JP2006123704A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Koujirou Daishiyou
康次郎 大聖
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Abstract

【課題】温度変化に起因するタイヤの取り扱いについてユーザーに注意を効果的に促すことが可能な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ表面2aに周辺温度の変化により警告情報4aを表示可能な警告情報表示手段4が設けられている。警告情報表示手段4は、タイヤ表面2aに直接設けるようにしてもよく、またラベル6に設け、そのラベル6をタイヤ表面2aに貼着するようにしてもよい。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、温度変化に起因するタイヤの取り扱いについてユーザーに注意を効果的に促すことができる空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤは、周知のように、タイヤ構成部材に種々のゴムコンパウンドを使用している。このようにゴムコンパウンドを使用する空気入りタイヤは、寒冷地では、ゴムコンパウンドの脆化温度に近いような外気温度で運搬されたり、リム組されたり、更に実車で使用されたりすると、タイヤ構成部材が脆性破壊を起こし、タイヤが損傷する。そこで、ユーザーズマニュアルなどに、タイヤの取り扱いに関する注意事項を明記し、注意を促すようにしてはいるが、十分な効果が得られていない。
他方、冬用タイヤにあっては、夏に保管する際に、温度が高温になるような場所に保管すると、タイヤ構成部材のゴムコンパウンドの硬化が促進して劣化を起こし、タイヤ性能を十分に発揮できなくなるという問題を生じる。
従来、タイヤがパンクしたり、空気が抜けたりした場合にユーザーに知らせるようにした技術の提案はなされている(例えば、特許文献1参照)が、上述したようなタイヤの取り扱いに関する問題点を解決する有効な技術の提案がなく、その解決策の提案が望まれていた。
特開昭53−11407号公報
本発明の目的は、温度変化に起因するタイヤの取り扱いについてユーザーに注意を効果的に促すことが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、タイヤ表面に周辺温度の変化により警告情報を表示可能な警告情報表示手段を設けたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、周辺温度が変化した際に警告情報表示手段により警告情報が発色してユーザーにタイヤ自体が知らせることができる。そのため、温度変化に起因するタイヤの取り扱いについてユーザーに注意を効果的に促すことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示し、1はトレッド部、2はサイドウォール部、3はビード部である。サイドウォール部2の外側表面(タイヤ表面)2aには、周辺温度の変化により警告情報4aを表示可能な警告情報表示手段4が直接設けられている。この警告情報表示手段4は、周辺温度が所定温度になると警告情報4aを発色するように構成されている。
このように周辺温度が所定温度になると発色させる手法としては、例えば、サーモトロピック液晶などを好ましく用いることができる。サーモトロピック液晶は、その分子配列の温度依存性が高く、温度変化に伴って分子配列が変化し、その変化によって反射等する可視光の波長が変化することにより変色したように見える性質を利用するものである。図示する例では、マイクロカプセル化したサーモトロピック液晶にバインダを添加してインクとし、このインクにより警告情報4aをサイドウォール部2の外側表面2a印刷している。インクが周辺温度が所定温度になると発色し、ユーザーに注意を促す。
所定温度は、タイヤ構成部材に使用されるゴムコンパウンドの脆化温度に近いような外気温度の日があるような寒冷地で使用されるタイヤの場合には、タイヤ構成部材のゴムコンパウンドの中で最も高い脆化温度より5℃〜15℃高い温度である。5°より低いと、最も高い脆化温度のタイヤ構成部材が衝撃により脆性破壊する。そのため、その前に警告する必要があり、下限値を5℃とする。15℃より高い温度では、脆性破壊の心配がないので警告する必要がない。
夏用タイヤと冬用タイヤを交換して使用する地域で使用される冬用タイヤの場合には、夏に保管する際の劣化を警告するため、所定温度が60℃〜70℃に設定される。70℃を超えると、ゴムの劣化が促進されるため、その前に警告する必要があり、上限値を70℃とする。60℃より低いと、ゴムの劣化の問題がないため警告する必要がない。
また、夏用タイヤと冬用タイヤを交換して使用するが、冬用タイヤを夏に保管しても上記のような高温にならない地域であれば、タイヤメーカー等によって推奨される、タイヤ性能を有効に発揮できる推奨温度を外れた温度とすることができる。例えば、夏用タイヤの推奨温度が7℃以上である場合には、その温度より低くなった際に夏用タイヤに設けた警告情報4aが発色するようにする。
夏用タイヤと冬用タイヤを交換して使用する地域で使用される冬用タイヤは、好ましくは、2つの警告情報表示手段4を設け、一方を夏に保管する際の劣化を警告する温度で発色し、他方を推奨温度で発色するようにするのがよい。
