol)を加えた。混合物を周囲温度で12日間攪拌し濃縮した。残渣をCHCl及びHOに懸濁させた。沈殿物をろ過して回収し、アセトンで洗浄し、減圧下50℃で乾燥すると(2−クロロ−キノリン−4−イル)−メチル−アミン(13.2g、45%)が無色固体として得られた。
ESI MS m/e 215, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 2.91 (d, J = 4.7 Hz, 3 H), 6.35 (s, 1 H), 7.47 (ddd, J = 8.3, 6.6, 1.7 Hz, 1 H), 7.62-7.75 (m, 3 H), 8.16 (d, J = 8.6 Hz, 1 H).
ステップC:(シス−4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸−ベンジルエステルの合成
シス−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸(25.0g、145mmol)を含むベンゼン(125mL)懸濁液にホスホラジン酸ジフェニルエステル(81.9g、298mmol)及びトリエチルアミン(30.1g、297mmol)を加えた。その反応混合物を還流下で2.5時間攪拌した。ベンジルアルコール(32.2g、298mmol)を加え、混合物を還流下で24時間攪拌した。反応混合物を濃縮し、残渣をEtOAc及びHOに溶解した。有機層を分離し水層をEtOAc(2度)で抽出した。有機層を合わせ、1MのKHSO水溶液、飽和NaHCO水溶液、及び塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、33%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると無色油として(シス−4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(52.0g、94%)が得られた。
ESI MS m/e 405, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.45-1.60 (m, 4 H), 1.60-1.80 (m, 4 H), 3.52-3.80 (m, 2 H), 4.70-5.00 (m, 2 H), 5.07 (s, 4 H), 7.15-7.40 (m, 10 H).
ステップD:(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(シス−4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(91.7g、240mmol)を含むMeOH(460mL)溶液に、5%Pd/C(9.17g)を加えた。反応混合物を周囲温度、水素雰囲気下で2.5日間攪拌し、セライトパッドによりろ過し濃縮すると無色油としてジアミンが得られた。そのジアミンを含むMeOH(550mL)溶液に、(Boc)O(6.59g、30.2mmol)を含むMeOH(80mL)溶液を4時間かけて滴下した。反応混合物を周囲温度で1.5日間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油として(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(7.78g、15%、未精製)が得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解し、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油としてジアミン(32.9g)が回収された。回収したジアミン(32.9g、288mmol)を含むMeOH(660mL)溶液に、(Boc)O(6.29g、28.8mmol)を含むMeOH(80mL)溶液を5時間かけて滴下した。その反応混合物を周囲温度で10時間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油として(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(8.16g、16%、未精製)が得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解し、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油としてジアミン(23.1g)が回収された。回収したジアミン(23.1g、202mmol)を含むMeOH(462mL)溶液に、(Boc)O(4.42g、20.3mmol)を含むMeOH(56mL)溶液を4時間かけて滴下した。その反応混合物を周囲温度で3.5日間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油として(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5.01g、10%、出発物質に基づく)が得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解しMgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油としてジアミン(16.0g)が回収された。回収したジアミン(16.0g、140mmol)を含むMeOH(320mL)の溶液に、(Boc)O(3.06g、14.0mmol)を含むMeOH(40mL)溶液を4時間かけて滴下した。反応混合物を周囲温度で13時間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油として(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(3.53g、7%出発物質に基づく)が得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解しMgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると無色油としてジアミン(11.1g)が回収された。
ESI MS m/e 215, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.20-1.80 (m, 8 H), 1.44 (s, 9 H), 2.78-2.95 (m, 1 H), 3.50-3.80 (m, 1 H), 4.30-4.82 (m, 1 H).
ステップE:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミンの合成
(2−クロロ−キノリン−4−イル)−メチル−アミン(2.00g、10.4mmol)、及び(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.45g、11.4mmol)の混合物を含むブタノール(3mL)溶液を130℃で2日間密封試験管中で攪拌した。その反応混合物を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、淡黄色油として[シス−4−(4−メチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.45g)が得られた。前記物質(1.31g)を含むEtOAc(15mL)の溶液に、4Mの塩化水素を含むEtOAc(30mL)を加えた。その反応混合物を周囲温度で5時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収し、飽和NaHCO水溶液に溶解した。水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると淡黄色固体としてN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン(999mg、40%)が得られた。
EI MS m/e 271 M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.42-1.92 (m, 8 H), 2.81 (d, J = 4.7 Hz, 3 H), 2.89-3.01 (m, 1 H), 3.17 (s, 2 H), 4.07 (brs, 1 H), 5.77 (s, 1 H), 6.32 (d, J = 6.5 Hz, 1 H), 6.69-6.80 (m, 1 H), 6.94-7.06 (m, 1 H), 7.34 (d, J = 3.7 Hz, 2 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H).
ステップF:4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンズアルデヒドの合成
4−ブロモ−1−ヨード−2−トリフルオロメトキシ−ベンゼン(1.00g、2.72mmol)を含むTHF(15mL)溶液を−78℃に冷却し、2.66M−BuLiを含むヘキサン(2.05mL、5.44mmol)を滴下した。その反応混合物を−78℃で1.5時間攪拌し、N−ホルミルモルホリン(0.57mL、5.63mmol)を加えた。反応混合物を−78℃で15分間、周囲温度で80分間攪拌した。0.25Mのクエン酸水溶液(10mL)で反応を止め、得られた混合物をEtOAc(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜5%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると薄茶色固体として4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンズアルデヒド(560mg、77%)が得られた。
CI MS m/e 269, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.50-7.67 (m, 2 H), 7.85 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 10.33 (s, 1 H).
ステップG:N−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン(370mg、1.37mmol)を含むメタノール(4mL)溶液に、4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンズアルデヒド(368mg、1.37mmol)、酢酸(82mg、1.37mmol)、及びNaBHCN(129mg、2.05mmol)を加えた。その反応混合物を周囲温度で20時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン溶液)、及びフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、5%MeOHを含むCHCl)で精製すると無色油が得られた。前記油を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(5mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を含むEtO(12mL)懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収し、EtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると、白色固体としてN−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩(365mg、45%)が得られた。
ESI MS m/e 523, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.61-2.11 (m, 8 H), 2.96 (d, J = 4.4 Hz, 3 H), 3.19-3.41 (m, 2 H), 4.11-4.34 (m, 2 H), 5.92 (brs, 1 H), 7.40 (t, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.63-7.79 (m, 3 H), 7.93 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.22 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 8.30-8.48 (m, 2 H), 9.59 (brs, 2 H).
(実施例2)
−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アセトアルデヒドの合成
(メトキシメチル)−トリフェニルホスホニウムクロリド(5.29g、14.9mol)を含むEtO(50mL)懸濁液に、1.8Mのフェニルリチウムを含む30%EtOのシクロヘキサン(8.58mL、15.5mmol)溶液を加えた。混合物を周囲温度で10分間攪拌した。反応混合物に実施例1ステップFで得られた4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンズアルデヒド(4.00g、14.9mmol)を含むEtO(18mL)を加えた。混合物を周囲温度で4時間攪拌し、ろ過し濃縮した。前記残渣に10%HSOを含むAcOH(40mL)を加えた。その混合物を周囲温度で90分間攪拌した。溶液をHO中へ注ぎ水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、飽和NaHCO水溶液及び塩水で洗浄し、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、9%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると薄茶色油として(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アセトアルデヒド(1.25g、30%)が得られた。
ESI MS m/e 284, M + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 3.75 (d, J = 1.5 Hz, 2 H), 7.16 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.41-7.51 (m, 2 H), 9.74 (t, J = 1.5 Hz, 1 H).
ステップB:N−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 537, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.62-2.06 (m, 8 H), 2.96 (d, J = 4.4 Hz, 3 H), 3.04-3.39 (m, 5 H), 4.17 (brs, 1 H), 5.90 (brs, 1 H), 7.40 (t, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.52 (d, J = 8.7 Hz, 1 H), 7.57-7.85 (m, 3 H), 8.20 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 8.26-8.47 (m, 2 H), 9.23 (brs, 2 H).
(実施例3)
−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:(シス−4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
シス−4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸(244g、1.70mol)を含むMeOH(2.45L)懸濁液を−8℃に冷却した。塩化チオニル(45.0mL、617mmol)を滴下した。得られた溶液を周囲温度で4.5時間攪拌し、濃縮すると白色固体が得られた。前記固体を含むCHCl(3.00L)懸濁液に、順次トリエチルアミン(261mL、1.87mol)及び(Boc)O(409g、1.87mol)を加えた。その反応混合物を周囲温度で5時間攪拌し水に注いだ。水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、CHClのみ〜10%MeOHを含むCHCl)で精製すると無色油(531g)が得られた。−4℃に冷やした水素化リチウムアルミニウム(78.3g、2.06mol)を含むEtO(7.9L)の懸濁液に、0℃未満で前記油(530.9g)を含むEtO(5.3L)溶液を加えた。得られた懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。その反応混合物を氷浴で冷やし、冷水で反応を止め、セライトパッドでろ過した。ろ液をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。沈殿物をヘキサン(300mL)に懸濁させ、ろ過し、ヘキサンで洗浄し、減圧下で乾燥すると、白色固体として(シス−4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(301g、77%)が得られた。
ESI MS m/e 252, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.16-1.36 (m, 2 H), 1.45 (s, 9 H), 1.52-1.77 (m, 7 H), 3.51 (d, J = 6.2 Hz, 2 H), 3.75 (brs, 1 H), 4.30-4.82 (m, 1 H).
ステップB:[シス−4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ−メチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(シス−4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(17.7g、77.2mmol)を含むTHF(245mL)溶液に、順次トリフェニルホスフィン(20.2g、77.0mmol)及びフタルイミド(11.4g、77.5mmol)を加えた。得られた懸濁液を氷浴で冷やし、40%ジエチルアゾジカルボキシラートを含むトルエン(33.6mL、74.1mmol)を1時間かけて加えた。反応混合物を周囲温度で2.5日間攪拌し、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、33%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると白色固体が得られた。前記固体(27.5g)を含むEtOH(275mL)懸濁液にヒドラジン水和物(5.76g、115mmol)を加えた。混合物を還流下で2.25時間攪拌し冷やし濃縮した。沈殿物を10%水酸化ナトリウム水溶液(350mL)に溶解した。水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。前記残渣を含むCHCl(275mL)溶液にトリエチルアミン(8.54g、84.4mmol)を加えた。得られた溶液を0℃に冷却し、5℃未満でZCl(14.4g、84.4mmol)を加えた。その反応混合物を周囲温度で16時間攪拌し、飽和NaHCO水溶液へ注いだ。水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、2%MeOHを含むCHCl)で精製すると無色油として[シス−4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ−メチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(25.3g、91%)が得られた。
ESI MS m/e 385, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.13-1.31 (m, 2 H), 1.44 (s, 9 H), 1.48-1.75 (m, 7 H), 3.10 (t, J = 6.4 Hz, 2 H), 3.72 (brs, 1 H), 4.42-4.76 (m, 1 H), 4.76-4.92 (m, 1 H), 5.09 (s, 2 H), 7.27-7.38 (m, 5 H).
ステップC:(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
[シス−4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ−メチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(12.9g、35.6mmol)を含むEtOAc(129mL)溶液に、4Mの塩化水素を含むEtOAc(129mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で3時間攪拌し、ろ過し、EtOAcで洗浄し、減圧下で乾燥した。その固形物を飽和NaHCO水溶液に溶解した。水層をCHCl(5度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮し減圧下で乾燥すると無色油として(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(8.88g、95%)が得られた。
ESI MS m/e 263, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.36-1.98 (m, 9 H), 2.96-3.32 (m, 3 H), 5.12 (brs, 3 H), 7.36 (s, 5 H).
ステップD:[シス−4−(4−メチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例1ステップBで得られた(2−クロロ−キノリン−4−イル)−メチル−アミン(2.00g、10.4mmol)及び(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(3.27g、12.5mmol)の混合物を含むブタノール(3mL)を130℃で16時間、密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカ、10%MeOHを含むCHCl)で精製すると、白色固体として[シス−4−(4−メチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸−ベンジルエステル(2.16g、49%)が得られた。
ESI MS m/e 419, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.42-1.99 (m, 9 H), 3.05 (d, J = 4.7 Hz, 3 H), 3.08-3.16 (m, 2 H), 3.81 (brs, 1 H), 5.07 (s, 2 H), 5.18-5.28 (m, 1 H), 5.34 (s, 1 H), 7.07-7.18 (m, 1 H), 7.22-7.45 (m, 6 H), 7.56-7.70 (m, 1 H), 8.16 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.23 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 12.76 (brs, 1 H).
ステップE:N−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
[シス−4−(4−メチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸−ベンジルエステル(2.02g、4.83mmol)を含むMeOH(20mL)溶液に10%Pd/C(202mg)を加えた。混合物を50℃、水素雰囲気下で23.5時間攪拌した。その反応混合物をセライトパッドでろ過し濃縮した。残渣(500mg)を含むメタノール(5mL)溶液に、実施例1ステップFで得られた4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンズアルデヒド(497mg、1.85mmol)、酢酸(111mg、1.85mmol)、及びNaBHCN(166mg、2.64mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で23時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、50%EtOAcを含むヘキサン溶液)、及びフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜50%MeOHを含むCHCl)で精製すると無色油が得られた。前記油を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(5mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を含むEtO(12mL)懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収し、EtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると、白色固体としてN−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩(147mg、14%)が得られた。
ESI MS m/e 537, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.34-2.15 (m, 9 H), 2.63-3.08 (m, 5 H), 3.41-3.88 (m, 1 H), 4.28 (s, 2 H), 7.00-7.62 (m, 6 H), 7.65-8.38 (m, 3 H), 10.01 (brs, 2 H), 11.76 (brs, 1 H).
(実施例4)
−メチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:N−メチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例3ステップEで得られたN−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン(250mg、0.465mmol)を含むEtOH(2.5mL)溶液に10%Pd/C(75mg)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で15時間攪拌した。反応混合物をセライトパッドでろ過し、フラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、50%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると無色油が得られた。前記油を含むEtOAc(2mL)溶液に、4Mの塩化水素を含むEtOAc(5mL)を加えた。混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(10mL)で懸濁させ、周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると、白色固体としてN−メチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩(114mg、46%)が得られた。
ESI MS m/e 459, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.46-2.09 (m, 9 H), 2.84 (brs, 3 H), 2.92 (brs, 2 H), 3.60-3.82 (m, 1 H), 4.32 (s, 2 H), 7.05-7.49 (m, 6 H), 7.88 (d, J = 7.8 Hz, 1 H), 8.11-8.35 (m, 2 H), 9.91 (brs, 2 H), 11.83 (s, 1 H).
(実施例5)
−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−キノリン(177g、894mmol)を含むTHF(2.1L)溶液に50%MeNH水溶液(234mL、2.23mol)を加えた。その混合物を周囲温度で68時間攪拌した。混合物に50%MeNH水溶液(47mL、448mmol)加え周囲温度で3時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、1%〜3%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、淡黄色油として(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミン(75.9g、41%)、及び淡黄色油として(4−クロロ−キノリン−2−イル)−ジメチル−アミン(28.0g、15%)が得られた。
(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 207, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.06 (s, 6 H), 6.71 (s, 1 H), 7.45 (ddd, J = 8.4, 7.0, 1.2 Hz, 1 H), 7.63 (ddd, J = 8.4, 6.9, 1.5 Hz, 1 H), 7.91-7.93 (m, 1 H), 7.97-8.03 (m, 1 H).
(4−クロロ−キノリン−2−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 229, M + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.18 (s, 6 H), 6.97 (brs, 1 H), 7.18-7.31 (m, 1 H), 7.49-7.63 (m, 1 H), 7.66-7.72 (m, 1 H), 7.95-8.00 (m, 1 H).
ステップB:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミンの合成
実施例1ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
FAB MS m/e 285, M + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.12-2.00 (m, 9 H), 2.81-2.98 (m, 1 H), 2.93 (s, 6 H), 4.09 (brs, 1 H), 4.75 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 6.03 (s, 1 H), 7.14 (ddd, J = 8.2, 6.7, 1.3 Hz, 1 H), 7.45 (ddd, J = 8.4, 6.8, 1.5 Hz, 1 H), 7.62 (m, 1 H), 7.84 (dd, J = 8.4, 1.3 Hz, 1 H).
ステップC:N−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 537, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.73-2.36 (m, 10 H), 3.05-3.31 (m, 2 H), 3.20 (s, 6 H), 4.32 (s, 2 H), 7.30-7.62 (m, 5 H), 7.86 (d, J = 8.6 Hz, 1 H), 8.21 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.53-8.64 (m, 1 H), 13.04 (brs, 1 H).
(実施例6)
−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:N−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 551, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.69-2.40 (m, 10 H), 3.11-3.46 (m, 10 H), 7.26-7.49 (m, 5 H), 7.59 (t, J = 7.3 Hz, 1 H), 7.86 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 8.53-8.70 (m, 1 H), 9.75-10.14 (m, 2 H), 13.05 (brs, 1 H).
(実施例7)
−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例5ステップAで得られた(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミン(23.6g、114mmol)及び実施例3ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(36.0g、137mmol)の混合物を含むブタノール(31mL)を還流下で14日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、14%〜66%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、淡黄色固体として[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(19.3g、39%)が得られた。
ESI MS m/e 433, M + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.12-1.97 (m, 9 H), 2.94 (s, 6 H), 3.13 (t, J = 6.4 Hz, 2 H), 4.06-4.26 (m, 1 H), 4.62-4.94 (m, 2 H), 5.11 (s, 2 H), 6.04 (s, 1 H), 7.14 (ddd, J = 8.4, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 7.29-7.40 (m, 5 H), 7.45 (ddd, J = 8.4, 6.8, 1.5 Hz, 1 H), 7.57-7.64 (m, 1 H), 7.84 (dd, J = 8.4, 1.3 Hz, 1 H).
ステップB:N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミンの合成
[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(19.3g、44.6mmol)を含むMeOH(200mL)溶液に5%Pd/C(1.93g)を加えた。混合物を周囲温度、水素雰囲気下で6日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドでろ過し濃縮した。残渣を含むメタノール(200mL)溶液に10%Pd/C(1.93g)を加えた。混合物を周囲温度、水素雰囲気下で1日攪拌した。その反応混合物をセライトパッドでろ過し濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、5%〜14%7MのNH/MeOHを含むCHCl)で精製すると、淡黄色固体としてN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン(12.7g、95%)が得られた。
FAB MS m/e 299, M + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.08-1.99 (m, 11 H), 2.60 (d, J = 6.2 Hz, 2 H), 2.94 (s, 6 H), 4.04-4.22 (m, 1 H), 4.77-4.93 (m, 1 H), 6.06 (s, 1 H), 7.14 (ddd, J = 8.4, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 7.45 (ddd, J = 8.4, 6.8, 1.5 Hz, 1 H), 7.61 (m, 1 H), 7.84 (dd, J = 8.4, 1.3 Hz, 1 H).
ステップC:N−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 551, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.50-2.20 (m, 9 H), 2.89 (s, 2 H), 3.20 (s, 6 H), 3.75-4.02 (m, 1 H), 4.23 (s, 2 H), 7.22-7.32 (m, 2 H), 7.40-7.46 (m, 1 H), 7.49-7.62 (m, 2 H), 7.83 (d, J = 8.7 Hz, 1 H), 8.17 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.53-8.69 (m, 1 H), 10.05 (brs, 2 H), 13.00 (brs, 1 H).
(実施例8)
,N−ジメチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:N,N−ジメチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 473, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.54-2.20 (m, 9 H), 2.87 (brs, 2 H), 3.19 (s, 6 H), 3.70-4.03 (m, 1 H), 4.28 (brs, 2 H), 7.15-7.67 (m, 6 H), 7.81 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.17 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 8.63 (brs, 1 H), 9.92 (brs, 1 H), 13.13 (s, 1 H).
(実施例9)
−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−シクロヘキシル]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジオールの合成
2−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(61.5g、361mmol)を含むEtOH(61.5mL)溶液にウレア(73.8g、1.23mol)を加えた。混合物を還流下で10.5日間攪拌し、周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過しアセトンで洗浄し乾燥した。前記固体を含むHO(100mL)懸濁液を氷浴で1時間攪拌した。沈殿物をろ過しヘキサンで洗浄し減圧下で乾燥すると淡黄色固体として5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジオール(21.0g、35%)が得られた。
CI MS m/e 167, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.48-1.71 (m, 4 H), 2.09-2.19 (m, 2 H), 2.24-2.34 (m, 2 H), 10.41-10.98 (m, 2 H).
ステップB:2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリンの合成
実施例1ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 203, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.83-1.94 (m, 4 H), 2.67-2.79 (m, 2 H), 2.84-2.95 (m, 2 H).
ステップC:(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン(8.70g、42.8mmol)を含むTHF(87mL)溶液に、40%MeNH水溶液(8.32g、107mmol)を加えた。混合物を周囲温度で8時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、50%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、白色固体として(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン(7.04g、83%)が得られた。
ESI MS m/e 220, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.74-1.92 (m, 4 H), 2.26 (t, J = 5.5 Hz, 2 H), 2.67 (t, J = 5.6 Hz, 2 H), 3.05 (d, J = 5.0 Hz, 3 H), 4.81 (s, 1 H).
ステップD:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミンの合成
実施例1ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 276, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.33-1.76 (m, 12 H), 2.11-2.21 (m, 2 H), 2.31-2.40 (m, 2 H), 2.70-2.77 (m, 2 H), 2.78 (d, J = 4.5 Hz, 3 H), 3.71-3.83 (m, 1 H), 5.50-5.63 (m, 1 H), 6.10-6.22 (m, 1 H).
ステップE:N−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 528, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.66-2.24 (m, 12 H), 2.41-2.56 (m, 4 H), 3.00 (d, J = 4.5 Hz, 3 H), 3.04 (brs, 1 H), 4.03 (brs, 1 H), 4.30 (brs, 2 H), 7.45-7.48 (m, 1 H), 7.52 (dd, J = 8.3, 1.8 Hz, 1 H), 7.61 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 7.74 (brs, 1 H), 8.14 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 11.84 (brs, 1 H).
(実施例10)
−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:N−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 542, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.57-2.25 (m, 12 H), 2.35-2.60 (m, 4 H), 2.94-3.28 (m, 6 H), 3.32-3.45 (m, 2 H), 4.13 (brs, 1 H), 7.30-7.51 (m, 4 H), 7.72 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 9.86 (brs, 2 H) 11.90 (s, 1 H).
(実施例11)
−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−メチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例9ステップCで得られた(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−メチル−アミン(2.00g、10.1mmol)、及び実施例3ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(3.19g、12.2mmol)の混合物を含むブタノール(3mL)を密封試験管中、130℃で16時間攪拌した。その反応混合物を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、10%MeOHを含むCHCl)で精製すると、淡黄色油として[シス−4−(4−メチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(1.38g、32%)が得られた。
ESI MS m/e 424, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.31-2.02 (m, 13 H), 2.22-2.34 (m, 2 H), 2.52-2.64 (m, 2 H), 3.05 (d, J = 4.8 Hz, 3 H), 3.11 (t, J = 6.1 Hz, 2 H), 5.05-5.23 (m, 1 H), 5.08 (s, 2 H), 6.34-6.47 (m, 1 H), 7.23-7.42 (m, 5 H), 7.99 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 12.34 (brs, 1 H).
ステップB:N−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例3ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 542, M (フリー) + H+; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ1.50-2.19 (m, 13 H), 2.58-2.61 (m, 2 H), 2.72-2.91 (m, 2 H), 2.83-2.97 (m, 2 H), 3.24 (s, 6 H), 4.15-4.20 (m, 1 H), 4.22-4.38 (m, 2 H), 7.43-7.50 (m, 1 H), 7.56-7.61 (m, 1 H), 8.18-8.29 (m, 2 H), 10.06 (brs, 2 H), 12.30 (brs, 1 H).
(実施例12)
−メチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:N−メチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 464, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.28-2.04 (m, 15 H), 2.14-2.30 (m, 2 H), 2.83-2.95 (m, 2 H), 2.91 (d, J = 4.5 Hz, 3 H), 4.13 (brs, 1 H), 4.22 (brs, 2 H), 7.43-7.62 (m, 3 H), 7.91 (dd, J = 7.5, 1.6 Hz, 1 H), 8.09 (d, J = 6.7 Hz, 2 H), 9.37 (brs, 2 H), 12.30-12.70 (m, 1 H).
(実施例13)
−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン(7.00g、34.5mmol)を含むTHF(70mL)溶液に50%MeNH水溶液(7.77g、86.2mmol)を加えた。混合物を周囲温度で2.25時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、20%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、白色固体として(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−ジメチル−アミン(6.08g、83%)が得られた。
ESI MS m/e 234, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.62-1.90 (m, 4 H), 2.59 (t, J = 6.0 Hz, 2 H), 2.76 (t, J = 6.6 Hz, 2 H), 3.06 (s, 6 H).
ステップB:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミンの合成
実施例1ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
FAB MS m/e 290, M + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 0.95-1.94 (m, 14 H), 2.49 (t, J = 5.9 Hz, 2 H), 2.61 (t, J = 7.0 Hz, 2 H), 2.72-2.94 (m, 1 H), 2.94 (s, 6 H), 3.89-4.11 (m, 1 H), 4.73 (d, J = 7.5 Hz, 1 H).
ステップC:N−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン−二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 542, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.57-2.32 (m, 12 H), 2.52-2.60 (m, 2 H), 2.63-2.72 (m, 2 H), 3.11-3.24 (m, 7 H), 4.12-4.23 (m, 1 H), 4.28 (s, 2 H), 7.41 (d, J = 10.4 Hz, 1 H), 7.49 (dd, J = 8.2, 1.9 Hz, 1 H), 8.19 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.25 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 10.02 (brs, 1 H), 12.43 (brs, 1 H).
(実施例14)
−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:N−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン−二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 556, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.57-2.32 (m, 12 H), 2.56 (t, J = 5.8 Hz, 2 H), 2.69 (t, J = 6.2 Hz, 2 H), 3.14-3.41 (m, 9 H), 4.13-4.25 (m, 1 H), 7.35-7.44 (m, 2 H), 7.49-7.55 (m, 1 H), 8.20 (d, J = 7.8 Hz, 1 H).
(実施例15)
−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例11ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.18-1.39 (m, 2 H), 1.48-1.94 (m, 11 H), 2.49 (t, J = 5.9 Hz, 2 H), 2.60 (t, J = 6.6 Hz, 2 H), 2.94 (s, 6 H), 3.09 (t, J = 6.1 Hz, 2 H), 4.01-4.13 (m, 1 H), 4.70-4.91 (m, 2 H), 5.09 (s, 2 H), 7.27-7.39 (m, 5 H).
ステップB:N−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例3ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 556, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.46-2.17 (m, 12 H), 2.55 (t, J = 5.8 Hz, 2 H), 2.69 (t, J = 6.1 Hz, 2 H), 2.79-2.92 (m, 2 H), 3.20 (s, 6 H), 4.08-4.18 (m, 1 H), 4.20-4.31 (m, 2 H), 7.43-7.47 (m, 1 H), 7.53 (dd, J = 8.4, 1.9 Hz, 1 H), 8.16 (d, J = 7.8 Hz, 1 H), 8.22 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 10.02 (brs, 2 H), 12.28 (brs, 1 H).
(実施例16)
,N−ジメチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:N,N−ジメチル−N−{シス−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 478, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.48-2.15 (m, 13 H), 2.55 (t, J = 5.4 Hz, 2 H), 2.71 (t, J = 6.2 Hz, 2 H), 2.77-2.89 (m, 2 H), 3.19 (s, 6 H), 4.10 (brs, 1 H), 4.26-4.37 (m, 2 H), 7.27-7.34 (m, 1 H), 7.36-7.47 (m, 2 H), 8.15-8.25 (m, 2 H), 9.90 (s, 2 H), 12.52 (s, 1 H).
(実施例17)
−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
実施例1ステップDで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(6.72g、31.4mmol)を含むCHCl(67mL)溶液に、実施例1ステップFで得られた4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンズアルデヒド(8.44g、31.4mmol)、酢酸(1.88g、31.3mmol)、及びNaBH(OAc)(9.97g、47.0mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で4時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、33%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、淡黄色油として[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(10.28g、70%)が得られた。
ESI MS m/e 467, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.16-1.78 (m, 17 H), 2.57-2.70 (m, 1 H), 3.62 (brs, 1 H), 3.78 (s, 2 H), 4.60 (brs, 1 H), 7.34-7.54 (m, 3 H).
ステップB:(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−ピリミジン(15.0g、10.15mmol)を含むTHF(150mL)溶液に50%MeNH水溶液(22.7g、25.2mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、20%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、白色固体として(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(8.66g、55%)、及び白色固体として(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−ジメチル−アミン(0.87g、6%)が得られた。
(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン;
CI MS m/e 158, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.12 (s, 6 H), 6.32 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 8.00 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 157, M+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.21 (s, 6 H), 6.50 (d, J = 5.1 Hz, 1 H), 8.18 (d, J = 5.1 Hz, 1 H).
ステップC:N−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(3.00g、6.42mmol)を含むEtOAc(30mL)溶液に、4Mの塩化水素を含むEtOAc(60mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を飽和NaHCO水溶液でアルカリ性にした。水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。前記物質(466mg、1.27mmol)及び(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(200mg、1.27mmol)を含むブタノール(1mL)を130℃で13.5時間、密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカ、20%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると無色油が得られた。前記油を含むEtOAc(2mL)溶液に、4Mの塩化水素を含むEtOAc(5mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を含むEtO(12mL)懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収し、EtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると、白色固体としてN−[シス−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン二塩酸塩(180mg、25%)が得られた。
ESI MS m/e 488, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.54-1.72 (m, 2 H), 2.01-2.29 (m, 6 H), 3.02 (brs, 1 H), 3.16 (s, 3 H), 3.24 (s, 3 H), 4.13 (brs, 1 H), 4.30 (s, 2 H), 6.02 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 7.40-7.43 (m, 1 H), 7.50 (dd, J = 8.4, 1.9 Hz, 1 H), 7.99 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 8.26 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.57 (d, J = 7.0 Hz, 1 H), 10.25 (s, 2 H).
(実施例18)
−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
実施例17ステップBで得られた(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(1.50g、9.52mmol)及び実施例1ステップDで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.24g、10.5mmol)の混合物を含むIPA(1.5mL)を、130℃で22時間、密封試験管中で攪拌した。その反応混合物を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカ、10%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、白色固体として[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.34g、42%)が得られた。
ESI MS m/e 358, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.45 (s, 9 H), 1.48 (s, 8 H), 3.03 (s, 6 H), 3.61 (brs, 1 H), 3.89-4.04 (m, 1 H), 4.47-4.63 (m, 1 H),4.77-4.89 (m, 1 H), 5.80 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 7.84 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
ステップB:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.26g、3.76mmol)を含むEtOAc(15mL)溶液に、4Mの塩化水素を含むEtOAc(15mL)を加えた。その反応混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を1MのNaOH水溶液でアルカリ性にした。水層をCHCl(6度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し、濃縮すると、淡黄色油としてN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(923mg、定量的)が得られた。
ESI MS m/e 250, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.29-1.51 (m, 2 H), 1.61-1.91 (m, 6 H), 2.80-2.92 (m, 1 H), 3.03 (s, 6 H), 3.96-4.04 (m, 1 H), 4.85-4.98 (m, 1 H), 5.79 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 7.84 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
ステップC:N−{シス−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 502, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.62-1.82 (m, 2 H), 1.97-2.44 (m, 6 H), 3.16 (s, 3 H), 3.14-3.31 (m, 1 H), 3.25 (s, 3 H), 3.34-3.46 (m, 2 H), 4.18 (brs, 1 H), 6.02 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 7.34-7.43 (m, 2 H), 7.45-7.52 (m, 1 H), 7.85-7.97 (m, 1 H), 8.49-8.59 (m, 1 H), 9.95 (brs, 2 H), 12.42 (brs, 1 H).
(実施例19)
−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン二塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例17ステップBで得られた(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(1.50g、9.52mmol)及びシス−(4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(2.75g、10.5mmol)の混合物を含むIPA(1.5mL)を130℃で22時間、密封試験管中で攪拌した。その反応混合物を飽和NaHCO水溶液へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカ、10%EtOAcを含むヘキサン溶液〜EtOAc)で精製すると、淡黄色油として[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(816mg、22%)が得られた。
ESI MS m/e 406, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.22-1.92 (m, 9 H), 3.03 (s, 6 H), 3.11 (t, J = 6.2 Hz, 2 H), 4.02-4.15 (m, 1 H), 4.82-4.93 (m, 2 H), 5.10 (s, 2 H), 5.79 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 7.28-7.42 (m, 5 H), 7.83 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
ステップB:N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
実施例7ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 250, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.40-1.88 (m, 9 H), 2.87 (d, J = 5.9 Hz, 2 H), 3.03 (s, 6 H), 4.11 (brs, 1 H), 5.63 (brs, 1 H), 5.78 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 7.08 (brs, 2 H), 7.82 (d, J = 6.2 Hz, 1 H).
ステップC:N−{シス−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)−アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン二塩酸塩の合成
実施例1ステップGの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 502, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.52-2.21 (m, 9 H), 2.85 (d, J = 5.8 Hz, 2 H), 3.16 (s, 3 H), 3.24 (s, 3 H), 4.15-4.30 (m, 3 H), 6.00 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.43-7.47 (m, 1 H), 7.53 (dd, J = 8.3, 1.9 Hz, 1 H), 7.66 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 8.20 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.53 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 10.07 (brs, 2 H).
(実施例20〜672)
ポリ(4−ビニルピリジン)(75μL)を含むCHCl(200μL)溶液に、以下に示すアミン(30μmol)を含むCHCl(200μL)、及び酸塩化物(60μmol)を含むCHCl(200μL)を周囲温度で加えた。同温度で19時間攪拌後、反応混合物をろ過し、乾燥N気流で濃縮した。残渣に乾燥CHCl(700μL)及びPSA(300μL)を加えた。周囲温度で14時間攪拌後、反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィー(NH−シリカ、50%EtOAcを含むヘキサン溶液〜EtOAcのみ)で精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
その際、アミンは、実施例5ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例13ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例15ステップBの中間体として得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例18ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン、又は実施例19ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンから選択される。
(実施例673〜1084)
1−シクロヘキシル−3−メチルポリスチレン−カルボジイミド(150μL)を含むCHCl(400μL)溶液に、以下に示すアミン(30μmol)を含むCHCl(200μL)、及びカルボン酸(60μmol)を含むCHCl(200μL)を周囲温度で加えた。同温度で20時間攪拌後、その反応混合物をNH−シリカゲルによってろ過し、乾燥N気流によって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜7%の2MのNH/MeOHを含むCHCl)によって精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
その際、アミンは、実施例5ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例13ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例15ステップBの中間体として得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例18ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン、又は実施例19ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンから選択される。
(実施例1085〜1446)
方法A
以下に示すアミン(36μmol)を含むMeOH(200μL)溶液に、芳香族アルデヒド(30μmol)を含むMeOH(200μL)及びAcOH(90μmol)を周囲温度で加えた。その反応混合物を同温度で1時間攪拌した。混合物にNaBHCN(120μmol)を含むMeOH(200μL)を加えた。同温度で20時間攪拌後、反応混合物を乾燥N気流で濃縮した。残渣をCHCl及び2Mの水酸化ナトリウム水溶液の間で分配した。水層をCHCl(500μL)及びEtOAc(300μL)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、乾燥N気流によって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜7%の2MのNH/MeOHを含むCHCl)によって精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
方法B
以下に示すアミン(36μmol)を含むMeOH(200μL)溶液に脂肪族アルデヒド(30μmol)を含むMeOH(200μL)、AcOH(90μmol)、及びNaBHCN(120μmol)を含むMeOH(200μL)を周囲温度で加えた。同温度で20時間攪拌後、反応混合物を乾燥N気流で濃縮した。残渣をCHCl及び2Mの水酸化ナトリウム水溶液の間で分配した。水層をCHCl(500μL)及びEtOAc(300μL)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、乾燥N気流によって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜7%の2MのNH/MeOHを含むCHCl)によって精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
その際、アミンは、実施例5ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例13ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例15ステップBの中間体として得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例18ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン、又は実施例19ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンから選択される。
(実施例1457〜1462、1478〜1480、1491〜1497、及び1510〜1512)
アミド生成物を含むTHF(200μL)溶液に、1Mのボラン−THF錯体を含むTHF(300μL、300μmol)を加えた。混合物を80℃で1時間攪拌し、乾燥N気流で濃縮した。その残渣に1MのHCl水溶液(300μL)及びTHF(200μL)を加えた。混合物を80℃で1時間攪拌し、乾燥N気流で濃縮した。残渣をCHCl及び2Mの水酸化ナトリウム水溶液の間で分配した。水層をCHCl(300μL、2度)及びEtOAc(300μL)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、乾燥N気流によって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜7%の2MのNH/MeOHを含むCHCl)によって精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
(実施例1447〜1456、1463〜1477、1481〜1490、1498〜1509、及び1513〜1538)
Dess−Martinペルヨージナン(63μmol)を含むCHCl(200μL)の懸濁液に、アルコール(35μmol)を含むCHCl(200μL)を周囲温度で加え、反応混合物を同温度で18時間攪拌した。反応混合物に以下に示すアミン(36μmol)を含むMeOH(200μL)及びAcOH(90μL)を加えた。混合物を同温度で1時間攪拌し、次いでNaBHCN(120μmol)を含むMeOH(200μL)を加えた。同温度で17時間攪拌後、反応混合物を乾燥N気流で濃縮した。残渣をCHCl及び2Mの水酸化ナトリウム水溶液の間で分配した。水層をCHCl(500mL)及びEtOAc(300μL)で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、乾燥N気流によって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜7%の2MのNH/MeOHを含むCHCl)によって精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
その際、アミンは、実施例5ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例13ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例15ステップBの中間体として得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例18ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン、又は実施例19ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンから選択される。
(実施例1539〜1658)
ポリ(4−ビニルピリジン)(75μL)を含むCHCl(200μL)溶液に、以下に示すアミン(30μmol)を含むCHCl(200μL)及びクロロホルメート(60μmol)を含むCHCl(200μL)を周囲温度で加えた。同温度で17時間攪拌後、反応混合物をろ過し、乾燥N気流で濃縮した。その残渣にCHCl(700μL)及びPSA(300μL)を加えた。周囲温度で19時間攪拌後、反応混合物をろ過し、シリカゲルクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン溶液〜EtOAcのみ、及びシリカゲル、2%〜7%の2MのNH/MeOHを含むCHCl)で精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
その際、アミンは、実施例5ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例13ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例15ステップBの中間体として得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例18ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン、又は実施例19ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンから選択される。
(実施例1659〜2496)
以下に示すアミン(30μmol)を含むDMSO(300μL)溶液に、イソシアナート又はイソチオシアナート(60μmol)を含むDMSO(200μL)を周囲温度で加えた。その混合物を同温度で22時間攪拌した。反応混合物に2MのMeNHを含むTHF(30μL、60μmol)又はD−グルカミン(60μmol)を含むDMSO(200μL)を周囲温度で加えた。同温度で20時間攪拌後、反応混合物をSCXでろ過し、乾燥N気流によって濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィー(シリカゲル、2%〜10%の2MのNH/MeOHを含むCHCl)及びシリカゲルクロマトグラフィー(NH−シリカ、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると、所望の生成物が得られた。生成物をESI−MS又はAPCI−MSによって定量した。
その際、アミンは、実施例5ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン、実施例13ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例15ステップBの中間体として得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン、実施例18ステップBで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン、又は実施例19ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンから選択される。
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(実施例2497)
2,3,4−トリフルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:シス−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4g、0.019mol)を含む50mLのCHCl溶液にDIEA(4.9mL、0.028mol)を加えた。溶液を氷浴で冷やし、CbzCl(2.9mL、0.020mol)を静かに加えた。溶液を氷浴から取り出しさらに1時間攪拌を続けた。溶媒を蒸発させ、その物質をクロマトグラフィー(0〜40%酢酸エチルを含むヘキサン類)にかけると白色固体としてシス−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(6.2g、0.018mol、95%)が得られた。
ESI MS m/e 349.0 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.34-7.28 (m, 5 H), 7.12 (d, J = 5.6 Hz, 1 H), 6.62 (brs, 1 H), 4.98 (s, 2 H), 3.39-3.37 (m, 2 H), 1.60-1.45 (m, 8 H), 1.37 (s, 9 H).
ステップB:シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
シス−(4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(6.2g、0.018mol)を含む40mLのCHCl溶液にTFA(2.7mL、0.36mol)を加えた。その溶液を室温で4時間攪拌した。過剰な溶媒を蒸発させ得られた油を30mLのCHClに溶解した。有機層を30mLのNaOH水溶液/NaHCO水溶液の希釈液で抽出した。水層を2度CHClで逆抽出し、有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、濃縮すると、無色油としてシス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(4.3g、97%)が得られた。その油をさらに精製せずに次のステップへ回した。
ESI MS m/e 249.2 M + H+.
ステップC:シス−[4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(0.5g、0.0020mol)を含む1mLの2−プロパノール溶液に、2−クロロ−4−メチル−キノリン(0.43g、0.0024mol)及びIEA(526uL、0.0030mol)を加えた。混合物をマイクロ波シンセサイザーで170℃、5時間加熱した。反応をさらに7回繰り返し(総原料4g)、反応混合物をプールした。溶媒を蒸発させ、その物質をクロマトグラフィー(2〜4%2MのNHを含むMeOH/CHCl)にかけると、無色油としてシス−[4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸ベンジルエステル(3.3g、53%)が得られた。
ESI MS m/e 390.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.71 (d, J = 8 Hz, 1 H), 7.46-7.39 (m, 2 H), 7.37-7.19 (m, 7 H), 6.68 (m, 2 H), 5.01 (s, 2 H), 4.07 (m, 1 H), 3.46 (m, 1 H), 2.44 (s, 3 H), 1.79-1.71 (m, 2 H), 1.70-1.59 (m, 6 H).
ステップD:シス−N−(4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミンの合成
シス−[4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸ベンジルエステル(3.3g、0.0085mol)を含む200mLのEtOH溶液に、10%Pd/C(330mg)を加えた。反応混合物を室温、H(g)雰囲気下で3時間攪拌した。H(g)雰囲気を除去し、混合物をセライトパッドに通し酢酸エチルで洗浄した。溶媒を濃縮し、その物質をクロマトグラフィー(2〜4%2MのNHを含むMeOH/CHCl)にかけると、薄茶色固体としてシス−N−(4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(2.0g、92%)が得られた。
ESI MS m/e 256.4 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.71 (d, J = 8 Hz, 1 H), 7.46-7.39 (m, 2 H), 7.14-7.10 (m, 1 H), 6.69-6.68 (m, 2 H), 4.07-4.05 (m, 1 H), 2.81-2.77 (m, 1 H), 2.44 (s, 3 H), 1.78-1.71 (m, 2 H), 1.62-1.40 (m, 6 H).
ステップE:2,3,4−トリフルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(23mg、0.090mmol)を含む0.5mLのDMF溶液に、ピリジン(12uL、0.15mmol)及び2,3,4−トリフルオロベンゾイルクロリド(12.8uL、0.10mmol)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを混合物に加えた。次いで、その化合物をprepLCMSで精製すると、白色固体として2,3,4−トリフルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−ベンズアミドトリフルオロアセタート(10.1mg、21%)が得られた。
ESI MS m/e 414.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.44 (brs, 1 H), 9.27 (brs, 1 H), 8.45 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.98-7.93 (m, 2 H), 7.80 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.53 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.43-7.37 (m, 2 H), 7.01 (s, 1 H), 4.05 (m, 1 H), 3.97 (m, 1 H), 2.69 (s, 3 H), 1.86-1.74 (m, 8 H).
(実施例2498)
3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2497ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 396.18 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.40 (brs, 1 H), 9.25 (brs, 1 H), 8.33 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 7.98-7.90 (m, 3 H), 7.80-7.76 (m, 2 H), 7.58-7.50 (m, 2 H), 7.02 (brs, 1 H), 4.09 (m, 1 H), 3.94 (m, 1 H), 2.61 (s, 3 H), 1.84-1.74 (m, 8 H).
(実施例2499)
4−シアノ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:4−シアノ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2497ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 385.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.38 (brs, 1 H), 9.27 (brs, 1 H), 8.51 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 8.01-7.95 (m, 6H), 7.80 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.54 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.02 (brs, 1 H), 4.09 (m, 1 H), 3.96 (m, 1 H), 2.66 (s, 3 H), 1.85-1.75 (m, 8 H).
(実施例2500)
3−フルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3−フルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2497ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI m/e 378 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.38 (brs, 1 H), 9.25 (brs, 1 H), 8.33 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 7.98-7.91 (m, 2 H), 7.80 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.71-7.64 (m, 2 H), 7.55-7.49 (m, 2 H), 7.41-7.36 (m, 1 H), 4.12 (m, 1 H), 4.08 (m, 1 H), 2.77 (s, 3 H), 1.85-1.74 (m, 8 H).
(実施例2501)
3,5−ジフルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3,5−ジフルオロ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2497ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 396 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.40 (brs, 1 H), 9.25 (brs, 1 H), 8.40 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 7.98-7.96 (m, 2 H), 7.80 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.59-7.44 (m, 4 H), 7.02 (brs, 1 H), 4.09 (m, 1 H), 3.94 (m, 1 H), 2.68 (s, 3 H), 1.85-1.74 (m, 8 H).
(実施例2502)
N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(25.5mg、0.1mmol)を含む0.5mLのDMF溶液に、4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ酢酸(23.6mg、0.1mmol)、DIEA(0.026mL、0.15mmol)、HATU(45.6mg、0.12mmol)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを混合物に加えた。次いで、その化合物をprepLCMSで精製すると、白色固体としてN−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−2−[4−(トリフルオロメトキシ)フェノキシ]−アセトアミドトリフルオロアセタート(22.3mg、38%)が得られた。
ESI MS m/e 474.4 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.47 (s, 1 H), 9.25 (s, 1 H), 8.00-7.92 (m, 3 H), 7.80 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.53 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.31 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 7.04-7.01 (m, 3 H), 4.55 (s, 2 H), 4.06 (m, 1 H), 3.84 (m, 1 H), 2.69 (s, 3 H), 1.78-1.68 (m, 8 H).
(実施例2503)
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2502ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 410 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.42 (brs, 1 H), 9.26 (brs, 1 H), 8.09 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.98-7.92 (m, 2 H), 7.80 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.54 (t, J = 8.8 Hz, 1 H), 7.38-7.27 (m, 2 H), 7.10-7.07 (m, 1 H), 7.01 (brs, 1 H), 4.02 (m, 1 H), 3.94 (m, 1 H), 2.61 (s, 3 H), 1.79-1.69 (m, 8 H).
(実施例2504)
2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2502ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 512.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.45 (brs, 1 H), 9.25 (brs, 1 H), 8.00-7.92 (m, 3 H), 7.80 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.53 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.09 (s, 1 H), 7.01 (brs, 1 H), 6.95 (s, 1 H), 4.10 (m, 1 H), 3.78 (m, 1 H), 3.74 (s, 3 H), 3.72 (s, 3 H), 3.53 (s, 2 H), 2.69 (s, 3 H), 1.78-1.67 (m, 8 H).
(実施例2505)
4−(ベンジルオキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:4−(ベンジルオキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2502ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 466.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.39 (brs, 1 H), 9.25 (brs, 1 H), 8.06 (d, J = 6.0 Hz, 1 H), 7.98-7.96 (m, 2 H), 7.84-7.76 (m, 3 H), 7.54 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.46 (d, J = 7.2 Hz, 2 H), 7.41 (t, J = 7.2 Hz, 2 H), 7.35-7.31 (m, 1 H), 7.08 (d, J = 8.8 Hz, 2 H), 7.02 (brs, 1 H), 5.17 (s, 2 H), 4.09 (m, 1 H), 3.93 (m, 1 H), 2.66 (s, 3 H), 1.84-1.72 (m, 8 H).
(実施例2506)
2−(2−メトキシフェノキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(2−メトキシフェノキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2502ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 420.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.50 (brs, 1 H), 9.25 (brs, 1 H), 7.98-7.93 (m, 2 H), 7.80-7.76 (m, 2 H), 7.53 (t, J = 5.6 Hz, 1 H), 7.02-6.85 (m, 5 H), 4.50 (s, 2 H), 4.07 (m, 1 H), 3.85 (m, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 2.61 (s, 3 H), 1.84-1.69 (m, 8 H).
(実施例2507)
2−(4−フルオロフェノキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(4−フルオロフェノキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2502ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 471.4 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.29 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 8.19 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.01( d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.88 (brs, 1 H), 7.80 (t, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.57 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.25-7.15 (m, 5 H), 6.90 (brs, 1 H), 4.20 (brs, 1 H), 4.07 (brs, 1H), 2.67 (s, 3H), 2.02-1.81 (m, 8H).
(実施例2508)
2−(4−クロロフェノキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(4−クロロフェノキシ)−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2502ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 487.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 13.0 (brs, 1 H), 9.50 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 8.35 (m, 1 H), 8.19 (m, 1 H), 8.07 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 7.93 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.75 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.50 (m, 3 H), 7.30 (m, 3 H), 7.10 (brs, 1 H), 4.38 (brs, 1 H), 4.01 (brs, 1 H), 2.57 (s, 3 H), 1.83 (m, 8H).
(実施例2509)
2,6−ジメトキシ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2,6−ジメトキシ−N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2502ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 421.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 13.1 (brs, 1 H), 9.74 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 8.30 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 8.17 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.98 (m, 2 H), 7.60 (m, 1 H), 7.50 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.19 (brs, 1 H), 4.43 (brs, 1H), 3.94 (brs, 7H), 2.58 (s, 3H), 1.90 (m, 8 H).
(実施例2510)
シス−N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート
ステップA:シス−N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(25.5mg、0.1mmol)を含む0.5mLMeOH溶液に、4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシベンズアルデヒド(26.9mg、0.1mmol)を加えた。反応混合物を30分間攪拌し、次いでトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(84.8mg、0.4mmol)を反応混合物に加えた。混合物を終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを加えた。次いで、その化合物をprepLCMSで精製にかけると、白色固体としてシス−N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート(9.6mg、13%)が得られた。
ESI MS m/e 508.0 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.04 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.84 (brs, 1 H), 7.81 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.69-7.63 (m, 3 H), 7.58 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.16 (brs, 1 H), 4.36 (s, 2 H), 4.26 (m, 1 H), 3.32-3.30 (m, 1 H), 2.71 (s, 2 H), 2.66 (s, 3 H), 2.16-1.93 (m, 8 H).
(実施例2511)
シス−N−[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート
ステップA:シス−N−[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタートの合成
実施例2510ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 463.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.92 (s, 1 H), 7.87 (brs, 1 H), 7.80-7.76 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.57-7.53 (m, 2 H), 7.38 (d, J = 8.8 Hz, 1 H), 7.31 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.14 (brs, 1 H), 4.47 (s, 2 H), 4.23 (m, 1 H), 3.37 (m, 1 H), 2.71 (brs, 2 H), 2.65 (s, 3 H), 2.15-1.91 (m, 8 H).
(実施例2512)
シス−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート
ステップA:シス−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタートの合成
実施例2510ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 406.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.88 (brs, 1 H), 7.80 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.57 (t, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.17 (brs, 1 H), 6.71 (s, 2 H), 6.55 (s, 1 H), 4.24 (m, 1 H), 4.21 (s, 2 H), 3.81 (s, 6 H), 3.35 (m, 1 H), 2.70 (brs, 2 H), 2.66 (s, 3 H), 2.14-1.90 (m, 8 H).
(実施例2513)
シス−N−(3,5−ジクロロベンジル)−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート
ステップA:シス−N−(3,5−ジクロロベンジル)−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタートの合成
実施例2510ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 414.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.04 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.86 (brs, 1 H), 7.81 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.58-7.54 (m, 4 H), 7.16 (brs, 1 H), 4.30 (s, 2 H), 4.25 (m, 1 H), 3.41 (m, 1 H), 2.76 (brs, 2 H), 2.66 (s, 3 H), 2.12-1.92 (m, 8 H).
(実施例2514)
シス−N−(3,4−ジフルオロベンジル)−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート
ステップA:シス−N−(3,4−ジフルオロベンジル)−N'−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタートの合成
実施例2510ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 382.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.86 (brs, 1 H), 7.80 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.57-7.51 (m, 2 H), 7.39-7.37 (m, 2 H), 7.16 (brs, 1 H), 4.29 (s, 2 H), 4.25 (m, 1 H), 3.37 (m, 1 H), 2.71 (brs, 2 H), 2.66 (s, 3 H), 2.11-1.95 (m, 8 H).
(実施例2515)
N−(3,5−ジフルオロフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(3,5−ジフルオロフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(20mg、0.078mmol)を含む0.5mLのDMSO溶液に、3,5−ジフルオロフェニルイソシアナート(9.3uL、0.078mmol)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを混合物に加えた。次いで、その化合物をprepLCMSで精製すると、白色固体としてN−(3,5−ジフルオロフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタート(12mg、29%)が得られた。
ESI MS m/e 411.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.02 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.87 (brs, 1 H), 7.80 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.56 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.07 (s, 1 H), 7.03 (s, 1 H), 6.97 (brs, 1 H), 6.50 (t, J = 9.2 Hz, 1 H), 4.02 (m, 1 H), 3.89 (m, 1 H), 2.68 (brs, 3 H), 2.66 (s, 3 H), 1.99-1.78 (m, 8 H).
(実施例2516)
N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタートの合成
実施例2515ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 511.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.02 (s, 2 H), 8.00 (s, 1 H), 7.87 (brs, 1 H), 7.80 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.57 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.49 (s, 1 H), 6.98 (brs, 1 H), 4.04 (m, 1 H), 3.91 (m, 1 H), 2.69 (brs, 3 H), 2.66 (s, 3 H), 2.01-1.80 (m, 8 H).
(実施例2517)
N−(3−クロロフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(3−クロロフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタートの合成
実施例2515ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 409.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.00 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.87 (brs, 1 H), 7.79 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.59 (s, 1 H), 7.56 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.21-7.15 (m, 2 H), 6.96 (brs, 1 H), 6.93-6.91 (m, 1 H), 4.01 (m, 1 H), 3.89 (t, 1 H), 2.66 (brs, 6 H), 1.99-1.78 (m, 8 H).
(実施例2518)
N−(3,4−ジクロロフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(3,4−ジクロロフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタートの合成
実施例2515ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 443.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.00 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.87 (brs, 1 H), 7.79-7.74 (m, 2 H), 7.56 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.34 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.20 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 6.97 (brs, 1 H), 4.02 (m, 1 H), 3.88 (m, 1 H), 2.66 (brs, 6 H), 1.98-1.78 (m, 8 H).
(実施例2519)
N−(3−メトキシフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(3−メトキシフェニル)−N'−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ウレアトリフルオロアセタートの合成
実施例2515ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 405.4 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.00 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.87 (brs, 1 H), 7.79 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.56 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.14-7.10 (m, 2 H), 6.96 (brs, 1 H), 6.84 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 6.53 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 4.01 (m, 1 H), 3.89 (m, 1 H), 3.75 (s, 3 H), 2.71 (brs, 6 H), 1.99-1.78 (m, 8 H).
(実施例2520)
3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:シス−[4−(3−メトキシ−ベンゾイルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
氷上で攪拌しているシス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.8g、0.013mol)を含む40mLのCHCl溶液に、DIEA(3.41mL、0.020mol)を加えた。その溶液を氷浴で冷やしm−アニソイルクロリド(1.84mL、0.013mol)を静かに加えた。溶液を氷浴から取り出し、さらに1時間攪拌を続けた。溶媒を蒸発させ物質をクロマトグラフィー(0〜40%酢酸エチルを含むヘキサン類)にかけると、白色固体としてシス−[4−(3−メトキシ−ベンゾイルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4.3g、94%)が得られた。
ESI MS m/e 349.0 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.03 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 7.42-7.32 (m, 3 H), 7.07 (dd, J = 8.4, 2.4 Hz, 1H), 6.62 (brs, 1 H), 3.79 (s, 3 H), 3.77 (m, 1 H), 3.41 (m, 1 H), 1.71-1.70 (m, 4 H), 1.52-1.46 (m, 4 H), 1.38 (s, 9H).
ステップB:シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3−メトキシ−ベンズアミドの合成
シス−[4−(3−メトキシ−ベンゾイルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4.3g、0.012mol)を含む50mLのCHCl溶液に、TFA(1.84mL、0.024mol)を加えた。溶液を4時間攪拌し溶媒を蒸発させた。得られた油を50mLのCHClに再溶解した。有機層を50mLのNaOH水溶液/NaHCO水溶液の希釈液で抽出した。水層をCHClでさらに2度抽出し、有機層を合わせ、MgSOで乾燥し濃縮した。得られた沈殿物をエーテル及びヘキサン中で結晶化させると、白色固体としてシス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3−メトキシ−ベンズアミド(2.4g、78%)が得られた。
ESI MS m/e 249.0 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.10 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.42-7.32 (m, 3 H), 7.07 (dd, J = 8.0, 2.4 Hz, 1 H), 3.79 (brs, 4 H), 2.91 (m, 1 H), 1.80-1.74 (m, 2 H), 1.52-1.46 (m, 6 H), 1.31 (brs, 2 H).
ステップC:3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3−メトキシ−ベンズアミド(28.4mg、0.1mmol)を含む0.5mL2−プロパノール溶液に、2−クロロキノリン(32.7mg、0.2mmol)及びDIEA(34.8uL、0.2mmol)を加えた。反応混合物をマイクロ波シンセサイザー中、170℃で10時間加熱した。溶媒を除去し得られた油を1mLのDMSOに溶解した。次いで、その化合物をprepLCMSで精製にかけると、無色油として3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]ベンズアミドトリフルオロアセタート(26mg、53%)が得られた。
ESI MS m/e 376.2 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.85 (d, J = 9.2 Hz, 1 H), 7.62 (t, J = 8.8 Hz, 2 H), 7.50 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.39-7.36 (m, 3 H), 7.19 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.10-7.07 (m, 1 H), 6.82 (d, J = 9.2 Hz, 1 H), 4.18 (m, 1 H), 4.02 (m, 1 H), 3.84 (s, 3 H), 1.95-1.22 (m, 1 H).
(実施例2521)
3−メトキシ−N−(シス−4−{[4−(トリフルオロメチル)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−クロロ−4−トリフルオロメチル−キノリンの合成
4−トリフルオロメチル−キノリン−2−オール(1.01g、0.0047mol)を含む10mLPOCl溶液に、N,N−ジメチルアニリン(661uL、0.0052mol)を加えた。混合物を加熱還流(125℃)し、出発物質が完全に溶解するまで4時間攪拌すると溶液は暗紫色になった。次いで、溶液を冷やし静かに氷上に注いで(30g;非常に発熱するので注意)反応を止めた。次いで、水層を3度CHCl(25mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥し、濃縮し、クロマトグラフィー(100%CHCl)にかけて精製すると、やや黄色の固体として2−クロロ−4−トリフルオロメチル−キノリン(823mg、75%)が得られた。
ESI MS m/e 232.0 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.15-8.09 (m, 2 H), 8.06 (s, 1 H), 8.01-7.97 (m, 1 H), 7.88-7.85 (m, 1 H).
ステップB:3−メトキシ−N−(シス−4−{[4−(トリフルオロメチル)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3−メトキシ−ベンズアミド(50mg、0.20mmol)を含む0.5mL2−プロパノール溶液に2−クロロ−4−トリフルオロメチル−キノリン(56mg、0.24mmol)、及びDIEA(52.6uL、0.30mmol)を加えた。反応混合物をマイクロ波シンセサイザー中、170℃で5時間加熱した。溶媒を除去し得られた油を1mLのDMSOに溶解した。次いで、その化合物をprepLCMSで精製すると、白色固体として3−メトキシ−N−(シス−4−{[4−(トリフルオロメチル)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタート(71.8mg、64%)が得られた。
ESI MS m/e 444.4 M + H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.22 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.79-7.77 (m, 2 H), 7.69 (m, 1 H), 7.50 (s, 1 H), 7.44-7.34 (m, 4 H), 7.09 (dd, J = 8.0, 2.4 Hz 1 H), 4.14 (m, 1 H), 3.87 (m, 1 H), 3.80 (s, 3 H), 1.94-1.92 (m, 2 H), 1.82-1.72 (m, 6 H).
(実施例2522)
3−メトキシ−N−{シス−4−[(キノリン−2−イルメチル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3−メトキシ−N−{シス−4−[(キノリン−2−イルメチル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2510ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 390.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.41 (d, J = 8.8 Hz, 1 H), 8.14 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.99 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.84 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.67 (t, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.55 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 7.43-7.36 (m, 3 H), 7.12-7.10 (m, 1 H), 4.66 (s, 2 H), 4.13 (m, 1 H), 3.85 (s, 3 H), 3.46 (m, 1 H), 2.16-2.05 (m, 4 H), 2.05-1.96 (m, 2 H), 1.85-1.78 (m, 2 H).
(実施例2523)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジンの合成
8mLのテトラヒドロフランに0℃で2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(0.5g、3.07mmol)を溶解した。反応混合物にジメチルアミン(メタノール中2M、3.4mL、6.8mmol)を滴下した。反応混合物を10℃で1.5時間攪拌した反応温度を上昇させないこと。その溶液を濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、20%酢酸エチル及び5%メタノールを含むヘキサン類)で精製すると、白色固体として2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(307mg、58%)が得られた。
ESI MS m/e 172 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.8 (s, 1 H), 3.18 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H).
ステップB:シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(250mg、1.46mmol)を含む2−プロパノール(2.5mL)の懸濁液に、シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(340mg、1.60mmol)及びDIEA(507μL、2.91mmol)を加えた。反応をSmithシンセサイザー中、175℃で4.5時間行った。その溶液を濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、1%MeOHを含むCHCl)で精製すると、淡黄色固体としてシス−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(219mg、43%)が得られた。
ESI MS m/e 350.4 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.80 (s, 1 H), 4.6 (brs, 1 H), 3.94 (brs, 1 H), 3.60 (brs, 1 H), 3.02 (s, 6 H), 2.18 (s, 3 H), 1.85-1.70 (m, 8 H), 1.41 (s, 9 H).
ステップC:シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−4−アミノ−シクロヘキサンの合成
シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(219mg、0.627mmol)を含むDCM(3mL)の懸濁液にトリフルオロ酢酸(2mL)を加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌し濃縮した。数滴のNaHCOを加え、続いてその溶液が塩基性になるまで1MのNaOHを加えた。生成物をHO及びCHClで3度で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮すると黄色油としてシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−4−アミノシクロヘキサン(115.9mg、74%)が得られた。
ESI MS m/e 250.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.60 (s, 1 H), 4.95 (brs, 1 H), 3.90 (brs, 1 H), 2.98 (s, 6 H), 2.80 (brs, 1 H), 2.48 (brs, 2 H), 2.04 (s, 3 H), 1.78 (m, 2 H), 1.62 (m, 4 H), 1.4 (m, 2 H).
ステップD:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−4−アミノシクロヘキサン(30mg、0.12mmol)の懸濁液に4−メチル−ベンゾイルクロリド(15.8μL、0.12mmol)及びDIEA(5滴)を加えた。反応混合物をアルゴンガス下、室温で終夜攪拌した。その溶液を濃縮し生成物をprepHPLCを使用して精製すると白色固体としてN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミドトリフルオロアセタート(29.1mg、50.4%)が得られた。
ESI MS m/e 368 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.70 (s, 1 H), 7.68 (d, J = 8.0 Hz, 2 H), 7.24 (d, J = 8.0 Hz, 2 H), 6.72 (s, 1 H), 4.25 (s, 1 H), 3.23 (s, 6 H), 2.71 (s, 1 H), 2.34 (s, 3 H), 2.27 (s, 3 H), 1.7-1.88 (m, 8 H).
(実施例2524)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド塩酸塩の合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−4−アミノシクロハエキサン(70mg、0.28mmol)を含むDCM(5mL)の懸濁液に3,4−ジフルオロベンゾイルクロリド(50mg、0.28mmol)及びDIEA(45μL、0.28mmol)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH=100:0〜90:10)で精製した。精製した生成物をDCM(3mL)に溶解し2MのHClを含むエチルエーテル(0.3mL)を加えた。20分間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると白色固体としてN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド塩酸塩(26mg、23%)が得られた。
ESI MS m/e 390 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.8 (brs, 1 H), 8.23 (brs, 1 H), 7.80 (m, 2 H), 7.63 (m, 1 H), 7.51 (s, 1 H), 7.40 (d, J = 8.8 Hz, 1 H), 3.74 (brs, 2 H), 3.14 (s, 6 H), 2.11 (s, 3 H), 1.73-1.58 (m, 8 H).
(実施例2525)
3−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2524ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 388 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.7 (brs, 1 H), 8.22 (brs, 1 H), 7.72 (m, 2 H), 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.45 (s, 1 H), 7.42 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.32 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 3.70 (brs, 2 H), 3.10 (s, 6 H), 2.06 (s, 3 H), 1.68-1.54 (m, 8 H).
(実施例2526)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−クロロ−4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジンの合成
100mLのテトラヒドロフランに0℃で2,4−ジクロロ−6−メチルピリミジン(10g、61.3mmol)を溶解した。反応混合物にジメチルアミン(メタノール中2M、67.4mL、134.8mmol)を滴下した。反応混合物を10℃で2.5時間攪拌した。溶液を濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、20%酢酸エチル及び5%メタノールを含むヘキサン類)で精製すると、淡黄色固体として2−クロロ−4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジン(4.18g、40%)が得られた。
ESI MS m/e 172 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.25 (s, 1 H), 3.2 (s, 6 H), 2.64 (s, 3 H).
ステップB:シス−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジン(15mg、0.0874mmol)を含む2−プロパノール(1.7mL)の懸濁液に、シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(20.6mg、0.096mmol)及びDIEA(30.3μL、0.175mmol)を加えた。反応をSmithシンセサイザー中175℃で4.5時間で行った。その溶液を濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、1%MeOHを含むCHCl)で精製すると、淡黄色固体としてシス−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(18.9mg、62%)が得られた。
ESI MS m/e 350.4 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.65 (s, 1 H), 4.75 (brs, 1 H), 4.0 (brs, 1 H), 3.60 (brs, 1 H), 3.05 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.78 (m, 6 H), 1.59 (m, 2 H), 1.44 (s, 9 H).
ステップC:シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−4−アミノシクロヘキサンの合成
シス−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(617mg、1.77mmol)を含むDCM(3mL)の懸濁液にトリフルオロ酢酸(2mL)を加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌し濃縮した。数滴のNaHCOを加え、続いて1MのNaOHを溶液が塩基性になるまで加えた。生成物をHO及びCHClで3度で抽出した。有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、ろ過し濃縮すると、黄色油としてシス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−4−アミノシクロヘキサン(318mg、72%)が得られた。
ESI MS m/e 250 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.52 (s, 1 H), 5.10 (brs, 1 H), 3.88 (brs, 1 H), 3.20 (brs, 2 H), 2.88 (s, 6 H), 2.75 (s, 1 H), 2.04 (s, 3 H), 1.70 (m, 2 H), 1.58 (m, 4 H), 1.38 (m, 2 H).
ステップD:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2523ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 368.4 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) 9.0 (s, 1 H), 7.6 (m, 2 H), 7.22 (s, 1 H), 6.72 (s, 1 H), 5.68 (s, 1 H), 4.2 (s, 1 H), 4.12 (s, 1 H), 3.18 (s, 3 H), 3.08 (s, 3 H), 2.35 (s, 3 H), 2.29 (s, 3 H), 1.85-1.62 (m, 8 H).
(実施例2527)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジン(250mg、1.46mmol)を含む2−プロパノール(1.5mL)の懸濁液に、シス−4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル塩酸塩(330mg、1.59mmol)及びDIEA(0.60mL、3.44mmol)を加えた。反応をSmithシンセサイザー中155℃で1時間行った。溶液を濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、1%MeOHを含むCHCl)で精製すると、淡黄色固体としてシス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(378.9mg、84.7%)が得られた。
ESI MS m/e 307 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.62 (brs, 1 H), 6.21 (s, 1 H), 4.04 (q, J = 6.4 Hz, 2 H), 3.98 (brs, 1 H), 3.15 (s, 6 H), 2.20 (s, 3 H), 1.58-1.80 (m, 8 H), 1.20 (t, J = 6.0 Hz, 3 H).
ステップB:シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)
シクロヘキサンカルボン酸の合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(597.6mg、1.95mmol)を含むHO(10mL)及びエタノール(0.3mL)の懸濁液に、KOH(547mg、9.75mmol)を加えた。反応混合物が均質になるまで70℃で2.5時間攪拌した。反応混合物を氷浴で冷やし、濃HClで酸性にした。生成物をフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0〜10%MeOHを含むCHCl)を使用して精製すると、白色固体としてシス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(302mg、55%)が得られた。
ESI MS m/e 279.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.50 (brs, 1 H), 5.79 (s, 1 H), 4.02 (brs, 1 H), 3.19 (brs, 6 H), 2.49 (brs, 1 H), 2.29 (s, 3 H), 2.05 (m, 2 H), 1.81 (m, 2 H), 1.64 (m, 4 H).
ステップC:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−シクロヘキサンカルボキサミドの合成
3−トリフルオロメチルベンジルアミン(14μL、0.0987mmol)及びシス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(25mg、0.0898mmol)を含むDCM(5mL)の懸濁液に、HATU(37.5mg、0.0987mmol)を加えた。反応混合物をアルゴン下、室温で30秒間攪拌し、トリエチルアミン(5滴)を加えた。反応混合物をアルゴン下、室温で16時間攪拌した。5mLのDCMで希釈することによって反応を止め、続いて飽和NaHCO(5mL)で2度、1MのHCl(5mL)で2度、HO(5mL)で1度洗浄した。生成物を0〜10%MeOHを含むCHClのシリカゲルでろ過することによって精製すると、白色固体としてシス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]−シクロヘキサンカルボキサミド(17.6mg、45%)が得られた。
ESI MS m/e 436 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.01 (brs, 1 H), 7.59 (brs, 1 H), 7.53 (m, 2 H), 7.40 (m, 2 H), 5.76 (s, 1 H), 4.50 (d, J = 6.4 Hz, 2 H), 4.28 (brs, 1 H), 3.19 (s, 6 H), 2.39 (m, 1 H), 2.30 (s, 3 H), 2.0 (m, 2 H), 1.87 (m, 4 H), 1.60 (m, 2 H).
(実施例2528)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(プロピオニルアミノ)ベンジル]−シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−[4−(3−ニトロベンジルカルバモイル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
シス−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸(2.0g、8.2mmol)及び3−ニトロベンジルアミン塩酸塩(1.54g、8.2mmol)を含むDCM(30mL)を、HATU(3.5g、9.02mmol)及びEtN(4mL)の存在下で反応させた。反応混合物をDCMで希釈し、1NのHCl及び水で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH=100:0〜95:5)から2.7g(90%)のシス−[4−(3−ニトロベンジルカルバモイル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルが単離された。
ESI MS m/e 378 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.11 (brs, 1 H), 8.09 (s, 1 H), 7.60 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.48 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.17 (brs, 1 H), 4.72 (brs, 1 H), 4.53 (d, J = 6.0 Hz, 2 H), 3.74 (brs, 1 H), 2.27 (m, 1 H), 1.80-1.71 (m, 6 H), 1.65-1.59 (m, 2 H), 1.45 (s, 9 H).
ステップB:シス−4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸3−ニトロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
シス−[4−(3−ニトロベンジルカルバモイル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.5g、6.6mmol)を、TFAを含むDCM(1:2=23mL)中、室温で2時間反応させた。溶媒を除去した後、残渣をDCM(15mL)に溶解し、2MのHClを含むエチルエーテル(2当量)を加えた。室温で20分間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると黄みがかった白色固体としてシス−4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸3−ニトロ−ベンズアミド塩酸塩(2.0g、95%)が得られた。
ESI MS m/e 278 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.53 (t, J = 6.0 Hz, 1 H), 8.07 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 8.06 (s, 1 H), 7.84 (brs, 2 H), 7.68 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.59 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 4.37 (d, J = 6.4 Hz, 2 H), 3.13 (m, 1 H), 2.40 (m, 1 H), 1.89 (m, 2 H), 1.68 (m, 4 H), 1.57 (m, 2 H).
ステップC:シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸3−ニトロ−ベンジルアミドの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(0.31g、1.8mmol)及びシス−4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸3−ニトロ−ベンジルアミド塩酸塩(0.52g、1当量)を含むIPA(2.5mL)、及びDIEA(0.7mL)をSmithシンセサイザー中で反応させた。反応混合物をDCMで希釈し、1NのHCl及び水で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。未精製の化合物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH=100:0〜90:10)で精製すると0.23g(31%)のシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸3−ニトロ−ベンジルアミドが得られた。
ESI MS m/e 413 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.11 (brs, 1 H), 8.03 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.95 (brs, 1 H), 7.62 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.43 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.28 (s, 1 H), 4.51 (d, J = 5.6 Hz, 2 H), 4.33 (m, 1 H), 3.23 (s, 6 H), 2.39 (m, 1 H), 2.22 (s, 3 H), 2.02 (m, 2 H), 1.86 (m, 4 H), 1.60 (m, 2 H).
ステップD:シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸3−アミノ−ベンジルアミドの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸3−アミノ−ベンジルアミド(0.21g、0.5mmol)及び10%Pd/C(50mg)を含むEtOH(10mL)の溶液を終夜、H雰囲気下、室温で攪拌した。反応混合物をセライトパッドでろ過した。揮発性溶媒を除去後、残渣を短いシリカゲルパッド(DCM/MeOH=100:0〜80:20)から精製すると、所望の生成物として0.18g(95%)のシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸3−アミノ−ベンジルアミドが得られた。
ESI MS m/e 383 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.29 (s, 1 H), 7.03 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.64 (m, 2 H), 6.51 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 4.33 (d, J = 5.6 Hz, 2 H), 4.25 (brs, 1 H), 3.19 (s, 6 H), 2.32 (m, 1 H), 2.19 (s, 3 H), 1.97-1.78 (m, 6 H), 1.62 (m, 2 H).
ステップE:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(プロピオニルアミノ)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミドの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸3−アミノ−ベンジルアミド(30mg、0.075mmol)及びプロピオニルクロリド(7mg、0.075mmol)を触媒EtN(7滴)の存在下で反応させた。生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH=100:0〜90:10)から精製すると、シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(プロピオニルアミノ)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミド(11mg、32%)が得られた。
ESI MS m/e 439 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.63 (brs, 1 H), 7.92 (brs, 1 H), 7.35 (s, 1 H), 7.28 (s, 1 H), 7.21 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.92 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.46 (brs, 1 H), 4.42 (d, J = 6.0 Hz, 2 H), 4.23 (m, 1 H), 3.22 (s, 6 H), 2.47 (d, J = 7.6 Hz, 2 H), 2.33 (m, 1 H), 2.22 (s, 3 H), 1.95-1.90 (m, 6 H), 1.63 (m, 2 H), 1.22 (t, J = 7.6 Hz, 3 H).
(実施例2529)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(イソブチリルアミノ)ベンジル]−シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(イソブチリルアミノ)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミドの合成
実施例2528ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 453 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.80 (brs, 1 H), 8.10 (brs, 1 H), 7.93 (brs, 1 H), 7.39 (s, 1 H), 7.23 (s, 1 H), 7.18 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.91 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.69 (brs, 1 H), 4.40 (d, J = 5.6 Hz, 2 H), 4.22 (m, 1 H), 3.23 (s, 6 H), 2.74 (m, 1 H), 2.33 (m, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.96-1.87 (m, 6 H), 1.60 (m, 2 H), 1.22 (d, J = 6.4 Hz, 6 H).
(実施例2530)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{3−[(3−メチルブタノイル)アミノ]−ベンジル}シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{3−[(3−メチルブタノイル)アミノ]ベンジル}シクロヘキサンカルボキサミドの合成
実施例2528ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 467 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.62 (brs, 1 H), 8.04 (brs, 1 H), 7.91 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 7.35 (s, 1 H), 7.26 (s, 1 H), 7.20 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.93 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.59 (brs, 1 H), 4.42 (d, J = 5.2 Hz, 2 H), 4.22 (m, 1 H), 3.23 (s, 6 H), 2.33 (m, 1 H), 2.31 (d, J = 7.2 Hz, 2 H), 2.23 (m, 1 H), 2.21 (s, 3 H), 1.96-1.87 (m, 6 H), 1.62 (m, 2 H), 1.00 (d, J = 6.0 Hz, 6 H).
(実施例2531)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{3−[(2,2−ジメチル−プロパノイル)アミノ]ベンジル}シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{3−[(2,2−ジメチルプロパノイル)アミノ]ベンジル}シクロヘキサンカルボキサミドの合成
実施例2528ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 467 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.84 (brs, 1 H), 7.78 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.40 (s, 1 H), 7.25 (s, 1 H), 7.22 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.00 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.85 (brs, 1 H), 4.41 (d, J = 5.6 Hz, 2 H), 4.23 (m, 1 H), 3.23 (s, 6 H), 2.34 (m, 1 H), 2.22 (s, 3 H), 1.99-1.84 (m, 6 H), 1.60 (m, 2 H), 1.33 (s, 9 H).
(実施例2532)
シス−N−{3−[(シクロブチルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−N−{3−[(シクロブチルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドの合成
実施例2528ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 465 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.50 (brs, 1 H), 8.23 (brs, 1 H), 7.93 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.33 (s, 1 H), 7.24 (s, 1 H), 7.20 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 6.92 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 6.76 (brs, 1 H), 4.41 (d, J = 5.6 Hz, 2 H), 4.23 (m, 1 H), 3.33 (m, 1 H), 3.24 (s, 6 H), 2.35 (m, 4 H), 2.21 (s, 3 H), 2.18 (m, 1 H), 2.00-1.87 (m, 8 H), 1.60 (m, 2 H).
(実施例2533)
シス−N−{3−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−N−{3−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドの合成
実施例2528ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 479 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.47 (brs, 1 H), 8.10 (brs, 1 H), 7.91 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 7.35 (s, 1 H), 7.26 (s, 1 H), 7.20 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 6.93 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.61 (brs, 1 H), 4.42 (d, J = 5.6 Hz, 2 H), 4.22 (m, 1 H), 3.22 (s, 6 H), 2.85 (m, 1 H), 2.33 (m, 1 H), 2.21 (s, 3 H), 2.00-1.88 (m, 10 H), 1.75 (m, 2 H), 1.60 (m, 4 H).
(実施例2534)
シス−N−{3−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−N−{3−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドの合成
実施例2528ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 493 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.30 (brs, 1 H), 8.01 (brs, 1 H), 7.86 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.36 (s, 1 H), 7.26 (s, 1 H), 7.20 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 6.94 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.65 (brs, 1 H), 4.41 (d, J = 5.2 Hz, 2 H), 4.22 (m, 1 H), 3.22 (s, 6 H), 2.35 (m, 2 H), 2.21 (s, 3 H), 196-1.28 (m, 18 H).
(実施例2535)
シス−N−{3−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド
ステップA:シス−N−{3−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]ベンジル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドの合成
実施例2528ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 451 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.10 (brs, 1 H), 7.93 (m, 1 H), 7.36 (s, 1 H), 7.25 (s, 1 H), 7.19 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 6.90 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 6.50 (brs, 1 H), 4.43 (d, J = 6.0 Hz, 2 H), 4.23 (m, 1 H), 3.23 (s, 6 H), 2.33 (m, 1 H), 2.21 (s, 3 H), 1.96-1.88 (m, 7 H), 1.63 (m, 2 H), 1.03 (m, 2 H), 0.79 (m, 2 H).
(実施例2536)
N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−[(3−メチルブタノイル)アミノ]ベンズアミド
ステップA:{シス−4−[(3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミド酸tert−ブチルエステルの合成
シス−(4−アミノメチルシクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.55g、6.8mmol)及び3−ニトロベンゾイルクロリド(1.25g、6.8mmol)の混合物を室温で終夜攪拌し、DCMで希釈し1N−HCl及び水で洗浄し濃縮した。粗生成物をDCM/MeOH(100:0〜90:10)の短いシリカゲルパッドによって予備精製すると、1.5g(75%)の{シス−4−[(3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルが得られた。
ESI MS m/e 378 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.54 (t, J = 2.0 Hz, 1 H), 8.33 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 8.14 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.63 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 6.31 (brs, 1 H), 4.62 (brs, 1 H), 3.73 (brs, 1 H), 3.41 (t, J = 6.4 Hz, 2 H), 1.72-1.57 (m, 7 H), 1.44 (s, 9 H), 1.32 (m, 2 H).
ステップB:シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3−ニトロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
{シス−4−[(3−ニトロ−ベンゾイルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.4g、3.7mmol)を含むDCM/TFA(1:1=13mL)を室温で2時間攪拌した。揮発性溶媒を除去後、残渣をDCM(10mL)に溶解し、2M−HClを含むエーテル(4mL)を加えた。室温で20分間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると所望の生成物として1.2g(82%)のシス−N−(4−アミノシクロヘキシルメチル)−3−ニトロ−ベンズアミド塩酸塩が得られた。
ESI MS m/e 278 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.91 (t, J = 5.6 Hz, 1 H), 8.65 (m, 1 H), 8.36 (d, J = 2.0 Hz, 1 H), 8.29 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.97 (brs, 2 H), 7.74 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 3.25 (t, J = 6.8 Hz, 2 H), 3.13 (brs, 1 H), 1.77 (m, 1 H), 1.65-1.61 (m, 4 H), 1.51 (m, 4 H).
ステップC:シス−N−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3−ニトロ−ベンズアミドの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(0.25g、1.46mmol)、シス−N−(4−アミノシクロヘキシルメチル)−3−ニトロ−ベンズアミド塩酸塩(0.46g)を含むIPA(2mL)、及びDIEA(0.46mL)の溶液をSmithシンセサイザー中、155℃で1時間10分反応させた。反応混合物をDCMで希釈し1N−HCl及び水で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。粗製化合物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM/MeOH=100:0〜90:10)で精製すると0.23g(38%)のシス−N−[4−(4−ジメチルアミノ5−メチルピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3−ニトロ−ベンズアミドが得られた。
ESI MS m/e 413.2 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.73 (t, J = 2.0 Hz, 1 H), 8.34 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 8.28 (d, J = 8.0 Hz,, 1 H), 8.20 (brs, 1 H), 7.60 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.35 (brs, 1 H), 7.25 (s, 1 H), 4.18 (m, 1 H), 3.48 (t, J = 4.8 Hz, 2 H), 3.24 (s, 6 H), 2.21 (s, 3 H), 1.89-1.57 (m, 9 H).
ステップD:N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−3−[(3−メチルブタノイル)アミノ]ベンズアミドの合成
シス−N−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3−ニトロ−ベンズアミド(0.22g、0.53mmol)及び10%Pd/C(30mg)を含むEtOH(15mL)の溶液を終夜H雰囲気下、室温で攪拌した。反応混合物をセライトパッドでろ過した。揮発性溶媒を除去後、残渣を短いシリカゲルパッド(DCM/MeOH=100:0〜80:20)より精製すると0.19g(95%)のやや黄みを帯びた油が得られた。実施例2528ステップEの手順を使用して、17mg(0.04mmol)のこの油をイソバレリルクロリド(5mg、0.04mmol)と反応させるとN−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−[(3−メチルブタノイル)アミノ]ベンズアミド(9mg、47%)が得られた。
ESI MS m/e 467.6 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.11 (brs, 1 H), 8.22 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 8.04 (s, 1 H), 7.55 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.34 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.30 (s, 1 H), 6.42 (m, 1 H), 4.14 (m, 1 H), 3.43 (t, J = 4.8 Hz, 2 H), 3.19 (s, 6 H), 2.33 (d, J = 6.8 Hz, 2 H), 2.25 (m, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.94 (m, 2 H), 1.72-1.59 (m, 7 H), 1.02 (d, J = 6.4 Hz, 6 H).
(実施例2537)
N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(プロピオニルアミノ)ベンズアミド
ステップA:N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−3−(プロピオニルアミノ)ベンズアミドの合成
実施例2536ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 439 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.10 (brs, 1 H), 8.23 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 8.02 (s, 1 H), 7.55 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.35 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.29 (s, 1 H), 6.36 (m, 1 H), 4.16 (brs, 1 H), 3.47 (m, 2 H), 3.21 (s, 6 H), 2.50 (q, J = 7.6 Hz, 2 H), 2.21 (s, 3 H), 1.95 (m, 2 H), 1.72-1.61 (m, 7 H), 1.25 (t, J = 7.2 Hz, 3 H).
(実施例2538)
N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(イソブチリルアミノ)ベンズアミド
ステップA:N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−3−(イソブチリルアミノ)ベンズアミドの合成
実施例2536ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 453 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.09 (brs, 1 H), 8.23 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 8.07 (s, 1 H), 7.55 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.34 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.29 (s, 1 H), 6.38 (m, 1 H), 4.16 (brs, 1 H), 3.45 (m, 2 H), 3.21 (s, 6 H), 2.73 (m, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.95 (m, 2 H), 1.72-1.61 (m, 7 H), 1.26 (d, J = 6.8 Hz, 6 H).
(実施例2539)
3−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド
ステップA:3−[(シクロプロピルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミドの合成
実施例2536ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 451 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.60 (brs, 1 H), 8.22 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 8.03 (s, 1 H), 7.56 (brs, 1 H), 7.55 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.32 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.28 (s, 1 H), 6.41 (m, 1 H), 4.15 (brs, 1 H), 3.45 (m, 2 H), 3.21 (s, 6 H), 2.20 (s, 3 H), 1.95 (m, 2 H), 1.89 (m, 1 H), 1.72-1.61 (m, 7 H), 1.05 (m, 2 H), 0.82 (m, 2 H).
(実施例2540)
3−[(シクロブチルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド
ステップA:3−[(シクロブチルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミドの合成
実施例2536ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 465 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.90 (brs, 1 H), 8.21 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 8.04 (s, 1 H), 7.54 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.34 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.31 (s, 1 H), 6.41 (m, 1 H), 4.14 (brs, 1 H), 3.43 (t, J = 5.2 Hz, 2 H), 3.34 (m, 1 H), 3.19 (s, 6 H), 2.41 (m, 2 H), 2.23 (m, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 2.02-1.88 (m, 4 H), 1.72-1.55 (m, 8 H).
(実施例2541)
3−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド
ステップA:3−[(シクロペンチルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミドの合成
実施例2536ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 479 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.14 (brs, 1 H), 8.22 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 8.07 (s, 1 H), 7.54 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.33 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.29 (s, 1 H), 6.43 (m, 1 H), 4.14 (brs, 1 H), 3.44 (t, J = 5.2 Hz, 2 H), 3.19 (s, 6 H), 2.91 (m,1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.98-1.59 (m, 17 H).
(実施例2542)
3−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド
ステップA:3−[(シクロヘキシルカルボニル)アミノ]−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミドの合成
実施例2536ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 479 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.94 (brs, 1 H), 8.17 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 8.05 (s, 1 H), 7.54 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.33 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.30 (s, 1 H), 6.44 (m, 1 H), 4.13 (brs, 1 H), 3.42 (t, J = 5.2 Hz, 2 H), 3.19 (s, 6 H), 2.42 (m,1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.98-1.52 (m, 15 H), 1.29 (m, 4 H).
(実施例2543〜2553)
実施例2497に記載されるのと同様の方式で、2543〜2553の化合物を適当な酸塩化物及びステップDのアミン中間生成物を使用して調製した。
(実施例2554〜2557)
実施例2502に記載されるのと同様の方式で、2554〜2557の化合物を適当なカルボン酸及び実施例2497ステップDのアミン中間生成物を使用して調製した。
(実施例2558〜2561)
実施例2515に記載されるのと同様の方式で、2558〜2561の化合物を適当なイソシアナート及び実施例2497ステップDのアミン中間生成物を使用して調製した。
(実施例2562及び2563)
実施例2523に記載されるのと同様の方式で、2562及び2563の化合物を適当な酸塩化物及びステップCのアミン中間生成物を使用して調製した。
(実施例2564〜2570)
2564〜2570の化合物を実施例2526に記載されるのと同様の方式で、適当な酸塩化物及びステップCのアミン中間生成物を使用して調製した。
(実施例2571〜2587)
実施例2527に記載されるのと同様の方式で、2571〜2587の化合物を適当なベンジルアミン及びステップBのカルボン酸中間生成物を使用して調製した。
Figure 2006124387

Figure 2006124387

Figure 2006124387
(実施例2588)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.18g、10mmol)を含む無水ベンゼン(25mL)の溶液に静かに3,5−ビストリフルオロメチルベンゾイルクロリド(2.8g、1当量)を加え、続いてN雰囲気下、室温でEtN(〜3mL)を加えた。その際、固形塩が形成され攪拌が困難になる。さらに2時間室温で反応混合物を勢いよく攪拌し、飽和NaHCO(3度)及び水(1度)で洗浄し、MgSOで乾燥し、濃縮すると[シス−4−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンゾイルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4.5g、99%)が得られ、これをさらに精製することをせずに次の反応に使用した。ESI MS m/e 455 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.16 (s, 2 H), 7.98 (s, 1 H), 6.12 ( bs, 1 H), 4.58 (bs, 1 H), 4.11 (m, 1 H), 3.69 (bs, 1 H), 1.95-1.65 (m, 8 H), 1.44 (s, 9 H).
[シス−4−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンゾイルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4.5g、10mmol)を、DCM(20mL)に溶解し、TFA(10mL)を反応混合物に加えた。室温で1.5時間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると、粘性油として粗製N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタートが得られた。粗生成物に水(〜50mL)を添加し、5〜10分間振盪することによって沈殿物が形成された。沈殿物をろ過し水で洗浄し乾燥した。3.98(82%)のN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。ESI MS m/e 355 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.62 (bd, 1 H, J = 4.8 Hz), 8.47 (s, 2 H), 8.29 (s, 1 H), 7.84 ( bs, 3 H), 3.91 (bs, 1 H), 3.16 (bs, 1 H), 1.94 (m, 2 H), 1.75-1,66 (m, 6 H).
ステップB:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(0.25g、1.45mmol)、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビストリフルオロメチルベンズアミドトリフルオロアセタート(0.68g、1当量)、DIEA(0.5mL、2当量)、及びtert−BuOH(2.5mL)を入れた密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で2時間反応させた。95%を超える変換がLC−MSによって観察された。反応混合物をDCMで希釈し希HCl及び水で洗浄し乾燥し濃縮した。0.35g(48%)のN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドを、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;DCM:MeOH=100:0〜95:5)で単離した。
この中性化合物を含むDCM(10mL)溶液に、4M−HClを含むジオキサン(0.4mL、2当量)を加えた。室温で30分間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると白色粉末としてN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩が得られた。ESI MS m/e 490 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.1 (bs, 1 H), 8.78 (bd, 1 H, J = 5.6 Hz), 8.48 (s, 2 H), 8.28 (s, 1 H), 8.05 (bd, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.62 (s, 1 H), 3.91 (bs, 2 H), 3.26 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.87 (m, 2 H), 1.73 (bs, 6 H).
(実施例2589)
N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−(4−アミノメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.1g、4.8mmol)を含む乾燥ベンゼン(15mL)溶液に3,5−ビストリフルオロメチルベンゾイルクロリド(1.33g、1当量)を加え、続いて室温N下でEtN(2mL)加えた。反応混合物をさらに2時間室温で攪拌し、飽和NaHCO(3度)及び水(1度)で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。粗製{シス−4−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンゾイルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルをさらに精製することをせずに次の反応に使用した。
{シス−4−[(3,5−ビストリフルオロメチル−ベンゾイルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.1g、4.5mmol)を含むDCM(10mL)溶液に室温でTFA(5mL)を加えた。周囲温度で1.5時間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると粘性油として粗製N−(シス−4−アミノシクロヘキシルメチル)−3,5−ビストリフルオロメチルベンズアミドトリフルオロアセタートが得られた。粗生成物に水(〜40mL)を添加後、5〜10分間振盪すると沈殿物が形成された。沈殿物をろ過し水で洗浄し乾燥した。1.40(61%)のN−(シス−4−アミノシクロヘキシルメチル)−3,5−ビストリフルオロメチルベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/e 369 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.97 (bs, 1 H), 8.47 (s, 2 H), 8.29 (s, 1 H), 7.78 (bs, 3 H), 3.29 (t, 2 H, J = 6.8 Hz), 3.15 (bs, 1 H), 1.78 (bs, 1 H), 1.66 (m, 4 H), 1.52 (m, 4 H).
ステップB:N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(0.21g、1.2mmol)、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタート(0.6g、1当量)、DIEA(0.45mL、2当量)、及びtert−BuOH(2.5mL)を入れた密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で185℃で1.6時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し希HCl及び水で洗浄し、乾燥し濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;DCM:MeOH=100:0〜95:5)で精製した。0.3g(50%)のN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドを単離した。
中性化合物を含むDCM(10mL)溶液に4M−HClを含むジオキサン(0.3mL、2当量)を加えた。周囲温度で30分間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると白色粉末としてN−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩が得られた。ESI MS m/e 504 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.5 (bs, 1 H), 8.79 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 8.43 (s, 2 H), 7.93 (s, 1 H), 7.50 (bs, 1 H), 7.15 (d, 1 H, J = 4.4 Hz), 4.23 (bs, 1 H), 3.51 (bs, 2 H), 3.27 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.89-1.82 (m, 5 H), 1.66-1.60 (m, 4 H).
(実施例2590)
N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
各試験管に2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(0.4g、2.3mmol)、シス−(4−アミノシクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(0.61g、1当量)、DIEA(0.8mL、2当量)、及びt−BuOH(2.5mL)を入れた6本の密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で185℃で6500秒間反応させた。反応の終了をLC−MSによって確かめた。反応混合物を混合しDCMで希釈し1N−HCl(2度)及び水(1度)で洗浄し無水MgSOで乾燥した。有機物を濃縮しカラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:DCM:MeOH=1:5:0〜0:95:5)によって精製した。溶媒を除去すると3.2g(58%)のN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルが得られた。
ESI MS m/z 398 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.00 (bs, 1 H), 7.36 (m, 6 H), 5.10 (s, 3 H, NH-は重複していた), 4.12 (bs, 1 H), 3.24 (s, 6 H), 3.14 (t, 2 H, J = 6.4 Hz), 2.22 (s, 3 H), 1.88-1.50 (m, 9 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]アミンの合成
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(3.0g、7.5mmol)及び10%Pd/C(0.12g)を含むEtOH(20mL)の不均一な混合物を終夜H雰囲気下で室温で攪拌した。出発物質の全てのCbzが切断されたが、これはESI MSによって確かめられた。反応混合物をセライトパッドでろ過し有機物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM:MeOH=100:0〜80:20)によって精製した。1.5g(75%)のN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]アミンをやや黄みを帯びた粉末として単離した。
ESI MS m/z 264 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) ( 7.70 (bs, 2 H), 7.60 (s, 1 H), 6.05 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 3.89 (bs, 1 H), 2.96 (s, 6 H), 2.71 (d, 2 H, J = 6.8 Hz), 2.08 (s, 3 H), 1.70-1.45 (m, 9 H).
ステップC:N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]アミン(25mg、0.01mmol)を含むDCM(1.0mL)溶液に、4−トリフルオロメトキシベンゾイルクロリド(21mg、1当量)を加え、続いてEtN(30(L)を加えた。反応混合物を室温で4時間攪拌し濃縮し分取HPLCにより精製した。20mg(38%)のN−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/z 452 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) ( 13.9 (bs, 1 H), 8.36 (bd, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.88 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.27 (s, 1 H), 7.23 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.08 (bs, 1 H), 4.17 (bs, 1 H), 3.42 (t, 2 H, J = 5.6 Hz), 3.28 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.91-1.78 (m, 3 H), 1.65-1.55 (m, 6 H).
(実施例2591)
3,5−ジクロロ−N−[シス−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−メチル)シクロヘキシル]ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミンの合成
各試験管に2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(0.4g、2.3mmol)、シス−(4−アミノメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.53g、1当量)、DIEA(0.7mL、2当量)、及びt−BuOH(2mL)を入れた6本の密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で185℃で7000秒間反応させた。ESI MSによって出発物質は全て消費されたことを確認した。反応混合物を混合しDCMで希釈し1N−HCl(2度)及び水(1度)で洗浄した。有機物を濃縮し、さらに精製を行うことなく次のステップへ進めた。
粗製N−{シス−4−[(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルを、DCM(15mL)に溶解しTFA(10mL)を加えた。1.5時間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると粘性油としてN−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミントリフルオロアセタートが得られた。その粘性油を飽和NaOH(15mL)で処理し、塩基性水層をDCM(2度)で抽出して非極性有機不純物を除去し、その水溶液を濃縮して固形残渣を得た。固形残渣を数度DCM/MeOH(3/1)抽出し、溶媒を除去するとやや黄みを帯びた粉末として中性N−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミン(1.5g、41%)が得られた。
ESI MS 264 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.60 (s, 1 H), 5.05 (bs, 1 H), 3.29 (t, 2 H, J = 6.4 Hz), 3.03 (s, 7 H, CH-NH2は重複していた), 2.54 (bs, 2 H), 2.13 (s, 3 H), 1.72 (bm, 1 H), 1.59-1.45 (m, 8 H).
ステップB:3,5−ジクロロ−N−[シス−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
N−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミン(28mg、0.01mmol)を含むベンゼン/DCM(2/1、1.5mL)溶液に、3,5ジクロロベンゾイルクロリド(22mg、1当量)を加え、続いてEtN(30μL)を加えた。反応混合物を室温で3時間攪拌し濃縮し分取HPLCにより精製した。30mg(51%)の3,5−ジクロロ−N−[シス−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/e 436 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.7 (bs, 1 H), 8.71 (bs, 1 H), 7.61 (d, 2 H, J = 1.6 Hz), 7.44 (t, 1 H, J = 1.6 Hz), 7.29 (s, 1 H), 6.59 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 4.23 (bm, 1 H), 3.36 (t, 2 H, J = 6.0 Hz), 3.29 (s, 6 H), 2.24 (s, 3 H), 1.81 (m, 3 H), 1.68 (m, 4 H), 1.45 (m, 2 H).
(実施例2592)
N−[シス−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミンの合成
各試験管に2−クロロ−4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジン(0.4g、2.3mmol)、シス−(4−アミノメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.53g、1当量)、DIEA(0.7mL、2当量)、及びt−BuOH(2mL)を入れた6本の密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で185℃で6500秒間反応させた。反応をLC−MSによってモニターした。反応混合物を混合しDCMで希釈し1N−HCl(2度)及び水(1度)で洗浄した。有機物を濃縮し、さらに精製を行うことなく脱保護を実施した。
N−{シス−4−[(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルを含むDCM(15mL)溶液に、TFA(10mL)を加えた。反応混合物を室温で1.5時間攪拌し、揮発性溶媒を除去すると粘性油としてN−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミントリフルオロアセタートが得られた。その粘性油を飽和NaOH(15mL)で処理し、塩基性水層をDCM(2度)で抽出し、その水溶液を濃縮して固形残渣を得た。固形残渣を数度DCM/MeOH(3/1)で抽出し、溶媒を除去するとやや黄みを帯びた粉末として中性N−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミン(2.1g、57%)が得られた。
ESI MS m/e 264 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 5.91 (bs, 1 H), 5.65 (s, 1 H), 3.33 (t, 2 H, J = 6.4 Hz), 3.06 (s, 6 H), 2.97 (m, 1 H), 2.27 (bs, 2 H), 2.11 (s, 3 H), 1.70 (m, 1 H), 1.59-1.45 (m, 8 H).
ステップB:N−[シス−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−メチル)シクロヘキシル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
N−シス−4−[(4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジン−2−イルアミノ)−メチル]−シクロヘキシルアミン(20mg、0.008mmol)を含むベンゼン/DCM(2/1、1.5mL)溶液に、3,5−ビストリフルオロメチルベンゾイルクロリド(21mg、1当量)を加え、続いてEtN(30μL)を加えた。反応混合物を室温で3時間攪拌し濃縮し分取HPLCにより精製した。25mg(53%)のN−[シス−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/e 504 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.9 (bs, 1 H), 8.86 (bs, 1 H), 8.25 (s, 2 H), 7.96 (s, 1 H), 7.30 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 5.74 (s, 1 H), 4.40 (bm, 1 H), 3.42 (t, 2 H, J = 6.0 Hz), 3.26 (s, 3 H), 3.13 (s, 3 H), 2.33 (s, 3 H), 1.91-1.60 (m, 9 H).
(実施例2593)
4−クロロ−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
各試験管に2−クロロ−4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジン(0.4g、2.3mmol)、シス−(4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(0.61g、1当量)、DIEA(0.8mL、2当量)、及びt−BuOH(2.5mL)を入れた6本の密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で6500秒間反応させた。反応混合物を混合しDCMで希釈し1N−HCl(2度)及び水(1度)で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;ヘキサン:DCM:MeOH=1:5:0〜0:95:5)によって精製すると4.8g(86%)のN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルが得られた。
ESI MS m/z 398 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.40 (bs, 1 H), 7.38 (m, 5 H), 5.70 (s, 1 H), 5.10 (s, 3 H, NH-は重複していた), 4.17 (bs, 1 H), 3.14 (bs, 6 H), 3.12 (t, 2 H, J = 6.0 Hz), 2.32 (s, 3 H), 1.90-1.50 (m, 9 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]アミンの合成
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(4.5g、11.3mmol)及び10%Pd/C(0.20g)を含むEtOH(25mL)の不均一溶液を、終夜H雰囲気下室温で攪拌した。反応混合物をセライトパッドでろ過し有機物を濃縮し、カラムクロマトグラフィー(シリカゲル、DCM:MeOH=100:0〜80:20)によって精製した。2.2g(76%)のN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]アミンをやや黄みを帯びた粉末として単離した。
ESI MS m/e 264 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.82 (bs, 1 H), 5.72 (s, 1 H), 4.40 (bs, 2 H), 4.15 (bm, 1 H), 3.16 (s, 6 H), 2.84 (d, 2 H, J = 6.8 Hz), 2.32 (s, 3 H), 1.80 (m, 2 H), 1.70-1.45 (m, 7 H).
ステップC:4−クロロ−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]アミン(25mg、0.01mmol)を含むDCM/ベンゼン(3/1,1.0mL)溶液に、4−クロロベンゾイルクロリド(17mg、1当量)を加え、続いてEtN(30μL)を加えた。反応混合物を室温で4時間攪拌し濃縮し分取HPLCにより精製した。25mg(51%)の4−クロロ−N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/e 402 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.8 (bs, 1 H), 8.60 (bd, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.78 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.35 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.03 (bm, 1 H), 5.71 (s, 1 H), 4.20 (bs, 1 H), 3.42 (t, 2 H, J = 6.0 Hz), 3.22 (s, 3 H), 3.10 (s, 3 H), 2.31 (s, 3 H), 1.91-1.78 (m, 3 H), 1.65-1.55 (m, 6 H).
(実施例2594)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メチル−フェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩
ステップA:シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステルの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(0.28g、1.6mmol)、シス−4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル塩酸塩(0.33g、1当量)、DIEA(0.65mL、2当量)を含むIPA(2mL)の懸濁液を入れた密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で155℃で1時間反応させた。その溶液をDCMで希釈し1N−HCl及び水で洗浄し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、1%MeOHを含むCHCl)で精製すると、淡黄色固体としてシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(0.3g、60%)が得られた。
ESI MS m/e 307 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.66 (s, 1 H), 4.72 (bd, 1 H, J = 6.8 Hz), 4.13 (q, 2 H, J = 6.8 Hz), 3.96 (bs, 1 H), 3.01 (s, 6 H), 2.44 (m, 1 H), 2.13 (s, 3 H), 1.89 (m, 2H), 1.72 (m, 6 H), 1.25 (t, 3 H, J = 6.8 Hz).
ステップB:シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸の合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(0.25g、0.8mmol)を含む4N−HCl(10mL)の懸濁液を85℃で4時間攪拌した。反応の進行をLC−MSによってモニターした。反応混合物を室温に冷却し、減圧して完全に揮発性溶媒を除去すると白色粉末としてシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(0.2g、90%)が得られた。
ESI MS m/e 279 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.95 (bs, 1 H), 7.43 (s, 1 H), 3.94 (bs, 1 H), 3.28 (bs, 6 H), 2.49 (bs, 1 H), 2.25 (s, 3 H), 2.04 (m, 2 H), 1.82 (m, 2 H), 1.73 (m, 4 H)COOHは、観察されなかった。
ステップC:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メチルフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩の合成
(S)−1−(4−メチルフェニル)−エチルアミン(12mg、1当量)及びシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(24mg、0.09mmol)を含むDCM(2mL)の懸濁液に、HATU(36mg、1.1当量)を加えた。反応混合物をアルゴン下室温で30秒攪拌しトリエチルアミン(5滴)を加えた。反応混合物を終夜室温で攪拌した。反応混合物をDCMで希釈し飽和NaHCO(2度)及びHO(1度)で洗浄し濃縮した。カラムクロマトグラフィー(シリカゲル;DCM:MeOH=100:0〜94:6)によって精製するとシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸(S)−(1−p−トリル−エチル)−アミド(15mg、43%)が得られた。そのアミドを含むDCM(1mL)溶液に、4M−HClを含むジオキサン(50μL)を加えた。反応混合物を室温で30分間攪拌し揮発性溶媒を除去すると白色粉末としてシス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メチルフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩が得られた。
ESI MS m/e 396 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.0 (bs, 1 H), 8.14 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.68 (bs, 1 H), 7.54 (s, 1 H), 7.14 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 7.07 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 4.84 (m, 1 H), 4.01 (bs, 1 H), 3.24 (s, 6 H), 2.27 (m, 1 H), 2.25 (s, 3 H), 2.22 (s, 3 H), 1.80-1.54 (m, 8 H), 1.29 (d, 3 H, J = 6.8 Hz).
(実施例2595)
2,2−ジフルオロ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:2,2−ジフルオロ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
2−(3,5−ジメトキシ−4−ホルミル)フェノキシエチルポリスチレン樹脂(1.0g;0.94mmol/g)及びメチルアミン(0.0122mol)を含む15mLのCHClを、ガラスフィルター付き(fritted)合成フラスコ中で懸濁させた。この懸濁液にNaBH(OAc)(0.0122mol)を含むCHCl(15mL)の溶液を加えた。混合物を終夜ロータリーシェーカーで振盪後、溶液をろ過によって除去した。得られた樹脂結合N−メチルアミンを順次CHCl、DMF、及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。樹脂結合N−メチルアミンを減圧して20分間乾燥した。
樹脂結合NメチルアミンをDMF(10mL)に懸濁させた。樹脂懸濁液に2,4−ジクロロ−5−メチル−ピリミジン(1.41mmol)を加え、続いてトリエチルアミン(0.393mL、2.82mmol)を加えた。反応混合物を終夜40℃で振盪した。その溶液をろ過により除去し、樹脂を順次DMF、CHCl及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧して20分間乾燥した。
樹脂結合中間生成物を3部分に分割し、各部分を5mLのSmithシンセサイザー反応槽に移した。樹脂(0.282mmol)を別々にIPA/H0(3mL)の1:1溶液に懸濁させた。各懸濁液にシス−1,4−ジアミノ−シクロヘキサン(0.85mmol)及びDIEA(0.295mL;1.69mmol)を加えた。反応混合物をマイクロ波シンセサイザー中で180℃で4.5時間加熱した。樹脂を一緒に合わせ、溶液をろ過により除去した。その樹脂を順次IPA、HO、MeOH、CHCl、及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を3度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧して20分間乾燥した。
樹脂結合中間生成物をDMF(10mL)に懸濁させた。樹脂懸濁液にその2,2−ジフルオロ−ベンゾ[1,3]ジオキソール5−カルボニルクロリド(0.94mmol)及びトリエチルアミン(0.256mL;1.88mol)を加えた。反応混合物をロータリーミキサー中で室温で45分間振盪した。その溶液をろ過により除去し、樹脂を順次DMF、CHCl、MeOHで洗浄した。一連の洗浄を3度繰り返した。
減圧して20分乾燥後、その樹脂を15mLのTFA溶液(TFA/CHCl/H020:20:1v/v)で処理した。反応混合物を2時間振盪し、TFA溶液をろ過後に集めた。TFAをロータリーエバポレータによって除去し、その化合物を分取HPLCにかけて精製すると白色固体として2,2−ジフルオロ−N−(シス−4−{[5−メチル4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミドトリフルオロアセタート(8.6mg、5%)が得られた。
ESI MS m/e 420.5 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.21 (d, J = 4 Hz, 1H), 7.75-7.67 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.28 (d, J = 8 Hz, 1H), 3.99 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 1.99 (s, 3H), 1.95-1.71 (m, 8H).
(実施例2596)
5−ブロモ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フルアミドトリフルオロアセタート
ステップA:5−ブロモ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フルアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 408.2 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.41 (s, 1H), 7.10 (s, 1H), 6.60 (s, 1H), 4.08-3.97 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 1.99 (s, 3H), 1.95-1.71 (m, 8H).
(実施例2597)
3,5−ジブロモ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3,5−ジブロモ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 496.2 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.37 (m, J = 4 Hz, 1H), 8.02-7.91 (m, 3H) 7.41 (s, 1H), 4.12 -3.97 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 1.99 (s, 3H), 1.95-1.71 (m, 8H).
(実施例2598)
3−フルオロ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3−フルオロ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 426.4 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.02 (m, 1H), 7.98 (d, J = 4 Hz, 1H) 7.68 (d, J = 4 Hz 1H), 7.43-7.41 (s, 1H) 4.31 -3.81 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 1.87 (s, 3H), 1.87-1.73 (m, 8H).
(実施例2599)
N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 424.3 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.34 (d, J = 4 Hz, 1H), 7.85 (d, J = 8 Hz, 1H) 7.72 -7.55 (s, 1H), 7.47-7.31 (m, 3H), 4.31 -3.82 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 1.98 (s, 3H), 1.96-1.72 (m, 8H).
(実施例2600)
N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
(2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4イル)−メチル−アミン(200mg、1.27mmol)を含む1mLの2−プロパノール溶液に、シス−N−(4−アミノシクロヘキシル)−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド(676mg、1.91mmol)及びDIEA(2.54mmol)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で180℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発させ、その物質をクロマトグラフィー(70〜95%酢酸エチル/ヘキサン類)にかけた。混合した化合物を含むCHClに、2M HClを含むジエチルエーテル(1.5mL、0.38mmol)を加えた。溶媒を真空除去すると、白色固体としてN−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩(385.5mg、0.75mmol、59%)が得られた。
ESI MS 476.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.7 (s, 1H), 8.64 (s, 1H), 8.35 (s, 2H), 8.14 (s, 1H), 8.09 (bs, 1H), 8.00 (bs, 1H), 7.45 (s, 1H), 3.83 (bs, 1H), 3.75 (bs, 1H), 3.20 (s, 3H), 2.77-2.76 (d, J = 4 Hz, 3H), 1.76 (m, 2H), 1.58 (m, 6H).
(実施例2601)
N−(シス−4−{[4−(エチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[4−(エチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 390.4 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.22 (d, J = 4 Hz, 1H), 7.78 (m, 1H), 7.68 (m, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.38 (m, 1H), 4.22-3.99 (m, 2H), 3.63-3.56 (quartet, J = 4 Hz, 2H), 1.99 (s, 3H), 1.93-1.81 (m, 8H), 1.29-1.19 (t, J = 8 Hz, 3H).
(実施例2602)
3,4−ジフルオロ−N−(シス−4−{[4−(イソプロピルアミノ)−5−メチルピリミジン−2イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−(シス−4−{[4−(イソプロピルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 404.4 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 8.10 (m, 1H), 7.80-7.75(m, 1H), 7.68 (m, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.39-7.34 (m, 1H), 4.28-4.07 (m, 3H), 2.03 (s, 3H), 1.99-1.79 (m, 8H), 1.31-1.26 (d, J = 12 Hz, 6H).
(実施例2603)
N−(シス−4−{[4−(シクロプロピルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[4−(シクロプロピルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 402.2 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.78-7.73 (m, 1H), 7.69-7.66 (m, 1H), 7.42 (s, 1H), 7.40-7.33 (m, 1H), 4.26-3.88 (m, 2H), 3.02-2.96 (m, 1H), 1.97-1.81 (m, 11H), 0.90-0.85 (m, 2H), 0.72-0.68 (m, 2H).
(実施例2604)
3,4−ジフルオロ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 376.2 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.80-7.75 (m, 1H), 7.68 (m, 1H), 7.43-7.35 (m, 2H), 4.31-4.06 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 2.04 (s, 3H), 1.99-1.75 (m, 8H).
(実施例2605)
2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438.3 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.45-7.40 (m, 2H), 7.20 (s, 1H), 6.97-6.94 (m, 1H), 4.55 (s, 2H), 3.92-3.34 (s, 2H) 3.04 (s, 3H), 1.98 (s, 3H), 1.53-1.71 (m, 8H).
(実施例2606)
2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2595の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438.3 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ 7.42 (s, 1H), 7.31-6.92 (m, 3H), 4.65 (s, 2H), 4.07-3.95 (m, 2H), 3.05 (s, 3H), 1.98 (s, 3H), 1.93-1.69 (m, 8H).
(実施例2607)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2,4−ジクロロ−5,6−ジメチル−ピリミジンの合成
2,4−ジヒドロキシ−5,6−ジメチルピリミジン(6.2g、0.044mol)を含むPOCl(25mL)の懸濁液に、静かにN、N−ジメチルアニリン(6.18mL、0.049mol)を加えた。次いで、その混合物を125℃で3時間還流した。この後、出発物質が完全に溶解したことによって、反応が終了したことを示した。反応混合物を冷却し、次いで静かに氷上に注いでPOClを急冷却した(発熱に注意)。沈殿物が形成され、これをろ過し氷水で洗浄した。沈殿物を高真空下で終夜乾燥すると、黄色固体として2,4−ジクロロ−5,6−ジメチル−ピリミジン(7.2g、0.041mol、92%)が得られた。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 2.56 (s, 3H), 2.36 (s, 3H).
ステップB:(2−クロロ−5,6−ジメチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−5,6−ジメチル−ピリミジン(0.2g、0.0011mol)を含む1mLの2−プロパノール溶液に、DIEA(268uL、0.0017mol)及びジメチルアミン(514uL、0.0010mol)を加えた。次いで、その混合物をマイクロ波で170℃で10分間加熱した。反応混合物を冷却し濃縮し、得られた油をカラム(0〜50%酢酸エチルを含むヘキサン類)によって精製すると、(2−クロロ−5,6−ジメチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(75mg、0.40mmol、40%)が白色固体として得られた。
ESI MS 186.0 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 3.03 (s, 6H), 2.37 (s, 3H), 2.15 (s, 3H).
ステップC:シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(2−クロロ−5,6−ジメチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(0.5g、0.0027mol)を含む2mLの2−プロパノール溶液に、DIEA(514uL、0.0040mol)及びシス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(635mg、0.0030mol)を加えた。次いで、その混合物をマイクロ波で170℃で1時間加熱した。反応混合物を冷却し濃縮し、得られた油をカラム(0〜100%酢酸エチルを含むヘキサン類)によって精製すると、シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(875mg、2.4mmol、89%)が白色固体として得られた。
ESI MS 364.6 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 3.97 (m, 1H), 3.53 (m, 1H), 2.95 (s, 6H), 2.23 (s, 3H), 2.09 (s, 3H), 1.78-1.55 (m, 8H), 1.48 (s, 9H).
ステップD:シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサンの合成
シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(3.4g、0.0094mol)を含む40mLのCHCl溶液に、TFA(1.4mL、0.019mol)を加えた。その溶液を室温で4時間(又はTLCで判断して反応が終了するまで)攪拌した。過剰な溶媒を蒸発させ、得られた油を30mLのCHClに溶解した。有機層を30mLのNaOH水溶液/NaHCO水溶液の希釈液で抽出した(水層が抽出中塩基性のままであることはpH試験紙を使用して確かめた)。水層を2度CHClで逆抽出し、有機層を合わせ、MgSOで乾燥し、濃縮するとシス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(2.2g、0.0084mol、90%)が白色固体として得られた。
ESI MS 264.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 3.99 (m, 1H), 2.95 (s, 6H), 2.80 (m, 1H), 2.23 (s, 3H), 2.09 (s, 3H), 1.84-1.67 (m, 6H), 1.52-1.49 (m, 2H).
ステップE:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(30mg、0.11mmol)を含むDMF溶液0.5mLに、ピリジン(13.8uL、0.17mmol)及びベンゾイルクロリド(12.6uL、0.11mmol)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを混合物に加えた。次いで、その化合物を分取LCMSで精製すると、N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミドトリフルオロアセタート(27mg、0.056mmol、52%)が白色固体TFA塩として得られた。
ESI MS m/e 368.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.85-7.83 (m, 2H), 7.58-7.54 (m, 1H), 7.51-7.47 (m, 2H), 4.15 (m, 1H), 4.03 (m, 1H), 3.28 (s, 6H), 2.34 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 2.00-1.80 (m, 8H).
(実施例2608)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2607の手順を使用して表題化合物を白色固体TFA塩として得た。
ESI MS m/e 436.4 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.16 (s, 1H), 8.12 (d, 1H, J = 7.6 Hz), 7.89 (d, 1H, J = 8.0 Hz), 7.71 (t, 1H, J = 8.0 Hz), 4.16 (m, 1H), 4.05 (m, 1H), 3.28 (s, 6H), 2.34 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 2.00-1.82 (m, 8H).
(実施例2609)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシニコチンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−ヒドロキシニコチンアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(30mg、0.11mmol)を含むDMF溶液0.5mLに、2−ヒドロキシニコチン酸(15mg、0.11mmol)、DIEA(29.8uL、0.17mmol)、及びHATU(52mg、0.14mmol)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを混合物に加えた。次いで、その化合物を分取LCMSで精製するとN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシニコチンアミドトリフルオロアセタート(17mg、0.034mmol、31%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 385.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.53 (dd, 1H, J1= 7.2 Hz, J2 = 2.0 Hz), 7.70 (dd, 1H, J1 = 6.4 Hz, J2= 2.0 Hz), 6.61 (t, 1H, J = 6.8 Hz), 4.17 (m, 1H), 4.01 (m, 1H), 3.28 (s, 6H), 2.33 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.98-1.72 (m, 8H).
(実施例2610)
5−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フルアミドトリフルオロアセタート
ステップA:5−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フルアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2609の同様の手順を使用して表題化合物を白色固体TFA塩として得た。
ESI MS m/e 436.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.15 (d, 1H, J = 3.6 Hz), 6.63 (d, 1H, J = 3.2 Hz), 4.16 (m, 1H), 3.99 (m, 1H), 3.27 (s, 6H), 2.34 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.98-1.95 (m, 2H), 1.89-1.76 (m, 6H).
(実施例2611)
−{シス−4−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート
ステップA:N−{シス−4−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(26.3mg、0.1mmol)を含むMeOH溶液0.5mLに、3,5−ジメトキシベンズアルデヒド(15.0mg、0.09mmol)を加えた。その混合物を室温で30分間攪拌し、次いでトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(84.8mg、0.4mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを混合物に加えた。次いで、その化合物を分取LCMSで精製すると、N−{シス−4−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート(24mg、0.037mmol、42%)が白色固体TFA塩として得られた。
ESI MS m/e 414.6 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 6.71 (d, 2H, J = 2.0 Hz), 6.59 (t, 1H, J = 2.0 Hz), 4.28 (m, 1H), 4.21 (s, 2H), 3.84 (s, 6H), 3.28 (m, 1H), 3.27 (s, 6H), 2.34 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 2.10-2.08 (m, 4H), 1.85-1.83 (m, 4H).
(実施例2612)
−{シス−4−[(3−ブロモベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタート
ステップA:N−{シス−4−[(3−ブロモベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミンビス−トリフルオロアセタートの合成
実施例2611の手順を使用して表題化合物を白色固体のTFA塩として得た。
ESI MS m/e 432.4 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.78 (s, 1H), 7.68 (d, 1H, J = 8.0 Hz), 7.54 (d, 1H, J = 7.6 Hz), 7.45 (t, 1H, J = 4 Hz), 4.29 (m, 3H), 3.28 (m, 1H), 3.27 (s, 6H), 2.34 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 2.11-2.09 (m, 4H), 1.87-1.82 (m, 4H).
(実施例2613)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N'−(3−メトキシフェニル)ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N'−(3−メトキシフェニル)ウレアトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(26.3mg、0.1mmol)を含む0.5mLのDMSO溶液に、3−メトキシフェニルイソシアナート(13.1uL、0.1mmol)を加えた。混合物を室温で終夜攪拌し、次いで0.5mLのDMSOを混合物に加えた。次いで、その化合物を分取LCMSによって精製にかけると、N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N'−(3−メトキシフェニル)ウレアトリフルオロアセタート(28mg、0.053mmol、53%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 413.6 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.18 (m, 2H), 6.86 (dd, 1H, J1 = 8.0 Hz, J2 = 2.0 Hz), 6.58 (dd, 1H, J1= 8.4 Hz, J2 = 2.4 Hz), 4.03 (m, 1H), 3.82 (m, 1H), 3.79 (s, 3H), 3.27 (s, 6H), 2.33 (s, 3H), 2.19 (s, 3H), 1.92-1.73 (m, 8H).
(実施例2614)
N−(3,5−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(3,5−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタートの合成
実施例2613の手順を使用して表題化合物を白色固体のTFA塩として得た。
ESI MS m/e 419.3 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 7.08-7.03 (m, 2H), 6.55-6.49 (m, 1H), 4.04 (m, 1H), 3.81 (m, 1H), 3.28 (s, 6H), 2.33 (s, 3H), 2.20 (s, 3H), 1.93-1.73 (m, 8H).