また、スポーツ走行等を目的としたタイヤにも、タイヤ性能を有効に発揮できる推奨温度があるため、その温度を外れた場合には警告情報表示手段4を発色させるようにするのがよい。
警告情報4aとしては、文字であっても記号であってもよく、ユーザーに警告情報となるものであれば、特に限定されない。例えば、文字を使用する場合には、寒冷地用のタイヤでは「衝撃を与えないで下さい」といった表示を発色させることができる。また、夏に保管する冬用タイヤでは「低温保管して下さい」という表示を発色させることができる。
図2は、本発明の空気入りタイヤの他の実施形態を示し、トレッド部1のトレッド面(タイヤ表面)1aに上記警告情報表示手段4を直接設けたものである。このように走行時に摩耗するトレッド面1aに設けるタイヤとしては、寒冷地で運搬されたり、リム組されたりするタイヤの場合に好ましく採用することができる。
図3,4は、本発明の空気入りタイヤの更に他の実施形態を示す。これらの実施形態では、上記警告情報表示手段4をラベル上に形成し、それをタイヤ表面に貼着するようにしたものである。
図3の空気入りタイヤでは、出荷時にトレッド面1aに貼着される、タイヤ情報を記載したタイヤラベル5の表面5a上に警告情報表示手段4が形成されている。図4の空気入りタイヤは、専用のラベル6の表面6a上に警告情報表示手段4が設けられ、そのラベル6をサイドウォール部2の外側表面2aに貼着したものである。
図4のようにサイドウォール部2の外側表面2aに警告情報表示手段4を設けたラベル6を貼着する場合、好ましくは、図5に示すように、貼着したラベル6の周囲の外側表面2aにラベル6を保護する突起7を設けるのがよく、この突起7により車両走行時に縁石等に接触してラベル6が脱落するのを防止することができる。
図5では、ラベル6の両側(タイヤ回転方向R側とその反対方向側)に保護用の突起7をそれぞれ設けるようにしたが、タイヤ回転方向R側の一方にのみ設けるようにしてもよく、またラベル6を取り囲むように全周にわたって設けてもよい。また、突起7に代えて、図6に示すように、サイドウォール部2の外側表面2aにラベル6を収容可能な凹部8を形成し、その凹部8内にラベル6を貼着するようにしてもよい。
上述した本発明によれば、周辺温度が変化した際に警告情報表示手段4により警告情報4aを発色させてユーザーにタイヤ自体が知らせることができるので、温度変化に起因するタイヤの取り扱いについてユーザーに注意を効果的に促すことができる。
本発明は、上記実施形態では、それぞれタイヤ表面に1つの警告情報表示手段4を設けた例を示したが、必要に応じて複数設けるようにしてもよい。その際、図1〜4に示すように設けた警告情報表示手段4を適宜組み合わせるようにしてもよい。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す斜視図である。 本発明の空気入りタイヤの他の実施形態を示す斜視図である。 本発明の空気入りタイヤの更に他の実施形態を示す斜視図である。 本発明の空気入りタイヤの更に他の実施形態を示す斜視図である。 警告情報表示手段を設けたラベルをサイドウォール部のタイヤ表面に貼着する好ましい例を示す拡大図である。 警告情報表示手段を設けたラベルをサイドウォール部のタイヤ表面に貼着する好ましい他の例を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 トレッド部
1a トレッド面(タイヤ表面)
2 サイドウォール部
2a 外側表面(タイヤ表面)
4 警告情報表示手段
4a 警告情報
5 タイヤラベル
6 ラベル
7 突起
8 凹部

Claims (9)

  1. タイヤ表面に周辺温度の変化により警告情報を表示可能な警告情報表示手段を設けた空気入りタイヤ。
  2. 警告情報表示手段をタイヤ表面に直接設けた請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 警告情報表示手段をラベルに設け、該ラベルをタイヤ表面に貼着した請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. ラベルをサイドウォール部の外側表面に貼着し、該ラベルの周囲の外側表面にラベルを保護する突起を有する請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  5. サイドウォール部の外側表面にラベルを収容可能な凹部を有し、該凹部内にラベルを貼着した請求項3に記載の空気入りタイヤ。
  6. 警告情報表示手段を周辺温度が所定温度になると警告情報を発色するように構成した請求項1乃至5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 所定温度がタイヤ性能を発揮する推奨温度を外れた温度である請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  8. 所定温度が空気入りタイヤを構成するタイヤ構成部材のゴムコンパウンドの中で最も高い脆化温度より5℃〜15℃高い温度である請求項6に記載の空気入りタイヤ。
  9. 所定温度が60℃〜70℃である請求項6に記載の空気入りタイヤ。
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