(実施例2615)
1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(35mg、0.14mmol)、1−(4−クロロフェニル)−シクロブタンカルボン酸(30mg、1当量)を含むDCM(2mL)溶液に、HATU(58mg、1.1当量)を加え、続いてEtN(40μL、2当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間攪拌し、反応の終了をLCMSによって確かめた。揮発性溶媒を除去後、残渣を分取HPLCによって精製すると、32mg(41%)の1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミドトリフルオロアセタートが白色固体として得られた。
ESI MS m/e 442 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.6 (bs, 1 H), 8.38 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 7.32-7.22 (m, 5 H), 5.76 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 4.09 (bs, 1 H), 3.81 (m, 1 H), 3.26 (s, 6 H), 2.77 (m, 2 H), 2.44 (m, 2 H), 2.22 (s, 3 H), 2.02 (m, 1 H), 1.86 (m, 1 H), 1.65-1.50 (m, 8 H).
(実施例2616)
2−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2615の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 430 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.3 (bs, 1 H), 8.21 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.28 (bs, 4 H), 7.22 (m, 1 H), 5.67 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 4.09 (bs, 1 H), 3.85 (m, 1 H), 3.26 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.71-1.61 (m, 6 H), 1.54 (s, 6 H), 1.50 (m, 2 H).
(実施例2617)
2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2615の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 532 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.9 (bs, 1 H), 8.68 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.78 (s, 2 H), 7.72 (s, 1 H), 7.21 (d, 1 H, J = 4.4 Hz), 6.14 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 4.20 (bs, 1 H), 3.93 (m, 1 H), 3.26 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.77-1.56 (m, 8 H), 1.61 (s, 6 H).
(実施例2618)
2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2615の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 504 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.8 (bs, 1 H), 8.51 (d, 1 H, J = 7.8 Hz), 7.78 (s, 2 H), 7.73 (s, 1 H), 7.22 (m, 1 H), 5.87 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.15 (bs, 1 H), 3.96 (m, 1 H), 3.62 (s, 2 H), 3.28 (s, 6 H), 2.24 (s, 3 H), 1.80-1.65 (m, 8 H).
(実施例2619)
1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(36mg、0.14mmol)、1−(4−クロロフェニル)−シクロプロパンカルボン酸(31mg、1当量)を含むDCM(2mL)溶液に、HATU(60mg、1.1当量)を加え、続いてEtN(40μL、2当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間攪拌し、反応の終了をESI MSによって確かめた。揮発性溶媒を除去後、残渣を分取HPLCによって精製すると45mg(72%)の1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタートが白色固体として得られた。
ESI MS m/e 428 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.4 (bs, 1 H), 8.61 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 7.32 (m, 4 H), 5.70 (s, 1 H), 5.46 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.04 (bs, 1 H), 3.79 (m, 1 H), 3.21 (s, 3 H), 3.10 (s, 3 H), 2.31 (s, 3 H), 1.68-1.47 (m, 9 H), 1.22 (m, 1 H), 1.00 (m, 2H).
(実施例2620)
1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:1−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2619の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 442 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.1 (bs, 1 H), 8.41 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.28 (s, 4 H), 5.95 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 5.72 (s, 1 H), 4.14 (bs, 1 H), 3.82 (m, 1 H), 3.21 (s, 3 H), 3.11 (s, 3 H), 2.77 (m, 2 H), 2.44 (m, 2 H), 2.31 (s, 3 H), 2.01 (m, 1 H), 1.83 (m, 1 H), 1.70-1.50 (m, 8 H).
(実施例2621)
1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2619の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 462 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.4 (bs, 1 H), 8.54 (bs, 1 H), 7.43 (s, 1 H), 7.28 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.26 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 5.70 (s, 1 H), 5.39 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.06 (bs, 1 H), 3.84 (m, 1 H), 3.20 (s, 3 H), 3.10 (s, 3 H), 2.30 (s, 3 H), 1.69-1.62 (m, 8 H), 1.50 (m, 2 H), 1.01 (m, 2H).
(実施例2622)
2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2619の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 532 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.8 (bs, 1 H), 8.80 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.79 (s, 2 H), 7.72 (s, 1 H), 6.20 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 5.70 (s, 1 H), 4.24 (bs, 1 H), 3.94 (bm, 1 H), 3.22 (s, 3 H), 3.10 (s, 3 H), 2.30 (s, 3 H), 1.79-1.60 (m, 8 H), 1.61 (s, 6 H).
(実施例2623)
2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド塩酸塩
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(43mg、0.17mmol)、3,4−ジフルオロマンデル酸(34mg、1当量)を含むDCM(2mL)溶液に、HATU(68mg、1.1当量)を加え、続いてEtN(50μL、2当量)を加えた。反応混合物を室温で4時間攪拌し失活させた。揮発性溶媒を除去後、残渣をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:0〜94:6)によって精製した。28mg(39%)の生成物を単離しHCl塩に変換した。
ESI MS m/e 420 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.48 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.39-7.20 (m, 3 H), 7.04 (m, 1H), 5.05 (s, 1 H), 4.08 (bs, 1 H), 3.89 (bs, 1 H), 3.26 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.78-1.60 (m, 8 H)、2つの交換可能なプロトン(−NH−及び−OH)は検出されなかった。
(実施例2624)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミドの合成
実施例2623の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 452 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.83 (bs, 1 H), 7.22 (s, 1 H), 7.65 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.51 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.42 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.22 (s, 1 H), 7.00 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 5.10 (s, 1 H), 4.04 (bs, 1 H), 3.89 (bs, 1 H), 3.20 (s, 6 H), 2.18 (s, 3 H), 1.78-1.64 (m, 8 H)、1つの交換可能なプロトン(−OH)も検出されなかった。
(実施例2625)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミドの合成
実施例2623の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 414 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.72 (d, 1 H, J = 6.8 Hz), 7.31 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.22 (s, 1 H), 6.83 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 6.78 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 4.98 (s, 1 H), 4.06 (bs, 1 H), 3.90 (bs, 1 H), 3.76 (s, 3 H), 3.25 (s, 6 H), 2.20 (s, 3 H), 1.78-1.64 (m, 8 H.
(実施例2626)
2−(3−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド
ステップA:2−(3−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミドの合成
実施例2623の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 418 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.63 (bs, 1 H), 7.44 (s, 1 H), 7.33 (m, 1 H), 7.21 (m, 2 H), 7.12 (bs, 1 H), 5.03 (s, 1 H), 4.08 (bs, 1 H), 3.88 (bs, 1 H), 3.24 (s, 6 H), 2.19 (s, 3 H), 1.78-1.63 (m, 8 H).
(実施例2627)
2−(2,3−ジフルオロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド
ステップA:2−(2,3−ジフルオロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミドの合成
実施例2623の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 420 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.26 (s, 1 H), 7.14 (m, 1H), 7.06 (m, 2 H), 6.73 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 5.32 (s, 1 H), 4.06 (bs, 1 H), 3.93 (bs, 1 H), 3.22 (s, 6 H), 2.20 (s, 3 H), 1.78-1.64 (m, 8 H).
(実施例2628)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド塩酸塩の合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(45mg、0.18mmol)を含むIPA(2mL)溶液に、2−トリフルオロメチルベンゼンスルホニルクロリド(44mg、1当量)を加え、続いてDIEA(50μL、2当量)を加えた。反応混合物を室温で1.5時間不活性雰囲気中で攪拌し、反応の進行をESI MSによってモニターした。反応混合物をDCM(7mL)で希釈し、飽和NaHCO(5mLで1度)及び水(5mLで1度)で洗浄し濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:0〜95:5)によって精製した。31mg(38%)の生成物を単離しHCl塩に変換した。
ESI MS m/e 458 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.2 (bs, 1 H), 8.13 (m, 2 H), 8.06 (d, 1 H, J = 6.0 Hz), 7.93 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.87 (t, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.79 (t, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.62 (bs, 1 H), 3.78 (bs, 1 H), 3.22 (s, 6 H), 3.21 (bs, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.78-1.54 (m, 8 H).
(実施例2629)
4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド塩酸塩の合成
実施例2628の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 424 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.9 (bs, 1 H), 7.92 (bs, 1 H), 7.83 (s, 1 H, 7.81 ppmの二重線で重複あり), 7.81 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.64 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.58 (bs, 1 H), 3.74 (bs, 1 H), 3.21 (s, 6 H), 3.08 (bs, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.70-1.44 (m, 8 H).
(実施例2630)
2−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンゼンスルホンアミド塩酸塩
ステップA:2−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド塩酸塩の合成
実施例2628の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 468 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.9 (bs, 1 H), 8.00 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 7.92 (bs, 1 H), 7.82 (d, 2 H, J = 7.6 Hz), 7.59-7.48 (m, 3 H), 3.73 (bs, 1 H), 3.21 (s, 6 H), 3.20 (bs, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.72 (m, 2 H), 1.58 (m, 6 H).
(実施例2631)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−2−スルホンアミド塩酸塩の合成
実施例2628の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 396 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.1 (bs, 1 H), 7.99 (bs, 1 H), 7.92 (bs, 1 H), 7.88 (d, 1 H, J = 4.8 Hz), 7.60 (bs, 1 H), 7.57 (d, 1 H, J = 2.8 Hz), 7.14 (t, 1 H, J = 4.8 Hz), 3.75 (bs, 1 H), 3.22 (s, 6 H), 3.17 (bs, 1 H), 2.20 (s, 3 H), 1.70-1.51 (m, 8 H).
(実施例2632)
,N,5−トリメチル−N−(シス−4−{[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミンビストリフルオロアセタート
ステップA:N,N,5−トリメチル−N−(シス−4−{[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミンビストリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(31mg、0.12mmol)及び3−トリフルオロメチルベンズアルデヒド(22mg、1当量)を含むMeOH(1.5mL)の溶液を室温で4時間攪拌した。NaBH(OAc)(85mg、〜4当量)を反応混合物に加え、反応混合物を終夜攪拌した。反応混合物を水で失活させDCMで抽出し濃縮し分取HPLCにより精製した。35mg(54%)のN,N,5−トリメチル−N−(シス−4−{[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]アミノ}シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミンビストリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/e 408 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.7 (bs, 1 H), 9.70 (bs, 2 H), 8.60 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 7.70 (m, 2 H), 7.59 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.48 (t, 1 H, J = 8.4 Hz), 4.31 (m, 1 H), 4.23 (s, 2 H), 3.30 (m, 1 H), 3.29 (s, 6 H), 2.25 (s, 3 H), 2.05 (m, 2 H), 1.93 (m, 4 H), 1.64 (m, 2 H).
(実施例2633)
−(シス−4−{[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミンビストリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジフルオロメトキシ)ベンジル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミンビストリフルオロアセタートの合成
実施例2632の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 406 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.8 (bs, 1 H), 9.60 (bs, 1 H), 8.60 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 7.46 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.24 (s, 1 H), 7.07 ( d, 2 H, J = 8.8 Hz), 6.48 (t, 1 H, JF-H = 73.6 Hz), 4.31 (m, 1 H), 4.15 (s, 2 H), 3.40 (bs, 1 H), 3.29 (s, 6 H), 2.24 (s, 3 H), 2.05 (m, 2 H), 1.90 (m, 4 H), 1.63 (m, 2 H).
(実施例2634)
−{シス−4−[(3−ブロモ−4−メトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミンビストリフルオロアセタート
ステップA:N−{シス−4−[(3−ブロモ−4−メトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミンビストリフルオロアセタートの合成
実施例2632の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 448 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.8 (bs, 1 H), 9.44 (bs, 1 H), 8.57 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.58 (d, 1 H, J = 2.4 Hz), 7.41 (dd, 1 H, J = 8.8及び2.0 Hz), 7.24 (s, 1 H), 6.86 ( d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.29 (m, 1 H), 4.07 (s, 2 H), 3.86 (s, 3 H), 3.28 (s, 6 H), 3.25 (bs, 1 H), 2.24 (s, 3 H), 2.05-1.85 (m, 6 H), 1.64 (m, 2 H).
(実施例2635)
−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミドビストリフルオロアセタート
ステップA:2−ブロモ−N−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミドの合成
シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(3.5g、14.0mmol)を、20mLの塩化メチレンに溶解し氷浴中で0℃に冷却した。ブロモ−アセチルブロミド(1.26mL、14.0mmol)を氷浴で攪拌している溶液中に滴下した。反応混合物を室温で10分間攪拌した。塩化メチレンを蒸発させると、2−ブロモ−N−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミドが薄桃色の粗製固体として得られた。(6.1g、95%)。
ESI MS m/z 370.1 (M + H+) ; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.20 (s, 1H), 8.21 (d, J = 7.2 Hz, 1H), 6.85 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 4.15 (s, 1H), 3.97-3.89 (m, 3H), 3.31 (s, 6H), 2.27 (s, 3H), 1.93-1.72 (m, 8H).
ステップB:N−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミドビストリフルオロアセタートの合成
2−ブロモ−N−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド(50mg、0.135mmol)及び(3,4−ジクロロ−フェニル)−メチル−アミン(48mg、0.270mmol)を0.8mLのDMFに溶解した。反応混合物をSmithシンセサイザーにより180℃で50分間加熱した。粗生成物をHPLCによって精製すると、N−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミドビストリフルオロアセタートが白色固体として得られた。(12.8mg、18%)
ESI MS m/z 465.3 (M + H+) ; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.75 (d, J = 6.0 Hz, 1H), 6.80 (d, J = 2.8 Hz, 1H), 6.67-6.65 (m, 1H), 6.57 (dd, J = 9.0, 3.0 Hz, 1H), 4.13 (s, 1H), 3.98 (s, 1H), 3.86 (s, 2H), 3.29 (s, 6H), 3.06 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.73-1.62 (m, 8H).
(実施例2636)
N−[((1R,3S)−3−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロペンチル)メチル]−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:(3−{[(2−クロロ−ピリジン−3−カルボニル)−アミノ]−メチル}−シクロペンチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(3−アミノメチル−シクロペンチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.050g、0.23mmol)、2−クロロニコチノイルクロリド(0.041g、0.23mmol)及びジイソプロピルエチルアミン(0.061mL、0.34mmol)を、周囲温度でジクロロメタン(2.00mL)中に混合し18時間攪拌した。その混合物を濃縮し、フラッシュシリカクロマトグラフィー(5%メタノールを含む酢酸エチル)によって精製すると(3−{[(2−クロロ−ピリジン−3−カルボニル)−アミノ]−メチル}−シクロペンチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.035g、43%)が固体として得られた。
ESI MS m/e 354, M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.47 (dd, Jaa = 1.5 Hz, Jab = 4.7 Hz, 1 H), 8.11 (dd, Jaa = 1.5 Hz, Jab = 7.6 Hz, 1 H), 7.35 (dq, Jaa = 1.2 Hz, Jab = 4.8 Hz, Jac = 7.6 Hz, 1 H), 6.56 (bs, 1 H), 4.59 (bs, 1 H), 3.97 (m, 1 H), 3.48 (m, 2 H), 2.27 (m, 2 H), 1.94 (m, 2 H), 1.49 (m, 1 H), 1.44 (s, 9 H), 1.25 (m, 2 H).
ステップB:N−(3−アミノ−シクロペンチルメチル)−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミドの合成
(3−{[(2−クロロ−ピリジン−3−カルボニル)−アミノ]−メチル}−シクロペンチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.23mmol)、4−フルオロフェノール(0.026g、0.23mmol)、炭酸セシウム(0.152g、0.46mmol)、及びジオキサン(2.00mL)を混合し、Smithシンセサイザーマイクロ波装置を使用して180℃へ1時間加熱した。トリフルオロ酢酸(3.00mL)を加え混合物を18時間攪拌した。次いで、それを濃縮し飽和NaHCO水溶液で中和し、ジクロロメタンで抽出し、濃縮するとN−(3−アミノ−シクロペンチルメチル)−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミドが粗生成物として得られた。
ESI MS m/e 330, M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.52 (dd, Jaa = 1.0 Hz, Jab = 7.6 Hz, 1 H), 8.19 (dd, Jaa = 1.9 Hz, Jab = 3.9 Hz, 1 H), 8.06 (t, J = 5.8 Hz, 1 Hz), 6.91 (t, J = 8.2 Hz, 1 H), 6.77 (dd, Jaa = 3.6 Hz, Jab = 3.2 Hz, 1 H), 3.62 (m, 2 H), 2.26 (m, 2 H), 2.05 (m, 1 H), 1.81 (m, 2 H), 1.62 (m, 1 H), 1.48 (m, 2 H).
ステップC:N−[((1R,3S)−3−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロペンチル)メチル]−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミドトリフルオロアセタートの合成
5−メチル−4−ジメチルアミノ−2−クロロピリミジン(0.040g、0.23mmol)、N−(3−アミノ−シクロペンチルメチル)−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド(0.23mmol)、ジイソプロピル−エチルアミン(0.061mL、0.34mmol)、及びイソプロパノール(2.00mL)を混合し、Smithシンセサイザーマイクロ波装置を使用して180℃へ2時間加熱した。次いで、その混合物を分取LCMS(勾配:15〜95%アセトニトリル−水、0.05%TFA添加)によって精製するとN−[((1R,3S)−3−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロペンチル)メチル]−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミドトリフルオロアセタートが白色固体として得られた(0.018g、13.5%、2ステップで)。
ESI MS m/e 465, M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.63 (bs, 1 H), 8.44 (t, J = 5.7 Hz, 1 H), 8.16 (dd, Jaa = 1.9 Hz, Jab = 4.8 Hz, 1 H), 8.04 (dd, Jaa = 1.8 Hz, Jab = 7.4 Hz, 1 H), 7.98 (bs, 1 H), 7.53 (s, 1 H), 7.25-7.19 (m, 2 H), 4.08 (bs, 1 H), 3.22 (s, 6 H), 2.53 (s, 3 H), 2.19 (m, 2 H), 1.95 (m, 1 H), 1.71 (m, 1 H), 1.54 (m, 2 H), 1.46 (m, 2 H), 1.22 (m, 2 H).
(実施例2637)
N−[((1R,3S)−3−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロペンチル)メチル]−6−(2−メトキシフェノキシ)ニコチンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:(3−{[(6−クロロ−ピリジン−3−カルボニル)−アミノ]−メチル}−シクロペンチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(3−アミノメチル−シクロペンチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.050g、0.23mmol)、6−クロロニコチノイルクロリド(0.041g、0.23mmol)、及びジイソプロピルエチルアミン(0.061mL、0.34mmol)をジクロロメタン(2.00mL)中に周囲温度で混合し18時間攪拌した。その混合物を濃縮し、フラッシュシリカクロマトグラフィー(5%メタノールを含む酢酸エチル)によって精製すると橙色のゲルが得られた。
ESI MS m/e 354, M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.75 (d, J = 2.1 Hz, 1 H), 8.09 (dd, Jaa = 1.8 Hz, Jab = 8.3 Hz, 1 H), 7.41 (d, J = 8.3 Hz, 1 H), 6.48 (bs, 1 H), 4.65 (d, J = 8 Hz, 1 H), 3.92 (m, 1 H), 3.46 (m, 2 H), 2.25 (m, 2 H), 1.98 (m, 2 H), 1.81 (m, 1 H), 1.47 (s, 9 H), 1.18 (m, 2 H).
ステップB:N−[((1R,3S)−3−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロペンチル)メチル]−6−(2−メトキシフェノキシ)ニコチンアミドトリフルオロアセタートの合成
(3−{[(6−クロロ−ピリジン−3−カルボニル)−アミノ]−メチル}−シクロペンチル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.23mmol)、2−メトキシフェノール(0.029g、0.23mmol)、炭酸セシウム(0.152g、0.46mmol)、及びジオキサン(2.00mL)を混合し、Smithシンセサイザーマイクロ波装置を使用して180℃へ1時間加熱した。トリフルオロ酢酸(3.00mL)を加え、混合物を18時間攪拌した。次いで、それを濃縮し飽和NaHCO水溶液で中和し、ジクロロメタンで抽出し、濃縮すると気泡体が得られた。5−メチル−4−ジメチルアミノ−2−クロロピリミジン(0.040g、0.23mmol)、ジイソプロピルエチルアミン(0.061mL、0.34mmol)、及びイソプロパノール(2.00mL)を加え、合わせた混合物をSmithシンセサイザーマイクロ波装置を使用して180℃へ2時間加熱した。次いで、その混合物を分取LCMS(勾配:15〜95%アセトニトリル−水、0.05%TFA添加)によって精製するとN−[((1R,3S)−3−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロペンチル)メチル]−6−(2−メトキシフェノキシ)ニコチンアミドトリフルオロアセタートが白色固体として得られた(0.011g、8.1%、4ステップで)。
ESI MS m/e 477, M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.05 (bs, 1 H), 8.63 (s, 1 H), 8.16 (dd, Jaa = 2.2 Hz, Jab = 8.6 Hz, 1 H), 7.58 (bs, 1 H), 7.23 (s, 1 H), 7.19 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 7.16 (dd, Jaa = 1.5 Hz, Jab = 7.7 Hz, 1 H), 7.00 (t, J = 8.8 Hz, 1 H), 6.91 (d, J = 12 Hz, 1 H), 4.25 (bs, 1 H), 3.75 (s, 3 H), 3.66 (m, 1 H), 3.29 (s, 6 H), 3.11 (m, 2 H), 2.52 (m, 2 H), 2.23 (s, 3 H), 2.10 (m, 2 H), 1.78 (m, 1 H), 1.62 (m, 2 H).
(実施例2638)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)アセトアミド
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ブロモアセトアミドの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(150mg、0.6mmol)を含むDCM(10mL)溶液に、ブロムアセチルブロミド(120mg、1当量)を0℃、不活性雰囲気中で滴下した。5分間攪拌後、DIEA(0.1mL、1当量)を反応混合物に加えた。反応混合物を15℃未満でさらに3時間攪拌し、失活させ、カラムクロマトグラフィーによって精製した。
0.12g(55%)の生成物を単離した。
ステップB:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)アセトアミドの合成
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ブロモアセトアミド(30mg、0.08mmol)、3−フルオロフェノール(27mg、3当量)、及びCsCO(30mg、1.1当量)を含むジオキサン(〜0.7mL)の不均一溶液を入れた密封試験管を、Smithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で3000秒間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し、飽和NaHCO(2度)及び水(1度)で洗浄し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製すると11mg(34%)の生成物が得られた。
ESI MS m/e 402 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.58 (s, 1 H), 7.26 (m, 1 H), 6.74-6.63 (m, 3 H), 6.51 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 5.15 (bs, 1 H), 4.45 (s, 2 H), 4.01 (m, 1 H), 3.97 (bs, 1 H), 3.05 (s, 6 H), 2.15 (s, 3 H), 1.82-1.61 (m, 8 H).
(実施例2639)
2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド
ステップA:2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミドの合成
実施例2638の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 419 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.25 (m, 2 H), 7.53 (s, 1 H), 7.27 (t, 1 H, J = 2.4 Hz), 6.56 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 5.57 (bs, 1 H), 4.50 (s, 2 H), 4.01 (bs, 2 H), 3.08 (s, 6 H), 2.16 (s, 3 H), 1.83-1.64 (m, 8 H).
(実施例2640)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−エチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド
ステップA:2,4−ジクロロ−5−エチルピリミジンの合成
5−エチルウラシル(1g、7.1mmol)を含むPOCl(4.5mL)の懸濁液に静かにN,N−ジメチルアニリン(1mL)を加えた。反応混合物を出発物質が完全に溶解し、溶液全体が紫色に変わるまで5時間加熱還流(〜120℃)した。その混合物を放冷し氷中(〜40g)に非常に静かに注いだ。得られた沈殿物をろ過し氷水で洗浄した。沈殿物を必要最小限量のDCMに溶解し、シリカゲルのショートカラム上に注ぎ、DCMでのカラムクロマトグラフィーによって生成物(1.2g、〜100%)を得た。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.42 (s, 1 H), 2.75 (q, 2 H, J = 7.6 Hz), 1.29 (t, 3 H, J = 7.6 Hz).
ステップB:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−エチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミドの合成
2,4−ジクロロ−5−エチルピリミジン(1.2g、6.8mmol)を含むTHF(15mL)の溶液を氷浴中で5℃に冷却し2M−ジメチルアミン(7mL、2当量)を静かに加えた。反応混合物を10℃前後で2時間攪拌し揮発性溶媒を除去した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製(ヘキサン:DCM=50:50〜10:90)すると0.89g(70%)の2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−エチルピリミジンが得られた。:ESI MS m/e = 186 M + H+.
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−エチルピリミジン(35mg、0.019mmol)、シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(48mg、1当量)、DIEA(50mg、2当量)、及びIPA(1mL)を入れた密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で2時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し、1−NHCl及び水で洗浄し濃縮し、カラムクロマトグラフィー(DCM:MeOH=100:0〜95:5)により精製すると11mg(14%)の生成物が得られた。
ESI MS m/e 404 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.68 (s, 1 H), 7.61 (m, 1 H), 7.48 (m, 1 H), 7.19 (m, 1 H), 5.99 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 4.38 (d, 1 H, J = 6.0 Hz), 4.20 (m, 1 H), 4.12 (m, 1 H), 3.10 (s, 6 H), 2.29 (q, 2 H, J = 7.2 Hz), 1.96-1.64 (m, 8 H), 1.18 (t, 3 H, J = 7.6 Hz).
(実施例2641)
N−[シス−4−({4−[エチル(メチル)アミノ]−5−メチルピリミジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−({4−[エチル(メチル)アミノ]−5−メチルピリミジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド塩酸塩の合成
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(2.6g、16mmol)及びエチルメチルアミン(2.7mL、2当量)を含むTHF(20mL)の溶液を10℃未満で4時間攪拌した。揮発性溶媒を除去後、残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製した。1.3g(45%)の2−クロロ−4−(エチル−メチル−アミノ)−5−メチルピリミジンを単離した。
ESI MS m/e 186 M + H+.
2−クロロ−4−(エチル−メチル−アミノ)−5−メチルピリミジン(80mg、0.019mmol)、シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(100mg、1当量)、DIEA(0.14mL、2当量)、及びIPA(1mL)を入れた密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で2時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し1−NのHCl及び水で洗浄し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜95:5)すると35mg(20%)の生成物が得られ、これをHCl塩に変換した。
ESI MS m/e 404 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.0 (bs, 1 H), 8.36 (bs, 1 H), 7.97 (d, 1 H, J = 6.0 Hz), 7.90 (m, 1 H), 7.73 (m, 1 H), 7.63 (s, 1 H), 7.51 (m, 1 H), 3.85 (bm, 2 H), 3.65 (q, 2 H, J = 7.2 Hz), 3.25 (s, 3 H), 2.22 (s, 3 H), 1.84 (m, 2 H), 1.69 (m, 6 H), 1.18 (t, 3 H, J = 7.2 Hz).
(実施例2642)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチルピリミジンの合成
2,4−ジクロロ−5−トリフルオロメチルピリミジン(1g、4.6mmol)を含むTHF(15mL)溶液に、0℃で2M−ジメチルアミン(4.6mL、2当量)を加えた。反応混合物を5℃未満でさらに1.5時間攪拌し濃縮し、カラムクロマトグラフィー(DCM:ヘキサン:MeOH=90:10:0〜95:0:5)によって精製した。0.49g(47%)の2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチルピリミジンを単離した。
ESI MS m/e 226 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.36 (s, 1 H), 3.21 (s, 6 H).
ステップB:シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチルピリミジン(0.49g、2.0mmol)、シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.47g、1当量)、DIEA(0.7mL、2当量)を含むIPA(2.5mL)を入れた密封試験管を、Smithマイクロ波シンセサイザー中で175℃で2時間反応させた。その溶液を濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって(DCM:MeOH=100:0〜96:4)精製した。0.57g(65%)のシス−[4−(4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルを単離した。
ESI MS m/e 404 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.15 (s, 1 H), 5.10 (bs, 1 H), 4.53 (bs, 1 H), 3.94 (bs, 1 H), 3.61 (bs, 1 H), 3.09 (s, 6 H), 1.78-1.49 (m, 8 H), 1.44 (s, 9 H).
ステップC:シス−N−(4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミンの合成
シス−[4−(4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.55g、1.3mmol)を含むDCM(10mL)溶液にTFA(7mL)を加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌し濃縮した。残渣を飽和NaOHで中和し、水層をDCM(3度)で抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、乾燥し、濃縮すると0.25g(65%)のシス−N−(4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミンが得られた。
ESI MS m/e 304 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.16 (s, 1 H), 5.42 (bs, 1 H), 3.98 (bs, 1 H), 3.09 (s, 6 H), 2.87 (bs, 1 H), 1.81 (m, 2 H), 1.73-1.65 (m, 4 H), 1.43 (m, 4 H).
ステップD:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−ジメチルアミノ−5−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(30mg、0.01mmol)を含む無水ベンゼン(2mL)溶液に、3,5−ビストリフルオロメチルベンゾイルクロリド(27mg、1当量)を加え、続いてEtN(20μL、2.5当量)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し濃縮し、分取HPLCにより精製した。32mg(49%)のN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/e 544 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.35 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 8.47 (s, 1 H), 8.32 (s, 2 H), 8.07 (s, 1 H), 7.61 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 4.31(bs, 1 H), 4.20 (bs, 1 H), 3.33 (s, 6 H), 1.93-1.79 (m, 8 H.
(実施例2643)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−(トリフルオロメチル)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
実施例2642の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 492 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 9.45 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 8.05 (s, 1 H), 7.88 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.24 (m, 2 H、溶媒と重なっている), 7.04 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 4.27 (bs, 1 H), 4.18 (bs, 1 H), 3.31 (s, 6 H), 1.89-1.77 (m, 8 H).
(実施例2644)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド塩酸塩
ステップA:(3−トリフルオロメチル−フェニルスルファニル)−酢酸エチルエステルの合成
ブロモ酢酸エチル(0.65g、3.2mmol)、3−トリフルオロメチルチオフェノール(0.88g、1.5当量)、及びEtN(1.5mL)を含むTHF(15mL)の溶液を、62℃で2時間攪拌した。混合物をDCMで希釈し、飽和NaHCO(3度)及び水で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。粗生成物(0.73g、85%)をさらに精製を行うことなく次の反応に使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.62 (s, 1 H), 7.55 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.46-7.37 (m, 2 H), 4.16 (q, 2 H, J = 7.2 Hz), 3.66 (s, 2 H), 1.22 (t, 3 H, J = 7.2 Hz).
ステップB:(3−トリフルオロメチル−フェニルスルフィニル)−酢酸エチルエステルの合成
(3−トリフルオロメチル−フェニルスルファニル)−酢酸エチルエステル(0.5g、1.9mmol)を含むDCM(10mL)溶液にAr雰囲気下、0℃で77%−MCPBA(0.42g、1当量)を加えた。反応混合物をさらに3時間攪拌しDCMで希釈し、飽和NaHCO及び水で洗浄し濃縮した。カラムクロマトグラフィー(ヘキサン:EtOAc=95:5〜80:20)によって(3−トリフルオロメチル−フェニルスルフィニル)−酢酸エチルエステル(0.34g、64%)及び(3−トリフルオロメチル−フェニルスルホニル)−酢酸エチルエステル(0.15g、27%)を単離した。
(3−トリフルオロメチル−フェニルスルフィニル)−酢酸エチルエステル:
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.95 (s, 1 H), 7.87 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.78 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.67 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.15 (q, 2 H, J = 7.2 Hz), 3.86 (d, 1 H, J = 14.0 Hz), 3.70 (d, 1 H, J = 14.0 Hz), 1.22 (t, 3 H, J = 7.2 Hz).
(3−トリフルオロメチル−フェニルスルホニル)−酢酸エチルエステル:
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.20 (s, 1 H), 8.14 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.94 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.74 (t, 1 H, J = 7.6 Hz), 4.15 (s, 2 H), 4.14 (q, 2 H, J = 7.6 Hz), 1.20 (t, 3 H, J = 7.2 Hz).
ステップC:(3−トリフルオロメチル−フェニルスルフィニル)−酢酸の合成
(3−トリフルオロメチル−フェニルスルフィニル)−酢酸エチルエステル(0.2g、0.7mmol)を含むHO(5mL)/EtOH(0.5mL)の不均一溶液に、KOH(120mg、3当量)を加えた。反応混合物を85℃で2時間攪拌し反応混合物量の約半分にまで濃縮し氷浴中で濃HCLで酸性化した。(3−トリフルオロメチル−フェニルスルフィニル)−酢酸(100mg、56%)をろ過し乾燥した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.05 (s, 1 H), 8.01 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.92 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.81 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.16 (d, 1 H, J = 14.4 Hz), 3.87 (d, 1 H, J = 14.4 Hz).
ステップD:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド塩酸塩の合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(60mg、0.024mmol)を含むDCM(5mL)溶液に、(3−トリフルオロメチル−フェニルスルフィニル)−酢酸(60mg、1当量)を加え、続いてHATU(85mg、1.1当量)、及びEtN(30μL)を加えた。反応混合物を室温で16時間攪拌し濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製するとN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド(52mg、45%)が得られ、4M−HClを含むジオキサンでこれをHCl塩に変換した。
ESI MS m/e 484 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.7 (bs, 1 H), 8.08 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.99 (m, 2 H), 7.92 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.90 (bs, 1 H), 7.82 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.59 (s, 1 H), 3.94 (d, 1 H, J = 12.8 Hz), 3.86 (d, 1 H, J = 12.8 Hz), 3.80 (bs, 1 H), 3.68 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.70-1.50 (m, 8 H).
(実施例2645)
2−[(3,4−ジクロロフェニル)スルフィニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−[(3,4−ジクロロフェニル)スルフィニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド塩酸塩の合成
実施例2644の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 484 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.9 (bs, 1 H), 8.13 (d, 1 H, J = 6.8 Hz), 7.98 (bs, 1 H), 7.87 (s, 1 H), 7.86 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 7.65 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 7.61 (bs, 1 H), 3.93 (d, 1 H, J = 12.8 Hz), 3.87 (d, 1 H, J = 12.8 Hz), 3.81 (bs, 1 H), 3.64 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.70-1.50 (m, 8 H).
(実施例2646)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}アセトアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}アセトアミド塩酸塩の合成
(3−トリフルオロメチル−フェニルスルホニル)−酢酸エチルエステルを実施例2644ステップBから得た。実施例2644ステップCの手順を使用して、そのエステルを(3−トリフルオロメチル−フェニルスルホニル)−酢酸に加水分解した。
1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.22 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 8.21 (s, 1 H), 8.14 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.90 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.69 (s, 2 H).
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(56mg、0.023mmol)を含むDCM(5mL)溶液に、(3−トリフルオロメチル−フェニルスルホニル)−酢酸(60mg、1当量)を加え、続いてHATU(85mg、1.1当量)、及びEtN(30μL)を加えた。反応混合物を室温で16時間攪拌し濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製するとN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル] スルホニル}アセトアミド(50mg、45%)が得られ、これを4MのHClを含むジオキサンでHCl塩に変換した。
ESI MS m/e 500 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.6 (bs, 1 H), 8.22 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 8.17-8.12 (m, 3 H), 7.90 (t, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.87 (bs, 1 H), 7.57 (s, 1 H), 4.45 (s, 2 H), 3.79 (bs, 1 H), 3.61 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.70-1.47 (m, 8 H).
(実施例2647)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(0.6g、2.4mmol)を含むDCM(20mL)溶液に、2−クロロニコチノイルクロリド(0.44g、1.01当量)を加え、続いてDIEA(0.4mL、〜1.1当量)を加えた。反応混合物を室温で終夜攪拌し、飽和NaHCO(2度)及び水(1度)で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。粗製残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製すると2−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(0.57g、65%)が得られた。
ESI MS m/e 389 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.72 (bs, 1 H), 8.47 (d, 1 H, J = 5.0 Hz), 7.98 (d, 1 H, J = 7.0 Hz), 7.32 (dd, 1 H, J = 8.0及び5.0 Hz), 7.28 (s, 1 H), 6.88 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.18 (m, 2 H), 3.27 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.90-1.80 (m, 8 H).
ステップB:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(0.35g、0.9mmol)、4−フルオロフェノール(0.25g、2.5当量)、CsCO(0.33g、1.1当量)、及びジオキサン(3mL)を入れた密封試験管を、Smithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で1時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し飽和NaHCO(3度)及び水(1度)で洗浄し乾燥し濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜95:5)するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド(0.33g、80%)が得られた。中性化合物をDCM(5mL)に溶解し、4M−HCl(0.45mL、2.5当量)を含むジオキサンを加えた。20分間攪拌後、揮発性溶媒を除去するとN−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド塩酸塩が得られた。
ESI MS m/e 465 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.1 (bs, 1 H), 8.34 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 8.15 (dd, 1 H, J = 5.2及び2.0 Hz), 8.06 (d, 1 H, J = 6.8 Hz), 8.01 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.63 (s, 1 H), 7.26-7.18 (m, 5 H), 3.94 (bs, 1 H), 3.88 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.21 (s, 3 H), 1.72 (bs, 8 H).
(実施例2648)
2−(2−ブルモフェノキシ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(2−ブルモフェノキシ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例2647の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 525 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.8 (bs, 1 H), 8.20 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 8.16-8.11 (m, 2 H), 7.96 (bs, 1 H), 7.70 (dd, 1 H, J = 8.0及び1.6 Hz), 7.60 (s, 1 H), 7.47-7.38 (m, 2 H), 7.25-7.19 (m, 2 H), 3.97 (bs, 1 H), 3.89 (bs, 1 H), 3.24 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.74 (bs, 8 H).
(実施例2649)
2−(4−ブルモフェノキシ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−ブルモフェノキシ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例2647の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 525 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.9 (bs, 1 H), 8.28 (d, 1 H, J = 7.0 Hz), 8.12 (dd, 1 H, J = 4.4及び1.6 Hz), 7.97 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.91 (bs, 1 H), 7.56 (bs, 1 H), 7.54 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.17 (m, 1 H), 7.14 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 3.87 (bs, 1 H), 3.81 (bs, 1 H), 3.19 (s, 6 H), 2.16 (s, 3 H), 1.65 (bs, 8 H).
(実施例2650)
2−(4−クロロフェノキシ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−クロロフェノキシ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例2647の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 481 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.8 (bs, 1 H), 8.27 (d, 1 H, J = 6.6 Hz), 8.12 (dd, 1 H, J = 4.8及び1.6 Hz), 7.97 (dd, 1 H, J = 7.0及び1.6 Hz), 7.86 (bs, 1 H), 7.55 (s, 1 H), 7.41 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.20 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.17 (m, 1 H), 3.88 (bs, 1 H), 3.81 (bs, 1 H), 3.19 (s, 6 H), 2.16 (s, 3 H), 1.65 (bs, 8 H).
(実施例2651)
2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例2647の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 482 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.6 (bs, 1 H), 8.46 (s, 1 H), 8.31 (d, 1 H, J = 1.6 Hz), 8.01 (bm, 1 H), 7.83 (t, 1 H, J = 2.0 Hz), 7.56 (d, 1 H, J = 5.2 Hz), 7.49 (bm, 1 H), 7.25 (bs, 1 H), 6.07 (bs, 1 H), 5.74 (s, 1 H), 4.51 (bs, 1 H), 4.00 (bs, 1 H), 3.23 (s, 6 H), 2.19 (s, 3 H), 1.90 (m, 2 H), 1.75 (m, 4 H), 1.39 (m, 2 H).
(実施例2652)
2−(tert−ブチルチオ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(tert−ブチルチオ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(70mg、0.018mmol)、2−メチル−2−プロパンチオール(80mg、5当量)、CsCO(60mg、1.1当量)を含むジオキサン(0.8mL)を入れた密封試験管を、Smithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で1.5時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し飽和NaHCO(3度)及び水(1度)で洗浄し乾燥し濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜95:5)すると2−(tert−ブチルチオ)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド(50mg、62%)が得られ、これをHCl塩に変換した。
ESI MS m/e 443 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.2 (bs, 1 H), 8.47 (dd, 1 H, J = 4.8及び1.6 Hz), 8.40 (d, 1 H, J = 6.0 Hz), 8.00 (bm, 1 H), 7.62 (s, 1 H), 7.56 (dd, 1 H, J = 7.6及び1.6 Hz), 7.15 (m, 1 H), 3.90 (bs, 2 H), 3.25 (s, 6 H), 2.21 (s, 3 H), 1.80-1.65 (m, 8 H), 1.49 (s, 9 H).
(実施例2653)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例2652の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 429 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.4 (bs, 1 H), 8.44 (m, 2 H), 8.04 (d, 1 H, J = 6.8 Hz), 7.63 (d, 2 H, J = 6.4 Hz), 7.12 (m, 1 H), 3.85 (bs, 2 H), 3.24 (s, 6 H), 3.06 (t, 2 H, J = 6.8 Hz), 2.21 (s, 3 H), 1.83-1.65 (m, 8 H), 1.62 (m, 2 H), 0.95 (t, 3 H, J = 7.2 Hz).
(実施例2654)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(イソプロピルチオ)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(イソプロピルチオ)ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例2652の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 429 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.2 (bs, 1 H), 8.46 (dd, 1 H, J = 4.8及び1.6 Hz), 8.42 (bs, 1 H), 8.02 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.62 (m, 2 H), 7.12 (m, 1 H), 3.95 (sept, 1 H, J = 6.4 Hz), 3.83 (bs, 2 H), 3.25 (s, 6 H), 2.21 (s, 3 H), 1.82-1.65 (m, 8 H), 1.30 (d, 6 H, J = 6.8 Hz).
(実施例2655)
2−(tert−ブチルスルフィニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド
ステップA:2−(tert−ブチルスルフィニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドの合成
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−tert−ブチルスルファニル−ニコチンアミド(30mg、0.07mmol)を含むDCM(5mL)溶液に、0℃でMCPBA(16mg、1.1当量)を加えた。ESI MSによって進行をモニターしながら反応混合物を10℃未満でさらに2時間攪拌した。反応混合物をDCMで希釈し飽和NaHCO(2度)及び水(1度)で洗浄し乾燥し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜94:6)した。26mg(85%)の2−(tert−ブチルスルフィニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドを単離した。
ESI MS m/e 459 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.71 (dd, 1 H, J = 4.8及び1.6 Hz), 8.54 (d, 1 H, J = 6.8 Hz), 8.20 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.61 (s, 1 H), 7.43 (dd, 1 H, J = 8.0及び4.0 Hz), 5.03 (d, 1 H, J = 6.0 Hz), 4.12 (bs, 1 H), 3.98 (bs, 1 H), 2.99 (s, 6 H), 2.12 (s, 3 H), 1.87-1.75 (m, 8 H), 1.23 (s, 9 H).
(実施例2656)
2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−スルファニル−ニコチンアミドの合成
2−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(100mg、0.025mmol)、3,4−ジフルオロチオフェノール(90mg、2.5当量)、CsCO(150mg、2当量)、及びジオキサン(2mL)を入れた密封試験管を、Smithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で1.0時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し飽和NaHCO(3度)及び水(1度)で洗浄し乾燥し濃縮した。残渣をカラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜95:5)するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−スルファニル−ニコチンアミド(70mg、55%)が得られた。
ESI MS m/e 499 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.34 (dd, 1 H, J = 4.8及び1.6 Hz), 7.79 (dd, 1 H, J = 7.2及び2.0 Hz), 7.62 (s, 1 H), 7.35 (m, 1 H), 7.25 (m, 1 H), 7.16
(m, 1 H), 7.08 (dd, 1 H, J = 7.6及び4.8 Hz), 6.28 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 4.71 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 4.18 (m, 1 H), 3.97 (m, 1 H), 3.02 (s, 6 H), 2.13 (s, 3 H), 1.92-1.85 (m, 4 H), 1.80-1.74 (m, 4 H).
ステップB:2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩の合成
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−スルファニル−ニコチンアミド(45mg、0.09mmol)を含むDCM(6mL)溶液に、MCPBA(77%、31mg、2当量)を0℃、Ar雰囲気下で加えた。反応混合物を終夜攪拌し飽和NaHCO(2度)及び水で洗浄し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜94:6)した。25mg(53%)の2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドを単離し、そのHCl塩に変換した。
ESI MS m/e 531 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.8 (bs, 1 H), 8.70 (m, 2 H), 8.04 (m, 1 H), 7.95 (dd, 1 H, J = 7.6及び1.6 Hz), 7.89 (m, 1 H), 7.78-7.70 (m, 2 H), 7.60 (s, 1 H), 3.95 (bs, 1 H), 3.87 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.76 (bs, 8 H).
(実施例2657)
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレアトリフルオロアセタート
ステップA:エチル3,4−ジフルオロフェニルカルバマートの合成
3,4−ジフルオロアニリン(2.8mL、28mmol)及びN,N’−ジイソプロピルエチルアミン(5.4mL、31mmol)を10mLの無水THFに溶解し氷浴中で0℃に冷却した。エチルクロロホルメート(5.4mL、31mmol)を氷浴で攪拌している溶液に静かに加えた。その溶液を放置して室温にまで温め30分間攪拌した。溶媒を減圧除去し、酢酸エチル及びヘキサンの混合物(3:97)を使用して、粗製固体をカラムクロマトグラフィーによって精製すると、エチル3,4−ジフルオロフェニルカルバマートがオフホワイト色の固体として得られた。(5.59g、99%)
ESI MS m/z 202.1 (M + H+) ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.79 (s, 1H), 7.55-7.50 (m, 1H), 7.29-7.22 (m, 1H), 7.16-7.15 (m, 1H), 4.10 (q, J = 7.2 Hz, 2H), 1.22 (t, J = 7.2 Hz, 3H).
ステップB:(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メチル−アミンの合成
水素化リチウムアルミニウム(2.2g、56mmol)を500mLの丸底フラスコの中に入れた。アルゴン下でTHF(100mL)を注射器でフラスコ中に入れた。その溶液を氷浴中で0℃に冷却した。フラスコの氷冷溶液に3,4−ジフルオロフェニルカルバマート(5.59g、28mmol)を静かに加えた。その溶液を3時間還流した。反応混合物を0℃に冷却後、HO(3mL)、1N NaOH(3mL)、次いで、さらに多くのHO(15mL)を加えて失活させた。沈殿物をろ過し、ろ液からTHFを蒸発させた。粗生成物を150mLの酢酸エチルに溶解し水で洗浄しNaSOで乾燥した。有機溶媒を減圧除去すると、(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メチル−アミンが薄茶油として得られた。(2.86g、71%)
ESI MS m/z 144.2 (M + H+) ; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.04-6.97 (m, 1H), 6.45-6.39 (m, 1H), 6.32-6.28 (m, 1H), 3.69 (b, 1H), 2.86 (s, 3H).
ステップC:N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチル−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレアトリフルオロアセタートの合成
シス−[4−(4−ジメツルアミノ(dimethlamino)−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(100mg、0.402mmol)及び1,1−カルボニルジイミダゾール(78.1mg、0.482mmol)を1mLの塩化メチレンに溶解し室温で終夜攪拌した。バイアルに(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メチル−アミン(88mg、0.603mmol)を加えた。その溶液をSmithシンセサイザーで130℃で15分間を加熱した。溶媒を蒸発させ1mLのメタノール粗生成物に加えた。粗生成物をHPLCによって精製すると、N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレアトリフルオロアセタートが白色固体として得られた。(47.8mg、22%)
ESI MS m/z 419.3 (M + H+) ; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 14.0 (s, 1H), 8.62 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 7.29-7.21 (m, 2H), 7.13-7.01 (m, 2H), 4.61 (bs, 1H), 4.10 (m, 1H), 3.78 (m, 1H), 3.46-3.29 (b, 3H), 3.24 (s, 6H), 2.24 (s, 3H), 1.77-1.56 (m, 8H).
(実施例2658)
N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−(4−アミノメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.1g、4.8mmol)を含む無水ベンゼン(15mL)溶液に、3,5−ビストリフルオロメチルベンゾイルクロリド(1.33g、1当量)を加え、続いて室温、N下でEtN(〜2mL)を加えた。反応混合物を室温でさらに2時間攪拌し、飽和NaHCO(3度)及び水(1度)で洗浄し、MgSOで乾燥し濃縮した。粗製{シス−{4−[(3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンゾイルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステルは、さらに精製を行わなくても次の脱保護に使用できるほどに十分純度が高かった。
{シス−{4−[(3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンゾイルアミノ)−メチル]−シクロヘキシル}−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.1g、4.5mmol)をDCM(10mL)に溶解しTFA(5mL)を反応混合物に加えた。室温で1.5時間攪拌後、揮発性溶媒を除去すると粗生成N−(4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタートが粘性油として得られた。粗生成物へ水(〜40mL)を添加し5〜10分間よく振盪すると沈殿物が形成され、沈殿物をろ過し水で洗浄し乾燥した。1.40(61%)のN−(4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI MS m/e 369 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.97 (bs, 1 H), 8.47 (s, 2 H), 8.29 (s, 1 H), 7.78 (bs, 3 H), 3.29 (t, 2 H, J = 6.8 Hz), 3.15 (bs, 1 H), 1.78 (bs, 1 H), 1.66 (m, 4 H), 1.52 (m, 4 H).
ステップB:N−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−6−メチルピリミジン(0.21g、1.2mmol)、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビストリフルオロメチル−ベンズアミドトリフルオロアセタート(0.6g、1当量)、DIEA(0.45mL、2当量)、及びtert−BuOH(2.5mL)を入れた密封試験管を185℃で1.6時間Smithマイクロ波シンセサイザー中で反応させた。反応混合物をDCMで希釈し希HCl及び水で洗浄し乾燥し濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィーによって精製(シリカゲル;DCM:MeOH=100:0〜95:5)した。0.3g(50%)のN−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドを単離し、HCl−塩に変換した。
ESI MS m/e 504 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.8 (bs, 1 H), 8.72 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 8.39 (s, 2 H), 7.93 (s, 1 H), 7.43 (bs, 1 H), 5.70 (s, 1 H), 4.24 (bm, 1 H), 3.49 (t, 2 H, J = 4.4 Hz), 3.22 (s, 3 H), 3.11 (s, 3 H), 2.31 (s, 3 H), 1.91-1.79 (m, 5 H), 1.64-1.56 (m, 4 H).
(実施例2659)
−[シス−4−({6−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]ピラジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミン
ステップA:シス−[1−(6−クロロ−ピラジン−2−イルアミノ)−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)]−シクロヘキサンの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン塩酸塩(0.2g、0.7mmol)、2,6−ジクロロピラジン(0.1g、1当量)、DIEA(0.3mL、2当量)、及びIPA(2mL)を入れた密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で170℃で1.5時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し1N−HCl及び水で洗浄し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって(DCM:MeOH=100:0〜96:4)精製した。0.15g(61%)のシス−[1−(6−クロロ−ピラジン−2−イルアミノ)−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)]−シクロヘキサンを単離した。
ESI MS m/e 362 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.70 (bs, 1 H), 7.76 (s, 1 H), 7.71 (s, 1 H), 7.29 (s, 1 H), 5.32 (bs, 1 H), 4.11 (bs, 1 H), 4.00 (bs, 1 H), 3.27 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.80 (m, 8 H).
ステップB:シス−{1−[6−(3,4−ジフルオロ−フェニルスルファニル)−ピラジン−2−イルアミノ]−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)}−シクロヘキサンの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−(6−クロロ−ピラジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサン(0.1g、0.27mmol)、3,4−ジフルオロチオフェノール(0.1g、2.5当量)、CsCO(0.15g、2当量)、及びジオキサン(2mL)を入れた密封試験管をSmithマイクロ波シンセサイザー中で180℃で1時間反応させた。反応混合物をDCMで希釈し、飽和NaHCO(3度)及び水で洗浄し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製すると85mg(65%)のシス−{1−[6−(3,4−ジフルオロ−フェニルスルファニル)−ピラジン−2−イルアミノ]−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)}−シクロヘキサンが得られた。
ESI MS m/e 472 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.60 (s, 1 H), 7.48 (s, 1 H), 7.42 (m, 2 H), 7.29 (m, 1 H), 7.15 (m, 1 H), 6.70 (bs, 1 H), 5.15 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 4.03 (bs, 1 H), 3.67 (bm, 1 H), 3.16 (s, 6 H), 2.19 (s, 3 H), 1.81-1.61 (m, 8 H).
ステップC:N−[シス−4−({6−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]ピラジン−2−イル}アミノ)−シクロヘキシル]−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミンの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−[6−(3,4−ジフルオロ−フェニルスルファニル)−ピラジン−2−イルアミノ]−シクロヘキサン(35mg、0.07mmol)を含むDCM(5mL)溶液に、室温、Ar雰囲気下でMCPBA(33mg、2当量)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し飽和NaHCO(2度)及び水で洗浄し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜95:5)した。12mg(33%)のN−[シス−4−({6−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]ピラジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミンを単離した。
ESI MS m/e 488 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.25 (s, 1 H), 7.87 (s, 1 H), 7.63 (m, 1 H), 7.57 (s, 1 H), 7.53 (m, 1 H), 7.26 (m, 1 H), 5.36 (bs, 1 H), 5.14 (d, 1 H, J = 6.8 Hz), 4.01 (bs, 1 H), 3.82 (bm, 1 H), 3.06 (s, 6 H), 2.15 (s, 3 H), 1.87-1.60 (m, 8 H).
(実施例2660)
シス−N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩
ステップA:シス−N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩の合成
実施例2594ステップBで得たシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸(24mg、0.08mmol)を含むDCM(3mL)溶液に、1−(4−ブロモフェニル)−エチルアミン(18mg、1当量)を加え、続いてHATU(36mg、1.1当量)及びEtN(20μL)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し濃縮し、カラムクロマトグラフィーによって精製(DCM:MeOH=100:0〜95:5)した。16mg(41%)のシス−N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドを単離し、HCl塩に変換した。
ESI MS m/e 460 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.0 (bs, 1 H), 8.20 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.66 (bs, 1 H), 7.50 (s, 1 H), 7.43 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.18 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 4.79 (m, 1 H), 3.95 (bs, 1 H), 3.19 (s, 6 H), 2.23 (bs, 1 H), 2.16 (s, 3 H), 1.70-1.50 (m, 8 H), 1.24 (d, 3 H, J = 7.2 Hz).
(実施例2661)
N−[(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(3.8g、23.4mmol)を含む20mLのCHClに、0℃で2.0Mのメチルアミンを含むメチルアルコール(14.05mL、28.1mmol)に加えた。反応混合物を終夜攪拌し、次いで過剰な溶媒を蒸発させ、その物質をクロマトグラフィー(50%ヘキサン類を含む酢酸エチル)にかけると、(2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミン(968.7mg、6.17mmol、26%)が白色固体として得られた。
ESI MS 158.0 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.86 (s, 1H), 7.39 (s, 1H), 2.93-2.92 (d, J = 4 Hz, 3H), 2.04 (s, 3H).
ステップB:N−[(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
(2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミン(200mg、1.27mmol)を含む1mLの2−プロパノール溶液に、シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミドを含むTFA塩(736mg、1.52mmol)及びDIEA(2.54mmol)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で180℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発させ、その物質をクロマトグラフィー(70〜95%酢酸エチル/ヘキサン類)にかけた。混合した化合物をCHClに溶解し2MのHClを含むジエチルエーテル(5.6mL、1.42mmol)に加えると、N−[(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩(443mg、0.84mmol、66%)が白色固体として得られた。
ESI MS 490.4 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.5 (s, 1H), 8.86-8.83 (t, J = 4 Hz, 8 Hz, 1H), 8.32 (s, 2H), 8.11 (s, 1H), 8.03 (bs, 1H), 7.97 (bs, 1H), 7.40 (s, 1H), 3.90 (bs, 1H), 3.24 (s, 3H), 3.06-3.04 (d, J = 8 Hz, 2H), 2.72-2.71 (d, J = 4 Hz, 3H), 1.54 (bs, 4H), 1.42 (m, 4H), 1.20 (2H).
(実施例2662)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩
ステップA:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩の合成
実施例2660の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 412 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 10.9 (bs, 1 H), 7.98 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.53 (bs, 1 H), 6.98 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 6.63 (d, 1 H, J = 7.4 Hz), 6.62 (s, 1 H), 6.54 (d, 2 H, J = 8.0 Hz), 4.64 (m, 1 H), 3.79 (bs, 1 H), 3.50 (s, 3 H), 3.03 (s, 6 H), 2.08 (bs, 1 H), 1.97 (s, 3 H), 1.60-1.30 (m, 8 H), 1.10 (d, 3 H, J = 6.8 Hz).
(実施例2663)
シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(1−ナフチル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩
ステップA:シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(1−ナフチル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド塩酸塩の合成
実施例2660の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 432 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.1 (bs, 1 H), 8.39 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 8.09 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.94 (m, 1 H), 7.82 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.73 (bs, 1 H), 7.56-7.49 (m, 5 H), 5.69 (m, 1 H), 4.01 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.33 (bs, 1 H), 2.23 (s, 3 H), 1.85-1.55 (m, 8 H), 1.49 (d, 3 H, J = 6.8 Hz).
(実施例2664)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 368 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.2 (bs, 1 H), 8.28 (bs, 1 H), 7.98 (bd, 1 H, J = 6.0 Hz), 7.64 (m, 3 H), 7.31 (s, 1 H), 7.30 (s, 1 H), 3.91 (bs, 1 H), 3.85 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.35 (s, 3 H), 2.22 (s, 3 H), 1.85 (bs, 2 H), 1.70 (bs, 6 H).
(実施例2665)
N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)−ベンズアミドの合成
シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(3.2g、0.015 mol)を含むCHCl(50mL)溶液に、DIEA(3.9mL、0.022 mol)を加えた。混合物を氷浴で冷却し、3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンゾイルクロリド(2.9mL、0.015 mol)を静かに加えた。その混合物を室温に戻し1時間攪拌した。この後、溶媒及び過剰なDIEAを減圧により蒸発させた。得られた油をCHCl(30mL)に再溶解し、HO(30mL)、1M NaOH(30mL)、及び塩水(30mL)で抽出した。塩水層を2度CHClで逆抽出し有機層を合わせ、MgSOで乾燥し濃縮した。得られた沈殿物をCHCl(50mL)に再溶解しTFA(4.6mL、0.060mol)を加えた。溶液を室温で4時間攪拌した(又はTLCで判断して反応が終了するまで)。過剰な溶媒を蒸発させ得られた油を30mLのCHClに溶解した。有機層を30mLのNaOH水溶液/NaHCO水溶液の希釈液で抽出した(水層が抽出中塩基性のままであることを、pH試験紙を使用して確かめた)。水層を2度CHClで逆抽出し、有機層を合わせMgSOで乾燥し濃縮した。沈殿物が形成され、続いてこれをろ過し50%エーテルを含む冷ヘキサン溶液で洗浄すると、シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)−ベンズアミド(4.0g、0.011 mol、77%)が白色固体として得られた。
ESI MS 355.0 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.44 (s, 2H), 8.18 (s, 1H), 4.04 (m, 1H), 3.00 (m, 1H), 1.89-1.84 (m, 2H), 1.79-1.74 (m, 4H), 1.74-1.64 (m, 2H).
ステップB:N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−4−メチル−キノリン(326mg、1.84mmol)を含む2mLのt−BuOH溶液に、DIEA(369 uL、2.12mmol)及びシス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)−ベンズアミド(500mg、1.41mmol)を加えた。次いで、その混合物をマイクロ波により180℃で12時間加熱した。反応混合物を冷却し濃縮し得られた油をカラム(5%未満のMeOHを含むCHCl)によって精製した。有機溶媒を蒸発させ、得られた油を4mLのCHClに再溶解し、HCl(1.4mL、2.82 mol)を加えた。反応混合物を30分間攪拌し溶媒を除去した。沈殿物が形成され続いてこれをろ過し、50%エーテルを含む冷ヘキサン溶液で洗浄すると、N−{シス−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩(620mg、1.17mmol、83%)が得られた。
ESI MS 496.4 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 8.47 (s, 2H), 8.21 (s, 1H), 8.05 (d, 1H, J = 8.0 Hz), 7.93 (bs, 1H), 7.82 (t, 1H, J = 7.8 Hz), 7.59 (t, 1H, J = 8.2 Hz), 7.09 (bs, 1H), 4.17 (m, 1H), 4.15 (m, 1H), 2.73 (s, 3H), 2.08-1.95 (m, 8H).
(実施例2666)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.9 (bs, 1 H), 8.59 (bd, 1 H, J = 6.8 Hz), 7.69 (s, 1 H), 7.68 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.43 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.30 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.20 (d, 1 H, J = 5.2 Hz), 6.55 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.17 (bs, 1 H), 4.10 (bs, 1 H), 3.29 (s, 6 H), 2.24 (s, 3 H), 1.98-1.83 (m, 6 H), 1.73 (m, 2 H).
(実施例2667)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.3 (bs, 1 H), 8.54 (bd, 1 H, J = 6.8 Hz), 7.86 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.22 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.21 (s, 1 H), 6.68 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.17 (bs, 1 H), 4.10 (bs, 1 H), 3.28 (s, 6 H), 2.24 (s, 3 H), 1.95-1.85 (m, 6 H), 1.72 (m, 2 H).
(実施例2668)
3−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 472 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.5 (bs, 1 H), 8.37 (bd, 1 H, J = 7.2 Hz), 8.06 (s, 1 H), 7.86 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.51 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.30 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.24 (s, 1 H), 4.17 (bs, 1 H), 4.08 (bm, 1 H), 3.28 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.92-1.85 (m, 6 H), 1.71 (m, 2 H).
(実施例2669)
4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 456 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.8 (bs, 1 H), 8.58 (bd, 1 H, J = 6.8 Hz), 8.19 (s, 1 H), 7.90 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.54 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.19 (bd, 1 H, J = 5.2 Hz), 6.76 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 4.19 (bs, 1 H), 4.10 (bm, 1 H), 3.29 (s, 6 H), 2.24 (s, 3 H), 1.94-1.83 (m, 6 H), 1.72 (m, 2 H).
(実施例2670)
3,5−ジクロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,5−ジクロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 422 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.1 (bs, 1 H), 8.50 (bs, 1 H), 8.02 (bd, 1 H, J = 5.2 Hz), 7.86 (d, 2 H, J = 1.6 Hz), 7.77 (t, 1 H, J = 1.6 Hz), 7.63 (s, 1 H), 3.90 (bs, 1 H), 3.85 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.85 (bs, 2 H), 1.70 (bs, 6 H).
(実施例2671)
3,4−ジクロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジクロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 422 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.2 (bs, 1 H), 8.47 (bs, 1 H), 8.09 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 8.05 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.82 (dd, 1 H, J = 8.0及び1.6 Hz), 7.71 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 7.63 (s, 1 H), 3.90 (bs, 1 H), 3.85 (bs, 1 H), 3.25 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.85 (bs, 2 H), 1.70 (bs, 6 H).
(実施例2672)
5−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フルアミド
ステップA:5−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フルアミドの合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 422 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.64 (s, 1 H), 7.02 (d, 1 H, J = 3.6 Hz), 6.41 (d, 1 H, J = 3.6 Hz), 6.23 (bs, 1 H), 4.77 (bs, 1 H), 4.08 (bs, 1 H), 3.96 (bs, 1 H), 3.02 (s, 6 H), 2.14 (s, 3 H), 1.88-1.60 (m, 8 H).
(実施例2673)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(メチルスルホニル)ベンズアミド
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(メチルスルホニル)ベンズアミドの合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 432 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.02 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.69 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.59 (t, 2 H, J = 7.6 Hz), 6.39 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 6.34 (bs, 1 H), 4.10 (bs, 2 H), 3.33 (s, 3 H), 3.25 (s, 6 H), 2.25 (s, 3 H), 1.93-1.71 (m, 8 H).
(実施例2674)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミドの合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 432 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.40 (s, 1 H), 8.18 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 8.08 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.67 (t, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.34 (s, 1 H), 6.99 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 6.57 (bd, 1 H, J = 6.4 Hz), 4.17 (bm, 2 H), 3.32 (s, 6 H), 3.16 (s, 3 H), 2.27 (s, 3 H), 1.90-1.71 (m, 8 H).
(実施例2675)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(メチルスルホニル)ベンズアミド
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−(メチルスルホニル)ベンズアミドの合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 432 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.04 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.98 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.28 (s, 1 H), 6.86 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 6.41 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 4.14 (bm, 2 H), 3.32 (s, 6 H), 3.07 (s, 3 H), 2.27 (s, 3 H), 1.90-1.71 (m, 8 H).
(実施例2676)
2−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボニル}安息香酸メチル
ステップA:2−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}安息香酸メチルの合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 428 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.10 (bs, 1 H), 7.87 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.52 (t, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.46 (m, 2 H), 7.30 (s, 1 H), 6.56 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.13 (bm, 2 H), 3.87 (s, 3 H), 3.24 (s, 6 H), 2.22 (s, 3 H), 1.93-1.75 (m, 8 H).
(実施例2677)
3−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボニル}安息香酸メチル
ステップA:3−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}安息香酸メチルの合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 428 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.48 (s, 1 H), 8.17 (bs, 1 H), 8.14 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 8.08 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.51 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.31 (s, 1 H), 7.16 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 4.14 (bm, 2 H), 3.94 (s, 3 H), 3.26 (s, 6 H), 2.23 (s, 3 H), 1.93-1.73 (m, 8 H).
(実施例2678)
2−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボニル}安息香酸塩酸塩
ステップA:2−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}安息香酸塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 398 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.5 (bs, 2 H), 8.32 (bs, 1 H), 8.04 (d, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.80 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.68 (s, 1 H), 7.58 (m, 1 H), 7.51 (t, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.39 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 3.89 (bs, 2 H), 3.28 (s, 6 H), 2.25 (s, 3 H), 1.85-1.70 (m, 8 H).
(実施例2679)
3−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボニル}安息香酸塩酸塩
ステップA:3−{[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]カルボニル}安息香酸塩酸塩の合成
実施例2523の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 398 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 13.2 (bs, 1 H), 12.3 (bs, 1 H), 8.59 (bs, 1 H), 8.47 (m, 1 H), 8.16-8.11 (m, 3 H), 7.72 (s, 1 H), 7.64 (t, 1 H, J = 8.0 Hz), 3.95 (bs, 2 H), 3.32 (s, 6 H), 2.29 (s, 3 H), 1.93 (bs, 2 H), 1.78 (bs, 6 H).
(実施例2680)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 390 M + H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.7 (bs, 1 H), 8.37 (bs, 1 H), 7.93-7.88 (m, 2 H), 7.73 (m, 1 H), 7.51 (dd, 1 H, J = 18.8及び8.4 Hz), 6.26 (s, 1 H), 3.96 (bs, 1 H), 3.84 (bs, 1 H), 3.17 (s, 3 H), 3.13 (s, 3 H), 2.25 (s, 3 H), 1.85 (bm, 2 H), 1.70 (bs, 6 H).
(実施例2681)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸の合成
(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(242mg、1.41mmol)を含む2mLのt−BuOH溶液に、DIEA(369uL、2.12mmol)及びシス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)−ベンズアミド(500mg、1.41mmol)を加えた。次いで、その混合物をマイクロ波で180℃、1.7時間加熱した。反応混合物を冷却し濃縮し得られた油をカラム(5%未満のMeOHを含むCHCl)によって精製した。有機溶媒を蒸発させ、得られた油を4mLのCHClに再溶解し、HCl(1.4mL、2.82mol)を加えた。反応混合物を30分間攪拌し溶媒を除去した。沈殿物が形成され、続いてこれをろ過し、50%エーテルを含む冷ヘキサン溶液で洗浄すると、N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸(653mg、1.24mmol、88%)が得られた。
ESI MS 490.4 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, CD3OD) δ 12.58 (bs, 1H), 8.81 (d, 1H, J = 6.4 Hz), 8.50 (s, 2H), 8.30 (s, 1H), 7.89 (bs, 1H), 6.28 (s, 1H), 4.00 (m, 1H), 3.90 (m, 1H), 3.18 (s, 3H), 3.12 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.87-1.71 (m, 8H).
(実施例2682)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.0 (bs, 1 H), 8.52 (bd, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.87 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.23 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 6.84 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 5.72 (s, 1 H), 4.22 (bm, 1 H), 4.11 (bm, 1 H), 3.24 (s, 3 H), 3.12 (s, 3 H), 2.34 (s, 3 H), 1.95-1.85 (m, 6 H), 1.72 (m, 2 H).
(実施例2683)
3−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 472 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 12.9 (bs, 1 H), 8.52 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.96 (d, 1 H, J = 2.4 Hz), 7.73 (dd, 1 H, J = 8.8及び2.0 Hz), 7.34 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 6.59 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 5.72 (s, 1 H), 4.22 (bm, 1 H), 4.10 (bm, 1 H), 3.24 (s, 3 H), 3.12 (s, 3 H), 2.34 (s, 3 H), 1.95-1.83 (m, 6 H), 1.72 (m, 2 H).
(実施例2684)
4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 388 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.1 (bs, 1 H), 8.57 (bd, 1 H, J = 8.0 Hz), 7.73 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 7.37 (d, 2 H, J = 8.4 Hz), 6.46 (d, 1 H, J = 6.0 Hz), 5.71 (s, 1 H), 4.20 (bs, 1 H), 4.10 (bs, 1 H), 3.24 (s, 3 H), 3.12 (s, 3 H), 2.34 (s, 3 H), 1.94-1.82 (m, 6 H), 1.73 (m, 2 H).
(実施例2685)
3,4−ジクロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジクロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 422 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.0 (bs, 1 H), 8.51 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 7.94 (d, 1 H, J = 2.0 Hz), 7.64 (dd, 1 H, J = 8.4及び2.0 Hz), 7.47 (d, 1 H, J = 8.4 Hz), 6.88 (d, 1 H, J = 8.8 Hz), 5.72 (s, 1 H), 4.22 (bm, 1 H), 4.09 (bm, 1 H), 3.24 (s, 3 H), 3.13 (s, 3 H), 2.34 (s, 3H), 1.94-1.82 (m, 6 H), 1.72 (m, 2 H).
(実施例2686)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−イクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミドの合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 414 M + H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 6.88 (d, 2 H, J = 2.0 Hz), 6.57 (t, 1 H, J = 2.0 Hz), 6.15 (d, 1 H, J = 7.6 Hz), 5.69 (s, 1 H), 5.10 (bs, 1 H), 4.06 (bm, 2 H), 3.82 (s, 6 H), 3.04 (s, 6 H), 2.21 (s, 3 H), 1.90-1.81 (m, 6 H), 1.67 (m, 2 H).
(実施例2687)
5−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:5−ブロモ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS 433.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.2 (s, 1H), 8.85 (d, J = 4 Hz,1H), 8.73 (d, J = 4 Hz, 1H), 8.51 (bs, 1H), 8.34-8.33 (m, 1H), 7.55 (bs, 1H), 3.76 (bs, 2H), 3.14 (bs, 6H), 2.10 (s, 3 H), 1.74-1.59 (m, 8H).
(実施例2688)
N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS 520.4 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.0 (s, 1H), 8.84 (s, 1H), 8.36 (bs, 1H), 7.91 (bs, 1H), 7.88 (d, J = 8 Hz, 2H), 7.73-7.71 (d, J = 8 Hz, 2H), 7.60 (s, 1H), 3.85 (bs, 2H), 3,23 (s, 6H), 2.20 (s, 3H), 1.82 (m, 2H), 1.68 (m, 6H).
(実施例2689)
3−ブロモ−4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−ブロモ−4−クロロ−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例2526の手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS 466.0 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 12.0 (s, 1H), 8.32-8.31 (d, J = 4 Hz, 1H), 8.08-8.07 (d, J = 2 Hz, 1H), 7.88-7.86 (d, J = 8 Hz, 1H), 7.73-7.70 (dd, J1 = 4 Hz, J2 = 4 Hz, 1H), 7.57-7.55 (d, J = 8 Hz, 1H ), 7.49 (s, 1H), 3.76-3.69 (m, 2H), 3.16 (s, 6H), 2.07 (s, 3H), 1.70 (bs, 2H), 1.55 (bs, 6H).
(実施例2690〜2711)
適当な酸塩化物及びステップBで得られたアミン中間生成物を使用して、化合物2690〜2711を実施例2590に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2712〜2731)
適当な酸塩化物及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、化合物2712〜2731を実施例2591に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2732〜2750)
適当な酸塩化物及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、化合物2732〜2750を実施例2592に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2751〜2770)
適当な酸塩化物及びステップBで得られたアミン中間生成物を使用して、化合物2751〜2770を実施例2593に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2771〜2794)
適当なアミン及びステップBで得られたカルボン酸中間生成物を使用して、化合物2771〜2794を実施例2594に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2795〜2823)
適当なアミン及びステップBで得られたカルボン酸中間生成物を使用して、化合物2795〜2823を実施例2527に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2824〜2864)
適当な酸塩化物及びステップDで得られたアミン中間生成物を使用して、化合物2824〜2864を実施例2607に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2865〜2866)
適当なベンズアルデヒド及びステップAで得られたアミンを使用して、化合物2865及び2866を実施例2611に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2867〜2869)
適当なイソシアナート及びステップAで得られたアミンを使用して、化合物2867〜2869を実施例2613に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2870〜2875)
適当なカルボン酸及びステップAで得られたアミンを使用して、化合物2870〜2875を実施例2615に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2876)
適当な4−クロロマンデル酸及びステップAのアミンを使用して、化合物2876を実施例2623に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2877〜2879)
適当なフェノール及びステップBのブロモアセトアミド中間生成物を使用して、化合物2877〜2879を実施例2638に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2880〜2884)
適当なチオフェノールを使用して、化合物2880〜2884を実施例2644に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2885〜2895)
適当なフェノール及びステップAのクロロピリジル中間生成物を使用して、化合物2885〜2895を実施例2647に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2896〜2940)
適当な酸塩化物及びステップCのアミンを使用して、化合物2896〜2940実施例2523に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2941〜2948)
適当なN−メチルアニリン及びステップAで得られたブロモアセトアミド中間生成物を使用して、化合物2941〜2948を実施例2635に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2949〜2950)
適当なカルボン酸及びステップAのアミンを使用して、化合物2949及び2950を実施例2619に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2951〜2994)
適当な酸塩化物及びステップCのアミンを使用して、化合物2951〜2994を実施例2526に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2995)
フェニルスルホニルクロリド及びステップAのアミンを使用して、化合物2995を実施例2628に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例2996〜3004)
適当なベンズアルデヒド及びステップAのアミンを使用して、化合物2996〜3004を実施例2632に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例3005)
3−トリフルオロメトキシベンズアルデヒド及び実施例2526ステップCで得られたアミンを使用して、化合物3005を実施例2632に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例3006)
3,4−ジフルオロベンゾイルクロリド及びステップCで得られたアミンを使用して、化合物3006を実施例2642に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例3007〜3011)
適当なフェノール及びステップAで得られたクロロピリジル中間生成物を使用して、化合物3007〜3011を実施例2637に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例3012〜3020)
適当なフェノール及びステップAのクロロピリジル中間生成物を使用して、化合物3012〜3020を実施例2636に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例3021〜3029)
適当なN−メチルアニリン及びステップCで調製した中間生成物を使用して、化合物3021〜3029を実施例2657に記載される方式と同様の方式で調製した。
(実施例3030)
3,4ジクロロベンゾイルクロリド及びステップAのアミンを使用して、化合物3030を実施例2595に記載される方式と同様の方式で調製した。
本明細書の実施例及び表に示される特定の化合物は、モノ塩又はジ塩、たとえばトリフルオロアセタート、塩酸塩など、又は遊離塩基として表される。これらの特定の化合物の表示が本発明の範囲をそれぞれの塩又は遊離塩基に決して限定しないことは理解されよう。たとえば、トリフルオロアセタート塩を十分な量の塩基で処理することによって、容易に対応する遊離アミンに変換することができ、望むならば別の塩、たとえば、本明細書に記載の薬剤として許容される塩に変換することができる。
本明細書に開示した通り、本発明が化合物を遊離塩基、無機塩、及び有機塩として、並びにその溶媒和物及び水和物として含むことは理解されよう。
後述する表中の化合物は、遊離塩基として具体的に掲載され、特定の合成手順に従ってトリフルオロアセタート、塩酸塩、又はそのような塩として具体的に単離することも可能である。
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(実施例3031)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(シス−4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
シス−シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸(25.0g、145mmol)を含むベンゼン(125mL)の懸濁液に、ホスホラジン酸ジフェニルエステル(81.9g、298mmol)及びトリエチルアミン(30.1g、297mmol)を加えた。反応混合物を還流下で2.5時間攪拌した。ベンジルアルコール(32.2g、298mmol)を加え、その混合物を還流下で24時間攪拌した。反応混合物を濃縮し残渣をEtOAc及びHO中に溶解した。有機層を分離し水層をEtOAc(2度)で抽出した。合わせた有機層を1M KHSO水溶液、飽和NaHCO水溶液、及び塩水で洗浄しMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、33%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると(シス−4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(52.0g、94%)が無色油として得られた。
ESI MS m/e 405, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.15-7.40 (m, 10 H), 5.07 (s, 4 H), 4.70-5.00 (m, 2 H), 3.52-3.80 (m, 2 H), 1.60-1.80 (m, 4 H), 1.45-1.60 (m, 4 H).
ステップB:(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(シス−4−ベンジルオキシカルボニルアミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(91.7g、240mmol)を含むMeOH(460mL)溶液に、5%Pd/C(9.17g)を加えた。反応混合物を周囲温度、水素雰囲気下で2.5日間攪拌し、セライトパッドでろ過し濃縮するとジアミンが無色油として得られた。ジアミンを含むMeOH(550mL)の溶液に、(Boc)O(6.59g、30.2mmol)を含むMeOH(80mL)の溶液を4時間かけて滴下した。反応混合物を周囲温度で1.5日間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮するとシス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(7.78g、15%、未精製)が無色油として得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解しMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮するとジアミン(32.9g)が無色油として回収された。回収ジアミン(32.9g、288mmol)を含むMeOH(660mL)溶液に、(Boc)O(6.29g、28.8mmol)を含むMeOH(80mL)の溶液を5時間かけて滴下した。反応混合物を周囲温度で10時間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮するとシス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(8.16g、16%、未精製)が無色油として得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解しMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮すると回収されたジアミン(23.1g)が無色油として得られた。回収ジアミン(23.1g、202mmol)を含むMeOH(462mL)溶液に、(Boc)O(4.42g、20.3mmol)を含むMeOH(56mL)溶液を4時間かけて滴下した。反応混合物を周囲温度で3.5日間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮するとシス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5.01g、10%出発物質に基づく)が無色油として得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解しMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮すると回収されたジアミン(16.0g)が無色油として得られた。回収ジアミン(16.0g、140mmol)を含むMeOH(320mL)溶液に(Boc)O(3.06g、14.0mmol)を含むMeOH(40mL)の溶液を4時間かけて滴下した。反応混合物を周囲温度で13時間攪拌し濃縮した。HOに溶解させた後、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮するとシス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(3.53g、7%出発物質に基づく)が無色油として得られた。水層を濃縮し残渣をMeOHに溶解しMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮すると回収されたジアミン(11.1g)が無色油として得られた。
ESI MS m/e 215, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 4.30-4.82 (m, 1 H), 3.50-3.80 (m, 1 H), 2.78-2.95 (m, 1 H), 1.44 (s, 9H), 1.20-1.80 (m, 8 H).
ステップC:(シス−4−{[1−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
3,4−ジフルオロ−安息香酸(4.10g、25.9mmol)及び(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5.05g、23.6mmol)を含むDMF(50mL)溶液に、EtN(90mL、56.7mmol)、HOBt−HO(5.41g、35.3mmol)、及びEDC−HCl(4.97g、25.9mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で17時間攪拌した。反応混合物に水(200mL)を加え、懸濁液を周囲温度で10分間攪拌し沈殿物をろ過により集め、HO及びEtOHで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると(シス−4−{[1−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5.20g、62.3%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 377, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.45 (s, 9 H), 1.53-1.95 (m, 8 H), 3.60-3.74 (m, 1 H), 4.00-4.16 (m, 1 H), 4.50-4.68 (m, 1 H), 5.95-6.09 (m, 1 H), 7.15-7.28 (m, 1 H), 7.43-7.68 (m, 2 H).
ステップD:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミドの合成
(シス−4−{[1−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5.20g、14.7mmol)を含むEtOAc(52mL)の溶液を氷浴で冷却し、4M塩化水素を含むEtOAc(104mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮し減圧下60℃で乾燥すると、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(3.00g、80%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 255, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.15-1.52 (m, 3 H), 1.59-1.89 (m, 5 H), 2.94-3.06 (m, 1 H), 4.06-4.20 (m, 1 H), 6.01-6.18 (m, 1 H), 7.13-7.26 (m, 1 H), 7.43-7.50 (m, 1 H), 7.57-7.67 (m, 1 H).
ステップE:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−キノリン(200mg、1.22mmol)及びN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(342mg、1.34mmol)の混合物を含むブタノール(1mL)を密封試験管中で130℃で60時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。混合有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。上記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過し、EtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(189mg、37%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 382, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.80-2.09 (m, 8 H), 3.96-4.24 (m, 2 H), 6.90-7.03 (m, 2 H), 7.14-7.25 (m, 1 H), 7.41-7.48 (m, 1 H), 7.57-7.64 (m, 1 H), 7.69-7.79 (m, 4 H), 8.18 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 9.73-9.76 (m, 1 H).
(実施例3032)
2−フェノキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−2−フェノキシ−ニコチンアミドの合成
実施例3031ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(6.00g、27.8mmol)を含むCHCl(60mL)溶液に、i−PrNEt(9.67mL、55.6mmol)を加えた。混合物を氷浴で冷却し、2−フェノキシ−ニコチノイルクロリド(6.50g、27.8mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で17時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。上記物質を含むEtOAc(100mL)及びCHCl(40mL)の溶液に、4M塩化水素を含むEtOAc(100mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、0.2%〜1%MeOHを含むCHCl)によって精製するとN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−2−フェノキシ−ニコチンアミド(3.51g、41%)淡黄色油として得られた。
ESI MS m/e 312, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.12-1.39 (m, 3 H), 1.65-1.94 (m, 5 H), 2.80-2.91 (m, 1 H), 4.18-4.30 (m, 1 H), 7.13-7.22 (m, 3 H), 7.25-7.33 (m, 1 H), 7.41-7.51 (m, 2 H), 8.04-8.14 (m, 1 H), 8.22 (dd, J = 4.7, 2.1 Hz, 1 H), 8.62 (dd, J= 7.6, 2.0 Hz, 1 H).
ステップB:2−フェノキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−キノリン(200mg、1.22mmol)及びシス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−2−フェノキシ−ニコチンアミド(418mg、1.34mmol)の混合物を含むブタノール(1mL)を130℃で6日間密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、10%〜16%EtOAcを含むヘキサン)よって精製した。上記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、2−フェノキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩(138mg、37%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 461, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.87-2.10 (m, 8 H), 3.83-3.97 (m, 1 H) 4.12-4.24 (m, 1 H), 6.90 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.12 (dd, J = 7.6, 4.5 Hz, 1 H), 7.20-7.32 (m, 3 H), 7.37-7.50 (m, 3 H), 7.66-7.80 (m, 3 H), 7.95 (d, J = 7.0 Hz, 1 H) 8.13 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 8.21 (dd, J= 4.6, 2.2 Hz, 1 H), 8.53 (dd, J = 7.6, 1.9 Hz, 1 H), 9.77-9.92 (m, 1 H).
(実施例3033)
3−メチル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:シス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミンの合成
2−クロロ−キノリン(16.0g、97.8mol)及び実施例3031ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(23.0g、107.5mol)の混合物を含むブタノール(16mL)を130℃で3日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、10%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、淡黄色油が得られた。上記物質を含むEtOAc(160mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(80mL)を加えた。その混合物を周囲温度で12時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、2%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、シス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(6.30g、27%)が淡黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 242, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.12-1.53 (m, 4 H), 1.65-1.93 (m, 6 H), 2.84-2.98 (m, 1 H), 4.04-4.16 (m, 1 H), 4.78-4.91 (m, 1 H), 6.61 (d, J = 9.0 Hz, 1 H), 7.17 (ddd, J = 8.0, 6.9, 1.2 Hz, 1 H), 7.46-7.58 (m, 2 H), 7.61-7.66 (m, 1 H), 7.79 (d, J = 8.9 Hz, 1 H).
ステップB:3−メチル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
シス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(300mg、1.24mmol)を含むCHCl(2mL)溶液に、i−PrNEt(0.45mL、2.60mmol)及び3−メチル−ベンゾイルクロリド(210mg、1.36mmol)を含むCHCl(1mL)を加えた。その混合物を周囲温度で17時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると無色油が得られた。上記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、3−メチル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(294mg、60%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 382, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.82-2.07 (m, 8 H), 2.40 (s, 3 H), 3.93-4.04 (m, 1 H), 4.08-4.26 (m, 1 H), 6.49-6.58 (m, 1 H), 6.94 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.25-7.32 (m, 2 H), 7.40-7.48 (m, 1 H), 7.56-7.66 (m, 2 H), 7.67-7.81 (m, 3 H) 8.17 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 9.74-9.87 (m, 1 H).
(実施例3034)
3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 398, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.09 (m, 8 H), 3.86 (s, 3 H), 3.94-4.06 (m, 1 H), 4.08-4.25 (m, 1 H), 6.63 (d, J = 8.6 Hz, 1 H), 6.91-7.05 (m, 2 H), 7.28-7.48 (m, 4 H), 7.68-7.80 (m, 3 H), 8.17 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 9.75-9.84 (m, 1 H).
(実施例3035)
3−クロロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 402, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.82-2.10 (m, 8 H), 3.96-4.07 (m, 1 H), 4.09-4.26 (m, 1 H), 6.75 (d, J = 7.8 Hz, 1 H), 6.96 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 7.33-7.49 (m, 3 H), 7.66-7.79 (m, 4 H), 7.83-7.88 (m, 1 H), 8.19 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 9.80 (d, J = 8.5 Hz, 1 H).
(実施例3036)
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップAで得られた5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸(516mg、2.98mmol)及びシス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(600mg、2.48mmol)を含むDMF(6mL)溶液に、EtN(0.83mL、5.95mmol)、HOBt−HO(570mg、3.72mmol)、及びEDC−HCl(571g、2.98mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で12時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え懸濁液を周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、2%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると淡黄色油が得られた。上記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩(329mg、60%)が黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 419, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80-2.18 (m, 8 H), 3.96-4.25 (m, 2 H), 6.97 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 7.39-7.53 (m, 2 H), 7.67-7.80 (m, 3 H), 8.20 (d, J = 9.4 Hz, 1 H), 8.26-8.30 (m, 1 H), 8.39-8.42 (m, 1 H), 9.59 (d, J = 8.6 Hz, 1 H).
(実施例3037)
2−クロロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 403, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.84-2.17 (m, 8 H), 3.93-4.05 (m, 1 H), 4.13-4.30 (m, 1 H), 6.89-7.02 (m, 2 H), 7.30-7.50 (m, 2 H), 7.67-7.81 (m, 3 H), 7.96 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 8.19 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 8.44-8.50 (m, 1 H), 9.73-9.87 (m, 1 H).
(実施例3038)
3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 420, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.08 (m, 8 H), 3.95-4.06 (m, 1 H), 4.07-4.23 (m, 1 H), 6.68-6.78 (m, 1 H), 6.95 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 7.18 (t, J = 8.6 Hz, 1 H), 7.41-7.48 (m, 1 H), 7.68-7.79 (m, 4 H), 7.95 (dd, J = 7.0, 2.2 Hz, 1 H), 8.18 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 9.79 (d, J = 8.4 Hz, 1 H).
(実施例3039)
3,5−ジメトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,5−ジメトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 428, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80-2.14 (m, 8 H), 3.85 (s, 6 H), 3.95-4.26 (m, 2 H), 6.53-6.66 (m, 2 H), 6.89-7.01 (m, 3 H), 7.40-7.51 (m, 1 H), 7.68-7.82 (m, 3 H), 8.18 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 9.76-9.85 (m, 1 H).
(実施例3040)
3,4−ジクロロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジクロロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 436, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81-2.15 (m, 8 H), 3.98-4.25 (m, 2 H), 6.87-7.00 (m, 2 H), 7.42-7.52 (m, 2 H), 7.65-7.80 (m, 4 H), 7.98 (d, J = 2.0 Hz, 1 H), 8.19 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 9.87 (d, J = 8.6 Hz, 1 H).
(実施例3041)
ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾール−5−カルボン酸−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾール−5−カルボン酸−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 388, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.81-2.23 (m, 8 H), 3.98-4.31 (m, 2 H), 6.97 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.38-7.50 (m, 2 H), 7.70-7.78 (m, 3 H), 7.88 (ddd, J = 14.3, 9.3, 1.2 Hz, 2 H), 8.20 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 8.41 (t, J = 1.2 Hz, 1 H), 9.75 (d, J = 8.1 Hz, 1 H).
(実施例3042)
1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 394, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.80-2.14 (m, 8 H), 3.91-4.15 (m, 5 H), 6.96 (d, J = 9.4 Hz, 1 H), 7.09 (d, J = 9.0 Hz, 1 H), 7.28-7.31 (m, 1 H), 7.41-7.54 (m, 2 H), 7.67-7.79 (m, 3 H), 8.19 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 9.66 (m, 1 H).
(実施例3043)
9H−キサンテン−9−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:9H−キサンテン−9−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 472, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.65-1.89 (m, 8 H), 3.76-3.94 (m, 2 H), 5.99-6.09 (m, 1 H), 6.87 (d, J = 10.1 Hz, 1 H), 7.05-7.18 (m, 4 H), 7.24-7.47 (m, 5 H), 7.65-7.79 (m, 3 H) 8.13 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 9.62 (d, J = 7.6 Hz, 1 H).
(実施例3044)
5−(4−クロロ−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−(4−クロロ−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 468, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.77-2.13 (m, 8 H), 3.93-4.07 (m, 1 H), 4.10-4.28 (m, 1 H), 6.65-7.03 (m, 3 H), 7.12-7.23 (m, 1 H), 7.32-7.52 (m, 3 H), 7.63-7.85 (m, 5 H), 8.12-8.26 (m, 1 H), 9.74-9.94 (m, 1 H).
(実施例3045)
3−ニトロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−ニトロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 413, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.83-2.30 (m, 8 H), 3.99-4.10 (m, 1 H), 4.13-4.31 (m, 1 H), 6.97 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.24-7.33 (m, 1 H), 7.42-7.51 (m, 1 H), 7.63 (t, J = 7.9 Hz, 1 H), 7.70-7.79 (m, 3 H), 8.17-8.24 (m, 2 H), 8.30-8.35 (m, 1 H), 8.75-8.77 (m, 1 H), 9.76 (d, J = 7.3 Hz, 1 H).
(実施例3046)
4−フルオロ−3−メチル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−フルオロ−3−メチル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3033ステップAで得られたシス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(250mg、1.04mmol)を含むCHCl(5mL)溶液に、EtN(0.3mL、2.15mmol)及び4−フルオロ−3−メチル−ベンゾイルクロリド(197mg、1.14mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で12時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。上記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で6時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると、4−フルオロ−3−メチル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(363mg、85%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 400, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.82-2.10 (m, 8 H), 2.32 (d, J = 1.9 Hz, 3 H), 3.96-4.07 (m, 1 H), 4.09-4.27 (m, 1 H), 6.62-6.72 (m, 1 H), 6.96 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.04 (t, J = 8.9 Hz, 1 H), 7.40-7.51 (m, 1 H), 7.61-7.83 (m, 5 H) 8.19 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 9.71-9.85 (m, 1 H).
(実施例3047)
3−ブロモ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−ブロモ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3046ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 446, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81-2.13 (m, 8 H), 3.96-4.08 (m, 1 H), 4.09-4.27 (m, 1 H), 6.84 (d, J = 7.8 Hz, 1 H), 6.96 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 7.30 (t, J = 7.9 Hz, 1 H), 7.41-7.50 (m, 1 H), 7.57-7.64 (m, 1 H), 7.69-7.80 (m, 4 H), 8.01 (t, J = 1.6 Hz, 1 H), 8.19 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 9.71 (m, 1 H).
(実施例3048)
2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
2−ブロモ−フェノール(453mg、2.62mmol)を含むDMA(4mL)溶液に、60%NaHを含む油(210mg、5.24mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。その混合物に実施例3037ステップAで得られた2−クロロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(1.00g、2.62mmol)を含むDMA(2mL)を加えた。混合物を120℃で3時間攪拌し、反応混合物を水で失活させた。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、1%〜2%MeOHを含むCHCl)によって精製すると無色油が得られた。上記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩(262mg、18%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 517, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.89-2.17 (m, 8 H), 3.81-3.98 (m, 1 H), 4.14-4.30 (m, 1 H), 6.92 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.11-7.20 (m, 2 H), 7.34-7.47 (m, 3 H), 7.63-7.80 (m, 4 H), 7.92-8.00 (m, 1 H), 8.10-8.20 (m, 2 H), 8.54 (dd, J = 7.5, 2.0 Hz, 1 H), 9.71-9.88 (m, 1 H).
(実施例3049)
3−シアノ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−シアノ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3046ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 393, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80-2.17 (m, 8 H), 3.98-4.30 (m, 2 H), 6.97 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 7.07-7.18 (m, 1 H), 7.42-7.50 (m, 1 H) 7.56 (t, J = 7.8 Hz, 1 H), 7.70-7.80 (m, 4 H), 8.08 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 8.17-8.25 (m, 2 H), 9.69-9.84 (m, 1 H).
(実施例3050)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3046ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 436, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.77-2.13 (m, 8 H), 3.97-4.09 (m, 1 H), 4.12-4.33 (m, 1 H), 6.92-7.05 (m, 2 H), 7.41-7.50 (m, 1 H), 7.57 (t, J = 7.7 Hz, 1 H), 7.69-7.79
(m, 4 H), 8.02 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 8.13-8.26 (m, 2 H), 9.72-9.85 (m, 1 H).
(実施例3051)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド塩酸塩の合成
m−トリルオキシ−酢酸(189mg、1.14mmol)及び実施例3036ステップAで得られたシス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(250mg、1.04mmol)を含むDMF(15mL)溶液に、EtN(0.35mL、2.50mmol)、HOBt−HO(238mg、1.56mmol)、及びEDC−HCl(219g、1.14mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で13時間攪拌した。反応混合物に水(30mL)を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィーで(シリカゲル、1%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると無色油が得られた。上記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド塩酸塩(140mg、32%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.06 (m, 8 H), 2.33 (s, 3 H), 3.88-4.12 (m, 2 H), 4.44 (s, 2 H), 6.72-6.96 (m, 5 H), 7.18 (t, J = 8.0 Hz, 1 H), 7.39-7.47 (m, 1 H), 7.68-7.81 (m, 3 H), 8.17 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 9.72-9.89 (m, 1 H).
(実施例3052)
2,2−ジフェニル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2,2−ジフェニル−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3046ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 458, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.71-1.97 (m, 8 H), 3.84-4.10 (m, 2 H), 4.87 (s, 1 H), 6.16-6.25 (m, 1 H), 6.90 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.20-7.36 (m, 10 H), 7.39-7.48 (m, 1 H), 7.67-7.79 (m, 3 H), 8.15 (d, J = 9.2 Hz, 1 H), 9.63-9.77 (m, 1 H).
(実施例3053)
5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 436, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.84-2.09 (m, 8 H), 3.92-4.18 (m, 2 H), 6.42 (d, J = 3.5 Hz, 1 H), 6.61 (d, J = 8.6 Hz, 1 H), 6.95 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.05 (d, J = 3.5 Hz, 1 H), 7.42-7.48 (m, 1 H), 7.69-7.83 (m, 3 H), 8.19 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 9.85 (d, J = 8.6 Hz, 1 H).
(実施例3054)
2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸エチルエステルの合成
2−フルオロ−フェノール(3.02g、26.9mmol)を含むDMA(20mL)溶液に、60%NaHを含む油(1.08mg、26.9mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌した。その混合物に2−クロロ−ニコチン酸エチルエステル(5.00g、26.9mmol)を含むDMA(5mL)を加えた。混合物を120℃で2時間攪拌し、反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させた。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。残渣を10%EtOを含むヘキサン(50mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しヘキサンで洗浄し減圧下70℃で乾燥すると2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸エチルエステル(3.08g、44%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 284, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.40 (td, J = 7.1, 1.6 Hz, 3 H), 4.41 (qd, J = 7.1, 1.6 Hz, 2 H), 6.99-7.21 (m, 5 H), 8.23-8.29 (m, 2 H).
ステップB:2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸の合成
2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸エチルエステル(3.00g、11.5mmol)を含むEtOH(90mL)溶液に、2M NaOH水溶液(6mL)を加えた。その混合物を周囲温度で4時間攪拌した。その混合物に1MのHCl水溶液(pH=3)を加え濃縮した。残渣を水に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。残渣を10%EtOを含むヘキサン(80mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しヘキサンで洗浄し減圧下70℃で乾燥すると、2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸(2.39g、89%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 233, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.05-7.25 (m, 5 H), 8.32 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.49 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H).
ステップC:2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 479, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.83-2.14 (m, 8 H), 3.88-4.01 (m, 1 H), 4.13-4.30 (m, 1 H), 6.93 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 7.11-7.20 (m, 3 H), 7.25-7.31 (m, 2 H), 7.43 (t, J = 7.9 Hz, 1 H), 7.67-7.81 (m, 3 H), 7.93 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 8.16 (d, J = 9.2 Hz, 1 H), 8.21 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.54 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 9.81-9.94 (m, 1 H).
(実施例3055)
2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸の合成
3,4−ジフルオロ−フェノール(3.77g、28.9mmol)を含むDMA(20mL)溶液に、60%NaHを含む油(1.16mg、28.9mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。その混合物に2−クロロ−ニコチン酸エチルエステル(5.36g、28.9mmol)を含むDMA(5mL)を加えた。その混合物を120℃で2.5時間攪拌し、反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させた。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。残渣を10%EtOを含むヘキサン(150mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過し、ヘキサンで洗浄し減圧下70℃で乾燥すると白色固体が得られた。上記物質を含むEtOH(150mL)溶液に2M NaOH水溶液(15.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で12時間攪拌した。混合物に1MのHCl水溶液(46mL、pH=3)を加え濃縮した。残渣を水に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。残渣を10%EtOを含むヘキサン(150mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で30分間攪拌し、沈殿物をろ過して回収しヘキサンで洗浄し減圧下70℃で乾燥すると、2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸(4.85g、67)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 251, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.90-7.30 (m, 4 H), 8.30-8.35 (m, 1 H), 8.46-8.52 (m, 1 H).
ステップB:2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 475, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.85-2.13 (m, 8 H), 3.91-4.03 (m, 1 H), 4.13-4.29 (m, 1 H), 6.94 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 7.11-7.34 (m, 4 H), 7.40-7.47 (m, 1 H), 7.67-7.85 (m, 4 H), 8.17 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 8.22 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.53 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 9.84-9.98 (m, 1 H).
(実施例3056)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−p−トリルオキシ−ニコチン酸の合成
実施例3055ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 229, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.40 (s, 3 H) 7.05-7.31 (m, 5 H), 8.30-8.35 (m, 1 H), 8.52-8.57 (m, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 475, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.86-2.13 (m, 8 H), 2.36 (s, 3 H), 3.86-3.98 (m, 1 H), 4.11-4.29 (m, 1 H), 6.86-7.00 (m, 1 H), 7.07-7.31 (m, 5 H), 7.43 (t, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.64-7.82 (m, 3 H), 7.92-8.28 (m, 3 H), 8.53 (d, J = 7.0 Hz, 1 H), 9.74-9.87 (m, 1 H).
(実施例3057)
2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−クロロ−フェノキシ)−ニコチン酸の合成
実施例3055ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 250, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.10-7.21 (m, 3 H), 7.36-7.45 (m, 2 H), 8.30-8.36 (m, 1 H), 8.45-8.51 (m, 1 H).
ステップB:2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 473, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.83-2.13 (m, 8 H), 3.87-4.04 (m, 1 H), 4.10-4.33 (m, 1 H), 6.87-7.01 (m, 1 H), 7.10-7.35 (m, 3 H), 7.38-7.50 (m, 3 H), 7.65-7.93 (m, 4 H), 8.10-8.26 (m, 2 H), 8.53 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 9.78-9.97 (m, 1 H).
(実施例3058)
2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−ブロモ−フェノキシ)−ニコチン酸の合成
実施例3055ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 294, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.05-7.12 (m, 2 H), 7.18 (dd, J = 7.6, 4.8 Hz, 1 H), 7.52-7.62 (m, 2 H), 8.31-8.35 (m, 1 H), 8.48 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H).
ステップB:2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 517, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80-2.11 (m, 8 H), 3.87-4.02 (m, 1 H), 4.12-4.30 (m, 1 H), 6.86-7.01 (m, 1 H), 7.09-7.29 (m, 3 H), 7.38-7.48 (m, 1 H), 7.51-7.62 (m, 2 H), 7.64-7.93 (m, 4 H), 8.11-8.25 (m, 2 H), 8.53 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 9.78-9.96 (m, 1 H).
(実施例3059)
2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−メトキシ−フェノキシ)−ニコチン酸の合成
実施例3055ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 245, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 6.94-7.01 (m, 2 H), 7.09-7.20 (m, 3 H), 8.31-8.35 (m, 1 H), 8.50-8.55 (m, 1 H).
ステップB:2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 491, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.85-2.12 (m, 8 H), 3.81 (brs, 3 H), 3.86-3.99 (m, 1 H), 4.12-4.30 (m, 1 H), 6.84-7.29 (m, 6 H), 7.37-7.49 (m, 1 H), 7.64-7.82 (m, 3 H), 7.96-8.28 (m, 3 H), 8.48-8.60 (m, 1 H), 9.71-9.86 (m, 1 H).
(実施例3060)
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチン酸の合成
実施例3055ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 268, M + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 7.03-7.32 (m, 4 H), 8.29-8.37 (m, 1 H), 8.44-8.53 (m, 1 H).
ステップB:2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 491, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.83-2.10 (m, 8 H), 3.88-4.04 (m, 1 H), 4.11-4.27 (m, 1 H), 6.92 (d, J = 9.6 Hz, 1 H) 7.16 (dd, J = 7.6, 4.8 Hz, 1 H), 7.21-7.46 (m, 4 H), 7.67-7.81 (m, 4 H), 8.15 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 8.20 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.52 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 9.83-9.95 (m, 1 H).
(実施例3061)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−m−トリルオキシ−ニコチン酸の合成
実施例3055ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 229, M+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 2.40 (s, 3 H), 6.95-7.41 (m, 5 H), 8.33 (dd, J = 4.8, 1.8 Hz, 1 H), 8.54 (dd, J = 7.7, 1.9 Hz, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 475, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.87-2.07 (m, 8 H), 2.40 (s, 3 H), 3.85-3.98 (m, 1 H), 4.10-4.25 (m, 1 H), 6.88-6.99 (m, 1 H), 7.01-7.18 (m, 4 H), 7.33 (t, J = 7.8 Hz, 1 H), 7.42 (t, J = 7.5 Hz, 1 H), 7.66-7.81 (m, 3 H), 7.93-8.03 (m, 1 H), 8.12-8.20 (m, 1 H), 8.23 (dd, J = 4.7, 1.9 Hz, 1 H), 8.52 (dd, J = 7.5, 1.9 Hz, 1 H), 9.71-9.83 (m, 1 H).
(実施例3062)
2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:(3−メトキシ−フェノキシ)−酢酸エチルエステルの合成
3−メトキシ−フェノール(3.54g、28.5mmol)を含むDMA(20mL)溶液に、60%NaHを含む油(1.14g、28.5mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌した。その混合物にブロモ−酢酸エチルエステル(4.53g、28.5mmol)を含むDMA(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌し、反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させた。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると(3−メトキシ−フェノキシ)−酢酸エチルエステル(5.19g、91%)が無色油として得られた。
ESI MS m/e 233, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.30 (t, J = 7.1 Hz, 3 H), 3.79 (s, 3 H), 4.27 (q, J = 7.1 Hz, 2 H), 4.60 (s, 2 H), 6.44-6.61 (m, 3 H), 7.15-7.23 (m, 1 H).
ステップB:(3−メトキシ−フェノキシ)−酢酸の合成
(3−メトキシ−フェノキシ)−酢酸エチルエステル(5.06g、24.1mmol)を含むEtOH(100mL)溶液に、1M NaOH水溶液(25.3mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。その混合物に1MのHCl水溶液(pH=3)を加え濃縮した。残渣を水に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮すると(3−メトキシ−フェノキシ)−酢酸(4.05g、92%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 182, M+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 3.73 (s, 3 H), 4.65 (s, 2 H), 6.45-6.57 (m, 3 H), 7.13-7.23 (m, 1 H), 12.97 (brs, 1 H).
ステップC:2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.79-2.05 (m, 8 H), 3.82 (s, 3 H), 3.90-4.11 (m, 2 H), 4.46 (s, 2 H), 6.52-6.61 (m, 3 H), 6.80-6.87 (m, 1 H), 6.93 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.16-7.24 (m, 1 H), 7.41-7.48 (m, 1 H), 7.69-7.82 (m, 3 H), 8.17 (d, J = 9.5 Hz, 1 H) 9.78-9.88 (m, 1 H).
(実施例3063)
2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:(3−クロロ−フェノキシ)−酢酸エチルエステルの合成
実施例3062ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 237, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.30 (t, J = 7.2 Hz, 3 H), 4.28 (q, J = 7.2 Hz, 2 H), 4.60 (s, 2 H), 6.73-7.02 (m, 3 H), 7.14-7.30 (m, 1 H).
ステップB:(3−クロロ−フェノキシ)−酢酸の合成
実施例3062ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 187, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 4.73 (d, J = 1.2 Hz, 2 H), 6.87-6.94 (m, 1 H), 6.98-7.05 (m, 2 H), 7.27-7.35 (m, 1 H), 13.07 (s, 1 H).
ステップC:2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 410, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.78-2.07 (m, 8 H), 3.90-4.14 (m, 2 H), 4.45 (s, 2 H) 6.74-6.84 (m, 1 H), 6.86-7.03 (m, 4 H), 7.20-7.29 (m, 1 H), 7.40-7.49 (m, 1 H), 7.69-7.82 (m, 3 H), 8.18 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 9.79-9.93 (m, 1 H).
(実施例3064)
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−酢酸エチルエステルの合成
実施例3062ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 233, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.30 (t, J = 7.1 Hz, 3 H), 4.28 (q, J = 7.1 Hz, 2 H), 4.58 (s, 2 H), 6.75-6.82 (m, 1 H), 6.95 (dd, J = 5.9, 3.1 Hz, 1 H), 7.01-7.11 (m, 1 H).
ステップB:(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−酢酸の合成
実施例3062ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 205, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 4.72 (s, 2 H), 6.92-6.97 (m, 1 H), 7.17 (dd, J = 6.1, 3.1 Hz, 1 H), 7.34 (t, J = 9.1 Hz, 1 H), 13.08 (brs, 1 H).
ステップC:2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 450, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.76-2.08 (m, 8 H), 3.91-4.13 (m, 2 H), 4.42 (s, 2 H), 6.73-6.97 (m, 3 H), 7.00-7.14 (m, 2 H), 7.41-7.49 (m, 1 H), 7.70-7.80 (m, 3 H), 8.18 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 9.79-9.90 (m, 1 H).
(実施例3065)
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−酢酸エチルエステルの合成
実施例3062ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
CI MS m/e 249, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.30 (t, J = 7.1 Hz, 3 H), 4.28 (q, J = 7.1 Hz, 2 H), 4.59 (s, 2 H), 6.78 (dd, J = 9.0, 2.9 Hz, 1 H), 7.01 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 7.34 (d, J = 9.1 Hz, 1 H).
ステップB:(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−酢酸の合成
実施例3062ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 221, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 4.76 (s, 2 H), 6.96 (dd, J = 8.9, 2.9 Hz, 1 H), 7.24 (d, J = 2.9 Hz, 1 H), 7.53 (d, J = 8.9 Hz, 1 H), 13.12 (brs, 1 H).
ステップC:2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 466, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.75-2.07 (m, 8 H), 3.92-4.13 (m, 2 H), 4.44 (s, 2 H), 6.78 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 6.86-6.97 (m, 2 H), 7.10 (d, J = 2.9 Hz, 1 H), 7.37 (d, J = 8.9 Hz, 1 H), 7.41-7.49 (m, 1 H), 7.67-7.82 (m, 3 H), 8.18 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 9.80-9.90 (m, 1 H).
(実施例3066)
C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:(メチル−フェニル−アミノ)−酢酸エチルエステルの合成
ブロモ−酢酸エチルエステル(5.00g、29.9mmol)を含むIPA(10mL)溶液に、i−PrNEt(4.06g、31.4mmol)及びメチル−フェニル−アミン(3.37g、31.4mmol)を加えた。その混合物を還流下で2.5時間攪拌し、反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させた。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、(メチル−フェニル−アミノ)−酢酸エチルエステル(5.61g、97%)が黄色油として得られた。
ESI MS m/e 216, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.24 (t, J = 7.1 Hz, 3 H), 3.07 (s, 3 H), 4.05 (s, 2 H), 4.17 (q, J = 7.1 Hz, 2 H), 6.63-6.79 (m, 3 H), 7.18-7.29 (m, 2 H).
ステップB:(メチル−フェニル−アミノ)−酢酸の合成
(メチル−フェニル−アミノ)−酢酸エチルエステル(5.48g、28.4mmol)を含むEtOH(100mL)溶液に、1M NaOH水溶液(29.8mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌した。その混合物に1MのHCl水溶液(pH=3)を加え濃縮した。残渣を水に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると(メチル−フェニル−アミノ)−酢酸(1.73g、37%)が黄色油として得られた。
ESI MS m/e 165, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.05 (s, 3 H), 4.07 (s, 2 H), 6.65-6.85 (m, 3 H), 7.18-7.30 (m, 2 H), 8.62 (brs, 1 H).
ステップC:C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 411, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.73-1.99 (m, 8 H), 3.05-3.16 (m, 3 H), 3.79-4.02 (m, 4 H), 6.82-7.00 (m, 4 H), 7.06-7.49 (m, 5 H), 7.65-7.80 (m, 3 H), 8.15 (d, J = 9.9 Hz, 1 H), 9.57-9.68 (m, 1 H).
(実施例3067)
2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−酢酸エチルエステルの合成
実施例3066ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
CI MS m/e 248, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.31 (t, J = 7.1 Hz, 3 H), 3.85 (d, J = 5.4 Hz, 2 H), 4.26 (q, J = 7.1 Hz, 2 H), 4.33-4.42 (m, 1 H), 6.45 (dd, J = 8.7, 2.8 Hz, 1 H), 6.66 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 7.21 (d, J = 8.7 Hz, 1 H).
ステップB:(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−酢酸の合成
実施例3054ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 220, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.84 (s, 2 H), 6.37 (brs, 1 H), 6.57 (dd, J = 8.8, 2.7 Hz, 1 H), 6.76 (d, J = 2.6 Hz, 1 H), 7.26 (d, J = 8.8 Hz, 1 H), 12.67 (brs, 1 H).
ステップC:2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 465, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.72-2.05 (m, 8 H), 3.80 (s, 2 H), 3.87-4.10 (m, 2 H), 6.48-6.57 (m, 1 H), 6.73 (brs, 1 H), 6.86-7.05 (m, 2 H), 7.18 (d, J = 8.7 Hz, 1 H), 7.39-7.50 (m, 1 H), 7.66-7.80 (m, 3 H), 8.11-8.24 (m, 1 H), 9.55-9.68 (m, 1 H).
(実施例3068)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(シス−4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
シス−4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸(244g、1.70mol)を含むMeOH(2.45L)の懸濁液を−8℃に冷却した。塩化チオニル(45.0mL、617mmol)を滴下した。得られた溶液を周囲温度で4.5時間攪拌し、濃縮すると白色固体が得られた。上記固体を含むCHCl(3.00L)の懸濁液に順次トリエチルアミン(261mL、1.87mol)及び(Boc)O(409g、1.87mol)を加えた。反応混合物を周囲温度で5時間攪拌し水中へ注いだ。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、CHClのみ〜10%MeOHを含むCHCl)で精製すると無色油が得られた(531g)。水素化リチウムアルミニウム(78.3g、2.06mol)を含むEtO(7.9L)の−4℃に冷却した懸濁液に、0℃未満で上記油(530.9g)を含むEtO(5.3L)の溶液を加えた。得られた懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。反応混合物を氷浴で冷却し冷水で失活させセライトパッドによりろ過した。ろ液をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。沈殿物をヘキサン(300mL)に懸濁させ、ろ過しヘキサンで洗浄し減圧下で乾燥すると、(シス−4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(301g、77%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 252, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.16-1.36 (m, 2 H), 1.45 (s, 9 H), 1.52-1.77 (m, 7 H), 3.51 (d, J = 6.2 Hz, 2 H), 3.75 (brs, 1 H), 4.30-4.82 (m, 1 H).
ステップB:[シス−4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ−メチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(シス−4−ヒドロキシメチル−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(17.7g、77.2mmol)を含むTHF(245mL)溶液に、順次トリフェニルホスフィン(20.2g、77.0mmol)及びフタルイミド(11.4g、77.5mmol)を加えた。得られた懸濁液を氷浴で冷却し、40%ジエチルアゾジカルボキシラート(DEAD)を含むトルエン(33.6mL、74.1mmol)を1時間かけて加えた。反応混合物を周囲温度で2.5日間攪拌し、濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、33%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると白色固体が得られた。上記固体(27.5g)を含むEtOH(275mL)の懸濁液にヒドラジン水和物(5.76g、115mmol)を加えた。その混合物を還流下で2.25時間攪拌し冷却し濃縮した。沈殿物を10%水酸化ナトリウム水溶液(350mL)に溶解した。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。上記残渣を含むCHCl(275mL)溶液にトリエチルアミン(8.54g、84.4mmol)を加えた。得られた溶液を0℃に冷却し5℃未満でZCl(14.4g、84.4mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌し、飽和NaHCO水溶液へ注いだ。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、2%MeOHを含むCHCl)で精製すると[シス−4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ−メチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(25.3g、91%)が無色油として得られた。
ESI MS m/e 385, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.13-1.31 (m, 2 H), 1.44 (s, 9 H), 1.48-1.75 (m, 7 H), 3.10 (t, J = 6.4 Hz, 2 H), 3.72 (brs, 1 H), 4.42-4.76 (m, 1 H), 4.76-4.92 (m, 1 H), 5.09 (s, 2 H), 7.27-7.38 (m, 5 H).
ステップC:(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
[シス−4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ−メチル)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(12.9g、35.6mmol)を含むEtOAc(129mL)溶液に、4M塩化水素を含むEtOAc(129mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で3時間攪拌し、ろ過しEtOAcで洗浄し減圧下で乾燥した。その固形物を飽和NaHCO水溶液に溶解した。水層をCHCl(5度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮し減圧下で乾燥すると(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(8.88g、95%)が無色油として得られた。
ESI MS m/e 263, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.36-1.98 (m, 9 H), 2.96-3.32 (m, 3 H), 5.12 (brs, 3 H), 7.36 (s, 5 H).
ステップD:(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−キノリン−2−イル−アミンの合成
2−クロロ−キノリン(10.0g、61.1mmol)及び(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(17.6g、67.2mmol)の混合物を含むブタノール(10mL)を還流下で2日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると淡黄色油が得られた。上記油を含むMeOH(100mL)溶液に10%Pd/C(1.00g)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で1.5日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、2%MeOHを含むCHCl)によって精製すると(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−キノリン−2−イル−アミン(6.20g、40%)が淡黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 256, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.12-1.51 (m, 4 H), 1.59-1.93 (m, 5 H), 2.60 (d, J = 6.2 Hz, 2 H), 4.08-4.20 (m, 1 H), 4.94 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 6.65 (d, J = 9.0 Hz, 1 H), 7.18 (ddd, J = 7.9, 6.8, 1.1 Hz, 1 H) 7.47-7.59 (m, 2 H), 7.61-7.67 (m, 1 H) 7.81 (d, J = 8.9 Hz, 1 H).
ステップE:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
シス−(4−アミノメチル−シクロヘキシル)−キノリン−2−イル−アミン(300mg、1.17mmol)及び3,4−ジフルオロ−安息香酸(223mg、1.41mmol)を含むDMF(3mL)溶液に、EtN(0.40mL、2.87mmol)、HOBt−HO(270mg、1.76mmol)、及びEDC−HCl(270mg、1.41mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。上記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌し、ろ過しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド塩酸塩(390mg、77%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 418, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.65-2.08 (m, 9 H), 3.48-3.56 (m, 2 H), 3.98-4.09 (m, 1 H), 6.92-7.07 (m, 2 H), 7.18-7.29 (m, 1 H), 7.39-7.47 (m, 1 H), 7.67-7.76 (m, 3 H), 7.81-7.93 (m, 2 H), 8.15 (d, J = 9.6 Hz, 1 H), 9.86-9.95 (m, 1 H).
(実施例3069)
2−フェノキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−フェノキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3068ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 475, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.54-2.02 (m, 9 H), 3.42-3.52 (m, 2 H), 3.91-4.05 (m, 1 H), 6.91 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 7.10-7.20 (m, 3 H), 7.23-7.31 (m, 1 H), 7.38-7.50 (m, 3 H), 7.65-7.82 (m, 3 H), 8.06-8.17 (m, 2 H), 8.20 (dd, J = 4.7, 2.0 Hz, 1 H) 8.60 (dd, J = 7.7, 1.9 Hz, 1 H), 9.65-9.78 (m, 1 H).
(実施例3070)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミンの合成
2−クロロ−4−メチル−キノリン(10.0g、56.3mmol)及び実施例3031ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(13.3g、62.1mmol)の混合物を含むIPA(10mL)を還流下で7日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると淡黄色油が得られた。上記物質を含むEtOAc(150mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(150mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、1%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、N−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(3.41g、24%)が淡黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 256, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.19-1.55 (m, 4 H), 1.67-1.94 (m, 4 H), 2.56 (s, 3 H), 2.85-2.98 (m, 1 H), 4.03-4.15 (m, 1 H), 4.77 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 6.49 (s, 1 H), 7.17-7.25 (m, 1 H), 7.47-7.55 (m, 1 H), 7.62-7.68 (m, 1 H), 7.72-7.77 (m, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
N−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(300mg、1.17mmol)を含むCHCl(2mL)溶液に、EtN(0.45mL、2.60mmol)及び2−フェノキシ−ニコチノイルクロリド(411mg、1.76mmol)を含むCHCl(1mL)を加えた。その混合物を周囲温度で14時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液で失活させ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると無色油が得られた。上記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(85mg、15%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 453, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.85-2.12 (m, 8 H), 2.70 (s, 3 H), 3.83-4.00 (m, 1 H), 4.11-4.28 (m, 1 H), 6.74 (s, 1 H), 7.08-7.18 (m, 1 H), 7.19-7.34 (m, 3 H), 7.38-7.53 (m, 3 H), 7.63-7.85 (m, 3 H), 7.91-7.99 (m, 1 H), 8.20-8.24 (m, 1 H), 8.54 (d, J = 7.4 Hz, 1 H).
(実施例3071)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
3,4−ジフルオロ−安息香酸(222mg、1.40mmol)及び実施例3070ステップAで得られたN−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(300mg、1.17mmol)を含むDMF(3mL)溶液に、EtN(0.39mL、2.80mmol)、HOBt−HO(268mg、1.76mmol)及びEDC−HCl(268g、1.40mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で12時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え、懸濁液を周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、2%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると黄色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(8mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.5mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(377mg、75%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 396, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.75-2.17 (m, 8 H), 2.73 (s, 3 H), 3.95-4.26 (m, 2 H), 6.71 (d, J = 7.1 Hz, 1 H), 6.79 (s, 1 H), 7.14-7.28 (m, 1 H), 7.41-7.51 (m, 1 H), 7.54-7.64 (m, 1 H), 7.66-7.79 (m, 3 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 9.57-9.67 (m, 1 H).
(実施例3072)
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア塩酸塩
ステップA:1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア塩酸塩の合成
実施例3070ステップAで得られたN−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(300mg、1.17mmol)を含むDMSO(3mL)溶液に、1,2−ジクロロ−3−イソシアナト−ベンゼン(242mg、1.29mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で5時間攪拌し、水(20mL)に注いだ。沈殿物をろ過して回収し水で洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜33%EtOAcを含むヘキサン)及びフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、2%MeOHを含むCHCl)によって精製すると淡黄色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア塩酸塩(421mg、68%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 465, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.76-2.17 (m, 8 H), 2.70 (s, 3 H), 3.69-4.08 (m, 2 H), 6.65-6.83 (m, 2 H), 6.95-7.17 (m, 2 H), 7.41 (t, J = 8.1 Hz, 1 H), 7.54-7.89 (m, 4 H), 8.05-8.17 (m, 1 H), 9.13-9.27 (m, 1 H).
(実施例3073)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップAで得られたN−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(300mg、1.17mmol)を含むCHCl(3mL)溶液に、EtN(0.35mL、2.51mmol)及び3−クロロ−ベンゾイルクロリド(226mg、1.29mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると3−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(441mg、87%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 416, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.11 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.92-4.29 (m, 2 H), 6.78 (s, 1 H), 6.94 (d, J = 9.0 Hz, 1 H), 7.33-7.50 (m, 3 H), 7.68-7.76 (m, 3 H), 7.83-7.88 (m, 2 H), 9.58 (d, J = 9.0 Hz, 1 H).
(実施例3074)
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 411, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.14 (m, 8 H), 2.73 (s, 3 H), 3.97-4.26 (m, 2 H), 6.79 (s, 1 H), 7.41-7.57 (m, 2 H), 7.68-7.76 (m, 2 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 8.26 (d, J = 1.4 Hz, 1 H), 8.38 (d, J = 1.4 Hz, 1 H), 9.41 (d, J = 9.0 Hz, 1 H).
(実施例3075)
3−メチル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−メチル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 374, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.66-2.10 (m, 8 H), 2.41 (s, 3 H), 2.72 (d, J = 0.8 Hz, 3 H), 3.94-4.05 (m, 1 H), 4.08-4.25 (m, 1 H), 6.62 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 6.78 (s, 1 H), 7.28-7.36 (m, 2 H), 7.42-7.49 (m, 1 H), 7.58-7.66 (m, 2 H), 7.67-7.79 (m, 2 H), 7.84 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 9.62 (d, J = 8.1 Hz, 1 H).
(実施例3076)
3−メトキシ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−メトキシ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 390, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.66-2.10 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.87 (s, 3 H), 3.94-4.26 (m, 2 H), 6.69-6.81 (m, 2 H), 6.99-7.07 (m, 1 H), 7.28-7.51 (m, 4 H), 7.66-7.79 (m, 2 H), 7.84 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 9.55-9.68 (m, 1 H).
(実施例3077)
4−シアノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−シアノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 385, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.79-2.16 (m, 8 H), 2.73 (d, J = 0.9 Hz, 3 H), 3.99-4.29 (m, 2 H), 6.79 (s, 1 H), 7.20-7.28 (m, 1 H), 7.42-7.51 (m, 1 H), 7.69-7.76 (m, 4 H), 7.86 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.95-8.02 (m, 2 H), 9.54 (d, J = 8.9 Hz, 1 H).
(実施例3078)
3,4−ジクロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジクロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 428, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80-2.14 (m, 8 H), 2.73 (d, J = 0.6 Hz, 3 H), 3.95-4.24 (m, 2 H), 6.75-6.87 (m, 2 H), 7.42-7.52 (m, 2 H), 7.64-7.76 (m, 3 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.98 (d, J = 1.9 Hz, 1 H), 9.60 (d, J = 7.9 Hz, 1 H).
(実施例3079)
3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.79-2.14 (m, 8 H), 2.73 (d, J = 0.8 Hz, 3 H), 3.96-4.26 (m, 2 H), 6.70-6.82 (m, 2 H), 7.18 (t, J = 8.6 Hz, 1 H), 7.42-7.51 (m, 1 H), 7.68-7.78 (m, 3 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.96 (dd, J = 7.0, 2.2 Hz, 1 H), 9.61 (d, J = 8.4 Hz, 1 H).
(実施例3080)
4−フルオロ−3−メチル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−フルオロ−3−メチル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 414, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.73-2.10 (m, 8 H), 2.33 (d, J = 1.9 Hz, 3 H), 2.72 (s, 3 H), 3.95-4.25 (m, 2 H), 6.45-6.54 (m, 1 H), 6.78 (s, 1 H), 7.00-7.08 (m, 1 H), 7.42-7.50 (m, 1 H), 7.60-7.80 (m, 4 H), 7.84 (d, J = 8.6 Hz, 1 H), 9.58-9.70 (m, 1 H).
(実施例3081)
1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 408, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.77-2.11 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.94-4.14 (m, 5 H), 6.77 (s, 1 H), 7.09-7.16 (m, 1 H), 7.26-7.29 (m, 1 H), 7.41-7.55 (m, 2 H), 7.67-7.78 (m, 2 H), 7.84 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 9.51-9.63 (m, 1 H).
(実施例3082)
9H−キサンテン−9−カルボン酸−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:9H−キサンテン−9−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 486, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.63-1.91 (m, 8 H), 2.68 (s, 3 H), 3.75-3.97 (m, 2 H), 4.88 (s, 1 H), 6.14-6.27 (m, 1 H), 6.69 (brs, 1 H), 7.03-7.18 (m, 4 H), 7.23-7.49 (m, 5 H), 7.62-7.86 (m, 3 H), 9.34-9.47 (m, 1 H).
(実施例3083)
5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 428, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.62-2.08 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.90-4.19 (m, 2 H), 6.42 (d, J = 3.6 Hz, 1 H), 6.67-6.80 (m, 2 H), 7.05 (d, J = 3.6 Hz, 1 H), 7.41-7.51 (m, 1 H), 7.67-7.81 (m, 2 H), 7.85 (d, J = 8.4 Hz, 1 H), 9.59-9.72 (m, 1 H).
(実施例3084)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 426, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.75-2.07 (m, 8 H), 2.34 (s, 3 H), 2.72 (s, 3 H), 3.86-4.14 (m, 2 H), 4.46 (s, 2 H), 6.70-6.95 (m, 5 H), 7.15-7.24 (m, 1 H), 7.41-7.50 (m, 1 H), 7.67-7.88 (m, 3 H), 9.58-9.69 (m, 1 H).
(実施例3085)
ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾール−5−カルボン酸−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾール−5−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3073ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 402, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.79-2.28 (m, 8 H), 2.73 (s, 3 H), 3.98-4.11 (m, 1 H), 4.12-4.32 (m, 1 H), 6.79 (s, 1 H), 7.37-7.50 (m, 2 H), 7.71 (s, 1 H), 7.72 (s, 1 H), 7.81-7.96 (m, 3 H), 8.40 (s, 1 H), 9.56 (d, J = 8.7 Hz, 1 H).
(実施例3086)
3−ブロモ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−ブロモ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3073ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81-2.13 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.96-4.06 (m, 1 H), 4.08-4.26 (m, 1 H), 6.75-6.85 (m, 2 H), 7.26-7.34 (m, 1 H), 7.42-7.50 (m, 1 H), 7.57-7.64 (m, 1 H), 7.66-7.79 (m, 3 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 8.01 (s, 1 H), 9.55-9.66 (m, 1 H).
(実施例3087)
3−シアノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−シアノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3073ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 385, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81-2.18 (m, 8 H), 2.73 (s, 3 H), 3.98-4.29 (m, 2 H), 6.80 (s, 1 H), 7.13-7.22 (m, 1 H), 7.43-7.60 (m, 2 H), 7.68-7.79 (m, 3 H), 7.85 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 8.08 (d, J = 7.2 Hz, 1 H), 8.22 (s, 1 H), 9.49-9.62 (m, 1 H).
(実施例3088)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3073ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 428, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81-2.14 (m, 8 H), 2.73 (s, 3 H), 3.95-4.09 (m, 1 H), 4.12-4.31 (m, 1 H), 6.79 (s, 1 H), 6.85-6.99 (m, 1 H), 7.43-7.50 (m, 1 H), 7.57 (t, J = 7.8 Hz, 1 H), 7.64-7.79 (m, 3 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 8.01 (d, J = 7.8 Hz, 1 H), 8.15 (s, 1 H), 9.56-9.68 (m, 1 H).
(実施例3089)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2,2−ジフェニル−アセトアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2,2−ジフェニル−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3073ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 472, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.56-2.10 (m, 8 H), 2.51-2.87 (m, 3 H), 3.81-4.16 (m, 2 H), 4.94 (s, 1 H), 6.40-6.88 (m, 2 H), 7.17-7.51 (m, 11 H), 7.63-7.89 (m, 3 H), 9.44 (brs, 1 H).
(実施例3090)
2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 493, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.85-2.12 (m, 8 H), 2.71 (s, 3 H), 3.87-4.00 (m, 1 H), 4.11-4.30 (m, 1 H), 6.76 (brs, 1 H), 7.09-7.21 (m, 3 H), 7.24-7.35 (m, 2 H), 7.44 (t, J = 7.1 Hz, 1 H), 7.65-7.99 (m, 4 H), 8.19-8.25 (m, 1 H), 8.54 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 9.60-9.73 (m, 1 H).
(実施例3091)
2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 511, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81-2.13 (m, 8 H), 2.71 (s, 3 H), 3.90-4.03 (m, 1 H), 4.13-4.30 (m, 1 H), 6.76 (s, 1 H), 7.10-7.51 (m, 5 H), 7.65-7.88 (m, 4 H), 8.18-8.27 (m, 1 H), 8.50-8.58 (m, 1 H), 9.67-9.81 (m, 1 H).
(実施例3092)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 489, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.83-2.15 (m, 8 H), 2.36 (s, 3 H), 2.71 (s, 3 H), 3.78-4.03 (m, 1 H), 4.10-4.32 (m, 1 H), 6.67-6.84 (m, 1 H), 7.06-7.51 (m, 6 H), 7.62-7.90 (m, 3 H), 7.95-8.08 (m, 1 H), 8.19-8.30 (m, 1 H), 8.48-8.61 (m, 1 H), 9.62 (brs, 1 H).
(実施例3093)
2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 487, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.58-2.13 (m, 8 H), 2.71 (s, 3 H), 3.87-4.02 (m, 1 H), 4.10-4.31 (m, 1 H), 6.75 (brs, 1 H), 7.15 (dd, J = 7.5, 4.8 Hz, 1 H), 7.22-7.33 (m, 2 H), 7.37-7.49 (m, 3 H), 7.64-7.92 (m, 4 H), 8.21 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.53 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 9.63-9.78 (m, 1 H).
(実施例3094)
2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 531, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.81-2.20 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.83-4.31 (m, 2 H), 6.66-6.85 (m, 1 H), 7.03-7.93 (m, 10 H), 8.16-8.28 (m, 1 H), 8.46-8.61 (m, 1 H), 9.55-9.61 (m, 1 H).
(実施例3095)
2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 483, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.84-2.19 (m, 8 H), 2.71 (s, 3 H), 3.74-4.00 (m, 4 H), 4.12-4.28 (m, 1 H), 6.68-6.82 (m, 1 H), 6.91-7.30 (m, 5 H), 7.38-7.50 (m, 1 H), 7.63-7.88 (m, 3 H), 7.96-8.09 (m, 1 H), 8.17-8.33 (m, 1 H), 8.48-8.61 (m, 1 H), 9.50-9.70 (m, 1 H).
(実施例3096)
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 505, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.67-2.13 (m, 8 H), 2.71 (s, 3 H), 3.89-4.02 (m, 1 H), 4.13-4.29 (m, 1 H), 6.76 (brs, 1 H), 7.17 (dd, J = 7.6, 4.8 Hz, 1 H), 7.22-7.49 (m, 4 H), 7.65-7.87 (m, 4 H), 8.21 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.52 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 9.65-9.77 (m, 1 H).
(実施例3097)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 467, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.85-2.10 (m, 8 H), 2.40 (s, 3 H), 2.70 (s, 3 H), 3.84-3.98 (m, 1 H), 4.10-4.24 (m, 1 H), 6.76 (brs, 1 H), 7.00-7.21 (m, 4 H), 7.28-7.48 (m, 2 H), 7.62-7.87 (m, 3 H), 7.94-8.06 (m, 1 H), 8.21-8.29 (m, 1 H), 8.53 (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 9.51-9.64 (m, 1 H).
(実施例3098)
2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 442, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.71-2.06 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.82 (s, 3 H), 3.89-4.11 (m, 2 H), 4.46 (s, 3 H), 6.52-6.61 (m, 3 H), 6.75 (s, 1 H) 6.84-6.92 (m, 1 H), 7.16-7.24 (m, 1 H), 7.41-7.49 (m, 1 H), 7.67-7.80 (m, 1 H), 7.84 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 9.57-9.70 (m, 1 H).
(実施例3099)
2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 446, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80-2.06 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.91-4.13 (m, 2 H), 4.45 (s, 2 H), 6.73-7.03 (m, 5 H), 7.19-7.28 (m, 1 H), 7.41-7.50 (m, 1 H), 7.67-7.87 (m, 3 H), 9.58-9.72 (m, 1 H).
(実施例3100)
2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 464, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.70-2.07 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.91-4.14 (m, 2 H), 4.42 (s, 2 H), 6.76 (s, 1 H), 6.83-6.95 (m, 2 H), 6.99-7.16 (m, 2 H), 7.42-7.50 (m, 1 H), 7.67-7.80 (m, 2 H), 7.84 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 9.59-9.70 (m, 1 H).
(実施例3101)
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 480, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.13 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.91-4.14 (m, 2 H), 4.44 (s, 2 H), 6.76 (brs, 1 H), 6.84-6.93 (m, 2 H), 7.09 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 7.37 (d, J = 8.9 Hz, 1 H), 7.42-7.49 (m, 1 H), 7.67-7.80 (m, 2 H), 7.84 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 9.54-9.72 (m, 1 H).
(実施例3102)
C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 403, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.67-1.99 (m, 8 H), 2.70 (s, 3 H), 3.11 (s, 3 H), 3.76-4.06 (m, 4 H), 6.63-7.01 (m, 4 H), 7.08-7.50 (m, 4 H), 7.60-7.92 (m, 3 H), 9.34-9.51 (m, 1 H).
(実施例3103)
2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 479, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.75-2.02 (m, 8 H), 2.71 (s, 3 H), 3.74-4.08 (m, 4 H), 6.45-6.56 (m, 1 H), 6.67-6.78 (m, 2 H), 7.04-7.19 (m, 2 H), 7.39-7.50 (m, 1 H), 7.62-7.87 (m, 3 H), 9.31-9.46 (m, 1 H).
(実施例3104)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−(4−メチル−キノリン−2−イル)−アミンの合成
2−クロロ−4−メチル−キノリン(10.0g、56.3mmol)及び実施例3068ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(17.7g、67.6mmol)の混合物を含むブタノール(10mL)を還流下で5日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、10%〜20%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、2%〜10%MeOHを含むCHCl)によって精製すると淡黄色油が得られた。前記油を含むMeOH(140mL)溶液に10%Pd/C(1.40g)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で6日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、2%〜10%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−(4−メチル−キノリン−2−イル)−アミン(5.74g、38%)が淡黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 470, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.14-1.51 (m, 4 H), 1.60-1.94 (m, 5 H), 2.56 (s, 3 H), 2.60 (d, J = 6.4 Hz, 2 H), 4.08-4.22 (m, 1 H), 4.82-4.92 (m, 1 H), 6.52 (s, 1 H), 7.17-7.24 (m, 1 H), 7.47-7.54 (m, 1 H), 7.62-7.67 (m, 1 H), 7.72-7.77 (m, 1 H).
ステップB:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−(4−メチル−キノリン−2−イル)−アミン(300mg、0.90mmol)を含むCHCl(2mL)溶液に、i−PrNEt(0.33mL、1.89mmol)及び3,4−ジフルオロ−ベンゾイルクロリド(175mg、0.99mmol)を含むCHCl(1mL)を加えた。その混合物を周囲温度で6時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜25%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると無色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド塩酸塩(289mg、72%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 432, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.56-2.05 (m, 9 H), 2.70 (s, 3 H), 3.49-3.54 (m, 2 H), 3.97-4.09 (m, 1 H), 6.75 (s, 1 H), 6.89-6.98 (m, 1 H), 7.19-7.30 (m, 1 H), 7.40-7.47 (m, 1 H), 7.66-7.75 (m, 2 H), 7.79-7.93 (m, 3 H), 9.72-9.85 (m, 1 H).
(実施例3105)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3104ステップCの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 467, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.61-2.14 (m, 9 H), 2.69 (s, 3 H), 3.42-3.50 (m, 2 H), 3.92-4.04 (m, 1 H), 6.73 (brs, 1 H), 7.10-7.32 (m, 4 H), 7.38-7.49 (m, 3 H), 7.64-7.84 (m, 3 H), 8.06-8.15 (m, 1 H), 8.19-8.24 (m, 1 H), 8.57-8.63 (m, 1 H), 9.49-9.62 (m, 1 H).
(実施例3106)
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩
ステップA:1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩の合成
実施例3014ステップBで得られた(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−(4−メチル−キノリン−2−イル)−アミン(300mg、1.11mmol)を含むDMSO(3mL)溶液に、1,2−ジクロロ−3−イソシアナト−ベンゼン(230mg、1.22mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で21時間攪拌し水(20mL)に注いだ。沈殿物をろ過して回収し水で洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると淡黄色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩(247mg、45%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 479, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.51-2.18 (m, 9 H), 2.71 (d, J = 0.8 Hz, 3 H), 3.37-3.44 (m, 2 H), 4.04-4.14 (m, 1 H), 6.78 (s, 1 H), 6.89-7.13 (m, 3 H), 7.42-7.50 (m, 1 H), 7.70-7.76 (m, 2 H), 7.84 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 8.13-8.22 (m, 2 H), 9.38 (d, J = 9.2 Hz, 1 H), 13.95 (brs, 1 H).
(実施例3107)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジオールの合成
2−オキソ−シクロヘキサンカルボン酸エチルエステル(61.5g、361mmol)を含むEtOH(61.5mL)溶液に、ウレア(73.8g、1.23mol)を加えた。その混合物を還流下で10.5日間攪拌し、周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過しアセトンで洗浄し乾燥した。前記固体を含むHO(100mL)の懸濁液を氷浴で1時間攪拌した。沈殿物をろ過しヘキサンで洗浄し減圧下で乾燥すると5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジオール(21.0g、35%)が淡黄色固体として得られた。
CI MS m/e 167, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.48-1.71 (m, 4 H), 2.09-2.19 (m, 2 H), 2.24-2.34 (m, 2 H), 10.41-10.98 (m, 2 H).
ステップB:(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジオール(20.9g、100mmol)を含むPOCl(105mL)の懸濁液を還流下で2時間攪拌し反応混合物を濃縮した。残渣を氷水の中へ注いだ。水層をEtOAc(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮した。残渣(7.00g)を含むTHF(70mL)の溶液に50%MeNH水溶液(7.77g、86.2mmol)を加え、混合物を周囲温度で2時間攪拌した。反応混合物に飽和NaHCO水溶液を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−ジメチル−アミン(6.08g、64%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 234, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.62-1.90 (m, 4 H), 2.59 (t, J = 6.0 Hz, 2 H), 2.76 (t, J = 6.6 Hz, 2 H), 3.06 (s, 6 H).
ステップC:(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例3031ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(75.0g、350mmol)を含むCHCl(750mL)溶液に、EtN(53.7mL、385mmol)及びベンジルクロロホルメート(55mL、385mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で20時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、0.4%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると淡黄色油が得られた。残渣を含むEtOAc(200mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(200mL)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、25%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(37.6g、43%)が薄茶色油として得られた。
ESI MS m/e 249, M+ + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.13-1.83 (m, 8 H), 2.77-2.97 (m, 1 H), 3.63-3.83 (m, 1 H), 4.92-5.20 (m, 3 H), 7.25-7.47 (m, 5 H).
ステップD:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミンの合成
(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−ジメチル−アミン(16.0g、75.7mmol)及び(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(18.8g、75.7mmol)の混合物を含むブタノール(21mL)を還流下で6日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると淡黄色油が得られた。前記油を含むMeOH(270mL)溶液に10%Pd/C(2.70g)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で1.5日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、1%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン(15.8g、72%)が淡黄色固体として得られた。
FAB MS m/e 290, M+ + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.00-1.90 (m, 14 H), 2.49 (t, J = 5.9 Hz, 2 H), 2.61 (t, J = 6.6 Hz, 2 H), 2.71-3.00 (m, 7 H), 3.93-4.07 (m, 1 H), 4.67-4.80 (m, 1 H).
ステップE:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン(300mg、1.04mmol)を含むCHCl(3mL)溶液に、EtN(0.31mL、2.22mmol)及び2−フェノキシ−ニコチノイルクロリド(266mg、1.14mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で3時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(159mg、29%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 487, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.61-1.98 (m, 12 H), 2.54 (t, J = 5.9 Hz, 2 H), 2.74 (t, J = 6.5 Hz, 2 H), 3.20 (s, 6 H), 4.02-4.20 (m, 2 H), 7.12 (dd, J = 7.5, 4.8 Hz, 1 H), 7.21-7.30 (m, 3 H), 7.42-7.50 (m, 2 H), 7.87-7.93 (m, 1 H), 8.21 (dd, J = 4.8, 2.2 Hz, 1 H), 8.25-8.32 (m, 1 H), 8.52 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 13.18 (s, 1 H).
(実施例3108)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3107ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 468, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.61-2.00 (m, 12 H), 2.51-2.61 (m, 2 H), 2.68-2.81 (m, 2 H), 3.23 (s, 6 H), 4.02-4.26 (m, 2 H), 6.73-6.90 (m, 1 H), 7.13-7.23 (m, 1 H), 7.65-7.82 (m, 1 H), 7.96 (d, J = 6.8 Hz, 1 H), 8.22-8.44 (m, 1 H), 12.63-12.89 (m, 1 H).
(実施例3109)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−3−メチル−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−3−メチル−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3107ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 448, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.60-2.04 (m, 12 H), 2.27-2.36 (m, 3 H), 2.50-2.61 (m, 2 H), 2.65-2.84 (m, 2 H), 3.23 (s, 6 H), 4.03-4.27 (m, 2 H), 6.42-6.58 (m, 1 H), 6.96-7.11 (m, 1 H), 7.56-7.75 (m, 2 H), 8.25-8.47 (m, 1 H).
(実施例3110)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジメトキシ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジメトキシ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3107ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 476, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.63-2.04 (m, 12 H), 2.51-2.62 (m, 2 H), 2.66-2.86 (m, 2 H), 3.23 (s, 6 H), 3.85 (s, 6 H), 4.04-4.27 (m, 2 H), 6.50-6.70 (m, 2 H), 6.95 (brs, 2 H), 8.19-8.47 (m, 1 H).
(実施例3111)
ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾール−5−カルボン酸−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾール−5−カルボン酸−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3107ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 458, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.62-2.01 (m, 12 H), 2.56 (t, J = 5.8 Hz, 2 H), 2.71 (t, J = 6.5 Hz, 2 H), 3.23 (s, 6 H), 4.04-4.27 (m, 2 H), 7.71 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 7.85 (dd, J = 9.5, 1.1 Hz, 1 H), 7.91-7.96 (m, 1 H), 8.27 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 8.42 (t, J = 1.2 Hz, 1 H).
(実施例3112)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−ニトロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−ニトロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3107ステップEの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 461, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.65-2.04 (m, 12 H), 2.50-2.85 (m, 4 H), 3.24 (s, 6 H), 4.11-4.29 (m, 2 H), 7.04-7.20 (m, 1 H), 7.56-7.68 (m, 1 H), 8.13-8.38 (m, 3 H), 8.72-8.79 (m, 1 H).
(実施例3113)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミンの合成
実施例3068ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(3.10g、11.8mmol)及び実施例3107ステップBで得られた(2−クロロ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−4−イル)−ジメチル−アミン(2.00g、9.44mmol)の混合物を含むブタノール(3mL)を還流下で19時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると淡黄色油が得られた。前記油(2.48g)を含むMeOH(25mL)溶液に10%Pd/C(248mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下50℃で8時間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、1%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン(1.70g、59%)が淡黄色固体として得られた。
FAB MS m/e 304, M (フリー) + H+
ステップB:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 501, M (フリー) + H+
(実施例3114)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2,4−ジクロロ−キノリンの合成
キノリン−2,4−ジオール(150g、931mmol)の懸濁液を含むPOCl(975mL、10.4mol)を還流下で6時間攪拌し、反応混合物を濃縮した。残渣をCHCl(500mL)で希釈し、その溶液を氷水の中に注いだ。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると、2,4−ジクロロ−キノリン(177g、96%)が薄茶色固体として得られた。
EI MS m/e 197, M+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 7.50 (s, 1 H), 7.65 (ddd, J = 8.3, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 7.79 (ddd, J = 8.5, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 8.00-8.06 (m, 1 H), 8.16-8.21 (m, 1 H).
ステップB:(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−キノリン(177g、894mmol)を含むTHF(2.1L)溶液に、50%MeNH水溶液(234mL、2.23mol)を加えた。その混合物を周囲温度で68時間攪拌した。その混合物に50%MeNH水溶液(47mL、448mmol)加え周囲温度で3時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、1%〜3%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミン(75.9g、41%)が淡黄色油として、及び(4−クロロ−キノリン−2−イル)−ジメチル−アミン(28.0g、15%)が淡黄色油として得られた。
(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 207, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.06 (s, 6 H), 6.71 (s, 1 H), 7.45 (ddd, J = 8.4, 7.0, 1.2 Hz, 1 H), 7.63 (ddd, J = 8.4, 6.9, 1.5 Hz, 1 H), 7.91-7.93 (m, 1 H), 7.97-8.03 (m, 1 H).
(4−クロロ−キノリン−2−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 207, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.18 (s, 6 H), 6.97 (brs, 1 H), 7.18-7.31 (m, 1 H), 7.49-7.63 (m, 1 H), 7.66-7.72 (m, 1 H), 7.95-8.00 (m, 1 H).
ステップC:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミンの合成
(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミン(15.6g、75.7mmol)及び実施例3107ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸ベンジルエステル(18.8g、75.7mmol)の混合物を含むブタノール(20mL)を還流下で6日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると淡黄色油が得られた。前記油を含むMeOH(170mL)溶液に10%Pd/C(1.70g)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で1.5日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、1%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン(11.7g、55%)が淡黄色固体として得られた。
FAB MS m/e 285, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.19-1.96 (m, 10 H), 2.81-3.03 (m, 7 H), 4.02-4.17 (m, 1 H), 4.66-4.83 (m, 1 H), 6.03 (s, 1 H), 7.06-7.21 (m, 1 H), 7.39-7.52 (m, 1 H), 7.55-7.67 (m, 1 H), 7.80-7.90 (m, 1 H).
ステップD:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン(300mg、1.05mmol)を含むCHCl(3mL)の溶液に、EtN(0.31mL、2.22mmol)及び2−フェノキシ−ニコチノイルクロリド(271mg、1.16mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で3時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(160mg、29%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 482, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.57-2.15 (m, 8 H), 3.21 (s, 6 H), 3.73-3.88 (m, 1 H), 4.06-4.27 (m, 1 H), 5.79 (s, 1 H), 7.12 (dd, J = 7.6, 4.8 Hz, 1 H), 7.19-7.33 (m, 4 H), 7.41-7.71 (m, 4 H), 7.81-7.97 (m, 2 H), 8.21 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.52 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H), 8.94-9.08 (m, 1 H), 13.81 (brs, 1 H).
(実施例3115)
N−[シス−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3114ステップAで得られた2,4−ジクロロ−キノリン(1.5g、7.57mmol)及び実施例2ステップAで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−2−フェノキシ−ニコチンアミド(2.3g、7.57mmol)の混合物を含むブタノール(2mL)を130℃で3日間密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると無色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(295mg、8%)が白色固体として、及びN−[シス−4−(2−クロロ−キノリン−4−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(283mg、7%)も白色固体として得られた。
N−[シス−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩;
ESI MS m/e 495, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.86-2.10 (m, 8 H), 3.82-3.96 (m, 1 H), 4.13-4.28 (m, 1 H), 7.04 (s, 1 H), 7.10-7.34 (m, 4 H), 7.41-7.55 (m, 3 H), 7.71-7.84 (m, 2 H), 7.92-8.11 (m, 2 H), 8.20-8.26 (m, 1 H), 8.50-8.59 (m, 1 H), 9.83 (brs, 1 H).
N−[シス−4−(2−クロロ−キノリン−4−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩;
ESI MS m/e 495, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.72-2.37 (m, 8 H), 3.64-3.84 (m, 1 H), 4.36 (brs, 1 H), 6.33 (brs, 1 H), 7.05-7.60 (m, 8 H), 8.06-8.66 (m, 6 H).
(実施例3116)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メトキシ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−キノリン−4−オールの合成
実施例3114ステップAで得られた2,4−ジクロロ−キノリン(3.00g、15.1mmol)及びMeOH(485mg、15.1mmol)の混合物を含むブタノール(3mL)を還流下で3時間攪拌した。反応混合物をCHCl(15mL)に懸濁させ、周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過して回収し、CHClで洗浄し減圧下50℃で乾燥すると2−クロロ−キノリン−4−オール(1.47g、54%)が淡黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 179, M+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 6.83 (s, 1 H), 7.27-7.43 (m, 2 H), 7.60-7.67 (m, 1 H), 7.86 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 12.05 (brs, 1 H).
ステップB:2−クロロ−4−メトキシ−キノリンの合成
2−クロロ−キノリン−4−オール(500mg、2.78mmol)を含むDMF(5mL)の溶液に、KCO(462mg、3.37mmol)及びMeI(210μL、3.37mmol)を加えた。その混合物を50℃で3時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、10%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、2−クロロ−4−メトキシ−キノリン(440mg、82%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 194, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.71 (s, 3 H), 6.89 (s, 1 H), 7.27-7.43 (m, 2 H), 7.60-7.69 (m, 1 H), 8.01 (d, J = 8.1 Hz, 1 H).
ステップC:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メトキシ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−4−メトキシ−キノリン(250mg、1.29mmol)及び実施例3031ステップDで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(361mg、1.42mmol)の混合物を含むブタノール(1mL)を130℃で5日間密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過し、EtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると、シス−3,4−ジフルオロ−N−[4−(4−メトキシ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(79mg、14%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 434, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.58-2.09 (m, 8 H), 3.55-3.72 (m, 4 H), 3.88-4.06 (m, 1 H), 5.93 (s, 1 H), 7.03-8.09 (m, 7 H), 8.25-8.45 (m, 2 H).
(実施例3117)
N−[シス−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3115ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
N−[シス−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩;
ESI MS m/e 416, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.82-2.22 (m, 8 H), 3.93-4.28 (m, 2 H), 6.65-6.77 (m, 1 H), 7.08 (s, 1 H), 7.14-7.29 (m, 1 H), 7.48-7.64 (m, 2 H), 7.68-7.88 (m, 3 H), 8.09 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 9.82-9.90 (m, 1 H).
N−[シス−4−(2−クロロ−キノリン−4−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩;
ESI MS m/e 438, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.72-2.37 (m, 8 H), 3.76-3.95 (m, 1 H), 4.49-4.65 (m, 1 H), 6.37 (brs, 1 H), 6.94-7.12 (m, 1 H), 7.18-7.33 (m, 1 H), 7.39-7.55 (m, 1 H), 7.60-7.76 (m, 1 H), 7.85-7.95 (m, 1 H), 8.06-8.20 (m, 2 H), 8.46-8.58 (m, 1 H), 8.70-8.87 (m, 1 H).
(実施例3118)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例3114ステップBで得られた(2−クロロ−キノリン−4−イル)−ジメチル−アミン(23.6g、114mmol)及び実施例3068ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(36.0g、137mmol)の混合物を含むブタノール(31mL)を還流下で14日間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、14%〜66%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると、[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(19.3g、39%)が淡黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 433, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.12-1.97 (m, 9 H), 2.94 (s, 6 H), 3.13 (t, J = 6.4 Hz, 2 H), 4.06-4.26 (m, 1 H), 4.62-4.94 (m, 2 H), 5.11 (s, 2 H), 6.04 (s, 1 H), 7.14 (ddd, J = 8.4, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 7.29-7.40 (m, 5 H), 7.45 (ddd, J = 8.4, 6.8, 1.5 Hz, 1 H), 7.57-7.64 (m, 1 H), 7.84 (dd, J = 8.4, 1.3 Hz, 1 H).
ステップB:N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミンの合成
[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(19.3g、44.6mmol)を含むMeOH(200mL)溶液に5%Pd/C(1.93g)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で6日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過し濃縮した。残渣を含むメタノール(200mL)溶液に10%Pd/C(1.93g)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で1日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過し濃縮した。フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、5%〜14%7M NH/MeOHを含むCHCl)で精製するとN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン(12.7g、95%)が淡黄色固体として得られた。
FAB MS m/e 299, M+ + H+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.08-1.99 (m, 11 H), 2.60 (d, J = 6.2 Hz, 2 H), 2.94 (s, 6 H), 4.04-4.22 (m, 1 H), 4.77-4.93 (m, 1 H), 6.06 (s, 1 H), 7.14 (ddd, J = 8.4, 7.0, 1.3 Hz, 1 H), 7.45 (ddd, J = 8.4, 6.8, 1.5 Hz, 1 H), 7.61 (s, 1 H), 7.84 (dd, J = 8.4, 1.3 Hz, 1 H).
ステップC:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
2−フェノキシ−ニコチン酸(190mg、1.20mmol)及びN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン(300mg、1.00mmol)を含むDMF(3mL)溶液に、EtN(0.33mL、2.40mmol)、HOBt−HO(230mg、1.50mmol)、及びEDC−HCl(230g、1.20mmol)を加えた。反応混合物を周囲温度で20時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え、懸濁液を周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると淡黄色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4M塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(164mg、31%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 496, M (フリー) + H+
(実施例3119)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジンの合成
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(20.0g、123mmol)を含むTHF(200mL)の溶液に50%MeNH水溶液(13.3g、143mol)を加え、混合物を周囲温度で5日間攪拌した。反応混合物に飽和NaHCO水溶液を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、2%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(19.9g、94%)が白色固体として、及び4−クロロ−2−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(1.53g、7%)も白色固体として得られた。
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン;
ESI MS m/e 172, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.27 (s, 3 H), 3.15 (s, 6 H), 7.82 (s, 1 H).
4−クロロ−2−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン;
ESI MS m/e 194, M + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.14 (s, 3 H), 3.15 (s, 6 H), 8.06 (s, 1 H).
ステップB:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(7.00g、40.8mmol)及び実施例3031ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(9.61g、44.8mmol)の混合物を含むブタノール(7mL)を130℃で26時間を攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、3%〜50%EtOAcを含むヘキサン)により精製すると、[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5.90g、42%)が無色油として得られた。
ESI MS m/e 350, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.40-1.84 (m, 17 H), 2.14 (d, J = 0.8 Hz, 3 H), 3.02 (s, 6 H), 3.53-3.71 (m, 1 H), 3.85-3.99 (m, 1 H), 4.51-4.64 (m, 1 H), 4.68-4.78 (m, 1 H), 7.66 (s, 1 H).
ステップC:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(5.71g、16.3mmol)を含むEtOAc(60mL)の溶液を氷浴で冷却し、4Mの塩化水素を含むEtOAc(120mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮し減圧下で乾燥すると、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(3.99g、98%)が淡黄色油として得られた。
ESI MS m/e 250, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.39-1.91 (m, 8 H), 2.12 (s, 3 H), 2.79-2.97 (m, 1 H), 3.00 (s, 6 H), 3.86-4.05 (m, 1 H), 4.71-4.92 (m, 1 H), 7.66 (s, 1 H).
ステップD:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(200mg、0.80mmol)を含むCHCl(4mL)溶液に、EtN(0.25mL、1.79mmol)及び1,3−ジフルオロ−ベンゾイルクロリド(156mg、0.88mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で22時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、3%MeOHを含むCHCl)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(56mg、16%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.64-1.99 (m, 8 H), 2.26 (s, 3 H), 3.30 (s, 6 H), 4.02-4.25 (m, 2 H), 6.65-6.74 (m, 1 H), 7.13-7.26 (m, 2 H), 7.53-7.62 (m, 1 H), 7.67-7.79 (m, 1 H), 8.55-8.65 (m, 1 H).
(実施例3120)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3119ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 447, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-1.97 (m, 8 H), 2.23 (s, 3 H), 3.28 (s, 6 H), 4.01-4.21 (m, 2 H), 7.13 (dd, J = 7.6, 4.8 Hz, 1 H), 7.19-7.32 (m, 4 H), 7.42-7.52 (m, 2 H), 7.86-7.95 (m, 1 H), 8.21 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.39-8.48 (m, 1 H), 8.53 (dd, J = 7.6, 2.0 Hz, 1 H).
(実施例3121)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−メチル−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−メチル−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3119ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 390, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.67-2.01 (m, 8 H), 2.25 (s, 3 H), 2.41 (s, 3 H), 3.30 (s, 6 H), 4.04-4.22 (m, 2 H), 6.41-6.52 (m, 1 H), 7.19-7.34 (m, 3 H), 7.56-7.66 (m, 2 H), 8.53-8.63 (m, 1 H), 13.04 (s, 1 H).
(実施例3122)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−メトキシ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−メトキシ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3119ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.66-1.99 (m, 8 H), 2.25 (s, 3 H), 3.30 (s, 6 H), 3.86 (s, 3 H), 4.06-4.23 (m, 2 H), 6.72-6.81 (m, 1 H), 6.98-7.05 (m, 1 H), 7.20-7.43 (m, 4 H), 8.47-8.57 (m, 1 H).
(実施例3123)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド塩酸塩の合成
4−フルオロ−フェノール(317mg、2.83mmol)を含むDMA(4mL)溶液に、60%NaHを含む油(226mg、5.56mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。その混合物に2−クロロ−N−[シス−4−(ジメチルアミノ−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(1.10g、2.83mmol)を含むDMA(3mL)を加えた。混合物を120℃で2時間攪拌し、反応を水(60mL)で止めた。水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると無色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド塩酸塩(154mg、11%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 487, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.61-2.02 (m, 8 H), 2.24 (s, 3 H), 3.28 (s, 6 H), 4.03-4.25 (m, 2 H), 7.06-7.33 (m, 6 H), 7.79-7.91 (m, 1 H), 8.16-8.23 (m, 1 H), 8.46-8.59 (m, 2 H).
(実施例3124)
2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3123ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 547, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.72-2.02 (m, 8 H), 2.23 (s, 3 H), 3.28 (s, 6 H), 3.97-4.27 (m, 2 H), 7.09-7.48 (m, 5 H), 7.66 (dd, J = 7.9, 1.3 Hz, 1 H), 7.84-7.95 (m, 1 H), 8.13-8.19 (m, 1 H), 8.31-8.43 (m, 1 H), 8.53 (dd, J = 7.4, 2.2 Hz, 1 H), 13.32 (s, 1 H).
(実施例3125)
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
実施例3119ステップAで得られた2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(3.00g、17.4mmol)及び実施例3068ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(5.48g、20.9mmol)の混合物を含むブタノール(3mL)を還流下で70時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、33%〜50%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると淡黄色油が得られた。前記油を含むMeOH(30mL)溶液に10%Pd/C(600mg)を加えた。その混合物を周囲温度、水素雰囲気下で1.5日間攪拌した。反応混合物をセライトパッドによりろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、2%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(1.03g、22%)が淡黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 264, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.15-1.89 (m, 11 H), 2.13 (s, 3 H), 2.59 (d, J = 6.4 Hz, 2 H), 3.02 (s, 6 H), 4.03-4.13 (m, 1 H), 4.77-4.85 (m, 1 H), 7.67 (s, 1 H).
ステップB:1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg、1.14mmol)を含むDMSO(3mL)溶液に、1,2−ジクロロ−3−イソシアナト−ベンゼン(236mg、1.25mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で16時間攪拌し、水(20mL)に注いだ。沈殿物をろ過して回収し、水で洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、3%MeOHを含むCHCl)によって精製すると淡黄色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩(326mg、59%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 473, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.45-1.99 (m, 9 H), 2.24 (s, 3 H), 3.30 (s, 6 H), 3.32-3.43 (m, 2 H), 4.22-4.38 (m, 2 H), 6.85-7.15 (m, 3 H), 7.22 (brs, 1 H), 8.14-8.26 (m, 2 H), 8.49-8.62 (m, 1 H), 12.14 (s, 1 H).
(実施例3126)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−6−メチルピリミジン(20.0g、123mmol)を含むTHF(200mL)の溶液に50%MeNH水溶液(13.3g、147mmol)を加え、その混合物を周囲温度で24時間攪拌した。反応混合物に飽和NaHCO水溶液を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、5%〜16%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(14.4g、68%)が淡黄色固体として、及び(4−クロロ−6−メチル−ピリミジン−2−イル)−ジメチル−アミン(6.57g、31%)も淡黄色固体として得られた。
(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 194, M+ + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.34 (s, 3 H), 3.10 (s, 6 H), 6.16 (s, 1 H).
(4−クロロ−6−メチル−ピリミジン−2−イル)−ジメチル−アミン;
CI MS m/e 172, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.29 (s, 3 H), 3.16 (s, 6 H), 6.34 (s, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(300mg、1.75mmol)及び実施例3032ステップAで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−2−フェノキシ−ニコチンアミド(598mg、1.92mmol)の混合物を含むブタノール(1mL)を130℃で40時間密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(549mg、65%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 447, M (フリー) + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.67-2.05 (m, 8 H), 2.34 (s, 3 H), 3.12 (s, 3 H), 3.23 (s, 3 H), 4.03-4.22 (m, 2 H), 5.71 (s, 1 H), 7.13 (dd, J = 7.5, 4.8 Hz, 1 H), 7.21-7.32 (m, 3 H), 7.41-7.51 (m, 2 H), 7.84-7.95 (m, 1 H), 8.21 (dd, J = 4.7, 2.1 Hz, 1 H), 8.45-8.57 (m, 2 H), 13.43 (brs, 1 H).
(実施例3127)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−6,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(6.00g、35.0mmol)及び実施例3031ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(8.30g、38.5mmol)の混合物を含むブタノール(6mL)を130℃で48時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、16%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(60mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(60mL)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、2%〜10%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−6,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(2.29g、26%)が淡黄色油として得られた。
ESI MS m/e 250, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.18-1.50 (m, 4 H), 1.58-1.93 (m, 6 H), 2.19 (s, 3 H), 2.76-2.87 (m, 1 H), 3.03 (s, 6 H), 3.96-4.06 (m, 1 H), 4.78-4.89 (m, 1 H), 5.67 (s, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−6,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg、1.20mmol)を含むCHCl(2mL)溶液に、i−PrNEt(0.44mL、2.52mmol)及び3,4−ジフルオロ−ベンゾイルクロリド(233mg、1.32mmol)を含むCHCl(1mL)を加えた。その混合物を周囲温度で15時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると無色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(359mg、70%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 390, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-2.00 (m, 8 H), 2.35 (d, J = 0.6 Hz, 3 H), 3.14 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 4.03-4.29 (m, 2 H), 5.74 (d, J = 0.7 Hz, 1 H), 6.61-6.72 (m, 1 H), 7.14-7.26 (m, 1 H), 7.53-7.62 (m, 1 H), 7.67-7.78 (m, 1 H), 8.59 (d, J = 7.8 Hz, 1 H).
(実施例3128)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3127ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 410, M (フリー) + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.67-2.00 (m, 8 H), 2.35 (s, 3 H), 3.13 (s, 3 H), 3.25 (s, 3 H), 4.04-4.26 (m, 2 H), 5.75 (s, 1 H), 6.53 (d, J = 8.6 Hz, 1 H), 7.32-7.48 (m, 2 H), 7.64-7.70 (m, 1 H), 7.83 (t, J = 1.9 Hz, 1 H), 8.60 (d, J = 7.9 Hz, 1 H), 13.11 (brs, 1 H).
(実施例3129)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−ピリミジン(15.0g、10.15mmol)を含むTHF(150mL)溶液に、50%MeNH水溶液(22.7g、25.2mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると、(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(8.66g、55%)が白色固体として、及び(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−ジメチル−アミン(0.87g、6%)も白色固体として得られた。
(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン;
CI MS m/e 158, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.12 (s, 6 H), 6.32 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 8.00 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 157, M+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.21 (s, 6 H), 6.50 (d, J = 5.1 Hz, 1 H), 8.18 (d, J = 5.1 Hz, 1 H).
ステップB:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(1.50g、9.52mmol)及び実施例3031ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.24g、10.5mmol)の混合物を含むIPA(1.5mL)を130℃で22時間、密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカ、10%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると、[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.34g、42%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 358, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.45 (s, 9 H), 1.48 (s, 8 H), 3.03 (s, 6 H), 3.61 (brs, 1 H), 3.89-4.04 (m, 1 H), 4.47-4.63 (m, 1 H),4.77-4.89 (m, 1 H), 5.80 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 7.84 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
ステップC:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(1.26g、3.76mmol)を含むEtOAc(15mL)溶液に、4Mの塩化水素を含むEtOAc(15mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液でアルカリ性にした。水層をCHCl(6度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮すると、N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(923mg、定量的)が淡黄色油として得られた。
ESI MS m/e 250, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.29-1.51 (m, 2 H), 1.61-1.91 (m, 6 H), 2.80-2.92 (m, 1 H), 3.03 (s, 6 H), 3.96-4.04 (m, 1 H), 4.85-4.98 (m, 1 H), 5.79 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 7.84 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
ステップD:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg、1.20mmol)を含むCHCl(3mL)溶液に、EtN(0.35mL、2.51mmol)及び2−フェノキシ−ニコチノイルクロリド(309mg、1.32mmol)を加えた。その混合物を周囲温度で22時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、3%MeOHを含むCHCl)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(150mg、26%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 433, M (フリー) + H+
(実施例3130)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)アミノ−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)アミノ−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−4−トリフルオロメチル−ピリミジン(200mg、1.09mmol)及び実施例3031ステップDで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(306mg、1.20mmol)の混合物を含むブタノール(1mL)を130℃で12時間密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると、3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)アミノ−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(123mg、26%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 423, M+ (フリー) + Na+
(実施例3131)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3130ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 385, M (フリー) + Na+
(実施例3132)
N−[シス−4−(4,6−ジメトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4,6−ジメトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3130ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 415, M (フリー) + Na+
(実施例3133)
2−フェノキシ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)−アミノ−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−フェノキシ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)−アミノ−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−4−トリフルオロメチル−ピリミジン(200mg、1.10mmol)及び実施例3032ステップAで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−2−フェノキシ−ニコチンアミド(375mg、1.20mmol)の混合物を含むブタノール(1mL)を130℃で3日間密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜33%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると淡黄色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、2−フェノキシ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−ピリミジン−2−イル)−アミノ−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩(111mg、21%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 480, M (フリー) + Na+
(実施例3134)
N−[シス−4−(4−メトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3133ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 442, M (フリー) + Na+
(実施例3135)
N−[シス−4−(4,6−ジメトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4,6−ジメトキシ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3133ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 472, M (フリー) + Na+
(実施例3136)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フェニル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:(5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
実施例3129ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 236, M + H+
ステップB:(2−クロロ−5−フェニル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
(5−ブロモ−2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(2.00g、8.46mmol)を含むトルエン(30mL)溶液に、2M KCO水溶液(15mL)、フェニルボロン酸(1.03g、8.45mmol)、及びテトラキス−(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(977mg、0.845mmol)を加えた。反応混合物を還流下で8時間攪拌した。その混合物を水の中へ注ぎ水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、3%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、(2−クロロ−5−フェニル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(1.44g、73%)が得られた。
ESI MS m/e 256, M + Na+
ステップC:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フェニル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3133ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 531, M (フリー) + Na+
(実施例3137)
N−[シス−4−(5−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:(2,5−ジクロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
実施例3129ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 191, M+
ステップB:N−[シス−4−(5−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3133ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 467, M (フリー) + H+
(実施例3138)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フェニル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フェニル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3130ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 474, M (フリー) + Na+
(実施例3139)
N−[シス−4−(5−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(5−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3130ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 432, M (フリー) + Na+
(実施例3140)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フルオロ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−5−フルオロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
実施例3129ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 176, M + H+
ステップB:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フルオロ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3133ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 451, M (フリー) + H+
(実施例3141)
N−[シス−4−(5−ブロモ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(5−ブロモ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3133ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 533, M (フリー) + Na+
(実施例3142)
N−[シス−4−(4,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3130ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 383, M (フリー) + Na+
(実施例3143)
N−[シス−4−(4,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4,6−ジメチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3133ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 440, M (フリー) + Na+
(実施例3144)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3130ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 355, M (フリー) + Na+
(実施例3145)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステルの合成
実施例3129ステップAで得られた(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(1.50g、9.52mmol)及び実施例3068ステップCで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−カルバミン酸ベンジルエステル(2.75g、10.5mmol)の混合物を含むIPA(1.5mL)を130℃で22時間、密封試験管中で攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカ、10%EtOAcを含むヘキサン〜EtOAc)で精製すると、[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−カルバミン酸ベンジルエステル(816mg、22%)が淡黄色油として得られた。
ESI MS m/e 406, M + Na+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.22-1.92 (m, 9 H), 3.03 (s, 6 H), 3.11 (t, J = 6.2 Hz, 2 H), 4.02-4.15 (m, 1 H), 4.82-4.93 (m, 2 H), 5.10 (s, 2 H), 5.79 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 7.28-7.42 (m, 5 H), 7.83 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
ステップB:N−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
実施例3118ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 250, M + H+ ; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.40-1.88 (m, 9 H), 2.87 (d, J = 5.9 Hz, 2 H), 3.03 (s, 6 H), 4.11 (brs, 1 H), 5.63 (brs, 1 H), 5.78 (d, J = 6.2 Hz, 1 H), 7.08 (brs, 2 H), 7.82 (d, J = 6.2 Hz, 1 H).
ステップC:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(400mg、1.60mmol)を含むCHCl(2mL)溶液に、i−PrNEt(0.56mL、3.36mmol)及び2−フェノキシ−ニコチノイルクロリド(523mg、2.24mmol)を含むCHCl(2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で5時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると無色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下60℃で乾燥すると、N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩(199mg、26%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 469, M (フリー) + Na+
(実施例3146)
3−ヒドロキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−ヒドロキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 362, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.60-2.09 (m, 8 H), 3.83-4.02 (m, 1 H), 4.22-4.49 (m, 1 H), 6.79-7.02 (m, 1 H), 7.12-7.59 (m, 5 H), 7.67-8.45 (m, 5 H), 9.40-9.78 (m, 2 H), 12.91-13.17 (m, 1 H).
(実施例3147)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 404, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.54-2.12 (m, 8 H), 3.89-4.31 (m, 5 H), 6.89-7.05 (m, 2 H), 7.41-7.58 (m, 2 H), 7.68-7.82 (m, 3 H), 8.00-8.22 (m, 3 H), 8.46-8.51 (m, 1 H), 9.66-9.85 (m, 1 H).
(実施例3148)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3046ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 482, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.75-2.27 (m, 8 H), 4.00-4.32 (m, 2 H), 6.97 (d, J = 9.4 Hz, 1 H), 7.42-7.65 (m, 2 H), 7.69-7.80 (m, 3 H), 7.96-8.02 (m, 1 H), 8.20 (d, J = 9.3 Hz, 1 H), 8.35-8.42 (m, 2 H), 9.69-9.79 (m, 1 H).
(実施例3149)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3046ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 430, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.77-2.33 (m, 8 H), 3.96-4.29 (m, 2 H), 6.88-7.03 (m, 2 H), 7.29-7.51 (m, 3 H), 7.69-7.82 (m, 5 H), 8.19 (d, J = 9.5 Hz, 1 H), 9.73-9.86 (m, 1 H).
(実施例3150)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸
ステップA:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステルの合成
イソフタル酸モノメチルエステル(435mg)及び実施例3033ステップAで得られたシス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(500mg)を含むDMF(5mL)溶液に、EtN(0.96mL)、HOBt−HO(476mg)、及びEDC−HCl(437mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で18時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え、懸濁液を周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、25%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル(740mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 404, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.71-2.05 (m, 8 H), 3.96 (s, 3 H), 4.10-4.28 (m, 2 H), 4.80-4.90 (m, 1 H), 6.16-6.26 (m, 1 H), 6.66 (d, J = 8.8 Hz, 1 H), 7.18-7.20 (m, 1 H), 7.49-7.68 (m, 4 H), 7.84 (d, J = 8.3 Hz, 1 H), 8.03-8.10 (m, 1 H), 8.15-8.22 (m, 1 H), 8.35-8.38 (m, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸の合成
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル(400mg)を含むEtOH(12mL)溶液に、2M NaOH水溶液(0.52mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で11時間攪拌した。反応混合物に1MのHCl水溶液(0.6mL)を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、1%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると白色固体が得られた。前記固体を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌し、ろ過するとN−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸(183mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.63-2.09 (m, 8 H), 3.84-4.18 (m, 2 H), 6.83-6.91 (m, 2 H), 7.07-7.17 (m, 1 H), 7.39-7.64 (m, 4 H), 7.83 (d, J = 9.0 Hz, 1 H), 8.03-8.13 (m, 2 H), 8.39-8.53 (m, 2 H).
(実施例3151)
C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 403, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.18-1.36 (m, 3 H), 1.54-2.15 (m, 8 H), 3.39-3.65 (m, 3 H), 3.68-4.11 (m, 3 H), 6.80-7.20 (m, 3 H), 7.29-7.86 (m, 8 H), 8.07-8.23 (m, 1 H), 9.48-9.68 (m, 1 H).
(実施例3152)
3,5−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,5−ジフルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3046ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 404, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.71-2.02 (m, 8 H), 3.87-4.13 (m, 1 H), 4.24-4.53 (m, 1 H), 7.21-8.01 (m, 7 H), 8.18-8.60 (m, 3 H), 9.48-9.81 (m, 1 H), 13.09-13.28 (m, 1 H).
(実施例3153)
4−クロロ−3−フルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド−塩酸塩
ステップA:4−クロロ−3−フルオロ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 398, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.80-2.10 (m, 8 H), 3.97-4.27 (m, 2 H), 6.88-7.03 (m, 2 H), 7.39-7.50 (m, 2 H), 7.54-7.62 (m, 1 H), 7.66-7.83 (m, 4 H), 8.19 (d, J = 9.4 Hz, 1 H), 9.65-9.82 (m, 1 H).
(実施例3154)
C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3036ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 459, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 0.99-1.19 (m, 3 H), 1.42-1.96 (m, 8 H), 3.30-3.55 (m, 2 H), 3.71-3.87 (m, 1 H), 3.94 (s, 2 H), 4.29-4.51 (m, 1 H), 6.57-6.77 (m, 2 H), 7.02-7.58 (m, 4 H), 7.65-8.04 (m, 3 H), 8.15-8.44 (m, 2 H), 9.61-9.85 (m, 1 H), 13.17-13.42 (m, 1 H).
(実施例3155)
N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド塩酸塩の合成
実施例3150ステップBで得られたN−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸(160mg)を含むDMF(2mL)溶液に、28%NH水溶液(30mg)、EtN(0.14mL)、HOBt−HO(94mg)、及びEDC−HCl(95mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記精製物質を含むEtOH(3mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.3mL)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌し、ろ過し減圧下で乾燥するとN−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド塩酸塩(9mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 411, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.70-2.06 (m, 8 H), 3.89-4.08 (m, 1 H), 4.19-4.39 (m, 1 H), 7.17-7.60 (m, 4 H), 7.71-8.46 (m, 8 H), 12.84-12.97 (m, 1 H).
(実施例3156)
3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(キノリン−2イルメチル)−アミノ]−シクロヘキシル}−ベンズアミド二塩酸塩
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(キノリン−2イルメチル)−アミノ]−シクロヘキシル}−ベンズアミド二塩酸塩の合成
実施例3031ステップDで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(250mg)を含むCHCl(5mL)溶液に、キノリン−2−カルボアルデヒド(185mg)、酢酸(71mg)、及びNaBH(OAc)(316mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、2%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると無色油が得られた。前記油を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtO(12mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(キノリン−2イルメチル)−アミノ]−シクロヘキシル}−ベンズアミド二塩酸塩(100mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 418, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.50-1.68 (m, 2 H), 1.90-2.15 (m, 6 H), 3.20-3.37 (m, 1 H), 3.91-4.01 (m, 1 H), 4.53-4.66 (m, 2 H), 7.46-8.29 (m, 9 H), 8.52 (d, J = 8.5 Hz, 1 H), 9.44-9.62 (m, 2 H).
(実施例3157)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 496, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.77-2.19 (m, 8 H), 2.74 (s, 3 H), 3.98-4.31 (m, 2 H), 6.78-6.81 (m, 1 H), 7.40-7.52 (m, 1 H), 7.58-7.78 (m, 3 H), 7.85 (d, J = 9.2 Hz, 1 H), 7.96-8.01 (m, 1 H), 8.36-8.41 (m, 2 H), 9.49-9.64 (m, 1 H).
(実施例3158)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 444, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.68-2.20 (m, 8 H), 2.71-2.75 (m, 3 H), 3.96-4.30 (m, 2 H), 6.76-6.87 (m, 2 H), 7.30-7.39 (m, 1 H), 7.42-7.52 (m, 2 H), 7.67-7.89 (m, 5 H), 9.50-9.72 (m, 1 H).
(実施例3159)
C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 417, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.10-1.38 (m, 3 H), 1.59-2.05 (m, 8 H), 2.45-2.84 (m, 3 H), 3.35-4.15 (m, 6 H), 6.57-6.81 (m, 1 H), 6.85-7.52 (m, 7 H), 7.57-7.89 (m, 4 H), 9.20-9.50 (m, 1 H).
(実施例3160)
3−ヒドロキシ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−ヒドロキシ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 398, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.67-2.02 (m, 8 H), 2.53-2.70 (m, 3 H), 3.86-3.99 (m, 1 H), 4.24-4.40 (m, 1 H), 6.88-6.96 (m, 1 H), 7.06-7.31 (m, 4 H), 7.46-7.57 (m, 1 H), 7.73-7.83 (m, 1 H), 7.92-8.28 (m, 3 H), 9.66 (s, 1 H), 12.83-12.94 (m, 1 H).
(実施例3161)
2−アミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩
ステップA:2−アミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 376, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.63-2.06 (m, 8 H), 2.53-2.70 (m, 3 H), 3.87-4.04 (m, 1 H), 4.36-4.59 (m, 1 H), 6.92-7.06 (m, 1 H), 7.15-7.27 (m, 1 H), 7.45-7.58 (m, 1 H), 7.69-7.84 (m, 1 H), 7.89-8.01 (m, 1 H), 8.14-8.58 (m, 4 H), 8.69-8.86 (m, 1 H), 9.54-9.72 (m, 1 H).
(実施例3162)
2,3−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2,3−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 418, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.56-2.17 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.88-4.04 (m, 1 H), 4.09-4.30 (m, 1 H), 6.67-6.92 (m, 2 H), 7.10-7.35 (m, 2 H), 7.41-7.52 (m, 1 H), 7.60-7.93 (m, 4 H), 9.53-9.75 (m, 1 H).
(実施例3163)
2,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 418, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.57-2.22 (m, 8 H), 2.73 (s, 3 H), 3.87-4.06 (m, 1 H), 4.11-4.31 (m, 1 H), 6.69-7.06 (m, 4 H), 7.40-7.56 (m, 1 H), 7.65-7.88 (m, 3 H), 7.98-8.14 (m, 1 H), 9.51-9.83 (m, 1 H).
(実施例3164)
2,5−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2,5−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 418, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.46-2.14 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.84-4.04 (m, 1 H), 4.09-4.32 (m, 1 H), 6.77 (s, 1 H), 6.82-7.21 (m, 3 H), 7.37-7.54 (m, 1 H), 7.63-7.89 (m, 4 H), 9.54-9.72 (m, 1 H).
(実施例3165)
2,6−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2,6−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 418, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.72-2.08 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.91-4.03 (m, 1 H), 4.13-4.33 (m, 1 H), 6.42-6.54 (m, 1 H), 6.77 (s, 1 H), 6.88-6.99 (m, 2 H), 7.27-7.50 (m, 2 H), 7.66-7.78 (m, 2 H), 7.84 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 9.53-9.70 (m, 1 H).
(実施例3166)
3,5−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,5−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 418, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.16 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.96-4.26 (m, 2 H), 6.78 (s, 1 H), 6.86-7.02 (m, 2 H), 7.33-7.52 (m, 3 H), 7.67-7.78 (m, 2 H), 7.85 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 9.48-9.71 (m, 1 H).
(実施例3167)
C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 451, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.14-1.26 (m, 3 H), 1.69-2.00 (m, 8 H), 2.60 (s, 3 H), 3.39-3.61 (m, 2 H), 3.75-4.03 (m, 4 H), 6.63-7.06 (m, 4 H), 7.14-7.32 (m, 2 H), 7.39-7.51 (m, 1 H), 7.64-7.89 (m, 3 H), 9.44-9.59 (m, 1 H).
(実施例3168)
4−クロロ−3−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−3−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.78-2.13 (m, 8 H), 2.70-2.76 (m, 3 H), 3.95-4.28 (m, 2 H), 6.65-6.81 (m, 2 H), 7.41-7.50 (m, 2 H), 7.53-7.59 (m, 1 H), 7.65-7.77 (m, 3 H), 7.82-7.88 (m, 1 H), 9.57-9.71 (m, 1 H).
(実施例3169)
4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 378, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.81-2.10 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.95-4.29 (m, 2 H), 6.65-6.81 (m, 2 H), 7.10 (t, J = 8.6 Hz, 2 H), 7.42-7.51 (m, 1 H), 7.67-7.91 (m, 5 H), 9.55-9.67 (m, 1 H).
(実施例3170)
3−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 378, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.77-2.09 (m, 8 H), 2.71-2.76 (m, 3 H), 3.94-4.25 (m, 2 H), 6.54-6.65 (m, 1 H), 6.76-6.81 (m, 1 H), 7.13-7.23 (m, 1 H), 7.35-7.61 (m, 4 H), 7.67-7.88 (m, 3 H), 9.58-9.73 (m, 1 H).
(実施例3171)
2−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 378, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.84-2.15 (m, 8 H), 2.72 (s, 3 H), 3.87-4.01 (m, 1 H), 4.13-4.29 (m, 1 H), 6.73-6.89 (m, 2 H), 7.07-7.28 (m, 2 H), 7.40-7.51 (m, 2 H), 7.66-7.87 (m, 3 H), 7.96-8.05 (m, 1 H), 9.62-9.72 (m, 1 H).
(実施例3172)
4−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3070ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 394, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.64-2.04 (m, 8 H), 2.55-2.70 (m, 3 H), 3.87-4.04 (m, 1 H), 4.27-4.52 (m, 1 H), 7.07-7.18 (m, 1 H), 7.46-7.58 (m, 3 H), 7.73-8.02 (m, 4 H), 8.23-8.38 (m, 2 H), 9.39-9.52 (m, 1 H), 12.96-13.10 (m, 1 H).
(実施例3173)
2−ヒドロキシ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:2−ヒドロキシ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 399, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.46-1.99 (m, 8 H), 2.53-2.72 (m, 3 H), 4.02-4.15 (m, 1 H), 4.20-4.45 (m, 1 H), 6.46-6.56 (m, 1 H), 6.95-7.08 (m, 1 H), 7.45-7.57 (m, 1 H), 7.69-7.83 (m, 2 H), 7.90-8.47 (m, 3 H), 10.08-10.27 (m, 1 H), 12.48-12.63 (m, 1 H).
(実施例3174)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸−メチルエステル塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 440, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.78-2.21 (m, 8 H), 2.73 (d, J = 1.1 Hz, 3 H), 3.92-4.07 (m, 4 H), 4.13-4.29 (m, 1 H), 6.78 (s, 1 H), 6.99-7.10 (m, 1 H), 7.40-7.57 (m, 2 H), 7.67-7.79 (m, 2 H), 7.82-7.89 (m, 1 H), 8.02-8.19 (m, 2 H), 8.46-8.52 (m, 1 H), 9.46-9.65 (m, 1 H).
(実施例3175)
6−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:6−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 417, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.67-2.03 (m, 8 H), 2.54-2.72 (m, 3 H), 3.91-4.06 (m, 1 H), 4.26-4.42 (m, 1 H), 7.05-7.18 (m, 1 H), 7.45-7.57 (m, 1 H), 7.63-7.69 (m, 1 H), 7.73-7.83 (m, 1 H), 7.91-8.04 (m, 1 H), 8.17-8.31 (m, 2 H), 8.51-8.62 (m, 1 H), 8.83-8.89 (m, 1 H), 9.33-9.51 (m, 1 H), 12.86-13.03 (m, 1 H).
(実施例3176)
6−ジメチルアミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩
ステップA:6−ジメチルアミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩の合成
実施例3175ステップAで得られた6−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(250mg)を含むIPA(1mL)溶液に、50%MeNH水溶液(63mg)及びiPrNEt(172mg)を加えた。混合物を還流下で5時間攪拌し、50%MeNH水溶液(120mg)を加え還流下で5時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、EtOAc)によって精製した。前記物質を含むEtOH(3mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.47mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtO(3mL)の懸濁液を周囲温度で4時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると6−ジメチルアミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩(200mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 426, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.73-2.13 (m, 8 H), 2.63-2.80 (m, 3 H), 3.34-3.61 (m, 6 H), 3.91-4.28 (m, 2 H), 6.70-7.07 (m, 2 H), 7.35-8.10 (m, 5 H), 8.29-8.46 (m, 1 H), 8.82-8.98 (m, 1 H), 9.36-9.51 (m, 1 H).
(実施例3177)
3−ヒドロキシメチル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−ヒドロキシメチル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
LiAlH(18mg)を含むEtO(5mL)の懸濁液に実施例3174ステップAで得られたN−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル(200mg)を含むEtO(2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で3時間攪拌した。反応を水で止め水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、3%〜10%MeOHを含むCHCl)によって精製した。前記物質を含むEtOH(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.24mL)を加えた。その混合物を周囲温度で2時間攪拌し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtO(3mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下70℃で乾燥すると3−ヒドロキシメチル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(93mg)が白色固体として得られた。
SI MS m/e 390, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.66-2.02 (m, 8 H), 2.61 (s, 3 H), 3.87 (brs, 1 H), 4.22-4.42 (m, 1 H), 4.55 (s, 2 H), 7.03-7.17 (m, 1 H), 7.35-7.59 (m, 3 H), 7.67-7.87 (m, 3 H), 7.91-8.04 (m, 1 H), 8.11-8.31 (m, 2 H), 12.75-12.96 (m, 1 H).
(実施例3178)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステルの合成
イソフタル酸モノメチルエステル(400mg)及び実施例3070ステップAのN−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(400mg)を含むDMF(4mL)溶液に、EtN(0.52mL)、HOBt−HO(358mg)、及びEDC−HCl(330mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で12時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え懸濁液を周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、9%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル(740mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 440, M + Na+; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.59-2.09 (m, 8 H), 2.58 (s, 3 H), 3.96 (s, 3 H), 4.02-4.29 (m, 2 H), 4.72-4.87 (m, 1 H), 6.12-6.27 (m, 1 H), 6.48-6.59 (m, 1 H), 7.17-7.30 (m, 1 H), 7.45-7.82 (m, 4 H), 8.00-8.22 (m, 2 H), 8.32-8.39 (m, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド塩酸塩の合成
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル(150mg)を含むEtOH(4.5mL)溶液に、2M NaOH水溶液(0.27mL)を加えた。反応混合物を周囲温度で13時間攪拌した。反応混合物に1MのHCl水溶液(0.3mL)を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、1%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると白色固体が得られた。前記固体を含むDMF(2mL)溶液に28%NH水溶液(21mg)、EtN(0.1mL)、HOBt−HO(67mg)、及びEDC−HCl(67mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で12時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、3%〜9%MeOHを含むCHCl)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtO(12mL)の懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下に置くとN−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド塩酸塩が得られた。
ESI MS m/e 403, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.69-2.04 (m, 8 H), 2.56-2.63 (m, 3 H), 3.92-4.06 (m, 1 H), 4.28-4.48 (m, 1 H), 7.06-7.17 (m, 1 H), 7.41-7.58 (m, 3 H), 7.70-8.04 (m, 3 H), 8.06-8.43 (m, 3 H), 9.35-9.54 (m, 1 H), 12.87-13.07 (m, 1 H).
(実施例3179)
3−クロロ−5−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−5−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.79-2.12 (m, 8 H), 2.73 (d, J = 0.9 Hz, 3 H), 3.96-4.22 (m, 2 H), 6.75-6.90 (m, 2 H), 7.17-7.25 (m, 1 H), 7.42-7.51 (m, 2 H), 7.59-7.89 (m, 4 H), 9.51-9.72 (m, 1 H).
(実施例3180)
3,4,5−トリフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4,5−トリフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 414, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.76-2.16 (m, 8 H), 2.73 (d, J = 1.1 Hz, 3 H), 3.97-4.24 (m, 2 H), 6.78 (s, 1 H), 6.92-7.04 (m, 1 H), 7.41-7.60 (m, 3 H), 7.68-7.77 (m, 2 H), 7.82-7.89 (m, 1 H), 9.50-9.64 (m, 1 H).
(実施例3181)
ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 383, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.63-2.07 (m, 8 H), 2.54-2.71 (m, 3 H), 4.00-4.13 (m, 1 H), 4.49-4.62 (m, 1 H), 7.10-7.20 (m, 1 H), 7.46-7.56 (m, 1 H), 7.61-8.12 (m, 5 H), 8.33-8.42 (m, 2 H), 8.65-8.72 (m, 1 H), 9.46-9.60 (m, 1 H), 13.23-13.38 (m, 1 H).
(実施例3182)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 383, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.76-2.05 (m, 8 H), 2.54-2.73 (m, 3 H), 3.93-4.07 (m, 1 H), 4.29-4.48 (m, 1 H), 7.10-7.19 (m, 1 H), 7.47-7.57 (m, 1 H), 7.72-7.85 (m, 2 H), 7.92-8.04 (m, 1 H), 8.21-8.33 (m, 1 H), 8.48-8.57 (m, 1 H), 8.65-8.73 (m, 1 H), 8.82-8.89 (m, 1 H), 9.14-9.20 (m, 1 H), 9.42-9.58 (m, 1 H), 12.93-13.08 (m, 1 H).
(実施例3183)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 383, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.68-2.08 (m, 8 H), 2.53-2.71 (m, 3 H), 3.92-4.08 (m, 1 H), 4.33-4.54 (m, 1 H), 7.11-7.22 (m, 1 H), 7.43-7.60 (m, 1 H), 7.69-7.86 (m, 1 H), 7.89-8.41 (m, 4 H), 8.81-9.07 (m, 3 H), 9.48-9.67 (m, 1 H), 13.03-13.24 (m, 1 H).
(実施例3184)
4−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 417, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.62-2.05 (m, 8 H), 2.53-2.72 (m, 3 H), 3.99-4.51 (m, 2 H), 7.04-7.15 (m, 1 H), 7.46-7.57 (m, 1 H), 7.72-7.85 (m, 2 H), 7.92-8.10 (m, 2 H), 8.16-8.29 (m, 1 H), 8.39 (d, J = 8.1 Hz, 1 H), 8.66 (d, J = 5.3 Hz, 1 H), 9.32-9.51 (m, 1 H), 12.93-13.08 (m, 1 H).
(実施例3185)
5−ブロモ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩
ステップA:5−ブロモ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 439, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.71-2.02 (m, 8 H), 2.54-2.71 (m, 3 H), 3.88-4.08 (m, 1 H), 4.25-4.50 (m, 1 H), 7.06-7.18 (m, 1 H), 7.47-7.56 (m, 1 H), 7.70-7.83 (m, 1 H), 7.91-8.04 (m, 1 H), 8.19-8.33 (m, 1 H), 8.43-8.64 (m, 2 H), 8.86-8.88 (m, 1 H), 8.97-8.99 (m, 1 H), 9.35-9.50 (m, 1 H), 12.89-13.08 (m, 1 H).
(実施例3186)
N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−6−トリフルオロメチル−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−6−トリフルオロメチル−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3071ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 451, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.58-2.04 (m, 8 H), 2.53-2.75 (m, 3 H), 3.91-4.09 (m, 1 H), 4.22-4.44 (m, 1 H), 7.03-7.22 (m, 1 H), 7.45-7.59 (m, 1 H), 7.71-7.85 (m, 1 H), 7.91-8.10 (m, 2 H), 8.15-8.30 (m, 1 H), 8.42-8.54 (m, 1 H), 8.64-8.81 (m, 1 H), 9.12-9.21 (m, 1 H), 9.33-9.54 (m, 1 H), 12.88-13.00 (m, 1 H).
(実施例3187)
6−イミダゾール−1−イル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩
ステップA:6−イミダゾール−1−イル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩の合成
実施例3175ステップAで得られた6−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(250mg)を含むBuOH(1mL)溶液に、イミダゾール(47mg)及びiPrNEt(172mg)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で220℃で10分間及び230℃で20分間加熱し、その混合物に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtO(12mL)の懸濁液を周囲温度で4時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると6−イミダゾール−1−イル−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩(83mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 427, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.35-2.39 (m, 8 H), 2.60-2.81 (m, 3 H), 3.92-4.28 (m, 2 H), 6.63-6.92 (m, 1 H), 7.09-8.23 (m, 8 H), 8.53-8.82 (m, 1 H), 8.95-9.41 (m, 2 H), 9.96-10.17 (m, 1 H), 13.97-14.19 (m, 1 H).
(実施例3188)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
3,4−ジフルオロ−安息香酸(199mg)及び実施例1ステップEで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン(300mg)を含むDMF(3mL)溶液に、EtN(0.35mL)、HOBt−HO(241mg)、及びEDC−HCl(242mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で15時間攪拌した。その混合物に水(4.8mL)を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(4mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.5mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOAcで洗浄し、減圧下で乾燥するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(263mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 425, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.69-2.20 (m, 8 H), 3.24 (s, 6 H), 3.81-4.30 (m, 2 H), 5.82 (s, 1 H), 6.74-6.88 (m, 1 H), 7.10-7.40 (m, 2 H), 7.51-7.98 (m, 5 H), 8.86-8.99 (m, 1 H), 13.44-13.63 (m, 1 H).
(実施例3189)
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3188ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 462, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.65-2.17 (m, 8 H), 3.25 (s, 6 H), 3.82-4.00 (m, 1 H), 4.00-4.23 (m, 1 H), 5.82 (s, 1 H), 7.25-7.40 (m, 1 H), 7.58-7.97 (m, 4 H) 8.28-8.42 (m, 2 H), 8.56-8.73 (m, 1 H), 13.02-13.30 (m, 1 H).
(実施例3190)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン(300mg)を含むCHCl(3mL)溶液に、iPrNEt(0.36mL)及び3,4−ジフルオロ−ベンゾイルクロリド(194mg)を加えた。その混合物を周囲温度で6時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、9%〜20%EtOAcを含むヘキサン、及び2%〜9%MeOHを含むCHCl)によって精製するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(272mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 439, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.53-2.08 (m, 9 H), 3.21 (s, 6 H), 3.47-3.56 (m, 2 H), 3.86-3.98 (m, 1 H), 5.81 (s, 1 H), 6.95-7.09 (m, 1 H), 7.16-7.34 (m, 2 H), 7.53-7.68 (m, 2 H), 7.80-7.95 (m, 3 H), 9.08-9.22 (m, 1 H), 13.40-13.51 (m, 1 H).
(実施例3191)
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩
ステップA:1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩の合成
実施例7ステップBで得られたN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン(300mg)を含むDMSO(3mL)溶液に、1,2−ジクロロ−4−イソシアナト−ベンゼン(207mg)を加えた。その混合物を周囲温度で12時間攪拌し水の中へ注いだ。沈殿物をろ過し水で洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、25%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し減圧下で乾燥すると1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩(170mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 486, M+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.51-2.18 (m, 9 H), 3.23 (s, 6 H), 3.36-3.44 (m, 2 H), 3.91-4.02 (m, 1 H), 5.78-5.88 (m, 1 H), 6.97-7.12 (m, 3 H), 7.26-7.35 (m, 1 H), 7.58-7.66 (m, 1 H), 7.86 (m, J = 9.0 Hz, 2 H), 8.16 (dd, J = 8.2, 1.7 Hz, 1 H), 8.20-8.31 (m, 1 H), 8.65-8.76 (m, 1 H), 12.98-13.21 (m, 1 H).
(実施例3192)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
3,4−ジフルオロ−安息香酸(199mg)及び実施例3107ステップDのN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン(304mg)を含むDMF(4mL)溶液に、EtN(0.35mL)、HOBt−HO(241mg)、及びEDC−HCl(242mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で7時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え、懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOAcで洗浄し、減圧下で乾燥するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(252mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 430, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.56-2.22 (m, 12 H), 2.48-2.84 (m, 4 H), 3.23 (s, 6 H), 3.92-4.33 (m, 2 H), 6.51-6.77 (m, 1 H), 7.01-7.30 (m, 1 H), 7.43-7.86 (m, 2 H), 8.28-8.57 (m, 1 H), 12.56 (m, 1 H).
(実施例3193)
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3192ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 467, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.51-2.24 (m, 12 H), 2.51-2.62 (m, 2 H), 2.67-2.81 (m, 2 H), 3.23 (s, 6 H), 3.98-4.29 (m, 2 H), 7.42-7.48 (m, 1 H), 8.22-8.29 (m, 2 H), 8.37 (s, 1 H).
(実施例3194)
1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3192ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 442, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.57-2.13 (m, 12 H), 2.49-2.61 (m, 2 H), 2.68-2.81 (m, 2 H), 3.22 (s, 6 H), 3.93-4.04 (m, 4 H), 4.14-4.24 (m, 1 H), 7.04-7.12 (m, 1 H), 7.23-7.27 (m, 1 H), 7.49-7.54 (m, 1 H), 8.30-8.41 (m, 1 H), 12.66-12.92 (m, 1 H).
(実施例3195)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3113ステップAのN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン(300mg)を含むCHCl(3mL)溶液に、iPrNEt(0.36mL)及び3,4−ジフルオロ−ベンゾイルクロリド(194mg)を加えた。その混合物を周囲温度で17時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、33%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(263mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 466, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.50-1.96 (m, 13 H), 2.49-2.59 (m, 2 H), 2.66-2.77 (m, 2 H), 3.21 (s, 6 H), 3.42-3.51 (m, 2 H), 4.16-4.28 (m, 1 H), 6.91-7.01 (m, 1 H), 7.17-7.26 (m, 1 H), 7.80-7.92 (m, 2 H), 8.55 (d, J = 8.2 Hz, 1 H), 12.61-12.77 (m, 1 H).
(実施例3196)
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩
ステップA:1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩の合成
実施例3113ステップAのN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン(300mg)を含むDMSO(3mL)溶液に、1,2−ジクロロ−4−イソシアナト−ベンゼン(207mg)を加えた。その混合物を周囲温度で12時間攪拌し水の中へ注いだ。沈殿物をろ過し水で洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、25%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩(113mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 491, M+; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.42-2.04 (m, 13 H), 2.46-2.80 (m, 4 H), 3.21 (s, 6 H), 3.29-3.44 (m, 2 H), 4.18-4.38 (m, 1 H), 6.80-7.22 (m, 3 H), 8.06-8.45 (m, 3 H), 12.04-12.29 (m, 1 H).
(実施例3197)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3129ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 376, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.61-2.01 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 3.98-4.32 (m, 2 H), 5.98 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 6.45-6.63 (m, 1 H), 7.11-7.30 (m, 1 H), 7.41-7.79 (m, 3 H), 8.67-8.94 (m, 1 H), 12.89-13.06 (m, 1 H).
(実施例3198)
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸(265mg)及び実施例3129ステップCのシス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg)を含むDMF(3mL)溶液に、EtN(0.43mL)、HOBt−HO(293mg)、及びEDC−HCl(293mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で12時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え、懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOAcで洗浄し、減圧下で乾燥すると5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩(71mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 413, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.62-2.02 (m, 8 H), 3.18 (s, 3 H), 3.27 (s, 3 H), 3.99-4.29 (m, 2 H) 5.99 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 7.48-7.64 (m, 2 H), 8.34 (d, J = 1.8 Hz, 1 H), 8.48 (d, J = 1.8 Hz, 1 H), 8.50-8.67 (m, 1 H), 12.58-12.76 (m, 1 H).
(実施例3199)
5−(4−クロロ−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:5−(4−クロロ−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 462, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.67-2.07 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.01-4.27 (m, 2 H), 5.97 (d, J = 6.9 Hz, 1 H), 6.71 (d, J = 3.5 Hz, 1 H), 6.76-6.87 (m, 1 H), 7.17 (d, J = 3.5 Hz, 1 H), 7.36-7.55 (m, 3 H), 7.69-7.79 (m, 2 H), 8.65-8.86 (m, 1 H), 13.08-13.30 (m, 1 H).
(実施例3200)
4'−フルオロ−ビフェニル−4−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:4'−フルオロ−ビフェニル−4−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 456, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.66-2.06 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.06-4.32 (m, 2 H), 5.97 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 6.50-6.60 (m, 1 H), 7.09-7.20 (m, 2 H), 7.43-7.64 (m, 5 H), 7.85-7.91 (m, 2 H), 8.74-8.86 (m, 1 H), 12.98-13.23 (m, 1 H).
(実施例3201)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 473, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.62-2.05 (m, 8 H), 3.16 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 4.07-4.24 (m, 2 H), 5.94 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 7.09-7.20 (m, 3 H), 7.23-7.32 (m, 2 H), 7.42-7.52 (m, 1 H), 7.81-7.94 (m, 1 H), 8.20 (dd, J = 4.8, 2.0 Hz, 1 H), 8.54 (dd, J = 7.5, 2.1 Hz, 1 H), 8.70-8.80 (m, 1 H), 13.23-13.38 (m, 1 H).
(実施例3202)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 419, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.14-1.35 (m, 3 H), 1.55-1.92 (m, 8 H), 3.15 (s, 3 H), 3.24 (s, 3 H), 3.45-3.64 (m, 2 H), 3.75-4.06 (m, 4 H), 5.91-6.03 (m, 1 H), 7.00-7.64 (m, 7 H), 8.32-8.48 (m, 1 H), 13.12-13.34 (m, 1 H).
(実施例3203)
C−[シス−(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:C−[シス−(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 431, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.12-1.24 (m, 3 H), 1.51-1.96 (m, 8 H), 3.15 (s, 3 H), 3.25 (s, 3 H), 3.43-3.55 (m, 2 H), 3.74-3.98 (m, 3 H), 4.01-4.18 (m, 1 H), 5.88-6.02 (m, 1 H), 6.68-6.87 (m, 3 H), 7.15-7.24 (m, 2 H), 7.43-7.52 (m, 1 H), 8.49-8.62 (m, 1 H), 13.11-13.28 (m, 1 H).
(実施例3204)
2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 390, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.46-1.87 (m, 8 H), 3.15 (s, 3 H), 3.18 (s, 3 H), 3.46 (s, 2 H), 3.58-3.75 (m, 1 H), 3.86-4.04 (m, 1 H), 6.36 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.05-7.13 (m, 1 H), 7.27-7.40 (m, 2 H), 7.84-7.94 (m, 1 H), 8.10-8.19 (m, 1 H), 8.27-8.38 (m, 1 H), 12.14-12.23 (m, 1 H).
(実施例3205)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3129ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 376, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-2.02 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.01-4.31 (m, 2 H), 5.97 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 6.46-6.57 (m, 1 H), 6.87-6.98 (m, 1 H), 7.30-7.40 (m, 2 H), 7.49 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 8.77-8.93 (m, 1 H).
(実施例3206)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 392, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.65-2.00 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.03-4.30 (m, 2 H), 5.97 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 6.43-6.53 (m, 1 H), 7.19 (t, J = 8.5 Hz, 1 H), 7.43-7.54 (m, 1 H), 7.65-7.75 (m, 1 H), 7.90-7.97 (m, 1 H), 8.76-8.94 (m, 1 H), 12.95-13.14 (m, 1 H).
(実施例3207)
4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 392, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.56-1.98 (m, 8 H), 3.05-3.27 (m, 6 H), 3.76-4.10 (m, 2 H), 6.37 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.65-7.80 (m, 2 H), 7.84-7.97 (m, 2 H), 8.21-8.34 (m, 1 H), 8.39-8.56 (m, 1 H), 12.09-12.27 (m, 1 H).
(実施例3208)
ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 341, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.72-2.07 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.27 (s, 3 H), 4.02-4.22 (m, 2 H), 5.97 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.36-7.55 (m, 2 H), 7.76-7.88 (m, 1 H), 8.10-8.29 (m, 2 H), 8.52-8.70 (m, 2 H).
(実施例3209)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド二塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 341, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.62-2.03 (m, 8 H), 3.15 (s, 3 H), 3.20 (s, 3 H), 3.83-4.08 (m, 2 H), 6.37 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.81-7.98 (m, 2 H), 8.34-8.48 (m, 1 H), 8.58-8.66 (m, 1 H), 8.76-8.93 (m, 2 H), 9.17-9.23 (m, 1 H), 12.30-12.48 (m, 1 H).
(実施例3210)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソニコチンアミド二塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソニコチンアミド二塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 341, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.67-1.99 (m, 8 H), 3.16 (s, 3 H), 3.20 (s, 3 H), 3.84-4.07 (m, 2 H), 6.37 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.86-8.02 (m, 1 H), 8.25 (d, J = 6.5 Hz, 2 H), 8.48-8.57 (m, 1 H), 8.95-9.13 (m, 3 H), 12.53-12.69 (m, 1 H).
(実施例3211)
5−ブロモ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:5−ブロモ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 419, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-2.07 (m, 8 H), 3.18 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.04-4.31 (m, 2 H), 5.95-6.04 (m, 1 H), 7.37-7.65 (m, 2 H), 8.42 (brs, 1 H), 8.63-8.74 (m, 1 H), 8.79 (brs, 1 H), 9.12 (brs, 1 H), 12.72-12.97 (m, 1 H).
(実施例3212)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−6−トリフルオロメチル−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−6−トリフルオロメチル−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 409, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.63-2.06 (m, 8 H), 3.18 (s, 3 H),3.27 (s, 3 H), 4.07-4.34 (m, 2 H), 5.98 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.47-7.62 (m, 2 H), 7.72 (d, J = 8.0 Hz, 1 H), 8.35-8.45 (m, 1 H), 8.57-8.74 (m, 1 H), 9.24-9.31 (m, 1 H).
(実施例3213)
4−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 375, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.71-2.09 (m, 8 H), 3.18 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.01-4.24 (m, 2 H), 5.88-6.08 (m, 1 H), 7.39-7.59 (m, 2 H), 8.05-8.35 (m, 2 H), 8.43-8.72 (m, 2 H), 13.20-13.45 (m, 1 H).
(実施例3214)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3129ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 380, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.63-2.24 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.27 (s, 3 H), 4.01-4.32 (m, 2 H), 5.97 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 6.38-6.57 (m, 1 H), 7.01-7.17 (m, 2 H), 7.41-7.54 (m, 1 H), 7.77-7.91 (m, 2 H), 8.76-8.84 (m, 1 H), 12.86-13.14 (m, 1 H)
(実施例3215)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 414, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.64-2.03 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.02-4.31 (m, 2 H), 5.97 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 6.53-6.67 (m, 1 H), 7.16-7.23 (m, 1 H), 7.41-7.51 (m, 2 H), 7.58-7.64 (m, 1 H), 8.76-8.91 (m, 1 H).
(実施例3216)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 416, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.66-2.03 (m, 8 H), 3.18 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.01-4.34 (m, 2 H), 5.98 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 6.70-6.79 (m, 1 H), 7.42-7.63 (m, 3 H), 8.73-8.86 (m, 1 H).
(実施例3217)
3,5−ジ−tert−ブチル−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−ヒドロキシ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,5−ジ−tert−ブチル−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−ヒドロキシ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 490, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.47 (s, 18 H), 1.63-2.13 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.28 (s, 3 H), 4.05-4.27 (m, 2 H), 5.52 (s, 1 H), 5.90-6.02 (m, 1 H), 6.57-6.73 (m, 1 H), 7.41-7.55 (m, 1 H), 7.63 (s, 2 H), 8.60-8.77 (m, 1 H), 13.00-13.24 (m, 1 H).
(実施例3218)
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア塩酸塩
ステップA:1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア塩酸塩の合成
実施例3129ステップCのN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg)を含むDMSO(3mL)溶液に、1,2−ジクロロ−3−イソシアナト−ベンゼン(264mg)を加えた。その混合物を周囲温度で12時間攪拌し水の中へ注いだ。沈殿物をろ過し水で洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、25%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し減圧下で乾燥すると1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア塩酸塩(421mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 445, M (フリー) + Na+; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.63-2.19 (m, 8 H), 3.15 (s, 3 H), 3.25 (s, 3 H), 3.80-4.22 (m, 2 H), 5.94 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.00-7.19 (m, 2 H), 7.43-7.64 (m, 2 H), 8.16 (dd, J = 8.3, 1.7 Hz, 1 H), 8.37-8.52 (m, 1 H), 12.70-13.00 (m, 1 H).
(実施例3219)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3145ステップBのN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg)を含むCHCl(3mL)溶液に、iPrNEt(0.59mL)及び3,4−ジフルオロ−ベンゾイルクロリド(233mg)を加えた。その混合物を周囲温度で17時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、33%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥するとN−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(155mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + Na+; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.26-2.03 (m, 9 H), 3.16 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 3.37-3.61 (m, 2 H), 4.18-4.35 (m, 1 H), 5.94 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 6.82-7.33 (m, 2 H), 7.46 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 7.74-8.07 (m, 2 H), 8.83-9.12 (m, 1 H).
(実施例3220)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−(2,3,6−トリクロロ−フェニル)−アセトアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−(2,3,6−トリクロロ−フェニル)−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3118ステップCの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 492, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.57-1.98 (m, 9 H), 3.16 (s, 3 H), 3.21-3.33 (m, 4 H), 4.16 (s, 2 H), 4.20-4.34 (m, 1 H), 5.95-5.99 (m, 1 H), 6.51-6.64 (m, 1 H), 7.23-7.51 (m, 3 H), 8.75-8.83 (m, 1 H), 12.80-12.95 (m, 1 H).
(実施例3221)
9H−キサンテン−9−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−アミド塩酸塩
ステップA:9H−キサンテン−9−カルボン酸[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−アミド塩酸塩の合成
実施例3118ステップCの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 480, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.27-1.94 (m, 9 H), 3.05-3.19 (m, 5 H), 3.24 (s, 3 H), 4.14-4.28 (m, 1 H), 5.10 (s, 1 H), 5.91 (d, J = 7.4 Hz, 1 H), 6.19-6.33 (m, 1 H), 6.98-7.18 (m, 3 H), 7.20-7.31 (m, 2 H), 7.37-7.54 (m, 3 H), 8.62-8.82 (m, 1 H) 12.88-13.08 (m, 1 H).
(実施例3222)
1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩
ステップA:1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩の合成
実施例3145ステップBのN−(シス−4−アミノメチル−シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg)を含むDMSO(3mL)溶液に、1,2−ジクロロ−3−イソシアナト−ベンゼン(249mg)を加えた。その混合物を周囲温度で15時間攪拌し水(20mL)に注いだ。沈殿物をろ過し水で洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、25%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(2mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し減圧下で乾燥すると1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア塩酸塩(260mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 437, M+; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 1.35-2.10 (m, 9 H), 3.16 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 3.32-3.47 (m, 2 H), 4.27-4.47 (m, 1 H), 5.96 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 6.80-7.20 (m, 3 H), 7.47 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 8.08-8.37 (m, 2 H), 8.63-8.93 (m, 1 H).
(実施例3223)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド−塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−ピリミジン(15.0g)を含むTHF(150mL)溶液に、40%MeNH水溶液(19.5g)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌した。溶液を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカ、20%EtOAcを含むヘキサン溶液)で精製すると(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミン(10.0g)が白色固体として、及び(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−メチル−アミン(0.87g、6%)も白色固体として得られた。
(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミン;
ESI MS m/e 143, M+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.01 (d, J = 5.0 Hz, 3 H), 5.58-5.96 (m, 1 H), 6.55 (d, J = 5.1 Hz, 1 H), 8.09-8.23 (m, 1 H).
(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−メチル−アミン;
ESI MS m/e 143, M+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.98 (d, J = 5.0 Hz, 3 H), 6.27 (d, J = 6.1 Hz, 1 H), 7.93-8.20 (m, 1 H).
ステップB:[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミン(2.50g)及び実施例1ステップBで得られた(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4.10g)の混合物を含むBuOH(2.50mL)を還流下で24時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカ、25%〜66%EtOAcを含むヘキサン溶液)によって精製すると[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(2.63g)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 344, M + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.36-1.88 (m, 17 H), 2.89 (d, J = 5.1 Hz, 3 H), 3.53-3.69 (m, 1 H), 3.84-4.04 (m, 1 H), 4.44-4.70 (m, 2 H), 4.76-4.86 (m, 1 H), 5.69-5.72 (m, = 1 H), 7.80-7.91 (m, 1 H).
ステップC:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−ピリミジン−2,4−ジアミンの合成
[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸tert−ブチルエステル(4.76g)を含むEtOAc(48mL)の溶液を氷浴で冷却し、4Mの塩化水素を含むEtOAc(24mL)を加えた。その混合物を周囲温度で4時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液に溶解し、水層をCHCl(5度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し減圧下で乾燥するとN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(3.00g、80%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 222, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 0.95-1.92 (m, 10 H), 2.78-2.99 (m, 4 H), 3.92-4.08 (m, 1 H), 4.56-4.75 (m, 1 H), 4.84-4.97 (m, 1 H), 5.68 (d, J = 5.9 Hz, 1 H), 7.85 (d, J = 5.7 Hz, 1 H).
ステップD:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
3,4−ジフルオロ−安息香酸(196mg)及びN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−N−メチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(250mg)を含むDMF(4mL)溶液に、EtN(0.38mL)、HOBt−HO(259mg)、及びEDC−HCl(238mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で12時間攪拌した。その混合物に水(20mL)を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、33%〜75%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOAcで洗浄し減圧下で乾燥すると3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩(317mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 362, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.59-1.90 (m, 8 H), 2.89 (d, J = 4.6 Hz, 3 H), 3.80-4.11 (m, 2 H), 6.03-6.13 (m, 1 H), 7.47-8.03 (m, 4 H), 8.27-8.49 (m, 2 H), 8.82-9.06 (m, 1 H), 11.92-12.11 (m, 1 H).
(実施例3224)
3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3223ステップCの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 378, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.59-1.90 (m, 8 H), 2.89 (d, J = 4.6 Hz, 3 H), 3.77-4.10 (m, 2 H), 6.00-6.12 (m, 1 H), 7.49-7.60 (m, 1 H), 7.67-7.76 (m, 1 H), 7.85-7.94 (m, 1 H), 8.11 (dd, J = 7.1, 2.2 Hz, 1 H), 8.24-8.51 (m, 2 H), 8.82-8.94 (m, 1 H), 11.80-11.98 (m, 1 H).
(実施例3225)
N−[シス−4−(4−エチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−エチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−ピリミジン(5.00g)を含むTHF(50mL)の溶液に70%EtNH水溶液(5.40g)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。残渣に飽和NaHCO水溶液を加え水層をCHCl(2度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し、フラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、17%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−エチル−アミン(3.69g)が白色固体として、及び(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−エチル−アミン(1.28g)も白色固体として得られた。
(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−エチル−アミン;
ESI MS m/e 157, M+; 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.26 (t, J = 7.3 Hz, 3 H), 3.16-3.62 (m, 2 H), 4.80-5.95 (m, 1 H), 6.23 (d, J = 5.8 Hz, 1 H), 8.02-8.22 (m, 1 H).
(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−エチル−アミン;
CI MS m/e 158, M + H+; 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.23 (t, J = 7.5 Hz, 3 H), 3.42-3.49 (m, 2 H), 5.30-5.62 (m, 1 H), 6.54 (d, J = 5.2 Hz, 1 H), 8.02-8.22 (m, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−エチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3031ステップDで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(300mg)を含むBuOH(1mL)溶液に、(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−エチル−アミン(532mg)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で200℃で30分間加熱した。その混合物に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記物質を含むEtOAc(10.0mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(5.00mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で4時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥するとN−[シス−4−(4−エチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩(398mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 398, M (フリー) + Na+; 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.19-1.42 (m, 3 H), 1.61-2.05 (m, 8 H), 3.46-3.65 (m, 2 H), 4.00-4.34 (m, 2 H), 5.85-6.00 (m, 1 H), 6.42-6.72 (m, 2 H), 7.11-7.37 (m, 2 H), 7.52-7.82 (m, 2 H), 8.68-8.90 (m, 1 H).
(実施例3226)
N−{シス−4−[4−(エチル−メチル−アミノ)−ピリミジン−2−イルアミノ]−シクロヘキシル}−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−エチル−メチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−ピリミジン(5.00g)を含むTHF(50mL)の溶液にエチル−メチル−アミン(2.08g)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。残渣に飽和NaHCO水溶液を加え水層をCHCl(2度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、17%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−エチル−メチル−アミン(4.49g)が白色固体として、及び(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−エチル−メチル−アミン(0.91g)が無色油として得られた。
(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−エチル−メチル−アミン;
CI MS m/e 172, M (フリー) + H+; 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.18 (t, J = 3.0 Hz, 3 H), 3.06 (brs, 3 H), 3.35-3.70 (m, 2 H), 6.29 (d, J = 4.8 Hz, 1 H), 7.99(d, J = 6.1 Hz, 1 H).
(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−エチル−メチル−アミン;
CI MS m/e 172, M + H+; 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.17 (t, J = 3.0 Hz, 3 H), 3.10 (s, 3 H), 3.66 (q, J = 7.0 Hz, 2 H), 6.45 (d, J = 5.0 Hz, 1 H), 8.14 (d, J = 5.0 Hz, 1 H).
ステップB:N−{シス−4−[4−(エチル−メチル−アミノ)−ピリミジン−2−イルアミノ]−シクロヘキシル}−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3225ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 412, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.18-1.33 (m, 3 H), 1.64-2.03 (m, 8 H), 3.13-3.32 (m, 3 H), 3.44-3.56 (m, 1 H), 3.67-3.82 (m, 1 H), 4.04-4.31 (m, 2 H), 5.90-6.00 (m, 1 H), 6.59-6.72 (m, 1 H), 7.14-7.27 (m, 1 H), 7.43-7.62 (m, 2 H), 7.68-7.79 (m, 1 H), 8.71-8.83 (m, 1 H).
(実施例3227)
3,4−ジフルオロ−N−(シス−4−{4−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミノ]−ピリミジン−2−イルアミノ}−シクロヘキシル)−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:[(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−エタノールの合成
2,4−ジクロロ−ピリミジン(5.00g)を含むTHF(50mL)の溶液に2−メチルアミノ−エタノール(2.65g)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌した。その残渣に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(2度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(シリカゲル、17%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると[(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−エタノール(3.50g)が白色固体として、及び[(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−メチル−アミノ]−エタノール(827mg)も白色固体として得られた。
[(2−クロロ−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミノ]−エタノール;
ESI MS m/e 188, M (フリー) + H+; 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 2.91 (brs, 3 H), 3.13 (s, 3 H), 3.64-3.92 (m, 4 H), 6.46-6.49 (m, 1 H), 7.99 (d, J = 6.1 Hz, 1 H).
[(4−クロロ−ピリミジン−2−イル)−メチル−アミノ]−エタノール
ESI MS m/e 210, M + Na+; 1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 3.23 (s, 3 H), 3.76-3.92 (m, 4 H), 6.52 (d, J = 5.2 Hz, 1 H), 8.12 (d, J = 4.6 Hz, 1 H).
ステップB:3,4−ジフルオロ−N−(シス−4−{4−[(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミノ]−ピリミジン−2−イルアミノ}−シクロヘキシル)−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3225ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 428, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.61-1.98 (m, 8 H), 3.13-3.25 (m, 3 H), 3.54-4.31 (m, 5 H), 4.76-5.02 (m, 1 H), 6.26-6.52 (m, 1 H), 7.48-7.62 (m, 1 H), 7.68-8.17 (m, 4 H), 8.28-8.47 (m, 1 H), 11.74-11.95 (m, 1 H).
(実施例3228)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3−クロロ−4−フルオロ−ベンズアミドの合成
3−クロロ−4−フルオロ−安息香酸(26.9g)及び(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(30.0g)を含むDMF(300mL)溶液に、EtN(46.8mL)、HOBt−HO(32.2g)、及びEDC−HCl(29.5g)を加えた。反応混合物を周囲温度で20時間攪拌した。その混合物に水(1.20L)を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtOAc(650mL)の溶液を氷浴で冷却し、4Mの塩化水素を含むEtOAc(325mL)を加えた。その混合物を周囲温度で16時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣を1M NaOH水溶液(300mL)に溶解し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し、減圧下で乾燥するとN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3−クロロ−4−フルオロ−ベンズアミド(44.4g)が茶褐色固体として得られた。
ESI MS m/e 271, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.37-1.92 (m, 8 H), 2.94-3.08 (m, 1 H), 4.06-4.22 (m, 1 H), 6.13-6.31 (m, 1 H), 7.19 (t, J = 8.5 Hz, 1 H), 7.61-7.70 (m, 1 H), 7.79-7.87 (m, 1 H).
ステップB:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
N−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3−クロロ−4−フルオロ−ベンズアミド(432mg)を含むBuOH(1mL)溶液に、実施例3119ステップAで得られた2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(250mg)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で200℃で10分間加熱した。その混合物に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると淡黄色油が得られた。前記物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.2mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し減圧下で濃縮した。前記物質を含むEtO(20mL)の懸濁液を周囲温度で4時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下で乾燥すると3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩(174mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.61-2.02 (m, 8 H), 2.25 (s, 3 H), 3.30 (s, 6 H), 4.02-4.26 (m, 2 H), 6.81-6.93 (m, 1 H), 7.13-7.27 (m, 2 H), 7.70-7.78 (m, 1 H), 7.93-8.00 (m, 1 H), 8.50-8.63 (m, 1 H), 12.68-12.85 (m, 1 H).
(実施例3229)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フルオロ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−フルオロ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3228ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 410, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-2.03 (m, 8 H), 3.36 (s, 6 H), 4.00-4.23 (m, 2 H), 6.73-6.84 (m, 1 H), 7.18 (t, J = 8.6 Hz, 1 H), 7.45 (d, J = 7.6 Hz, 1 H), 7.67-7.76 (m, 1 H), 7.95 (dd, J = 7.0, 2.2 Hz, 1 H), 8.64-8.78 (m, 1 H).
(実施例3230)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3228ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.62-2.04 (m, 8 H), 2.36 (s, 3 H), 3.15 (s, 3 H), 3.27 (s, 3 H), 4.01-4.31 (m, 2 H), 5.76 (s, 1 H), 6.73-6.84 (m, 1 H), 7.19 (t, J= 8.6 Hz, 1 H), 7.68-7.79 (m, 1 H), 7.97 (dd, J = 6.9, 2.2 Hz, 1 H), 8.50-8.63 (m, 1 H), 12.94-13.16 (m, 1 H).
(実施例3231)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−エチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(2,6−ジクロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
2,4,6−トリクロロ−ピリミジン(10.0g)を含むTHF(50mL)の溶液に50%MeNH水溶液(4.92g)及びiPrNEt(8.46g)を加えた。その混合物を周囲温度で1.5時間攪拌し減圧下で濃縮した。その残渣に飽和NaHCO水溶液を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、3%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、(2,6−ジクロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(6.03g)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 192, M+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.77-3.46 (m, 6 H), 6.34 (s, 1 H).
ステップB:(2−クロロ−6−エチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンの合成
ZnBr(3.87g)を含むTHF(60mL)溶液を−60℃に冷却し、1M−EtMgBrを含むTHF(17.2mL)を加えた。混合物を−60℃で1時間攪拌し周囲温度まで温めた。その混合物に(2,6−ジクロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミンを含むTHF(60mL)を加え還流下で5日間攪拌した。混合物に飽和NHCl水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、17%〜33%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、(2−クロロ−6−エチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(352mg)が淡黄色固体として、及び(6−クロロ−2−エチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(622mg)も淡黄色固体として得られた。
(2−クロロ−6−エチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン;
ESI MS m/e 208, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.25 (t, J = 7.6 Hz, 3 H), 2.54-2.66 (m, 2 H), 3.11 (s, 6 H), 6.15 (s, 1 H).
(6−クロロ−2−エチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン;
SI MS m/e 186, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.29 (t, J = 7.6 Hz, 3 H), 2.74 (q, J = 7.7 Hz, 2 H), 3.10 (s, 6 H), 6.24 (s, 1 H).
ステップC:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−エチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3225ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 426, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.29-1.44 (m, 3 H), 1.58-2.19 (m, 8 H), 2.54-2.77 (m, 2 H), 3.15 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 3.98-4.34 (m, 2 H), 5.74 (s, 1 H), 6.41-6.63 (m, 1 H), 7.08-7.32 (m, 1 H), 7.46-7.81 (m, 2 H), 8.58-8.81 (m, 1 H), 12.83-13.09 (m, 1 H).
(実施例3232)
N−[シス−4−(4,6−ビス−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−N,N,N',N'−テトラメチル−ピリミジン−4,6−ジアミンの合成
実施例3231ステップAで得られた(2,6−ジクロロ−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(1.60g)を含むTHF(2mL)の溶液に50%MeNH水溶液(789mg)を加えた。その混合物を還流下、密封試験管中で3.5時間攪拌した。残渣に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、2−クロロ−N,N,N',N'−テトラメチル−ピリミジン−4,6−ジアミン(203mg)が薄茶色固体として、及び6−クロロ−N,N,N',N'−テトラメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(1.43g)が淡黄色固体として得られた。
2−クロロ−N,N,N',N'−テトラメチル−ピリミジン−4,6−ジアミン;
ESI MS m/e 201, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.05 (s, 12 H), 5.15 (s, 1 H).
6−クロロ−N,N,N',N'−テトラメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;
ESI MS m/e 201, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 3.04 (s, 6 H), 3.13 (s, 6 H), 5.76 (s, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4,6−ビス−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3225ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 441, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.61-2.09 (m, 8 H), 2.96-3.38 (m, 12 H), 4.00-4.31 (m, 2 H), 4.73 (s, 1 H), 6.65-6.82 (m, 1 H), 7.13-7.25 (m, 1 H), 7.55-7.63 (m, 1 H), 7.68-7.78 (m, 1 H), 8.70-8.82 (m, 1 H), 11.79-11.99 (m, 1 H).
(実施例3233)
N−[シス−4−(6−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(6−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド塩酸塩の合成
実施例3032ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 489, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.52-2.10 (m, 8 H), 2.96-3.38 (m, 6 H), 4.02-4.29 (m, 2 H), 5.82-6.03 (m, 1 H), 7.04-7.55 (m, 6 H), 7.80-8.01 (m, 1 H), 8.15-8.28 (m, 1 H), 8.47-8.61 (m, 1 H).
(実施例3234)
N−[シス−4−(6−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(6−クロロ−4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3225ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 432, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.63-2.05 (m, 8 H), 3.04-3.37 (m, 6 H), 4.02-4.37 (m, 2 H), 5.88-6.03 (m, 1 H), 6.56-6.86 (m, 1 H), 7.14-7.27 (m, 1 H), 7.51-7.63 (m, 1 H), 7.66-7.82 (m, 1 H), 8.85-9.02 (m, 1 H).
(実施例3235)
N−[シス−4−(4−アミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−キノリン−4−イルアミンの合成
実施例1ステップAで得られた2,4−ジクロロ−キノリン(4.00g)を含むIPA(40mL)の溶液に28%NH水溶液(40.0mL)を加えた。その混合物を還流下、密封試験管中で10日間攪拌した。残渣に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、9%〜17%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、2−クロロ−キノリン−4−イルアミン(1.39g)が白色固体として、及び4−クロロ−キノリン−2−イルアミン(1.17g)も白色固体として得られた。
2−クロロ−キノリン−4−イルアミン;
ESI MS m/e 178, M+; 1H NMR (200 MHz, CDCl3) δ 4.69-4.97 (m, 2 H), 6.61 (s, 1 H), 7.37-7.78 (m, 3 H), 7.84-8.02 (m, 1 H).
4−クロロ−キノリン−2−イルアミン
ESI MS m/e 178, M+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 4.58-4.96 (m, 2 H), 6.85 (s, 1 H), 7.23-7.41 (m, 1 H), 7.53-7.72 (m, 2 H), 7.98-8.09 (m, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−アミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3225ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 397, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.29-2.15 (m, 8 H), 3.75-3.90 (m, 1 H) 4.05,4.26 (m, 1 H), 5.44-5.59 (m, 2 H), 5.89 (s, 1 H), 6.99-7.43 (m, 3 H), 7.55-7.84 (m, 5 H), 8.81-8.98 (m, 1 H).
(実施例3236)
2−(シス−4−{[1−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシルアミノ)−キノリン−4−カルボン酸アミド
ステップA:2−クロロ−キノリン−4−カルボン酸アミドの合成
2−クロロ−キノリン−4−カルボン酸(3.00g)を含むDMF(30mL)溶液に、28%NH水溶液(1.05g)、EtN(5.04mL)、HOBt−HO(3.32g)、及びEDC−HCl(3.32g)を加えた。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。反応混合物に水(20mL)を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、2−クロロ−キノリン−4−カルボン酸アミド(1.77g)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 207, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 7.65 (s, 1 H), 7.68-7.77 (m, 1 H), 7.83-7.93 (m, 1 H), 7.98-8.09 (m, 2 H), 8.18-8.25 (m, 1 H), 8.30-8.40 (m, 1 H).
ステップB:2−(シス−4−{[1−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシルアミノ)−キノリン−4−カルボン酸アミドの合成
2−クロロ−キノリン−4−カルボン酸アミド(300mg)及び実施例3031ステップAで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド(406mg)を含むブタノール(1mL)及びDMSO(1mL)の混合物を還流下で24時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、EtOAc)によって精製し減圧下で濃縮した。前記物質を洗浄し減圧下で乾燥すると、2−(シス−4−{[1−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−メタノイル]−アミノ}−シクロヘキシルアミノ)−キノリン−4−カルボン酸アミド(136mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 447, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.61-2.03 (m, 8 H), 3.78-3.93 (m, 1 H), 4.05-4.20 (m, 1 H), 6.89 (s, 1 H), 6.99-7.07 (m, 1 H), 7.11-7.21 (m, 1 H), 7.42-7.61 (m, 3 H), 7.65-7.82 (m, 3 H), 7.88-7.99 (m, 1 H), 8.02-8.10 (m, 1 H), 8.28-8.36 (m, 1 H).
(実施例3237)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−キノリン−2−イル)−アミノ−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−トリフルオロメチル−キノリン−2−イル)−アミノ−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3225ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 472, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.80-2.10 (m, 8 H), 3.99-4.28 (m, 2 H), 6.46-6.63 (m, 1 H), 7.12-7.34 (m, 2 H), 7.48-7.63 (m, 2 H), 7.66-7.90 (m, 3 H), 7.94-8.05 (m, 1 H), 10.14-10.35 (m, 1 H).
(実施例3238)
3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩
ステップA:3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩の合成
実施例3070ステップAで得られたN−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(3.00g)を含むCHCl(30mL)溶液に、EtN(3.40mL)及び3,4−ジフルオロ−ベンゾイルクロリド(2.28g)を加えた。その混合物を周囲温度で6時間攪拌した。その混合物に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜33%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、2%〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製すると、3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド(3.52g)が無色固体として得られた。3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド(700mg)を含むEtOH(7mL)溶液にMsOH(179mg)を加えた。その混合物を周囲温度で3時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収し、EtOHで洗浄し、減圧下70℃で乾燥すると3,4−ジフルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩(769mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 396, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.69-2.01 (m, 8 H), 2.42 (s, 3 H), 2.62 (brs, 3 H), 3.90-4.21 (m, 2 H), 7.02-7.13 (m, 1 H), 7.47-7.61 (m, 2 H), 7.75-8.04 (m, 5 H), 8.35, (d, J = 6.4 Hz, 1 H), 9.15-9.42 (m, 1 H), 12.27-12.51 (m, 1 H).
(実施例3239)
3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩
ステップA:3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩の合成
3−クロロ−4−フルオロ−安息香酸(2.26g)及び実施例3070ステップAで得られたN−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(3.00g)を含むDMF(30mL)溶液に、EtN(3.93mL)、HOBt−HO(2.70g)、及びEDC−HCl(2.47g)を加えた。反応混合物を周囲温度で6時間攪拌した。反応混合物に水(200mL)を加え懸濁液を周囲温度で30分間攪拌した。沈殿物をろ過により集めHOで洗浄し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜33%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド(4.40g)が無色固体として得られた。3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド(800mg)を含むEtOH(8mL)溶液にMsOH(196mg)を加えた。その混合物を周囲温度で4時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOHで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩(845mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 434, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.66-1.99 (m, 8 H), 2.38 (s, 3 H), 2.56-2.73 (m, 3 H), 3.87-4.21 (m, 2 H), 6.99-7.14 (m, 1 H) 7.48-7.58 (m, 2 H), 7.74-7.84 (m, 1 H), 7.87-8.05 (m, 3 H), 8.12 (dd, J = 7.2, 2.2 Hz, 1 H), 8.36-8.41 (m, 1 H), 9.14-9.39 (m, 1 H), 12.28-12.55 (m, 1 H).
(実施例3240)
3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩
ステップA:3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩の合成
実施例3033ステップAで得られたシス−N−キノリン−2−イル−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(4.00g)を含むCHCl(40mL)溶液に、EtN(4.85mL)及び3−メトキシ−ベンゾイルクロリド(3.10g)を加えた。その混合物を周囲温度で6時間攪拌した。飽和NaHCO水溶液で反応を止め、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると、3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド(5.42g)が無色固体として得られた。3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド(700mg)を含むEtOH(7mL)溶液にMsOH(188mg)を加えた。その混合物を周囲温度で24時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOHで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると3−メトキシ−N−[シス−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミドメタンスルホン酸塩(741mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 398, M (フリー) + Na+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.70-1.99 (m, 8 H), 2.35 (s, 3 H), 3.81 (s, 3 H) 3.90-4.04 (m, 1 H), 4.08-4.22 (m, 1 H), 7.06-7.26 (m, 2 H), 7.32-7.56 (m, 4 H), 7.73-8.02 (m, 3 H), 8.17-8.38 (m, 2 H), 12.41-12.58 (m, 1 H).
(実施例3241)
N−{シス−4−[(4−アミノ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イルアミンの合成
2,4−ジクロロ−5−メチル−ピリミジン(4.1g、0.025mol)の溶液をTHF(30mL)に溶解し氷浴で攪拌しながら冷却した。その混合物に7NのNHを含むMeOH(14.4mL、0.10mol)を加え、終夜攪拌し続けた(その際、氷が溶解し反応混合物が室温に温まった)。過剰な溶媒を減圧して除去し沈殿物をCHCl(20mL)に懸濁させた。有機層をNaHCO水溶液(20mL)で抽出し、両方の抽出層をろ過して得られた不溶性沈殿物を回収した。この沈殿物を冷えたHOで洗浄し乾燥すると、2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イルアミン(1.0g、0.0070mol、27%)が白色固体として得られた。
ESI-MS m/e 144.2 M+H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.80 (s, 1H), 7.22 (bs, 2H), 1.93 (s, 3H).
ステップB:N−{シス−4−[(4−アミノ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イルアミン(292mg、2.03mmol)を含む2mLの2−プロパノールの溶液に、DIEA(531uL、3.05mmol)及びシス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)−ベンズアミド(720mg、2.03mmol)を加えた。次いで、その混合物をマイクロ波により170℃で1時間加熱した。反応混合物を冷却し濃縮し得られた油をカラム(0〜5%MeOHを含むCHCl)によって精製した。有機溶媒を蒸発させ、得られた油を4mLのCHClに再溶解し、2MHClを含むEtO(2.0mL、4.0mmol)を加えた。反応混合物を30分間攪拌し溶媒を除去した。沈殿物が生成され、続いてこれをろ過し50%エーテルを含む冷ヘキサン溶液で洗浄すると、N−{シス−4−[(4−アミノ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩(500mg、1.00mmol、49%)がHCl塩として得られた。
ESI-MS m/e 462.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.86 (s, 1H), 8.79 (s, 1H), 8.51 (s, 1H), 8.39 (s, 1H), 8.31 (s, 1H), 8.01 (s, 1H), 7.85 (s, 1H), 7.66 (s, 1H), 3.90 (bs, 2H), 1.90 (s, 3H), 1.89-1.61 (m, 8H).
(実施例3242)
2−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エタノントリフルオロアセタート
ステップA:2−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エタノントリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−シクロヘキシルアミン(37mg、0.14mmol)及び4−トリフルオロメトキシブロモアセトフェノン(42mg、0.14mmol)を含むTHF(2mL)溶液に、DIEA(20μL)を加えた。反応混合物を65℃で2時間攪拌し濃縮しDMSO(1mL)に溶解し、分取HPLCによって精製すると2−[(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エタノントリフルオロアセタート24mg(30%)が白色粉末として得られた。
ESI-MS m/e 452 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.28 (bs, 2 H), 8.09 (d, 2 H, J = 8.8 Hz), 7.29 (m, 2 H), 7.20 (m, 1 H), 4.13 (bs, 1 H), 3.45 (bs, 1 H), 3.33 (s, 6 H), 3.27 (bm, 2 H), 2.28 (s, 3 H), 2.02-1.71 (m, 8 H).
(実施例3243)
N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタートの合成
2−(3,5−ビストリフルオロメチル−フェニル)−2−メチルプロピオン酸(0.4g、1.3mmol)及びEtN(0.17mL、1.3mmol)を含む無水ベンゼン(4mL)溶液に、ジフェニルホスホリルアジド(0.36g、1.3mmol)を加えた。約3時間還流しながら反応中、3,5−ビストリフルオロメチル−4−(イソシアナト−1−メチル−エチル)−ベンゼンが反応中間生成物として生成され、これを直接使用してウレア誘導体を調製した。
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(40mg、0.16mmol)を含むEtOH(1mL)溶液に、前記反応から得た3,5−ビストリフルオロメチル−4−(イソシアナト−1−メチル−エチル)−ベンゼン(48mg、0.16mmol)を加えた。反応混合物を60℃で1時間攪拌し、出発物質の消費の完了をLC−MSによって確認した。揮発性溶媒を除去後、残渣をDMSO(1.5mL)に溶解し、分取HPLCによって精製すると35mg(35%)のN−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタートが得られた。
ESI-MS m/e 547 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.4 (bs, 1 H), 8.37 (bd, 1 H, J = 6.4 Hz), 7.84 (s, 3 H), 7.71 (s, 1 H), 5,56 (bs, 1 H), 4.01 (bs, 1 H), 3.75 (m, 1 H), 3.29 (s, 6 H), 2.25 (s, 3 H), 1.75-1.60 (m, 14 H).
(実施例3244)
N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレアトリフルオロアセタートの合成
3,5−ビストリフルオロメチル−4−(イソシアナト−1−メチル−エチル)−ベンゼン(36mg、0.12mmol)を不活性雰囲気下でシス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−1−アミノシクロヘキサン(30mg、0.12mmol)及びCHI(0.17g、1.2mmol)を含む無水ベンゼン(1mL)の溶液に加えた。反応混合物を50℃で2時間攪拌し、メチル化しプロトン化した生成物の形成をLC−MSによって観察した。揮発性溶媒を除去後、残渣をDMSO(1.5mL)に溶解し分取HPLCにより精製した。20mg(25%)のN−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレアトリフルオロアセタートを白色粉末として単離した。
ESI-MS m/e 561 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 14.5 (bs, 1 H), 9.19 (bd, 1 H, J = 6.0 Hz), 7.84 (s, 2 H), 7.79 (s, 1 H), 7.70 (s, 1 H), 4.87 (s, 1 H), 4.23 (bs, 1 H), 4.14 (m, 1 H), 3.26 (s, 6 H), 2.98 (s, 3 H), 2.23 (s, 3 H), 1.75-1.65 (m, 14 H).
(実施例3245)
シス−N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:1−(3,5−ビストリフルオロメチル−フェニル)−1−メチル−エチルアミンの合成
3,5−ビストリフルオロメチル−4−(イソシアナト−1−メチル−エチル)−ベンゼン(0.1g、0.33mmol)を8NのHCl(4mL)で処理した。その酸性水溶液を60℃で1時間加熱した。反応混合物を冷却後、NaOH粒を加えて混合水溶液をアルカリ性にした。固形沈殿物をろ過し塩基性水溶液をDCM(2度)で抽出した。合わせた有機物をHOで洗浄し乾燥し濃縮すると、無希釈では不安定な1−(3,5−ビストリフルオロメチル−フェニル)−1−メチル−エチルアミン:1−(3,5−ビストリフルオロメチル−フェニル)−1−メチル−エチルアミンが生じた。生成物をDCM溶液中に保存した。
ESI-MS m/e 272 (M + H)+
ステップB:シス−N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸(15mg、0.05mmol)及び1−(3,5−ビストリフルオロメチル−フェニル)−1−メチル−エチルアミン(15mg、0.05mmol)を含むDCM(1.5mL)溶液に、HATU(25mg、0.06mmol)を加え、続いてEtN(10mg、0.1mmol)を加えた。室温で4時間攪拌後、反応混合物を濃縮しDMSO(1.5mL)に溶解し、分取HPLCによって精製すると11mg(30%)のシス−N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタートが得られた。
ESI-MS m/e 532 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 14.6 (bs, 1 H), 8.64 (bd, 1 H, J = 6.0 Hz), 7.78 (s, 2 H), 7.69 (s, 1 H), 7.30 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 7.16 (s, 1 H), 4.40 (bs, 1 H), 3.30 (s, 6 H), 2.26 (s, 3 H), 2.18 (m, 1 H), 2.07-1.80 (m, 8 H), 1.70 (s, 6 H).
(実施例3246)
3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(4−メトキシ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−クロロ−4−メトキシ−5−メチルピリミジンの合成
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(0.8g、5mmol)をMeOH(10mL)に溶解し、0.5M−NaOCHを含むMeOH(10mL、5mmol)を静かに溶液に加えた。反応混合物を室温で40分間攪拌し、HOで希釈し、DCM(3度)で抽出した。合わせた有機物をHO(2度)及び塩水(1度)で洗浄し乾燥し濃縮した。0.8g(99%)の2−クロロ−4−メトキシ−5−メチルピリミジンを単離し、さらに精製を行うことなくこれを直接次の反応に使用した。
1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.10 (s, 1 H), 4.03 (s, 3 H), 2.12 (s, 3 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−メトキシ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]カルバミン酸tert−ブチルエステルの合成
2−クロロ−4−メトキシ−5−メチルピリミジン(0.35g、2.2mmol)、シス−(4−アミノ−シクロヘキシル)−カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.56g、2.4mmol)、DIEA(0.8mL、4.5mmol)、及びIPA(2mL)を入れた密封試験管をPersonalマイクロ波シンセサイザーで175℃で4000秒反応させた。反応混合物をDCMで希釈し、1N−HCl及びHOで洗浄し乾燥し濃縮した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー[シリカゲル、DCM:MeOH(100:0〜97:3)]によって精製した。0.25g(34%)のN−[シス−4−(4−メトキシ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]カルバミン酸tert−ブチルエステルを単離した。
ESI-MS m/e 337 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.80 (s, 1 H), 4.86 (bd, 1 H, J = 6.0 Hz), 4.55 (bs, 1 H), 3.93 (bm, 1 H), 3.89 (s, 3 H), 3.62 (bs, 1 H), 1.97 (s, 3 H), 1.83-1.55 (m, 8 H), 1.45 (s, 9 H).
ステップC:シス−4−(4−メトキシ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−アミノシクロヘキサンの合成
N−[シス−4−(4−メトキシ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.24g、0.7mmol)を含むDCM(10mL)溶液にTFA(5mL)を加えた。反応混合物を室温で1.5時間攪拌した。揮発性溶媒を除去後、残渣を4N−NaOH(3mL)で処理した。塩基性水溶液をDCM(3度)で抽出し、合わせた有機物をHO(2度)及び塩水(1度)で洗浄し濃縮した。0.13g(82%)のシス−4−(4−メトキシ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−アミノシクロヘキサンを黄みを帯びた固体として単離した。
ESI-MS m/e 237 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.79 (s, 1 H), 5.05 (bd, 1 H, J = 6.4 Hz), 3.99 (bs, 1 H), 3.89 (s, 3 H), 2.92 (bm, 1 H), 2.45 (bs, 2 H), 1.96 (s, 3 H), 1.83-1.45 (m, 8 H).
ステップD:3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(4−メトキシ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−4−(4−メトキシ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−アミノシクロヘキサン(20mg、0.08mmol)を含むDCM(1mL)溶液に、3,4−ジフルオロベンゾイルクロリド(14mg、0.08mmol)を加え、続いてEtN(25μL)を加えた。反応混合物を室温で2時間攪拌し、MeOH(0.2mL)を加えて反応を止めた。揮発性溶媒を除去後、残渣をDMSO(1.5mL)に溶解し、分取HPLCによって精製すると、12mg(40%)の3,4−ジフルオロ−N−{シス−4−[(4−メトキシ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミドトリフルオロアセタートが白色粉末として得られた。
ESI-MS m/e 377 (M + H)+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 15.7 (bs, 1 H), 9.55 (d, 1 H, J = 7.2 Hz), 7.73 (m, 1 H), 7.59 (m, 1 H), 7.57 (s, 1 H), 7.20 (m, 1 H), 6.80 (d, 1 H, J = 8.0 Hz), 4.37 (bs, 1 H), 4.18 (bm, 1 H), 4.09 (s, 3 H), 2.04 (s, 3 H), 1.89-1.75 (m, 8 H).
(実施例3247)
N−(シス−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−6−メチルピリミジン(10g、61.34mmol)を含む50mLのCHClに0℃で2M−メチルアミンを含むメチルアルコール(46.01mL、92.02mmol)を加えた。反応混合物を終夜攪拌し、次いで過剰な溶媒を蒸発させ、その物質をクロマトグラフィー(50%ヘキサンを含む酢酸エチル)にかけると、(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4イル)−メチル−アミン(5.835g、37.17mmol、60.59%)が白色固体として得られた。
ESI-MS 158.0 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.62 (s, 1H), 6.18 (s, 1H), 2.70 (bs, 3H), 2.10 (bs, 3H).
ステップB:合成N−(シス−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩の合成
(2−クロロ−6−メチル−ピリミジン−4イル)−メチル−アミン(500mg、3.18mmol)を含む3mLの2−プロパノール溶液に、シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−4−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド(1.25g、4.14mmol)及びDIEA(1.108mL、6.36mmol)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で180℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発させ得られた化合物をCHClに溶解し、2MのHClを含むジエチルエーテル(6.2mL)を加えると、N−(シス−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド塩酸塩(1.3014g、2.83mmol、89%)が黄みを帯びた固体として得られた。
ESI-MS 424.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.72 (s, 1H), 8.44 (s, 1H), 7.99-7.96 (d, J = 8 Hz, 2H), 7.86 (s, 1H), 7.47-7.45 (d, J = 8 Hz, 2H, 4.03 (s, 1H), 3.87 (s, 1H), 2.89-2.88 (d, J=4 Hz, 3H), 2.20 (s, 3H), 1.85 (bs, 2H), 1.72 (bs, 6H).
(実施例3248)
N−({シス−4−[(4−アミノ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−({シス−4−[(4−アミノ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩の合成
2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イルアミン(269mg、1.87mmol)を含む1mLの2−プロパノール溶液にシス−N−(4−アミノ−シクロヘキシルメチル)−3,5−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド(689.8mg、1.87mmol)及びDIEA(489.5.4μL、2.81mmol)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で180℃で2時間加熱した。溶媒を蒸発させ物質をクロマトグラフィー(1〜2%メタノール/CHCl)にかけた。得られた化合物をCHClに溶解し、2MのHClを含むジエチルエーテル(2.2mL)を加えると、N−({シス−4−[(4−アミノ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}メチル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド塩酸塩(667.1mg、1.30mmol、70%)が白色固体として得られた。
ESI-MS 476.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.16-9.13 (t, J = 4 Hz, J = 8 Hz, 1H), 8.55 (s, 2H), 8.36-8.31 (bs, 2H), 7.86 (bs, 1H), 7.71 (bs, 1H), 4.07 (bs, 1H), 3.27-3.24 (t, J = 8 Hz, J = 4 Hz, 2H), 1.91 (bs, 3H), 1.73-1.42 (m, 8H).
(実施例3249)
2−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドトリフルオロアセタート
ステップA:シス−2−クロロ−N−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドの合成
シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−6,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(2.86g、11.5mmol)を含む20mLのCHClに、2−クロロニコチノイルクロリド(2.02g、11.5mmol)及びDIEA(3.9mL、23mmol)を加えた。反応混合物を1時間攪拌した。溶媒を蒸発させ化合物を結晶化(2%ヘキサンを含むエーテル)すると、シス−2−クロロ−N−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(4.2g、10.8mmol、94%)が得られた。
ESI-MS 389.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 13.1 (bs, 1H), 8.72-8.70 (d, J = 8 Hz, 1H), 8.49-8.46 (dt, J = 8 Hz, J = 4 Hz, 1H), 8.04 (s, 1H), 7.89-7.87 (dd, J = 4 Hz, J = 4Hz, 1H), 7.52-7.47 (q, J = 8 Hz, J = 4Hz, 1H), 6.27 (s, 1H), 3.95 (bs, 2H), 3.27 (bs, 6H), 2.31 (s, 3H), 1.82-1.74 (m, 8H).
ステップB:2−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドトリフルオロアセタートの合成
シス−2−クロロ−N−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(50mg、0.128mmol)を含む1mLのジオキサン溶液に、2−クロロベンゼンチオール(37.1mg、0.256mmol)及びCsCO(83.4mg、0.256mmol)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で180℃で1時間加熱した。溶媒を蒸発させた後、次いで、その化合物を分取HPLCにかけて精製すると、シス−2−(2−クロロ−フェニルスルファニル)−N−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドトリフルオロアセタート(23.2mg、30%)が白色固体として得られた。
ESI-MS m/e 497.4 M+H+ ;
シス−2−(2−クロロ−フェニルスルファニル)−N−[4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドトリフルオロアセタート(23.2mg、0.038mmol)を含む1mLのCHCl溶液に、3−クロロ過安息香酸(31.5mg0.14mmol)を加えた。反応混合物を15時間攪拌しNaHCOで反応を止めた。溶媒を蒸発させ、次いで、化合物を分取HPLCにかけて精製すると、2−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドトリフルオロアセタート(8.9mg、0.014mmol、36%)が白色固体として得られた。
ESI-MS m/e 529.2 M+H+ ; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 11.98 (s, 1H), 8.61-8.59 (m, 2H), 8.24-8.21 (dd, J = 4 Hz, 4 Hz, 1H), 8.08-8.06 (d, J= 8Hz, 1H), 7.79-7.74 (m, 2H), 7.71-7.69 (t, J= 4Hz, 1H), 7.64-7.62 (d, J= 8 Hz, 1H), 7.58 (bs, 1H), 6.32 (s, 1H), 3.94 (bs, 2H), 3.21(s, 3H), 3.15 (s, 3H), 2.28 (s, 3H), 1.84-1.78 (m, 8 H).
(実施例3250)
N−(シス−4−{[(4−メチルキノリン−2−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:4−メチル−2−ビニル−キノリンの合成
150mLの丸底フラスコに入れた50mLのトルエンに、2−クロロレピジン(1g、63mmol)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(65mg、0.63mmol)、トリフェニルホスフィン(0.495g、1.89mmol)及びビニルトリブチルスズ(2.2g、6.76mmol)を加えた。その混合物をN下116℃で2時間還流した。反応混合物を濃縮し0〜10%EtOAc/ヘキサンのシリカゲルによって精製すると、4−メチル−2−ビニル−キノリン(720mg、4.26mmol、76%)が得られた。
ESI MS m/e: 170.0 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.96 (d, J = 8 Hz,1H), 7.85 (d, J = 8 Hz, 1H), 7.58 (dd, J1 = J2 = 8 Hz, 1H), 7.43 (dd, J1 = J2 = 8 Hz, 1H ), (7.15 (s, 1H), 6.89 (dd, J1 = 16 Hz, J2 = 12 Hz, 1H), 6.15 (d, J = 16 Hz, 1H), 5.54 (d, J = 8 Hz, 1H), 2.60 (s, 3H)
ステップB:4−メチル−キノリン−2−カルボアルデヒドの合成
40mLの90%THF/HOを入れた500mLの丸底フラスコに、N下で4−メチル−2−ビニル−キノリン(1.2g、7.1mmol)NMO(1.29g、10.65mmol)、及びOsO(1.3mL、0.21mmol)を加えた。その混合物をN下室温で終夜攪拌した。反応混合物をNaの飽和溶液で失活させ、次いで有機相をEtOAc(100mLで4度)で抽出した。有機層を合わせ、塩水で洗浄し濃縮した。粗生成物である1−(4−メチル−キノリン−2−イル)−エタン−1,2−ジオール(1.5g)を、さらに精製しないで直接次のステップに使用した。
60mLの90%THF/HOに1.5gの未精製の1−(4−メチル−キノリン−2−イル)−エタン−1,2−ジオール及びNaIO(1.4g、8.86mmol)を加えた。その混合物をN下室温で6時間攪拌した。有機相をEtOAc(100mLで4度)抽出し混合し無水MgSOによって乾燥した。それを濃縮して0〜5%EtOAc/ヘキサンを使用するシリカゲルカラムによって精製すると、4−メチル−キノリン−2−カルボアルデヒド(600mg、3.5mL、49.4%)が得られた。
ESI MS m/e: 172.0 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 10.2 (s, 1H), 8.25 (d, J = 8 Hz, 1H), 8.07 (d, J = 8 Hz, 1H), 7.88 (s, 1H), 7.82 (dd, J1 = J2 = 8 Hz, 1H), 7.71 (dd, J1 = J2 = 8 Hz, 1H), 2.79 (s, 3H).
ステップC:樹脂結合シス−(4−アミノシクロヘキシル)カルバミン酸フルオレニルメチルエステルの合成
30mLの手動合成容器に、2−(3,5ジメトキシ−4−ホルミル)フェノキシエチルポリスチレン樹脂(0.5グラム;0.90mmol/グラム)及びシス−(4−アミノシクロヘキシル)カルバミン酸フルオレニルメチルエステル2(453mg、1.35mmol)を4mLのDMFに懸濁させた。この懸濁液にNaBH(OAc)(299mg、1.35mmol)を含む1%酢酸溶液/DMF溶液(4mL)を加えた。その混合物を終夜ロータリーシェーカーで振盪後、溶液をろ過により除去し樹脂を順次DMF、10%DIEA/DMF、DMF、DCM及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧下で20分間乾燥した。
ステップD:樹脂結合−シス−[4−(4−メチル−キノリン−2−メチル−アミノ)−シクロヘキシル]−カルバミン酸フロウレニル(flourenyl)メチルエステルの合成
樹脂結合中間生成物(0.315mmol)に4−メチル−キノリン−2−カルボアルデヒド(96mg、0.564mmol)を含むジメチルアセトアミド(5mL)及び1%酢酸(.050mL)を加えた。樹脂懸濁液をロータリーシェーカーで室温で1時間混合した。水酸化シアノホウ素ナトリウム(195mg、3.15mmol)を樹脂懸濁液に加え反応混合物を終夜室温で混合した。反応完了時、溶液をろ過し樹脂を順次DMF、10%DIEA/DMF、DMF、DCM及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物5を減圧下で20分間乾燥した。
ステップE:N−(シス−4−{[(4−メチルキノリン−2−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
樹脂結合中間生成物(0.171mmol)を室温で30分間20%ピペリジンを含むDMF(3mL)で処理した。30分後溶液をろ過し、その樹脂をDMF、DCM及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。
脱保護した樹脂結合中間生成物をDMF(1.0mL)に懸濁させた。3,5ビス−トリフルオロメチルベンゾイルクロリド(47mg、0.171mmol)を樹脂懸濁液に加え、続いてトリエチルアミン(0.0519mL、0.513mmol)を加えた。反応混合物を室温で30分間混合した。次いで、その溶液をろ過し、樹脂を順次DMF、DCM及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。
20分間減圧下で乾燥後、その樹脂結合中間生成物を5mLのTFA溶液(TFA/CHCl/H0,20:20:1v/v)で処理した。反応混合物を2時間振盪し、ろ過後TFA溶液を回収した。TFAをロータリーエバポレータによって除去し、化合物を分取HPLCにかけて精製すると、N−(シス−4−{[(4−メチルキノリン−2−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート(3.8mg;8%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 510.2 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ (ppm): 8.56 (m, 1H), 8.42 (s, 2H), 8.19 (m, 3H), 7.82 (m, 1H), 7.69 (m, 1H), 7.39 (s, 1H), 4.6 (s, 2H), 4.14 (m, 1H), 3.40 (m, 1H), 2.78 (s, 3H), 2.22-1.81 (m, 8H).
(実施例3251)
シス−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸の合成
(2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イル)−ジメチル−アミン(28.9g、0.186mol)及び4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸(20g、0.140mol)の混合物を含む100mLのトルエンをN下、室温で5分間攪拌してスラリーを生成した。そのスラリーにPd(OAc)(0.34g、1.5×10−3mol)、2−(ジ−t−ブチルホスフィン)ビフェニル(0.24,0.8mmol)及びNaOtBu(33.64g、0.35mol)を加えた。その混合物をN下118℃で2時間加熱還流した。反応混合物を濃縮すると茶褐色固体が得られた。前記茶褐色固体を100mLのMeOH及び5mLのHOで溶解し酢酸で中和した。沈殿物をろ過し冷水(5mLで2度)及びトルエン(100mLで2度)で洗浄すると、シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボン酸(36.7g、0.132mol、94%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 279 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.46 (s, 1H), 4.20 (s, 1H), 3.3 (s, 6H), 3.2 (s, 1H), 2.48 (m, 1H), 2.27 (s, 3H), 2.15-1.63 (m, 8H).
ステップB:シス−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
(S)−1−(4−クロロ−フェニル)−エチルアミン(61.5mg、0.395mmol)を含む10mLのDCMの溶液に、シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキサンカルボキシリック(cyclohexanecarboxylic)(100mg、0.395mmol)、HATU(150mg、0.395mmol)、及び5滴のEtNを加えた。反応混合物をN下室温で終夜攪拌した。溶媒を蒸発させ物質を分取HPLCにかけるとシス−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタート(20mg、0.048mmol、13.4%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 416.3 M+H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 8.24-8.12 (d, 1H), 7.55 (s, 1H), 7.32-7.10 (m, 4H), 4.87 (m, 1H), 2.47 (s, 6H), 2.28 (bs, 1H), 2.18 (s, 3H), 1.81-1.39 (m, 8H), 1.31(d, 3H).
(実施例3252)
シス−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:シス−4−(4−メチルキノリン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸の合成
2−クロロ−4−メチル−キノリン(6.67,0.0375mol)及び4−アミノ−シクロヘキサンカルボン酸(4.48g、0.0312mol)の混合物を100mLのトルエンに溶解しN下、室温で5分間攪拌してスラリーを生成した。そのスラリーにPd(OAc)(0.077g、3.43×10−4mol)、2−(ジ−t−ブチルホスフィン)ビフェニル(0.093,3.12×10−4mol)及びNaOtBu(7.5g、0.078mol)を加えた。前記物質を118℃で2時間加熱還流した。反応混合物を減圧下で濃縮すると茶褐色固体が得られた。前記茶褐色固体を100mLのMeOH及び5mLのHOで溶解し酢酸で中和した。沈殿物をろ過し冷水(5mLで2度)及びトルエン(100mLで2度)洗浄すると、シス−4−(4−メチルキノリン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(7.45g、0.026mol、84%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 285.1 M+H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 7.78 (d, 1H), 7.49 (m, 1H), 7.21 (m, 1H), 6.85 (d, 1H), 6.72 (s, 1H), 4.19 (s, 1H), 2,54-2.53 (m, 2H), 2.46 (s, 3H).
ステップB:シス−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
(R)−1−(4−ブロモ−フェニル)−エチルアミン(77.4mg、0.39mmol)を含む10mLのDCM溶液に、シス−4−(4−メチルキノリン−2−イルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(100mg、0.35mmol)、HATU(148mg、0.39mmol)、及び5滴のEtNを加えた。反応混合物をN下室温で終夜攪拌した。溶媒を蒸発させ物質を分取HPLCにかけるとシス−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミドトリフルオロアセタート(24mg、0.052mmol、14.7%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 468.2 M+H+; 1H NMR (400 MHz, DMSO-d6) δ 9.18-9.07 (s, 1H), 7.94-7.84 (t, 1H), 7.74-7.68 (t, 1H), 7.46-7.42 (m, 2H), 7.22-7.17 (m, 2H), 7.00-6.94 (s, 1H), 4.86 (m, 1H), 4.11 (s,1H), 2.58 (s, 3H), 2.40-2.23 (m, 2H), 1.88-1.49 (m, 8H), 1.33-1.19 (d, 3H).
(実施例3253)
トランス−2−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:トランス−3−(4−クロロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルアクリルアミドの合成
4−クロロベンザレヒド(chlorobenzalehyde)(3g、21.34mmol)及びN−メトキシ−N−メチル−2−(トリフェニルホスホラニリデン(triphenylphosphoranylidene))アセトアミド(8.5g、23.47mmol)を含むCHClの溶液を室温で16時間攪拌した。溶媒を減圧除去し粗生成物をシリカゲル(0〜20%EtOAc/ヘキサン)のカラムクロマトグラフィーによって精製すると、トランス−3−(4−クロロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルアクリルアミド(4.78g、99%)が無色結晶として得られた。
ESI MS m/e 226.1 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.66 (d, J = 5.6 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.33 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 6.99 d, J = 5.6 Hz, 1H), 3.75 (s, 3H), 3.29 (s, 3H)
ステップB:N−メトキシ−N−メチル−トランス−2−(4−クロロフェニル)シクロ−プロパンカルボキサミドの合成
トリメチルスルホキソニウムヨージド(9.3g、42.4mmol)を含むDMSO(40mL)溶液に、水素化ナトリウム(1.7g、42.4mmol)室温で少しずつを加えた。1時間後トランス−3−(4−クロロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルアクリルアミド(4.78g、21.2mmol)を含むDMSO(20mL)溶液を室温でカニューレにより加えた。その混合物をさらに6時間攪拌し、次いで飽和NHCl水溶液で失活させ、CHClで抽出し塩水で洗浄し無水MgSOで乾燥した。粗生成物をカラムクロマトグラフィー(0〜50%EtOAc/ヘキサン)によって精製すると、N−メトキシ−N−メチル−トランス−2−(4−クロロフェニル)シクロプロパンカルボキサミドが無色油(4.76g、88.5%)として得られた。
ESI MS m/e 239.9 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 7.24 (d, J = 8 Hz, 2H), 7.06 (d, J = 8 Hz, 2H), 3.69 (s, 3H), 3.23 (s, 3H), 2.47 (m, 1H), 2.37 (bs, 1H), 1.63 (m, 1H), 1.27 (m, 1H)
ステップC:トランス−2−(4−クロロ−フェニル)シクロプロパンカルボン酸の合成
得られたN−メトキシ−N−メチル−トランス−2−(4−クロロフェニル)シクロプロパンカルボキサミド(4.76g、18.76mmol)及びカリウムtert−ブトキシド(4.76g、18.76mmol)を含むTBME(130mL)及び水(0.68mL、37.5mmol)の懸濁液を室温で16時間攪拌した。静かに濃HClを加えることによって混合物を酸性化し、混合水溶液をCHCl(60mLで3度)抽出した。合わせた有機層を塩水で洗浄し無水MgSOで乾燥した。溶媒を減圧除去し白色固体(3.447g、93.5%)として生成物を得た。
ESI MS m/e 197.0 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 11.4 (bs, 1H), 7.28 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 7.06 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 2.60 (ddd, J1 = 9.5 Hz, J2= 6.6 Hz, J3 = 4.1 Hz, 1H), 1.89 (ddd, J1 = 9.5 Hz, J2= 5.2 Hz, J3 = 4.2 Hz, 1H), 1.69 (dt, J1 = 9.5 Hz, J2= 5.1 Hz, 1H), 1.40 (ddd, J1 = 8.4 Hz, J2 = 5.2 Hz, J3= 4.3 Hz, 1H)
ステップD:トランス−2−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
トランス−2−(4−クロロ−フェニル)シクロプロパンカルボン酸(22.1mg、0.112mmol)及び2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(28mg、0.112mmol)の混合物を含むCHCl(5mL)に、室温でHATU(42.6mg、0.112mmol)を加えた。30秒後EtN(5滴)を滴下した。混合物を終夜攪拌した。分取HPLCによりトランス−2−(4−クロロフェニル)−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミドトリフルオロアセタート(20mg、37%)が得られた。
ESI MS m/e: 428.4 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.49 (bs, 1H), 7.23 (d, J = 8 Hz, 2H), 7.02( d, J = 8 Hz, 2H), 6.28 (d, J = 8 Hz, 1H), 4.11 (m, 1H), 3.99 (m, 1H), 3.29 (s, 6H), 2.45 (ddd, J1 = 12 Hz, J2= 8 Hz, J3 = 4 Hz, 1H), 2.25 (s, 3H), 1.85-1.65 (m, 11H), 1.58 (dt, J1 = 8 Hz, J2 = 4 Hz, 1H), 1.18 (dt, J1 = 8 Hz, J2 = 4 Hz, 1H)
(実施例3254)
N−{シス−4−[(4,5−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート
ステップA:2−クロロ−4,5−ジメチルピリミジンの合成
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(0.3g、1.84mmol)、AlMe(0.3mL、2.0M)及びPd(PPh(85mg、4%mol)の混合物を含む無水THF(5mL)をマイクロ波シンセサイザー中で150℃で20分間加熱した。溶媒を減圧除去し粗生成物をクロマトグラフィー(0〜40%EtOAC/ヘキサン)かけると、2−クロロ−4,5−ジメチルピリミジン(0.13g、50%)が黄色固体として得られた。
ESI MS m/e: 143.1 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.24 (s, 1H), 2.45 (s, 3H), 2.22 (s, 3H)
ステップB:N−{シス−4−[(4,5−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタートの合成
2−クロロ−4,5−ジメチルピリミジン(30mg、0.21mmol)、N−(シス−4−アミノシクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド(74.6mg、0.21mmol)、Pd(OAc)(0.47mg、0.01当量)、dppf(1.16mg、0.01当量)及びKOtBu(59mg、0.53mmol)の混合物を含むトルエン(3mL)をマイクロ波シンセサイザー中で150℃で20分間加熱した。溶媒を減圧除去し粗生成物をHPLCにかけて精製すると、N−{シス−4−[(4,5−ジメチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミドトリフルオロアセタート(25mg、21%)が黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 461.2 M+H+; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.36 (s, 3H), 7.99 (s, 1H), 4.47 (d, 1H), 4.23 (bs, 1H), 2.52 (s, 3H), 2.13 (s, 3H), 1.95-1.65 (m, 8H)
(実施例3255)
N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(30mg、0.12mmol)を1mLのDMSOに溶解した。1,2−ジフルオロ−4−イソシアナト−ベンゼンを溶液に加え溶液を終夜攪拌した。未精製物をHPLCによって精製すると、N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレアトリフルオロアセタートが白色固体として得られた。(32.2mg、54.0%)。
ESI MS m/e 405.3 (M + H+); 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 13.45 (s, 1H), 8.35 (d, J = 8.0 Hz, 1H), 7.67 (s, 1H), 7.52-7.47 (m, 1H), 7.28-7.26 (m, 1H), 7.07-6.99 (m, 2H), 4.00 (m, 1H), 3.96 (m, 1H), 3.32 (s, 6H), 2.27 (s, 3H), 1.78-1.67 (m, 8H).
(実施例3256)
2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド
ステップA:2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドの合成
3,4−ジフルオロ−アニリン(20.6uL、0.204mmol)を1.0mLのDMFに溶解した。NaH(8.2mg、0.204mmol)を溶液に加え10分間放置して攪拌した。2−クロロ−N−[4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(40mg、0.102mmol)を加え、混合物をさらに5分間攪拌した。反応混合物をSmithシンセサイザーで200℃で1時間加熱した。未精製物をシリカカラムクロマトグラフィーによって精製した。カラムに200mLのメタノール及びメチレン(1:9)の混合液及び100mLのメタノールを流すと、2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミドが白色固体として得られた。(30.0mg、61.2%)
ESI-MS m/z 482.5 (M + H+) ; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 8.32 (dd, J = 4.8, 1.6 Hz, 1H), 7.92-7.86 (m, 1H), 7.71 (dd, J = 7.6, J = 1.6 Hz, 1H), 7.64 (s, 1H), 7.19-7.03 (m, 2H), 6.76-6.73 (m, 1H), 6.34 (d, J = 6.8 Hz, 1H), 4.95 (s, 1H), 4.11-4.03 (m, 2H), 2.96 (s, 6H), 2.15 (s, 3H), 1.90-1.68 (m, 8H).
(実施例3257)
N−(4−クロロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレアトリフルオロアセタート
ステップA:N−(4−クロロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレアトリフルオロアセタートの合成
シス−N−(4−アミノ−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(75mg、0.30mmol)及び1,1’−カルボニルジイミダゾール(58mg、0.36mmol)をSmithシンセサイザーのバイアル中の1mLの塩化メチレンに溶解し室温で終夜放置して攪拌した。バイアルに(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミン(94mg、0.60mmol)を加えた。その溶液をSmithシンセサイザーで130℃で30分間加熱した。溶媒を蒸発させ1mLのメタノールを未精製物に加えてこれを再溶解した。次いで、未精製物をHPLCによって精製すると、N−(4−クロロフェニル)−N'−(シス−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレアトリフルオロアセタートが白色固体として得られた。(25.0mg、15%)
ESI MS m/e 431.3 (M + H+) ; 1H NMR (400 MHz, CDCl3) δ 14.0 (s, 1H), 8.65 (d, J = 6.4 Hz, 1H), 7.53 (dd, J = 9.2, J = 2.4 Hz, 2H), 7.43 (b, 1H), 7.28 (dd, J = 9.2, J = 2.4 Hz, 2H), 4.48 (bs, 1H), 4.16 (bs, 1H), 3.99 (m, 2H), 3.39 (s, 6H), 2.34 (s, 3H), 1.84-1.60 (m, 8H), 1.21 (t, J = 7.0 Hz, 3H).
(実施例3258)
N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]オキシ}アセトアミドトリフルオロアセタート
ステップA:樹脂結合N−メチルアミン
2−(3,5ジメトキシ−4−ホルミル)フェノキシエチルポリスチレン樹脂(1.0グラム;0.90mmol/グラム)及びメチルアミン2Mを含むメタノール(5.85mL、11.7mmol)を含む15mLのCHClを、ガラスフィルター付き(fritted)合成フラスコ中に懸濁させた。この懸濁液にNaBH(OAc)(.0117mol)を含むCHCl(15mL)の溶液を加えた。混合物を終夜ロータリーシェーカーで振盪後、溶液をろ過によって除去した。得られた樹脂結合N−メチルアミンを順次CHCl、DMF、及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。樹脂結合N−メチルアミンを減圧下で20分間乾燥した。
ステップB:樹脂結合−4−(N−メチル−5メチル−2−クロロ)−ピリミジンの合成
樹脂結合N−メチルアミンをDMF(10mL)に懸濁させた。樹脂懸濁液に2,4ジクロロ−5−メチル−ピリミジン(1.35mmol)を加え、続いてトリエチルアミン(0.273mL、2.70mmol)を加えた。反応混合物を終夜室温で振盪した。溶液をろ過により除去し樹脂を順次DMF、CHCl及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧下で20分間乾燥した。
ステップC:樹脂結合シス−N−(4−N−メチル−5メチル−ピリミジル−2イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンの合成
樹脂結合中間生成物を3個に分割し、各部分を5mLのSmithシンセサイザー反応容器に移した。樹脂(0.272mmol)を別々に無水ジオキサン(3mL)に懸濁させた。各懸濁液にシス1,4ジアミノシクロヘキサン(0.405mmol)、トリス(ジベンジルイディンアセトン(dibenzylidineacetone))ジパラジウム(O)(0.027mol)、2,2ビスジフェニルホスフィノ−1,1ビナプチル(binapthyl)(BINAP)(0.081mmol)及びナトリウムtert−ブトキシド(1.35mmol)を加えた。反応混合物をマイクロ波シンセサイザー中で140℃で20分間加熱した。反応完了時、樹脂懸濁液を8mLのガラスフィルター付き試験管に移した。溶液をろ過により除去した。樹脂を順次MeOH、HO、MeOH、CHCl、及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を3度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧下で20分間乾燥した。
ステップD:シス−N−[4−(4−N−メチル−5メチル−ピリミジル−2イル−アミノ)−シクロヘキシル]−ブロモアセトアミドの合成
樹脂結合中間生成物(0.27mmol)をDCM(3mL)に懸濁させた。樹脂懸濁液にブロモアセチルブロミド(0.27mmol)及びDIEA(.094mL;0.54mmol)を加えた。反応混合物をロータリーシェーカーで室温で45分間混合した。反応完了時、その溶液をろ過によって除去した。樹脂を順次DCM、DMF、DCM、及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を3度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧下で20分間乾燥した。
ステップE:N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]オキシ}アセトアミドトリフルオロアセタートの合成
ステップDの樹脂結合中間生成物(0.27mmol)を5mLのマイクロ波シンセサイザーバイアルに移した。樹脂を無水DMF(2mL)に懸濁させた。樹脂懸濁液に4ヒドロキシ−2−トリフルオロメチルピリミジン(0.54mmol)及び炭酸カリウム(0.54mmol)を加えた。反応混合物を電子レンジで140℃で30分間加熱した。反応完了時、樹脂懸濁液を8mLのガラスフィルター付き試験管に移した。溶液をろ過により除去し樹脂を順次DMF、DCM、MeOHで洗浄した。一連の洗浄を3度繰り返した。
減圧下で20分間乾燥後、樹脂結合中間生成物を5mLのTFA溶液(TFA/CHCl/H0,20:20:1v/v)で処理した。反応混合物を2時間振盪し、ろ過後TFA溶液を回収した。TFAをロータリーエバポレータによって除去し、化合物を分取HPLCにかけて精製すると、N−(シス−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)ピリミジン−4−イル]オキシ}アセトアミドトリフルオロアセタート(2.1mg.5%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 440.3 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ (ppm): 8.69 (m, 1H), 7.45 (m, 1H), 7.21-7.17 (m, 1H), 4.95 (m, 2H), 4.03 (bs, 1H), 3.82 (bs, 1H), 3.04 (s, 3H), 1.98 (s, 3H), 1.93-1.61 (m, 8H).
(実施例3259)
2,2−ジフルオロ−N−(シス−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミドトリフルオロアセタート
ステップA:樹脂結合N−メチルアミンの合成
2−(3,5ジメトキシ−4−ホルミル)フェノキシエチルポリスチレン樹脂(1.0グラム;0.94mmol/グラム)及びメチルアミン(0.0122mol)を含む15mLのCHClをガラスフィルター付き合成フラスコに懸濁させた。この懸濁液にNaBH(OAC)(0.0122mol)を含むCHCl(15mL)の溶液を加えた。混合物を終夜ロータリーシェーカーで振盪後、溶液をろ過によって除去した。得られた樹脂結合N−メチルアミンを順次CHCl、DMF、及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。樹脂結合N−メチルアミンを減圧下で20分間乾燥した。
ステップB:樹脂結合−4−(N−メチル−6メチル−2−クロロ)−ピリミジンの合成
樹脂結合N−メチルアミンをDMF(10mL)に懸濁させた。樹脂懸濁液に2,4ジクロロ−6−メチル−ピリミジン(1.41mmol)を加え、続いてトリエチルアミン(0.393mL、2.82mmol)を加えた。反応混合物を終夜40℃で振盪した。溶液をろ過により除去し、樹脂を順次DMF、CHCl及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を4度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧下で20分間乾燥した。
ステップC:樹脂結合シス−N−(4−N−メチル−6メチル−ピリミジル−2イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミンの合成
樹脂結合中間生成物を3個に分割し、各部分を5mLのSmithシンセサイザー反応容器に移した。樹脂(0.282mmol)を別々にIPA/H0(3mL)の1:1溶液に懸濁させた。各懸濁液にシス1,4ジアミノシクロヘキサン(0.85mmol)及びDIEA(0.295mL;1.69mmol)を加えた。反応をマイクロ波シンセサイザー中で180℃で4.5時間加熱した。樹脂を一緒にプールし溶液をろ過により除去した。樹脂を順次IPA、H0、MeOH、CHCl、及びMeOHで洗浄した。一連の洗浄を3度繰り返した。得られた樹脂結合中間生成物を減圧下で20分間乾燥した。
ステップD:2,2−ジフルオロ−N−(シス−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミドトリフルオロアセタートの合成
樹脂結合中間生成物をDMF(8mL)に懸濁させた。樹脂懸濁液に2,2ジフルオロ1,3ベンゾジオキソール5−カルボニルクロリド(0.846mmol)及びトリエチルアミン(0.256mL;1.69mmol)を加えた。反応混合物をロータリーミキサー中で室温で45分間振盪した。溶液をろ過により除去し樹脂を順次DMF、CHCl、MeOHで洗浄した。一連の洗浄を3度繰り返した。
20分間減圧下で乾燥後、樹脂結合中間生成物を15mLのTFA溶液(TFA/CHCl/H0,20:20:1v/v)で処理した。反応混合物を2時間振盪し、ろ過後TFA溶液を回収した。TFAをロータリーエバポレータによって除去し、化合物を分取HPLCにかけて精製すると、2,2−ジフルオロ−N−(シス−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミドトリフルオロアセタート(2.0mg.2%)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 420.5 M+H+; 1H NMR (400MHz, CD3OD) δ (ppm): 8.24 (m, 1H), 7.72-7.68 (m, 2H), 7.31-7.29 (m, 1H), 5.86 (s, 1H), 4.18-3.99 (m, 2H), 2.99 (s, 3H), 2.25 (s, 3H), 1.93-1.80 (m, 8H).
(実施例3260〜3262)
適当なブロモアセトフェノン及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3242に記載した方式と同様の方式で化合物3260〜3262を調製した。
(実施例3263〜3267)
適当な酸及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3243に記載した方式と同様の方式で化合物3263〜3267を調製した。
(実施例3268〜3272)
適当なイソシアナート及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3244に記載した方式と同様の方式で化合物3268〜3272を調製した。
(実施例3273〜3275)
適当なアミン及びステップAで得られたカルボキシ中間生成物を使用して、実施例3245に記載した方式と同様の方式で化合物3723〜3275を調製した。
(実施例3276〜3280)
適当な酸塩化物及びステップDで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3246に記載した方式と同様の方式で化合物3276〜3280を調製した。
(実施例3281〜3291)
適当なチオ誘導体及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例2656に記載した方式と同様の方式で化合物3281〜3291を調製した。
(実施例3292〜3303)
適当なアミン及びステップBで得られたカルボキシ中間生成物を使用して、実施例3251に記載した方式と同様の方式で化合物3292〜3303を調製した。
(実施例3304〜3307)
適当なアミン及びステップBで得られたカルボキシ中間生成物を使用して、実施例3252に記載した方式と同様の方式で化合物3304〜3307を調製した。
(実施例3308)
適当なアミン及びステップBで得られたカルボキシ中間生成物を使用して、実施例3251に記載した方式と同様の方式で化合物3308を調製した。
(実施例3309〜3315)
適当なアミン及びステップBで得られたカルボキシ中間生成物を使用して、実施例3252に記載した方式と同様の方式で化合物3309〜3315を調製した。
(実施例3316〜3320)
適当なアルデヒド及びステップDで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3253に記載した方式と同様の方式で化合物3316〜3320を調製した。
(実施例3321〜3345)
適当なイソシアナート及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3255に記載した方式と同様の方式で化合物3321〜3345を調製した。
(実施例3346〜3355)
適当なアニリン及びステップAで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3257に記載した方式と同様の方式で化合物3346〜3355を調製した。
(実施例3356〜3357)
適当なヒドロキシアリール誘導体及びステップBで得られたブロミド中間生成物を使用して、実施例2638に記載される方式と同様の方式で化合物3356〜3357を調製した。
(実施例3358〜3359)
適当な酸塩化物及びステップDで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3259に記載した方式と同様の方式で化合物3358〜3359を調製した。
(実施例3360〜3365)
適当なヒドロキシアリール誘導体及びステップEで得られたブロミド中間生成物を使用して、実施例3259に記載した方式と同様の方式で化合物3360〜3365を調製した。
(実施例3366〜3367)
適当な酸塩化物誘導体及びステップEで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例3250に記載した方式と同様の方式で化合物3366〜3367を調製した。
(実施例3368〜3381)
適当なチオフェノール及びステップAで得られたニコチンアミド中間生成物を使用して、実施例3249に記載した方式と同様の方式で化合物3368〜3381を調製した。
(実施例3382)
4−トリフルオロメトキシ−ベンゾイルクロリド及びステップEで得られたアミン中間生成物を使用して、実施例2497に記載した方式と同様の方式で化合物3382を調製した。
Figure 2006124387

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(実施例3383)
4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3127ステップAで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−6,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(300mg)を含むDMF(3mL)溶液に、4−クロロ−3−フルオロ−安息香酸(252mg)、EtN(0.42mL)、HOBt−HO(276mg)、及びEDC−HCl(277mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で1日攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、15%〜60%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記精製物質を含むEtOAc(5mL)溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(10mL)を加えた。混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(20mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で2時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩(335mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-2.01 (m, 8 H), 2.35 (s, 3 H), 3.14 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 4.02-4.31 (m, 2 H), 5.74 (s, 1 H), 6.84-6.96 (m, 1 H), 7.40-7.49 (m, 1 H), 7.53-7.60 (m, 1 H), 7.69 (dd, J = 9.7, 1.9 Hz, 1 H), 8.48-8.65 (m, 1 H), 12.93-13.08 (m, 1 H).
(実施例3384)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3383ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-2.05 (m, 8 H), 2.36 (s, 3 H), 3.15 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 4.01-4.30 (m, 2 H), 5.75 (s, 1 H), 6.45-6.54 (m, 1 H), 7.17-7.23 (m, 1 H), 7.40-7.47 (m, 1 H), 7.57-7.61 (m, 1 H), 8.60-8.71 (m, 1 H), 13.07-13.19 (m, 1 H).
(実施例3385)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3383ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 408, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.62-2.01 (m, 8 H), 2.36 (s, 3 H), 3.14 (s, 3 H), 3.26 (s, 3 H), 4.00-4.32 (m, 2 H), 5.75 (s, 1 H), 6.70-6.81 (m, 1 H), 7.47-7.59 (m, 2 H), 8.54-8.66 (m, 1 H), 12.92-13.08 (m, 1 H).
(実施例3386)
3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(5−メチル−4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:(2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミンの合成
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(5.00g)を含むTHF(50mL)の溶液にiPrNEt(6.4mL)及び40%MeNH水溶液(4.78mL)を加えた。その混合物を周囲温度で12時間攪拌し減圧下で濃縮した。残渣に飽和NaHCO水溶液を加え水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、9%〜20%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、(2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イル)−メチル−アミン(3.55g)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 408, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 2.01 (d, J = 0.8 Hz, 3 H), 3.07 (d, J = 5.0 Hz, 3 H), 4.89-5.06 (m, 1 H), 7.79 (s, 1 H).
ステップB:3−クロロ−4−フルオロ−N−[シス−4−(5−メチル−4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3228ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 392, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.64-1.98 (m, 11 H), 2.94 (d, J = 4.5 Hz, 3 H), 3.80-4.08 (m, 2 H), 7.48-7.67 (m, 2 H), 7.87-7.95 (m, 1 H), 8.08-8.51 (m, 4 H), 11.95-12.03 (m, 1 H).
(実施例3387)
4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3119ステップCで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−5,N,N−トリメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン(250mg)を含むDMF(4mL)溶液に、4−クロロ−3−フルオロ−安息香酸(209mg)、EtN(0.36mL)、HOBt−HO(230mg)、及びEDC−HCl(230mg)を加えた。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜40%EtOAcを含むヘキサン)によって精製した。前記精製物質を含むEtOAc(10mL)の溶液に4Mの塩化水素を含むEtOAc(0.5mL)を加えた。その混合物を周囲温度で1時間攪拌し濃縮した。残渣をEtO(10mL)に懸濁させ、懸濁液を周囲温度で4時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると4−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩(208mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.65-2.00 (m, 8 H), 2.26 (s, 3 H), 3.31 (s, 6 H), 3.98-4.27 (m, 2 H), 6.53-6.72 (m, 1 H), 7.20-7.27 (m, 1 H), 7.41-7.59 (m, 2 H), 7.64-7.73 (m, 1 H), 8.53-8.73 (m, 1 H), 12.76-12.95 (m, 1 H).
(実施例3388)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3387ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.64-2.01 (m, 8 H), 2.26 (s, 3 H), 3.30 (s, 6 H), 4.02-4.25 (m, 2 H), 7.02-7.28 (m, 3 H), 7.46-7.53 (m, 1 H), 7.63-7.68 (m, 1 H), 8.48-8.60 (m, 1 H), 12.70-12.84 (m, 1 H).
(実施例3389)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3387ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 408, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.60-2.02 (m, 8 H), 2.26 (s, 3 H), 3.31 (s, 6 H), 4.01-4.26 (m, 2 H), 6.65-6.76 (m, 1 H), 7.21-7.29 (m, 1 H), 7.48-7.60 (m, 2 H), 8.57-8.69 (m, 1 H), 12.73-12.91 (m, 1 H).
(実施例3390)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3119ステップDの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 390, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.61-2.06 (m, 8 H), 2.26 (s, 3 H), 3.31 (s, 6 H), 4.01-4.29 (m, 2 H), 6.55-6.70 (m, 1 H), 6.84-7.01 (m, 1 H), 7.18-7.43 (m, 3 H), 8.54-8.71 (m, 1 H), 12.77-12.97 (m, 1 H).
(実施例3391)
2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3387ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 404, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.57-1.94 (m, 8 H), 2.24 (s, 3 H), 3.29 (s, 6 H), 3.47 (s, 2 H), 3.80-3.97 (m, 1 H), 4.05-4.18 (m, 1 H), 6.01-6.15 (m, 1 H), 6.95-7.28 (m, 4 H), 8.46-8.86 (m, 1 H), 12.81-13.01 (m, 1 H).
(実施例3392)
N−[シス−4−(4−アミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−クロロ−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩
ステップA:2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イルアミンの合成
2,4−ジクロロ−5−メチルピリミジン(1.00g)を含むIPA(2mL)の溶液に28%NH水溶液(2mL)を加えた。その混合物をマイクロ波シンセサイザー中で120℃で20分間加熱した。その混合物に飽和NaHCO水溶液を加え、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過、濃縮し、中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、2−クロロ−5−メチル−ピリミジン−4−イルアミン(151mg)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 143, M+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.94 (s, 3 H), 7.81 (s, 1 H).
ステップB:N−[シス−4−(4−アミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−クロロ−4−フルオロ−ベンズアミド塩酸塩の合成
実施例3228ステップBの手順を使用して表題化合物を得た。
SI MS m/e 378, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ1.63-1.94 (m, 8 H), 1.91 (s, 3 H), 3.79-4.00 (m, 2 H), 7.52 (t, J = 8.9 Hz, 1 H), 7.63-7.70 (m, 1 H), 7.78-7.99 (m, 2 H), 8.07-8.13 (m, 1 H), 8.28-8.48 (m, 1 H), 11.86-11.96 (m, 1 H).
(実施例3393)
2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩
ステップA:2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 438, M (フリー)+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.59-2.03 (m, 8 H), 3.17 (s, 3 H), 3.27 (s, 3 H), 3.88-4.08 (m, 1 H), 4.11-4.25 (m, 1 H), 4.43 (s, 2 H), 5.96 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 6.66-6.79 (m, 1 H), 6.88 (dd, J = 8.9, 3.0 Hz, 1 H), 7.10 (d, J = 3.0 Hz, 1 H), 7.37 (d, J = 8.9 Hz, 1 H), 7.43-7.53 (m, 1 H), 8.69-8.83 (m, 1 H), 13.21 (brs, 1 H).
(実施例3394)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3−メトキシ−フェノキシ)−アセトアミド塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3−メトキシ−フェノキシ)−アセトアミド塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 400, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.63-2.03 (m, 8 H), 3.16 (s, 3 H), 3.27 (s, 3 H), 3.82 (s, 3 H), 3.92-4.08 (m, 1 H), 4.09-4.23 (m, 1 H), 4.45 (s, 2 H), 5.96 (d, J = 7.3 Hz, 1 H), 6.47-6.64 (m, 3 H), 6.75-6.90 (m, 1 H), 7.14-7.25 (m, 1 H), 7.40-7.56 (m, 1 H), 8.62-8.79 (m, 1 H), 13.29 (brs, 1 H).
(実施例3395)
N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド二塩酸塩
ステップA:N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド二塩酸塩の合成
実施例3198ステップAの手順を使用して表題化合物を得た。
ESI MS m/e 397, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, DMSO-d6) δ 1.09 (t, J = 7.0 Hz, 3 H), 1.41-1.87 (m, 8 H), 3.14 (s, 3 H), 3.18 (s, 3 H), 3.43 (q, J = 7.0 Hz, 2 H), 3.60-3.80 (m, 1 H), 3.82-4.01 (m, 3H), 6.36 (d, J = 7.5 Hz, 1 H), 6.57-6.80 (m, 3 H), 7.06-7.28 (m, 2 H), 7.72-8.05 (m, 2 H), 8.20-8.42 (m, 1 H), 12.19 (brs, 1 H).
(実施例3396)
5−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド
ステップA:5−ブロモ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドの合成
実施例3070ステップAで得られたN−(シス−4−メチル−キノリン−2−イル)−シクロヘキサン−1,4−ジアミン(5.00g)を含むDMF(50mL)溶液に、5−ブロモ−ニコチン酸(4.74g)、EtN(6.55mL)、HOBt−HO(4.50g)、及びEDC−HCl(4.51g)を加えた。反応混合物を周囲温度で16時間攪拌した。反応混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%〜40%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、5−ブロモ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(9.81g)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 439, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.67-2.84 (m, 8 H), 2.58 (s, 3 H), 4.07-4.24 (m, 2 H), 4.72-4.83 (m, 1 H), 6.11-6.20 (m, 1 H), 6.52 (s, 1 H), 7.20-7.28 (m, 1 H), 7.49-7.81 (m, 3 H), 8.23-8.29 (m, 1 H), 8.79 (d, J = 2.3 Hz, 1 H), 8.86 (d, J = 1.9 Hz, 1 H).
ステップB:5−アミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドの合成
5−ブロモ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(6.00g)を含むEtOH(40mL)の溶液に、銅(2.17g)、塩化第一銅(3.37g)、及び28%NH水溶液(40.0mL)を加えた。その混合物を密封試験管中で180℃で4時間攪拌した。混合物をセライトパッドによりろ過し、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(シリカゲル、25%〜50%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、5−アミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(3.92g)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 376, M + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ 1.66-2.04 (m, 8 H), 2.58 (s, 3 H), 3.88-4.24 (m, 4 H), 4.75-4.90 (m, 1 H), 6.18-6.31 (m, 1 H), 6.52 (s, 1 H), 7.19-7.29 (m, 1 H), 7.39-7.44 (m, 1 H), 7.48-7.58 (m, 1 H), 7.62-7.70 (m, 1 H), 7.73-7.80 (m, 1 H), 8.19 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 8.29 (d, J = 1.6 Hz, 1 H).
ステップC:5−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドの合成
濃HCl(1.33mL)及びNaNO(137.8mg)の混合物を70℃で10分間攪拌し周囲温度に冷却した。反応混合物に5−アミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(500mg)を含むAcOH(45mL)の溶液を加え、混合物を周囲温度で30分間攪拌した。反応混合物にCuCl(460.8mg)を含む濃HCl(3.0mL)の溶液を加え、混合物を80℃で6時間攪拌した。反応混合物を1MのNaOH水溶液でアルカリ性にし、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、20%EtOAcを含むヘキサン、及びシリカゲル、2%MeOHを含むCHCl)で精製すると、5−クロロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(52.3mg)が黄色固体として得られた。
ESI MS m/e 395, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.65-2.03 (m, 8 H), 2.57 (s, 3 H), 4.03-4.29 (m, 2 H), 5.05 (brs, 1 H), 6.33-6.44 (m, 1 H), 6.53 (s, 1 H), 7.19-7.28 (m, 1 H), 7.48-7.56 (m, 1 H), 7.61-7.67 (m, 1 H), 7.73-7.79 (m, 1 H), 8.08-8.13 (m, 1 H), 8.66 (d, J = 2.3 Hz, 1 H), 8.83 (d, J = 1.9 Hz, 1 H).
(実施例3397)
5−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド
ステップA:5−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミドの合成
実施例3396ステップBで得られた5−アミノ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(500mg)を含む48%の水溶液HBF(3.95mL)及びEtOH(4.00mL)の溶液に、周囲温度でCuF(132.0mg)を加えた。反応混合物にNaNO(183.5mg)を含むHO(3.95mL)溶液を加え、混合物を周囲温度で1時間攪拌した。次いで、混合物を50℃で2時間、80℃で2時間攪拌した。反応混合物を1MのNaOH水溶液でアルカリ性にし、水層をEtOAc(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し濃縮しフラッシュクロマトグラフィー(NH−シリカゲル、50%EtOAcを含むヘキサン)で精製すると5−フルオロ−N−[シス−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド(20.9mg)が黄色の非晶性物質として得られた。
ESI MS m/e 379, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.67-2.05 (m, 8 H), 2.57 (s, 3 H), 4.08-4.25 (m, 2 H), 4.72 (brs, 1 H), 6.17-6.29 (m, 1 H), 6.52 (s, 1 H), 7.19-7.28 (m, 1 H), 7.48-7.57 (m, 1 H), 7.62-7.69 (m, 1 H), 7.73-7.80 (m, 1 H), 7.82-7.91 (m, 1 H), 8.60 (d, J = 2.8 Hz, 1 H), 8.76 (t, J = 1.5 Hz, 1 H).
(実施例3398)
3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミドメタンスルホン酸塩
ステップA:3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミドメタンスルホン酸塩の合成
実施例3228ステップAで得られたN−(シス−4−アミノ−シクロヘキシル)−3−クロロ−4−フルオロ−ベンズアミド(1.76g)を含むBuOH(2.5mL)溶液に、実施例3119ステップAで得られた2−クロロ−4−ジメチルアミノ−5−メチルピリミジン(1.00g)を加えた。混合物をマイクロ波シンセサイザー中で200℃で15分間加熱した。反応を3度繰り返し反応混合物をプールした。混合物を飽和NaHCO水溶液中へ注ぎ、水層をCHCl(3度)で抽出した。合わせた有機層をMgSOで乾燥し、ろ過し減圧下で濃縮し中圧液体クロマトグラフィー(NH−シリカゲル、15%〜80%EtOAcを含むヘキサン)によって精製すると、無色固体が得られた。前記固体(1.85g)を含むEtOH(18mL)溶液にMsOH(460mg)を加えた。混合物を周囲温度で30分間攪拌し氷浴で4時間攪拌した。沈殿物をろ過して回収しEtOHで洗浄し、減圧下80℃で乾燥すると、3−クロロ−N−[シス−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミドメタンスルホン酸塩(1.41g)が白色固体として得られた。
ESI MS m/e 406, M (フリー) + H+; 1H NMR (300 MHz, CDCl3) δ1.60-2.03 (m, 8 H), 2.25 (s, 3 H), 2.89 (s, 3 H), 3.30 (s, 6 H), 4.07-4.30 (m, 2 H), 7.13-7.29 (m, 2 H), 7.38-7.49 (m, 1 H), 7.81-7.89 (m, 1 H), 7.96-8.05 (m, 1 H), 8.07 (dd, J = 7.1, 2.3 Hz, 1 H), 12.07-12.23 (m, 1 H).
検定手順
(実施例3399)
GPCRの構成的活性の定量検定
A.細胞内IP蓄積検定
1日目、通常1ウェル当たり1×10個の割合で(ただしこの数字(his umber)は最適化してよい)、形質移入する細胞を24穴プレート上に播種してよい。2日目、最初に、1ウェル当たり0.25ugのDNA(たとえば、受容体をコードするポリヌクレオチドを含むpCMVベクター又はpCMVベクター)を含む50ulの血清不含DMEMと、1ウェル当たり2ulのリポフェクタミンを含む50μLの血清不含DMEMを混合することによって細胞を形質移入することができる。溶液を丁寧に混合し室温で15〜30分間インキュベートする。細胞を0.5mLのPBSで洗浄し、400μLの血清不含培地を形質移入培地と混合し細胞に加える。次いで、細胞を37℃/5%CO下で3〜4時間培養し、次いで形質移入培地を除去し、1ウェル当たり1mLの通常の増殖培地と交換する。3日目、細胞をH−ミオイノシトールで標識する。手短に言えば、培地を除去し細胞を0.5mLのPBSで洗浄する。次いで、1ウェル当たり0.5mLのイノシトール不含/血清不含培地(GIBCO BRL)を、1ウェル当たり0.25μCiのH−ミオイノシトールと共に加え、細胞を37℃/5%CO下で16〜18時間o/nで培養する。4日目、細胞を0.5mLのPBSで洗浄し、0.45mLの検定培地を加えて最終濃度を10μMにする。この検定培地には、イノシトール不含/血清不含培地10μM、パージリン10mM、塩化リチウム、又は0.4mLの検定培地、及び50ulの10倍ケタンセリン(ket)が含まれる。次いで、細胞を37℃30分間培養する。次いで、細胞を0.5mLのPBSで洗浄し、1ウェル当たり200ulの新鮮な氷冷停止溶液(1MのKOH、18mMのホウ酸Na、3.8mMのEDTA)を加える。5〜10分間又は細胞が溶解するまで溶液を氷中に置き、次いで200μLの新鮮な氷冷中和溶液(7.5%HCL)で中和する。次いで、可溶化液を1.5mLのエッペンドルフ試験管に入れ、試験管当たり1mLのクロロホルム/メタノール(1:2)を加える。溶液を15秒間ボルテックスにかけ上部相をバイオラド社製AG1−X8(商標)陰イオン交換樹脂(100〜200メッシュ)に通す。まず、樹脂を水(1:1.25W/V)で洗浄し上部相0.9mLをカラム上部に注入する。カラムを10mLの5mM−ミオイノシトール、及び10mLの、5mM−ホウ酸Na/60mM−ギ酸Naで洗浄する。10mLのシンチレーションカクテルと2mLの0.1M−ギ酸/1M−ギ酸アンモニウムが含まれるシンチレーションバイアル中にイノシトールトリスリン酸が溶出される。10mLの0.1M−ギ酸/3M−ギ酸アンモニウムで洗浄することによってカラムを再生させ、HOで2度すすぎ4℃の水中で保存する。
(実施例3400)
ハイスループット機能性スクリーニング:FLIPR(商標)
続いて、FLIPR(商標)(蛍光画像プレートリーダー)及びFDSS6000(商標)(機能性薬物スクリーニングシステム)と称する機能性に基づく評価法を使用してヒット化合物の活性を確かめた。この検定には非内在性、構成的に活性型のMCH受容体を利用した。
FLIPR及びFDSSアッセイは、細胞中の、細胞内Ca2+濃度を検出することができ、この濃度を利用して受容体活性を評価し、たとえばGq−共役受容体に対して候補化合物が拮抗物質、インバースアブニスト又は作動物質かどうかを決定することができる。どんな細胞でもサイトゾル中の遊離Ca2+濃度は極めて低い。これに反し細胞外液及び小胞体(ER)中の遊離Ca2+濃度は非常に高い。それによって原形質膜及びERの両方を越えてサイトゾル中へCa2+を駆動しようとする大きな勾配がある。FLIPR(商標)及びFDSS6000(商標)システム(Molecular Devices Corporation、浜松ホトニクス株式会社)は、ハイスループットスクリーニング用の細胞内カルシウムの測定など、機能細胞に基づく評価を実施するように設計されている。蛍光の測定は、Gq−共役受容体の活性化時のカルシウム遊離に関連付けられる。Gi又はGo共役受容体は、FLIPR(商標)及びFDSS6000(商標)システムによって容易にモニターされない。というのは、これらのG蛋白質はカルシウムシグナル経路に連結していないからである。
蛍光画像プレートリーダーシステムを使用して、96穴マイクロプレート(又は384穴マイクロプレート)で細胞内の蛍光の迅速で動力学的な測定が可能となった。高感度、高精度、秒単位での全ウェル中の蛍光の同時測定は、FLIPR又はFDSS6000(商標)によって行うことができる。Gq共役受容体の活性化後、数秒以内に生じる細胞内カルシウムの流れのモニターリングなど、細胞に基づく機能検定の計測にこれらのシステムは理想的である。
手短に言えば、翌日の検定用に完全培地(10%ウシ胎仔血清、2mMのL−グルタミン、1mMのピルビン酸ナトリウム及び0.5mg/mlのG418を含有するダルベッコ改変イーグル培地、pH7.4)を入れた96穴に1ウェル当たり5.5×10個の割合で細胞を播種する。検定当日、培地を除去し5%COのインキュベータ中で37℃で1時間、100μLの添加液[2.5mMのプロベニシド(Probenicid)を0.5mg/ml、及び0.2%ウシ血清アルブミン(BSA)を含む完全培地に4μMのFluo4−AMが添加されている]を用いて細胞を培養する。添加液を除去し洗浄用緩衝液[2.5mMのプロベニシド、20mMのHEPESを0.5mg/ml、及び0.2%ウシ血清アルブミン(BSA)を含むハンクス平衡塩溶液、pH7.4)]で細胞を洗浄する。異なる濃度の試験化合物を含む150μLの洗浄用緩衝液を細胞に加え、5%COのインキュベータ中で37℃で30分間細胞を培養する。異なる濃度のMCHを含む50μLの洗浄用緩衝液をそれぞれのウェルに加え、96穴プレート中の、MCHによって誘起された[Ca2+]iの一過性変化を、FLIPR又はFDSSを使用してEx.488nm及びEm.530nmで290秒間モニターする。化合物の拮抗活性を試験する場合、50nMのMCHを使用する。
FLIPR(商標)及びFDSS6000(商標)の使用は、以下の製造業者の使用説明書(Molecular Device Corporation及び浜松ホトニクス株式会社)によって実現することができる。
代表的な実施例を以下に示す。
Figure 2006124387
以下に定義する分類に従って結果を実施例の項の表及び次頁の表に示した。
クラス1:10−7Mでのコントロールに対するパーセント値が40%未満、又はIC50値が50nM未満であった。
クラス2:10−7Mでのコントロールに対するパーセント値が40%〜60%、又はIC50値が50nM〜200nMであった。
クラス3:10−7Mでのコントロールに対するパーセント値が60%超、又はIC50値が200nM超であった。
実施例2497〜2542、2588〜2689、及び3241〜3259の化合物を試験した。それらの化合物のIC50活性は約50μM未満を示した。
Figure 2006124387
(実施例3401)
受容体結合検定
本明細書に記載の方法の他に、試験化合物を評価するための別の手段は、MCH受容体への結合親和性を測定することである。一般に、この種の評価には、放射標識したMCH受容体のリガンドが必要とされる。既知のMCH受容体のリガンド及びその放射標識を使用しない場合、式(1)の化合物をラジオアイソトープで標識し、MCH受容体に対する試験化合物の親和性を評価するための評価に使用することができる。
放射標識した式(I)のMCH化合物をスクリーニング評価に使用して化合物を同定/評価することができる。概略を言えば、「放射標識した式(I)の化合物」のMCH受容体への結合を低減するために、新規に合成又は同定した化合物(すなわち、試験化合物)の、その強度を評価することができる。したがって、「放射標識した式(I)の化合物」又は放射標識したMCHリガンドを相手に、MCH受容体へ結合することを競う能力は、試験化合物のMCH受容体への結合親和性と直接に相関する。
MCHの受容体結合を測定する評価プロトコル
A.MCH受容体の調製
10ugのヒトMCH受容体及び60ulのリポフェクタミン(15cmシャーレ当たり)で一過的に形質移入した293細胞(ヒト腎臓、ATCC)を培地交換しながら24時間シャーレで増殖(75%コンフルエント)し、10mL/シャーレのHepes−EDTA緩衝液(20mMのHepes+10mMのEDTA、pH7.4)で除去する。次いで、ベックマンコールター社の遠心分離機で17,000rpm(JA−25.50ローター)で20分間細胞を遠心分離する。続いて、細胞ペレットを20mM−Hepes+1mM−EDTA、pH7.4に再懸濁し、50mLのDounceホモジナイザでホモジナイズし、再度遠心分離機にかける。上清を除去後、結合実験で使用するまでペレットを−80℃で保存してよい。評価で使用する場合、膜を氷上で20分間解凍し、次いで10mLの培養緩衝液(20mMのHepes、1mMのMgCl、100mMのNaCl、pH7.4)を加える。次いで、膜をボルテックスで攪拌して未精製の膜ペレットを再懸濁し、Brinkmann PT−3100 Polytronホモジナイザを6にセットして15秒間ホモジナイズした。BRL Bradford蛋白質検定を使用して膜蛋白質の濃度を定量する。
B.結合検定
総結合用に、総容量50ulの適切に希釈した膜[50mM−トリスHCl(pH7.4)、10mM−MgCl、及び1mM−EDTA;5−50ugの蛋白質を含む検定緩衝液で希釈]を96穴ポリプロピレンマイクロタイタープレートに添加し、続いて100ulの評価用緩衝液及び50ulの放射標識したMCHリガンドを添加する。非特異的結合用に、100ulに代えて50ulの評価用緩衝液を加え、10uM−冷MCHを50ul加えた後、50ulの放射標識したMCHリガンドを加える。次いで、室温で60〜120分間プレートをインキュベートする。Brandell96穴プレートハーベスタを用いて、マイクロプレートデバイスGF/C Unifilter(登録商標)ろ過プレートにより検定プレートをろ過することによって結合反応を停止させ、続いて0.9%NaClを含む50mM−冷トリスHCl、pH7.4で洗浄する。次いで、ろ過プレートの底部を密封し、50μLのOptiphase Supermixをそれぞれのウェルに加え、プレートの上部を密封しTrilux MicroBetaシンチレーションカウンタでプレートをカウントした。化合物の競合研究用には、100μLの検定緩衝液を加える代わりに、100μLの適切に希釈した試験化合物を適当なウェルに加え、続いて50μLの放射標識したMCHリガンドを添加する。
C.計算法
初めに、試験化合物を1μM及び0.1μMで評価し、次いで中用量で放射標識したMCHリガンドの結合の約50%阻害(すなわち、IC50)が引き起こされるように濃度範囲を選択する。試験化合物不在下の特異的結合(B)は、総結合(B)から非特異的結合(NSB)を差し引いた差であり、同様に(試験化合物の存在下の)特異的結合(B)は、置換結合(B)から非特異的結合(NSB)を差し引いた差である。IC50を、阻害応答曲線、B/B百分比:試験化合物濃度のlogit−logプロットから決定する。
をCheng及びPrustoff変換によって算出する。
=IC50/(1+[L]/K
その際、[L]は、評価で使用した放射標識したMCHリガンドの濃度であり、Kは同じ結合条件下で個々に決定した放射標識したMCHリガンドの解離定数である。
本明細書中で記載又は言及した個々の特許、出願、出版刊行物、及び他の公にされた文書は、その全体を参照により本明細書に組み込むものとする。
本発明の好ましい実施形態には多数の変更及び修正を加えることができ、本発明の精神から逸脱することなしに、そのような変更及び修正を行うことができることは当業者には理解されよう。したがって、本発明の真の精神及び範囲内に属するような同等の変形形態の全てを添付の特許請求は包含するものとする。

Claims (105)

  1. 式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、MCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤:
    Figure 2006124387

    [式中、
    Qは、
    Figure 2006124387

    であり、
    は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ヘテロシクリル、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ、
    ・カルボシクリルオキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、
    ・・アミノ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、
    ・・・カルボキシ、
    ・・・オキソ、
    ・・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・・炭素環式アリールカルボニルアミノ、及び
    ・・・ハロゲンで置換された炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、
    ・・アミノ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・置換ヘテロシクリル−エチリデンアミノオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、
    ・・アミノ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、
    ・・アミノ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・モノ−ヘテロシクリルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−ヘテロシクリルアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、
    ・・アミノ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・ジ−ヘテロシクリルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−ヘテロシクリルアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、
    ・・アミノ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、及び
    ・・・カルボキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルカルボニルアミノ:
    ・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・・炭素環式アリールカルボニルアミノ、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・ヘテロシクリルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ:
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・・ハロゲン、及び
    ・・・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールチオ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルフィニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルチオ:
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・シアノ、
    ・・ニトロ、
    ・・アミノ、
    ・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、
    ・・・カルボキシ、
    ・・・カルバモイル、
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・・・ハロゲン、
    ・・・・ニトロ、
    ・・・・C1〜5アルキル、
    ・・・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・・・ハロゲン、
    ・・・・ニトロ、
    ・・・・C1〜5アルキル、
    ・・・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・・ハロゲン、及び
    ・・・炭素環式アリール、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・以下からなる群から選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ニトロ、
    ・・・C1〜5アルキル、
    ・・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・以下からなる群から選択された置換基で置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ニトロ、
    ・・・C1〜5アルキル、
    ・・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・メルカプト、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・・C3〜6シクロアルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・シアノ、
    ・・ニトロ、
    ・・アミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、
    ・・・カルボキシ、及び
    ・・・カルバモイル、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜8アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜8アルケニル:
    ・ハロゲン、
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (iii)C2〜5アルキニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
    (iv)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ヒドロキシ、
    ・・オキソ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリール、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (v)C3〜6シクロアルケニル、及び
    1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルケニル、
    (vi)カルボシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・ヒドロキシ、及び
    ・ニトロ、
    (vii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜10アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・オキソ、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノ−N−オキシ、
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノ−N−オキシ、
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・カルボシクリルイミノ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたカルボシクリルイミノ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・C1〜5アルコキシで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・C1〜5アルコキシで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・C1〜5アルコキシで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・C1〜5アルコキシで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・C1〜5アルキル、及び
    ・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・ヘテロシクリル、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、
    ・C2〜5アルケニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
    ・C1〜9アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜9アルコキシ:
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ハロゲン、
    ・・カルボキシ、
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    ・・ヘテロシクリル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヘテロシクリル、及び
    ・・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・・・ハロゲン、
    ・・・・C1〜5アルキル、及び
    ・・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・シアノ、
    ・・ニトロ、
    ・・アミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、
    ・・・カルボキシ、及び
    ・・・カルバモイル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・シアノ、
    ・・ニトロ、
    ・・アミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、
    ・・・カルボキシ、及び
    ・・・カルバモイル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・(炭素環式アリール)S(O)O、
    ・カルボキシ、
    ・カルバモイル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・炭素環式アリールアゾ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールチオ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・アミノスルホニル、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ヘテロシクリルスルホニル、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・C1〜7アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜7アルキル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、及び
    (viii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・カルボキシ、
    ・カルバモイル、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・アミノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・オキソ、
    ・・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・・ハロゲン、及び
    ・・・ニトロ、
    ・・ヘテロシクリル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・C1〜5アルキル、及び
    ・・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・シアノ、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・アミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、
    ・・・カルボキシ、及び
    ・・・カルバモイル、
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・C3〜6シクロアルキル、
    ・・C2〜5アルケニル、
    ・・C2〜5アルキニル、
    ・・カルボキシ、
    ・・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・・モノ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニル、
    ・・ジ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニル、
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニルアミノ、
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニルアミノ、
    ・・モノ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニルアミノ、
    ・・ジ−C3〜6シクロアルキルアミノカルボニルアミノ、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・C1〜5アルキルスルフィニル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルスルフィニル、
    ・・C1〜5アルキルスルホニル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルスルホニル、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・カルボキシ、
    ・・カルバモイル、
    ・・シアノ、
    ・・アミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・ハロゲン、
    ・・・ヒドロキシ、
    ・・・カルボキシ、及び
    ・・・カルバモイル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルスルフィニル、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルフィニル、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・C1〜5アルコキシカルボニル;
    は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、−NHNH、−NHNHBoc、−N(R2a)(R2b)、モルホリノ、4−アセチル−ピペラジル、又は4−フェニル−ピペラジルからなる群から選択され、
    2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル、C3〜6シクロアルキル、又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・カルボキシ、
    ・カルバモイル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・アミノ、
    ・−NHBoc,
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・−SONH
    ・ヘテロシクリル、並びに
    3〜6シクロアルキル、炭素環式アリール、以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、及び
    ・式(V)の基:
    Figure 2006124387

    ここで、Bocは、カルバミン酸tert−ブチルエステルであり、Gは、C1〜5アルキル又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルであり:
    ・炭素環式アリール、
    ・ハロゲン化炭素環式アリール、及び
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール;
    又はQが式(II)であり、Yが単結合若しくは−CH−であるとき、Rは、メチルアミノ若しくはジメチルアミノであり;
    各Tは、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C2〜5アルケニル、C2〜5アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、炭素環式アリール、ヘテロシクリル、及び−N(R2a)(R2b)からなる群から独立に選択され;
    pは、0、1、2、3、4、又は5であり;
    Lは、式(VI)から(XXI)からなる群から選択され:
    Figure 2006124387

    式中、R及びRは、独立に水素又はC1〜5アルキルであり;A及びBは、独立に単結合、−CH−、又は−(CH−であり;
    並びに
    Yは、
    (i)Lが式(VI)から(XIII)からなる群から選択されるとき、−C(O)NR−、−C(S)NR−、−C(O)O−、−S(O)−、−C(O)−、−C(S)−、単結合、若しくは−CH−;又は
    (ii)Lが式(XIV)から(XXI)からなる群から選択されるとき、−C(O)NR−、−C(S)NR−、−C(O)O−、若しくは−OC(O)−を表わし、
    ここで、Rは水素若しくはC1〜5アルキルであり、又はYが−C(O)NR−であるとき、R及びRはそれらが結合している窒素と一緒になってヘテロシクリル基を形成し;
    炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、アントラニル、フェナントリル、又はビフェニルであり;
    カルボシクリルは、10,11−ジヒドロ−5−オキソ−ジベンゾ[a,d]シクロヘプチル、1−オキソ−インダニル、7,7−ジメチル−2−オキソ−ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、9H−フルオレニル、9−オキソ−フルオレニル、アセナフチル、アントラキノニル、C−フルオレン−9−イリデン、インダニル、インデニル、1,2,3,4−テトラヒドロ−ナフチル、又はビシクロ[2.2.1]ヘプテニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリル、1,2,3−チアジアゾリル、1,2,3−トリアゾリル、1,2−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、1,3,4−チアジアゾリル、1,3−ジオキソ−イソインドリル、1,3−ジオキソラニル、1H−インドリル、1H−ピロロ[2,3−c]ピリジル、1H−ピロリル、1−オキソ−3H−イソベンゾフラニル、2,2’,5’,2’’−テルチオフェニル、2,2’−ビチオフェニル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、2−オキソ−ピロリジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[1,4]オキサジニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、4H−ベンゾピラニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−3,4−ジヒドロ−フタラジニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9,10,10−トリオキソ−チオキサンテニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンズイミダゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、シンノリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、モルホリニル、オキサゾリル、オキソラニル、ピペラジル、ピペリジル、ピリジル、ピラゾロ[5,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジル、ピロリジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリジル、チアゾリル、チエニル、チオラニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、テトラヒドロ−チエニル、又はベンゾフラニルであり;及び
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである]。
  2. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・ニトロで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C2〜5アルケニル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜7アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (iii)C2〜5アルキニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
    (iv)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリール、
    (v)カルボシクリル、
    (vi)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・カルボキシ、
    ・カルバモイル、
    ・C1〜10アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・オキソ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
    ・C1〜7アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルコキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・炭素環式アリールアゾ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・アミノスルホニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ヘテロシクリルスルホニル、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    (vii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・アミノ、
    ・ヒドロキシ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
    カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9H−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、アダマンチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インダニル、インデニル、又はメンチルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チエニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[2,1,3]チアジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、モルホリニル、オキサゾリル、フェナントロ[9,10−d]オキサゾリル、ピペリジル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、テトラヒドロフリル、チアゾリル、又はチエニルであり;
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  3. Qは、式(II)であり;
    は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C2〜5アルケニル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜7アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (iii)C2〜5アルキニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
    (iv)C3〜6シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリール、
    (v)カルボシクリル、
    (vi)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
    ・炭素環式アリール、
    (vii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    Yが単結合又は−CH−であるとき、Rはメチルアミノ又はジメチルアミノであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
    カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インデニル、又はメンチルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項2に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  4. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜7アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルキル:
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、及び
    ・・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、
    ・炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル、及び
    ・ハロゲンで置換されたヘテロシクリル、
    (ii)C2〜7アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    (iii)C2〜5アルキニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
    (iv)C3〜6シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    (v)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、及び
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    (vi)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ヒドロキシ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、単結合又は−CH−であり;
    は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項3に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  5. pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合又は−CH−であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項4に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  6. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、及び
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、及び
    ・C1〜5アルコキシカルボニル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、アゼチジニル、又はベンゾ[1,3]ジオキソリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項5に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  7. 4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
    3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]エチル}(フェニル)アミノ]プロパンニトリル;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)エチル]アミノ}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[1−(ジフェニルメチル)アゼチジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
    −[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)キノリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[2−(アリルオキシ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチルキノリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−シクロヘキシル]−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン;
    −{4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン;
    −メチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−キノリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−キノリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−キノリン−2,4−ジアミン;
    cis−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−N’−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;及び
    cis−N−(3,5−ジクロロベンジル)−N’−(4−メチルキノリン−2−イル)シクロヘキサン−1,4−ジアミン;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  8. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・ヒドロキシ、
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・・ハロゲン、及び
    ・・・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ニトロ、
    (iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・オキソ、及び
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・炭素環式アリール、
    (iv)カルボシクリル、
    (v)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・カルボキシ、
    ・カルバモイル、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・オキソ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
    ・炭素環式アリール、
    (vi)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・ヒドロキシ、
    ・アミノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
    カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項3に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  9. は、水素、ハロゲン、メチル、トリフルオロメチル、メトキシ、カルバモイル、アミノ、メチルアミノ、又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項8に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  10. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ニトロ、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・カルバモイル、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールオキシ、及び
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・アミノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリール、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリール、及び
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、ピリジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項9に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  11. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    及び
    ・ヘテロシクリル、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、及び
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    (iii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・炭素環式アリール、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリール、及び
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、ピリジル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項10に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  12. N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    (2E)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
    3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−ヨードフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    (2E)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2,4,6−トリクロロフェノキシ)アセトアミド;
    3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェニルキノリン−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メシチル−2−オキソアセトアミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシベンズアミド;
    3−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−ニトロベンズアミド;
    3−シアノ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジフルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシブタンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシプロパンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−ヨードベンズアミド;
    3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−2,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,5−ジメチル−3−フラミド;
    3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−4−フルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    2,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]チオフェン−3−カルボキサミド;
    2,6−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
    2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    (2E)−3−(2−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アクリルアミド;
    5−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フラミド;
    5−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ヨード−2−フラミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2−ヨードフェニル)アセトアミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2−フェノキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−メトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,5−ジメトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−メトキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    5−(4−クロロ−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−ニトロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−ブロモ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    3−シアノ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
    2,2−ジフェニル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2,2−ジフェニル−アセトアミド;
    2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェニルアミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    3−ヒドロキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ビス−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−アミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
    C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    3−ヒドロキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2−アミノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2,3−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2,6−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル;
    3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    6−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    6−ジメチルアミノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    3−ヒドロキシメチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタルアミド;
    3−クロロ−5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,4,5−トリフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    ピリジン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    4−クロロ−ピリジン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    5−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−6−トリフルオロメチル−ニコチンアミド;
    3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
    3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ベンズアミド;
    2−フェノキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ニコチンアミド;
    4−メチル−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
    3,4,5−トリメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
    2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
    2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}アセトアミド;
    2,6−ジメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミド;
    N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    5−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;及び
    5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  13. 3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−ニトロベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシブタンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシプロパンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,5−ジメチル−3−フラミド;
    3−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−4−フルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
    2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ヨード−2−フラミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2−フェノキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−メトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    5−ニトロ−チオフェン−3−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,5−ジメトキシ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−メトキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−ニトロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−ブロモ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2−(2−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    3−シアノ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−クロロ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−フルオロ−3−メチル−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    9H−キサンテン−9−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−アセトアミド;
    2,2−ジフェニル−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    5−ブロモ−フラン−2−カルボン酸[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    ベンゾ[2,3,1]オキサジアゾール−5−カルボン酸[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アミド;
    3−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−シアノ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメチル−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2,2−ジフェニル−アセトアミド;
    2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(3,4−ジフルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−p−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−ブロモ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(4−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−m−トリルオキシ−ニコチンアミド;
    2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−メトキシ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3−クロロ−4−フルオロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    C−(メチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−トリフルオロメトキシ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−アミノ−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
    C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    C−(エチル−フェニル−アミノ)−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    3−ヒドロキシ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    2,4−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−イソフタラミン酸メチルエステル;
    3,5−ジフルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−クロロ−3−フルオロ−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    C−[(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[cis−4−(キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    6−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    3−クロロ−5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    3,4,5−トリフルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    4−メチル−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−アセトアミド;
    3,4,5−トリメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
    2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−アセトアミド;
    2−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−シクロヘキシル}アセトアミド;
    2,6−ジメトキシ−N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ニコチンアミド;
    N−{cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}−4−(トリフルオロメトキシ)−ベンズアミド;
    5−クロロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;及び
    5−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項12に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  14. は、C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ
    からなる群から選択され;
    Lは、式(XV)であり;
    Yは、−C(O)NR−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、又はブロモである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項3に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  15. は、C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル
    からなる群から選択され;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、又はブロモである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項14に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  16. は、メチルであり;pは、0であり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合であり;Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項14又は15に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  17. cis−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−{(1S)−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1S)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;及び
    cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  18. cis−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1S)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;及び
    cis−4−[(4−メチルキノリン−2−イル)アミノ]−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  19. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C2〜5アルケニル、
    (ii)C3〜6シクロアルキル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、及び
    ・炭素環式アリール、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリール;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)NR−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、又はイソキサゾリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項3に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  20. は、水素、メチル、メチルアミノ、又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり;Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項19に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  21. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、及び
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・C1〜5アルコキシ、
    (iii)ヘテロシクリル、
    1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、イソキサゾリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項20に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  22. N−(2−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ウレア;
    N−(2−クロロベンジル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3−メチル−5−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−1−ナフチルウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[1−(1−ナフチル)エチル]ウレア;
    N−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボニル}フェニルアラニン酸メチル;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ウレア;
    N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−メシチルウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メチル−3−ニトロフェニル)ウレア;
    N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2−tert−ブチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,3−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ウレア;及び
    1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−メチル−キノリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  23. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)カルボシクリル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・炭素環式アリール、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、及び
    ・炭素環式アリール;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(S)NR−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルであり;
    ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、イソキサゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項3に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  24. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり;Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項23に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  25. は、以下からなる群から選択され:
    (i)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    (ii)ヘテロシクリル、並びに
    1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、及び
    1〜5アルコキシカルボニルで置換されたヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、チエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項24に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  26. N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チオウレア;
    N−[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルチオウレア;
    N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;及び
    3−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)キノリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−アミノ]カルボノチオイル}アミノ)−4−メチルチオフェン−2−カルボン酸メチル;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  27. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・カルボシクリル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)C2〜5アルケニル、
    (iii)カルボシクリル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・C1〜5アルコキシ;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)O−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、9H−フルオレニル又はメンチルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項3に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  28. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項27に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  29. Qは、式(III)であり;
    は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C2〜5アルケニル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜7アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (iii)C2〜5アルキニル、
    (iv)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリール、
    (v)カルボシクリル、
    (vi)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜10アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
    ・C1〜7アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルコキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・カルボキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・炭素環式アリールアゾ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノで置換された炭素環式アリールアゾ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・アミノスルホニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ヘテロシクリルスルホニル、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    (vii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
    カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9H−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、アダマンチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インダニル、インデニル、又はメンチルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チエニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[2,1,3]チアジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、モルホリニル、オキサゾリル、フェナントロ[9,10−d]オキサゾリル、ピペリジル、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、テトラヒドロフリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項2に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  30. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜7アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルキル:
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、及び
    ・・・炭素環式アリール、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル、
    (ii)C2〜7アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    (iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、及び
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    (v)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ヒドロキシ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、単結合又は−CH−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項29に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  31. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項30に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  32. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・炭素環式アリール、及び
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、アゼチジニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、又はピラゾリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項31に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  33. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールスルホニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニルアミノ、及び
    ・炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・C1〜5アルコキシ、及び
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、及び
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、アゼチジニル、又はピラゾリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項32に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  34. −{cis−4−[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(2−エトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(1H−インドール−3−イルメチル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(2,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−ブロモ−2−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]メチル}−6−メトキシフェノール;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−2,6−ジメトキシフェノール;
    −{cis−4−[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−{cis−4−[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−{cis−4−[(3,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−{cis−4−[(ペンタメチルベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
    4−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−2,6−ジメチルフェノール;
    3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−6,8−ジメチル−4H−クロメン−4−オン;
    4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
    −[cis−4−({[3−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−[4−(ペンタメチルフェニルメチル−アミノ)−シクロヘキシル]−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}(3−メチルフェニル)アミノ]プロパンニトリル;
    3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}(フェニル)アミノ]プロパンニトリル;
    N−{(1S)−1−ベンジル−2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
    −(cis−4−{[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[1−(ジフェニルメチル)アゼチジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(1H−インドール−3−イルメチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
    −[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(3,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]−メチル}シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2,6−ジメチルフェノール;
    3−クロロ−4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)フェノール;
    −[cis−4−({[4−(ジエチルアミノ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−エトキシフェノール;
    −{cis−4−[({[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]メチル}アミノ)メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    2−ブロモ−4−クロロ−6−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)フェノール;
    −(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−メチルフェノール;
    −(cis−4−{[(4−メトキシ−2,5−ジメチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−フルオロ−6−メトキシフェノール;
    ,N−ジメチル−N−[cis−4−({[(1−フェニル−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[({[1−(4−クロロフェニル)−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−アミノ)メチル]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;及び
    −メチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  35. −(cis−4−{[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
    −[cis−4−({[3−(4−フルオロフェニル)−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    3−[{2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}(フェニル)アミノ]プロパンニトリル;
    N−{(1S)−1−ベンジル−2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]エチル}−4−メチルベンゼンスルホンアミド;
    −[cis−4−({[1−(ジフェニルメチル)アゼチジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
    −(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−[cis−4−({[(1−フェニル−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[({[1−(4−クロロフェニル)−5−プロピル−1H−ピラゾール−4−イル]メチル}−アミノ)メチル]シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;及び
    ,N−ジメチル−N−{cis−4−[(2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2,4−ジアミン;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項34に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  36. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・・ハロゲン、及び
    ・・・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・モノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノカルボニル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ニトロ、
    (iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・オキソ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    (iv)カルボシクリル、
    (v)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・ヘテロシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    (vi)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
    カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項29に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  37. はメチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項36に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  38. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・ニトロで置換された炭素環式アリール、
    (iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    (iv)カルボシクリル、
    (v)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、及び
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    (vi)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    カルボシクリルは、1−オキソ−インダニル又はインデニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2−オキソ−ベンゾピラニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項37に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  39. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、及び
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    (iii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリルで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリール、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・ニトロで置換された炭素環式アリール;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    カルボシクリルは、インデニルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2−オキソ−ベンゾピラニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピリジル、キノキサリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項38に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  40. N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ヘキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    (2R)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェニルシクロプロパンカルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
    2−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−3−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
    1−ベンジル−3−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソ−1−フェニルエチルアセテート;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    2−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
    3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,3−ジフェニルプロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(2−ヒドロキシフェニル)プロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−ヨードフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(5−メトキシ−2−メチル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−オキソインダン−1−カルボキサミド;
    2−ベンジル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−(4−メチル−2−ニトロフェニル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    3−アセチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[(4−メチルピリミジン−2−イル)チオ]アセトアミド;
    5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)アセトアミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
    ,N−ジベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)リシンアミド;
    3−(ジメチルアミノ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−(4−フルオロフェニル)−4−オキソブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−フルオロビフェニル−4−イル)プロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[4−(1−オキソ−1,3−ジヒドロ−2H−イソインドール−2−イル)フェニル]プロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−2−[({[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(3−フェニルプロプ−2−イノイル)アミノ]ベンズアミド;
    4−(4−tert−ブチルフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(7−エチル−1H−インドール−3−イル)−4−オキソブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メチル−1−(3−モルホリン−4−イルプロピル)−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−(4−ニトロフェニル)ブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(3−フェノキシフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−フェノキシフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    −ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジプロピルグルタミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フェノキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(エチルチオ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
    (2S)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フルオロビフェニル−4−イル)プロパンアミド;
    2−[(4−クロロベンジル)チオ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−{(1E)−5−フルオロ−2−メチル−1−[4−(メチルスルフィニル)ベンジリデン]−1H−インデン−3−イル}アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[4−(2−チエニルカルボニル)フェニル]プロパンアミド;
    3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メチル−1,5−ジフェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    1−{2−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)チオ]エチル}−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェニルキノリン−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メトキシ−2−フェニルアセトアミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシベンズアミド;
    3−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(エチルチオ)ニコチンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−3−フラミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
    2,6−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
    2−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−6−フルオロベンズアミド;
    2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;及び
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  41. N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシプロパンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェニル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソ−1−フェニルエチルアセテート;
    3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロ−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)キノキサリン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
    2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    3−アセチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジメトキシフェニル)アセトアミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(7−メトキシ−2−オキソ−2H−クロメン−4−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−2−[({[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}カルボニル)アミノ]−ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[(3−フェニルプロプ−2−イノイル)アミノ]ベンズアミド;
    4−(4−tert−ブチルフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(7−エチル−1H−インドール−3−イル)−4−オキソブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−メチル−1−(3−モルホリン−4−イルプロピル)−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−(4−ニトロフェニル)ブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    −ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジプロピルグルタミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−3−フェノキシベンズアミド;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−{(1E)−5−フルオロ−2−メチル−1−[4−(メチルスルフィニル)ベンジリデン]−1H−インデン−3−イル}アセトアミド;
    3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(エチルチオ)ニコチンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−5−メチル−2−(トリフルオロメチル)−3−フラミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;及び
    2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項40に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  42. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、及び
    ・ヘテロシクリル、
    (ii)C3〜6シクロアルキル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    (iii)カルボシクリル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜7アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、及び
    ・炭素環式アリール、
    (v)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシカルボニル、及び
    ・炭素環式アリール;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)NR−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、インダニル、アダマンチル、又は9H−フルオレニル;
    ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4H−ベンゾ[1,3]ジオキシニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、ピペリジル、ピリジル、又はチエニルであり;
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項29に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  43. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり:Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項42に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  44. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、及び
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、及び
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    (iii)ヘテロシクリル、並びに
    1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、イソキサゾリルであり;
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項43に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  45. N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−メシチルウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(2−クロロベンジル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エチルフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(3−メチル−5−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−1−ナフチルウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−[1−(1−ナフチル)エチル]ウレア;
    N−(2,4−ジブロモフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(2,4−ジクロロベンジル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エトキシフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−フルオロベンジル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ウレア;
    N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロベンジル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)ウレア;
    N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(5−メチル−3−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
    N−(2,3−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−メチルフェニル)ウレア;
    N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,5−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−(2,5−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,6−ジメチルフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]アミノ}カルボニル)ロイシン酸エチル;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−メシチルウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
    N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2−tert−ブチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,3−ジメチル−6−ニトロフェニル)ウレア;
    N−(2,6−ジブロモ−4−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,6−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;及び
    1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5,6,7,8−テトラヒドロ−キナゾリン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  46. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、
    (ii)C2〜5アルキニル、
    (iii)C2〜5アルケニル、
    (iv)C3〜12シクロアルキル、
    (v)カルボシクリル、
    (vi)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜10アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・オキソ、
    ・カルボキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールアゾ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールアゾ:
    ・・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・アミノスルホニル、
    ・ヘテロシクリルスルホニル、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    ・炭素環式アリール、及び
    ・ヘテロシクリル、
    (vii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・炭素環式アリール、及び
    ・ヘテロシクリル;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(S)NR−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、インダニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプテニル、又はアダマンチルであり;
    ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4,5,6,7−テトラヒドロ−ベンゾ[b]チエニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]チアジアゾリル、フリル、イソキサゾリル、モルホリニル、オキサゾリル、フェナントロ[9,10−d]オキサゾリル、ピペリジル、ピラゾリル、ピリジル、テトラヒドロフリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項29に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  47. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり:Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項46に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  48. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項47に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  49. N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チオウレア;
    N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)チオウレア;
    N−(4−ブロモ−2−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−ヨードフェニル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−メシチルチオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,4−ジメチルフェニル)チオウレア;
    N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロ−2−メチルフェニル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(4−メトキシ−2−メチルフェニル)チオウレア;
    N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2−エトキシフェニル)チオウレア;
    N−[4−ブロモ−2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(4−クロロ−2,5−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;及び
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6,7,8−テトラヒドロキナゾリン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N’−(2,2−ジフェニルエチル)チオウレア;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  50. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・カルボシクリル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)C2〜5アルケニル、
    (iii)カルボシクリル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・C1〜5アルコキシ;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)O−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、9H−フルオレニル又はメンチルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項29に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  51. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項50に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  52. Qは、式(IV)であり;pは、0であり;
    は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・ニトロで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C2〜5アルケニル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜7アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (iii)C2〜5アルキニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
    (iv)C3〜6シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・オキソで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリール、
    (v)カルボシクリル、
    (vi)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    (vii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
    カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−フルオレニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、インデニル、又はメンチルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項2に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  53. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜7アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜7アルキル:
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ:
    ・・シアノ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)C2〜7アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜7アルケニル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリール、
    (iii)C2〜5アルキニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、及び
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    (v)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、単結合又は−CH−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、4−オキソ−ベンゾピラニル、9H−カルバゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イミダゾ[2,1−b]チアゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項52に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  54. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項53に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  55. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C2〜5アルケニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・シアノで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・シアノで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノ、
    (iii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、9H−カルバゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ピラゾリル、又はピリジルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項54に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  56. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C2〜5アルケニル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルケニル、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C2〜5アルケニルオキシ、
    (iii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、及び
    ・ハロゲン化C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、1H−インドリル、9H−カルバゾリル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、又はピラゾリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項55に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  57. −(cis−4−{[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[5−(4−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]メチル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
    −(cis−4−{[(2,6−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(2−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
    −[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,3,4−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(3,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2,6−ジメチルフェノール;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[4−(ジエチルアミノ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(4−イソプロポキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2−エトキシフェノール;
    −{cis−4−[({[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]メチル}アミノ)メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,4−ジメトキシ−3−メチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,4−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[2−(アリルオキシ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−[cis−4−({[(1−メチル−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}−メチル)シクロヘキシル]ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3−ブロモ−4,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(4−メトキシ−3−メチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2−ブロモ−4,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(4−メトキシ−2,5−ジメチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    3−[[4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]アミノ}メチル)フェニル](メチル)アミノ]プロパンニトリル;
    −{cis−4−[({4−[(4−ブロモベンジル)オキシ]ベンジル}アミノ)メチル]シクロヘキシル}−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[4−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−シクロヘキシル]−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;及び
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  58. 4,6−ジクロロ−3−{[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アミノ]メチル}−1H−インドール−2−カルボン酸エチル;
    −[cis−4−({[(4−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(2−メトキシ−1−ナフチル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    4−ブロモ−2−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アミノ}メチル)−6−メトキシフェノール;
    −[cis−4−({[(5−ブロモ−1H−インドール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,3,4−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3−エトキシ−4−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[({3−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−イル}メチル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2−ヨード−6−メトキシフェノール;
    4−({[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−アミノ}メチル)−2,6−ジメチルフェノール;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−2,4−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(9−エチル−9H−カルバゾール−3−イル)メチル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,3−ジフェニルプロプ−2−エン−1−イル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,6−トリメトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(5−ブロモ−2−エトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,4−ジメトキシ−3−メチルベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(2,5−ジエトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3,5−ジブロモ−2−メトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    ,N−ジメチル−N−(cis−4−{[(2,4,5−トリエトキシベンジル)アミノ]メチル}−シクロヘキシル)ピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[2−(アリルオキシ)ベンジル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −[cis−4−({[(7−メトキシ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]アミノ}メチル)−シクロヘキシル]−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −(cis−4−{[(3−ブロモ−4,5−ジメトキシベンジル)アミノ]メチル}シクロヘキシル)−N,N−ジメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[2−(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−フェニル)−エチルアミノ]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;及び
    −{cis−4−[(4−ブロモ−2−トリフルオロメトキシ−ベンジル)アミノ−メチル]−シクロヘキシル}−N,N−ジメチル−ピリミジン−2,4−ジアミン;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項57に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  59. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルオキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルチオ:
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・・ハロゲン、及び
    ・・・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・ヘテロシクリルチオ、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・ニトロで置換されたヘテロシクリルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・C3〜6シクロアルケニル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ニトロ、
    (iii)C3〜6シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜6シクロアルキル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・オキソ、及び
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・炭素環式アリール、
    (iv)カルボシクリル、
    (v)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、
    ・・炭素環式アリールオキシ、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・アミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・ハロゲン化C1〜5アルコキシで置換された(炭素環式アリール)NHC(O)NH、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・シアノで置換された炭素環式アリールチオ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
    ・炭素環式アリール、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリール、
    (vi)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C2〜5アルケニルチオ、
    ・炭素環式アリールチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル、ナフチル、又はアントラニルであり;
    カルボシクリルは、1,2,3,4−テトラヒドロナフチル、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−1−オキソ−イソインドリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2,4−ジヒドロ−3−オキソ−ピラゾリル、2H−ベンゾピラニル、2−オキソ−ベンゾピラニル、4−オキソ−1,5,6,7−テトラヒドロ−インドリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、ベンゾフリル、ベンゾチアゾリル、フリル、イミダゾリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、ピリミジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項52に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  60. は、水素、トリフルオロメチル、メトキシ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルアミノ、エチルメチルアミノ、又はヒドロキシルエチルメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項59に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  61. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・炭素環式アリールカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C3〜6シクロアルキル、
    ・カルボシクリル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたカルボシクリル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C2〜5アルケニル、及び
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・C1〜5アルキルスルフィニルで置換された炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・・オキソ、
    ・・・炭素環式アリール、及び
    ・・・ヘテロシクリル、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ニトロ、
    (iii)カルボシクリル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・ハロゲン、
    ・・オキソ、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC2〜5アルキニルカルボニルアミノ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    (v)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリール、
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、及び
    ・・ヘテロシクリル、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、1−オキソ−インダニル、9−オキソ−9H−フルオレニル、又はインデニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、2H−ベンゾピラニル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イソキサゾリル、モルホリノ、ピラゾリル、ピリジル、キノリル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項60に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  62. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・オキソ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたジ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ヒドロキシ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリル、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・炭素環式アリール、及び
    ・・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (ii)C2〜5アルケニル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC2〜5アルケニル:
    ・炭素環式アリール、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリール、
    (iii)カルボシクリル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルコキシで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたモノ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・炭素環式アリールで置換されたジ−C1〜5アルキルアミノカルボニル、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、及び
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノスルホニル、
    (v)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・・C1〜5アルキルチオ、
    ・・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、及び
    ・・ハロゲン化炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルで置換された炭素環式アリールオキシ、
    ・炭素環式アリール、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    ・ニトロで置換された炭素環式アリール、及び
    ・ヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、1−オキソ−インダニルであり;
    ヘテロシクリルは、1,2,3−トリアゾリル、1H−インドリル、1H−ピロリル、2,3−ジヒドロ−ベンゾフリル、9H−キサンテニル、ベンゾ[2,1,3]オキサジアゾリル、ベンゾ[1,2,5]オキサジアゾリル、ベンゾ[b]チエニル、フリル、イソキサゾリル、ピリジル、キノキサリル、チアゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項61に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  63. N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチル−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジメチル−3−フラミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    2,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−3−カルボキサミド;
    1−ベンジル−3−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1−ナフチル)アセトアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)シクロペンタンカルボキサミド;
    3−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−キノキサリン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(ペンタフルオロフェノキシ)アセトアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−[(ジプロピルアミノ)スルホニル]ベンズアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
    2−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
    3−tert−ブチル−1−(2,4−ジクロロベンジル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−ピラゾール−5−カルボキサミド;
    6−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2H−クロメンe−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
    5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ヨード−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(4−メチル−2−ニトロフェニル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    1−ベンジル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1H−インドール−3−カルボキサミド;
    3−アセチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオフェン−2−カルボキサミド;
    2−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    ,N−ジベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)リシンアミド;
    3−(ジメチルアミノ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(5−メチル−2−フェニル−1,3−チアゾール−4−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
    4−(4−ブロモフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソブタンアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−[(3−フェニルプロプ−2−イノイル)アミノ]ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1−(3−モルホリン−4−イルプロピル)−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(4−ニトロフェニル)ブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    −ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−N,N−ジプロピルグルタミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フェノキシベンズアミド;
    3−ベンゾイル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(エチルチオ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[(1R)−1−(1−ナフチル)エチル]フタルアミド;
    (2S)−2−(3−ベンゾイルフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパンアミド;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{(1E)−5−フルオロ−2−メチル−1−[4−(メチルスルフィニル)ベンジリデン]−1H−インデン−3−イル}アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[4−(2−チエニルカルボニル)フェニル]プロパンアミド;
    3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1,5−ジフェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    1−{2−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)チオ]エチル}−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェノキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フェニルキノリン−4−カルボキサミド;
    2−[4−(4−クロロフェニル)−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−イル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−[(4−メチルフェニル)スルホニル]−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−(3−ニトロフェニル)−2−フラミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(イソプロピルスルホニル)−5−(メチルチオ)チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨード−4−(イソプロピルスルホニル)−5−(メチルチオ)チオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メシチル−2−オキソアセトアミド;
    3,5−ジ−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−ヒドロキシベンズアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−フェニルアクリルアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−ニトロベンズアミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
    3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    2,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]−5−フルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェノキシブタンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェニルブタンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(3−メトキシフェニル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    2−(2−ブロモフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(1−ナフチル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−9−オキソ−9H−フルオレン−4−カルボキサミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,4,6−トリメチルベンズアミド;
    2,4,6−トリクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    (2E)−3−(2−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アクリルアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,3−ジフェニルプロパンアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−5−ヨード−2−フラミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−オキソインダン−1−カルボキサミド;
    2−ベンジル−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]ベンズアミド;
    2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−9H−キサンテン−9−カルボキサミド;
    2−(1−ベンゾチエン−3−イル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
    C−[cis−(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ニコチンアミド;
    3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−3,4−ジフルオロ−ベンズアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3−メトキシ−フェノキシ)−アセトアミド;及び
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  64. 3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,1,3−ベンズオキサジアゾール−5−カルボキサミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ヨードベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチル−2−フェニル−2H−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)−5−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−キノキサリン−2−カルボキサミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)アセトアミド;
    3−(2,6−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−[(ジプロピルアミノ)スルホニル]ベンズアミド;
    2−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−チエニル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド;
    5−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
    2−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    4,5−ジブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1H−インドール−3−イル)−4−オキソ−4−フェニルブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(1−メチル−1H−インドール−3−イル)−4−(4−メチルフェニル)−4−オキソブタンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フェニル−1H−インドール−3−イル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(エチルチオ)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N,N−ビス[(1S)−1−フェニルエチル]フタルアミド;
    3−(ベンジルオキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1,5−ジフェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    1−{2−[(2−クロロ−6−フルオロベンジル)チオ]エチル}−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−5−フェニル−1H−ピロール−3−カルボキサミド;
    2−[4−(4−クロロフェニル)−2−フェニル−1,3−チアゾール−5−イル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−ニトロチオフェン−3−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−メチル−4−ニトロ−1H−ピロール−2−カルボキサミド;
    3,5−ジ−tert−ブチル−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)−4−ヒドロキシベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−フェニルブタンアミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(4−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(1−ナフチル)アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−(2,3,6−トリクロロフェニル)アセトアミド;
    (2E)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−メチル]−3−(3−ニトロフェニル)アクリルアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−オキソインダン−1−カルボキサミド;
    2,2−ビス(4−クロロフェニル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチル−4−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メトキシ−4−ニトロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−2−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]アセトアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−9H−キサンテン−9−カルボキサミド;
    2−(1−ベンゾチエン−3−イル)−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]アセトアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(4−フルオロ−フェノキシ)−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
    C−[cis−(4−クロロ−フェニル)−エチル−アミノ]−N−[4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
    2−(3,4−ジクロロ−フェノキシ)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−(3−メトキシ−フェノキシ)−アセトアミド;及び
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−C−(エチル−フェニル−アミノ)−アセトアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項63に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  65. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・C2〜5アルケニル、
    (ii)C3〜6シクロアルキル、
    炭素環式アリールで置換されたC3〜6シクロアルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、及び
    ・炭素環式アリール、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・炭素環式アリール;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)NR−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]ジオキセピニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、又はイソキサゾリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項52に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  66. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり:Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項65に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  67. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルキル、
    (ii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、及び
    ・C3〜6シクロアルコキシ、
    (iii)ヘテロシクリル、並びに
    1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたヘテロシクリル;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、イソキサゾリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項66に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  68. N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[1−(1−ナフチル)エチル]ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)ウレア;
    N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(2,6−ジブロモ−4−イソプロピルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[3−(シクロペンチルオキシ)−4−メトキシフェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,6−ジメチルフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−メシチルウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,6−ジエチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−エチル−6−イソプロピルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−イソプロピル−6−メチルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メチル−3−ニトロフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−プロピルフェニル)ウレア;
    N−(2−tert−ブチル−6−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2−tert−ブチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(3−クロロ−2−メチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(ジフェニルメチル)ウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(3−メチル−5−フェニルイソキサゾール−4−イル)ウレア;
    N−(3,5−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,3−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,6−ジイソプロピルフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2,3−ジメチル−6−ニトロフェニル)ウレア;
    N−(2,6−ジブロモ−4−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(2,6−ジクロロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メトキシ−5−メチルフェニル)ウレア;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−N’−(2−メチル−6−ニトロフェニル)ウレア;
    N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    N−(3,5−ジフルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;及び
    N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−N’−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ウレア;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  69. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜5アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)カルボシクリル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・炭素環式アリール、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、及び
    ・炭素環式アリール;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(S)NR−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、ビシクロ[2.2.1]ヘプチルであり;
    ヘテロシクリルは、2,3−ジヒドロ−ベンゾ[1,4]ジオキシニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、イソキサゾリル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項52に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  70. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−であり;Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項69に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  71. は、炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・モノ−C1〜5アルキルアミノ、及び
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノからなる群から選択され、
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項70に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  72. N−(4−シアノフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}−シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3,4,5−トリメトキシフェニル)チオウレア;
    N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]−アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−[4−(ジメチルアミノ)−1−ナフチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリブロモフェニル)チオウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−メシチルチオウレア;
    N−(4−ブロモ−2,6−ジメチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(5−クロロ−2,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    N−(2,4−ジブロモ−6−フルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;及び
    N−(2,4−ジクロロ−6−メチルフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)チオウレア;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  73. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜8アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜8アルキル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールで置換されたC1〜5アルコキシ、
    ・カルボシクリル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)C2〜5アルケニル、
    (iii)カルボシクリル、
    (iv)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・C1〜5アルコキシ;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)O−であり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    カルボシクリルは、9H−フルオレニル又はメンチルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項52に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  74. は、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;pは、0であり;R及びRは、水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項73に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  75. Qは、式(IV)であり;pは、1又は2であり;
    は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・ヒドロキシ、
    ・オキソ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルフィニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、及び
    ・ヘテロシクリル、
    (ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜10アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ヒドロキシ、
    ・C1〜9アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜9アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール、
    ・カルボキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C1〜5アルキルスルフィニル、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    ・炭素環式アリール、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・アミノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・ヘテロシクリルスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルスルホニル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C1〜5アルキルスルフィニル、
    ・炭素環式アリールスルフィニル、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    は、アミノ、C1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル又はC3〜6シクロアルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリニル、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項2に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  76. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・オキソ、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    (ii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・炭素環式アリールスルフィニル、及び
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、単結合又は−CH−であり;
    は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、ピラジニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、又はブロモである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  77. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・炭素環式アリールスルフィニル、及び
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル、
    は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、ピラジニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ又はブロモである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項76に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  78. は、ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・炭素環式アリールスルフィニル、及び
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルフィニル
    からなる群から選択され:
    は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、ピラジニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項77に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  79. pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項76から78までのいずれか一項に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  80. −{cis−4−[(3,5−ジメトキシベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(3−ブロモベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    −{cis−4−[(3,4−ジフルオロベンジル)アミノ]シクロヘキシル}−N,N,5,6−テトラメチルピリミジン−2,4−ジアミン;及び
    −[cis−4−({6−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]ピラジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミン;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  81. −[cis−4−({6−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]ピラジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−N,N,5−トリメチルピリミジン−2,4−ジアミンである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  82. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・ヒドロキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルフィニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    (ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜10アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ヒドロキシ、
    ・C1〜9アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜9アルコキシ、
    ・カルボキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、
    ・ジ−C1〜5アルキルアミノ、
    ・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
    ・C1〜5アルキルスルホニル、及び
    ・炭素環式アリール、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・アミノ、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・ヘテロシクリルスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルスルホニル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・C1〜5アルキルスルフィニル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)−であり;
    は、アミノ、C1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル又はC3〜6シクロアルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピリジル、ピリミジル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  83. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・ヒドロキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルフィニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜10アルキル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜10アルキル:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・ヒドロキシ、
    ・C1〜9アルコキシ、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜9アルコキシ、
    ・カルボキシ、
    ・C1〜5アルコキシカルボニル、及び
    ・C1〜5アルキルスルホニル、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・ハロゲンで置換されたヘテロシクリルオキシ、
    ・ヘテロシクリルスルホニル、
    ・C1〜5アルキルで置換されたヘテロシクリルスルホニル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・ハロゲンで置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルホニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    は、C1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、イソキサゾリル、オキサゾリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項82に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  84. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・ヒドロキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・ヘテロシクリルオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリルオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・モノ−炭素環式アリールアミノ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたモノ−炭素環式アリールアミノ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・C1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリールスルフィニル、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールスルフィニル:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・シアノ、
    ・ニトロ、
    ・C1〜10アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
    ・C1〜9アルコキシ、及び
    ・ハロゲンで置換されたC1〜9アルコキシ、
    (iv)ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜5アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、
    ・C1〜5アルキルチオ、
    ・炭素環式アリールスルホニル、
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリールスルホニル、
    は、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、ベンゾ[1,3]ジオキソリル、フリル、ピラゾリル、ピリジル、又はチエニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項83に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  85. pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;Aは、単結合であり;Bは、単結合又は−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項82から84までのいずれか一項に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  86. N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3−メチルベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
    N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4,5−トリメトキシベンズアミド;
    N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(4−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(2−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−ヨードフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−エチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−[cis−4−({4−[エチル(メチル)アミノ]−5−メチルピリミジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(2−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−(3−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]アセトアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
    2−(2,3−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド;
    2−[(2−クロロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−[(3−ブロモフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,3,4−トリフルオロベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    2−[(3,4−ジクロロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[3−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(イソプロピルチオ)ニコチンアミド;
    2−(tert−ブチルチオ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(メチルスルホニル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メトキシベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルイソキサゾール−3−カルボキサミド;
    2−(3,5−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチル−1,3−オキサゾール−4−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,6−ジメトキシニコチンアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルチオフェン−2−カルボキサミド
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−6−(トリフルオロメチル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−エトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−エチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
    1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
    1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−[2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシ−1−(トリフルオロメチル)エチル]ベンズアミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパンアミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メトキシフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
    −(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    −(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)グリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
    −(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    −(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メトキシフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
    2−[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    trans−2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−[(4−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−[(3−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−[(4−ブロモフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[4−(トリフルオロメチル)フェニル]スルホニル}ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ}アセトアミド;
    2−[(2−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−[(3−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    3,4−ジクロロ−N−{cis−4−[(4−メトキシ−5−メチルピリミジン−2−イル)アミノ]シクロヘキシル}ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
    3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(5−メチル−4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド;及び
    2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  87. N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]−3−メチルベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−[(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)メチル]ベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−[cis−4−({[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}メチル)シクロヘキシル]ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4,5−トリメトキシベンズアミド;
    N−(4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−ニトロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフェニルアセトアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メチルフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(4−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−(4−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(2−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(4−ヨードフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−(2,3−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[5−メチル−4−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−[(3,4−ジフルオロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−[cis−4−({4−[エチル(メチル)アミノ]−5−メチルピリミジン−2−イル}アミノ)シクロヘキシル]−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(2−メトキシフェノキシ)ニコチンアミド;
    2−(2−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    2−(3−ブロモフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−フルオロフェノキシ)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(3−メトキシフェノキシ)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−[3−(トリフルオロメチル)フェノキシ]アセトアミド;
    2−(3−クロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−[(5−クロロピリジン−3−イル)オキシ]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−(4−メトキシフェニル)アセトアミド;
    2−(2,3−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシ−2−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[2−(トリフルオロメチル)フェニル]スルフィニル}アセトアミド;
    2−[(2−クロロフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    2−[(3−ブロモフェニル)スルフィニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,4−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,5−ジフルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,3,4−トリフルオロベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(イソプロピルチオ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−(プロピルチオ)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジメトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−シアノ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メトキシベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,6−ジメトキシニコチンアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−5−メチルチオフェン−2−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−フルオロ−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−4−メチルベンズアミド;
    3,5−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジフルオロベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−メチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エチルベンズアミド;
    4−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−エチルベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−イソプロポキシベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    5−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルボキサミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−エトキシベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−フラミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3,5−ジエトキシベンズアミド;
    4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    5−ブロモ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    3,4−ジクロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンズアミド;
    3−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−4−メトキシ−3−(トリフルオロメチル)ベンズアミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
    1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−メチルプロパンアミド
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    1−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロブタンカルボキサミド;
    1−(2,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メチルフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)プロパンアミド
    2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−ヒドロキシアセトアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−1−(4−メトキシフェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
    −(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    −(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)グリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
    −(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    −(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルグリシンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルグリシンアミド;
    2−(3,4−ジクロロフェノキシ)−N−(cis−4−{[4−メチル−6−(メチルアミノ)ピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)アセトアミド;
    trans−2−(4−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−(3−クロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−(3,4−ジフルオロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−(3,4−ジクロロフェニル)−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    trans−2−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)シクロプロパンカルボキサミド;
    2−[(4−クロロフェニル)スルホニル]−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ニコチンアミド;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−2−{[1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−5−イル]オキシ}アセトアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−2−フェノキシ−ニコチンアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−4−フルオロ−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−6−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
    3−クロロ−4−フルオロ−N−[cis−4−(5−メチル−4−メチルアミノ−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−ベンズアミド;
    4−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3−フルオロ−ベンズアミド;
    3−クロロ−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−5−フルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,4,5−トリフルオロ−ベンズアミド;
    N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−3,5−ジフルオロ−ベンズアミド;及び
    2−(3,4−ジフルオロ−フェニル)−N−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシル]−アセトアミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  88. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキルカルボニルアミノ、
    ・・C3〜6シクロアルキルカルボニルアミノ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    (ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC3〜12シクロアルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜10アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
    ・C1〜9アルコキシ、及び
    ・C1〜5アルキルチオ、
    (iv)ヘテロシクリル、
    Lは、式(XV)であり;
    Yは、−C(O)NR−であり;
    は、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  89. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・ニトロ、
    ・・C1〜5アルキル、
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    ・・C1〜5アルコキシ、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、
    (ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
    炭素環式アリールで置換されたC3〜12シクロアルキル、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜10アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、及び
    ・C1〜9アルコキシ;
    は、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、3,4−ジヒドロ−1H−イソキノリニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項88に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  90. pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合であり;Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75、88、及び89のいずれか一項に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  91. cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−ヨードベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(4−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[3−(トリフルオロメチル)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(4−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,5−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,3−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[2−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−フェニルエチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メチルフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−ニトロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−ニトロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−フルオロフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3−クロロフェニル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S,2R)−2−フェニルシクロプロピル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−ベンジル−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(4−フルオロベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−{(1S)−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1R)−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;及び
    cis−N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  92. cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−ヨードベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(4−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,5−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,5−ジメトキシベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)ベンジル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(4−クロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,4−ジクロロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,5−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,3−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(4−ブロモ−2−フルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(2,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メチルベンジル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[2−(トリフルオロメトキシ)ベンジル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メチルフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(4−ニトロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−(3−メトキシフェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3−クロロフェニル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S,2R)−2−フェニルシクロプロピル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1S)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−(3,4−ジフルオロベンジル)−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(4−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(3−メトキシフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1S)−1−(1−ナフチル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−[(1S)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−[(1R)−1−(2−フルオロフェニル)エチル]シクロヘキサンカルボキサミド;
    cis−N−{(1S)−1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;
    4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}−N−{(1S)−1−[2−(トリフルオロメチル)フェニル]エチル}シクロヘキサンカルボキサミド;及び
    cis−N−[(1R)−1−(4−クロロフェニル)エチル]−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキサンカルボキサミド;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  93. は、以下からなる群から選択され:
    (i)C1〜16アルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜16アルキル:
    ・炭素環式アリール、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・・ハロゲン、
    ・・C1〜5アルキル、及び
    ・・ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、
    (ii)C3〜12シクロアルキル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC3〜12シクロアルキル:
    ・炭素環式アリール、及び
    ・ハロゲンで置換された炭素環式アリール、
    (iii)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜10アルキル、
    ・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
    ・C1〜9アルコキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜9アルコキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・炭素環式アリール;
    Lは、式(VII)であり;
    Yは、−C(O)NR−であり;
    は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  94. pは、1又は2であり;各Tは、独立にC1〜5アルキルであり;Rは、水素であり;Rは、水素又はC1〜5アルキルであり;A及びBは、いずれも単結合であり;Rは、水素である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75又は93に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  95. N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(3−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−(3,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(4−メチルフェニル)ウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
    N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
    N−{1−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−1−メチルエチル}−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)シクロプロピル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−メトキシフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(3−メトキシフェニル)ウレア;
    N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
    N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
    N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(4−ブロモフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−メチルフェニル)ウレア;
    N−ベンジル−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
    N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
    N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(2−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−フェニルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;及び
    1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  96. N−(3,4−ジメトキシフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5,6−ジメチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(3−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−(3,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−(4−メチルフェニル)ウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−フルオロフェニル)−N−メチルウレア;
    N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−(3,4−ジフルオロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(3−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−(4−メトキシフェニル)−N−メチルウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−6−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−[1−(4−クロロフェニル)−1−メチルエチル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(4−フルオロフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
    N−(4−ブロモフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2−メチルフェニル)ウレア;
    N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N’−(2,4,6−トリクロロフェニル)ウレア;
    N−(2,4−ジクロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−メチル−N−[2−(トリフルオロメトキシ)フェニル]ウレア;
    N−(4−クロロフェニル)−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
    N−[3,5−ビス(トリフルオロメチル)フェニル]−N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−フェニルウレア;
    N’−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)−N−エチル−N−(3−メチルフェニル)ウレア;及び
    1−(2,3−ジクロロ−フェニル)−3−[cis−4−(4−ジメチルアミノ−5−メチル−ピリミジン−2−イルアミノ)−シクロヘキシルメチル]−ウレア;
    からなる群から選択される
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  97. は、ヘテロシクリル、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたヘテロシクリル:
    ・炭素環式アリールオキシ、
    ・以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリールオキシ:
    ・・ハロゲン、及び
    ・・C1〜5アルコキシ、からなる群から選択され、
    Lは、式(X)又は(XI)であり;
    Yは、−C(O)−であり;
    は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニルであり;
    ヘテロシクリルは、ピリジルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  98. pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;Aは、単結合であり;Bは、−CH−である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75又は97に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  99. は、以下からなる群から選択され:
    (i)炭素環式アリール、並びに
    以下からなる群から独立に選択された置換基で置換された炭素環式アリール:
    ・ハロゲン、
    ・C1〜10アルキル、及び
    ・ハロゲンで置換されたC1〜10アルキル、
    (ii)ヘテロシクリル;
    Lは、式(VII)であり;及び
    Yは、−S(O)−であり;
    は、−N(R2a)(R2b)であり、R2aは、C1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキルであり;
    ここで、炭素環式アリールは、フェニル又はナフチルであり;
    ヘテロシクリルは、フリルであり;並びに
    ハロゲンは、フルオロ、クロロ、ブロモ、又はヨードである
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  100. pは、1であり;Tは、C1〜5アルキルであり;R及びRは、いずれも水素であり;A及びBは、いずれも単結合である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項75又は99に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  101. 4−クロロ−N−(cis−4−{[4−(ジメチルアミノ)−5−メチルピリミジン−2−イル]アミノ}シクロヘキシル)ベンゼンスルホンアミド
    である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  102. は、水素、−CO Bu、又は−COBn(Bnは、ベンジル基である)から選択され;
    は、水素、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、−N(R2a)(R2b)からなる群から選択され;
    2aは、水素又はC1〜5アルキルであり、R2bは、C1〜5アルキル、C3〜6シクロアルキル、又は以下からなる群から独立に選択された置換基で置換されたC1〜5アルキルであり:
    ・ハロゲン、
    ・ヒドロキシ、
    ・カルボキシ、
    ・カルバモイル、
    ・C1〜5アルコキシ、
    ・アミノ、及び
    ・C3〜6シクロアルキル;
    あるいは、Qが式(II)であるとき、Rは、メチルアミノ又はジメチルアミノであり;
    各Tは、ハロゲン、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、アミノ、シアノ、ニトロ、C1〜5アルキル、ハロゲンで置換されたC1〜5アルキル、ヒドロキシで置換されたC1〜5アルキル、カルボキシで置換されたC1〜5アルキル、カルバモイルで置換されたC1〜5アルキル、C2〜5アルケニル、C2〜5アルキニル、C3〜6シクロアルキル、C1〜5アルコキシ、ハロゲンで置換されたC1〜5アルコキシ、炭素環式アリール、ヘテロシクリル、及び−N(R2a)(R2b)からなる群から独立に選択され;
    pは、0、1、2、3、4、又は5であり;
    Lは、式(VII)、(X)、(XI)、(XV)、(XVIII)、又は(XIX)からなる群から選択され、ここで、R及びRは、独立に水素又はC1〜5アルキルであり;A及びBは、独立に単結合又は−CH−であり;並びに
    Yは、単結合である
    式(I)の化合物、又はその薬剤として許容される塩、水和物、若しくは溶媒和物を含有する、請求項1に記載のMCH受容体拮抗作用に基づく疾患の予防又は治療剤。
  103. MCH受容体拮抗作用に基づく疾患が、記憶機能、睡眠覚醒、不安、うつ病、気分障害、発作、肥満、糖尿病、食欲及び摂食障害、心臓血管疾患、高血圧、異脂肪血症、心筋梗塞、過食症を含めた大食症、食欲不振症、躁うつ病、統合失調症、せん妄、痴呆、ストレス、認識障害、注意欠陥障害を含めた精神障害、薬物乱用障害、及びパーキンソン病、てんかんを含めた運動障害、並びに薬物依存である請求項1から102までのいずれか一項に記載の予防又は治療剤。
  104. MCH受容体拮抗作用に基づく疾患が、摂食障害、肥満、又は肥満関連障害である請求項1から102までのいずれか一項に記載の予防又は治療剤。
  105. MCH受容体拮抗作用に基づく疾患が、不安、うつ病、統合失調症、薬物依存、又はてんかんである請求項1から102までのいずれか一項に記載の予防又は治療剤。
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